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議事日程第3号

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議
事
日
程
第
3
号
平成27年9月7日(月)午前9時開議
日程第1 一般質問
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本日の会議に付した事件
議事日程第3号と同じ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
出欠議員氏名
出席議員(24名)
1番
木
村
芳
浩
議員
2番
相
田
3番
島
貫
宏
幸
議員
4番
小
5番
佐
藤
弘
司
議員
6番
7番
相
田
光
照
議員
9番
中
村
圭
介
11番
皆
川
13番
島
15番
平
議員
島
一
議員
山
田
富 佐 子
議員
8番
成
澤
和
音
議員
議員
10番
鈴
木
藤
英
議員
真 紀 子
議員
12番
堤
郁
雄
議員
軒
純
一
議員
14番
鳥
海
隆
太
議員
佐
藤
忠
次
議員
16番
山
村
明
議員
17番
工
藤
正
雄
議員
18番
齋
藤
千 惠 子
議員
19番
海 老 名
悟
議員
20番
髙
橋
英
夫
議員
21番
高
橋
壽
議員
22番
小 久 保
広
信
議員
23番
太
田
典
議員
24番
我
德
雄
議員
克
妻
克
欠席議員(なし)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 99 -
出席要求による出席者職氏名
市
長
安 部 三十郎
副
長
小 林 正 夫
総 務 部 長
須 佐 達 朗
企画調整部長
我 妻 秀 彰
市民環境部長
菅 野 紀 生
健康福祉部長
堤
産 業 部 長
山 口 昇 一
建 設 部 長
宍 戸 義 宣
会 計 管 理 者
神 田
仁
総 務 課 長
安 部 道 夫
財 政 課 長
後 藤 利 明
総合政策課長
渡 辺 勅 孝
水 道 部 長
杉 浦 隆 治
病院事業管理者
芦 川 紘 一
市 立 病 院
事 務 局 長
加 藤 智 幸
教 育 委 員 会
委
員
長
髙 橋 英 機
教
原
邦 雄
教育管理部長
船 山 弘 行
学校教育課長
山 口 玲 子
農業委員会会長
伊 藤 精 司
農 業 委 員 会
事 務 局 長
町 田 和 利
選挙管理委員会
委
員
長
小 林
選挙管理委員会
事 務 局 長
生 田 英 紀
代表監査委員
大 澤 悦 範
監 査 委 員
事 務 局 長
宇津江 俊 夫
育
長
市
啓 一
栄
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
出席した事務局職員職氏名
事 務 局 長
高 野 正 雄
事 務 局 次 長
三 原 幸 夫
庶 務 係 長
金 子 いく子
議事調査係長
青 木 重 雄
主
渡 部 真 也
主
我 妻 政 仁
任
任
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 100 -
午前 9時00分 開
議
それぞれの校風と地域性を生かしながら市民の
要請に応えるべく熱心に御指導いただいている
○海老名 悟議長 おはようございます。
ことに対し、本市に設置されている高校の先生
ただいまの出席議員24名であります。
方やそれぞれの地域でお支えをいただいている
直ちに本日の会議を開きます。
皆様方にも同様に、敬意と感謝を申し上げると
本日の会議は議事日程第3号により進めます。
ころでございます。
一方で、報道等でもありますように、日々変化
する社会環境の影響もあって、いじめや不登校、
危機管理などに対応するために学校運営を巡っ
日程第1 一般質問
ては多面的な業務を負うことになってきている
のではないでしょうか。
○海老名 悟議長 日程第1、一般質問を行います。
日常かつ具体的な学校運営は学校側に委ねられ
順次発言を許可いたします。
ていると思いますが、教育委員会からの細やか
一つ、義務教育と地域のかかわりについて外1
な御指導を通じて意思の疎通がなされているも
点、3番島貫宏幸議員。
のと推察しております。
〔3番島貫宏幸議員登壇〕(拍手)
そこで、本市における学校運営の現状と今後の
○3番(島貫宏幸議員) おはようございます。明
誠会の島貫宏幸です。
課題についてどのように認識をされているのか
お尋ねをいたします。
二十四節気ではあしたから秋分の日の前日まで
次に、学校評議会制度についてお聞きします。
の期間を白露と言って、朝晩がひんやりと感じ
これは公立学校の運営に保護者や地域住民の意
られ草花には朝露がつくという意味があるそう
向を幅広く取り入れるための制度であり、学校
です。秋の気配を感じる季節の変わり目でもあ
教育法施行規則に基づいて平成12年から実施さ
りますので、市民の皆様におかれましては体調
れました。学校評議員の任命は、学校長が推薦
管理に留意をされながらお過ごしいただければ
し設置者が委嘱するとされております。主な内
と思います。
容は、学校長の求めに応じて学校運営に関する
それでは、質問に入りたいと思います。1つ目
は義務教育と地域のかかわりについてでありま
す。
意見を述べる、ただし意見を求める事項は学校
長が判断するとされています。
本市においても多くの学校で設置をされており、
現在の義務教育は戦後間もなく確立され、日本
地域の皆様には評議員としての開かれた学校づ
国憲法では「全ての国民は教育を受ける権利を
くりや学校運営に寄与していただいていると存
有する」と規定し、それを保証することが基本
じますが、学校評議会制度の役割と活動につい
理念となっています。6歳から始まる小学校で
てどのように認識をされておられるかをお尋ね
の6年間と12歳から始まる3年間がこの時期に
いたします。
当たりますが、人が人として生涯にわたって生
き抜く力を養成する基礎教育が義務教育の目的
であるとされています。
次に、コミュニティ・スクール(学校運営協議
会制度)についてお聞きします。
初めて耳にされる方も多いと思いますので、ま
こうした理念のもと、本市の教育委員会を初め、
学校長を初めとする諸先生方におかれましては、
- 101 -
ずはその中身について御説明をしたいと思いま
す。
設置の手引きとしてことしの7月に文科省が公
ことし3月の定例会議において、安部市長より
表しておりますので紹介させていただきますが、
平成27年度の施政運営方針の中でも御説明があ
その目的として、保護者や地域の住民が一定の
りましたが、本市における農林業の現状と今後
権限と責任を持って学校運営に参加することに
の課題についての見通しなどについてもどのよ
より、そのニーズを迅速かつ的確に学校運営に
うに認識をされているかを改めてお聞きしたい
反映させ、よりよい教育の実現に取り組むとし
と思います。
ています。
次に、(仮称)米沢市農業振興計画策定の進捗
主な内容としては、学校の運営に関する基本的
状況についてお伺いいたします。
な方針について承認する、学校運営に関して教
昨年12月の定例会において、相田光照議員から
育委員会または学校長に対して意見を述べるこ
も同様の質問がありましたが、当時の部長答弁
とができる、教職員の採用等に関して任命権者
で、「国や県、JA山形おきたま等の農業振興
に意見を述べることができ、任命権者はこれを
計画との整合性も図り、農業者を初め、各方面
尊重するなどがあります。
の方々の意見をお伺いしながら、今年度の上半
この制度は、平成16年の地方教育行政の組織及
期中の策定を目指す」と発言されておりました。
び運営に関する法律の改正により、学校を管理
さらには、ことしの6月の定例会でも、鈴木藤
する教育委員会の判断によって、公立学校に学
英議員の質問に対する答弁では「10月中の策定
校運営に関して協議する機関として学校運営協
を目指す」と発言されておりましたが、その進
議会を個別に設置することが可能になりました。
捗状況についてお尋ねいたします。
以下、学校運営協議会をコミュニティ・スクー
ルと言わせていただきますが、平成23年度には
次に、農業用水路を利用した水力発電を農業に
生かしては、についてお尋ねいたします。
民間組織として、コミュニティ・スクールを指
既に御承知のとおり、東日本大震災によるエネ
定した全国の教育委員会教育委員長などから成
ルギー供給施設が大きな影響を受けました。原
る全国コミュニティ・スクール連絡協議会が発
子力発電所の稼働停止により、天然ガス、石炭、
足。そして、ことし3月に教育再生実行会議に
石油などと言われる化石燃料の依存度の高まり
おいて、これは内閣府の諮問機関ですが、全て
とともに、温室効果ガスの排出量にも大きな影
の公立小中学校に学校運営協議会を設置しコミ
響を及ぼしています。
ュニティ・スクールの普及を図るようにと提言
されております。
こうした状況の中、再生可能エネルギーへの関
心が高まり、自立分散型のエネルギー供給シス
次に、全国の指定状況ですが、ことし4月1日
テムは、温室効果ガスの排出の削減やエネルギ
現在では44都道府県、平成26年度から470校増の
ーの地産地消に加え、エネルギーセキュリティ
2,389校に上ります。
ー確保の観点からも注目されるようになりまし
こうした状況を踏まえ、本市教育委員会にも何
らかの情報は伝わってきているとは思いますが、
た。
本市においても、固定買い取り制度の開始以降、
この学校協議会制度についての調査や研究、導
太陽光発電を中心に発電事業が急速に拡大して
入に向けた検討などの実績がありましたらお知
まいりましたが、そうした中、農林業分野にお
らせいただければと思います。
いても、木質バイオマス等の発電で売電のみな
続いて、大項目の2つ目、農林業政策について
お尋ねします。
らず発電した電気を農業用施設に利用するため
の制度が国により示されるなど、利用促進の機
- 102 -
運が高まっております。
次いで果樹6%、複合経営5%、露地野菜3%
本題になりますが、本市の農業用幹線水路は水
の順となっており、畜産はいずれの畜種も、家
窪ダム系を初め、鬼面川、松川、羽黒川などか
畜の種類ですが、1%未満となっており、稲作
らなる取水で張り巡らされ、通年一定量の水が
への依存度が非常に高いのが現状です。
流れております。小型水力発電で見た場合、24
このように、農業者の高齢化などによる農業従
時間、季節や気候の影響を受けずに発電するこ
事者の減少が続く一方で、後継者は確保できて
とが可能だと考えられます。秋から春にかけて
いないことから、将来に向けて担い手不足が深
の寒い時期でも電気を熱に変え施設を加温する
刻な問題となっており、本市農業の持続的な発
ことで、一般には難しいとされてきた本市にお
展に取り組む上で、このことが一番の課題であ
ける冬期間の施設園芸による作物栽培の確立と
ると認識しています。
農業所得向上の可能性につながるものと思って
おります。
また、多様な担い手を育成、確保していくため
には、農林業が魅力ある産業であることが重要
課題としては、水利権の問題や設備コストが割
となります。このため、国では食料・農業・農村
高であること、メンテナンスに手間がかかるこ
基本法に基づき、また、県や市独自でもさまざ
となどが上げられますが、小型水力発電設備の
まな施策を講じていますが、生産・資材価格の
設置状況や農業分野への導入等で検討されてき
高騰や農産物価格の低迷などにより厳しい経営
たことなどがありましたらお聞かせ願えればと
状況が続いており、米が基幹作物である本市は
思います。
特に厳しい状況にあります。したがって、生産
以上、壇上からの質問とさせていただきます。
○海老名 悟議長 安部市長。
基盤の強化、流通販売対策、経営安定対策など
の充実が急を要する課題であると認識しており
〔安部三十郎市長登壇〕
ます。
○安部三十郎市長 ただいまの島貫宏幸議員の御質
問にお答えをいたします。
さらに、中山間地域を中心に耕作放棄地の増加
やそれに伴う農作物の鳥獣被害も山際全域に広
私からは、農林業政策についてお答えします。
その他につきましては部長よりお答えします。
がっており、農山村地域の活性化や多面的機能
の保全なども一体となって取り組むべき課題で
初めに、農林業の現状と今後の課題についての
あると認識しております。
認識でありますが、国が5年ごとに実施する農
次に、林業における現状と今後の課題ですが、
林業センサス調査によると、基幹的農業従事者
外材輸入等による木材価格の低迷、森林所有者
は平成7年度から平成22年度までの15年間で
の高齢化と担い手不足、森林境界が不明になっ
26.2%減少しており、65歳以上の高齢者の割合
ていることなどにより森林の整備や木材利用が
は62.9%と、農業従事者の減少、高齢化が進ん
進まないなど、林業を取り巻く情勢も厳しいも
でいます。
のと思っております。
経営規模については、5ヘクタール未満が減少
これは木材輸入の自由化と社会情勢の変化によ
する一方で5ヘクタール以上が増加しており、
る国産木材の需要減少によるもので、木材価格
小規模農家の離農や地域の担い手農家への農地
の低迷により幾ら手入れをしても収入が見込め
の流動化が進み、特に10ヘクタール以上の大規
ない状況であるため、山に魅力がなくなってい
模農家が増加をしています。
ることが一番の要因だと思われます。
また、営農類型別では、稲作単一が80%を占め、
- 103 -
しかし、森林は木材生産機能のみならず、国土
保全や水源涵養、生物多様性や地球温暖化防止
えています。
などの公益的機能発揮の面からも、地域住民の
審議会、作業部会を各3回開催し、農業者の視
生活と地域産業の発展に欠かせない重要な役割
点だけではなく、需要や消費者といった幅広い
を果たしております。
視点からの意見を取り入れながら進めてまいり
このような中で林業の再生を図るには、森林資
ました。
源の循環利用の促進及び木材関連産業の活性化
審議会、作業部会の中では、「担い手の育成・
が必要不可欠であることから、公共建築物を含
確保」「農地の保全・集積」「所得確保」「ブ
めた地域産木材の積極的な利用と需要拡大を図
ランド化」「連携」などの重要な意見をいただ
っていくことが重要だと考えております。
き、(仮称)米沢市農業振興計画案の基本方針
また、森林整備の施業を集約し、森林作業道等
の道路網整備とあわせ、高性能林業機械による
の中に反映して、その方針の中で施策と目標値
等について設定をしております。
低コスト作業システムを確立しながら、間伐材
具体的には、地域資源を生かした米沢ブランド
等の整備を図っていかなければなりませんが、
の確立や中山間地域における新たな産地化、地
それにあわせ、森林境界の明確化を図りながら
域特性に合わせた6次産業化及びグリーン・ツ
森林経営計画を策定し、間伐材や木質バイオマ
ーリズムなどの施策を推進して、地域と一体に
スの利用等を推進し、少しでも森林所有者にお
なった農業振興を図っていきます。
金が還元できる仕組みをつくっていくことが必
要だと考えております。
いずれの施策も課題解決のために重要であり、
これらが連携して本市農業の振興において成果
次に、(仮称)米沢市農業振興計画の進捗状況
についてお答えします。
を発揮するために、本市独自の支援施策を明確
に位置づけ、本市の特性を生かした米沢らしい
現在、(仮称)米沢市農業振興計画の策定に当
たって、関係機関・団体の代表者や有識者で構
成する「米沢市農政審議会」において御意見を
いただきながら、並行する形で、若手の農業者
農業振興計画を策定していく方向で考えており
ます。
次に、農業用水路を利用した水力発電を農業に
生かす点についてお答えをいたします。
を中心に構成する「米沢市農業振興計画策定作
本市農業の大きな課題の一つに周年農業の実現
業部会」において、本市農業が抱える課題や今
が上げられます。特に冬期間の園芸作物の施設
後必要とされる施策について議論をいただいて
栽培での収益性の確保、また、屋根に積もった
おり、いただきました多くの意見を反映した最
雪の対策にはある程度の暖房が必要であります。
終案を取りまとめているところです。
現在は化石燃料による暖房が一般的ですが、灯
今後、今月11日に、米沢市農政審議会の会長と
副会長が私に対して答申をくださる予定になっ
油価格の高騰が続き、経営を大きく圧迫してい
る状況にあります。
ております。その後、議会への報告、パブリッ
このため、安価で安定的な再生可能エネルギー
クコメントの実施を経て、10月中の施行を予定
の活用ができれば作付けできる品目の幅もふえ、
しております。
冬期間の農業生産には大変有効であると考えら
続きまして、新たに盛り込まれる施策等につい
れます。
てですが、計画の策定に当たっては国の政策に
近隣の小水力発電の事例としては、長井ダム近
依存せず、本市独自の農業政策を企画・立案し
くの野川小水力発電所が昨年の10月に竣工し、
て持続的な発展を目指すことが重要であると考
現在稼働しております。
- 104 -
また、本市内では、現在行っている国営米沢平
とで、学校教育のますますの充実、生涯学習社
野二期農業水利事業により、東北農政局と山形
会の実現、地域の教育力向上がこれまで以上に
県企業局との共同事業で水窪ダムの放流設備に
求められております。
小水力発電所の建設を進めており、今年度完成
の予定です。
山形県が6月に実施をしました「学校の特色あ
る教育活動について」の調査では、昨年(平成
いずれも売電した収入により農業水利施設の維
持管理費の軽減を図るものです。
26年度)に、本市の各小中学校ともさまざまな
特色ある教育活動に取り組んでいることが報告
これらの発電所は比較的規模の大きい施設であ
されました。
りますので採算はとれると思いますが、小規模
活動の効果として、「ふだんできない体験がで
な小水力発電の場合は採算性の確保が難しいと
きる」「学校、地域などへの理解が深まる」を
聞いております。
上げている学校が小中学校とも半分以上ありま
水利権や水量の確保、発電時の騒音、また、維
したが、課題として「教師または支援者の負担
持修繕費用の負担等の課題はありますが、福島
が大きい」と上げた小学校が半分、「活動時間
県内では特に小さな水力を利用するマイクロ水
の確保が難しい」と上げた中学校が半分以上あ
力発電の実証事業が行われているとの情報もあ
りました。
りますので、必要な発電量が確保できるのかど
これらの課題の解決策として、「地域、保護者、
うかや採算性について各地の事例を調査し、実
その他の関係機関との連携」や「教育課程の工
用化の可能性について検討していきたいと考え
夫」を上げている学校が多いことから、学校の
ております。
特色ある教育活動の推進等、学校運営を行う上
私からは以上です。
で保護者や地域との連携、協力が不可欠である
○海老名 悟議長 原教育長。
ということを改めて認識しております。
〔原 邦雄教育長登壇〕
次に、学校評議員制度についてお答えをいたし
○原 邦雄教育長 私から、島貫宏幸議員の御質問
にお答えをいたします。
ます。
これからの学校は、地域住民の信頼に応え、家
義務教育と地域のかかわりという点で3点につ
いてお答えをいたします。
庭や地域と連携協力して一体となって子供の成
長を図っていくために、より一層開かれた学校
まず、第1点目、学校運営の現状と今後の課題
の認識についてお答えをいたします。
づくりを推進していくことが大切になります。
こうして開かれた学校づくりを推進していくた
社会がますます複雑多様化し、児童生徒を取り
めに、学校運営の状況等を伝えながら保護者や
巻く環境も大きく変化してきております。その
地域住民等の意向を把握・反映し、その協力を
ため、学校におきましては、子供たちの生きる
得ていく制度が学校評議員制度になります。
力を育み健やかな成長を促すため、児童生徒の
米沢市内では全ての小中学校で学校評議員制を
実態、地域の実情等をもとに、地域と一体にな
導入しております。校長の推薦により各校5名
った特色ある教育や一人一人の個性に応じたき
を標準として、PTA会長など保護者の代表、
め細かな指導が大切になっています。
コミュニティセンター館長など地域の代表、そ
また、改正された教育基本法に「学校、家庭及
び地域住民等の相互の連携協力」の規定が新設
されましたように学校・家庭・地域の連携のも
- 105 -
の他学識経験者等の方々を、学校評議員として
教育委員会が委嘱をしております。
各学校では年度初めと年度末、または学期末ご
とに学校評議員会を開催しております。年度初
平成27年4月現在、44の都道府県でコミュニテ
めには、校長や教頭、教務主任、学年主任や分
ィ・スクールが指定されております。県内では
掌担当者が、学校の教育目標及び教育計画、具
3つの町で指定されており、大石田町では町内
体的教育活動についての説明を行います。それ
全ての小中学校で、小学校が3校、中学校が1
について学校評議員の方々から御意見をいただ
校の計4校で、川西町で4校、小国町で2校が
いたり、体験活動、学校行事、部活動等での家
コミュニティ・スクールに指定されております。
庭と学校との連携について、学校評議員の方々
県内ではまだまだ少ないものの、全国的に見る
を通して保護者や地域の方々へお伝えいただい
と、指定された学校の数も設置した教育委員会
たりしております。
の数もふえつつあると言うことができます。
学期末や年度末には、学校職員による学校自己
文部科学省発行の「『学校運営協議会』設置の
評価をもとに、学校評議員会に成果と課題を提
手引き」によりますと、「学校と地域が情報を
示し、次の学期や次の年度に向けての御意見を
共有するようになった」とか「地域と連携した
いただいております。
取り組みが組織的に行えるようになった」とか
学校評議員制導入の成果としましては、1つ目
「学校に対する保護者や地域の理解が深まっ
は、保護者、地域住民の意向を把握し学校運営
た」ことなどがコミュニティ・スクールの導入
に反映できた。2番目に、学校運営に保護者や
の成果として挙げられております。
地域住民の理解や協力が得られた。3つ目に、
しかし、同じ手引きに掲載されているコミュニ
学校運営の状況を周知するなど、学校として説
ティ・スクールに指定されている前と指定され
明責任を果たすことができたことなどが挙げら
た後の教職員の意識変化のデータによりますと、
れます。
「管理職や教職員の勤務負担がふえること」や
このような成果を踏まえ、地域に開かれた学校
「活動費や委員謝礼の支弁が困難である」こと
づくりをより一層推進し、家庭や地域と連携を
の2点につきましては、「課題として感じてい
図りながら、市全体として特色ある教育活動を
る」というように意識に余り変化が見られてい
展開できるようにしていきたいと考えておりま
ないことから、コミュニティ・スクール導入の
す。
際の課題として挙げられるのではないかという
最後に、学校運営協議会制度、いわゆるコミュ
ニティ・スクールについてお答えをいたします。
ふうに考えております。
制度導入こそしておりませんが、現在、米沢市
保護者や地域の住民が一定の権限と責任を持っ
の小中学校では、「学校と保護者と地域が一緒
て学校運営に参画することにより、そのニーズ
に協働し、地域とともにある学校づくりを進め
を迅速かつ的確に学校運営に反映させ、よりよ
る」という考え方に理解と御協力をいただき、
い教育の実現に取り組むことを目的にしており
さまざまな取り組みをそれぞれに展開している
ます。
ところであり、地域の教育力を反映させた学校
位置づけとしましては、学校の運営について一
経営や子供たちの情緒の安定や安心安全な暮ら
定の範囲で法的な効果を持つ意志決定を行う合
し、郷土愛の醸成や非行防止といった面で一定
議制の機関であり、校長は学校運営協議会が承
の成果を上げてきているとものと認識しており
認する基本的な方針に従って学校運営を実施す
ます。
ることとなっております。
そのため、コミュニティ・スクールの制度導入
全国的に見ますと、先ほどもありましたように、
- 106 -
につきましては、導入の際の課題や地域の特性
を勘案しながら、今後、導入の必要性を含めて
○安部三十郎市長 具体的なことにつきましては部
研究を重ねてまいりたいと考えております。
長よりお答えをいたしますが、その前に私から
島貫議員がお述べの「学校を核とした地域づく
その前提となる話をお答えしたいと思います。
り」については、今後、人口減少、超高齢化な
広報にも一度書いたのですが、農業委員32人い
ど社会情勢が急変する社会において重要な視点
らっしゃる中で女性農業委員の方が4人いらっ
と考えておりますので、現在取り組んでいる地
しゃいます。この方々と話をしたことがあるの
域に開かれた学校づくり、学校評議員制度や地
ですが、雪菜をつくってらっしゃる方、サクラ
区コミュニティセンターで実施しております社
ンボ園を経営してらっしゃる方、栗園、ハーブ
会教育事業と連携強化を図りながら、地域で子
園を経営してらっしゃる方あるいは、私も一緒
供たちを見守り育てる仕組みを一層充実してま
に皇居まで行きましたが、天皇陛下に粟を献上
いりたいと考えております。
する役目を担われて立派に果たされた高い技術
私からは以上です。
を持っていらっしゃる方とか、4人の女性農業
○海老名 悟議長 島貫議員。
委員の方それぞれすばらしいものがあって、し
○3番(島貫宏幸議員) 御答弁大変ありがとうご
かも多様性があってというのがありますから、
ざいました。
そういうところに明るい方向性があるなという
それでは、順番に従って質問をさせていただき
たいと思います。
ふうに感じております。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
まず、農林業の現状と今後の課題についてとい
○山口昇一産業部長 水稲依存率が高くて複合経営
うことで市長から御答弁をいただきました。課
化がなかなか進んでいかないという状況に、確
題については、私も同様なことで、本当に大変
かに米沢市はございます。その複合経営につき
だなと、これからの農業どうなるのかなという
ましても、園芸作物でありますとか花、果樹、
ふうな思いでいっぱいでございます。
そうしたものでありますが、やはり商品力、市
高齢化に従っての後継者不足や担い手不足、円
場の動きによって価格の変動がかなり大きいと
安による資材や家畜飼料の高騰、鳥獣による食
いうことと、手間が相当程度かかってくる、コ
害などで依然として厳しい状況でありますが、
ストがかかる、専門のスキルが必要だとさまざ
中でも昨年の米価の下落幅は本当にしんどいも
まな課題がございます。
のがありまして、生産者の心を折るものであっ
たと思います。
そういう中でもやはり複合経営化を進めていか
なければいけないという認識は持っております
現政権下では保護策から競争力強化策へと方針
ので、今般取りまとめさせていただきます農業
を移行しつつありますが、昨年12月の市長答弁
振興計画の中でも、新たな商品化に向けた作物
で、稲作からの転換を図っていくことができな
の開発、導入ができないかというふうな検討で
いかという一つの方向性があって、「新たな特
ありますとか、大消費地、いわゆる東京首都圏
産品づくり、大消費地との連携強化などができ
における米沢のブランドの発信、こういったも
ないかと思っている」と述べられておりました
のをしていくための、アンテナショップが一つ
が、この点についてその具体的な取り組みとか
の例になるわけでありますが、それに限らず、
成果とかもしおありでしたらお知らせいただけ
米沢の地域ブランドを確立しながら消費地に向
ればと思いますが、いかがでしょうか。
かって発信していけるような取り組みといった
○海老名 悟議長 安部市長。
ものが必要であるという認識を持って計画を策
- 107 -
定させていただいております。
機会をどんどんつくっていくべきではないかな
○海老名 悟議長 島貫議員。
というふうに思いますが、その点についてはい
○3番(島貫宏幸議員) いろいろと特色のある作
かがでしょうか。
物を探しながら、それを何とかブランド化につ
○海老名 悟議長 安部市長。
なげていきたいというふうな御努力は本当にあ
○安部三十郎市長 初日の一般質問でも答弁をいた
りがたいなというふうに思います。
しましたが、米沢の農業、先ほど申し上げまし
ただ一方で、基幹作物である稲作というのは本
た特色として多様性が非常にあるのと伝統的な
当に本市における特色ある産業の一つでありま
作物があるという強みがあって、それらに力を
す。首都圏とかでたまに、旅行ではなく出張で
入れて施策を展開してきたつもりでありますが、
行ったときなどさまざまな機会で御飯を食べる
今おっしゃっているように、やはり米沢の米の
ときがあるんですけれども、全然おいしくない
おいしさというものを強くアピールして、そし
んですね。本当にがっかりするほどおいしくな
て、米沢の米が売れていくようにということに
いお米を平気で出されているというのが、どう
も力を入れていかなくてはいけないというふう
も米がうまいところで育った私にとっては「何
に思います。
なんだろうな」というふうな思いであります。
○海老名 悟議長 島貫議員。
そのブランドである米沢の米を首都圏に対して
○3番(島貫宏幸議員) 基幹作物である稲作とい
もっと売り込むための、今までさまざま努力は
うのは本当に大事だなと思っていますので、畜
されてきたと思うんですが、生産者の皆さんと
産物もそうなんですけれども、今後の振興のた
ともにそうした取り組みに対して一緒に行動を
めに引き続き議論をしてまいりたいと思います。
起こすような機会というのはまだまだ足りない
続いて、森林資源についてですが、木質バイオ
ような気がします。
マスを初め、公共施設への利用などがさまざま
話がちょっとそれますが、大手のインターネッ
検討されておりますけれども、公共施設の椅子
トショッピングサイトで山形の米「つや姫」の
やテーブルとか範囲を少し広げてみてはいかが
販売の口コミの掲載がありました。読んでみる
かなというふうな思いがございます。
と、「1回試しに買って食べてみたら、ほかの
公共物に対して壁とか天井とか床とかそういう
米が食べられなくなった」とか「おいしいから
ものに利用されている機会があるんですけれど
また注文しました」というようなお話が口コミ
も、公の施設についてはそういうものが使われ
のサイトに載っています。だから、これは自信
ていてもなかなかわかりづらい部分があります。
を持って向こうのほうに販売を拡大できるよう
例えば材料の端っこのほうに米沢産とかという
な施策をもう少し力を入れてやっていけば、ま
焼き印を押すとかという工夫もあってもいいの
だまだネットでつながっている人たちはやはり
かなと思うと同時に、椅子とかテーブルとか、
生産現場も知らないし顔も見えないわけですけ
これから更新するものが例えばあった場合、そ
れども、「おいしい」という事実は御存じなん
ういうものをどんどん使っていくべきではない
ですね。
かなと思っています。
その事実をもっとわかりやすく広く広めるため
また、木質のバイオマスの工場を農林議員連盟
のそういう機会を何とかつくって、県の事業と
で見学に行ったときに、生産現場では木質用チ
か国の事業とかに乗ってもいいと思うんですけ
ップをつくるための大きな機械があって、ちょ
れども、幅広の人たちに知っていただくための
うどそれの積み込みをやっている現場も見させ
- 108 -
ていただいたんですけれども、積み込みでこぼ
おりますし、大森山森林公園の一部遊具箇所に
れた木質のチップの上を歩くと結構ふかふかし
ついてクッション材として使用しているという
て気持ちがいいんですね。これをお年寄りが歩
状況もございます。
くところに敷いてみたらどうかなというふうな
ただ市内公園への使用についてはまだ進んでい
思いがあります。
ないのが実情かなというところもありますので、
そうした意味でさまざまな、燃やすだけではな
関係課と調整をしながら、木材の活用について
くて、敷いたりつくったり建てたりといった部
さらに検討をしていきたいと思います。
分でも大いに利用検討を拡大できる余地がある
○海老名 悟議長 島貫議員。
のかなと思いますけれども、木材のチップに関
○3番(島貫宏幸議員) さまざまな取り組みを紹
してはお年寄りが歩きやすい、子供も走って転
介していただきましたけれども、健康長寿のま
んでもけがをしにくいというのがあります。
ちづくりを一つの目標に掲げておられるわけで
例えば荒れた舗装などがあったときに木質のチ
す。近所の公園に歩きやすい歩道とか、公園の
ップを入れたおかげで平らになったりというこ
中にそういう木材のチップが敷いてあるところ
とがあるので、アスファルトとかコンクリート
がもしあれば、家から飛び出して楽しく散歩で
そのものを更新する必要が大分軽減されるのか
きる、そんな環境づくりのために、今後もさま
なというふうなことも考えられると思いますけ
ざまな検討を重ねていただきながら、実施に向
れども、そうした森林資源についてのアイデア
けた取り組みをお願いできればと思います。
とかお話し合い、知恵を出し合ったりとかとい
続きまして、農業振興計画策定の進捗状況につ
う成果物について、いろいろ課内で検討されて
いてでありますが、何とか9月中に答申をいた
いると思うんですけれども、そうしたものにつ
だきながら10月中というお話でございました。
いて最近取り組んでおられるものとか、先ほど
この計画をもとに今後は実施計画というものが
御説明があった以外の部分について、もしおあ
出てくるのかなというふうに思いますけれども、
りでしたらお知らせいただければと思います。
さまざまな国の制度のかかわりの中で、大変な
○海老名 悟議長 山口産業部長。
かじ取りが本市においても迫られているという
○山口昇一産業部長 議員御指摘のとおり、地産木
現状かと思います。
材の活用についてはいわゆる箱物、建物の内装
そうした中で、生産者の方々が「これはすごい
の壁面等での活用というのが大部分を占めてい
よね」「これで行こう」というふうな強いもの
るのかなというふうに思っております。
が文言の中に含まれているかどうか、その点だ
今、そういう中で、置賜管内の森林組合が事務
け1点確認させていただきたいと思います。
局を務めております置賜「地材地住」ネットワ
○海老名 悟議長 山口産業部長。
ークという組織の中で、椅子やコーナーラック、
○山口昇一産業部長 やはり米沢の独自性というも
プランターなどの木工品の販売も扱っていると
のが必要になってまいります。そうした中で、
いうふうな状況になっておりまして、こうした
我々としての方向性としては、まずは6次産業
ものの普及のためにも公共調達の中で考えてい
化の振興でありますとかグリーン・ツーリズム
けないかどうか、これは検討していかなければ
の拡大、中山間地域における新たな産地化を図
いけないなというふうに考えております。
っていこうと。それから、米沢のブランドづく
それから、緑環境税を活用した森づくり活動の
中で遊歩道へのチップ敷きの活動も現在行って
- 109 -
り、これをしていきたいというふうに考えてお
ります。
ブランド化につきましては、すぐれた農畜産物
術だとなかなか難しい。なかなか思ったように
の認定ということにとどまりませんで、米沢全
発電できない。ただし、24時間回るおかげで発
体のイメージをブランド化して発信していける
電量自体は小さいながらずっと発電できるとい
ような独自の認証制度の設立も視野に入れたブ
うメリットもあるようです。そうしたものを利
ランドづくりをしていきたいというふうに考え
用して冬場の施設園芸に利用したらどうなのか
ております。
なということをずっと温めてまいりました。
そうした中で、この振興計画のキャッチフレー
ズ、まだ仮ではありますが、「守ろう
いろいろ調べてみると国の制度の中で、これは
育てよ
紹介させていただきますと、「農山漁村におけ
そこから開く未来の農業」。
る再生可能エネルギー発電をめぐる情勢」とい
この中で私は「つながろう」というところが非
うことで農水省の食料産業局がことしの7月に
常に大事だなというふうに思っておりまして、
公表した資料の中に、小型水力等再生可能エネ
農業のみならず他産業との連携、米沢独特の学
ルギー導入推進事業というのがあります。
う
つながろう
園都市としての構造、こういったものとの連携
これは調査や設計等の支援を行う事業でありま
を図りながら課題を解決していけるような農業
して、また、次世代の施設園芸導入加速化支援
政策にしていきたいというふうに考えておりま
事業というのもありまして、研究開発事業とと
す。以上です。
もに連携できる内容となっております。
○海老名 悟議長 島貫議員。
そうしたものを組み合わせながら、地域で現在
○3番(島貫宏幸議員) まだ仮ということでござ
露地でつくっていただいている野菜や、果物ま
いますので、まずは策定が終わった後に公表さ
で行くかどうかですが、野菜を中心、花卉中心
れるわけですけれども、それを見ながらいろい
になると思うんですが、そういう技術を冬場に
ろとまた議論をさせていただきたいなというふ
もそのまま移行できるわけなんですよ。
うに思います。大変な期待を持って農家の皆さ
育てる環境がないから冬場はできない。そうい
んは待っていますので、ぜひいい中身のものを
う状況なものですから、それを何とかクリアで
公表できるように頑張っていただきたいなとい
きれば、米づくり、畜産、いろいろありますけ
うふうに思います。
れども、それのほかに冬場の仕事としてしっか
続きまして、農業用水路を利用した水力発電を
りと地域に根づく産業の一つになり得るのでは
農業に生かしてはどうかというテーマですけれ
ないかというふうなことを考えているわけです。
ども、私、市議会議員になる前から、近くに幹
それについてはさまざまな先ほども御指摘があ
線の農業用水路がありまして、枯れないんです。
りましたけれども、課題は多いというふうなこ
通年通してずっと流れているという様子を見た
とでありましたが、長井のほうでは設計段階で
ときに、折しも再生可能エネルギーの世論が高
今ちょっと中止になっていると。水窪ダムにつ
まった時期でもありましたけれども、発電につ
いては相当量の、ある程度のエネルギーが確保
いて水力というものが有効であるという思いが
できる発電機を設置できたというふうなことで
芽生えました。
ありますが、用水路で小さいエネルギーかもし
米工さんとかでも学校の取り組みとして水車を
れませんけれども、そうしたエネルギーを何個
つくってやっておりますけれども、これは河川
かつなぎ合わせることで、そうした設備に対し
国道事務所の許可をもらったりとか申請がなか
ての温度管理を得られるような、熱エネルギー
なか難しいんですね。しかも発電効率が今の技
を得られるような状況に持っていけるという設
- 110 -
備を模索していけたらなというふうなことでご
ただいたり、休み時間に読書活動のお手伝いを
ざいます。
していただいたり、また、総合的な学習を中心
山大さんもございますし、産学官の連携の中で
としましてやはり地域の学習をする機会が非常
何とかそうしたものを開発、米沢発でできれば
に多くなりましたので、そういったところでは
というふうな思いでございますので、引き続き
こんな学習ができるのではないかという御相談
私のほうでもいろいろ調べながら、また御提案
から実際の授業での御指導までさまざま御協力
の機会がありましたらさせていただきたいと思
をいただいております。
いますので、よろしくお願いいたします。
また、部活動は、技術的な指導のみならず、冬
続きまして、学校運営の現状と課題についてで
ございます。
場の練習場の確保といったところではできるだ
け雪解けを進めるための除雪の御協力だとか、
冒頭でも触れられておりましたけれども、学力
それから、小学生に対しましてはやはり体力づ
の向上やいじめ、非行、不登校、危機管理等へ
くり、さまざまな大会に向けて土日などに御指
の対応で保護者や地域の要請に応えるべく、特
導いただいているという現状です。
色ある学校づくりに校長先生初め先生方が日々
それから、環境整備としましてはやはり保護者
奔走されていることと思いますが、加えてクラ
の方々にも早朝作業等で御協力いただいており
ブ活動や部活動などの指導も重なり、先生方の
ますが、校舎施設の清掃、簡単な補修など、遊
負担も相当多くなってきつい状態じゃないのか
具等の設置にかかわりまして土の御協力をいた
なというふうに心配をしております。
だいたりとかアドバイスをいただいて、「この
このような状況をどのように教育委員会のほう
ようにすればもうちょっと安全に遊べるのでは
では御認識をされていて、また、課題に向けた
ないか」なんていうところでそれぞれ御協力を
具体的な取り組み等がもしございましたらお知
いただいております。
らせいただきたいと思いますが、いかがでしょ
うか。
