国際収支調整論争と資本移動性

-71
くノート〉
国際収支調整論争と資本移動性
部当問題」の背景*
藤恭
i
まとめに
場合は金議政策は(閤定相場喬u
下の〕
るj とし寸命題のうち,資本移
義近のわが盟の賠際収支の黒字額向の主主大に
る部分はほぼ批判l
e
v
a
n
tであるこ
って,題欝収支調整政策のあり方に多大の関
とを主張するところにある。 J
ニ昔話のマンデノレの
1
9
7
7
年1
1月か
ら7
8
年 2f1にかけて,日本経済新関紙上で f
fな
われた小窓・須田 [
4J
,兼光(2
],安場 [
1
5
J,
大
J
l
l[
1
1
J,小宮・兼うを・安場・大山 (5Jの応酬
命題は,財政政策に関するきわめて特殊な仮定
られている。なかでも,
に依存しているのであり,この仮定を思Jの仮定
き換えれば,資本移動性とは無関係に γ ン
デノしの命題は維持し得るのである。
よって金融政策の有効性
は大きな反響を呼んだ。
この論争でひとつの論点となったのは,
よって資本収支に影響女与え 2 国際収支
が影響されるか,という論点は,先に述べた小
らの論争でも大きな争点のひとつになっ
うことが可能かどうか, とL、う点で
この論争は,理論的には,マンデノレが [9Jで示
あった。この点に関して, (変動相場制下では〉
した変動報場舗のモデルの解釈をめぐる争いで
そのようなことは不可能とする小宮と,可能と
安;場,大山めとが対立した。
以上の論争の背景となっているのは,ロパ
ト
・
γ
ンデルが 1
9
6
0
年代に発表した著名な論文
[7Jおよび (9 である。前者は,問主主相場制下
では金罷政策が悶際収支讃整に適し?と政策手段
あったと解 L得るので,一見本稿の対象である
ご7J(菌波制について論じている〉とは無関係
と患われるかもしれない。しかし,この論争を
巳て安場,大Jllらが強調しずこ点,つまり,金
融政策は羽子率〈あるいは,資産携成の調膝〉
じて資本移動に影響する,という
であること,後者は,変動拒場制下では金融政
と(9 の発想は全く同じであ
するかぎり, [7J
策が有効需要調整手段としてき
る。本稿の主要な意障は,この論点によって金
ること,を主張したものであり,その論髄はい
融政策の有効性を主張することは,もともとの
ずれも,隈際きさな資本移動性に求められる。
l
レが資本移動性とは〈あま
マンデル (7Jのそうr
マンデんのこれらの論文の影響力はきわめて
大きく,金融政策の有効性が資本移動性の存否
に よ っ て 大 き く 右 さ れ る と L、う命織は,ほと
んど「常識」化してしまったと言って
り〉関係ない以上,必ずしも適当で、はないこと
ところにあるわ。
以上のことからわかるように,本稿の意鴎は
r
",ンデノレ批判Jにあるのではない。マンデノレ
(7Jの意図は政策額当問題という一般的な「考
はない。
差 L当たりは,マンデノレ [7J
の批判的な検討を通じて,
r
資本移動性の高い
え方 j の提示にあったのであり,
I当の f
追うりガJを論じようと
の政策害J
本本主主の作成?とあたり,主主誌 νフェリ←から受けたコメントに感謝する。あり得べき誤りについての霊堂径はと当然筆者が負う
ものである。
-72-
ド
ヌ 経済 研 究
日
は必ず Lもないのである叱本稿の目的とする
No.7
るように政策手段の備を決めなくてはな
のは単に,マンデル [7Jの議議は必ずしも
5
)
式が成立する (dXは再びゼ
らない。従って (
的なモデルに基づいているとはいえないこと,
P
って,安蓬に資本移動能を持ち出して金書室設
とする〉。
。口ーな -m}
E
t
dT
やひ… m)E2dr+dG
策の有効性を主張すること辻必ずしも適切とは
いえないことを簡潔に示すところにある。
"
‘
・
・
・
ー
・(
5
j
xx線と呼ぼう
この式で表わされる
〈これも,マンデルにならう〉。
(引を一見して明らかなように , d(G-T) の
dT 自体に依存する。つまり, (周知のよ
