1 年次配当 - 名古屋学院大学

(再)キリスト教概説//大宮
有博/春A(月 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、キリスト教を学ぶことを通して、人間とは何か、人間がそこに生きている世界とはどの
ようなものなのか、ということを考えていただきたい。キリスト教がそれに拠っている聖書は、独自の
世界観、人間観を表しており、それに対して各自は(肯定、否定にかかわらず)
、様々な意見をもつで
あろうが、そのように「知り」
「考え」
「判断」するというプロセス自体を、自分自身が現実生活の中で
向き合う様々な出来事に対する姿勢を見つめ直す機会にしていただきたい。聖書はそのように取り組む
だけの価値があるからであり、それを理解するための方法や材料を提供するのがこの授業の目的である。
【学習到達目標】
キリスト教を単なる知識として理解するのではなく、聖書の学びを通して、自らが「生きる」ことにつ
いて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
1 回目の授業には必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 宗教とは何か
2 回 キリスト教を学ぶこと
3 回 聖書について
4 回 原初の物語
5 回 イスラエルの歴史(カナン定着まで)
6 回 イスラエルの歴史(王国の成立と滅亡)
7 回 イスラエルの歴史(ヘレニズム時代)
8 回 イエスの出現
9 回 新しい家族
10 回 5000 人の給食
11 回 見失われた羊
12 回 イエスと女性たち
13 回 十字架への道
14 回 残された弟子たち
15 回 まとめ及び試験
1
キリスト教概説//大宮
有博/春A(火 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリスト教の精神を学ぶ。すなわち、聖書の示す人間観、世
界観を学び、
「人間とは何か」そして「人間がこの世界にあっていかに真実の生を生きうるのか」とい
う問題について考察する。とりわけ、それをもっとも明確な形で示したイエス・キリストの言葉と行為
に触れ、限界をもった人間が、人として常に新しく生かされる可能性を与えられていることを知り、そ
れが希望と力に満ちた生を生み出すことを理解する。
【学習到達目標】
キリスト教の精神を単なる知識として理解するのではなく、聖書の言葉を学ぶ中で、自らが「生きる」
ことについて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
円滑に授業を進めるために受講生の協力をお願いします。授業中の私語、ケータイ、パソコン、飲食、
化粧は厳禁します。注意に従わない場合は、席替えや退室を求める場合があります。
なおこの授業では【座席指定】を行いますので、教員の指示に従ってください。
【事前準備学習】
毎回指定した聖書箇所を読んできて下さい。
【教科書】
『旧新約聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点(30%)と試験(70%)。なお出席は IC カードによるものでカウントする(修正には正当な理由
と根拠が必要)。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 キリスト教初歩の初歩
3 回 キリスト教のはじまり(1)―イエス以前
4 回 キリスト教のはじまり(2)―イエスの登場
5 回 倫理とは何か
6 回 倫理の核心としての愛(1)―エロス・フィリア
7 回 倫理の核心としての愛(2)―アガペー
8 回 聖書とは何か
9 回 旧約聖書
10 回 新約聖書(1)―福音書
11 回 新約聖書(2)―福音書以外
12 回 受難
13 回 復活
14 回 まとめ
15 回 授業総括および試験
2
キリスト教概説//髙見
伊三男/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教概説として、まず『聖書』における頂点である「新約聖書」について学んでいきます。
『聖
書』は、世界における永遠にわたるベストセラーです。また、西洋文化の基礎であるだけでなく、近年
はアジア、アフリカなどにも急増して読まれています。その『聖書』は、「旧約聖書」と「新約聖書」
から構成されています。
「新約聖書」は、世界の最大宗教であるキリスト教の正典(「新約聖書」と「旧約聖書」)中の正典で
す。その中の中心人物として、“イエス”と“パウロ”がよく挙げられます。イエスは神の(最愛の)
子・救い主(王)と呼ばれています。またパウロは、初代教会におけるイエスの最大の弟子さらには使
徒と言われています。そうしたイエスとパウロについて、
「新約聖書」における注目すべきトピックを
通して学んでいきます。彼らを学びつつ、私達は各自それぞれの人生の土台(岩なる土台)についての
重要なメッセージを与えられるでしょう。講義の 15 回のそれぞれのテーマとしては、下記のとおりで
す。
【学習到達目標】
「新約聖書」、特にその中の代表であるイエスとパウロなどを通して、各自の人生の岩なる土台につ
いて、言い換えれば、人生のまことの、確かさ、模範的友、永遠なる愛について、持続的な関心が与え
られることを目標とします。
その結果、大学のチャペルや各地の教会の礼拝にも、自由に出席できるようになって下さい。
【履修上の注意】
『聖書』(「新約聖書」+「旧約聖典」
)は、本講の教科書ですので、毎回必ず持参して下さい。
『聖書』その中心の「新約聖書」は、今からおよそ 2000 年以上も昔に記され伝えられてきた、歴史的・
世界的に代表的な“古典”です。古典であるがゆえに、昔の時代背景において生まれたものなので、現
代の私達には、理解しがたいことも多々あります。その一助として、DVD を使いますので楽しみにし
てください。
また、質問などありましたら、各授業の終わりなどに遠慮なく聞いてみて下さい。
【事前準備学習】
『聖書』の中の「新約聖書」に、多少なりとも読んで親しむようにしておいて下さい。特に、イエスに
ついての 4 つの「福音書」やパウロについての「使徒言行録」やその後続のパウロの 13 の手紙などを
読んでおくと、講義もより理解しやすくなるかと思います。
【教科書】
『聖書-新共同訳-(本学のキリスト教講義で共通のもの)』 日本聖書教会
上記の『聖書』は、本学におけるすべてのキリスト教講義において共通のものです。各自が毎回必ず持
参して下さい。
【参考書】
『聖書における愛-イエスの愛とパウロの愛』 高見伊三男 春風社 2011 年
上記の参考書は、講義の内容と da 伊部分重なりますが、特に新約聖書における、イエスの愛とパウロ
の愛に商店を当てています。
3
【評価方法】
平常点(30%)+試験[下記](60%)+チャペル[2 回](10%)=計 100 点
【講義テーマ】
1 回 聖書および新薬聖書の概要
2 回 KING OF KINGS (DVD:前編)の鑑賞
3 回 KING OF KINGS (DVD:後編)の鑑賞
4 回 イエスの降誕
5 回 イエスの教え
6 回 イエスの最初の弟子たち および弟子の心がまえ
7 回 イエスのいやし および奇跡
8 回 イエスの十字架
9 回 イエスの復活
10 回 イエスの昇天
11 回 パウロ-ローマ帝国に挑んだ男-(DVD:前編)の鑑賞
12 回 パウロ-ローマ帝国に挑んだ男-(DVD:後編)の鑑賞
13 回 パウロの回心
14 回 パウロの信仰、愛、希望
15 回 まとめおよび試験(レポート形式)
キリスト教学//大宮
有博/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教概説(春)・キリスト教学(秋)では、建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリスト教の
精神を学ぶ。すなわち、聖書の示す人間観、世界観を学び、「人間とは何か」そして「人間がこの世界
にあっていかに真実の生を生きうるのか」という問題について考察する。
とりわけキリスト教学(秋)では、前半でイエス・キリストの十字架の死と復活について、後半では「出
エジプト」について学ぶ。旧約・新約聖書を一貫する神の働きが「貧しいものの優先的選択」(Option
for the Poor)であることを確認し、その視点から現代の抱える貧困問題・被災地復興のあり方について
も考える。
【学習到達目標】
1. キリスト教の精神を単なる知識として理解するのではなく、聖書の言葉を学ぶ中で、自らが「生きる」
ことについて考え、模索する力と姿勢を養う。
2. 個人の実存の問題と共同体の倫理について聖書の述べるメッセージを理解する。
3. キリスト教倫理の根幹である「貧しいものの優先的選択」を用いて、現代の社会が抱える問題につい
て考察することができるようにする。
【履修上の注意】
(1)担当教員から重要な説明が第1回目の授業で行う。第1回目の授業に必ず出席すること。
(2)第1回目の授業で配布される「配布レジメ」を成績発表の日まで持っておくこと。
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【事前準備学習】
毎回の授業の前に指定された聖書の箇所を読んできて下さい。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
『反貧困の神』 大宮有博 キリスト新聞社 2010 年
※ 『聖書』は、第 1 回目の授業で、担当教員からの説明を聞いてから購入すること。
【参考書】
『「新約聖書」がわかる。
』 朝日新聞社 1998.8
『「旧約聖書」がわかる。
』 朝日新聞社 1998.5
『聖書の世界・総解説』 自由国民社 2001.5
『どう読むか、聖書』 青野太潮 朝日新聞社 1994.1
『シネマで読む新約聖書』 栗林輝夫 日本基督教団出版局 2005.3
【評価方法】
平常点:30%(チャペルアワー出席を含む)、期末試験:70%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 イエスの十字架
3 回 死とどう向き合うか/『死の瞬間』を読む
4 回 キリストとしての復活
5 回 出エジプト物語の背景 古代中近東社会の宗教とチャリティー
6 回 出エジプト物語 あらすじ
7 回 出エジプト物語 モーセの人物像
8 回 出エジプト物語 その神学 「貧しい者の優先的選択」
9 回 十戒 神と人との関係
10 回 十戒 人と人との関係
11 回 出エジプトの神学
12 回 クリスマス入門
13 回 クリスマスの解放のメッセージ
14 回 キリスト教倫理を考察する
15 回 授業総括および試験
(再)キリスト教学//石田
聖実/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、イエスの死後、弟子たちの活動によって成立していったキリスト教がどのように歴史を
歩んできたかを学ぶ。キリスト教会は初期の迫害期を経てローマ帝国と結びつき、古代末期から中世の
ヨーロッパにおいて支配的存在になっていった。そこからルネサンスや宗教改革が生まれ、近代国家の
成立に至り、現代世界の枠組みを構成する大きな要素の一つであり続けている。すなわちキリスト教の
歴史を学ぶことは、我々が生きている現代の社会を理解することにつながるといえる。この授業では、
5
そのために歴史の中で社会がどのように変わってきたのか、そこにキリスト教がどのように影響してき
たのかを考察し、それをこれからの社会を考えていく上でのステップボードにできればと考えている。
【学習到達目標】
キリスト教会が誕生してから世界に広がっていく過程と、歴史の流れの中でどのような役割を果たして
きたのかを理解し、その意味を現代の我々がどのように捉え、活かしていけるかを考察する。
【履修上の注意】
1 回目の授業には、必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 原始キリスト教会
2 回 パウロ
3 回 キリスト教会の広がりと迫害
4 回 ローマ帝国とキリスト教
5 回 古代地中海世界の終焉
6 回 中世という世界
7 回 十字軍
8 回 ルネサンスと宗教改革
9 回 国家と宗教
10 回 宗教改革と民衆文化
11 回 近代科学の誕生
12 回 革命と啓蒙
13 回 戦争の世紀
14 回 現代のキリスト教
15 回 まとめ及び試験
(再)キリスト教学//髙見
伊三男/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教学として、
『聖書』における基礎である「旧約聖書」について学んでいきます。
『聖書』は、
世界における永遠にわたるベストセラーです。また、西洋文化の中核であるだけではなく、近年はアジ
ア、アフリカなどでも急増して読まれています。その『聖書』は、「旧約聖書」と「新約聖書」から構
成されています。
6
「旧約聖書」は、キリスト教(正典)やユダヤ教(正典)やイスラム教(啓典)といった、世界の代
表的な一神教において、それぞれに重視されています。
「旧約聖書」は、特にキリスト教においては、
「新
約聖書」(正典)に対して、予言と成就、待望と目標といった関係にあります。さまざまな関係におい
て、多様な人生が描写されていますが、全体的に破れ多い、身近な人間性が印象的です。
この講義では、そうした「旧約聖書」から人間性豊かな信仰者たちとその希望について見ていきます。
そうして、私達が「旧約聖書」から「新約聖書」へと導かれていかれることを願うものです。そうした
「旧約聖書」のすそ野から「新約聖書」の頂へと…。講義の 15 回のそれぞれのテーマとしては、下記
のとおりです。
【学習到達目標】
上記の講義概要のごとく、「旧約聖書」における、破れ多い、身近な、人間性豊かな信仰者たちを通し
て、彼らに私達が多少なりとも共感することができるのではないか。さらに、彼らの成就・目標として
の「新約聖書」へと導かれることを願います。ともかく、
「旧約聖書」の面白さをいくらかでも覚える
ようになりますよう。
【履修上の注意】
『聖書』(
「旧約聖書」+「新約聖書」)は、本講の教科書ですので、毎回必ず持参して下さい。
『聖書』やその基礎の「旧約聖書」は、今からおよそ 2000 年以上も昔に記され、伝えられてきた、
歴史的・世界的に代表的な“古典”です。古典であるがゆえに、昔の時代背景において生まれたものな
ので、現代の私たちには理解しがたいことも多々あります。その一助として、DVD を使いますので楽
しみにして下さい。
また、質問などがありましたら、各授業の終わりなどに遠慮なく聞いてみて下さい。
【事前準備学習】
『聖書』の中の「旧約聖書」に多少なりとも読んで親しむようにしておいて下さい。しかし、「旧約
聖書」は 39 巻もあって分厚いものなので、-最初から最後まで一気に読むと案外面白いものですが-、
その中から特に、講義で取り上げる「創世記」
「出エジプト記」
「サムエル記上・下」
「イザヤ書」
「ヨナ
書」「詩編」
「ヨブ記」などにはできるだけ目を通しておくと、より親しみが持てます。
【教科書】
『聖書-新共同訳-(本学のキリスト教講義で共通)』 日本聖書協会
上記の『聖書』は、本学におけるすべてのキリスト教の講義において共通のものです。各自が毎回必ず
持参して下さい。
【参考書】
『聖書の世界-総解説-』 木田・土岐 他 自由国民社
「旧約聖書」や「新約聖書」、すなわち、『聖書』を、考古学や芸術(美術・音楽)
、諸宗教関係史や論
争史、そして各書のダイジェストなどを通して、多角的または総括的に解説しています。
【評価方法】
平常点(30%)+試験[下記](60%)+チャペル[2 回](10%)=計 100 点
【講義テーマ】
1 回 聖書および旧約聖書の概要
7
2 回 天地創造(DVD:前編)の鑑賞
3 回 天地創造(DVD:後編)の鑑賞
4 回 天地の創造
5 回 アダムとエバ-最初の人間-
6 回 アブラハム-信仰の父ー
7 回 十戒(DVD:前編)の鑑賞
8 回 十戒(DVD:後編)の鑑賞
9 回 モーセ-旧約の律法の仲介-
10 回 ダビデ-旧約最大の王-
11 回 イザヤ-旧約最大の預言者-
12 回 ヨナ書
13 回 詩編
14 回 ヨブ記
15 回 まとめおよび試験(レポート形式)
キリスト教と文学//北垣
創/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、個々の文学作品を通して文学とは何か、言葉とは何かを考えていきたい。優れた文学作
品は、それぞれ独自の仕方で我々にいろいろな問題を考えさせてくれる(人はなぜ物語を欲するのか?
虚構と現実の関系は?ほんとうのこととは?翻訳とはどのようなことか?・・・)が、その中には、たと
えば聖書のような、宗教的な言語が伝えようとすることがらと相通じる、あるいは重なりあうところが
あるように思われる。というのは、文学も、宗教も、人間と、人間がそこに生きている世界のありよう
を探求する営み、ということでは同じだからである。それらが共鳴する声に耳を傾けることによって、
言葉が我々に喚び起こすものがどのようなものなのかを考えてみたい。
【学習到達目標】
それぞれの作品の読解を通して、そこに描かれている世界や人間の姿を捉え、それらが我々に問いかけ
てくるものに対して自分なりに応答することを試みる。
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 器としての言葉(二葉亭四迷)
2 回 光としての言葉(ゲルショム・ショーレム)
3 回 「 」を取り去る(フランツ・カフカ)
8
4 回 『戦艦ポチョムキン』
5 回 神の名(出エジプト記)
6 回 神話としてのシンデレラ
7 回 モノとココロ(ネイティブ・アメリカンの神話世界)
8 回 有形と無形の循環(宮崎駿)
9 回 生命のあり方
10 回 生涯でたった一度の文章
11 回 キリスト教と生命(マイケル・クライトン)
12 回 生命、神、言葉(アブラハムの物語)
13 回 言葉、身体、宗教(十字架上のイエスの言葉)
14 回 言葉が伝えるもの
15 回 まとめおよび試験
キリスト教と文化//伊藤
利行/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
キリスト教と文化の関係には色々あるが、音楽について講義する。
キリスト教は言葉と切り離せない信仰であるが、熱心な信仰は祈りに至り、熱心な祈りは歌や舞踏な
どに発展する。本講義では先史時代の人類と音楽から考察を始め、古代オリエントにおける音楽環境の
考察、聖書に記述された音楽環境を考察し、その後裔ともいえるユダヤ教の音楽、ギリシアの音楽など
の考察を行う。
次に、カトリックにおける聖歌やギリシア正教における聖歌の考察等を経て、宗教改革期におけるプ
ロテスタント讃美歌の成立等を考察し、著名な讃美歌を例として取り上げる。
さらに、我国のキリスト教に大きな影響を与えてきた英米の讃美歌を特にとりあげ代表曲を解説する。
最後に日本へのキリスト教音楽伝播の歴史を振り返る。キリシタン期から始まり、明治期に洋楽が入
って来る。その始まりは讃美歌であった。それは讃美歌から唱歌へとすすみ、こうして日本人の中に西
洋音階が定着し、今日の状況を生み出すに至った事も考察する。
宗教と音楽の関係を理解できるよう、教会関係の音楽のみならずクラシック音楽の代表的な曲の鑑賞
も適宜行う。
【学習到達目標】
キリスト教における音楽の意味とその歴史的展開と影響を理解する。
【履修上の注意】
1)授業概要(PDF ファイル)は原則として授業前にはアップロードの予定です。最低でも目を通して
おいて下さい。
2)欠席5回で失格になります。履修変更に伴なう欠席も欠席になりますので注意して下さい。
3)欠席は必ず証明等を添えて欠席の次回の授業時に届け出て下さい。交通事情等やむを得ない場合の
欠席は内容により考慮することがありますので、必ず欠席届の提出を怠らないで下さい。
4)出席は CCS により判定します。IC カードを忘れた場合は、授業終了時に申し出て下さい。
5)授業当日に申出のあった者以外の出席判定の変更相談は、申出内容を確認できないため応じられま
せんので、毎回確実にカードリーダーの読み取りを確認して下さい。
6)授業開始10分以前にリーダーに IC カードをかざした場合には出席にはなりませんのでタイミン
9
グに注意して下さい。
7)他者の授業を受ける権利(静かな環境で授業に集中できる)を妨げる事が無いように、十分な配慮
を互いに行って下さい。
8)IC カードだけかざして授業を受けないで退室は「不正行為」です。
【事前準備学習】
前回の授業内容を講義概要で確認しておき流れを掴んでおきましょう。
【教科書】
ぴったりの教科書はありません。「読める」講義概要を提供します。
【参考書】
各授業時に必要に応じて指摘します。
【評価方法】
①第 14 回授業終了時点で欠席5回で失格とします。出欠は IC カード記録によるものとします。操作ミ
スは自己責任です。後日の修正は行いません。
②①にかかわらず、欠席オーバーの場合でも、欠席内容に応じて出席補完の追加課題を課すなどして失
格としないことがあります。
③平常点(15%)と適当なまとまりで5回出してもらうミニレポート(1回1000字程度)
(計 85%)
による綜合評価。ミニレポートは、CCS により提出してもらいます。
【講義テーマ】
1 回 キリスト教と音楽の関係、先史における宗教・言語・音楽
2 回 古代における音楽関係の諸資料
3 回 古代中近東における音楽の諸相、古代ギリシアにおける音楽
4 回 聖書に現れた音楽的世界、ユダヤ教の音楽
5 回 初期キリスト教の教会生活と音楽
6 回 正教の聖歌
7 回 中世前期の教会音楽、グレゴリオ聖歌
8 回 中世後期の教会音楽、十字軍の讃美歌、単旋律から多旋律へ
9 回 ミサ曲の誕生、ルネサンス時代の音楽
10 回 オラトリオ バロック時代の音楽
11 回 プロテスタント讃美歌の誕生 宗教改革期の音楽
12 回 プロテスタント讃美歌(1)イギリスの場合
13 回 プロテスタント讃美歌(2)アメリカの場合
14 回 クリスマスの音楽
15 回 日本における西洋音楽導入の経緯、讃美歌と唱歌
キリスト教倫理//大宮
有博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
キリスト教倫理と聞くと、「キリスト教の信者の道徳」であって、キリスト教の信者でない私たちには
10
関係がないと思った方もおられると思います。ここでは、聖書やキリスト教の歴史を手がかりにして、
平和・人権・環境の問題といった人類の普遍の課題について、私たちがどう取り組めばよいかを考える。
本年度は「貧困」問題と「平和」問題を取り上げます。
【学習到達目標】
1. キリスト教倫理学の方法論と基本的な考え方を理解し、その手法を用いて社会問題を考察する力をつ
ける。
2. 貧困や戦争といった現代社会が抱える問題について理解し、それに対する自分の見解をつくる。
【履修上の注意】
聖書を毎回持参して下さい。
フィールドワークや講演会への参加を、講義中に呼びかけます。
【事前準備学習】
社会問題について関心を持って下さい。例えば、昨年、ある政治家が、テレビによく出る芸人のお母
さんが生活保護を受けているということを公表して、生活保護に対する締め付けを主張しました。この
ことについて皆さんはどう思いましたか。1 回目の授業で討論します。
【教科書】
『聖書』
聖書を毎回持参すること。
【評価方法】
授業中の意見発表やディスカッションの参加点(10 点)
レポート提出(中間と期末の 2 回提出)(各 40 点)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 生活保護問題
3 回 貧困問題と宗教: ホームレス支援の歩み
4 回 貧困と聖書: イエスの歩み(1)―「大工の子」という生い立ち
5 回 貧困と聖書: イエスの歩み(2)―メタノイアの宣教
6 回 貧困と聖書: イエスの教え―ぶどう園の労働者のたとえ
7 回 貧困と聖書: 出エジプト物語
8 回 平和問題についての考え方(1) 非暴力の考え方
9 回 平和問題についての考え方(2) ラインホールド・ニーバーの現実主義の考え方
10 回 平和問題についての考え方(3) MLK の非暴力論・平和論
11 回 平和問題と聖書: 愛敵の言葉
12 回 平和問題と聖書: 聖戦の言葉をどう理解するのか?
13 回 パレスチナ問題(1) 歴史
14 回 パレスチナ問題(2) キリスト教の考え方
15 回 総括と最終ディスカッション(プレゼンテーション)
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キリスト教史//北垣
創/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、イエスの死後、弟子たちの活動によって成立していったキリスト教がどのように歴史を
歩んできたかを学ぶ。キリスト教会は初期の迫害期を経てローマ帝国と結びつき、古代末期から中世の
ヨーロッパにおいて支配的存在になっていった。そこからルネサンスや宗教改革が生まれ、近代国家の
成立に至り、現代世界の枠組みを構成する大きな要素の一つであり続けている。すなわちキリスト教の
歴史を学ぶことは、我々が生きている現代の社会を理解することにつながるといえる。この授業では、
そのために歴史の中で社会がどのように変わってきたのか、そこにキリスト教がどのように影響してき
たのかを考察し、それをこれからの社会を考えていく上でのステップボードにできればと考えている。
【学習到達目標】
キリスト教会が誕生してから世界に広がっていく過程と、歴史の流れの中でどのような役割を果たして
きたのかを理解し、その意味を現代の我々がどのように捉え、活かしていけるかを考察する。
【履修上の注意】
1 回目の授業には、必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 原始キリスト教会
2 回 パウロ
3 回 キリスト教会の広がりと迫害
4 回 ローマ帝国とキリスト教
5 回 古代地中海世界の終焉
6 回 中世という世界
7 回 十字軍
8 回 ルネサンスと宗教改革
9 回 国家と宗教
10 回 宗教改革と民衆文化
11 回 近代科学の誕生
12 回 革命と啓蒙
13 回 戦争の世紀
14 回 現代のキリスト教
15 回 まとめ及び試験
12
基礎セミナー//中村
義寿/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
クラス仲間としてお互い思いやる気持ちを持とう。
【事前準備学習】
積極的に発言、発表する気構えで授業に臨もう。
【教科書】
授業中に指示する
【評価方法】
平常点、小テスト等で評価する。
【講義テーマ】
1 回 大学生としての心構え①:生活面
2 回 大学生としての心構え②: 〃
3 回 大学生としての心構え③:学業面
4 回 大学生としての心構え④: 〃
5 回 一般教養①:国語系
6 回 一般教養②: 〃
7 回 一般教養③:社会系
8 回 一般教養④: 〃
9 回 一般教養⑤:英語・数学・理科系
13
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
一般教養⑥:現代の諸問題
専門基礎①:経済学・商学・経営学
専門基礎②:
〃
発表・レポート作成基礎①:解読・要約練習:基本
発表・レポート作成基礎②:解読・要約練習:応用
まとめ
基礎セミナー//竹之下
秀樹/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・ 大学と高等学校まではどのように違うのかが理解できている。
・ 大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・ 本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・ 名古屋学院大学の学生としての自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・ 大学内で仲間ができている。
・ 大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
講義での態度、平常点が重要となります。
【事前準備学習】
授業以外にも自学学習が必要です。
【教科書】
『基礎セミナーテキスト』
【評価方法】
出席状況、授業への積極的参加、レポート
【講義テーマ】
1 回 仲間づくり+自己紹介
14
2 回 大学生活の送り方・時間管理法
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神
4 回 ノートの取り方
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 本の読み方・要約の仕方
7 回 大学での情報収集の仕方 1 回目
8 回 大学での情報収集の仕方2回目
9 回 レポート・論文作成手順の説明
10 回 レポート・論文の作成様式の整え方
11 回 引用の仕方・参考文献リストの書き方
12 回 パワーポイントの使い方
13 回 プレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼンテーション
15 回 授業全体のふりかえり・レポート提出
基礎セミナー//米田
吉孝/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
・教材は主には入学時に配布されるテキストやこちらで用意する資料を使用する。
・理由なくして4回以上欠席した場合は失格となる。
・遅刻は2回で1回の欠席とカウントします。
15
【事前準備学習】
特になし。
【評価方法】
出席状況や授業への積極性、発表能力や自分の意見をまとめる能力、レポートにより評価する。遅刻や
欠席にはくれぐれも注意すること、講義中の私語、飲食、帽子、サングラスは許可しない。
【講義テーマ】
1 回 仲間作りと自己紹介
2 回 大学生活の送り方・時間管理法
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神
4 回 ノートの取り方
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 本に出会おう
7 回 プレゼンテーションの進め方
8 回 卒業時になりたい自分とは?
9 回 大学での学びと社会
10 回 自分の歴史を振り返る
11 回 自分の長所、短所
12 回 これから伸ばすべき力
13 回 大学生活の目標と計画
14 回 社会で求められる力の認識
15 回 一般常識の基礎学力
基礎セミナー//皆川
芳輝/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
16
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
出席、宿題などのハードルを越えなければ単位取得はできません。
【事前準備学習】
配布テキストを予習しておくこと。
【教科書】
『』 NGU自己発見ノート
【評価方法】
出席状況、授業への積極的な参加、レポート
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス(自己紹介など)
2 回 日帰りフィールドトリップの感想
3 回 大学の施設と建学の精神
4 回 大学生活を送るために必要なこと
5 回 大学の学びと社会のつながり
6 回 NGU学生サポート体制
7 回 自分を知る
8 回 自分の強み
9 回 環境にやさしい社会づくり
10 回 環境にやさしい社会づくり実践
11 回 働くことの意味
12 回 大学生活の目標と計画
13 回 社会で求められる力
14 回 大学生活の感想
15 回 まとめ
基礎セミナー//小川
文雄/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
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学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
教材は開講時にお知らせします。筆記用具は常に携帯すること。
授業を3分の1を超えて欠席した場合は失格とします(→次年度再履修)。
また、遅刻2回で欠席1回とカウントします。
【事前準備学習】
とくにありません。筆記用具等授業に必要なものを忘れたものは、授業を受けさせないことがあります。
【評価方法】
出席状況、授業への積極的な参加、レポート
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス。自己紹介。大学施設案内。
2 回 アンケート用紙記入。大学生活の送り方・時間設計(タイムワークシート作成)。
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神。
4 回 講義ノートの取り方①
5 回 講義ノートの取り方②
6 回 本の読み方①
7 回 本の読み方②
8 回 大学周辺名所探訪
9 回 文章の要約・まとめ①
10 回 文章の要約・まとめ②
11 回 情報収集の方法①
12 回 情報収集の方法②
13 回 プレゼンテーションの方法①
14 回 プレゼンテーションの方法②
15 回 キャリアデザインについて考える。
基礎セミナー//近藤
和夫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
18
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
無断欠席や遅刻はしないこと。出席重視の授業です。
【事前準備学習】
大学から配布された教材(プリントを含む)は、忘れずに持参し受講前によく読むこと。
【教科書】
プリントを配布する。
【評価方法】
平常点および試験成績による。
【講義テーマ】
1 回 履修要項の説明(一)
2 回 履修要項の説明(二)
3 回 大学生活の送り方・時間管理(一)
4 回 大学生活の送り方・時間管理(二)
5 回 大学での情報収集の仕方(一)
6 回 大学での情報収集の仕方(二)
7 回 レポート・論文の作成(一)
8 回 レポート・論文の作成(二)
9 回 引用の仕方・参考文献リストの書き方(一)
10 回 引用の仕方・参考文献リストの書き方(二)
11 回 ビジネスについて学ぶ(一)
12 回 ビジネスについて学ぶ(二)
13 回 ビジネスについて学ぶ(三)
14 回 ビジネスについて学ぶ(四)
19
15 回 定期試験
基礎セミナー//宝島
格/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高校までとの違いを理解する。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができるようになる。
・本学の建学の精神と歴史を理解する。
・本学の学生としての自覚を持ち、キャンパス内でのマナーを知り、実行するようになる。
・大学内で仲間を作る。
・大学生としての学習スキルを身につける。
【履修上の注意】
同クラスのメンバーとの交流も重要な要素なので、積極的に互いを知りあおうとする姿勢で臨むこと。
【事前準備学習】
自分の特質や、将来計画などをよく見つめ直し、大学でどのように成長したいかを考えておくこと。
配布されるコンピュータなどが使用できるように準備しておくこと。
【評価方法】
出席状況、授業参加の積極性、レポートにより、平常点 100%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 仲間作り、自己紹介
2 回 大学生活の送り方、時間管理法
3 回 名古屋学院大学の歴史、建学の精神
4 回 ノートの取り方
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 ビジネス文書の書式と作成
7 回 一般の文書の書式と作成
8 回 広告文の作成
9 回 コンピュータを利用した広告の作成
20
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
日常に見られる数字の扱い
数字の扱いにおける注意点
図形パズルを通した試行錯誤の経験
統計の基礎
コンピュータによる統計処理
まとめ
基礎セミナー//程
鵬/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
積極的に課題に取り組むこと
課せられた課題を完成しないと単位を認定しないことがある。
【事前準備学習】
課題を説明する際に指示する
【評価方法】
出席を基本に、授業への貢献度、フィールドワークのレポートを加味する。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介をしよう
2 回 大学で学ぶとは
3 回 コンビニ業界研究
21
4 回 セブン-イレブン・ジャパンの始まり
5 回 米セブン-イレブンの起こり
6 回 セブン-イレブン・ジャパンの沿革
7 回 店舗数の増加,大手スーパーとの関係
8 回 ~この頃、大学から駅までの区間の清掃ボランティア~
9 回 米ローソンの起こり
10 回 日本のローソンの沿革
11 回 ファミリーマートの始まり
12 回 旧セゾングループの盛衰
13 回 それ以外の大手コンビニ・チェーン
14 回 グループ単位で業種を選び、最終回の発表の準備
15 回 グループ単位で発表してコメントし合う
基礎セミナー//増田
あゆみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の作業において PC を積極的に使いこなすこと
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【評価方法】
提出物および授業中の態度による評価
22
【講義テーマ】
1 回 仲間作り+自己紹介
2 回 大学生活の送り方・時間管理法 A2
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神 A3
4 回 ノートの取り方 B1a
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 キャンパスツアー:大学の施設について
7 回 図書館によるデータ検索について
8 回 コンピューターによる情報検索
9 回 パワーポイントによるプレゼンテーション
10 回 公的文書の書き方
11 回 レポートに書方、論文の書き方
12 回 「課題」の表現の仕方について
13 回 作成した課題のプレゼンテーション
14 回 作成した課題のプレゼンテーション
15 回 作成した課題のプレゼンテーション
基礎セミナー//須川
精致/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までではどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生としての自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間が出来ている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
教室内での活動を重視するので、積極的な参加を求める。
「スタンダード 基礎セミナー」を持参すること。
23
【事前準備学習】
事前に配付される冊子「スタンダード
基礎セミナー」に目を通しておくこと。
【教科書】
『スタンダード 基礎セミナー』 名古屋学院大学基礎セミナー検討会
プリントを配布予定。
【評価方法】
発表 40%、提出物 30%、授業への参加度(出席状況、授業の準備状況、発言)30%。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション (グループワーク) / スタディ・スキルズとは: 「生徒」から「学生」へ
2 回 大学生活の送り方・時間管理法
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神
4 回 ノート・テイキング
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 リーディング(1)基本編 「テキストを読む前に」
「二度読み方式」
7 回 リーディング(2)実践編 「要約をつくる」「意見を持つ」
8 回 図書館ガイド 「大学図書館における情報収集」
9 回 アカデミック・ライティング(1)「基本スキル: レポートの構成・作成の手順」
10 回 アカデミック・ライティング(2)「レポートの作成様式の整え方」
11 回 アカデミック・ライティング(3)「効果的なライティング: わかりやすい文」「引用の仕方・参
考文献リストの作り方」
12 回 プレゼンテーション(1)「パワーポイントの使い方」
13 回 プレゼンテーション(2)
「プレゼンテーションの仕方: わかりやすいプレゼンテーションのた
めに」
14 回 プレゼンテーション(3)「テーマの決定と資料収集」
15 回 クラス・プレゼンテーションと参加者による評価
基礎セミナー//達本
美香/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
24
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
出席率70%未満の場合は失格。初回の授業より出欠をとります。また、履修上の重要事項を初回授
業で説明するので必ず出席して下さい。
テキストは基本的に使用しませんが、ノートパソコンを毎回使用します。講義テーマは授業の進行に
合わせて変更されます。
【事前準備学習】
ノートパソコンの使い方の基本を確認しておくこと(特に、ワードの使い方やキーの打ち込み方等)。
【評価方法】
発表(30%)、提出物(30%)、授業への取り組み(グループ発表への貢献度等:40%)により評価。授業へ
の取り組みは、毎回授業後に行われる報告等で確認されます。
【講義テーマ】
1 回 演習の概要説明とグループ作り
2 回 プレゼンテーションの基礎説明とグループディスカッション
3 回 プレゼンテーションの準備1:論理構成の理解
4 回 プレゼンテーションの準備2:テーマの選定
5 回 プレゼンテーションの準備3:序論構成の理解
6 回 プレゼンテーションの準備4:仮説とは?
7 回 プレゼンテーションの準備5:仮説の作成
8 回 プレゼンテーションの準備6:序論の作成
9 回 プレゼンテーションの準備7:序論の発表
10 回 プレゼンテーションの準備8:本論の構成の理解
11 回 プレゼンテーションの準備9:本論の作成
12 回 プレゼンテーションの準備10:本論の作成(質問及び修正)
13 回 プレゼンテーション:グループ発表(前半)
14 回 プレゼンテーション:グループ発表(後半)
15 回 プレゼンテーションの評価と「まとめ」
基礎セミナー//小谷
光正/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
25
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の出席が最も重視されます。個人・グループでの発表,発言、レポートが求められます。
【事前準備学習】
テーマに関して主体的に情報収集をおこなっておくこと。
【教科書】
使用する教材はすべてハンドアウトして配布する予定である。開講時に教材は指示する。
【参考書】
授業中に適宜、指示する。
【評価方法】
授業態度・課題点・発表点(50%),レポート点(50%)を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 仲間づくり、自己紹介
2 回 大学生活の送り方 時間管理
3 回 名古屋学院大学の歴史 建学の精神
4 回 ノートの取り方 ノートテイキング
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 本の読み方 批判的読み、精読の手法
7 回 レポートの書き方
8 回 資料精読
9 回 精読した内容についての報告
10 回 実際の口頭発表
11 回 ディベート
26
12
13
14
15
回
回
回
回
報告会
報告内容の討議
総括 今後のプラニング
まとめ及び試験
基礎セミナー//三井
哲/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
配布したテキストを必ず毎回持参してください。
【事前準備学習】
授業終了時に、次回に必要な準備について指示します。
【評価方法】
平常点 100%(授業態度 70%、課題 30%)
【講義テーマ】
1 回 仲間作り+自己紹介
2 回 大学生活の送り方・時間管理法
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神
4 回 ノートの取り方
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 本の読み方・要約の仕方
27
7 回 大学での情報収集の仕方 [蔵書検索]
8 回 大学での情報収集の仕方 [新聞データベース、CiNii]
9 回 レポート・論文の作成手順
10 回 レポート・論文の作成様式の整え方
11 回 引用の仕方・参考文献リストの書き方
12 回 パワーポイントの使い方
13 回 プレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼンテーション
15 回 授業全体のふりかえり・レポート提出
基礎セミナー//秋元
浩一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
出席が70%未満者は定期試験を受験できません.遅刻者と早退者は出席にカウントされません.毎回
のレポートは,授業最初に指定する様式で作成して,毎回,期限内に提出して下さい.
【事前準備学習】
新聞に目を通し、毎日の世界と日本の状況に敏感になって下さい。
【教科書】
授業中に紹介
28
【参考書】
授業中に紹介
【評価方法】
試験 30%,平常 30%,レポート 30%
【講義テーマ】
1 回 敬神愛人とは、大学とは何か、キャンパスツアー
2 回 クラスメートの名前を覚える
3 回 大学で生きるノウハウ、ノートの取り方
4 回 レポート作成法、手紙・メール作成の注意点
5 回 大学における授業のポイント
6 回 本を読んで感想文を書く
7 回 本を読んでレポートを書く
8 回 理念、目的、目標のとらえ方
9 回 学ぶことの意義
10 回 研究の意義
11 回 大学の使命
12 回 問題発見の事例
13 回 問題解決事例
14 回 プレゼンテーション力
15 回 これからの得ようとすること
基礎セミナー//林
淳一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
29
【履修上の注意】
林淳一担当当科目では、①毎週、提出レポートを課す(指定レポート用紙を「毎週」配布し、翌週の講
義開始時に教室内で回収する。このレポートで受講生の「出欠」を管理する。未提出者は欠席扱いとな
る。A4 サイズ指定用紙。手書き。)
。②夏季企業レポート提出を必須とする。遅れ提出、未提出は「失
格」(すなわち単位不認定)する。以上
【事前準備学習】
あ
【教科書】
『新経営学』 小嶋博 晃洋書房 1999
【参考書】
『日本経済新聞』 日本経済新聞社
『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社
『週刊東洋経済』 東洋経済新報社
『日経ビジネス』 日経 BP
【評価方法】
定期試験 50%(100 点満点、論述式)、平常点 50%(授業への積極的な参加・発言、ディスカッション
への参加態度、提出レポート)によって、評価する。
【講義テーマ】
1 回 わたしたちのくらしと社会
2 回 企業の役割・政府の役割
3 回 経営者の役割
4 回 経営者の考え方(経営資源)
5 回 ヒット商品の作り方
6 回 ブランドの構築
7 回 成長する企業・衰退する企業
8 回 やる気をひきだす(モチベーション論)
9 回 効率的に生産する(生産管理論)
10 回 ベンチャービジネス
11 回 経営企画を作成しよう(ビジネス・プランニング)
12 回 価格を決める、立地を決める。
13 回 消費者のニーズを探る(マーケティング論)
14 回 良い企業・悪い企業(企業不祥事を考える)
15 回 企業が成長するために(経営戦略論)
30
基礎セミナー//伊藤
昭浩/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
基礎セミナーという授業の性格上、遅刻、欠席は認めない。
【事前準備学習】
積極的に授業参加できるよう、レポート作成、プレゼンテーション資料等の事前準備をすること。
【評価方法】
平常点 100%(授業態度 70%、課題 30%)
【講義テーマ】
1 回 仲間作り+自己紹介
2 回 大学生活の送り方・時間管理法 A2
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神 A3
4 回 ノートの取り方 B1a
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 情報社会と大学生活
7 回 情報収集(図書館の利用)
8 回 情報収集(インターネット活用)
9 回 プレゼンテーションの仕方
10 回 デジタルプレゼンテーション実習
11 回 フィールドワーク(名古屋市熱田区)
12 回 個人面談
13 回 レポートの書き方
31
14 回 論文の作法
15 回 授業全体のふりかえり・レポート提出
基礎セミナー//濵
満久/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
「演習は自分たちでつくるもの」との意識で、受講生同士の発表や議論・質問など積極的な参加が求め
られる。課題や発表などに取り組む姿勢の積極性・協調性を重視する。
【事前準備学習】
読書のしかた、ノートの取り方など高校までとの学び方の違いを意識しておくことが重要。
【教科書】
『スタンダード
基礎セミナー【保存版】』 名古屋学院大学
基礎セミナー検討会編
【参考書】
『自分の答えのつくりかた』 渡辺 健介 ダイヤモンド社 2009
【評価方法】
レポート、課題
40%
発表
30%
授業への貢献度(授業態度・議論への参加度) 30%
32
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:仲間作り+自己紹介
2 回 大学生活の送り方・時間管理法 A2
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神 A3
4 回 ノートの取り方 B1a
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 本の読み方・要約の仕方 B1b
7 回 大学での情報収集の仕方 [蔵書検索、新聞データベース、CiNii] B1d
8 回 大学での情報収集の仕方 [蔵書検索、新聞データベース、CiNii] B1d
9 回 レポート・論文の作成手順の説明 この時に
10 回 レポート・論文の作成様式の整え方
11 回 引用の仕方・参考文献リストの書き方
12 回 パワーポイントの使い方
13 回 プレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼンテーション
15 回 授業全体のふりかえり・レポート提出
基礎セミナー//上田
1 回目
2 回目
幸則/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
卒業要件としての必修科目です。
33
【事前準備学習】
課題等は期日までに提出すること。
【評価方法】
授業への取り組みの姿勢(出席状況および授業中の態度・プレゼンテーション等)
100%
【講義テーマ】
1 回 大学で学ぶこと
2 回 スタディ・スキルズについて
3 回 プレゼンテーションの基本スキル
4 回 情報収集・整理
5 回 パソコンによる基本情報スキル
6 回 キャリアガイダンス
7 回 本学及び周辺環境の学習
8 回 ノートテイキング
9 回 リーディングの基本スキル
10 回 効果的なリーディング
11 回 アカデミック・ライティングの基本スキル
12 回 プレゼンテーションの基本スキル
13 回 受講生によるプレゼンテーション①
14 回 受講生によるプレゼンテーション②
15 回 まとめ
基礎セミナー//三輪
冠奈/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校まではとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパス内でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
34
【履修上の注意】
・遅刻欠席をしないでください。
・課題は必ず提出期限に提出してください。期限後の提出は認めません。
【事前準備学習】
・テキストを事前に読んでおくこと。
【評価方法】
授業態度と課題提出により評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 仲間作り+自己紹介
2 回 大学生活の送り方・時間管理法
3 回 名古屋学院大学の歴史・建学の精神
4 回 ノートの取り方
5 回 手紙・メールのエチケット
6 回 本の読み方・要約の仕方
7 回 大学での情報収集の仕方 [蔵書検索、新聞データベース、CiNii] 1 回目
8 回 大学での情報収集の仕方 [蔵書検索、新聞データベース、CiNii] 2 回目
9 回 レポート・論文の作成手順
10 回 レポート・論文の作成様式の整え方
11 回 引用の仕方・参考文献リストの書き方
12 回 パワーポイントの使い方
13 回 プレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼンテーション
15 回 授業全体のふりかえり・レポート提出
基礎セミナー//佐伯
靖雄/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
35
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
授業には主体的に臨むことを必須とする。
出席していても,居眠り,度重なる私語,無気力受講などは了解なく欠席扱いとして評価する。
6 回以上の欠席で自動的に失格とする。
また,欠席回数に応じて成績評価の上限を下げる。(欠席 4 回で上限 B,同 5 回で C)
遅刻(授業開始 10 分を超えて入室した場合)は 2 回で 1 回の欠席とする。30 分以上の遅刻は欠席とみ
なす。
【事前準備学習】
本講義では複数回のプレゼンを要求するため,PowerPoint の基本的な操作方法を予め学んでおくこと
が望ましい。
【教科書】
必要に応じてレジュメを配布する。
【参考書】
『創造的論文の書き方』 伊丹敬之 有斐閣 2001
『経営学研究法』 藤本隆宏・高橋伸夫・新宅純二郎・阿部誠・粕谷誠 有斐閣 2005
『わかりやすく<伝える>技術』 池上彰 講談社 2009
『Q&A 経営分析の実際(第 3 版)』 川口勉 日本経済新聞社 2005
『わかりやすく<伝える>技術』は,プレゼンとレポート・論文のどれにでも応用可能なテクニックが
丁寧に解説されているのでぜひ購入してほしい。
【評価方法】
平常点:80%(積極性,協調性,リーダーシップ,クラス運営への貢献度,プレゼンのスキル等)
小レポート:20%(内容は別途指示する)
【講義テーマ】
1 回 自己紹介,グループ編成および大学生活について
2 回 キャンパス・ツアー(S-プラッツ,国際センター)
3 回 キャンパス・ツアー(図書館:資料の探し方を学ぶ)
4 回 大学での学び方(聴く・読む・書く)
5 回 大学での学び方(話す)
6 回 プレゼンしてみよう(知識編:わかりやすく伝える技術)
7 回 プレゼンしてみよう(技能編)
8 回 プレゼンしてみよう(実践編:準備)
9 回 プレゼンしてみよう(実践編:発表)
10 回 企業分析入門(方法論)
36
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
企業分析入門(作業編)
企業分析入門(発表編)
映像で見る経営学のエッセンス(組織とは)
映像で見る経営学のエッセンス(リーダーシップとは)
キャリアを考える
基礎セミナー//松永
公廣/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
授業を休まないでください。大学で学ぶ習慣をつけましょう。日常経験してにいることを確認し将来を
見つめて考え、社会人として必要な素養を自覚するように授業を進めていきます。決して休まずに受講
してください。そうすることによって知らないうちに必要な能力の自己チェックができるようになりま
す。
【事前準備学習】
先週に行った学習の見直しと不足部分の補充
【評価方法】
平常点と提出されたレポート評価および期末試験
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ゼミのメンバーを知る
2 回 高校生活の振り返り、大学生活の送り方と日常生活の時間管理
37
3 回 これからの大学生活を考える、名古屋学院大学の歴史・建学の精神 の理解
4 回 ノートの取り方で授業内容を深く理解する
5 回 手紙・メールのエチケット、少しの気遣いのあなたの印象が変わります
6 回 本の読み方・要約の仕方、身に着けると社会で役立ちます
7 回 テーマをきめて情報を収集する、図書館、新聞、インターネット、あらゆるメディア
8 回 テーマをきめて情報を収集する、図書館、雑誌、インターネット
9 回 収集した資料をレポートにまとめるため目次を作成する
10 回 不足する資料を、新聞、インターネット、図書館の本から集める
11 回 収集した資料のリストをレポートに添付できるようにをわかりやすく作成する。
12 回 レポートの内容を発表できるようにパワーポイントプレゼンテーションを作成する。
13 回 プレゼンテーションと自己評価
14 回 プレゼンテーションを振り返り大学で評価されるレポートにグレードアップさせる
15 回 授業全体のふりかえり・レポート提出
(再)基礎セミナー//髙木
直人/春A(火 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学生活を有効に過ごすために必要な力を身につけることを目的に、小人数クラスで実施する演習であ
る。
講義テーマ欄に示したスケジュールはその一例である。すでに、レポートや卒論を執筆するために必要
な資料の探し方や分析方法、あるいは、ゼミの発表や、就職試験に際しての意見のまとめ方などは学ん
できていると思う。
この講義では、大学生として最低限必要なデータ収集力、文章力、発表力などをもう一度考え、さらに
は社会人として必要な能力を考える。
さらに、自分自身を PR できる能力を身につける。
【学習到達目標】
社会人に必要な能力にはいろいろあるが、もっとも大切な能力は、「人との信頼関係を築いていく力」
である。社会で生きていく限り、人との関係をなくしては何も始まらない。
また、大学も同じで、学生同士で「いい関係」を築いてこそ、質が高く効率性に優れた「いい学生生活」
を送ることが出来る。つまり、社会人として信頼されることが重要である。それは、「常識」を身につ
け、真摯に実践していくことである。きちんと実行していくことで、確実に信頼関係を作っていくこと
ができる。大学生活や仕事では「人とひとの関係」から成り立っている。すなわち、信頼関係を構築で
きることが、大学生活や会社で、あなた自身に利益をもたらす。社会人としての「常識」を持った人に
なって欲しい。
【履修上の注意】
基礎セミナー(演習科目)は、参加者によってつくられる科目である。基礎セミナーに参加する受講生
は、発表や議論・質問などを積極的に行って欲しい。すなわち、基礎セミナーには、積極的な参加が求
められる。よって、基礎セミナーでは、課題や発表などに取り組む姿勢の積極性・協調性を重視する。
基礎セミナーには欠席することなく参加して欲しい。
38
【事前準備学習】
指定した教科書(脱フリーター宣言! 大学生の生き方・考え方)を事前に読んでから講義に参加す
ること。その場合、各自で、重要と考える部分や質問がある部分などにはチャックをしておくことが大
切である。また、感動したことや新しい発見などがあった場合は、メモなどに残しておくことも大切で
ある。本来、1 回の講義に、90 分の予習と 90 分の復習を行うものである。
【教科書】
『脱フリーター宣言! 大学生の生き方・考え方』 塚谷正彦 実教出版 2004
教科書は必ず購入すること。購入しない学生は履修しないこと。
【参考書】
『新版 大学生のためのレポート・論文術』 小笠原
必要に応じて参考図書を紹介する。
喜康 講談社現代新書 2009
【評価方法】
「平常点(毎回講義終了後にまとめを提出)100%」で評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション 自己紹介
2 回 大学 4 年間とは?
3 回 大学での学生生活ってどんな感じですか
4 回 自分の存在とは
5 回 友人を持っていますか
6 回 公共心を持っていさすか
7 回 学生時代には旅をしよう 青春 18 切符
8 回 自分なりの学び方を持とう
9 回 教養とは何か
10 回 バランス感覚を持とう
11 回 社会人へのプロローグ
12 回 大学生から社会人
13 回 受講生によるプレゼンテーション(受講生前半)
14 回 受講生によるプレゼンテーション(受講生後半)
15 回 半期の学びをふりかえろう
基礎セミナー//髙木
直人/春A(水 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
39
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
基礎セミナー(演習科目)は、参加者によってつくられる科目である。基礎セミナーに参加する受講生
は、発表や議論・質問などを積極的に行って欲しい。すなわち、基礎セミナーには、積極的な参加が求
められる。よって、基礎セミナーでは、課題や発表などに取り組む姿勢の積極性・協調性を重視する。
基礎セミナーには欠席することなく参加して欲しい。
【事前準備学習】
指定した教科書(スタディスキルズ・トレーニング ―大学で学ぶための 25 のスキル―)を事前に読
んでから講義に参加すること。その場合、各自で、重要と考える部分や質問がある部分などにはチャッ
クをしておくことが大切である。また、感動したことや新しい発見などがあった場合は、メモなどに残
しておくことも大切である。本来、1 回の講義に、90 分の予習と 90 分の復習を行うものである。
【教科書】
『スタディスキルズ・トレーニング ―大学で学ぶための 25 のスキル―』 吉原恵子、間渕泰尚、冨江
英俊、小針誠 著 実教出版 2011
教科書は必ず購入すること。購入しない学生は履修しないこと。
【参考書】
『新版 大学生のためのレポート・論文術』 小笠原 喜康 講談社現代新書 2009
『脱フリーター宣言! 大学生の生き方・考え方』 塚谷正彦 実教出版 2004
必要に応じて参考図書を紹介する。
【評価方法】
「平常点(毎回講義終了後にまとめを提出)100%」で評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 大学生活について(CCS などの利用)
3 回 自己紹介からはじめよう 大学とはどのようなところだろう 自分の通う大学について学ぼう
4 回 自分の学部・学科はどのようなところだろう 大学の教員や職員スタッフについて学ぼう
5 回 大学生活をデザインしよう 卒業までの道のりを知ろう
6 回 シラバスを使いこなそう 講義の上手な受け方を知ろう
40
7 回 演習に参加するコツを知ろう 定期試験をのりきろう
8 回 チームで力を発揮しよう テーマを決めよう 図書館で資料をさがそう
9 回 インターネットで情報をさがそう 本を手にして読んでみよう
10 回 図解で考えよう 表・グラフを描いてみよう
11 回 レポートの文章の特徴を知ろう レジュメを作成してみよう レポートの基本を知ろう
ートを完成させよう
12 回 パソコンを使ってプレゼンテーションしよう
13 回 受講生によるプレゼンテーション(受講生前半)
14 回 受講生によるプレゼンテーション(受講生後半)
15 回 半期の学びをふりかえろう
基礎セミナー//山口
レポ
翔/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【評価方法】
平常点 100%(授業態度 70%、課題 30%)
41
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 CCS とパソコン基本操作
3 回 大学での学び方
4 回 情報社会と大学生活
5 回 情報収集(図書館の利用)
6 回 情報収集(インターネット活用)
7 回 キャリアデザイン(将来について)
8 回 キャリアデザイン(自分を知る)
9 回 キャリアデザイン(将来に必要な学びとは)
10 回 フィールドワーク(名古屋市熱田区)
11 回 個人面談
12 回 レポートの書き方
13 回 論文の作法
14 回 プレゼンテーションの仕方
15 回 まとめおよび試験
基礎セミナー//川越
めぐみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
卒業要件としての必修科目です。
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【事前準備学習】
課題等は期日までに提出すること。
【評価方法】
授業への取り組みの姿勢(出席状況および授業中の態度・プレゼンテーション等)
100%
【講義テーマ】
1 回 大学で学ぶこと
2 回 スタディ・スキルズについて
3 回 プレゼンテーションの基本スキル
4 回 情報収集・整理
5 回 パソコンによる基本情報スキル
6 回 キャリアガイダンス
7 回 本学及び周辺環境の学習
8 回 ノートテイキング
9 回 リーディングの基本スキル
10 回 効果的なリーディング
11 回 アカデミック・ライティングの基本スキル
12 回 プレゼンテーションの基本スキル
13 回 受講生によるプレゼンテーション①
14 回 受講生によるプレゼンテーション②
15 回 まとめ
発展セミナー//南出
行信/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
偽ブランド品など日常気づかない所に不正な貨物が浸透しつつある。不正な貿易取引の実情を知ること
は、法令規定を理解することであり、その防止に向けた関係者の取組み及び法令順守精神の重要性を認
識することにより、不正な貿易取引の根底を知り、関係法令知識を身に付ける。
教材はプリント配布するとともに、授業においては、随時確認テストを実施する。
【学習到達目標】
不正取引に係るニュース、新聞などの報道があれば、どのような法令違反かを無意識のうちにも思い描
けるようにする。この法令違反を理解するためには、法令知識の習得が不可欠であり、実例をもとにし
た関係法令を紹介するので、これを理解してほしい。
【履修上の注意】
不正取引に係るニュース、新聞などに日頃関心を持ち、授業において積極的に質問してほしい。
【事前準備学習】
経済犯罪に関係する新聞、ニュースは、まず記事を読み、何が法令違反か、できれば法令検索を行って
ほしい。
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【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験50%、平常点50%
平常点の評定は確認テストの結果を重要視し、授業における質問や問いかけに対する返答内容も重視し
て評価します。
【講義テーマ】
1 回 はじめに:不正な貿易取引
2 回 薬物、銃器の不正貿易
3 回 麻薬原料等の不正貿易
4 回 廃棄物の不正貿易
5 回 盗難自動車の不正貿易
6 回 環境保全と不正貿易(その1)
7 回 環境保全と不正貿易(その2)
8 回 絶滅危惧種の不正貿易
9 回 知的財産権
10 回 知的財産侵害物品
11 回 原産地虚偽表示
12 回 租税ほ脱事犯
13 回 犯則調査概説(その1)
14 回 犯則調査概説(その2)(司法制度改革を含む。)
15 回 まとめ及び定期試験
キャリアデザイン1a//江利川
良枝/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義に,あなたはどのようなイメージを持っていますか?「キャリアデザイン?あぁ,就職につい
て何かやる授業?」と思っている人もいることでしょう。しかし,それは“半分正解”で“半分ハズレ”
です。ここで“半分正解”というのは,“たしかに本講義では就職のことも多く取り上げる”という意
味です。そして“半分ハズレ”というのは,“しかし本講義で取り上げるのはそれだけではない”とい
う意味です。
つまり,本講義は,もっと広い,
“職業生活も含めた人生全般の道のり”(これが,「キャリア」とい
う言葉の本来の意味合いなのです)について考えたり,それにかかわる知識情報について理解を深めた
りするためのものなのです。“人生全般”という意味では,あなたも生まれて以来,少なくとも既に 18
年以上のキャリアを歩んでいるといえます。あなたはどんな高校生活を送ってきましたか?家族や友達
とはどのようにつきあってきましたか?休日は何をしていましたか?部活は?趣味は?アルバイト
は?…それらの歩みの全てがあなたが今までに作ってきたキャリアなのです。あなたは,今までの自分
のキャリアが気に入っていますか?それとも気に入らないですか?また,それを続けていきたいです
か?それとも変えていきたいですか?
本講義は,あなたが充実した大学生活を送り,また,卒業後は一人前の社会人としてスムーズに第一
歩を踏み出すことができるように,それに必要な基礎的資質やスキルを養うことを目的としています。
44
そのために,本講義では,最初にあなたの“今”を見つめることからスタートし,大学 4 年間の過ごし
方や 3 年生後半以降の就職活動,そして就職後の長い人生(85 歳まで生きるとすると,なんと 65 年あ
ります!)にまで,考えるテーマを徐々に広げていきます。また,その際には,自分 1 人でじっくりと
考えることに加え,同じ学科で学ぶ仲間からもサポートを得られるように(そして,あなたも仲間をサ
ポートしてあげられるように)グループワークやゲームを行う予定です。さらに,授業の進行状況によ
っては,先輩によるミニ講演の実施やテレビドラマの DVD 鑑賞なども検討しています。
講義だからといって身構える必要はありません。リラックスして,自分と素直に向き合いつつ,周囲
の人の意見も聴いてみましょう。そして講義中に気づいたことや感じたこと,知ったことを,講義が終
わった後でも,友達や家族との話題にしてみてください。そんな一見小さなことの積み重ねも,“ちりも
積もれば山となる”で,あなたのより良いキャリア形成につながっていくのです。今のキャリアが気に
入っている人はますます気に入るキャリアになるように,今のキャリアが気に入らない人はもっと気に
入るキャリアになるように,ぜひ本講義でそのきっかけをつかんでください。
【学習到達目標】
①「キャリア」に関する基本的事項を理解している。
②コミュニケーションにおける「自己開示」や「傾聴」の重要性を理解し,それらの資質向上に向けて
努力することができる。
③「大学4年間のキャリア形成」について主体的な問題意識を持ち,それを解決のための行動につなげ
ることができる。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。それだけでも見えてくる世界が変わりますよ
【事前準備学習】
上記の【講義概要】でも触れたように,本講義の中で感じたことや知ったことを,「講義の中だけの
こと」に留めないで,「講義の外でも」友達や家族との話題にするよう努めてください。そのような日
常生活の中での取り組みがあってこそ,本講義の効果は発揮されるのです。某テレビドラマ風に言えば,
「キャリアは講義室で起きてるんじゃない,現場(=あなたの日常生活)で起きているんだ!」です。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
45
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 大学 4 年間のキャリア形成①(本学で学ぶ意義を考える)
3 回 大学 4 年間のキャリア形成②(先輩の例を参考にして考える)
4 回 自己分析(現在の自分像を知る)
5 回 他己分析(他者から見た自分像を知る)
6 回 相互理解を深める(価値観の多様性を知る)
7 回 他者の考えを聴く(傾聴のコツを身につける)
8 回 自分の考えを伝える(自己表現のコツを身につける)
9 回 就職活動とキャリア形成①(就職活動の現状を知る)
10 回 就職活動とキャリア形成②(4 年生の先輩による座談会と質疑応答)
11 回 就職後のキャリア形成①(職業人としての生き方を考える)
12 回 就職後のキャリア形成②(卒業生ゲストによるミニ講演と質疑応答)
13 回 就職後のキャリア形成③(就職後のライフサイクルを考える)
14 回 ミニ目標の設定(提出)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン1b//江利川
良枝/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,春学
期の「キャリアデザイン 1a」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づくステッ
プとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
46
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【参考書】
講義内で必要に応じて提示します。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
47
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2a//江利川
良枝/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
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【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
49
12
13
14
15
回
回
回
回
「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
総括および試験
キャリアデザイン2a//安藤
りか/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
50
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
51
キャリアデザイン2a//丹山
美香/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
52
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
53
キャリアデザイン2b//江利川
良枝/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
54
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン2b//安藤
りか/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
55
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
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3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン2b//丹山
美香/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
57
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜か
ず,積極的に取り組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
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13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン3a//十名
(インストラクター1)/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、そして学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するために、1 年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行なっています。また、
進路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充
実させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン 3a・b」は 3 年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1 年次春・秋
学期「キャリアデザイン 1a・b」、2 年次春・秋学期「キャリアデザイン 2a・b」に続き、社会人として
必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につけるとともに、
エントリーシートの書き方や SPI 対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれています。
特にキャリアデザイン 3a では、就職活動において大多数の企業で課せられる「筆記試験対策(特に S
PI2 対策)」を中心に講義を展開していきます。講義では、非言語(数学的)分野と言語(国語的)分野
を学んでいきます。非言語(数学的)分野と聞くと、苦手意識を覚える方も多いかと思いますが、基本
から分かりやすく丁寧に指導をしますので、安心して講義に出席してください。
【学習到達目標】
就職活動において大多数の企業で必須である筆記試験対策(SPI2 など)を中心に学習し、就職活動に
おける筆記試験を通過できる知識習得を目標とします。
【履修上の注意】
毎回の講義時に小テストを実施致します。出欠は小テストの提出/未提出にてとりますので、必ず小テス
トは提出するようにしてください。また、教科書の内容に沿って講義展開をしていくため、教科書は必
ず購入するようにしてください。講義については非言語分野中心に実施をしていきますが、言語分野も
毎回の小テストで答案練習をするなど対策をしていきます。
分からない部分はなるべく早めに解決しましょう。講義前でも講義後でも担当講師に何でも質問してく
ださい。
※講義カリキュラムは都合により前後する場合があります。
※テキスト名は変更になる可能性があります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は 12 月より始まります。就職活動に向けて、キャリアデザイン 2b までに学習した
内容をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
このキャリアデザイン 3a では筆記試験対策を中心に学んでいきます。事前の学習は特段必要ありま
せんが、授業で学んだ内容を復習することが必要不可欠です。分からないことは必ずそのままにせず、
講義前でも講義後でも構いませんので、講師まで気軽に質問をしてください。
59
【教科書】
『キャリアデザイン 3a (非言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
『キャリアデザイン 3a (言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
【評価方法】
評価は平常点、授業態度、期末試験を総合的に評価して判定します。特に平常点は小テスト提出が大き
なウェイトを占めていますので、必ず提出するようにしてください。
【講義テーマ】
1 回 授業概要説明及び模擬試験
2 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅰ (言語分野)反意語、同意語
3 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅱ (言語分野)同音異義語
4 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅲ (言語分野)外来語
5 回 (非言語分野)2 種類の切手を購入したときの合計金額 (言語分野)四字熟語
6 回 (非言語分野)リンゴとバナナを比率で購入しよう「比・比の文章題」 (言語分野)故事成語
7 回 (非言語分野)クラスの男子と女子の人数を考える「x と y を使った計算」 (言語分野)ことわ
ざ
8 回 (非言語分野)算数のクイズ「ブラックボックス」 (言語分野)二語の関係 前半
9 回 (非言語分野)駅から学校までの距離は何 m だろうか 「PERT 法・物流」 (言語分野)二語
の関係 後半
10 回 (非言語分野)食塩水の濃度を求めてみる「速さ・濃度」 (言語分野)敬語
11 回 (非言語分野)グラフを考える「グラフと領域」 (言語分野)複数の意味
12 回 総まとめⅠ (これまでの全体像を再確認)
13 回 総まとめⅡ (弱点を克服する)
14 回 総まとめⅢ (本番形式で問題を解いてみる)
15 回 授業総括及び試験
キャリアデザイン3a//十名
(インストラクター2)/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、そして学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するために、1 年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行なっています。また、
進路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充
実させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン 3a・b」は 3 年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1 年次春・秋
学期「キャリアデザイン 1a・b」、2 年次春・秋学期「キャリアデザイン 2a・b」に続き、社会人として
必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につけるとともに、
エントリーシートの書き方や SPI 対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれています。
特にキャリアデザイン 3a では、就職活動において大多数の企業で課せられる「筆記試験対策(特に S
PI2 対策)」を中心に講義を展開していきます。講義では、非言語(数学的)分野と言語(国語的)分野
を学んでいきます。非言語(数学的)分野と聞くと、苦手意識を覚える方も多いかと思いますが、基本
60
から分かりやすく丁寧に指導をしますので、安心して講義に出席してください。
【学習到達目標】
就職活動において大多数の企業で必須である筆記試験対策(SPI2 など)を中心に学習し、就職活動に
おける筆記試験を通過できる知識習得を目標とします。
【履修上の注意】
毎回の講義時に小テストを実施致します。出欠は小テストの提出/未提出にてとりますので、必ず小テス
トは提出するようにしてください。また、教科書の内容に沿って講義展開をしていくため、教科書は必
ず購入するようにしてください。講義については非言語分野中心に実施をしていきますが、言語分野も
毎回の小テストで答案練習をするなど対策をしていきます。
分からない部分はなるべく早めに解決しましょう。講義前でも講義後でも担当講師に何でも質問してく
ださい。
※講義カリキュラムは都合により前後する場合があります。
※テキスト名は変更になる可能性があります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は 12 月より始まります。就職活動に向けて、キャリアデザイン 2b までに学習した
内容をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
このキャリアデザイン 3a では筆記試験対策を中心に学んでいきます。事前の学習は特段必要ありま
せんが、授業で学んだ内容を復習することが必要不可欠です。分からないことは必ずそのままにせず、
講義前でも講義後でも構いませんので、講師まで気軽に質問をしてください。
【教科書】
『キャリアデザイン 3a (非言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
『キャリアデザイン 3a (言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
【評価方法】
評価は平常点、授業態度、期末試験を総合的に評価して判定します。特に平常点は小テスト提出が大き
なウェイトを占めていますので、必ず提出するようにしてください。
【講義テーマ】
1 回 授業概要説明及び模擬試験
2 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅰ (言語分野)反意語、同意語
3 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅱ (言語分野)同音異義語
4 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅲ (言語分野)外来語
5 回 (非言語分野)2 種類の切手を購入したときの合計金額 (言語分野)四字熟語
6 回 (非言語分野)リンゴとバナナを比率で購入しよう「比・比の文章題」 (言語分野)故事成語
7 回 (非言語分野)クラスの男子と女子の人数を考える「x と y を使った計算」 (言語分野)ことわ
ざ
8 回 (非言語分野)算数のクイズ「ブラックボックス」 (言語分野)二語の関係 前半
9 回 (非言語分野)駅から学校までの距離は何 m だろうか 「PERT 法・物流」 (言語分野)二語
の関係 後半
10 回 (非言語分野)食塩水の濃度を求めてみる「速さ・濃度」 (言語分野)敬語
11 回 (非言語分野)グラフを考える「グラフと領域」 (言語分野)複数の意味
61
12
13
14
15
回
回
回
回
総まとめⅠ (これまでの全体像を再確認)
総まとめⅡ (弱点を克服する)
総まとめⅢ (本番形式で問題を解いてみる)
授業総括及び試験
キャリアデザイン3a//十名
(インストラクター3)/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、そして学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するために、1 年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行なっています。また、
進路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充
実させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン 3a・b」は 3 年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1 年次春・秋
学期「キャリアデザイン 1a・b」、2 年次春・秋学期「キャリアデザイン 2a・b」に続き、社会人として
必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につけるとともに、
エントリーシートの書き方や SPI 対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれています。
特にキャリアデザイン 3a では、就職活動において大多数の企業で課せられる「筆記試験対策(特に S
PI2 対策)」を中心に講義を展開していきます。講義では、非言語(数学的)分野と言語(国語的)分野
を学んでいきます。非言語(数学的)分野と聞くと、苦手意識を覚える方も多いかと思いますが、基本
から分かりやすく丁寧に指導をしますので、安心して講義に出席してください。
【学習到達目標】
就職活動において大多数の企業で必須である筆記試験対策(SPI2 など)を中心に学習し、就職活動に
おける筆記試験を通過できる知識習得を目標とします。
【履修上の注意】
毎回の講義時に小テストを実施致します。出欠は小テストの提出/未提出にてとりますので、必ず小テス
トは提出するようにしてください。また、教科書の内容に沿って講義展開をしていくため、教科書は必
ず購入するようにしてください。講義については非言語分野中心に実施をしていきますが、言語分野も
毎回の小テストで答案練習をするなど対策をしていきます。
分からない部分はなるべく早めに解決しましょう。講義前でも講義後でも担当講師に何でも質問してく
ださい。
※講義カリキュラムは都合により前後する場合があります。
※テキスト名は変更になる可能性があります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は 12 月より始まります。就職活動に向けて、キャリアデザイン 2b までに学習した
内容をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
このキャリアデザイン 3a では筆記試験対策を中心に学んでいきます。事前の学習は特段必要ありま
せんが、授業で学んだ内容を復習することが必要不可欠です。分からないことは必ずそのままにせず、
講義前でも講義後でも構いませんので、講師まで気軽に質問をしてください。
62
【教科書】
『キャリアデザイン 3a (非言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
『キャリアデザイン 3a (言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
【評価方法】
評価は平常点、授業態度、期末試験を総合的に評価して判定します。特に平常点は小テスト提出が大き
なウェイトを占めていますので、必ず提出するようにしてください。
【講義テーマ】
1 回 授業概要説明及び模擬試験
2 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅰ (言語分野)反意語、同意語
3 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅱ (言語分野)同音異義語
4 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅲ (言語分野)外来語
5 回 (非言語分野)2 種類の切手を購入したときの合計金額 (言語分野)四字熟語
6 回 (非言語分野)リンゴとバナナを比率で購入しよう「比・比の文章題」 (言語分野)故事成語
7 回 (非言語分野)クラスの男子と女子の人数を考える「x と y を使った計算」 (言語分野)ことわ
ざ
8 回 (非言語分野)算数のクイズ「ブラックボックス」 (言語分野)二語の関係 前半
9 回 (非言語分野)駅から学校までの距離は何 m だろうか 「PERT 法・物流」 (言語分野)二語
の関係 後半
10 回 (非言語分野)食塩水の濃度を求めてみる「速さ・濃度」 (言語分野)敬語
11 回 (非言語分野)グラフを考える「グラフと領域」 (言語分野)複数の意味
12 回 総まとめⅠ (これまでの全体像を再確認)
13 回 総まとめⅡ (弱点を克服する)
14 回 総まとめⅢ (本番形式で問題を解いてみる)
15 回 授業総括及び試験
キャリアデザイン3a//十名
(インストラクター5)/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、そして学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するために、1 年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行なっています。また、
進路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充
実させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン 3a・b」は 3 年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1 年次春・秋
学期「キャリアデザイン 1a・b」、2 年次春・秋学期「キャリアデザイン 2a・b」に続き、社会人として
必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につけるとともに、
エントリーシートの書き方や SPI 対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれています。
特にキャリアデザイン 3a では、就職活動において大多数の企業で課せられる「筆記試験対策(特に S
PI2 対策)」を中心に講義を展開していきます。講義では、非言語(数学的)分野と言語(国語的)分野
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を学んでいきます。非言語(数学的)分野と聞くと、苦手意識を覚える方も多いかと思いますが、基本
から分かりやすく丁寧に指導をしますので、安心して講義に出席してください。
【学習到達目標】
就職活動において大多数の企業で必須である筆記試験対策(SPI2 など)を中心に学習し、就職活動に
おける筆記試験を通過できる知識習得を目標とします。
【履修上の注意】
毎回の講義時に小テストを実施致します。出欠は小テストの提出/未提出にてとりますので、必ず小テス
トは提出するようにしてください。また、教科書の内容に沿って講義展開をしていくため、教科書は必
ず購入するようにしてください。講義については非言語分野中心に実施をしていきますが、言語分野も
毎回の小テストで答案練習をするなど対策をしていきます。
分からない部分はなるべく早めに解決しましょう。講義前でも講義後でも担当講師に何でも質問してく
ださい。
※講義カリキュラムは都合により前後する場合があります。
※テキスト名は変更になる可能性があります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は 12 月より始まります。就職活動に向けて、キャリアデザイン 2b までに学習した
内容をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
このキャリアデザイン 3a では筆記試験対策を中心に学んでいきます。事前の学習は特段必要ありま
せんが、授業で学んだ内容を復習することが必要不可欠です。分からないことは必ずそのままにせず、
講義前でも講義後でも構いませんので、講師まで気軽に質問をしてください。
【教科書】
『キャリアデザイン 3a (非言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
『キャリアデザイン 3a (言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
【評価方法】
評価は平常点、授業態度、期末試験を総合的に評価して判定します。特に平常点は小テスト提出が大き
なウェイトを占めていますので、必ず提出するようにしてください。
【講義テーマ】
1 回 授業概要説明及び模擬試験
2 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅰ (言語分野)反意語、同意語
3 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅱ (言語分野)同音異義語
4 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅲ (言語分野)外来語
5 回 (非言語分野)2 種類の切手を購入したときの合計金額 (言語分野)四字熟語
6 回 (非言語分野)リンゴとバナナを比率で購入しよう「比・比の文章題」 (言語分野)故事成語
7 回 (非言語分野)クラスの男子と女子の人数を考える「x と y を使った計算」 (言語分野)ことわ
ざ
8 回 (非言語分野)算数のクイズ「ブラックボックス」 (言語分野)二語の関係 前半
9 回 (非言語分野)駅から学校までの距離は何 m だろうか 「PERT 法・物流」 (言語分野)二語
の関係 後半
10 回 (非言語分野)食塩水の濃度を求めてみる「速さ・濃度」 (言語分野)敬語
64
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
(非言語分野)グラフを考える「グラフと領域」
総まとめⅠ (これまでの全体像を再確認)
総まとめⅡ (弱点を克服する)
総まとめⅢ (本番形式で問題を解いてみる)
授業総括及び試験
キャリアデザイン3a//十名
(言語分野)複数の意味
(インストラクター6)/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、そして学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するために、1 年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行なっています。また、
進路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充
実させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン 3a・b」は 3 年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1 年次春・秋
学期「キャリアデザイン 1a・b」、2 年次春・秋学期「キャリアデザイン 2a・b」に続き、社会人として
必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につけるとともに、
エントリーシートの書き方や SPI 対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれています。
特にキャリアデザイン 3a では、就職活動において大多数の企業で課せられる「筆記試験対策(特に S
PI2 対策)」を中心に講義を展開していきます。講義では、非言語(数学的)分野と言語(国語的)分野
を学んでいきます。非言語(数学的)分野と聞くと、苦手意識を覚える方も多いかと思いますが、基本
から分かりやすく丁寧に指導をしますので、安心して講義に出席してください。
【学習到達目標】
就職活動において大多数の企業で必須である筆記試験対策(SPI2 など)を中心に学習し、就職活動に
おける筆記試験を通過できる知識習得を目標とします。
【履修上の注意】
毎回の講義時に小テストを実施致します。出欠は小テストの提出/未提出にてとりますので、必ず小テス
トは提出するようにしてください。また、教科書の内容に沿って講義展開をしていくため、教科書は必
ず購入するようにしてください。講義については非言語分野中心に実施をしていきますが、言語分野も
毎回の小テストで答案練習をするなど対策をしていきます。
分からない部分はなるべく早めに解決しましょう。講義前でも講義後でも担当講師に何でも質問してく
ださい。
※講義カリキュラムは都合により前後する場合があります。
※テキスト名は変更になる可能性があります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は 12 月より始まります。就職活動に向けて、キャリアデザイン 2b までに学習した
内容をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
このキャリアデザイン 3a では筆記試験対策を中心に学んでいきます。事前の学習は特段必要ありま
せんが、授業で学んだ内容を復習することが必要不可欠です。分からないことは必ずそのままにせず、
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講義前でも講義後でも構いませんので、講師まで気軽に質問をしてください。
【教科書】
『キャリアデザイン 3a (非言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
『キャリアデザイン 3a (言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
【評価方法】
評価は平常点、授業態度、期末試験を総合的に評価して判定します。特に平常点は小テスト提出が大き
なウェイトを占めていますので、必ず提出するようにしてください。
【講義テーマ】
1 回 授業概要説明及び模擬試験
2 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅰ (言語分野)反意語、同意語
3 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅱ (言語分野)同音異義語
4 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅲ (言語分野)外来語
5 回 (非言語分野)2 種類の切手を購入したときの合計金額 (言語分野)四字熟語
6 回 (非言語分野)リンゴとバナナを比率で購入しよう「比・比の文章題」 (言語分野)故事成語
7 回 (非言語分野)クラスの男子と女子の人数を考える「x と y を使った計算」 (言語分野)ことわ
ざ
8 回 (非言語分野)算数のクイズ「ブラックボックス」 (言語分野)二語の関係 前半
9 回 (非言語分野)駅から学校までの距離は何 m だろうか 「PERT 法・物流」 (言語分野)二語
の関係 後半
10 回 (非言語分野)食塩水の濃度を求めてみる「速さ・濃度」 (言語分野)敬語
11 回 (非言語分野)グラフを考える「グラフと領域」 (言語分野)複数の意味
12 回 総まとめⅠ (これまでの全体像を再確認)
13 回 総まとめⅡ (弱点を克服する)
14 回 総まとめⅢ (本番形式で問題を解いてみる)
15 回 授業総括及び試験
キャリアデザイン3b//十名
(インストラクター1)/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、かつ、学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するため、1年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行っています。また、進
路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充実
させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン3a・b」は3年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1年次春・
秋学期「キャリアデザイン1a・b」、2年次春・秋学期「キャリアデザイン2a・b」に続き、社会
人として必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につける
とともに、エントリーシートの書き方やSPI対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれて
います。
66
特にキャリアデザイン3bでは、社会人として自立できる基盤と精神力を身につけ、自分のキャリア全
体を考えられる人材を育てることを目的とします。単なる就職活動に必要なテクニックを身につけるの
ではなく、学生自身で就職活動を行っていける基盤づくりをめざします。
具体的には以下の4点の強化を軸に指導を行います。
1.