また、畑の活動、自然体験活動などでもやはり
田んぼをお借りして農業体験をさせていただい
○海老名 悟議長 山口学校教育課長。
たり、それから、畑の先生として作物の作り方
○山口玲子学校教育課長 議員のおっしゃったとお
のアドバイスをいただいたり、子供たちと一緒
り、今の学校、教職員は、学習指導面、生徒指
に土を耕すところから御協力をいただいており
導面、地域や家庭との連携、そして課外活動と
ます。
いったところで、それぞれ子供たちの力を伸ば
それから、登下校に関しましても、やはり安全
したい、力をつけたいという思いで日々頑張っ
が第一ということで見守り隊、あるいはそれぞ
ているというところをお言葉をいただいて、大
れに設置していただいている「子ども110
変ありがたいなというふうに思っております。
番」等の御協力をいただいております。見守り
そんな中で、やはり保護者や地域の方々がそれ
隊につきましては、朝の登校は大体1回で終わ
ぞれいろいろな形で学校を支援し支えていただ
るんですけれども、下校時間は低学年、中学年、
いているというふうに感じております。
高学年など時間差がありますので、一日に二度
具体的な事例としましては、学校支援ボランテ
ィアという形で本当に時間をつくって来ていた
三度と立っていただいているような現状であり
ます。
だいている状況なんですけれども、学習支援と
また、キャリア教育の面で言いますと、先週と
いうところでは朝出勤前に読み聞かせをしてい
今週、中学生もチャレンジ・ウイークというこ
- 111 -
とで、さまざまな職場での体験活動をさせてい
で、まとめてお話をさせていただきたいと思い
ただいております。毎年、中学生の人数に合わ
ます。
せまして200から300近くの企業に御協力いただ
学校評議員制度、これは私も一度、二度参加を
いて、子供たちを4日間ほど受け入れていただ
させていただいた機会がありまして、大変いい
き、体験をさせていただきながら働くことの意
なというふうな印象を持ちました。
義、楽しさなど、子供たちの学習に非常に力を
これは校長先生の求めに応じてその設問される
おかりしているというのが現状であります。
内容が決まってくると。なかなか自分たちが思
児童生徒がこのように地域に出向いたり、ある
い描くような、「昔はこうだった」みたいな、
いは保護者や地域の方が学校に来ていただくと
そういう話は割と嫌われるかもしれませんけれ
いうことで、教職員との関係以外の大人とのか
ども、そういうお話も通じながら、特色ある学
かわりも持てますし、地区の一員としての意識
校づくりにつなげていきたいという思いで皆様
も高まっていると感じております。以上です。
それぞれが御発言をされていると思います。
○海老名 悟議長 島貫議員。
また、コミュニティ・スクールについてですが、
○3番(島貫宏幸議員) さまざまな心温まる実例
これは先ほど原教育長からもありましたけれど
なんかを交えながらお話をいただきましたけれ
も、保護者や地域の皆さんが一定の権限と責任
ども、実はその反面で、報道等でも健康の害が
を持って学校運営に参加できる、一定範囲の法
出て休職または休みがちな先生がおられるとい
的な効果を持つ意志決定を行う合議制の機関で
うふうなことがありましたけれども、その点に
あるということで、ちょっとかたいのかもしれ
ついてはいかがでしょうか。
ません。
○海老名 悟議長 山口学校教育課長。
地域になじまないということであれば、さまざ
○山口玲子学校教育課長 やはり多忙化ということ
まな検討を通じてこれから先どうするかという
もベースにはあるのかなというふうには感じて
ことはまだ御議論をいただければというふうに
おりますが、さまざまな理由で少しお休みをい
思いますが、近い将来、学校の指定に向けたさ
ただくというような教職員もおります。
まざまな取り組みが出てくるかもしれません。
多忙化というところをできるだけ改善するため
そうした折にはぜひ設置に向けた準備を進めて
に、校内ではチーム力ということで、教職員が
いただきながら、指定校を1校でも多くふやし
協力し合いましてお互いに補いながら仕事を進
ていただきながら、何とか学校教育のために努
めたいと思っておりますが、なおやはり保護者
めていただきたいと思います。
や地域の御協力をいただきながら、より子供た
また、関係するフォーラムが全国7カ所で開催
ちに合った教育、それから地域の特性を生かし
されますけれども、11月7日に山形市で開催さ
た教育ができるようにということでは、やはり
れますので、ぜひ参加をいただきながらごらん
保護者、地域とのかかわりというのは不可欠だ
になっていただきたいと思います。
というふうに思っておりますし、それが少しで
以上をもちまして、私の質問とさせていただき
も多忙化解消につながり、よりそれぞれの特色
を生かした教育につながればというふうに考え
ます。
○海老名 悟議長 以上で3番島貫宏幸議員の一般
ております。
質問を終了し、暫時休憩いたします。
○海老名 悟議長 島貫議員。
再開を10時10分といたします。
○3番(島貫宏幸議員) 時間も大分押し迫ったの
- 112 -
午前10時00分 休
憩
上でないと、正しい解決方向はあるいは方針は
つくれないというふうに思っていますので、こ
のことについての質問ですが、少し補足的なお
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
話をいたしますが、聞き取りのときに私が資料
午前10時09分 開
議
として提出したのは、8月20日に私が勉強会に
参加させていただきました、元NEC米沢の社
○海老名 悟議長 休憩前に引き続き会議を開きま
す。
長さん、柴田孝さん、この方は現在山大の教授
ですが、この方が地域づくり成長戦略、4次I
次に進みます。
T産業の活用で稼ぐ力の向上をということで、
一つ、発展する米沢へ、まちづくり成功の決め
たくさんの濃い内容を持ったプレゼンテーショ
手は何か、20番髙橋英夫議員。
ンをされました。非常に感銘を受けました。
〔20番髙橋英夫議員登壇〕(拍手)
この中に今私が申し上げた、真の原因は何か、
○20番(髙橋英夫議員) おはようございます。
日本共産党米沢市議団の髙橋英夫です。
真の原因に目をつぶっていろいろな対策を打っ
ても、それはいつも偽解決、にせものの解決に
まず初めに、本日はお忙しいところ、たくさん
なるということから、この方は、経済の現状、
の方が傍聴に駆けつけてくださいましてまこと
なぜ日本の経済が世界から立ちおくれているの
にありがとうございます。心から感謝申し上げ
か、また、地方経済が今疲弊している原因はど
ます。
こにあるのかということをまずつぶさに分析し
きょうの私の質問は、ことし11月はいよいよ市
ようというような勉強会でございました。
長選挙でございます。市長選挙を前にした最後
私は基本的にかなりこの方のお話は共感できる
の議会ですので、今後10年間のまちづくり総合
中身だと思いまして、聞き取りでもそんな幾つ
計画がこの間発表されましたけれども、これら
かのキーワードをお示ししましたので、その後
の中身について安部市長の熱い思いをぜひ聞き
どのような見解をおまとめになったかというこ
たいという趣旨で質問をいたします。
とを1項目め、御回答いただきたいと思います。
私は前回、6月議会でしたが、質問に立つ議員
の中で最もわかりやすく最も楽しく最も夢と希
次に2項目めです。
私は、まちづくりや地域活性化などを考えると
望の湧くお話をしようと心がけておりますので、
きに、「人づくり」の課題は非常に重要だと思
このたび安部市長にさまざまお伺いいたします
っています。具体的に先進事例を今から簡単に
けれども、市長を追及するというふうなスタン
紹介しますので、このことについての見解をお
スではなくて、ともに米沢市の未来を語り合う
伺いしたいと思います。
というふうな立場でお話をしますので、官僚答
まちづくり、地域づくりで成功を収めている最
弁によらず、ぜひ御本人の本音でリアルに反応
も典型事例としてよく紹介されますし、昨年は
していただきたいというふうにまずお願いをい
米沢にもお越しだったそうですが、島根県の海
たします。
士町での成功事例についてのお話をします。
まず、質問の第1項目ですけれども、今回まち
町長さんは、20年前にはもう人口減少に歯どめ
づくり総合計画で米沢の地域活性化、産業振興
がかからず、地域がなくなるのではないかとい
を語る上で、日本経済の現状をどう認識して、
う危機感から、「島づくりは人づくり」、そう
格差社会となっている真の原因を明らかにした
いうお考えを持って、どんどん島の外から移住
- 113 -
者を町に受け入れました。
に委託をしています。
その受け入れた若者たちには支援金を出してベ
この学習塾では、一流大学に入ることができる
ンチャーを育成しました。結果、14の会社が設
ような受験勉強もしますけれども、同時に、こ
立され、続々と島の外部から島に人が移住しま
の島の産業がどのような人によって支えられて
して、現在は島の保育園は待機児童でいっぱい
いるのか、時には現場を訪れ話を聞くなどの学
というような現状だそうです。
習を行う。それにより卒業後どういう仕事につ
ちなみにこのベンチャーの仕組みですが、働き
手には毎月15万円、3年間540万円を支給して、
3年のうちに自立できるように支援していると
いうことです。
きたいのか、明確なイメージを高校生が育んで
いると。
つまり大学に行く前の高校生の時分から島のこ
とを熟知させて、どのような生き方をしたいか、
これについて、日本総合研究所の藻谷浩介氏は
どのような職業につきたいか、誰のために自分
このようなコメントをしています。「この3年
の力を尽くしたいか、このようなことをしっか
間で540万円という金額は、長く生活保護に使う
りと教育をして準備をしているという実践です。
扶助費よりは安いし、優良な企業の新人研修と
大変すばらしい実践かと思います。
同じ意味を持つ」。
米沢でもまちづくり成功の決め手、その一つは
町では、町長がまず真っ先に自分の給料をこの
財源に充てると言い出したところ、次々と町職
「人づくり」にあると私は思いますが、この点
についての市長の見解をお聞かせください。
員もこれに追随し、そして、職員が言うのは、
3項目めは、人、こと、もの、金が動くとはど
「この協力は島の未来への投資だ」と言って財
ういうことかというお話ですが、前回の6月議
源の捻出に協力しているということです。
会での私の質問の最後の5分間で、9月から始
1つベンチャーの具体例を言いますと、地元の
まるという五虎退のお話を申し上げました。あ
岩ガキをパッケージをして海外に輸出をして、
のときは時間がなかったので詳しく経緯をお話
アメリカやドバイに販路を広げて年商は2億円
ししませんでしたが、この機会ですのでちょっ
という会社もあります。
とお話をしますと、そもそも1月から始まった
つまり3年間漁業に従事し、漁業のスキルを身
オンラインゲームで刀剣の流行が始まったわけ
につけた若者は、3年後はパソコンが使える漁
ですけれども、刀剣のもとがあった地域にたく
師ということで、それまでの島にはなかった斬
さんの刀剣女子と呼ばれる若者が殺到するとい
新な発想や手法で島の産業を興し、島の雇用を
うブームが今起きているというようなことが背
生んでいるというような極めて好循環な仕組み
景にあるんですが、米沢の五虎退も、年度当初
を成功させた事例があります。
は予定がなかったけれども、そういうファンの
まさに人づくりのすばらしい事例だというふう
熱望に応えて急遽9月から公開するということ
に思いますが、この外からやってくる移住者の
を上杉博物館のほうで6月上旬にホームページ
人づくり、この問題だけではなくて、実際に島
上で公開したらば、それに気がついたオタクの
でふえている子供たちの教育にも町長は力を入
1人がツイッターでつぶやいたらば、一晩のう
れています。
ちに4,300リツイートがあったという大変な状況
この町には高校生対象の学習センターがありま
があったと。
すが、この学習センターはわざわざ外部から学
このことに気がついた博物館の女子職員、25歳
習塾のプロを招聘してつくった塾で、町が公式
の女子職員ですが、東京に勉強に出向いた折に
- 114 -
東京で2人の同級生と会いました。そのうちの
わかっていらっしゃると思いますが、泥足とは
1人は私の娘、もう一人は小久保議員の娘、こ
法音寺にある泥足毘沙門天さん、上杉謙信が戦
の3人で飲み屋で話をした。こんなすごい状況
に行ったり帰ったりするたびに大切に祈りをさ
が生まれているのに博物館では何も気がつかな
さげました。あるときに上杉謙信が帰ってみる
い。大変なことになっているんだと。ちゃんと
と、その泥足毘沙門天の足が泥で汚れていると。
受け入れをしてしっかりとおもてなしをして、
見たら入り口からずっと足跡がついていると。
地域の経済の活性化につなげたいと私は思って
そうか、毘沙門様も自分と一緒に戦ったんだと
いるけれども、私は下っ端なので何も言えない。
いうふうにして感謝をした。それからその毘沙
あっ、そういえばあんたらの父さん市会議員だ
門天は泥足毘沙門天ということで、今は法音寺
よね。何とかして。というふうに話があったの
にあるわけですけれども、このプロジェクトチ
が前回の私の一般質問の前の日だった。
ームも、米沢のために頑張る人たち、事業者を
それであのとき急遽私は、Ai-Girls、
伝国座やアズマンジャー、米沢で育ったせっか
ぜひ応援しようという趣旨で7月2日に立ち上
がりました。
くの資源があるじゃないか、あるものを使うべ
その立ち上げの会議の前日に、先ほど紹介した
きだというふうな関連で、五虎退も新たに頼も
4人の25歳の女性たちはすばらしい取り組みを
うではなくてもともとあるもの、米沢にある資
しました。何かというと、1人は米沢在住です
源を使った活性化をするという取り組みが大事
が、残り3人は首都圏在住、このばらばらに住
ではないかという意味で、あのときに紹介しま
んでいる4人がスマートフォンを使ってテレビ
した。
会議をしながら企画書を練り上げ、A4判2ペ
翌日、私は早速観光課、観光物産協会、文化課、
それから小野川の観光協会、お土産屋さん、さ
ージにびっしりと書かれた企画書をつくりまし
た。
まざま回りまして、この仕掛けづくりができな
また、それに呼応してイベントクリエーターの
いかということをお話ししました。特に観光課
36歳の青年は、今からお示ししますけれども、
での話ですけれども、年度途中のことでもあっ
このようなフローチャートをつくりました。こ
て今から関係者を集めて実行委員会をつくると
のフローチャートはちょっと見にくいかもしれ
いうことは難しいというような話だったので、
ませんが、簡単に説明いたしますと、向かって
これは自分たちでやるしかないんだなというふ
左側の黒い丸、これはコアなファン、五虎退の
うに私は気がつきまして、私のたまたま知り合
ファンということですね。
いになったある若者に声をかけました。
今度の取り組みというのは、20代、30代の女性
こういう思いを発信している25歳の女子職員が
たちが米沢にやってくるんだということがはっ
いるけれどもどうだろうというふうに持ちかけ
きりわかっているとすれば、まずはこの20代、
ましたら、中身を詳しく知ってぜひやりたいと
30代のコアな女性の人たちが大喜びするような
いうふうにその若者が立ち上がりまして、結局
そういう企画、デザインが必要だということを
のところ、その25歳の同級生3人プラス1で4
絶対に外してはならない。そして、その20代、
人の同級生とそのイベントクリエーターの若者、
30代の人たちが喜んでくれるようなものを用意
デザイナーなどが集まりまして、7人程度のプ
する、場所を用意する。それから、五虎退を中
ロジェクトチーム、泥足プロジェクトという名
心とする博物館を初め、歴史的な史跡といった
前をつけたんですが、市長は歴史に詳しいので
もの、この最もコアに近い、第1段階の部分で
- 115 -
の大きな満足をつくるということが、まずこの
に思います。1つは工業製品の地産地消。そし
プロジェクトの成功の鍵なんだということを、
て、生産拠点の海外から一部国内への回帰であ
その若者たちは出発当初からこの一つのビジネ
ります。
スモデルというものを示しました。そして、そ
それを感じましたのは、昨年立地が決まりまし
れに見合ったパンフレットをつくったりウエブ
た埼玉県熊谷市の特殊配電盤の会社日栄電機、
発信をしようと。
現在、オフィス・アルカディアに社屋を建設中
今、皆さんのお手元にある資料は、議長に許可
であります。東北地方にお客様がたくさんいて、
をもらってお配りしました。このパネルの資料
埼玉県で生産をして東北地方にお届けをするよ
も同様でございますけれども、このパンフレッ
りも、東北地方で生産をして東北地方のお客様
トにあるように20代、30代の女の子たちが「あ
に届けたほうがよいということから、米沢に立
っ、これ、おしゃれ」と思えるようなデザイン
地ということになりました。
であったり中身であったりということを、短期
また、ことし7月に立地の決まりました住理工
間ではありましたが、チームの若者たちが東奔
山形、新しい会社でありますが、親会社の住友
西走して協賛業者を集めて、展示が始まる9月
理工は九州にも中国地方にもそれぞれ生産拠点
1日の1日前、8月31日の晩に完成させたリー
があって、九州でつくったものを九州のお客様
フレットです。
に、日本国内の中国地方でつくったものは中国
ということで、今回3つ目の質問の中身をもう
地方のお客様にというふうにやってきて、東北
一回申し上げますが、人、こと、もの、金が動
地方が空白地帯でありました。そこで東北地方
くとはどういうことか。これについて私は、一
のお客様のために米沢で生産拠点を設けるとい
般の企業のセオリーもそうですけれども、これ
うことになって米沢が決まりました。当然、再
からまちづくりを発展させようという米沢市の
来年、東北中央自動車道が開通するというのも
行政の手法としても、今申し上げた、どういう
大きな決め手ではあったわけですが、その根底
お客様を対象にして仕事をしようとしているの
にはそういう工業製品の地産地消というのがあ
か、ターゲットを明確にしたプランをコンセプ
ります。
トからきちんと確立して、ぶれない政策を打ち
また、昨年の特殊な扇風機、東京都内のバルミ
出す、こういうことがまちづくりにおいても非
ューダという会社で開発をして、社長が米沢市
常に大事で、この若者たちが今構築し進行させ
に表敬訪問に来られて扇風機を1台寄附して行
ているこの泥足プロジェクトの取り組みという
かれました。今、1階の市民課で市民の皆様に
のは非常に学ぶところが多いものです。
この夏もお使いいただいたと思いますが、人件
詳しくは質問席からまた追加してお話しします
費の安い海外でつくるよりも、トータル的には
が、以上、3つの項目について質問いたします。
技術力の優秀な国内でつくったほうがコストが
○海老名 悟議長 安部市長。
安く上がるというお話でした。
〔安部三十郎市長登壇〕
ですから、それまでは海外でつくっていたわけ
○安部三十郎市長 ただいまの髙橋英夫議員の御質
問にお答えをいたします。
ですが、それで国内に回帰をしている。しかし、
国内のどこに回帰をしてもいいという話ではな
私からは、経済の活性化についてお答えをいた
します。
くて、やはり技術力の高いところに回帰をしな
くてはいけないということから、米沢が選ばれ
最近の日本経済の流れが少し変わってきたよう
- 116 -
ました。
そういう点では日本経済の流れが変わってきて
伺ってセールスをしてくるというシステムをと
いて、そして、その変わった先に米沢が選ばれ
っておりました。そのようにして仕事の一部分
ているという新しい状況が出てきたというふう
ではなくて仕事の全体を自社でカバーして、そ
に思っております。
して収益を上げるという方法をとっておりまし
ただこの流れが全体の流れになるかどうかにつ
たので、そういうことが大事だろうと思います。
いては、まだ何とも言えないところがあります。
当然、今もそうかもしれませんが、当時は大変
全般的にはグローバル経済の中で海外への移転
業績のいい会社でありました。
という方向性は今後も大きく変わらないのでは
ないかとも思っております。
幸いなことに本市には山形大学工学部を初めと
する高等教育機関があって、有機エレクトロニ
そういう中で、企業誘致だけでなく、地元企業
クス関連技術を初めとする世界の先端技術の研
を初め、本社機能が地元にあって地域に根を張
究開発や地域に根ざした研究が行われています
っていく企業をふやしていくということが重要
ので、こういう研究機関の活用が大事ですし、
であるというふうに考えております。
また、活用できるという好条件にあることを十
御承知のように、製造品出荷額では平成2年か
ら米沢市は県内で第1位の座を守り続けており、
分に認識することが必要だと思います。
私が勤めていた会社もやはり山形大学工学部の
東北地方でも常に上位を占めております。近い
先生の研究室に大変お世話になってまいりまし
ところでは若干順位は下がっておりますが、つ
た。
いこの間までは仙台市と3位争いをしておりま
した。
そして、人づくりが大事だという御意見でした
が、全く同感であります。まちづくりは人づく
しかしながら、平成25年の工業統計調査により
ますと、付加価値率は27.6%で、県内平均の
34.5%に達してはいない状況であります。
りであるというふうに思っています。
昨日、小野川スキー場で野外音楽祭がありまし
た。そこに行きましたら大勢の若者、20代の若
こうしたことから、本市の産業が発展し地域を
者と高校生もいて、大学生、高校生が運営ボラ
豊かにしていくためには、付加価値を高め、1
ンティアをやっていて、本当に若い人たちのお
人当たりの付加価値生産額である労働生産性の
祭りになっていました。こういう若い人たちが
向上につなげていくことが重要であるというふ
地元に定着し、地元で活躍できるような道を開
うに思っております。
いていかなくてはいけないというふうに強く思
かつて私も地元の製造業の社員でした。社長が
った次第であります。
常に口にしていたのは、とにかくオリジナルな
先月8月に、飯豊町長、川西町長と私、米沢市
技術を持たないとだめだと。よそからの注文を
長の3人で、米沢市が主催で伝国の杜で「移住
受けて納品するというだけではなくて、全く独
交流シンポジウム」というのをいたしました。
自の技術を持つ。そして、その技術を次々に開
これからの意欲ある自治体は移住に力を入れて
発していく。いわゆる「創造の連続」というこ
いくものと見ておりますが、米沢市も移住に力
とが大事なんだというふうに教えられてきまし
を入れていきたいというふうに思っています。
た。
そういう中で、移住してみたいという若者が心
そのため、私が勤めていた会社は、米沢で製造
配するのは、やはり仕事先があるかということ
して、そして自社で売って、そして納入先には
であります。そういう点では、今、海士町の例
セールスエンジニアが、要するに米沢の人間が
を挙げられましたが、岩ガキの話は全く地元の
- 117 -
資源に着目して自分たちで会社を立ち上げたと
に認識しております。
いうことでありますので、既存の勤め先がなく
本市におきましても、女性へのアピール力向上
ても自分で仕事を起こしていく、そういうこと
の観点から、今年度、20代後半から40代までの
も極めて大事だというふうに思っています。
女性をターゲットにした「よねざわ・おきたま
そして、そういうことに気づいていただく、思
女子旅Facebookページ」を立ち上げ、
いをいたしていただくために、6月には同じ伝
食や雑貨を初め、さまざまな体験や癒やしなど
国の杜で米沢市が主催で「若者起業パネルディ
のコンテンツを女性の視点から紹介をし、米沢
スカッション」をいたしました。
をより身近に感じていただくとともに、旅の楽
1人は障がい者の方一人一人に合ったオリジナ
しみの選択肢をふやすことを目的とした事業に
ル車椅子をつくる会社を立ち上げた方。もう一
取り組んでおります。
人は、サラリーマンから脱サラして、米沢出身
そして、来春になりますが、「やまがた花回廊
ではない四国の方ですが、農業を始められた方。
キャンペーン」の主なターゲットを女性に据え
もう一人は、米沢生まれ米沢育ちで、Uターン
て、首都圏在住の女性を意識した誘客を図って
してきて町なかでカフェを始められた方でした
いくほか、来訪いただいた女性や旅行代理店か
が、それぞれの方が発しているメッセージとい
らニーズ調査を行いながら、これを踏まえて旅
うのは、自分で仕事を始めるという道もあると
行代理店に対してニーズに合った女子旅の旅行
いうことだと思っています。
商品化に向けた働きかけを実施する予定にして
そういうことを米沢の若い人たち、活気ある若
おります。
い人たちにわかっていただくという努力も、今
議員の御指摘のとおり、新たな観光客の誘客戦
後とも続けていきたいというふうに思っていま
略を考える上で、観光客の趣味、嗜好への理解
す。
とターゲットの絞り込みは重要でありますので、
私からは以上です。
今後、より多様化したニーズに即したサービス
○海老名 悟議長 山口産業部長。
の提供に向けて積極的に検討していきたいとい
〔山口昇一産業部長登壇〕
うふうに考えております。以上です。
○山口昇一産業部長 私からは、観光政策について
の御質問にお答えしたいと思います。
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
○20番(髙橋英夫議員) その五虎退の展示が9
米沢観光におけるよりターゲットを絞った取り
月1日から始まりました。きょうで7日目を迎
組みについての御質問でありました。
えます。市長でもいいし教育長でも産業部長で
このたびの泥足プロジェクトの取り組みは、若
もいいですが、観客の入りや町なかでの反応や
者が仕事の傍ら、みずからアイデアとネットワ
ら何か聞いていますか。知っていることがあっ
ークを駆使しながら新たなおもてなしのあり方
たら教えてください。
を形にし、さらに、内外に発信していくことで
知らない。じゃ、いいです。
さまざまな分野に波及効果を生むことにもつな
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
がっており、民間活力による地域の活性化や人
○20番(髙橋英夫議員) では、関連しますけれ
づくりの観点からも、今後米沢に愛着を持ち地
ども、6月まで「かぶき者慶次」という番組が
元をみずからの手でよくしていきたいという若
ありました。全国版ですので、米沢にたくさん
者が声を上げる一つのきっかけにもなっており、
の方が来ると。実際に来ました。
大変意義のある取り組みではないかというふう
- 118 -
それで、観光キャンペーン推進協議会が一時期
「万世までバスを出したらいいんじゃないか」
に掛け紙を300枚納入しましたけれども、もう次
という話だったそうです。バスは費用がかかり
の発注が来ております。
過ぎるから、万世までタクシーを出そうと。タ
それから、入館者数は初日は二百数十名。大し
クシー代を補助しようと。これは多分私も含め
て爆発的な人数では決してありません。しかし、
て市民の多くは知らなかったわけですけれども、
その人たちが、博物館が当初はやらないと言っ
善光寺発着のタクシー1台片道につき500円の補
ていたグッズ製作を結局やったんですね。ブッ
助をしようということを決めて取り組まれまし
クカバーやフラットバッグといわれる米沢織り
た。6月末の段階でのタクシー利用の実績を把
のバックをつくりました。初日は品切れでござ
握していらっしゃいますか。
います。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
それから、プロジェクトメンバーが独自につく
○山口昇一産業部長 恐れ入ります。今、データは
手元にございません。申しわけありません。
りましたこのような、お手元のカラーマップに
もありますが、米沢織りの巾着袋。これは一見
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
プリント地に見えますけれども違うんです。こ
○20番(髙橋英夫議員) 予算は50万円で1,000
れは織りなんです。全く織りのデザインでつく
台分用意したそうです。それで、6月末の段階
ったものです。これは1枚1,500円ということで、
では利用は30台です。予算が余ったということ
公開の数日前に完成しましたが、問い合わせが
で9月まで延長ということになったそうですけ
殺到いたしました。
れども、実際にはたくさん来ているわけなので、
郵便で手に入らないのかというふうな問い合わ
別にタクシーに乗った方が少なかったというこ
せもたくさんあったんですが、チームとしては、
とかもしれませんが、この事例で私が言いたい
極力米沢に来てもらって米沢の町歩きをしても
のは、せっかくそのような施策を予算をつけて
らって、それで買ってもらおうということでお
講じても、きちんと発信をして相手に届かなけ
手元にあるようなマップをつくって、博物館だ
れば利用されないというふうな施策で終わって
けじゃなくてどんどん町の中に行って歩いて米
しまうということを言いたかったんです。
沢を楽しんでください。そして米沢で買い物を
今回、私が先ほど申し上げた若者たちのチーム
してくださいという趣旨があったので、この巾
はなかなかすごいなと思って私もびっくりして
着袋も基本は郵便であるいは通販でやるという
いるんですけれども、2カ月間という短い期間
ことではなくて、来てもらって対応しようとい
でしたけれども、たくさんの成果物を残してお
うことで始まったんですけれども、全く製造が
ります。
追いつかないです。製造が追いつかなくて、も
これは五虎退最中です。別に何ともないです。
う店頭でお待たせしてしまったり、受け付けで
もともと虎屋さんというお菓子屋さんがあった
終始するということで、大変申しわけないとい
ので、虎最中という既にあった商品です。「五
うことが一つ生まれています。
虎退」というのは五匹の虎を退治したという名
それから、もう一つは、問い合わせの中に、ぜ
前なので、虎最中が5個入っているだけなんで
ひ米沢に来たいんだけれども、私は入院をして
すよ。あとは掛け紙といって、この上に今回オ
いてこの間退院したばかりで体調が悪いので、
リジナルのデザインを泥足プロジェクトのメン
行きたいし欲しいけれども行けないというふう
バーがつくって提供している。これを販売して
な連絡がありまして、こういうツイッター上で
いるんですが、もう初日からばか売れ。1回目
のやりとりの中で、スタッフは、それであれば
- 119 -
やはり通販も考えたほうがいいんじゃないかと
くて、雰囲気もすてきなところだったので、今
いうことで、そういうやりとりもしているわけ
回もまた行く予定。博物館の前だしね」。
です。
続けて、「刀剣本体もどんなものか気になるの
今回、ツイッターという情報ツールで非常に大
で、今まで行けるときは見に行っているけど、
きな効果を上げているんだなということを客観
今回の米沢が、私たちが行った中では一番地域
的に私は知りましたので、皆さんにも一体どう
全体で盛り上げてる感じがする」ということで、
いったことかということのイメージをお伝えす
この泥足プロジェクトが発信をしている中身に
るために、本当にこれはごくわずかです、1人
ついて、全国の若い人たちが、刀剣を展示して
の人のツイッターですのでわずかなんですが、
いるいろんな地域の中でも米沢ほどやっている
まず、この人は米沢にお住まいと思われるある
ところはないと感動しているんですね。そうい
方がつぶやいた文章にリツイートしたんですが、
うものをリツイートし合っています。
その米沢の方は、これは初日の9月1日、「9
現在、公式なツイッターの中に今登録されてい
月から米沢で五虎退の特別展示が始まりました。
るフォロワーと呼ばれる固定的な方は1,500何が
刀剣乱舞とのコラボ商品も伝統の米沢織りでで
しですから、全国で1,500何人というのは決して
きていてうれしいな。皆様、ぜひ山形県米沢市
多くないと思いますよね。多くないです。です
においでください」というふうなメッセージを
が、そのフォロワー一人一人については、中に
投げかけました。
は多い方で2,000人、3,000人というフォロワー
それから、次の方は「五虎退ちゃんに会いに米
やリツイートをする人がおりますから、今回泥
沢に行ってきました。なんかもう幸せすぎて幸
足プロジェクトは8月18日からこの公式の発信
せすぎて……。米沢泥足プロジェクトの皆様に
をしましたけれども、このわずかな期間に1,500
感謝しかない」というようなことを、お土産品
のフォロワーを獲得しまして、そして、そこか
をたくさん買った写真と一緒に載せていますね。
ら先にまたすごい拡散をしているので、今、リ
それから、タマキさんという方は「これからカ
アルタイムにこの方が言っているような情報と
ワイイ米沢に行ってきます」。そして、実際に
いうのは、もう瞬時に全国に伝わっているとい
この方は米沢に昨日来たようですけれども、そ
うことなんです。
の方はこういうふうなことをつぶやいています。
同じ方の次の情報です。「五虎退の刀紋トート
「米沢にいらしている方へ。虎最中は、上杉城
バッグは頼まれた分は予約してきました。また
址苑さん、上杉伯爵邸さんでの販売分は本日売
あした行くので、もし欲しい方がいらしたら言
り切れてます。また、上杉伯爵邸さんで聞いた
ってくださいね」というこのメッセージはきの
ところ、虎屋菓子店さんは本日お休みとのこと。
う書いているんですね。この方は泊まりで、き
上杉城址苑さんではあす10時に再入荷。1日10
ょうの2日目も博物館に行って、皆さんから頼
個の販売だそうです」という細かい情報を現地
まれた分のお土産を買ってきますというメッセ
で全国に発信しているんですよ。
ージを出しているんですよ。
そして、同じ方ですけれども、「米沢は今回で
いかにこのSNS、ツイッターの情報の力が、
二度目。前は前田慶次四百回忌法要のときに来
誘客をしたり物を売ったりするのに大変な力を
ました。法要に出て、慶次清水とか無苦庵史跡
発揮するかということが見てとれるのではない
とか見て回って楽しかったな。そして、上杉伯
かなというふうに思います。
爵邸で食べた米沢牛のステーキがすごくおいし
- 120 -
さて、ついこの間の市政協議会、その前の産建
でも、このたび米沢市が取り組みかけている
の方々が来られたときに、博物館を通じて上杉
「旅の発見」についての報告がございました。
家にお願いをして、博物館の研究室で見ていた
改めて、産業部長、皆さんに「旅の発見」につ
だいて大変喜んでもらったことがあります。
いての中身についてお話しいただけますか。あ、
あと、サラリーマンのころ、ホワイトデーには
知らない。聞いていない。そうですか。じゃ、
峠の力持ちキャンペーンというのをサークルで
私から。
やって、力餅屋さんでその日だけ200とかという
「旅の発見」というのは、端的に言いますと、
数の力餅が売れるという日をつくった体験があ
いわゆる近畿日本ツーリストとかそういったツ
ります。
ーリスト会社が取り組んでいる旅行商品の中で
そういうことを考えてみますと、やはりこの泥
も、宿泊を伴わない体験型のプランだけを専門
足プロジェクトのように市民の方、とりわけ若
に発信しているサイトなんですよ。この「旅の
い人たちが意見を出してさまざまなことをやっ
発見」というサイトに地方創生の今回の幾ばく
てみるというのが、もう雨後のタケノコのよう
かの予算をつけて米沢市が、このティー・ゲー
にいっぱい出てくる、そういうまちでありたい。
トという会社なんですが、そこと契約をして、
そういう観光のまちでありたいというふうに思
米沢の観光の体験プラン発信専用のサイトを今
います。
回60万円で獲得して、これにどんどん米沢市の
観光課がすべきことは、みずからそういうアイ
さまざまな事業者、団体、体験プランを上げて
デアを生み出していろいろ実際にやるというこ
くださいということを募集をかけました。
とではなくて、そういうアイデアがどんどん出
部長が知らないというのは、多分観光課長も、
てくるようなまちにしていくというそういうと
いないね……
ころだというふうに思っていますので、その辺
○海老名 悟議長 髙橋議員、ちょっとよろしいで
のところに力を入れていきたいというふうに思
すか。一般質問ですので、事前通告の中身に従
って質問の形でお願いします。
っています。
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
○20番(髙橋英夫議員) はい。
○20番(髙橋英夫議員) それでは、私のきょう
○海老名 悟議長 安部市長。
の質問のテーマは「発展する米沢へ、まちづく
○安部三十郎市長 今の御質問をお聞きしていて幾
り成功の決め手は何か」という大項目でしたの
つか感想があります。その感想をまとめてお答
で、これに沿って改めて質問の形式に修正をし
えして、その結果、御質問の趣旨に対するお答
てお話をいたします。
えをいたしたいというふうに思います。
先ほど「旅の発見」という話なんですが、要す
まず一つは、虎屋の最中、大変いいと思います。
るに体験型のプランをどんどん発信するという
実は、米沢市でも要するにお土産を持っていく
サイトなんです。米沢にはたくさんの体験でき
ときに、長尾景虎ということにかけて虎屋の最
る事業所がありますので、そういう人たちの情
中はどうかなと思ったりしたのですが、五虎退
報をしっかり発信をして、どんどんお客様を獲
というような全国的にインパクトの強いものを
得できれば、交流人口がふえて活性化するわけ
使ったアイデアというのはすばらしいというふ
です。
うに思います。
金曜日の質問の中で島軒純一議員が、「米沢牛
また、五虎退の剣自体、上杉家から博物館がお
預かりしているものですが、かつて柳生心影流
- 121 -
の後継青年を連れてこい」という話をしました。
私も大賛成です。そういうことをやる際に、例
えば第一段階としてそういう体験プランなんか
動画も提供できるように、公式ホームページの
を発信して、大いに米沢に若者を集めるという
観光ナビのほうからそれらにアクセスができる
ような手段を講じれば、そういう入り口から、
ようなバナーを張るなどの整備を現在進めてお
たくさんの全国からの米沢の産業に関心のある
りますので、近々に充実をさせていきたいと思
若者を集め得るのではないかと思ったわけです。
っております。
今回、たまたま五虎退が切り口でしたけれども、
先ほど、観光に限らずあらゆる政策のPRに対
泥足プロジェクトの方々が頑張ってつくったこ
してSNSの持っている機能が有効だというふ
の情報発信ツールによって、相当数の全国から
うな部分については、私も理解するところであ
の若者のアクセスがあるので、この体験プラン
ります。
の中身とリンクさせて、今後米沢でこういう跡
先ほど壇上から、女性をターゲットにした、い
継ぎが欲しいんだというような場合、例えば私
わゆる女子旅の商品企画についてモニターを来
は金曜日の夜に農林課長に「花卉農家が後継者
春にしていきたいというふうにお伝えをしたわ
がいなくて、もうやめなくちゃいけないという
けでありますが、そういう中でもやはりSNS
ことで跡継ぎを探しているんだ」という話を聞
を使ったツアー参加者御自身の発信力、こうい
きました。
ったものを引き出すためのさまざまな工夫をこ
だったら、この体験プランで例えばお花を収穫
の中でもしていきたいというふうに思っており
する体験、そして夜は農家に民泊をして芋煮会
ます。
をすると、そういったようなプランをどんどん
例えばブログやフェイスブックに花回廊の写真、
全国に発信する。発信する際に、今回ある程度
自分たちが楽しんでいるような写真などをアッ
情報発信のブランド化に成功したこの泥足プロ
プしていただいた方に一定の特典を付与するな
ジェクトなんかのツールを活用して、米沢市が
どしてSNSの発進力を高めながら、商品企画
これからやっていきたい課題とつなげていった
化のプロモーションに役立てていきたいという
ら、そういう移住人口をどんどん成功させてい
ふうに考えております。以上です。
くということにもつながっていくのではないか
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
と思いますが、市長、いかがですか。
○20番(髙橋英夫議員) 壇上からの質問、まち
○海老名 悟議長 山口産業部長。
づくりの中の特に商品づくりの問題あたりじゃ
○山口昇一産業部長 先ほど大変失礼しました。せ
ないかということに関連する事例のお話をしな
んだっての議会で農林課長のほうからPRをさ
がら、市長の見解をいただきたいと思います。
せていただいた事業で、観光政策の中だけにと
これは相田克平議員が詳しいんですが、岩手県
