決算説明資料 - 昭和リース

2015年3月期 決算説明資料(単体)
昭和リース株式会社
本資料は情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的とするものではありません。
ページ1
目次
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
会社概要
国内拠点
昭和リースの営業基盤と営業施策
リース業界の環境
損益の状況(単体)
営業利益の増減要因(単体:前期比)
リスクの状況(単体)
営業の状況(単体)
リース・割賦事業 契約実行高の内訳(単体)
営業資産残高のポートフォリオ(単体)
有利子負債、純資産の状況(単体)
ページ2
1.会社概要
2015年6月30日現在
商号
事業内容
本社所在地
設立
昭和リース株式会社
Showa Leasing Co.,Ltd.
リース・割賦事業、ファイナンス事業(診療・介護報酬債権ファクタリング事業等)、
その他事業(保険代理店業務等)
東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル
1969年 4月2日
代表者
代表取締役社長 土屋 明正
資本金
293億60百万円
従業員数
528名(2015年5月31日現在)
1969年4月 株式会社協和銀行(現株式会社りそな銀行)を中心に他12の事業会社と
個人を株主として資本金1億円で設立
沿革
2005年3月 株式会社新生銀行を引受先として第三者割当による新株式発行を実施し、
新生銀行グループの一員となる
2008年7月 きらやかリース株式会社(現連結子会社)を子会社化
2011年8月 本社を東京都文京区に移転
株式会社
主な株主
新生銀行
96.98%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
0.64%
株式会社
0.49%
りそな銀行
ページ3
2.国内拠点
札幌支店
・国内 15拠点
・国内関連会社 1社
きらやかリース㈱
仙台支店
本社
松本オフィス
兵庫オフィス
広島オフィス
京都オフィス
埼玉支店
営業部門
次世代ビジネス推進部門
営業サポート部門
本部
福岡支店
千葉オフィス
名古屋営業部
大阪営業第一部
大阪営業第二部
八王子支店
浜松オフィス
横浜支店
ページ4
3.昭和リースの営業基盤と営業施策
営業基盤
当社設立母体であるりそな銀行の取引先を基盤とする
中堅・中小企業を中心とした顧客層
同業他社との差別化推進
販売金融ビジネスの強化
 強みを持つ建設機械、工作機械分野や中
古動産売買ビジネスへの注力
 日本マイクロソフト社の公認リース会社
として、共同キャンペーン等を実施
営
 食品残渣を原料としたバイオガス事業や
太陽光事業等の環境分野の取組推進
業
 診療報酬債権のファクタリングに加え、
小口の介護報酬債権の取扱を開始
 女性社員のフロント(営業)業務シフト
によりサプライヤー訪問を強化、小口提
携ビジネスを推進
施
策
フィービジネス推進体制強化
 顧客ニーズに合わせた日本型オペレー
ティングリース(レバ)や、生命保険の
提案営業を強化
 リース事業で培った動産鑑定能力を ABL
保証・動産引取予約等のスキームで提供、
地域金融機関との提携を拡大
ページ5
営業スタイルの刷新
 商品開発の機能に特化した「次世代ビジ
ネス推進部門」を新設
 海外展開の推進のため「グローバルビジ
ネス部門」を新設(2015年4月より)
 機動的な営業を実現するモバイル機器等
のITインフラ整備
4.リース業界の環境
○ リース取扱高は前期比 7.9%の減少。
・ 当期のリース取扱高は業界全体で 4.8兆円にとどまり、前期を大きく
下回った。
出典:公益社団法人リース事業協会統計
(単位:兆円)
【リース取扱高の推移 (業界全体)】
7.2
通期
8.3%
3.6
上期
上期
08/3期
リース取扱高(上期)
民間設備投資額に占めるリース利用割合
6.1
4.9
7.7%
4.6
4.6
7.3%
6.6%
6.5%
4.9
6.9%
5.2
7.1%
6.4%
3.1
2.5
09/3期
10/3期
2.2
2.1
11/3期
12/3期
ページ6
4.8
2.4
2.4
13/3期
14/3期
2.2
15/3期
5.損益の状況(単体)
○ 売上高は、リース売上高とその他売上高※が増加し増収。
○ 営業利益は、信用コスト※の戻入れ減少とその他売上原価※の増加により減益。
○ 信用コストは、引き続き事故率が低位で推移し戻し入れが発生。
(単位:億円)
売
上
14/3期
15/3期
①
②
増減 ②-①
増減率
高
970
1,012
42
4.4%
営
業
利
益
85
64
21
24.6%
経
常
利
益
92
64
28
30.6%
24.3%
当
期
純
利
益
89
67
22
信
用
コ
ス
ト
27
11
16
法 人 税 ・住民 税 等
17
23
6
※その他売上高
:リース物件処分売上高等
※その他売上原価 :リース物件処分売上原価等