【学習到達目標】
就職活動に実際に必要な知識、表現力を習得する。具体的には、社会人として必要と言われている会話
力、文章力、思考力を磨くことから始め、社会で必要とされる人材となるための「働く意味」を考えさ
せることを目標とします。
【履修上の注意】
本講義本講義の評価は平常点(授業態度、出欠情報など)の比重が高く、グループワークでの発言内容
も重要視されます。出欠はカードリーダーに学生証を通す方法ではなく、グループワーク時に出欠を講
師が確認します。必要に応じて学生証の提示を求めますので、忘れないようにしてください。座席は指
定席となります。また、期末テストはないので、追試は実施しません。授業は、ほぼ教科書の内容に沿
って行われるため、テキストの購入が必須となります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は実際に12月から始まります。その活動をスムーズに始めるためには、キャリア
3aまでに学習した内容をしっかりと自分の中で整理することが重要となります。特に夏季休暇中のS
PIを含めた準備やインターンシップへの参加、キャリアセンターが実施するイベントなどへの積極的
な参加が望まれます。また、社会の情勢にも興味を持つなどの意識を持って就職活動に臨んで下さい。
講義の中で提出してもらう「自己PR」や「大学時代に打ち込んだこと」は、今までの実体験が豊かで
ないと、しっかりした内容が書けませんので三年生の夏までの自分磨きを積極的に体験していただきた
いと思います。また、わからないことがあれば講師に質問して下さい。もちろん、講座後でも構いませ
ん。
【教科書】
『キャリアデザイン
3b』 オリジナルテキスト
2013
【評価方法】
平常点、提出書類、小テストなどを総合的に評価して判定します。グループワークの時間を設けますの
で、
その中での積極的な発言も重要視することにします。
【講義テーマ】
1 回 就職活動本番に向けて - キャリアセンターを活用しよう
2 回 就職活動本番に向けて- 社会の仕組みと働く意味を考える
3 回 仕事について考える
4 回 自己分析
5 回 履歴書を書く ― 自己PRを完成させる
6 回 履歴書を書く - 大学時代に打ち込んだことを完成させる
7 回 企業研究の基礎
8 回 企業研究実践編
67
9 回 12月の活動開始を前に
10 回 エントリーシートを書く
11 回 面接対策 基礎
12 回 面接対策 実践 - グループディスカッション
13 回 面接対策 実践 - 集団面接対策
14 回 面接対策 実践 - 個人面接対策
15 回 就職活動の総括
キャリアデザイン3b//十名
対策と実践
(インストラクター2)/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、かつ、学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するため、1年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行っています。また、進
路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充実
させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン3a・b」は3年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1年次春・
秋学期「キャリアデザイン1a・b」、2年次春・秋学期「キャリアデザイン2a・b」に続き、社会
人として必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につける
とともに、エントリーシートの書き方やSPI対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれて
います。
特にキャリアデザイン3bでは、社会人として自立できる基盤と精神力を身につけ、自分のキャリア全
体を考えられる人材を育てることを目的とします。単なる就職活動に必要なテクニックを身につけるの
ではなく、学生自身で就職活動を行っていける基盤づくりをめざします。
具体的には以下の4点の強化を軸に指導を行います。
1.
【学習到達目標】
就職活動に実際に必要な知識、表現力を習得する。具体的には、社会人として必要と言われている会話
力、文章力、思考力を磨くことから始め、社会で必要とされる人材となるための「働く意味」を考えさ
せることを目標とします。
【履修上の注意】
本講義本講義の評価は平常点(授業態度、出欠情報など)の比重が高く、グループワークでの発言内容
も重要視されます。出欠はカードリーダーに学生証を通す方法ではなく、グループワーク時に出欠を講
師が確認します。必要に応じて学生証の提示を求めますので、忘れないようにしてください。座席は指
定席となります。また、期末テストはないので、追試は実施しません。授業は、ほぼ教科書の内容に沿
って行われるため、テキストの購入が必須となります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は実際に12月から始まります。その活動をスムーズに始めるためには、キャリア
3aまでに学習した内容をしっかりと自分の中で整理することが重要となります。特に夏季休暇中のS
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PIを含めた準備やインターンシップへの参加、キャリアセンターが実施するイベントなどへの積極的
な参加が望まれます。また、社会の情勢にも興味を持つなどの意識を持って就職活動に臨んで下さい。
講義の中で提出してもらう「自己PR」や「大学時代に打ち込んだこと」は、今までの実体験が豊かで
ないと、しっかりした内容が書けませんので三年生の夏までの自分磨きを積極的に体験していただきた
いと思います。また、わからないことがあれば講師に質問して下さい。もちろん、講座後でも構いませ
ん。
【教科書】
『キャリアデザイン
3b』 オリジナルテキスト
2013
【評価方法】
平常点、提出書類、小テストなどを総合的に評価して判定します。グループワークの時間を設けますの
で、
その中での積極的な発言も重要視することにします。
【講義テーマ】
1 回 就職活動本番に向けて - キャリアセンターを活用しよう
2 回 就職活動本番に向けて- 社会の仕組みと働く意味を考える
3 回 仕事について考える
4 回 自己分析
5 回 履歴書を書く ― 自己PRを完成させる
6 回 履歴書を書く - 大学時代に打ち込んだことを完成させる
7 回 企業研究の基礎
8 回 企業研究実践編
9 回 12月の活動開始を前に
10 回 エントリーシートを書く
11 回 面接対策 基礎
12 回 面接対策 実践 - グループディスカッション 対策と実践
13 回 面接対策 実践 - 集団面接対策
14 回 面接対策 実践 - 個人面接対策
15 回 就職活動の総括
キャリアデザイン3b//十名
(インストラクター3)/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、かつ、学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するため、1年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行っています。また、進
路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充実
させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン3a・b」は3年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1年次春・
秋学期「キャリアデザイン1a・b」、2年次春・秋学期「キャリアデザイン2a・b」に続き、社会
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人として必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につける
とともに、エントリーシートの書き方やSPI対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれて
います。
特にキャリアデザイン3bでは、社会人として自立できる基盤と精神力を身につけ、自分のキャリア全
体を考えられる人材を育てることを目的とします。単なる就職活動に必要なテクニックを身につけるの
ではなく、学生自身で就職活動を行っていける基盤づくりをめざします。
具体的には以下の4点の強化を軸に指導を行います。
1.
【学習到達目標】
就職活動に実際に必要な知識、表現力を習得する。具体的には、社会人として必要と言われている会話
力、文章力、思考力を磨くことから始め、社会で必要とされる人材となるための「働く意味」を考えさ
せることを目標とします。
【履修上の注意】
本講義本講義の評価は平常点(授業態度、出欠情報など)の比重が高く、グループワークでの発言内容
も重要視されます。出欠はカードリーダーに学生証を通す方法ではなく、グループワーク時に出欠を講
師が確認します。必要に応じて学生証の提示を求めますので、忘れないようにしてください。座席は指
定席となります。また、期末テストはないので、追試は実施しません。授業は、ほぼ教科書の内容に沿
って行われるため、テキストの購入が必須となります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は実際に12月から始まります。その活動をスムーズに始めるためには、キャリア
3aまでに学習した内容をしっかりと自分の中で整理することが重要となります。特に夏季休暇中のS
PIを含めた準備やインターンシップへの参加、キャリアセンターが実施するイベントなどへの積極的
な参加が望まれます。また、社会の情勢にも興味を持つなどの意識を持って就職活動に臨んで下さい。
講義の中で提出してもらう「自己PR」や「大学時代に打ち込んだこと」は、今までの実体験が豊かで
ないと、しっかりした内容が書けませんので三年生の夏までの自分磨きを積極的に体験していただきた
いと思います。また、わからないことがあれば講師に質問して下さい。もちろん、講座後でも構いませ
ん。
【教科書】
『キャリアデザイン
3b』 オリジナルテキスト
2013
【評価方法】
平常点、提出書類、小テストなどを総合的に評価して判定します。グループワークの時間を設けますの
で、
その中での積極的な発言も重要視することにします。
【講義テーマ】
1 回 就職活動本番に向けて - キャリアセンターを活用しよう
2 回 就職活動本番に向けて- 社会の仕組みと働く意味を考える
3 回 仕事について考える
4 回 自己分析
5 回 履歴書を書く ― 自己PRを完成させる
70
6 回 履歴書を書く - 大学時代に打ち込んだことを完成させる
7 回 企業研究の基礎
8 回 企業研究実践編
9 回 12月の活動開始を前に
10 回 エントリーシートを書く
11 回 面接対策 基礎
12 回 面接対策 実践 - グループディスカッション 対策と実践
13 回 面接対策 実践 - 集団面接対策
14 回 面接対策 実践 - 個人面接対策
15 回 就職活動の総括
キャリアデザイン3b//十名
(インストラクター5)/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、かつ、学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するため、1年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行っています。また、進
路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充実
させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン3a・b」は3年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1年次春・
秋学期「キャリアデザイン1a・b」、2年次春・秋学期「キャリアデザイン2a・b」に続き、社会
人として必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につける
とともに、エントリーシートの書き方やSPI対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれて
います。
特にキャリアデザイン3bでは、社会人として自立できる基盤と精神力を身につけ、自分のキャリア全
体を考えられる人材を育てることを目的とします。単なる就職活動に必要なテクニックを身につけるの
ではなく、学生自身で就職活動を行っていける基盤づくりをめざします。
具体的には以下の4点の強化を軸に指導を行います。
1.
【学習到達目標】
就職活動に実際に必要な知識、表現力を習得する。具体的には、社会人として必要と言われている会話
力、文章力、思考力を磨くことから始め、社会で必要とされる人材となるための「働く意味」を考えさ
せることを目標とします。
【履修上の注意】
本講義本講義の評価は平常点(授業態度、出欠情報など)の比重が高く、グループワークでの発言内容
も重要視されます。出欠はカードリーダーに学生証を通す方法ではなく、グループワーク時に出欠を講
師が確認します。必要に応じて学生証の提示を求めますので、忘れないようにしてください。座席は指
定席となります。また、期末テストはないので、追試は実施しません。授業は、ほぼ教科書の内容に沿
って行われるため、テキストの購入が必須となります。
71
【事前準備学習】
具体的な就職活動は実際に12月から始まります。その活動をスムーズに始めるためには、キャリア
3aまでに学習した内容をしっかりと自分の中で整理することが重要となります。特に夏季休暇中のS
PIを含めた準備やインターンシップへの参加、キャリアセンターが実施するイベントなどへの積極的
な参加が望まれます。また、社会の情勢にも興味を持つなどの意識を持って就職活動に臨んで下さい。
講義の中で提出してもらう「自己PR」や「大学時代に打ち込んだこと」は、今までの実体験が豊かで
ないと、しっかりした内容が書けませんので三年生の夏までの自分磨きを積極的に体験していただきた
いと思います。また、わからないことがあれば講師に質問して下さい。もちろん、講座後でも構いませ
ん。
【教科書】
『キャリアデザイン
3b』 オリジナルテキスト
2013
【評価方法】
平常点、提出書類、小テストなどを総合的に評価して判定します。グループワークの時間を設けますの
で、
その中での積極的な発言も重要視することにします。
【講義テーマ】
1 回 就職活動本番に向けて - キャリアセンターを活用しよう
2 回 就職活動本番に向けて- 社会の仕組みと働く意味を考える
3 回 仕事について考える
4 回 自己分析
5 回 履歴書を書く ― 自己PRを完成させる
6 回 履歴書を書く - 大学時代に打ち込んだことを完成させる
7 回 企業研究の基礎
8 回 企業研究実践編
9 回 12月の活動開始を前に
10 回 エントリーシートを書く
11 回 面接対策 基礎
12 回 面接対策 実践 - グループディスカッション 対策と実践
13 回 面接対策 実践 - 集団面接対策
14 回 面接対策 実践 - 個人面接対策
15 回 就職活動の総括
キャリアデザイン3b//十名
(インストラクター6)/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、かつ、学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するため、1年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行っています。また、進
路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充実
72
させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン3a・b」は3年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1年次春・
秋学期「キャリアデザイン1a・b」、2年次春・秋学期「キャリアデザイン2a・b」に続き、社会
人として必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につける
とともに、エントリーシートの書き方やSPI対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれて
います。
特にキャリアデザイン3bでは、社会人として自立できる基盤と精神力を身につけ、自分のキャリア全
体を考えられる人材を育てることを目的とします。単なる就職活動に必要なテクニックを身につけるの
ではなく、学生自身で就職活動を行っていける基盤づくりをめざします。
具体的には以下の4点の強化を軸に指導を行います。
1.
【学習到達目標】
就職活動に実際に必要な知識、表現力を習得する。具体的には、社会人として必要と言われている会話
力、文章力、思考力を磨くことから始め、社会で必要とされる人材となるための「働く意味」を考えさ
せることを目標とします。
【履修上の注意】
本講義本講義の評価は平常点(授業態度、出欠情報など)の比重が高く、グループワークでの発言内容
も重要視されます。出欠はカードリーダーに学生証を通す方法ではなく、グループワーク時に出欠を講
師が確認します。必要に応じて学生証の提示を求めますので、忘れないようにしてください。座席は指
定席となります。また、期末テストはないので、追試は実施しません。授業は、ほぼ教科書の内容に沿
って行われるため、テキストの購入が必須となります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は実際に12月から始まります。その活動をスムーズに始めるためには、キャリア
3aまでに学習した内容をしっかりと自分の中で整理することが重要となります。特に夏季休暇中のS
PIを含めた準備やインターンシップへの参加、キャリアセンターが実施するイベントなどへの積極的
な参加が望まれます。また、社会の情勢にも興味を持つなどの意識を持って就職活動に臨んで下さい。
講義の中で提出してもらう「自己PR」や「大学時代に打ち込んだこと」は、今までの実体験が豊かで
ないと、しっかりした内容が書けませんので三年生の夏までの自分磨きを積極的に体験していただきた
いと思います。また、わからないことがあれば講師に質問して下さい。もちろん、講座後でも構いませ
ん。
【教科書】
『キャリアデザイン
3b』 オリジナルテキスト
2013
【評価方法】
平常点、提出書類、小テストなどを総合的に評価して判定します。グループワークの時間を設けますの
で、
その中での積極的な発言も重要視することにします。
【講義テーマ】
1 回 就職活動本番に向けて - キャリアセンターを活用しよう
2 回 就職活動本番に向けて- 社会の仕組みと働く意味を考える
73
3 回 仕事について考える
4 回 自己分析
5 回 履歴書を書く ― 自己PRを完成させる
6 回 履歴書を書く - 大学時代に打ち込んだことを完成させる
7 回 企業研究の基礎
8 回 企業研究実践編
9 回 12月の活動開始を前に
10 回 エントリーシートを書く
11 回 面接対策 基礎
12 回 面接対策 実践 - グループディスカッション 対策と実践
13 回 面接対策 実践 - 集団面接対策
14 回 面接対策 実践 - 個人面接対策
15 回 就職活動の総括
ボランティア学//水野他
(1)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、ボランティアを実践だけでなく、活動そのものを様々な学術的観点から捉えての評価や議論が活
発となってきている。
そこで、本授業は、まずキリスト教学の視点からボランティアを捉えるとともに、社会学や経済学か
らのアプローチを学び、ボランティア活動の学術的な意義を理解することを目的とする。
また、
「福祉」だけではなく、
「国際交流」
「環境」
「まちづくり」など各分野を横断的にとらえ、他者
への理解、社会への関心を深めるとともに、それぞれの分野で活躍されているボランティアリーダーの
方々をゲストとして迎え、ボランティアの学び方・楽しみ方について学習する機会も持つ。
【学習到達目標】
ボランティアをさまざまな学術的視点から学ぶと共に、ボランティア実践者の生の声から、ボランティ
ア活動から得る、気づき・学びについて体感する。
【履修上の注意】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【事前準備学習】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【評価方法】
小テスト(30%)、定期テスト(70%)の総合評価
【講義テーマ】
1 回 ボランティア学を学ぶ前に(水野)
2 回 キリスト教学とボランティア(葛井)
74
3 回 キリスト教学と善きサマリア人(葛井)
4 回 ボランティア理論-ボランティアの理念と歴史-(水野)
5 回 ボランティア理論-ボランティアの意義・目的-(水野)
6 回 ボランティア理論-非営利組織・NPO-(水野)
7 回 ボランティア理論-日本のNPO施策-(水野)
8 回 ボランティア理論-社会的企業-(水野)
9 回 ボランティア理論-ボランティアの活性化-(水野)
10 回 実践から学ぶボランティア-国際交流分野から-(水野)
11 回 実践から学ぶボランティア-環境分野から-(水野)
12 回 実践から学ぶボランティア-福祉分野から-(水野)
13 回 実践から学ぶボランティア-名学大の事例から-(水野)
14 回 ボランティアの新たな展開-NPO・社会起業家-(水野)
15 回 授業総括および試験
ボランティア演習//水野他
(2)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ボランティアなどの公共的な社会活動に参加し、体験を通じて人間関係のあり方を学ぶとともに、社会
に対する関心と人間関係形成に不可欠なルール意識を高め、社会の担い手側の視点を育むことを目的と
する。
この授業は、事前学習、中間学習、事後学習、実習(研修も含む)とからなる。
2013 年度は、特に、本学教育学習センター、学習支援センターと連携し、ピアサポート(学生同士で
の支援活動)の担い手育成を主目的とする。
【学習到達目標】
学習・実習を通じて、他者理解、社会への関心を深める。
ピアサポーターの任務と倫理を理解し、ピアサポーター個人の適性を高め、他のピアサポーターと連帯
する態度や技能など
ピアサポーターとしての基礎的な自薦能力を身につける。
【履修上の注意】
最初の講義で、ガイダンスの上、履修の意思を確認の上、受講者を決定します。
欠席した場合はこの授業を履修きなくなる場合があります。絶対に休まないように。
通常の講義の他に、ボランティア実習期間(合計 20 時間以上)があります。
無断欠席は厳禁であり、やむを得ない欠席の場合は、個別で補講あるいはレポートを課す場合がありま
す。
また、授業の性格上受講者を 30 名以下に限定します。
【事前準備学習】
前回までの復習や授業内で紹介する書籍・URL について予習をしておくことが望ましい。
75
【評価方法】
授業態度、実習での評価、実習レポート、成果報告会で発表内容の総合評価。試験は行わない。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーションおよび受講者の決定
2 回 ピササポート概論
3 回 講義&ワークショップ:キリスト教とピアサポート
4 回 ワークショップ:自己理解
5 回 ワークショップ:聞く練習
6 回 ワークショップ:対立の解消
7 回 ワークショップ:問題解決
8 回 ワークショップ:自己防衛
9 回 本学の学生支援の状況と課題
10 回 実習計画書の作成
11 回 実習に向けての事前指導
12 回 中間指導
13 回 成果発表会に向けて
14 回 成果発表会
15 回 事後指導
インターンシップ1//十名
直喜/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
76
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを磨き、徹底遵守を日々心がける。
【事前準備学習】
業界・企業の事前調査を行っておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ1//十名
直喜/集秋(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
77
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを身に付け、励行できるようしておく。
【事前準備学習】
希望する産業・企業の研究を進めておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ2//十名
直喜/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
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時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを磨き、徹底遵守を日々心がける。
【事前準備学習】
業界・企業の事前調査を行っておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
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インターンシップ2//十名
直喜/集秋(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを身に付け、励行できるようしておく。
【事前準備学習】
希望する産業・企業の研究を進めておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
80
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
哲学//持田
辰郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
主に初めて哲学を学ぶひとのために哲学の諸問題と基礎知識を説明します。具体的には、
「哲学とは
何か」、
「形而上学とは何か」、
「個と普遍の問題」、
「確かさとは何か」という4つのテーマにそって、そ
れぞれ代表的な哲学者の意見の紹介を交えながら説明します。
まずは最初の3回で、私たちの知識や行動基準の「基礎を問うこと」の意味を考えます。私たちの日々
の行動や判断も、意識はしなくてもそれに基づいているはずです。そこでの焦点は「ものの世界」を越
えた「何か」ですが、そのことを第4回から第6回の授業で考えていきます。それによって、人間のあ
り方の図式が見えてきます。第7回から第10回では、真理をどこに求めるのか--こころの中か、世
界の現れか、はたまた「神」か--という問題を、過去の哲学者たちの考えを分類整理しながら紹介し
ます。第11回以降は、以上の議論を踏まえながら、とりわけ現代に生きる私たちの問題を取り上げま
す。「進歩」の意味をも考えていきます。
【学習到達目標】
私たちの日頃の何げない思考、行動、判断の中にも、
「良さ」、価値を求める人間の構造が隠されてい
ます。この授業は、普段明確には意識していない、その構造を意識化することを目標とします。また、
そのようなことを考えることによって、思考の柔軟性を身につけることをも目的としています。
【履修上の注意】
特にありません。
【事前準備学習】
特にありません。これまで哲学について何も知らなくてもかまいませんが、それだけ授業自体が勝負で
す。
【教科書】
必要なものはすべてプリントで配付します。
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後の試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々と評価
します。細部については第1回授業で説明します。
81
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、哲学という言葉
2 回 知識の基礎を問うこと
3 回 考えるときの「枠組み」
4 回 形而上学とは何か/論理実証主義
5 回 ブーバーより..
.「超越」を考えること
6 回 カントとパスカル.
..中間者としての人間
7 回 個と普遍の問題/プラトンのイデア論..
.言葉の限界と「イデア」
8 回 アリストテレスの「質料形相論」.
..ものの世界と「目的」
9 回 ソフィスト vs ソクラテス...倫理に普遍性があるか
10 回 神を語る言葉
11 回 確かさとは何か/見ることと言葉
12 回 「進歩」とは何か
13 回 自由と価値
14 回 まとめ
15 回 まとめおよび試験
哲学史//持田
辰郎/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
哲学を学ぶこととは単に「哲学史の知識を知る」ことではないのですが、「哲学する」ことを学ぶに
は、哲学史上の知識は必要です。この授業では、中世以降の西洋哲学史の流れに即し、各時代の主要な
哲学者、著作、そこでの主な問題、使われている諸概念等をできるだけ整理して紹介します。とりわけ、
各時代に特徴的な問題については、現代的に問い直して紹介したいと思います。そこでの主要な問題は
「宗教的なものの見方」と「科学的なものの見方」です。それぞれ、私たちの世界の見方、人間の捉え
方の一つです。その考察を通じて、自分で考える訓練をおこない、ひいては考え方そのものの多様性を
理解していただきたいと思います。
【学習到達目標】
哲学史の基礎知識を習得するとともに、多様な議論を理解することを通じて、思考の柔軟性を養うこと
を目標とする。
【履修上の注意】
特にありません。
【事前準備学習】
特にありません。これまで哲学について何も知らなくてもかまいませんが、それだけ授業自体が勝負で
す。
【教科書】
必要なものはすべてプリントで配付します。
82
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後の試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々と評価
します。細部については第1回授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、宗教と哲学
2 回 中世哲学の流れと初期教父時代の論争
3 回 アウグスチヌスと新プラトン主義
4 回 悪の問題
5 回 神の存在証明
6 回 神学とは何か
7 回 目的論的自然学
8 回 デカルトの懐疑
9 回 コギトと物体
10 回 心身問題
11 回 近代における心身問題の展開
12 回 本有観念の問題
13 回 カント
14 回 まとめ
15 回 まとめと試験
日本文学//早川
厚一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
治承から元暦にかけて戦われた源平合戦の前哨戦ともなった保元物語を扱う。皇位継承に絡んだ戦い
であったが、親子・兄弟があい分かれて戦うこととなる。皇室内では、実の兄弟の崇徳院と後白河天皇
が、藤原摂関家の内では、藤原忠実・頼長父子が、長男の忠通と対立し、平家は清盛と叔父忠正が、源
氏は源義朝と、その父為義と残りの兄弟が対立しというように、誠に不思議な戦いでもあった。前半は、
源為朝の奮戦ぶりが中心となろう。当時の武士、合戦の仕方、武器等多方面にわたり講義することとな
ろう。軍記物語は、また女・子供の文学でもあった。物語の後半で、崇徳院方についた為義は、後白河
天皇方についた嫡男義朝の手により斬首される。さらに義朝は、後白河天皇の命令により、幼い四人の
弟達を殺すこととなる。それらの死を、為義や四人の子供たちはどのように迎えようとしたのか。さら
に彼等の死を聞いた妻であり母である為義の北の方はどうしたのか。具体的に読み進めて行きたい。
【学習到達目標】
当時の文化・人々の考え等に思いを馳せ、作品を理解できるようになることを目指す。
【履修上の注意】
出席と毎回の小テストを重視します。その代わりに、学期末のテストとレポートはありません。欠席が
5回となったら失格となります。
83
【事前準備学習】
一つの作品を一年通して読んでいきますから、前回の内容を簡単におさらいしてください。授業の始
めに、前回の話のまとめを話しますから、自分がどの程度理解できているかを確認してください。
【教科書】
『『京図本保元物語』』 早川厚一他 和泉書院
【参考書】
図書館の指定図書コーナーに関連図書があります。
【評価方法】
毎回行う小テスト 50%と、 平常点 50%の総合評価です。具体的には、第一回目の授業で話しますから、
必ず出席すること。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・保元の乱について
2 回 保元物語概説・小テスト
3 回 合戦前哨戦「官軍手分けの事」
・小テスト
4 回 鎮西八郎為朝登場・小テスト
5 回 軍評定の事・小テスト
6 回 伊藤五・六、為朝に果敢に挑む・小テスト
7 回 為朝を恐れ、清盛退却・小テスト
8 回 小山田小三郎是行、為朝に果敢に挑む・小テスト
9 回 為朝に鎌田政清果敢に挑む・小テスト
10 回 大将同士の戦い、為朝対兄義朝との戦い・小テスト
11 回 為朝に大庭景能・金子家忠果敢に挑む・小テスト
12 回 崇徳院・左大臣頼長都落ちの事・小テスト
13 回 為義降参の事・小テスト
14 回 為義最期の事①・小テスト
15 回 これまでのまとめ
日本文学史//早川
厚一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
治承から元暦にかけて戦われた源平合戦の前哨戦ともなった保元物語を扱う。皇位継承に絡んだ戦い
であったが、親子・兄弟があい分かれて戦うこととなる。皇室内では、実の兄弟の崇徳院と後白河天皇
が、藤原摂関家の内では、藤原忠実・頼長父子が、長男の忠通と対立し、平家は清盛と叔父忠正が、源
氏は源義朝と、その父為義と残りの兄弟が対立しというように、誠に不思議な戦いでもあった。前半は、
源為朝の奮戦ぶりが中心となろう。当時の武士、合戦の仕方、武器等多方面にわたり講義することとな
ろう。軍記物語は、また女・子供の文学でもあった。物語の後半で、崇徳院方についた為義は、後白河
天皇方についた嫡男義朝の手により斬首される。さらに義朝は、後白河天皇の命令により、幼い四人の
弟達を殺すこととなる。それらの死を、為義や四人の子供たちはどのように迎えようとしたのか。さら
に彼等の死を聞いた妻であり母である為義の北の方はどうしたのか。具体的に読み進めて行きたい。
84
【学習到達目標】
当時の文化・人々の考え等に思いを馳せ、作品を理解できるようになることを目指す。
【履修上の注意】
出席と毎回の小テストを重視します。その代わりに、学期末のテストとレポートはありません。欠席が
5回となったら失格となります。
【事前準備学習】
一つの作品を一年通して読んでいきますから、前回の内容を簡単におさらいしてください。授業の始
めに、前回の話のまとめを話しますから、自分がどの程度理解できているかを確認してください。
【教科書】
『『京図本保元物語』』 早川厚一他 和泉書院
【参考書】
図書館の指定図書コーナーに関連図書があります。
【評価方法】
毎回行う小テスト 50%と、 平常点 50%の総合評価です。具体的には、第一回目の授業で話しますから、
必ず出席すること。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・保元物語概説
2 回 武士はなぜ戦うのか・小テスト
3 回 為義最期の事②・小テスト
4 回 為義最期の事③、義朝の弟達最期・小テスト
5 回 義朝、幼少の弟たちを殺す事①・小テスト
6 回 義朝、幼少の弟たちを殺す事②・小テスト
7 回 為義の北の方自害の事・小テスト
8 回 左大臣頼長の死骸実検の事・小テスト
9 回 崇徳院崩御の事・小テスト
10 回 為朝鬼ヶ島に渡る事・小テスト
11 回 平家物語、清盛死去の場面を読む・小テスト
12 回 平家物語宇治川先陣を読む・小テスト
13 回 平家物語那須与一を読む・小テスト
14 回 平曲「宇治川先陣」を聴く・小テスト
15 回 これまでのまとめ
心理学概論//谷口
篤/春A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、テレビや雑誌などに取り上げられる「心理テスト」が「心理学」という学問と思っている
85
かもしれない。心理学は人の心を読んだり、人の心を繰ったりする事が出来ると思っているかもしれな
い。しかし、それは科学としての心理学とはほど遠いものである。心理学は文字通り心の学問である。
しかし、心理学以外の人文科学も「人間とは何か」を追求する学問であり、それぞれが独自のアプロー
チで人間の心に迫ろうとしている。科学としての現代心理学ワールドへみなさんを案内していきたい。
科学的な人間理解の方法に迫ろうとするのが心理学である。随時、簡単な実験・調査を自ら体験しなが
ら、現代心理学のおもしろさを実感してもらえればと思う。その体験の中から、心理学における科学的
な人間理解の方法、考え方を学び、人間理解をより深めてもらいたい。
【学習到達目標】
1.科学的な心の見方がわかる。
2.心理学の研究方法の基礎がわかる。
3.人間の知覚の仕組みと特徴を知る。
4.人間の学習や理解の仕組みがわかる。
5.人間の性格や人間関係の基礎的な見方を理解できる。
【履修上の注意】
コンピュータを使うことが多いので、パソコンを持ってくるように。
出席など平常点も評価に加味されます。欠席しないようにしてください。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次の時間の予告をしますので、テキストの該当箇所を読んでくるようにしてくださ
い。
【教科書】
『スーパーエッセンス心理学』 石田潤・谷口篤
【評価方法】
学期末テスト 75% +
編集 北大路書房 2004 年
平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 導入 心理学とは
2 回 心理学の研究方法
3 回 知覚心理学1 視覚の仕組み
4 回 知覚心理学2 錯視の特徴と仕組み
5 回 認知心理学1 記憶とは何か
6 回 認知心理学2 記憶の仕組み
7 回 認知心理学3 思考について
8 回 認知心理学4 思考にのエラー
9 回 性格心理学1 性格の理論
10 回 性格心理学2 性格検査
11 回 知能の心理学1 知能の理論
12 回 知能の心理学2 知能テスト
13 回 社会心理学1 人間関係
14 回 社会心理学2 印象
15 回 まとめ
86
心理学概論//谷口
篤/秋A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、テレビや雑誌などに取り上げられる「心理テスト」が「心理学」という学問と思っている
かもしれない。心理学は人の心を読んだり、人の心を繰ったりする事が出来ると思っているかもしれな
い。しかし、それは科学としての心理学とはほど遠いものである。心理学は文字通り心の学問である。
しかし、心理学以外の人文科学も「人間とは何か」を追求する学問であり、それぞれが独自のアプロー
チで人間の心に迫ろうとしている。科学としての現代心理学ワールドへみなさんを案内していきたい。
科学的な人間理解の方法に迫ろうとするのが心理学である。随時、簡単な実験・調査を自ら体験しなが
ら、現代心理学のおもしろさを実感してもらいればと思う。その体験の中から、心理学における科学的
な人間理解の方法、考え方を学び、人間理解をより深めてもらいたい。
【学習到達目標】
1.科学的な心の見方がわかる。
2.心理学の研究方法の基礎がわかる。
3.人間の知覚の仕組みと特徴を知る。
4.人間の学習や理解の仕組みがわかる。
5.人間の性格や人間関係の基礎的な見方を理解できる。
【履修上の注意】
コンピュータを使うことが多いので、パソコンを持ってくるように。
出席など平常点も評価に加味されます。欠席しないようにしてください。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次の時間の予告をしますので、テキストの該当箇所を読んでくるようにしてくださ
い。
【教科書】
『スーパーエッセンス心理学』 石田潤・谷口篤
【評価方法】
学期末テスト 75% +
編集 北大路書房 2004 年
平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 導入 心理学とは
2 回 心理学の研究方法
3 回 知覚心理学1 視覚の仕組み
4 回 知覚心理学2 錯視の特徴と仕組み
5 回 認知心理学1 記憶とは何か
6 回 認知心理学2 記憶の仕組み
7 回 認知心理学3 思考について
8 回 認知心理学4 思考にのエラー
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9 回 性格心理学1 性格の理論
10 回 性格心理学2 性格検査
11 回 知能の心理学1 知能の理論
12 回 知能の心理学2 知能テスト
13 回 社会心理学1 人間関係
14 回 社会心理学2 印象
15 回 まとめ
心理学概論//加藤
智宏/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人に限らず、生き物には意識があります。この意識というものはなかなか形になって見えてきません。
その意識を何とかして目に見える形にしようとしているものが心理学です。
最近では、凶悪犯罪の増加や低年齢化がテレビや新聞などで騒がれています。その原因を探る上で、
心理学がしばしば登場してきます。犯罪と人の心の関係を探ることで動機を知ることや、今後の防犯活
動に役立てようとしているのでしょう。また癒しブームに見られるように、心の安らぎも心理学の研究
対象として必要なものになってきました。カウンセリングも徐々に社会に浸透し、学校や企業の中でも
専門部署を配置するようになって来ました。現代社会では、心理学というものが「心」「意識」への問
題を通じて関心をもたれるようになってきたのです。ただ先にも書きましたが、
「心」
「意識」というも
のを、手の平ですくいあげることはできません。そのため心理学では様々な手法を用いて「意識とはな
んなのか」「心とはなんなのか」を客観的に見つめていこうとしています。
上に述べた犯罪や心の癒しとの関わりだけでなく、心理学では意識を色々な角度から探ってきました。
目に見えないものを扱いながら、その方法は科学的な見地に基づいたものです。主観的な見解を排除し
客観的に意識というものを考えていくために物理学的な方法を用いて研究が進められています。
この講義では、これまで心理学で研究されてきた様々な成果を、出来る限り身近な事例を用い解読し
ていく予定です。
キーワードとして、知覚、認知、記憶、学習、社会、環境、発達、臨床、犯罪などを対象とした講義
を予定しています。
【学習到達目標】
日常生活の出来事に対して、心理学的な見方を取り入れていくことを目標とします。
【履修上の注意】
毎回配布するプリントを元に授業を進めていきます。
【事前準備学習】
特にありません。
一回ごとの授業に集中してください。
【教科書】
毎回資料を配布します。
88
【参考書】
特に指定しません。
希望があれば紹介します。
【評価方法】
期末に行う試験によって判断します。
【講義テーマ】
1 回 心理学の成り立ち
2 回 知覚の不思議 ~錯視と恒常性~
3 回 ゲシュタルト心理学 ~要素と全体~
4 回 学習と記憶
5 回 忘却と変容
6 回 発達心理学 ~ピアジェとエリクソン~
7 回 右脳と左脳
8 回 防衛機制と神経症
9 回 無意識とは?
10 回 心理療法
11 回 心理テスト
12 回 社会心理学 ~個人と集団~
13 回 応用心理学の紹介 ~犯罪心理学~
14 回 応用心理学の紹介 ~環境心理学~
15 回 総括
心理学概論//鈴木
眞雄/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「人間関係」は2人や3人の間だけに生ずる関係のような狭い概念ではない。この概念には、一人 の
心の中にある人間関係から、家族、友だち、学級、集団、社会等と、人間が関わる様々な関係を包括す
る広い概念である。この授業では、親子関係から、国際関係に置ける人間関係を中心に、人間科学的に
理解し、これからの人間関係のあり方まで考えてみる。
【学習到達目標】
人間関係の諸相を理解し、自分自身の人間関係を見直し、人間関係のあり方を模索する手がかりを見つ
け出すこと。
【履修上の注意】
遅刻は厳禁だよ。
【事前準備学習】
人間の心理や行動に関する新聞記事には、積極的に目を通すこと。
新聞を読む週間を身につければ、就職に有利かもよ。
89
【教科書】
教科書、参考書、課題図書等は講義時に随時紹介する。
【評価方法】
「平常点」と「授業態度」、および「講義中に示す課題」及び定期テスト」をもとに評価します。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:講義内容紹介、
人間関係の始まり
2 回 母親と新生児・幼児・児童
3 回 両親と青年
4 回 青年期の人間関係
5 回 児童・生徒と教師の関係
6 回 学校と友人関係
7 回 これまでの自分を考える(リポート)
8 回 社会の中の個人
9 回 公式な関係・非公式な関係
10 回 国のレベルでも人間関係
11 回 パーソナルスペースとは
12 回 パーソナルスペースの異常
13 回 パーソナルスペースの観察
14 回 対人コミュニケーション
15 回 スポーツ心理学入門、まとめ及び試験
現代日本文化論//小松
母親と胎児
照幸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代日本文化論の課題は、
(1)現代日本社会システムの特徴
(2)日本人の社会・文化的行動の理解です。
特に、グローバリゼーションの影響による日本人的思考と行動の背景にある
伝統的文化と価値観の変容を研究します。
①
社会システムの特性
②
思考と行動の日本文化的特性
③
日本と幾つかの国々との文化比較
分析視点としては
ー
ー
-
社会学的視点
比較文化心理的視点
比較文化的視点
90
【学習到達目標】
学習到達目標は
1.現代日本の社会システムの概要(政治、経済、社会、文化、宗教システムなど)を理解
すること
2.日本人の伝統的価値観と行動様式を説明できること
3.グローバリゼーションが、日本人の価値観と行動様式に及ぼす影響と多文化共生の課
題を理解すること
4.学習成果として最低、「講義記録」15ページ以上、「考察」4ページ以上 「研究報告書」
4ページ以上作成すること。
【履修上の注意】
1.「私語」は深刻な授業妨害であり、公式注意2回で成績は不可とする
2. 成績評価の対象は最低「講義記録」15 ページ以上、「考察」4ページ以上、そして
「研究報告書」
4ページ以上である
3.「講義記録」は毎週パソコン持参で作成すること(毎週)
4.「講義記録」の取り方は、①本日のテーマ②講義の要点③理解したこと④不明なこと
ー についてまとめること。
5.「考察」①授業後に調査研究し自分のことばでまとめたこと。調査対象は、授業で理
解出来なかった言葉、概念、論理、理論など。及び、より深い理解の為の調査研究
内容。
6.調査資料としては、図書館資料、インターネット検索、新聞、テレビなどの映像資料も
利用すること。
7.尚、ネット検索などで、他人の文章をまる写しした「研究報告」は「不可」とする。
8.「研究報告書」は、毎週の「考察」をまとめたものか、あるいは、新規の研究テーマの
調査研究成果とすること。その場合は、研究テーマに関する先生の許可を得ること。
9.この講義では、学ぶ気概(予習、復習)の無いものは成績評価は不可となる!
【事前準備学習】
1. 毎週の学習テーマの予習をして、授業に臨むこと。
2.
授業中は、講義内容をしっかり理解して「パソコン」で、分かり易い講義記録を作成
すること。 講義の内容で分からなかった「ことば」「概念」
「理論」についても、毎回
必ず記録しておくこと。
3.
講義の後、講義内容について解らなかったことを、必ず調査して「考察」に、その調
査結果と理解したことを、自分の言葉で書いておくこと。
4.
毎週の授業内容の理解程度が、合格、不合格の結果に直結するので、予習と復習
をしない者は、「不合格」になる可能性が高い。
【教科書】
テキスト、配布資料を用意します。
91
【参考書】
1. 独自に作成した、教科書に該当する「冊子」を配布します。
2. 「冊子」の作成代金として実費を徴収する予定です。冊子代金は 1000 円の予定
3. 受講生は、この「冊子」を必ず購入すること。
4. 「冊子」は、第 2 週以降に、授業で配布する予定です。
【評価方法】
1 「講義記録」ページ数と内容
2 「考察」ページ数と内容
3.「研究報告書」ページ数と内容
3 授業参加(態)度(発言など)
(20%)
(20%)
(50%)
(10%)
【講義テーマ】
1 回 講義案内1: 課題、宿題、試験
2 回 講義案内2: 講義記録、研究報告書の作成方法
3 回 日本研究とは何か:比較文化研究の視点
4 回 社会・文化・文化比較の意味
5 回 日本人論の検証:思考と行動の文化的特性
6 回 日本人論の検証:言語文化的特性
7 回 戦後の日本研究の略史
8 回 戦後の日本研究:多様な研究課題と視点
9 回 現代日本文化:主要な文化現象について
10 回 日本の教育文化:日米文化比較による構造特性
11 回 中間試験:講義記録、研究報告書の作成方法、CCSで提出
12 回 日本の教育文化:日米文化比較による価値観の相違
13 回 日本の家族文化:日米文化比較による基本概念の検証
14 回 日本の家族文化:日米文化比較による課題
15 回 日本人論、日本社会論:今後の展望
比較文化入門//小松
照幸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
文化、社会、文化比較、自己理解、他者理解、自文化理解、異・他文化理解
比較文化とは、何と何を比較するのでしょうか?また、比較することにどんな意味と重要性があるの
でしょうか?この言葉を聞いて、皆さんがまず頭に浮かべるのは、西洋とアジア、日本とアメリカ、イ
ギリス、中国といったようなイメージでしょう。
確かに文化という概念は、あまりに茫洋としていて、比較対象となる具体的な文化事象はなかなか思
い浮かばないでしょう。現在、日本の大学では比較文化の講義が広く開講されていますが、講義の内容
は随分とまちまちです。その理由は、この分野の研究が新しい分野でひじょうに学際的(いろいろ学問
的アプローチが必要)な領域であり、政治学や経済学あるいは法学のように体系化できていないことに
92
よります。
比較文化研究の重要性は、世界がグローバリゼーション(国際化)の中にあり、われわれの無知により、
さまざまな人種的、社会的偏見から憎しみや殺人への道(戦争)に進むことから、なんとか共に生きる道
(共生)を探ることにあります。
この講義では、社会的価値観と社会的システムの文化的在り方の学習を通して、受講生が
(1) 「自己理解」 - 自分自身の価値観や行動パターンを知る
(2) 「他者理解」 - 対人関係における適切な距離感の学習
(3) 「自文化理解=日本の社会と文化」 - 社会と文化の構造を知る
(4) 「他・異文化理解」 ー 受講生が気を付けなければならないのは、異文化は必ずしも外国文
化だけに存在するわけで
はなく、われわれの心の中や日本文化の中にも存在するのです。究極の異文化は、自己自身であるとも
いえるでしょう。
この講義で具体的に扱うテーマは、皆さんの日常生活と密接に関わりのある家族文化、教育文化、文化
的価値観などを取り上げ、日本人的社会行動と社会システムが、異文化とどう相違するかについて比較
検討を加え、それらの望ましい方向をともに考えます。
【学習到達目標】
1. 「講義記録」
-
-
2.
「考察」
3.
「研究報告書」
4.
「授業での発言力」
講義要点の記録作成。(最低15ページ以上)
毎週、授業で分からなかったこと[ことば、理論、概念、文化論)の調査研
究成果としての「考察」。 (最低4ページ以上)
「考察」などを利用した調査研究の成果。
-
(最低4ページ以上)
建設的発言とその質的内容。 人前(クラス)で、堂々と自分
の意見が言えるようになること。
【履修上の注意】
1.「私語」は深刻な授業妨害であり、公式注意2回で成績は不可とする
2. 成績評価の対象は「講義記録」15 ページ以上と「研究報告書」4ページ以上である
3.「講義記録」は毎週パソコン持参で作成すること(毎週)
4.「講義記録」の形式は、①本日のテーマ②講義の要点③理解したこと④不明なこと
⑤授業後に調査研究し、自分のことばでまとめた「考察」
5.調査資料としては、図書館資料、インターネット検索、新聞、テレビなどの映像資料
も利用し、「考察」は自分で考え、自分の言葉でまとめること。ネット検索などで、
他人の文章をまる写しした「研究報告」は「不可」とする。
6.「研究報告書」は、毎週の「考察」をまとめたものか、あるいは、新規の研究テーマ
の調査研究成果とすること。
7.この講義では、学ぶ気概(予習、復習)の無いものは受講資格が無い!
【事前準備学習】
1. 毎週、パソコンを持参して「講義記録」作成の準備をしてくること
93
2.
毎週、予習と復習をすること。
3.
前回の講義で分からなかったことは、必ず、調査研究すること。
4.
成績評価の対象である、「3つの課題・宿題」のため、パソコンに
それぞれの回答・解釈を「ノート」に整理して、期末の成績評価の
準備を毎週しておくこと。
【教科書】
主教材は、授業で配布するプリントと図書館の指定図書です。
【参考書】
1. 教科書に該当する「冊子」を配布します。
2.
教科書用「冊子」は、実費代として、1000 円徴収する予定です。(教室で徴収予定)
3.
「冊子」配布は、新学期の授業開始後、2~3週間後の予定。
【評価方法】
1.講義記録
20%
2.考察
20%
3.研究報告書
50%
4.授業への参加度
10%
(発言と内容、出席など)
【講義テーマ】
1 回 受講の案内:課題、宿題、成績評価、学習方法
2 回 受講の案内:A.補足説明、講義記録、研究報告書 B.文化とは?文化比較の意味・目的、
3 回 世界の現状理解:グローバリゼーションと社会・文化との関係
4 回 文化と自己理解:自己とライフサイクル、無知・偏見・差別の意味
5 回 文化と心の関係性とは?文化と自己理解:文化と文明、人間心理と心の構造、アイデンティテイ
ー
6 回 文化と他者理解:文化の構造、自己と他者、タイポロジー
7 回 自文化理解:文化比較の前提としての日本社会・文化の理解
8 回 自文化理解:文化心理とは?日本人らしさとは?
9 回 中間試験:講義記録、研究報告書の作成方法、CCSで提出
10 回 自文化理解:日本文化論とは?社会と文化の理解
11 回 異文化理解:異文化・多文化とは?類似性と相違性の見方
12 回 異文化理解:日米文化比較、社会構造の相違点
13 回 異文化理解:教育文化比較
14 回 異文化理解:家族文化比較
15 回 期末試験:講義記録、研究報告書をCCSで提出
94
多文化共生論//増田
あゆみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、世界の多文化社会(さまざまな文化的背景をもつ人々が、一緒に生きる社会)で、人々は、
どのように生きてきたのかを、見ていくなかで、今の日本社会の中の多文化化を考えてみたいと思いま
す。
世界の移民国家や多民族国家の多文化共生に向けての試み、世界中で散在して生きる民族の生き方、お
よび交易都市にみる多文化共生の仕組みなどを、実際の国家の政策、民族を介して分析・考察をしてい
きます。最後に日本社会の多文化性、および、多文化共生を考察してみたいと思います。
【学習到達目標】
「多文化共生」について考える目を養う。
【履修上の注意】
講義に積極的に参加する姿勢が必要になります。レポート課題が数回あります。
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。必要時に資料を配布する。
【参考書】
必要時に提示する。
【評価方法】
試験およびレポート課題提出
【講義テーマ】
1 回 講義「多文化共生論」について
2 回 移民国家アメリカ::移民社会 について
3 回 移民・民族政策について
4 回 多文化主義国家オーストラリア
5 回 オーストラリアの多文化社会
6 回 多民族国家シンガポール・マレーシア
7 回 シンガポールの多民族社会
8 回 交易都市に見る民族融合:マラッカ
9 回 海外在住中華系の人々:華僑
10 回 海外在住日本人:日系人
11 回 日本社会の多文化性
12 回 愛知県の在住外国人社会
13 回 人種隔離政策:アパルトヘイト
14 回 「多文化共生」について
95
15 回 総括
文明論//今村
薫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、先史時代から歴史時代へといたる人類史を総合的に理解することを目指す。
ホモ・サピエンス(現代型ヒト)は、20 万年前からアフリカで誕生したが、ヨーロッパでは同時代に
ネアンデルタール人(旧人)が生きており、その後、ヨーロッパへ進出したホモ・サピエンスとホモ・
ネアンデルターレンシスの 2 種類のホモ属が共存することになった。
その後、ホモ・サピエンスは言語使用にともなう発達したコミュニケーション能力や技術革新によっ
て、寒冷地へ、また乾燥地への進出を果たした。
世界の四大文明は、河川に沿って発達した灌漑農業によって築かれたとされるが、このような文明と
文明を結ぶものは、サハラ砂漠からアラビア半島をへてゴビ砂漠へと帯状に続く乾燥地帯である。乾燥
地に暮らす遊牧民の文化が文明を支えてきたのである。また、モンゴルなどの遊牧民が自ら帝国を築き、
複数の文明を中に取り込む形で文化圏を拡大させたこともあった。
文明は、人口の集中した都市を中核に持つ。都市において、いかにして多数の人間が共住し、多種類
の文化が共存してきたのか解説する。さらに、文化と経済の観点から、時間と空間を越えて文明を比較
し、その本質と成立条件について考察する。
【学習到達目標】
先史時代から歴史時代へといたる人類史を総合的に理解することを目指す
【履修上の注意】
文化人類学、人類学をすでに履修していることが望ましい。
【事前準備学習】
4 大文明について、その場所、時代、特徴について、事前に調べておいてください。
【評価方法】
試験 70%、授業態度と毎回の課題提出 30%
【講義テーマ】
1 回 文明とは何かー文明史を学ぶ意義
2 回 人類進化の概略
3 回 ホモ・サピエンスへの道
4 回 基礎的な発明
5 回 アフリカ―先史時代と帝国
6 回 アフロ・ユーラシア乾燥地文明
7 回 メソポタミア/エジプト
8 回 地中海文化複合
9 回 西南アジアとヨーロッパ
10 回 先史時代のインド
11 回 中国―黄河文明(農耕民)と遊牧民文明の相克
96
12
13
14
15
回
回
回
回
東南アジア文化複合
経済史から見た文明
地球人口から見た文明
現代社会の文明論
宗教と人間//大宮
有博/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「キリスト教ってなじみがないなあ…」と密かに感じている人は多いでしょう。たしかに、キリスト教
文明圏には属していない日本では、宗教と人間の関係が西洋と比べてかなり違っています。かといって、
日本人にしかわからないといった特殊で排他的なものでもありません。その秘密はじつは仏教という宗
教にあるのです。この科目では身近な日本の仏教の人間観を学ぶなかで、宗教のもつ存在意義を考え直
してみたいと思います。
なおこの科目では、特定の宗教を信じているかどうかはまったく関係ありません。あくまで「人間学」
としての「教養」を深めることが主目的であって、布教ではないのです。安心して受講してください。
【学習到達目標】
1. 宗教との出会いを主体的に受けとめる態度を養います。
2. 伝統宗教の現代日本社会における存在意義を理解します。
【履修上の注意】
1. 宗教との出会いを主体的に受けとめる態度を養います。
2. 伝統宗教の現代日本社会における存在意義を理解します。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
必要に応じてプリント類を配布することがあります
【参考書】
授業中に適宜指示します
【評価方法】
平常点(30%)、試験(形式未定、70%)による総合評価です。出席はICカードでカウントします(修
正には正当な理由が必要です)。なお、欠席数が授業予定総時数の三分の一を超える場合、規定により
欠席過多のため失格となるので注意してください。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 現代日本人と宗教
3 回 聖徳太子と奈良仏教(法相、華厳、律)
4 回 天台宗(最澄)
97
5 回 真言宗(空海――人物像)
6 回 真言宗(空海――理念と実践)
7 回 浄土教(源信)
8 回 浄土教(法然)
9 回 浄土教(親鸞――人物像)
10 回 浄土教(親鸞――理念と実践)
11 回 禅(栄西)
12 回 禅(道元)
13 回 法華仏教(日蓮)
14 回 その他の諸宗派
15 回 授業総括および試験
聖書と人間//伊藤
利行/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
聖書の主な舞台となった古代中近東世界を考古学・神話・民俗学などの視点から検討し聖書の記述に
外から光をあてる事を目標とします。
聖書は数千年の長い期間にわたって中近東という地域で生じた様々な出来事等を背景として書かれ
ています。したがって様々な民族の人々がどの様に生きどの様に思索したのかを知ることなくして、歴
史的な文書としての聖書を理解することは困難です。この講義の第一の目標は、この聖書の背景となっ
ている世界の理解です。
講義の第二の目標は、周囲の自然的歴史的条件や諸民族のもつ文化等が、具体的に聖書の記述とどの
様に関連しているのかについて理解を深めたいと考えています。これによって、聖書の世界と信仰が、
生まれ出てきた特殊性を理解するとともに、またそれらがどこまで現代にも通じる普遍性を持っている
ものかということを理解する事が可能となるでしょう。
聖書は、文書である限りにおいて、人間の理性に基づき単独で読まれるときにも一定の理解は可能で
すが、それでも理解し難い内容を多く含んでいます。その理解し難い事柄の原因は、主に聖書の成立背
景を周辺世界との比較によって考察する事が欠けている事から生じるといえるでしょう。本講義を通じ
て地についた聖書の歴史的理解とともに現代的理解に繋がる道筋が見えて来る事を目指します。
【学習到達目標】
聖書は書物ですが、多種多様な民族が繰り広げる壮大な人間の歴史を背景として成立しており、人間と
しておよそ経験しうる全ての喜びと悲しみを包含しています。
1.その意味で聖書が極めて普遍的な人間理解に繋がるものである事を理解しましょう。
2.また、そのような世界を背景として、極めてまれな神観念としての一神教世界が生じてきたという
特殊性を理解しましょう。
【履修上の注意】
1)授業概要(PDF ファイル)は原則として授業前にはアップロードの予定です。最低でも目を通して
おいて下さい。
2)欠席5回で失格になります。履修変更に伴なう欠席も欠席になりますので注意して下さい。
3)欠席は必ず証明等を添えて欠席の次回の授業時に届け出て下さい。交通事情等やむを得ない場合の
欠席は内容により考慮することがありますので、必ず欠席届の提出を怠らないで下さい。
98
4)出席は CCS により判定します。IC カードを忘れた場合は、授業終了時に申し出て下さい。
5)授業当日に申出のあった者以外の出席判定の変更相談は、申出内容を確認できないため応じられま
せんので、毎回確実にカードリーダーの読み取りを確認して下さい。
6)授業開始10分以前にリーダーに IC カードをかざした場合には出席にはなりませんのでタイミン
グに注意して下さい。
7)他者の授業を受ける権利(静かな環境で授業に集中できる)を妨げる事が無いように、十分な配慮
を互いに行って下さい。
8)IC カードだけかざして授業を受けないで退室は「不正行為」です。
【事前準備学習】
前回の授業内容を講義概要で確認しておき流れを掴んでおきましょう。
【教科書】
この講義にぴったりの教科書はありません。かなり多くの「読める」講義概要を提供します。
聖書が主要テーマとなるため、聖書(新共同訳・新改訳・改訳など)を用意してください。既に持って
いる人はそれで構いません。
【参考書】
各授業時に必要に応じて指摘します。
【評価方法】
①第 14 回授業終了時点で欠席5回で失格とします。出欠は IC カード記録によるものとします。操作ミ
スは自己責任です。後日の修正は行いません。
②①にかかわらず、欠席オーバーの場合でも、欠席内容に応じて出席補完の追加課題を課すなどして失
格としないことがあります。
③平常点(15%)と適当なまとまりで5回出してもらうミニレポート(1回1000字程度)
(計 85%)
による綜合評価。ミニレポートは、CCS により提出してもらいます。
【講義テーマ】
1 回 古代中近東の自然的枠組み
2 回 古代中近東の歴史的概観
3 回 メソポタミヤ文明の世界(1) 楔形文字の世界
4 回 メソポタミヤ文明の世界(2) シュメールの社会と神話
5 回 メソポタミヤ文明の世界(3) バビロニアの社会と神話
6 回 エジプト文明の世界(1) ヒエログリフ解読とエジプト史の概要
7 回 エジプト文明の世界(2) 古代エジプト社会の発見
8 回 エジプト文明の世界(3) エジプト神話
9 回 東地中海世界(1) 古代東地中海世界概観
10 回 東地中海世界(2) ヒッタイト
11 回 東地中海世界(3) ミノア文明
12 回 東地中海世界(4) ウガリット
13 回 東地中海世界(5) エブラ
14 回 東地中海世界(6) フェニキア人とパレスチナ(カナン人とアモリ人)
15 回 まとめと試験
99
キリスト教人間学//葛井
義憲/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
倫理や道徳が力を失うこの現代に生きる私たちは日々の生活の中に不安や空虚感をひそませて暮して
いる。こうしたこころもとなく、生きる目標を見出しかねる日々の中で、私たちは知らず知らずに、自
らを尊び、他者に心を寄せようともする。また、悔いのみがはじめに大きく膨らむ中で、なんとか希望
をもって明日へと歩もうと願う。本講はこうした祈念に心を寄せながら、キリストの言葉が記された聖
書、苦悩や絶望の中にあっても、喜びをもって懸命に生きようとする人々の作品やその人たちの思索と
実践を通して人間の生きる意義を考えてみたい。
【学習到達目標】
到達目標は「自己を尊び」
「他者とともに生きることの素晴らしさを味わい」
「今に耐え、明日へ向かっ
て歩む力」を備えることである。
【履修上の注意】
よく学びたい、よく生きたいとの情熱と、真剣に学ぶ他の受講生に気配りする思いやりをもって、誠実
に講義に参加してもらいたい。
【事前準備学習】
少し教科書を先に読んでおいてもらいたい。
【教科書】
『神谷美恵子の世界』 みすず書房編集部 みすず書房 2004 年
『新共同訳聖書(旧・新約)』 日本聖書協会 2004 年
その都度プリントも配布する。
【参考書】
『神谷美恵子
聖なる声』 宮原安春 講談社 1997 年
【評価方法】
定期試験60%
平常点30%、チャペル参加10%
【講義テーマ】
1 回 概略を説明
2 回 新渡戸稲造ファミリー
3 回 ダンテ的な愛
4 回 「私」の居どころは「悲しみ、苦悩」の世界
5 回 死を見つめて
「あなた」が
6 回 なぜ「私」でなく、
7 回 精神医学へ進む
8 回 自分を受け入れたい
9 回 人生とはしたくないことをする場なのか
10 回 転機を生きる
100
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
新生
負い目を感じつつ
いつ人生の終止符が打たれても
愛を受け、愛を行い
総括及び試験
キリスト教人間学//石田
聖実/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
倫理や道徳が力を失うこの現代に生きる私たちは日々の生活の中に不安や空虚感をひそませて暮して
いる。こうしたこころもとなく、生きる目標を見出しかねる日々の中で、私たちは知らず知らずに、自
らを尊び、他者に心を寄せようともする。また、悔いのみがはじめに大きく膨らむ中で、なんとか希望
をもって明日へと歩もうと願う。本講はこうした祈念に心を寄せながら、キリストの言葉が記された聖
書、苦悩や絶望の中にあっても、喜びをもって懸命に生きようとする人々の作品やその人たちの思索と
実践を通して人間の生きる意義を考えてみたい。
【学習到達目標】
到達目標は「自己を尊び」
「他者とともに生きることの素晴らしさを味わい」
「今に耐え、明日へ向かっ
て歩む力」を備えることである。
【履修上の注意】
よく学びたい、よく生きたいとの情熱と、真剣に学ぶ他の受講生に気配りする思いやりをもって、誠実
に講義に参加してもらいたい。
【事前準備学習】
少し教科書を先に読んでおいてもらいたい。
【教科書】
『神谷美恵子の世界』 みすず書房編集部 みすず書房 2004 年
『新共同訳聖書(旧・新約)』 日本聖書協会 2004 年
その都度プリントも配布する。
【参考書】
『神谷美恵子
聖なる声』 宮原安春 講談社 1997 年
【評価方法】
定期試験60%
平常点30%、チャペル参加10%
【講義テーマ】
1 回 概略を説明
2 回 新渡戸稲造ファミリー
3 回 ダンテ的な愛
4 回 「私」の居どころは「悲しみ、苦悩」の世界
101
5 回 死を見つめて
6 回 なぜ「私」でなく、
「あなた」が
7 回 精神医学へ進む
8 回 自分を受け入れたい
9 回 人生とはしたくないことをする場なのか
10 回 転機を生きる
11 回 新生
12 回 負い目を感じつつ
13 回 いつ人生の終止符が打たれても
14 回 愛を受け、愛を行い
15 回 総括及び試験
臨床心理学//金
愛慶/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
臨床心理学は、人々の示す不適応問題に対する心理学的援助を模索する中で発展してきた実践的学問で
ある。臨床心理学では、臨床心理学の歴史的変遷の中で登場した様々なトピックスを取り上げながら、
主に発達障害や精神障害に関する臨床心理学の基礎理論、心理アセスメント、心理療法について概観す
る。
【学習到達目標】
1)精神障害に関する心理アセスメントおよび治療についての基礎知識を習得する。
2)精神障害における心理臨床の実践について理解を深める。
【履修上の注意】
授業中に定期的に小テストを実施する予定です。小テストも全体の 3 分の 2 を受けることが履修条件と
する。
【事前準備学習】
教科書の指定箇所を事前に読んでくること
【教科書】
『こころのケアー臨床心理学的アプローチー』 池田勝昭・目黒達哉
授業中に教科書の資料を多く使用するため、必ず購入すること!
【評価方法】
期末試験 60%、平常点 40%
【講義テーマ】
1 回 臨床心理学の定義
2 回 臨床心理学の歴史Ⅰ:フロイトの精神分析理論
3 回 臨床心理学の歴史Ⅱ:世界大戦と戦争神経症
4 回 健常と異常の基準及び神経症と精神病の概念
102
共著 学術図書出版社 2010
5 回 臨床心理学の基礎知識Ⅰ:発達と人格
6 回 精神障害の基礎知識Ⅱ:精神症状とその分類(DSM-Ⅳ)
7 回 心理臨床におけるアセスメント
8 回 心理面接とその進め方
9 回 精神療法・心理療法・カウンセリングの概念
10 回 心理療法の理論と技法Ⅰ:精神分析知的立場
11 回 心理療法の理論と技法Ⅱ:行動論的立場
12 回 心理療法の理論と技法Ⅲ:現象学的立場
13 回 臨床心理における倫理
14 回 臨床心理における新たな動き
15 回 総括
死生学//太田
信吉/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人間が生きている以上、死は確実にやってきます。そこで、1)死の意味するものを考える(死から生
へ)、2)ホスピスでの癌患者さんの死に対する考えから学ぶ、3)安楽死と尊厳死の問題、4)高齢化と
死の問題、5)臓器移植と脳死の問題、5)代表的な宗教(仏教とキリスト教)における死生観の比較等
のテーマに沿いながら学び、医師として様々な死の場面の経験も生かし、死に対しての準備をすること
が生きることにつながり、生きる意味を問い直すことへの道となることを思っています
【学習到達目標】
人々には色々な死に対する考えがあり、生き方があることを知る中で、自分自身の死と生も考えていく
ことが出来ること。それがこれからの医療福祉の現場での考えの基礎となること。
【履修上の注意】
できるだけ講義の中で自分の意見を出せる機会を作って行きたい。それには講義に参加することが大切
であり、自分なりの考えを作って発表できるようにして欲しい。
【事前準備学習】
シラバスにそって、教科書や参考書を読んで内容を深めましょう。
【教科書】
『死とどう向き合うか』 アルフォンス・デーケン NHK 出版
【参考書】
『死を看取る医学』 柏木哲夫著 日本放送出版協会 1997.11
『死生学-他者の死と自己の死』 山本俊一著 医学書院
『死ぬ瞬間』 E.キューブラー・ロス 読売新聞社 1971
【評価方法】
講義態度状況 25% 講義毎のショートレポート 25% 試験または自己意見提出 50% 自己意見に正解
はないので自分で考えたことを大切にしたい。従って講義に参加する中で考え、意見をだすことを重視
103
したい。
【講義テーマ】
1 回 死生学総論イントロダクション、最初の意見交換(これによって以下の講義の順序もかわること
があります)
2 回 生命の誕生について、人工妊娠中絶の可否、クローン技術、ES 細胞
3 回 殺人と死刑制度
4 回 安楽死と尊厳死
5 回 臓器移植と脳死 脳死を人の死として考えられるか
6 回 宗教と死生観
7 回 告知について
8 回 ホスピス緩和ケアの始まり
9 回 ホスピスで生きること
10 回 子どもの死
11 回 高齢者の死
12 回 突然の死
13 回 スピリチュアルペイン
14 回 死への準備教育
15 回 16 回 まとめとフリーディスカッション
死生学//大宮・木村光・玉川・吉田
・亀井/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
そもそも死生学(thanatology)は、死の準備教育(death education)および悲嘆教育(grief educat
ion)などいのちの終わりを考察する学として始められた。今では生殖補助医療や出生前診断、遺伝子
操作などのいのちの始まりの問題をも含む「いのちの誕生と死にかかわりあるテーマに対して学際的に
取り組む学問」=「死と生の学問」(Life and Death studies)にまで発展した。確かに、死生学はまだ
歴史の浅い領域ですが、ターミナル・ケアの問題などから必然的に生まれた現代的課題を扱う「ホット
な」科目であると言える。本講義では、この「死生学」という学際科目を、専門領域の異なる教員によ
るリレー講義形式で行う。
【学習到達目標】
1.生老病死を通して人間が生きる意味を深く考える機会を持つ。
2.死を「誰かの死」という 3 人称ではなく、「わたしの死」という 1 人称で捉えることができるように
なる。
3.死を通して「いのち」の意味について深く考え、他人に自分の生命観・死生観を自分の言葉で語るこ
とができるようになる。
【履修上の注意】
1. リレー形式のため、学生証忘れや出欠の機械への通し忘れによる、事後の出欠の変更には十分対応で
きない場合もあるので、 早目に申し出をすること。
2. 講義後に CCS などの Minute Paper を用いた小課題に必ず答えること。
104
3. 授業を受動的に受けるだけではなく、指定された参考書や講義中に紹介された本や資料を自分から読
むようにすること。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
『『いのちはなぜ大切なのか』』 小澤竹俊 (ちくまプリマー新書)筑摩書房 2007
『『ルポルタージュ 出生前診断』』 坂井律子 (NHK スペシャルセレクション)NHK出版 1999
【評価方法】
随時の確認テスト・レポート(最終成績の 20%)、期末試験(最終成績の 80%)を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 大宮:オリエンテーション―死生学とは何か―
2 回 大宮:ワークショップ「1 人称/2 人称で捉える死」
3 回 大宮: 仏教における死と来世観
4 回 大宮: キリスト教の死生観
5 回 吉田: イスラームの死生観と各儀礼
6 回 木村:生物にとって死とは何か(10/25 はプレ大学祭?)
