第61回女性大会に参加して

平 成 28 年 2月 7 日 発 行 第 24 号
★★★★★★★★★★★★★★★
デュオとはイタリア語 で
「二 重 唱 」「二 重 奏 」を意 味 します。
発行:美唄市男女共同参画推進協議会事務局
第61回女性大会に参加して
昨年10月27日、総合福祉センター
うです。
( ぽ ぷ ら )に お い て 開 催 さ れ ま し た 美 唄 市
出 動 事 例 で は 、交 通 事 故 や け が 、仕 事 中
婦人団体連絡協議会と美唄市男女共同参
の 事 故 な ど が あ り 、そ の 中 で も 急 病 が 多 く
画 推 進 協 議 会 の 共 催 で 行 わ れ た「 女 性 大 会
を 占 め て い て 、状 態 に よ り 市 立 美 唄 病 院 や
( 講 演 会 )」で 、救 急 救 命 と AED 講 習 も 行
砂 川 市 立 、高 次 医 療 の 病 院 へ と 運 ぶ そ う で
う と い う の で 参 加 し ま し た 。美 唄 市 消 防 署
す 。病 院 に 搬 送 す る と 、最 初 は エ ピ ネ フ リ
救 急 課・救 急 グ ル ー プ よ り 講 師 と し て 救 命
ンという心臓を強くする薬を使用したり
士 の 資 格 を 持 つ 佐 藤 和 敏 消 防 司 令 補 、高 木
酸 素 吸 入 を 行 っ た り し て 、心 臓 を 動 か し 脳
真 也 消 防 士 長 の 2 名 を お 迎 え し 、AED( 自
に 酸 素 を 送 る そ う で す 。そ し て 、そ の 脳 に
動 体 外 式 除 細 動 器 )の 使 用 、胸 骨 圧 迫 、人
酸 素 を 送 る と い う こ と が 、救 命 を す る 上 で
工呼吸による救急救命についての講話を
とても大切なことであること教えていた
いただきました。
だきました。
脳 に は 酸 素 が 必 要 で 、心 臓 が 止 ま る と 酸
素 が 行 き 渡 ら ず 欠 乏 し て し ま い 、数 分 後 に
心 臓 を 動 か し 酸 素 を 送 り 始 め て も 、意 識 が
戻らないなどの社会復帰ができなくなる
可 能 性 の あ る 、と て も 弱 い 臓 器 な の だ そ う
で す 。誰 か が 倒 れ て 心 臓 が と ま り 、1 1 9
まずは、消防の救急救命の現場につい
番してから消防の救急隊員が到着して心
て 、美 唄 市 に は 、心 臓 の 薬 を 扱 っ た り 点 滴
臓を動かしても間に合わないことがある
したりなど救急の技術や専門性の高い救
そ う で す 。そ の た め 救 急 隊 員 が 到 着 す る ま
急 救 命 士 が 12 名 い る そ う で す 。救 急 の 出
で 、私 た ち が AED を 使 用 し た り 、胸 骨 を
動 件 数 は 多 い 時 で 年 間 約 1,200 件 。 交 通
圧迫して脳に血液を送ってあげる事がで
事故などでかなり重症なけが人がいる救
き れ ば 、倒 れ た 方 が 社 会 復 帰 で き る 状 態 に
急 の 際 に は 、札 幌 か ら ド ク タ ー ヘ リ が 出 動
回復する見込みがあるそうです。
し 、 美 唄 ま で 5 分 か ら 10 分 程 度 で 到 着 。
そ の 後 、救 急 車 と 合 流 し 3 次 医 療 の フ ラ イ
トドクターが診断し搬送先を判断するそ
う
(裏 面 へ 続 く )
さ て 、AED 除 細 動 器 は 市 内 に 50 カ 所 ほ
ど に 設 置 さ れ て い る そ う で す 。皆 様 設 置 場
所をご存じでしょうか?日頃から確認し
て お き た い と 思 い ま す 。そ し て 、誰 か の 救
命 に か か わ る よ う な 現 場 に 出 合 っ た ら 、ま
ず 大 声 で 応 援 し て く れ る 人 を 呼 ぶ 、数 人 見
えたらその方たちと連携して、一人には