マンデ)(..の割当問題
うにL 財政赤字に藍接鵠びっく乗数は存在し
マンデノレ (7Jに従っ
しばらく
デノりま次の 2式によ
すれば,
こJ
こができる o
て
主
ないので、ある。
そこで試みに, (
4
)と{討において dG=O と悲
してみよう。当初において均衡予算が成立し
n
u
﹁げ
<
内
UτE
a(Y-T)
E
E
E =一一一BE
一一一一 >0
,
G+X …… (
1
)
一
一
Y=(l-m)E(Y-T
,
ていたとすれば,これは dTが財政収支パラン
スな示すということに等しし、この場合に,住)
5
)とを用いて FF線と
と(
r
) …..………但)
BOC=X-mE(Y-T,
ここに ,Y は塑民所得き Eは関民支出 , Tは
Gは政府支出 ,Xは験出, BOCは経常
〈以上すべて実驚譲〉である。 ずは郡子率,
mは限界議入性向〈支出額に対する〉を表わす。
,r
, Tを外生変数〔うち G
,
モデルは X,G
Tは政策変数〉として Y と BOCを決定
xx線との傾きを比較
と い ず れ も 五/
E
2 となり,
全く等しくな
FFとXXとが援なり合う特殊ケ
る。詑って,
YF の実現と擁護菜収支均衡とい
…スそ鉄けば
う 2つの詩標の同時達成は不可能である。
しかし,マンデノレによれば,鴎際的な資本移
動性役仮定すれば,利子率の変化は資本移動を
引き胞とすので,資本収支を激じて盟醗収支が
可能性が出てくるむ
「資本輸出は利子
しでも反認するから ,F
Fの綴きは
x
xの
きよりも〈軒子率の轄に対しゅの懇である九三
ι
て,金融政策〈矛日子率を欝かす〕言ご寝際収
土
佐=dG
出
り当てる方が有効で‘ある,というの
z
5
1
0
・…・… (
4
)
BOC=O
~2
財政政策に関する仮定
。(引をみたすような rt
.T-Gとの短み
〈これを,マンうわレにならって
と呼ぶ〕の上では,
?こされており(ただし,
主Yとは,必ずしも
ら明らかなように,マンデノレ (7Jにお
v
i
丸
いて「対数設支ノミランス J (マンデ /
これ
としている〉とされたものは,突は
G (政府支出〉を一定としたときの T (粗税〉
かつ,経常収支は当初の状態と
の変化舗にほかならないと解釈することが可能
(BOC)
である o そして,
次に,
定〉
としよう。
目標とする富民所得水準 Y
F(ー
ずるかぎり〉資本移動性がないとき
とし,これを保つぺく政策ずるもの
b が実現していたとすれば,
して dY=O とおいたものが
(財政政策をこのように伎定
り当てる
るc
財政致策?こ爵ずる
1
9
7
8
.
6
5
霊祭収支調整論争と霊安ヌド毒多重毒性
必ず Lも必然的なものではない。上前では dG
=0,dT>Oと仮定されたのであるが, 財政収
ラ γ スを致策変数としているマンデノレの立
73
持するためには,利子率が器下して,政府支出
の減少の国民所得削減効果を相殺ぜねぽならな
い。そのような点が Fで示されたものとする。
らは ,dG<O
,dT
ロ O と宙定することを妨
Fでは図民所得水準は依然と Lて
YF
げる理由は何もなし、。このように仮交をしても財
るc しかし,利子率は Eよりも Fの方が低いた
政収支ノミランスは全く需額だけ変化するのであ
め,民建支出水準は E よりも Fの方が高い。詫
る。ところが,以下で示すように,財政収支バ
って輸入水準も E より Fの方が高い。 Eで経常
ランスに欝ずる仮定をこのように変えると,
収支がバランスしていたとすれば, Fでは赤字
γ
ンデノレの結論は資本移動性がなくても
なのである o
Eのすぐ Z
とにある Dではどう
のである o
dG<O,dT
問。としてみよう。 (
3
)および (
5
)に
'
F
'と
より,このときの FFとXX(これを, F
X
'
X
'とで表わす〕は次式で与えられる。
・
・
・
・(
6
)
X
'
X
'
:々
,山…ー←ユ一一 >0・**~ • .