7 回 木村:霊長類の生と性と社会
8 回 木村:生の継続性
9 回 亀井:生殖医療をめぐる問題(1)生殖補助医療とはなにか
10 回 亀井:生殖医療をめぐる問題(2)出生前診断と着床前診断
11 回 亀井:優生思想とはなにか 優生保護法から母体保護法へ
12 回 大宮: ホスピスの現場から死を考える
13 回 玉川:自殺の社会学(1)現代社会における自殺の傾向
14 回 玉川:自殺の社会学(2)自殺の社会学理論
15 回 大宮: 総括および試験
倫理学//三谷
竜彦/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、動物および人間の生命をめぐって、様々な倫理的問題が生じている。例えば、動物の生命をめぐ
っては、多くの動物種が絶滅危機にあるという問題や、飼えなくなった犬や猫の殺処分の問題などがあ
る。人間の生命をめぐっては、代理出産の問題や、脳死者からの臓器移植の問題などがある。これらの
問題について、一つ一つ概説していく。
【学習到達目標】
動物および人間の生命をめぐる様々な倫理的問題について、基礎的な知識を身につけるとともに、自ら
主体的に考察すること。
105
【履修上の注意】
取り扱うテーマの多くは、新聞やニュース等でもしばしば報じられている。新聞やニュース等での報道
に接した際には、注意深く読んで・見ておくように。そのテーマについての最新の情報を得ることがで
きる。
【事前準備学習】
各授業時に前回授業の復習はしない予定なので、各自で前回授業の復習をしてきた上で各授業に臨むと
スムーズである。
【教科書】
教科書は使用しない。適宜、プリントを配布する。
【評価方法】
学期末試験 70%、小レポート 30%。
【講義テーマ】
1 回 動物(絶滅危機)
2 回 動物(動物園)
3 回 動物(肉食――ヴェジタリアニズム)
4 回 動物(肉食――と畜体験)
5 回 動物(ペット殺処分)
6 回 人間(生殖医療)
7 回 人間(人工妊娠中絶)
8 回 人間(臓器移植――種類、法規制、実施状況)
9 回 人間(臓器移植――問題点)
10 回 人間(臓器移植――脳死延命治療)
11 回 人間(安楽死)
12 回 人間(優生学)
13 回 人間(障害)
14 回 まとめ
15 回 補足
社会学入門//岡澤
憲一郎/春A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義のねらいは、社会学の基礎知識と理論を学ぶことによって、社会学的な思考方法を身につけて
もらうところにあります。
前半では、著名な社会学者たちをとり上げながら、具体的な事例をもとにして、社会的行為、社会関
係、家族、集団と組織、地域社会などの、社会学の基礎知識をわかりやすく説明していきます。後半で
は、社会学の巨匠として知られるドイツの社会学者ゲオルク・ジンメルの社会学的な理論を紹介します。
かれの理論をもとにすれば、現代社会のさまざまな局面が解読できることを知ってほしいとおもいます。
106
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
春学期(名古屋キャンパス)、月曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索―社会学と哲学―』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 成立期の社会学:コントとスペンサー
2 回 集団の学問としての社会学:ドイツの場合
3 回 集団の学問としての社会学:アメリカの場合
4 回 確立期の社会学:エミール・デュルケム
5 回 確立期の社会学:マックス・ウェーバー
6 回 社会的行為とさまざまな理念型
7 回 ゲオルク・ジンメルの社会学
8 回 相互作用の学問
9 回 社会学の対象としての社会化の諸形式
10 回 社交性の社会学
11 回 貨幣の社会学:貨幣とは何か
12 回 貨幣の社会学:象徴としての貨幣
13 回 宗教と現代社会
14 回 まとめ
15 回 社会学的思考方法
社会学入門//岡澤
憲一郎/春A(火 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義のねらいは、社会学の基礎知識と理論を学ぶことによって、社会学的な思考方法を身につけて
もらうところにあります。
前半では、著名な社会学者たちをとり上げながら、具体的な事例をもとにして、社会的行為、社会関
係、家族、集団と組織、地域社会などの、社会学の基礎知識をわかりやすく説明していきます。後半で
は、社会学の巨匠として知られるドイツの社会学者ゲオルク・ジンメルの社会学的な理論を紹介します。
かれの理論をもとにすれば、現代社会のさまざまな局面が解読できることを知ってほしいとおもいます。
107
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
春学期(瀬戸キャンパス)、火曜、3限の授業です。社会学入門と読替えできます。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索―社会学と哲学―』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 成立期の社会学:コントとスペンサー
2 回 集団の学問としての社会学:ドイツの場合
3 回 集団の学問としての社会学:アメリカの場合
4 回 確立期の社会学:エミール・デュルケム
5 回 確立期の社会学:マックス・ウェーバー
6 回 社会的行為とさまざまな理念型
7 回 ゲオルク・ジンメルの社会学
8 回 相互作用の学問
9 回 社会学の対象としての社会化の諸形式
10 回 社交性の社会学
11 回 貨幣の社会学:貨幣とは何か
12 回 貨幣の社会学:象徴としての貨幣
13 回 宗教と現代社会
14 回 まとめ
15 回 社会学的思考方法
社会学入門//岡澤
憲一郎/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、宗教
と経済の関係にせまっていきます。
ウェーバーの有名な命題、すなわち近代資本主義の精神的エネルギーとなった「(近代)資本主義の
精神」、つまり「資本主義的エートス」が、プロテスタンティズムの現世内的禁欲に由来するという命
題をとり上げ、それをさらに歴史社会学的に展開していきます。世界のさまざまな宗教の経済倫理につ
いてもふれたいとおもいます。
108
【学習到達目標】
宗教と経済の関係を歴史社会学的に考察できる能力を獲得すること
【履修上の注意】
秋学期、月、4限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 ウェーバー社会学の対象と方法
2 回 ウェーバーの「中心的問題」:特殊近代西洋の資本主義
3 回 資本主義的エートス
4 回 ユダヤ教とイエス
5 回 イエスのエートス革命とパウロ
6 回 カトリック教会の発展
7 回 カトリックのエートス
8 回 修道士と禁欲のエートス
9 回 宗教改革の経済的影響
10 回 プロテスタンティズムの経済エートス
11 回 儒教と道教
12 回 ヒンドゥー教と仏教
13 回 イスラーム教とユダヤ教
14 回 プロテスタンティズムの世界史的な意義
15 回 まとめ及び試験
社会学入門//宮坂
清/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、前半(第 8 回まで)で、身近な事例を社会学的に読み解くことを通して基礎的な理論を身に
つけ、後半で、現代社会における個別のトピックを社会学の方法を用いて理解する。身近な社会現象が
どのようになりたっているかについて社会学のツールを用いて考えることにより、社会学的なものの見
方を身につける。映像メディアなどを用いたわかりやすい講義をめざす。
【学習到達目標】
親密性と公共性、相互行為、秩序と権力など、社会学の視角によって社会をまなざす方法を身につけ、
現代社会における諸問題を適切に理解することを目指す。
109
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
教科書を購入し、目次をよく読み、内容構成を把握しておく。
【教科書】
『社会学』 長谷川公一ほか 有斐閣 2007
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 社会学の方法
3 回 親密性と公共性(1):「社会」の発見
4 回 親密性と公共性(2):ゲマインシャフトとゲゼルシャフト
5 回 相互行為と自己(1):個人形成と社会形成
6 回 相互行為と自己(2):役割期待・ドラマトゥルギー
7 回 社会秩序と権力(1):秩序維持のメカニズム
8 回 社会秩序と権力(2):権力と紛争
9 回 文化と再生産(1):消費社会と文化
10 回 文化と再生産(2):文化的再生産と逸脱
11 回 エスニシティと境界(1):移動の常態化と社会
12 回 エスニシティと境界(2):越境者として生きる
13 回 社会運動と社会構想(1):対抗文化から新しい社会運動へ
14 回 社会運動と社会構想(2):社会構想と価値
15 回 まとめ
宗教社会学//岡澤
憲一郎/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、世界
のさまざまな宗教をとりあげ、宗教の経済倫理を明らかにしていきます。
【学習到達目標】
世界のさまざまな宗教について知識を深めること。
【履修上の注意】
春学期(名古屋キャンパス)、月曜、4限の授業です。
110
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
【評価方法】
平常点30%、小テスト10%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 はじめに-現代における宗教-
2 回 宗教倫理と現世 a.現世否定的禁欲
3 回 宗教倫理と現世 b.現世内的禁欲
4 回 宗教倫理と現世 c.現世順応
5 回 宗教倫理と現世 d.現世逃避
6 回 宗教倫理と現世 e.現世支配
7 回 宗教倫理と現世 f.現世志向性
8 回 ユダヤ教
9 回 ユダヤ教の神
10 回 預言と預言者
11 回 支配構造と非武装化-イスラエルのばあい-
12 回 カリスマとエートス
13 回 ユダヤ教の経済倫理
14 回 まとめ
15 回 質問及び試験
宗教社会学//岡澤
憲一郎/秋A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ゲオルク・ジンメルは社会学の創設者のひとりであり、生の哲学者としても知られています。ジンメ
ルは宗教をどのようにとらえたのだろうか。かれの宗教観をわかりやすく解説するとともに、21世紀
における宗教のあり方をさぐっていきます。
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
秋学期(名古屋キャンパス)、月曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
111
【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索-社会学と哲学-』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%(授業態度 30%
小テスト 10%)
【講義テーマ】
1 回 ジンメルにとっての2つの課題
2 回 信頼と信仰
3 回 マルクスとの対決 宗教心
4 回 生と社会から宗教へ
5 回 生と宗教
6 回 社会学的な関係から宗教へ
7 回 社会集団の統一と神
8 回 神と人間の自由
9 回 宗教から社会へ
10 回 祭司層
11 回 キリスト教の神
12 回 21世紀へのメッセージ
13 回 信仰内容の幻想的性格
14 回 魂の救済
15 回 授業のまとめと試験
宗教社会学//岡澤
憲一郎/秋A(火 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、宗教
と経済の関係にせまっていきます。
ウェーバーの有名な命題、すなわち近代資本主義の精神的エネルギーとなった「(近代)資本主義の
精神」、つまり「資本主義的エートス」が、プロテスタンティズムの現世内的禁欲に由来するという命
題をとり上げ、それをさらに歴史社会学的に展開していきます。
【学習到達目標】
宗教と経済の関係を歴史社会学的に考察できる能力を獲得すること。
【履修上の注意】
秋学期(瀬戸キャンパス)、火曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
112
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 ウェーバー社会学の対象と方法
2 回 ウェーバーの「中心的問題」:特殊近代西洋の資本主義
3 回 資本主義的エートス
4 回 ユダヤ教とイエス
5 回 イエスのエートス革命とパウロ
6 回 カトリック教会の発展
7 回 カトリックのエートス
8 回 修道士と禁欲のエートス
9 回 宗教改革の経済的影響
10 回 プロテスタンティズムの経済エートス
11 回 儒教と道教
12 回 ヒンドゥー教と仏教
13 回 イスラーム教とユダヤ教
14 回 プロテスタンティズムの世界史的な意義
15 回 まとめ及び試験
宗教社会学//宮坂
清/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、社会学、なかでも宗教社会学の基礎を身につけ、現代社会における宗教をめぐる諸問題を適
切に理解することを目的とする。前半では新宗教やスピリチュアリティなど現代日本の宗教に関わる諸
問題を取り上げる。後半では世界に視野を広げ、特に南アジアにおける仏教とイスラームについて考察
する。映像資料を活用し、わかりやすい講義を目指す。
【学習到達目標】
「宗教」によって社会を読み解く方法を身につけ、現代社会における宗教をめぐる諸問題を適切に理解
する。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
指示された参考書を読むことが望まれる。
【教科書】
特に指定しない。
113
【参考書】
『よくわかる宗教社会学』 櫻井義秀・三木英編著 ミネルヴァ書房 2007 年
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 社会学における宗教分析の視座(1):宗教と社会の関係
3 回 社会学における宗教分析の視座(2):世俗化論
4 回 現代日本の宗教(1):伝統宗教と新宗教
5 回 現代日本の宗教(2):新宗教の系譜
6 回 現代日本の宗教(3):スピリチュアリティの興隆
7 回 現代日本の宗教(4):伝統宗教の現代
8 回 現代日本の宗教(5):カルトの諸相
9 回 世界の宗教(1):宗教の世界地図
10 回 世界の宗教(2):インド仏教
11 回 世界の宗教(3):仏教の展開
12 回 世界の宗教(4):イスラーム
13 回 世界の宗教(5):南アジアのイスラーム
14 回 世界の宗教(6):先鋭化する宗教
15 回 まとめ
比較宗教学//大宮
有博/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「この大学ではキリスト教の勉強が必修みたいだけれど、宗教は他にもあるではないか?」
、
「キリスト
教は他の宗教よりも優れているの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。もちろん、宗教はキ
リスト教だけではありませんし、優劣など簡単には決められません。むしろ、多種多彩な宗教について
の知識を身につけることは、悲惨な「文明の衝突」を避けるためにも、いまや不可欠の教養です。本講
義においては、ユダヤ教やイスラームといった一神教、神道やヒンドゥーといった多神教、さらには「神」
を立てない仏教というような世界の諸宗教に触れ、皆さんが生きていくことになる地球文明の時代に欠
かせない宗教的基礎知識の修得を目指します。
宗教に関する知識がなくても大丈夫。安心して受講してください。DVDやビデオといった視聴覚教
材やプリント類も必要に応じて使用します。
【学習到達目標】
1)「宗教」に関して客観的な知識を修得します。
2)諸宗教が育んできた最も良質な特徴を人生に活かせるような視点を獲得します。
【履修上の注意】
本講義においては主体的なノートテイキングが必須です。授業に集中するために講義中のパソコン使用
を禁止するので、登録にあたりあらかじめ注意してください(ただし、特別な事情により使用を希望す
114
る人は事前に申し出てください)。なおこの授業では必要に応じて【座席指定】を行いますので、教員
の指示に従ってください。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【評価方法】
平常点(30%)、試験(形式未定、70%)による総合評価。なお欠席数が授業予定総時数の三分の一を
超える場合、欠席過多のため失格となるので注意してください。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 神道
3 回 仏教(1)――概要
4 回 仏教(2)――親鸞と道元
5 回 仏教(3)――空海と日蓮
6 回 道教
7 回 ヒンドゥー教(1)――現代のヒンドゥー教
8 回 ヒンドゥー教(2)――基礎的な教え
9 回 ゾロアスター教
10 回 ユダヤ教
11 回 イスラーム教(1)――歴史
12 回 イスラーム教(2)――特徴
13 回 信仰の世界的共通性
14 回 信仰と風土
15 回 まとめと試験
日本国憲法//玉木
満/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日常生活を支えているルールのひとつに憲法があります。憲法は、私たち一人ひとりが社会の中で人間
として生きていくために必要な自由・権利を保障し、そしてそれらが脅かされないようにするための政
治のルールと国家の基本的なしくみについて定めた原理であり、歴史の中で獲得されてきた成果です。
この授業では、身近な話題や社会問題を手がかりに日本国憲法で保障されている自由や権利とはどのよ
うな内容で、どのように保障されているのかを裁判例やさまざまな憲法学説を紹介しながら説明します。
また、憲法上の自由や権利、そしてそれらを確保するための国家の基本的なしくみをめぐっては様々な
議論が対立していることも珍しくはありません。それらの対立のポイントを説明しますので、受講生は
憲法上の自由や権利の保障の仕方やそのための国家のあり方を、具体的事例を通して考えるようにして
ください。
【学習到達目標】
①憲法の基礎的な知識を習得し、社会の中で日々起きているさまざまな憲法問題(それに関連した社会
問題や政治問題)の内容を理解して、憲法上の争点を説明できるようにすること。
115
②受講生自身が、具体的な憲法問題を手がかりに、個人の権利や自由のあり方と国家の役割を考えるら
れるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読むことができない・分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
【教科書】
『いちばんやさしい憲法入門(第4版)』 初宿正典ほか 有斐閣 2010年
【参考書】
※初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、憲法の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 Introduction──憲法を学ぶ意味
2 回 茶髪を校則で禁止するのは違憲?!
3 回 外国人は愛知県知事になれるか?
4 回 離婚した女性は次に結婚するまで半年待たなきゃいけない?!
5 回 君が代を歌え?!──思想の自由と公教育
6 回 内閣総理大臣、靖国へ参拝に行く!
7 回 「わいせつな文書」を売ったら懲役?!
8 回 社会からの「排除」──「健康で文化的な最低限度の生活」とは
9 回 「被告人を死刑に処する。」──死刑制度を考える
10 回 武器で平和を創る?──非武装平和主義の可能性
11 回 「ねじれ国会」──二院制の意義
12 回 首相の選び方──首相公選制と民主主義のかたち
13 回 憲法の番人──違憲審査制って何?
14 回 古くなったらポイ?──憲法改正を考える
15 回 まとめと試験
116
日本国憲法//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
憲法は、民法や刑法に比べて、身近な存在ではないと感じている学生も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に身近ではないのでしょうか。例えば、「お前は国政について意見するな。したら逮捕す
るぞ。」と警察官に言われたらどうでしょう。また、
「お前の親は農民だから子どものお前も農民以外の
職は認めない。違う職に就いたら罰するぞ。」と役人に言われたらどうでしょう。そんな世の中は息苦
しいですよね。
実は、憲法に規定されている『人権』とは、普段は空気や水のような存在に感じてしまいがちですが、
今のような事例をふまえて、その存在意義をあらためて検討してみると、なくてはならない重要なもの
だということが理解できるのではないでしょうか。従って、本講義は、憲法上の『人権』について、歴
史的考察や現代的考察を行い、その重要性を再確認してみたいと思います。更に、様々な事例を中心に
日本国憲法を検討していくことによって、皆さんが、日本国憲法の知識と考え方を身につけられるよう
にすることを意図します。
【学習到達目標】
①新聞やテレビのニュースで扱われる憲法関連の事例を理解できるようになること。
②それらの事例をただ単に把握するだけではなく、自分なりの見解を含めた上で多角的に考察できるよ
うになること。
③日本国憲法が試験科目として必要とされる国家試験等を受験する予定の学生にとって、導入部分とし
ての知識や考え方を身に付けるようにすること。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので
参加しないで下さい。できる限り、学生と教員との対話型の講義を行っていきたいと思いますので、参
加者は使用してほしい事例などを積極的に提示して下さい(初回(必ず参加して下さい)にアンケート
を実施しますので、考えておいて下さい)。
【事前準備学習】
義務教育時、あるいは、高校時に学んだ「日本国憲法」の部分を復習しておいて下さい。あるいは戦後、
文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』を読んでおいて下さい。
【参考書】
授業中か、配布するプリントにて紹介致します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
117
【講義テーマ】
1 回 憲法とは何か(ガイダンスもかねて)
2 回 二つの事例を検討し憲法を組み立ててみる
3 回 日本国憲法の構造を確認する
4 回 憲法の歴史を考える:明治憲法との関係
5 回 憲法の歴史を考える:憲法 24 条から
6 回 日本国憲法の基本原理:国民主権
7 回 日本国憲法の基本原理:徹底的な平和主義
8 回 日本国憲法の基本原理:基本的人権の尊重
9 回 憲法 13 条と 14 条
10 回 人身の自由
11 回 自由権
12 回 社会権
13 回 統治機構:国会・内閣
14 回 統治機構:司法・違憲立法審査制
15 回 もう一度憲法とは何かを振り返る・試験
現代社会と法律//玉木
満/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「法学」といわれると、あまり身近に感じないかもしれません。法を特に意識することなく日常生活
を送ることが多いからです。ところが「社会あるところ、法あり」という法諺があるように、社会生活
を送る上で法は欠かせません。私たちは社会生活を送る上で多かれ少なかれ様々なトラブル・紛争に遭
遇し、場合によっては、法によって紛争を処理する必要があるからです。
この授業では、商品を購入したり、携帯電話の契約したり、下宿をしたり、交通事故に遭ったりした
ときなど、法が「現れる」身近なできことや、裁判や事件など日頃新聞やテレビの中で見聞きする法律
についての話題を素材として、契約や不法行為といった法学の基礎知識や、民事手続、刑事手続といっ
た紛争処理手続、さらには 20 歳以上の一般市民が刑事事件に裁判員として参加する裁判員制度などを
紹介・説明しますので、法制度の基本を理解し、その概要を説明できるようにするという目的で受講を
してください。また、実際にはそれらの法制度やその運用などに関わって様々な議論があります。その
ような法的争点についての様々な考え方もできる限り紹介しますので、それらの理解を通じて法的な考
え方の基礎を習得し、公正で妥当な紛争処理のあり方を模索してみてください。
【学習到達目標】
①さまざまな法分野の基礎的な内容を理解し、説明できるようにすること。
②現代社会の諸問題を法律問題として再構成する法的な視点を養い、受講者各自が現代社会における
様々な法的問題に対して、より公正で満足のいく解決を探求できるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
118
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読めない・分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
【教科書】
『ポケット六法平成 25 年版』 江頭憲治郎ほか編 有斐閣 2012 年
『法の世界へ(第 5 版)
』 池田真朗ほか 有斐閣 2012 年
六法は他社のものでも構いませんが、最新のものを用意してください。古いものを使用する場合は、古
い六法に載っている法令と授業で説明する法令とが異なっているリスクを承知しつつ、各自で新しい法
令を図書館やインターネットで調べる必要があります。
【参考書】
参考書は初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、法律の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 日常生活における法──法を学ぶことの意味
2 回 紛争解決と法的な思考
3 回 日常生活における契約(1)──民法とはどんな法律か
4 回 日常生活における契約(2)──契約を結ぶとは、契約締結上のトラブル
5 回 日常生活における契約(3)──契約の代理、契約トラブルの処理
6 回 日常生活におけるアクシデントと法
7 回 家族生活と法(1)──婚姻、夫婦関係
8 回 家族生活と法(2)──親子、相続
9 回 消費生活と法
10 回 労働生活と法
11 回 犯罪と刑法
12 回 犯罪と刑事手続
13 回 裁判員制度
14 回 紛争解決と民事手続
15 回 まとめと試験
119
現代社会と法律//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「憲法とは何か」と皆さんが誰かに質問された時、もしかすると、こういう回答をするかもしれませ
ん。「憲法は法律の一つで国民が守らなければならないルール」と。しかし、これは間違いです。憲法
は法律でもなければ、国民が守らなければならないルールでもありません。それでは、「法律とは?」
と質問されたら。続けて、「じゃあ、条例とは?」と質問されたら。何かのルールとはわかるものの、
内容を正確に答えたり、他の法との関係を答えるのはなかなか難しいかもしれません。そこで、本講義
は、法の存在意義を検討することはもちろんのこと、日本の法にはどのようなものが存在するのか、そ
して、われわれのよく知る「法律」との関係はどのようなものなのかを理解してもらうことを目的とし
たいと思います。
言葉だけみると、難しく感じるかもしれませんが、単なる概念説明に終わるのではなく、様々な事例
を中心に講義を進めていきたいと思います。そして、皆さんが実際に何かの法的問題にぶつかった時に、
深く詳細にその事例を分析できるようになるための前提知識を提供したいと思います。
【学習到達目標】
①日本の法について、基礎的な知識を獲得することができるようになること。
②新聞やニュース番組で取り上げられる法律問題について理解できるようになること。
③法律科目がある国家試験などを受けるための基礎的知識や考え方を養うことができるようになるこ
と。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので参
加しない
で下さい。またできる限り、学生と教員との対話型の講義を行いたいと思います。参加者は使用してほ
しい事例などを
積極的に提示して下さい。初回(必ず参加して下さい)にアンケートを実施しますので、考えておいて
下さい。
【事前準備学習】
毎日、法律の話が関わるニュースにふれて下さい。例えば、犯罪事件や裁判。
義務教育時、あるいは高校時に勉強した法律の部分を復習しておいて下さい。
【参考書】
配布プリントに記載するか、講義中に提示します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 現代社会と法の関係(ガイダンスも含む)
120
2 回 六法とは何か
3 回 法の分類
4 回 憲法とは何か
5 回 法律とは何か:どのような法律が存在するか
6 回 法律とは何か:法律が作られる過程
7 回 命令とは何か
8 回 規則とは何か
9 回 条例とは何か
10 回 その他の法
11 回 国際法とは何か
12 回 具体的事例①から法律とその他の法との関係を考える
13 回 具体的事例②から法律とその他の法との関係を考える
14 回 具体的事例③から法律とその他の法との関係を考える
15 回 授業総括及び試験
暮らしと法律//河本
晶子/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
私たちの生活は普段全く意識していないにもかかわらず、実は民法と深く関わっています。
たとえば、コンビニでおにぎり一つ買うのも売買契約を結んでいますし、電車やバスに乗るのも運送契
約、レンタルCDを借りるのも賃貸借契約、アルバイトでは雇用契約を結んでいるのです。また、結婚
や離婚、財産の相続も民法に規定があります。
このように私たちの生活と深く関わっている以上民法を知ることはいろんなトラブルに巻き込まれた
ときに強力な武器になるはずです。この講義では私たちにに起こりうる身近な問題を通してどうトラブ
ルを解決していけばよいのかを一緒に考えていきたいと思います。
1.民法ってどんな法?
2.未成年はすごく守られている
3.バイクで人身事故を起こしたら?
4.インターネットでいやがらせされたら?
5.英会話教室に通ったら?
6.友達に貸した自転車を取り戻すには?
7.お金を借りるって怖いこと?
8.自分のクレジットカードを作ったら?
9.アパートを借りたら?
10.「結婚」って?
11.「離婚」って?
12.親子にもいろいろ・・・生殖技術の信じられない発達
13.祖父が莫大な遺産を残して亡くなったら?
14.やっぱり民法を知っておいてよかった
121
【学習到達目標】
基本的な民法の知識を習得し、身近な法律問題は実は民法による解決が多いということを理解する。
【履修上の注意】
初回に講義の進め方、評価に関することを説明するので、必ず出席してください。
【事前準備学習】
とくにはありませんが授業で提起した問題について自分だったらどうするか考えてきてください。
【参考書】
その他は講義の初回に説明します。
【評価方法】
評価は、期末試験50%、平常点(授業への積極参加等)50%です。
【講義テーマ】
1 回 民法ってどんな法?
2 回 未成年はすごく守られている
3 回 バイクで人身事故を起こしたら?
4 回 インターネット上でいやがらせされたら?
5 回 英会話教室に通ったら?
6 回 友達にかした自転車を取り戻したい
7 回 お金を借りるって怖い?
8 回 自分のクレジットカードを作ったら?
9 回 アパートを借りたら?
10 回 「結婚」って?
11 回 「離婚」って?
12 回 親子にもいろいろ・・・生殖技術の信じられない発達
13 回 祖父が莫大な遺産を残して亡くなったら?
14 回 やっぱり民法を知ってよかった
15 回 講義のまとめ及び期末試験
暮らしと法律//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
法律問題は難しいと考えられがちです。近年はテレビ番組で“法律”という単語がタイトルにつくもの
も増えてきているので、少しはなじみもでてきたことと思います。これらの番組を見た後、法律に興味
を持ち、六法を購入したけれども、難しい言葉や文章が次から次へと出てきて勉強を断念してしまった
という話しをよく聞いたことがあります。確かに法律を読んでみると、「これは本当に日本語か?」と
思うような文章が多く存在します。それでは、
「難しいから法律なんか知らなくてもいいや」というこ
とで話は済むのでしょうか? 結論からいわせてもらえれば、答えはノーです。皆さん一人ひとりが生
活していく上で、法の話が関係しない所はほとんどないといってもよいからです。例えば、皆さんがコ
122
ンビニで買い物する場合はどうでしょう? 自転車、バスや電車を利用する場合は? 皆さんが日常的
に行っているこのようなこともすべて法の話が関わってくるのです。従って、その知識を持っていれば
持っているほど充実した人生をおくることができるといっても過言ではありません。本講義では、新聞
記事、雑誌記事、マンガなども取り上げ、皆さんの日常生活において法がどのように関わっているのか、
そして皆さんが今後生活していく上で必要な法の知識と考え方を身につけてもらうことを目指します。
【学習到達目標】
①われわれの日常生活と法律がどのように関わっているか理解できるようになること。
②新聞やニュース番組で取り上げられる法律問題について理解できるようになること。
③法律科目がある国家試験などを受けるための基礎的知識を養うことができるようになること。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので
参加しないで下さい。またできる限り、学生と教員との対話型の講義を行っていきたいと思いますので、
参加者は使用してほしい事例などを積極的に提示して下さい(初回(必ず参加して下さい)にアンケー
トを実施しますので、考えておいて下さい)。
【事前準備学習】
毎日、法律の話が関わるニュースにふれて下さい。例えば、犯罪事件や裁判。
義務教育時、あるいは高校時に勉強した法律の部分を復習しておいて下さい。
【参考書】
配布プリントに記載するか、講義中に提示します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 日常生活と法律(ガイダンスも含む)
2 回 まず我々の日常生活を振り返る
3 回 日常生活と関係する法律は何が存在するか?
4 回 結婚・離婚と法
5 回 遺産相続と法
6 回 遺言と法
7 回 犯罪と法
8 回 刑罰と法
9 回 刑法総論に示されていること
10 回 裁判と法
11 回 民事裁判と法
12 回 刑事裁判と法
13 回 労働と法
123
14 回 医療と法
15 回 授業総括及び試験
現代社会と経済//小林
甲一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
いま,現代の経済社会は大きく変化しており、私たちの日々の活動に深くかかわっています。この「現
代経済事情」の講義では,そうした現代経済の基本的なしくみについて概説します。経済学の入門の入
門から,生活経済・産業経済・公共経済・金融・国際経済などに関する最近の経済事情まで幅広く講義
します。この講義では,教科書を使用しない代わりに,毎回,テキスト・プリントや資料を配付します。
【学習到達目標】
経済ニュースの基本的内容を理解できる程度の経済学や現代経済に関する基礎知識を身につけること
が目標です。
【履修上の注意】
特にありませんが,しっかり聴いてっしょに考えることができる講義を心がけます。
【事前準備学習】
新聞,ニュースおよびインターネットなどを通じて,経済社会に関する情報に興味をもつようにしてく
ださい。
【評価方法】
出席や授業中の小テスト:50%と定期末試験:50%による総合評価
【講義テーマ】
1 回 経済のしくみの全体像
2 回 景気と経済のしくみ:景気循環とその指標
3 回 景気と経済のしくみ:消費・投資・輸出・在庫
4 回 私たちの暮らしと経済のしくみ:所得と消費・貯蓄
5 回 私たちの暮らしと経済のしくみ:雇用と社会保障
6 回 モノの値段と経済のしくみ
7 回 企業・産業と経済のしくみ:市場経済と日本の企業
8 回 企業・産業と経済のしくみ:今後の企業経営
9 回 政府と経済のしくみ:政府の役割と予算
10 回 政府と経済のしくみ:行政改革と地方の活性化
11 回 お金と経済のしくみ
12 回 日本と世界の経済のしくみ
13 回 グローバル時代の経済のしくみ
14 回 現代の経済と健康・医療・福祉
15 回 まとめ及び最終課題
124
現代社会と経済//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代において経済は大きく揺れ動き、さまざまな問題が生じている。その問題の原因を探ると、経済社
会システム全体、さらには近代社会という時代全体の問題に突き当たらざるを得ない。つまり、経済を
よりひろく現代社会の文脈全体から見ることが不可欠なのである。
経済社会システムにおいては、戦後西側諸国を中心に展開されてきた、市場経済を基調としつつ国家
が経済的安定を保証する経済システムである「福祉国家」が行き詰まり、それを乗り越え、新たなシス
テムを構築することが求められている。システム全体から見直さなければ、現代の経済問題は解決出来
ないのである。本講義では、福祉国家という従来の経済システムが、なぜ現代において出現し、どのよ
うな限界を露呈し、そしてその限界を乗り越えるためにはどのようなシステムへと向かうべきなのか、
といった問題を考察する。さらには、そうしたシステムの問題は、根本的には、近代社会という時代の
本質に深く根ざしたものであり、それゆえ、根本的な解決には、近代社会そのものを乗り越えるという
視点が求められることになる。つまり、現代社会の文脈において経済を考えるためには、結局、歴史全
体の枠組みの中で現代を位置づけなければならないのである。
本講義はこのように非常に広い問題関心のもとで経済について考察するが、こうした視点を獲得する
ことで、学生各自が研究テーマとするさまざまな現代の諸問題についてもより深く洞察する力を身につ
けることができるはずである。
【学習到達目標】
現代経済社会の特徴とその問題の本質を理解する。
これからの社会経済のあり方を自分の頭で考えるための基礎力をつける。
【履修上の注意】
私語は厳禁。
【事前準備学習】
教科書を予習し、熟読すること。
【教科書】
『現代の経済社会と福祉社会の展望』 足立正樹・小林甲一編 高菅出版 2013
【参考書】
『現代経済政策論』 丸谷冷史 中央経済社 2005
【評価方法】
試験
60%
平常点
40 %
【講義テーマ】
1 回 現代社会における経済:イントロダクション
2 回 現代の定位
3 回 自由主義の構想
4 回 自由主義の限界
5 回 福祉国家体制の成立
125
その他
6 回 福祉国家の政策体系
7 回 新自由主義の政策思想
8 回 新社会主義の政策思想
9 回 福祉国家体制の理念と現実
10 回 福祉国家の危機と限界
11 回 近代経済社会と経済倫理
12 回 福祉社会の経済倫理的基盤
13 回 福祉社会における新たな動き
14 回 福祉国家から福祉社会へ
15 回 講義総括及び試験
経済の仕組//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
経済は、われわれの生活の最も基本的な営みのひとつです。皆さんが大学で勉強するという行為も、ア
ルバイトをするのも、サークル活動を行うことも、友達や、恋人を選んだりすることも、経済的な活動
として説明することができます。皆さんが経済をより直接的にイメージする、毎日のニュースでよく目
にするさまざまな経済情報は、現在の社会の状況を示す非常に重要な情報です。
皆さんは、大学での勉強を経て、多くは就職して社会へと出て行きますが、まず、その進路の選択の際
に、経済情勢がどのような状況であるかが場合によっては大きな影響を及ぼすでしょう。また、各政党
が主張する経済政策がどのような効果を持つのか理解しなければ、選挙で誤った選択をしてしまい、結
果として社会全体が大きな損失を被ることになるかもしれません。つまり、社会人の基礎知識としても、
経済の知識は不可欠であるといってよいでしょう。
この講義では、経済学にあまり興味の無い学生にも理解してもらえるように、日々皆さんが触れること
の多い経済に関する情報や概念がなんのことなのか、その制度や数値の変化がどのような意味を持って
いるのか、必要最低限の基礎知識を確実なものにすることを目指します。まずは、GDP、インフレ・デ
フレ、円高・円安、貿易赤字・貿易黒字、平均株価、有効求人倍率等といった概念が持つ意味とそれに
関連する経済の制度について、しっかりと理解することからはじめます。
本講義を通じて経済に興味を持った受講者は、より専門的な書物や関連講義に進んで、知識と理解をさ
らに深めてください。
【学習到達目標】
経済に関連する基本的な概念を理解し、基礎知識を確かなものにする。
経済ニュースや記事の内容が理解できる。
【履修上の注意】
私語は厳禁。
【事前準備学習】
新聞の経済面や経済関連ニュースを毎日チェックするようにしてください。
【参考書】
『学説で読み解く現代経済入門』 ウルリッヒ・ファン・ズントゥム 中央経済社 2011
126
【評価方法】
試験
習)
50%
平常点
25 %
その他
25%(小テスト・自学自
【講義テーマ】
1 回 経済とは何か:ガイダンス
2 回 国民経済統計の仕組
3 回 経済成長と景気変動
4 回 物価の変動とその影響
5 回 為替レートの変動とその影響
6 回 金融の仕組
7 回 金融政策の仕組
8 回 財政の仕組
9 回 需要と供給の仕組
10 回 就業と失業の仕組
11 回 雇用と経済の仕組
12 回 社会保障の仕組
13 回 年金保険の仕組
14 回 医療制度の仕組
15 回 講義総括及び試験
企業と社会//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学を卒業して企業などに就職すると「社会人」と呼ばれるようになる。そのことが示すように、企業
活動は社会の存在を前提としたものである。そもそも企業と社会は密接に結びついたものであるが、で
はなぜその当たり前の事実を問う必要があるのだろうか。実はあまりに当然すぎるからなのか、企業と
社会との関係は、いわゆる学問としての研究レベルでも、企業自身の側でも、あまり明確に問われてこ
なかったのである。だが、度々繰り返される企業の不祥事などを背景にして、次第に「企業の社会的責
任」(Corporate SocialResponsibility: CSR)という形で、改めて企業と社会の関係が問われるように
なってきた。例えば、先般アメリカで大きな問題となったトヨタ自動車のリコールにまつわる問題は、
(一部の欠陥問題は事実無根であったと判定されたが)社会にたいする企業の責任がいかに重大な問題
か改めて問うことになった。また、世界的な金融危機に端を発した金融機関や大企業の経営破たんとそ
れに対する公的支援は、社会にとっての企業の影響の大きさを示す格好の例であろう。本講義では、企
業とは何か、企業と社会とはどのような関係にあるのか、といった基本的な問題意識から出発し、「企
業の社会的責任」にまつわる諸問題について、具体的事例も交えながら学んでいくことにする。これか
らの企業は、社会的責任をいかに果たすかを常に意識する必要に迫られるようになる。皆さんが将来、
企業等で活躍する際に、この社会的責任とは何なのか、それをどのように果たすべきなのか、各自が自
分の現場から考えるために少しでも役立つことができれば幸いである。
【学習到達目標】
社会における企業の位置づけとその責任を理解する。
127
企業の社会的責任に関する基礎知識を確かなものとする。
【履修上の注意】
私語は厳禁。受講者の社会的責任も果たしてください。
【事前準備学習】
企業不祥事の問題に関するニュースや、CSR についての情報について日常的にチェックするように。
【評価方法】
試験
60
%
40 %
平常点
その他
【講義テーマ】
1 回 企業と社会の関係を問う意義
2 回 企業とは何か
3 回 市場経済と企業
4 回 企業と社会の関係
5 回 企業の不祥事と責任
6 回 組織と個人の関係
7 回 組織における個人の責任
8 回 企業の社会的責任(CSR)
9 回 CSR の展開
10 回 CSR と市場
11 回 CSR 評価の動き
12 回 SRI の展開
13 回 企業の社会的貢献
14 回 社会的企業の展開
15 回 講義総括および試験
国際関係論入門//増田
あゆみ/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的
な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際関係
論です。
本講座では、日本に住む皆さんの生活がどのように国際社会の諸問題と関係しているのかについてを
アジアとの関係において考えていきたいと思います。よって、本講座では、国際関係論のなかでも特に
第三世界(主にアジア、アフリカ、南米をさす)の社会構造に注目する第三世界論を中心に、その理論
および実際の国々の現状をアジアを中心に分析して、日本との関係を考えたいと思います。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組等の内容をより深く理解することができること。
128
【履修上の注意】
講義内容を聞きながら、自分でノートをとることが必須です(要点が書かれたプリントを配布します)
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
必要ならば授業中に提示
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%(レポートの評価)
【講義テーマ】
1 回 第三世界とは
2 回 南北問題
3 回 従属論
4 回 第三世界における紛争
5 回 ODA, 環境問題
6 回 難民、移民
7 回 第三世界の経済秩序
8 回 アジア太平洋の経済発展と華僑
9 回 日本とアジア
10 回 韓国、台湾
11 回 シンガポール、香港
12 回 ベトナム
13 回 マレーシア、フィリピン
14 回 中国と香港
15 回 日本とアジアの人々
国際政治学//増田
あゆみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的
な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際政治
学です。
本講座では、国際社会における様々な事象を、政治、経済、社会、法、時には心理的分析し、国際社
会の構造と動きについて学ぶことを目的とします。国家のみならず、国家以外の活動主体も研究対象に
なります。つまり、国家を超える国際的機関や、国境を超えて活動する企業や団体、個人も対象となり
129
ます。現在の国際社会の構造の理解と現状に見られる諸問題の分析を行うにあたり、日本に住む皆さん
の生活がどのように国際社会の諸問題と関係しているのかについても一緒に考えていきたいと思いま
す。本講座では、国際政治学の基本観念と原理を学んでから、戦後国際社会の構造とその変化について
を追っていきたいと思います。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組の内容をより深く理解することができるようになること
【履修上の注意】
要点が書かれたプリントを配布しますが、講義内容を聞きながら、自分で、ノートをとることが必須と
なります
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
必要ならば授業中に提示
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%(レポートの評価)
【講義テーマ】
1 回 国際政治学とは:対象と方法
2 回 観念と原理(1) ナショナリズム、民族主義
3 回 (2)帝国主義
4 回 戦後国際社会(1)双極システム
5 回 (2)冷戦:米ソの対立
6 回 冷戦下の世界(1)ヨーロッパ
7 回 (2)アジア、日本
8 回 冷戦後の世界(1)ロシア
9 回 (2)EU
10 回 (3)ドイツ統一
11 回 (4)中国
12 回 軍縮・平和運動
13 回 NGOの活動
14 回 国際的機関の変化
15 回 戦争阻止のために
130
国際社会入門//増田
あゆみ/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、普段、皆さんが、TVニュースで、目にしたり、聞いたりする世界の出来事を取り上げ、
その出来事の背景にある原因や本質を、一緒に考えていきたい。特に、人として尊厳をもって生きるこ
とができないことがどうして起こるのかということについてを真剣に考えてみたいと思います。
「人権:人が人として尊厳をもって自由に生きる権利」という言葉通して、国際社会の見方を説いてみ
たいと思います。
【学習到達目標】
国際時事ニュースの理解と、さまざまな出来事に接した時に考えることができる力を養うこと
【履修上の注意】
積極的に講義を聞き、参加する姿勢が必要。レポート課題が数回あります。
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
『人権で世界を変える30の方法』 ヒューマンライツ・ナウ 合同出版 2009年
【評価方法】
試験および課題提出による評価
【講義テーマ】
1 回 講義「国際社会入門」について
2 回 児童労働について;子どもの人権
3 回 女性への偏見:女性の人権
4 回 戦争:最大規模の人権の侵害
5 回 民族虐殺:マイノリティの人権
6 回 開発と人権:住民の人権
7 回 貧困と人権:グローバル化と人権
8 回 軍事政権と人権
9 回 テロと反テロによる人権侵害
10 回 多国籍企業の活動と人権
11 回 「人権」:人権侵害とは?
12 回 政府と国際機関の取り組み
13 回 人権擁護運動について
14 回 人権を考えるとはどういうことか
15 回 総括
131
国際社会問題//中原
聖乃/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、国際社会を、とくに「原子力テクノロジー」から見る。2011 年 3 月、私たちは、福島
原発事故という大きな災害を経験した。直後は、原発稼働の是非、ライフスタイルの転換などが叫ばれ
たものの、2 年後の現在、原発を根本から問い直すという作業を経ないまま、
「ふつう」の暮らしに戻り
つつある。現在、世界の 60 ヵ国で原発は稼働し、日本は原発の輸出も考えている。この授業では、原
子力テクノロジーを柱にして、原子力技術の誕生、植民地問題、低開発問題、放射能の影響、軍産複合
体、国際経済、科学技術など、様々なトピックについて学ぶ。日本の今を生きる私たちにとって必要な
知識を身につける。
【学習到達目標】
①受講者は、原子力テクノロジーについての基礎的な知識を獲得できる。
②受講者は、原子力テクノロジーを、国際社会のなかで包括的に理解できる。、
【履修上の注意】
【履修上の注意】 NGU 教養スタンダードの社会理解の科目である。
【事前準備学習】 新聞やニュースの国際面や国際報道などを見て、国境を越えて展開されるさまざま
な社会問題についてふれておいてほしい。
【事前準備学習】
毎回の授業の最後に、次回授業の予習を説明します。
【教科書】
『放射能難民から生活圏再生へ: マーシャルからフクシマへの伝言』 中原聖乃 法律文化社 2012
講義はパワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
本講義は、最終試験(70%)と平常点(30%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 イントロ
2 回 平和学の射程
3 回 映画『東京原発』鑑賞
4 回 原発の問題点
5 回 原爆開発と原発の誕生
6 回 核実験にみるオリエンタリズム
7 回 放射能の人体への被害
8 回 植民地責任と核実験
9 回 放射能の影響の不確実性
10 回 人体実験
132
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
ヒロシマ・ナガサキ
国家安全保障
核の国際管理
原発事故・原発輸出と核廃棄物輸出
まとめ及び試験
国際社会問題//吉田
達矢/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代の国際問題の多くは、イスラームが社会的に大きな影響力を持つ地域で起きている。たしかにイ
スラームがそのような諸問題の重要な要素の一つであることは事実である。しかしながら、日本の新
聞・書籍やテレビ番組などにおけるイスラームやイスラーム世界に関する記事やニュースは、いまだ誤
解が多く、それぞれの問題を正確に記述・報道しているとは言いがたい。そして、現在のイスラーム世
界で起きている諸問題は、我々にとっても決して無関係なものではない。
以上を踏まえ、本講義では主に現代イスラーム世界に焦点をあて、それぞれの地域・国家で起きてい
る諸問題について解説し、視聴覚資料も利用しつつ、考察していく。
なお、各回の内容や順序は多少変更することがある。
【学習到達目標】
本講義を受講することによって、日本ではいまだ馴染みがうすく、誤解が多いイスラームやイスラー
ム世界についての理解を深めてほしい。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
【事前準備学習】
新聞や報道番組などにおけるイスラームやイスラーム世界に関する記事やニュースに気を配っておく
こと。
イスラーム世界の地理を世界地図などで事前に確認しておくこと。
【教科書】
特になし。
【参考書】
参考文献は適宜紹介する。
【評価方法】
平常点(課題、感想文、授業態度など):40%、試験:60%を目安に総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス・イスラームに関する基礎知識(1)
2 回 イスラームに関する基礎知識(2)
133
3 回 パレスティナ・イスラエル
4 回 イラン
5 回 イラク
6 回 湾岸産油諸国
7 回 アフガニスタン
8 回 アメリカにおけるイスラーム
9 回 ヨーロッパにおけるイスラーム
10 回 中国におけるイスラーム(特にウイグル)
11 回 東南アジアにおけるイスラーム(特にインドネシア)
12 回 現代トルコの諸相(1):政治と社会
13 回 現代トルコの諸相(2):アルメニア・クルド問題
14 回 トルコと日本の関係史
15 回 まとめおよび試験
現代社会と教育//矢澤
雅/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育は、常識的なものの見方が広く流布している分野である。マスコミなどで流される教育報道の見
方が広く浸透していることがその大きな理由である。この授業ではこの常識的なものの見方を疑ってみ
ることで教育の常識的見方を越えて見えてくるものは何かということについて追究する。この授業にお
けるテーマは次の3つである。「教育問題」をどう見るか、
「幼児教育・家庭教育」をどう見るか、「近
代・現代学校」をどう見るか、である。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。「教育問題」に対する常識的な見方と社会学的見方を理解す
ること、
「幼児教育・家庭教育」の問題に対する常識的見方と社会学的見方を理解すること、
「近代・現
代学校」に対する常識的見方と社会学的見方を理解することなどである。このことによって、教育につ
いてのより科学的な見方を獲得することを目的とする。
【履修上の注意】
板書した文字をただノートに写すだけでなくノートのとり方を工夫すること
授業で紹介した参考図書を読んでみること
【事前準備学習】
授業の復習をして授業に臨むこと
【教科書】
『プリント教材』
【参考書】
『新版 教育の社会学』 苅谷剛彦他 有斐閣 2011
『教育学入門』 藤田英典 岩波書店
134
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象として授業態度を加味して評価する
15分以上の遅刻は欠席にする
【講義テーマ】
1 回 教育問題とは何か
2 回 教育病理をどう見るか
3 回 「学校に行かない子ども」をどう見るか
4 回 教育問題の社会学
5 回 子どもをよりよく育てることとは
6 回 早期教育の普及とその問題
7 回 育児産業の興隆とそれを支えるも
8 回 幼児教育の社会学
9 回 近代学校批判の見解
10 回 近代学校誕生以前の学校
11 回 ライフサイクル間関係行為としての教育
12 回 近代学校空間の特殊性
13 回 パノプティコン原理としての近代学校
14 回 近代における「子ども」の発明と「大人」の発明
15 回 授業総括及び試験
現代社会と福祉//小林
甲一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義は、福祉系の教養科目として、特に福祉を専門としない学生に対して、「福祉」の視点から
現代社会の諸問題を考える意識を高め、また現代社会における「福祉」のあり方や福祉政策の体系に関
する基本的な理解をすすめることで、福祉政策の視点から現代社会の課題や方向について考える力を身
につけることを目的としています。
「福祉」や「福祉政策」というと、少し「縁遠い」と感じたり、
「敷
居が高い」と思ったりするかもしれませんが、実は、皆さんの生活や将来の暮らしに密着した「身近な
もの」ですので、ぜひ受講してみてください。
この講義では、テキスト『現代の経済社会と福祉社会の展望』に従い、福祉や福祉政策を支えている
「現代の経済社会」、これまで福祉政策を引っ張ってきた「福祉国家」とそれを支えてきた「社会保障」、
そして、これからの福祉や福祉政策を導いていく「福祉社会」の展望に焦点を当てて、福祉政策の展開、
現状および展望について解説します。また、それに合わせて、現代の福祉政策に関するさまざまな問題
をトピック的に取り上げ、これからの福祉政策や総合社会政策が展開すべき方向や抱える政策課題につ
いて皆さんと一緒に考えます。
【学習到達目標】
「現代社会と福祉」に関する焦点である現代の福祉政策の課題と展望について理解することが目標です。
【履修上の注意】
特にありませんが、しっかり聴いて、いっしょに考えることができる講義を心がけます。
135
【事前準備学習】
教養科目なので、必要な事前準備はありませんが、社会の問題や弱い立場にある人びとに関心を持つよ
うにしてください。
【教科書】
『現代の経済社会と福祉社会の展望』 足立正樹編著 高管出版 2013 年
【参考書】
授業中に、その都度指示します
【評価方法】
平常点30%(出席・小テストなど)と定期試験70%による総合評価
【講義テーマ】
1 回 「福祉」とは何か、福祉政策の体系
2 回 現代の総合社会政策と福祉政策
3 回 近代社会と経済社会問題
4 回 経済社会政策の展開と社会保険の拡大
5 回 社会保障の構想化と定着、福祉国家の成立
6 回 福祉国家体制とその政策体系
7 回 経済社会体制と政策思想の諸系譜
8 回 福祉国家の経済的諸問題と社会保障の困難の増大
9 回 新しい社会問題、そして福祉社会にむけて
10 回 福祉社会と労働生活
11 回 NPO・家族・コミュニティと福祉社会
12 回 福祉社会の経済倫理的基盤
13 回 現代福祉政策の課題と展望
14 回 総合社会政策の現代的課題
15 回 まとめ及び秋学期試験
平和学入門//飯島
滋明/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは「平和」と聞くと、
「当然」と思うかもしれません。
「戦争」
「貧困」などはまったく現在で
は存在しないと思うかもしれません。しかし、今こうしている間にも、餓死する人、あるいは戦争で命
を落とす人が地球にいるのです。
この授業では平和にかかわるさまざまな問題を紹介し、皆さんなりの考え方を身につけていただきた
いと思います。
【学習到達目標】
平和についての問題を認識し、受講者の見解を確立すること
136
【履修上の注意】
授業中の私語は厳禁です。真剣に授業を受けている学生に対して迷惑となりますので、厳しく注意しま
す。
【事前準備学習】
新聞などを読むようにしてください。
【評価方法】
授業中に行う小テストと学期末テストの総合点で評価します。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 「ヒロシマ」と原子爆弾投下
3 回 「ナガサキ」と原子爆弾投下
4 回 原子力発電の是非について(1)
5 回 原子力発電の是非について(2)
6 回 日米関係について(1)
7 回 日米関係について(2)
8 回 アフガニスタン・イラク戦争と日本(1)
9 回 アフガニスタン・イラク戦争と日本(2)
10 回 国際協力とは何か(1)
11 回 国際協力とは何か(2)
12 回 日本の戦後補償について(1)
13 回 日本の戦後補償について(2)
14 回 「難民」問題について
15 回 いままでのまとめ・テスト
人権と社会//大宮
有博/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
<主題>
人権とは何か。差別はなぜ生まれるのか。こういった問題にこの科目では、本学の建学の精神でもある
キリスト教の観点から考える。
【学習到達目標】
差別とはどのようなもので、なぜ生まれるのかを考え、人権の重要性を理解し、差別的な考え・発言・
行動について意識を持てるようになる。
【履修上の注意】
(1) 授業以外にボランティアや講演会への参加が義務づけられます。
※ 昨年は学外での人権講座(夜)、ホームレスへの炊き出し、外国人のこども支援などに参加しまし
た。
(2) 授業ではどんどん質問します。
137
(3) 授業ではたくさん手を動かす作業をします。小グループに分かれてのディスカッションもあります。
※授業中ぼーとしていた人は、このクラスは厳しいです。
【事前準備学習】
1. 人権に関するニュース(例: 身元調査、女性の雇用問題、外国人に対する差別問題など)に関心を持っ
てください。
2. 指定された講演会やボランティア活動に参加し、レポートを提出する。
【評価方法】
授業への参加・貢献(発言やワークシートへの取り組み、小テストなど)10%、期末試験 90%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 差別とは何か
3 回 部落差別 身元調べ
4 回 部落差別 (2) 部落差別と解放闘争の歴史
5 回 部落差別 (3) 現在直面する差別の問題 就職と結婚にまつわる差別、ネット上の差別
6 回 部落差別 (4) 証言に耳を傾けてみよう
7 回 人を大切にするためにわたしを振り返る
8 回 『ホームレスと出会うこどもたち』
9 回 貧困問題とホームレス
10 回 野宿者襲撃
「伝える力」
11 回 人を大切にするために磨く「聴く力」・
12 回 在日外国人が直面する差別
13 回 在日外国人と新しいコミュニティーを形成する
14 回 人権への取り組みの例 識字学級とは何か
15 回 総括・試験
数学//宝島
格/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
数およびその計算は算数の初歩であり、大人であれば当たり前のように行えるものである。しかしそ
のプロセスをマニュアル的に書き出せと言われればうまくできない場合が多い。同様に、その扱ってい
る数そのものは一体何かと問われると答えることはなかなか難しい。
本講義では、数のいろいろな範囲について、その明確な意味を明らかにし、どのように「数」の概念
が拡大されてきたかを見るとともに、「無限」というものの扱い方についても考える。
特別な知識は必要でないが、数や数式の扱いにある程度慣れている方が望ましい。
【学習到達目標】
日常ごく常識的に用いている数およびその演算について、その無意識的な扱われ方を明示的に捉えな
おし、順序だてて説明することができるようになることが目標である。
138
【履修上の注意】
ほぼ毎回の授業で行う練習問題の出来具合によってつける平常点と、期末試験の出来具合とで成績評
価を行う。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、授業に出席しその内容を理解しようとする姿
勢が必要がある。
【事前準備学習】
特別な準備は必要ないが、日常ごく当然のこととして思考・行動していることを見つめなおすという
内容なので、心構えとして、論理的に筋の通ったものの考え方をすることに慣れておくことが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 無限小数とその計算
3 回 自然数とその計算
4 回 ひきざんと整数
5 回 群・加群
6 回 整数のかけざんと環
7 回 剰余系
8 回 有理数とわりざん・体
9 回 有理数の構成
10 回 拡大体の構成
11 回 実数
12 回 実数の構成と表示
13 回 無限小数表示と実数
14 回 無限と濃度
15 回 まとめおよび試験
数理科学//宝島
格/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
トポロジー(位相幾何学)は、図形の形状を問題にする学問である。そこでは、図形を曲げたり伸ば
したり縮めたりしても変わらない性質を探究する。
本講義では、イメージしやすい 2 次元の図形を中心に、ある条件下でどのような図形が考えられるの
か、2 つの図形が同じかどうかをどう判定するのか、といった問題について考える。与えられた条件を
満たすものとしてどのような可能性があるのかを全て網羅することは、一般になかなか難しい作業であ
るが、いろいろなアイデアによりそれが単純な作業に帰着できたり、意外に簡単な結論が得られたりす
ることがわかる。
特別な知識は必要ないが、抽象的な思考法に慣れている方が望ましい。
【学習到達目標】
「全ての可能性」を尽くすための手法を体験することで、その重要性と工夫の必要性を理解し、さら
139
に、例外を許さない丁寧な証明の重要性を理解すること。その結果として、具体的に曲面の同相判定が
できるようになること。
【履修上の注意】
ほぼ毎回の授業で行う練習問題の出来具合によってつける平常点と、期末試験の出来具合とで成績評
価を行う。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、授業に出席しその内容を理解しようとする姿
勢が必要がある。
【事前準備学習】
特別な準備は必要ないが、頭の中で図形を操作してその形を考える場合が多いので、立体的な図形を
想像したり絵に描いたりする練習をしておくことが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 1 次元トポロジーと不動点定理
3 回 トポロジー的球面
4 回 2 次元トポロジー
5 回 2 次元図形の展開
6 回 展開図からの図形の構成
7 回 展開図の扱い
8 回 曲面・閉曲面と展開図
9 回 オイラー数
10 回 展開図とオイラー数の計算
11 回 連結性と向き付け可能性
12 回 分類定理
13 回 分類定理の証明
14 回 3 次元多様体
15 回 まとめおよび試験
基礎統計学//宝島
格/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
統計は日常生活でも、学問の場面でも、あらゆるところに見られる。統計的な考え方に親しんでいな
い人は、単純な印象によって誤った判断をしてしまうことがある。この講義では、いわゆる統計学の専
門的な事柄ではなく、日常的に用いられる統計にまつわる数字の扱い方を取り上げ、それに慣れ親しむ
ことを目的とする。
【学習到達目標】
統計において数字がどのように扱われるかに親しみ、単純な印象によって誤った判断をせぬよう、落
ち着いて考える習慣を身につけることを目標とする。平均値など統計的な数字の意味(使用する際の注
140
意点)や、込み入った状況での確率の意味などを理解し、適切に扱えるようになること、論理的な議論
を構成できるようになることが目標である。
【履修上の注意】
数字の計算などにある程度慣れていること、また確率の簡単な計算ができる程度の基礎知識は必要で
ある。
【事前準備学習】
グラフを描く、確率を計算するなどの高校レベルの基礎知識を復習しておくことが望ましい。また、
時事的な問題に、現れる数字に注意して、興味をもって接していることが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 平均の扱い
3 回 平均や分散の扱い
4 回 統計数値の扱い
5 回 相関
6 回 相関と因果
7 回 誤った因果の解釈
8 回 確率
9 回 確率の解釈
10 回 誤った確率の使用
11 回 ベイズの確率
12 回 込み入ったベイズの確率
13 回 データの適正な扱い
14 回 論理的な議論
15 回 まとめおよび試験
実用統計学//秋元
浩一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ピタリと予測できれば嬉しいのに、なかなか当たらない。人の気持ち、株価、景気、野菜の値段、等々、
不確定な変動を見極めようとすれば、その背景にある様々な相互関係を解きほぐして何か法則がないか
探る必要があります。また、国の経済はどうなっているのか、地域の状態は良いのか、とった対策は効
果があったのかなかったのか等、知りたい情報を解き明かす方法を考えます。
情報と統計
集団の特徴を表す
比較をする
安定と異常の状態を比較する
141
走行車両数から経済を知る
予測の試み
【学習到達目標】
統計的方法によって現象を解き明かし因果関係を知る方法を考える力を培うことを目標にする。
【履修上の注意】
座席指定します。受講態度に問題がある場合は失格になります。課題レポートの作成には毎回の授業で
ノートをとることが必須です。
【事前準備学習】
秋元著の指定図書に目を通してください。
【参考書】
『農学・生物学の統計分析大要』 秋元浩一 養賢堂 2002
【評価方法】
出席状況、中間試験結果、定期試験結果を総合的に評価します。
【講義テーマ】
1 回 情報と統計
2 回 統計的な考え方を学ぶ
3 回 平均やばらつきの計算
4 回 少しの例から推定する
5 回 観察をして仮説をたてて検証する方法を知る
6 回 仮説検定法の実際
7 回 正しいサイコロかを考える
8 回 分布の考え方
9 回 ネイルがやる気を起こすって本当か
10 回 両側検定と片側検定
11 回 商品の優劣を検証する
12 回 個々が対応する比較と対応しない比較
13 回 危険率の考え方
14 回 相関と予測
15 回 実践的予測
化学//梅本
和泰/春A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代人にとって、高血圧、糖尿病、心臓病および癌などの生活習慣病患者が急増している。飽食、運動
不足、ストレスと、とりわけ食生活が欧米化して、高カロリー食摂取による栄養過多が原因していると
考えられる。本稿では、高カロリー食品とは対照的な、軽視されてきた食物繊維やオリゴ糖など非栄養
142
素摂取の必要性と、若者に不足気味なビタミンとミネラルにスポットを当て、代謝上重要であることを
考える。栄養価の高い動物性たんぱく・脂質よりも、栄養価の低い魚介類や植物性たんぱく・脂質の方
が健康によい。糖質、脂質、たんぱく質など精製されたものより、粗製のものほどよいのである。この
ような認識に基づいて、食物の質と量が健康なからだを維持する上で、いかに重要であるかを考える。
次いで、栄養価の面ばかりでなく、食品の保存の面から発酵食品と食品添加物についても講義の対象と
する。
【学習到達目標】
健康な身体を維持する基本となるのは食生活である。そのためには、食物の質と量が重要である。飽
食を避け、適度な運動をして、喫煙を戒め、規則正しい生活習慣からストレスになりにくい体質をつく
ることの必要性をを認識する。
【履修上の注意】
「サイエンス」関連の新聞記事やTV番組などに関心を持って見聞を広めて欲しい。出席を重視す
る。授業中は「集中力」
、「やる気」
、
「根気」を心がけ、「私語」、「居眠り」、「遅刻」を慎むこと。当然
のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあとこれだけは憶えて欲しい簡単な
MinutePaper 課題を、翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえで履修するよう
に。授業は少し早めに終了するので、ノートPC持参するなりして、課題は授業時間内に提出するよう
努めて欲しい。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書の出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の基準は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 食物の質と量
2 回 栄養と栄養素
3 回 糖質―デンプンの代謝
4 回 糖質―食物繊維
5 回 脂質―動・植物性脂肪
6 回 脂質―脂肪の代謝
7 回 タンパク質―アミノ酸
8 回 タンパク質―補足効果
9 回 ビタミン
10 回 ミネラル
11 回 発酵食品
143
12
13
14
15
回
回
回
回
食品添加物の効用
食品添加物の問題点
医薬品と副作用
食と生活習慣病
化学//梅本
和泰/春A(火 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代人にとって、高血圧、糖尿病、心臓病および癌などの生活習慣病患者が急増している。飽食、運
動不足、ストレスと、とりわけ食生活が欧米化して、高カロリー食摂取による栄養過多が原因している
と考えられる。本稿では、高カロリー食品とは対照的な、軽視されてきた食物繊維やオリゴ糖など非栄
養素摂取の必要性と、若者に不足気味なビタミンとミネラルにスポットを当て、代謝上重要であること
を考える。栄養価の高い動物性たんぱく・脂質よりも、栄養価の低い魚介類や植物性たんぱく・脂質の
方が健康によい。糖質、脂質、たんぱく質など精製されたものより、粗製のものほどよいのである。こ
のような認識に基づいて、食物の質と量が健康なからだを維持する上で、いかに重要であるかを考える。
次いで、栄養価の面ばかりでなく、食品の保存の面から発酵食品と食品添加物についても講義の対象と
する。
【学習到達目標】
健康な身体を維持する基本となるのは食生活である。そのためには、食物の質と量が重要である。飽
食を避け、適度な運動をして、喫煙を戒め、規則正しい生活習慣からストレスになりにくい体質をつく
ることの必要性を認識する。
【履修上の注意】
「サイエンス」関連の新聞記事やTV番組などに関心を持って見聞を広めて欲しい。出席を重視す
る。授業中は「集中力」
、「やる気」
、
「根気」を心がけ、「私語」、「居眠り」、「遅刻」を慎むこと。当然
のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあとこれだけは憶えて欲しい簡単な
MinutePaper 課題を、翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえで履修するよう
に。授業は少し早めに終了するので、ノートPC持参するなりして、課題は授業時間内に提出するよう
努めて欲しい。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書は出版年の古いものでも問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条
件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
144
【講義テーマ】
1 回 食物の質と量
2 回 栄養と栄養素
3 回 糖質―デンプンの代謝
4 回 糖質―食物繊維
5 回 脂質―動・植物性脂肪
6 回 脂質―脂肪の代謝
7 回 タンパク質―アミノ酸
8 回 タンパク質―補足効果
9 回 ビタミン
10 回 ミネラル
11 回 発酵食品
12 回 食品添加物の効用
13 回 食品添加物の問題点
14 回 医薬品と副作用
15 回 食と生活習慣病
化学//梅本
和泰/秋A(火 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代人にとって、高血圧、糖尿病、心臓病および癌などの生活習慣病患者が急増している。飽食、運
動不足、ストレスと、とりわけ食生活が欧米化して、高カロリー食摂取による栄養過多が原因している
と考えられる。本稿では、高カロリー食品とは対照的な、軽視されてきた食物繊維やオリゴ糖など非栄
養素摂取の必要性と、若者に不足気味なビタミンとミネラルにスポットを当て、代謝上重要であること
を考える。栄養価の高い動物性たんぱく・脂質よりも、栄養価の低い魚介類や植物性たんぱく・脂質の
方が健康によい。糖質、脂質、たんぱく質など精製されたものより、粗製のものほどよいのである。こ
のような認識に基づいて、食物の質と量が健康なからだを維持する上で、いかに重要であるかを考える。
次いで、栄養価の面ばかりでなく、食品の保存の面から発酵食品と食品添加物についても講義の対象と
する。
【学習到達目標】
健康な身体を維持する基本となるのは食生活である。そのためには、食物の質と量が重要である。飽
食を避け、適度な運動をして、喫煙を戒め、規則正しい生活習慣からストレスになりにくい体質をつく
ることの必要性を認識する。
【履修上の注意】
「サイエンス」関連の新聞記事やTV番組などに関心を持って見聞を広めて欲しい。出席を重視する。
授業中は「集中力」、「やる気」、「根気」を心がけ、「私語」、「居眠り」
、「遅刻」を慎むこと。当然のこ
とながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあとこれだけは憶えて欲しい簡単な Mi
nutePaper 課題を、翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえで履修するように。
授業は少し早めに終了するので、ノートPC持参するなりして、課題は授業時間内に提出するよう努め
て欲しい。
145
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書の出版年が古いものでも問題ありません。その他必要に応じて指示します
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の
条件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績が40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 食物の質と量
2 回 栄養と栄養素
3 回 糖質―デンプンの代謝
4 回 糖質―食物繊維
5 回 脂質―動・植物性脂肪
6 回 脂質―脂肪の代謝
7 回 タンパク質―アミノ酸
8 回 タンパク質―補足効果
9 回 ビタミン
10 回 ミネラル
11 回 発酵食品
12 回 食品添加物の効用
13 回 食品添加物の問題点
14 回 医薬品と副作用
15 回 食と生活習慣病
化学と社会//梅本
和泰/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
わが国は化石燃料の大半を海外に依存しているので、安定供給の確保が重要である。石油の有効利用
として、石油化学製品の原料としても、自動車の燃料としても需要の多い軽質油、すなわち直留ガソリ
ンの品質を高める技術としてのリホーミングのトリプルメリットについて述べる。また、低付加価値性
の重質油を高品質の軽質油に変換する技術、クラッキングについて説明する。
次に、エネルギー多消費型の素材型化学工業について、われわれの生活と深く係っている合成繊維、
プラスチック、合成ゴムを中心に述べる。一方、省資源・省エネルギー型ファインケミカルでは、素材
型化学工業と対比しながら、ファインケミカルの特徴について、医薬品、農薬、染料、香料および中性
洗剤の各業種にスポットを当てる。最後に、石油化学工業と深く係っている環境問題、すなわち大気圏、
成層圏および水圏について講義の対象とする。
146
【学習到達目標】
資源・エネルギーは、国の経済・社会の興亡に係わる重要課題である。とりわけ石油は、資源・エネ
ルギーの中心であり、海外に頼らなければならず、国際的にも非常に弱い立場にあるので、安定供給の
確保と有効利用が重要である。その一環として、資源・エネルギーの依存度を低くして付加価値の高い
機能性に優れた製品を生産することである。省資源・省エネルギーは環境への負荷の低減にもつながる
ことを認識して欲しい。
【履修上の注意】
資源・エネルギー・環境関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の動向を把握するよ
う心がけて欲しい。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確
認して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目
を示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条件は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 化石燃料と非化石燃料
2 回 化石燃料資源―石油
3 回 石油化学工業―石油の有効利用
4 回 石油化学工業―合成繊維
5 回 石油化学工業―プラスチック・合成ゴム
6 回 ファインケミカルの特徴
7 回 ファインケミカル―医薬品、農薬
8 回 ファインケミカル―染料、香料、中性洗剤
9 回 化学と環境―化石燃料
10 回 化学と環境―大気圏
11 回 化学と環境―成層圏
12 回 化学と環境―放射性物質
13 回 化学と環境―化学物質
147
14 回 化学と環境―水圏
15 回 化学と人間社会
生物学//齋藤
久美子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
生物学のテーマには膨大なものがあり、また近年の生物学、生命科学分野の科学技術は驚異的な速度で
発展している。ヒトとは何かという根源的なテーマはもちろん、今後の医療技術の進展が私たちにもた
らす未来、生命科学技術をめぐる倫理的な問題など、私たちの生活に身近にかかわる様々な問題に適切
に対処するためには、今後は理系・文系の別を問わず、生物学および生命科学の現状を一般の人々も理
解し、適切に対処するために、正確な知識と科学的なものの見方、考え方を身につける必要がある。
ただし、限られた講義回数でその全てに追いつき、教えきることは困難である。そこで、生物学の基礎
的な知識はもちろんのこと、将来の人生設計のためにも是非知っておかなければならないと考えられる
事項、これから医療技術に寄与し多くの人の人生に関わるかもしれない重要なテーマをなるべく優先的
に選び、10回までの講義内容とする。
11回からの4回は、学生がグループで自由に生物学、生命科学に関する好きなテーマについて選び、
発表を行う。10回までの講義で教わったことは生物学のほんの一部に過ぎず、ある意味ではここから
が本当の勉強の始まりである。学生自らが、自力で最先端の科学技術、正確な知識を調べる方法を身に
つけ、その内容を深く理解するばかりでなく、積極的に調べた内容について発表を行い仲間と一緒に問
題点を考え、活発に議論や討論を行うことができるまでに到達することを目標としている。
【学習到達目標】
・生命とはなにか、ヒトとは何かについて考える.
・生命科学分野、医療技術の発展が私たちにもたらす未来はどのようなものか、そして私たちはどのよ
うに対応していくのかという問題について考える.
・ヒトはヒトだけでは成り立たず、他の生物と共存して初めて生きていける存在である.生物の多様性、
共存と調和についても考える.
【履修上の注意】
・講義には、必ず毎回出席すること。
・レポートを提出してもらうことがあるので、講義の内容をよく聞いて重要な部分はしっかりとメモを
とること。
・学生による調査、発表および討論の回は、特に積極的な参加を期待する。
【事前準備学習】
・シラバスを読んで次回の講義内容をある程度予習し、わからない専門用語があれば予め意味を調べて
おくこと。
【教科書】
教科書は特に定めないが、キャンベル生物学、エッセンシャル生物学、ケイン生物学、ジョンソン生物
148
学、アメリカ大学生物学の教科書(ブルーバックス)、あるいは細胞の分子生物学 molecular biology o
f the Cell、といった教科書がたくさんあるので、是非いろいろな書籍を読んで各自の理解度に合った
ものを探してほしい。
【参考書】
教科書、参考書は特に定めないが、図書館にある生物学関連の書籍を一つだけでなくいろいろ読んでく
ださい。生命科学に関する分野、特にヒトの生殖技術や遺伝子、再生医療等に関する研究は、毎日のよ
うに目覚ましい発展を遂げているので、最先端の科学技術に追いつくためには日々の新聞記事やニュー
スにも目を光らせる必要がある。すでに基礎的な生物学、生命科学の知識があり、英語などの語学に自
信のある人は、講義である程度の知識をつけた後、自分が興味をもったテーマについて海外専門誌の原
著論文に是非挑戦してほしい。それが難しい場合は、ノーベル医学生理学賞のような最先端の科学技術
をわかりやすく解説した雑誌などが日本語でもいろいろ出ているので、図書館で探して読んでほしい。
【評価方法】
・評価は試験50%、平常点50%とする。
・平常点は、授業態度、随時提示するレポートの内容とグループでの発表・討論の内容などから総合的
に評価する。
【講義テーマ】
1 回 生物の生殖―ヒトの妊娠のしくみ、不妊症や不育症の主な原因と検査、一般不妊治療(人工授精
など)を学ぶ
2 回 受精―受精と発生の初期過程について理解する.高度不妊治療(体外受精・顕微授精)の実際に
ついても学ぶ.
3 回 分化、発生―生命の個の成り立ちを学ぶ.たった一つのヒトの受精卵が細胞分裂を繰り返して約
60兆個の細胞となり、様々な臓器、器官を形成し機能的に分化していくまでを追う.
4 回 遺伝子と遺伝子の発現、染色体異常―生命の設計図であるゲノム、遺伝子、DNA について学ぶ.
染色体の数や構造の異常に起因する主な疾患についても解説する.
5 回 がん―制御不能の細胞. 細胞のがん化が起こるメカニズムとがん細胞の特徴について学ぶ.
6 回 ホメオスタシス―恒常性の維持というしくみ. 自律神経系、内分泌系(ホルモン分泌)、免疫系
について学ぶ.
7 回 アポトーシス―プログラムされた細胞死が支える生命現象、免疫系における細胞の生と死につい
て学ぶ.
8 回 細胞の老化と生物時計―DNA 末端複製問題、テロメアの短縮が定めるヒトや動物の細胞の寿命に
ついて学ぶ.
9 回 iPS 細胞とは―拒絶反応のない再生医療の切り札とされる iPS 細胞について学ぶ.ヒト ES 細胞
やヒトクローン胚との違いについても解説する.
10 回 生物毒―有毒植物、毒をもつ生物の謎に迫る.