119 番 救 急 車 を 呼 ん で も ら う 。こ こ で ポ イ
ン ト は 、 必 ず 電 話 番 号 の 119 番 を 忘 れ ず
さ ら に 、も う 一 人 に は AED を 必 要 な ら
に言えるように日頃から覚えておくこと
持 っ て 来 て も ら い 、救 急 車 が 到 着 す る ま で
が 大 事 で 、意 外 と 簡 単 な よ う で と っ さ の 時
に倒れた方の応急手当てをすることなど
には思い出せないことがあるようです。
の 、心 肺 が 停 止 し た 時 の 対 処 と AED の 使
い 方 を 教 わ り ま し た 。こ の 後 実 際 に 、A E
Dと心肺の動きが人間と同じダミー人形
を 使 っ た 救 命 の 体 験 の 指 導 が あ り 、皆 様 は
必死になって胸骨圧迫を行うなど学んだ
事を人形に対して実践しました。ここで
は 、一 応 分 か っ た つ も り で す が 、実 際 に そ
の場に遭遇したら落ち着いて出来るのか
不 安 も あ り ま す 。そ れ で も 、尊 い 人 命 救 助
の 為 に 、勇 気 を 出 し て 少 し で も 役 に 立 つ よ
うにと思いました。
(近 藤 肇 子 )
女性活躍推進法が成立しました
平 成 27 年 8 月 に 「 女 性 の 職 業 生 活 に お
性をさらに高め、働くことを希望する女性
ける活躍の推進に関する法律(以下女性活
が、職業生活においてその個性と能力を十
躍 推 進 法 )」 が 成 立 し ま し た 。
分に発揮して活躍できるよう、国や地方公
これまで、国や地方公共団体では、男女
共団体が必要な施策を策定実施することの
共同参画基本法に基づき男女共同参画基本
ほ か 、女 性 の 活 躍 の 場 を 提 供 す る 事 業 主 が 、
計画を策定し、女性の継続就業や再就職支
女性の活躍に関して、現在の就業状況を把
援 な ど の 取 り 組 み に 努 め て き ま し た 。ま た 、 握 し 課 題 を 分 析 し た 結 果 か ら 推 進 に 向 け た
各事業主における取り組みについては、自
行動の計画を策定し、その情報を公開する
主的な取り組みとされてきました。
ことが義務付けられました。
この法律では、これらの取り組みの実効
(次ページへ 続 く )
この法律により、現在働いていないが
就業を希望する女性、責任ある立場で働
男女共同参画社会・・・
私たち一人ひとりが持っている「男ら
きたいけども家庭生活との両立が困難で
し さ 」「 女 ら し さ 」に つ い て の イ メ ー ジ や
あるがゆえに昇進をあきらめている女
考え方にとらわれず、一人ひとりが平等
性、正社員として働くことにチャレンジ
に扱われるべきであるという考え方か
したい女性など、働く場面で活躍したい
ら、社会の対等な構成員として、自らの
という希望を持つすべての女性がその個
意志によってあらゆる分野での活動に参
性と能力を十分に発揮できる社会を実現
画する機会が確保され、均等に利益を受
するための、極めて大事なエンジンとし
け共に責任を担える社会です。
て機能することが期待されています。
ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活
の 調 和 )・ ・ ・「 ワ ー ク ( 仕 事 )」 と「 ラ イ
フ( 仕 事 以 外 の 生 活 )」の 時 間 を 個 人 の 生
活の中で、各自が希望する「バランス」
をとれるようにしましょうという考え方
また、女性が活躍できる場を充実させ
です。仕事だけに追われる生活では、仕
ることは、男女が共に仕事と生活を両立
事で今以上の成果を挙げるために知識を
で き( ワ ー ク・ラ イ フ・ バ ラ ン ス )、す べ
深めたり人脈を広げることもできませ
ての人にとって暮らしやすい社会の実現
ん。業務の効率を上げるためにも仕事と
とその持続につながるものと考えられて
生活時間のバランスをとれる環境づくり
います。