…
(
7
)
(1-m)E2
一見して明らかなように
F
'
F
'と X'X'との
傾きはいずれも正であり,隈界支出性向
が 1より小ならば,
い。これは,
X
'
X
'の{傾きの方が必ず大き
Dでは利子率は Eにおけるそれと
り,政府支出水準は dGだけ小ざい。従って,
国民所得水準法 YF 以下であり,事会入も Eでの
それより低水準になる o 従って , D点で、は経常
Fでは赤字なの
F
'
v
土DEと D
l
干の鵠
るから,経常収支均衡線 F'
噴きはX
'
X
'よ
のどこかに位喜愛するはずでありき i
りも緩やかである。
ここで注殺すべきは,以上の議議のどこにも
G
、ては紘れられていないこと
させるがー輸入の芳江富民所得の変北に誘発さ
れる?とすずないからである
Gの変化の霞民所
る効果は直接的だが 3 鞍入に与える
る。龍一 1で斜線を擁した領域で,
手段の室i
当〈財政政策を富民所得水準の調整
に,金融政策を盤諜収支の譲整に〉が必要なこ
のである。
ζ
とは,関
らかであろうが,今のケースでは
1によってき次のように
ことができる。当初 Eにおいて均衡が
成立していたものとし,政府支出が dGだけ部
滅されたものとしよう。昆標馬民所得 YF
このことは資本移動性がなくても成立する
主主移動性があれば,
F
'
F
'は水平となる
o
r
t
i
o
r
iに
るから,この命題は af
γ
ンデ/りま,資本移動性がなければ XXとFF
との傾きが一致すると述べたが, とこの結論が財
図-1
政政策に関する特殊な長定に依存していたこと
は弱らかである。
X
'X
'
金均衡財政と喜日当爵翠
F
'F
'
政築当局が財政収支バラン
いると仮定されており,
ランスがどうブァイナンスされるかには
ることがなかった。しかし,財政収支バラ
ンスが政策手段として用い得ると佼安住するのは
o むしろ 均衡
そもそもあまり適切ではな Lm
時 治 もJ
綜ゆした方が理論的には首建一葉してい
3
G
7
4
NO.7
日 2主 経 雲 寺 研 党
図 …2
と解し得ることさど示した。マンデノレの仮斑と伐
r
替的な仮定の下では,資本移動性は?ンデノレの
x
x
とって必要で、はなく,玄武ニ,
R
主政の仮悲の下でも j
湾様である。
以上で示したように"7ンデノレ (7Jが述べた
FF
定相場制下で資本移動が存在すれば,金融
「
疲i
政策は財政政策よりも箆察収支調整に適してい
るJ という趣旨の命題は,きわめてミスジーデ
ィングな命題である o 資本移動性の有無は,こ
とはほぼ無関係なのである(ほぼ,とい
うの t
土
, マンテソレが扱っていたと思われる事例
G
る。この場合でも,適切な政策割当の必要が生
じることが示せるが,ぞれはやはり資本移動性
鶏衡財政のそデノ刊に (
1
),訟の TをGで置き
換えれば得られる。このそデノレで
xxとFFの
ぎを計算すれば図… 2のようになり, FFは
これは次のように誘拐される。
Q
仮に政府支出の増加が陀療の租税の増加によ
って賠われたとしよう。もし別子率が不変であ
本橋で検討したマンデノレ (7J
いない。しかし,変動制下の金融政策について
じた?ンデノレ (9Jのモデ、んは,資本収支の決
まり方について,本稿で検討しまこそデルと関ー
の仮定さと汚いている。すなまっち,金議政策によ
って利子率が変f
七させられ(あるいは,
成が変化さぜられ〉たときに提間部門は,援し
り,資本輸出入を通じて資議議高さと譲整す
れば,馬知の均衡予算乗数定還により,