11 回 学生による調査、発表および討論①(グループごとの討議、調査、テーマ決定)
12 回 学生による調査、発表および討論②(全体での発表)
13 回 学生による調査、発表および討論③(発表に対する質疑応答など)
14 回 学生による調査、発表および討論④(全体での討論、ふりかえり)
15 回 まとめおよび試験
149
地球科学概論//小林
記之/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
私たちの住む地球は太陽系に属する惑星であり、そして地球は今のところ生命の宿る唯一の星である。
私たち人間の活動範囲はどんどん広くなり、地球上のみならず宇宙にまで達し、宇宙開発事業も進んで
いる。近年では、私たち人間の住む地球の温暖化など、地球環境の急激な変化により、異常気象などに
よる自然災害が懸念されている。また、日本は繰り返し、地震や津波、火山噴火、風水害などの自然災
害を受けてきた。活動する「地球」での生活、特に日本列島に居住している限り、自然災害に遭遇する
確率はなくならない。自然災害や地球環境問題を正しく認識するには、その背景にある「地球」そのも
のに関した知識が必要不可欠である。正しい「地球科学」の基礎知識を持っていれば、自然災害による
被害を最小限に抑えるための行動がとれる可能性が高くなる。そこで、私たち人間が住むこの地球がど
のような姿をしているのか、また地球環境がどのように変化してきたのかを認識しましょう。
本講義では、地球と太陽系のその他の惑星との比較や、地球の成り立ちおよび地球の地層や地質につい
て学び、地学分野に関する観察などを通して、地球に対する総合的な見方や考え方を養います。地球科
学の発達にともなって、地球そのものの解明手段も精細なものになってきています。最近では、地震波
の研究、地磁気の研究、岩石鉱物の研究、地殻熱流量の研究といった研究が発展するにつれて、新しい
地球の活動像が見いだされてきました。地球科学の基礎的な講義にともなって、最新の情報をもりこみ、
これまでの地球科学史の変遷を講義したい。
【学習到達目標】
私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このよ
うに身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能
力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や
考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。
【履修上の注意】
自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授
業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをする
ことを楽しんでください。授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
プリント資料を配布します。
【参考書】
『基礎地球科学 第 2 版』 西村祐二郎 他 朝倉書店 2010
『ニューステージ新訂地学図表』 浜島書店 浜島書店 2013
150
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球科学とは
2 回 地球の形・内部構造
3 回 地球の表面構造
4 回 地殻とマントル
5 回 プレートとその動き
6 回 地震
7 回 火山
8 回 地殻の形成
9 回 地球史
10 回 大気の構造
11 回 大気の運動と天候
12 回 海洋と天候
13 回 地球環境
14 回 宇宙の構成
15 回 総括および試験
地球物理学概論//小林
記之/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
地球物理学は、地球や惑星の上で起きる様々な現象を、物理学を使って解明していくという分野です。
内容は極めて広く、身近な自然現象から、太陽系や惑星の進化や宇宙空間までを対象としています。20
世紀を通じて展開されてきた地球科学の発展と宇宙開発によって、地球物理学はその対象をこの地球だ
けではなく、地球をめぐる惑星間空間、太陽系の他の惑星、そして太陽系と銀河系空間の相互作用領域
にいたるまで広げました。また、地球物理学では、日々の天気の変化のメカニズムを理解し予測に役立
てる、あるいは、しばしば大きな被害をもたらすような地震現象の本質を理解し予測するために物理学
を用いて地球上でおこる様々な現象の理解をはかっています。私たち人間の住む地球上では地球温暖化
や巨大地震の発生、火山噴火、オゾンホール問題など、地球環境の急激な変化などによる自然災害が懸
念されています。人間の活動の規模や影響が非常に大きくなってきた現在、地球物理学の必要性は従来
にも増し大きくなりつつあります。近未来の人類に課された課題とも言える諸問題の解決には、よりよ
い地球そのものの理解が必要とされており、地球物理学のさらなる発展が必要不可欠です。地球(主とし
て固体地球)の性質がどのように理解されているのかを、講義します。地球内部の構造や地球表層で起き
る現象を、物理学を中心に科学的に捉えることによって、固体地球環境についての基礎的な事項につい
て最新の情報をもりこんだ講義を行いたいと思います。
【学習到達目標】
私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このよ
うに身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能
151
力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や
考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。
【履修上の注意】
自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授
業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをする
ことを楽しんでください。授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
プリントを配布します。
【参考書】
『地球をはかる (新版地学教育講座)』 藤井陽一郎 他 東海大学出版会 1994
『地震と火山 (新版地学教育講座)』 安藤雅孝 他 東海大学出版会 1996
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球の概要・形・大きさ
2 回 地球の重力・アイソスタシー
3 回 地磁気・古地磁気
4 回 プレートテクトニクス
5 回 地震の性質・メカニズム
6 回 地震にともなう自然現象
7 回 地震の分布と日本列島の地震
8 回 兵庫県南部沖地震と東北地方太平洋沖地震
9 回 地震の予知と防災
10 回 社会の防災力
11 回 火山の噴火
12 回 マグマと火成活動
13 回 火山の形と噴火の大きさ
14 回 火山噴火の防災
15 回 総括および試験
152
人類学//今村
薫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、人類の起源と進化を題材に、環境と生物の関係を理解することを目指す。
ヒトでない何者かからヒトへの進化過程の研究は、いまだに最も変化と流動性に富む分野のひとつで
ある。ヒトの起源をめぐって、形質人類学、考古学、古生物学、地質学だけでなく、分子遺伝学、霊長
類学からのアプローチも盛んにおこなわれている。ヒトをヒトたらしめた決定的な要因は、直立二足歩
行であり、大脳の肥大化や手先の器用さ、さらに言語の使用は、すべて、直立二足歩行に付随したもの
である。
ヒトが、他の霊長類との共通の祖先から分岐して、独自の道を歩き始めたのは、おおよそ 500 万年前
というのが、形質人類学と分子遺伝学の一致した見解である。こうして、猿人が誕生し、さらに原人、
旧人を経て、現世の我々の直接の祖先にあたる新人へと進化した。しかし、原人以降のヒトの形態学的
変化は、わずかであり、生物学的には非常に小さい。つまり、われわれ人類は、文化によって驚異的に
生活環境が変化したが、人体そのものは、数百万年前からほぼ同じなのである。
現在、人類は、最も熱い熱帯から最も寒い極地方まで、また、過酷な乾燥帯にも、ヒマラヤの高地に
も、地球のあらゆる場所に住んでいる。何がそれを可能にさせたのかを、人類がその誕生の地アフリカ
から、世界中に拡散していった過程を追いながら考察する。
【学習到達目標】
人類の起源と進化を題材に、環境と生物の関係を理解することを目指す
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫してください。毎回出す課題は、丁寧な字で書くこと。内容だけでなく、講義
態度も提出された解答から評価します。
【事前準備学習】
身近な動物の観察や、人間の歩き方などの動きを考察してください。
【参考書】
『人間史をたどる』 片山一道・他 朝倉書店 2000 年
【評価方法】
中間テストとしてレポート一回提出。さらに期末テストとしてもう一度レポート課題を出します。これ
ら 2 回のレポートを必ず提出してください。また、毎回の講義で課題を出しますので、その課題の答案
の内容で平常点をつけます。
【講義テーマ】
1 回 ヒトの学名
2 回 進化論の背景
3 回 猿人、最初のヒト
4 回 直立二足歩行とはなにか
5 回 脳か、二足歩行か
6 回 狩猟仮説と採集仮説
7 回 原人の生活
153
8 回 アフリカからユーラシアへ
9 回 ビッグ・ゲイム・ハンター
10 回 花を愛でた旧人
11 回 新人の出現
12 回 イヴ仮設
13 回 多地域進化説
14 回 人類の課題
15 回 新人から現代人へ
物理学//小林
記之/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
物理学とは、我々人間の住む自然界に起こる諸現象には一定の規則性があり、それらの法則性を探求す
る学問で、宇宙のあらゆる現象を対象としています。物理学はまず天体の運動を観察することから生ま
れてきました。ケプラーが太陽系の運動の3法則を発見し、その後、ニュートンが力学を完成させまし
た。ファラデーやマックスウェルによって電磁気学が、また熱に関係した熱力学などが 19 世紀の終わ
りに確立され、古典物理学の体系ができあがりました。20 世紀になると自然を大きくとらえるだけでな
く、もっとミクロな世界の分子・原子にまで目が向けられるようになってきました。この中で、電子の
発見や原子構造の解析などが進むにつれ、これまでのニュートン力学では説明のつかないことが出てき
ました。その結果新しい物理学である量子力学が作られてきました。物理学の目的は「自然のしくみ」
を知ろうとすることにあります。得られた知識を応用することによって機械、電気、電子、建築、材料
など日常生活の物質的な生活に大いに役立っています。
本講義では、生活の中にあふれている電気や磁気の性質、地震波、水波、音、光などのいろいろな波、
日常に起こる物体の運動や様々なエネルギーの現象について説明します。
【学習到達目標】
我々人間の周囲に存在する自然に対する関心や探究心を高めましょう。また、物理学的な探究を行う能
力を養うとともに、基本的な原理・法則を理解し、科学的な自然観を養うことで、日々の生活を豊かな
ものにしましょう。
【履修上の注意】
日常生活にあふれる物理現象に関心を持って授業に出てほしい。また、授業で得た知識を持って、自ら
見出した問題点に関して考え、そして謎解きをすることを楽しんでください。
授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然や日常生活に結び付けて学習を進めると、理解が一層深まります。また、TV
やインターネット上でも物理学に関する話題(例えば、NHK スペシャルなど)が多くありますので、
積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
154
授業で使用するパワーポイントにそったプリント資料を配布します。
【参考書】
『面白いほどよくわかる物理』 長沢光晴 日本文芸社 2003
『はじめて学ぶ物理学』 阿部龍蔵 サイエンス社 2006
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 物理学とは
2 回 物体の運動
3 回 力と運動の法則
4 回 運動量の保存
5 回 仕事と力学的エネルギー
6 回 熱とエネルギー
7 回 波の性質
8 回 音波
9 回 光波
10 回 電場
11 回 電流の動き
12 回 電流と磁場
13 回 電子と原子
14 回 科学技術の中のエネルギー
15 回 総括および試験
科学史//木村
光伸/春A(火 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会を支えている科学技術はどのように形成され、人間文化を担ってきたのだろうか。そもそも
科学的な思考法はいつ、誰が、どのように「発見」し、どういう歴史をたどって現在に至ったのだろう
か。「科学的」と私たちが呼んでいることの内実はいったい何なのだろうか。21世紀に生きる私たち
は科学と技術を最大限に活用しつつ文明を謳歌しているように見える。しかし私たちをとりまく自然環
境は地球規模の危機を招きつつあり、同時に私たちの精神を支えるべき社会的環境においても大きなひ
ずみを生じさせている。
このような現在の状況を背景に私たちが現代文明社会でいき続けるために、私たち自身はもっと科学
的な社会状況を自覚し、真に科学的な生活指針を持たなければならない。そのことを成就する前提とし
て、科学の成り立ちを追及し、科学が明示的に展開してきた「宇宙」
「物質」
「生命」
「生物」そして「人
間」について、それぞれの概念、定義、本質を捉えて科学のあり方を論じてみたい。もうひとつ、科学
の視点から「宗教」や「神秘」の話題にも言及したい。
【学習到達目標】
すべての分野の学習は「科学的」という前提で展開されている。その「科学的」であるということの意
155
味を理解できるだけの素地を形成することを目標と知る。
【履修上の注意】
授業に出席することは学習の前提であり、何回まで休んでよいのかなどということを気にする学生には
そもそも受講資格などない。また授業ごとに明示される課題を確実にクリアし、最終試験に合格したも
のに単位を与える。
【事前準備学習】
あらかじめ与えられた指示に従って事前学習を行うこと。
【教科書】
プリントを活用する。
【参考書】
授業の進行に応じて適宜指示する。
【評価方法】
小テスト、授業のコメントなど授業時の評価(50%)と最終試験(50%)の合計で総合評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 科学に振り回される現代社会
2 回 そもそも科学とは何だろう
3 回 科学の始まり(歴史的理解)
4 回 アリストテレスと科学
5 回 生命の階層的理解
6 回 知識と科学、そしてプリニウスの時代
7 回 キリスト教と科学の相克
8 回 ルネサンスは科学復権の時代だ
9 回 近代科学の始まり
10 回 微小の世界と極大の世界
11 回 自然の秩序と体系
12 回 進化という観念
13 回 ダーウィン進化論を考える
14 回 生命操作の時代
15 回 宇宙・物質・生命・ヒト(科学はどこへ行くのか)
科学史//木村
光伸/秋A(火 4・木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会を支えている科学技術はどのように形成され、人間文化を担ってきたのだろうか。そもそも
科学的な思考法はいつ、誰が、どのように「発見」し、どういう歴史をたどって現在に至ったのだろう
か。「科学的」と私たちが呼んでいることの内実はいったい何なのだろうか。21世紀に生きる私たち
は科学と技術を最大限に活用しつつ文明を謳歌しているように見える。しかし私たちをとりまく自然環
156
境は地球規模の危機を招きつつあり、同時に私たちの精神を支えるべき社会的環境においても大きなひ
ずみを生じさせている。
このような現在の状況を背景に私たちが現代文明社会でいき続けるために、私たち自身はもっと科学
的な社会状況を自覚し、真に科学的な生活指針を持たなければならない。そのことを成就する前提とし
て、科学の成り立ちを追及し、科学が明示的に展開してきた「宇宙」
「物質」
「生命」
「生物」そして「人
間」について、それぞれの概念、定義、本質を捉えて科学のあり方を論じてみたい。もうひとつ、科学
の視点から「宗教」や「神秘」の話題にも言及したい。
【学習到達目標】
すべての分野の学習は「科学的」という前提で展開されている。その「科学的」であるということの意
味を理解できるだけの素地を形成することを目標と知る。
【履修上の注意】
授業に出席することは学習の前提であり、何回まで休んでよいのかなどということを気にする学生には
そもそも受講資格などない。また授業ごとに明示される課題を確実にクリアし、最終試験に合格したも
のに単位を与える。
【事前準備学習】
あらかじめ与えられは指示に従って事前学習を行うこと。
【教科書】
プリントを活用する。
【参考書】
授業の進行に応じて適宜指示する。
【評価方法】
小テスト、授業のコメントなど授業時の評価(50%)と最終試験(50%)の合計で総合評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 科学に振り回される現代社会
2 回 そもそも科学とは何だろう
3 回 科学の始まり(歴史的理解)
4 回 アリストテレスと科学
5 回 生命の階層的理解
6 回 知識と科学、そしてプリニウスの時代
7 回 キリスト教と科学の相克
8 回 ルネサンスは科学復権の時代だ
9 回 近代科学の始まり
10 回 微小の世界と極大の世界
11 回 自然の秩序と体系
12 回 進化という観念
13 回 ダーウィン進化論を考える
14 回 生命操作の時代
15 回 宇宙・物質・生命・ヒト(科学はどこへ行くのか)
157
生命倫理//木村
光伸/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
生命倫理//大宮・
亀井/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
生命倫理学とは、生命に関わる人間の行為について、人が人と共に幸せに生きていくためのルールを私
たち全員で討論し作成していく学問である。これらルールの論点を整理し、どう対処すればよいのか、
その基準をさぐることを目的とする。そのため毎回の授業は、「導入のディスカッション」→「解説」
→「レポート」の順で行う。
【学習到達目標】
(1) 生命倫理問題に関して自分の考えをまとめる。
(2) 生命の重さについて考えを深める機会を持つ。
【履修上の注意】
テーマについての活発な発表と議論を期待する。そのため、指定された予習をして毎回授業に臨むこと。
【事前準備学習】
参考書などを事前にしっかり読んでおくこと
【参考書】
『『生命倫理学を学ぶ人のために』』 加藤尚武,加茂直樹編 世界思想社 1998
『『生・老・病・死を考える 15 章』』 庄司進一編著 朝日新聞社 2003
【評価方法】
各回授業ディスカッションおよびミニレポート(40%)+レポート(14 回目に題目が出され 15 回目に提出)
(60%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(1)人工妊娠中絶
3 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(2)出生前診断と選択的中絶①
4 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(3)出生前診断と選択的中絶②
5 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(4)人工授精、体外受精
6 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(5)代理出産
7 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(6)インフォームドコンセント
158
8 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(7)生殖補助医療と自己決定権
9 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (1)安楽死
10 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (2)意識障害の状態の患者に対する治療
11 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (3)人工呼吸器による生
12 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (4)脳死
13 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (5)臓器移植
14 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (6)ホスピス・QOL
15 回 総括および試験
日本史//曽我
良成/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では中学・高校の「日本史」のように、あらゆる分野を古い時代から概観するのではなく、
男女・夫婦・家族の社会的役割という観点にしぼって日本の歴史を眺めることにします。
日本的な男女のあり方は、男性が上位に立ち、女性はそれを支えるというもののように思われがちで
すが、その男女のあり方は実は、かなり後の時代に政治的につくられたものなのです。戦国時代までの
日本の男女のあり方は、もっと別なものです。
これから私たちが生きていく社会には、どのような男女や家族のあり方が望ましいのかを考えるため、
固定観念にとらわれることのないように、まず歴史をふりかえってみましょう。
【学習到達目標】
あらゆる人々との「共生」の上に、現在の私たちの社会が成り立っていることを理解し、その一員とし
ての役割を果たしていく一人の人間としての意識がもてること。
【履修上の注意】
毎回、その週で学習したことをまとめる小レポートを課題として課します。
単に講義に出ているだけでは評価されませんので注意してください。
【事前準備学習】
次回のテーマに関係する部分の教科書を読んできてください。
急に人名が出てきても誰のことかわからない、ということのないようにしてください。
【教科書】
『日本女性史』
吉川弘文館
【評価方法】
試験 60% 授業まとめ・小レポート 40%
【講義テーマ】
1 回 どうして歴史なんて勉強しなくてはいけないの?
2 回 「原始女性は太陽だった」のか?
3 回 卑弥呼の謎を探る
159
4 回 男の王と女の王
5 回 律令法における女性の地位
6 回 女性の天皇に関する基礎知識
7 回 女帝の世紀
8 回 平安貴族社会と女性
9 回 二人の天皇に愛された女性
10 回 中世の社会と女性
11 回 戦国時代の政略結婚は悲劇的?
12 回 ルイス・フロイスの見た日本人
13 回 「かかあ天下」の本当の意味
14 回 「女工哀史」の世界
15 回 まとめおよび試験
日本思想史//荻原
隆/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本の思想-その本質、および伝統と欧化-
この講義は二部構成とする。第一部(春学期)は日本の伝統の中核、日本人の精神の本質にあるも
のはなにかについて考察する。まず最初に日本的とか日本人好みと言われる場合のイメージについて考
えてみよう。次に丸山真男の日本ファシズム・軍国主義論を取り上げ、丸山が日本人の精神性について
どう考えていたかを見てみる。つづいて、日本の代表的な文学作品や国体思想および武士道について検
討する。あわせて、もともと外来思想であるが、日本の伝統の一部になった儒教や仏教についても考え
てみよう。最後に、日本の地理・環境・風土と民族の成り立ちの特質を検討し、津田左右吉の日本思想
史研究を手がかりとしながら、日本的で普遍的な原理を構想することが可能かどうか述べて見ようと思
う。
第二部(秋学期)は明治維新前後における日本近代思想の形成について考察する。まず、幕末維新期
における対外意識の形成とその問題を取り上げる。この期の日本の対外意識には国際関係における規範
という観念がある程度成立するものの、それがとくに東アジアに対しては長続きせず、力の論理に傾斜
してゆくが、それはなぜなのか論ずる。次に福沢・加藤らの明治啓蒙思想を取り上げ、啓蒙とはなにか、
そして彼らの天賦人権論・自然観・人間観・政治観などを従来の儒教的なそれとの差異と連続性という
観点から考察する。また、福沢の文明論を紹介し、西洋文明の光と影、国家と普遍的文明のはざまで彼
がどのように苦悩し、選択をなしたか考えてみる。続いて、自由民権運動を考察する。植木・中江・馬
場らのこの思想集団は明治啓蒙の天賦人権論を継承しつつ、自由権利のさらなる拡大をめざしたもので
あるが、その意義と問題について論ずる。一方、功利主義の立場から自由権利の問題を考えようとした
小野梓の思想の意味についても取り上げる。維新の改革もようやく一段落した明治二十年代になると、
徳富の平民主義、陸の国民主義、志賀や三宅らの国粋主義が出現してくる。これらは啓蒙や民権の思想
が抽象的・概念的性格を持つのに対し、より生産や生活、風土や歴史を重視するという特徴があるが、
こういう思想の意味について考えながら、幕末維新期の思想を全体として振り返っておく。
第一部(春学期)、第二部(秋学期)いずれを履修しても単位を認定する。
「講義・テーマ」はとりあ
えず第一部の15回分を示す。
160
【学習到達目標】
日本精神についてはとかく誤解が多いので、その本質についてよく認識理解するとともに、伝統と欧化
を巡って日本はいかなる形で普遍的文明に貢献できるかを考えてみる。
【履修上の注意】
授業は静粛・真剣に聴くこと。私語・遅刻・早退は厳禁。
【事前準備学習】
参考文献には一応目を通しておいてほしい。また、広く歴史・文学・哲学などの古典を読み、知識や教
養、論理的思考能力を養っておくことは必須。これらが不足していると、授業を理解できないし、面白
くもないはず。
【参考書】
『現代政治の思想と行動』 丸山真男 未来社 1962
『忠誠と反逆 : 転形期日本の精神史的位相』 丸山真男 筑摩書房 1992
『文学に現はれたる国民思想の研究 (全四巻)』 津田左右吉 岩波書店 1966
【評価方法】
小テスト30%、授業態度20%、試験50%を目安に総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 日本的・日本人好みとは
3 回 同上(文学や芸術などを例に)
4 回 同上(丸山真男のファシズム論を読む)
5 回 同上(日本ファシズムの特徴と伝統の関連)
6 回 記紀・詩歌
7 回 王朝文学
8 回 国体思想・武士道
9 回 仏教・儒教
10 回 日本人の歴史的特性-風土と民族の成り立ち
11 回 同上(志賀重昂『日本景論』を読む)
12 回 同上(津田左右吉の業績を手がかりに)
13 回 日本的原理は可能か-伝統と欧化
14 回 日本的原理を未来に生かそう
15 回 授業の総括と試験
日本文化史//曽我
良成/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本の文化の歴史のなかで、とくに興味を引く点について解説をしたいと思います。高校時代の日本史
で文化というと、仏像や文学作品の名前を覚えることだったはずですが、この講義でいう文化とは、も
う少し広い範囲で考えて「日本人の営み」といった意味で考えています。私たちは日本人として、この
161
ような文化を引き継ぎ、そして次の世代へ渡していく役割を担っています。あまり難しく考えずに、
「文
化」を考えてみませんか?
【学習到達目標】
人間の営みとしての日本の文化が、どのように形成されてきて、どのように私たちに継承され、今の生
活に関わっているのかを、理解できるようになること。
【履修上の注意】
毎回講義終了時に、その講義をまとめる小レポートを提出してもらいます。
たんに出席しているだけでは意味がありません。
【事前準備学習】
次回講義分に関係する教科書の予習をしてきてください。
【教科書】
『日本女性史』
吉川弘文館
【評価方法】
試験 60%、講義時感想文・小レポート 40%
【講義テーマ】
1 回 「歴史」って何?「文化」って何?
2 回 日本人はどこから来たか?(1)北から
3 回 日本人はどこから来たか?(2)南から
4 回 文化の始まりとしての「戦争」
5 回 「万葉集」にあらわれた古代人の心
6 回 平安貴族の恋愛と結婚
7 回 鎌倉「新」仏教ってどこが新しいの?
8 回 朝市や行商のおばちゃん達は重要文化財
9 回 江戸時代の庶民女性
10 回 江戸時代の「悪女」
11 回 幕末動乱期の女性活動家
12 回 「良妻賢母」は、誰の良い妻?賢い母?
13 回 東海地方の歴史散歩(1)古墳
14 回 東海地方の歴史散歩(2)国宝建築
15 回 まとめおよび試験
中国文化入門//黄
名時/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
たいていの学生にとって、お隣の国・中国は近くて遠い存在であろう。幼少の頃から慣れ親しんでき
た欧米と比べて、何だかよく分からないが、しかしそれでいて何かと気になる、なんとも不思議な国―
中国―、といったイメージであろうか。パンダ、中国語(ニーハオ・シェシェ…)、中華料理・茶・紹
162
興酒、漢字・漢語・漢文・書道、漢方薬・ツボ・針灸・薬膳、陶磁器、マージャン、易占い、儒教理念、
三国志・西遊記、万里の長城、シルクロード、チャイナドレス、気功・カンフー・少林寺・太極拳……。
明治維新以後の「脱亜入欧」による政治的中国離れ以来、とりわけ戦後の冷戦構造ともかかわって意識
的にも疎遠な関係が長く続いてきた中国だが、近年、急接近が図られ再び身近な存在になってきている。
授業では、その中国の文化的バックグラウンドと今のトレンドについて講義する。中国とはどのような
国なのか、中国語とはどのような言葉なのか、悠久の歴史の中で育まれてきた大陸文化の特質を解説し
ながら今日の中国を紹介していきたい。
欧州ほどの広大な国土に日本の十倍もの人々が暮らす多民族の国・中国は、消長はあるが、おおむね
紀元前 221 年の秦の始皇帝より清朝・乾隆帝を経て 19 世紀後半に至るまで東アジア周辺国および国際
社会に強大な政治的・文化的影響を与えた超大国であった。これゆえ東アジアの歴史は古代から近代に
至るまで常に中国を中心に展開し、日本・朝鮮韓国・ベトナムなど周辺の国々は時に衛星国として位置
づけられた。2000 年間にわたった華夷秩序および朝貢・冊封体制として知られるものである。華麗な
る隋唐時代には国際都市・長安の都へ日本からも 20 回にわたって遣隋使・遣唐使が派遣された。エリ
ートの日本人留学生や学問僧が命がけで荒海を渡り中国の厖大な文化・文物を懸命に吸収して、最先端
の技術と知識を持ち帰り手本とした。日本がすべてを唐風にすることを最大の目標とし、大陸文化を徹
底的に模倣して国家としての体制と制度を整えていった時代である。かくして中国文化圏への参入を本
格化していくこととなる。
ナポレオンはこう語っている、「中国大陸、そこには大国が眠っている。しばらくそのままにしてお
こう。眠りから覚めればすぐに世界をゆさぶることになるのだから」と。近年、中国の活動再開により、
今スーパーパワーとしての中国が復興しつつある。100 年にわたる内憂外患の混迷と激動の時代を経て、
特にここ 10 数年の間に急激に台頭してきた中国は“眠れる獅子”がその長い眠りから目覚めたとも囁
かれる。東南アジアでは現在、中国の DVD ソフトなどが市場に溢れ、中国語がブームになり、また米
国でも大学以外に一部の小中高で生徒が中国語を学び始めている。中国のソフトパワーの展開などとも
言われるが、実際に中国語がビジネスや就職で重要視されて、各国で学習者が急増し、トレンドになっ
てきている。昨今、中国の企業・金融・文化は急速に発展し、さまざまな分野で数々の世界一を誇る。
チャイナパワーの炸裂である。社会主義の壮大な実験を経て、“改革・開放”の門戸開放政策によって
中国は「世界の工場」へ、そして「世界第二の経済大国」へと躍り出た。2020~2025 年には米国を抜
いて世界最大の経済規模になるとの内閣府推計もある。過去に世界一の経済大国であった中国の復権を
危惧する声もある。中国は国際政治・外交・文化さらに科学技術・巨大マーケットなどあらゆる分野で
今、世界を牽引し膨張しつづける中で、かたや新たな摩擦も生み出している。
一方、中国国内は都市と農村の間、漢民族と少数民族の間で教育格差・意識格差・収入格差の大きい
格差社会であり、環境破壊や人口増加・民族対立・民主化問題・汚職不正・物価上昇など山積する課題
も少なくない。経済成長を続ける中国では近年、リストラ・強制立ち退き・農地収用・価値観の多様化
などさまざまな社会問題も生じている。悠久の歴史をもつ多民族の超大国ゆえの今日の現状でもあると
言えよう。講義の中ではいくつかテーマを設定し、100 年を経て再び身近な存在になりつつある大陸中
国の伝統的文化と今日の社会事情を取り上げるとともに、併せて今後の日中関係と東アジアの共生につ
いても考えてみる機会としたい。教室では DVD などの映像資料も用い、目と耳からの情報で現在の生
きた中国の姿を感じ取ることができるようにしていきたい。
なお、この授業では主として新しい中国―「近現代の中国とその伝統文化」を講義テーマとし、古い
中国については秋学期開講の「考古学入門-古代の中国とその文化遺産-」の授業で主に扱う。
【学習到達目標】
受講生が中国の伝統文化と中国の現状について基礎的な知識が得られることを目標とする。
163
【履修上の注意】
出欠は教室のカードリーダーで読み取るので、学生証を忘れた場合は当日申し出ること。過去形の出
席の届け出は認められない。
毎回講義の最後に小テストとして、授業内容について受講生に感想・意見・論評等を答案用紙に書い
てもらうが、用紙の半分以下しか書いていない答案は減点となるので注意すること。字数は少なくとも
330文字(=30文字×11行)以上を目安とし、答案は、講義内容全般にわたって論評するものと
する。授業テーマの一部分しか論及していない答案は同様に減点となるので注意すること。
【事前準備学習】
日頃より中国の社会や文化に関する知識を積極的に吸収するように努力することを望む。
【教科書】
『』 プリント
【参考書】
『中国の衝撃』 溝口雄三 東京大学出版会
『日中逆転 膨張する中国の真実』 日本経済新聞社 日本経済新聞出版社
『民族の世界史5 漢民族と中国社会』 橋本萬太郎 山川出版社
『中国の暮らしと文化を知るための 40 章』 東洋文化研究会 明石書店
『中国近現代史研究のスタンダード』 田中比呂志 研文出版
【評価方法】
授業態度と毎回の小テスト評点(50%)および学期末テスト(50%、持込不可の論述式筆記試験・3
00 文字×4 問)の成績でもって評価する。出欠は教室の CCS 管理システムで集計するので、受講生は
必ず学生証を携帯し自己責任で管理すること。初回授業から欠席のカウントをする。遅刻二回で欠席一
回とする。15 分以上の遅刻・退席は欠席扱いとなる。公欠・病欠は認めておらず、1/3 以上の授業欠席
で失格となるため特に注意をすること。必ず名簿順の座席表に従って着席し、授業中の携帯・私語・入
退室はすべて禁止する。
【講義テーマ】
1 回 中国文明の進化史
2 回 中国と日中文化交流史
3 回 中国文化の特質Ⅰ・特質Ⅱ
4 回 中国の社会と人(大学事情、街、民族音楽)
5 回 中国の伝統文化(春節、中秋節、食、結婚式)
6 回 中国の転換
新人類バーリンホゥと中国ブランド
7 回 中国の映画事情
8 回 膨張するチャイナパワー
9 回 中国最大の都市・上海
10 回 中国の企業文化と商習慣
11 回 中国の教育とその課題
12 回 中国の少数民族事情
13 回 台湾の風土と生活
164
14 回 中国の武術と少林寺
15 回 授業のまとめと定期試験
英米文化入門//吉野
勇夫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
イギリス、アメリカの文化は現代の世界に広く浸透しています。英語が世界の共通言語となっているの
はその一つの表れです。第二次世界大戦後、アメリカの文化がどっと日本に入ってきて、我々日本人の
ライフスタイルやものの考え方に大きな影響を与えました。この授業では、英米、特にアメリカの歴史、
文化について基礎的なトピックを取り上げて概説します。
【学習到達目標】
英米、特にアメリカで起きている様々な出来事について各自が関心を持ち、自分でさらに掘り下げ、一
層理解を深め、幅広い視野で物事を判断できるようにすることを目標とします。
【履修上の注意】
毎回の教材・資料は講師が準備して当日配布します。また、毎回感想文用紙を配りますので、その日の
講義について感じたこと、考えさせられたことを記入し、メールで講師に送るか、翌週の授業日に提出
してください。
【事前準備学習】
受講前に、予定された講義トピックスについて予習をしておいてください。
【教科書】
毎回、講師が準備して配布します。
【評価方法】
試験(レポート提出):70 点
平常点(出席態度、感想文):30%
【講義テーマ】
1 回 アメリカの歴史(1)
2 回 アメリカの歴史(2)
3 回 多民族国家アメリカ
4 回 アメリカの政治体制
5 回 アメリカの大統領制
6 回 アメリカ人の感覚
7 回 さすらうアメリカ人
8 回 アメリカの犯罪・警察
9 回 アメリカ人の仕事の仕方
10 回 日米の異文化摩擦
11 回 アメリカの自動車産業
12 回 アメリカの映画ビジネス
13 回 アメリカのスポーツ
165
14 回 アメリカの音楽
15 回 まとめ、議論
文化人類学//今村
薫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代社会で起きているさまざまな問題を、同時代人として理解することを目指す。
人類は、自然社会、農業社会を経て、17 世紀以来産業社会の時代に突入した。現在は産業による生産
がもっとも充実し、先進国においては多くの人々が豊かさを享受した。しかし、実はこの先進国の住人
は世界の人口の1割を満たすにすぎない。地球上の大多数の人々が貧困や飢餓に苦しんでいるというの
が真実である。また、現在は、先進国と途上国の区別を越えた、地球規模の問題として、温暖化、オゾ
ン層の破壊、大気汚染、環境ホルモンなどの環境問題が深刻化している。さらに、食糧自給率が3割し
かない日本においては、食糧問題も潜在的な脅威である。
この講義では、ゴミ問題、化学物質アレルギーなどの身近なトピックを取り上げ、現代の日本社会の
問題を提起したい。また、日本の問題は、環境、貿易、情報などによって必ず地球規模での問題に行き
着く。地球人として、どのように生きるべきかを、自然と人間の共存や人類社会の成立基盤について考
えることから掘り起こしていきたい。
文化人類学は、我々とは異なるロジックにしたがって生きている「他者」を理解することを通じて、
我々自身についてよりよく知ることを目指している。異なる文化を理解しようとするとき、我々は、こ
の日本文化によって形づくられた自分自身の姿を振り返らざるをえない。
個としての人間と、集団としての人類社会の全体を想定するならば、その両者の間に民族が存在し、
文化が存在し、また世界全体を覆うようなシステムが存在している。人間社会の行動パターン、自然資
源の利用、食文化、言語、宗教、民族といった概念を明らかにし、どのように、世界を認識し、文化を
理解するかを解いていく。
【学習到達目標】
現代社会で起きているさまざまな問題を、同時代人として理解することを目指す
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫してください。毎回講義の終わりに課題を出しますが、丁寧な字で書くこと。
内容だけでなく、講義への姿勢も、提出物から判断します。
【事前準備学習】
常日頃から、現代社会を相対化して見るようにしてください。
【評価方法】
期末試験 70%
平常点 30%(授業態度と課題提出)
【講義テーマ】
1 回 21 世紀の潮流
2 回 人口問題
3 回 肉食と食糧問題
4 回 大規模農業の問題点
166
5 回 農業とバイオ・テクノロジー
6 回 科学の進歩と人類文明
7 回 文化と経済
8 回 贈与交換
9 回 文化とは何か
10 回 食文化について
11 回 言語とは何か
12 回 日本語の特徴
13 回 宗教とは何か
14 回 民族とは何か
15 回 民族紛争について
文化人類学//宮坂
清/集秋/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人類学は、人類のさまざまな営みをとおして「人類とは何か」を考える学問である。本授業では、まず
人類学の基礎を学び、続いて人間の社会、次いで宗教を取り上げ、それらを人類学的にみる方法を学ん
でゆく。映像資料を活用し、わかりやすい講義を目指す。
【学習到達目標】
人類文化の複雑な状況を読み解くための、人類学的な思考力の基礎をつくることを目標とする。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
指示された参考書を読むことが望まれる。
【教科書】
特に指定しない。
【参考書】
『よくわかる文化人類学』 綾部恒雄、桑山敬己編 ミネルヴァ書房 2010 年
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 人類学の基礎(1):人類の来た道
3 回 人類学の基礎(2):言語獲得と文化
4 回 人類学の基礎(3):人類・人種・民族・エスニシティ
5 回 人類と社会(1):生殖と人間
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6 回 人類と社会(2):親族の理論
7 回 人類と社会(3):現代社会と家族・親族
8 回 異文化に触れる(1):ドキュメンタリー観賞
9 回 信仰と世界観(1):アニミズムと葬送
10 回 信仰と世界観(2):通過儀礼にみる分類的思考と聖性
11 回 信仰と世界観(3):穢れとタブー
12 回 異文化に触れる(2):映画鑑賞
13 回 ラダックの宗教世界(1):インド仏教からチベット仏教へ
14 回 ラダックの宗教世界(2):民俗宗教とシャーマン
15 回 まとめ
世界の近現代史//吉田
達矢/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代世界の問題の多くは近代に起因しており、また近代以降に「世界の一体化」は進展していった。
このため、世界の近現代史を学ぶことは, グローバリゼーションなど現代世界の諸問題を考えるために
必要である。
アジアやアフリカなどの場合も、
「世界の一体化」と無縁な独自の歴史を展開していたわけではなく、
19 世紀以降ほかの地域(特にヨーロッパ)との関係は深くなっていった。ただし、それは単なるヨーロ
ッパ諸国への従属化(植民地化)ではなく、
「世界の一体化」や「近代化(西洋化)」への様々な対応が
みられた。
以上を踏まえ、本講義は世界の近現代史をアジアやアフリカの多くの地域を含むイスラーム世界の観
点から主に考察し、他地域(ヨーロッパなど)の動向との関連についても述べていく。なお、各回の内
容や順序は多少変更することがある。受講者は、世界史を学ぶ意義を考えてもらうと同時に、グローバ
リゼーションなど現代世界の諸問題に対する問題意識を持って履修してもらいたい。
なお、本講義の主な対象年代は 19 世紀以降なので、18 世紀以前の歴史に関しては「世界史」で講
義する。ただし、本講義と「世界史」はそれぞれ別々の内容なので、
「世界史」の受講は必須ではない。
また、イスラーム世界で起きている現在の諸問題については、「国際社会問題」において講義する。
【学習到達目標】
本講義を受講することによって、グローバリゼーションが進んでいる現代世界の状況や問題点を分析
する視点を身につけてもらう。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
歴史用語や人名の暗記が目的ではない。世界の歴史の流れ、現代世界の歴史的背景を理解するように努
めてほしい。
【事前準備学習】
専門的な知識は必要としないが、高校世界史は復習しておくことが望ましい。
また、地理を世界地図などで事前に確認しておくこと。
168
【教科書】
なし
【参考書】
参考文献は適宜紹介する
【評価方法】
平常点(課題、授業態度など):40%、期末試験:60%を目安に総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:講義の概要に関する説明
2 回 近代直前(18 世紀後半)の世界
3 回 19 世紀前半のイスラーム世界(1):オスマン帝国
4 回 19 世紀前半のイスラーム世界(2):エジプト・イラン・中央アジア
5 回 帝国主義時代のイスラーム世界:オスマン帝国
6 回 帝国主義時代のアフリカ
7 回 帝国主義時代のアジア(1):南アジア・東南アジア
8 回 帝国主義時代のアジア(2):中央アジア・中国など
9 回 第一次世界大戦~第二次世界大戦までのイスラーム世界
10 回 戦前の日本におけるイスラーム
11 回 冷戦期の世界
12 回 冷戦終結後の世界
13 回 現在・これからのイスラーム世界
14 回 グローバル・ヒストリー
15 回 まとめおよび試験
世界史//吉田
達矢/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代世界ではイスラームの影響が非常に大きい。このため、イスラームがどのように世界各地に広がり、
定着していったのかという問題や、世界史におけるイスラームの位置づけを考えることは、世界が経て
来た歴史や現代世界を理解するための手がかりの一つになると思われる。
本講義では、高校世界史ではいまだ記述が少ないイスラームおよびムスリム(イスラーム教徒)の歴
史を中心に扱い、イスラームとほかの地域との諸関係(政治、経済、文化など)についても言及する。
各回の内容や順序は多少変更することがある。
なお、本講義の対象年代は 7~18 世紀であるので、19 世紀以降の世界の歴史については「世界の近
現代史」において、現代世界のイスラームに関連する諸問題については「国際社会問題」において講義
する。ただし、各講義は別々の内容なので、それぞれの受講は必須ではない。
【学習到達目標】
日本・ヨーロッパ・中国などの歴史との比較を常に念頭において受講し、世界の多様性を実感してほし
い。また、日本ではいまだ馴染みがうすく、誤解が多いイスラームやイスラーム世界についての理解も
深めてもらいたい。
169
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
歴史用語や人名の暗記が目的ではない。世界の歴史の流れを理解するように努めてほしい。
【事前準備学習】
専門的な知識は必要としないが、高校世界史を復習しておくことが望ましい。
また、世界の地理に関しても世界地図などで事前に確認しておくこと。
【教科書】
なし
【参考書】
参考文献は適宜紹介する。
【評価方法】
平常点(課題、感想文、授業態度など):40%、試験:60%を目安に総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス・「イスラーム世界」について
2 回 預言者ムハンマド
3 回 正統カリフ時代
4 回 アラブ帝国からイスラーム帝国へ:ウマイヤ朝とアッバース朝
5 回 アッバース朝の商業・産業とバグダードの繁栄
6 回 イスラーム世界の文化
7 回 イスラームとヨーロッパ
8 回 イスラームと東南アジア・中央アジア・東アジア
9 回 前近代のアフリカ
10 回 パックス・モンゴリカ:グローバル化以前のグローバル化
11 回 モンゴル帝国以降のアジア史
12 回 近世イスラーム帝国(1):サファヴィー朝、ムガル朝
13 回 近世イスラーム帝国(2):オスマン帝国
14 回 オスマン帝国の諸相
15 回 講義のまとめと試験
考古学入門//黄
名時/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
歴史学の一分野を構成する考古学とは、過去の人間が残した物質資料を読み解く学問である。実際の
遺物・遺構・遺跡の調査・研究をとおして過去の人間活動、即ち昔の人々の生活や社会さらに行動・思
想などを総体的に復原し解明する営みであり、それは人類の記憶をたどる作業でもある。近年の歴史学
の新しい方向として、考古学と文献史学の協力によって新たな歴史像が追究されている。
170
中国大陸では最古の王朝とされる夏の時代からおよそ 4000 年、この間に各地にいくつもの王朝が誕
生し、特色ある豊かな文化が形成されてきた。それらは互いに影響を与えつつ多様な展開をとげ、世界
に冠たる中国文化を育んだ。そして、日本をはじめ、近隣の衛星国にも多大な影響を及ぼしていくこと
となる。この授業では、主として夏から唐に至る中国歴代の王朝の中心地に焦点をあて、それぞれの地
域の特色が凝縮された代表的な文化財を相互に対比しながら、多元的かつダイナミックに展開してきた
中国古代文化の特質を解説する。
考古資料の上から中国古代史を概観するが、中国考古は先史考古学(旧石器時代・新石器時代)より
も歴史考古学が大きな比重を占めており、授業では夏・殷・周・秦・漢・三国・六朝・隋・唐の各王朝
に重点をおいて、物質文化遺産を中心に講義を行い、遺跡や出土資料など多彩な中国大陸の「文物&考
古」を紹介していく。講義の中で折を見て、考古資料を既存の古典文献と照らし合わせ、
『春秋左氏傳』
『戰國策』や正史『史記』などの叙述と史実との検証を行い、文献史料からだけではうかがい知れない
各時代の社会活動の実態や都市生活・庶民生活の実像に迫る。
中国古代の土器・青銅器・玉器・鉄器・金銀器・貨幣・竹簡木簡・帛書・陶磁器・陶俑・石刻・画像
石・仏教彫刻のほか、銅鏡・壁画・建築・建造物などを取り上げ、複眼的視座から多角的実証的に検討
を加えたい。
また大陸文化とのつながりと対比の観点から、日本の弥生~飛鳥・奈良時代の文化財も部分的に扱う。
教室では『中国博物館』
『正倉院寶物』などの DVD 映像資料も用いる予定である。
なお、この「考古学入門」の授業では「古代の中国とその文化遺産」をテーマに講義を行い、現代中
国については春学期の科目「中国文化入門-近現代の中国とその伝統文化-」で開講している。
【学習到達目標】
半期の授業を通して、考古学および中国の文化財・文化遺産について一定の基礎知識が得られること
を目標とする。
【履修上の注意】
出欠は教室のカードリーダーで読み取るので、学生証を忘れた場合は当日申し出ること。過去形の出
席の届け出は認められない。
毎回講義の最後に小テストとして、授業内容について受講者に感想・意見・論評等を答案用紙に書い
てもらうが、用紙の半分以下しか書いていない答案は減点となるので注意すること。字数は少なくとも
330文字(=30文字×11行)以上を目安とし、答案は、講義内容全般にわたって論評するものと
する。授業テーマの一部分しか論及していない答案は同様に減点となるので注意すること。
【事前準備学習】
高校で習った中国各時代の王朝の特色を事前に復習しておくことが望まれる。
受講生は中国の遺跡を実際に見学できなくても、日本国内各地の博物館・美術館などを訪れ、文物・
考古に関する遺物・遺品・文化財・文化遺産に触れる機会を自ら見つけることが望ましい。
【教科書】
プリント資料を配布
171
【参考書】
『中国考古学概論』 飯島武次 同成社
『夏殷文化的考古学研究』 黄名時 訳
山川出版社『夏殷文化の考古学研究』
『「破鏡(重圓)」の伝承とその習俗 -漢六朝隋唐の副葬半折鏡-』 黄名時 名学大外国語学部論集 6
-2
『考古学でつづる日本史』 『考古学でつづる世界史』 藤本強 同成社
「長安古橋交流文物展 図版解説」黄名時 訳 香川県瀬戸大橋架橋記念博覧会協会『長安古橋交流文物
展』
【評価方法】
授業態度と毎回の小テスト評点(50%)および学期末テスト(50%、持込不可の論述式筆記試験・3
00 文字×4 問)の成績で評価する。出欠は教室のカードリーダーで集計するので、受講生は必ず学生証
を携帯し自己責任で管理すること。初回授業から欠席のカウントをする。遅刻二回で欠席一回とする。
15 分以上の遅刻・退席は欠席扱いとなる。公欠・病欠は認めておらず、1/3 以上の授業欠席で失格とな
るため特に注意をすること。必ず名簿順の座席表に従って着席し、授業中の携帯・私語・入退室はすべ
て禁止する。
【講義テーマ】
1 回 考古学と文化遺産
2 回 シルクロードの考古遺跡と出土文物
3 回 黄河文明・新石器時代と夏王朝の誕生
4 回 殷王朝時代の考古遺跡と出土文物
5 回 周王朝時代の考古遺跡と出土文物
6 回 秦・始皇帝時代の考古遺跡と出土文物
7 回 前漢・後漢時代の考古遺跡と出土文物
8 回 縄文・弥生時代の列島と中国大陸
9 回 三国時代の出土文物と卑弥呼の鏡
10 回 古墳時代の日本と中国・六朝時代
11 回 隋唐時代の考古遺跡と出土文物
12 回 遣隋使・遣唐使時代の日本と中国
13 回 唐長安城と奈良平城京
14 回 唐朝工芸と奈良正倉院の宝物
15 回 授業のまとめと期末試験
陶芸論//八木
三生/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在の社会において、芸術、美術の持つ役割、関心は大きくなっています。その反面接する機会は少
なくなっています。芸術というと、美術館等で鑑賞するものというような意識が多くの方にあります。
芸術、美術はそういうものだけでなく、もっと身近にもあり、気軽に触れあえるものなのです。そし
て自身の考え方そのものでもあります。やきもの(陶芸)を通して、芸術、生き方を皆さんと考え、伝
えることができればと考えています。
172
【学習到達目標】
芸術、美術に関心を持ち、考えることをしていただきたい、参考にしてもらいたい。そして人生を豊か
に、柔軟に生きていく基礎を築いて欲しい。
【履修上の注意】
講義の態度、平常点が重要となります。筆記試験も行います。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
なし、毎回プリントを配布する。
【参考書】
一般的美術、芸術にかんするものを参考にしてください。
【評価方法】
平常点、授業態度等
【講義テーマ】
1 回 講義概要
2 回 創作と個性
3 回 芸術とデザイン
4 回 やきもの(土、制作技法)
5 回 やきもの実習(粘土による制作)可能性を考慮中です
6 回 やきもの焼成、作品返却
7 回 やきものと食 1
8 回 やきものと食 2
9 回 日本、型の文化
10 回 やきもの歴史、古代
11 回 やきもの歴史、中世
12 回 時代と芸術
13 回 芸術の鑑賞
14 回 芸術と生き方
15 回 まとめ及び試験
陶芸演習//八木
三生/春A・集春・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
やきものを実際にろくろを使ったり、ひもつくり等で制作して、焼成し、使ってみる。
体験することによってそのすばらしさ、楽しさ、魅力、苦労を実感してもらいたい。
そして、やきものを通して、様々な美術、芸術に興味を持ってもらいたい。またものつくりの楽しさ、
173
厳しさも感じてもらいたい。そうすることで仕事、生活の中に取り入れることが出来、うるおいや、楽
しさといった生活の幅が広がると思います。
【学習到達目標】
自分で制作する。ものつくりの楽しさ、厳しさを実感する。
【履修上の注意】
粘土を扱うので(特にろくろ)泥がついたり、汚れたりがつきものです。エプロンはありますが、靴と
かズボン、汚れてもいいものを用意してください。
基本は土ですので、乾燥すると取れやすくなります。
焼けた作品は持って帰れます。
尚制作する作品については進行速度等で変更することがあります。
【事前準備学習】
自分で作りたいものなど、お店や、家の焼き物をよく見ておくといいですね。美術雑誌のような作品は
なかなかできません。何事も初めは見よう見まねです、いきなり上手にはできません。まずは安心して
粘土いじりを楽しんでください。
【教科書】
特に教科書は使いません。
【参考書】
陶芸館にある本等を使用します。
【評価方法】
出席して、制作をしてください。作品の良し悪しは評価の対象としません。平常点の評価です。
【講義テーマ】
1 回 土練り、カップつくり
2 回 プレートつくり、カップの絵付け
3 回 型を使った丼作り、プレート絵付け
4 回 仕上げ、釉薬かけ
一部ろくろ
5 回 茶碗つくり
一部ろくろ
6 回 茶碗の仕上げ
一部ろくろ
7 回 型おこし、釉掛け
一部ろくろ
8 回 焼けた自分の茶碗で抹茶を飲む
9 回 方形皿つくり
10 回 招き猫つくり ①
11 回 招き猫つくり ② - 仕上げ 12 回 絵付け、釉掛け
13 回 自由制作
14 回 自由制作 - 仕上げ 15 回 まとめ及び試験(レポート) 作品持ち帰り
174
環境科学//梅本
和泰/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
通年履修者は秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回は、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
175
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条件は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 自然と人間
2 回 公害発生の原因―ロンドンの大災害
3 回 発生源で食い止める―四日市・川崎公害
4 回 ガソリン車の排気ガス
5 回 ディーゼル車の排気ガス
6 回 光化学オキシダント
7 回 酸性雨の発生原因
8 回 酸性雨による被害
9 回 酸性雨の抑制策
10 回 地球温暖化の原因―温室効果ガス
11 回 地球温暖化の影響
12 回 地球温暖化による各国の動向
13 回 地球温暖化の対策
14 回 オゾン層の破壊とフロンガス
15 回 オゾン層の破壊による動植物への影響
環境科学//梅本
和泰/春A(火 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
176
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な課題を提出してもらうので、今日の授業がどれだけ理解できたか分ります。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年の古いものでも問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条
件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 自然と人間
2 回 公害発生の原因―ロンドンの大災害
3 回 発生源で食い止める―四日市・川崎公害
4 回 ガソリン車の排気ガス
5 回 ディーゼル車の排気ガス
6 回 光化学オキシダント
7 回 酸性雨の発生原因
177
8 回 酸性雨による被害
9 回 酸性雨の抑制策
10 回 地球温暖化の原因―温室効果ガス
11 回 地球温暖化の影響
12 回 地球温暖化による各国の動向
13 回 地球温暖化の対策
14 回 オゾン層の破壊とフロンガス
15 回 オゾン層の破壊による動植物への影響
環境科学//梅本
和泰/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
178
通年履修者は、秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回が、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条
件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 有害化学物質の環境へ及ぼす影響
2 回 自然破壊と R. カーソン
3 回 環境ホルモン
4 回 ごみ焼却とダイオキシン
5 回 食物連鎖による生物濃縮
6 回 水俣病とイタイイタイ病
7 回 アスベストと中皮腫
8 回 たばこの煙
9 回 神経ガス
10 回 放射能と環境
11 回 原発の利点と問題点
12 回 省エネルギー―コ-ジェネレーション
13 回 再生エネルギー―水力、太陽光、風力
14 回 再生エネルギー―地熱、バイオマス
15 回 ごみ問題―4R 運動
環境科学//梅本
和泰/秋A(火 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
179
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
通年履修者は秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回は、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確
認して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目
を示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
必要に応じて指示する。
180
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条
件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 有害化学物質の環境へ及ぼす影響
2 回 自然破壊と R. カーソン
3 回 環境ホルモン
4 回 ごみ焼却とダイオキシン
5 回 食物連鎖による生物濃縮
6 回 水俣病とイタイイタイ病
7 回 アスベストと中皮腫
8 回 たばこの煙
9 回 神経ガス
10 回 放射能と環境
11 回 原発の利点と問題点
12 回 放射能と環境
13 回 再生エネルギー―水力、太陽光、風力
14 回 再生エネルギー―地熱、バイオマス
15 回 ごみ問題―4R 運動
生態学//木村
光伸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
21 世紀に入って人間の生存や文明社会持続の前提として、地球環境の保全が重要視されている。本講
義では①生物圏の動態や②個々の生物種の生活史を解明する科学的方法としての生態学を論じる。①で
は熱帯環境に見られる生物多様性など具体的な地域情報をベースに自然の構造を紹介し、②の観点では
主として霊長類などを素材として種の生活史に基礎づけられた生物群集のメカニズムや種内・種間の社
会的諸関係について紹介しつつ、論じる。教養として生物学を学びたい学生にもよくわかるように映像
教材などを活用して、生物的自然のあり方を理解してもらいたい。
【学習到達目標】
現代社会に生きる教養としての生物としての人のあり方についての知識を理解することを目標とする。
生物圏あるいは地球共生系の一員として生きる人間の知恵と責任をしっかり自覚できるように、生態学
的基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
すべての授業に参加することが前提である。遅刻は認めない。
授業中に実施する確認テストを真面目に提出する。
授業テーマに沿って指示される事前学習をしっかり準備して授業に臨むこと。
181
【事前準備学習】
あらかじめ指示された事項についての予習を行うこと。
【評価方法】
平常点(授業への参加 25%、小テスト 25%)、定期試験 50%
【講義テーマ】
1 回 生態学を学ぶということ
2 回 生態学は如何に形成されたか
3 回 自然とは何か
4 回 生物多様性を見る
5 回 生物多様性の原理(1)
6 回 生物多様性の原理(2)
7 回 共生する世界
8 回 種とは何か
9 回 生物進化と適応
10 回 霊長類を考える(1)
11 回 霊長類を考える(2)
12 回 霊長類としてのヒトの位置
13 回 生物群集としての里山
14 回 身近な自然を考えるために
15 回 生態学的理解と自然観
地域生態論//木村
光伸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
自然、人間社会、文化構造など多くの条件によって多義的に表現される地域概念を、自然とりわけ生物
社会のありようと人間の具体的な生活との関係として捉え、人間活動の基盤としての自然の重要性を理
解させる。具体的な事例として日本の里山環境、アマゾン熱帯林における自然共生型の生活、中国の辺
境に暮らす少数民族の文化と自然観などを取り上げ、現地から得た資料や映像を駆使して実感のともな
う地域学習を展開する。
【学習到達目標】
グローバルな視点で地域を考える力を養う。世界の中の日本を科学的に体感する。
【履修上の注意】
授業への積極的な参加を重視し、日常的に与えられた課題を解決する努力を求める。
【事前準備学習】
事前に指示された事前準備を行うこと。
【教科書】
『地域生態論』 木村光伸 晃洋書房 2011
182
【評価方法】
授業への参加 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 地域生態論とは何か
2 回 地域的な自然の成り立ち
3 回 自然―人の住む世界として―
4 回 里山を学ぶ
5 回 日本的な自然ということ
6 回 日本の多様な自然
7 回 地域生態を体感する―自然を歩く―
8 回 地域生態を体感する―まちを歩く―
9 回 アジア的世界―東南アジア―
10 回 アジア的世界―チベット―
11 回 アジア的世界―シルクロード―
12 回 アジア的世界―草原の生活―
13 回 熱帯雨林を考える
14 回 アマゾンの生活
15 回 地域に生きることの意味
地球環境学//小林
記之/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々人間が生活する地球は、太陽系の中でも特殊な環境を持っている。その地球の環境問題は、空間的、
時間的広がりが大きく、人間活動の影響が大気圏、生物圏にどのように現れるかを見極めることは、人
間の未来を予想することになる。人間は、土壌を食糧生産の場として使用したり、地下から資源を得た
りして、地質から多くの恵みを得る一方で、火山噴火、地震、洪水などの地質現象よって被害を被って
いる。また、人間は種々の活動を通して地質を改変したり、汚染させたりしており、それが地質現象に
もフィードバックされている。
本講義では、地球環境のそもそもの姿を理解するために、大気・水・土壌という地球環境の重要な構成
要素についてまずは概説します。また、人間活動に伴う、それら要素の化学物質による汚染の実態とメ
カニズムについて多面的に論じます。
【学習到達目標】
我々人間の住む地球の環境がどのように変化してきたのかを知りましょう。また、一連の講義を通じて、
受講生それぞれが地球環境についての基本的な知見を得るとともに、地球環境問題についても自ら考え
るだけの力を養いましょう。
【履修上の注意】
日常生活に関する環境問題に関心を持って授業に出てほしい。また、身の回りだけでなく、国内外で生
じている地球環境に関する問題に目を向けるようにしてください。
授業は 60%以上の出席とします。
183
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球環境に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
授業で使用するパワーポイントにそったプリント資料を配布します。
【参考書】
『自然と人間 (新版地学教育講座)』 風岡修 他 東海大学出版会 1994
『地球環境学入門』 山崎友紀 講談社 2010
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球環境の概要
2 回 地球環境の観測
3 回 地球の内部構造
4 回 地球での物質循環
5 回 地震と環境
6 回 地球温暖化
7 回 温室効果ガスの構造・機能・循環
8 回 オゾン層破壊
9 回 酸性雨
10 回 地球上の資源
11 回 資源エネルギー問題
12 回 地表水と環境
13 回 ダイオキシン類問題の実態と対策
14 回 鉱物資源と環境
15 回 地球環境問題と社会
健康の科学//藤墳
規明/春A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本国憲法の第二十五条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければ
ならない」と定めています。
この精神を十分に理解するとともに生命の尊厳を基盤とした個人の健康・保持増進のための日常的努
184
力が義務として要求されることを理解する必要があると考えられます。
そこで、この考えを具現するため、健康とは何か、その健康を守るための諸施策や個人の健康を保持
増進するための手立てを人文・社会科学的、自然科学的な学問研究から学び、生涯にわたって、身体的、
精神的、社会的に健全な健康観を形成する契機になることを目指しています。
具体的な講義内容は、講義テーマの項で示します。
【学習到達目標】
1.生命の尊厳を基盤とし、公共と調和した健康観を醸造する基礎を確立する。
2.上述の目標を達成するため、健康とは何かを人文・社会科学及び自然科学的な視点から多角的に理
解する。
3.生涯にわたって健康を保持増進するための知識を習得する。
【履修上の注意】
1.自主学習として、日常の生活場面で見聞する健康関連の情報を収集し、講義に望むことを期待しま
す。
【事前準備学習】
前回の授業で学習した内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
0
%
60
%
平常点
20
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 健康に関する権利と義務
3 回 生命体の生と死
4 回 生命体の健康を維持するための装置
5 回 人間とは何か(人間の階層性)
6 回 発育発達・老化と健康
7 回 脳機能(知能と心)の健康
8 回 行動機能の健康
9 回 代謝系機能と健康
10 回 免疫・ホルモン系と健康
11 回 食生活と生活習慣病
12 回 運動と健康、
13 回 環境と健康
14 回 私の健康観
15 回 まとめ及び試験
185
%
その他
レポート
2
健康の科学//藤墳
規明/秋A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本国憲法の第二十五条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければ
ならない」と定めています。
この精神を十分に理解するとともに生命の尊厳を基盤とした個人の健康・保持増進のための日常的努
力が義務として要求されることを理解する必要があると考えられます。
そこで、この考えを具現するため、健康とは何か、その健康を守るための諸施策や個人の健康を保持
増進するための手立てを人文・社会科学的、自然科学的な学問研究から学び、生涯にわたって、身体的、
精神的、社会的に健全な健康観を形成する契機になることを目指しています。
具体的な講義内容は、講義テーマの項で示します。
【学習到達目標】
1.生命の尊厳を基盤とし、公共と調和した健康観を醸造する基礎を確立する。
2.上述の目標を達成するため、健康とは何かを人文・社会科学及び自然科学的な視点から多角的に理
解する。
3.生涯にわたって健康を保持増進するための知識を習得する。
【履修上の注意】
1.自主学習として、日常の生活場面で見聞する健康関連の情報を収集し、講義に望むことを期待しま
す。
【事前準備学習】
前回の授業の内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
0
%
60
%
平常点
20
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 健康に関する権利と義務
3 回 生命体の生と死
4 回 生命体の健康を維持するための装置
5 回 人間とは何か(人間の階層性)
6 回 発育発達・老化と健康
7 回 脳機能(知能と心)の健康
8 回 行動機能の健康
9 回 代謝系機能と健康
10 回 免疫・ホルモン系と健康
11 回 食生活と生活習慣病
186
%
その他
レポート
2
12
13
14
15
回
回
回
回
運動と健康、
環境と健康
私の健康観
まとめ及び試験
スポーツの科学//藤墳
規明/春A(木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の科目名は、「スポーツの科学」です。
「スポーツの科学とは何か」。「何を学ぶ
のか」との問いに答えるためには、
「スポーツ」とは何か、スポーツ活動の「主体である人
間」とは何か、さらに「科学」とは何かを吟味する必要があります。 しかし、この作業には膨
大な時間を必要とします。そこで、本講義では、科学とは、ある対象を解析しそこに潜む真
理や法則性を見つけ出す「方法論」とします。 これまで、人文・社会科学、自然科学的手法
を用いてスポーツとその活動を行う人間を理解するための研究が積み重ねられており、膨
大な知見が蓄積されています。 本講義では、それらの膨大な知見の中から、大学生が生
涯にわたってスポーツを「健康で文化的な」生活を送るために役立てるために必要な内容に
ついて解説し、スポーツ文化の享受者であり、スポーツを愛好する教養人を育てることを
ねらいとしています。
具体的には、講義題目に挙げた内容に沿い、正課体育やクラブ活動等で経験するス
ポーツ種目を具体例に取り上げ、スポーツを理解する科学的目を教授したい。
【学習到達目標】
1.スポーツ活動を生活の中に定着させ、健康で文化的な生活を営む意欲を醸造する。
2.上述の目標を達成するため、スポーツを人文・社会科学および自然科学的視点から
考察し、スポーツとはなにかを理解する。
3.安全で健康に有効なスポーツ活動を行うための基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
1.日常、「体験しているスポーツ」や「見るスポーツ」について、不思議に思うこと、調べ
てみたいこと等の問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませ、それを解決するた
めの自習意欲を希望する。
【事前準備学習】
前回の授業の内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
60
0%
%
平常点
20
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 スポーツの分類学
3 回 スポーツの源流を辿ってみよう
187
%
その他
レポート
2
4 回 スポーツ人口とジェンダー
5 回 スポーツの祭典オリンピック
6 回 プロスポーツ及びメディア
7 回 スポーツのルールと行政・管理
8 回 科学技術がスポーツを進化させる
9 回 スポーツ技術の解析と習得法
10 回 脳機能(知能・心)とスポーツ
11 回 スポーツ活動と体力・遺伝子
12 回 スポーツと疾病・障害・傷害予防
13 回 スポーツと栄養及び薬物
14 回 マイ生涯スポーツを見つけよう
15 回 まとめ及び試験
スポーツの科学//藤墳
規明/秋A(木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の科目名は、「スポーツの科学」です。
「スポーツの科学とは何か」。「何を学ぶ
のか」との問いに答えるためには、
「スポーツ」とは何か、スポーツ活動の「主体である人
間」とは何か、さらに「科学」とは何かを吟味する必要があります。 しかし、この作業には膨
大な時間を必要とします。そこで、本講義では、科学とは、ある対象を解析しそこに潜む真
理や法則性を見つけ出す「方法論」とします。 これまで、人文・社会科学、自然科学的手法
を用いてスポーツとその活動を行う人間を理解するための研究が積み重ねられており、膨
大な知見が蓄積されています。 本講義では、それらの膨大な知見の中から、大学生が生
涯にわたってスポーツを「健康で文化的な」生活を送るために役立てるために必要な内容に
ついて解説し、スポーツ文化の享受者であり、スポーツを愛好する教養人を育てることを
ねらいとしています。
具体的には、講義題目に挙げた内容に沿い、正課体育やクラブ活動等で経験するス
ポーツ種目を具体例に取り上げ、スポーツを理解する科学的目を教授したい。
【学習到達目標】
1.スポーツ活動を生活の中に定着させ、健康で文化的な生活を営む意欲を醸造する。
2.上述の目標を達成するため、スポーツを人文・社会科学および自然科学的視点から
考察し、スポーツとはなにかを理解する。
3.安全で健康に有効なスポーツ活動を行うための基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
1.日常、「体験しているスポーツ」や「見るスポーツ」について、不思議に思うこと、調べ
てみたいこと等の問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませ、それを解決するた
めの自習意欲を希望する。
【事前準備学習】
前回の授業内容を整理し、質問事項を準備する。
188
【評価方法】
試験
60
0%
%
平常点
20
%
その他
レポート
2
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 スポーツの分類学
3 回 スポーツの源流を辿ってみよう
4 回 スポーツ人口とジェンダー
5 回 スポーツの祭典オリンピック
6 回 プロスポーツ及びメディア
7 回 スポーツのルールと行政・管理
8 回 科学技術がスポーツを進化させる
9 回 スポーツ技術の解析と習得法
10 回 脳機能(知能・心)とスポーツ
11 回 スポーツ活動と体力・遺伝子
12 回 スポーツと疾病・障害・傷害予防
13 回 スポーツと栄養及び薬物
14 回 マイ生涯スポーツを見つけよう
15 回 まとめ及び試験
スポーツ初級A
バドミントン//吉田
正/春A(水 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人
や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
スポーツ1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【学習到達目標】
基礎技術を習得し、シングルス、ダブルスのゲームを楽しめるレベル。
【履修上の注意】
<水曜日1限>
種目:バドミントン
出席70%以上が必須です。
【事前準備学習】
運動のできる服装を準備すること。
189
体育館用シューズを用意すること。
【評価方法】
出席40%、実技(授業態度を含む)60%
【講義テーマ】
1 回 用具の説明と基本動作(グリップ・フライトについて)
2 回 ハイ・クリヤー、ドライブ、ドリブン・クリヤーの練習
3 回 ドライブ、スマッシュ、ヘヤピンの練習
4 回 ハイ・クリヤー、スマッシュ、ドロップ・ショットの練習
5 回 基本技術のチェックとコート半分での乱打
6 回 フットワーク(ドロップショットとネット・フライト組合せ、スマッシュ・ネットフライト・ク
リヤー組合せ)
7 回 サーブ、レシーブ、ヘッドワークについて
8 回 ダブルスゲームの説明
9 回 ダブルスゲーム・シングルスゲーム
10 回 ダブルスゲーム戦術(サイド・バイ・サイド)
11 回 ダブルスゲーム戦術(トップ・アンド・バック)
12 回 ダブルスゲーム戦術(ダイアゴナル)
13 回 シングルスゲーム・テスト
14 回 ダブルスゲーム・テスト
15 回 シングルス・ダブルス・テスト
スポーツ初級A
バスケットボール//中野
貴博/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
スポーツ、特にここではバスケットボールの競技特性の理解、基本ルールの理解、基礎技術の習得を行
う。
また、本講義を通してスポーツを生涯スポーツとして楽しむための体力増強を測る。
【学習到達目標】
スポーツ、特にここではバスケットボールの基礎技術の習得を通して、バスケットボールを生涯スポー
ツとして楽しむための体力増強に役立てることを目指す。また、バスケットボールの基本的なルール、
技術を習得し、簡易なゲームを実践できるようにすることを目指す。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
泰移管種目に相応しい道具の準備をしてきてください.
怪我をしないこと,
190
【教科書】
特になし
【参考書】
『バスケットボール指導教本』 日本バスケットボール協会編 大修館書店 2002.4
『バスケットボール―基本から戦術まで』 佐藤久夫著 日東書院 2002.11
『わかりやすいバスケットボールのルール』 成美堂出版編集部編 成美堂出版 2005.6
【評価方法】
平常点、授業態度および技術習得に対する意欲・態度、技術の習熟度チェックおよびゲーム内でのその
発揮状況により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 バスケットボールの競技特性の理解
3 回 バスケットボールのルールの理解(1:バイオレーション)、ドリブルの技術の習得(1)
4 回 バスケットボールのルールの理解(2 :ディフェンスの反則)、ドリブル技術の習得(2 )
5 回 バスケットボールのルールの理解(3 :オフェンスの反則)、ドリブル技術の習得(3 )
6 回 フットワークの習得(1 :サイドステップ、バックラン)、パス技術の習得(1 :チェストパス)
7 回 フットワークの習得(2 :クロスステップ)、パス技術の習得(2 :バウンドパス)
8 回 フットワークの習得(3 :ピボットフット)、パス技術の習得(3 :オーバーヘッドパス)
9 回 シュート技術の習得(1 :ドリブルシュート)、1 対1 シチュエーションの練習(1 )
10 回 シュート技術の習得(2 :ランニングシュート)、1 対1 シチュエーションの練習(2 )
11 回 シュート技術の習得(3 :セットシュート)、2 対1 シチュエーションの練習(1 )
12 回 シュート技術の習得(4 :ジャンプシュート)、2 対1 シチュエーションの練習(2 )
13 回 2 対2 シチュエーションの練習(1 :ハーフコート)、3 対2 シチュエーションの練習
14 回 2 対2 シチュエーションの練習(2 :ハーフコート)、3 対2 シチュエーションの練習
15 回 3 対3 シチュエーションの練習(1 :ハーフコート)、ゲーム形式の練習(1 :ハーフコー
ト)
スポーツ初級A
バスケットボール//藤墳
規明/春A(水 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
191
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活を心がけ、体調を整えて授業に参加すること。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
スポーツ初級A
バスケットボール//藤墳
規明/春A(水 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
192
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活を心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
スポーツ初級A
ゴルフ//齋藤
健治/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
学内練習場にて,コースラウンドを目標にゴルフの技能とマナーを身につける.使用するクラブは,大
学備品のドライバー,ミドル,ショートアイアン,ウェッジ,パター,およびボールである.
【学習到達目標】
実コースをラウンドできる技能,マナーの修得が目標である.生涯スポーツへと発展することは最終目
標である.
【履修上の注意】
手袋(右打ちなら左手用)を各自準備する必要がある
【事前準備学習】
ストレッチや柔軟体操などの準備運動,ゴルフに関することについて,少しでも多くの知識を得ておく
こと.