らわれておりました。ただ農林も観光も連携を
紫波町の「オガールプラザ」という施設がござ
しておりますので、うっかりしておりました。
います。ここは当初町が建物を建てようとして、
私のミスでございます。
国補助金を入れて143億円の計画があったそうで
今、御指摘のように、SNSを使っていくとい
す。ただ財源がないというので、これは無理だ
う部分については大変重要なPRツールだとい
ということで、岡崎さんという町に帰ってきた
うふうに認識をしております。市のホームペー
若者を中心としたプロジェクトチームをつくっ
ジではフェイスブックと連動しておりますが、
て、町民との40回にも及ぶワークショップで、
さらにツイッターとの連動、それから、ユーチ
どんな施設にしたいかという話し合いを重ねて、
ューブで上杉まつりを初めとした四季の祭りの
結局3階建てを2階建てに変更するなどして、
- 122 -
143億円の計画を45億円に圧縮して建物をつくり
思います。
ました。
そして、重ねての答弁で恐縮ですが、先ほどの
さらに、補助金に頼らず地元の金融機関からの
答弁の意図するところが通じたかどうかという
融資で建設して、それは銀行のチェックを受け
懸念もちょっとありますので、もう一遍申し上
る、無駄なものをつくらないというよさがある。
げますと、行政と市民が二人三脚でまちづくり
そして、責任を持って返済するんだということ
をしていくということと、あともう一つは、市
で、まちづくり株式会社という形で、この人た
民が主体でまちづくりをしていく。先ほどの泥
ちが中心となってこの施設の建設を仕上げて、
足プロジェクトのようなことが沸き起こってく
なおかつすばらしいところは、でき上がった後
るように、下から支えていくというか、仕掛け
にこの施設に毎日毎日町の人がやってくるとい
ていくというか、あおっていくというか、あお
う実態ですね。産直の店がありますので、参加
っていくという言い方がまずければ、支えてい
の農民たちももちろん毎日来ます。この人たち
く、盛り上げていく。そういうような縁の下の
はこの施設の運営資金の出資にも参加している
力持ちの役目を行政がしていくというパターン
そうです。
もあると思っています。
公共施設と民間施設が融合しています。図書館
があります。産直、飲食ブース、託児室、マル
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
○20番(髙橋英夫議員) まちづくり総合計画で
シェ、スタジオ、体育館、ホテル、情報交流館。
は、病院建設の問題も当然ながら課題になって
こういったもののうち公共施設の運営は、テナ
おりますので、関連事例をちょっと申し上げま
ントなどの民間から入ってくる費用を充ててい
すと、名古屋市緑区南生協病院、2010年に完成
るということで、非常に運営面でも成功してい
しました。これは生協でつくった病院ですが、
るというふうな事例がございます。
100億円のうち20億円は組合員の出資でございま
こういうふうにして民間活力ということと、そ
す。
れから、これをつくるまでに40回もワークショ
この病院をつくる際に、理事長さんの考えです
ップをして、本当に自分たちにとってどういう
けれども、「自分の考えを持って発言すること
施設が欲しいかということを繰り返しやってこ
がいい地域をつくるんだ」と。だから、組合員
の施設を仕上げて、結果、今すごく活性化して
さんには「金も出すが口も出す」というふうな
いるという実態だそうですが、市長、今、新文
ことを呼びかけまして、建設までに3年9カ月
化施設がさまざま話題があります。市民からも
の間45回、千人会議という組合員を集めた会議
心配がありますが、こういった手法については
を行って、延べ4,500人が参加し、「ああいう場
どのような感想をお持ちですか。
所が欲しい」「こういう場所が欲しい」、そう
○海老名 悟議長 安部市長。
いったものを全て記録を残して仕上げていった
○安部三十郎市長 海士町とか紫波町の例というの
病院です。
はとみに有名で、いろんなところで紹介されて
いますので、私も存じ上げております。
広々としたロビーの左側は病院の受付、左側は
病院スペース。右側は病院らしくないゾーン。
そういう中で、やはり行政と市民が二人三脚で
一般の病院の利用者から見ても「にぎやかで楽
まちづくりをしていくということは極めて大事
しいな」と。つまり、「元気になったら、ああ
ですので、そういう意味では、さまざまな形で
いうふうに自分たちも健康で活動したいな」と
民間活力を生かしていくということが大事だと
思えるような見本となるような市民がそこにた
- 123 -
くさん来ている。
あげるという人としてほしいという需給バラン
そこにはコンビニ、カフェ、フィットネス、卓
スをとるのが非常に難しいという問題。それか
球スペース、病児保育室、ここには小児科の医
ら、3つ目が、もし保険に加入しているとして
師もいると。同じ敷地内にはパン屋さん、オー
も現場で起きるトラブルに対して市の窓口が対
ガニックレストランもあるということで、この
応するというのは非常に困難なので難しいとい
病院は生協が主体ですけれども、本当に住民の
う事情で、今回は市としては取り組めないとい
要求をとことんくみ上げてつくった病院として
う話があのときは最後になったというふうな経
成功しているというふうなことです。
過がございます。
私が何を言いたいかというと、今度市も建設を
しかし、繰り返し言いますけれども、こういう
する。今検討が始まっているわけですけれども、
仕組みというのは市のお金はかかりません。私
例えばこういう手法で、なかなかお金がない中
がこれを提案した理由というのは、別に町の中
であれもこれもはできないということは当然事
に大きな流雪溝をつくれと言ったのではなくて、
情はわかりますが、このようなことをやってい
現在市民が持っている除雪機を活用して、定年
って、本当に市民にとって役に立つ病院をつく
退職をした人が、除雪機を持っている、自分の
るということもひとつ大事なことではないか。
家の前は30分で終わる、人助けをしたいなと思
今は市長選挙前なので余りかもしれませんが、
っている人もいっぱいいる。そういうマンパワ
例えば医療生協を立ち上げて、病院を医療生協
ーや機械を使ったらいいのではないですかとい
でつくり、今耐震問題で調査をどうやっていく
う提案なんですよ。
んだということに直面していますから、こうい
これから移住や定住を進めようというときに、
った財源の問題も例えば見直すということなん
雪の問題を解決しなければ人は集まってきませ
かも、場合によってはこのまちづくり総合計画
んよ、市長。こういうコミュニティーの仕組み
の10年間の計画の中では考え得る一つの事情で
があって、雪は厳しいけれども米沢市民はみん
はないかと思われますが、いかがですか。
なあったかい、こういう仕組みがあってコミュ
○海老名 悟議長 安部市長。
ニティーの仕組みで除雪をし合っていくので本
○安部三十郎市長 御意見としてお聞きしておきた
当に過ごしやすいんだと。そういう意味でも大
いと思います。
事な仕組みじゃないんですか。
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
あのときに担当する部長は誰なんだろうかとい
○20番(髙橋英夫議員) 最後に、ちょっとしつ
う疑心暗鬼から、部長さん方は多分お引き受け
こいですが、前回の除雪サポーター制の話に戻
になることを警戒したというか、嫌だったと思
ります。
うんですが、市長、そういうことではなくて、
前回、市長は大変関心を持ってくださいました。
市長自身が雪の問題をとても大事で、まちづく
これについては議会の中ではなくて後日詳しく
り総合計画の中に雪対策総合計画という文字は
相談させたいということで、大変ありがたいこ
ありましたよ。
とに、別途、私、話し合いの場に参加させてい
しかし、今後10年間で十日町のように町なかに
ただきましたけれども、結局、あの中で出され
縦横に流雪溝をつくることは可能かと言ったら、
た課題というのは、こういう新しい制度をどの
財源問題含めて非常に難しいわけです。
部が担当するかということについては非常に調
それに対してこの提案というのは、「今現在、
整が難しいという問題。それから、除雪をして
市民のマンパワーもある、機械もある。それを
- 124 -
活用して、コミュニティーの仕組みさえつくれ
誕生日が来ると還暦、60歳なんですね。ですか
ばできるんだから、実行してはいかがですか、
ら、今回集まった同級生の中には、還暦を迎え
全国初の取り組みとして」という提案をしたん
たこの機会に夫婦そろって引っ越すんだという
です。市長がやりましょうと決めれば、あとは
話があったんですよ。つまり雪が大変なので雪
誰がやるかはこの後の問題で、市長選挙を前に
のない静岡に引っ越すという話だったんです。
して、これは非常に大きな課題ですよ。いかが
米沢で生まれて育った人でさえもこの雪には参
ですか。
るということで、60年間も過ごしてきたふるさ
○海老名 悟議長 安部市長。
とを去って静岡に行くという現実に、私はこの
○安部三十郎市長 議会での御提案があったときに、
前の同級会で直面しました。つまり雪の問題と
議会の時間だけでは詳しく答弁の内容について
いうのは市民にとっては喫緊の課題だというこ
の御説明は難しいと思って、議会が終わってか
となんです。
ら関連すると思われる部長たちを集めていろい
議論はいいですよ。だけれども、市長選挙前な
ろとお話を再度お聞きして、こちらの何が問題
ので、市長、こういう問題については本当に市
点かということをお話をして議論をさせていた
長自身の大きな決意、覚悟というものを市民に
だきました。
お示しするというぐらいの迫力が欲しい。そう
ですから、当然私も前半のほうはいたわけです
いう迫力を持ってこの雪問題というものに取り
が、どこが担当するかということだけが問題で
組むということが必要なのではないかなと。
これはできないという話ではなくて、さまざま
あるいは先ほどの移住問題。私も移住シンポジ
な問題、クリアすればできるという話ではなく
ウムにも行きました。実際にあのときに黒田三
て、本来的にこれをやっていくとかえって別の
佳さんも言いましたよ。政策ではないんだと。
問題が生じてしまって、よかれと思ってやって
結局、米沢市民のコミュニティー、心の問題、
も結果的にはよかれの方向に行かないというこ
こういうものに触れて初めて移住しようという
とも考えられるということから、いろいろ話を
決意ができるんですよね。このことについて最
させていただいたというふうに思っています。
後に一言お願いします。
ですから、それで御理解が十分でないとなれば、
○海老名 悟議長 安部市長。
また再度議論をいろいろさせていただくのは何
○安部三十郎市長 移住は政策ではないということ
もやぶさかではありませんので、そのような機
の真意についてですが、最初に政策があるとい
会を設けさせていただきたいというふうに思い
うわけではなくて、最初に感動がある。そして、
ます。
その後にいろいろ課題が当然あるわけなので、
重ねてになりますが、何も担当部署だけの問題
とかそういうことではない。もっと多岐にわた
その課題解決については政策ということだとい
うふうに受け取りました。
るいろんな課題については話し合いがなされた
そして、そのこと自体はすごく重要な指摘だと
ものと思っていますので、もしよろしければま
思っていて、私たちはどういう政策を考えてい
た議論させていただきたいと思います。
るかというようなことを準備して臨んだのです
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
が、一番最初に訴えるべき大事なのはまず感動
○20番(髙橋英夫議員) ついこの間、私の中学
だというその順序について思い知ることができ
校時代の同級会が45年ぶりにあったんですけれ
ましたので、大変よかったというふうに思って
ども、がっかりした話がありますよ。私、今回
います。
- 125 -
○海老名 悟議長 髙橋英夫議員。
問というのは、質問をした翌年の次年度には予
○20番(髙橋英夫議員) 地域づくり成功のかな
算化をしていただけると。大変私にとっては縁
めは、キーマンになる人の覚悟と情熱、これに
のある9月7日の一般質問になるのかなと思っ
かかっているというふうに申し上げて質問を終
ております。そういったことを考えましても、
わります。
当局の皆様方には本日の提案も来年度いち早く
○海老名 悟議長 以上で20番髙橋英夫議員の一般
質問を終了し、暫時休憩いたします。
予算化をしていただきますことを、過分の御配
慮をいただきながらお願いを申し上げて、早速
再開を11時20分といたします。
質問に入らせていただきます。
さて、我が国は戦後70年の年を迎えました。こ
午前11時10分 休
憩
としも、終戦記念日を迎える前からマスコミ報
道は連日のように戦争で学んだこと、経験した
ことを、当時の映像を繰り返し映し出し、国民
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
に問いかけておりました。言わずと知れた安保
午前11時20分 開
議
法案への国民世論に対するメッセージだと私は
感じております。
○海老名 悟議長 休憩前に引き続き会議を開きま
す。
衆参両国会において、議論に満たない議論が交
わされておりますが、戦争を忘れた愚かな政権
次に進みます。
与党が、力ずくでこの法案を14日にも通すこと
一つ、定住・移住者の促進と今後の取り組みに
になるでしょう。数は力とも言います。しかし、
ついて外2点、1番木村芳浩議員。
使い方を間違えると、取り返しのつかない結果
〔1番木村芳浩議員登壇〕(拍手)
やツケが我々の世代あるいは後世に負の遺産と
○1番(木村芳浩議員) 改めまして、おはようご
ざいます。明誠会の木村芳浩でございます。
して残すことになると思うのであります。
立場は違えど、我々も米沢市民に負の遺産を残
本議会は、何度かお話がありましたように今回
さぬ政策を推し進め、国に対し、県に対しても
の一般質問は20名ということで、ちょうど私が
提言を怠ることなく行っていかなければならな
10番目、午後の中村議員から折り返しを迎える
いのであります。
わけであります。
我々が数の力が必要だと考えるとするならば、
やはりこれだけ20名もの方が一般質問に立たれ
今こそ米沢市民のためにそこに住む人々を1人
るということは、近年、市民の皆様の要望も負
でも多くふやしていくことであります。今では
託を受けた我々に対して非常に多く、問題意識
全国的に社会問題となっている人口減少問題が
が高まってきたあらわれではないかなというふ
あります。
うにも私は思っております。
人口問題研究所の調査によれば、国の将来ビジ
余談ではありますが、私、過去4年、9月定例
ョンを描く際、把握しておかなければならない
会では毎年一般質問を行わせていただきました。
のは人口動態であると言われ、産業・国土・雇
その中で、きょう9月7日というのは、本日5
用・社会保障対策など、将来人口によって自治
回目でございますが、そのうち3回が9月7日
体は大きく左右されていくと言われております。
に一般質問に立たせていただいております。こ
報道にもあるように、日本は2008年をピークに
れは私にとりまして、これまでの9月の一般質
人口減少に転じ、2010年には1億2,806万人であ
- 126 -
った日本の総人口は、2050年には9,708万人、
エーション、健康に生活するための予防も忘れ
2100年には4,959万人となり、明治時代の水準ま
てはなりません。
で急減すると推計がなされております。
現在の我が国の医療費は、今から25年前の1990
人口減少問題は今急に始まったものではなく、
戦後1947年の第一次ベビーブームのとき4.32だ
った日本の合計特殊出生率は低下傾向を推移し、
年に20.6兆円だったものが、今現在ではおよそ
倍の42兆円となっております。
本来、医療費がふえているのであれば病人の数
2005年の過去最低の1.26を記録して以来、国内
は減少傾向にあるべきはずが、毎年どんどん医
では少子化が大きく叫ばれるようになってまい
療費はふえていく一方であります。
りました。
高齢化が進んでいるとはいえ、医学の進歩なの
これに伴い、地方の多くは大都会に流出を続け
か医薬の発展なのか。考えたってみれば、現在
る人口をくいとめるべく、さまざまな政策論が
の日本の医学の主流は、東西洋医学がある中に
動き始めてきたのであります。
おいて、西洋医学療法、つまりは対症療法なの
さらに、高齢化が進む地方においては、都会か
ら若者人口を呼び戻す政策が今問われる時代に
入ってきたのであります。
かもしれません。
対症療法とは症状を抑え込む療法であります。
例えば病院などへ行って、頭が痛ければ頭痛ど
そこで、私からの質問は、定住・移住者の促進
と今後の取り組みについてであります。
め、おなかが痛ければ腹痛どめ、おなかを下し
ていれば下痢どめなど、症状を抑えるためのま
本市はこれまでも人口減少対策については、定
さに対症療法だと思うのであります。
住・移住者に対して若者移住促進事業奨励金な
逆に、東洋思想の原点でもある予防医学とは、
どのさまざまな取り組みを行ってきたと思われ
病気になった後のフォローケアではなく、人間
ますが、本市へ移住を希望する方々に対して、
の体は何からつくられているのか、病気の原因
移住するに当たりメリットになること、魅力の
を追求するものであります。
ある支援策はあるのでしょうか。また、本市に
60兆もある人間の細胞は100%口に入るものか
人を呼び込むための回帰運動はなされてきたの
ら形成され、人間の筋肉や骨はもちろんのこと、
でしょうか。
毛髪も爪も内臓も脳も全て食事によって形成さ
これまでの定住・移住者への取り組みの成果は
どのようなものだったのか。本気で人口をふや
れ、さらには、人間の感情や性格も食によって
形成されていると言われております。
していくために、首都圏を中心に本市への定
医療費の中心を考えたときに薬があります。薬
住・移住推進を本気で取り組む専門部署を早期
は薬事法に基づいて処方が行われているわけで
に設置するべきと考えますが、当局のお考えを
ありますが、昭和35年に制定された薬事法は、
お伺いいたします。
その後驚くほどの改定がなされており、昭和の
次に、健康長寿と食育の推進についてお伺いい
たします。
時代には七度法改正がなされ、平成に入っては
32回も改正されております。
人間が生きていくためには健康と食は切っても
近年では社会問題となっている危険ドラッグの
切れない、無視できない生活行動であります。
規制などもありますが、ほとんどが医薬品、医
健康な体を維持するためには、さまざまな生き
薬部外品、健康食品等が改正条項になっている
るための要因を兼ね備えていなければならず、
背景を鑑みても、日本の医療費の見えない負担
食生活や健康的な生活習慣、スポーツやレクリ
は薬代に充てられている現状があると言えるの
- 127 -
であります。
をいただけることができました。多くの野球人
国内医薬品生産高は約7兆円あり、世界第2位
に経済効果をもたらしていただいたものと思っ
を誇り、世界医薬品市場は100兆円にも上ってお
ております。
り、さらに、近年ではジェネリック医薬品等も
そうした中で、今冬の大雪の影響でバックスタ
市場に出てくるようになりました。
ンドのベンチが壊れるなどの被害が出たものの、
こうした世界の背景を目の当たりにすれば、薬
これも早急に対応していただきました。しかし
で生きている・生かされている生活習慣よりも
ながら、もともとの老朽化とも重なり、コンク
食で生きる人間身のほうが、どちらが本当の健
リートのクラック、排水管、排水溝の水漏れな
康体かと考えれば、誰しもが後者を選ぶと思い
どにより、バックネット裏の本部席、控席の雨
ます。
漏りがひどく、天井が割れ落ちている状況にあ
薬を誹謗中傷することはありませんが、医療費
ります。
の抑制を考えても、広島大学の森山教授は「医
また、その天井内部を走るダクトや電気配線等
療費の80%は20%の患者のために使われており、
にも今後大きな影響を及ぼしかねない状況にな
そこに光を当てることで大幅な医療費コストの
っていることから、早期に改修を行う必要性が
削減につながる」と指摘をしており、健康づく
あると考えておりますが、担当部局において御
りは食育から考え直す時代に来ていると警笛を
認識なされているのか。改修の予定は今後計画
鳴らされ始めてまいりました。
されているのかをお伺いいたします。
本市の健康づくりの政策も、残念ながら具体的
9月定例会も、市民のために実り多き定例会に
な取り組みが市民に反映されているとはなかな
なりますことを御祈念申し上げ、壇上よりの質
か理解しがたく、長年同じ取り組みしか目に映
問といたします。
ってまいりません。来年度から始まる総合計画
○海老名 悟議長 安部市長。
を見ても、これといった目を見張る事業が見当
たらない感じがいたします。
〔安部三十郎市長登壇〕
○安部三十郎市長 ただいまの木村芳浩議員の御質
本市が掲げる健康づくりの目玉事業とはどのよ
問にお答えをいたします。
うなものなのか。また、食育事業も数多くの取
私からは定住・移住者の促進と今後の取り組み
り組みが行われてまいりましたが、これまでの
についてお話をいたします。その他につきまし
成果はどのような形で生かされてきているのか、
ては、部長よりお答えをします。
御所見をお伺いいたします。
初めに、本市への移住のメリットについてであ
最後に、皆川球場改修工事についてお伺いをい
たします。
りますが、本市の移住・定住促進にとって、移
住者への支援策は非常に重要であると認識して
これまでも何度かの市内体育施設の改修改善に
おります。
対しては、老朽化や各種目別のルール改正に伴
移住を検討している方や移住した方にも御利用
う改修など、財政が厳しい中において取り組ん
いただける移住支援制度として、今年度より新
でいただいていることには感謝を申し上げると
たに空き家の改修経費を補助する「空き家利活
ころでございます。
用支援事業補助金」制度を創設しております。
その中でも皆川球場のスコアボードの改修は、
本年度における学童スポ少や社会人野球等の県
大会会場としての大会誘致につながり、御利用
- 128 -
多くの移住希望者に御利用いただけますよう、
お知らせをしているところであります。
起業・創業につきましても非常に重要であると
捉えて、平成24年度から若者起業支援事業費補
気づく、再発見するということも必要だという
助金制度をスタートさせるとともに、本年5月
ふうに思っております。
には創業支援計画を策定し、体制の強化にも努
めているところであります。
次に、ふるさと回帰運動は行われているかです
が、本市では、米沢暮らしの魅力を1人でも多
先ほども申し上げましたが、移住したくても働
くの首都圏の移住希望者に知っていただくため
く場がないというふうな御心配が多くあるよう
に、移住を考えている方々が集まる「ふるさと
ですので、そういう方には、自分から仕事を始
回帰フェア」「移住・交流推進機構移住交流フ
めるという道もあるということから、この若者
ェア」に毎年参加をしたり、米沢暮らしに興味
起業支援事業というのを御利用いただければあ
をお持ちの方向けの「米沢市ふるさと暮らしセ
りがたいというふうに思います。
ミナー」を開催したりしながら、ふるさと回帰
このほかに、大学生や高校生を初め、UIJタ
運動を展開しております。
ーンによる地元企業への就職と定着を促進させ
また、何度も申し上げますが、先月12日に、伝
るための求人情報提供システムの構築や説明会
国の杜を会場に、本市主催による「置賜移住交
などの開催を行う「米沢地域人材確保・定着促
流シンポジウム~置賜の輝く未来を語ろう~」
進事業」にも取り組んでおります。
を実施しました。川西町、飯豊町、米沢市の町
今後は、これらの制度を充実させるとともに、
長、市長による移住推進政策や目指すべき将来
さらにさまざまな施策を実施してまいりたいと
像についての意見交換を初め、本市に移住して
考えております。
16年になる移住者の方から本市での暮らしの魅
今まで行われてきましたセミナー等の参加者や
力についてお話をいただきました。
本市に既に移住された方々からは、米沢暮らし
当日は、御来場いただきました移住希望者や移
の魅力をお聞きしたところ、「心が落ちつく」
住施策関係者、置賜一円の住民の方々と、置賜
「四季折々の自然を初め、歴史・文化・食はも
全体で連携強化しながら、地域に住んでいる一
ちろん、米沢人の温かさ、おもてなしの心、人
人一人が置賜の魅力をさらに発信していかなけ
と人の暮らしのつながりが一番の魅力だ」との
ればいけないという意識を共有できたというふ
お話を多くいただいております。
うに感じております。
これらの魅力を本市のメリットと捉え、移住交
続いて、定住・移住促進課の設置についてです
流サイトなどを通して、さらに情報発信に努め
が、本市では平成24年に米沢市人口定住促進ビ
ていきたいと考えております。
ジョンを策定し、総合政策課を中心に各課が連
先ほど、これも髙橋英夫議員の御質問にお答え
をいたしましたが、先ごろの移住交流サミット
携して、定住人口の増加に向けた施策を展開し
ているところです。
におきまして、講師の方から「感動が大事だ」
定住・移住に関する施策は、住宅、雇用、子育
という、感動が一番最初に来るべきだというよ
て、農業、その他多岐の分野にわたっているこ
うな趣旨のお話を伺いました。全くそのとおり
とから、現実的には1つの部署で全てに専門的
だというふうに思います。
に対応するのは難しいものと考えています。
私たちが見て何気ない風景あるいは何気ない出
仮に専門部署を設置した場合でも、結果的には
来事でも、ほかの初めて訪れる方にとっては驚
それぞれの分野の所管課に相談し連携していく
き、感動ということがたくさんあるというふう
体制にならざるを得ず、結果的には現行と同じ
に思っています。そういうことに私たちがまず
ような状況になることが予想されます。
- 129 -
このようなことから、現行の体制で取り組んで
が、小中高生の親の世代への伝達や地域と学校
いきたいと考えておりますが、御指摘の各課の
の連携強化、また、これから社会人となる大学
横の連携については、なお一層の強化を図って
生が地域で農作業を体験するなど、地域との連
いきたいと考えております。
携を進めていく必要があると考えております。
私からは以上です。
次に、(2)の本市の健康づくりの目玉事業は
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
何かについてお答えいたします。
〔堤 啓一健康福祉部長登壇〕
平成25年の米沢市民健康づくり運動計画(第2
○堤 啓一健康福祉部長 私からは、2番目の健康
次)の策定を受け、市民の健康づくりを支援し
長寿と食育の推進についてお答えいたします。
ていく主体の一つとして米沢市がどのような事
本市においては食育推進計画に基本的施策とし
業を実施していくべきかを検討するため、平成
て、「家庭における食育の推進」「学校・幼稚
25年から2カ年をかけ、先進地への視察や市民
園・保育所等における食育の推進」「地域にお
の疾病・医療・介護実態の数値的な検証、市民
ける食育の推進」「生産者と消費者をつなぐ農
や関係者への聞き取りなどを行いながら、調査
業の活性化」「食品の安全確保と食に関する情
分析を行ってまいりました。
報の提供」の5つを掲げ、その具体的な施策と
その中で明らかになってきたのは、健診や講座
して114事業を設定し、平成26年度は107事業を
など各種事業の確実な実施や拡充だけでは、市
実施したところでございます。
民の健康状態に大きな改善が見られないといっ
これらの事業を実施しての成果といたしまして
たことです。
は、1つ目に、小中高校生年代までの朝食の欠
この状態を改善するには、本来あるべき健康行
食率が減少したことが挙げられます。これは朝
政の姿に立ち返り、保健師や栄養士と市民との
食を週2回以上欠食する児童・生徒の割合が、
触れ合う機会をふやし、事業の効果を最大限に
小学生において計画策定時9.5%が0.5%、中学
生かすことが必要であると考えました。
生で12.9%が7.5%、高校生で21.1%が12.4%に
そこで、本年度からは、特定健診の結果説明会
減少しております。
を開催し、保健師と市民が顔を合わせる機会を
2つ目に、同年代の肥満者割合の減少が挙げら
ふやすとともに、業務分担の見直しを行い、保
れます。こちらは小学生において計画策定時
健師が健康指導や相談、健康教室の開催、健康
6.9 % が 男 子 0.7 % 、 女 子 0.3 % 、 中 学 生 で は
状態の分析といった活動に専念できる環境を整
2.9%が男子1.3%、女子1.1%、高校生で7.0%
備したところです。
が男子1.7%、女子0.5%に減少しております。
これらは地道な事業や活動ではありますが、市
この結果は、各学校・幼稚園・保育所等での取
民の健康意識を高め、行動変容を促すためには、
り組みの成果と評価しております。しかし、残
それぞれが重要な目玉事業であると考えており
念なことに、学校を中心とした子供の世代にと
ます。
どまっているのが現状で、今後はこれを他の世
代、他の組織等にも波及させていくことが必要
私からは以上でございます。
○海老名 悟議長 原教育長。
であります。
〔原 邦雄教育長登壇〕
そこで、今までの食育の考え方や事業の展開を
○原 邦雄教育長 私から木村芳浩議員の御質問に
維持しつつも、世代間、組織間での連携をさせ
ていくため、既に実施しているものもあります
- 130 -
お答えをいたします。
皆川球場の改修工事にかかわる御質問にお答え
をいたします。
させていただきたいと思います。
皆川球場を改修することでプロの試合やいろい
一番初めの項目であります定住・移住者。これ
ろな大会や事業を誘致できると思いますが、そ
は全国的に、壇上でも申し上げたように、本市
の場合の改修、これは一部か、または全面改修
にとっても人口をふやしていかなければならな
を行い建てかえするのかというふうな御質問内
いという課題があります。
容でありました。
そうした中で、以前、平成23年6月定例会だっ
ことし7月5日日曜日に9年ぶりとなるプロ野
たでしょうか、同僚議員の中村議員が、若者の
球イースタンリーグ公式戦が皆川球場で開催さ
定住に向けての質問をされた際に、本市として
れました。東北楽天ゴールデンイーグルス対読
は平成27年度までに人口を9万3,000人までの目
売ジャイアンツ戦でありましたが、3,044人の入
標を掲げておられたわけであります。実際のと
場者があり、これは皆川球場の1日当たりの最
ころ、ひもときますと、今実質8万5,000人。こ
高入場者数となったところです。
の人口がふえることができなかった。
このようにイベントや大会を誘致することは本
これは社会動態的な部分を理由にすれば幾らで
市にとっても大変有意義なことであり、施設整
も言えると思うんですが、1人でも多くの方を
備はその基本になると認識をしているところで
この米沢に移住・定住させようという取り組み
あります。
の、まず原点としてお考えになったところをお
皆川球場におきましては、電光掲示板の改修以
聞きしたいと思います。
外にもラバーフェンスの取りかえ、スタンドか
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
らの雨漏りの補修、ブルペンの改修、バックネ
○我妻秀彰企画調整部長 実際に人口がどれだけ減
ットの補修等、整備すべき事項が多々あるとこ
少しているというものは、御指摘もありました
ろです。
社会減、そして自然減であります。特に、結果
施設の一部改修か、全面改修の建てかえにする
の数字といたしましては、これまで社会減をあ
のかについてでありますが、当面、電光掲示板
る程度自然増減のほうでカバーをしてきたとい
とラバーフェンスの一部改修について、28年度
うようなところで、ある程度人口を保ってきた
から実施されるまちづくり総合計画の実施計画
というところがありますが、それが大きく自然
案に組み込まれるように、現在、関係各課と協
増減的にもマイナスになっているというような
議・検討中でありますし、皆川球場以外の体育
ところであります。
施設の整備につきましても、当面は修繕・営繕
しかしながら、やはり自然の増減的にはもう厳
を中心に適正な施設の管理運営に努めてまいり
しいものがあるというものは認めざるを得ない
たいと考えているところであります。
状況ですので、これからはいかに社会増減の中
今後の財政運営の見通しや市民ニーズ、重要度
で、特に新たに、今議員おっしゃった移住、そ
等を考慮し、全庁的な体制で検討を重ね、計画
して、実際に出ていった方がまた、例えば高校
を策定することになりますので、御理解をお願
生が就職してもまた戻って来ていただけるとい
い申し上げます。
うような取り組みがますます重要になってくる
私からは以上です。
というようなところで考えております。
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○1番(木村芳浩議員) まずは御答弁ありがとう
○1番(木村芳浩議員) 全く私もそのとおりだと
ございました。質問項目順に従って、2回目を
思っているんです。これまで定住・移住者を呼
- 131 -
び込むための施策としては、それなりに本市と
ろのこれからの政策なんかをお持ちであれば、
してもできる限りの財源の中身でやられてこら
お聞きをしたいと思います。
れたことは私も承知をしておりますが、その中
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
で、先ほど来お話がありました空き家を移住
○我妻秀彰企画調整部長 御指摘のとおり、今年度
者・定住者に提供していくという中において、
空き家を利活用というところで、修繕をしてい
今全国的にも空き家バンクを利用しながら定
ただくものに関しましては補助金という制度を
住・移住者にそこを利活用していただこう、あ
設けさせていただきました。
るいは定住・移住者が期間的に一度、定住・移
本市の抱えている空き家の問題、そして移住の
住を考えてはいるけれども、果たしてどういう
方においでいただきたいというところ、うまく
ものなのかと体験的なことを模索されている方
両方がマッチングすればというようなところな
もいらっしゃいます。
んですが、一方では、ちょっと焦点がぼけてし
そうした中で、やはりこの空き家の問題も全国
まうというようなところも危惧しているところ
的な問題になっている。しかしながら、この空
であります。
き家をどう利活用していくかということの一番
今回、国の交付金事業を使いましたので、なか
近道というのは、やはりこの定住・移住者に提
なか不動産業界の方々にいろいろ情報はお聞き
供していく。期間限定でありながら提供してい
したんですが、深く掘り下げてお話を聞く時間
く、あるいはそれを買い取っていただくとか取
がまだまだ少なかったという反省がございます。
得をしていただく。
やはり米沢に実際に住んでいただくためには、
その政策を進める中において、いわゆる定住
そちらの不動産業の方々のお力をお借りしなく
者・移住者の中でもかなり米沢に移っていただ
てはならない。そして、情報をいただかなくて
いた方には、建設住宅課あるいは総合政策課の
はならないというところがありますので、どう
中でいろいろお進めをいただいてきた事実も存
いうふうに連携していくかというようなところ
じ上げております。たしか補助金なんかで5億
をきちんと組織立てをして、話し合う機会をこ
円以上がそういった方に用意いただいていると
れから設けていきたいと考えているところでご
いうことも知っております。
ざいます。
今後、そうした中で、今定住・移住者というの
は山梨県と長野県が全国で人気があります。こ
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○1番(木村芳浩議員) そうなんです。やはり大
れは大都市東京から2時間圏内で移動ができる。
都市から地方に移住をされている方々の情報発
例えばついの住みかを求める方がいたり、ある
信として、移住をしたくても住むところがない
いは都会から家族ごと地方で生活をしたいとい
というのが今一番課題になっているようであり
うふうなさまざまなお考えを持っていらっしゃ
ます。
る方がいるんですが、そういった方がまず、先
そうした中で、先ほど申し上げたように、長野
ほど御答弁にもありましたけれども、地方に移
県と山梨県ではそういう空き家を利活用してい
住・定住するという中においては、行って、ま
ただく、田舎暮らしをしていただくということ
ずどこに住もうかということがまず一番最初に
で、これは長野県栄村のパンフレットなんです
考えられる部分だと思います。
が、こういうふうにもう既に住むところの間取
この中で空き家という部分をそういった方々に
提供していく、利活用していただくというとこ
- 132 -
りから全部表示がされている。
うちの村に来ればこういった就活も含めて全て
支援をするといったところをしっかりと、間取
ではなくて、例えば現金ではなくて、全国的に
りまでですよ、空き家をしっかりと載せて、そ
やられているのは例えば米沢でいったら「愛の
うすると、これを一つの情報として移住者は
商品券」なんかを生活準備金として地元に来ら
「あっ、こういったところがこれぐらいの金額
れた際には活用していただきたいというのが、
で借りられるんだ」と全て網羅されている。た
結構最近ははやりのような気がいたします。そ
ったこんな小さいパンフレットに。
の辺は今後の政策の中でお考えとして取り組ま
しかし、我が米沢市、今東京に置いてあるこん
れるのかどうか、お聞きをしたいと思います。
な立派なすばらしいもの。ただ残念ながら、こ
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
こに書かれているものはここまではない。長野
○我妻秀彰企画調整部長 地元で消費をしていただ
県の場合はこんなにコンパクトなものなんです
くということは非常に重要だと思います。若者
が、米沢市の場合は余り字が多くて、何を訴え
に対する住宅の支援事業の場合でも、一部地元
ていこう、何を移住者に理解していただこうと
の商品券というようなところで、私のほうで補
いうことが非常にわかりにくい。
助をさせていただいていたという経過がありま
これから回帰センターのほうの話もいたします
す。
が、私は、先月、先々月と有楽町の回帰センタ
今後、他の自治体の例も参考にさせていただき
ーを訪れて、館長の佐藤さんといろいろとお話
ながら、当然財政負担も必要となりますので、
をさせていただいた中にはやはり余り、この回
例えば新しい国の地方創世の交付金事業なども
帰センターには、全国の自治体800自治体が都道
活用できないかなども含めて、検討させていた
府県ごとにずらっとブースを並べております。
だきたいと思います。
その中で、山形県の中に米沢を含む30市町村の
定住・移住に興味のある方に対してのこういう
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○1番(木村芳浩議員) その辺は御検討を進めて
パンフレット、リーフレットなんかがたくさん
いただきたいなと思います。
置いてあるんですが、そういった中で長野県と
それでは、やはりお話がありましたように、今
山梨県がなぜ人気があるんだろうかなというこ
度は移住者の働く場の提供というのも、実質的
とを考えて、いろいろと両県のものを見てきた
にその回帰センターの中にも全国のハローワー
ときに、やはりわかりやすい、移住者がわかり
クとネットで結んで、さまざまな都道府県の雇
やすい。一目で見て「あっ、こういうことがで
用状況といったものを全て把握ができるような
きるんだ」というわかりすい情報発信をやって
状況が整っておりました。
いる。
その中で、移住・定住を希望される方の住むと
こういうことにまずはお考えを置いていただき
ころ、働くところ、そして、その町の魅力。こ
たいなと私は思っているんですが、そうした中
れはやはり3点セットのような気がするんです
でこの内容を見たときに一番多いのは、このU
が、その働く場の支援についてはいかがお考え
IJ、いわゆる移住をされる方々の生活準備金
ですか。
というものが最近各市町村で目立ってまいりま
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
した。
○我妻秀彰企画調整部長 簡単に言いますと、やは
そこで私も、こちらに定住・移住を希望される
り若い人には当然働く場が必要なんですが、
方々に対してのいわゆる生活準備制度というも