Yは dG( dT) だけ増加する。しかし,可
口
処分所得 Y-Gは不変である
ているからで追うる〉。
のことを扱った論文であり,変動制を援つては
できる o
水平になる
し
では,
(dY=d
的。提っ
て,利子喜容が一定ならば,輸入〈それは可処分
と〔引に共通した資本叡
る
, というのが, [7J
まり方に関するを芝主主である c そ
で
, (
9 は (7Jの延長上にあると考えられる。
本格の冒頭で述べた,
と利子率に依存する〉は変化しないの
r
資本移動があ
る
。 (
3
)
式で、 dG
ロロ d
Tとすれば, FF線の j二でず
金融政策の有効性」についての f
常識Jは,お
が変化する余地は全くないのである。従って F
そらくはゑ稿で検討した [7Jによってまず
pは水平になる。
の場合について〉成立し,次いで [9Jによ
定詰u
より
xxのi
傾き
ること
が判明する O 本節の場合もまた, 斜線を施した
領域〈翻
るこ
2参照、〕
って(変動制の場合についても〉定藩したもの
と思オつれる。
本橋の初めに数れた小宮・安場らの論争は,
基本的には (9Jの妥当性をめぐる議論だったの
とは明らかであろう。
であり,本躍で検討した [7Jとは関係ないよう
結
にも見えるが,以上の事情を考え併せれば,両
軍五
向日
者間には密接な爵係があったことが理解されよ
う。本穫では, [7J
を検討することにより,先
本稿ではマンデノレ [7Jのそデノレ(と
の?常識J(
l
)基礎が必ずしも堅盤なものではな
解するもの〉をできるかぎり?ンデルの意に沿
いことを明らかにしようとしたのである。マン
って定式生したうえで,関盟希!I下での政策割当
デノベ 7
Jの「批判 Jが,筆者の直接の意閣では
についてのマンデノレの有名な命題が,財政政策
なかったことはいうまでもない。
についてのきわめて特殊な仮定に依存している
(13*
経済研究センター研究員〉
1
9
7
8
.
6
国際収支務遂論争と資本移動性
〈注釈〉
7
5-
ないことになることがある。また s いずれにせ
よ,財政赤字〈黒字〉に直接結びっく乗数は存
1) 紫光がとの点についてどう考えているかは必ず
獲しないのである。
しも務らかでない。
2) なお,上記の論争と,より蕊接的な関係をもっ
く参考文献〉
9Jに つ い て は , 武 藤 の 第 6節 , 第 7節京二
(1] 筆記予定盛人,土屋六郎編ぎ霞擦金融教室」お霊長
3) その意味からすればs 政策審j滋問題の…絞的な
考え方言ど示したマンデル (8 があまち引用さ
れず, ;
ま
さ Pシー・ミ
y
グスといえば必ずといっ
てよいほど (7 が引用されるのは,やや驚くべ
きことではなかろうか。とのような結果,わが
ほとんどの場
関
[2] 紫光秀郎「硬直的な致策割当て論J日本経済
9
7
7
年1
1月1
5日付葬祭利
新聞 1
3J 小11;隆太郎ー夫重苦境弘
窓 1
9
7
2
年
[4J 小宮隆太郎・須田美也子}国際収支黒字と円
レート問題J 日本経済新聖書
合ヲ資本移動との関係で割当問題を論じてい
p
p
.24-26),新
る o 例えば熊谷・大石編(6J(
聞・新飯沼・緩紫(l3
J(pp.509-511),安東・
1
9
7
2
年
1
9
7
7
年1
0)
'
13
1S
-11月 l日付朝刊
5J 小官隆太郎・大山道広・ 3
走場保吉・紫光秀郎
土 農 綴 C1J(
p
.
3
7
), 小1
言・天野 (3 (
p
p
.