193
【評価方法】
授業に臨む姿勢,態度,ある程度の技能修得を評価する
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション~練習場での諸注意など
2 回 クラブ,グリップの説明
3 回 スイングの構造~アドレス,バックスイング,トップ,ダウンスイング,フォロースルー
4 回 打球の変化の理由
5 回 アドレスの重要性
6 回 バックスイングとダウンスイング時の体重移動
7 回 体重移動の重要性
8 回 クラブの違いによるスイングプレーンの変化
9 回 ハーフスイングによるスイングの洗練
10 回 飛ばす(ドライバー)とねらう(アイアン)
11 回 ウェッジの使い方のバリエーション
12 回 パッティング
13 回 コースでのマナーについて
14 回 ラウンドシミュレーション
15 回 授業のまとめ及び試験
スポーツ初級A
ゴルフ//吉田
正/春A(火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
種目はゴルフである。実施場所は体育館西のゴルフ練習場で初心者対象を原則とする。
1.グリップ、スタンス、セットアップ、スウィングなどの基本技能を9番または 9 番7番アイアンで
練習し習得する。
2.1回の授業で100球から150球のボールを打つことを目指す。
3.打席数に制限があるため受講者が多い場合は人数制限をすることがある。
4.授業終了時は全員でボールを拾い集める。
5.受講する者はゴルフ用手袋と運動靴を自分で用意すること。
【学習到達目標】
アイアンショットの原理を理解し、正しいスウィングを習得する。
ある程度打てるようになったら、実際にボールを目標のターゲットに向かって打つテストを行う。
【履修上の注意】
ゴルフ用のグローブ(右利きの人は左手、左利きの人は右手)をゴルフショップで購入し、用意するこ
と。
運動靴を持ってくること。(スリッパ等でクル者は失格とする)
日差しが暑くなる頃は帽子、、タオル、ペットボトルを用意すること。
【事前準備学習】
ストレッチや軽運動を行い身体的準備をするよう心がける。
194
【評価方法】
実技種目であるので出席して Physical Activity が重要であるので出席状況を重視する。技術をマスタ
ーしようとする積極的な姿勢
授業の準備と片付け(ボール拾い)を率先して行う学習態度も同様に評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 基本的知識の理解
3 回 ショートアイアンで30ヤードのアプローチ
4 回 グリップ
5 回 スタンスと姿勢
6 回 スイングの基本
7 回 ボディターンとスイングのリズム
8 回 ミドルアイアンでショット
9 回 ショット練習その 1
10 回 ショット練習その 2
11 回 目標を決めてショット
12 回 ドライバーによるショットの基本
13 回 練習とテスト1
14 回 練習とテスト2
15 回 練習とテスト3
スポーツ初級A
卓球//坪田
暢允/春A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
195
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術①・②・③ つっつき
4 回 基本技術①・②・③・④ カット
5 回 基本技術①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ初級A
卓球//米川
直樹/春A(月 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の心身の
気づきを深める。
【学習到達目標】
本授業では卓球を通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生涯
スポーツ」として定着しつつある卓球の楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消し、
なおかつ卓球を楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせた卓球の基礎的な技能の習得とル
ールにそった試合ができることもねらいである。さらに、スポーツを実践するなかで、スポーツおける
マナーやエチケットも学習する。
【履修上の注意】
種目:卓球 【初心者クラス】
196
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる(1)卓球の歴史、用具の説明
2 回 ラケットとボールに慣れる(2))ラケットの扱い方
3 回 今の技術でシングルスゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&レシーブ(1)サーブを中心に
7 回 サービス&レシーブ(2)レシーブを中心に
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級A
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
197
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ初級A
テニス//坪田
暢允/春A(月 3・火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
198
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ初級A
テニス//沖村
多賀典/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
スポーツは、その楽しさを味わうことを通じて、個人の身体的・精神的健康に貢献するという意義だ
けではなく、他者に気づき、他者と共感し、よい人間関係を築くことができるという意義も有していま
す。本実技では、テニスを行う中で、これらの意義を実感するとともに、生涯にわたってスポーツと触
れ合うことができる資質や態度を身に付けることを目指します。
【学習到達目標】
・テニスのルール、マナーなどを理解し遵守できるようにする。
・テニスの基本的な技術と戦術を理解し身に付ける。
・仲間と相談しながら技術や戦術を工夫し、主体的にレベルアップが図れるようにする。
【履修上の注意】
・実技にふさわしい服装で参加すること。
・底面に突起の少ないスポーツシューズで参加すること(できればテニスシューズが望ましい)。
【事前準備学習】
・硬式テニスのルールを勉強しておくこと。
199
【評価方法】
・授業態度と技能から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 フォアハンドグリップでのボール遊び
2 回 簡単なストロークとフットワーク
3 回 飛んでくるボールを打ち返すための基礎-遅いボール、速いボール、スタンディングで打つ、移
動して打つ
4 回 さまざまなストローク
5 回 フォアハンドストロークの完成
6 回 バックハンドストローク
7 回 サービス
8 回 ボレーとスマッシュ
9 回 ストロークとボレー
10 回 ロビングとスマッシュ
11 回 ダブルスゲームの導入
12 回 基礎練習とシングルスのゲーム
13 回 基礎練習とダブルスのゲーム
14 回 ゲーム戦術と実践
15 回 まとめおよび試験
スポーツ初級A
テニス//米川
直樹/春A(月 1・月 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の心身の
気づきを深める。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生
涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消
し、なおかつテニスを楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせたテニスの基礎的な技能の
習得とルールにそった試合ができることもねらいである。さらに、テニスは19世紀にイギリスの貴族
間で発祥し、以来「紳士・淑女」のスポーツとされマナーを大変重んじたスポーツとしても知られ、そ
のマナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
200
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる
2 回 ショートテニス(1)ラリー
3 回 ショートテニス(2)ミニゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&リターン
7 回 ボレー&スマッシュ
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級A
バレーボール//坪田
暢允/春A(月 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
201
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、バレーボールの歴史、現在の日本、世界の状況など
2 回 基礎練習 オーバー、アンダーパス、スパイクに対するレシーブ技術
3 回 基礎練習 オーバー、アンダーパス、サーブに対するレシーブ
4 回 基礎練習 スパイク(オープン攻撃)、サーブ練習
5 回 基礎練習 スパイク(A・Bクイック、時間差)サーブ、
6 回 基礎練習 ブロッキング、サーブ、ゲーム
7 回 応用練習 フォーメーション 1、サーブレシーブに対する 1・5 システム
8 回 応用練習 フォーメーション 2、サーブレシーブに対する0・6システム
9 回 審判法、ゲーム
10 回 応用練習 スパイクのストレート・クロスの打ち分け方、ゲーム
11 回 応用練習 ブロッキングの移動方法、ゲーム
12 回 応用練習 スパイクに対するレシーブフォーメーション、ゲーム
13 回 応用練習 サーブの種類(カーブ、シュート、変化球、ジャンピング)ゲーム
14 回 応用練習 レシーブを上手にする方法とパスの応用(正面・横・後方向)
15 回 テスト(レシーブ、スパイク)
スポーツ初級A
バレーボール//廣
美里/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身につけることは必要不可欠なことである。
次にあげる 3 点の目標を「バレーボール」を通して学ぶ。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通して、その楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【学習到達目標】
バレーボールの基本的技術を習得し、6 人制バレーボールを楽しめるようにする。また、仲間と協力
してお互いの技術向上をはかり、安全に配慮しながら、ゲームを楽しめるようにする。
202
【履修上の注意】
体育館で行います。実技にふさわしい服装で参加すること。
【事前準備学習】
6 人制のバレーボールのルールを勉強しておいてください。
【評価方法】
意欲態度・技能習得・知識理解・思考判断力などを総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション バレーボールの特性・歴史、現在の世界および日本の状況
2 回 基礎技術練習 オーバーパス・アンダーパス等、パスのバリエーションについて
3 回 基礎技術練習 スパイク・サーブについて
4 回 基礎技術練習 応用的なパスについて(レセプション・ディグ・セットアップ等)
5 回 基礎技術練習 応用的なスパイクおよびブロックについて
6 回 基礎技術のまとめ 基礎技術を活かしたゲーム
7 回 応用練習 フォーメーション1(レセプションのバリエーション)
8 回 応用練習 フォーメーション2(ブロック&ディグのバリエーション)
9 回 審判法・ゲーム(チームづくり)・戦術について
10 回 リーグ戦1 ゲームおよび反省・分析(サーブおよびレセプションについて)
11 回 リーグ戦2 ゲームおよび反省・分析(スパイク出現率および決定率を中心に)
12 回 リーグ戦3 ゲームおよび反省・分析(相手チームのスカウティングとブロックを中心に)
13 回 リーグ戦4 ゲームおよび反省・分析(自チームのローテーションを中心に)
14 回 リーグ戦5 ゲームおよび反省・分析(自チームの特徴を活かしたゲーム運び)
15 回 まとめおよびスキルテスト
スポーツ初級B
バドミントン//松田
克彦/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
バドミントンの技術とトレーニング過程を取得する授業である。現在、スポーツを行う上で、自分の選
択した専門種目しか出来ない選手と、何でもこなしてしまう選手に2極化していることが挙げられてい
る。バドミントンのようなアジリティを要求される種目を通じて、スピード、判断力、スタミナを養成
し、正しいバドミントンの技術を習得することにより、幅広いスポーツへの関心を広げることを目的と
する。
【学習到達目標】
バドミントンの技術及びルールを取得し、スポーツの領域の幅を広めると共に他種目を行うことにより、
専門種目の見直しをする。
【履修上の注意】
用器具の準備があるため、開始時間に正確に集合すること。体育専用シューズを用意すること。
203
【事前準備学習】
事前にルールを各自把握しておくこと。
【教科書】
特に定めないが、必要に応じて授業の中で指示をして行く。
【参考書】
授業の中で資料を配布したり、必要に応じて授業の中で指示をしていく。
【評価方法】
サーブ、スマッシュ、ハイクリアなどの実技テスト及びルールの理解を示すテストを行い総合的に評価
する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 肩周りのストレッチング
2 回 フットワークとバドミントン
3 回 バドミントンの技術① サーブについて(ショートサーブとロングサーブの有効利用)
4 回 バドミントンの技術② ハイクリアーとラリーについて
5 回 バドミントンの技術③ ドロップショットとスマッシュについて
6 回 シングルス試合形式① シングルのルールの理解と実践
7 回 シングルス試合形式② 実践を通じたバドミントンの技術の使い方について
8 回 シングルス試合の審判について
9 回 ダブルス試合形式① ダブルスのルールの理解と実践
10 回 ダブルス試合形式② 実践を通じたバドミントンの技術の使い方について
11 回 ダブルス試合の審判について
12 回 トーナメント型式及びリーグ戦形式による試合① 実技チェック
13 回 トーナメント型式及びリーグ戦形式による試合② ルールチェック
14 回 トーナメント型式及びリーグ戦形式による試合③ 試合運営方法の理解
15 回 まとめ及び実技試験
スポーツ初級B
バスケットボール//藤墳
規明/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
204
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活に心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
スポーツ初級B
サッカー//沖村
多賀典/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
スポーツは、その楽しさを味わうことを通じて、個人の身体的・精神的健康に貢献するという意義だ
けではなく、他者に気づき、他者と共感し、よい人間関係を築くことができるという意義も有していま
す。本実技では、サッカーを行う中で、これらの意義を実感するとともに、生涯にわたってスポーツと
触れ合うことができる資質や態度を身に付けることを目指します。
【学習到達目標】
・サッカーのルール、マナーなどを理解し遵守できるようにする。
・サッカーの基本的な技術と戦術を理解し身に付ける。
・仲間と相談しながら技術や戦術を工夫し、主体的にレベルアップが図れるようにする。
【履修上の注意】
・実技にふさわしい服装で参加すること。
205
【事前準備学習】
・サッカーのルールを勉強しておくこと。
【評価方法】
・授業態度と技能から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 サッカーのルールと基本技術
3 回 ボールに慣れるためのボール遊び
4 回 ボールコントロール
5 回 キックの種類とパス
6 回 簡単なボレーキック、ボレーシュート
7 回 簡単なトラッピングとボレーシュート
8 回 ミニゲーム
9 回 インサイドキックによるパス
10 回 ワンタッチパス&シュート
11 回 ドリブル&シュート
12 回 オフェンスの戦術の理解
13 回 ディフェンスの戦術の理解
14 回 ミニゲーム
15 回 まとめおよび試験
スポーツ初級B
卓球//坪田
暢允/秋A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
206
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術①・②・③ つっつき
4 回 基本技術①・②・③・④ カット
5 回 基本技術①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ初級B
卓球//米川
直樹/秋A(月 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々の活動力に影響する健康や体力の維持増進は、急激な社会生活の変化の中で極めて重要なことであ
る。本授業は、人間の生命や健康に関する科学に立脚して、健康の保持増進を図り、生活を豊かにし、
進んで将来の社会生活を充実させようとすることがねらいである。
また、近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多く
は生活習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事
をしている割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過
剰に摂取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病な
どを引き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必
要となる。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の
心身の気づきを深め、自主的・積極的に健康と体力を維持増進するために必要な実践能力を養うことが
できるようにすることである。
【学習到達目標】
本授業では卓球を通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生涯
207
スポーツ」として定着しつつある卓球の楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消し、
なおかつ卓球を楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせた卓球の基礎的な技能の習得とル
ールにそった試合ができることもねらいである。さらに、スポーツを実践するなかで、スポーツおける
マナーやエチケットも学習する。
【履修上の注意】
種目:卓球 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる(1)卓球の歴史、用具の説明
2 回 ラケットとボールに慣れる(2))ラケットの扱い方
3 回 今の技術でシングルスゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&レシーブ(1)サーブを中心に
7 回 サービス&レシーブ(2)レシーブを中心に
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級B
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
208
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ初級B
テニス//坪田
暢允/秋A(月 3・火 1・火 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
209
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ初級B
テニス//山本
親/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人
や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
210
スポーツ1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【学習到達目標】
フォアハンドストロークを軸とした基礎技術を修得し、ダブルスのゲームを楽しめる。
【履修上の注意】
<月2限> 種目:テニス
70%以上の出席が必要です。
【事前準備学習】
天候を確認し、スポーツの授業が快適に受講できるよう、衣服、ドリンクの用意、体調管理に気を配る。
テニスのルールについて学習しておく。
【評価方法】
実技40% 平常点
60%
【講義テーマ】
1 回 フォアハンドグリップでのボール遊び
2 回 簡単なストロークとフットワーク・サービスの導入
3 回 飛んでくるボールを打ち返すための基礎 - 遅いボール、速いボール、スタンディングで打つ、
移動して打つ
4 回 さまざまな距離・高さのストロークに挑戦
5 回 フォアハンドストロークのチェック
6 回 バックハンドストロークのチェック
7 回 サービスのチェック
8 回 ボレーの導入と応用
9 回 ストローク&ボレー
10 回 ロビングとスマッシュ
11 回 ダブルスゲームの導入
12 回 基礎練習とシングルスのゲーム
13 回 基礎練習とダブルスのゲーム
14 回 ゲーム戦術と実践
15 回 基礎練習とゲーム、テスト
スポーツ初級B
テニス//米川
直樹/秋A(月 1・月 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々の活動力に影響する健康や体力の維持増進は、急激な社会生活の変化の中で極めて重要なことであ
211
る。本授業は、人間の生命や健康に関する科学に立脚して、健康の保持増進を図り、生活を豊かにし、
進んで将来の社会生活を充実させようとすることがねらいである。
また、近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多く
は生活習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事
をしている割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過
剰に摂取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病な
どを引き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必
要となる。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の
心身の気づきを深め、自主的・積極的に健康と体力を維持増進するために必要な実践能力を養うことが
できるようにすることである。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生
涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消
し、なおかつテニスを楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせたテニスの基礎的な技能の
習得とルールにそった試合ができることもねらいである。さらに、テニスは19世紀にイギリスの貴族
間で発祥し、以来「紳士・淑女」のスポーツとされマナーを大変重んじたスポーツとしても知られ、そ
のマナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、テニスのもつおもしろさ、醍醐味、
あるいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる
2 回 ショートテニス(1)ラリー
3 回 ショートテニス(2)ミニゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&リターン
7 回 ボレー&スマッシュ
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
212
スポーツ初級B
テニス//野村
良和/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
テニスは代表的な生涯スポーツ種目のひとつである。実際に社会に出てからも色々な場面でテニスを行
ったり、場合によっては指導する機会に遭遇することが予想される。
またテニスは今日では施設の整備や特に用具の進歩により、年齢、性別、体力や運動能力などの如何に
関わらず、多くの人が気軽に取り組めるスポーツ種目となっている。
しかしその一方で、適正な技術を習得することなく続けた結果、他人に危害を及ぼしたり、自らも各種
のスポーツ障害を招く危険性もはらんでいる。
そこで授業においては、基本的な技術の習得を中心とするが、実践的なゲームをする際に必要な応用的
な技術並びにフェア・プレーの精神を向上させることを狙いとしている。
【学習到達目標】
・対人でのストロークラリーが続けられるようになること
・対人でのストローク対ボレーが続けられるようになること
・ダブルスのゲームについてのルールや基本戦略を理解したゲーム展開ができること
【履修上の注意】
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生は、ガイダンス時に担当教員と相談すること。
70%以上の出席が必要です。
【事前準備学習】
・体調の管理に配慮すること
・テレビなどでテニスの試合の中継や録画放映がある場合は、できるだけ視聴するように心がける
【評価方法】
出席 40%
実技・平常点
60%
【講義テーマ】
1 回 フォアハンドグリップでのボール遊び
2 回 簡単なストロークとフットワーク
3 回 ボールを打ち返すための基礎 - 遅いボール、速いボール、スタンディングで打つ、移動して打
213
つ
4 回 さまざまなストローク
5 回 フォアハンドストロークの完成
6 回 バックハンドストローク
7 回 サービス
8 回 ボレーとスマッシュ
9 回 ストロークとボレー
10 回 ロビングとスマッシュ
11 回 基礎練習とシングルスのゲーム
12 回 ダブルスゲームの導入
13 回 基礎練習とダブルスのゲーム
14 回 ゲーム戦術と実践
15 回 基礎練習とゲーム、テスト
スポーツ中級A
バドミントン//市野
聖治/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
・ スポーツ(バドミントン)の面白さをシングルスとダブルスにおけるゲームの戦略から学ぶ。
バトミントンの面白さは、ゲームの質的向上によって規定される。ゲームの質は、試しのゲームから
必然的に導き出される課題の解決によって向上される。
・ ストレスの多い社会において健康で活力ある生活を実現するために重要なスポーツの行い方につい
て学ぶ。
自然で楽な身体運動は、自律神経の調整に役立ち、インナーマッスルの意識によってパフォーマンス
も向上する。
【学習到達目標】
①スポーツ(バドミントン)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をは
かる。
②スポーツ(バドミントン)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につ
ける。
③スポーツ(バドミントン)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を
養う。
【履修上の注意】
・スポーツ(バドミントン)を行うのに適したウエアー、シューズを持参すること。
・発汗に対応する準備、タオルや着替えを用意すること。
【事前準備学習】
指定図書「脱・筋力主義スポーツ上達のコツ」を購読しておくこと。
【参考書】
『脱筋力主義
スポーツ上達のコツ』 市野聖治他 スキージャーナル 2009
214
【評価方法】
講義内容の理解、ゲーム成績、受講態度(出席)等から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 シングルスゲーム・ルールと戦略
3 回 シングルスゲーム・試しのゲーム①
4 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
5 回 シングルスゲーム・試しのゲーム②
6 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
7 回 シングルスゲーム・まとめ
8 回 ダブルスゲーム・ルールと戦略
9 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム①
10 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
11 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム②
12 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
13 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム③
14 回 試しのゲーム③からの必然的練習課題の解決
15 回 ダブルスゲーム まとめ
スポーツ中級A
卓球//坪田
暢允/春A(木 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの
種目は生涯にわたって友人や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツ中級A・B、3・4 の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
215
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術 ①・②・③ つっつき
4 回 基本技術 ①・②・③・④ カット
5 回 基本技術 ①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術 ①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術 ①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術 ①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ中級A
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
216
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ中級A
テニス//坪田
暢允/春A(火 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【上級者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
217
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ中級A
バレーボール//坪田
暢允/春A(月 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
218
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 実技テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ中級B
バドミントン//市野
聖治/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
・ スポーツ(バドミントン)の面白さをシングルスとダブルスにおけるゲームの戦略から学ぶ。
バトミントンの面白さは、ゲームの質的向上によって規定される。ゲームの質は、試しのゲームから
必然的に導き出される課題の解決によって向上される。
・ ストレスの多い社会において健康で活力ある生活を実現するために重要なスポーツの行い方につい
て学ぶ。
自然で楽な身体運動は、自律神経の調整に役立ち、インナーマッスルの意識によってパフォーマンス
も向上する。
【学習到達目標】
①スポーツ(バドミントン)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をは
かる。
②スポーツ(バドミントン)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につ
ける。
219
③スポーツ(バドミントン)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を
養う。
【履修上の注意】
・スポーツ(バドミントン)を行うのに適したウエアー、シューズを持参すること。
・発汗に対応する準備、タオルや着替えを用意すること。
【事前準備学習】
指定図書「脱・筋力主義スポーツ上達のコツ」を購読しておくこと。
【参考書】
『脱筋力主義
スポーツ上達のコツ』 市野聖治他 スキージャーナル 2009
【評価方法】
講義内容の理解、ゲーム成績、受講態度(出席)等から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 シングルスゲーム・ルールと戦略
3 回 シングルスゲーム・試しのゲーム①
4 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
5 回 シングルスゲーム・試しのゲーム②
6 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
7 回 シングルスゲーム・まとめ
8 回 ダブルスゲーム・ルールと戦略
9 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム①
10 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
11 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム②
12 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
13 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム③
14 回 試しのゲーム③からの必然的練習課題の解決
15 回 ダブルスゲーム まとめ
スポーツ中級B
バスケットボール//藤墳
規明/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
220
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい日常生活に心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
スポーツ中級B
卓球//坪田
暢允/秋A(木 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの
種目は生涯にわたって友人や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツ中級A・B、3・4 の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
221
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術 ①・②・③ つっつき
4 回 基本技術 ①・②・③・④ カット
5 回 基本技術 ①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術 ①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術 ①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術 ①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルスゲーム
12 回 シングルスゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ中級B
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
222
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ中級B
バレーボール//坪田
暢允/秋A(月 1)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
223
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ中級B
バレーボール//坪田
暢允/秋A(月 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
224
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ上級A
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/3 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
225
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ上級B
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/3 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
226
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
日本語表現//早川
厚一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表
現」の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
227
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要
な作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチ
を行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・
書きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合
は、その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。「日本語検定」三級の修得を目指し
ます。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013 年
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
228
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
日本語表現//長澤
理恵/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表
現」の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要
な作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチ
を行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・
書きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合
は、その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。「日本語検定」三級の修得を目指し
ます。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013 年
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
229
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
(再)日本語表現//小出
祥子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表現」
の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な
作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチを
行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・書
きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、
その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
「日本語検定」三級の修得を目指します。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013
230
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
日本語表現//千葉
軒士/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表
現」の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要
な作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチ
を行うことにより育成します。
231
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・
書きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合
は、その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。「日本語検定」三級の修得を目指し
ます。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013 年
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
(再)日本語表現//玉田
沙織/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語の正しい運用は、社会生活を豊かにします。本講義では、話す力と書く力の基礎を学び、大学生
活と、来たるべき社会人としての生活に有効な技能を身につけます。具体的には、文法・敬語・語彙・
漢字の学習をとおして、1.「日本語検定」3級の合格と、2.場に応じた文章作成能力の習得を目指
232
します。また、改まった場で話す能力を身につけるために、3.三分間スピーチの練習を行います。
【学習到達目標】
1.文法・敬語・語彙・漢字の正しい使い方を身につける。
2.場に応じて、主張を分かりやすく書けるようになる。他者の主張を踏まえる場合は、明確に、
自分のものと区別できるようになる。
3.改まった場において、主張を分かりやすく話せるようになる。
【履修上の注意】
日本語運用能力を高めるためには、ポイントを押さえた反復練習が大切です。授業の復習と CCS 自学
自習問題の活用をとおして、授業内容の定着を確認しましょう。特に、語彙力や漢字能力を養うために
も、教育学習センターでの NGU 漢字検定には積極的に取り組み、CCS 自学自習問題の活用も行いまし
ょう。
【事前準備学習】
前回講義の復習。
【教科書】
『日本語表現テキスト』 日本語表現部会 名古屋学院大学 2013 年
【参考書】
『日本語検定 公式 領域別問題集』 日本語検定委員会等 東京書籍 2008 年
『日本語検定 公式 練習問題集 3級改訂版』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
この他、プリントを多数配布します。教科書、CCS 自学自習問題とともに復習テスト・小テストの範囲
となりますので、無くさないようにしましょう。
【評価方法】
100 点満点とし、復習テスト(7回)40%・中間テスト 20%・期末テスト 20%・スピーチ発表(1回)
10%・平常点 10%で換算する。平常点は授業への参加度に加えて「日本語検定」受検とその成績、CC
S 自学自習問題成果(PC からの解答履歴)、NGU 漢字検定の到達度を加味する。全学共通の単位取得
基礎条件は、5回未満の欠席(最大4回まで)と NGU 漢字検定の8教程修了です。本講義の単位取得
が「上級日本語表現」の履修条件となります。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、NGU 漢検判定テスト、スピーチの技法、自己紹介
2 回 「剽窃」について、語彙・言葉の意味
3 回 復習テスト1、漢字
4 回 復習テスト2、表記
5 回 復習テスト3、文法(1)呼応表現・意味の限定
6 回 復習テスト4、文法(2)ら抜き・さ入れ・れ足す言葉
7 回 復習テスト5、敬語(1)導入・尊敬語
8 回 復習テスト6、敬語(2)謙譲語ⅠⅡ
9 回 復習テスト7、敬語(3)丁寧語・美化語・間違えやすい敬語
10 回 語検対策―中間テストと解説・個別指導―
11 回 スピーチ発表1、文章表現法―正しい文構造、分かりやすい表現―
233
12
13
14
15
回
回
回
回
スピーチ発表2、レポ作成法(1)問いの見つけ方、資料の探し方
スピーチ発表3、レポ作成法(2)要約の仕方、構成の練り方
スピーチ発表4、レポ作成法(3)引用文・参考文献・注の扱い方
授業総括および期末テスト
日本語表現//堅田
陽子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表現」
の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な
作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチを
行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・書
きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、
その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
「日本語検定」三級の修得を目指します。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現テキスト』 名古屋学院大学日本語表現部会編
2013
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
234
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
日本語表現上級//早川
厚一/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
235
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
日本語表現上級//早川
厚一/秋A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
1.適切な表現・ことばを用いた正しく分かりやすい文を書けるようにする。
2.事実と意見、他人の意見と自分の意見を区別し、論理的な文章を書く力を身につける。
3.複数の資料を分析しつつ、正しく引用しながら大学教育で求められるレポート・小論文を書くことが
できる。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。なるべく休まないように。休んだ場合は、そ
の日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。なお、この授業は、
「日本語表現」の履修
が終了していなければ受けられません。
【事前準備学習】
前回の授業を復習しよう。自学自習の応用編を毎週一つずつ制覇していこう。
236
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点とレポート提出。欠席は五回を越えると失格となります。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 敬語に強くなる(1尊敬語)
3 回 敬語に強くなる(2謙譲語、応用)
4 回 メールの達人になる
5 回 語順を整える・意味を一つにする
6 回 文を組み立てる
7 回 論証する
8 回 引用して意見を述べる
9 回 小論文を書く(準備)
10 回 小論文を書く(執筆)
11 回 小論文を書く(推敲)
12 回 レポートを書く(準備)
13 回 レポートを書く(執筆)
14 回 レポートを書く(推敲)
15 回 講評とまとめ
日本語表現上級//玉田
沙織/春A(水 3)
・秋A(火 2・水 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせない。言語表現能力
の向上をはかるために、主に文章による表現の基礎を培う科目である。具体的には、レポート・小論文・
卒業論文など学術的な文章を書くための基礎的な内容を学習する。
【学習到達目標】
1.適切な表現・ことばを用いた正しく分かりやすい文を書けるようにする。
2.事実と意見、他人の意見と自分の意見を区別し、論理的な文章を書く力を身につける。
3.複数の資料を分析しつつ、正しく引用しながら大学教育で求められるレポート・小論文を書くことが
できる。
237
【履修上の注意】
1年次必修「日本語表現」の【単位が取得済み】の場合のみ、履修を認める。履修見込み(同時受講)
は認めない。
日本語検定【2級】の合格を目指す場合は、夏期集中講義として開講予定の「日本語表現上級」の登
録を推奨する。同名の講義であるため、単位が認定されるのは一方のみである。
日本語運用能力を高めるためには、主体的な取り組みが大切である。授業には積極的に参加し、疑問
点は遠慮せずに質問すること。基礎学力を養うために、CCS 自学自習問題も活用しよう。
【事前準備学習】
前回の復習。
【教科書】
プリントを使用する。
【参考書】
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
提出物 40%、小論文 20%、レポート 20%、復習テスト 20%。
単位取得基礎条件は、全学の基準と同様に5回未満の欠席(最大4回まで)。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 敬語に強くなる(1)
3 回 敬語に強くなる(2)
4 回 メールの達人になる
5 回 語順を整える・意味を一つにする
6 回 文を組み立てる
7 回 論証する
8 回 引用して意見を述べる
9 回 小論文を書く(準備)
10 回 小論文を書く(執筆)
11 回 小論文を書く(推敲)
12 回 レポートを書く(準備)
13 回 レポートを書く(執筆)
14 回 レポートを書く(推敲)
15 回 講評と復習テスト
日本語表現上級//玉田
沙織/春A(金 2)
・秋A(金 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
238
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
1.適切な表現・ことばを用いた正しく分かりやすい文を書けるようにする。
2.事実と意見、他人の意見と自分の意見を区別し、論理的な文章を書く力を身につける。
3.複数の資料を分析しつつ、正しく引用しながら大学教育で求められるレポート・小論文を書くことが
できる。
【履修上の注意】
1年次必修「日本語表現」の【単位が取得済み】の場合のみ、履修を認める。履修見込み(同時受講)
は認めない。
日本語検定【2級】の合格を目指す場合は、夏期集中講義として開講予定の「日本語表現上級」の登
録を推奨する。同名の講義であるため、単位が認定されるのは一方のみである。
日本語運用能力を高めるためには、主体的な取り組みが大切である。授業には積極的に参加し、疑問
点は遠慮せずに質問すること。基礎学力を養うために、CCS 自学自習問題も活用しよう。
【事前準備学習】
前回の復習。
【教科書】
プリントを使用する。
【参考書】
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
提出物 40%、小論文 20%、レポート 20%、復習テスト 20%。
単位取得基礎条件は、全学の基準と同様に5回未満の欠席(最大4回まで)。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 敬語に強くなる(1)
3 回 敬語に強くなる(2)
4 回 メールの達人になる
5 回 語順を整える・意味を一つにする
6 回 文を組み立てる
7 回 論証する
8 回 引用して意見を述べる
9 回 小論文を書く(準備)
10 回 小論文を書く(執筆)
11 回 小論文を書く(推敲)
12 回 レポートを書く(準備)
13 回 レポートを書く(執筆)
14 回 レポートを書く(推敲)
15 回 講評と復習テスト
239
日本語表現上級//玉田
沙織/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
240
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
日本語表現上級//川越
めぐみ/春A(火 3)・秋A(火 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の応用問題を必ず毎回やる
こと。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
241
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
日本語表現上級//川越
めぐみ/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
242
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
基礎英語1//伊藤
泰子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、「英語を楽しむ」ことをテーマとして揚げています。高等学校までに学んできたことを再確
認しながら、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの 4 技能を身につけ、さらには
英語を通して、ものの考え方や文化などを理解して、それに対する自分の意見・考えを英語で表現する
ことを学習します。授業では、英語を通して知る世界を楽しめるように支援します。
「英語を楽しむ」とは「英語を使って知る」ことを意味する。使用テキストは現代社会で話題となって
いる様々な事柄や問題について書かれているので、英語を通して理解することによって、英語の表す考
え方も知ることができる。内容を理解するために質問に答えることや、内容を要約するなどの作業を行
う。さらに、CCS で小テストを受けること、レポートを提出することなどをしてパソコンを使う技能も
身につける。
【学習到達目標】
現代社会の様々な問題に触れながら、基礎的な英文読解力の養成を目指す。英文を理解して、更にトピ
ックとなっている問題について考え、自分の意見を表現できるようになることを目標とする。
243
【履修上の注意】
授業では、パソコンでノートをとる、小テストをやる、レポートを書いて提出するなどを行うので必ず、
パソコンを持ってきてください。
【事前準備学習】
授業前に必ず、テキストを読んできてください。
【教科書】
『Practical Reading Expert リーディング
rrows 成美堂 2012
エキスパート』 宍戸真・森茂利・鎌田幸雄・Jason Ba
【評価方法】
授業時に中間・期末の2回の筆記試験を行う。その結果を中心に評価する。さらに CCS の小テスト結
果、CCS のレポートの内容と提出状況などを付け加えて総合評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Lesson 1. Yoga(Vocabulary Study and Text)
3 回 Lesson 1 Yoga (Text and Comprehension Check)
4 回 Lesson 1 Yoga (Text and Summary)
5 回 Lesson 2. Post-it Notes(Vocabulary Study and Text)
6 回 Lesoon 2 Post-it Notes( Text and Comprehension Check)l
7 回 Lesson 2 Post-it Notes ( Text and Summary)
8 回 Review & Exam.
9 回 Lesson 4. Internet Slang (Vocabulary Study and Text)
10 回 Lesson 4 Internet Slang ( Text and Comprehension Check)
11 回 Lesson 5. Ice Cream Taster (Vocabulary Study and Text)
12 回 Lesson 5 Ice Cream Taster ( Text and Comprehension Check)
13 回 Lesson 7. Bullying (Vocabulary Study and Text)
14 回 Lesson 7 Bullying (Text and Comprehension Check)
15 回 Review & Exam.
基礎英語1//伊藤
隆/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎英語1は「英語を楽しむ」ことを共通のテーマとして揚げています。「楽しい」を簡単な英語で
言えば、amusing(愉快な気持ちにさせる)と interesting(関心や興味をひきおこす)の2つに大別さ
れることはご存知でしょう。このどちらが欠けても「楽しむ」ことにはならないので、私たち担当教員
は適切なバランスをとるように心がけています。バランスのとりかたは教員各自の個性に任せてくださ
い。ただ、20 歳前後の皆さんの知的興味を刺激するのが私たちの大きな関心事ですので...と言えば、
どちらがより強調されるかもうおわかりですね。
今日ではインターネットの普及やビジネスの国際化などによって、以前では考えられないほど日常的
に英語を発信・受信することが必要とされるようになり、英語のリスニングとスピーキングの能力に加
244
えて、リーディングとライティングの能力を身につける必要も一層高まってきました。建前では、高校
までの学習が完了していればそれで十分対応できるはずなのですが、覚えるそばから忘れるのが人間の
常であり、今すぐ国際コミュニケーションの世界に入っていく準備のできている人はそうはいないでし
ょう。大学の授業では、これまでに学んできたことの再確認に加えて、将来役立つと思われる語、表現、
さらには英語圏に生活する人々のものの考え方なども学習できるように、皆さんを支援してゆきます。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、「英語嫌いでなくなる」こと、また英語が好き
な受講者がより興味を持ったり、もっと勉強したくなったと感じることを目指します。
【履修上の注意】
この授業ではパソコンを使用します。
【事前準備学習】
授業に慣れるために、特に最初の数週間は欠席や遅刻をしないように注意して下さい。
【教科書】
教材は CCS を使って授業時に配布します。
【参考書】
授業時に随時紹介します。
【評価方法】
平常点 100%(授業への積極的参加 60%、毎時の課題 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション及び既習事項の確認
2 回 挨拶をする(基礎)
3 回 挨拶をする(応用)
4 回 自己紹介をする(基礎)
5 回 自己紹介をする(応用)
6 回 助言や提案をする(基礎)
7 回 助言や提案をする(応用)
8 回 依頼を断る(基礎)
9 回 依頼を断る(応用)
10 回 謝罪する(基礎)
11 回 謝罪する(応用)
12 回 電話をかける(基礎)
13 回 電話をかける(応用)
14 回 電話を受ける(基礎)
15 回 電話を受ける(応用)
245
基礎英語1//須川
精致/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、リスニングに重点を置いた教材を用い、様々な演習を通して、英語に関する基本的事項
の確認とその定着をはかる。具体的には、vocabulary building, listening and dictation, comprehen
sion questions 等の活動を行う。またこれらの活動と並行して、インターネットを活用し、英語で書か
れた HP を読み、課題に沿った情報を読み取り、ファイルのまとめる活動を行う。この活動により「教
室英語」ではない実際に使用されている「本物の」英語に触れる機会を設ける。
【学習到達目標】
平易な英語を確実に聞き取れ,また正確に情報が読み取れることができるレベルが求められる。
【履修上の注意】
ノートパソコンを持参すること。
【事前準備学習】
vocabulary note の作成を予習とする。詳細は,開講時に指示する。
【教科書】
『Listening to the News 1: Voice of America』 Karl Nordvall Compass Publishing 2012
【評価方法】
Review Test の結果40%、提出物40%、授業への参加度(出席状況、授業の準備状況、発言)20%
【講義テーマ】
1 回 Orientation and Pre-Study Test
2 回 Unit 01: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
3 回 Unit 01: Broad View and Research Activity 1-1
4 回 Unit 06: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
5 回 Unit 06: Broad View and Research Activity 1-2
6 回 Unit 011: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
7 回 Unit 011: Broad View and Research Activity 1-3
8 回 Review Test 1 / Research Activity due
9 回 Unit 16: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
10 回 Unit 16: Broad View and Research Activity 2-1
11 回 Unit 02: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
12 回 Unit 02: Broad View and Research Activity 2-2
13 回 Unit07: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
14 回 Unit 07: Broad View and Research Activity 2-3
15 回 Review Test 2 / Research Activity 2 due
246
基礎英語1//達本
美香/春A(木 4・金 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
英語を活用する上で必須の基礎項目を、英作文を通して重点的に学んでいきます。また、実際に英語を
運用する上で知っておくべき事柄(文化的背景、注意点等)も併せて学習します。
【学習到達目標】
基礎的な英文法の知識を用いて、簡単な英語の文章もしくは短文を作成できるようにすることを目標と
する。
【履修上の注意】
初回の授業から出欠をとります。また、授業に関する重要事項を初回の授業で説明しますので必ず出
席して下さい。
忘れ物・遅刻は減点、出席率が70%以上に満たない場合は失格となります。詳細については初回の
授業で説明します。授業の進行に合わせ、講義テーマは変更されます。
【事前準備学習】
教科書、筆記用具、ノート類(ルーズリーフ等)、英和辞書(和英もある電子辞書が望ましい)の準備。
辞書は大学生レベルのものを準備すること。
【教科書】
『New English Composition Workbook』 村田和代&大谷麻美 マクミラン・ランゲージハウス
【評価方法】
課題到達度(発表・提出物・小テスト:60%)
、チームへの貢献度(40%)により総合評価。チーム
への貢献度は、毎回の授業で確認されます。詳細については授業で説明。
【講義テーマ】
1 回 講義概要とグループ作り
2 回 Be 動詞
3 回 一般動詞
4 回 名詞の単数・複数
5 回 冠詞、形容詞
6 回 There 構文
7 回 前置詞
8 回 現在形
9 回 現在進行形
10 回 自動詞
11 回 他動詞
12 回 副詞、比較級
13 回 最上級
14 回 Wh疑問文
15 回 まとめ
247
(再)基礎英語1//達本
美香/秋A(金 5)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
常の授業形式とは違い、E-Learning と呼ばれる自学自習システムを利用した授業を行います。学習内
容は、基礎文法に重点を置いたものとなっています。
【学習到達目標】
英語を実際に活用する上で、必須となる基礎文法のより確実な理解。
【履修上の注意】
初回の授業で E-Learning のオリエンテーション(重要な注意事項含む)を行いますので、必ずノー
トブックPC、LANケーブル及び AC アダプターを持参して下さい。また、毎回の授業でもこれらは
必ず持参して下さい。忘れた場合は授業は受けられませんので注意して下さい。
毎回の授業で、E-Learning の課題(
「講義・テーマ」参照)を出しますので期限までに必ず行って下さ
い(成績に加算されます)。
また、授業連絡は CCS からメールで送信されますので、必ず携帯メールを、学術情報センターもしく
は教務課で登録及び変更しておいて下さい(授業連絡は非常に重要ですから注意して下さい)。
中間テスト及び期末テストの何れかを受けなかった場合は失格となります。
【事前準備学習】
事前にノートパソコンに不具合がないか確認しておくこと。授業時に、起動できない、ログインできな
い、スピードが遅い等、何等かの不具合があると授業を受けられません。また、CCSへログインする
ためのIDとパスワードも確認しておくこと。
【教科書】
E-Learning システムを使用するため、教科書は使用しません。
【評価方法】
試験75%、教室または自宅での学習(課題)25%
*学期半ば(第 8 週)と学期末(第 14 週)に試験実施。
【講義テーマ】
1 回 1-1動詞と文型
2 回 1-2時制
3 回 1-3進行形
4 回 1-4完了形
5 回 1-5不定詞
6 回 1-6動名詞
7 回 1-7態
8 回 1-8助動詞 及び 中間テスト
248
9 回 1-9仮定法
10 回 1-10分詞
11 回 1-11関係詞
12 回 1-12前置詞、接続詞
13 回 1-13名詞、代名詞
14 回 1-14形容詞、副詞 及び 期末テスト
15 回 1-15比較 及び「まとめ」
基礎英語1//春日
秀之/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
A variety of teaching methods will be used in this course, including:
? mini lectures and explanations by instructors;
? Teacher directed reading, listening and speaking exercises and activities;
? student-student works and group works
【学習到達目標】
By the end of this curse, students will be able to do the following in ENG:
Listening:
1. Apply simple listening strategies to listening test
2. Identify key words in sentence
Reading:
1. Comprehend main ideas and supporting details of a test
Speaking:
1. Ask questions to seek help and information.
2. Express opinions
【履修上の注意】
No Japanese in class (As much as possible)
No cellphone in class
【事前準備学習】
Homework and Vocabulary (Will be announced in class)
249
【評価方法】
Test 1: Unit 1 Listening and Vocabulary (30%)
Test 2: Unit 2 Speaking Test (Student-Student: 30%)
Test 3: Unit 3 Listening and Reading Test (30%)
Class Participation (10%)
【講義テーマ】
1 回 1. Day 1 Meeting New Classmates Day 1□ Teacher's Introduction
2 回 2. Day 2 Unit 1 Conversation 1: Meeting New People
□ Do a self-introd
uction and make conversation (In ENG)
3 回 3. Day 3 Unit 1 Conversation 2: Meeting Old Friend
□ Ice Break
4 回 4. Day 4 Unit 1 Listening 1: Making an Appointment
□ Explain syllabu
s and calendar
5 回 5. Day 5 Unit 1 Listening 2: Making an Appointment 2
□ H/W Write 5
questions you want to ask class mates and international students
6 回 6. Day 6 Listening / Vocabulary Test 1 (30 %)
7 回 7. Day 7 Unit 2: Planing a Party Day 2 □ Listen to the conversation and understand
the main idea
8 回 8. Day 8 Unit 2: Planing a Party and Inviting People and Giving Directions
9 回 9. Day 9 Speaking Test: (3min/pair/ 30%) Student-Student Day 3 □ Ask Questions in c
lass
10 回 10. Day 10 Unit 3: Making Travel Plans
□ Ask Questions on campus
11 回 11. Day 11 Unit 3: Going to a Hotel
12 回 12. Day 12 Unit 3: Going Shopping Day 4 □ Listen and write down key words
13 回 13. Day 13 Practice for the Final Test: Listening and Reading Tests (45min/ 30%)
□ Make appointments and talk to Prof
14 回 14. Day 14 Practice for the Final Test: Listening and Reading Tests (45min/ 30%)
□ Use polite form
15 回 15. Day 15 Final Test (45min/30%)
(再)基礎英語1//船井
純平/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業はニュース・新聞記事の読解およびリスニングの練習を中心に進めます。比較的分かりやすい
英語で書かれたニュースや新聞の記事を語彙、文法事項を確認しながら読みます。またニュース、海外
のテレビ番組や映画などを用いて英語を聞き取る練習をします。
【学習到達目標】
英語の基礎力をつけるとともに、英語に関心をもつことを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
250
【事前準備学習】
辞書での単語の調べ方の確認。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 英文読解(文型1~3)
3 回 リスニング(会話)
4 回 英文読解(文型4・5)
5 回 リスニング(ニュース)
6 回 英文読解(時制[現在・過去・未来・進行形])
7 回 リスニング(DVD)
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 英文読解(時制[完了])
10 回 リスニング(アメリカ英語)
11 回 英文読解(助動詞)
12 回 リスニング(イギリス英語)
13 回 英文読解(態)
14 回 リスニング(映画)
15 回 まとめ及び期末試験
基礎英語1//中山
麻美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
高校までの英語力を土台にして、標準的な現代英語を正確に読み取る能力を養成するため、基礎的な語
彙力・読解力の充実を図る演習を行う。毎週、短い読み物を読みながら、そこに出てくる文法事項を確
認し、さらに練習問題を解くことにより基礎力を養う。
また更なる応用力をつけるため、映画の中で実際に学習した文法事項がどのように使用されているかを
確認し、映画のワンシーンの配役になりきり、ロールプレイをするアクティビティも取り入れる。
最終的には、最小限必要な文法事項と語彙力の強化をし、丸覚えした難しい英文を話したり書いたりす
るのではなく、シンプルな文章を自分で組み立てて発信できることを目指す。
【学習到達目標】
英語の基本構文を何度も繰り返し復習することで、簡単な表現の定着を促す。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
251
遅刻は減点の対象とし、3回の遅刻で欠席1回となります。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Communication in SIMPLE ENGLISH/発信型シンプル・イングリッシュ』 森田
子、高橋 順子 三修社 2007年
教科書以外にも、必ず英語辞書を持参してください。
【参考書】
参考図書は授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
【講義テーマ】
1 回 授業に際しての注意事項
2 回 This is my everyday life. (一般動詞)
3 回 映画「フォレストガンプ」 (一般動詞)
4 回 Do you keep a diary? (一般動詞)
5 回 映画「プラダを着た悪魔」(一般動詞)
6 回 These are my family photos. (be 動詞)
7 回 映画「アイアムサム」 (be 動詞)
8 回 Where are you from? (be 動詞)
9 回 映画「イン・ハー・シューズ」
(be 動詞)
10 回 We love our town, Sakura-Yokocho. (場所の表現)
11 回 映画「リトル・ミス・サンシャイン」(場所の表現)
12 回 I’m so busy this month! (時の表現)
13 回 映画「魔法のレストラン」(時の表現)
14 回 授業復習および試験対策
15 回 授業の総括及びテスト
252
和子、北本
洋
(再)基礎英語1//有薗
智美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、これまでに学習した英語知識を確認し、その定着を図るのと同時に、自らの弱点を発見し、
大学生としての総合的な英語運用能力を向上させることを目標とする。特に、英語の基本的文法事項、
基本構文、語彙を学習(復習)し、それらを用いて身近なトピックについて理解・表現する力を身につ
ける。授業は教科書の内容に従って進み、その中でペア・グループワークを含む英語活動を実施しなが
ら、4技能をバランスよく磨いていく。特に、基礎知識の定着を柱として、新たな語彙を習得し、基礎
知識を、英文把握および文章・口頭での発信に応用できるようにしていきたい。同時に、聴取力向上の
ため、英語の発音、イントネーション、リズムにも触れ、理解と発信の両者を結び付けていく。文章・
口頭の別や難易に関わらず、英語でのコミュニケーションを行うためには基礎知識が必要であることは
言うまでもない。それどころか、難解に感じられる文章でも、基礎知識があればそれを応用してある程
度読み解いていくことが可能である。受講者は本授業でしっかりと基本を定着させ、文書や口頭での今
後の英語コミュニケーションにつなげていくことが期待される。
【学習到達目標】
?それまでに学習した英語の基礎的文法事項を確認し、定着させる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて発信する際に活用できる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて書かれた文書や読まれた内容を理解するのに応用できる
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
知識の定着のためには、ペアやグループにおいて他者と互いの考えを確認し合うことが有効である。従
って授業では、積極的に他者の考えに触れ、また自分の考えを説明できるように、前向きな姿勢で取り
組むこと。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。また、遅刻 3 回で 1
回の欠席とし、最終試験受験は 3 分の 2 以上の出席をもって認められる。
【事前準備学習】
・毎時、新 unit に出てくる単語テストを行うので予習しておくこと(全 11 回)
・第 8 回、第 14 回の授業で小テストを行うので、それまでの Unit を復習しておくこと(全 2 回)
・CCS を通して課題の提出や補助資料の配布を行うので、授業前後に確認すること
他、授業での活動に積極的に参加できるよう、授業前にテキストに目を通し、質問があれば準備してお
くこと。
【教科書】
『Living Grammar』 山本厚子 他 成美堂 2009
【参考書】
『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
253
【評価方法】
・平常点(授業貢献、ペア・グループワーク、課題等)…30%
・単語テスト(全 11 回)…10%
・小テスト(全 2 回)…20%
・最終試験…40%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/5 文型・品詞の復習
2 回 Unit 1: Profile(be 動詞)
3 回 Unit 2: Sports(一般動詞(1)自動詞・他動詞)
4 回 Unit 3: Special Occasions(一般動詞(2)二重目的語、目的語と補語をとる動詞)
5 回 Unit 4: Families(人称代名詞)
6 回 Unit 5: Japan Quiz(Wh-疑問文)
7 回 Unit 6: Love and Marriage(過去形)
8 回 小テスト及び復習(Unit 1-6)
9 回 Unit 7: Life Story(現在完了形(1)継続)
10 回 Unit 8: Leisure(現在完了形(2)経験・完了)
11 回 Unit 9: College Life(現在進行形、過去進行形)
12 回 Unit 10: On Vacation(未来表現の be going to と will)
13 回 Unit 11: Out and About(助動詞(1)can, may など)
14 回 小テスト及び復習(Unit 7-11)
15 回 授業総括及び最終試験
基礎英語2//伊藤
泰子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、「英語を楽しむ」ことをテーマとして揚げています。高等学校までに学んできたことを再確
認しながら、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの 4 技能を身につけ、さらには
英語を通して、ものの考え方や文化などを理解して、それに対する自分の意見・考えを英語で表現する
ことを学習します。授業では、英語を通して知る世界を楽しめるように支援します。
「英語を楽しむ」とは「英語を使って知る」ことを意味する。使用テキストは現代社会で話題となって
いる様々な事柄や問題について書かれているので、英語を通して理解することによって、英語の表す考
え方も知ることができる。内容を理解するために質問に答えることや、内容を要約するなどの作業を行
う。さらに、CCS で小テストを受けること、レポートを提出することなどをしてパソコンを使う技能も
身につける。
【学習到達目標】
現代社会の様々な問題に触れながら、基礎的な英文読解力の養成を目指す。英文を理解して、更にトピ
ックとなっている問題について考え、自分の意見を表現できるようになることを目標とする。
254
【履修上の注意】
授業では、パソコンでノートをとる、小テストをやる、レポートを書いて提出するなどを行うので必ず、
パソコンを持ってきてください。
【事前準備学習】
授業前に必ず、テキストを読んできてください。
【教科書】
『Practical Reading Expert リーディング
rrows 成美堂 2012
エキスパート』 宍戸真・森茂利・鎌田幸雄・Jason Ba
【評価方法】
授業時に中間・期末の2回の筆記試験を行う。その結果を中心に評価する。さらに CCS の小テスト結
果、CCS のレポートの内容と提出状況などを付け加えて総合評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Lesson 13. Jellyfish(Vocabulary Study and Text)
3 回 Lesson 13 Jellyfish (Text and Comprehension Check)
4 回 Lesson 13 Jellyfish (Text and Summary)
5 回 Lesson 15. Brazilian Soccer (Vocabulary Study and Text)
6 回 Lesoon 15 Brazilian Soccer ( Text and Comprehension Check)l
7 回 Lesson 15 Brazilian Soccer ( Text and Summary)
8 回 Review & Exam.
9 回 Lesson 17 Yahoo! (Vocabulary Study and Text)
10 回 Lesson 17 Yahoo! ( Text and Comprehension Check)
11 回 Lesson 19. The Variety of English (Vocabulary Study and Text)
12 回 Lesson 19 The Variety of English ( Text and Comprehension Check)
13 回 Lesson 22. In 2030 (Vocabulary Study and Text)
14 回 Lesson 22 In 2030 (Text and Comprehension Check)
15 回 Review & Exam.
基礎英語2//伊藤
隆/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎英語2は「英語を楽しむ」ことを共通のテーマとして揚げています。「楽しい」を簡単な英語で
言えば、amusing(愉快な気持ちにさせる)と interesting(関心や興味をひきおこす)の2つに大別さ
れることはご存知でしょう。このどちらが欠けても「楽しむ」ことにはならないので、私たち担当教員
は適切なバランスをとるように心がけています。バランスのとりかたは教員各自の個性に任せてくださ
い。ただ、20 歳前後の皆さんの知的興味を刺激するのが私たちの大きな関心事ですので...と言えば、
どちらがより強調されるかもうおわかりですね。
今日ではインターネットの普及やビジネスの国際化などによって、以前では考えられないほど日常的
に英語を発信・受信することが必要とされるようになり、英語のリスニングとスピーキングの能力に加
255
えて、リーディングとライティングの能力を身につける必要も一層高まってきました。建前では、高校
までの学習が完了していればそれで十分対応できるはずなのですが、覚えるそばから忘れるのが人間の
常であり、今すぐ国際コミュニケーションの世界に入っていく準備のできている人はそうはいないでし
ょう。大学の授業では、これまでに学んできたことの再確認に加えて、将来役立つと思われる語、表現、
さらには英語圏に生活する人々のものの考え方なども学習できるように、皆さんを支援してゆきます。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、「英語嫌いでなくなる」こと、また英語が好き
な受講者がより興味を持ったり、もっと勉強したくなったと感じることをめざします。
【履修上の注意】
この授業ではパソコンを使用します。
【事前準備学習】
授業に慣れるために、特に最初の数週間は欠席や遅刻をしないように注意して下さい。
【教科書】
CCS を使って授業時に配布します。
【参考書】
授業時に随時紹介します。
【評価方法】
平常点 100%(授業への積極的参加 60%、毎時の課題 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション及び既習事項の確認
2 回 許可をもとめる(基礎)
3 回 許可をもとめる(応用)
4 回 依頼をする(基礎)
5 回 依頼をする(応用)
6 回 案内をする(基礎)
7 回 案内をする(応用)
8 回 アポイントメントをとる(基礎)
9 回 アポイントメントをとる(応用)
10 回 弁護をする(基礎)
11 回 弁護をする(応用)
12 回 話のきっかけをつくる(基礎)
13 回 話のきっかけをつくる(応用)
14 回 メールを送る(基礎)
15 回 メールを送る(応用)
256
基礎英語2//須川
精致/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、リスニングに重点を置いた教材を用い、様々な演習を通して、英語に関する基本的事項
の確認とその定着をはかる。具体的には、vocabulary building, listening and dictation, comprehen
sion questions 等の活動を行う。またこれらの活動と並行して、インターネットを活用し、英語で書か
れた HP を読み、課題に沿った情報を読み取り、ファイルのまとめる活動を行う。この活動により「教
室英語」ではない実際に使用されている「本物の」英語に触れる機会を設ける。
【学習到達目標】
春学期の成果を踏まえ、pre-intermediate レベルの英文を辞書を使用しながら読解でき、かつ自然なス
ピードの英語がある程度聞き取れるレベルを目標とする。
【履修上の注意】
ノートパソコンを持参すること。
【事前準備学習】
vocabulary note の作成を予習とする。詳細は,開講時に指示する。
【教科書】
『Listening to the News 1: Voice of America』 Karl Nordvall Compass Publishing 2012
【評価方法】
Review Test の結果40%、提出物40%、授業への参加度(出席状況、授業の準備状況、発言)20%
【講義テーマ】
1 回 Orientation and Pre-Study Test
2 回 Unit 03: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
3 回 Unit 03: Broad View and Research Activity 3-1
4 回 Unit 08: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
5 回 Unit 08: Broad View and Research Activity 3-2
6 回 Unit 12: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
7 回 Unit 12: Broad View and Research Activity 3-3
8 回 Review Test 1 / Research Activity 3 due
9 回 Unit 17: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
10 回 Unit 17 Broad View and Research Activity 4-1
11 回 Unit 04: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
12 回 Unit 04: Broad View and Research Activity 4-2
13 回 Unit09: Vocabulary, Dictation, Comprehension, and Focus on Sounds
14 回 Unit 09: Broad View and Research Activity 4-3
15 回 Review Test 2 / Research Activity 4 due
257
(再)基礎英語2//達本
美香/春A(金 5)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
通常の授業形式とは違い、E-Learning と呼ばれる自学自習システムを利用した授業を行います。学習
内容は、基礎文法に重点を置いたものとなっています。
【学習到達目標】
英語を実際に活用する上で、必須となる基礎文法のより確実な理解。
【履修上の注意】
初回の授業で E-Learning のオリエンテーション(重要な注意事項含む)を行いますので、必ずノート
ブックPC、LANケーブル及び AC アダプターを持参して下さい。毎回の授業でも、これらは必要で
す。持参しない場合は授業は受けられませんので注意して下さい。
また、毎回の授業で、E-Learning の課題(「講義・テーマ」参照)を出しますので期限までに必ず行っ
て下さい(成績に加算されます)。
授業連絡(重要)は CCS から携帯メールに送信されますので、必ずメールアドレスを登録・変更して
おいて下さい(学術情報センターもしくは教務課で登録できます)。
中間・期末テストの何れかを受験しない場合は失格となります。
【事前準備学習】
ノートパソコンに不具合がないか必ず事前に確認しておいて下さい。起動できない、ログインできない
等があると授業を受講できません。また、CCSへログインするためのID及びパスワードも事前に確
認すること。
【教科書】
E-Learning システムを使用するため、教科書は使用しません。
【評価方法】
試験75%、教室または自宅での学習(課題)25%
*学期半ば(第 8 週)と学期末(第 14 週)に試験実施。
【講義テーマ】
1 回 2-1動詞と文型
2 回 2-2時制
3 回 2-3進行形
4 回 2-4完了形
5 回 2-5不定詞
6 回 2-6動名詞
7 回 2-7態
8 回 2-8助動詞 及び 中間テスト
9 回 2-9仮定法
258
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
2-10分詞
2-11関係詞
2-12前置詞、接続詞
2-13名詞、代名詞
2-14形容詞、副詞 及び 期末テスト
2-15比較 及び「まとめ」
基礎英語2//達本
美香/秋A(木 4・金 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎英語1に続き、英語を活用する上で必須の基礎項目を、英作文を通して重点的に学んでいきます。
また、実際に英語を運用する上で知っておくべき事柄(文化的背景、注意点等)も併せて学習します。
【学習到達目標】
基礎的な英文法の知識を用いて、簡単な英語の文章もしくは短文を作成できるようにすることを目標と
する。
【履修上の注意】
初回の授業から出欠をとります。また、授業に関する重要事項を初回の授業で説明しますので必ず出
席して下さい。
忘れ物・遅刻は減点、出席率が70%以上に満たない場合は失格となります。英和辞書と教科書は毎
回必ず持ってくること。詳細については初回の授業で説明します。授業の進行に合わせ、講義テーマは
変更されます。
【事前準備学習】
基礎英語1で学んだ文法事項の復習及び確認をしておいて下さい。
【教科書】
『New English Composition Workbook』 村田和代&大谷麻美 マクミラン・ランゲージハウス
【評価方法】
課題到達度(発表・提出物・小テスト含む:60%)、チームへの貢献度(40%)により評価。チーム
への貢献度は毎回の授業で確認されます。詳細については授業で説明。
【講義テーマ】
1 回 講義概要とグループ作り
2 回 5文型
3 回 過去形
4 回 未来形
5 回 would like to
6 回 受動態:基礎の理解
7 回 受動態:応用と練習
8 回 助動詞
259
9 回 be able to
10 回 To 不定詞:基礎の理解
11 回 To 不定詞:応用と練習
12 回 現在完了
13 回 過去完了
14 回 関係詞
15 回 まとめ
基礎英語2//春日
秀之/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
A variety of teaching methods will be used in this course, including:
? mini lectures and explanations by instructors;
? Teacher directed reading, listening and speaking exercises and activities;
? student-student works and group works
【学習到達目標】
By the end of this curse, students will be able to do the following in ENG:
Listening:
1. Apply simple listening strategies to listening test
2. Identify key words in sentence
Reading:
1. Comprehend main ideas and supporting details of a test
Speaking:
1. Ask questions to seek help and information.
2. Express opinions
【履修上の注意】
No Japanese in class (As much as possible)
No cellphone in class
【事前準備学習】
Homework and Vocabulary (Will be announced in class)
【評価方法】
Test 1: Unit 1 Listening and Vocabulary (30%)
260
Test 2: Unit 2 Speaking Test (Student-Student: 30%)
Test 3: Unit 3 Listening and Reading Test (30%)
Class Participation (10%)
【講義テーマ】
1 回 1. Day 1 Meeting New Classmates
2 回 2. Day 2 Unit 1 Conversation 1: Meeting New People
3 回 3. Day 3 Unit 1 Conversation 2: Meeting Old Friend
4 回 4. Day 4 Unit 1 Listening 1: Making an Appointment
5 回 5. Day 5 Unit 1 Listening 2: Making an Appointment 2
6 回 6. Day 6 Listening / Vocabulary Test 1 (30 %)
7 回 7. Day 7 Unit 2: Planing a Party
8 回 8. Day 8 Unit 2: Planing a Party and Inviting People and Giving Directions
9 回 9. Day 9 Speaking Test: (3min/pair/ 30%) Student-Student
10 回 10. Day 10 Unit 3: Making Travel Plans
11 回 11. Day 11 Unit 3: Going to a Hotel
12 回 12. Day 12 Unit 3: Going Shopping
13 回 13. Day 13 Practice for the Final Test: Listening and Reading Tests (45min/ 30%)
14 回 14. Day 14 Practice for the Final Test: Listening and Reading Tests (45min/ 30%)
15 回 15. Day 15 Final Test (45min/30%)
(再)基礎英語2//船井
純平/秋A(木 5)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業はニュース・新聞記事の読解およびリスニングの練習を中心に進めます。比較的分かりやすい
英語で書かれたニュースや新聞の記事を語彙、文法事項を確認しながら読みます。またニュース、海外
のテレビ番組や映画などを用いて英語を聞き取る練習をします。
【学習到達目標】
英語の基礎力をつけるとともに、英語に関心をもつことを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
【事前準備学習】
辞書での単語に調べ方の確認。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
261
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 英文読解(不定詞)
3 回 リスニング(会話)
4 回 英文読解(文詞)
5 回 リスニング(ニュース)
6 回 英文読解(動名詞)
7 回 リスニング(DVD)
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 英文読解(比較)
10 回 リスニング(アメリカ英語)
11 回 英文読解(関係詞)
12 回 リスニング(イギリス英語)
13 回 英文読解(仮定法)
14 回 リスニング(映画)
15 回 まとめ及び期末試験
基礎英語2//船井
純平/秋A(金 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業はニュース・新聞記事の読解およびリスニングの練習を中心に進めます。比較的分かりやすい
英語で書かれたニュースや新聞の記事を語彙、文法事項を確認しながら読みます。またニュース、海外
のテレビ番組や映画などを用いて英語を聞き取る練習をします。
【学習到達目標】
英語の基礎力をつけるとともに、英語に関心をもつことを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
【事前準備学習】
辞書での単語の調べ方の確認。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 英文記事・ニュース(ビジネス)
262
3 回 リスニング(会話)
4 回 英文記事・ニュース(健康)
5 回 リスニング(ニュース)
6 回 英文記事・ニュース(スポーツ)
7 回 リスニング(DVD)
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 英文記事・ニュース(政治)
10 回 リスニング(アメリカ英語)
11 回 英文記事・ニュース(経済)
12 回 リスニング(イギリス英語)
13 回 英文記事・ニュース(海外情勢)
14 回 リスニング(映画)
15 回 まとめ及び期末試験
基礎英語2//中山
麻美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
春期と同様のテキストを使用する。
高校までの英語力を土台にして、標準的な現代英語を正確に読み取る能力を養成するため、基礎的な語
彙力・読解力の充実を図る演習を行う。毎週、短い読み物を読みながら、そこに出てくる文法事項を確
認し、さらに練習問題を解くことにより基礎力を養う。
また更なる応用力をつけるため、映画の中で実際に学習した文法事項がどのように使用されているかを
確認し、映画のワンシーンの配役になりきり、ロールプレイをするアクティビティも取り入れる。
最終的には、最小限必要な文法事項と語彙力の強化をし、丸覚えした難しい英文を話したり書いたりす
るのではなく、シンプルな文章を自分で組み立てて発信できることを目指す。
【学習到達目標】
英語の基本構文を何度も繰り返し復習することで、簡単な表現の定着を促す。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
遅刻は減点の対象とし、3回の遅刻で欠席1回となります。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
263
【教科書】
『Communication in SIMPLE ENGLISH/発信型シンプル・イングリッシュ』 森田
子、高橋 順子 三修社 2007年
春期と同じ教科書を使用します。
教科書以外にも、必ず英語辞書を持参してください。
和子、北本
洋
【参考書】
参考図書は授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
【講義テーマ】
1 回 Show & Tell (夏休みの思い出)
2 回 Are you enjoying the Autumn Festival? (進行形)
3 回 映画「ロッキー」 (進行形)
4 回 How was the job interview? (助動詞)
5 回 映画「ライフイズビューティフル」(助動詞)
6 回 What does he look like? (Wh 疑問文)
7 回 映画「フォレストガンプ」 (Wh 疑問文)
8 回 授業復習および中間試験
9 回 Can you come to our Christmas Concert? (基本動詞)
10 回 映画「スラムドックミリオネア」 (基本動詞)
11 回 Santa Claus is coming. (基本動詞と前置詞)
12 回 映画「プラダを着た悪魔」(基本動詞と前置詞)
13 回 Let’s take a trip. (英語で自分を表現するために)
14 回 映画「幸せのレシピ」 (英語で自分を表現するために)
15 回 授業総括および試験
(再)基礎英語2//有薗
智美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、これまでに学習した英語知識を確認し、その定着を図るのと同時に、自らの弱点を発見し、
大学生としての総合的な英語運用能力を向上させることを目標とする。特に、英語の基本的文法事項、
基本構文、語彙を学習(復習)し、それらを用いて身近なトピックについて理解・表現する力を身につ
ける。授業は教科書の内容に従って進み、その中でペア・グループワークを含む英語活動を実施しなが
ら、4技能をバランスよく磨いていく。特に、基礎知識の定着を柱として、新たな語彙を習得し、基礎
知識を、英文把握および文章・口頭での発信に応用できるようにしていきたい。同時に、聴取力向上の
ため、英語の発音、イントネーション、リズムにも触れ、理解と発信の両者を結び付けていく。文章・
口頭の別や難易に関わらず、英語でのコミュニケーションを行うためには基礎知識が必要であることは
言うまでもない。それどころか、難解に感じられる文章でも、基礎知識があればそれを応用してある程
264
度読み解いていくことが可能である。受講者は本授業でしっかりと基本を定着させ、文書や口頭での今
後の英語コミュニケーションにつなげていくことが期待される。
【学習到達目標】
?それまでに学習した英語の基礎的文法事項を確認し、定着させる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて発信する際に活用できる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて書かれた文書や読まれた内容を理解するのに応用できる
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
知識の定着のためには、ペアやグループにおいて他者と互いの考えを確認し合うことが有効である。従
って授業では、積極的に他者の考えに触れ、また自分の考えを説明できるように、前向きな姿勢で取り
組むこと。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。また、遅刻 3 回で 1
回の欠席とし、最終試験受験は 3 分の 2 以上の出席をもって認められる。
【事前準備学習】
・毎時、新 unit に出てくる単語テストを行うので予習しておくこと(全 11 回)
・第 8 回、第 14 回の授業で小テストを行うので、それまでの Unit を復習しておくこと(全 2 回)
・CCS を通して課題の提出や補助資料の配布を行うので、授業前後に確認すること
他、授業での活動に積極的に参加できるよう、授業前にテキストに目を通し、質問があれば準備してお
くこと。
【教科書】
『Living Grammar』 山本厚子 他 成美堂 2009
【参考書】
『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
【評価方法】
・平常点(授業貢献、ペア・グループワーク、課題等)…30%
・単語テスト(全 11 回)…10%
・小テスト(全 2 回)…20%
・最終試験…40%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/5 文型・品詞の復習
2 回 Unit 12: Rules(助動詞(2)must, should など)
3 回 Unit 13: Folk Tales(接続詞(1)and, but, or, so)
265
4 回 Unit 14: News & Events(受動態)
5 回 Unit 15: Amazing Animals(頻度を表す副詞)
6 回 Unit 16: Feelings(-ing, -ed で終わる形容詞)
7 回 Unit 17: World Quiz(原級、比較級、最上級)
8 回 小テスト及び復習(Unit 12-17)
9 回 Unit 18: Business(基本的な前置詞 at, on, in)
10 回 Unit 19: Environment(接続詞(2)when, because, although, if)
11 回 Unit 20: Old Sayings(不定詞と動名詞)
12 回 Unit 21: Professions(関係詞 who, which, where)
13 回 Unit 22: What If?(仮定法)
14 回 小テスト及び復習(Unit 18-22)
15 回 授業総括及び最終試験
英会話1//C.A.
キャンベル/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
「欧米に追いつき追い越せ」といった、受信を目的とした英語学習は終わりを告げ、現在では世界に
向けて英語で発信できる日本人が必要と言われています。大学生になったばかりの今の段階ではまだ発
信する内容もないかもしれませんが、将来より高度な英語でのコミュニケーション能力が必要になると
きに備えて、基礎固めが必要なことは言うまでもありません。
中学や高校の英語では受験のため、ともすれば「どこが間違っているか」に気をとられ木を見て森を
見ない悪癖がついてしまった人もいるのではないでしょうか。大学では多少の間違いは気にせず、全体
としての意思疎通に主眼をおいた学習をしていきましょう。基本的な語彙・文法のおさらいは重要です
が、この授業では特にパフォーマンスを重視します。たくさん英語を使って、たくさん間違えてくださ
い。
【学習到達目標】
日常的な会話や通信を英語で行えるよう、語彙力、文法力を含めたコミュニケーション能力全般を伸ば
す。
【履修上の注意】
遅刻について、15分以上の遅刻は1/2出席扱い。
欠席について、5回の欠席で不合格とします。特別な理由があれば前もって連絡して下さい。
授業中の発言は重要視しますので、積極的に参加して下さい。
【事前準備学習】
Be prepared to practiced and think about English in ways you probably have not before.
【教科書】
『No Text』 none none
Prints will be supplied by teacher.
266
【評価方法】
Attendance/Participation-50%, Quizzes-20%, Final Exam-30%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Pronunciation challenges 1/talking about the past.
3 回 Video listening/interpretation exercise 1.
4 回 Conversation exercise 1.
5 回 Pronunciation challenges 2/talking about present.
6 回 Video listening/interpretation exercise 2.
7 回 Conversation exercise 2.
8 回 Pronunciation challenges 3/things happening now.
9 回 Video listening/ interpretation exercise 3.
10 回 Conversation exercise 3 .
11 回 Pronunciation challenges 4/talking about the future.
12 回 Video listening/interpretation exercise 4.
13 回 Conversation exercise 4.
14 回 Pronunciation challenges 5/talking possibilities.
15 回 Video listening/interpretation exercise 5.
英会話1//可知
れい子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では外国語習得に必要な accuracy「正確さ」
(文法的に正しく且つ場面に応じた適切な言
語を用いる)と fluency「流暢さ」
(相手に自分の言うことを理解してもらうのに十分な量の情報を発話
に盛り込む)のうち、後者に焦点を当てます。
「正確さ」を犠牲にしていいとは言いませんが、日本人
の外国語でのコミュニケーション下手は特に後者に負うところが大きいと言われているからです。「言
葉足らず」の汚名を返上しましょう。
リスニングを主軸にモデル会話の暗唱パフォーマンス、ペア、グループワークを通して学習者中
心の会話力養成を目指します。
【学習到達目標】
(1) 一語一句にとらわれることなく、全体的な意味を探しながら口語英語を聞き取ることができる。
また特定の情報を探しながら聞くことができる。
(2) 日常会話で良く使われる語彙、文型を学び、それらを用いて自分のことについて話すことがで
きる。
(3) 相手の言葉が足りなければ補足を促すことができる。
【履修上の注意】
教科書は毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れは厳しく取り締まり、評価時の減点対象とします。
3 分の 1 以上の出席をもって期末試験受験を認めますが、毎時の評価が占める割合が高いのでできるだ
け欠席しないこと。
267
毎授業の最初に点呼を行い、全学生を呼び終わった時点で着席していない場合は遅刻です。
30 分以上の遅刻は欠席とみなし、遅刻 3 回で 1 回の欠席と計算します。
15 分以上の中座も遅刻扱いとします。
【事前準備学習】
最初の授業で細かい授業計画を渡します。
その計画に沿って、知らない単語を調べてきてください。授業中単語を意味を尋ねられて答えられない
場合は、予習してこなかったとみなして減点します。
単語調べ以上の予習をしてくる学生には、加点をします。予習の仕方は最初の授業で説明します。
【教科書】
『Four Corners 1』 Jack C. Richards & David Bohlke Cambridge University Press 2012
ISBN 978-0-521-12615-1
【評価方法】
授業態度(積極的参加度、パフォーマンス、課題、小テスト等)60%、
中間テスト 20%、期末テスト 20%
詳細については最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Introduction/ シラバス説明・自己紹介・Pre-test
2 回 Unit 1: New Friends
3 回 Unit 1: be 動詞
4 回 Unit 2: People and Places
5 回 Unit 2: be 動詞を使った疑問文、疑問詞
6 回 Unit 3: What's That?
7 回 Unit 3: 指示語、名詞の単複、不定冠詞
8 回 中間試験
9 回 Unit 4: Daily Life
10 回 Unit 4: 一般動詞 現在形
11 回 Unit 5: Free Time
12 回 Unit 5: 頻度の副詞、一般動詞を使った疑問詞疑問文
13 回 Unit 6: Work and Play
14 回 Unit 6: 三人称単数、助動詞 can、接続詞
15 回 期末試験・ノート提出
(再)英会話1//C.H.
ワィェンド/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
言語の本質は音声にあります。この授業では、英語を聞き、話す過程において言語の持っている豊かさ
を体験的に学びます。授業は教師から発話される英語を、聴いて恐れることなく、学習できるように工
夫されています。分析的に単語の意味を一つ一つ理解していくのではなく、全体的に発話の意味内容を
268
状況において把握する力の育成が行われます。
【学習到達目標】
英語を聞く時に、パニック状態にならないで、冷静に意味を考えることが出来る。
【履修上の注意】
適宜、指示する
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『Smart Choice - Student Book 1』 Ken Wilson Oxford 2007
【参考書】
『英和‐和英辞書』
Please bring dictionaries to class.
【評価方法】
小テスト = 60 points (6 tests X 10 points)
自学自習の宿題 = 120 points (10 points X 12 Units) *
出席 = 75 points (5 points per class: 15 classes)
期末試験 = 50 points
Total = 305 points (+40 ボーナス宿題)
S = 300 - 345
(98% ~)
【講義テーマ】
1 回 Class Introduction
2 回 Ch 1: Nice to meet you! (pages 4-9)
3 回 Ch 2: What do you do? (pages 10-15 )
4 回 Ch 3: Do you like noodles? (pages 16-21)
5 回 Ch 4: How often do you do yoga? (pages 24-29)
6 回 Ch 5: What are you watching? (pages 30-35)
7 回 Ch 6: Where were you yesterday? (pages 46-41)
8 回 Ch 7: Which one is cheaper? (pages 44-49)
9 回 Ch 8: What's she like? (pages 50-55)
10 回 Ch 9: What can you do there? (pages 56-61)
11 回 Ch 10: Is there a bank near here? (pages 64-69)
12 回 Ch 11: Did you have a good time? (pages 70-75)
13 回 Ch 12: I'm going to study law. (pages 76-81)
14 回 Final Exam (期末試験)
15 回 Make up for Final Exam
269
(再)英会話1//加藤
治子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
グローバル社会に生きる現代人にとって、外国語は必須のコミュニケーションの手段である。今や国際
語となっている英語については、「読む・書く・聴く・話す」の4技能について各自の能力に応じた効
果的な学習によりそのスキルの向上を図るとともに、外国の文化や社会に対する認識を深めることを目
標とする。英語で活動する機会を豊富に設ける。
【学習到達目標】
簡単な文章の理解と表現ができる程度の学生を対象とし、基礎英語の範囲内の文法、文型を習得し、簡
単な文章の理解と表現ができるようにする。
【履修上の注意】
各授業で語彙テストをします。直前だけでなく、毎日、一度以上見直して繰り返し学習して下さい。語
彙はこの繰り返し学習が大切です。
【事前準備学習】
インターネットで、"Cambridge English Readers Level Test”(ケンブリッジ英語リーダーレベルテ
スト)を受験してから最初の授業に来てください。Starter、Level 1、Level 2まで順番に受けて、得
点をメモして来てください。
http://cdextras.cambridge.org/Readers/RPT_last.swf
現在の自分の英語のレベルを知ることができ、これからの学習が楽しみになります。
【教科書】
『Four Corners 1 Student's Book A with Self-study CD-ROM』 Jack C. Richards, David Bohl
ke Cambridge University Press 2010
必ず教科書を購入してください。教科書を使用して真剣に学習することにより、授業の目標を達成する
ことが可能になります。よって単位の取得に教科書は不可欠です。
【評価方法】
期末テスト30%
語彙テスト30%
授業内評価30%
課題10%
【講義テーマ】
1 回 授業に関する重要な説明、学習者プロフィール、語彙テスト1
2 回 Unit 1 People in your life、語彙テスト2
3 回 Unit 1 People in your life、語彙テスト3
4 回 Unit 2 Away from home、語彙テスト4
5 回 Unit 2 Away from home、語彙テスト5
6 回 Unit 3 Your time、語彙テスト6
7 回 Unit 3 Your time、語彙テスト7
8 回 Unit 4 Changes、語彙テスト8
9 回 Unit 4 Changes、語彙テスト9
10 回 Unit 5 Your space、語彙テスト10
270
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
Unit 5 Your space、語彙テスト11
Unit 6 What would you like?、語彙テスト12
Unit 6 What would you like?、語彙テスト13
復習、語彙テスト14(復習テスト)
試験、総括
(再)英会話1//中山
麻美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、英語学習者なら誰もが憧れる英語圏の国への旅行や短期留学などの際に、知っていれば
反応できる生活語彙(母国語話者が日常的に使う語彙)や、簡単ではあるが、 伝統的な学校英語とは少し
異なる語彙や頻出する慣用句をテーマ別に提示します。それらの表現や語句を、形式を変えながら繰り
返し学習し、TOEICR テスト形式のリスニング問題の中で再度リサイクルする、
「段階的漆塗り英語学
習法」で体得していきます。もちろん TOEIC の問題を解く際に必要な文法事項もしっかりと押さえて
いきます。
また、留学で遭遇するであろう場面を設定し、ロールプレイをすることでスピーキングの実践力も養っ
ていきます。
【学習到達目標】
英語母語話者が多用する生活語彙や慣用句を学び、学生の TOEIC スコアおよびスピーキング力アップ
を目的とする。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Journey to Success: Departing for a higher score on the TOEI』 Makoto Kurata, Todd Thor
pe and Hitohiko Mimura 桐原書店
【参考書】
随時、授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
271
【講義テーマ】
1 回 受講に際しての留意事項
2 回 Departure/Arrival
3 回 英語のリズム
4 回 Homestay
5 回 つながって変化する音
6 回 Telephone
7 回 聞こえなくなる音
8 回 授業復習および中間試験
9 回 Shopping
10 回 つながる音
11 回 Getting around
12 回 短縮形の音
13 回 Eating out
14 回 弱くなる音
15 回 授業総括および試験
(再)英会話1//有薗
智美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、身近な状況において頻繁に生じる英語でのやり取りを疑似的に体験することで、相手の発
話を聞き取ったうえで、それについて英語で反応ができるようになることを目標とする。従って本演習
では、文法的正確さにとらわれすぎることなく、学生はルーティーン化された英語でのやり取りを何度
も聞き、また何度もそれを復唱することで特定の型を自分のものにし、そこからさらに自分なりの表現
に発展させていくことができるようにしたい。具体的には、教科書に沿って身近な状況で用いられる実
用的英語表現を学び、基本的な語彙と表現を活用し、ペア・グループワーク等を通して英語で聞いたり
話したりする機会を持つ。その過程で、これまでに学んできた英語知識を活用して、与えられたトピッ
クについて自分の考えを効果的かつ誤解の少ないように発信し、また他者の意見を適切に理解する力を
身につける。そのために、学生が身近なことや興味のあることについて自ら考えて整理し、それを基本
的な型に当てはめて話すことができるようになるよう、ペアワークやグループワークを中心とした英語
活動を行っていく。また、毎時の授業では、英語のリスニングや会話パタンの練習が中心であるが、同
時に、オリジナリティのある発信内容を目指すために各科のトピックに基づくディスカッションを行う
ため、普段から「自分自身」や「自分の身の回りの事柄」に関して考え、感じ、それを整理する習慣を
つけておくことが期待される。
【学習到達目標】
・日常会話で用いられる英語表現を学習し、基礎的な会話を英語で行うことができる
・英語の基本文法、構文、語彙を活用し、与えられたトピックについて自分の意見を構成し、基本的な
型に基づいて効果的に発信することができる
272
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。
【事前準備学習】
授業は教科書のエクササイズ、ペア・グループワークなど、学生が主体である。積極的に取り組むため
に、授業前に必ずテキストを一読し、予習してくること。授業での英語活動の大半や final project は、
ペアあるいはグループで行うので、パートナーやメンバーとしっかり連携し、練習して本番に備えるこ
と。
【教科書】
『Listen and Speak in English』 Seiichi Uno 三修社 2011
【参考書】
『英和・和英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
【評価方法】
・平常点(受講態度、ペア・グループワーク、提出物等)…50%
・中間発表…10%
・Final Project…40% (Draft 20% + Performance 20%)
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/自己紹介
2 回 Chapter 1: Self-introduction
3 回 Chapter 2: Family
4 回 Chapter 3: Campus Life
5 回 Chapter 4: Hobbies
6 回 Chapter 5: Subjects at University
7 回 Chapter 6: Club Activities
8 回 中間発表
9 回 Chapter 7: Pets
10 回 Chapter 8: Traveling
11 回 Chapter 9: Music
12 回 Chapter 10: Sports
13 回 Chapter 11: Part-time Job
14 回 Final Project (Writing a skit)
15 回 Final Project (Performing a skit)
273
英会話1//I.S.
ガラキャー/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
English Oral Communication 1 is a course to develop English fluency through natural conve
rsations. Developing conversation strategies in combination with useful language expressions
students will work towards having English only dialogue talking about themselves in groups
with a common topic.
Using the textbook, Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo, students wi
ll get the opportunity to improve their English fluency by doing the following:
1. Increase vocabulary.
2. Teach important phrases that will make conversation smoother and more natural.
3. Provide many chances for speaking with other students in English-only environment.
4. Teach a variety of conversation strategies that will extend the length and substance of th
e topics being discussed.
Each unit will be covered over 2 class periods. The lesson format will be as follows:
1st Class (Topic Introduction - Free Conversation - Vocabulary ? Exercises ? Listening)
2nd Class (Quiz ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities)
The course will cover 12 units over term 1 & 2. At the end of each term there will be Engl
ish-only conversation evaluations.
【学習到達目標】
Students will be able to have conversations in English-only on the 12 topics in the textbook.
Ranging from 2-4 minutes.
Use all vocabulary and phrases in a natural context.
【履修上の注意】
Students are expected to bring all class materials to each class.
Speak as much English as possible.
To practice and learn the vocabulary and phrases presented in each unit.
【事前準備学習】
Before each class students must finish all homework and come prepared to begin.
Every second week there will be quizzes therefore students should study the vocabulary give
n in the previous lesson.
Class Materials for each class:
Textbook ? Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo
Notebook with pens/pencils/eraser etc.
Laptop computer.
File folder for supplement prints.
274
【教科書】
『Nice Talking With You, Text 1』 Tom Kenny & Linda Woo Cambridge University Press 201
2
The textbook needs to be purchased by every student.
Student must bring to each class as the course content requires that all students have their
individual books.
【参考書】
『N/A』
Supplemental material will be provided by instructor.
【評価方法】
Class Participation and Attitude 20%
Quizzes 30%
Final Evaluation 50%
【講義テーマ】
1 回 Welcome to English Oral Communication.: Course Orientation / Meet & Greet Activities
2 回 Unit 1 Self-Introductions
3 回 Quiz 1 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
4 回 Unit 2 Family: (Repeating / Getting Time to Think)
5 回 Quiz 2 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
6 回 Unit 3 Shopping: (Showing Interest / Showing you’re Listening / Introducing a Questio
n)
7 回 Quiz 3 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
8 回 Unit 4 Food: (Agreeing & Disagreeing)
9 回 Quiz 4 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
10 回 Unit 5 Music: (Asking for examples / Tripling your reaction)
11 回 Quiz 5 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
12 回 Unit 6 Free Time: (Giving just enough information / Being General)
13 回 Quiz 6 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
14 回 Review of Units 1 -6. Conversation Strategies and Preparation
15 回 Final Evaluation
英会話2//C.A.