個々の移住を希望される方の御相談に応じて、
のを、今までの空き家ですとかそういったもの
一つ一つ丁寧に対応していく、相談に乗ってい
- 133 -
くということなのかなと思います。
ういったところの動きも、今先進的な都道府県
今回の広報9月1日号にも載せさせていただき
においては展開をされている、もう計画もされ
ましたが、女性の方、非常に和服に興味があっ
ている。
たので米織関係の会社に移住されて勤められて
そうした先手先手の政策をしっかりと掲げてい
いるとか、例えば農業でしたらそういうような
かないと、なかなか大都市から人口を呼び込む
ところを本当に私どもとして御紹介できる態勢
ということは難しいところがある。その辺まで
があるのかというようなところ、基礎的な紹介
の何か政策があれば、最終的に教えていただき
できる力を持ちながら、お一人お一人の御要望
たいと思うんですが、いかがですか。
にどこまで御相談に応じていくということが基
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
本なのかなと考えております。
○我妻秀彰企画調整部長 農業は非常に重要という
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
か、米沢の武器になるものだと思います。前に
○1番(木村芳浩議員) ぜひその辺もしっかりと
委員会等でもお話が出てきましたが、さすがに
一つのパッケージとしてお考えをいただければ
移住してきた全く関係ない方が農地を買ってい
なというふうに思っております。
きなり農業をするというのはなかなか難しいと
それから、今申し上げたように、このふるさと
ころなんですが、御年配の方は恐らく家庭菜園
回帰センターはことしで開設されて12年たつそ
の延長というようなところで、自分の屋敷の中
うでありますが、やはりこのきっかけとなった
に畑があってそこでできるというようなところ
のは、2008年のリーマン・ショックを受けてか
を求められていただいている方が多いのかなと
らの首都圏に仕事がない中で若者が田舎に目を
思っています。
向けて、例えば出身地であるふるさとへ戻って
そのような方であれば、当然米沢市の中にもそ
生活をやり直そうかなという、いわゆるUIJ
ういう物件というものは十分あり得ると思って
ターンと呼ばれるスタートになったのではない
おりますので、まだこれからですが、そういっ
かと思っております。
たところのターゲットを絞って調査して、どの
そうした中で、今60代で御定年をされて、そし
ような提供の仕方ができるかというものを検討
て、田舎に戻って夫婦で田舎暮らしをしようと
させていただきたいと思います。
する方々の一番は、農業という一つの業種がや
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
はり30%のシェアがあるそうであります。
○1番(木村芳浩議員) 決して空き家に付随して
そうした中で我が米沢市を考えたときに受け入
畑があればいいという問題ではなくて、これだ
れられる態勢は、何度も申し上げますけれども、
け耕作放棄地が今ふえてきているわけでありま
長野県、山梨県への移住者、あるいは短期移住
す。今米沢市でやっている市民農園なんていう
者、東京に自宅を持ちながら時間のあいたとき
ことも、そういう耕作放棄地を利活用しながら、
に田舎へ行って野菜づくりをやったり米づくり
住んでいただいて農業も楽しんでもらう場も提
をする。そういった希望をされている方も近年
供するということは、やはりダブルの相乗効果
ふえてきているというお話も聞いてまいったん
を生むんではないかなと。
ですが、そうすると、例えば先ほどの空き家の
ましてや、長野県や山梨県に新幹線で移動して
問題もそうなんですが、1つのそういう空き家
も1時間半から2時間。米沢までだって東京か
を、都会から来られるそういう趣味嗜好の方々
ら2時間7分ですよ。そうすると、やはり移住
にシェアハウスとして提供できないものか。そ
する、定住できる条件は満たしていると思いま
- 134 -
すので、ぜひその辺も深く御検討いただきたい
こういった条件、支援が受けられる。全くこの
なというふうに思います。
1つの3枚あるパンフレットに売り込むことが
それから、3番目の定住・移住課の設置につい
できるんですよ。
てでありますが、先ほど市長から、さまざまな
だから、私は、最初は少ない人数でもいいと思
各課の横の連携が必要だというふうなことで、
いますよ。今各課がその移住・定住者に対して
現行の総合政策課を中心とした中でやっていく
やれることをその課に集約すればいいじゃない
ことを了とするというような御答弁をいただい
ですか。課の人間がほかの課に「どうなんです
たわけですが、私は逆だと思いますよ。
か」「ああなんですか」ではなくて、その課に
今、総合政策課が抱えている問題はこれに特化
集約をする。考え方が違うと思うんですが、そ
したものではなくて、これからの米沢市の総合
の辺いかがですか。
計画を中心とした中で、いわゆる今言われてい
○海老名 悟議長 須佐総務部長。
る道の駅の問題であるとか学校の統合の問題、
○須佐達朗総務部長 移住者にとって一番わかりや
さまざまなところの総合政策を補っているので
すいのは、まず窓口がどこかということかと思
あります。
います。窓口については、御指摘のとおり総合
私が申し上げている移住者、人口をふやすため
政策課に一本化しております。
には、今までふえてきた実例がない。先ほど申
それで、総合政策課だけでは、当然ですが解決
し上げたように、その対策を今必死に全国の地
できない問題がさまざまございます。これにつ
方が取り組んでいるんですよ。
いてはどうしても専門的な知識が必要になって
なぜ私がこれを提案したかというと、この回帰
きますので、横の連携を強めることで総合政策
センターにお邪魔したときに、早速その専門的
課の窓口の機能がさらにアップすると。つまり、
な部署を設けるという自治体が多く聞かれたか
一つ一つが専門的であればこそ、そういった全
らなんです。平成28年度からです。だから、ど
体の力がさらに大きくなるというふうに考えて
れだけ本気で本市に人を呼び込もうという考え
いただければわかりやすいかなと思います。
があるかということを問われていくんですよ。
全体的なさまざまな課題をまとめて1つの課を
以前、ふるさと納税の話がございましたときに、
つくることも一つの方策だと思います。実際に
市長が考えとは違うといって、その政策を半年、
そうやっている団体もあるようでございます。
1年延ばした結果、全国からおくれをとってい
ですので、自分たちとしては今のところは部署
った。この定住・移住問題に対しても、専門課
を置いてさまざま連携したほうがいいと思って
を設けてしっかりと本腰を入れないと米沢の人
おりますが、今後いろんな状況もあるかと思い
口はふえませんよ。
ます。あと、議員の御指摘もありますので、さ
今がチャンスなんです。米沢では今がチャンス
まざま研究をさせていただきたいと思いますが、
だと思います。先ほど市長が別の議員の方の答
現在のところは、連携協力という体制で臨みた
弁でありました日栄電機さんが来る、住理工さ
いと思っているところでございます。
んが来る。雇用の場が開かれていく。これは一
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
つのチャンスなんです。
○1番(木村芳浩議員) これまでも、さまざまな
そうすると、社会動態的に見ると、あそこはや
施策の中で横のつながりは大分議会から御指摘
はり産業がふえていく、雇用場所がふえていっ
をされているはずなんですよね。この問題だけ
た、住むところも整備されている。移住しても
とは限らず、本当に米沢市政の当局の中で横の
- 135 -
連携はしっかりつくられているんですかね。私
いて質問をさせていただきますが、やはり残念
はそういう不安もあるからこそ、やはり今必要
ながらと申し上げるか、部長答弁の中では、健
なのは人口をふやすことであって、人口がふえ
康づくりを考えたときにはさまざまに分野が広
れば税収もふえる。なおさらそういう法人企業
い、これは私も理解をするところであります。
も来る。やはりそこをつくることができると思
体を動かすことが健康づくり、その柱があって、
うんですね。
さまざまな講習会や、そして、私が先ほど壇上
本当にやれますか、部長。もう一度お聞きしま
から申し上げたように、健康はやはり食との結
すよ。総合政策課の中でやれますか。32年まで
びつき、これは絶対に欠かせられないという視
に何人と総合計画に載っていましたけれども、
点から質問をさせていただいたわけであります。
それよりもちゃんとふやすことができますか。
しかし、やはり市民の、例えば高齢者の皆さん
最後にお聞きします。
方に健康づくりのこういうふうな講座や催しを
○海老名 悟議長 須佐総務部長。
行うと言っても、なかなかその情報すら伝わっ
○須佐達朗総務部長 済みません。結果については
ていかない。そういう取り組みが伝わっていか
また別にしまして、組織の件からだけ申し上げ
ない現状もあると思います。
ますと、危険家屋対策について、実は建築住宅
中には民間の方々が独自性を持って、昨日も民
課に今窓口を設けております。それで景観に関
間の方々のところでいろいろと健康づくりに対
することは都市計画、あるいはごみとか虫とか
する講演、講習なんかが行われていたようであ
といったものについては環境、そういうふうに
りますけれども、いわゆる健診制度であるとか
さまざまな部署にかかわることを、窓口として
そういったものは当たり前に市民の皆さんは認
は今建築住宅課に設けて、住民の対応も主とし
識は持っていると思います。
ては建築住宅課でやっております。そんなこと
しかし、健康と食を考えたときに、食という分
で今のところはまずはうまくいっているのかな
野は、先ほど114事業のうち107事業なされてき
と思います。
たというふうなことで御説明もいただいたんで
それで、木村議員のおっしゃるように一気に組
すけれども、実際にそうなんですね。ことし平
織をどんとつくるのではなくて、さまざまな時
成26年度に本市が取り組んできた食育の分野の
間的経過を経て、必要に応じて構築するやり方
中でこれだけのメニューをされている。しかし
もあろうかと思います。
ながら、残念なことにこれは小中学校、高校で
ですので、今のところは、危険家屋の例にとら
行われている食育の推進の事業がほとんどであ
せていただければ、何とかうまくやっていると
って、一般の方々あるいは高齢者の方々の比率
いうふうに思ってございますので、人口定住対
というのは非常に低いものがあるなと感じて拝
策についてもそつなくこなさせていただきたい
見をしておりました。
と思っているところでございます。
そうした中で、こういう食という部分では、先
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
ほど来申し上げているように、米沢市、山形県
○1番(木村芳浩議員) スピード感を持ってしっ
は農業県でございますから、さまざまな農産物
かりと定住政策に取り組んでいただきたいと思
があります。そうした中でも郷土料理の価値、
います。また改めて、この問題については後日
あるいは伝統食の価値というものを今後継承し
質問させていただきます。
ていくことが大切なのではないかなというふう
それから、2番目の健康長寿と食育の推進につ
- 136 -
に考えておりますが、こうした健康食とか伝統
野菜の料理というのは、今の高齢者の方から次
ればならないということなんですよ。
の世代に伝わっているものなんでしょうか。そ
そうすると、例えばこれは小中学校でも、これ
の辺はいかがですか。
だけ半数以上の食育に対する取り組みをなされ
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
てきているわけですが、先ほど欠食のお話がご
○堤 啓一健康福祉部長 さまざまなこれまでの取
ざいました。これは特に小学校に上がった1年
り組みは行っているところではございますが、
生というのは、なかなか学校に行く前朝起きる
それぞれ伝統料理あるいは郷土料理等の食文化
のが遅かったりということで、低学年のうちは
の伝承という面では、なかなか若い方々のほう
なかなか朝食をとる時間を割いても寝てたほう
にすんなり受け入れられるというものでもない
がいいというお子さんが何か多いようで。でも、
部分もありまして、必ずしも受け継がれている
先ほどの御報告を聞きますと、何とか近年では
とはちょっと言いにくいところがございますが、
改善がされてきたのかなということが感じられ
いろんな場面でそういった知識なり料理の方法
ます。
なりは伝承されている部分はあるかと思います。
学校給食の中で環境問題を考えたときに、ひと
若い方々に受け入れられるような方向でいろい
つ食べ残しという部分がありますが、この辺の
ろ検討しながら、今後若い次世代に受け継がれ
今の学校給食の中における子供たちの食べ残し
るような機会をふやしていきたいというふうに
の割合というのはどれぐらい把握されています
考えてございます。
か。
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○海老名 悟議長 山口学校教育課長。
○1番(木村芳浩議員) 部長答弁を聞いています
○山口玲子学校教育課長 具体的な数値というのを
と、だから、これというものは今ないんでしょ
今持ち合わせておりませんが、食べ残しについ
う。これというものがなくて、ずらずらずらず
てはやはり個人差が非常に大きいなというふう
らそんな答弁をされても、メディアから見てい
に感じております。
る市民の皆さんは「何言っているのかな」と思
われますよ。
学校では食べることのありがたさとか、それか
ら、食べ物を大切にするということを指導する
ですから、食育に関して米沢市の伝統料理を、
と同時に、個人個人の偏食あるいは食べる量の
いっぱいあるじゃないですか。この23年に出さ
ムラというのも、給食の時間を通して少しずつ
れた米沢市食育推進計画の中にも、こういうか
指導はしているつもりです。やはりここは家庭
いから煮、冷や汁、さまざまなものがあって、
との連携が非常に大切になるかなというふうに
いろいろ小野川の豆もやしだとか、さまざまに
思っております。
こうして食育を推進させるために23年度から取
可燃ごみにつきましては、小学校の3、4年生
り組んできたんじゃないんですか。この中にも
の社会科で具体的な学習を進めますので、その
ちゃんと書かれていますよ。しっかりとそうい
折に家庭でどの程度ごみが出るのかなんていう
った伝統料理を後世にも伝えていくと。今の答
ところも実際に自分たちの目で見ながら、そこ
弁だと、何かやってもないからちゃんとしっか
のごみを減らすためにはどうしたらいいのかな
り答えられない。そのような感じに私は受けと
んていうことも家庭と一緒に授業を進めている
めざるを得ないんですが。
ところであります。
だから、健康づくりというのはそういう食育と
やはり食にかかわるところということでは、食
いう部分もしっかりと並行して考えていかなけ
べ物を大切にする、それから、生産してくださ
- 137 -
る、あるいは学校に運んでくださる、調理して
寿の食生活の地域講座を開催するというような
くださる、さまざまな方への感謝の気持ちを育
ことも行われているところでございます。こう
てながらということですので、食べ残しについ
いった取り組みを今後ふやしていきたいという
てもそういった視点から学習指導を進めている
ふうに考えております。
ところです。以上です。
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○海老名 悟議長 木村芳浩議員。
○1番(木村芳浩議員) せっかく身近にこうした
○1番(木村芳浩議員) 大変すばらしい政策が進
栄養大学があり、栄養士さんがどんどん育って
んでいるなと、私も感心をしております。私も
いく中においては、やはりこの地方でもそうい
息子がおりますので、今小学校に通っています
う郷土料理、伝統文化を守るという意味では、
けれども、学校では、今課長がおっしゃったよ
そういった方々のお力添えも今後大きく必要に
うに、食べ物に対する感謝の気持ちということ
なってくるのではないかなと思いますので、さ
を中心にして御指導していただいているところ
らに進めていただきたい。
でありますので、ぜひこれは引き続き食育に対
きょうはこうして健康長寿と食についてお話を
しての御指導をお願いしたいなと思っておりま
させていただきましたけれども、やはり高齢者
す。
が活躍ができる場といったものも考えていかな
米沢市にとりましては、最近栄養大学ができた
ければならないなと私は思っているんですが、
こともありまして、今後この栄養大学の学生さ
今、北海道で全国の漬物選手権、漬物グランプ
んあるいは学校との連携をもって、健康づくり、
リ、「T-1グランプリ」と向こうでは言われ
そしてこの食育に対して、どのように今後栄養
ているようでありますが、これが開催されてお
大学との連携をお考えなのか、その辺もお聞か
ります。
せください。
やはりこれは農業都道府県だからこそできる戦
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
いなのかなと。米沢でも各17地区、さまざまな
○堤 啓一健康福祉部長 現在、教育委員会の事業
高齢者の方々が昔から伝わるその土地その土地
等でも栄養大学の先生に御協力をいただいてい
の味を漬物に、たくさんおいしいところを私も
るというようなことも聞いておりますが、こち
存じ上げておりますが、これをぜひ米沢でも、
らで担当しております食育推進協議会で、今食
こういう農産品の普及、それから、やはり農業
育の2次計画を検討しているところでございま
への活力という視点に立ったときに、こういっ
す。そういった中で、その会長を栄養大学の先
たものもひとつ企画をしていただきたい。
生に務めていただいて、いろいろアドバイスを
いただいているということがございます。
今岐阜県の多治見市なんかでは、TGKといっ
て「多治見元気高齢者」だから、米沢であらわ
それから、そのメンバーに栄養大学の学生の方
すならばYGKだなと。「米沢元気高齢者」と
にも入っていただいて、いろんな意見をいただ
いうふうな、高齢者に対して元気で健康な健康
いております。いろんな事業についても、コン
づくりの事業もしっかりと組んでみてはいかが
テストとかいろんな企画なども考えていただい
かなということを最後に御提案申し上げます。
ているというようなこと、現在そういう連携を
しているというところがございます。
最後になりますが、皆川球場の改修工事につい
ては、教育長から本当に前向きな御答弁をいた
それから、いろんな老人クラブ等での取り組み
の中で、栄養大学の協力をいただいて、健康長
- 138 -
だいたのかなというふうに思っております。
それで、2年前ですか、私、この一般質問でも、
スコアボード、バックスクリーンのLED化あ
○海老名 悟議長 休憩前に引き続き会議を開きま
るいは山形大学の有機ELと連携をし合って、
す。
これは各自治体の視察地にもなれるような目玉
次に進みます。
のものを野球場として整備をしたらどうかとい
一つ、地域循環型経済の構築を目指して外1点、
うふうなことで申し上げました。
9番中村圭介議員。
今の御答弁では、平成28年度からこの計画に対
して検討を行っていくという前向きなことであ
〔9番中村圭介議員登壇〕(拍手)
○9番(中村圭介議員) 皆さん、こんにちは。一
りましたけれども、実際に今、先ほども細かな
新会の中村でございます。
部分で申し上げましたけれども、バックネット
先ほど、昼前の木村議員の一般質問の頭でお話
裏の本部席があるところでは天井がもう崩れ落
がありましたけれども、今回20人の質問という
ちてダクトが見える状態。ましてや、この間、
ことで、後半の部、折り返しのトップバッター
御紹介がありましたように7月5日にプロ野球
となります。
の試合をやったときも大分心配をされていまし
た。
今回は本当に非常に厳しい本市の財政難に幾ば
くかでも寄与できればというような趣旨、思い
また、今は県大会、さまざまと開催地というこ
を持って質問させていただきたいと思いますの
とで誘致をしていただいた中でも、非常に審判
で、当局の皆さんにおかれましては、どうぞ誠
団、スタッフの方々が、市外の方が「大丈夫な
実なる答弁をお願いしたいと思います。
のか」と御心配をいただいている現状もござい
また、きょうは私には珍しく傍聴席に傍聴人に
ますので、そういったところをまた来年度一部
来ていただいております。実は、1年前も同じ
の改修という形になるかとは思いますけれども、
ように学生の傍聴をいただいたわけですけれど
ぜひそういったところにも目を向けていただい
も、去年に引き続きまして、私、また3名のイ
て、社会施設全体を、もう何度も申し上げます
ンターン生を受け入れております。今回の質問
が、平成4年の紅花国体から手を加えられてい
の一部はそのインターン生とともに勉強して考
ない体育施設が数多くございます。これからの
えたものでもございますので、ぜひその辺を皆
そういった施設を利用する子供たちも含めて、
様もお酌み取りいただいて質問のほうを聞いて
高齢者の方々も含めて、安全に使用できる施設
いただければと思いますので、よろしくお願い
の改修・改善に取り組んでいただきますことを
いたします。
お願い申し上げて、私からの質問を終わります。
○海老名 悟議長 以上で1番木村芳浩議員の一般
質問を終了し、暫時休憩いたします。
それでは、早速質問に入らせていただきます。
今定例会の初日、米沢市監査委員より、平成26
年度米沢市一般会計決算及び基金運用状況審査
再開は午後1時といたします。
意見書についての報告がありました。
当初、10億円を超える赤字が予測されていた実
午後 0時20分 休
憩
質単年度収支ですが、最終的には7億6,294万円
の赤字。それでも、平成25年度の実質単年度収
支がマイナス2億9,192万円なので、その前年と
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
比較して2倍以上の赤字額となっております。
午後 1時00分 開
議
それに伴い、経常収支比率も悪化しております。
その前に、経常収支比率という言葉です。傍聴
- 139 -
人もいらっしゃいますので、簡単にその意味を
用についてもめどが立っておらず、将来への不
私なりの言葉で説明させていただきたいと思い
安を解消できておりません。言うまでもなく、
ます。
財政健全化に向けた取り組みは喫緊の課題であ
まず、仮に月収が10万円ある家庭があるとしま
ります。
す。当然、生活していく上では必ず必要な経費
そんな折、先月8月25日の市政協議会におきま
があります。例えば家賃であったり食費であっ
して、待望の米沢市財政健全化計画(案)が全
たり光熱費。例えば、この必ずかかる必要経費
議員に示されました。計画(案)は、計画の概
が月10万円の収入に対して9万8,000円かかると
要から始まり、現状と課題の分析、健全化に向
しましょう。
けた目標設定と大項目が続き、ここまではある
そうだとすれば、自由に使えるお金は2,000円。
程度理解はしましたが、肝心かなめの健全化に
旅行に行ったり外食したり、例えば冠婚葬祭が
向けた施策については正直疑問を抱く内容とな
あったりという急な出費にこの2,000円で対応し
っております。
ていかなくてはなりません。貯金もできません
どんな項目が挙がっておったのかと、主な項目
し、急な出費は貯金を切り崩して何とか生活し
を述べさせていただきますが、公共施設使用料
ていると。そして、昨今の不景気により給料も
の引き上げ、産業まつりの廃止、各種補助金・
下がるかもしれない。
負担金の縮減、老人福祉センター寿山荘の廃止。
ここまで話しても相当厳しいある家庭の状況を
山田議員も相当質問でおっしゃっていましたけ
想像していただけるかと思うんですけれども、
れども、この廃止も含まれております。市立病
つまり収入に対して必要な経費、経常的支出が
院事業負担金の抑制等が示されておりました。
収入に対してどの程度占めているのかをあらわ
すのが、この経常収支比率であります。
財政を立て直すためには、即効性のある緊縮策
が有効であることは事実です。が、しかし、そ
この家庭においては10万円の収入に対して9万
ればかりでは、市民生活は疲弊し、負のスパイ
8,000円の支出があるわけですから、ここで言う
ラルに陥り、さらなる財政悪化を招くのではな
経常収支比率は98%ということになります。ま
いでしょうか。出口の見えない抑圧に人は耐え
さにこの状況が今の米沢市です。
切れません。歳入増に向けた未来ビジョンを示
本市における平成26年度の経常収支比率は
すことが必要です。
98.1%。歳入に対して98.1%のお金が人件費や
今回の財政健全化計画(案)には、歳入増を見
扶助費、公債費などの経常的な支出に消えてな
据えた力強い積極策や具体策が欠けておるよう
くなります。しかも、約9億円もの貯金、基金
な気がします。ぜひこの部分を直していただけ
を取り崩して、そして、埋め合わせをした結果
ればと思います。
での数字です。
私は、このことを通していたずらに市民の皆さ
本市では数多くの課題、問題を抱えており、ま
んの不安をあおるつもりはありません。今々、
た、市民の皆様からのさまざまな福祉向上に向
市民生活に重大な影響が及ぶということも考え
けた要望をいただきますが、この厳しい財政難
にくいかもしれません。
が起因して、柔軟な対応、施策が打ち出せない
状況です。
が、しかし、この危機的状況に今本気の姿勢で
臨まなければ、少子高齢化、人口減少、税収減
さらに、道路や上下水道といったインフラ面、
120を超える公共施設の膨大な維持修繕、更新費
- 140 -
等に拍車がかかり、疲弊すればするほど再建の
道は遠のいてしまいます。
前置きが長くなってしまいましたけれども、先
郊外に大型店舗が乱立することで、本来の地域
ほど申し上げた歳入増に結びつく施策について
需要を大きく超える商品供給が行われ、地元商
自分なりに考え、今回は2つの項目についてた
店街と大手チェーンとの顧客争奪戦が始まりま
だしてまいりたいと思いますので、よろしくお
した。物量にまさる大手になすすべなく、地方
願いいたします。
の多くの中心部はシャッター街となり、活気を
まず1つ目の質問、地域循環型経済の構築につ
いて伺います。
失っている状態です。
さらに、状況を深刻化させる事例として、少子
スムーズにいかない新文化複合施設建設であり
高齢化、人口減少等の影響により、地方におけ
ますが、来年度開館を迎える予定です。新文化
るマーケットとしての魅力が低下し、郊外から
複合施設は、市民ギャラリー、図書館の機能を
大手の撤退が始まり、内・外からまちの崩壊が
持つことは当然ながら、衰退が著しい中心市街
進んでいるという問題も懸念されております。
地活性化へ寄与する施設としての使命も担って
おります。
いずれにせよ、今後は高齢化率も進み、交通弱
者もますますふえていくことでしょう。自家用
この度策定された(仮称)米沢市新総合計画
車が必要となる郊外型ではなく、新総合計画
(案)においても、中心市街地を核として、買
(案)にもあるように、公共施設や医療、商業
い物や医療、福祉等の生活サービス機能が集積
施設を中心部に集積し、町なか居住を推進して
した密度の濃いコンパクトなまちづくりを推進
いくことが何よりも大切だと思います。
するとの記載がありました。では、なぜ中心市
街地の活性化が必要なのでしょうか。
外的要因に屈しない、地域に根を張った元気の
ある商店街の再生のためにも、地域内における
中心市街地の衰退は、米沢市のみならず、全国
の地方都市に共通した大きな課題です。衰退の
人、ものの循環を活発にし、地元産業の振興、
雇用を生み出さなければなりません。
要因は数多くあるものと思われますが、全国の
また、この実現には、消費者である我々の意識
地方都市が一様に同じ状況に陥っているという
変革も必要です。農産物、伝統産業、すぐれた
ことを鑑みれば、根本的な問題や課題は絞り込
製品、老舗企業といった地域資源や地域産業に
みができるのではないでしょうか。
ついての理解を深め、地域愛を醸成することは、
その一つの要因として、戦後の高度成長から
1970年代に自家用車が普及し、大規模な道路改
地域循環型経済の構築の強力な推進力となるは
ずです。
良、都市部近郊でのバイパス整備が全国的に行
そこで伺います。地域循環型経済の構築に向け
われ、車の流れにあわせるかのように住宅や企
て、本市ではこれまでどんな取り組みをなされ
業の事務所、ショッピングセンター等の郊外流
てきたのか。また、市民に理解をいただくため
出が始まります。
の啓発活動についても重要であると考えるが、
さらには、学校や病院、役所などの公共施設ま
でもが郊外へ進出している事例が全国で目立つ
その認識についてお知らせいただきたいと思い
ます。
ようになってきました。中心部にとってかわり、
次に、戦略的な企業誘致について伺います。
にぎわう郊外の沿線には、大型家電量販店、フ
ことしの3月議会予算委員会におきまして、企
ァミリーレストラン、衣服等の販売店などの大
業誘致の委託費に対して十分な説明がなされて
手チェーンの店舗が乱立し、地方の主要沿線は
いないということで、当局みずからがその費用
日本全国の一様の景色となっております。
を執行停止するという申し入れをされておりま
- 141 -
す。
調査を実施し、企業の動向を把握するとともに、
そして、その後、市政協議会の場におきまして、
こうした情報をもとに誘致活動を展開する企業
日本立地センターの担当者の方から議会への説
の開拓を図っています。
明をいただきましたが、やはり本市にはなじま
また、今年度新たに、研究開発型企業の集積に
ないという意見から、業務委託については現在
向けて、山形大学工学部と連携したセミナーを
保留の状態になっているものと思われます。
山形銀行とともに開催し、広く山形大学工学部
戦略的な企業誘致の必要性を訴えるため、今回
の研究成果をPRすることで、山形大学工学部
この項目を盛り込ませていただきましたが、詳
の研究者との共同研究の可能性を高めるととも
細につきましては、自席より質問させていただ
に、セミナーに参加していただいた企業に対し
きたいと思います。
て、訪問等による誘致活動を展開すべく準備を
壇上からは、その後、それにとってかわる戦略、
進めているところであります。
手法を練られたのかどうか、その件について伺
このようにさまざまな手法で企業動向情報を収
いたいと思います。
集し、山形県産業立地室並びにオフィス・アル
以上、壇上からの質問といたします。
カディア応援会や産業政策アドバイザーなど関
○海老名 悟議長 安部市長。
係機関と連携を密にして、企業訪問を初め、誘
〔安部三十郎市長登壇〕
致活動に取り組んでいきたいと考えているとこ
○安部三十郎市長 ただいまの中村圭介議員の御質
ろであり、今後もさまざまに企業誘致につなが
問にお答えをいたします。
る効果的な手法を検討し、企業誘致に取り組ん
私からは、戦略的な企業誘致についてお答えを
でいく考えです。
します。その他につきましては部長よりお答え
なお、本年7月に立地が決定しました企業につ
します。
きましても、今後の本市自動車関連産業の誘致
日本立地センターへの業務委託にかわる企業誘
にも大きく寄与するものと捉え、これを足がか
致の方法についてでありますが、本市では、平
りにして積極的な誘致活動を推進しております。
成25年度に策定しました企業誘致方針をもとに
企業誘致活動を行っております。
私からは以上です。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
この中で、特に米沢八幡原中核工業団地と米沢
〔山口昇一産業部長登壇〕
オフィス・アルカディアにつきましては、超精
○山口昇一産業部長 私からは、地域循環型経済の
密技術関連、有機エレクトロニクス関連、自動
構築を目指しての御質問にお答えいたします。
車関連、食品関連の4業種に加え、医療関係や
今後の超少子高齢化社会における地方創生のた
産業用繊維関連、物流関連と雇用創出効果が大
めには、地域の経済をしっかりと支えることの
きい業種や地域産業の発展に効果の高い業種を
できる経済構造を構築していくことが必要であ
誘導業種と特定業種として設定し、特に優先し
り、地元の中小企業の活性化が必須であると考
て立地を進めることとしております。
えております。そのため、地域内経済循環を促
昨年7月に、本市と山形銀行との間で、企業誘
致を初め、産業振興に係る連携協力に関する協
進することは大変重要であると認識をしており
ます。
定を締結しておりますが、本年度より本格的に
一方で、地域内で経済が循環するだけでは、地
始動しており、本市の企業誘致方針に基づき選
域の維持が困難でありますので、いかに地域外
定した市外企業に対して立地に係るアンケート
から資金を獲得するかも重要であり、資金を外
- 142 -
から獲得するとともに、地域外に出さないで地
意味からも、行政のみならず、消費者でもある
域経済を循環させることが最重要であるという
市民一人一人はもとより、企業や団体など地域
ふうに考えております。
内の全ての主体が、意識をともにしながら実践
地域循環型経済の構築に関するこれまでの本市
していくことが重要であるものというふうに認
の取り組みでありますが、本市が発注する工事
識をしております。
や業務委託、物品購入等の公共調達に関しまし
そうしたことからも、議員御提案のとおり、地
ては、従来より地元企業を優先して取り扱うこ
域内経済循環についての市民認識の向上と意識
ととしており、平成22年には小規模修繕契約希
啓発に積極的に取り組む必要があるものという
望者登録制度を創設して、小規模の修繕業務は
ふうに考えております。
地元の小規模事業者に発注するなどの取り組み
本市では、4年前の大震災後、消費自粛ムード
を行っております。
にあった時期に地元消費推進を呼びかけるチラ
また、本市の公共建築物等における地域産材の
シを発行したほか、さきにも申し上げました愛
使用に努める基本方針を定めたほか、学校給食
の商品券事業やまちなかゼミナールなどを通じ
における地場産農産物等の活用を促進するとと
て、市内の事業所での消費拡大と経済循環を働
もに、緊急経済対策として、庁内ネットワーク
きかけてきたところであります。
用のパソコンや有機EL照明器具等の地元企業
また、昨年、議会発議で制定をいたしました米
の製品を優先して調達したところであります。
沢市地酒による乾杯を推進する条例も地産地消
さらに、市民に対しては、米沢市地産木材使用
の推進を目的としており、この条例をPRして
住宅等建築奨励事業費補助金制度や米沢市住宅
実践することも、より多くの市民に地域経済循
リフォーム補助制度、LED公衆街路灯設置費
環への理解を深めることにつながるものという
補助制度等の各種補助金制度にあっては、地元
ふうに考えております。
企業を活用した場合の優遇措置を講じたほか、
もう一つの事例として、昨年から実施されてお
商店街連盟の愛の商品券事業への支援や、地元
りますバルの事業なども、これは参加する方々
商店のファンをふやすまちなかゼミナールへの
にお得感を持って、また、楽しみながら地元飲
支援等により、地元での消費を促し、地域内経
食店をめぐることで地域経済循環を意識してい
済循環の形成を図ってきております。
ただける、実践と意識啓発を兼ねたよい事例の
なお、ことし4月に施行した本市中小企業振興
一つかというふうに認識をしております。
条例では、第3条の基本理念の中に「地域の経
こうしたことを受け、市民が実際に地元の事業
済循環を促進すること」を掲げたところであり
者を利用していただく機会を積極的に設けるこ
ます。今後、こうした考えのもとで、より一層
とで、地元の事業者を利用しやすくし、無理な
地域経済循環を促進してまいりたいと考えてお
く自然な形で経済循環が図られるような仕組み
ります。
を構築するとともに、地域内経済循環の意義を
次に、消費者である市民の認識向上、地域内経
御理解をいただきながら積極的に行動していた
済循環の大切さの意識啓発に取り組む必要があ
だけるよう、意識啓発についても取り組みを工
るのではないかとの質問に対してお答えをいた
夫してまいりたいというふうに考えております。
します。
私からは以上です。
申し上げるまでもなく、経済活動においては行
政より民間の力が大きいものであり、そうした
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
○9番(中村圭介議員) それでは、再度、質問席
- 143 -
より伺いたいと思います。
ので、広報を使うなりさまざまな手法をとりな
順番どおり、地域循環型経済の構築を目指して
がら、市民の意識改革に向けて啓発をしていき
というところから聞かせていただきたいと思い
ます。
たいというふうに考えております。
○海老名 悟議長 安部市長。
済みません。喉の調子が悪くて聞き取りづらい
○安部三十郎市長 今の部長がお答えしたとおりな
点があろうかと思いますけれども、御容赦いた
んですけれども、私のほうからちょっと補足を
だければと思います。
させていただきたいと思います。
今回の質問ですが、簡単にもっとわかりやすく
私が高校生のときだったか大学生のときだった
言えば、いわゆる地産地消とか地元消費といっ
か、ちょっと定かでなくなりましたが、町中の
たものが根づく社会づくりを行いましょうと。
あちらこちらに「地元のお金は地元で使おう」
今回の質問趣旨というのは、その方法の手法を
というステッカーが張ってありました。それは
問うものではなくて、やはり答弁をいただいた
米沢でさるお店を経営していらっしゃる経営者
意識啓発、土壌づくりというところに主眼を置
の方が、個人であちらこちらに張った一種のキ
いて質問させていただきたいと思っております。
ャンペーンでありました。
山口部長からもうほぼ前向きに取り組んでいた
それを見て「なるほどな」と感心をいたしまし
だけるような答弁はいただいたところではある
た。意味的には感心しました。でも、ステッカ
んですけれども、これはストレートに、買い手
ーでその文言を読んだだけでは、心が浮き立つ
はやはり地元愛として地元で消費して、地元で
かというと浮き立たない。理屈ではわかっても、
得た所得は地元に還元するんだという意識もそ
そこから前に進まないというのが正直なところ
うでしょうし、一方で、売り手側の意識という
だったというふうに、自分では振り返って思っ
ものもあると思います。
ています。
やはり多様化する生活スタイルで、例えばただ
その点、去年の11月に初めて行われたバル、5
大手にかなわなくてというだけではなくて、そ
月にも行われてこの秋にもあるわけですが、あ
のニーズに合った品物やサービスを提供すると
れは結局お金を地元で使うという全く同じ趣旨
いうふうな両方の意識改革が考えられると思い
ですが、やはり心がうきうきしてくるというの
ます。
が理屈抜きにあるというふうに思っています。
これは手法を考えるということで、何らかの取
ですから、市民に啓発をすることは必要ですが、
り組みはしていただけるという理解でよろしか
みんなでうきうきしてくるような手法といった
ったのか。まず先に、そこだけ伺いたいと思い
ものをさまざまに考える。
ます。
午前中の答弁と重複しますが、市役所が考える
○海老名 悟議長 山口産業部長。
というよりは、市民のお店とか団体とかさまざ
○山口昇一産業部長 御指摘のとおり、消費者とし
まな市民が考える、そういう仕掛けづくりとか
ての意識、それから事業者としての意識、それ
縁の下の力持ちとかサポート役とか、そういう
ぞれをやはり持ってもらう必要があろうかとい
ことを行政は積極的にしていくべきものという
うふうに思います。
ふうに思っています。
PR、手法論については今後検討させていただ
このバルについても当然補助金をお出しすると
きますが、やはり地域内循環、地産地消の推進
いう形で縁の下の力持ちというか下支えいたし
というのは行政にとって重要な課題であります
ておりますので、その点をつけ加えて終わりま
- 144 -
す。
ただけるのであれば、すごくおもしろいのでは
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
ないかなと思っています。
○9番(中村圭介議員) 市長の高校時代の話、そ
ネットで買った場合、地元で買った場合、あな
のときのイメージが残っているということです。
たのお金はこれだけ違いますよと。「あっ、そ
ですから、そういう啓発の仕方によっては市民