は大切なことです。
DV・デートDVに悩 む方 のための相 談 窓 口
や外
道で
デュオの会市屋
活は
動、 配 偶 者 や 交 際 相 手 か ら の 暴 力 等 に 悩 む 方 か ら の 相 談 を お 受
けしています。配偶者の方については「配偶者からの暴力の防止および被
害者の保護に関する法律」により、専門の相談や必要に応じて一時保護、
配偶者の接近禁止などの申立制度などが定められています。配偶者暴力や
デートDVでお悩みの方は、下記までご相談ください。
● 美 唄 市 役 所 企 画 課 広 報 情 報 グ ル ー プ ☎ 0 1 2 6 -6 3 -0 1 1 3( 平 日 8 時 45 分 ~ 17 時 1 5 分 )
● 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 セ ン タ ー (空 知 総 合 振 興 局 内 )☎ 0 1 2 6 -2 5 - 5 6 4 8 (平 日 9 時 ~ 17 時 )
デュオの会 屋外 活動
デュオの会では、同会の存在や活動
内容を知っていただくため、8月の歌
舞裸まつりと2月の雪んこまつりにお
いて、来場者の方に会報配布などを行
い、PR活動をしています。
今後もより多くの方に「男女共同参
画」について知っていただくために、
8月 の歌 舞 裸 まつりでの啓 発 活 動 風 景
さ ま ざ ま な 活 動 を 行 っ て い き ま す の で 、 会 報 「 D uo」 を ぜ ひ ご 一 読 く だ さ い 。
Duoの唄
Duoの
このコーナーでは、主に会員から寄せられた、
男女共同参画に関するさまざまな思いを綴った
唄を掲載しています。特に決まった形式ではな
く 、身 近 な 生 活 の 中 で 感 じ た こ と や 疑 問 に 思 っ て
い る こ と な ど を 、川 柳 の よ う な 短 い 言 葉 で 表 現 し
たものです。
会 員 以 外 の 方 か ら の 唄 も 大 歓 迎 で す の で 、自 身
で作った句を、ぜひ会報に載せてみませんか?
興味のある方はぜひ事務局まで。
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編集後記
放 送 中 の NHK 連 続 テ レ ビ 小 説「 あ さ が 来 た 」は 、 最 近 の 私 の 毎
日 の 楽 し み 。 激 動 の 幕 末 か ら 大 正 時 代 を 、「 び っ く り ポ ン 」 な ど と 明 る く テ ン ポ の
良 い セ リ フ で 楽 し ま せ て く れ る ド ラ マ で す 。こ の ド ラ マ の ヒ ロ イ ン は 、ま だ 女 性 が
学 ぶ 事 や 事 業 な ど に か か わ る こ と が 普 通 で は な か っ た 時 代 に 、父 親 に 叱 ら れ て も 止
む こ と が な か っ た 好 奇 心 と 沢 山 の 人 と の 出 会 い か ら 、実 業 家 で あ り 教 育 者 に も 成 長
す る ス ー パ ー レ デ ィ ー 。参 政 権 の な い 時 代 に 、こ こ ま で 成 長 し た 彼 女 の ま わ り に は 、
男 女 問 わ ず 夫 を は じ め と す る 家 族 や 師 、友 の 理 解 と 協 力 が あ っ た か ら と 、今 に 必 要
な こ と を 教 え て く れ る 素 敵 な ド ラ マ で す 。( E 子 )
「 美 唄 市 男 女 共 同 参 画 推 進 協 議 会 ( 通 称 D uo の 会 ) 」会 員 募 集 中 !
新 規 会 員 を 募 集 し て い ま す 。男 女 共 同 参 画 社 会 づ く り に 向 け て 学 習 し 、家 庭 や 職 場 ・ 地 域 で 身
近に取り組める実践を目的としています。興味のある方は、ぜひご連絡ください。
◆入会申込・問合せなど◆
事務局(美唄市役所企画課広報情報グループ内)TEL
0126―63―0113へ