キャンベル/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
「欧米に追いつき追い越せ」といった、受信を目的とした英語学習は終わりを告げ、現在では世界に
向けて英語で発信できる日本人が必要と言われています。大学生になったばかりの今の段階ではまだ発
信する内容もないかもしれませんが、将来より高度な英語でのコミュニケーション能力が必要になると
きに備えて、基礎固めが必要なことは言うまでもありません。
中学や高校の英語では受験のため、ともすれば「どこが間違っているか」に気をとられ木を見て森を
275
見ない悪癖がついてしまった人もいるのではないでしょうか。大学では多少の間違いは気にせず、全体
としての意思疎通に主眼をおいた学習をしていきましょう。基本的な語彙・文法のおさらいは重要です
が、この授業では特にパフォーマンスを重視します。たくさん英語を使って、たくさん間違えてくださ
い。
【学習到達目標】
日常的な会話や通信を英語で行えるよう、語彙力、文法力を含めたコミュニケーション能力全般を伸ば
す。
【履修上の注意】
遅刻について、15分以上の遅刻は1/2出席扱い。
欠席について、5回の欠席で不合格とします。特別な理由があれば前もって連絡して下さい。
授業中の発言は重要視しますので、積極的に参加して下さい。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『No Text』 none none
Prints will be supplied by teacher.
【評価方法】
Attendance/Participation-50%, Quizzes-20%, Final Exam-30%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Pronuciation challenges/talking about the past.
3 回 Video listening/interpretation exercise.
4 回 Talking about yourself.
5 回 Pronunciation challenges/talking about present.
6 回 Video listening/interpretation exercise.
7 回 Talking about hobbies/likes & dislikes.
8 回 Pronunciation challenges/things happening now.
9 回 Video listening/ interpretation exercise.
10 回 Talking about your qualities/characteristics.
11 回 Pronunciation challenges/talking about the future.
12 回 Video listening/interpretation exercise.
13 回 Talking about plans and goals.
14 回 Pronunciation challenges/talking possibilities.
15 回 Video listening/interpretation exercise.
276
英会話2//可知
れい子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
前期に引き続き、fluency「流暢さ」に焦点を当てて英語を使ってみましょう。
「言葉足らず」の汚
名を返上しましょう。
リスニングを主軸にモデル会話の暗唱パフォーマンス、ペア、グループワークを通して学習者中
心の会話力養成を目指します。
【学習到達目標】
(1) 一語一句にとらわれることなく、全体的な意味を探しながら口語英語を聞き取ることができる。
また特定の情報を探しながら聞くことができる。
(2) 日常会話で良く使われる語彙、文型を学び、それらを用いて自分のことについて話すことがで
きる。
(3) 相手の言葉が足りなければ補足を促すことができる。
【履修上の注意】
教科書は毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れは厳しく取り締まり、評価時の減点対象とします。
3 分の 1 以上の出席をもって期末試験受験を認めますが、毎時の評価が占める割合が高いのでできるだ
け欠席しないこと。30 分以上の遅刻は欠席とみなし、遅刻 3 回で 1 回の欠席と計算します。
【事前準備学習】
前期に準じます。
【教科書】
『Four Corners 1』 Jack C. Richards & David Bohlke Cambridge University Press 2012
ISBN: 978-0-521-12615-1
【評価方法】
授業態度(積極的参加度、パフォーマンス、課題、小テスト等)60%、
中間テスト 20%、期末テスト 20%
詳細については最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Introduction/ シラバス説明・前期期末テスト返却
2 回 Unit 7: Food 食物
3 回 Unit 7: 可算名詞、不可算名詞
4 回 Unit 8: In the Neighborhood 道案内
5 回 Unit 8: There is ~の表現
6 回 Unit 9: What Are You Doing? ~しているところです
7 回 Unit 9: 現在進行形
8 回 中間試験
9 回 中間テスト返却・Unit 10 : Past Experiences 過去の経験
10 回 Unit 10: 過去形(規則動詞、不規則動詞)
11 回 Unit 11: Getting away
277
12
13
14
15
回
回
回
回
Unit 11: be 動詞の過去形
Unit 12: Time to Celebrate 祝い事
Unit 12: 未来を表す助動詞
期末試験・ノート提出
(再)英会話2//C.H.
ワィェンド/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
言語の本質は音声にあります。この授業では、英語を聞き、話す過程において言語の持っている豊かさ
を体験的に学びます。英語を発話する時に、自分の知っている語彙を駆逐して間違いを恐れずに自己表
現が出来るような訓練を行います。又、教師のジェスチャーや口の形状を言語情報として捉えて、具体
的な状況から英語を理解する力の育成が行われます。
【学習到達目標】
授業を欠席したときは授業担当講師に必ず連絡をください。
授業で配布するハンドアウト(プリント)は試験の際に重要ですから保存してください。
【履修上の注意】
適宜、指示する
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『Smart Choice - Student Book 2 「2nd Edition」』 Ken Wilson Oxford 2011
宿題は自学自習で行います
【参考書】
『英和‐和英辞書』
辞典または電子辞書を持ってきて下さい。ケイタイの辞書機能は使用禁止とします。
【評価方法】
小テスト = 60 points (6 tests X 10 points)
自学自習の宿題 = 120 points (10 points X 12 Units) *
出席 = 75 points (5 points per class: 15 classes)
期末試験 = 50 points
Total = 305 points (+40 ボーナス宿題)
S = 300 - 345
(98% ~)
【講義テーマ】
1 回 Class Introduction and 宿題の説明
278
2 回 Ch 1: How was your vacation? (pages 4-9)
3 回 Ch 2: I think it's exciting! (pages 10-15 )
4 回 Ch 3: Do it before you're 30 (pages 16-21)
5 回 Ch 4: The best place in the world! (pages 24-29)
6 回 Ch 5: Where's the party? (pages 30-35)
7 回 Ch 6: You should try it! (pages 46-41)
8 回 Ch 7: There are too many stores! (pages 44-49)
9 回 Ch 8: I like guys who are creative. (pages 50-55)
10 回 Ch 9: What were you doing? (pages 56-61)
11 回 Ch 10: It might be an elephant. (pages 64-69)
12 回 Ch 11: I used to sing. (pages 70-75)
13 回 Ch 12: Living in a pyramid. (pages 76-81)
14 回 期末試験及びまとめ
15 回 再試験の日及びまとめ
(再)英会話2//加藤
治子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
グローバル社会に生きる現代人にとって、外国語は必須のコミュニケーションの手段である。今や国際
語となっている英語については、「読む・書く・聴く・話す」の4技能について各自の能力に応じた効
果的な学習によりそのスキルの向上を図るとともに、外国の文化や社会に対する認識を深めることを目
標とする。英語で活動する機会を豊富に設ける。
【学習到達目標】
簡単な文章の理解と表現ができる程度の学生を対象とし、基礎英語の範囲内の文法、文型を習得し、簡
単な文章の理解と表現ができるようにする。
【履修上の注意】
各授業で語彙テストをします。直前だけでなく、毎日、一度以上見直して繰り返し学習して下さい。語
彙はこの繰り返し学習が大切です。
【事前準備学習】
インターネットで、"Cambridge English Readers Level Test”(ケンブリッジ英語リーダーレベルテ
スト)を受験してから最初の授業に来てください。Starter、Level 1、Level 2まで順番に受けて、得
点をメモして来てください。
http://cdextras.cambridge.org/Readers/RPT_last.swf
現在の自分の英語のレベルを知ることができ、これからの学習が楽しみになります。
【教科書】
『Four Corners 1 Student's Book B with Self-study CD-ROM』 Jack C. Richards, David Bohl
ke Cambridge University Press 2010
必ず教科書を購入してください。教科書を使用して真剣に学習することにより、授業の目標を達成する
ことが可能になります。よって単位の取得に教科書は不可欠です。
279
【評価方法】
期末テスト30%
語彙テスト30%
授業内評価30%
課題10%
【講義テーマ】
1 回 後期授業に関する重要な説明、学習者プロフィール、語彙テスト1
2 回 Unit 7 Food, 語彙テスト2
3 回 Unit 7 Food, 語彙テスト3
4 回 Unit 8 In the neighborhood, 語彙テスト4
5 回 Unit 8 In the neighborhood, 語彙テスト5
6 回 Unit 9 What are you doing?, 語彙テスト6
7 回 Unit 9 What are you doing?, 語彙テスト7
8 回 Unit 10 Past experiences, 語彙テスト8
9 回 Unit 10 Past experiences, 語彙テスト9
10 回 Unit 11 Getting away, 語彙テスト10
11 回 Unit 11 Getting away, 語彙テスト11
12 回 Unit 12 Time to celebrate, 語彙テスト12
13 回 Unit 12 Time to celebrate, 語彙テスト13
14 回 復習、語彙テスト14(復習テスト)
15 回 試験、総括
(再)英会話2//中山
麻美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
春期と同じテキストを使用する。
この授業では、英語学習者なら誰もが憧れる英語圏の国への旅行や短期留学などの際に、知っていれば
反応できる生活語彙(母国語話者が日常的に使う語彙)や、簡単ではあるが、 伝統的な学校英語とは少し
異なる語彙や頻出する慣用句をテーマ別に提示します。それらの表現や語句を、形式を変えながら繰り
返し学習し、TOEICR テスト形式のリスニング問題の中で再度リサイクルする、
「段階的漆塗り英語学
習法」で体得していきます。もちろん TOEIC の問題を解く際に必要な文法事項もしっかりと押さえて
いきます。
また、留学で遭遇するであろう場面を設定し、ロールプレイをすることでスピーキングの実践力も養っ
ていきます。
【学習到達目標】
英語母語話者が多用する生活語彙や慣用句を学び、学生の TOEIC スコアおよびスピーキング力アップ
を目的とする。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
280
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Journey to Success: Departing for a higher score on the TOEI』 Makoto Kurata, Todd Thor
pe and Hitohiko Mimura 桐原書店
春期と同じテキストを使用する。
【参考書】
随時、授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
【講義テーマ】
1 回 受講に際しての留意事項
2 回 Parties and Celebrations
3 回 英語のリズム
4 回 Hotel
5 回 つながって変化する音
6 回 Sightseeing
7 回 聞こえなくなる音
8 回 授業復習および中間試験
9 回 Staying healthy
10 回 つながる音
11 回 Housing
12 回 短縮形の音
13 回 Studying abroad
14 回 弱くなる音
15 回 授業総括および試験
(再)英会話2//有薗
智美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、身近な状況において頻繁に生じる英語でのやり取りを疑似的に体験することで、相手の発
話を聞き取ったうえで、それについて英語で反応ができるようになることを目標とする。従って本演習
では、文法的正確さにとらわれすぎることなく、学生はルーティーン化された英語でのやり取りを何度
も聞き、また何度もそれを復唱することで特定の型を自分のものにし、そこからさらに自分なりの表現
281
に発展させていくことができるようにしたい。具体的には、教科書に沿って身近な状況で用いられる実
用的英語表現を学び、基本的な語彙と表現を活用し、ペア・グループワーク等を通して英語で聞いたり
話したりする機会を持つ。その過程で、これまでに学んできた英語知識を活用して、与えられたトピッ
クについて自分の考えを効果的かつ誤解の少ないように発信し、また他者の意見を適切に理解する力を
身につける。そのために、学生が身近なことや興味のあることについて自ら考えて整理し、それを基本
的な型に当てはめて話すことができるようになるよう、ペアワークやグループワークを中心とした英語
活動を行っていく。また、毎時の授業では、英語のリスニングや会話パタンの練習が中心であるが、同
時に、オリジナリティのある発信内容を目指すために各科のトピックに基づくディスカッションを行う
ため、普段から「自分自身」や「自分の身の回りの事柄」に関して考え、感じ、それを整理する習慣を
つけておくことが期待される。
【学習到達目標】
・日常会話で用いられる英語表現を学習し、基礎的な会話を英語で行うことができる
・英語の基本文法、構文、語彙を活用し、与えられたトピックについて自分の意見を構成し、基本的な
型に基づいて効果的に発信することができる
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。
【事前準備学習】
授業は教科書のエクササイズ、ペア・グループワークなど、学生が主体である。積極的に取り組むため
に、授業前に必ずテキストを一読し、予習してくること。授業での英語活動の大半はペアあるいはグル
ープで行うので、パートナーやメンバーとしっかり協力すること。
【教科書】
『Listen and Speak in English』 Seiichi Uno 三修社 2011
【参考書】
『英和・和英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
【評価方法】
・平常点(受講態度、ペア・グループワーク、提出物等)…50%
・Final Project…50% (Draft 25% + Speech 25%)
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/ 自己紹介
2 回 Chapter 12: Watching TV
3 回 Chapter 13: Cooking
4 回 Chapter 14: Flowers
282
5 回 Chapter 15: Movies
6 回 Chapter 16: Eating Out
7 回 Chapter 17: Shopping
8 回 Chapter 18: Language
9 回 Chapter 19: Fashion and Clothes
10 回 Chapter 20: Art
11 回 Chapter 21: Job Hunting
12 回 Chapter 22: Culture
13 回 Chapter 23: A Person to Respect
14 回 Final Project (Writing a draft)
15 回 Final Project (Speech)
英会話2//I.S.
ガラキャー/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
English Oral Communication 1 is a course to develop English fluency through natural conve
rsations. Developing conversation strategies in combination with useful language expressions
students will work towards having English only dialogue talking about themselves in groups
with a common topic.
Using the textbook, Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo, students wi
ll get the opportunity to improve their English fluency by doing the following:
1. Increase vocabulary.
2. Teach important phrases that will make conversation smoother and more natural.
3. Provide many chances for speaking with other students in English-only environment.
4. Teach a variety of conversation strategies that will extend the length and substance of th
e topics being discussed.
Each unit will be covered over 2 class periods. The lesson format will be as follows:
1st Class (Topic Introduction - Free Conversation - Vocabulary ? Exercises ? Listening)
2nd Class (Quiz ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities)
The course will cover 12 units over term 1 & 2. At the end of each term there will be Engl
ish-only conversation evaluations.
【学習到達目標】
Students will be able to have conversations in English-only on the 12 topics in the textbook.
Ranging from 2-4 minutes.
Use all vocabulary and phrases in a natural context.
【履修上の注意】
Students are expected to bring all class materials to each class.
Speak as much English as possible.
283
To practice and learn the vocabulary and phrases presented in each unit.
【事前準備学習】
Before each class students must finish all homework and come prepared to begin.
Every second week there will be quizzes therefore students should study the vocabulary give
n in the previous lesson.
Class Materials for each class:
Textbook ? Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo
Notebook with pens/pencils/eraser etc.
Laptop computer.
File folder for supplement prints.
【教科書】
『Nice Talking With You, Text 1』 Tom Kenny & Linda Woo Cambridge University Press 201
2
The textbook needs to be purchased by every student.
Student must bring to each class as the course content requires that all students have their
individual books.
【参考書】
『N/A』
Supplemental material will be provided by instructor.
【評価方法】
Class Participation and Attitude 20%
Quizzes 30%
Final Evaluation 50%
【講義テーマ】
1 回 Welcome back to English Oral Communication 1. Summer Holiday
2 回 Unit 7 Travel : (Showing surprise / Reacting to bad news)
3 回 Quiz 7 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
4 回 Unit 8 Sports: (Making summary comments / Showing indifference)
5 回 Quiz 8 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
6 回 Unit 9 Friends
7 回 Quiz 9 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
8 回 Unit 10 Work: (Doubling the question / Guessing the next word)
9 回 Quiz 10 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
10 回 Unit 11 Movies
11 回 Quiz 11 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
12 回 Unit 12 Personal Tech: (Letting your partner raise a topic / Raising a related topic)
13 回 Quiz 12 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
14 回 Review of Units 7 -12. Conversation Strategies and Preparation
284
15 回 Final Evaluation
実用英語演習1//船井
純平/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業では初心者のためにつくられた英作文のテキストを使って、自然な英文を書くために必要な練
習を行います。基本的な語句、構文、文法知識を確認しながら進めていきます。
【学習到達目標】
基本的な語句、構文、文法知識を確認し、それらの運用力を身につけることを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。また授業回数の 1/3 以上を欠席した場合は不合格となり
ます。
【事前準備学習】
辞書での単語の調べ方の確認。
【教科書】
『Primer for English Writing』
【評価方法】
試験
60%
南雲堂
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 Unit1動詞
3 回 Unit1動詞・リスニング
4 回 Unit2進行形・未来形・助動詞
5 回 Unit2進行形・未来形・助動詞・リスニング
6 回 Unit3名詞・冠詞・代名詞
7 回 Unit3名詞・冠詞・代名詞・リスニング
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 Unit4前置詞・接続詞(Ⅰ)
10 回 Unit4前置詞・接続詞(Ⅰ)
・リスニング
11 回 Unit5形容詞・副詞と比較
12 回 Unit5形容詞・副詞と比較・リスニング
13 回 Unit6命令文・感嘆文
14 回 Unit6命令文・感嘆文・リスニング
15 回 まとめ及び期末試験
285
実用英語演習2//船井
純平/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業では初心者のためにつくられた英作文のテキストを使って、自然な英文を書くために必要な練
習を行います。基本的な語句、構文、文法知識を確認しながら進めていきます。
【学習到達目標】
基本的な語句、構文、文法知識を確認し、それらの運用力を身につけることを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
【事前準備学習】
辞書での単語に調べ方の確認。
【教科書】
『Primer for English Writing』
南雲堂
【参考書】
.
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 Unit7不定詞
3 回 Unit7不定詞・リスニング
4 回 Unit8動名詞と分詞
5 回 Unit8動名詞と分詞・リスニング
6 回 Unit9各種疑問文・It の特別用法
7 回 Unit9各種疑問文・It の特別用法・リスニング
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 Unit10受動態
10 回 Unit10受動態・リスニング
11 回 Unit11完了形
12 回 Unit11完了形・リスニング
13 回 Unit12接続詞(Ⅱ)
14 回 Unit12接続詞(Ⅱ)・リスニング
15 回 まとめ及び期末試験
286
情報英語演習1//有薗
智美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目では、インターネットを活用し、英語で書かれた情報の収集、比較、整理を行うことができるよ
うになるための基礎的知識と技術の習得を目指す。様々な媒体による情報の入手が可能な今日において、
我々はそれらの情報を意図的に選別し、整理することで、自分の知識として取り込み、発信することが
できる。従って授業では、与えられたテーマに対して、インターネット上で入手可能な情報を検索し、
それを比較・選別して整理を行い、最終的にはそれをまとめて発表するという一連の作業を行ってもら
う。本科目では、この作業を、これまで培ってきた英語知識を利用して行うことによって、日本語で入
手できる以上の情報を対象とし、選択可能な情報の幅の広がりを認識し、実生活に役立ててもらいたい
と思っている。この授業を通して、それまでに学習した英語知識を、実際に教室外で使用されている生
きた英語の理解に活用できることを認識し、またそれによって自らが必要とする情報を入手し、発信で
きる喜びを実感してほしい。
【学習到達目標】
?英語知識を、英語で書かれた情報の収集、比較、整理に活用できる
?収集・整理を行った情報をまとめ、効果的に発信することができる
【履修上の注意】
毎時パソコンを使用する。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、遅刻等は減点対象とする。
【事前準備学習】
?授業には毎回必ずパソコンを持参すること
?補助教材の配布や課題提出を CCS 上で必ず行うことがあるので必ず確認すること
【参考書】
『英和・和英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。(web 上の辞書は可。)
【評価方法】
?平常点(授業態度、ペア・グループワーク等)…30%
?課題・提出物…20%
?実践報告(発表、内容、資料、レビュー表)…50%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/グループ決定
2 回 情報の検索・収集の基本/インターネット上の辞書
3 回 実践報告準備①(実践報告の流れ、グループでの内容決定)
4 回 英文メールのスタイル・マナー
287
5 回 企業
6 回 商品
7 回 大学
8 回 人物
9 回 映画
10 回 実践報告準備②(報告の流れ確認、報告内容の構成)
11 回 実践報告準備③(役立つ表現、報告時の注意点)
12 回 実践報告・レビュー(グループ 1, 2)
13 回 実践報告・レビュー(グループ 3, 4)
14 回 実践報告・レビュー(グループ 5, 6)
15 回 実践報告・レビュー(グループ 7, 8)
情報英語演習2//有薗
智美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目では、インターネットを活用し、英語で書かれた情報の収集、比較、整理を行うことができるよ
うになるための基礎的知識と技術の習得を目指す。様々な媒体による情報の入手が可能な今日において、
我々はそれらの情報を意図的に選別し、整理することで、自分の知識として取り込み、発信することが
できる。従って授業では、与えられたテーマに対して、インターネット上で入手可能な情報を検索し、
それを比較・選別して整理を行い、最終的にはそれをまとめて発表するという一連の作業を行ってもら
う。本科目では、この作業を、これまで培ってきた英語知識を利用して行うことによって、日本語で入
手できる以上の情報を対象とし、選択可能な情報の幅の広がりを認識し、実生活に役立ててもらいたい
と思っている。この授業を通して、それまでに学習した英語知識を、実際に教室外で使用されている生
きた英語の理解に活用できることを認識し、またそれによって自らが必要とする情報を入手し、発信で
きる喜びを実感してほしい。
【学習到達目標】
?英語知識を、英語で書かれた情報の収集、比較、整理に活用できる
?収集・整理を行った情報をまとめ、効果的に発信することができる
【履修上の注意】
毎時パソコンを使用する。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、遅刻等は減点対象とする。
【事前準備学習】
?授業には毎回必ずパソコンを持参すること
?補助教材の配布や課題提出を CCS 上で必ず行うことがあるので必ず確認すること
【参考書】
『英和・和英辞書』
288
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。(web 上の辞書は可。)
【評価方法】
?平常点(授業態度、ペア・グループワーク等)…30%
?課題・提出物…20%
?実践報告(発表、内容、資料、レビュー表)…50%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/グループ決定
2 回 情報の検索・収集の基本/インターネット上の辞書
3 回 実践報告準備①(実践報告の流れ、グループでの内容決定)
4 回 都市
5 回 ホテル
6 回 美術館、博物館
7 回 観光スポット
8 回 交通機関
9 回 旅程
10 回 実践報告準備②(報告の流れ確認、報告内容の構成)
11 回 実践報告準備③(役立つ表現、報告時の注意点)
12 回 実践報告・レビュー(グループ 1, 2)
13 回 実践報告・レビュー(グループ 3, 4)
14 回 実践報告・レビュー(グループ 5, 6)
15 回 実践報告・レビュー(グループ 7, 8)
ドイツ語1//保坂
和宣/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
新しい外国語であるドイツ語に親しみながら,日常的なドイツ語表現の習得を目指していく。初歩的な
ドイツ語会話テクストを用いて,やさしいドイツ語会話表現練習,平易なドイツ語文の読解演習,ドイ
ツ語による自己表現練習等を行っていくなかで,ドイツ語の言語構造への理解を次第に深めていきたい。
授業ではドイツの最新ポップスのヴィデオクリップやドイツ映画等の教材を用い,ドイツ文化を紹介す
る時間も設ける予定。新しい外国語の学習であることをふまえ,関心を持ち積極的に授業に参加するこ
とを望みたい。
【学習到達目標】
独語検定試験 4 級合格レベルの基本的表現能力の涵養
【履修上の注意】
ドイツ語という新しい外国語の学習であることをふまえて、 常に生き生きとした関心、 興味を抱いて
授業に臨んで欲しい。 学ぶ主体としての自覚を持ち、 積極的に授業に参加することを望む。質問は大
歓迎。 辞書必携のこと。
289
【事前準備学習】
ドイツ語は英語と同じゲルマン語で、語彙的にも文法的にも重なる部分があるので、英語の基礎を今一
度確認しておくこと。
【教科書】
『ドイチュ
アインブリック!みんなで学ぼう、ドイツとドイツ語』 鈴木
保坂 大学書林 2012
【参考書】
推薦独和辞書:新キャンパス独和辞典(郁文堂)、新アクセス独和辞典(三修社)
【評価方法】
定期試験7割、課題の発表等の平常点3割。 授業時は辞書必携のこと.定期試験は辞書持ち込みの予
定。
【講義テーマ】
1 回 ドイツ語概説
ゲルマン語としてのドイツ語の特質を英語との対比を通して概説
2 回 文字と発音
ドイツ語の文字と発音の解説及び発音練習
3 回 簡単な会話、数詞
会話表現の導入として、挨拶表現、数詞の練習
4 回 動詞
ドイツ語動詞の人称変化現象の説明、現在形
5 回 動詞(2)、文構成
sein,haben,文の組み立て、語順
6 回 名詞
名詞の性別および格について
7 回 定冠詞、複数形 定冠詞とその格変化
8 回 不定冠詞
不定冠詞とその格変化
9 回 不規則動詞、命令
不規則動詞、命令表現
10 回 前置詞
前置詞の格支配
11 回 数詞(2) 数詞と序数
12 回 話法の助動詞とその用法
13 回 助動詞構文 枠構造
14 回 前期まとめ
15 回 定期試験及び総括
ドイツ語2//保坂
和宣/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
ドイツ語1の継続講義。ドイツ語の日常的、現代的表現を文法的に捉え、ドイツ語文の構造の理解を深
めていきたい。授業ではドイツの最新ビデオクリップや映画、ドキュメンタリーといった教材を用いて
さまざまな文化情報にも接する予定。
【学習到達目標】
独語検定試験 4 級合格から3級合格レベルへの基本的表現能力の涵養
290
【履修上の注意】
ドイツ語という新しい外国語の学習であることをふまえて、 常に生き生きとした関心、 興味を抱いて
授業に臨んで欲しい。 学ぶ主体としての自覚を持ち、 積極的に授業に参加することを望む。質問は大
歓迎。 辞書必携のこと。
【事前準備学習】
ドイツ語1の継続講義なので、春季のドイツ語の内容を確認しておくこと。
【教科書】
『ドイチュ
2
アインブリック!
みんなで学ぼう、ドイツとドイツ語』 鈴木
保坂 大学書林 201
【参考書】
推薦独和辞書:新キャンパス独和辞典(郁文堂)、新アクセス独和辞典(三修社)
【評価方法】
定期試験7割、 課題の発表等の平常点3割。 授業時は辞書必携のこと.試験は辞書持ち込みの予定。
【講義テーマ】
1 回 形容詞
2 回 再帰代名詞と再帰動詞
3 回 動詞の三基本形
時制について
4 回 過去表現
過去形、過去人称変化
5 回 副文について
6 回 従属接続詞による副文の表現
7 回 定形後置の現象
8 回 完了表現
現在完了形とその用法
9 回 関係代名詞
定関係代名詞による副文の表現
10 回 関係代名詞(2) 不定関係代名詞による副文の表現
11 回 受動表現
受動態とその用法
12 回 受動表現(2) 自動詞の受動文、動作受動と状態受動
13 回 接続法
接続法第Ⅱ式の表現、 非現実話法
14 回 接続法(2) 接続法第Ⅰ式の表現、間接話法、要求話法
15 回 定期試験及び総括
フランス語1//坂本
久生/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
フランス語の基礎をわかりやすく説明し、口頭や筆記の練習を通じて、理解力、表現力を養います。
【学習到達目標】
基礎的な表現を理解できるとともに、挨拶の表現など、自分でもすぐに言えるようにすることを目標と
します。
291
【履修上の注意】
十分に予習、復習をするとともに、授業には真剣に取り組むこと。また、4回目の授業からは仏和辞典
(紙の辞書でも電子辞書でもよい)を持参すること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、わからない単語を辞書で調べて、文の意味を考えておくこと。
【教科書】
『パラレル』 大岩、坂本他 白水社 2011
【評価方法】
定期試験 60%、発音 15%、平常点(受講状況)25%により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、発音の基礎
2 回 綴り字記号、綴りと発音(母音字)
3 回 綴りと発音(子音字)、リエゾン
4 回 挨拶の表現、名詞の性と数
5 回 冠詞、Exercices 1
6 回 会話1
7 回 動詞 etre、形容詞の一致
8 回 Exercices 2、会話2
9 回 動詞 avoir、否定形
10 回 Exercices 3
11 回 会話3、第1群規則動詞
12 回 疑問形、Exercices 4
13 回 会話4
14 回 動詞 aller, venir、疑問形容詞
15 回 総括および試験
フランス語2//坂本
久生/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
春学期に引き続き、新たな文法的事項を学びながら、基本的なフランス語の表現を学習していきます。
【学習到達目標】
辞書を使ってテキストの文章がわかるとともに、基本的な表現を使えるようにすることを目標とします。
しっかり勉強すれば仏語検定4級に合格できるようにします。
【履修上の注意】
このクラスは春学期に「フランス語1」を履修していること、あるいは同等以上の力があることを前提
としている。したがって、フランス語について知識がないまま、秋学期のみ履修しても、よほど努力し
292
ない限り、単位の修得は困難である。
十分に予習、復習をするとともに、授業には真剣に臨むこと。また、授業に際しては、辞書を持参する
こと。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、わからない単語を辞書で調べて、文の意味を考えておくこと。
【教科書】
『パラレル』 大岩、坂本他 白水社 2011
【評価方法】
定期試験 60%、発音 15%、平常点(受講状況)25%により評価する。
【講義テーマ】
1 回 命令法、Exercices 5
2 回 会話5、動詞 faire
3 回 近接未来、近接過去、疑問副詞
4 回 Exercices 6
5 回 会話5、第2群規則動詞
6 回 形容詞の性数変化、Exercices 7
7 回 会話7、動詞 pouvoir など
8 回 動詞 prendre など、Exercices 8
9 回 会話8、動詞 savoir など
10 回 補語人称代名詞、Exercices 9
11 回 会話9
12 回 複合過去の形と用法
13 回 Exercices 10
14 回 会話 10
15 回 総括および試験
スペイン語1//重松
由美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
また、日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることか
ら、教育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心が高まっています。「スペイン語1」はスペイン
語の基礎を習得するクラスであり、スペイン語の発音に慣れ、基本的な挨拶表現と現在時制を用いた自
己表現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(現在形)を学ぶことを目的とします。特に口頭での練習問題を
繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
293
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べてくること。
【教科書】
『Accion!』 四宮瑞枝ほか 白水社 2010
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 【あいさつする】アルファベット、発音、アクセント
2 回 イントネーション
3 回 【食料品を買う】数字
4 回 名詞の性と数、冠詞
5 回 【人を紹介する】主格人称代名詞、SER 動詞
6 回 疑問文と否定文
7 回 形容詞
8 回 【仕事や勉強について話す】-AR 動詞
9 回 頻度の表現、曜日の表現
10 回 【日常生活について話す】-ER,-IR 動詞
11 回 所有詞
12 回 時刻の表現
13 回 【自分の出身地について話す】指示詞
14 回 ESTAR 動詞
15 回 まとめおよび試験
スペイン語2//重松
由美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることから、教
育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心は高まっています。「スペイン語2」は、スペイン語の
基礎を習得するクラスであり、スペイン語の発音に慣れ、現在時制と過去時制を用いた基本的な自己表
294
現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(直説法現在不規則活用と過去形)を学ぶことを目的とします。
特に口頭での練習問題を繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べておくこと。
【教科書】
『Accion!』 四宮瑞枝ほか 白水社 2010
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 【伝統文化を紹介する】直接目的人称代名詞
2 回 SABER,CONOCER
3 回 【パーティーを準備する】間接目的人称代名詞
4 回 現在形不規則活用動詞
5 回 【旅行の計画を立てる】
6 回 よく使う不規則活用動詞
7 回 所有詞(後置形)
8 回 【趣味について話す】比較表現
9 回 GUSTAR 型動詞
10 回 【生活習慣と体調を述べる】再帰動詞
11 回 「自分自身を~する」
12 回 【ボランティアとして活動する】現在完了
13 回 現在進行形
14 回 【ルーツをたどる】点過去
15 回 線過去
295
中国語1//陳
雷/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、文型を学習し、最低限のコミュニケーション能力を習得する。
会話から基本的な表現を学び、目・耳・口を使って、文型を繰り返し練習することにより効果的な講義
を行います。
【学習到達目標】
中国語の日常会話能力を身に付けます。
【履修上の注意】
毎回授業の後に必ず復習すること
【事前準備学習】
新しい単語と文法を例文を参考しながら自習してください。
【教科書】
『1 年生のコミュニケーション中国語』 劉
塚本 慶一 監修
【評価方法】
出席率 40% 授業に参加する意欲 20%
穎 白水社 2013
期末試験 40%
【講義テーマ】
1 回 単母音、声調
2 回 子音、軽声
3 回 重母音、鼻母音
4 回 復習練習
5 回 第一課自己紹介 文法、単語、会話練習
6 回 第一課自己紹介 復習練習
7 回 第二課これは何ですか? 文法、単語、会話練習
8 回 第二課これは何ですか?復習練習
9 回 第三課これはいかがですか? 文法、単語、会話練習
10 回 第三課これはいかがですか? 復習練習
11 回 第四課買い物 文法、単語、会話練習
12 回 第四課買い物 復習練習
13 回 第五課どこにありますか?文法、単語、会話練習
14 回 第五課どこにありますか? 復習練習
15 回 まとめ練習
296
中国語2//陳
雷/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、文型を学習し、最低限のコミュニケーション能力を習得する。
会話から基本的な表現を学び、目・耳・口を使って、文型を繰り返し練習することにより効果的な講義
を行います。
【学習到達目標】
中国語の日常会話能力を身に付けます。
【履修上の注意】
毎回授業の後に必ず復習すること
【事前準備学習】
新しい単語と文法を例文を参考しながら自習してください。
【教科書】
『1 年生のコミュニケーション中国語』 劉
塚本 慶一 監修
【評価方法】
出席率 40% 授業に参加する意欲 20%
穎 白水社 2013
期末試験 40%
【講義テーマ】
1 回 第6課 何がありますか? (文法・単語・会話)
2 回 第6課 何がありますか? (復習・練習)
3 回 第7課 何時に行きますか
(文法・単語・会話)
4 回 第7課 何時に行きますか (復習・練習)
5 回 第8課 ホテルのフロントで(文法・単語・会話)
6 回 第8課 ホテルのフロントで (復習・練習)
7 回 第9課 タクシーに乗る (文法・単語・会話)
8 回 第9課 タクシーに乗る (復習・練習)
9 回 第10課 試着と支払い(文法・単語・会話)
10 回 第10課 試着と支払い(復習・練習)
11 回 第11課 苦情を訴える (文法・単語・会話)
12 回 第11課 苦情を訴える(復習・練習)
13 回 第12課 紛失届を出す (文法・単語・会話)
14 回 第12課 紛失届を出す(復習・練習)
15 回 まとめ
297
韓国語1//趙
賢美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
最近日本と韓国は文化交流も多様化しており、日本において韓国の社会や文化に興味を持つ人がます
ます増えている。特に韓国ドラマや歌を中心とした韓流ブームは一時的なブームの壁を越え、韓国の姿
を見せることによって今までの韓国のイメージを変えつつある。日本から一番近い外国である韓国の文
化に触れながら、日本語と文法や単語などの類似点が多くて外国語の中で最も覚えやすく吸収しやすい
言語である韓国語を習得することによって韓国との関わりを深く考える。
本講座では、韓国語(ハングル)についての知識がまったくない受講生を対象とし、基礎から丁寧
に学習していく。前期(韓国語 I)
・後期(韓国語 II)の1年を通して、日常会話ができる程度のコミュ
ニケーション能力を身につけることを目指す。基礎文法の学習だけではなく会話の練習や平易な文章の
講読も行ないバランスよく韓国語を学んでいく。さらに、ビデオやパソコンの動画、メールなどのマル
チメディアとインターネットを融合した学習方法を取り入れ、効率良く楽しい学習環境の構築を図る。
最後に、両国の文化理解に役立つ知識が吸収できるよう、言語を超えて文化・歴史・社会などの分野に
幅広く触れていきたい。
【学習到達目標】
・基本的な韓国語の文字と文法の習得はもちろん正しい発音ができるよう練習を重ねる。
・挨拶を含めて簡単な日常会話ができることを目指す。
【履修上の注意】
・元気で積極的に授業に取り込む態度が望ましい。
・各ユニットについての予習・復習を必ず行う。
【事前準備学習】
・韓国語に関する入門書(新書類)は、数多く出版されているので、1 冊は読んでおいてほしい。
【教科書】
『授業中に必要な教材を配布する。
』
【参考書】
『文法から学べる韓国語ドリル』 李
昌圭 ナツメ社 2010
【評価方法】
・平常点(授業態度、課題の提出状況等から判断し評価する)(30%)、
・試験(70%)
【講義テーマ】
1 回 韓国を知ろう(韓国の歴史・文化・生活習慣などの情報)
2 回 基本文字①(母音字)
3 回 基本文字②(子音字)
4 回 基本文字③(濃音)
5 回 基本文字④(合成母音字)
6 回 基本文字⑤(終音)
298
7 回 発音のルール①(連音化、濃音化)
8 回 発音のルール②(激音化、鼻音化)
9 回 ハングルの半切表(読む練習)
10 回 助詞
11 回 基本会話①(自己紹介)
12 回 基本会話②(~です。~ます。)
13 回 基本会話③(これ・それ・あれ)
14 回 基本会話④(これは何ですか。)
15 回 総括及び試験
韓国語2//趙
賢美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
最近日本と韓国は文化交流も多様化しており、日本において韓国の社会や文化に興味を持つ人がます
ます増えている。特に韓国ドラマや歌を中心とした韓流ブームは一時的なブームの壁を越え、韓国の姿
を見せることによって今までの韓国のイメージを変えつつある。日本から一番近い外国である韓国の文
化に触れながら、日本語と文法や単語などの類似点が多くて外国語の中で最も覚えやすく吸収しやすい
言語である韓国語を習得することによって韓国との関わりを深く考える。
本講座では、韓国語(ハングル)についての知識がまったくない受講生を対象とし、基礎から丁寧に
学習していく。前期(韓国語 I)
・後期(韓国語 II)の1年を通して、日常会話ができる程度のコミュニ
ケーション能力を身につけることを目指す。基礎文法の学習だけではなく会話の練習や平易な文章の講
読も行ないバランスよく韓国語を学んでいく。さらに、ビデオやパソコンの動画、メールなどのマルチ
メディアとインターネットを融合した学習方法を取り入れ、効率良く楽しい学習環境の構築を図る。最
後に、両国の文化理解に役立つ知識が吸収できるよう、言語を超えて文化・歴史・社会などの分野に幅
広く触れていきたい。
【学習到達目標】
・韓国語 I に続いて、文法と発音を中心とした練習を行う。
・韓国語を用いてインターネットメールのやり取りができ、正しい発音での簡単なコミュニケーション
ができることを目指す。
【履修上の注意】
・積極的に授業に取り込む態度が望ましい。
・韓国語 I を履修した前提で講義を行うため、前期に当たる内容の理解を固めてほしい。
・各ユニットの予習と復習を必ず行う。
【事前準備学習】
・韓国ドラマや映画などをたくさん鑑賞しておくことをすすめる。
【教科書】
『授業中に必要な教材を配布する。
』
299
【参考書】
『文法から学べる韓国語ドリル』 李
昌圭 ナツメ社 2010
【評価方法】
・平常点(授業態度、課題の提出状況等から判断し評価する)(30%)
・試験(70%)
【講義テーマ】
1 回 韓国を知ろう(韓国の歴史・文化・生活習慣などの情報)
2 回 基本会話①(さまざまな挨拶)
3 回 基本会話②(住所を尋ねる)
4 回 基本会話③(場所を尋ねる、漢数詞)
5 回 基本会話④(問い合わせ、固有数詞)
6 回 基本会話⑤(~ある。~ない。助数詞)
7 回 基本会話⑥(時間の言い方)
8 回 基本会話⑦(時間の都合を聞く)
9 回 基本会話⑧(好き嫌いを尋ねる)
10 回 基本会話⑨(値段を尋ねる)
11 回 基本会話⑩(週末の計画を聞く)
12 回 基本会話⑪(待ち合わせ)
13 回 基本会話⑫(誘い)
14 回 会話の練習
15 回 総括及び試験
手話入門//今村
彩子/集春・秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ろう・難聴者のコミュニケーション方法のひとつである手話を通して、ろう・難聴者との関わりを広げ
ていく。また、ろう・難聴者のドキュメンタリーの観賞を通して、ろう・難聴者のことを知る。
【学習到達目標】
ろう者との会話に興味をもち、自己紹介を話題に手話で会話ができる程度の力を目標とする。
【履修上の注意】
毎回、復習して授業に参加すること。実技のため、定員を20名までとする。定員を超えた場合は初回
の講義で試験を実地し、20名にする。
【事前準備学習】
なし
【教科書】
『新手話教室』 社会福祉法人全国手話研修センター 財団法人全日本ろうあ連盟出版局 2005 年
300
【評価方法】
レポート・授業態度・実技試験などの総合評価。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・名前を表してみよう
2 回 つたえあってみましょう
3 回 自己紹介1 名前を紹介しましょう
4 回 自己紹介2 家族を紹介しましょう
5 回 自己紹介3 趣味について話しましょう
6 回 自己紹介4 数字を使って話しましょう
7 回 自己紹介5 仕事について紹介しましょう
8 回 自己紹介6 あなたの家を紹介しましょう
9 回 総復習
10 回 1日のことを話しましょう
11 回 一ヶ月のことを話しましょう
12 回 一年のことを話しましょう
13 回 総復習
14 回 交流会
15 回 総括及び実技試験
手話基礎//今村
彩子/集春・秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ろう・難聴者のコミュニケーション方法のひとつである手話を通して、ろう・難聴者との関わりを広げ
ていく。また、ろう・難聴者のドキュメンタリーの観賞を通して、様々な環境や年代のろう・難聴者の
こと、彼らの歴史的背景を知る。
【学習到達目標】
ろう者と会話をしようとする態度をもち、1日・1週間・1年の家族との身近な生活や体験を話題に手
話で会話ができる程度の力を目標とする。
【履修上の注意】
以前、本大学で受講した「手話」
「手話入門」
「手話1」の授業で、B 以上の成績を修めた学生を履修可
能とする。それ以外の学生は受講不可。実技のため、定員を20名までとする。定員を超えた場合は初
回の講義で試験を実地し、20名にする。
【事前準備学習】
手話入門で学んだことを復習しよう
【教科書】
『手話教室 基礎』 社会福祉法人全国手話研修センター 財団全日本ろうあ連盟出版局 2007 年
301
【評価方法】
レポート・授業態度・実技試験などの総合評価。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介1 名前と家族の紹介 基本文法 具体的表現Ⅰ
2 回 自己紹介2 趣味と仕事 基本文法 具体的表現Ⅱ
3 回 自己紹介3 数字 基本文法 置き換えの表現
4 回 1日に関する表現 基本文法 表情
5 回 1ヶ月に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅰ位置・方向を工夫して表現しましょう①
6 回 1年に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅱ位置・方向を工夫して表現しましょう②
7 回 季節に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅲ指差しを使って表現しましょう
8 回 都道府県・地名 基本文法 主語の明確化Ⅳ体の向きをかえて表現しましょう
9 回 基本文法 空間の活用Ⅰ左右・前後・上下の空間を活用して表現しましょう
10 回 基本文法 空間の活用Ⅱ指差しや視線を活用して表現しましょう
11 回 基本文法 同時性
12 回 基本文法 単語や文の代理的表現
13 回 基本文法のまとめ
14 回 総括及び実技試験
15 回 交流会
情報処理基礎//程
(インストラクター4)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
302
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理基礎//程
(インストラクター5)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
303
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
304
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
Excel 基礎: 様々な関数の活用法
Excel 基礎: セル編集と作表
Excel 基礎: グラフの作成と編集
Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
情報処理基礎//程
(インストラクター2)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
305
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
情報処理基礎//程
(インストラクター3)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
306
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理基礎//程
(インストラクター1)①/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
307
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
308
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
情報処理基礎//程
(インストラクター6)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
309
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理基礎//程
(インストラクター7)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
310
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
311
情報概論//程
鵬/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
ICT(Information and Communication Technology)時代といわれるような高度情報化社会におい
ては、情報科学に関する知識と技能が社会人の必須教養として求められている。この科目はこのような
社会ニーズに応えるために開講されたものである。具体的にいうとこの講義では、情報とは何かをはじ
め、情報の表現方法、情報処理の仕組み、情報の活用方法に関する概念、原理、仕組み、技法などをわ
かり易く解説するするとともに、これまでにどのような ICT が知られているか、また実際に ICT がど
のように利用されているかについても概説する。
この講義内容は各週テーマに書かれているものより構成される。とりわけ知識をより深く理解させる
ために、講義の進め方としては、まず指定テーマに関するいろいろな概念、原理、仕組み、技術などを
取り上げてその解説を行い、そして学生にテーマと関連のある実践的な課題を示し、講義中その課題の
解答を完成させるという「双方向コミュニケーション」講義方式が採用されるのである。
【学習到達目標】
○情報科学に関する基礎知識
○情報処理の仕組み
○情報活用法
を理解したうえ、それらを活用して問題解決に提案ができるようにすること
【履修上の注意】
パソコンやインターネットの利用により課題を作成して提出することがあるので、パソコン(一式)を
持参する必要がある。
【事前準備学習】
パソコン、インターネットの使い方をマスターしておくこと
【教科書】
自作教材(PowerPoint ファイル)
【参考書】
必要な時に指示
【評価方法】
平常点(課題、小テスト、学習態度など):50%
期末定期試験:50%
【講義テーマ】
1 回 履修ガイダンス + 情報科学とは何か
2 回 高度情報化社会とは
3 回 情報とは/アナログデータ/デジタルデータ
4 回 情報処理技術とは
5 回 計算機科学とは
6 回 計算機内部での情報表現法/情報量の計算
7 回 計算機の仕組み/ハードウエア
312
8 回 ソフトウエア/OS/アプリケーションソフト
9 回 インターネットの仕組み/活用法
10 回 情報検索/情報管理/情報倫理
11 回 情報処理システムとは
12 回 個人・ビジネスの情報活用
13 回 地域社会の情報活用
14 回 これからの情報科学の展望
15 回 授業総括及び試験
人間論//木村光・持田・
高見/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
(概要)本授業は人に対する深い理解と自己成長を目標とする。そのために、色々な分野における基礎
的人間論を学び人間存在に対する深い理解を養う、様々な人たちの生き様を資料などを用い、生きるこ
との意味やいきがいなどについて考える、また、それらや体験学習より人間に対する深い共感・尊敬・
慈愛などを育み、自らの考えを深め、自己の成長を促す、等である。
(オムニバス方式)
(高見伊三男) 聖書は、キリスト教の正典であるのみならず、世界における永遠にわたる古典であり、
またベストセラーです。その「聖書における人間」として、五つの要点-人間の創造と罪、信仰、使命、
希望、愛-を通して尋ねていきましょう。
(持田 辰郎)人間による世界の見方、知り方の多様性について考えていく。とりわけ近代以降の「科
学的世界観」の構造とその限界を理解することにより、思考の柔軟性を養い、人間理解の多様なあり方
とその根拠を明らかにする。
(木村 光伸) 社会的であり、同時に生物的背景を持つ人間存在を、霊長類の進化史の流れの中で考
える。人間は生物としてどこまでサルであるのか。あるいはサルの生活史のどこに人間らしさの本性を、
あるいはその萌芽を見出すことができるのか。霊長類とヒトの関係を明らかにしつつ、人間の本質に迫
りたい。
【学習到達目標】
人間の存在の意味を考えるとともに、自らの生き方を考え直し、これからの生きる指針となる「人間ら
しく、そして科学的な人間像」を描けるようにする。
【履修上の注意】
3名の教員によるオムニバス形式で授業を行なう。全出席を原則とする。
【事前準備学習】
シラバス上の次回のテーマについてあらかじめ資料等を参考に考えておくこと。
授業時に指示があったことについては次回までにやり遂げておくこと。
【評価方法】
各担当教員の出題するテーマについてレポートを提出する。その結果全体で総合評価する。
313
【講義テーマ】
1 回 人間論を学ぶにあたって(木村)
2 回 聖書における人間-人間の創造と罪-(高見)
3 回 聖書における人間-信仰-(高見)
4 回 聖書における人間-使命-(高見)
5 回 聖書における人間-希望-(高見)
6 回 聖書における人間-愛-(高見)
7 回 答えが一つになることの裏には(持田)
8 回 答えのない問い(持田)
9 回 「あること(いること)」そのものの価値(持田)
10 回 「こころ」のトレーニング(持田)
11 回 判断のために知識(持田)
12 回 生物としてのヒトを考える(木村)
13 回 生得的な行動と学習(木村)
14 回 人間らしさの生物学的基礎(木村)
15 回 文化的な行動と現代社会(木村)
医学一般//非常勤C
/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
栄養学概論//坪内
凉子/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
健康を保持・増進し、疾病を予防するためには、栄養に関する正しい知識をもつことが必要です。
この講義では、我々を取り巻く食環境の現状を知り、食と健康とのかかわりについて、栄養素の種類、
摂取状況と 1 日必要量、体内での役割、体内代謝等について、さらに食品と含有栄養素について学びま
す。
これらの基礎事項をもとに、各ライフステージ、あるいは特殊環境における栄養摂取について学びます。
【学習到達目標】
①正しい健康管理の出来る、栄養知識を習得する。②各ライフステージごとの栄養摂取法を習得する。
③いろいろな生活環境における栄養摂取法を習得する。④食品と栄養の正しい関連を知る。⑤生活習慣
病の予防法を体得する。⑥基礎知識をもとに周りの人々への助言、指導が出来る。
【履修上の注意】
各単元ごとにプリントを配布します。
私達の周りには、新聞・雑誌・インターネットなどを通じて、多くの栄養情報が提供されていなす。そ
の中には異常に修飾された情報もあり、決して正しい情報ばかりではありません。情報に対しては、常
に関心を持つことは必要ですが、氾濫する情報を前に、その正誤を判断できるような正しい基礎知識を
314
身につけましょう。
【事前準備学習】
シラバスを読み、当日の講義内容を把握して受講してください。
講義内容は第 1 回から関連していますから前回の復習もしてから受講してください。
【参考書】
『香川靖雄教授のやさしい栄養学』 香川靖雄 女子栄養大学出版部 2010 年
『応用栄養学』 堀江祥允編集代表 中央法規 2004 年
『新食品・栄養科学シリーズ 「基礎栄養学」
』 西川善之、灘本知憲編 化学同人 2007 年
【評価方法】
期末試験の成績で評価します。
【講義テーマ】
1 回 栄養学入門 (健康と栄養、五大栄養素など)
2 回 栄養素の特徴と作用(糖質、脂質、タンパク質)
3 回 栄養素の特徴と作用(ビタミン、無機質、水分)
4 回 日本人の食事摂取基準、エネルギー代謝 (食品のエネルギー、エネルギー消費)
5 回 栄養素の消化吸収
6 回 栄養素の体内代謝
7 回 栄養状態の評価判定法、健康づくりと食生活
8 回 食品と食品群、6つの基礎食品群、機能性食品
9 回 ライフステージと栄養
10 回 生活習慣病(生活習慣病とは?メタボリックシンドロームと危険因子)
11 回 各種疾患と栄養
12 回 代謝疾患と栄養、血液疾患と栄養
13 回 スポーツと栄養、ストレスと栄養
14 回 特殊な環境下における栄養(高温、低温、高圧、低圧など)
15 回 講義と試験
健康レクリエーション論//早坂
一成/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
身体の健康維持やリハビリテーションなどの疾病治療においてレクリエーションは有効であるストレ
ッチやウォーキング,レジスタンス運動のようにいつでもどこでもできるものから,ボールなどの小道
具を使うもの,集団で行うゲーム的要素を持ったものなど,様々な年齢層に楽しまれている.
こうした身体活動を通して,生活を豊かなものにすることにより,精神的ストレスの発散と同時に老化
防止や機能回復にもつながる.授業では,レクリエーション援助者として,レクリエーション活動の意
義と必要性を知り,様々な環境におかれた人々の心豊かな生活の援助ができるようになることを目指す.
さらに、障害者福祉分野におけるレクリエーション活動の援助技術や援助計画についての知識と実践に
ついて学びます.
315
【学習到達目標】
レクリエーションの基礎を理解するとともに支援方法の実際を習得ができるようにする。
【履修上の注意】
レクリエーションインストラクターの資格取得を前提とする。
【事前準備学習】
レクリエーションに対して総合的な興味、関心、意欲を持って授業に臨む準備をすること。
【教科書】
『レクリエーション支援の基礎』 財)日本レクリエーション協会 財)日本レクリエーション協会 200
8年
【評価方法】
平常点、授業態度、発表、レポートを総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 1回
ガイダンスおよびグループワーク
2 回 2回
レクリエーション概論
3 回 3回
レクリエーション援助者としての基調
4 回 4回 アイスブレーキングとコミュニケーション・ワーク
5 回 5回 ホスピタリティ・トレーニング
6 回 6回 レクリエーション援助のプロセス
7 回 7回 レクリエーション援助におけるアセスメントと計画の立て方
8 回 8回 レクリエーション活動のアレンジ方法
9 回 9回 レクリエーション援助の評価について
10 回 10回 社会におけるレクリエーション
11 回 11回 レクリエーションの環境作りとボランティア
12 回 12回 イベントの企画について
13 回 13回 主体にあわせたアクティビティ・レクリエーションの援助法 1
14 回 14回 主体にあわせたアクティビティ・レクリエーションの援助法 2
15 回 15回 まとめ
健康政策論//佐久間
清美/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
わが国は、保健行政や学校教育、ならびに社会保障や公衆衛生・保健福祉のもとで国民の健康やその
健康な生活に関する政策的配慮により、経済的豊かさと、活力ある長寿社会をめざし、1970 年代後半
以降、より積極的に国民の健康づくりを推進する「健康政策」を展開してきた。2000 年からの「健康
日本 21 計画」では、社会目的を達成するためにソーシャルマーケティングの手法を用いた。
316
本講義では、こうした「健康政策」に関する全般的な問題をテーマとし、①健康政策の歴史、②健康
づくりの展開、③健康増進法、④先進諸国の健康政策、⑤地域保健とマーケティング、⑥保健事業計画
づくりについて、演習を含めて健康の財産形成の視点から「人間と健康」に関する理解が深まるように
教授する。
【学習到達目標】
健康政策の体系を理解するとともに人間の健康を決定づけているものは何かについて考える。
【履修上の注意】
「健康」を視点に問題意識を持って、住民の立場で考えながら学習を進める。
【事前準備学習】
適宜指示する
【教科書】
『地域保健とマーケティング』
晃洋書房 2009
【参考書】
『衛生行政大要改訂 22 版』 編著者代表下田智久 日本公衆衛生協会 2009
随時紹介する。
【評価方法】
演習の参加度、試験から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 健康政策の歴史
2 回 健康の概念
3 回 ヘルスプロモーション
4 回 健康増進法と健康づくり
5 回 健康政策と地域保健活動
6 回 先進諸国の健康政策
7 回 保健行動とセルフケア
8 回 地域保健活動とマーケティング
9 回 保健マーケティング
10 回 地域の実態把握(演習)
11 回 地域保健計画の策定(演習 グループ 1)
12 回 地域保健計画の策定(演習 グループ 2)
13 回 地域保健計画の発表(演習)
14 回 今後の健康政策の課題と展望
15 回 まとめ及び試験
317
健康科学概論//山本親
他/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
毎日の生活を健康に過ごすことは人生において重要な課題の一つである。健康とは単に病気でないこと
を指すばかりでなく、身体的、精神的また社会的に良好な状態であることを意味している。人間を取り
巻くさまざまな要因と健康との関わりについて予防医学を中心に学習する。
【学習到達目標】
健康であることの意味、そして健康維持のための好ましいライフスタイルを理解、実践できるための基
礎知識を習得する。また、生活習慣病の理解とその治療における運動の役割を理解する。
【履修上の注意】
リレー講義の形式のため、それぞれの時間での学習内容を理解し、まとめるように努める。また、疑問
点については時間内もしくは授業後に質問し、理解する。
【事前準備学習】
学修したことを復習し、普段の生活の中で関連した状況について理解できるように努める。例えば、自
己の体調不良や生活習慣について見直し改善する。
【教科書】
『健康科学概論』 後閑容子 ヌーヴェルヒロカワ 2006
【参考書】
『テキスト健康科学』 佐藤祐造 南江堂 2005
【評価方法】
平常点(出席、レポート、小テスト)50%、試験50%
70%以上の出席を必要とする。
【講義テーマ】
1 回 「健康」とは・人間の心身と健康
2 回 衛生統計
3 回 生活習慣病の現状とその予防
4 回 感染症と健康
5 回 環境と健康
6 回 健康管理と健康増進
7 回 ライフステージと健康
8 回 生活習慣病の予防と運動
9 回 肥満・糖尿病、心臓循環器疾患と運動療法
10 回 成長と体力・トレーニング
11 回 加齢と体力・トレーニング
12 回 心臓病・脳血管障害と血液
13 回 一般人の健康管理と体調管理(運動との関連)
14 回 スポーツ選手の健康管理とコンディショニング
15 回 評価と問題点 まとめ
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看護学概論//大野
弘恵/集春/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
看護学は人間、健康、環境、看護という4つの基本的概念から人間生活の側面を通して、人々の健康
増進および病気の予防、回復、また病気に伴う苦痛や苦悩に対して援助する学問です。看護の焦点は、
このようなかかわりの過程において、対象となる人々が常に人間としての尊厳 を保ち、自らの意志に
沿って生活しつづけることができるように援助することを目標においています。
看護は自然科学と人文科学の両方を取り入れた応用実践科学といえます。看護の考え方や、理論、医
療の中での看護の役割などを学習します。健康管理士、社会福祉士、認定心理士は、看護学における人
間への姿勢、人間の理解、専門職業人として持つ技術、知識において共有するべきことは多いと思いま
す。看護学への感心を深め、将来の職業人として歩む道に役立ててください。
【学習到達目標】
1.看護の基本概念、本質、ヘルスケアにおける看護の役割、専門性が理解できる。
2.看護の対象である人間を理解し、必要な援助過程があることが理解できる。
3.臨床看護に必要な基礎的理論を通して、対象の心理・行動の理解および援助法について理解できる。
4.保健、医療、福祉システムや関連する制度が理解できる。
【履修上の注意】
事前に教科書を読み、授業には持参してください。
看護は、人間の理解、病気を持った人々への理解から始まります。教授者と受け手の学生の、相互の
人間的理解が必要です。また、主体的に授業に参加し、関心のあることはどんどん自分で調べましょう。
そして看護とは何かを広い視野を持って考えてください。
【事前準備学習】
教科書や関連する本を読んでおくこと。
【教科書】
『ナーシンググラフィカ⑯基礎看護学-看護学概論第4版』 川村佐和子他編集 メディカ出版 2012
その他の資料は授業の前に配る。
【評価方法】
授業の最後に行う試験 60%、平常点 40%(授業中の態度等)
【講義テーマ】
1 回 看護への導入、看護とは何か、看護の概念
2 回 ヘルスケアと看護の専門性、看護の対象の理解
3 回 保健、医療、福祉システム
4 回 看護における倫理と関係法規
5 回 ライフサイクルからみた看護
6 回 看護の本質と看護理論
7 回 さまざまな看護理論
看護理論の変遷
319
8 回 さまざまな看護理論
人間関係の理論
9 回 看護過程の概念・構造
10 回 コミュニケーションと援助的関係
11 回 看護における基本的援助技術
12 回 看護技術の演習
観察技術とバイタルサイン
13 回 看護理論のまとめ
14 回 地域社会における看護の役割、将来展望
15 回 授業総括および試験
心身関係論//持田
辰郎/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
心と身体の関係は素朴な感覚の問題として見る限り、ただ具体的な相関関係を知れば充分と思われる
かもしれません。しかし、その「関係そのもの」を理論的に考えようとすると、解きがたい難問にぶつ
かります。その意味において、心の存在は(したがって心身関係は)人類最大の謎なのです。心につい
ての近世以降の哲学の歴史はその難問に答えようと苦闘した歴史とも言えます。
この授業の前半では、心身関係の具体的事例を考察する「前の」、そこにある理論的な問題を《哲学
的に》考えていきます。心身のとらえ方がむしろものの見方に依拠していることを理解していただきた
いと思います。具体的には、デカルトの心身二元論の成り立ちやその後の哲学史上の問題、現代科学・
現代哲学における心身関係のとらえ方を紹介します。
後半では、
「謎である」ことを踏まえたうえで、私たちの心の仕組みについての一つのモデルを考え
ていきたいと思います。そこでの焦点は、時間と空間という枠組み、それと心の複数性と一性の関係で
す。
【学習到達目標】
心身関係の理論的困難を理解できるようにし、関係諸学問の学習の基礎を形成することを目標とします。
【履修上の注意】
なし
【事前準備学習】
特にありませんが、それだけ授業自体が勝負です。
【教科書】
なし。必要なものはすべてプリントで配付します。
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後のレポート試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々
と評価します。欠席5回または上記得点が以後満点でも60点に到達不可能になった時点で失格としま
す。細部については第1回授業で説明します。
320
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、「見ること」について
2 回 「見ること」と言葉・知識
3 回 「見方」の多様性.
..こころの多様性の基礎
4 回 科学と「こころ」/「夢の懐疑」と「精神のみの世界」
5 回 「色」は物体の性質ではない
6 回 「見ること」の哲学史
7 回 現代の脳研究とは何か
8 回 「こころ」の仕組み/意識と時間・空間
9 回 潜在的意識(無意識)の広がり
10 回 「こころ」の複数性と一性
11 回 「こころ」の変化の仕組み/脳のストックとその変化
12 回 社会の変化とこころ
13 回 (ものとしての)脳の変化
14 回 まとめ
15 回 まとめおよびレポート試験
健康と和漢薬//竹田
忠紘/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
真の健康とは何か。健康を維持するには何が必要であるか。一般に健康とは,肉体、精神の両者の健全
性の備わった状態を意味し,福沢諭吉先生は“先ず獣身をなして,後に人身を養え”と諭している。身
体を鍛え,抵抗力を付け,体力上昇をはかり,その後、知識、教養,人間性を高めよという事であろう。
健康は目的でなく手段である。生活の QOL を高める事にある。スポーツにおける傷害、健康維持につ
いて考える中で,医療と慢性疾患についての概念を頭に入れることも必要である。万が一、健康を損な
った場合,薬の手助けが必要となる。具体的な講義の内容を以下に示しますので講義の中で皆さんと共
に学びましょう。
知らぬ間に蝕まれてしまう、恐ろしい薬物依存と麻薬の紹介から始まり、スポーツと健康の原点を紹
介する中で、医療に使われている代表的な天然物由来の医薬品を紹介し、その薬効を学び、日常生活に
おける健康維持に如何に作用しているかを具体的に慢性疾患の症例から学ぶ。慢性疾患としてはメタボ
リックシンドロームを理解しつつ糖尿病,高血圧を知る。更に代替医療における和漢薬の占める役割を
理解し、西洋医学と東洋医学との相違点についても知識を深める。健康と和漢薬、更にはサプリメント、
薬膳料理との関わりを理解し、その正しい使用法、日常生活への応用を習得する。尚、漢方薬は服用す
る者の症状や体質に合わせて多様な構成生薬を調合して処方される医薬品であり、日本薬局方に収載さ
れている処方についても紹介する。また,成人への登竜門であるタバコ,アルコール等の善悪を理解す
る中で健康について学ぶ。スポーツ健康、リハビリ分野においても活用できるメタボリックシンドロー
ム、スポーツ障害についても概説する。最後の応用編として,毒と薬,血液型、インフルエンザウィル
ス等に関与する糖鎖について詳細な研究の一部を身近な話題として紹介する。
321
【学習到達目標】
健康であることの意味、健康と和漢薬、漢方薬、サプリメント、代替医療についての基礎知識を習得す
る。
【履修上の注意】
特にありませんが、70%以上出席して頂く事が条件となります。
尚,折角ですので一コマに一つの興味の持てる言葉は記憶しましょう。
【事前準備学習】
前回の授業内容を復習し,次回のシラバスに基づく専門用語の意味を理解しておくこと。
【参考書】
『天然医薬資源学』 竹田忠紘 広川書店
『知っておきたい生薬100 日本薬学会編』 日本薬学会編 東京化学同人
『現代医療における漢方薬』 日本生薬学会監修 南江堂
毎時プリントを配布する予定です。
【評価方法】
試験 50% 平常点(授業態度、レポート)50%
その他
【講義テーマ】
1 回 薬物依存と麻薬
2 回 スポーツと健康
3 回 天然物からの医薬品
4 回 西洋医薬と伝統的東洋医薬の相違
5 回 慢性疾患、糖尿病、高血圧
6 回 食の文化と薬膳料理
7 回 健康とサプリメント
8 回 タバコ、アルコール等と健康
9 回 身体の仕組みとけが
10 回 漢方薬
11 回 身近な薬草
12 回 毒と薬
13 回 生理活性を模索した多糖体
14 回 血液型、インフルエンザウイルス
15 回 授業総括及び試験
医療の歴史//曽我
良成/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人間の歴史は、また病気との戦いの歴史でもあった。現代の医学からみればとるに足らない方法であ
っても、その時代の人たちはそれなりの方法で病気や死と向かい合ってきた。国家や政府はどのような
医療制度や政策を行ったのか、医療従事者たちはどのような思想や技術で治療に当たったのか、また
322
人々は病気や死とどのように闘いそして受けとめてきたのか、振り返っていくことにする。
【学習到達目標】
日本人が医療や健康に対し、どのような思いで、どのように取り組んできたかを理解し、将来の自分の
進路において参考にできるようになること。
【履修上の注意】
毎回、その週の講義をまとめて、自分の考えたことを付け加えた小レポートを提出します。
たんに出席するだけでは意味がありません。
【事前準備学習】
次回のテーマを告知しますから、そのテーマの部分の教科書の予習をしてきてください。
【教科書】
『日本医療史』
吉川弘文館
【参考書】
最初の授業時に指示します。
【評価方法】
平常点(授業時小レポートなど)50%、レポートまたは試験 50%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 古代の医療・健康(1)神話の世界の医療
3 回 古代の医療・健康(2)古代国家の医師養成
4 回 古代の医療・健康(3)平安貴族の病気と治療
5 回 中世の医療・健康(1)医師の世界の世襲
6 回 中世の医療・健康(2)民間医師の役割
7 回 中世の医療・健康(3)戦国大名と医師
8 回 近世の医療・健康(1)南蛮人の医療
9 回 近世の医療・健康(2)江戸幕府の医療体制
10 回 近世の医療・健康(3)緒方洪庵と種痘
11 回 近・現代の医療・健康(1)明治時代の医療
12 回 近・現代の医療・健康(2)大正時代の医療
13 回 近・現代の医療・健康(3)昭和時代の医療
14 回 現代医療の問題点試験
15 回 まとめおよび試験
教職論//矢澤
雅/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教師とは何なのかという問いに対していろいろな答え方がある。教師をめぐる言説は巷にあふれてい
323
るといっていいかもしれない。この授業では、教師に関連する基本的理論および教師をと捉える視点を
提示し教師についての理解を深めることを目的とする。この授業を通して教職への適性を各自確認する
ことも意識的に考えてほしい。授業は、講義を主とするが、随時、参考資料の講読やビデオ鑑賞を行う。
【学習到達目標】
授業の到達目標は次のものである。教職の意義と役割について理解すること、戦前戦後の教員の歴史
について理解すること、教師の基本的・具体的資質について理解すること、現代公教育における教員の
使命を理解すること、教員の職務について理解すること、教員の力量形成とその支援について理解する
こと、教員養成制度の概要について理解することなどである。これらにより、教職への関心や意欲を高
めることを目的とする。
【履修上の注意】
板書の文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介する参考図書をできるだけ読んでみること
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『教職論』 岩田康之 学文社 2012 年
【参考書】
『教師とは : 教師の役割と専門性を深める』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
『教師をめざす : 教員養成・採用の道筋をさぐる』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
『教師として生きる : 教師の力量形成とその支援を考える』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 教職の意義と教員の役割、ビデオ
2 回 教師と生徒の関係
3 回 同僚教師との関係
4 回 戦前における教師
5 回 戦後における教師
6 回 3つの教師像
7 回 教師に求められる資質能力
8 回 公教育と教員の使命
9 回 学校教師という仕事
10 回 教員の職務内容
11 回 教員の身分と服務
12 回 進路選択に資することを目的とした活動(DVDの鑑賞または本学卒業生の教師との交流)
13 回 教員の研修と力量形成
14 回 教職への学び
324
15 回 授業総括及び試験
教職論//右高
和生/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講座の位置づけは「教育職員免許法」で定められた「教職に関する科目」の一つである「教職の
意義等に関する科目」について学ぶものである。
従って、本講座は教員志望者に対して、教職に関わる歴史的背景や教育法規とその状況、そして教
師としての有り様等を幅広く学ぶ中で、「教師とは何なのか」「教職とは何なのか」について深く考え、
追求していくためのベ-スとなる授業である。自らの進路に、教職の道を選択することの可否を適切に
判断することの一助となるものと考える。
さらに、今進められている教育改革の動向について理解を深めるとともに、新しい時代の教師に求
められている資質・能力について考え、教育実践への適応性を高めるための内容についても重点的に扱
う。
具体的には、「人間形成における教育の意義と、これに携わる教師の役割」「理想の教師像」「教師
として備えるべき基本的資質と教師の専門性」
「教師の身分、資格、服務、勤務条件等」
「教師の法的役
割と仕事の特質」「学校教育法、学校教育法施行規則の内容」「学習指導要領の概要と教育活動の実践」
などのほか、
「児童・生徒の健全育成の問題や教師の力量形成」「教員の免許制度」
「学校と家庭、地域
社会との連携」「教員評価制度」などについてもとりあげることとする。
この講座は、以下に示したように章立てにして行い、その中の課題について事前にグル-プで調べ、
それを授業形式で発表し、内容の検討をしていくスタイルで進めていく。
【学習到達目標】
教師に必要とされる資質と能力、教師に課せられる義務と責任、そしてその職務の内容などについて理
解を深め人間として、教職志望者としてどう向かうべきかを捉える。
【履修上の注意】
1、履修に当たっては、人間として、さらに教師を志す者としての自覚としっかりとした意識をもって
これに臨むこと。
2、次時の発表内容(課題)について、発表者だけでなく受講者全員がその章を読んでくること。
【事前準備学習】
1 第1回目からテキストを使用します。すべての本講座に使いますので、購入して臨んで下さい。
【教科書】
『教師の条件』 小島弘道他
【評価方法】
試 験50%
平常点50%
共著 学文社 2008
授業時の発表と誠実で意欲的な学習態度を評価の基準とする
【講義テーマ】
1 回 教職論を学ぶ目的と授業の概要、発表者決め
325
2 回 教職の意義と教師教育(教員養成カリキュラムの基本枠組み)
3 回 教職の歴史(教師像の変遷と教師論)
4 回 教師教育のしくみ
5 回 教員採用制度
6 回 研修と教師の成長
7 回 教師と学級づくり
8 回 教職員の多様化と学校づくり
9 回 教師の職務
10 回 教師の成長と学校組織としての取り組み
11 回 教師の専門性と力量
12 回 地域社会と教師
13 回 教育課程づくり・学校づくり
14 回 教育の公共性(学校のガバナンスとマネジメント)
15 回 非行問題と学校・教師
教育原理//矢澤
雅/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
授業は、人間形成を促す教育はどうあるべきかを常に問う形で進める。授業で触れる内容は、教育の
本質、教育の歴史と思想、学校の成立とその現代的課題、学習指導と生徒指導の在り方、教師の仕事、
生涯学習に関する事項についてである。受講生は、これらの知識を広く習得するとともに考察を深めて
ほしい。授業形態は、講義を主とするが、参考資料を随時配布し内容の理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は以下のものである。教育の理念および教育とは何かということについて理解す
ること、教育の歴史および教育思想に関する基礎的・基本的な知識や原理を理解すること、学ぶことの
意味と学力形成とは何かについて理解を深めること、教育評価の意味を理解すること、教職の意義とは
何かということについての認識を深めることなどである。それによって首尾一貫した教育観を構築する
ことを目的とする。
【履修上の注意】
板書の文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考図書をできるだけ読むこと
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『新版補訂版
やさしい教育原理』 田嶋一他 有斐閣 2011
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15分以上の遅刻は欠席とする
326
【講義テーマ】
1 回 教育とは何か
2 回 発達と教育の関係
3 回 学校教育の歴史
4 回 戦後日本の学校教育
5 回 コメニウスの教育思想
6 回 ルソーの教育思想
7 回 ペスタロッチの教育思想
8 回 ヘルバルトの教育思想
9 回 デューイの教育思想
10 回 学習することの意味と学習指導について
11 回 授業とは何か
12 回 学力と教育評価について
13 回 生徒指導について
14 回 教師の仕事について
15 回 授業総括及び試験
教育原理//松本
浩司/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目は、教員養成課程の科目であり、教育職員免許法施行規則に定める「教育の基礎理論に関する科
目」のうち、
「教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想」に関する科目です。
授業においては、主体的な調べ学習や、個人およびグループのワークを積極的に行います。また、授
業外の課題としても、主体的な調べ学習を課すことがあります。従って、受講生は、インターネットを
用いた図書館の蔵書検索や資料収集ができる必要があります。これらの技能に不安のある人は、この授
業を履修する前に、関係する授業や図書館などが行う各種のガイダンスに参加することを強く勧めます。
なお、本科目は、本学教職課程履修規程に定める教育実習履修前提科目であり、特段の事情のない限
り、3 年次終了時点で単位を習得しないと、4 年次に教育実習に行くことができません。
【学習到達目標】
1.教師として将来実践する立場から、教育についての自分なりのビジョンをもつことができる。
2.学校教育の歴史的な展開を理解する。
3.多様な教育思想を理解する。
4.現代の学校をめぐる諸問題を理解する。
5.教師のあり方について、自分なりの考えを持つことができる。
【履修上の注意】
1.授業は、教科書に沿って進めます。受講生は、あらかじめ指定された教科書の該当部分を予習した
うえで、事前に配付される「予習ワーク」に取り組んで、授業に臨んでください。ここで言う「予習」
とは、
(1)分からない言葉にマークし、その意味を辞書・辞典で調べる、
(2)筆者の主張として大事
だと思う箇所に線を引く、(3)よくわからない箇所にマークし、その疑問を書き入れる、ことです。
2.受講に際し、「ポートフォリオ」に使用するA4タテ版2穴フラットファイル(色・材質は自由)
327
を1冊購入し、持参してください。また、ポートフォリオに綴じられるように、ノートはA4版のルー
ズリーフを推奨します。ポートフォリオは、毎時間復習するため、毎回持参してください。このことに
ついては、第1回目の授業で詳しく説明します。
3.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任におい
て行ってください。授業担当者は一切関知しません。
4.この授業のポリシーは学生が主体的に学習することです。したがって、わからないことは、まず自
分で考え、続いて自分で調べ、さらにチームメンバー・クラスメイトと相談して、それでもわからない
ことは、グループワーク中の教員巡回時(離席して教員を呼んでも構わない)や授業後に担当教員へ質
問してください。わからないことをあいまいのままにしておかないでください。また、学生が主体の授
業ですから、教員が講義する時間は限られています。それで物足りない学生については、授業後に聴き
に来てください。時間の許す限り答えます。
5.授業を妨害する行為(特に教員やクラスメイトを侮辱・中傷する行為)は認めません。単位不認定
など、厳正な処置を講じます。
6.学校教員の専門性は、日々の実践に対する内省と絶え間ない学習によって培われるものです。その
ような態度について、本科目において明示的に評価することはしませんが、授業での学習における様々
な局面で求められることになりますし、成績にも反映されるものと考えています。
【事前準備学習】
履修上の注意1を参照。
【教科書】
『教育の原理(第四版)
』 沼野一男・松本憲・田中克佳・白石克己・米山光儀 学文社 2010
【参考書】
『レポートの組み立て方(ちくま学芸文庫)』 木下是雄 筑摩書房 1994
『新・教育原理(改訂版)』 柴田義松編 有斐閣 2003
『その他、「教育原理」あるいは「教育の原理」と題された諸本』
『国語辞書・電子辞書を持参することが望ましい』
【評価方法】
以下の領域点の総合点で判定します。ただし、それぞれの領域で 60%以上獲得する必要があります。
A領域(50%):第 15 回の授業時に実施する自学自習問題確認テスト(100 問・50 分の予定)。
B領域(50%)
:第 15 回の授業時に提出するレポート課題。S(50)
・A(45)
・B(40)
・C(30)
・D(0)
で判定。
※追試験の対応:A領域について、指定する範囲の自学自習問題の全問正解に 30 点を付与に読替。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 「教育のイメージ」
、「善く生きる」ことをめぐって(pp.1-22)
3 回 教育のパラドックス、
「結果像志向の教育」と「過程像志向の教育」、宗教と政治と教育(pp.23-3
3)
4 回 文化とカリキュラム、学校教育の歴史(pp.35-66)
5 回 「学校式教育」の問題、近代学校の成立(pp.67-87)
6 回 誰が教育の内容を決めるのか、現代の学校のあり方(pp.87-105)
7 回 多様な教授・学習論(pp.107-129)
328
8 回 日本における教授・学習論の受容と展開(pp.129-149)
9 回 学習指導要領の内容をめぐって(pp.149-179)
10 回 3 つの教育観モデル(pp.181-187)、教師が持つべき技能(pp.187-196)
11 回 教育評価をめぐって(pp.196-207)、教員養成制度の問題(pp.209-234)
12 回 教師観をめぐって、教師のあり方(pp.234-254)
13 回 自学自習問題の作成(通常の準備に加えて、PC を持参すること)
14 回 自学自習問題を使っての理解度確認(通常の準備に加えて、PC を持参すること)
15 回 まとめ・試験
教育心理学概論1//谷口
篤/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育心理は心理学の諸理論を教育の現場に応用する科学である。学校教育を考える上で、教育心理学
に関するさまざまな知識や技術を習得し、それらを利用しながら教育に関わる現象を分析的に捉えるこ
とは重要である。また、近年、「不登校」、「いじめ」、「学級崩壊」といった学校をめぐる出来事が社会
問題化してきている。将来教職に携わる諸君にとって、これらの問題を自分自身の問題として真剣に捉
える必要がある。この授業では、教育心理学の基本的な用語や理論を正確に理解し、実際の教育現場を
イメージしながら自分の中に取り入れ、学校をめぐる問題を心理学的に考える基礎を養うことを主な目
的としている。
どのようにしたら効果的な学習は進められるか、生徒が意欲的に学習に取り組むためにはどのような
条件が必要となるのか、多様な反応をする生徒を個々に理解し、適切な反応をするには、何が必要であ
るのか。
また、学校教育は生徒一人ひとりの自己実現をはかるために、生徒を指導・援助し、豊かな人生を歩
む方向づけをすることを目指すものである。そのために教科指導は勿論、生徒の人間性の成長を促進す
る役割を担う。この講義では、学校教育に求められている人間性の成長について、その基礎知識や技術
の習得を目標とする。これらの教育現場における課題を念頭におきつつ、教育心理学1の内容としては、
主として、発達と学習の基礎的問題を取り上げる。
【学習到達目標】
教育における発達心理学の意義を理解すること。様々な発達の側面と、その理論、発達の原動力につい
て理解すること。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次週の範囲の予告をするので、テキストの該当部分を読んでおくこと。
【教科書】
『学校で役立つ心理学』 谷口篤・田村隆宏 八千代出版 2011
329
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 教育心理学の意義
2 回 発達心理学の意義と一般原理
3 回 発達の理論1 認知発達
4 回 発達の理論2 精神分析理論
5 回 身体的発達と精神的発達
6 回 知覚の仕組みと発達
7 回 記憶の仕組みと発達
8 回 読み書き能力の発達とその仕組み
9 回 思考と知能の仕組みと発達 1 知能の発達
10 回 思考と知能の仕組みと発達 2 思考の発達
11 回 パーソナリティと情緒の仕組みと発達
12 回 社会性の仕組みと発達 友人関係
13 回 社会性の仕組みと発達2 親子関係
14 回 発達の障害と適応
15 回 まとめ
教育心理学概論2//谷口
篤/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育心理は心理学の諸理論を教育の現場に応用する科学である。学校教育を考える上で、教育心理学
に関するさまざまな知識や技術を習得し、それらを利用しながら教育に関わる現象を分析的に捉えるこ
とは重要である。また、近年、「不登校」、「いじめ」、「学級崩壊」といった学校をめぐる出来事が社会
問題化してきている。将来教職に携わる諸君にとって、これらの問題を自分自身の問題として真剣に捉
える必要がある。この授業では、教育心理学の基本的な用語や理論を正確に理解し、実際の教育現場を
イメージしながら自分の中に取り入れ、学校をめぐる問題を心理学的に考える基礎を養うことを主な目
的としている。
どのようにしたら効果的な学習は進められるか、生徒が意欲的に学習に取り組むためにはどのような
条件が必要となるのか、多様な反応をする生徒を個々に理解し、適切な反応をするには、何が必要であ
るのか。これらの教育現場における課題を念頭におきつつ、教育心理学2の内容としては、主として、
教育心理学1の内容をふまえ、教育の方法などの具体的問題を考えながら、学習における"時"の問題(レ
ディネス)、学習のプロセスで生じる意欲の形成と喪失の問題(モーティベイション)、学習者のもつ資
質の問題(パーソナリティとハンディキャップ)、教育の方法論の問題(人間関係のダイナミクッス)、
学習材料のもつさまざまな性質と学習者の反応の問題などについてできるだけ具体的に検討していく。
【学習到達目標】
様々な学習の理論と方法、授業の過程、勉学への動機付けの高め方教育評価の意義とその効果的利用法、
クラス作りなどについて理解出来るようにすることを通して、教育について考える態度を形成する。
330
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次週の範囲の予告をするので、テキストの該当部分を読んでおくこと。
【教科書】
『学校で役立つ心理学』 谷口篤・田村隆宏 八千代出版 2011
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 学習の理論と方法1 連合、条件付け
2 回 学習の理論と方法2 認知学習
3 回 学習の理論と方法3 社会的学資有
4 回 発達と学習の個人差
5 回 教授学習過程1 発見学習 有意味受容学習
6 回 教授学習過程2 プログラム学習 完全習得学習
7 回 学習と動機づけ
8 回 教育における評価の意義
9 回 教育における評価の実際
10 回 学級の中の人間関係1 友人関係の形成
11 回 学級の中の人間関係2 リーダーシップ
12 回 教師としてのキャリア形成
13 回 児童・生徒の適応と指導1 発達障害
14 回 児童・生徒の適応と指導2 適応障害
15 回 まとめ
教育制度論//矢澤
雅/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
学校教育に携わる者(小・中・高等学校の教員)にとって、教師と生徒あるいは生徒同士の人格的相
互交渉関係がどのような教育制度や教育法規の基盤の上で営まれているかという問題について考察を
深めることがこの授業の目的である。とりわけ、公教育の概念と歴史、現代の公教育制度の基本的原理
については重点を置いて説明する。また、学校の歴史的発展過程の特質についても詳しく説明する。さ
らに日本国憲法の教育規定の条文、教育基本法をはじめとして学校教育法などの教育法規について基本
的知識を獲得することをめざす。
【学習到達目標】
授業の到達目標は次のものである。公教育の意義について理解を深めること、学校体系と学制改革の
331
歴史について理解を深めること、日本国憲法及び教育基本法の教育規定について理解を深めること、学
校の設置と組織について理解を深めること、義務教育の意義と教育に中立性の意義について理解を深め
ること、学校運営制度について理解を深めること、教育行財政制度について理解を深めることなどであ
る。
【履修上の注意】
板書した文字をただ写すだけでなくノートのとり方を工夫すること
教育法規については『教育小六法』を携行し随時確認すること
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『要説 教育制度
【参考書】
『教育小六法
三訂版』 森秀夫 学芸図書株式会社 2012 年
平成25年版』 浦野東洋一他編 学陽書房 2013 年
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 公教育と教育制度の意義
2 回 学校の発達の歴史
3 回 戦前の教育体制
4 回 戦後の教育体制
5 回 国際的教育宣言・条約の教育規定
6 回 日本国憲法の教育規定
7 回 教育基本法の規定
8 回 学校の設置と組織
9 回 義務教育の意義
10 回 教育の中立性
11 回 学校経営と学級経営
12 回 教育委員会制度
13 回 教育行政の意義
14 回 教育財政の意義
15 回 授業総括及び試験
特別活動論//松本
浩司/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目は、教職課程における、「特別活動」ならびに「総合的な学習の時間」について理解を深める
332
ための科目です。
本科目においては、学生(個人あるいはチーム)が主体となって、
「特別活動」あるいは「総合的な
学習の時間」におけるいずれかの活動を選択して、その性質を探究したうえで、そのよりよい在り方(授
業案あるいは計画案)を提案するプロジェクトを実行します。
プロジェクトにおいては、課題に対しての調査分析(少なくとも1回のフィールドワークを含まなけ
ればならない)を通して、最終報告書(提案書)を作成し、プレゼンテーションを実施します。
※プロジェクト計画書が担当教員により承認されるまでは、フィールドワークを実施することはできま
せん。
※プロジェクト実施中および成果物の作成中にあっては、担当教員とのブリーフィングを定期的に実施
し、プロジェクトの進捗状況を確認します。
※成果発表会についても、学生で分担して実施します。
プロジェクトにおいては、主体的な調べ学習を展開する必要があります。従って、受講生は、インタ
ーネットを用いた図書館の蔵書検索や資料収集ができる必要があります。これらの技能に不安のある人
は、この授業を履修する前に、関係する授業や図書館などが行う各種のガイダンスに参加することを強
く勧めます。
【学習到達目標】
1.将来教員として実践する立場から、
「特別活動」ならびに「総合的な学習の時間」の性質を理解し、
それらのよりよい在り方を提案することができる。
2.プロジェクトを計画的にすすめ、その成果物を与えられた期日までにまとめることができる。
3.プロジェクトの成果に基づいて、説得力のある最終報告書(提案書)を作成することができる。
4.プロジェクトの成果に基づいて、説得力のあるプレゼンテーションを実施することができる。
5.