うなの」と。「これ1万人やったら、何百万、
の心に深く残るものだと思います。
何億も違うじゃん。ああ、そうか」と。それで
何でかと言えば、先ほど消費者側、売り手側、
も選択するのは消費者ですが、それを意識する
事業者側両方という話をしましたけれども、ま
のとしていないのでは大きな違いがあると思い
ずはやはり消費者側のほうに訴えてみてはどう
ます。
かなと考えています。
どうですか。そういうのはすごく理屈だけでは
先ほど壇上で大手チェーンを何か悪者かのよう
なくて目から飛び込んでくるおもしろい発想で
に私は言いましたけれども、それを選択してき
はないかなと思うんですが、部長、いかがです
たのも消費者でありますね。多分利便性を求め
かね。
て、そういったものに流れたと。でも、いずれ
○海老名 悟議長 山口産業部長。
気づいてみたら、町なかが空洞化してしまって、
○山口昇一産業部長 今聞いてみて、できるかどう
いずれ郊外の店もなくなってしまって、残った
か自信はありませんが、大変おもしろいことに
のが実に住みにくいまちだったと。
なるだろうなというふうに認識をしております。
ですから、今後消費者としても便利さとか安さ
やはり何か目に見える形、心に残るようなもの
とかだけでなく、地元愛を持った、地元の将来
で働きかけていかないと回っていかないだろう
に投資できるという高い水準まで意識を高める
なというふうに思います。
ことができれば、非常にさまざまな施策も効率
これは最終消費者である市民の多くの方々の意
よく機能していくのかなというふうに思ってい
識を変えていかないと成り立っていかないもの
ます。ですので、ぜひその意識啓発という部分
だろうというふうに思いますので、今現在は、
に取り組んでいただきたい。
山形県が県産品愛用運動というのを展開してお
あと、ちょっと具体的な話ですが、これはよく
りますが、これについてもまだまだ理解、浸透
学生なんかとも話をするんですが、やはりそれ
は不足しているのかなというふうに理解をしま
に気づかない人がすごく多い。ちょっとしたこ
す。
とですが、例えば今は便利な世の中です。ネッ
そういう意味でも、まずこういったもののPR
トで注文すれば、本でも何でも文具でも次の日
をしていく傍ら、議員提案のようなことが可能
には届きます。だけれども、そういう無店舗型
かどうか研究してみたいと思います。
のところにお金を落として、便利さの影に、実
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
はそれを地元の本屋さんで買っていればと考え
○9番(中村圭介議員) 地元のものを消費する本
たときに、どれだけのお金が市外に流出してい
当の意味というのを腹に落とすというのはやは
るのか、市内からどれだけのお金が回るのか。
りなかなか難しいと思うので、ぜひ何らかの目
多分それの積み重ねが地方の疲弊を生んでいる
に見える形で、あとは市長の高校時代に強烈に
ような気がします。
思い出に残ったような、それが掲示物だか何だ
これはできるかどうかわかりませんが、ぜひそ
かわかりませんが、そういうようなものを併用
ういったところをもし具体例なので調査してい
して、ぜひ努めていただきたいというふうに思
- 145 -
います。
注が出てきているという部分もアンケートの中
あともう一つですが、これまでの取り組みを部
では散見させていただきましたので、一定の効
長から壇上で答弁いただきましたが、ごめんな
果があったと思います。
さい。全て拾い切れなかったんですが、LED、
それから、愛の商品券、今回の事業については
愛の商品券、バル、まちゼミ等々、あと入札に
アンケート調査の中で新たな事業に結びついた
関連するものということで、これは実際に行っ
かどうかを調査いたしますので、この結果が出
た施策としてはわかりましたけれども、効果と
たならば、議会のほうに改めて報告したいとい
してこれはどのように実感されているのか。何
うふうに思います。
か言葉としてお話しできますか。
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
こういったものを実施することで地域から「助
○9番(中村圭介議員) 実は、愛の商品券の効果
かった」「お客さんがふえたね」とか。例えば
がどのぐらいあったのかなというのは一番聞き
バルを行って、その後もお客さんが来ていると
たかったのですが、アンケートをとってからこ
か愛の商品券を使ってお客がふえたと、こんな
れからというふうなお話だったかと思います。
ところにこんな店があったと、また来るよとい
この部長が取り組まれた事業ですが、これから
うふうにお客がふえたとか。何かそういう声、
申し上げるのは、しっかりと何でやるのかとか
効果のほどを把握されているものがあればお知
そういったところを見据えてやっていただきた
らせいただきたいと思います。
い。やはり財政が厳しい中で、今後お金の使い
○海老名 悟議長 山口産業部長。
道というのはかなり限定的になってくると思わ
○山口昇一産業部長 今、議員が効果について御紹
れます。
介いただきましたので、それ以外の部分で申し
例えば愛の商品券は誰のために実施しているの
上げるならば、例えば太陽光発電装置の関係で、
かということを考えた場合に、事業者側なのか、
あれもやはり地元の事業者に発注することを一
消費者への一時的な購入補助的な考えなのか。
つの条件下にしておりました。補助が100分の
全部だという考え方にはなるでしょうけれども、
100ではないわけですから、例えば3分の1の補
じゃ、それをやらなきゃいけない背景というの
助であれば、3分の2は自腹でありますが、消
はどこにあるのか。消費者の例えば収入が低い
費拡大につながっているわけであります。
ところなのか。やはり地元の小売店にお客さん
議会の中でも太陽光発電装置の補助事業に対す
る発注事業総額が経済効果だろうというふうな
を呼び戻すことが一番の根本原因なのか。
そこを考えれば、本来やるべき事業というのは、
御指摘もいただいておりました。そういう評価
もしかするとそういう形ではなく別の形として
もさせていただいているところであります。
見えてくるかもしれないというところで、初日
それから、若者が移住・定住のために地元に戻
の一般質問を聞いていて、アンテナショップな
ってきた場合、これのプライオリティーをつけ
んかもそう感じました。島軒議員が言っていた。
る部分についても、地元の事業者、工事会社に
あそこで売って、あそこを足がかりに米沢の農
発注することによってかさ上げをしておりまし
産品を一大市場として捉えるのか。そんなこと
たし、条件をつけておりました。
はないと思うんですけれども。ブランド力を売
黙っていてもそういう事業は生まれてきたので
るためのものなのか。
はないかというふうな議論もあるかもしれませ
何となく概念的に観念的にやればいいだろうと
んが、やはり一つの呼び水になってそうした発
いうところだとは思うんですけれども、今後の
- 146 -
事業においては必ず問題点を捉えて、それを解
のであれば複数の目的を持って、しかも効果が
決するために事業を考えていただきたい。かな
上がるような事業を目指すべきだろうというふ
り抽象的な話になっているから御理解いただけ
うにも考えておりますので、今おっしゃられた
るかですが、特に産業部というのはそういうと
ように、企業誘致の効果についても分譲価格と
ころが多いと思うんです。
かというものだけの話ではなくて、雇用が生ま
観光の話だってそうです。例えば5,000万のお
れてどれだけの経済的な波及効果があるのか、
金を投資して1万人の観光客が来てくださった
そういう部分も捉えて、できる限り議会のほう
と。でも、その1万人のお客さんの客単価を考
に報告できるように工夫してまいりたいという
え て 3,000 万 し か 経 済 波 及 効 果 が な け れ ば 、
ふうに思います。
5,000万を使ってお客さんを呼ぶ意味もない。
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
だから、そういった意味で、何のためにどこの
○9番(中村圭介議員) 効果を1つに絞れという
問題を解決するためにこういう事業をやるとい
話ではないので、当然効果が2つ3つとまたが
うことを、ぜひ今後目に見える形でしていいた
っていいわけですから、だから、その根拠とな
だきたいと思います。
る裏づけ、ある程度の見通しを持って取り組ん
つけ加えて、企業誘致についてもそうです。こ
でいただきたいという話だったので、お願いし
れはたしか太田議員もおっしゃっていたかと思
ます。
いますね。住理工山形さんが来たときに、「ど
あともう一つですが、地産地消、地元消費を進
んだけの効果があんの」と。総合戦略の中で、
めるといった観点から1つ提案したいと思うん
何%増、分譲面積をこれだけ上げていきたいで
ですけれども、その提案の前に1つ伺っておき
はなくて、これが埋まれば、こういう企業が来
たいのが、やはり地産地消といえば、先ほど商
れば、これだけの経済効果があって、雇用があ
店のさまざま商品というふうな話をしておりま
って、米沢にこれだけの効果があるということ
したけれども、当然米沢でいえば農作物なんか
を捉えた上で、事業を実施していただきたいと
も含まれてきます。これは午前中に食育の御質
いうふうに思うんですが、その部分はいかがで
問もありましたけれども、そういったものも当
しょうか。つまり我々にもそこをしっかりと今
然含まれてくるものと私は考えております。
後示していただきたいと思うんですけれども、
米沢市の食育推進計画というのは平成23年に策
いかがでしょうか。
定されて、ことしが最終年度ということだった
○海老名 悟議長 山口産業部長。
んですけれども、これは健康課が所管されてい
○山口昇一産業部長 いろいろ御指摘をいただきま
るというふうに聞いておりましたが、新年度に
した。例えばアンテナショップだとすれば、自
向けた計画の策定状況というのはどんな進捗か、
治体としてのブランド力の発信というところも
もしわかれば教えていただきたいと思います。
狙いとしてはあるわけでありますが、農業者、
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
生産者側から見れば、安定的な生産の拡大につ
○堤 啓一健康福祉部長 食育推進計画につきまし
なげていきたい、それから付加価値を上げてい
ては、議員おっしゃったとおり、23年度から27
きたい、そういった部分もございます。
年度までの計画となっております。
ただ、これは私の見解なのかもしれませんが、
それで、現在、食育推進協議会のほうで第2次
事業を組み立てる際に、一つの事業目的だけで
計画について検討をしているところでございま
狙うのではなくて、やはり同じ予算を投入する
す。今年度に入りまして新しい委員の方を委嘱
- 147 -
しまして、会議のほうを3回ほど開催してござ
いうふうにお答えするしかないわけであります
います。年度内に計画を策定したいというふう
が、ただ先ほども壇上からお答えしたように、
に、今進めているところでございます。
中小企業振興条例の中でも、地域の経済循環を
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
促進していくんだというふうな理念はうたって
○9番(中村圭介議員) もう3回も会議されてい
おりますので、農畜産物の地産地消も含めて、
ることだったんですが、本当はまだほとんどや
さまざまな循環型の産業経済づくりを行ってい
っていないという答弁を期待していたんですが、
くための計画というふうに今捉えましたが、他
なぜかと言えば、期待したというのは、今回の
市の事例等をちょっと勉強させていただきたい
地域内の消費というものは、今、場合によれば
と思います。
さまざまな部署に横断して独自にそれらの計画
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
を策定して実施しているんじゃないかなという
○9番(中村圭介議員) 中小企業振興条例の中か
ふうに思うんです。これを例えば一元管理で地
らの入りの観点で言ってしまうと、どうしても
元の消費を推進する、もっとさらにそれらの上
中小企業を支えるというふうにいってしまって、
位計画みたいなものをつくられてはどうかとい
そこには地域で生活する市民の方の意識という
う御提案をしたいと思います。
のが私は何よりも大事だと思います。その意識
つまり農作物の消費もそうですし、地域内にお
が例えばない中で、どんなにすばらしい施策を
ける地元の消費もそう、そして意識啓発につい
打ち出したとしても成功しない。逆に意識が高
てはこういうふうにすると。地元の産業、農業
まってきたら、行政が動くまでもなく勝手にそ
はこういうふうに守っていくと。そして、その
ういうまちづくりというものが進んでいくとい
上に、米沢の中でしっかりとした地元循環の経
うふうに私は思っています。
済を構築していくんだという、それを推進する
だからこそ地域消費をこれだけ進めるというこ
ための上位計画的なものをぜひつくられてはい
とをPRするためにも、ダブるところはあるか
かがかなと思います。それがあれば、それにの
もしれませんが、そういった計画を。実は調べ
っとってさまざまな施策を打ち出していけると
たんですが、こういうものをつくっているとい
思うんです。
うのがなかなか見つけられなくて、市によって
だから、まだできていないと言ったらいいなと
は、地産地消を推進していますということを標
思ったというのは、そこにガチャンとはめ込め
語のように掲げているところもあったりしたん
るかなと思いました。逆に言えば、その主とな
ですが、唯一鳥取市には何か地産地消行動指針
るものをつくれば、今さまざまあるものを組み
なんていうもの、これは多分地方創生の総合戦
込んでいけばいいだけなのではないかなという
略に絡めた計画かと思うんですけれども、今年
ふうに思うんですけれども、どうでしょうか。
度策定されておったようでした。私が質問をつ
それだけ米沢市として地元の消費をこうやって
くったイメージしていたものと非常に近いもの
支えていく、推進していくんだという強い市民
であったので、ぜひ推し進めるためにひとつ参
への発信の後押しにもなるんじゃないかなと思
考にしていただきたいなと思います。
いますけれども、いかがでしょうか。
市長、どうでしょうか。今の話、こういったも
○海老名 悟議長 山口産業部長。
のを推し進めていくことの必要性、重要性、ぜ
○山口昇一産業部長 今、初めてお伺いした提案で
ひ市長からもお言葉もいただきたいなと思うん
ございますので、まずは勉強させてくださいと
- 148 -
ですが、どうでしょうか。
○海老名 悟議長 安部市長。
ローチをかけていくというふうなことも、この
○安部三十郎市長 趣旨としては重要だというふう
セミナーを活用してやっていこうというふうな
に思っております。
ことで、今準備を進めているというところであ
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
ります。
○9番(中村圭介議員) 趣旨については御理解い
そのほかは従来からあるオフィス・アルカディ
ただきましたので、ぜひ早期に循環型経済の構
ア応援会ですとか産業政策アドバイザー、こう
築に向けて皆様の知恵を絞っていただければと
いった方々との連携の中から、さまざまな企業
思います。
情報をいただいて企業誘致活動に生かしていき
続きまして、企業誘致に移りたいと思いますが、
たいという答弁でございました。
市長答弁をいただいたわけですが、ちょっと答
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
弁でわからなかったのが、山銀さんとの提携、
○9番(中村圭介議員) 済みません。僕の聞き方
これは非常に心強いものだと思いますが、これ
が悪かったかと思うんですが、今、部長がおっ
は昨年提携されていると。それは昨年度のこと
しゃったこともわかるんですが、それは立地セ
で、私の質問の趣旨としては、その立地センタ
ンターに委託していてもやっていた事業ですよ
ーにかわるものをどう考えているのかという質
ね。ですよね。立地センターへの委託をやめた
問をさせていただいたつもりだったんですが、
から、急遽そういうセミナーをやろうとか大学
もし私のメモが正しければ、今検討していると
との連携を図ろうということではないですよね。
いうふうな答弁だったと思うんですけれども、
そうでなくて、私が聞いているのは、それに取
どうでしょうか。山銀さんのことだけが表に出
ってかわるもの。今の答弁だと、じゃ、当面は
て、ほかの部分については何もなかったように
何ら新たなものに手をかけられない。立地セン
感じたんですが、どうでしょうか。部長。
ターに頼まなかった分を何か別の手法、方法で
○海老名 悟議長 山口産業部長。
補うのかどうかということを聞きたかったんで
○山口昇一産業部長 検討しているということでは
すが、その辺に関してはいかがでしょうか。
なくて、もう進んでいるというふうに理解して
○海老名 悟議長 山口産業部長。
いただきたいと思います。
○山口昇一産業部長 確かに委託事業としての立地
山形銀行さんとの協定の中で、銀行さんが持っ
センターにかわる新たなものというふうな部分
ているネットワーク、情報源の中から、さまざ
では、これをというところは具体的に今のとこ
まな企業誘致に支援をしていただくという中身
ろないのかもしれませんが、ただその段階では
になっているわけでありますが、市外企業に対
まだ環境が整っていなかったということもある
して山銀さんのネットワークを通じてアンケー
わけですが、市長答弁の中でもありましたが、
ト調査をやっていただいて、それをもとにして
住理工山形さんの進出、これはオフィス・アル
こちらから企業の方にアプローチをかけるとい
カディア応援会の会合がこの間あったわけであ
うふうなことも今準備を進めておりますし、そ
りますが、委員の皆さん方、非常に米沢にとっ
れから、山形大学工学部と連携したセミナー、
ては有益でよかったなというお話がございまし
これは有機エレクトロニクス関連が中心になる
た。
わけでありますが、ここに銀行さんと一緒にセ
東北中央自動車道の開通というのもまた追い風
ミナーを開いたところに参画をしてくる企業に
になっておりますし、こうした住理工さんとの
対して、逆に私どものほうから企業誘致のアプ
関連性の中で、自動車関連企業に対して積極的
- 149 -
にアプローチをかけていくべきだというふうな
が聞いただけでもなるほどと思って帰ってきま
アドバイスもいただきましたので、そういった
した。
部分もまず当面は力を注ぎながら、それから、
であれば、当然住理工山形さんだけではなくて、
山形大学の有機エレクトロニクス研究関係のブ
今後今市内で操業する全ての企業さんを個々に
ランド力を受けながら、企業誘致活動を展開し
回って、取引会社、納入会社、下請会社、その
ていきたいと考えております。
可能性を聞いてきてデータ化するというのは、
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
私は当然のことだと思います。それは時間がた
○9番(中村圭介議員) 自動車関連産業の分析は
てばたつほどライバルが入っていくことになる
これからということですか。ああ、そうですか。
わけでしょうから、早急にそこの部分を取り組
実は、先月ですけれども、県議会議員の渋間佳
んでいただきたいと思いますが、いかがでしょ
寿美議員から調整していただきまして、同じ一
うか。
新会の鳥海議員、成澤議員とともに、住友理工
○海老名 悟議長 山口産業部長。
さんの本社、愛知県の小牧市に行って、住理工
○山口昇一産業部長 おっしゃることはそのとおり
山形の社長さん、現地の統括部長さん含めて、
だというふうに思います。取り急ぎ分析をしな
いろいろなお話を伺ってまいりました。
がら、企業誘致活動に結びつけていきたいと思
その話を聞けば、やはり高速道路の開通等々、
います。
米沢の立地がさまざまな出荷場所、原材料の搬
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
入にも非常によかったというふうに聞いてまい
○9番(中村圭介議員) 企業誘致はもう営業のよ
りました。
うなものなのでスピードが命、情報が命、これ
どこまでがオフレコの話だったか、ちょっと余
しかありませんので、いかにお金をかけて安い
り思い出せないので、具体的な話は述べないよ
費用で情報をとって誘致するかというところに
うにしますが、非常に今後米沢という場所が、
なろうかと思いますので、ぜひスピード感を持
例えば東北のさまざまな自動車メーカーへの部
って取り組んでいただきたいと思います。
品供給の拠点として非常に優位な、競争力とし
あと、県と市の連携についてというところで、
てはどこにも負けないとは言わないんですけれ
最後にちょっと伺いたいと思うんですけれども、
ども、提案次第ではまだまだあるんじゃないか
県と連携を図りながら取り組んでまいりたいと
というような趣旨のお話もいただいておりまし
いうような答弁をよくいただきますけれども、
た。
実際に市と県の関係というのはどのようなもの
ですが、それが決まってもう大分たつわけです
なのか、どういう連携があるのかということを、
から、本当は住理工山形の誘致の決め手は分析
まず1つ先に伺っておきたいと思います。
されましたかということを聞きたかったんです
○海老名 悟議長 山口産業部長。
が、多分今の答弁だとまだ、そういったものと
○山口昇一産業部長 関係と申しますとなかなか難
いうのは分析されておりますか。
しいわけでありますが、要するに県は県全域の
要するに、その決め手を分析することで、他の
バランスを考慮しながら企業誘致活動を行って
業種の可能性の絞り込みができるだろうという
いるわけであります。米沢市は米沢市に何とし
ことをお話ししたかったんです。今、まだこれ
ても引っ張ってきたいという思いでやっていく
からだとお話しされていましたが、まだまだ
わけであります。その結果として、米沢市から
数々アプローチすべき業者はあるはずです。私
重要事業として県のほうにオフィス・アルカデ
- 150 -
ィアの誘致をぜひ協力をお願いしたいというふ
隊、アポをとる人ということで、毎日毎日それ
うな要請文になるわけであります。
を繰り返してきたそうです。そこで少しでもヒ
あとは、県が先なのか市が先なのかという関係
ットすればその企業に合う自治体のデータを、
性についてはいろいろありまして、一概に言う
すぐその自治体に連絡をして資料を送れという
ことはなかなか難しいわけでありますが、進出
ことで、そして、そのもらった資料を持って東
を検討する企業にとって、まず県のほうに最初
京事務所の職員が各企業にプレゼンに行くと。
にアプローチをかけていくという気持ちもわか
それを延々とやられておったということを聞い
らなくもないわけであります。
てきました。
いわゆる信頼性と申し上げていいのかどうかわ
かなり御苦労されているんだなと。でも、県と
かりませんが、あるいは県の出先の事務所があ
しては情報があれば必ず自治体に連絡が来るん
るというふうな信頼関係もあったり、そういっ
だなということもわかりました。
たおつき合いから、まずは県の事務所のほうに
そこでなんですけれども、私、前にそういう県
お話を申し上げる。そこから先は、県内のさま
の東京事務所へのかかわり、そういったところ
ざまな自治体の中に工業団地があったり立地条
への委託ということも考えてはどうかというこ
件があるわけでありますので、それを市と一緒
との提案をさせていただきました。聞いてきた
に現地視察、御案内を申し上げながら、あとは
ら、今現在、酒田、寒河江、天童の3市から職
進出しようとする企業が戦略的にどの位置がい
員が派遣されて、実際の企業誘致の現場の第一
いのかというふうなところに落ちついていくの
線で活躍されているそうです。当然条件はあっ
かなというふうに思っております。
て、県の人事交流課を介して、枠があるかどう
そういう意味で、なかなか難しいところではあ
か、もちろん最初はそのハードルがありますし、
りますが、県と市が一体となって企業誘致をし
立場としては県の職員として行くので、当然自
ていきたいというふうに、今後ますますその関
分の自治体だけを売り込むというわけにはいか
係性を強めていきたいという思いはありますの
ないけれども、やはりそこで培ったものは持ち
で、御理解をいただきたいと思います。
帰って相当な今後の、今度は当然自治体単独で
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
も営業をやっていくわけなので、そこにかなり
○9番(中村圭介議員) 実はちょっといじわる質
落とし込みができているというようなことも聞
問で、どれだけ市が県を頼っているのかという
いていて、感じることができました。
ところを確認したくてお話しさせていただきま
ですので、ぜひひとつ、それは東京事務所なの
した。
か大阪事務所なのかわからないですけれども、
といいますのが、部長が言うことはもうそのと
そういったことも検討されてみてはどうかなと
おりだと思いますけれども、これも機会がござ
思います。2,000件の訪問の中で、そこで自治体
いまして、産業立地室の佐藤室長にもいろいろ
の職員が配置されて歩いているということは余
お話を聞いてまいりました。佐藤室長はたしか
り大きな声で……いろんなメリットが想像して
東京事務所でも所長を務められたのかな、たし
いただけると思うんです。そういったところも
かそうですね。
期待しながら、ぜひ検討していただきたいと思
そのときのお話なんかを聞いてきたんですけれ
うんですけれども、いかがでしょうか。
ども、年間2,000件訪問されて、しかも、山形県
○海老名 悟議長 山口産業部長。
にゆかりのある企業をデータを拾って、訪問部
○山口昇一産業部長 今おっしゃられた県の企業立
- 151 -
地に対する職員派遣ですが、メリットは今議員
対メリットというのは出てくると思いますので、
おっしゃるとおりだというふうに私も認識をし
ぜひ検討していただきたいと思いますけれども、
ております。
市長、いかがですか。
先ほどの質問の中での立地センターにかわる一
つの手だてというふうな部分でこういう御提案
○海老名 悟議長 安部市長。
○安部三十郎市長 実は、これまでも自分の頭の中
もあるのかなというふうにも理解をいたします。
では何度も、「これは県の東京事務所に職員を
私自身もそのメリットは重々理解しているわけ
派遣したらいいのではないか」と思ったことも
でありますが、人事配置の関係ですので、私の
ありますが、しかし、さまざまなプラスマイナ
口からそうですねというふうには言えないわけ
スを計算してみて、本当にプラスなのかどうか
でありますが、行革を進めている中で可能かど
ということについては、間違いなくプラスだと
うか含めて、これから慎重に検討させていただ
いう方向には気持ちがまだ行かないので、もう
きたいというふうに思います。
少し時間をいただきたいというふうに思います。
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
やはり東京に交通の便で日帰りで通うのが難し
○9番(中村圭介議員) じゃ、部長のその思いの
いところの自治体なんかはプラスだと思います。
後押しになるのか足引っ張りになるのかわから
ただ米沢のように東京に通勤できるようなとこ
ないですけれども、今の米沢市の企業立地の部
ろについては少し違うと思っていますので、少
署の営業の手法というのは個人の力量に任され
し検討させていただきたいと思います。
ているのか。それともある程度マニュアル化さ
○海老名 悟議長 以上で9番中村圭介議員の一般
れているものなんでしょうか。何にのっとって
質問を終了し、暫時休憩いたします。
されているのか。どういう状況なんでしょうか。
再開を2時10分といたします。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
○山口昇一産業部長 明確なマニュアルというのは、
午後 2時00分 休
憩
私もまだ見せてもらったことがありませんので、
一つのスキルとしてでき上がっている、チーム
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ワークの中でそれが共有されているというふう
に御理解いただきたいなと思います。
午後 2時10分 開
議
○海老名 悟議長 中村圭介議員。
○9番(中村圭介議員) とすると、その現場の中
○海老名 悟議長 休憩前に引き続き会議を開きま
で、そういうチームワークの中でどんどんどん
す。
どんいろんなものを築いている途中だというこ
次に進みます。
とだと思うんです。
一つ、第三セクターと指定管理について外2点、
そういった意味では、まさに2,000件の訪問を
12番堤郁雄議員。
しているという現場の話を聞けば、本当に大企
〔12番堤 郁雄議員登壇〕(拍手)
業の営業も真っ青な活動内容でありました。そ
○12番(堤 郁雄議員) 一新会の堤郁雄です。
の活動を持ってこられるということはかなり大
暑かった夏がうそのように涼しい9月になりま
きな財産になると思います。当然企業誘致だけ
した。天高く馬肥ゆる秋と申しますが、芋煮会
にとどまらない、さまざまな企業との信頼関係
も始まりました。芋煮はおいしいんですけれど
の構築というものを考えれば、そのほかにも絶
も、食べ過ぎてメタボになるというのがちょっ
- 152 -
と困るところです。そうならないためには体を
てていますが、それぞれ別の振興計画があるの
動かす、スポーツの秋ということになります。
でしょうか。
さて、今回、私は3点の質問をいたしますが、
また、東京オリンピック・パラリンピックに本
3月にも同じような質問をいたしました。その
市の選手たちが出場したら、スポーツ振興には
ときはまだ次期総合計画も策定中でしたので、
かなりの効果が期待できると思いますが、それ
今回はパブリックコメントも終わり、ほぼでき
に向けた施策はあるのでしょうか、お答えくだ
上がった総合計画を踏まえて答弁もお願いした
さい。
いと存じます。
次に進みます。
さて、1点目。
本市の次期まちづくり総合計画の目指すべき将
自治体が事業を行う場合に、直営で行う場合と
来像として、「ひとが輝き創造し続ける学園都
民間に任せる場合があります。コミセンなどを
市・米沢」というのがテーマとして掲げられま
指定管理制度を利用して管理や事業をお願いす
した。
る場合と、株式会社などの事業会社をつくり、
本市は今でも学園都市あるいは学園都市機能を
そこに出資という形で市の影響力を残しながら
持っていると思うのですか、私と認識が違うの
民間活力を利用して運営してもらう第三セクタ
かもしれません。そこで、本市がどのような学
ーのような形があります。
園都市を目指すのか、お答えください。
第三セクターは主に収益の上がる事業に参画す
本市には3つの大学がありますが、市内の高校
る場合が多く、指定管理はそうでない場合が多
からの進学率は余り高くないようです。高校は
いと理解しておりますが、文化会館のように収
本市の管轄するところではありませんが、市外
益事業を多くできるところもあります。だから
に進学してしまうと、そのままそこに就職して
もうかっているかというと、それはまた別問題
しまう学生が少なくありません。本市の人口減
になるかと思いますけれども。
少に歯どめをかけるためにも、市内の大学への
これらの民間委託でやっていくことの意義はど
進学率を高める必要があると思いますが、学力
の辺にあるのでしょうか。また、赤字が出た場
向上のための施策などありましたらお答えくだ
合の処理についてはどうするのか、お答えくだ
さい。
さい。
また、3つの大学があるといっても、市民の多
次に進みます。
くは余りかかわりがなく過ごしているのではな
国立競技場の建設やシンボルマークの件で大分
いでしょうか。市民がどのように学園都市構想
騒がしくなっていますが、2020年、東京オリン
とかかわってくるのか、お答えください。
ピック・パラリンピックが開催されます。我が
以上、壇上からの質問を終わります。
山形県から選出の遠藤利明衆議院議員が担当大
○海老名 悟議長 安部市長。
臣に就任されたことはまことにおめでたい慶賀
のきわみであります。ますますスポーツが盛ん
〔安部三十郎市長登壇〕
○安部三十郎市長 ただいまの堤郁雄議員の御質問
になることを願っております。
にお答えをいたします。
一口にスポーツと言いましても、市民みんなが
私からは、学園都市についてのどのような学園
参加する、いわゆる市民スポーツと、オリンピ
都市を目指すかと、市民と学園都市の関係はど
ックでメダルを目指すような競技スポーツでは
うなのかということについてお答えします。そ
違うと思います。本市もスポーツ推進計画を立
の他につきましては部長よりお答えします。
- 153 -
本市には、山形大学工学部、米沢栄養大学、米
さらには、学生と市民が直接交流できる場とし
沢女子短期大学の3つの高等教育機関が立地し
て、現在、セカンドホーム事業や米沢市民カレ
ており、3大学合わせて4,000人ほどの学生、教
ッジなどが積極的に展開されており、学生と市
職員が生活をしております。
民の良好な関係が築かれていると感じておりま
本市と同規模の都市に3つの大学が立地してい
す。
る例は全国的にも少なく、本市の大きな特色と
この9月議会に提案しました新総合計画におい
捉えており、この高等教育機関が持つ高度な人
て、本市の将来像を「ひとが輝き創造し続ける
材育成、研究、開発等の機能を最大限生かして、
学園都市・米沢」と掲げております。本市の高
観光、商工業、農業、教育など幅広い分野への
等教育機関等を最大限に活用し、地域や企業、
さらなる施策の推進を目指しております。
小中高校、市民が学び、交流・連携を図ること
先日、栄養大学で開かれたアルファ化米粉レシ
で、本市の新しい価値の創出を促すとともに、
ピコンテストの第1回目に伺いました。たしか
若者が本市で学びたい、住んでみたいと思える
土曜日だったと思います。さまざまほかにも公
学園都市を目指していきたいというふうに考え
務がありましたので、御挨拶だけで失礼してき
ております。
ましたが、とにかくすばらしいことなので行か
なくちゃいけないと思って行きました。
前の御質問でも触れましたが、8月の移住サミ
ットの折に、講師の方のところでもセカンドホ
何がすばらしいかというと、山形大学工学部で
ームを引き受けられて、たしか記憶で間違いな
研究されたアルファ化米粉の開発されたつくり
ければ、7人の学生の方が夕食に招かれたそう
方が一方にはある。こちらでは、米沢栄養大学
ですが、全員とおっしゃったか、ほとんどとお
で、では、その米粉を使ってどういう料理をつ
っしゃったか、それも正確には定かではありま
くったらおいしいか、広まるかという大学の研
せんが、とにかくほとんどだったか全員だった
究がある。こちらの大学とこちらの大学の研究
かの学生が米沢に住み続けたいと。要するに、
が合体してコラボするということで、それは複
地元の学生でない方が米沢に住み続けたいとい
数の大学があるからこそ生まれてきたことであ
うふうに、みんな口々におっしゃってうれしか
りますし、これからもまたそういうことが次々
ったという報告がありました。
に生まれていくというふうに思っています。
やはり人との交流、人の優しさに触れて、この
そういうことから伺ってきて、当日はアルファ
まちに住んでみたいものだというふうに思わせ
化米粉の製造の工程の話とか基礎的な話があっ
るまちでも米沢はあるんだというふうに思いま
て、実際のコンテストは12月に行われるようで
す。そういうこのまちの特性をさらに伸ばして
ありますが、非常に楽しみであります。
いくことが大事だというふうに思います。
とにかくそうやって複数の大学があることによ
次に、市民と学園都市の関係でありますが、市
って、それぞれの研究がコラボするということ
民と大学の交流を図るために、商工会議所とと
が大いに期待できるというふうに思っています。
もに運営する学園都市推進協議会におきまして
それがまた本市の産業発展にも直結していくも
は、地域と大学との交流促進事業の一つとして、
のというふうに考えております。
市民向け講座である「米沢市民カレッジ」を毎
また、市民自身がこの学校を利用して教養を深
めていくといったことができるというふうにも
考えております。
年実施しております。
これは山形大学、米沢栄養大学、米沢女子短期
大学の教員を講師に迎え開催するもので、例え
- 154 -
ば学生のための講義を市民にも開放していただ
学生というのは全国から集まってきて、そして、
き、学生とのディスカッションを交える等、市
先ほどのお話のように、よそからやってきて米
民の学習機会を確保し、あわせて大学との交流
沢に残ってもらえればすごくありがたいわけで
を促進することを目的に実施しているものであ
すが、全国に散らばっている学生のほうがやは
ります。
り多い。
職員と市長のミーティングというのをずっとや
そうすると、散らばっていって学生時代の思い
ってきているわけですが、この間、若手、20代
出を語ったときに、米沢がいいまちだったかそ
のさる職員が、大学で国文学を専攻してきたと。
うでなかったかというのは、米沢のイメージが
そして、平家物語をテーマに勉強してきたと。
全国に広がっていくときにすごく大きい分岐点
そして、全国の平家物語の研究者が一番信頼を
だと思います。それこそ天と地ほど違ってくる
持っている平家物語本というのは米沢図書館に
というふうに思います。
あるということを、ほかの職員に披瀝をしてお
りました。
そういう意味では、このセカンドホーム事業と
いうのは効果は大きいと思います。学生は、そ
ですから、そういう本がある米沢。そして、国
うやって全国に散らばって米沢のことを話して
語、国文科、日本史学科のある米沢女子短期大
くれる口コミ宣伝部隊であるだけでなく、友達
学というのがありますので、そこでやはりコラ
とか、あるいは家庭を築いたら家族とかでもう
ボするということも十分にあり得るというふう
一遍思い出のまち米沢に戻ってくるリピーター
に思っています。
予備軍でもありますので、そういうことからも
さらには、史跡としても、佐藤継信・忠信兄弟
大事にしていきたい。これからもセカンドホー
が産湯を使ったと言われる佐氏泉公園などもあ
ム事業を充実させていきたいというふうに思っ
りますので、そういう意味では非常にさまざま
ております。
なことが学べる、そういうことが整っている町
でもあるというふうに思っています。
そしてまた、学生のほうでありますが、高齢者
宅の除雪ボランティアとか町なかのにぎわいづ
また、市独自の事業として市民と大学生との交
くりのサークルとか、あるいはなせばなる秋ま
流を図る「セカンドホーム事業」を実施してお
つりでの棒杭市の実行委員会結成とか、積極的
ります。大学生二、三人を市内の家庭に招待し
にまちにかかわっていく、あるいは市民と溶け
ていただいて、夕食をとりながら交流する事業
込んでいく、そういう姿勢が顕著に見られます。
であり、米沢の家庭を第2のふるさとと思える
それもすばらしいと思っています。これからも
ような交流を行うことで、潤いのある学生生活、
そういう傾向がさらに強くなるように、市とし
そして米沢での思い出づくりをお手伝いするも
ても努力していかなくてはいけない、呼びかけ
のです。直接、学生、市民が言葉を交わして交
ていかなくてはいけないというふうに思ってお
流を図ることで、お互いの理解を深めていただ
ります。
いているとも考えております。
最後に、米沢女子短期大学、米沢栄養大学のあ
引き受けの御家庭には何もうちから補助金とか
る松川地区の皆様方にお礼を申し上げたいと思
出しておりません。夕食の食材とか全く自前で
います。松川地区では独自に学校、学生と交流
やっていただいております。本当にありがたい
をしていて、通りに一緒になって花を植えて、
と思います。この場をおかりして厚く御礼を申
終わってそば打ちをしてそばをごちそうして交
し上げたいと思います。
流してということをやってらっしゃいます。こ
- 155 -
ういう活動はそれこそ全国の大学のある町の交
して独自に策定しており、指針の対象とする第
流のお手本になると思っています。何か機会が
三セクター等を、本市が出資する額が最も大き
あったら全国に、こういうことがあるんだとい
く、かつ地方自治法施行令等の規定に基づき、
うことを御紹介したいぐらいであります。
25%を出資している法人、そして、特別法に基
これからも市民全体が学園都市・米沢というこ
づく地方公社を対象としております。
とを身近に実感していただいて、さまざまに学