3
9
4
「ツ声ート下の経済主義営と国際協力 j 宮本経
ぬ7
),館ー浜田 (
1
4
](pP.217~232) 等をど参
1
9
7
8
年 2月l
空母付事lHlJ
と国際収支調整に関する割当問題とは関係がな
[6J 熊谷尚三宅・大石泰2
翼線「近代経済学J(
2
)有
斐題 1
9
7
0
年
1
2
J(
p
p
.1
6
4
いこと宏明記しているのは,去さ築 [
[7J Mun
倣 1,
R.,“The A
p
p
r
o
p
r
i
a
t
e Us
e o
f
照〈筆者ぷ史文こかぎりでは,資本移動の可能性
~170) のみであった〉。マンデルの論文を下敷
MonetaryandF
i
s
c
a
lP
o
l
i
c
yund
母rF
ixed
きにした政策割当問題の解説に初めて援したと
Ex
むh
ang
邑 R
a
t
e
s
,
" i
nR.Mundell,I
n
t
e
れ
訟 筆 者 の 然 1の反応は「包本めように資本移
n
a
t
i
o
n
a
l E同 封 o
m
i
c
s
, U
n
i
v
. o
fC
h
i
c
a
g
o
動の制限が厳しく,かつ均衡財政主義がとられ
Pr
邑SS
,1
9
6
8,c
h
.1
6
.
駒ごいる閣では,ポジシー・ミッグスなど不可能
[8] Munde
,
1
lR
.
,
“ TheN
ばur
記 o
fP
o
l
i
c
yC
h
o
i
c
e
-
ではないか Jということであったが,似たよう
s
,i
nR.Mundell,I
n
t
e
円1
a
t
i
o
n
a
lE
c
o
n
o
m
i
c
s,
o
p
.c
i
,
.
t ch‘ 1
4
な感線電ど持った人は少なくないのではなかろう
9:
走、
4) なお, マンデんは (7)寸
:
'
"
, F Fと
き
滋なおお1
,R
.
,
“C
a
p
i
t
a
lM
o
b
i
l
i
t
y and S
t
畠縛
bi
1
i
z
a
t
i
o
nP
o
l
i
c
yunderF
i
x
e
d器 ndF
l
e
x
i
b
l
e
i
n R.Mundell
,I
n
t
e
r
-
と矛盾しない所得水準』において,国務i
反交が
Exchange R註除草
均衡するような利子率と安致余剰の組み合わ
n
a
t
i
o
n
a
lEc
o
n
o
附 i
c
s
,o
p
.c
i
t
.,c
h
.1
8
,予.
23
めが,
せ」の線と呼んでいる([7J
i
完
く
1
0
J 武藤恭彦“窓際収支調整の貨幣理論, -J.A
全産潟と矛盾しない所得水準 Jが FFの上のす
Fr
母n
k
e
l&H
.G
.Johnson縞
, Th
記 Mon
か
べての点で実現されている必要はないくもし P
t
誌ry A
pproach t
oBalanc
邑 o
f Payments
Fがマンデルの言告ようなものだとすれば, F
(
G
.Al
1e
n昌也dUnwin,1
9
7
6
)
Fの上では常に対外・対内の両均衡が実現して
いるのであるから, ;i毛主シー・ミックスなど無
用である /)0 F Fの上では,
財市場均衡さえ
として"悶民経済 f
o
r
t
h
c
o
m
i
n
g
.
C
l
1J 大山道広 f
欠かせない霞際協議j 司本経済新
語
1
9
7
8
年 1)
'
1
17S付車肝J
[
1
2
J 志築後規「国際経済学 n 白木評論社 1
9
7
3
年
実現していればよい。
5) マンデル [7], p
.
2
3
60 カ ッ コ 内 は 引 用 者 団 i
郊のベージは Mun
お 1, I
n
t
e
r
搾a
t
i
o
持a
l Eco
持o
mic
S
' による〉。
四
6) 例えば,財政収支ノごランスが滋僚の発行により
童書われると仮定すると,
固定化安要求するために,利子率政策は行なえ
[
1
3
J 新聞欝ー・新飯田宏・
ヰ道斐閣
1
9
7
2
年
[
1
4
J 緩龍一郎・浜田宏一 T
金融』岩波書!士
服7
2
年
安境保育「忘れられた f
大口の責務J
J 日本経
1
9
7
7
年1
2月 6S付議刊