「プロジェクト学習(Project-Based Learning; PBL)」を自ら実践することを通して、将来教員と
して実践する立場から、その性質を理解し、実践することができる。
【履修上の注意】
1.プロジェクトのプロセスを記録するための「ポートフォリオ」を制作するために、A4タテ版2穴
フラットファイル(色は自由)を1冊購入し、持参してください。
2.フィールドワークを伴うため、
「学生教育研究災害傷害保険」に加入している必要があります。こ
の保険には、本学では原則として全学生が入学時に加入することになっています。
3.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任におい
て行ってください。授業担当者は一切関知しません。
4.受講生が制作した最終報告書は、とりまとめて、受講生で分担して編集し、冊子として出版します。
その際の費用は、実費を受講生で頭割りします。予算は、1~2千円程度と考えておいてください。
5.準備学習については、予習課題を課すほか、プロジェクトについては、(事前学習 90 分+授業 90
分+事後学習 90 分)×8 週分の学習を課します。よって、授業時間外の学習は毎週必須です。
6.この授業のポリシーは学生が主体的に学習することです。したがって、わからないことは、まず自
分で考え、続いて自分で調べ、さらにチームメンバー・クラスメイトと相談して、それでもわからない
ことは、グループワーク中の教員巡回時(離席して教員を呼んでも構わない)や授業後に担当教員へ質
問してください。わからないことをあいまいのままにしておかないでください。また、学生が主体の授
業ですから、教員が講義する時間は限られています。それで物足りない学生については、授業後に聴き
に来てください。時間の許す限り答えます。
7.授業を妨害する行為(特に教員やクラスメイトを侮辱・中傷する行為)は認めません。単位不認定
333
など、厳正な処置を講じます。
8.学校教員の専門性は、日々の実践に対する内省と絶え間ない学習によって培われるものです。その
ような態度について、本科目において明示的に評価することはしませんが、授業での学習における様々
な局面で求められることになりますし、成績にも反映されるものと考えています。
【事前準備学習】
履修上の注意5を参照。
【教科書】
『なし』
【参考書】
『なし』
【評価方法】
プレゼンテーションの質を基に、最終報告書によって授業目標の達成度を評価します。チームの場合は、
チームの評価が個々の学生の評価となります。ただし、特定の学生が著しくプロジェクトに貢献してい
ないと見なされる場合は、その学生のみ別の評価とすることがあります。また、最終報告書が提出され
ない場合および最終報告書がフィールドワーク先に寄贈されていない場合は、単位を認定しません。
【講義テーマ】
1 回 導入、追究したいテーマの探索
2 回 追究したいテーマの発表、チーム編制
3 回 プロジェクト計画書の作成
4 回 プロジェクト計画書の作成
5 回 プロジェクトの実施(討議、資料収集、現地調査、実験など)
6 回 プロジェクトの実施
7 回 プロジェクトの実施
8 回 プロジェクトの実施
9 回 プロジェクトの実施
10 回 成果物(最終報告書ならびにプレゼンテーション)の作成
11 回 成果物の作成
12 回 成果物の作成
13 回 成果発表会(プレゼンテーション)
14 回 成果発表会(プレゼンテーション)
15 回 事後指導
特別活動論//犬塚
文雄/集春/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
特別活動は、子どもたちが学校生活の中で最も楽しみにしている教科外活動の代表であり、教育課程の
一領域として位置づけられている。本講では、この特別活動の重要性と困難性を、小集団演習を通して
体験的に深めていきたい。
334
【学習到達目標】
・特別活動の意義や指導法について、グループ検討を通して理解を深める。
・特別活動の 3 内容の現状と問題点について、グループ検討を通して理解を深め、併せて、活性化の具
体的な提案を行うことができる。
【履修上の注意】
特になし
【事前準備学習】
特になし
【参考書】
『新訂キーワードで拓く新しい特別活動』 日本特別活動学会監修 東洋館出版社 2010
【評価方法】
グループ検討レポート(50%)・学期末試験(50%)の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 子どもたちの今日的状況と特別活動
3 回 特別活動の目標と内容
4 回 特別活動の基本的性格(特質)
5 回 特別活動と総合との関連
6 回 特別活動と道徳との関連
7 回 特別活動とボランティア活動
8 回 望ましい集団活動の条件
9 回 学級活動・ホームルーム活動の現状と課題
10 回 生徒会活動の現状と課題
11 回 学校行事の現状と課題
12 回 特別活動の歴史
13 回 特別活動と生徒指導
14 回 特別活動の評価
15 回 特別活動の課題と展望
教育の方法と技術//谷口
篤/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
激しく変わる教育環境の中でメディア(特にコンピュータ)利用の研究・実践と授業デザインは教育方
法の中心的課題である。コミュニケーションとしての教授・学習過程の中で、教師主導の教材提示型の
メディアの利用ではなく、学習者が自ら学び、思考の道具として使えることが大切である。
「心理学か
らの新しい学びへの提案」
「コミュニケーションとしての教授・学習プロセス」
「学習・教授を支援する
メディア」「授業デザイン」を主なテーマとして講義は構成される。
335
(学習方法)講義を参考にしながら、個人とグループでテーマを見つけ一定期間調査研究する(個人研
究は期末レポート、グループ研究は授業デザインのプレゼンテーションとして発表)。講義は出来るだ
け自分の言葉でノートに書き取り、新たな資料を加えてワープロで編集して自分の学習の成果としてデ
ジタルファイルで保存できるようにする。保存した内容はコンピュータを使ったいろいろな様式で表現
して適宜発表できるように再編集する。
【学習到達目標】
1)教育方法学の一つとしての授業デザインの基本的概念と教育実践への応用のための理論と方法を理
解する。
2)メディアリテラシー(メディアに関する知識や技能)を高め、学習や教育の実践能力を養う。
3)メディアを利用した学習環境や授業設計の理論と方法を理解し実践する。
4)メディア〔特にコンピュータ〕を使ったいろいろな学習・教授方法を研究する。
【履修上の注意】
本講義はいろいろな学習体験(グループ学習、ネットワーク学習、メディア体験など)をしながら、実
践的に知識や技術を身につけていくことをねらいとしています。原則として、コンピュータの基礎的な
操作能力が要求されます。
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
インターネット社会について、認識を深めておいてほしい。
【評価方法】
試験 75% 平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 学習と授業ーコミュニケーション理論の観点から
3 回 授業デザインの基礎
4 回 授業デザインの方法
5 回 学習を支援する方法には何があるか(1)-教育メディア概論
6 回 教授法とメディア
7 回 学習を支援する方法には何があるか(2)-コンピュータ
8 回 学習を支援する方法には何があるか(3)-マルチメディアとネットワーク
9 回 メディアリテラシー演習(1)
10 回 授業の中のメディアの役割(1) コミュニケーション理論の観点から
11 回 授業の中のメディアの役割(2)授業デザインの観点から
12 回 協調学習とインターネット
13 回 教科教育の特性とメディア利用
14 回 メディアリテラシー演習(2)-教科教育の特性とメディア利用<プレゼンテーション>
15 回 講義のまとめ
336
道徳教育論//葛井
義憲/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
教員である前に、責任のもてる、自律した人間でありたい。それも、相手を理解し、相手とともに歩
き、相手の「隠された能力」を少しでも引きだせる「奉仕者」としての人間でありたいと願う。その希
求を実現するためには、生徒一人ひとりを深く見つめ、その存在に寄り添って、耳を傾け、それらの存
在の人格形成、成長・発達に携わることが求められる。
教育の荒廃が語られ、社会から道徳がなくなったと言われだした。それ故、かかる現状からの脱出、
蘇生のためにも、道徳教育への期待はますます大きくなってゆくことだろう。また、教員の道徳への関
心の高さ、その実践力も一層強く問われてゆこう。
本講では、道徳に大きな関心を表わすむ林竹二、灰谷健次郎、谷昌恒などの書物、研究論文などを通
し、また、ボランティア活動記録、中学校学習指導要領、聖書などを参考資料として、道徳教育論の授
業をすすめ、受講者が道徳的指導力、実践力を身につけることを目指す。
各講義の後半で、受講者に「生きる意義、いのちの尊さ、正義、愛、平和、差別、悪、利他、エゴ」
などからテーマを選び、そのことについて発表する機会をも設ける。
【学習到達目標】
授業の到達目標は道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度など道徳性を養うことを目指す。テーマは「人
間の尊厳と役割」「他者への愛と責任」「人間のもつ悪と罪」
「公共性、正義、平和、真理の大事さ」な
どである。
【履修上の注意】
教職を目指す以上、出席は当然。また、他の人々の言葉に心を開いて聞くことを求める。
【事前準備学習】
ジャンルは問いませんが、教育に関する書物を少し読んでもらいたい。
【教科書】
プリントを配布する。
【参考書】
『林竹二著作集』 林竹二 筑摩書房 1983 年
『梅原猛の授業、道徳』 梅原猛 朝日新聞社 2003 年
『灰谷健次郎の発言』 灰谷健次郎 岩波書店 1999 年
『中学校学習指導要領』 文部科学省 国立印刷 2003 年
『教育力の原点』 谷昌恒 岩波書店 1996 年
その都度、指示する。
【評価方法】
試験60%
平常点30%、受講態度 10%。
【講義テーマ】
1 回 生きることの意味
1.人間が人間であることー他の存在の中でー
337
2 回 〃
2.私の生きる意義と役割に向かってー勇気と希望をもってー
3 回 〃
3.自律した私を目指してー誠実に実行し、結果に責任をもつー
4 回 生命に対する畏敬の念 ー各人各様の輝きー
5 回 傷つきやすく、やさしい存在 ー苦悩、悲しみを体験してー
6 回 相手の痛みに心を寄せてー谷昌恒の作品よりー
7 回 有限ないのちのすばらしさー谷昌恒の書物よりー
8 回 よりよく生きる人生を求めて ー人間の罪と悪を見つめてー
9 回 「大いなるもの」に赦され、愛されてー愛の自覚ー
10 回 愛あふれる家庭形成と信頼できる社会建設のために
11 回 学校における道徳教育の展開
1.指導計画案の作成
12 回 学校における道徳教育の展開
2.模擬授業の発表
13 回 よりよく生きる人生を求めて ー世界平和を求め、真理を愛する人としてー
14 回 道徳の意義を考える
15 回 総括及び試験
生徒・進路指導論//立川
義政/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
生徒指導・進路指導は、児童生徒一人一人の人間形成の場としての学校において教科指導、道徳教育、
特別活動、総合的な学習の時間とともに教育目標を達成していく上で不可欠なものである。こうした教
科指導等を通した学習活動は、社会を担う有為な人間形成の育成を目指している。一方、生徒指導・進
路指導は、その時代に生きる社会環境の中で児童生徒一人一人の健全な成長と人格の形成を直接の目的
としている。従って、このような学習活動と生徒指導・進路指導は、学校教育を推進する上で深く関わ
っているのである。
更に、急速な社会環境の変化や情報化社会の多様な広がりの中で、生涯にわたっての自己形成と健全
なる人格の発達を進めていくには、児童生徒一人一人に自己指導力・自己統制力(規範意識)を育成し
ていく必要がある。この自己指導力・自己統制力の基底をなす規範意識を育成していくには、生徒指導・
進路指導の対応に関する方針や基準を教師集団がともに共通理解し、明確化するとともに児童生徒、保
護者等に周知し、毅然とした姿勢と粘り強い指導を展開していくことが必要である。
以上の考えについて、具体例を通して理解し、生徒指導・進路指導に対する考え方を確立することが
本授業の主たる目的である。
【学習到達目標】
○規範意識を育成することに関して、ピアジェとエリクソンの理論をもとに考察することで、自己形成
や健全なる人格の発達と教育活動とは極めて深く関わっていることを認識することができる。
○生徒指導・進路指導は、学校教育活動を円滑に推進させるための重要な教育活動であることを具体的
な実践事例を基に考え、その意義を認識することができる。
【履修上の注意】
講義ごとに講義内容に対する自分の考え、意見、疑問点、質問等を記述して提出する。
【事前準備学習】
学校教育で生じる生徒指導上の問題・課題に興味・関心を持ち、自分の意見や考えを持って授業に臨
338
むこと。
【教科書】
資料は作成して配布する。
【参考書】
『生きる力が育つ生徒指導と進路指導』 松田
『生徒指導提要』 文科省 教育図書 2010
文子・高橋
超
編著 北大路書房 2006
【評価方法】
課題レポート60%、授業毎に授業内容に対する自分の考えや意見等40%
【講義テーマ】
1 回 生徒指導・進路指導の意義と歴史(事例:藩校教育)
2 回 生徒指導・進路指導の教育的意義(事例:オランダの教育)
3 回 生徒指導・進路指導の課題とは(事例:教員評価)
4 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅰ(発達課題と成長)
5 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅱ(ピアジェとエリクソンの理論)
6 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅲ(事例:道徳性と道徳教育)
7 回 問題行動への対応(事例:いじめ)
8 回 問題行動への対応(事例:非行、暴力、器物破損等)
9 回 問題行動への対応(事例:不登校、ひきこもり)
10 回 生徒指導・進路指導の内容と領域、組織と計画(事例:体罰)
11 回 生徒指導・進路指導の進め方と今日的課題(事例:学力テスト)
12 回 教育相談の内容と領域、組織と計画(事例:モンスターペアレント)
13 回 教育相談の進め方と今日的課題(事例:迷惑メール)
14 回 新しい教育観と生徒指導・進路指導のアセスメント(事例:法制度)
15 回 新しい教育観と生徒指導・進路指導に対する自己の考えの発表
教育相談//谷口
篤/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は、教免法における「生徒指導、教育相談及び進路指導に関する科目」に該当するものであり、
教育相談について論じる。
今教育界で問題になっている不登校、いじめ、非行、学校崩壊といった領域の問題を直接考えなけれ
ばならない科目である。不登校、いじめ、非行、自殺など学校における生徒指導上の諸問題は、年々複
雑な様相を見せており、最近では、授業の成立しない学級が増加するなどの問題も発生している。社会
の急激な変化に伴い、人格形成の基礎となる家族構造の変化、家庭や地域の教育力の低下さらに少子化
の進行など、子ども達の意識や行動に、様々なゆがみや弱さが生じている。平成 20 年版の新学習指導
要領では、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力
などの育成を重視されています。従来ともすると学校における生徒指導、教育相談は、問題行動への対
処という消極的な側面のみ強調される傾向が見受けられた。生徒指導、教育相談、進路指導は、本来、
ひとり一人の児童生徒の望ましい人格形成を通して、自らの自己実現の力を育む積極的な側面を持ち、
339
「生きる力」を育む教育機能として、学校教育の重要な柱なのである。
「生きる力」を育て、
「個性の伸
長」をめざす教育改革の進行する学校教育のなかで、近い将来教壇に立つ諸君に、学校現場の現状と実
践的な課題をふまえて、学習を進めたい。諸君の積極的な参加を期待する。
教育相談は、教育相談の意義、教育相談の基本的な技法、学校での教育相談の進め方等を学習する。
特に、不登校、いじめ、非行等の子どもたちへの取り組みは、事例を挙げながら考えて行きたい。
【学習到達目標】
教育相談の意義と教育相談の実施に当たって留意すべきことについて具体的な事例を基に理解する。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 はじめに:ガイダンス
2 回 学校における教育相談 教育相談の意義と役割
3 回 スクールカウンセラーの意義と役割
4 回 カウンセリングの技術と教育1 カウンセリングマインドを生かした教師の指導と教育
5 回 カウンセリングの技術と教育2 保護者との面談
6 回 青年期の発達と教育1 青年期の発達の理解
7 回 青年期の発達と教育2 発達の理解と心理テスト
8 回 生徒指導上の諸問題生徒指導上の諸問題の理解
9 回 不登校1 不登校の理解
10 回 不登校2 不登校の事例と対応
11 回 いじめ1 いじめの理解
12 回 いじめ2 いじめの事例と対応
13 回 非行・校内暴力 非行・校内暴力の理解と対応
14 回 外部専門機関外部相談専門機関の種類と連携
15 回 まとめ
商学総論//小谷
光正/通年/4 単位/1 年次配当
【講義概要】
今日、市場経済システムが国際化し、経済活動の多くの領域がボーダレス状況下で営まれている。そ
れと同時に、国際的市場経済システムの構築に関与する国や企業の市場制序のあり方が急速に問題とな
ってきている。
340
従来、我が国及び企業は国際経済社会で確立された市場制序を所与のものとして、それをできる限り
受入れることを重点において対応し、経済的大成功を収めてきたが、我が国及び企業の国際競争力が一
段と強化されたことによって、今や国際経済社会から信頼され、評価される市場制序を自ら創出し、経
済ボーダレス状況を維持、促進させることが求められている。
もし我が国及び企業がこのような市場制序を確立することができなければ、世界経済は相互に異質な
ものとして保護主義体制を強化することになり、たとえば EU(欧州共同体)、NAFTA(北米自由貿易
協定)、ASEAN(東南アジア諸国連合)という形で経済ブロック化を招くことになり、我が国及び企業
の生き残りはきわめて厳しいものとなってくる。
市場制序とは一般に市場経済的秩序と理解されており、市場法を包含しつつ、市場経済システムの構
築に関与する国及び企業が全市場経済に対して、したがって他の国や他の企業との関連において保つべ
き最も正しい秩序、すなわち公正な取引の原理、商理に基づく秩序のことである。
市場経済システムと市場制序は表裏一体の関係にあり、市場経済システムの発達とともに市場制序の
力も進歩してきた。また強制力(法)から自発的な市場経済的秩序に進む時、市場制序の進歩とともに
市場経済システムの発達も促進されてきたのである。
現在、市場経済システムはまさしく全世界的、国際的全一体として成長し、経済のボーダレス状況を
造り出してきたが、市場制序もそれにふさわしいものが確立されねばならないのである。
ボーダレス状況を維持、促進させる「現在の市場制序」を具体的に示すと、市場規制(規制緩和)や
行政のあり方、消費者保護、情報公開のあり方、環境保護、公害等に対する姿勢 参入障壁・商慣行の
あり方、企業と労働者の利益分配率の程度、労働時間数、男女雇用機会及び昇進の程度、国内外におけ
る外国人労働者の雇用・昇進の条件、税制や企業会計のあり方等であり、きわめて多面的な市場経済的
秩序のことである。
我が国及び企業の「現在の市場制序」のレベルは国経済社会の中で必ずしも高水準とはいえない。依
然として受入れ・追随型であり、国際経済社会のリーダーとして自ら国際的規範を創出していくという
努力と精神が欠落しているのが実状である。
このような努力と精神の欠落は我が国及び企業の将来の生存を根底から揺がすものであり、我々は英
知を結集してボーダレス状況を維持、促進させ、国際経済社会から信頼され、評価される市場制序の確
立を目指していくべきである。
「商学」は経済社会における相互交流関係である市場経済システム及び市場制序のあり方を直接の研
究対象としてきた学問である。
商学は永い研究の歴史を持ちながら、経済学や経営学と比べて、いかなる学問であるかについて現在
でも十分明確に理解されているとはいえない。それは、市場経済システムの全体像があまりにも複雑か
つ厖大であるがために、1 つのまとまりをもった学問として提示することがきわめて困難であるからで
ある。
1 つのまとまりをもった「商学」体系化への努力、研究は引き続き試みられているが、現実の市場経
済システムは情報化、国際化の促進によってますます複雑かつ高度となり、商学現象それ自体が急速に
拡大していることも事実である。
拡大する商学現象をできる限り広範囲かつ平易に伝達しようとするのが「商学総論」である。
商学総論では複雑かつ高度化された市場経済システム及び市場制序の実態と全貌を正しく把握し、我
が国経済はもとより世界経済が今後いかに進むべきかについての基礎的知識を学ぶことができるはず
である。
講義は、① 流通論、② マーケティング、③ マーケティング・マネジメント、④ 商品政策論、
⑤ 卸売市場論、⑥ 専門商社論-自動車用鋼板、⑦ 専門商社論-工作機械、⑧ 小売情報システム
論、⑨ 生協論、⑩ 港湾経営、⑪ 金融市場論、⑫ 証券論、⑬ リスク・マネジメント、⑭ 先物
市場、⑮ 経営情報システム論 等きわめて多岐かつ多面的分野について実施する。1 年間で全領域を
講義することはあまりにも領域が厖大であるだけにきわめて困難な事であるが、できる限り広範囲の領
341
域を理論的、実証的に講義していくことにする。受講生に望む事は1)講義の反復学習を積極的にする
こと、2)テレビ、新聞等で講義の関連ニュースが日常的に報道されるので、興味をもち、資料収集に
努めること、である。3)講義には遅刻しない、私語をしない事
【学習到達目標】
商業、流通、マーケティングについての基本的理解をはかり、自ら課題をみつけ、新聞、雑誌、書籍
からこれらの現実的な問題を探り、深く調べ、内容理解につとめていくこと。
【履修上の注意】
講義において受講態度の悪い学生(携帯電話での通話、私語、居眠り、飲食などマナーを守らない学
生)は受講が取り消される。発言、受講後の質問など積極的な受講態度の学生にはプラス点が付加され
る。
【事前準備学習】
テーマに関して現実の現象としてどのようなことがおこっているのかについて主体的に情報収集を
しておくこと。
【教科書】
開講時に指示する。
【参考書】
授業中に適宜指示する。
【評価方法】
定期試験67%
平常点33%(小テスト,課題,授業への参加度により評価)
【講義テーマ】
1 回 商学を学ぶ意義
2 回 商業の発展
3 回 流通機構
4 回 商業・流通の意義
5 回 商品流通 商品類型
6 回 商品流通 垂直的な流通
7 回 物的流通 輸送
8 回 物的流通 保管
9 回 物的流通 倉庫
10 回 情報流通 POS,EOS
11 回 情報流通 ICタグ
12 回 流通補完する活動 保険
13 回 流通補完する活動 証券
14 回 消費者からみた流通 消費者保護
15 回 最終まとめ及び試験
16 回 日本の商業構造
17 回 日本の小売業 構造と変化
18 回 日本における小売業業態 百貨店、総合スーパー
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回
日本における小売業態 CVS、専門店
日本における小売業態 SC
日本における卸売業者 総合商社
日本における卸売業者 専門商社
日本における卸売業者 リテール・サポート
メーカーの流通支配 流通チャネル政策
メーカーのマーケティング政策 製品政策
メーカーのマーケティング政策 価格政策
メーカーのマーケティング政策 販売促進政策
商業と法規制
商業とまちづくり
最終まとめ及び試験
商学総論//濵
満久/通年/4 単位/1 年次配当
【講義概要】
21世紀に入り、経済活動の国際化、グローバル化、ボーダレス化、はますます進展している。さら
に、経済のソフト化・サービス化、高度情報通信ネットワーク化、規制緩和の進展になどにより、企業
活動の様々な分野で変化がおきている。特に流通の変化はめざましく、商品や商品の販売方法、流通シ
ステムに大きな変化があらわれてきている。
特に、ヒト(人員)、モノ(商品)
、カネ(金融)、情報、技術やノウハウなどは、国境を越えて自由
に大規模に移動しており、国家間の垣根はますます低くなっており、全世界を視野に入れて経営活動(ビ
ジネス活動)を行わなくてはならなくなってきている。
そこでこの商学総論では、上記のような変化、進展に対応するために、企業やその他の組織・機関に
おける商品(有形商品、無形商品、サービス、アイデア、など)についての流通に関連した諸活動に関
する基礎的な知識を講義する。
講義を受けるに当たっては、テレビ、新聞等で講義テーマに関するニュース、資料の収集を積極的に
すること、を望む。
【学習到達目標】
①ビジネスの現象においてもっとも基本的な「取引」について理解することを目指す。
②「取引」をとおして、メーカー(生産者)・卸売業・小売業・消費者の関係を理解する。
③上記①②を達成することで 2 年次以降の商学に関連する科目(流通、マーケティングなど)への基礎
を築く。
④あらためて「当たり前」を問う姿勢を育成する。
【履修上の注意】
■授業の運営について
授業では学生の発言を求めるため積極的な姿勢が必要となる。また私語・携帯電話などは他者への迷惑
となるので厳しく対処していく。
小テストを 2 回行う予定である。実施時期については、その前週に予告するため、むやみに欠席をしな
いように気をつけること。
欠席をした場合の情報収集などは自己の責任において行うこと。
343
■授業の展開について
本講義では「流通」を中心に扱うが、主に以下の 3 段階の流れを想定している。
①「流通」の中で我々にとり、もっとも親しみのある様々なタイプの小売業の成り立ちと仕組みを捉え
る。
②小売業の背後で流通を構成している卸売業に焦点を当てながら、メーカー(生産者)から小売商に至
る(主に取引の)関係がどのように変化してきたかを捉える。
③上記①②のような現実が起こる仕組みを理解するための基本的な理論を捉える。
【事前準備学習】
授業は基本的にテキストに沿って行う。そのため該当の章を事前に読んでおくことが望ましい。
その上で、日ごろの経済ニュースや新聞に目を通すなどしながら、ビジネスにおいてどのようなトレン
ドがあるのかを大まかに知っておくことが大事である。
【教科書】
『1からの流通論』 石原武政・竹村正明 編 碩学舎 2008
【参考書】
『ゼミナール 流通入門』 田島義博・原田英生 編 日本経済新聞社 1997
『流通原理』 田村正紀 千倉書房 2001
【評価方法】
試験 50%
小テスト 20%
発言など授業への貢献度 30%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:商学総論で何を学ぶか
2 回 流通とは:消費者からの視点
3 回 流通とは:生産者からの視点
4 回 小売業の展開とその仕組み:百貨店
5 回 小売業の展開とその仕組み:総合スーパー
6 回 小売業の展開とその仕組み:食品スーパー
7 回 小売業の展開とその仕組み:コンビニエンスストア(CVS)
8 回 小売業の展開とその仕組み:ディスカウント・ストア
9 回 小売業の展開とその仕組み:SPA
10 回 小売業の展開とその仕組み:商店街
11 回 小売業の展開とその仕組み:ショッピングセンター(SC)
12 回 流通構造とは何か
13 回 流通構造の分析
14 回 小売業態とは何か
15 回 授業総括及び試験
16 回 取引慣行:取引制度の確立
17 回 取引慣行:取引制度の変化
18 回 流通系列化の成立
19 回 流通系列化からの脱却
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回
ロジスティクス:物流の役割
ロジスティクス:物流の革新
商業者の役割:社会性と品揃え形成
商業者の役割:売買集中の原理と品揃え形成
商業の外部性と商業集積
商業集積の管理問題とまちづくり
投機と延期の理論
延期的流通の登場
生産と流通の関係
生産と流通の関係変化
授業総括及び試験
経営学総論//中村
義寿/通年/4 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、経営学および経営実践に関する基礎的知識の修得を目的とする。具体的には、経営の重要な
分野およびテーマ(経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について
基本的な理論を学習する。
【学習到達目標】
経営学各論を学ぶための基礎づくりを目標とする。
【履修上の注意】
企業経営についての、新聞やテレビでの報道に日ごろから関心を持っておくこと。
【事前準備学習】
企業経営についての、新聞やテレビでの報道に日ごろから関心を持っておくこと。
【参考書】
『経営学検定試験公式テキスト 1:経営学の基本』 経営学検定試験協議会【監修】経営能力開発センタ
ー【編】 中央経済社
【評価方法】
定期試験、平常点および小テストを総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 企業システム 論:企業概念と企業形態
2 回 〃
:所有・経営・労働
3 回 〃
:経営目的
4 回 〃
:企業の社会的責任
5 回 日本の企業と経営:日本の企業システム
6 回 〃
:日本の企業行動
7 回 経営学理論:総論
345
8 回 〃
:古典派管理論
9 回 〃
:新古典派理論
10 回 〃
:近代組織論
11 回 経営管理:総論
12 回 〃
:計画
13 回 〃
:動機づけとリーダーシップ
14 回 〃
:統制
15 回 前期まとめ及び試験
16 回 経営戦略論:総論
17 回 〃
:事業構造戦略
18 回 〃
:競争優位戦略
19 回 〃
:組織間関係戦略
20 回 経営組織論:基本形態
21 回 〃
:応用形態
22 回 〃
:組織文化
23 回 経営職能論:財務管理
24 回 〃
:人的資源管理
:生産管理
25 回 〃
26 回 〃
:マーケティング
27 回 企業経営の国際化
28 回 企業と環境(経済環境・技術環境)
29 回 〃
(社会環境・自然環境)
30 回 まとめ及び試験
経営学総論//林
淳一/通年/4 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、経営学および経営実践に関する基礎的知識の修得を目的とする。具体的には、経営の重要な
分野およびテーマ(経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について
基本的な理論を学習する。
【学習到達目標】
経営学各論を学ぶための基礎づくりを目標とする。
【履修上の注意】
林淳一担当「経営学総論」では、①毎週、提出レポートを課す(指定レポート用紙を「毎週」配布し、
翌週の講義開始時に教室内で回収する。このレポートで受講生の「出欠」を管理する。未提出者は欠席
扱いとなる。A4 サイズ指定用紙。手書き。)。②夏季企業レポート提出を必須とする。遅れ提出、未提
出は「失格」
(すなわち単位不認定)する。③指定テキストは2冊とする。④ノートチェックは前後期
の試験前に実施する。なお、半期で 3 回以上の欠席者(3 回以上のレポート未提出者)は定期試験受験
不可(すなわち単位不認定)とする。以上
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【事前準備学習】
講義ごとに、適宜、指示します。
【教科書】
『新経営学』 羽路駒次他 晃洋書房
『価値創造の経営学』 内藤勲 中央経済社
【参考書】
『日経ビジネス』 日経 BP 社
『週刊東洋経済』 東洋経済新報社
『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社
『日本経済新聞』 日本経済新聞社
【評価方法】
定期試験 50%(春秋の 2 回分)、平常点 50%(授業への積極的な参加・発言、ディスカッションへの参
加態度、提出レポート)によって、評価する。
【講義テーマ】
1 回 経営学とは何か。
2 回 社会科学における経営学
3 回 私たちの社会と企業
4 回 企業の仕組み
5 回 株式会社の特徴
6 回 戦後日本の経済人(1)ホンダと SONY
7 回 戦後日本の経済人(2)トヨタと日産
8 回 経済学と経営学
9 回 テイラーの科学的管理
10 回 フォードの大量生産理論
11 回 管理過程論と人間関係論
12 回 トヨタ生産方式とその源流
13 回 セル生産方式の応用
14 回 人事管理の諸問題
15 回 期末試験期間
16 回 行動科学と近代管理論
17 回 バーナード革命(組織の定義)
18 回 モチベーションとマズロー
19 回 マーケティングと4P
20 回 市場と消費者(ヒット商品の事例)
21 回 商品開発の手順
22 回 経営戦略の考え方
23 回 自社分析(PPM)
24 回 環境分析(ファイブフォース・モデル)
25 回 ベンチャービジネスの社内ベンチャー
26 回 ブランドとは何か
27 回 経営分析の基礎
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28 回 経営情報システム論の基礎
29 回 情報社会と企業(IT 革命の登場)
30 回 IT の新潮流(WEB2.0 の基礎)
経営学総論//佐伯
靖雄/通年/4 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、経営学および経営実践に関する基礎的知識の修得を目的とする。具体的には、経営の重要な
分野およびテーマ(経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について
基本的な理論を学習する。
【学習到達目標】
春学期:経営学の基本体系(経営戦略論・経営組織論等)に拘わる専門用語を習得する。
秋学期:グローバル競争の時代に企業が存続する上で必須となる,「イノベーション」と「マーケティ
ング」の概念を習得する。
【履修上の注意】
春学期の講義内容は基礎的な専門用語が網羅された重要な部分であるため,予習よりも復習を重点的に
行うこと。
本講義では,他の受講生に迷惑をかけるような騒音・私語に対して厳しく対処する。
【事前準備学習】
毎回講義する箇所は事前に指定するので,教科書を熟読してから講義に臨むこと。
テレビ愛知(23 時~:月から金)「ワールドビジネスサテライト」などの経済ニュース番組を視聴する
習慣を身につけること。
【教科書】
『1 からの経営学(第 1 版)』 加護野忠男・吉村典久編著 碩学舎 2006
『1 からのマーケティング(第 3 版)
』 石井淳蔵・廣田章光編著 碩学舎 2009
『1 からの経営学』は春学期に使用する。最新の第 2 版ではなく,第 1 版を使用するので要注意。
『1 からのマーケティング』は秋学期に使用する。
【参考書】
『ゼミナール経営学入門(第 3 版)』 伊丹敬之・加護野忠男 日本経済新聞出版社 2003
『経営用語辞典』 武藤泰明 日本経済新聞社 2006
【評価方法】
定期試験:70% (秋学期末に実施)
平常点 :30% (講義への積極的な参加態度や質問等を評価する)
→通年科目のため,春学期の成績評価時には(継続)のみが表記される。
【講義テーマ】
1 回 経営学を学ぶ意義
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2 回 企業経営の全体像
3 回 経営学の全体像
4 回 株式会社の仕組み
5 回 日本の雇用制度の仕組み:M
6 回 競争戦略のマネジメント 1:基本的な考え方
7 回 競争戦略のマネジメント 2:違いを知る 3 つの基本戦略
8 回 多角化戦略のマネジメント
9 回 国際化のマネジメント
10 回 組織構造のマネジメント
11 回 モチベーションのマネジメント
12 回 キャリアデザイン
13 回 情報システムと事業の仕組み
14 回 経営学の広がり
15 回 企業の社会的責任と社会的企業の成長
16 回 日本経済のあゆみ
17 回 バブル期の日本経済と長期不況:M
18 回 企業存続の条件(イノベーションとマーケティング)
19 回 アントレプレナーシップ(日本企業の事例):M
20 回 アントレプレナーシップ(海外企業の事例):M
21 回 市場の不確実性(業態転換)
:M
22 回 マーケティング概説① マーケティング発想の経営
23 回 事例研究(アスクル):M
24 回 マーケティング概説② マーケティングのマネジメント:4P
25 回 事例研究(日清食品):M
26 回 マーケティング概説③ SCM と営業のマネジメント
27 回 マーケティング概説④ 顧客関係のマネジメント
28 回 マーケティング概説⑤ ブランドのマネジメント
29 回 経営学をふりかえる
30 回 授業総括および試験
経営学総論//髙木
直人/通年/4 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、経営学および経営実践に関する基礎的知識の修得を目的とする。具体的には、経営の重要な
分野およびテーマ(経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について
基本的な理論を学習する。
【学習到達目標】
経営学各論を学ぶための基礎づくりを目標とする。
【履修上の注意】
第 1 回目の講義には必ず出席すること。第 1 回目の講義において、以下の7点について詳しく説明する。
1 経営学総論ではプリントを配布する関係、各自でA4版用紙をはさめるファイル(バインダー)を
349
必ず用意すること。
2 講義始まりには、課題レポート提出(指定用紙を配布)をしてもらい、講義終了後にも講義まとめ
を提出してもらう。この課題レポートと講義まとめで受講生の「出欠」を管理する。なお、未提出者は
欠席扱いとする。
3 春期 11 回以上と秋期 11 回以上出席することが単位を出す最低条件とする。また、前期のまとめと
後期のまとめを欠席した学生に関しては特別な理由がない限り単位認定しない。
4 春期まとめでは、春期で学んだことを各自でまとめた資料を利用し講義を行い、講義終了後に各自
でまとめた資料を提出してもらう。提出がない場合は単位認定しない。なお、秋期まとめも同様の扱い
とする。
5 授業開始 30 分が経過した時点で欠席とする。ただし、欠席扱いであっても講義を受講したい学生
は、他の学生の迷惑にならないのであれば受講しても構わない。
6 経営学総論は、座席指定とする。指定された座席で必ず受講すること。
7 最近の学生は、講義を受講する態度がなっていないとよく言われている。そこで、授業中の携帯電
話の操作や私語など、他の受講生に迷惑を変える学生には退出してもらう。退出させられた学生は欠席
扱いとする。
履修に関する注意事項を述べたが、受講生は常識のある学生ばかりであると信じている。
【事前準備学習】
春期の第 2 回目から 14 回目は、指定した教科書(はじめて学ぶ人のための 経営学入門)を事前に
読んでから講義に参加すること。ただ、読んでくるだけでなく、各自で重要と思う部分を簡単にでもま
とめてくることを進める。また、経営学でよく使われる専門用語に関しては、出来る限り各自で調べる
こと。
秋期の第 2 回目から 6 回目は、指定した教科書(経営学説入門)を事前に読んでから講義に参加するこ
と。その他の講義は、事前に配布された資料を読んでから講義に参加すること。なお、経営学でよく利
用される専門用語に関しては、出来る限り各自で調べること。ただ、読んでくるだけでなく、各自で重
要と思う部分を簡単にでもまとめてくることを進める。また、経営学でよく使われる専門用語に関して
は、出来る限り各自で調べること。
事前準備学習に必要な時間は 90 分といわれている。事前準備をおろそかにすると、この講義では単位
の取得が厳しくなることを注意し、各自で事前準備学習をすること。また、事後学習に関しても 90 分
程度は必要と考えること。
【教科書】
『はじめて学ぶ人のための 経営学入門』 片岡信之 佐藤毅憲 佐々木恒男
文真堂ブックス 2009
『経営学説入門』 北野利信 編 有斐閣選書 1977
教科書は必ず購入すること。購入しない学生は、履修をしないでください。
高橋由明
渡辺峻
著
【参考書】
『現代経営学辞典 三訂版』 岡本康雄 編著 同文館出版 2003
経営学の専門用語を学習するために、『経営学辞典』を各自で一冊持っていると便利である。また、必
要に応じて参考図書を紹介する。
350
【評価方法】
・平常点(毎回講義終了後に講義まとめを提出) 30%
・課題レポート(毎回講義初めに提出) 30%
・まとめ(前期・後期2回) 30%
・授業態度 10%
すなわち、「平常点」「課題レポート」
「まとめ」「授業態度」を合計し、評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(経営学総論を受講するにあたり)
2 回 暮らしと企業経営(企業は私たちの生活をいかに支えているか)
3 回 暮らしと企業経営(環境の変化と企業経営)
4 回 暮らしと企業経営(現代の企業社会と経営学を学ぶ意義)
5 回 企業経営のしくみ(だれが所有し、経営しているのか)
6 回 企業経営のしくみ(なにをめざして活動しているのか)
7 回 企業経営のしくみ(利用できる経営資源には、どのようなものがあるか)
8 回 企業経営のしくみ(どのようにして経営し、組織をつくるのか)
9 回 企業経営のしくみ(情報は企業の組織をどのように動かしているのか)
10 回 企業経営のしくみ(どのように競争し合い、そしてお互いに協力し合っているのか)
11 回 企業と経営資源の運用(どのようにして製品やサービスを販売するのか)
12 回 企業と経営資源の運用(どのようにして製品やサービスを開発し生産しているのか)
13 回 企業と経営資源の運用(どのようにして資本を調達し、資金運用をするのか)
14 回 企業と経営資源の運用(どのようにして人材を活用し、文化をはぐくむのか)
15 回 春期のまとめ
16 回 経営学の課題(前期で学んだ内容を確認)
17 回 経営学の主要学説(合理性の追求)
18 回 経営学の主要学説(人間性の追求)
19 回 経営学の主要学説(システム性の追求)
20 回 経営学の主要学説(条件性の追求)
21 回 経営学の主要学説(適応性の追求)
22 回 経営者(経営者の意味、経営者の責任)
23 回 意思決定(基礎概念、最適満足、満足決定)
24 回 組織(組織の概念と組織構造)
25 回 人材マネジメント(基本的な考え方)
26 回 人材マネジメント(人材開発と人材の動機付け)
27 回 人材マネジメント(集団的労使関係と個別的労使関係)
28 回 日本的経営の特徴(終身雇用,年功賃金,企業別組合)
29 回 日本的経営の特徴(メリットとデメリット)
30 回 秋期のまとめ
経済学1//酒井
愛/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
私が担当する経済学の講義では,経済分析の 2 本の柱である
351
「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の基礎理論を学びます。
具体的には,春学期に「ミクロ経済学」,秋学期に「マクロ経済学」を取り扱います。
講義内容は春と秋で密接に関係しており,年間を通じて履修することで,
入門レベルでの経済学の基礎理論が習得できるよう構成されています。
そもそも経済学は,現実の経済現象の奥底にひそむ要因を見出し,
経済社会の法則を明らかにするとともに,
貧困の解消や不公平の是正,物価の安定,経済発展の可能性を探究するという
実践的な意図を持った学問です。
経済学が直接的な分析の対象としているのは,私たち人間が営む経済行為です。
経済行為とは,生産・交換により財貨を獲得したり利用したりすることを言い,
身近なところでは,私たちが日々行っている消費行動も経済行為の一つと言えます。
消費と言うと,例えば,500ml のペットボトルに入った飲み「モノ」を購入して消費する,
といったことが浮かぶかもしれません。
では,皆さんが登校する際に,公共交通機関に乗るという行為はどうでしょうか?
もちろん電車を丸ごと購入するというわけではありませんが,
○○駅から××駅まで,あなた自身を移動させてくれるという「サービス」に対して,
その移動距離に応じた運賃(つまり,そのサービスに相応した価格)を支払います。
また,混雑時間帯で座席に座れなくても,空いている時間帯で長座席に自分一人しか座っていなくても,
運賃は同じです。新幹線の自由席,指定席はどうでしょうか?
旅客運賃に限らず,学生の皆さんは「学割」という言葉に触れる機会も多いことと思います。
「学割」があるのはどうしてでしょうか?得をしているのは学生の皆さんだけでしょうか?
「なぜだろう?」と思ったその時が,伸び始めです。
講義の中では,こういった身近な経済現象を考える道筋を一緒に学んでいきます。
特に,春学期には消費者(家計)や生産者(企業)といった,
経済活動を行う 1 番小さな単位を分析対象とする「ミクロ経済学」のトピックを取り扱います。
そして,消費者と生産者が取引を行う市場(しじょう)のメカニズムを探っていきます。
それから,もう少しだけ触れておきます。
私たちは個々に自分のお財布を持って行動していますが,一人で生活しているわけではありません。
経済現象は,単一の社会または複数の社会において,
大勢の人々が互いに関わりを持ちつつ,どのような行動をとるかということによって,
その特質が決まってきます。このような意味で,経済学は「社会科学」と言われます。
「科学」とは言っても,通常の意味で言うところの「科学」とは少し違います。
経済現象は,歴史的なプロセスの中で行われる人間の社会的な行動に関わるため,
自然科学に見られるような実験を行うことは許容されませんし,
天文学のように,同じ条件のもとで,数多くの観察を行うことも稀にしかできません。
では,どうやって「科学する」のでしょうか?
その答えは,講義内でも触れますが,「ミニチュアの社会を作ってみる」ということです。
ミニチュアとは,本物よりも規模を小さくして簡素化したものです。
352
【学習到達目標】
このミニチュアは現実経済の忠実な再現ではなく,分析したい目的に合わせて,単純化したものです。
経済学者は,このようなミニチュア世界で実験を行い,経済問題への処方箋(仮説)を見つけるべく研
究を行っています。また,このようなミニチュア経済を「モデル」という名前で呼んでいます。
経済学の分析を実際に行うときには,この「モデル」という名のミニチュアは連立方程式体系として,
数式で表現されます。数学の知識が必要なのか…と落胆するかもしれませんが,シンプルなモデルの場
合には,数式に頼らずに,図やグラフ,表を用いて分析を行うことができます。
この講義では,シンプルなモデルを図やグラフを用いて紹介していきます。
初めて経済学を学ぶ方にも分かりやすいよう,スクリーンに作図過程を映しながら,
一緒に学んでいきます。
出席するだけでなく,しっかり自分の手を動かして作図をすることが重要です。
講義後に,自分でもう一度同じ図が作成できるように練習することで,
分析に必要なツール(道具)が着実に身についていきます。
経済学に関する特段の予備的な知識の有無は問いませんが,
講義に意欲的に参加し,こまめに復習を行うことが求められます。
(1)ミクロ経済学の主要な用語を理解する。
(2)ミクロ経済学の基本的な分析ツールを習得る。
(3)現実のミクロ経済の諸問題を論理的に考えることができるようになる。
【履修上の注意】
①初回講義への出席
→講義の進め方,評価方法,受講上の注意について説明するため,必ず出席すること。
②座席指定
→指定された座席に着席すること。後述の③に関連するため,指定された席に「間違いなく」着席す
ること。
③受講態度(私語,徘徊,携帯電話操作等)
→他の受講生の妨げとなる行為に対しては厳しく注意するとともに,座席表に基づいて,減点を行い
ます。
④出席による知識の積み重ね
→習得にあたっては,1つ1つの積み重ねが重要であり,一度欠席するとそれ以降の講義が
理解できなくなる可能性がある。受講の際には,この点に十分注意すること。
【事前準備学習】
①各回の講義は,後述の【講義・テーマ】に沿って行われるため,講義前に各自で該当箇所を読んでお
くこと。
②常日頃から,身近な経済問題に関心を持つこと
【教科書】
『スタンダード
ミクロ経済学』 竹内信仁・森田雄一 中央経済社 2013 年
【評価方法】
①中間試験および期末試験の成績:80%
②講義中に不定期に課される課題および小テストの成績:20%
353
【講義テーマ】
1 回 ミクロ経済学とは
2 回 ミクロ経済学とは
3 回 消費者行動の理論
4 回 消費者行動の理論
5 回 消費者行動の理論
6 回 消費者行動の理論
7 回 消費者行動の理論
8 回 中間試験
9 回 生産者行動の理論
10 回 生産者行動の理論
11 回 生産者行動の理論
12 回 生産者行動の理論
13 回 生産者行動の理論
14 回 企業の供給曲線
15 回 気付きと振り返り
経済学1//河合
①市場経済と経済学
②ミクロ経済学の主要概念
①効用と効用関数
②1財モデルにおける需要の決定
③2財モデルにおける需要の決定(無差別曲線)
④2財モデルにおける需要の決定(予算制約)
⑤2財モデルにおける需要の決定(効用最大化)
①生産関数と限界生産力
②1財生産における生産量の決定
③等量曲線
④費用曲線
⑤総費用曲線による生産量の決定
伸/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
経済学の課題は、貴重な資源をいかに有効に利用して豊かな社会を築いていくかという問題に対して、
価格を通じた市場メカニズムが果たす役割の重要性を認識するとともに、その機能が十分に働かない場
合にどのように調整していけばよいかということを考えることにあるといえます。そこでそうした課題
を分析するにあたり、経済学は、個々の経済主体の合理的行動から個々の市場の振る舞いをみていくミ
クロ経済学と、経済全体の振る舞いを総体的に捉えていくマクロ経済学に分かれます。本講義では入門
レベルのミクロ経済学を学びます。
「将来が不安なので、貯蓄をしておこう」とか「バイトの時給が下がったので、これまでより安い弁当
を買おうかな?」など、私達はこうした日常の何気ない意思決定を、繰り返し行っています。一方、会
社やお店などは、売上を伸ばすために他のライバル企業に負けないように、しのぎを削って競争してい
ます。また、自社の商品を購入するお客さんが少なくなれば、労働者を解雇しなくてはならないかもし
れません。さらに買い物をすれば消費税がかかり、働けば所得税や住民税を払っています。会社も収益
から法人税などの税金を支払っています。政府はそうした税金を使って道路や空港、各種行政サービス
を提供しています。これら現実の経済現象は多種多様で捉えどころのないように感じられますが、じっ
くり考えていくと、そこには「需要の法則」のようにいくつかの法則があることがわかります。このよ
うな法則を個々の経済主体の行動から分析するのが「ミクロ経済学」です。
このようにミクロ経済学では、「ミクロ」というだけあって、社会における経済現象をみるときに、顕
微鏡で拡大して一人一人の行動から分析していきます。そして「何を、どれだけ、いかにして、誰のた
めに生産するか」という問題について、価格が果たす役割を、消費者行動、生産者行動、市場均衡、市
場の失敗と政府の役割という観点から理論的に学んでいきます。市場で経済行動を行う主体を家計、企
業、政府と大別し、家計は消費者として、企業は生産者としてある財の市場に参加している状況を考え
ます。ここで消費者の合理的行動から需要が生まれ、生産者の合理的行動から供給が生まれます。その
需要と供給の相互連関作用を通じて、市場価格や取引量がどのように決定されるのかを学習します。さ
354
らに余剰分析という手法を使って、そこで決まってくる取引量(資源配分)は社会的にみて望ましいの
かどうかを検討し、消費税などによる政府の介入が望ましいのかどうかを検討します。さらに、この余
剰分析の枠組みを使って貿易が行われる場合の効果や、企業数が少なく市場が独占されている場合の問
題、経済活動に伴い発生する大気汚染などの公害が発生している場合の市場評価や政府による介入の方
法、そして消防や警察など社会的に必要なサービスが市場では提供されない理由やその解決策を学びま
す。
【学習到達目標】
経済学2とあわせて、社会の経済現象をミクロの視点とマクロの視点の双方から捉えられる素養を身
に着けることです。
経済学1では、ミクロ経済学の考え方と具体的な計算方法を身につけます。例えば、消費税が上がった
ときに、効率性が損なわれる度合いの大きいケースはどのような場合かについてグラフを用いた説明の
理解ができるようになっていること。また、その際の価格や取引量の変化前や変化後の大きさを求め、
失われた余剰の大きさを計算できるようになっていることを目標とします。
【履修上の注意】
初学者にとっては、はじめて触れる概念が多い上、数式やグラフを多用しますので、数学の素養が乏し
いと負担が大きくなります。心して受講してください。また、体系的な学問ですので、一度でも休むと
その後の理解が大変難しくなります。休まず受講するよう心がけてください。
また、講義をすすめていくにあたり理解が一定程度に達していないと判断した場合はその後の講義の
進度を遅らせるかもしれません。
【事前準備学習】
講義・テーマの各欄に、テキストにおける各回の予習該当箇所を示してありますので、それを参考に予
習してください。
数学の準備としては、四則演算(分数含む)、指数演算、平方完成、連立方程式、微分、関数とグラフ、
最大値の計算、面積の計算ができることが望ましい。
【教科書】
『経済学のエッセンス 100』 多和田眞、近藤健児 中央経済社 2003
【参考書】
『ゼミナール経済学入門第 4 版』 福岡正夫 日本経済新聞社 2008
【評価方法】
試験 100%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 消費者の行動(1)
:効用と無差別曲線
3 回 消費者の行動(2)
:予算制約と最適消費
テキスト 1 ~ 4 を予習して下さい
5 ~ 7 (以下番号のみ)
355
4 回 消費者の行動(3)
:価格効果と需要曲線
8 ~ 11
5 回 消費者の行動 練習問題
6 回 生産者の行動(1)
:最適な生産量の決定
12 ~ 15
7 回 生産者の行動(2)
:利潤・供給曲線
16 ~ 21
8 回 生産者の行動 練習問題
9 回 市場の均衡(1):市場の需要・供給曲線
22 ~ 25
10 回 市場の均衡(2)
:余剰分析
26 ~ 27
11 回 市場の均衡(3)
:消費税の効果、自由貿易
28 ~ 29
12 回 不完全競争(1)
:独占企業の行動
30 ~ 33
13 回 市場の失敗(1)
;外部効果
38 ~ 40
14 回 市場の失敗(2)
:公共財
41 ~ 45
15 回 市場 練習問題 講義9~14 の内容
経済学2//酒井
愛/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
私が担当する経済学の講義では,経済分析の 2 本の柱である
「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の基礎理論を学びます。
具体的には,春学期に「ミクロ経済学」,秋学期に「マクロ経済学」を取り扱います。
講義内容は春と秋で密接に関係しており,年間を通じて履修することで,
入門レベルでの経済学の基礎理論が習得できるよう構成されています。
経済学2の受講を希望される学生さんは,
少なくとも春学期の経済学1の【講義概要】を読んだうえで,以下の講義概要に目を通して下さい。
春学期の経済学1では,経済を構成する最小単位に焦点を当てて分析しました。
(ミクロ経済学の「ミクロ」とは「微視的」という意味です。
顕微鏡の「微」という字からも分かるように,全体ではなく「個々」の部分に注目しています。)
秋学期の経済学2では,経済を構成する個々の部分ではなく,「全体」に着目します。
(マクロ経済学の「マクロ」とは「巨視的」という意味です。)
マクロ経済学では,ミクロ経済学で取り扱った個々の経済主体の行動の結果を,
いくつかの代表的な変数に集計して,その動き方を分析しています。
代表的な変数については,具体的に名前を挙げたほうが,理解しやすいと思います。
GDP,失業率,為替レート,物価指数,国際収支,利子率(金利)…etc
いかがでしょうか?
「知っているよ」という人もいれば,
「なんとなく分かるけれど,説明できるかなぁ」という人もいるかもしれません。
少なくとも,どこかで聞いたことがあるはずの経済指標と呼ばれるものです。
356
具体例の中の一つをとってみましょう。
「日本の GDP はいくらですか?」という問いかけにすぐに答えられますか?
一般常識として知っておきましょう…という言葉で片付けるつもりはありません。
そもそも「なぜ,GDP の大きさを知っておかなければならないのでしょうか?」
詳しくは講義の中で取り扱いますが,重要なことは「GDP は私たちの給料の源である」ということで
す。
GDP というのは簡単に言えば,企業が新しく作りだした価値の合計です。
売上高から仕入れを引いたものが,新しく作りだされた価値であり,
「付加価値」と呼ばれます。
この「付加価値」の中から給料が配られるのですが,
働いている人ひとりあたりの付加価値が増えない限り,給料は増えません。
また,GDP が小さくなってしまうと…どうなってしまうのでしょうか?
他にも,日々の報道を賑わしているトピックスはたくさんあります。
GDP は何によって決まるのか?
デフレやインフレはなぜ起こるのか?
失業率が一定ではなく変動する原因は何か?
日本の貯蓄率低下が経済に与える影響は?
プライマリーバランスは均衡しているのか?
財政健全化と国債残高の実態は?