具体的には、米沢市土地開発公社、一般財団法
園都市としての充実にお力をおかしいただきま
人米沢市体育協会、公益財団法人米沢上杉文化
すようにお願いをして、私からの答弁といたし
振興財団、株式会社米沢食肉公社、一般社団法
ます。
人米沢観光協会の5法人となっています。
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
次に、指定管理者制度についてでありますが、
〔我妻秀彰企画調整部長登壇〕
これは地方自治法の一部改正に伴い創設された
○我妻秀彰企画調整部長 私からは、1の第三セク
ターと指定管理者についてお答えいたします。
制度でありまして、条例で定めた手続に基づき、
議会の議決を得た団体を市が指定し、公の施設
初めに、第三セクターの定義でありますが、一
の管理を一定期間その団体に行わせる制度であ
般的には、さまざまな公共的な目的のため、国
り、民間事業者、NPO団体等の民間団体がそ
または地方公共団体、県や市町村でありますが、
の管理団体、つまり指定管理者となることがで
これらが民間企業と共同出資して設立する法人
きるものです。
を言うもので、この場合、国、地方公共団体を
この指定管理者制度の趣旨は、多様化する住民
第一セクター、民間企業を第二セクターとあら
ニーズにより効果的、効率的に対応するため、
わし、共同出資して設立した法人が第三セクタ
公の施設の管理運営に民間等の能力を活用しな
ーと言われております。
がら、住民サービスの向上に努め、さらに経費
第三セクターが経営する内容につきましても、
の節減を図ることを目的としております。
全国的に見れば、「地方鉄道の運営」「教育・
本市の施設におきましては、平成18年4月1日
文化・民俗伝承芸能の振興」「観光・レクリエ
から指定管理者制度を順次導入しており、本年
ーション施設などの運営」など、さまざまに及
4月1日現在、87施設がこの制度により管理を
んでいるところであります。
行っているところです。
第三セクターの趣旨は、行政機能の補完・代行
次に、赤字が出た場合の処理という御質問でご
をするなどの役割を果たしながら、行政と連携
ざいますが、第三セクターにつきましては、先
して地域振興や産業活性化を図ることが大きな
ほど申し上げた「第三セクター等に関する指
目的であると言えます。
針」の中におきまして、第三セクター等は、行
その出資につきましては、その法人を設立する
政機能を補完・代行するなどの役割を果たしな
のに必用な資金、株式会社であれば資本金、そ
がら、行政と連携して地域振興や産業活性化等
の他の社団法人や財団法人であれは基本財産と
を図ることを目的としていますが、独立した経
呼ばれる資金の一部を、地方公共団体が出資す
営主体である以上、事業運営の効率化による経
るということになり、本市でもさまざまな出資
営健全化や組織運営の活性化等に自主的・主体
している法人がございます。
的に取り組むことが求められています。
本市におきましては、出資法人に対する基本的
市は、法人に対して、原則として出資額に応じ
な考え方を「第三セクター等に関する指針」と
た範囲において責任を負うものでありますが、
- 156 -
それぞれの設立目的、事業内容、事業形態を踏
て、市民スポーツ教室等の活動は増加傾向にな
まえ、出資者の立場から法人運営の効率化や活
っているところであります。
性化を促進するための検討や要請を行うとして
おります。
一方、競技スポーツの振興につきましては、本
市体育協会と連携をとりながら、競技力向上と
また、指定管理者制度では、公共施設の管理を
選手の強化を図り、国民体育大会や各種競技大
するに当たり、各事業者が、行政が示した仕様
会等の全国大会、東北大会等に出場する選手や
書等の内容に基づき応募するものでありますの
団体の輩出を行っているところです。
で、その後、事業者が策定した事業計画等を行
また、全国大会や東北大会に選手、団体を輩出
政が審査し協定を締結することから、一種の契
するために、ジュニア期からの一貫した育成を
約行為と言え、協定締結における金額でもって
図る体制づくりや、指導者の研修の機会を確保
施設管理を行っていただくことになります。
するなど、合宿誘致事業とも関連させながら競
なお、利用者から使用料を徴収する施設におき
ましては、その使用料が指定管理者の収入にな
技力向上を図っているところであります。
次に、2項目めの東京オリンピック・パラリン
る利用料金制度を導入している施設もあるため、
ピックに向けた施策はあるかについてお答えを
指定管理者の創意工夫によっては収入の増加を
いたします。
図ることも可能となります。
具体的な施策としましては、さきに述べている
指定管理者には、先ほど申し上げましたとおり、
ところでありますが、本市体育協会と連携を図
協定金額にて施設管理を行っていただくのが原
りながら、競技力向上と選手の強化を図り、国
則でありますが、一方では、リスク分担につい
民体育大会や各種競技大会等の全国大会、東北
て、例えば大幅な物価変動や施設損傷による修
大会などに出場する選手や団体の育成を行って
繕費などさまざまな事案が発生した場合には、
おり、その延長線上にオリンピック・パラリン
行政と指定管理者と協議の上負担をどうするか
ピックの選手が輩出されるものと認識している
決定することとしているところであります。
ところであります。
私からは以上です。
また、国のほうにおきましては、全国からすぐ
○海老名 悟議長 原教育長。
れた素質のあるジュニア選手を、近隣の学校に
〔原 邦雄教育長登壇〕
通学させながら味の素ナショナルトレーニング
○原 邦雄教育長 私から、堤郁雄議員の御質問に
お答えをいたします。
センターを拠点として指導を行う「JOCエリ
ートアカデミー」があります。
初めに、スポーツ振興と競技施設の更新につい
て、2項目についてお答えをいたします。
さらに、山形県が展開している「技術力向上に
向けた人材の養成やスポーツ環境の整備」では、
1つ目は、市民スポーツと競技スポーツの振興
の違いについてお答えをいたします。
ジュニア期からトップレベルに至る戦略的支援
の充実として、一貫した指導体制の確立やトッ
議員が述べておられる市民スポーツの振興は、
市民の関心、適性に応じた日常的なスポーツ活
動やレクリエーションなど、いつでもどこでも、
プアスリートとの交流、連携の施策が展開をさ
れているところです。
具体的には、山形ドリーム・キッズの発掘と育
それぞれの体力、技術に応じて手軽に楽しく行
成等を行っており、トップアスリートとの交流
うスポーツの推進であり、体力増進や健康志向
や連携では、モンテディオ山形、東北楽天ゴー
の高まりを背景に、ニュースポーツを初めとし
ルデンイーグルスとの交流や連携により競技力
- 157 -
向上を図っているところであります。
昨年度の科学教室には延べ845名の児童が参加
本市につきましては、これまでもオリンピッ
しました。大学や高校、各関係機関との連携に
ク・パラリンピックの選手が輩出されておりま
より、科学の楽しさを味わい、理科好きな児童
すが、東京オリンピック・パラリンピックにお
が育っております。大学の先生方や学生たちと
いても選手が輩出されることは、市内の社会体
の触れ合いの中で、地元大学への憧れの思いも
育、生涯スポーツの推進に寄与されますし、市
培われていると感じております。
民の一体感や活力の養成にもかかっていくこと
を切望しているところであります。
米沢女子短期大学からは毎年教育実習生を受け
入れており、受け入れ校である小中学校では、
次に、本市の学力向上をどのように行うのかと
いうふうな中身でありますけれども、子供たち
に地元志向を育てるための取り組みについてお
答えをいたします。
児童生徒が授業などを通して実習生とかかわり
合い、多くを学んでおります。
また、米沢栄養大学の先生方には、小・中連携
食育推進事業に御参加いただき、貴重な御意見
地元の大学への進学率を高めるためには、大学
受験に対応できるだけの学力を身につけること
が必要ですが、あわせて子供たちが地元の大学
とのかかわりを持つことでその魅力を知り、こ
こで学んでみたいというあこがれの思いを持つ
ことが大切であると考えております。
をいただきました。今後も両大学との連携をさ
らに深めてまいります。
次に、郷土愛や地元愛の育成の視点で申し上げ
ます。
具体的な実践として、教育研究所で作成してい
る道徳郷土資料「ふるさと米沢の心」を使った
また、米沢のよさを知り、米沢を誇りに思う郷
道徳の授業の取り組みが挙げられます。この
土愛や、「ここで暮らしたい」「この町で生き
「ふるさと米沢の心」には、米沢にまつわる民
ていきたい」という地元志向を育成することも
話や上杉鷹山公を初め、米沢の発展に尽くした
大変重要であると考えております。
米沢にゆかりのある人々の生き方、考え方が物
現在、子供たちと地元大学がかかわりを持つ取
語として紹介されています。米沢のよさ、すば
り組みとして、科学教室や科学フェスティバル
らしさを知るとともに、子供たちが成長した後
があります。この事業は、山形大学大学院理工
も、その先人たちの教えが心の支えとなること
学研究科を中心に、理科研修センター、社会教
と思っております。
育課、学園都市推進協議会が協力・連携して行
そのほか、小中学校では、総合的な学習の時間
っているもので、参加を希望した子供たちがさ
に地域学習を位置づけております。地域の方々
まざまな科学実験を体験し、科学の楽しさやお
とのかかわりから、さまざまな体験学習を通し
もしろさを味わう体験教室となっております。
て、地域のよさやすばらしさについて学んでい
山形大学大学院理工学研究科からは、教授、准
ます。
教授とともに学生スタッフの参加もいただき、
また、地元の大学進学の先には地元企業への就
子供たちと触れ合いながら御指導いただいてお
職という視点も見据えなければなりません。市
ります。
内全中学校では職場体験学習「米沢チャレンジ
また、近年は、文部科学省よりスーパーサイエ
ウイーク」を実施しております。「生きる力」
ンスハイスクールの指定を受けている米沢興譲
を身につけ、社会の厳しい変化に流されること
館高校とも連携しており、理数科の生徒からも
なく、社会人・職業人として自立していくこと
御協力をいただいております。
ができるよう、地域の教育力と連携し、生徒た
- 158 -
ちが4日間職場体験を行うものです。地元企業
ターネットだのスマートフォンだのというもの
とのつながりという観点からも、生徒たちにと
の普及で流行なども、日がわりとは言いません
って、地元を知り多くを学ぶことができる貴重
けれども、あっという間の短い単位でどんどん
な体験となっております。
変わっていくというような現状がありますので、
今後も、地域の大学や関係機関と連携しながら、
そういうものに対応していくということも考え
子供たちがこの米沢のよさを知り、米沢を誇り
れば、会社組織のほうが速くて柔軟に対応でき
に思い「このまちで生きていきたい」「地元で
ると。そういうことで民間委託というのは大変
頑張りたい」と感じられるような地元志向の思
意義のあることだというふうに私も認識してお
いを育ててまいりたいと考えております。
ります。
私からは以上です。
やはり心配なのは赤字の部分なんですね。赤字
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
になった場合に、先ほどの話で、出資比率に応
○12番(堤 郁雄議員) 御答弁ありがとうござ
じた責任をとるというような話でしたけれども、
います。
具体的にどういうふうになるのかお聞きしたい
それでは、順番どおりにいきたいと思いますが、
んですが、例えば道の駅の場合に出資額5,000万
まず第三セクターと指定管理。両方とも民間委
の範囲で、仮に本市が2,000万円を出資しました。
託というような視点で考えているんですけれど
初年度1,000万の赤字が出ましたといった場合に
も、ただ先ほどの話にもありましたが、指定管
は、その穴埋め、どういうふうに対応するのか
理の分野は主に余り利益を求められないような
をちょっと教えていただけますか。
ところが多いわけですよね。そういうところを
○海老名 悟議長 山口産業部長。
考えると、事業として収益の上がる事業をやっ
○山口昇一産業部長 これは初日の鳥海議員の御質
ているところとそうでないところがあると、分
問にも同じような趣旨の質問があったわけであ
けて考えなきゃならないのかなというふうには
ります。
思っています。
その際は、運営会社は株式会社でありますので、
きょう、お話に置きたいところは、第三セクタ
株式会社法に定められた一般原則に従って、損
ーでも収益を上げるところという視点から、利
益の処理をしていくんだというふうなお答えを
益が上がればいいんですけれども、もし赤字が
しておりました。
出たらどうするかというようなところもありま
5,000万のうち1,000万出資の場合にどれだけの
すので、民間委託そのものはもちろんメリット
赤字……、利息の話をすればいいんですか。
はあるというふうに思っています。それはもち
(「仮にです」の声あり)仮に。
ろん財政的な部分もあるでしょうけれども、ま
仮にの想定の話でありますが、最終的にはその
ず一番はやはり民間の持つアイデア、ノウハウ、
出資割合の範囲の中での責任というのは、最終
それから決定のスピードじゃないかというふう
的に会社が倒産するという形になった場合の出
に私は思っています。
資金の処分というような格好になるわけであり
役所というのはさまざま法的な制約があります
ますが、さまざまだと思います。
ので、市長がきょう決定したからあしたすぐ実
今、仮にという設定ではあるわけですが、いき
行だというわけには、なかなかいかないわけで
なり最初から出資金が減資してしまったら信用
すよね。
力を失ってしまうわけでありますので、恐らく
そういう制約もありますので、特に最近はイン
- 159 -
は新たな運転資金の借り入れを起こすというふ
うな決断をしていかなくていけないのかなとい
思いますけれども、ある程度、取締役会なり幹
うふうには思います。
部でできる部分もあるのかと思いますが、それ
ただ、それ以上どうなるかという部分について
があるとき突然知らないうちに借入金が膨らん
は、なかなか今想定の話ですので、余り具体的
でいたというようなことを心配するので、そう
にお話はできないわけでありますが、鳥海議員
いうことのないようにしっかりとしてもらいた
の質問の際にもお答えをしました。そういうこ
いと思いますけれども、その場合に、当然です
とにならないようなしっかりとした経営陣を選
が、赤字が累積していくということも考えられ
任をしていくんだと。株式会社として経営者と
るわけですよね。あるときに、どうしようもな
して責任のある体制の中で、しっかりした経営
いよみたいな形で出てくると。
を安定的に務めていただくということが何より
そういうふうになった場合には、出資比率割合
大事でありますので、そのようにしてまいりた
にかかわらず、当然株主である市長の責任とい
いというふうに思っております。
うものはありますよね。
現時点では、赤字が多額になったからといって、
○海老名 悟議長 市長の責任についてということ
市から運転のための補助金を支出したり、債務
ですね。山口産業部長。
保証をしたりというような考えは、現時点では
○山口昇一産業部長 ですから、冒頭のところから
全くないというふうなお話を鳥海議員の際にも
御説明しているとおり、株式会社でありますか
お答えをさせていただきました。以上です。
ら、株を出資をした範囲の中での責任になると
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
いうことでありますので、御理解いただきたい
○12番(堤 郁雄議員) ただ金融機関からの借
と思います。
り入れはできるということですよね。その場合、
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
株主に相談してから借りるということになるん
○12番(堤 郁雄議員) 例えば出資金が5,000
でしょうか。それとも、そこの会社の中で、こ
万で、本市がどのくらいかわかりませんが、
れは借りなきゃだめだという、運転資金という
2,000万を例えば出して、5,000万の赤字でした。
意味でですけれども、金額にもよるかもしれま
だから、米沢市は2,000万だけかぶりますという
せんけれども、必ず株主、総会なりを開いて借
のだったらまだいいですが、借り入れを起こす
り入れを決めるのか。それとも、そういうもの
と例えば億とかという金も出てくる可能性もあ
がなくても借り入れを決めることができるのか、
るわけですよね。そのときに、本市は出資比率
お聞かせください。
に応じるんだということであれば、2,000万だけ
○海老名 悟議長 山口産業部長。
なのか。それとも、例えば5,000万のうちの4割
○山口昇一産業部長 大変恐縮ですが、私、会社法
を出しているんだから、4割の責任があるんだ
をそれほど中身を存じ上げておりませんので、
というふうになるのか。その辺ですよね。
明確にお答えしづらいと思います。恐らく取締
当然、土地、建物は本市のものだとしても、ま
役会に権限が付与されているのか、株主総会ま
さかそこが抵当に入っているということはない
でやらないといけないのか、ちょっと、私、今
と思いますが。
ここではお答えできません。
何らかの形で穴埋めしなきゃならないというふ
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
うになったら、当然市長としては責任があると
○12番(堤 郁雄議員) 小さな金額まで全部総
いうふうに私は考えるんですが、いかがですか。
会にかけなきゃならないということはないとは
○海老名 悟議長 山口産業部長。
- 160 -
○山口昇一産業部長 累積損がどんどん重なってい
設民営型でありますので、いわゆる運転資金と
って、もう経営として成り立たなくなったとい
いう部分をカバーできるような出資の範囲の中
う最終局面になれば、倒産整理という方法しか
でうまくやっていけるというふうなところはあ
ないわけでありまして、その際にどこまで責任
ろうかと思います。
をとるかというのは、やはり株式会社ですから
ただ、だからゴーサインなんだということでは
有限責任の中で議論していかなければ、全部家
なくて、要するに、公設したものも、やはり長
屋敷まで売ってしまって責任をかぶらなくちゃ
く安定的に事業を担っていただけるような責任
いけないのかという話にはならないわけであり
体制をつくりながら株式会社になっていただく。
ますので、それは法律にのっとった範囲の中で
しかも、株式会社であることのメリットは、先
責任を負うということになります。
ほど議員おっしゃったとおり、判断が速い、ス
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
ピーディーに対応できる、そういうメリットを
○12番(堤 郁雄議員) 市民が一番心配してい
フルに活用していただきながら、この機能を十
るところはその辺だと思うので、一応その辺を
分に発揮していただきたいという思いから、そ
確認の意味で質問させていただいたんですが、
ういうふうな道つけをしてきたつもりでござい
普通に考えれば、今度つくる道の駅が赤字にな
ます。
るということはほとんど考えられないと私は思
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
っています。
○12番(堤 郁雄議員) 恐らく、初年度からと
民間会社が全部つくるということになれば、当
は言いませんけれども、2年目くらいからはき
然土地の取得から建物建設から、駐車場の整備、
ちんと黒字を出して、株主配当もできれば出し
トイレもつくらなきゃならないですし、あと、
てもらって、除雪費用とかそういうランニング
でき上がってからの設備の修理、メンテナンス、
費用が出るぐらいのものになってもらえば、市
ガス水道光熱費、除雪費用、人件費、材料費、
民としても「つくってよかったな」というふう
その後で税金を払って利益が出てくるというの
に言ってもらえるのではないかと思います。
が民間会社なんですけれども、第三セクターの
もちろん、今の考え、何万人という集客、そう
場合は本市が、県も国もお金を出しますからい
いうものもできて、お客さんが来てそこで食事
いですが、そういった部分の初期投資費用とか
をしてくれたりものを買ってくれたり、そうい
ランニングコストもかからないわけですよね。
うことで利益を出していくというふうになれば、
そうすると、そこで事業会社がやる費用という
すごくいいことだというふうに思っております。
のは限られてくるわけですから、その中で赤字
でも、そこはあくまでもゲートウエイとしての
が出るとしたら、よっぽど根本的な問題がある
道の駅という考え方ですよね。そこで終わって
というふうに考えなければ、まず問題はないと
しまったら困るので、そこからどうやって市内
私は思うんですが、今回も事業会社の経営者が
に誘導していくかというところが問題なわけで
誰になるかということはまだ決めてないようで
すよね。道の駅で食事もした、お土産も買った
すけれども、そういった問題は起こらないだろ
といったお客さんをどういうふうに市内に誘導
うということで、ゴー判断を出したというふう
していくと考えていらっしゃるか、お答えくだ
に考えてよろしいですね。
さい。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
○山口昇一産業部長 確かにおっしゃるとおり、公
○山口昇一産業部長 おっしゃるとおり、ここで完
- 161 -
結してしまっては、市内産業にとってマイナス
めには、やはり道の駅でしか手に入らないとい
になってしまいますので、ここからいかに誘導
うものの開発が必要だというふうに思います。
していくかというのは大きな役割になってまい
例えば米沢牛なりにしては、やはり地元、市内
ります。
の中で本物のものを贈答用として精選をお買い
一般的には、観光情報の発信だけにとどまらず、
求めいただく。ただ道の駅に寄ると、道の駅で
例えば体験型の観光であれば、そこから行き先
しか手に入らないものがまた一つそこに魅力と
のところまでワンストップで予約を入れられる
してあるということが周知できれば、おっしゃ
ような仕組みをつくっていったり、あるいは、
るように、帰りにもう一回チェックをかけて土
これは実は今いろいろ検討しているわけであり
産物も充実を図っていただくというチャンスは
ますが、観光案内をするスタッフの能力として、
十分にあり得るのかなというふうに思っており
インバウンド、外国人に英語で対応できるとい
ます。
うスキルを持っている方の配置も当然なんです
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
が、ぜひ旅行業の資格を持っている人の配置を
○12番(堤 郁雄議員) それができれば、いる
していきたいというふうに思っております。
入るダブルでお客さんがふえていくのかなとい
ある意味、道の駅を起点にしながら、ミニツア
う気がします。
ーといったものを企画しながら、お客さんをそ
ただそれでもまだちょっと心配なところがある
こから送り出すことができるようなそういうス
んですが、置賜の各市町との連携ということで
キルを持った方についても、道の駅の案内の機
すよね。新聞にも載ってましたが、協力関係が
能としてぜひ備えていきたいというふうに考え
うまくできていないのではないかということが
ております。
ちょっと心配なわけです。
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
先日、吉村知事がいらっしゃったときにも、連
○12番(堤 郁雄議員) そういった施策で道の
携がとれていないということを指摘されたとい
駅から市内に誘導していく。
うようなことだったようですけれども、一体米
逆に、例えば米沢インターでおりて市内に入る
沢はどうしているんですか。
方、あとは、北のほうから来た場合は北インタ
例えば長井市には「かわと道の駅」というのが
ーでおりてそのまま市内に入る方というのがい
計画されていますよね。あと、うわさでは高畠
らっしゃるわけですよね。道の駅を通らない方。
町とか南陽市あたりでも道の駅をつくるという
そういった方が町なかで観光してお土産も買っ
ような、あくまでうわさですが、お聞きしてい
て、できれば帰りは道の駅に回って帰っていた
ます。そういった話が出てくるというのは、本
だくというのが一番いいと思うんですけれども、
当に米沢との連携がうまくいってないんじゃな
そういう市内で買い物したりお食事終わった人
いかというふうに思えるんですが、その辺、市
たちを、どうやって道の駅に誘導していくかと
長、いかがですか。
いうことも、これは道の駅が発展していく、活
○海老名 悟議長 山口産業部長。
発になっていくためには必要なことだと思うん
○山口昇一産業部長 6月に、まず第1回目の3市
ですが、その辺の施策はどういうふうに考えて
5町の観光部門と農林部門の各担当者の方に集
いますか。
まっていただいて、道の駅よねざわの構想につ
○海老名 悟議長 山口産業部長。
いて御説明をさせていただきました。どういう
○山口昇一産業部長 おっしゃることを実現するた
連携のあり方があるかというふうな部分で、そ
- 162 -
れぞれ御意見等をいただいております。2回目
うという体制を早くやらなきゃならないのでは
以降については、一定程度米沢の道の駅の運営
ないかというふうに思っていますが、市長、ど
体制、何を我々に協力を求めてくるのかという
うですか。
ふうな方向性ができ上がった段階で、再度やっ
○海老名 悟議長 安部市長。
ていただきたいというふうなお話もありました
○安部三十郎市長 米沢市の考え方あるいは米沢市
ので、今後また継続的に展開をしていきたいと
の方針については、きちんとお伝えしているつ
いうふうに思っております。
もりです。すなわち米沢だけの利益のためにす
今月の2日に、重点道の駅、道の駅よねざわの
るのではない。置賜全体の利益のため、そして、
連絡会議というものが発足されました。これは
山形県全体のお役に立つ道の駅にしていきたい
国と県と市と、それから商工会議所、観光物産
ということは、繰り返しお伝えをいたしており
協会、JAのメンバーで、進捗状況等の確認を
ます。
するための内部の会議体でありますが、その折
ただ相手のあることですから、相手様がそれを
にも3市5町それぞれに参画いただくのがよろ
聞いた上で、自分の町でどうするかということ
しいのではないかというふうな提案もありまし
については、また相手様の考えでありますので、
て、この中でも会議の進捗状況等について確認
それについて「やめてもらいたい」とか何かそ
をしていただくための参画をお願いしていきた
ういうことにはなっていかないわけですので、
いというふうに思っています。
その辺は御理解をいただきたいと思います。
具体的な観光での連携については、置賜観光協
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
議会というふうな組織も総合支庁が事務局にな
○12番(堤 郁雄議員) やめてもらいたいとか
ってございますので、そういう中でも議論をし
という話にはならないと思いますけれども、結
ながら、さまざま御意見をいただいて進めてい
局、こっちがちゃんとお伝えしていると言って
きたいと考えております。
も、向こうが伝わっていないと言ったら、やは
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
り伝わっていないんじゃないでしょうか。
○12番(堤 郁雄議員) 内部での話や会議はも
それはこれからの対応にお願いしますけれども、
ちろんいいんですよ。それはしていただいて。
きちんと対応して、オール置賜でやれるように
でも、ほかの市町との話し合いというのは、や
頑張っていただきたいというふうに思います。
はり市長が、初日に島軒議員が「市長はちょっ
時間がないので、次に行きたいと思いますが、
と人間関係苦手なんじゃないか」というような
体育施設の建てかえについてですが、これはほ
御指摘がありましたけれども、それは国会議員
かの公共施設と同様に、総合管理計画の中で行
だけではなくて、やはりほかの市町の首長さん
っていくということでよろしかったでしょうか。
とも、いまいち電話一本ですぐお会いできるよ
○海老名 悟議長 船山教育管理部長。
うな、そういう人間関係ができていないんじゃ
○船山弘行教育管理部長 市全体の施設の方向性は、
ないかなという、正直腹を割った話ができない
今議員がお述べになった計画で方向性を出すも
んじゃないか、できていないんじゃないかとい
のというふうに思っておりますが、実質的な優
う、その辺が心配なんですよね。
先度で何をするかというのは、当然総合計画の
ここで米沢に道の駅ができる。それが置賜全域
実施計画の中でなっていくということになるか
にすごく役に立つ、いいことなんだよというこ
とをきちんとわかってもらって、協力してもら
と思います。
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
- 163 -
○12番(堤 郁雄議員) その建てかえの優先度
申込書にそういうところの書く欄をつけてもら
ですが、老朽化とか危険度とか、そういうこと
って把握していくというようなことを、ちょっ
で順番を決めていくんでしょうか。
と要望したいと思います。
○海老名 悟議長 船山教育管理部長。
施設整備というのはすごくお金がかかるわけで
○船山弘行教育管理部長 そこも、先ほど議員がお
す。ただサッカー場を新しくつくったらば、米
っしゃいました総合管理計画の中で、個々施設
沢中央高校のサッカー部が全国大会に出場でき
自体にいろんな方向性を出していかなければな
たとか、やはり施設がよくなると、環境がよく
らない時期だというふうに考えておりますが、
なると、強いチームというのが生まれてくるわ
教育委員会としては、やはり老朽化の程度、竣
けですよ。
工時期、そういったものを基準にして、あとは
ですから、オリンピックとかワールドカップの
実際に競技をなさっている方の要望等を入れな
種目になっているスポーツというのは競技人口
がら、順位を決めていきたいというふうには考
も多いと思うので、そういうスポーツを優先的
えておりますが、市全体の計画の中ではそれも
に建てかえていくとか、そういった整備方針を
見直す必要があるかもしれません。
全体的な整備計画とはまた別に、「スポーツは
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
こういう方針でやります」とかというふうな方
○12番(堤 郁雄議員) もちろん老朽化した建
針をつくるべきだと思いますが。いかがですか。
物を先に何とかしなきゃならないというのは現
○海老名 悟議長 船山教育管理部長。
実だとは思いますけれども、やはり市民要望と
○船山弘行教育管理部長 市の方針としては、先ほ
いうのがありますし、利用者、愛好者の人数、
ど実施計画、公共施設等の総合管理計画という
これも重要だと思うんです。市内のスポーツご
ふうに申し上げましたが、当然、競技者のほう
との競技人口というのは大体把握していらっし
の御意見を伺うというふうな意味で、スポーツ
ゃいますか。
推進審議会というのがございます。その中でも
○海老名 悟議長 船山教育管理部長。
施設整備につきましてはいろんな角度から御意
○船山弘行教育管理部長 施設の利用者については、
見をいただくことになっておりますので、その
例えば体育館とかテニス場とかの利用者はわか
辺で今の御意見をお聞きしてみたいというふう
りますが、競技者一般にそれがつながるかどう
に思います。
かちょっとわかりませんので、把握していない
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
というふうに言わざるを得ません。
○12番(堤 郁雄議員) じゃ、そっちは要望と
○海老名 悟議長 堤郁雄議員。
してよろしくお願いいたします。
○12番(堤 郁雄議員) 同じ施設でも使う目的
余り時間がありませんが、学園都市というとこ
で違うスポーツが使うということももちろんあ
ろで、ちょっと私たちが違和感を感じていたの
るので、利用人数だけでは実際の競技人口はわ
は、総合計画というのは今後の10年を見越して、
からないと思いますけれども、できれば、何の
10年後にこういうふうな米沢市にしたいという
スポーツでそこを利用したかというところまで
ことで計画を練っているわけです。
把握すると、市内で利用している人たちの量か
その目指すべき最後のところが、10年かけて目
ら大体わかってくるのではないかなというふう
指していくのが学園都市かという、そこのとこ
に思います。
ろにちょっと違和感があって、ほかにも議員さ
それはこれからの一つのやり方として、例えば
- 164 -
ん何人か異論をおっしゃっていた方がいらっし
ゃると思うんですけれども。
合、会議時間を日程終了まで延長することにし
学園都市自体はいいんですよ。学園都市は今後
たいと思いますが、御異議ありませんか。
も推進していかなければならないですし、大学
と市の交流、民間企業との交流、そして、いろ
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○海老名 悟議長 御異議なしと認めます。
んなものを新しくつくっていくとか、そういう
よって、本日の会議を日程終了まで時間を延長
ものは今までもやってきているし、これからも
することに決まりました。
やらなきゃならない。それはそのとおりなんで
次に進みます。
す。
一つ、歴史的風致を守り育てるために外2点、
でも、学園都市というのは、米沢市のいろんな
2番相田克平議員。
機能、特性の中の一つでしかないと私は思って
いるんです。いろんな米沢市、歴史や伝統や産
〔2番相田克平議員登壇〕(拍手)
○2番(相田克平議員) 明誠会の相田克平でござ
業、農業、そういったいろんなものがある中で、
学園都市というのはその中の機能の一部だとい
うふうに私は思っているんです。
います。
私からの質問は3点、歴史的風致を守り育てる
ために、そして、公園や児童遊園及び市有地を
だから、それを利用してこういう米沢市をつく
活用したコミュニティー菜園の導入について、
りたいというのが、本当は総合計画の一番タイ
そして、高齢ドライバーによる重大事故防止策
トルにどんと来なきゃならないのではないかな
についてでございます。
というふうに思っているんですけれども、そう
非常に多岐にわたった答弁をいただけるという
じゃなくて、その機能の一部が最終的な米沢市
ふうにお聞きしてございますので、簡潔に壇上
の目指す姿だとなっているから、ちょっと違和
から質問をさせていただきたいと思います。
感がある。
まず1つ、歴史的風致を守り育てるために。
もうお話しする時間がありませんので、その辺
歴史的風致とは、地域固有の歴史や伝統が感じ
違和感があるということだけお伝えして終わり
られる建物や良好な町並みのことを言います。
ます。
観光で交流人口をふやすにも、移住により定住
○海老名 悟議長 以上で12番堤郁雄議員の一般質
人口をふやすにも、人はその町に固有の魅力を
問を終了し、暫時休憩いたします。
感じるから訪れるのであって、どこへ行っても
再開を3時20分といたします。
見られる金太郎飴のような町並みには、人は引
きつけられることはないのです。
午後 3時10分 休
憩
本市の歴史的風致は、大分失われてきてしまっ
た感はありますが、まだ現状は魅力の要素とな
っていると私は感じています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しかし、それらはそのほとんどが個人の住宅な
午後 3時20分 開
議
どで構成されていることから、建物自体の老朽
化やライフスタイルの変化から建て直される事
○海老名 悟議長 休憩前に引き続き会議を開きま
す。
例がふえており、残念ながら近年加速度的に失
われている状況にあります。
この際、お諮りいたします。
そこで、2点お伺いいたします。
本日の会議が定刻の午後4時まで終了しない場
1、本市の歴史的風致の価値をどのように評価
- 165 -
しているのか。
ます。
2、歴史まちづくり法や伝統的建造物群保存地
そのような状況を反映するように、交通事故自
区の活用について、本市の考えをお知らせくだ
体の総発生件数は近年若干減少傾向となってい
さい。
る中で、高齢運転者による交通事故件数は増加
続いて、2点目、公園や児童遊園及び市有地を
の傾向が続いており、交通事故全体に占める65
活用したコミュニティー菜園の導入についてで
歳以上の運転者による事故の割合は、10年前は
す。
10件に1件だったものが、今や5件に1件の時
私たちの年代が子供のころは、各地の公園、遊
代となっています。高齢ドライバーの事故防止
園地と言えば草野球やかくれんぼをする子供た
は、現代を生きる私たちにとって重要な課題と
ちであふれていました。しかし、近年はそうい
言えるのです。
った姿もまばらで閑散としているように思いま
この危機的状況を踏まえ、私たちは今何をすべ
す。
きか。車がないと生活できないと言われている
行政としては、維持管理等に一定の経費もかか
本市において、今何を急ぐべきなのか。正面か
ることを踏まえれば、多くの方に有効に利用し
らこの問題と向き合うべきです。
ていただけるような工夫が必要と思います。
そこでお伺いします。
北九州市では、住民意見の反映をしたよりよい
1つ、本市の高齢ドライバーの実態と交通事故
利活用を進めようと、隣接する町内会などと対
の傾向はどうなっていますか。
話を重ねた結果、公園の一部をコミュニティー
高齢ドライバーの事故防止に関する本市の取り
菜園として整備し貸し出しをしています。住民
組み状況はどうなっているのでしょうか。
のきずなを深め、世代間の交流を促進するすば
また、運転に危険を感じる高齢者が運転免許を
らしい効果が見られているようです。
自主返納した場合、さまざまな特典や支援制度
本市でも、特に町なかの施設に関しては有効だ
が受けられる自治体がふえていますが、本市の
と思われます。人口減少と少子高齢化が進む時
高齢者運転免許自主返納支援制度の現状と課題
代、公園のスタイルを変えていってもいいので
などについてお知らせください。
はないでしょうか。
○海老名 悟議長 安部市長。
そこでお伺いいたします。
〔安部三十郎市長登壇〕
1つ、都市公園及び児童遊園の活用状況と未利
○安部三十郎市長 ただいまの相田克平議員の御質
用市有地の管理状況はどうなっていますか。お
答えください。
問にお答えをいたします。
私からは、歴史的風致を守り育てるためについ
次に、本市において、コミュニティー菜園実現
のための課題についてお示しください。
てお答えをいたします。その他につきましては
部長よりお答えをいたします。
最後に、3点目、高齢ドライバーによる重大事
故防止策についてです。
ただし、歴史的風致を守り育てるための中で、
事前の聞き取りでは、本市の歴史的風致の価値
近年、高齢ドライバーによる重大事故のニュー
をどのように評価しているかのほかに、歴史ま
スがふえています。全国の運転免許保有者総数
ちづくり法や伝統的建造物群保存地区の活用に
はおおむね横ばいの状況にある中で、65歳以上
ついてと両方御質問がありましたが、これは時
の運転免許保有者はこの10年で倍増しています。
間の関係で省略ですか。それとも両方答えたほ
今後もその増加傾向は続くものと予測されてい
うがいいですか。(「できれば」の声あり)両
- 166 -
方。わかりました。ちょっとわかりにくかった
うするといわゆる機屋の方々は京都に仕事の関
ので、手間取ってしまいました。
係で行って、そして瓦ぶきの屋根の文化にあこ
それでは、事前の聞き取りにあったように両方
ともお答えをしたいと思います。
がれて、雪国ですから瓦ぶきの屋根というのは
必ず春には補修が必要でお金がかかるわけです
まず、本市の歴史的風致の価値をどのように評
が、それでも瓦屋根を建てて、ですから、私た
価しているかでありますが、私が今米沢市内で
ちが子供のころ城下に来て大変驚いて感嘆して
も米沢工業高校の目の前に住んでいます。かつ
見ていたのは、立派な瓦ぶきの門、立派な瓦ぶ
ては全くの田んぼの中の陸の孤島でした。私が
きの母屋、そういう家がたくさんあって、城下
子供のころと言ってももう半世紀も前になりま
はすばらしいというふうに思っておりました。
すが、20軒弱の集落でしたが、全てカヤぶき屋
それは大正時代の大火の後、そういう家並みが
根の家でありました。