※信用コスト
:貸倒損失、貸倒引当金、不良資産処分損等(戻し入れは△で表示)
ページ7
6.営業利益の増減要因(単体:前期比)
○ 金利収益の減少は、資金原価の低減により吸収。
○ その他収益は、前期に大口の物件処分収益を計上したため減少。
○ 受取手数料は、生命保険販売が前期を上回るが全体では横這い。
(単位:億円)
営業利益
(14/3期)
85
△21
3.7
金利収益
減少
7.0
15.8
0.0
その他収益 信用コスト
戻入 減少
減少※
1.2
受取手数料 販売管理費
減少
横這い
4.5
資金原価
減少
※その他収益の内訳: 再リース収益 1.6 減少、物件処分収益 5.4 減少
ページ8
営業利益
(15/3期)
64
7. リスクの状況(単体)
○ 資産の自己査定は「金融検査マニュアル」に準じた基準で実施。
○ 徹底した信用調査に基づく与信管理により、事故率は低水準で安定推移。
○ 信用コストは事故率の低位安定により戻し入れが継続している。
【事故率・信用コストの推移】
(単位:億円)
0.42%
0.60%
0.27%
0.18%
17
5
上期
11/3期
13/3期
14/3期
1
12/3期
事故率
※事故率=貸倒(事故)損失額÷営業資産残高(平残)
ページ9
15/3期
11
27
信用コスト
0.20%
8. 営業の状況(単体)
契約実行高の推移
(単位:億円)
リース・割賦
16.8%
13.7%
2,360
2,075
960
704
ファイナンス
13.4%
2,677
7.1%
1,400
1,536
11/3期
12/3期
13/3期
6.6%
1.0%
2,542
・リース・割賦は利回り重視の
案件選別を行ったことに加え、
消費増税前の駆け込み需要の
反動により前期比減少。
1,020
1,877
14/3期
1,523
15/3期
(単位:億円)
ファイナンス
4.1%
3,716
3,870
497
610
643
3,181
3,106
3,227
11/3末
12/3末
13/3末
3,678
○ 契約実行高は前期比減少。
990
営業資産残高の推移
リース・割賦
11.3%
2,866
1,141
1,371
前期比
・ファイナンスは航空機、船舶の
大型案件実行により、前期比
30億円の増加。
前期末比
10.2%
○ 営業資産残高は前期末比
横這い。
0.2%
4,263
4,273
592
581
3,671
3,691
14/3末
15/3末
・リース・割賦は前期末(14/3末)
比 20億円の増加。
ページ10
9. リース・割賦事業 契約実行高の内訳(単体)
○ 電算事務機は前期の駆け込み需要の反動等を受け減少。
○ 産業機械・工作機械は減少幅小さく、工作機械単独では増加。
○ 土木建設機械・輸送機器は排ガス規制特需の反動による大口案件の落ち込み
により減少。
13/3期
14/3期
15/3期
(単位:億円)
617
478
389
451
498
394
431
上期
178
電算事務機
517
558
224
199
産業機械・工作機械
土木建設機械・輸送機器
ページ11
医療機器・商業機器・その他
10. 営業資産残高のポートフォリオ(単体)
○ 小口分散されバランスのとれたポートフォリオを構築。
○ 顧客の企業規模別にみると、資本金 1億円以下の中小企業が全体の 6割を占める。
○ 商品分類別にみると、担保価値の高い物件(土木建設機械等)が全体の 4割を占める。
15/3末の営業資産残高 4,273億円に占める割合
官公庁・その他
5.5%
貸付金等
13.6%
資本金1億円超
34.8%
電算事務器
23.7%
医療・商業・
その他
商品分類別
企業規模別
22.3%
資本金1億円以下
土木建設機械・
輸送機器
59.7%
26.9%
59.7%
2,553億円
ページ12
産業機械・
工作機械
13.5%
40.4%
1,726億円
11. 有利子負債、純資産の状況(単体)
○ 有利子負債は調達期間の長期化を進めつつ、資金効率を改善し前期末比 49億円減少。
金利上昇リスクに備え、調達金利の固定化を推進。
○ 純資産は利益を着実に積み上げ、自己資本比率は 19.2%まで上昇。
有利子負債の推移
総資産・純資産の推移
(単位:億円)
(単位:億円)
74.2%
56.1%
3,431
863
193
51.8%
19.2%
固定化比率
55.8%
48.6%
16.7%
17.4%
15.7%
3,320
3,340
3,410
3,361
842
802
789
610
債権流動化
190
(社債含む)
483
CP
367
348
863
944
827
264
自己資本比率
14.2%
4,615
5,022
4,716
4,562
4,902
総資産
838
純資産
短期借入
2,079
1,549
11/3末
1,248
1,246
12/3末
13/3末
1,519
14/3末
長期借入
656
11/3末
15/3末
ページ13
714
12/3末
786
13/3末
874
14/3末
943
15/3末