できたんだというふうに思います。
そして、そこから田んぼ道を通って、いわゆる
しかし、繊維産業の衰退とともに、1つなくな
米沢の町なか、市街地、大人はみんな「城下」
り2つなくなりして、今はそういう立派なお屋
と呼んでいましたが、その城下に出てくると風
敷もぽつんぽつんとしか残っていないというの
景が一変していました。カヤぶき屋根ではなく
が今の米沢の簡単な歴史的な推移だというふう
てトタン屋根とかあるいは瓦屋根とかあって、
に捉えています。
「こんなに違うものか」と。米沢駅から我が家
ですから、このぽつんぽつんと残っている屋敷
の集落は直線で2キロぐらいだと思いますが、
を何とか大事に残していける方法はないかとい
それしか離れていないのにこんなに違うものか
うふうに考えております。
と常々驚いていたことをよく覚えています。
景観賞でも「残したい建物部門」というのを設
そして、その米沢の城下の風景でありますが、
江戸時代にいろんな人が米沢に来て、幕末にも
けて、検証して残していただきたいという雰囲
気づくりには努めているところであります。
吉田松陰とか新撰組の生みの親清河八郎とか幕
また、それだけでなく、東寺町のように今黒い
府の巡見使とかいろいろ来られているわけです
板塀がだんだん続いております。新しく歴史的
が、さまざまな人が記録を残しています。
な景観をつくるということも現実にいたしてお
そうすると共通点があって、「米沢の城下とい
ります。
うのは、これが15万石の城下だろうかと思える
さらには、そういうぽつんぽつんと残る歴史的
ほどみすぼらしい」と書いています。ただ、米
な建物、あと新しくつくる板塀のような建造物
沢の名誉のために申し上げれば、「ただし人々
の全体を覆うようにして、花と樹木に覆われた
の振る舞いは大変立派だ」とみんな褒めていま
まちづくりというのを進めているところです。
す。
ヨーロッパに行きますと、名も知られていない
ですから、時代劇に出てくるような立派な武家
ような小さな町が花でいっぱい飾られていて、
屋敷とか商家とかがあったものではないという
住民の方が飾っているわけですが、そういう美
ふうに、この記録から考えております。
しい町があるというふうにお聞きをいたしてお
そして、大正時代に2回、6年と8年に大火か
があって、町が半分ずつ焼けて、江戸時代から
ります。
そういうような町、そういうような景観を目指
恐らく続いていただろう風景が焼けてしまった。
したいというふうに考えております。当然、花
でも、そのときは繊維産業がすごく盛んで、そ
と樹木に覆われたまちづくりについては、市民
- 167 -
の方々それぞれの御協力というのが大きいとい
ていきたいと考えております。
うふうに思っております。
本市の景観が急激に損なわれないように、また
そういう中で、歴史まちづくり法や伝統的建造
再現が難しい建造物を少しでも長く保存してい
物群保存地区の活用についてでありますが、い
くための事業の見直しとして、国土交通省が指
わゆるまちづくり法、正式名称は地域における
定する財団法人民間都市開発機構の住民参加型
歴史的風致の維持及び向上に関する法律であり
まちづくりファンド支援事業を活用して、現在
ますが、この法律に基づいて策定する歴史的風
実施している景観重要建造物等の保存対策事業
致維持向上計画が国に認定されますと、指定す
や、重点地区の景観形成推進事業に加えて、歴
る区域内の歴史的建造物等の移設・修理・復元
史的建造物の利活用や黒板塀・生け垣の整備、
のほか、電線地中化等、良好な町並み整備に対
観光客や市民の憩いの場の創設事業などを進め
する事業の補助のほか、社会資本整備総合交付
ていきたいと考えております。
金の補助金がかさ上げされるなど、財政面で非
常に有利な制度となっております。
私からは以上です。
○海老名 悟議長 原教育長。
認定の条件としては、重要文化財、有形民俗文
化財、史跡が指定区域内にあること、及びその
〔原 邦雄教育長登壇〕
○原 邦雄教育長 相田克平議員の御質問にお答え
文化財等に関連する歴史や伝統を反映した活動
というのがあって、これらをセットにして計画
を立てる必要があります。
をいたします。
私からは、伝統的建造物群保存地区制度の活用
についてお答えいたします。
本市においては、この法律の対象となる文化財
本市では、平成4年度から2カ年をかけて、芳
は、建造物では旧米沢高等工業学校本館、有形
泉町の石垣積みの生け垣やカヤぶき家屋の町並
民俗文化財の置賜の登拝習俗用具及び行屋、史
みの保存活用に関する「伝統的建造物群保存対
跡では上杉治憲敬師郊迎跡、羽黒神社普門院で
策調査事業」を文化庁と山形県の補助を受けて
ありますが、そして米沢藩主上杉家廟所、一ノ
実施しております。
坂遺跡、古志田東遺跡があります。
調査当時は、24戸のカヤぶき家屋を含め、石垣
これらの文化財と歴史や伝統を繁栄した活動と
や水路が江戸時代の面影を残していることが確
いうのを結びつけるという観点で考えてみます
認されたところでありますが、調査の一環とし
と、核をなす文化財が少なくて、どの時代に焦
て、実際に住んでおられる方を対象に、町並み
点を当てたらよいのか、あるいは点在する箇所
の保存と整備を図るための意識調査も行ったと
のどの区域を重点区域にしたらよいのかなど、
ころ、多くの皆さんが、芳泉町の町並みについ
計画を策定する上でまだまだ根拠が不足する部
ての文化財としての重要性は理解しているもの
分が多く、制度を活用するためにはさらなる調
の、現状のまま保存、整備していくことについ
査が必要だと感じているところであります。
ては、残念ながら消極的な考えが多数を占める
くどいようですが、このまちづくり法適用のた
めにはもっと調査が必要だという結論でありま
す。
結果でありました。
その後、大河ドラマ「天地人」の放映の際に、
生け垣の保存・復元の気運が盛り上がったよう
そして、本市としましては、歴史まちづくり法
ですが、現状ではカヤぶき家屋が7戸までに減
も含めて、最も本市の状況にふさわしい制度を
っており、昔の面影も徐々に薄らいでいるよう
選択しながら、歴史的建造物の保存等に活用し
です。
- 168 -
このため、カヤぶき家屋や生け垣につきまして
は、「重要伝統的建造物群保存地区」としては
〔宍戸義宣建設部長登壇〕
○宍戸義宣建設部長 私からは、2番の都市公園に
もちろんのこと、単独の史跡あるいは建造物と
関してお答えいたします。
しての国指定も非常に難しいと思われることか
本市には河川緑地や八幡原緑地も含め都市公園
ら、近隣の直江石堤などを含めた「最上川流域
が34カ所あり、その総面積は約127ヘクタールで
の文化的景観」として捉え、現在、山形県が進
あります。
めております「未来に伝える山形の宝」登録制
その役割は、散歩などの休息、子供たちの遊び、
度などの取り組みを経て、将来的にはその指定
団体行事のレクリエーションなどのほかに、み
を目指していく方向にあります。
どり豊かな潤いある都市環境の改善や災害時の
この「未来に伝える山形の宝」につきましては、
避難場所などの役割を担う都市施設であり、本
地域に残る有形・無形のさまざまな文化財を保
来、一般の方の自由な利用に提供することを目
存・活用する取り組みを登録・推進することで、
的に設置されております。
文化財の保護を図るとともに、郷土に対する誇
本市の公園の利用状況でありますが、正確な利
りと愛着を育み、地域活性化や新たな交流の拡
用実態はありませんが、公園使用許可申請時の
大につなげていくことを目的としています。
申請書欄の利用人数を集計したものによります
また、登録の対象につきましては、重点テーマ
と、利用目的別の利用人数では、平成26年度は
としての「最上川の文化遺産にかかわるもの」
米沢上杉まつりや雪灯篭まつり、産業まつりな
と推奨テーマとしての「地域の自然及び歴史・
どのイベント行事で使用が20件、約29万人と最
文化の特徴や魅力をあらわしているもの」の2
も多く、次に多いのが競技会、展示会、集会の
つのテーマが設定されております。
利用で25件、約2万4,700人、3番目はグラウン
芳泉町の「直江石堤と芳泉町の石垣・町並み景
ドゴルフの62件で、6,500人などとなっており、
観」の取り組みにつきましては、最上川にかか
合計の件数では195件で約37万人の方に利用して
わる重点テーマに該当するもので、最上川上流
いただいたものと推測しております。
松川の治水事業の役割を担ってきた歴史的集落
である六十在家の町並み保存活動であります。
また、利用人数が多い順の公園では、松が岬公
園が最も多く15万8,800人、次が松川の最上川河
昨年度、県の審査会におきまして山形の宝とし
ての登録が決定し、今年度から生け垣の補修に
川緑地で約10万600人、3番目が西條天満公園で
約5万7,100人となっております。
よる町並み整備が行われているほか、地域の歴
一方、金池地区の公園のような町なかに住む方
史をまとめた「芳泉町歴史物語」の編集、さら
が利用する小規模な街区公園については、利用
には、芳泉町街道から直江石堤などを通るサイ
状況を把握してない状況であります。
クリングコースの設定などの活動を数年かけて
行っていくこととしております。
街区公園はおおむね250メートル以内にお住ま
いの方を対象として配置整備しておりますが、
教育委員会としましても、地元の意向に沿うよ
駐車場がなく、ほとんどが幼児や小学生の利用
うな形で、芳泉町の町並みづくりを含めた地域
を目的とする遊具を設置しており、対象地区の
活動を側面から支援しているところであります
急速な少子化による影響により、利用者が減少
ので、御理解をお願い申し上げます。
していることも考えられます。
私からは以上です。
また、未利用地ではありませんが、将来的に都
○海老名 悟議長 宍戸建設部長。
市公園として施設を予定している用地としまし
- 169 -
て、桑山住宅団地に1カ所あり、グラウンドゴ
に管理委託できる作業についても検討していく
ルフ場として利用されております。
とともに、コミュニティー菜園を設置すること
また、通町の橋場団地にもう1カ所あり、多目
は可能なのかどうかも研究してまいりたいと思
的広場として利用されている状況であります。
います。
次に、コミュニティー菜園実現のための課題に
ついてお答えいたします。
私からは以上です。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
都市公園は、管理者である市がみずから設け、
〔堤 啓一健康福祉部長登壇〕
かつみずから管理することを原則としてきまし
○堤 啓一健康福祉部長 私からは、2の公園や児
たが、近年、環境に対する関心の高まりと社会
童遊園及び市有地を活用したコミュニティー菜
貢献に対する意識の高まりなどを背景に、公園
園の導入についてのうち、児童遊園にかかわる
施設の設置や管理への地域住民等の参画などの
分についてお答えいたします。
ニーズが高まってきており、コミュニティー機
児童遊園は市内に14カ所設置されており、地元
能等の増進に資する場合については、第三者に
や町内会から推薦いただいた方を管理人として
対し公園施設の設置や管理を許可することがで
委嘱し、児童遊園の遊具の安全確認や環境整備
きるようになりました。
を行っていただいております。しかしながら、
都市公園法及び運用指針によりますと、植栽や
常時、管理人や整備人が配置されておりますの
花壇、花苗等も公園施設としており、緑地機能
は、成島児童遊園ワクワクランドだけとなって
の保全活用と健康的でゆとりのある国民生活の
おりますので、毎日の利用者数が確認できるの
確保を図る目的で、市民農園の整備が行える国
はこの成島児童遊園だけとなっております。
の支援事業等もあります。
平成26年度の成島児童遊園の入園者数は5万
また、都市公園の管理面において、地域の状況
に即したきめ細やかな管理等が期待される場合、
町内会等の地域住民団体に公園施設の設置また
は管理を許可できることとなります。
5,293人となり、平成25年度より5,710人増加し
ております。
成島児童遊園以外の児童遊園につきましては、
毎年11月下旬に開催しております児童遊園管理
本市といたしましても、コミュニティー形成の
人・整備人合同研修会におきまして、地区や町
場としての公園のあり方や時代にマッチした公
内の行事等での利用も含めた活用状況の報告を
園のスタイル等を検討することが必要であると
いただいております。この報告の中では、利用
認識しております。
者数は確認できないものの、少子化の影響もあ
今後、町内会等への管理委託については、住民
同士のつながりや助け合いにより、コミュニテ
り、一部の児童遊園では利用者が少ない状況も
お聞きしております。
ィー形成の場として都市公園が役割を担うこと
御提案をいただきました児童遊園の一部をコミ
や、最終的には公園管理コストの低減につなげ
ュニティー菜園に活用する案につきましては、
ることができるものと考えております。
まずは児童厚生施設の設置目的に沿うかどうか
これらを踏まえ、まずはモデルケースとして管
の検証が必要となります。
理委託できる公園がないかや、住民の施設ニー
また、児童遊園の規模も課題となります。遊具
ズの確認が必要であり、公園周辺の町内に実態
を配置した状況で十分な菜園の面積が確保でき
調査を行ってまいりたいと思います。
るか、利用する児童の安全が保証されるのかの
また、どんなモデルケースを進めるのか、庁内
- 170 -
検証が必要であります。
さらに、児童遊園の一部は借地で、全てが市の
所有する土地であるということではないことも
課題として挙げられます。
ーによる重大事故防止策についてお答えいたし
ます。
初めに、本市の高齢ドライバーの実態について
しかしながら、何よりも児童遊園を利用する子
でありますが、まず、運転免許保有者数につい
供たちや児童遊園の管理に御尽力いただいてい
ては本年6月末現在5万6,329人で、保有率は市
る地元や町内の方々の意向が大事であると考え
民のうち65.7%となっております。
ております。
そのうち65歳以上の高齢者は1万2,557人と、
他の都市では、地元の意向により児童遊園を廃
園し、地域活動のための菜園に貸し付けている
事例もあるようでございます。
高齢社会の進行により増加傾向にあり、保有者
数に占める割合は22.3%となっております。
次に、米沢警察署管内、これは川西町も含めた
今まで申し上げました課題を十分整理し、少子
部分でございますけれども、この管内の交通事
高齢化の時代に合った児童遊園のあり方も含め
故の発生状況ですが、平成24年が705件、平成25
て、今後の検討課題とさせていただきたいと考
年が683件、平成26年が636件となっており、減
えているところであります。
少傾向となっております。
○海老名 悟議長 須佐総務部長。
県全体を見ましても9年連続の減少となってお
〔須佐達朗総務部長登壇〕
り、関係機関、関係団体等が連携を図り、交通
○須佐達朗総務部長 私からは、2の(1)のうち
未利用市有地の管理状況について御答弁申し上
げます。
事故防止に取り組んだ成果であると考えており
ます。
この中で、高齢者が加害者となった状況は、平
市街地にあります未利用地につきましては、現
在、新行財政改革大綱の未利用地の売却処分等
成24年が110件、平成25年が126件、平成26年が
127件となっております。
の推進の中で、公共用地として利用計画のない
加害者ドライバー別の事故の発生件数は、平成
普通財産等について、これは将来的に利用が見
26年では、一番多いのは女性ドライバーで241件、
込めない財産とも言えますが、こうした財産に
これは37.9%となっております。次に、青年ド
つきましては、基本的には売却したいと考えて
ライバーで144件、22.6%となっておりまして、
いるところであります。
高齢ドライバーが加害者となる件数が突出して
一方で、地区の要望に応じ広場として無償貸与
したり、あるいは貸付地の看板を設置し、駐車
場などとして有償で貸し付けを行うなど、歳入
の確保に努めているところであります。
多いわけではございませんが、高齢者の事故を
防ぐ対策は必要であると考えております。
次に、本市の交通安全の取り組み状況について
は、季節ごとに行われます交通安全県民運動に
なお、貸付地を初めまして、道路に隣接してい
る未利用地などについては、雑草で迷惑となら
ないように定期的に草刈りを実施し、適切に管
理しているところでございます。
あわせまして、関係機関、関係団体等と連携し
ながら、啓発活動を実施しております。
また、特に高齢者に対する事業といたしまして
は、米沢市シルバー交通指導員会の皆様ととも
私からは以上です。
に、以前から主催しております高齢者交通教室
○海老名 悟議長 菅野市民環境部長。
があります。毎年春と秋の2回開催しておりま
〔菅野紀生市民環境部長登壇〕
して、今年度は春に改正道路交通法や四輪車の
○菅野紀生市民環境部長 私からは、高齢ドライバ
- 171 -
死角について実地に学んでいただきました。
秋は10月2日に第20回目となる教室を開催する
○2番(相田克平議員) ありがとうございます。
予定でおりますが、夜間における反射材の効果
それでは、順番に質問をしていきたいと思いま
及び距離感や蒸発現象等の実験を行うこととし
ており、参加者は70名程度を予定しております。
す。
まず、市長の御答弁でもいただきましたが、や
これらの高齢者交通教室は、実際に見て体験し
はり米沢は大正6年と8年の二度の大火で町な
ていただく交通教室となっておりますので、参
かの古い建物というのは大分焼失してしまった
加者の皆様からは大変好評をいただいておりま
感があるわけですね。そういった中で、観光で
す。
いらっしゃる方や移住を考えるような方々に、
続きまして、高齢者運転免許の自主返納支援制
度についてお答えいたします。
住んでみたいと思われるような歴史的風致の場
所というと、どうしても郊外、農村地域のほう
高齢者運転免許の自主返納支援制度は、運転免
になるのかなというふうに私は思っているわけ
許を自主返納した高齢者に、市町村や事業者等
ですが、先ほど、教育長のほうから、平成4年
が何らの特典を与えることにより、運転免許の
に文化庁と県の可能性調査が行われたけれども、
自主返納を促進し、事故を未然に防止する制度
地元の方の意識、住民意識の中で非常にハード
であります。
ルの高い結果となったというふうにお話しされ
米沢警察署管内の運転免許の自主返納の状況は、
ていました。
平成24年が40件、平成25年が52件、平成26年が
平成4年と言えば、もう20年たっているわけで
54件となっており、各年とも65歳以上の高齢者
すけれども、でも、今となってみれば、やはり
の割合が9割以上となっております。
生け垣の保存とかで非常に住民の方たちの意識
本市としましても、以前に、自主返納支援策と
して市民バスを御利用いただけないか検討して
も逆に高まってきているのかなというふうには
私は感じているわけです。
おりましたが、市民バスを利用できる方と利用
実は、「古民家の活用に伴う経済的価値創出が
が難しい方、また、免許を保有している方と保
もたらす地域活性化」というテーマのレポート
有していない方との公平性等が課題となり、実
があります。これは日本政策投資銀行でことし
施には至りませんでした。
の4月に出されたレポートなんですけれども、
しかし、県内では既に自主返納者に対する支援
やはりこのままでは米沢はちゃんとしていかな
事業を実施している市町があること、そして、
いとだめだなということがたくさん書かれてい
市民からの問い合わせも年々多くなっているこ
たので、ちょっとお披露目しておきますけれど
と、加えて、高齢者による事故が増加傾向にあ
も、「国家戦略特区の対象分野として歴史的建
ることなどから、本市としましても、高齢者運
築物の活用が取り上げられており、外国人旅行
転免許の自主返納支援制度は高齢者の重大事故
者向けの宿泊施設や文化体験施設などへの活用
を未然に防止する有効な対策の一つであると捉
への期待が高まる中、実際の施設運営にかかわ
えまして、平成28年度に第10次米沢市交通安全
る規制の改革が検討されている」と。今、国に
計画を策定する中で、関係機関、関係団体等と
おいてそういう状況にあると。
の協議を進めまして、導入に向けた具体的な検
討を行ってまいりたいと考えております。
そして、「一方で、少子高齢化などにより空き
家が増加し、老朽化した結果、中古住宅として
私からは以上です。
の市場価値がないとみなされ解体となるケース
○海老名 悟議長 相田克平議員。
が多く見られる。しかし、古民家が並ぶ景観そ
- 172 -
のものは観光資源となり得ることに加え、古民
家が平成25年度には156万軒になっていまして、
家を活用したカフェやレストランなど、貴重な
23万軒壊されているわけです。5年間で13%減
地域資源と捉えられるようになってきた」と。
っているんです。
そういう中で、そういう1軒1軒の建物をリノ
この数字を見ると、確かに米沢においてもどん
ベーションしたりすることによって、不動産的
どんなくなっていったこの10年ぐらいの間のこ
な価値をちゃんとつけていくということがやは
とを考えると、これは日本全国的な傾向なんだ
り今は大事だよということをレポートされてい
ということがわかりますが、もともとの残って
るんです。
いるパイが小さいことを考えると、やはり今後
その中で注目すべきものが、外国人の旅行客、
地域資源としての価値が見出せるのであれば、
日本に対しての旅行客、特にアジアの地域から
今守らなければいけない資源ということになる
の方のニーズが紹介されているんですが、外国
と思います。
人旅行者が望む日本の観光、行ってみたい観光
先ほどの外国人の日本旅行のニーズ調査の延長
地のイメージ。第1位、日本的な町並み74%、
線上にこういう数字もありまして、古民家に泊
第2位、温泉73%、同率第2位、富士山73%、
まってみたいと。その宿泊ニーズを満たすには
第4位、桜73%、以下、日本旅館、雪景色、雪
推計7,390棟の宿泊できる古民家が必要。その結
化粧、紅葉、お城、寺社仏閣。ベスト10でそれ
果、外国人旅行者の古民家への宿泊ということ
ぐらい。寺社仏閣の第10位までで57%の外国人
で地域にもたらす経済効果は約380億円と推計さ
がそういうものを見に行ってみたいというふう
れています。
に言っている。
米沢にもまだまだチャンスがあるんじゃないの
このベスト10のうち、確かに富士山はないです。
かなと私は思うんです。やはり平成4年と比べ
お城も城郭はないのでないと言えるんですけれ
ると大分なくなってしまったことを考えれば、
ども、8つ、実は米沢にそろっているんです。
ここできちんと地域資源として将来に向けて活
ですから、今後交流人口をふやしていくために
用していきたいんだということを、もう一度所
も非常に有効なわけです。
有者の方、そして近隣の方々と話をする機会と
でも、その中でこのレポートが示している数字
いうものを、そういう機運を盛り上げていかな
が、やはりちょっとこれは手をかけなければい
ければいけないと思いますが、市長としていか
けないなと思います。
がですか。残していきたい。そういう活動に取
実は山形県の古民家、この場合の古民家という
り組んでみたいと思われるかどうか。端的で結
のは1950年以前に建造されたものというくくり
構ですので、お答えいただけますか。
です。ですから、70年ぐらいですか。そういう
○海老名 悟議長 安部市長。
建物の現在残っている現存数、山形県は約2万
○安部三十郎市長 先ほどの話でも申し上げました
1,000軒です。これは全国47都道府県の中で下か
が、点々と町なかに散在している伝統的な家屋、
ら8番目なんです。実は西日本のほうでたくさ
これは点々とではあっても、残っているのと残
ん残っているけれども、東北は非常に少ないと
っていないのでは町の印象は全然違ってきます
いうふうに、日本の田舎のイメージというと東
ので、何とか残してみたいものだという気持ち
北と思うんだけれども、実は東北は古民家の残
は強くあります。
っている数は少ないんですね。
○海老名 悟議長 相田克平議員。
そして、全国で平成20年度179万軒あった古民
○2番(相田克平議員) ぜひその歴史的価値のと
- 173 -
ころに対して、実は住んでいらっしゃる方とい
ところで、あとは供給のほうは恐らく広くPR
うのは、意外と壊すのはもったいないなと思っ
のほうだろうなと思っております。
ているけれども、やむにやまれぬ事情で住みか
その間には、木村議員の御質問にもお答えしま
えとなっています。
したが、きちんと不動産業界の方も入っていた
私は、古民家を残していくためには、耐震診断
だかなくちゃならないというようなところもあ
なんかもする必要があるということで、全国の
りますので、全国でさまざまやられている例が
古民家を大切にする協会の方々が取り組まれて
あると思います。ぜひいろいろと調べさせてい
いるんですが、約18万円をかけて古民家の状況
ただきたいと思います。
を調査して、地震等々の災害に対してどのよう
○海老名 悟議長 相田克平議員。
な強度を持つかというものとかができるそうで
○2番(相田克平議員) 時間が余りないので、ぜ
す。
ひお願いしたいと思います。
日本政策投資銀行のこのレポートにも、やはり
移住してきていただきたいと思いますが、どう
現状足元にあるそういう古民家、そして歴史的
いうところに住んでください、どういうところ
風致に寄与するような資源をきちんと調査する
に住みませんかという提案が、現段階ではない
ことが大事と。市長も先ほど調査が必要だとい
んですよね。
うことをおっしゃっていましたので、時間をか
ですから、そういう意味では活用できる古民家
ければかけるほどどんどんなくなっていきます
はございますし、住んでいる方が、実際に所有
から、まずもってその調査を早急に進めていた
している方が、例えば現在の生活を仮に諦めた
だきたいと思います。
としても、活用してくれる人がいればその方に
そして、せっかくですから、ぜひ企画調整部長
にお尋ねしたいんですけれども、先ほど木村議
譲りたいという意向を持っている方は多いんで
す。
員の質問の中の移住者受け入れの長野県などの
ですから、その辺のマッチングということが非
事例でも、やはり古民家を借りませんかという
常に大事だと思いますので、課題として取り組
ことで情報発信しているんですね。
んでいただきたいということを申し上げ、この
米沢市もそういう取り組みを、リフォーム、リ
ノベーションが必要だと思いますが、そういう
テーマについてはここで終わりにしたいと思い
ます。
情報を発信していくことが大切だと思います。
そして、2番目のコミュニティー菜園の導入に
今現在の所有者じゃない方に使っていただくと
ついてですけれども、私、なぜこれを提案した
いう取り組みも必要になっています。当然所有
かと言いますと、公共施設というのは、やはり
者の意向調査も必要なわけですが、そういう取
誰でもたくさんの方に有効に利用していただく
り組みをしていくべきだと思いますが、企画調
のが望ましいと思います。利用されない公共施
整部長としてはどのように感じていますか。
設というのは要らないということだと思います。
○海老名 悟議長 我妻企画調整部長。
まして維持経費、管理経費というのがかかりま
○我妻秀彰企画調整部長 御質問のとおり、まずは
すので、今後さまざまな公共施設のあり方につ
需要と供給の問題だと思いますので、今実際に
いては見直しを図っていかなければいけないと
住んでいらっしゃる方が、「壊したくないけど、
思う中で、違う利用の仕方をすれば喜んでいた
誰かに使ってもらえればな」という思いを、ま
だけるものになるということで、先進的な成功
ず行政としてきちんとしっかり把握するという
事例をもとに提案させていただきました。
- 174 -
この場合、児童遊園も都市公園もそうですけれ
ども、先ほどいろいろ数字を上げていただいた
純に施設整備をそんなにお金のかからないもの
をやっています。
のは、利用されている施設の数字ですよね。街
これはすぐ畑があるようなところは要らないと
区の公園の利用状況は把握してないし、児童遊
思うんです。町なかの公園や児童遊園が恐らく
園のところも把握されていないわけですよね。
対象になってくると思うんですが、そういうと
もっとその近隣の人たちと話す機会をつくって
ころで、例えば学童の施設の方々が近所にある
いくべきなんじゃないかなと思います。公園が
遊園施設の中でコミュニティー菜園として、そ
どういうふうであったら、児童遊園がどういう
の町内会の方々と野菜づくりをしたりなんてい
ふうであったら、皆さんのためになるんだべな
うことができるわけですね。これが可能になれ
という対話ですよね。そういう機会をもっとつ
ば。
くっていくべきだと思います。
ですから、導入するかどうかもですが、やはり
健康福祉部長の話では、児童遊園に関しては11
町なかの児童遊園や公園の利用について、利用
月ですか、あるということでしたけれども、報
実態というものを聞きながら、今後もっと利活
告を聞きながらということだと思います。今後
用してもらうためにはどういうふうにすべきか。
の利活用について、周辺住民の方の意見を聞く
例えばコミュニティー菜園や花壇のような形で
場をつくっていただきたいなというふうに思い
整備した場合に、やってみたいと思うのか。そ
ますが、いかがですか。どちらでもいいです。
ういうところを住民の皆さんと話をしていって
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
いただきたいと思います。
○堤 啓一健康福祉部長 ただいまお話がありまし
米沢市も公共施設等総合管理計画をつくってい
たように、児童遊園管理人・整備人の合同研修
くわけですけれども、新潟市のデータですけれ
会等も開催するということもございますし、そ
ども、公共施設のほとんどは利用していないと。
ういったところでも、単に利用状況等だけでな
住民の方のアンケートをすると、一番使われて
くて、その地域としての意向、コミュニティー
いる図書館でさえ55.2%の人が利用したことが
菜園という1つ例を出していただいているわけ
ないと言っているんですね。児童館、子育て支
なんですが、そういった地域の考え等もいろい
援センター、利用する人が限られてきますが、
ろあるかと思いますので、そういったお話もお
そういうところは93.5%の人が利用したことが
聞きするようなことで取り組んでいきたいとい
ない。コミュニティセンターで63.6%が利用し
うふうに思います。
たことがない。利用されない公共施設だったら
○海老名 悟議長 相田克平議員。
要らないということになってしまうと思います。
○2番(相田克平議員) 北九州市の「ふれあい花
住民の皆さんに平等に負担していただきながら、
壇・ふれあい菜園」という取り組みは、利用可
どういうふうに有効に活用されているかという
能な土地の一覧を行政がつくります。それを見
のは大切ですので、管理する担当部署が、どう
ていただいて、相談とか申し込みの手続を踏ん
いう使われ方をしているかということはきちん
でもらうわけです。ただしその場合、自治会ま
と観察しながら、よりよい利活用に向けて鋭意
たはまちづくり協議会などと協議した上で申し
努力するのが務めだと思いますので、ぜひその
込んでくださいということになります。行政は
点を取り組んでいただきたいと思います。
何をするかというと、柵をつくったり水やりの
法的な壁はないようですので、ぜひ本市でも、
ための雨水をためるものを置いたりという、単
希望するところがあった場合にそのような活用
- 175 -
方法ができるように、準備を進めていただきた
ほど、くしくも部長の答弁の中で、市民バスの
いというふうに思います。
割引を考えても、市民バスを使える範囲の人と
そして、高齢ドライバーによる重大事故防止策
いうことですよね、公平性に不足するのではな
ですが、やはり米沢署管内においても少しずつ
いかということはそういうことだと思うんです
事故がふえているという数字を先ほどいただき
が、やはり行政としては、免許返納者であろう
ました。ほかの年代またはほかの運転者層と比
がそうでなかろうが、もっともっとバスを走ら
べると、特段高齢者が多いというわけではない
せることが、私は第一義的に必要なことだと思
がということでありましたが、110件、126件、
いますよ。
127件ということでふえているようであります。
その上で、ほとんどの高齢ドライバーの重大事
28年度以降、自主返納者への支援制度について
故の例のときは、もう本人が、または家族が
御検討いただけるということでしたが、今現状
「そろそろやめたほうがいい」と思っていて重
で米沢市がどういう状況にあるかというと、全
大事故を起こして、加害者になって死亡事故を
国の中でも山形県はこの支援制度がおくれてい
起こしたりしているんです。
るんです。これは県警が悪いのか県が悪いのか
背中を押してやることが必要なんです。例えば
どこが悪いのか。非常におくれています。警察
2万円分の市民バスのチケットを差し上げます
にお邪魔していろいろ伺ってきましたけれども、
でも、返納する気になるわけです。そういうふ
非常に少ない。
うに背中を押してあげる施策が必要ですので、
その中でも米沢市は最もおくれています。県ハ
米沢市も高速が通れば、無料区間ですから、イ
イヤー・タクシー協会、個人タクシー協同組合
ンターから行って逆走することはなかなか難し
などは、1割引をすると言っているんですけれ
いのかもしれないですけれども、高速走行する
ども、米沢地区はなっていなかったりするんで
ところはふえてくるわけです。重大事故につな
すね。ほとんど行政がするのは、バス、タクシ
がる可能性もあります。逆走の可能性もないと
ーの利用券を何枚配布なんていうその程度です
は言えないわけです。そういう中で、早急に支
よ。恒常的にずっと割引しているというのはな
援制度をつくっていくべきだと思います。
かなか少ないんですが、現状、米沢市は全くな
会津若松とか東京都内の非常に充実した支援制
いということです。
度があります。時間がないので、もう質問形式
日本一優しくないということですよ。高齢ドラ
ではなくて言って終わっちゃいますけれども、
イバーに対して、危ないから自主返納しようか
民間企業を巻き込まなければ特典はふえないで
なという人に対して日本一優しくないという状
す。会津若松でさえ156店舗が支援策を、特典を
況です。とにかく生涯運転し続けろと施策が言
事業所がやっています。つまり5,000円以上買い
っているんですよ。この状況を、市長、どう思
物をしてもらうんだったら送迎しますよとか、
いますか。
そういうことをやっています。ぜひ商業者とも
○海老名 悟議長 安部市長。
相談をしながら進めていただきたいと要望して
○安部三十郎市長 周りの人にとっても本人にとっ
終わります。
ても、決してよいことではないというふうに思
○海老名 悟議長 以上で2番相田克平議員の一般
っています。
質問を終了し、暫時休憩いたします。
○海老名 悟議長 相田克平議員。
再開を4時30分といたします。
○2番(相田克平議員) 私は、行政としては、先
- 176 -
午後 4時21分 休
憩
についてどのように考えているのか、伺います。
本市も一部負担金を無料とすべきと考えますが、
いかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2つ目の質問は、生活保護にかかわって伺いま
午後 4時30分 開
議
す。
生活に困窮し、生活保護を申請する市民の中に
○海老名 悟議長 休憩前に引き続き会議を開きま
す。
は、今晩食べるものもないという場合もありま
す。そうした場合のつなぎ資金の対応について
次に進みます。
伺います。
一つ、子ども医療費無料化制度の一部負担金に
ついて外4点、21番高橋壽議員。
現在、本市の対応はこの点について言えば、社
会福祉協議会の一時援護金を紹介するのがほと
〔21番高橋 壽議員登壇〕(拍手)
んどだと思います。しかし、既に社会福祉協議
○21番(高橋 壽議員) 私の質問は5点です。
会の一時援護金を借りている場合も多く、結局、
1、子ども医療費無料化制度の一部負担金につ
どこからも用立てできないケースも少なからず
いて、2、生活保護について、そのうち1つ目
あります。
は、生活保護申請時の一時金(立てかえ)支給
そこでお伺いいたしますが、このような場合、
について、そのうちの2、住宅扶助削減と冬季
本市としてはどのような対応をしているのか、
加算削減の影響について、3、介護保険制度の
伺います。
改正による補足給付の影響について、4、中小
生活保護を申請し、認定結果が出るまでに約2
企業振興条例と政策課題について、5、中心市
週間。保護費の支給まで、さらに場合によって
街地活性化といわゆる「街なか商店リニューア
は1カ月を要します。その間の生活費の用立て
ル助成」制度についての以上5点です。
ができずに、頭を抱えるケースがふえているの
まず最初の質問です。
ではないでしょうか。
本市では、ことし4月から子供の医療費無料化
私はこれまで相談を寄せられてきた経験から、
の対象年齢を、外来診療についても対象年齢を
市独自の緊急援護資金を創設し対応する必要が
小学校6年生から中学3年生に引き上げ、入院
あると感じていますが、いかがでしょうか。
と同様にいたしました。これで県内35の自治体
生活保護費の生活扶助が3年連続で引き下げら
全てで、外来・入院ともに中学校3年生までに
れた上に、住宅扶助がこの7月から削減されま
対象年齢が拡大されたことになります。南陽市
した。住宅扶助基準の引き下げは、生活保護の
は当初予算で予算を組んで、この10月から具体
約3割、全国では44万世帯に及ぶとされていま
的に実施するという報道になっておりますけれ
す。
ども。
減額された住宅扶助分は、その他の扶助額から
ただし、米沢市は一部負担金が残っており、完
家賃に充当することになりますので、結果とし
全無料化にはなっておりません。その他の34の
て、食費などを削るなどの影響が出てくること
自治体では既に一部負担金も無料としています。
になります。全国各地でその影響として、自治
本市だけが一部負担金を残すことになってしま
体から削減された扶助額に応じた家賃の住宅に
いました。
転居を迫られたなど、転居指導が行われたなど
そこでお伺いをいたしますが、本市はこのこと
- 177 -
の事例が報告されているようです。
厚労省はこの4月に経過措置の通知を出してい
いは書類の提出が間に合わない場合も支給する
ます。自治体では、通知に従って、利用者の生
と改めて通知を出しましたが、米沢市の介護施
活実態や意思に沿った対応が求められると思い
設入所者のうち、この影響で補足給付対象から
ますが、そこでお伺いいたします。
除外される方はどのぐらいいるのでしょうか、
米沢市の生活保護受給世帯で、生活扶助を減額
された世帯はどの程度あるのか。そして、その
影響をどのように捉えているのか、伺います。
お伺いをしたいと思います。
また、この影響で問題は出ていないのか、お伺
いをしたいと思います。
あわせて、ことし11月からは、さらに冬季加算
の削減も続くことになっています。米沢市の利
4点目の質問は、ことし3月に条例制定された
米沢市中小企業振興条例について伺います。
用者へのこの冬季加算の削減についてもどのよ
本振興条例は、中小企業振興法に基づき策定さ
うに捉えているのか、お伺いをしたいと思いま
れ、8月時点で33の都道府県が制定し、170の自
す。
治体が条例を制定しています。山形県内自治体
3点目の質問です。
では、米沢市は先進的に策定をいたしました。
ことし4月からの介護保険制度の改正で、4月
その点からも私は意義あるものと考えています
からは介護保険料の値上げが行われ、要支援
し、それだけに、他市町から先進的と目指され
1・2の方の訪問・通所介護のいわゆる保険給
るような取り組みが求められているというふう
付外しが行われました。特別養護老人ホームの
に考えています。
入所要件が要介護3以上に限られるなど、これ
また高齢者の皆さん方には大変な介護保険制度
の改正でした。
そこで、まず伺いたいのは、先進的に米沢市が
条例を制定したのはなぜか。
山形県が既に条例を策定していること、中小企
8月からは、一定収入額以上の場合、利用料が
業同友会など中小企業団体からの積極的な働き
2割負担になりました。介護事業者には、介護
があったことも理由としてはあるでしょう。し
報酬の引き下げによる負担がこれまたふえまし
かし、そのことにとどまらない理由もあったの
た。
ではないかというふうに考えています。
また、これまで約7割の施設入所者の皆さん方
昨年6月には、中小企業振興法とは別に、小規
に実施されていると言われている、施設入居者
模企業振興基本法が新たに策定されました。本
の食費、住居費補助のいわゆる補足給付の対象
市の条例には、中小企業者には小規模企業者も
者も制限されることになりました。
含むとしています。
これまでは補足給付の対象者は、入所者本人が
しかし、別立てで小規模企業振興基本法が制定
住民税非課税なら受けることができましたが、
されたことの意味は、中小企業者への支援策の
配偶者が課税世帯の場合や一定額の預貯金が本
枠を、従業員数が少ないという小規模事業所ま
人または配偶者にある場合は、補足給付の対象
で単に拡大するということのみの意味ではない
から除外されることになりました。申請にはこ
というふうに考えます。中小企業とは同じよう
れまでにはなかった預金通帳などのコピーの提
な課題がありながらも、また別な課題が小規模
出を義務づけ、利用を抑える、あるいは水際作
企業にはあって、そこに光を当てた支援策が必
戦などと全国各地から批判をされているのが実
要という考え方に立つ必要があるのではないで
態です。
しょうか。
厚労省は、申請期限の8月末を過ぎたり、ある
- 178 -
そこでお伺いをいたします。
制定した本市中小企業振興条例を踏まえて、今
あります。
後具体的な支援策を動かしていくことになりま
米沢市の政策課題には、今、中心市街地活性化
すが、中小企業振興法、小規模企業振興基本法
が挙げられております。この2つの課題に応え
とそれぞれの基本計画では、大体3つの角度か
るものとして、私は、全国の先進自治体で今行
らの振興策を検討する必要があると私は考えて
われている、先ほど申し上げました住宅リフォ
いますが、つまり1つは仕事の確保、2つは消
ーム助成制度の商店版、いわゆる商店のリニュ
費税を含めた税負担の軽減、3つ目は社会保障
ーアルのための事業、これを実施し、そして成
料の負担軽減と金融の円滑化の支援、この3つ
果を上げていくということを米沢市も実証して
の角度です。
いくことも、今必要ではないかというふうに考
こうした支援策を展開するには、中小企業者の
えています。
実態をまず明らかにするために調査をする必要
商店版の住宅リフォーム助成制度、これの実施
があります。そして、中小企業者及び中小企業
を求めたいというふうに思います。
団体の意見をよく聞いて、支援策につなげてい
以上5点について質問いたしましたので、答弁
くということが必要になってまいります。
をよろしくお願いします。
そこでお伺いいたします。
○海老名 悟議長 安部市長。
この実態調査と意見聴取を定期的に実施する必
要があると考えますが、いかがでしょうか。
〔安部三十郎市長登壇〕
○安部三十郎市長 ただいまの高橋壽議員の御質問
最後の質問です。
にお答えをいたします。
4点目の質問に関連するものですが、中心市街
私からは、中小企業振興条例と政策課題につい
地活性化と小規模企業支援策として、また、経
てお答えをいたします。その他につきましては
済波及効果の高い住宅リフォーム助成制度の商
部長よりお答えします。
店版として、今全国的に注目されている「街な
本市の企業の大多数は中小、零細企業でありま
か商店リニューアル事業」などの名称で実施さ
す。これらの企業によって本市の経済と雇用が
れている事業があります。米沢市でも展開する
支えられているわけですが、厳しい経済環境に
よう求めるものです。
あって、社会的変化に対応しつつ成長・発展を
個人事業者、いわゆる一人親方と従業員5人以
遂げるためには、経営者の自助努力はもちろん
下の小規模事業者の仕事づくりの地方自治体の
ですが、行政や教育機関等が、役割を明確にし
事業展開として、これまで共産党市議団として
ながら連携して地元企業を支援していく必要が
住宅リフォーム助成制度、あわせて小規模営繕
ありますので、中小企業振興条例を制定いたし
登録制度を提案してまいりました。
ました。
住宅リフォーム事業は、中小企業振興条例や小
この条例は理念型の条例であり、具体的な施策
規模企業振興基本法と条例が目指す、いわゆる
については規定しておりませんので、今年度中
地域循環型、経済波及効果の高い事業者の事業
に具体的な施策を「(仮称)米沢市中小企業振
づくり、ひいては自治体財政にも寄与するとい
興アクションプラン」として取りまとめる予定
う、いわゆる三方よしの事業として全国の自治
です。
体に今広がっています。
本プランでは、国や地域の経済情勢、国や県の
一方では、商店街の個店の経営、これは消費税
経済施策を踏まえて、これまで産業ごとに実施
の増税の売り上げ減など、その他厳しい状況に
してきた中小企業の振興施策に加えて、産業間
- 179 -
を連携する視点や共通する課題を踏まえた新た
意見をお聞きする機会を設けていかなくてはな
な視点での取り組みなど、本市の取り組みや課
らないと考えております。こうしたことについ
題等を見直した上で、施策を取りまとめてまい
てもアクションプランに位置づけて取り組んで
りたいと考えております。
いきたいと考えております。
また、いわゆるPDCAサイクルによる目標の
設定と進行管理を行い、事業内容の検証を行い
私からは以上です。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
ながら推進していきたいと考えています。
〔堤 啓一健康福祉部長登壇〕
昨年6月に制定されました「小規模企業振興基
○堤 啓一健康福祉部長 私からは、1の子ども医
本法」と本条例の関係ですが、同法は、中小企
療費無料化制度の一部負担金について、それか
業基本法の基本理念にのっとり、小規模企業の
ら、2の生活保護についてと3、介護保険制度
振興に資する施策を総合的かつ計画的に推進す
の改正による補足給付の影響についてお答えい
るために制定されたものです。
たします。
本市では、条例の制定に当たって設置した検討
委員会において、中小企業基本法や小規模企業
最初に、子育て医療制度についてお答えいたし
ます。
振興基本法等のこの条例に関係する法律や、
子育て支援医療の対象者につきましては、各方
国・県の施策の考え方等も踏まえて検討してい
面からの御要望により毎年対象を拡大しており
ただいたところであり、同法の基本理念や基本
まして、昨年度は小学校3年生までから小学校
的な施策についての考え方については十分に理
6年生までに拡大いたしましたが、今年度から
解をした上で策定したものでありますので、御
はまたさらに中学3年生まで拡大を行ったとこ
理解をいただきたいと思います。
ろであります。
次に、中小企業者の要望をどのような形で反映
をさせていくかにお答えをいたします。
さて、この子育て支援医療の一部負担金の無料
化についてでございますが、県が実施している
米沢市中小企業振興条例第4条第3項では、市
県内統一の制度といたしましては、外来通院費
の役割の一つとして「振興施策の推進に当たっ
が小学3年生まで、入院費については中学3年
ては、中小企業者の実態を明らかにするために
生までのお子さんが対象で、満3歳未満のお子
必要な調査を行うとともに、中小企業者及び中
さんと第3子以降のお子さんは一部負担金がか
小企業団体の意見を聞くものとする」と規定し
からず、それ以外では所得税が課税されている
ており、中小企業者の声をお聞きすることの重
方に扶養されている場合は、一部負担金として、
要性を十分に認識しております。
外来の場合は1回530円を月4回まで、入院の場
こうしたことから、これまでも商店街や各団体
合は1日1,200円がかかります。
と意見交換を初め、共同して各種事業を行う機
一方、県内の状況としては、35市町村のうち、
会を捉えて、企業の皆様の御意見をお聞きして
この一部負担金をゼロにして無料にしていると
きたほか、昨年度、条例制定に際して「米沢市
ころは、昨年度は30市町村であり、本市を含め
中小企業アンケート調査」を実施しました。
た5つの市や町では一部負担金がありましたが、
今後につきましても、随時、アンケート調査等
の実施をいたし、より広く御意見を頂戴する機
今年度は本市を除く全ての市町村が一部負担金
をなくして無料となっております。
会を設けるとともに、職員が直接中小企業等を
また、この一部負担金を無料とした場合にかか
訪問するなど、行政が企業に足を運んで直接御
る費用につきましては、今年度の当初予算をベ
- 180 -
ースに概算いたしましたところ、1年間で2,700
ただし、資産等の調査に日時を要する場合には、
万円から2,800万円程度になるものと見込んでお
30日まで延ばすことができるとも定められてお
ります。
ります。
この一部負担金の無料化につきましては、確か
このように生活保護の開始決定までにはある程
に県内で本市以外の全ての市町村で実施されて
度の期間が必要となり、生活保護費の支給の可
いるところでありますが、完全に無料とした場
否は、その審査結果をもって判断されるもので
合、いわゆるコンビニ受診やはしご受診、念の
あります。
ためやついでの受診などのモラルハザードを引
しかし、その一方で、要保護者が急迫した状況
き起こして、医療費全体の増加を招く可能性が
にあるときは、生活保護法第25条の規定に基づ
あり、また、受診件数の増加による重症患者へ
き、速やかに職権をもって保護の種類、程度及
の対応のおくれなど、医療現場での問題の一因
び方法を決定し、保護を開始することとされて
にもなっているという指摘もあります。
おります。
なお、先ほど提示させていただきました一部負
担金の無料化にかかる費用は、単純に現行の予
いずれにしましても、生活保護支給決定前の前
払いはできないものとされております。
算をベースに算定したもので、無料化による受
要保護者の中には、当面の生活資金が必要な方
診件数の増加などの影響などは含んでいないも
もおられますので、その場合には、米沢市社会
のであり、特に今年度から対象を拡大した中学
福祉協議会との連携の上で、米沢市社会福祉資
3年生までの分は、給付額などの実績もまだ把
金の借り入れや物資の提供等の制度を利用する
握できていないことから、さらに詳しく分析し
ことで対応しているところであります。
ていかなければならないと考えております。
今後とも米沢市社会福祉協議会との連携により
また、医療費については、診療報酬の改定や医
対応していくとともに、生活保護の審査につい
療の高度化などの影響から、受診者数や受診件
ても関係機関への協力を仰ぎながら、審査時間
数が横ばいでも年々増加していく傾向がありま
の短縮に努めてまいります。
すので、制度の拡充については、導入当初のみ
また、決定後の保護費の支給についても、状況
でなく、将来にわたっての財政の見通しをつけ
に応じて柔軟に対応していきたいと考えており
ていく必要があります。
ます。
これらのことから、子育て支援医療の一部負担
金の無料化については、現在取り組んでおりま
次に、住宅扶助削減と冬季加算削減の影響につ
いてであります。
す財政健全化の状況を見ながら、先ほど申し上
住宅扶助及び冬季加算の見直しについては、社
げた問題点を考慮しつつ、医療機関など関係機
会保障審議会生活保護基準部会の議論・検証を
関の御意見を伺いまして検討してまいりたいと
もとに、本年1月に取りまとめられた報告書の
考えております。
内容を踏まえ、最低限度の生活の維持に支障が
次に、2の生活保護についてであります。
ないよう配慮しつつ見直しが行われたものであ
生活保護の申請があった場合には、生活保護法
り、本年7月1日から適用となったものです。
第24条第3項及び第5項により、保護の要否、
改正内容は大きく以下6点ございます。
種類、程度及び方法について、申請のあった日
まず1点目は、単身世帯の住宅扶助上限額の適
から14日以内に申請者に書面をもって通知しな
ければならないと定められております。
正化です。
これは全国各地域の家賃額の実態や近年の家賃
- 181 -
物価の動向等を反映し、適正化が図られたもの
きに御説明申し上げたとおり、減額対象となる
であります。
被保護世帯はおりませんので、経過措置は該当
これにより本市では、単身世帯の改正前上限額
しておりません。
2万8,000円が改正後上限額3万5,000円に変更
次に、冬季加算の削減についてであります。
となり、7,000円の増額となりました。
これは平成27年5月14日付の生活保護法による
2点目は、2人以上世帯の住宅扶助上限額の適
正化です。
保護の基準の一部改正等を受けて、本年10月1
日から適用される予定のものです。
これにより本市では、2人世帯から6人世帯ま
主な内容といたしまして、地区別の冬季加算の
での改正前の上限額は、単身世帯の1.3倍額の3
水準の適正化です。これは一般低所得世帯にお
万7,000円と一律でありましたが、改正後の上限
ける冬季に増加する光熱費支出の地区別の実態、
額が2人世帯で4万2,000円に、3人から5人世
また、近年の光熱費物価の動向を踏まえ、適切
帯が4万6,000円に、6人世帯が4万9,000円へ
な水準となるよう改正が行われたとのことであ
と増額となりました。
ります。
3点目は、地域区分の細分化です。
これにより、本市における居宅の冬季加算月額
これは地域の家賃実態をより反映した基準とな
は、具体的には、単身世帯で改正前月額1万
るよう、都道府県別の住宅扶助上限額の地域区
4,230 円が改正後8,860 円に、2人世帯で1万
分を現行の2区分から3区分に細分化したもの
8,420 円が1万2,580 円に、3人世帯では2万
ですが、本市においては3級地のままで変更は
1,990円が1万4,290円に変更となっており、い
ありませんでした。
ずれの世帯においても減額となっております。
4点目は、床面積別の住宅扶助上限額の新設で
す。
次に、冬季加算の支給期間についてであります
が、現行ではいずれの地区でも11月から3月ま
これはいわゆる貧困ビジネスの是正を目的とし
での5カ月間となっておりますが、光熱費支出
た見直しで、単身世帯において床面積によって
が増加する期間の地域別の実態を踏まえた内容
は減額されるというものであります。
に改正されるもので、山形県はⅡ区に属するた
本市においては、8月末現在で該当する被保護
世帯はございません。
め、支給期間が10月から4月までの7カ月間に
変更となり、2カ月分長く支給されることとな
5点目は、世帯人数別の特別基準の設定でござ
います。
ります。
本市におけるこれら冬季加算月額の減額と支給
これは被保護世帯の世帯に車椅子を使用する高
月の延長による居宅被保護者の年間の額につい
齢者・障がい者等がいる場合、通常より広い居
ては、単身世帯から4人世帯までいずれの世帯
室を必要とするため特別基準の設定が可能とな
においても減額となっております。
るものでありますが、今回の改正では人数別に
よりきめ細かく設定されたものであります。
このたびの冬季加算の改正については、いずれ
の世帯でも減額となりますことから、改正の内
これにより本市においては、特別基準額が増額
になったところでございます。
容等について被保護者に対し保護の変更決定通
知書を送付する際や、被保護者が窓口に来所さ
6点目は、経過措置についてであります。
れた際、ケースワーカーが被保護社宅へ訪問し
今回の改正により、住宅扶助の上限額が減額と
た際など、さまざまな機会を通じて周知を図り、
なる場合の内容ですので、本市においては、さ
- 182 -
丁寧に説明していく必要があると考えてござい
ます。
次に、対象から外れた方への対応につきまして
続きまして、3の介護保険制度の改正による補
は、対象外となった方へは理由を記載した文書
足給付の影響についてであります。
を通知しており、お問い合わせについては丁寧
介護保険3施設やショートステイを利用する方
に説明するとともに、必要に応じて関係部署へ
の食費・居住費については本人負担が原則であ
つなぐ対応を行っているところであります。
りますが、低所得の方については施設利用が困
また、世帯構成の変更、配偶者の状況の変更、
難にならないよう限度額が設定され、申請によ
預貯金等の額の変動があった場合には、変更後
り限度額を超える分は特定入所者介護サービス
の状況を踏まえ再判定を行うこととしておりま
費、いわゆる補足給付として介護保険から給付
すので、対象から外れた方には、世帯構成の変
されます。
更等により補足給付が該当する場合の申請方法
介護保険制度の改正により、これまでは市民税
等について記載された文書を発送するなど、周
非課税世帯の方が対象でありましたが、食費・
知を図ってまいります。
居住費を負担して在宅で暮らす方や保険料を負
1から3につきまして、私からは以上でござい
担する方との公平性をさらに高めるため、今年
ます。
8月から、一定額以上の資産をお持ちの方には
○海老名 悟議長 山口産業部長。
負担いただくよう基準の見直しが行われ、次の
〔山口昇一産業部長登壇〕
要件が追加されたところでございます。
○山口昇一産業部長 私からは、街なか商店リニュ
世帯分離している場合でも、配偶者が市民税課
税である場合、または、本人及び配偶者の預貯
ーアル助成制度についての御質問にお答えいた
します。
金等を確認し、次の基準を超える場合は対象外
御指摘のとおり、本市の活性化を図っていくた
となります。預貯金等の基準額は、配偶者がい
めには中心商店街の活性化は重要課題であり、
ない場合には1,000万円、配偶者がいる場合には
新文化複合施設の開館を契機として、商店街関
合計2,000万円となったところでございます。
係者と連携しながら創意工夫をし、商業の振興
改正に当たっては、介護保険施設・居宅介護支
を図るとともに、多くの市民とともに中心市街
援事業所・地域包括支援センター職員を対象に
地のにぎわいの創出を図ってまいりたいと考え
説明会を開催し、制度改正について説明すると
ております。
ともに、申請手続の協力のお願いをしたところ
であります。
御質問の街なか商店リニューアル助成制度の創
設についてでありますが、本市では同様の制度
また、これまで負担限度額認定証をお持ちの方
として、米沢市商工業地域活性化支援事業費補
へは、更新手続の案内にあわせ、申請書と制度
助金制度のメニューで、中心商店街の空き店舗
改正についての文書をお送りしました。
を活用する事業及び創業する場合に店舗等を改
このたびの一斉更新にあたり、負担限度額認定
証の交付者数は666人で、そのうち新要件により
対象外となった方は28人でありました。
装する費用を補助しております。
これは補助率2分の1で、上限額30万円であり
ますが、店舗のリニューアルなど改装工事など
また、申請されていない方でも、月の末日まで
に活用することができます。
に申請すればその月の分の給付を受けることが
この制度では、御提案のような既存の事業者が
できますので、介護保険施設入所者については
みずからの店舗等をリニューアルする場合は対
施設を通じて申請を促しております。
象とならないところではありますが、新たな事
- 183 -
業者の参入が図られるなど、商店街の活性化を
うことで、国民健康保険等の補助金等も、ペナ
図る上で一定の効果は見込めるものと考えてい
ルティーというか補助金を減らすというような
るところであります。
こともとられてきているという実態もあります。
なお、このほか、米沢市商工業振興資金融資制
国もそういったところはこれまで認めていると
度による店舗の改装等や設備投資の低利融資と
いうこともあります。
保証料の一部補給を行い、必要な資金を円滑に
それから、厚生労働省でも、さきに新聞等でも
調達できる制度を用意しております。
ありましたけれども、そういった状況もあるこ
本市としては、これらの制度により町なかの空
とでのそういったペナルティーについても、今
き店舗の利活用を促進することとしているとこ
後どうするかということで検討も始めたという
ろであり、制度の拡充につきましては、今年度
ようなことも聞いているところでございます。
商工会議所が実施をしております中心市街地に
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
おけるニーズ等調査事業、中小企業庁の補助事
○21番(高橋 壽議員) 今の話は、全国的に各
業でありますが、これらやさまざまな機会を捉
自治体が行っている子ども医療費の助成制度そ
えながら、関係者の御意見を伺いながら検討し
のものについての国のいわば見解として、答弁
てまいりたいと考えております。
を最初にされたコンビニ受診やモラルハザード
中心市街地の活性化を加速させるために、いか
が起こっている結果として医療費が増大すると
に使い勝手のよい、そしてニーズに合った支援
いう国の言い方ですけれども、そのことを言っ
策とするか、検討させていただきたいというふ
ているんだというふうに思います。
うに思います。
一部負担金について撤廃した場合はこういうこ
私からは以上であります。
とが起こるということは、私は初めて聞きまし
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
た。国が言っているとかその他の方がおっしゃ
○21番(高橋 壽議員) まず、子ども医療費の
っているというのは。
一部負担金の撤廃を求めたわけですけれども、
しかし、実際、国のほうでは子ども医療費の無
完全無料化にした場合には、コンビニ受診など
料化の年齢の拡大を各自治体でやっていること
がふえてモラルハザードが生じて、医療費の増
について、そうやって医療費が増大するので、
大につながっているというような指摘がされて
そういう自治体についてはペナルティーを科す
いるというふうに答弁がありましたけれども、
ということで交付金を削減しているわけですね。
指摘しているのはどこ、どういうところから指
それについて全国の自治体では、「そんなこと
摘しているものですか。
はとんでもない話だ」ということで国に対して
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
抗議をし、そして、国会でもその議論があって、
○堤 啓一健康福祉部長 21年ごろから先に無料化
国のほうでも果たしてそうかという話になった
を進めているような自治体、大きい都市等の資
ときに、そうではないというきちんと根拠を持
料等にも見られますし、あるいはいろんな大学、
ち出されて、なかなか最近では、子ども医療費
その他研究者の論文その他でも、この地方単独
無料化での年齢拡大についての国のほうで反論
事業としての影響について、医療費等が伸びる
できないという状況になっているというふうに
というふうな状況等も報告されております。
思います。
また、こういった独自の助成を自治体が行って
それで、今のお話ですと、財政状況で財政健全
いる場合に、国のほうでも医療費が伸びるとい
化計画のことも踏まえて、あるいは医療機関等
- 184 -
関係者の御意見も聞いてというお話がありまし
かね。県内の一部負担金を廃止している自治体
たけれども、今の答弁だと、財政健全化で財政
で、本当にコンビニ受診が起こっているのか、
がもしよくなったとしても、あるいは医療関係
モラルハザードが親御さんたちの間で起こって
者の御意見として「いや、そうではない。一部
いるのか。私は違うというふうに思いますけれ
負担金はやはり子供の成長・発達にとって非常
ども。そこはもう一回検討していただけますで
に大事なことだから必要だ」という意見になっ
しょうか。
ても、考え方から言って、そういうことであれ
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
ばこれはやれないという結論になるんじゃない
○堤 啓一健康福祉部長 これまで県内もそうです
でしょうか。
し、そういった負担金の無料化を進めていると
医療費増大になるけれども、関係者の方の御意
ころの状況等をいろいろと私のほうでも聞いて
見を伺い、それから財政健全化がきちんと達成
みたいと思います。
されたとなったら、関係者の方からもやはりや
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
るべきだとなった場合には、そういう医療費が
○21番(高橋 壽議員) この間の国会で、この
増大するとかモラルハザードになったとしても、
子ども医療費無料化を全ての都道府県でやられ
そういう御意見があればやるということですか。
て、ほとんどの各自治体でやられている実態か
どっちなんですか。そういう御意見を聞いても、
ら、なぜ国で制度としてやらないのかという話
結果としてモラルハザードなどが起こるのでや
の議論の中で、国は今おっしゃったような答弁
りませんということなんですか。
をするんですが、コンビニ受診になるとかモラ
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
ルハザードが起こるとか医療費が増大するとか。
○堤 啓一健康福祉部長 ただいま申し上げたよう
でも、やっている各自治体では、結果として医
な、もちろん財政健全化のお話もありますし、
療費が抑制されるということも実証的に明らか
医療機関の御意見、それから先ほど申し上げた
になっているというのが、いろいろな自治体で
ようなモラルハザードの問題とか、そういった
検証して出ていると思います。
ものを総合的に勘案して判断するということで、
検討してまいりたいという内容でございます。
これはたしか前々回の議会のときに年齢拡大を
してほしいという質問をしたときにも御紹介い
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
たしましたけれども、山梨県議会で国での与党
○21番(高橋 壽議員) 一部負担金を撤廃した
の県会議員の方が、この子ども医療費の年齢拡
場合に、コンビニ受診が起こったりモラルハザ
大をやるべきだという話をして、そのときに
ードが起こったりするようなことであれば、私
「じゃ、医療費が増大するのか、それとも抑制
はやらないほうがいいと思いますよ。
されるのか、どっちなのか検証する必要がある
しかし、実際問題として、今県内の34自治体で
んじゃないか」という話を当局に求めて、当局
既に一部負担金を撤廃して、結果としてコンビ
のほうで試算したら、結果として医療費の抑制
ニ受診が起こったかというと起こっていないと
になったと。予防医療にこの子ども医療費無料
いうふうに思いますし、モラルハザードも起こ
化が大きく貢献して、結果として医療費が抑制
ってはいないというふうに思います。
されたということが県議会で明らかになったと
国の言い分を多分そのままにおっしゃっている
いう報道も私は聞きました。
と思うんですが、そうしたら、もう少し県内自
ですから、もう一度、今の答弁は逆にかなり無
治体の状況を検討していただけませんでしょう
理があるなというふうに思いますよ。コンビニ
- 185 -
受診が起きてモラルハザードが起こって医療費
基本的には転居指導などの必要もないという状
が増大になるという、さんざんな答弁ですよね。
況でございます。
年齢拡大をこれまでしてきましたけれども、年
先ほど減額になった方はいないということでお
齢拡大をすることもこの一部負担金もなくすこ
話をしたんですが、むしろ増額になった世帯が
とも、これでは同じ理屈になりますよ。一方で
多いという状況でございます。
年齢拡大をしてきたことが、コンビニ受診ある
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
いはモラルハザードにつながったのかどうかと
○21番(高橋 壽議員) 増額になったのについ
いうことも含めて検討していただければ、一部
ていろいろ質問しているわけではなくて、減額
負担金を撤廃することがこれにはつながらない
があったのかどうかという話をしているわけで
ということが私は明らかだと思います。再度検
すけれども、通知が来ているわけなので、通知
討していただきたいということを申し上げてお
に従って行政的な対応をぜひしていただきたい
きたいというふうに思います。
というふうに思います。
それから、生活保護の住宅扶助の減額での影響
現状は減額された方はいないという話ですけれ
ということで、いろいろ答弁いただきましたけ
ども、通知が来ているということなので、通知
れども、ちょっと詳しくてよく把握できません
に従って行政として対応していただきたいとい
でしたけれども、米沢市の場合は、結論として
うことだけ申し上げておきます。
減額になる対象者はいないということでよろし
だから、もし減額になるという方が今後出てき
いですか。
た場合は、この通知に従って、一律機械的な対
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
応はしないということはよろしいですか。
○堤 啓一健康福祉部長 住宅扶助につきましては、
削減になる方は今のところございません。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
○堤 啓一健康福祉部長 機械的な対応はとりませ
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
んが、それぞれ個々の状況、いろんな状況を配
○21番(高橋 壽議員) 今のところいないとい
慮して対応していきたいと思います。
う答弁でしたので安心しましたけれども。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
先ほど、壇上で御紹介いたしましたけれども、
○21番(高橋 壽議員) だから、私が言ってい
全国的にはやはりかなり減額で影響を受けてい
るのは、通知に従ってやってくださいというこ
る住民の方々がいて、役所当局のところでは、
となんです。いいですよね。(「はい」の声あ
その住宅扶助の減額にあわせた家賃のところに
り)
転居をしてほしいといういわゆる指導が入って
それで、冬季加算のほうは、減額される方が結
いるということが伝えられております。
構いらっしゃるということでしたよね。そうい
それに対して国のほうでは、一律に機械的な対
うことでしたよね。その対応については何か考
応をしないようにという通知を出したわけなの
えていらっしゃいますか。
で、これは全国の自治体に出しているはずです。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
米沢市でもこの通知は来ていると思いますが、
○堤 啓一健康福祉部長 特に考えてございません。
いかがですか。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
○21番(高橋 壽議員) 考えていないというこ
○堤 啓一健康福祉部長 通知はございますが、今
回減額対象となる保護世帯はないということで、
- 186 -
とではちょっと困るわけで、何か検討していた
だきたいというふうに思いますが、いかがです
か。
○堤 啓一健康福祉部長 現時点ではまだ福祉灯油
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
そのものを実施するという予定はございません
○堤 啓一健康福祉部長 先ほど答弁のほうで申し
ので、また、県からも実施するという、あるい
上げたんですが、丁寧な説明をしていくという
はその内容、対象をどうするかといったような
ことで対応していく予定でございます。下がっ
ものも何もございませんので、現時点では、こ
た理由等を詳しく説明していく対応を考えてお
れまでどおりであれば該当は特にはさせないと
ります。
いう方向で考えているということでございます。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
○21番(高橋 壽議員) 昨年から福祉灯油を実
○21番(高橋 壽議員) これまでとは状況が変
施したわけですけれども、臨時対応としての福
わったわけですよね。冬季加算が生活保護世帯
祉灯油を実施いたしましたけれども、これまで
については減額されるということが、ことしの
は生活保護受給世帯については対象としていな
冬から実施されるということなので、これまで
かったわけですけれども、仮にことし国のほう
は最大比冬季加算分は加算されていたわけなの
でも臨時の福祉灯油の交付金をやると、あるい
で、そういった状況が違うと思うんです。
は県のほうでもやるというふうになった場合は、
だから、ことし福祉灯油を実施するとなった場
米沢市では冬季加算が減額される生活保護世帯
合に、この問題も含めて検討するということは
についても対象とすべきだと思いますけれども、
必要ではないかと申し上げているんです。
いかがですか。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
○堤 啓一健康福祉部長 繰り返しになりますが、
○堤 啓一健康福祉部長 今回の冬季加算の見直し
冬季加算の今回の金額は減額になったとしまし
の考え方を見ますと、それぞれその地域の光熱
ても、その計算、その他の算出は先ほどお話し
水費の実態等を十分に、あるいは物価動向等を
したような状況がございますので、基本的には
検討した上で改正されております。
福祉灯油の対象には当面含めていく考えはござ
特に豪雪地帯については、その計算したものに
いません。
対して、豪雪地域や山間部など気候が厳しい地
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
域ということで、さらに調整されて1.2倍の上乗
○21番(高橋 壽議員) 健康福祉部長の見解の
せをされているという状況がございます。
ようですけれども、もう一度、課内で改めて福
そういったことで算出されているものでござい
祉灯油対象者に入れるかどうかという検討をし
ますので、先ほどお話がありました福祉灯油等
ていただきたいというふうに求めておきたいと
に新たに加えるというようなことは、今のとこ
思います。
ろは考えておりません。
それから、介護保険の補足給付ですけれども、
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
これまで666人の市内の高齢者の方が補足給付を
○21番(高橋 壽議員) その福祉灯油に入れる
受けていたけれども、対象外が28人になったと
かどうかというのは、検討された結果今考えて
いうことでしたけれども、この方々28人の中で、
いないということでしょうか。まだ検討してい
どういうことでその対象から外れたのかという
ないということで、考えていないということで
ことですけれども、配偶者が課税世帯だったと
すか。
か、あるいは一定の預貯金があるということだ
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
けなのか。それ以外に、書類等の提出が十分そ
- 187 -
ろわなくてできなかったということの方々も含
足給付の対象として従来どおり必要だという方
めてのことなのか。
については継続して補足給付を受給できる。あ
書類等を全部そろえてから申請しろというこれ
るいは、書類が8月31日を越えても提出されれ
までの国の指導でしたけれども、そのことがで
ば補足給付を受けさせるということの通知が、
きなくて対象外になったという方は、この28人
厚労省のほうで出ていますけれども、それでよ
の中に何人かいらっしゃいますか。
ろしいでしょうか。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
○海老名 悟議長 堤健康福祉部長。
○堤 啓一健康福祉部長 奥様が、世帯は別になっ
○堤 啓一健康福祉部長 最初にお話しした、資産
ていますけれども課税になっている場合とか、
要件とあるいは課税状況の変更というのはあり
先ほどの預貯金等の金額と、そういった方が28
得るわけです。そういった場合には当然判定を
名というふうに考えております。特に申請がで
し直すということになっておりますので、そう
きなくてという話は、ちょっと私は聞いていな
いったいろんな状況が変わったというところを
いところでございます。
申請いただいたことによって判定をし直すとい
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
うことで、そういった場合は対応できるという
○21番(高橋 壽議員) さっきの要件ですが、
ふうに考えております。
本人ではなくて配偶者が課税世帯の場合、ある
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
いは一定の預貯金がある方は、今回の法改正で
○21番(高橋 壽議員) 厚労省からその通知が
除外されることになりましたけれども、そのほ
出ておりますので、それに従って、ぜひ対応し
かに、例えば本人が認知症などで、あるいは親
ていただきたいというふうに思います。
族の助けなどができないという状況にある方、
書類が8月30日までにさまざまな事情でそろわ
そういう方々はその預貯金の通帳などを書類と
ない、本人が認知症あるいは御家族がなかなか
して提出できなくて、それで今回の申請に間に
対応しきれなくて書類がそろわないという方に
合わなかったという方も除外されるケースがい
ついても、8月31日以降であっても補足給付の
ろいろあるわけですよ。
対象とするという通知が出ておりますので、そ
だから、その方々がこの28人に含まれているか
れに従ってぜひ対応していただきたいというふ
どうかということを、私は確認したかったわけ
うに思います。
です。
それから、5番目の街なか商店リフォーム事業
今、わからないということなので、後で確認し
ということですが、現在の地域活性化事業メニ
ていただきたいわけですけれども、そういう方
ューの中で対応してできるんだというお話でし
に対して厚労省のほうで通知を出していますよ
たけれども、これは時限的な事業メニューです
ね。その通知というのはどういうものでしたで
か。それとも、今後継続して展開できる事業と
しょうか。ちょっと御紹介いただけますか。
いうふうになっているんでしたでしょうか。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
○21番(高橋 壽議員) 一応、申請の期限は8
○山口昇一産業部長 これは制度として設けさせて
月30日までになっておりましたけれども、今申
いただいております。
し上げたような方々については、8月30日の申
ただ、御質問にありましたような商店リニュー
請期限を超えても、書類がそろった場合、ある
アル助成事業とは若干毛色が変わっております
いは行ってさまざま御事情を聞いて、これは補
ので、いわゆる空き店舗に限定しながら、要す
- 188 -
るに、既存のストックを使ってどうやってにぎ
わいをつくっていくかというところに重点を置
以上です。
○海老名 悟議長 以上で21番高橋壽議員の一般質
いております。
問を終了いたします。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
○21番(高橋 壽議員) そうしますと、現在御
商売されている方々が、店舗をリニューアルし
てさらに商売を、あるいは地域の活性化に貢献
散
会
したいという、そういう方については対象にな
らないというのが基本的なところですよね。
○海老名 悟議長 以上をもちまして本日の日程は
空き店舗ではなくて、今現在御商売をされてい
終了いたしました。
る方で、お店をリニューアルしてもう少しお客
本日はこれにて散会いたします。
さんをふやそうとかという方々は、この対象に
御苦労さまでした。
ならないということですよね。
○海老名 悟議長 山口産業部長。
午後 5時30分 散
○山口昇一産業部長 御指摘のとおり、そこまでの
幅は持ってございません。
商店街連盟等についても、この制度を設計する
に当たってさまざま御意見を聞いてきたわけで
ありますが、そこまでのニーズは示されなかっ
たところであります。
ただ時代は変わっておりますし、さまざまなニ
ーズがあるというふうに思いますので、今後さ
まざま利用可能性のある団体等も含めて、意見
を聞きながらというふうに思っております。
○海老名 悟議長 高橋壽議員。
○21番(高橋 壽議員) 基本的には、住宅リフ
ォーム助成制度で米沢市も実施して、大きな経
済波及効果を生み出したわけですので、そうい
った意味も含め、そして、この商店街の活性化
という意味も含めて、全国の自治体ではこの住
宅リフォームの商店版というものをやって効果
が出ているということがありますので、ぜひ御
検討をいただきたいというふうに思います。
需要がなければこれはやる必要はありませんけ
れども、需要があるかどうかもう少し掘り起こ
してみて、その上で必要があるという判断をさ
れたら、実施をぜひよろしくお願いしたいと思
います。
- 189 -
会
- 190 -
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