などです。
マクロ経済学はこういったトピックスに対する理論的説明を提供してくれます。
この講義では,経済指標の読み方も紹介しながら,マクロ経済的な経済問題に対する
考え方を紹介していきます。
講義の形式は,基本的に春学期の講義概要に記載してある事項と相違ありません。
秋学期の講義も,経済学に関する特段の予備的な知識の有無は問いませんが,
講義に意欲的に参加し,こまめに復習を行うことが求められます。
【学習到達目標】
(1)マクロ経済学の主要な用語を理解する。
(2)マクロ経済学の基本的な分析ツールを習得する。
(3)現実のマクロ経済の諸問題を論理的に考えることができるようになる。
【履修上の注意】
①初回講義への出席
→講義の進め方,評価方法,受講上の注意について説明するため,必ず出席すること。
②座席指定
357
→指定された座席に着席すること。後述の③に関連するため,指定された席に「間違いなく」着席す
ること。
③受講態度(私語,徘徊,携帯電話操作等)
→他の受講生の妨げとなる行為に対しては厳しく注意するとともに,座席表に基づいて,減点を行い
ます。
④出席による知識の積み重ね
→習得にあたっては,1つ1つの積み重ねが重要であり,一度欠席するとそれ以降の講義が
理解できなくなる可能性がある。受講の際には,この点に十分注意すること。
【事前準備学習】
①各回の講義は,後述の【講義・テーマ】に沿って行われるため,講義前に各自で該当箇所を読んでお
くこと。
②常日頃から,身近な経済問題に関心を持つこと
【教科書】
『スタンダード
マクロ経済学』 竹内信仁・柳原光芳 中央経済社 2013 年
【評価方法】
①中間試験および期末試験の成績:80%
②講義中に不定期に課される課題および小テストの成績:20%
【講義テーマ】
1 回 マクロ経済学とケインズ
2 回 国民経済計算と国内総生産(GDP)
3 回 マクロ経済変数の諸概念
4 回 45 度線モデル
5 回 乗数理論
6 回 IS 曲線
7 回 ケインズの絶対所得仮説
8 回 中間試験
9 回 投資の限界効率
10 回 金融市場
11 回 財市場と貨幣市場の均衡[IS-LM 分析(1)]
12 回 財政政策の効果[IS-LM 分析(2)]
13 回 金融政策の効果[IS-LM 分析(3)]
14 回 政策効果に影響を及ぼすもの[IS-LM 分析(4)]
15 回 気付きと振り返り
経済学2//河合
伸/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
経済学の課題は、貴重な資源をいかに有効に利用して豊かな社会を築いていくかという問題に対して、
価格を通じた市場メカニズムが果たす役割の重要性を認識するとともに、その機能が十分に働かない場
358
合にどのように調整していけばよいかということを考えることにあるといえます。そこでそうした課題
を分析するにあたり、経済学は、個々の経済主体の合理的行動から個々の市場の振る舞いをみていくミ
クロ経済学と、経済全体の振る舞いを総体的に捉えていくマクロ経済学に分かれます。本講義では、入
門レベルのマクロ経済学を学びます。
「90 年代前半のバブル崩壊以降、日本経済は「失われた 10 年」と呼ばれる不況を経験しました。失業
率は 2%台から 5%台にまで上昇し、物価は下落しつづける「デフレ」となりました。多額の「不良債
権」の存在が新たな投資を抑制したことが主な原因です。その後経済は回復したものの、2007 年後半
以降、アメリカのサブプライムローン問題をきっかけとした金融危機によって、日本経済は再び景気後
退期を迎えています。各国は金融緩和政策と財政政策を組み合わせて景気の下支えを行っています。」
この記述は、バブル崩壊以降の日本経済の不況と政府の経済政策についてのものです。
「国民所得」
「投
資」
「失業」
「インフレ、デフレ」
「円高、円安」
「財政・金融政策」など、一国の集計データを扱う分析
手法を「マクロ経済学」といいます。これらの現象がどうして起きるのかを筋道立てて理解できるよう
になるためには、マクロ経済学の知識が必要となります。
このようにマクロ経済学では、ミクロ経済学とは異なり、インフレ・デフレ、不況、失業といった経済
現象を、GDP をはじめとする国民経済計算体系(SNA)の集計データを用いて捉え、それを理論的に
分析することで、財政政策と金融政策といった政府の経済政策の効果について学びます。まず、GDP
や物価指数といったマクロ経済指標について概念や計算方法を学びます。そしてマクロ経済学では 1 国
の市場を、財市場、貨幣市場(債権市場)、労働市場に分けて分析しますが、本講義では、財市場と貨
幣市場(債権市場)について詳しく分析していきます。財市場においては、ケインズの有効需要の原理
に基づき、消費や投資などの需要が GDP の大きさをどのように決定するのかをみます。その上で、需
要不足のときは失業とデフレが発生し、経済が不況となります。そこで政府による財政政策が果たす役
割について学習します。次に貨幣市場においては、貨幣の機能や定義を行ったうえで、信用創造メカニ
ズムと金融政策について学びます。最後に財市場と貨幣市場を同時に分析する IS-LM 分析という手法
をつかって、GDP と利子率がどのように決定するのかを考察します。そして財政政策や金融政策がど
のような場合に有効で、どのような場合に無効となるのかをみていきます。
【学習到達目標】
経済学1とあわせて、社会の経済現象をミクロの視点とマクロの視点の双方から捉えられる素養を身
に着けることが目標です。
マクロ経済学では、政府支出の増加や減税などの財政政策を行ったときに、GDP がどのように変化し
その大きさはどれくらいなのかを計算できること。現在行われている金融政策の手法についての理解が
できていること。そして、IS-LM 分析の手法を用いて、財政政策や金融政策についてその有効性が判断
でき、グラフによって説明し、GDP や利子率の計算ができるようになっていることを目標とします。
【履修上の注意】
入門レベルといっても初学者にとっては、はじめて触れる概念が多い上、記号、数式やグラフを多用す
るので、数学の素養が乏しいと負担が大きくなります。心して受講してください。また、体系的な学問
ですので、一度でも休むとその後の理解が大変難しくなります。休まず受講するよう心がけてください。
また、講義をすすめていくにあたり理解が一定程度に達していないと判断した場合はその後の講義の
進度を遅らせるかもしれません。
359
【事前準備学習】
講義・テーマの各欄に、テキストにおける各回の予習該当箇所を示してありますので、それを参考に予
習してください。
数学の準備としては、四則演算(分数含む)、関数とグラフ、連立方程式の計算ができることが望まし
い。
【教科書】
『経済学のエッセンス 100』 多和田眞、近藤健児 中央経済社 2003
【参考書】
『ゼミナール経済学入門第 4 版』 福岡正夫 日本経済新聞社 2008
【評価方法】
試験 100%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 マクロ経済指標(1):国内総生産 テキスト 51 ~ 54 を予習して下さい
3 回 マクロ経済指標(2):三面等価の原則
55 ~ 57(以下番号のみ)
4 回 マクロ経済指標(3):物価指数、産業連関表
58 ~ 59
5 回 マクロ経済指標(4):練習問題
6 回 財市場(1):45 度線モデル
60 ~ 63
7 回 財市場(2):乗数、政府
64 ~ 66
8 回 財市場(3):財政政策
9 回 財市場 練習問題
10 回 貨幣市場(1):信用創造
67 ~ 70
11 回 貨幣市場(2):金融政策
71 ~ 73
12 回 貨幣市場 練習問題
13 回 IS-LM 分析(1)
:IS 曲線と LM 曲線の導出
74 ~ 77
14 回 IS-LM 分析(2)
:経済政策
78
15 回 IS-LM 分析 練習問題
教育課程論//矢澤
雅/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は人間形成を促す教育課程はどのようなものかということについて探究することが主題で
ある。教育課程の問題は、学校教育において、児童・生徒に何を教え何を学ばせるかという問題につい
て研究することであるが、その問題はつきつめると子どものニーズと社会の要求の2つの要素をどのよ
うに統一していくかという問題になる。この授業では、そのような視点から教育課程について考えると
ともに基礎的・基本的事項についての理解を深めることをめざす。
360
【学習到達目標】
この授業では、わが国の戦前と戦後の教育課程の歩みを理解すること、学習指導要領の役割と性格に
ついて理解すること、教育課程編成の基本的原則について理解すること、教育課程の評価について理解
すること、教育課程の今日的課題について理解することなどを目標とする。
【履修上の注意】
板書の文字をノートにただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した図書について可能な限り読んでみること
【事前準備学習】
教科書を使って予習をすること
【教科書】
『第3版 新しい時代の教育課程』 田中耕治他著 有斐閣アルマ 2011 年
『中学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 ぎょうせい 2008 年
『高等学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 東山書房 2009 年
【参考書】
『中学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2008 年
『高等学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2009 年
【評価方法】
試験の結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席にする
【講義テーマ】
1 回 教育課程(カリキュラム)の意義
2 回 近代日本の教育課程
3 回 戦後「新教育」のカリキュラム改革
4 回 系統性重視の教育課程
5 回 「新しい学力観」と教育課程
6 回 「生きる力」と教育課程
7 回 教育課程と学習指導要領の関係
8 回 教育課程における分化と統合(総合的な学習の時間)
9 回 教育課程編成の原則(教育内容の選択)
10 回 教育課程編成の原則(教育内容の組織)
11 回 単元構成と教材研究
12 回 教育課程評価とは何か
13 回 社会システムと教育課程
14 回 教育課程の今日的課題
15 回 授業総括および試験
361
保健体育科教育法1//米田
吉孝/春B/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
主に、中・高等学校の保健体育科の授業のうち、体育領域の授業に必要な知識や、教育法について講義
形式と演習形式を織り交ぜて学習する。また、単元計画や1時間の教案についても作成し、それを、模
擬授業の形で実践してみる。
【学習到達目標】
中・高等学校の保健体育教員免許状を取得する者に必要な、主に、体育領域の授業に関する知識と教科
法を学習する。実際に、中・高等学校で体育が指導できるようにする。
【履修上の注意】
保健体育科教育法1と保健体育科教育法2があり、1 を履修しないで 2 を履修することはできない。ま
ず最初は保健体育科教育法 1 から履修すること。講義中の私語や飲食、帽子、サングラスは認めない。
また、欠席回数が多い場合は単位認定されない。この講義は教員免許状を取得するために設定された講
義であるので、ただ単に、単位取得を目的とする者、学習意欲のない者は履修できない。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
中学校学習指導要領
中学校学習指導要領
文部科学省
解説 ―保健体育編― 文部科学省
【参考書】
中学校体育の教材・指導事例集 愛知教育大学体育学会編著
体育科教育法 杉山重利・園山和夫編著 大修館書店
黎明書房
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、提出レポート、発表、また、試験などによって総合的に判定す
る。遅刻や欠席は大きな減点対象となる。
【講義テーマ】
1 回 中・高等学校体育科教育の概念
2 回 中・高等学校体育科教育の変遷
3 回 中・高等学校体育の目標
4 回 戦後から昭和 20 年代の指導要綱について
5 回 昭和 30 年代、40 年代の中・高等学校学習指導要領の変遷について
6 回 昭和 50 年代、平成の中・高等学校学習指導要領の変遷について
7 回 体育の指導計画と年間計画の作成
8 回 単元計画・単位時間計画の作成と実際
9 回 体育の学習指導
10 回 選択性授業・男女共習授業
11 回 体育の学習評価 評価の意義・ねらい
12 回 体育の学習評価 評価の観点、評価の方法と進め方
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回
体育の授業の構造
体育学習の形態
領域(教材)の特性
体つくり運動
体ほぐしの運動
体力を高める運動
器械運動
陸上競技
水泳
球技
武道(剣道・相撲)
武道(柔道)
武道(相撲・剣道)
ダンス
体育に関する知識
学校教育法施行規則の解説
指導要録について
試験及び総評
保健体育科教育法2//米田
吉孝/秋B/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
主に、中・高等学校の保健体育科の授業のうち、保健領域の授業に必要な知識や、教育法について講義
形式と演習形式を織り交ぜて学習する。また、単元計画や1時間の教案についても作成し、それを、模
擬授業の形で実践してみる。中・高等学校保健体育の指導内容を学習する。
【学習到達目標】
中・高等学校の保健体育教員免許状を取得する者に必要な、保健領域に関する知識と教科法を学習する。
中・高等学校の保健体育が指導できることを学習到達目標とする。
【履修上の注意】
保健体育科教育法1の単位を既に取得していることが履修条件となる。いきなり保健体育科教育法 2 か
ら履修することはできない。講義中の私語、飲食、帽子、サングラスは許可しない。遅刻、欠席は大き
な減点対象となる。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
中学校学習指導要領 文部科学省
中学校学習指導要領 解説 ―保健体育編― 文部科学省
新しい保健科教育 教育出版
363
【参考書】
中学校体育の教材・指導事例集 愛知教育大学体育学会編著
体育科教育法 杉山重利・園山和夫編著 大修館書店
黎明書房
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、提出レポート、発表、また、試験などによって総合的に判定す
る。遅刻、欠席の有るものは減点となる。
【講義テーマ】
1 回 保健科教育法の意義 保健科教育法の重要性
2 回 保健科教師に求められるもの
3 回 保健科教育の歴史 戦前の保健科教育
4 回 戦後の保健科教育
5 回 学校保健と保健科教育 学校保健の概念
6 回 学校保健の領域
7 回 学校保健安全法に就いて
8 回 学校における保健教育
9 回 学習指導要領(保健領域)の変遷
10 回 学習指導要領総則「健康に関する指導」と保健教育
11 回 中学校の保健学習 目標及び内容の構成
12 回 単元のねらいと指導の要点 身心の機能の発達と心の健康
13 回 健康と環境
14 回 傷害の防止
15 回 健康な生活と疾病の予防
16 回 感染症について
17 回 指導計画作成上の留意点
18 回 高等学校の保健学習 目標及び内容の構成
19 回 単元のねらいと指導の要点 現代社会と健康
20 回 生涯を通じる健康
21 回 社会生活と健康
22 回 指導計画作成上の留意点
23 回 指導計画 指導計画とは
24 回 指導計画の種類
25 回 年間指導計画 年間指導計画の意義
26 回 年間指導計画作成の要点と具体例
27 回 単元計画 単元計画作成の意義と手順
28 回 単位時間計画作成の意義と手順
29 回 保健科学習指導の課題と学習指導の方法
30 回 試験および総評
364
保健体育科教育法2//早坂
一成/秋B/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は実践的な保健体育の内容の理解を深め実践的な指導法を習得することが目的である。具体的に
は教科「保健体育」について中学校及び高等学校学習指導要領・保健体育編に示された目標、学習内容、
指導法について適切な指導方法論及び指導技術・技能を学習していく。そのために、単元や年間学習計
画の作成、学習評価、教材、安全対策と障害予防などの理解と教科としての特性を理解する。さらに、
実践的な理解と指導法を深めるために、保健領域と体育領域の具体的な内容の理解と指導法の実際を理
解し、学習指導案を作成して模擬授業を行い、実践的指導力を身につける。加えて学校体育の諸活動に
ついても、目的と実践的な運営方法を学ぶ。
【学習到達目標】
・学習指導要領・保健体育編に示された目標、学習内容、指導法の基本的な事項について理解すること
ができる
・体育領域、保健領域について実践的な指導案を作成することができる
【履修上の注意】
積極的な受講態度を望む
中学校及び高等学校学習指導要領・保健体育編を準備して、提示された領域を熟読して講義に臨むこと
【事前準備学習】
模擬授業を行うので、指導案を作成すること
【教科書】
『中学校学習指導要領-保健体育編』 文科省 東山書房
『高等学校学習指導要領-保健体育編』 文科省 東山書房
『新しい保健科教育』 教育出版
【参考書】
『保健体育科教育法』 杉山重利
高橋健夫
園山和夫 修館書店
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
試験は、期末試験の結果から評価する
平常点は授業の際、提出するタスクシート、授業態度等から判断して評価する
【講義テーマ】
1 回 保健体育科教育法の概要・理念
2 回 保健体育科教師論
3 回 保健体育の教育内容と教材
4 回 学校保健と保健科教育 学校保健の概念
5 回 学習指導要領総則「健康に関する指導」
6 回 中学校の保健学習 目標及び内容の構成
7 回 単元のねらいと指導の要点
8 回 心身の機能の発達と心の健康
365
9 回 健康と環境
10 回 障害の防止
11 回 健康な生活と疾病の予防
12 回 指導計画作成上の留意点
13 回 高等学校の保健学習 目標及び内容の構成
14 回 単元のねらいと指導の要点
15 回 現代社会と健康
16 回 生涯を通じる健康
17 回 社会生活と健康
18 回 指導計画上の留意点
19 回 指導計画の意義・種類
20 回 年間指導計画作成の要点と具体例
21 回 単元計画 単元計画の作成の意義と手順
22 回 学習指導案の作成の手順
23 回 学習指導案の作成①中学校
24 回 学習指導案の作成②高等学校
25 回 中学校体育領域 目標及び内容の構成
26 回 高等学校体育領域 目標及び内容の構成
27 回 体育領域の安全管理
28 回 学習評価
29 回 体育的行事の運営、運動活動の実際
30 回 授業総括及び試験
教育方法論//矢澤
雅/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
教育方法は、生徒や学習者の気持ちを察しながら、人間形成的意図をもって彼らの生活や学習に働き
かける実践活動であると考えられている。その実践活動は、人間形成の観点から一定の目的を立て、そ
こにいたる道を熟慮し、どれか一つの道を選択する。目的地にいたる道は一つだけではない。どの道を
選択するか意思決定するする際にその背後には合理的根拠がなければならない。ここに教育方法の理論
が位置づいている。この授業では、教育方法の実践活動の背後にある理論について理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。近代・現代の教育方法理論について理解を深めること、生徒
理解と指導の関係について理解すること、カリキュラム編成について理解すること、単元構成や教材研
究について理解すること、学習指導と人格形成の関係について理解を深めること、教育技術や教育メデ
ィアについて理解を深めること、情報機器の操作について理解を深めること、学習集団の活用について
理解を深めることなどである。
【履修上の注意】
板書した文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考図書をできるだけ読むこと
366
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『教育の方法と技術』 平沢茂 図書文化社 2009
【参考書】
『教育方法の探究』 天野正輝著 晃洋書房 1995.8
『教育方法学』 井上弘著 協同出版 1978.4
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 教育方法に関わる諸概念
2 回 ヘルバルトの教育的教授論
3 回 デューイの経験主義的教授論
4 回 ブルーナーの構造重視の教授論
5 回 教師と生徒との教育的関係
6 回 生徒理解と指導の関係
7 回 カリキュラム編成(教育内容の選択について)
8 回 カリキュラム編成(教育内容の配列とその系統性について)
9 回 単元構成について
10 回 教材と教材研究の方法
11 回 学習指導の目標と学力観および人格形成の契機
12 回 教師の指導技術
13 回 教育メディアとその活用
14 回 情報機器の操作(パワーポイントの操作法)
15 回 授業総括及び試験
教職実践演習//松本
他/秋A/2 単位/4 年次配当
【講義概要】
本科目は、教職課程における 4 年次の必修科目であり、教職課程の学生に教員として最小限必要な資
質能力が身についたかを最終的に確認し、将来教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自
覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、その定着を図ることにより、教職生活をより円
滑にスタートできるようになることを目指す科目です。
授業の流れとしては、教職に就くにあたって足りないものをテーマとした、個人あるいはグループに
よる課題研究を中心とし、そのテーマの選定にあたってはこれまでの学修の振り返りや、課題研究の振
り返りとして今後のキャリアプランの作成を行います。
よって、授業においては、主体的な調べ学習を展開する必要があります。従って、受講生は、インタ
ーネットを用いた図書館の蔵書検索や資料収集ができる必要があります。これらの技能に不安のある人
367
は、この授業を履修する前に、関係する授業や図書館などが行う各種のガイダンスに参加することを強
く勧めます。
【学習到達目標】
1.これまでの学修を振り返り、将来教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自覚するこ
とができる。
2.1を踏まえ、課題研究を遂行し、不足している知識や技能等を補うことができる。
3.課題研究の振り返りを踏まえ、今後のキャリアプランを作成することができる。
【履修上の注意】
1.受講に際し、「ポートフォリオ」に使用するA4タテ版ファイル(色・綴じる形式は自由)を1冊
購入し、持参してください。
2.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任におい
て行ってください。授業担当者は一切関知しません。
3.この授業のポリシーは学生が主体的に学習することです。したがって、わからないことは、まず自
分で考え、続いて自分で調べ、さらにチームメンバー・クラスメイトと相談して、それでもわからない
ことは、グループワーク中の教員巡回時(離席して教員を呼んでも構わない)や授業後に担当教員へ質
問してください。わからないことをあいまいのままにしておかないでください。また、学生が主体の授
業ですから、教員が講義する時間は限られています。それで物足りない学生については、授業後に聴き
に来てください。時間の許す限り答えます。
4.授業を妨害する行為(特に教員やクラスメイトを侮辱・中傷する行為)は認めません。単位不認定
など、厳正な処置を講じます。
5.学校教員の専門性は、日々の実践に対する内省と絶え間ない学習によって培われるものです。その
ような態度について、本科目において明示的に評価することはしませんが、授業での学習における様々
な局面で求められることになりますし、成績にも反映されるものと考えています。
【事前準備学習】
特に課題研究においては、単位計算の基準に従い、
(事前学習 90 分+授業 90 分+事後学習 90 分)×時
限分の学習を課します。よって、授業時間外の学習は毎週必須です。
【教科書】
特になし。
【参考書】
『教師が育つ条件 (岩波新書)』 今津 孝次郎 岩波書店 2012
その他は、必要に応じて授業中で紹介します。また、図書館の教職サポートコーナーの図書を参考にし
てください。
【評価方法】
単位認定は、受講生が制作する「ポートフォリオ」に基づいて、第15回に本人との面談を実施した
上で、授業目標の達成度を総合的に評価することによって行います。ポートフォリオには、授業で取り
組んだワーク・シート類、指示された課題を含む、本科目の活動に係るすべての成果を綴じるものとし、
ポートフォリオに綴じられていないものは、いかなる場合でも、評価の対象となりません。
単位認定の判定は、下記の基準によって行います。
368
S(単位認定):Aの基準を満たした上で、特に優れていると認められる。
A(単位認定):授業目標のすべてを十分に達成したと認められる。
B(単位認定):授業目標のいくつかを十分に達成したと認められる。
C(単位認定):授業目標を最低限達成したと認められる。
D(単位不認定):授業で取り組んだワーク・シート類、指示された課題が綴じられていない、ある
いは授業目標を達成していない。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 教職課程で学んだこれまでの自分を振り返る(個人作業・個人面談)
3 回 教職課程で学んだこれまでの自分を振り返る(発表とグループ討議)
4 回 教職に就くにあたって足りないもの(課題研究のテーマ)について考える
5 回 課題研究(計画書の作成)
6 回 課題研究(計画書の発表)
7 回 課題研究(調査活動)
8 回 課題研究(発表の準備)
9 回 学校訪問
10 回 課題研究(発表)
11 回 課題研究(討論)
12 回 課題研究(総括)
13 回 これからの自分(キャリアプラン)について考える(個人作業)
14 回 これからの自分(キャリアプラン)について考える(発表とグループ討議)
15 回 まとめと試験
教育実習事前事後指導//矢澤
他/集春/1 単位/4 年次配当
【講義概要】
平成元年に改正された教育職員免許法施行規則の第6条備考8に「教育実習の単位数には、教育実習
に係わる事前及び事後の指導の1単位を含むものとする。
」とある。この改正にともない教育実習事前
事後指導は、単位認定の対象として必修の授業となり出席が義務づけられることになった。
①、教育実習事前指導
事前指導は、これまでに受講した教職課程の科目の授業内容を、直前に迫った教育実習を想定して総
括するという性格のものである。教育実習は、学生個々人が実習校の教育活動に参加するという形をと
るが、教育実習校への派遣は、大学の責任の下で行われる。したがって大学は、個々の実習生が所期の
目的を達成できるように、できるかぎりの準備を行うばかりでなく、実習校の学校運営に支障を来たす
ことなく、また指導に当たる教員に必要以上の負担をかけることのないように、さらに実習の対象とな
る生徒諸君の学習活動に遅滞や混乱を引き起こすことがないように細かな配慮をしなければならない。
このような目的で開講されるのが事前指導である。
<事前指導の内容>
・第 1 日目(09:10~16:45)
教育実習の歴史とその意義、教育実習に関する VTR の視聴とその検討(一般編)、教育実習に関する
VTR の視聴とその検討(教科編)、特別活動の内容とその指導、生徒指導の進め方
・第 2 日目(09:10~16:45)
369
免許教科別指導(学習指導案の作成指導)、マイクロ・ティーチング、全体指導、諸注意
<直前指導の内容>(15:00~18:00)
全般的心構え、観察・参加・本実習の要点、学習指導のあり方、本学のキリスト教主義、具体的注意
②、教育実習事後指導
原則的には、教育実習そして教員採用試験が終わり、やがて教育職員として就職することを前提にし
て行われるものである。つまり学生の身分から、一人前の教員になっていくための心構えを養うための
授業である。ここでは教育実習という貴重な体験をふまえて、教育とは何か、教員はどうあるべきかを
突き詰めていくことが目的になる。そういう意味で事後指導は教育研究という性格を持つものであり、
単なる教育実習反省会以上の重みのある内容を設定して行われる。
<事後指導の内容>(15:30~18:20)
教育実習事後指導の意義、教育実習の体験発表とアンケート調査(3年次生も参加)、3年次生と4
年次生の間での質疑応答、教育実習を参観した教員の評価
【学習到達目標】
この授業では、教育実習前においては、学習指導及び生徒指導の基礎的・基本的知識と技能を再確認
しその不十分な点を補充するとともに教育実習に臨む心構えを確立することをめざす。また、教育実習
終了後には、その経験を反省し学んだことを相互に共有し将来の教職への礎を築くことを目的とする。
【履修上の注意】
教育実習事前指導、教育実習直前指導のいずれかを欠席した人は教育実習に行くことはできません。
また、教育実習事後指導に欠席した人は教育実習の単位が出ませんので注意してください。
【事前準備学習】
教育実習事前指導・直前指導の前までに大学で学んだ教職課程関連科目の内容を復習しておくこと
教育実習事後指導の前までに自分の教育実習で学んだことや反省点をまとめておくこと
【教科書】
『教職課程ハンドブック』 名古屋学院大学教職課程委員会
【参考書】
『教職課程ハンドブックに掲載』
【評価方法】
受講態度、学習意欲を中心として教育実習校の評価等を含めての総合評価
【講義テーマ】
1 回 教育実習事前指導:教育実習事前指導の意義
2 回 教育実習事前指導:教育実習に関する VTR の視聴とその検討(1)・(2)
3 回 教育実習事前指導:特別活動の内容とその指導、生徒指導の進め方
4 回 教育実習事前指導:学習指導案の作成指導、マイクロ・ティーチング、全体指導、諸注意
5 回 教育実習直前指導:全般的心構え、観察・参加・本実習の要点
6 回 教育実習直前指導:学習指導のあり方、本学のキリスト教主義、具体的な注意
7 回 教育実習事後指導:教育実習事後指導の意義、教育実習の体験発表とアンケート調査
8 回 教育実習事後指導:3年次生と4年次生の間での質疑応答、教員の評価
9 回
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回
回
回
回
回
回
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教育実習A//矢澤
他/集春/2 単位/4 年次配当
【講義概要】
教育実習は、学生諸君がこれまで大学で学んできた一般教養、専門教養、教職教養の成果を実習校で
の教育活動に参加することによって、とりわけ実際に教壇に立って授業を行う本実習によって実証研究
することが目的である。将来教員として生きようとする学生諸君にとって、教育実習は、教師の仕事の
難しさや責任の重大さを自覚し、生徒の純粋さや教育のすばらしさを実感し、自分の知識や力量の不足
を痛感するなどの経験を通して新たな研究への関心と意欲を生む貴重な機会となる。
さて、教育実習は観察、参加、本実習に分けられる。観察においては、観察項目は多岐にわたるが、
ただ単に漫然と眺めているのではなく、授業の導入の仕方はどうか、発問の仕方と生徒の反応はどうか、
板書をどう工夫しているかなど、あらかじめ観点を定めて観察する必要がある。参加は、指導教諭の教
育活動に助手的な立場で参加し、指導教諭の教育的意図を推測し生徒に対する教員のかかわり方を内側
から理解することが目的であり、実際に授業をする準備段階としての実践的認識を深めることがねらい
である。本実習は、実際に授業を担当する段階であるが、ここで忘れてならないことは、この授業は実
習生にとっては練習であるという側面もあるかもしれないが、生徒は成長途上のかけがえのない存在だ
という事実である。それ故、教材研究を徹底して行うとともに自己の持つ力量のすべてを出しきって真
剣に取り組むことが重要である。本実習の準備に当たっては、免許教科の授業だけでなく、他教科の実
習生や教員の授業を見ることも大切である。
教育実習は、大学の教室で授業を受けるのとは違い、これまで経験したことのない出来事が待ち受け
ている。それ故、不安と期待が錯綜していることであろう。しかし、真剣に取り組めば取り組むほど得
る内容も大きく精神的財産となるので精一杯がんばってほしい。
ところで、高等学校での教育実習を希望する者は、出身高等学校で教育実習を受け入れてもらうよう
に事前に許可を得なければならない。なお、高等学校免許状取得のための教育実習の単位数は、事前・
事後指導の1単位を含めて3単位であり実習期間は2週間である。
また、多くの県では、教育実習を受け入れるに当たって、原則として実習を行う年度の教員採用試験
を受験することを前提にしている。実習生としての心がまえができていれば、すでに教員になることを
心に決めており、その実現のために教員採用試験に向けて着々と準備をしているはずだ、との考えがあ
るからであろう。
【学習到達目標】
この教育実習の経験を通して、教員の使命とは何か、生徒の個性を理解するとはどのようなことか、
生徒の成長・発達を支援するとはどのようなことか、また自分の教師としての適性の有無はどうかとい
うことなどについて主体的に理解することを目標とする。
【履修上の注意】
教育実習事前・直前指導において詳しく説明する
371
【事前準備学習】
教育実習において自分が担当する単元について事前に十分に勉強をしておくこと
学習指導要領の「総則」、
「担当教科」、
「総合的な学習の時間」、
「特別活動」の箇所を事前によく読ん
でおくこと
また、これらの「学習指導要領解説」についても事前によく読んでおくこと
【参考書】
『『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』およびハンドブックに記載してある参考書』
【評価方法】
教育実習校の成績報告を踏まえて教職課程委員会の議を経て決定する
【講義テーマ】
1 回 観察(学校の教育目標、教職員の組織と職務等々)
2 回 観察(生徒数と学級編成、諸規則等々)
3 回 観察(学級目標、学級経営、生徒の活動の様子等々)
4 回 観察(教師の授業の様子、指導計画の立て方等々)
5 回 観察(クラブ活動・部活動等々)
6 回 観察・参加(学級経営への参加等々)
7 回 観察・参加(授業への参加等々)
8 回 観察・参加(授業への参加等々)
9 回 観察・参加(生徒指導への参加等々)
10 回 観察・参加(部活動、生徒会活動への参加等々)
11 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
12 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
13 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
14 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
15 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
教育実習B//矢澤
他/集春/4 単位/4 年次配当
【講義概要】
教育実習Bは、中学校免許状を取得しようとする者あるいは中学校免許状と高等学校免許状をあわせ
て取得しようとする者が選択するかもくである。高等学校免許状のみの取得を希望する者は教育実習A
を選択すること。
教育実習は、学生諸君がこれまで大学で学んできた一般教養、専門教養、教職教養の成果を実習校で
の教育活動に参加することによって、とりわけ実際に教壇に立って授業を行う本実習によって実証研究
することが目的である。将来教員として生きようとする学生諸君にとって、教育実習は、教師の仕事の
難しさや責任の重大さを自覚し、生徒の純粋さに触れ教育のすばらしさを実感し、自分の知識や力量の
不足を痛感するという経験を通して新たな研究への関心と意欲を生む貴重な機会となるであろう。
さて、教育実習は観察、参加、本実習に分けられる。観察においては、観察項目は多岐にわたるが、
ただ漫然と眺めているのではなく、授業の導入の仕方はどうか、発問の仕方と生徒の反応はどうか、板
372
書をどう工夫しているかなど、あらかじめ観点を定めて観察することが大切である。参加は、指導教諭
の教育活動に助手的な立場で参加し、指導教諭の教育的意図を推測し生徒に対する教員のかかわり方を
内側から理解することが目的であり、実際に授業をする準備段階としての実践的認識を深めることがね
らいである。本実習は、実際に授業を担当することであるが、ここで忘れてならないことは、授業を受
ける生徒は成長途上のかけがえのない存在であるという事実である。それ故、教材研究を徹底して行う
とともに1時間の授業の一こま一こまをゆるがせにせず、自己の持つ力量のすべてを出しきって真剣に
取り組むことが重要である。本実習の準備に当たっては、免許教科の授業だけでなく、できるだけ多く
の教員の授業を見ることも大切である。
教育実習は、大学の教室で授業を受けるのとは違い、これまでに経験したことのない出来事が待ち受
けている。それ故、不安と期待が錯綜していることであろう。しかし、真剣に取り組めば取り組むほど
得る内容も大きく精神的財産となることは間違いないので精一杯がんばってほしい。
なお、中学校免許状取得のための教育実習の単位数は、事前・事後指導の1単位を含めて5単位であ
り実習期間は3週間ないし4週間である。
また、多くの県では、教育実習を受け入れるに当たって、原則として実習を行う年度の教員採用試験
を受験することを前提としている。教育実習に真剣に取り組むという心がまえができていれば、すでに
教員になることを心に決めており、その実現のために教員採用試験に向けて着々と準備をしているはず
だ、との考えがあるからであろう。
【学習到達目標】
この教育実習の経験を通して、教員の使命とは何か、生徒の個性を理解するとはどのようなことか、
生徒の成長・発達を支援するとはどのようなことか、また自分の教師としての適性の有無はどうかとい
うことなどについて主体的に理解することを目標とする。
【履修上の注意】
教育実習事前、直前指導において詳しく説明する
【事前準備学習】
教育実習において自分が担当する単元について事前に十分に勉強をしておくこと
学習指導要領の「総則」、
「担当教科」、
「総合的な学習の時間」、
「特別活動」及び「道徳」の箇所を事
前によく読んでおくこと
また、これらの「学習指導要領解説」についても事前によく読んでおくこと
【参考書】
『『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』およびハンドブックに記載されている参考書』
【評価方法】
教育実習校の評価を踏まえて教職課程委員会において決定する。
【講義テーマ】
1 回 第 1・2 回:観察(学校の教育目標、教職員の組織と職務等々)
2 回 第 3・4 回:観察(生徒数と学級編成、諸規則等々)
3 回 第 5・6 回:観察(学級目標、学級経営、生徒の活動の様子等々)
4 回 第 7・8 回:観察(教師の授業の様子、指導計画の立て方等々)
5 回 第 9・10 回:観察(クラブ活動・部活動等々)
6 回 第 11・12 回:観察・参加(学級経営への参加等々)
373
7 回 第 13・14 回:観察・参加(授業への参加等々)
8 回 第 15・16 回:観察・参加(授業への参加等々)
9 回 第 17・18 回:観察・参加(生徒指導への参加等々)
10 回 第 19・20 回:観察・参加(部活動、生徒会活動への参加等々)
11 回 第 21・22 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
12 回 第 23・24 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
13 回 第 25・26 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
14 回 第 27・28 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
15 回 第 29・30 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
運動生理学概論//山本
親/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
スポーツ生理・生化学は、ヒトが運動を行った際の生体の反応や機能および適応能力について系統的
に究明し、その法則性を学習するものである。具体的には、筋の組成や代謝、呼吸・循環系、神経系等
がどのように関わり、運動時に身体が機能しているか、さらにそれぞれの組織が短期的・長期的にどの
ように適応しているか、そのメカニズムを科学的に理解することを通してヒトのパフォーマンスやトレ
ーニング効果を考える。
【学習到達目標】
運動時における、骨格、筋、循環、呼吸、神経系等の関わり合い、そして、それぞれの組織の変化
と適応の基本的なメカニズムについて安静時とどのように違うかを科学的に理解する。
【履修上の注意】
出席は70%以上を必須とします。
【事前準備学習】
前回の授業の復習、特にキーワードおよび授業のポイントについて理解しておくこと。
【参考書】
『ランナーのエネルギーと持久力』 佐藤祐造
監訳 杏林出版 1990
【評価方法】
本試験80%、レポート+小テスト・レポート20%
【講義テーマ】
1 回 筋の構造と機能
2 回 筋のタイプと特性
3 回 運動時の心臓・循環系の変化
4 回 最大酸素摂取量VO2max
5 回 運動強度と酸素摂取量
6 回 運動時のエネルギー代謝(糖質)
7 回 運動時のエネルギー代謝(脂質・たんぱく質)
374
8 回 運動時のエネルギー代謝(乳酸)
9 回 マラソンにおけるエネルギー代謝
10 回 運動時におけるホルモンの動態
11 回 糖尿病と運動
12 回 運動時における神経系の働き
13 回 異常環境におけるスポーツ(低酸素環境)
14 回 高温環境における運動と熱中症
15 回 宇宙環境における生体・試験
社会教育論//松本
浩司/春A・秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本科目は、教職課程科目における「教科又は教職に関する科目」です。本科目では、文献やフィールド
ワークを通して、学校外で行われる多様な教育・学習の姿を知り、学校教育における教育・学習の在り
方を見つめ直すことを目指します。
「見渡すとこの世には学びが満ち溢れている」―この言葉がこの科
目のキャッチフレーズです。(ちなみに、この言葉は、映画「ラブ・アクチュアリー」の「見渡すとこ
の世には愛が満ち溢れている」のオマージュです。人が関わり合うところに、愛と同じくらい、学びが
生まれるということを伝えたいのです。)
授業においては、主体的な調べ学習や、個人およびグループのワークを積極的に行います。また、授
業外の課題としても、主体的な調べ学習を課すことがあります。従って、受講生は、インターネットを
用いた図書館の蔵書検索や資料収集ができる必要があります。これらの技能に不安のある人は、この授
業を履修する前に、関係する授業や図書館などが行う各種のガイダンスに参加することを強く勧めます。
なお、フィールドワークを行う場所については、原則として受講生各自が見つけてくる必要がありま
す。担当教員は斡旋しません。
【学習到達目標】
1.社会教育および生涯学習の概念と理論を理解する。
2.社会教育および生涯学習のさまざまな姿を理解する。
3.フィールドワークを通して、社会教育および生涯学習の実際を理解する。
4.以上を踏まえて、学校教育における教育・学習の在り方を相対化して見つめ直すことができる。
【履修上の注意】
1.授業は、教科書に沿って進めます。受講生は、あらかじめ指定された教科書の該当部分を予習した
うえで、事前に配付される「予習ワーク」に取り組んで、授業に臨んでください。ここで言う「予習」
とは、
(1)分からない言葉にマークし、その意味を辞書・辞典で調べる、
(2)筆者の主張として大事
だと思う箇所に線を引く、(3)よくわからない箇所にマークし、その疑問を書き入れる、ことです。
2.受講に際し、「ポートフォリオ」に使用するA4タテ版2穴フラットファイル(色は自由)を1冊
購入し、持参してください。また、ポートフォリオに綴じられるように、ノートはA4版のルーズリー
フを推奨します。ポートフォリオは、毎回持参してください。このことについては、第1回目の授業で
詳しく説明します。
3.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任におい
て行ってください。授業担当者は一切関知しません。
375
4.この授業のポリシーは学生が主体的に学習することです。したがって、わからないことは、まず自
分で考え、続いて自分で調べ、さらにチームメンバー・クラスメイトと相談して、それでもわからない
ことは、グループワーク中の教員巡回時(離席して教員を呼んでも構わない)や授業後に担当教員へ質
問してください。わからないことをあいまいのままにしておかないでください。また、学生が主体の授
業ですから、教員が講義する時間は限られています。それで物足りない学生については、授業後に聴き
に来てください。時間の許す限り答えます。
5.授業を妨害する行為(特に教員やクラスメイトを侮辱・中傷する行為)は認めません。単位不認定
など、厳正な処置を講じます。
6.学校教員の専門性は、日々の実践に対する内省と絶え間ない学習によって培われるものです。その
ような態度について、本科目において明示的に評価することはしませんが、授業での学習における様々
な局面で求められることになりますし、成績にも反映されるものと考えています。
【事前準備学習】
履修上の注意1を参照。
【教科書】
『生涯学習論―大人のための教育入門』 久田邦明 現代書館 2010
【参考書】
『生涯学習の基礎』 倉内史郎・鈴木眞理編 学文社 1998
『レポートの組み立て方(ちくま学芸文庫)』 木下是雄 筑摩書房 1994
その他は、必要に応じて、授業中に適宜紹介します。
【評価方法】
論述式の筆記試験(100%)によります。なお、フィールドワークの報告書を提出した者に限り、筆
記試験の受験資格を与えます。他者によるノート・メモ(複写含む)を除いて、持ち込みを許可します。
なお、試験問題は、第 1 回目の授業で発表されます。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 生涯学習から見た学校教育の特質(pp.5-26)
3 回 「生涯学習」概念の意義(pp.26-38)
4 回 生涯学習と学校教育の違い(pp.38-52)
5 回 若者の居場所づくり(pp.53-75)
6 回 通過儀礼の意義(pp.75-98)
7 回 若者の就労支援(pp.99-117)
8 回 地域社会に子どもの居場所をつくる(pp.118-128)、「世間話」の力(pp.129-140)
9 回 子どものための防犯活動から見る大人の役割(pp.141-149)、子どもが地域での体験学習を行う意
義
10 回 子ども会の社会的役割(pp.158-165)、高齢者が活躍する地域社会(pp.165-175)
11 回 「コミュニケーションとしての教育」の創造―教科書の確認―(pp.176-248)
12 回 「コミュニケーションとしての教育」の創造―社会教育のビジョンを創る―
13 回 「コミュニケーションとしての教育」の創造―ビジョンを批評し合う―
14 回 フィールドワーク
15 回 まとめ・試験
376
実践福祉論//手嶋
雅史/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
新学習指導要領では、総合的な学習の時間をはじめ、各教科・領域において福祉に関する内容が重視さ
れている。また、文部科学省調査で LD・ADHD・高機能自閉症により学習や生活について特別な支援
が必要な児童生徒は約6%程度通常の学級に在籍し、さらに特殊教育・特別支援教育が必要な児童生徒
は全体の約8.5~9.5%と推計している。そうした背景のもと障害者基本法改正において発達障害
や難病が障害に含まれることとなった。これからの教員志望者にとって、「健常児生徒への福祉教育」
だけでなく「特別支援児生徒への福祉支援」についても基礎的な理解は不可欠といえる。実践福祉論で
は、学生自身が福祉の課題を身近な問題としてとらえなおし、実際に自分はどのような役割を果たせる
かを考える事をテーマとする。
講義は「介護等体験」に必要な視点や基本理念、概念、制度、政策、サービス内容などを概観し、障害
者権利条約等の時代を背景に、高齢者・児・障害者をめぐる環境(家族・地域・教育・労働・保健・医
療・住宅など)の現状を明らかにしていく。主としてパワーポイントを利用した講義と演習・小グルー
プでのディスカッションなど学生が体験や共感を通じて学ぶことができるように構成する。
【学習到達目標】
初級レベル(障害・介護ヘルパー3級レベルの知識)の福祉用語の理解をもって障害児(者)・老人福
祉分野に関する入門書ならびに新聞雑誌の関連記事の趣旨が理解できる水準に到達すること
【履修上の注意】
教員免許取得希望者は介護等体験に出かける前にこの授業を履修する必要がある。
準備学習:各自の課題やテーマを予め整理しておくこと。授業後は気付きをキーワードとして書き出し
ておくこと。
【事前準備学習】
教職を履修するにあたり、介護等体験の意味やねらいを整理しておくこと。
【教科書】
指定しません
【参考書】
指定しません
【評価方法】
試験70%(テスト持ち込みはコピー禁止)
平常点30%
【講義テーマ】
1 回 実践福祉論を学ぶにあたって
実践福祉論受講のガイダンス
2 回 基本的視点の整理
福祉の概念を理解するのに必要な視点について学ぶ
3 回 ノーマライゼーションの理念
4 回 福祉の史的展開 世紀転換期の動向と課題を含めて
377
5 回 日本の福祉基礎構造改革
介護保険・自立支援法を中心に
等
6 回 福祉需要の把握方法とその具体的内容
7 回 障害者の抱える問題
8 回 高齢社会の抱える問題
9 回 児童の福祉課題
10 回 障害者福祉の役割と意義 スウェーデンの脱施設化から
11 回 障害者の生活支援サービス 雇用・就労におけるジョブコーチ制度に学ぶ住宅生活環境への対応
を中心に 等
12 回 現代社会の福祉問題
社会実態を過去数年の関連記事から読み取る
13 回 ボランティアを通じて ヘンリーランドワースに学ぶ
14 回 福祉実践演習
障害者からの相談(ロールプレイにて体験)
15 回 まとめ及び試験
教育問題特別研究//矢澤
他/集秋/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
教育に関わる問題は、教員をめざす学生のみならずすべての人々にとっていつの時代においても多く
の関心を集めてきた。なぜならば、教育は次の世代の人間を育てる人類に共通の普遍的な活動であるか
らである。しかし教育は他方において、我々の社会生活に深く関わる分野であるから社会情勢の影響を
常に受けるばかりでなく社会の要請に対応していかなくてはならないという側面もある。教育は、人間
を育てる活動であると同時に次の社会、ひいては未来永劫に続くであろう世界を創る営みであるのだが
こうした教育には固有の問題が存在し、我々は現在に至るまでその解決に不断の努力を継続してきた。
今日、子供たちを取り巻く社会環境は大きく変化しつつある、我々はすでに大人になってしまってい
るので、二度とそのような環境で育つことは無く、子供たちが現在どのように考え、そのことが将来の
我々の社会にどのような影響をもたらすのか知ることは難しい。しかしそれでもなお、特に教員を目指
す学生はそれらの変化に目を向け、あるべき教育活動はどのようなものであるのかを考えていかなくて
はならない。
この授業では、教育に関わる問題を取り上げ、その根底にある教育の基本的な事項を解説していく。
このことによって、併せて各都道府県、政令指定都市の教員採用試験の準備を行う。特に、教員採用試
験の仕組みや合格への道筋も解説し、これから教員試験に臨む学生に有益な情報を提供したい。また、
教育に関するニュースなど、さまざまな問題について随時取り上げて、その背景を説明していく。
【学習到達目標】
教育に関わる普遍的問題や時事的問題を取り上げ、その根底にある教育の基本的な原理や原則及び知
識事項についての理解を深める。併せて教員採用試験のための基礎的知識について習得する。
【履修上の注意】
教員を目指す学生はぜひ受講してほしい
【事前準備学習】
事前に指示された事柄については必ずやっておくようにしてください
378
【教科書】
『プリント教材他』
最初の授業時に指示する
【参考書】
最初の授業時に指示する
【評価方法】
テスト(70%)と平常点(30%)により評価する。出席が8割に満たない者は失格とする。15分以上の遅
刻は認めない。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、教育原理・教育史(1)教育の目的・思想、学習指導、西洋教育史(古代
~近世)
2 回 教育原理・教育史(2)人権・同和教育、生徒指導、西洋教育史(近代~現代)
3 回 教育原理・教育史(3)生涯学習、学校・学級経営、日本教育史(古代~近世)
4 回 教育原理・教育史(4)特別活動、道徳教育、日本教育史(近代~現代)
5 回 一般教養(1)人文科学分野
6 回 一般教養(2)社会科学分野
7 回 一般教養(3)自然科学分野
8 回 一般教養(4)時事問題他
9 回 教育心理(1)発達と教育の基礎
10 回 教育心理(2)教授学習過程、学級集団
11 回 教育心理(3)障害児の心理と教育相談
12 回 教育法規・教育時事(1)教育基本法、学校教育法
13 回 教育法規・教育時事(2)教育職員免許法、教育公務員特例法
14 回 教育法規・教育時事(3)中央教育審議会答申等
15 回 教育法規・教育時事(4)学習指導要領、授業総括
商業科教育法//羽田
洋司/集春/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目では,高等学校教諭免許状(商業)を取得し,将来,商業科の教員をめざす人を対象に,高等
学校における商業教育の意義と在り方について理解を深めるとともに,教科の指導法について研究しま
す。
進め方としては,学習指導要領総則及び学習指導要領の商業に関する重要な事柄について講義を行い
ます。評価を含めた学習指導案の作成については講義を行った後,繰り返し実習を行います。さらに,
その学習指導案に則った模擬授業を行うなかで,より良い授業の展開方法について身に付けてもらいま
す。
これらを通して実際の教育現場をイメージし,高等学校教員としての自覚と責任をもつことを望みま
す。
379
【学習到達目標】
(1)学習指導要領における教科の目標と各科目の内容を理解するとともに,教育現場の課題や問題点
を意識しながら,高等学校における望ましい商業教育の在り方について,主体的に考える力を身に付け
る。
(2)学習指導案と授業で使用する教材等の作成方法について習得するとともに,50分の授業展開が
できるようにする。
【履修上の注意】
(1)特別な理由がない限り、30コマすべての出席を前提に単位の認定を行います。
(2)毎時間ノートパソコンを使用するので持参してください。
【事前準備学習】
(1)高等学校レベルの「簿記」と「情報処理」については,履修前に十分理解しておいてください。
【教科書】
『高等学校学習指導要領』 文部科学省 文部科学省 平成21年3月告示版
インターネットで文部科学省のサイトにアクセスして、教科「商業」のページを印刷してもかまいませ
ん。
【評価方法】
試験 30%、平常点 70%
※平常点の評価は,研究意欲,模擬授業テスト,課題提出状況等から総合的に行います。
【講義テーマ】
1 回 新学習指導要領の理念と総則の内容
2 回 新学習指導要領における教科の目標と組織(旧学習指導要領との比較を含めて)
3 回 新学習指導要領における各科目の目標と指導内容
4 回 わが国の商業教育の歩み ~学習指導要領商業の変遷を通して~
5 回 年間指導計画の作成① (年間指導計画作成の留意点と記載内容,評価規準)】
6 回 年間指導計画の作成② (科目の到達目標に向けての具体的な取組みの作成)
7 回 年間指導計画の作成③ (月別年間授業計画の作成)
8 回 年間指導計画の作成④ (学生による発表と全体討議)
9 回 学習指導案の作成① (学習指導案作成の留意点と記載内容)
10 回 学習指導案の作成② (学習指導と観点別評価)
11 回 指導単元の研究
12 回 学習指導案の作成③ (作成を中心に)
13 回 学習指導案の作成④ (修正を中心に)
14 回 展開部の授業研究(20 分)と授業観察① (簿記会計:前半)
15 回 展開部の授業研究(20 分)と授業観察② (簿記会計:後半)
380
職業指導//伊藤
彰茂/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は、教員養成のための授業である。しかし本講義では、受講生に自らの「キャリア」について
考える機会を多く提供する。
「職業指導(進路指導)」は、当然のことであるが職業に就くための指導方
法といったノウハウを学ぶためのものではない。「人生」という長い時間軸上にあって「学校から社会
への移行」の最初の段階を扱うために学ぶものである。それは正しく受講生自身の「キャリア」を扱う
ことに他ならない。したがって、取り上げる理論や情報を習得するだけでなく、自らのキャリアに重ね
合わせ新たなキャリア形成の一助としてもらいたい授業は、つぎの2つの視点から「職業」について考
える。ひとつは、心理学的なアプローチであり、いまひとつは社会学的なアプローチである。
社会学的なアプローチでは、歴史や時代背景などといった要素を取り入れ「キャリアの社会学」とでも
いうような内容としたい。また、心理学的」なアプローチでは、理論やスキルだけではく、グループワ
ークを通じた客観的な自己理解や多様なものの見方に触れることを積極手に進めていきたい。したがっ
て、受講生の積極的な授業への参加を強く望む。
【学習到達目標】
「職業指導(進路指導)
」には、
「キャリア・カウンセリング」と「キャリア・ガイダンス」という大き
な 2 つの柱がある。「キャリア・カウンセリング」の理論では、カウンセリングによるアプローチの手
段と方法を学び、「キャリア・ガイダンス」では、職業社会に関する幅広い情報とそれぞれの繋がりに
ついての理解を深めることを目標とする。
【履修上の注意】
講義形式の授業だけでなく、グループワーク学習も取り入れた授業であることから、事前の課題等につ
いては必ず準備しておくこと。
【教科書】
『キャリア・カウンセリング
ハンドブック』 日本キャリア教育学会編 中部教育文化会 2002
【参考書】
『職業の倫理』 尾高邦夫 中央公論社 1970
『日本の職業教育』 寺田盛紀 晃洋書房 2009
【評価方法】
①課題レポート 2 回;15 点×2 回=30 点
①+②+③の合計で 60 点以上が合格
②平常点;10 点
③定期試験;60 点
【講義テーマ】
1 回 「キャリア」とは何か
2 回 キャリア・カウンセリングの理論(発達的観点を持った理論)①(Super)
3 回 〃(発達的観点を持った理論)②(Schlossber,Hansen,Krumboltz)
4 回 キャリア・カウンセリングの理論(アセスメントツールの活用)
5 回 キャリア・カウンセリングの理論(マッチングの観点を持った理論)③
6 回 キャリア・カウンセリングの理論(組織重視の理論)④
7 回 キャリア・カウンセリングの技法 (キャリア・カウンセリングの重要性 )
8 回 キャリア支援に必要なコミュニケーションスキル(グループ演習)
381
9 回 キャリア支援に必要なカウンセリングスキル(グループ演習)
10 回 近代産業社会と教育
11 回 近代産業社会と労働
12 回 学校から職業社会への移行(日本)
13 回 学校から職業社会への移行(欧米)
14 回 「職業教育」と「キャリア教育」
15 回 授業総括および試験
情報科教育法//伊藤
昭浩/通年/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
高校「情報」の免許状を取得するために必須の内容です。この授業の内容は、いわゆる情報リテラシー
のための授業ではありません。将来、実際に教壇に立って、生徒にわかりやすい授業をするために必要
な知識と技術を学ぶための内容です。
情報の授業は社会学的な分野と工学的(数学的)内容のものがミックスされて構成されています。
たとえば、商学部の皆さんにはなじみのあるマーケティングなどの分野でどのように情報機器や情報シ
ステムが利用されているのか、その仕組みを理解し、生徒の前で教える準備をします。
また、微分や積分、総計学、確率論といった数学的な内容を、コンピュータを使っていかに近似するの
かなど、コンピュータの仕組みを理解し、わかりやすく教えるための練習もします。
毎回、必ず出席し、毎回課題もこなし、完全に理解できるようにしてください。
【学習到達目標】
教育実習で、自信を持って授業できるような、授業構成に関する知識をつける。
【履修上の注意】
積極的に勉強しなければ、単位の取得は難しいと思われます。数学など苦手な人も多いと思いますが、
将来教えるためには必要な知識ばかりですので、この機会に、一生懸命がんばって勉強してください。
苦手であったり、初めて勉強する内容であっても、努力することで、知識を取得することが出来ます。
模擬授業を何度も行ってもらいます。多くの人の前で、正確な知識をわかりやすく教える練習です。こ
の模擬授業を必ず行わなければなりません。
また、真面目に勉強するのと同時に、教室は明るく楽しい雰囲気でなければなりません。模擬授業では
こういった雰囲気作りも意識して参加してください。
【事前準備学習】
毎回の模擬講義のために指導案、授業内容、資料等を十分に作り込んでくること。
【教科書】
『後日指定』
【評価方法】
課題、小テスト、模擬授業、期末試験を総合的に判断します。
382
【講義テーマ】
1 回 情報科教育法を学ぶ目的と内容
2 回 共通教科「情報」の科目編成
3 回 社会と情報の目標と内容
4 回 情報の科学の目標と内容
5 回 学習指導ガイダンス
6 回 学習指導計画・学習指導案の作成
7 回 学習指導計画・学習指導案の評価
8 回 課題選択の観点、教材化の工夫
9 回 問題解決の方法、進め方、留意点
10 回 模擬授業ガイダンス
11 回 普通教科における授業研究(A チームによる模擬授業)
12 回 普通教科における授業研究(B チームによる模擬授業)
13 回 普通教科における授業研究(C チームによる模擬授業)
14 回 普通教科における授業研究(反省会、まとめ)
15 回 まとめ
16 回 専門教科「情報」学習指導要領
17 回 各科目の目標と内容:情報産業と社会
18 回 各科目の目標と内容:情報の表現と管理
19 回 各科目の目標と内容:情報と問題解決
20 回 各科目の目標と内容:情報テクノロジー
21 回 各科目の目標と内容:アルゴリズムとプログラム
22 回 各科目の目標と内容:ネットワークシステム
23 回 各科目の目標と内容:データベース
24 回 各科目の目標と内容:情報メディア
25 回 各科目の目標と内容:表現メディアの編集と表現
26 回 専門教科における授業研究(A チームによる模擬授業)
27 回 専門教科における授業研究(B チームによる模擬授業)
28 回 専門教科における授業研究(C チームによる模擬授業)
29 回 専門教科における授業研究(反省会、まとめ)
30 回 まとめ
データベース概論//松永
公廣/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年次の「情報処理入門」の授業ではパソコンでの処理手を中心としたメディアリテラシー修得が目
的であったが、ここでは実際のデータがどのようにコンピュータで処理され、利用されているかを理解
することを目的としている。具体的には、データベースに関連する処理が種々の問題へどのように利用
されるかを考える。
(1)データ検索
表計算ソフトでのデータ処理の復習を行い、具体的なデータ検索問題にどのように応用できるかを考
える。
(2)情報の蓄積
383
データを組織的に蓄積しておくことにより、種々の手順でデータを取り扱いやすくすることができる。
このように組織的にデータが蓄積されたものをデータベースといっている。データベースがどのような
もので、どのように作成されるかに関する説明をする。
(3)蓄積情報の利用
実際に種々のデータを対象とし、リレーショナル型データベースの設計を行う。
【学習到達目標】
授業の目標は、データベースとはどのようなものであり、どのように利用されるものかについて理解で
きるようにすることである。
【履修上の注意】
授業では毎回にパソコンを利用する。各自のノートパソコンを使用する場合は持参すること。演習が中
心となるので欠席しないこと。欠席した場合には配布資料を参考にして自習して追いついておくことが
望ましい。
【事前準備学習】
先週まで授業内容を復習しておくこと。
【教科書】
毎時間資料を配布する。
【評価方法】
平常点(知識理解小テスト、課題など)と期末試験で総合評価する。
【講義テーマ】
1 回 表計算によるデータ処理
2 回 データベースとは
3 回 データベースソフト
4 回 データベースソフトの利用
5 回 データベースシステム
6 回 データモデル
7 回 復習テスト
8 回 データベースの設計
9 回 データ入力
10 回 データ検索
11 回 データベースと SQL
12 回 データベースソフトでの SQL
13 回 SQL の文法
14 回 SQL の利用
15 回 まとめ及び試験
384
オペレーションズリサーチ//程
鵬/春A・秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
オペレーションズ・リサーチ(OR: Operations Research)は運営研究とも呼ぶことがあるが、「筋
のとおった方法」を用いて問題を解決するための「問題解決学」と解釈される。ここでの問題とは「何
か困っている」ことを指す。OR は問題の分野を選ばないという横糸的性格を持っているため、大手企
業でも中小企業でも、商店でも農家でも、金融でも行政でも、生産工場でもサービス業でも、様々な分
野で OR 手法による問題解決を行なっている。よって、多種多様な仕事現場に現れる様々な問題を上手
くて効率よく解決するためには OR の知識を習得する必要がある。
この講義では、これまでによく知られている有効な OR 手法を幾つか選んで論ずる。つまり、実社会
によく現れている典型的な経営問題を解くための OR 手法(例えば、線形計画法、動的計画法(最適性
原理)、日程管理計画法、意思決定理論など)を解説することにより実践的な OR 手法を学ぶ。
これらの OR 手法を理解するには数学知識が要求されるため、文系の学生に難しいと言われている。
これを解消するために授業で解説したすべての OR 手法において、具体的な実践課題を提示し、OR 手
法によってその問題を解決するための実習(すなわち、Excel VBA マクロによるシミュレーション)
を行うことにより OR 手法の正当性とか有効性などへの理解を深める。この講義はパソコンによる実習
形式の授業になる。講義の目標の一つとしては計算機による実社会問題の解決能力を身につけることで
ある。
【学習到達目標】
◆実社会問題を解決するための OR 手法を習得すること
◆MS-Excel による OR 手法の実現方法をマスターすること
【履修上の注意】
パソコンを使っていろいろなシミュレーションを行なうため、パソコンを必ず持参すること。(少なく
とも USB メモリを持参すること)
Windows、MS-Excel などがある程度使いこなせるスキルが要求されるため、このスキルを有していな
い学生が各自でそれを補習すること。
【事前準備学習】
パソコンの基本操作や Excel の使い方をマスターしておくこと
【教科書】
『経営情報処理の実践』 梶田ほか 同文舘出版 2012,4
【参考書】
『オペレーションズ・リサーチ-システムマネジメントの科学-』 貝原俊也 オーム社 2004,12
『オペレーションズ・リサーチ』 木下栄蔵 工学図書 1995,6
『問題解決のためのオペレーションズ・リサーチ入門』 高井栄造、真鍋龍太郎 日本評論社 2000,4
その他、OR 分野に関する書籍が数多く出版されている。
【評価方法】
平常点:40%
期末試験:60%
385
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス+OR とは?
2 回 線形計画法Ⅰ(概論)
3 回 線形計画法Ⅱ(応用例の紹介)
4 回 線形計画法Ⅲ(実際問題解決の実習)
5 回 動的計画法(最適性原理)
6 回 数理計画法とは(確認小テストも含む)
7 回 日程管理計画法:PERT 概論
8 回 日程管理計画法:応用例の紹介
9 回 日程管理計画法:実際問題解決の実習
10 回 日程管理計画法に関する総括(確認小テストも含む)
11 回 意思決定法 AHP:概論
12 回 意思決定法 AHP:応用例の紹介
13 回 意思決定法 AHP:実際問題解決の実習
14 回 意思決定法に関する総括(確認小テストも含む)
15 回 講義総括および試験
Webデザイン//程
鵬/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
ICT(Information and Communication Technology)の急速な進歩に伴い多種多様な仕事がインタ
ーネット上で行えるようになりつつある。とりわけネットビジネスにおいて Web デザインの知識と技
能を有する人材が強く求められている。この講義はこのような社会ニーズに応えるために開講されたも
のである。
講義の目的は Web デザインに必要な知識と技能を習得することである。詳解した知識(すなわち、
原理、仕組みなど)と技法への理解を深めるために講義形式としては授業でパソコンを用いた実習形式
が導入される。具体的にいうと Web デザインによく現れる様々な実践課題(各週テーマ参照)を精選
してその解決方法を示しながらその意味などを詳解するという方式で授業を進むのである。このような
実習形式を選ぶ主な理由としては Web デザインの諸課題を実践的に解決することを通して Web デザイ
ン関連の知識と技能をより確実に身につけることは可能だと考えられるからである。
なお、講義の内容がパソコンの基本操作(たとえば、ファイルの作成・管理などに関する Windows
OS 操作)をマスターしたことを前提として構成されている。よって、受講生への受講要件としてはパ
ソコンの基本操作ができるようにすることである。
【学習到達目標】
◇Web デザインに関する知識とスキルを活用できること
◇独自で Web ページの基本デザインが可能であること
【履修上の注意】
◆パソコンの基本操作がマスターできたことを前提として設定した内容なので、受講生が各自で文字入
力など基本操作をマスターしておくこと
◆パソコンを使うという実習形式の授業であるため、パソコン(または、USB メモリ)を持参するこ
と
386
【事前準備学習】
パソコンの基本操作をマスタしておくこと。
【教科書】
必要時に講義中指示
【参考書】
必要時に講義中指示
【評価方法】
平常点数:50%
期末定期試験:50%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、Web デザインとは
2 回 Web デザインにおける基礎知識
3 回 基本作成Ⅰ(Web ページ作成の基本手順)
4 回 基本作成Ⅱ(Web ページの基本編集、カラーコード)
5 回 基本作成Ⅲ(Web ページのリンク設定)
6 回 基本作成Ⅳ(Web ページのマルチメディア活用)
7 回 基本作成Ⅴ(Web ページの表作、レイアウト)
8 回 基本作成Ⅵ(Web ページの公開・その他)
9 回 Web ページ基本作成に関する課題提出と確認テスト
10 回 高度な Web ページ作成Ⅰ:基本仕組みの解説
11 回 高度な Web ページ作成Ⅱ:実践課題の説明
12 回 高度な Web ページ作成Ⅲ:実践課題の作成
13 回 高度な Web ページ作成Ⅳ:実践課題の完成
14 回 動的な Web ページ作成の紹介
15 回 講義総括および試験
情報技術者演習1//伊藤
昭浩/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、職業人が共通に備えておくべき情報通信技術に関する基礎的知識をはじめとして、担当業務
に対して情報活用していく態度や、通信技術分野に関する業務の理解を深めていくことを目標とする。
具体的には、コンピュータシステム、システムの開発と運用、セキュリティと標準化、情報化と経営と
いった ICT 社会で重要視される幅広い知識・技能習得を目的とする。授業の進行に際しては、情報系資
格に対応した設問を中心に、小テスト及びその解説を踏まえながら講義をすすめる。
【学習到達目標】
国家試験である「IT パスポート(情報処理技術者試験センター)」の合格水準に達する程度まで情報通
信技術の知識・理解を深めていく。
387
【履修上の注意】
本講義は資格試験に対応した演習形式で進めるため、積極的な予習復習が求められる。また原則として
遅刻欠席は認めず、真面目な受講態度が求められる。上記に反した場合には、直ちに「失格」扱いとな
るので注意されたい。
なお、本講義を修めた後に「情報技術者演習2」の受講が可能となる(有資格者は除く)。
【事前準備学習】
講義ごとに告知される次回テーマ(および範囲)について、必ず参考書およびインターネットを用いて
事前学習した上で講義に臨むこと。
【教科書】
講義時に資料を配布する
【評価方法】
試験 60% 小テスト 40%
【講義テーマ】
1 回 ハードウェア
2 回 基本ソフトウェア
3 回 システムの構成と方式
4 回 システム応用
5 回 システム開発
6 回 システムの運用と保守
7 回 セキュリティ
8 回 標準化
9 回 情報戦略
10 回 企業会計
11 回 経営工学
12 回 情報システムの活用
13 回 関連法規
14 回 期末試験及びまとめ
15 回 期末試験及びまとめ
情報技術者演習1//山口
翔/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
近年のコンピュータ技術やネットワーク技術の進歩はめざましく,IT(Information Technology;情報
技術) として広く認知されている。コンピュータは様々な分野で利用され,必要不可欠な道具となって
きた。
コンピュータを用いた情報技術に関する知識は企業の活動にも欠かすことはできない。これら技術知識
はシステムアドミニストレータ(計算機管理者)のみならず,コンピュータを利用するエンドユーザに
も必要とされている。
388
この講義では情報技術に関する基礎的な知識,職業人に求められる情報技術に関する基礎的な知識を獲
得する。中でも広い知識を必要とするコンピュータ技術をターゲットとし,テクノロジ系に関する話題
を中心に講義を進める。
【学習到達目標】
情報技術に関する基礎的な用語・概念などの知識,及び論理的な思考力を身につける。
IT パスポート試験の取り扱い範囲のうち、テクノロジ系の習得を目指す。
【履修上の注意】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【評価方法】
平常点 100%(授業態度 70%、課題 30%)
【講義テーマ】
1 回 コンピュータの構成
2 回 インターフェイス
3 回 オペレーティングシステム
4 回 マークアップ言語
5 回 データファイルと情報圧縮
6 回 マルチメディア
7 回 計算機システム構成
8 回 データベース(1) データベースと応用
9 回 データベース(2) データベースのアクセス
10 回 ネットワーク
11 回 TCP/IP
12 回 インターネットプロトコル
13 回 暗号化
14 回 セキュリティとウィルス
15 回 まとめ及び試験
マルチメディア表現1//伊藤
昭浩/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義ではマルチメディアデータを対象とした表現と処理の方法についての基礎を学習する。特に静止
画データや動画データの処理を対象として,データの処理,表示,技術についての知識を学ぶ。
まず,それぞれのデータをどのように生成し,処理,編集してディスプレイ上に表示させるかについ
て,利用目的に合わせた各アプリケーションソフトを使いながら,種々の例を利用して説明する。これ
らにより具体的な課題についての実習を行い,静止画データ,動画データをどのように利用できるかに
ついて理解できるようにする。
389
【学習到達目標】
講義の到達目標として,マルチメディアデータをネット上のビジネス利用にどのように役立てればよい
か,ビジネス利用のためのマルチメディアデータ作成をどのようにすればよいかの基礎的理解をできる
ようになることとする。
【履修上の注意】
実習形式の講義のため、遅刻・欠席は認めない。
【事前準備学習】
各アプリケーションの基本的な操作方法をインターネットや関連書籍で事前準備学習しておくことが
望ましい。
またマルチメディア表現と処理の方法についての PC 実習をおこなうため、事前準備として各自、素材
(静止画、動画など)を用意してもらう。
【教科書】
講義時に資料を配布する
【評価方法】
課題評価点 70%
平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 各メディア装置の利用と著作権
2 回 画像処理ソフトの基本使用方法
3 回 静止画データの加工1(色彩表現、フィルタリング、マッピング)
4 回 静止画データの加工2(輪郭の処理、画像圧縮)
5 回 静止画データの利用(DTP)
6 回 動画・ストリーミング技術の基礎
7 回 動画データの加工1(撮影)
8 回 動画データの加工2(映像・音楽素材の利用)
9 回 動画の編集と加工3(動画の編集と加工処理)
10 回 動画データの利用(web)
11 回 メディア統合ソフトの加工1(オブジェクトの選択と編集・変形)
12 回 メディア統合ソフトの加工2(アニメーションの作成)
13 回 メディア統合ソフトの加工3(ActionScript)
14 回 メディア統合ソフトの利用(web)
15 回 まとめ
経営情報システム論//松永
公廣/通年/4 単位/3 年次配当
【講義概要】
経営情報システムは、企業目的を達成するためコンピュータやネットワークなど情報機器や情報技術を
用いて企業経営の効率化や合理化や意思決定を支援するシステムと考えられている。しかし、経営情報
390
システムの支援の対象が組織だけでなく個人にまでおよび、また企業の性格や目的も同じとは限らない
ため、経営情報システム論としての統一的な方法論を明確にすることができていない。
経営情報システムは、企業や組織における業務や管理活動を効果的に遂行するための手段であるが、た
とえパソコンしか使わなくても業務や管理活動がしっかりできる仕組みができているなら、それは優れ
た経営システムがあると考えることができる。このように経営情報システムは多様な形態をとってきた
が、近年その方向性に変化が見える。
従来から経営学が追求してきたのは組織や経営に関することであり、情報技術の活用によって経営学も
経営情報システムとともに発展しているといっても差し支えないだろう。
本講義は、まず情報社会の概況からはじめさまざまの興味を引く企業活動の話題につい講義する。
また講義内容の理解を進めるためにコンピュータと通信技術について講義する。具体的には、ハードウ
ェア、ソフトウェア、データベースおよびネットワークインフラに関する基礎的事項を講義する。
ソフトウェアに関しては、ソフトウェアの体系、OS と言語、セキュリティ、データベースでは、リレ
ーショナルデータベース、情報通信インフラでは近年珍しくなくなった光ファイバーを取り上げる。
秋学期は、さらに情報社会の概況からはじめさまざまの興味を引く企業活動の話題につい講義する。
また組織内で利用されてきた経営情報システムの類型化、システム構築技術、新たな情報システムの形
態に触れる。
さらに、現在の経営情報システムの基盤となった、経営情報システム(MIS)、意思決定支援システム(D
SS)、および戦略的情報システム(SIS)の考え方と情報技術とのかかわりについて講義する。次ぎにル
ープウェア、組織変革の情報システム(BPR)、サプライチェーン(SCM)、ナレッジ・マネジメントシ
ステムの役割や概念について講義する。
【学習到達目標】
経営の基礎知識、情報お基礎知識、現代の情報システムのイメージの獲得、企業における情報システム
の役割の理解
【履修上の注意】
本講義で毎週資料を配布します。日常経験している事象を見直し、科目の目標を理解するために授業を
進めていきます。休まずに受講してください。授業中に学習内容確認し深めるために演習(記述式、選
択式)を行います。これによって各自で学習内容の理解度を確認してください。課題も適時課します。
【事前準備学習】
先週の授業内容を見直しておいてください。
【評価方法】
平常点(経営情報に関する知識確認てテス、課題レポートなど)と定期試験の成績
【講義テーマ】
1 回 ネット社会の概況
2 回 ネットビジネスの概況
3 回 映像・テレビ番組のネット配信
4 回 情報技術1(デジタル変換)
5 回 著作権関係
6 回 広告とマーケティング
7 回 流通・小売
8 回 チケット・旅行
391
9 回 パソコン・家電
10 回 自動車
11 回 ネット通販(最近のネット通販の話題)
12 回 情報技術2(コンピュータシステム)
13 回 情報技術3(ハードウエア)
14 回 情報技術4(OS、ソフトウエア)
15 回 講義内容の総括と前期末試験
16 回 金融サービス
17 回 電子決済(流通系)
18 回 電子決済(交通系、独立系)
19 回 情報技術5(認証、暗号化)
20 回 ネット通販(ネット通販の形態と特徴)
21 回 トレーサビリティ
22 回 サイバー攻撃・コンピュータウイルス
23 回 情報漏洩・保護
24 回 電子政府・自治体
25 回 ビジネスモデル
26 回 経営情報システムの類型
27 回 組織変革の情報システム
28 回 経営情報システムの構築
29 回 経営情報システムの展望
30 回 講義内容の総括と後期末試験
経営シミュレーション//三輪
冠奈/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経営に関する問題を中心に、シミュレーションモデルを適用し、分析する手法を学ぶ。経営におけるシ
ミュレーションの活用や、シミュレーションのモデル化および適用方法だけでなく、分析とその応用に
ついても学ぶ。シミュレーションをモデル化するために必要な数理や統計知識についても習得し、実際
にコンピュータを用いてモデルを構築し、実験を行う。その結果分析から、実際の経営に活用する方法
についても習得する。シミュレーションのモデルは、主に Excel の表計算ソフトを用いて、モデルを構
築する。毎回、講義で演習問題のシミュレーションモデルを作成し、提出する。
【学習到達目標】
・経営におけるシミュレーションの適用方法を習得する。
・シミュレーションのモデル化の手法を習得する。
・シミュレーションモデルを構築し、実験および分析方法を習得する。
【履修上の注意】
・毎回、パソコンを用いて実習し、課題を提出します。実習についていけなくなるので、欠席・遅刻を
しないようにしてください。
・Excel の基本的操作ができるようにしておくこと。
392
【事前準備学習】
Excel を利用してしみゅれーしょんモデルを構築するため、基本的操作ができるように復習をしておく
こと。
【教科書】
『経営情報処理の実践』 梶田建夫・程鵬・三輪冠奈 同文舘 2012
【評価方法】
毎回の講義における演習問題の取組みおよび提出と期末試験で評価する。
授業態度(50%)と試験(50%)。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:経営シミュレーションとは?(Excel 基本操作の確認)
2 回 基本データ処理
3 回 需要予測問題
4 回 シミュレーションに必要な統計の基礎知識(乱数と確率分布)
5 回 乱数発生問題
6 回 モデル化とシミュレーション
7 回 待ち行列のシミュレーションの構築
8 回 待ち行列のシミュレーションの実験と分析
9 回 待ち行列のシミュレーションの応用
10 回 在庫管理問題
11 回 在庫管理のシミュレーションの構築
12 回 在庫管理のシミュレーションの応用(新聞売り子問題)
13 回 マルチエージェントシミュレーション
14 回 マルチエージェントシミュレーションの応用
15 回 授業総括及び試験
経営データマイニング//松永
公廣/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経営情報システムは業務の過程で顧客の膨大なデータ、経営環境に関するデータなどを収集・活用して
いる。データマイニング(Data Mining)は、そのような顧客や経営環境の膨大なデータから経営や業
務に関する意思決定をするために有用な情報・知識・知見・仮説・課題などを見つけるプロセス・手法
である。その手法は統計学、パターン認識、人工知能等の技法を用いて、経営やマーケティングに役立
つ知識・傾向・情報を発見するために用いられる。情報社会の経営においては、収集した膨大な顧客の
行動履歴や経営環境データを分析して効果的に活用することが不可欠となっている。このため、データ
マイニングはデータから有効な情報を抽出する技術として、金融、保険、流通、通信、医療、政治など
経営の様々な場面で必要とされている技術である。
この講義では、デーママイニングにおける基礎知識と基本技法を日常生活でも馴染みの深い基本統計量
から始め、回帰分析、主成分分析、クラスタ分析などを重点において解説する。また最近マーケティン
グで注目されているテキストマイニングについても簡単に解説する。
講義方式としては講義内容の理解を深めるために幾つかの典型的な問題を取り上げ、学生が表計算ソフ
393
ト Excel などで解決するプロセスを実践する「実習形式」を採用する。このため、受講生への受講要件
としてはパソコンの基本操作(特に Excel の使い方)に慣れていることが望ましい。しかし絶対条件で
はなく、やる気があれば実習において十分身につけられる指導を計画している。講義の達成目標は企業
の諸場面でデータマイニング技法を活用して問題の解決を実践できる能力を身につけることである。
【学習到達目標】
企業の諸場面でデータマイニング技法を活用して問題の解決を実践できる能力を身につけたという実
感を持つこと
【履修上の注意】
科目の目標を理解するために実習形式の授業を進めていきます。休まずに受講してください。またわか
らないところは次週までに解決しておくと理解が進みます。うすることによって自信が持てるようにな
ります。
【事前準備学習】
授業で学んだことは 1 度以上復習してください。
【教科書】
毎週配布する。
【評価方法】
平常点(知識確認小テストや課題)と期末テストの総合成績
【講義テーマ】
1 回 データマイニングとは(履修ガイダンスも含む)
2 回 ピボットテーブル・クロス表
3 回 基本統計量とは
4 回 基本統計量に基づく情報解析
5 回 検定
6 回 回帰分析
7 回 回帰分析
8 回 重回帰分析
9 回 数量化分析Ⅰ類
10 回 その他数量化分析
11 回 分析法のまとめ
12 回 F 検定・ゴールシーク
13 回 テキストマイニング
14 回 全体のまとめと復習演習
15 回 講義総括と試験
394
簿記入門//豊岡
博/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に簿記とはどのようなものであるかという基礎的な知識および技法を
身に付けてもらうことにある。
現代社会では、個人・会社・公益法人・NPO法人などが経済活動を行っているが、その活動内容を
把握し、報告し、より優れた活動方針を決定するときには、会計報告が必要不可欠である。また、国民
の義務である適切な納税も会計報告をもとに決定される。さらに、最近よく「ITにより企業競争を勝
ち抜く」という表現がみられるが、これは「会計情報をすばやく有効に利用し、戦略を立て、企業活動
を行う」、と言う意味で使用されている。また銀行が、企業に融資するかを決定するときも会計報告は
重要な判断材料である。
このように私たちの生活は会計と切り離すことはできない。ただ、諸君の中には会計を専門的に学習
するのではなく、経営、情報などを学習する人も少なくない。そこで、会計学を学ぶための入門として
まず、会計報告書を作成する手続である「簿記」について学習する。
【学習到達目標】
簿記・会計について、基本的処理・事項を理解することである。
【履修上の注意】
①しっかり復習すること(簿記の技術を修得するためには、自分で問題を解き、反復練習することが重
要なため)
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある。
【事前準備学習】
電卓を用意すること(新しく購入する場合は、12ケタのものが望ましい)
【教科書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【参考書】
『段階式日商簿記ワークブック 4 級商業簿記[改訂版]』 加古宜士・片山覚監修 税務経理協会 2011 年
【評価方法】
期末テスト 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
1 回 簿記・会計とは―イントロダクション
2 回 簿記・会計の関係・意義・目的
3 回 貸借対照表・損益計算書
4 回 会計上の取引および簿記一巡の流れ
5 回 仕訳 (1)基礎的な仕組み
6 回 仕訳 (2)商品売買・掛取引
7 回 勘定記入(転記)
395
8 回 個別取引 (1)現金預金・有価証券
9 回 個別取引 (2)手形
10 回 個別取引 (3)その他債権債務
11 回 決算手続きの基礎
12 回 試算表
13 回 精算表 (1)6桁精算表の基礎
14 回 精算表 (2)演習
15 回 まとめ
(再)簿記入門//皆川
芳輝/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に簿記とはどのようなものであるかという基礎的な知識および技法を
身に付けてもらうことにある。
現代社会では、個人・会社・公益法人・NPO法人などが経済活動を行っているが、その活動内容を
把握し、報告し、より優れた活動方針を決定するときには、会計報告が必要不可欠である。また、国民
の義務である適切な納税も会計報告をもとに決定される。さらに、最近よく「ITにより企業競争を勝
ち抜く」という表現がみられるが、これは「会計情報をすばやく有効に利用し、戦略を立て、企業活動
を行う」、と言う意味で使用されている。また銀行が、企業に融資するかを決定するときも会計報告は
重要な判断材料である。
このように私たちの生活は会計と切り離すことはできない。ただ、諸君の中には会計を専門的に学習
するのではなく、経営、情報などを学習する人も少なくない。そこで、会計学を学ぶための入門として
まず、会計報告書を作成する手続である「簿記」について学習する。
【学習到達目標】
簿記・会計について、基本的処理・事項を理解することである。
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
簿記入門//小川
文雄/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に簿記とはどのようなものであるかという基礎的な知識および技法を
身に付けてもらうことにある。
現代社会では、個人・会社・公益法人・NPO法人などが経済活動を行っているが、その活動内容を
把握し、報告し、より優れた活動方針を決定するときには、会計報告が必要不可欠である。また、国民
の義務である適切な納税も会計報告をもとに決定される。さらに、最近よく「ITにより企業競争を勝
ち抜く」という表現がみられるが、これは「会計情報をすばやく有効に利用し、戦略を立て、企業活動
396
を行う」、と言う意味で使用されている。また銀行が、企業に融資するかを決定するときも会計報告は
重要な判断材料である。
このように私たちの生活は会計と切り離すことはできない。ただ、諸君の中には会計を専門的に学習
するのではなく、経営、情報などを学習する人も少なくない。そこで、会計学を学ぶための入門として
まず、会計報告書を作成する手続である「簿記」について学習する。
【学習到達目標】
簿記・会計について、基本的処理・事項を理解することであります。
【履修上の注意】
3分の1を超えて授業を欠席する者は失格とします(→次年度再履修)。
正当な事由による欠席と思われるものは「欠席届」を提出すること。
【事前準備学習】
とくにありません。簿記そのものは数学ではありません。加減乗除程度しか計算はありません。それも
計算機使用可です。人がまさに人為的に作ったルールに基づき、また人為的に分類したいくつかの要素
を、一定の目的のために計算するものです。
テキストと計算器を毎回持参して下さい。
【教科書】
『新検定簿記講義
3級簿記講義』 渡部・片山・北村 中央経済社 平成25 年
【評価方法】
期末試験55%、平常点45%(出席15%、受講態度15%、小テスト・レポート15%)
【講義テーマ】
1 回 会計の意義・目的・種類
2 回 資産・負債・資本・費用・収益
3 回 貸借対照表の意義と構造
4 回 損益計算書の意義と構造
5 回 会計上の取引
6 回 勘定・仕訳・元帳転記
7 回 簿記一巡と試算表
8 回 現金・預金取引
9 回 現金出納帳・当座預金出納帳
10 回 商品売買取引(1)分記法・総記法
11 回 商品売買取引(2)三分法
12 回 商品売買取引(3)仕入帳・売上帳・商品有高帳
13 回 売掛金・買掛金、売掛金元帳・買掛金元帳
14 回 貸倒の処理
15 回 その他の債権・債務
397
簿記入門//上田
幸則/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に簿記とはどのようなものであるかという基礎的な知識および技法を
身に付けてもらうことにある。
現代社会では、個人・会社・公益法人・NPO法人などが経済活動を行っているが、その活動内容を
把握し、報告し、より優れた活動方針を決定するときには、会計報告が必要不可欠である。また、国民
の義務である適切な納税も会計報告をもとに決定される。さらに、最近よく「ITにより企業競争を勝
ち抜く」という表現がみられるが、これは「会計情報をすばやく有効に利用し、戦略を立て、企業活動
を行う」、と言う意味で使用されている。また銀行が、企業に融資するかを決定するときも会計報告は
重要な判断材料である。
このように私たちの生活は会計と切り離すことはできない。ただ、諸君の中には会計を専門的に学習
するのではなく、経営、情報などを学習する人も少なくない。そこで、会計学を学ぶための入門として
まず、会計報告書を作成する手続である「簿記」について学習する。
【学習到達目標】
簿記・会計について、基本的処理・事項を理解することである。
【履修上の注意】
下記の講義・テーマについては、予定通りに進行しない場合がある。
【事前準備学習】
本講義内容について、理解を定着させるためには自学自習による復習は必須である。
【教科書】
『会計学の基本
山書店 2009 年
【参考書】
『現代の会計学
―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎 森
第 3 版』 加藤盛弘 森山書店 2002 年
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
【講義テーマ】
1 回 簿記・会計とは-イントロダクション
2 回 簿記・会計の関係・意義・目的
3 回 貸借対照表・損益計算書
4 回 会計上の取引および簿記一巡の流れ
5 回 仕訳(1)基礎的な仕組み
6 回 仕訳(2)商品売買・掛取引
7 回 勘定記入(転記)
8 回 個別取引(1)現金預金・有価証券
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9 回 個別取引(2)手形
10 回 個別取引(3)その他債権債務
11 回 決算手続の基礎
12 回 試算表
13 回 精算表(1)6 桁精算表の基礎
14 回 精算表(2)演習
15 回 まとめ
基本会計学//豊岡
博/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に会計学とはどのようなものであるかという基礎的な知識を身に付け
てもらうことにある。
会計の主要な体系には
・会計には、決算書として一般に公表する会計報告は、どのような形式で作成し、その内容はどのよう
なものでなくてはならないかを学習する「財務会計」
・会計報告が決められた手順で作成されているかを評価する手法を学習する「監査」
・経営者が戦略を立てるときや、戦術の効果を測定するなどに役立つ手法を学習する「管理会計」
・日常の業務を体系的に記録するための技法として「簿記」
などがある。
まずは財務会計の基礎事項を学習し、さらに管理会計や監査について基礎知識を学習することにより、
会計学全体の体系が把握できるよう説明する予定である。
【学習到達目標】
会計学について、基本的事項を理解することである。
【履修上の注意】
①しっかり復習すること
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある。
【事前準備学習】
簿記入門の範囲を復習すること
【教科書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
期末テスト 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
399
【講義テーマ】
1 回 簿記の復習
2 回 決算整理 ①売上原価の計算
3 回 決算整理 ②売上債権と貸倒引当金
4 回 決算整理 ③有形固定資産と減価償却
5 回 決算整理 ④費用・収益の見越しと繰り延べ
6 回 決算整理 ⑤有価証券の評価
7 回 決算整理 ⑥消耗品の処理
8 回 決算整理 ⑦誤謬訂正(現金過不足・引出金を含む)
9 回 精算表①(8桁演習)
10 回 精算表①(8桁推定問題)
11 回 商品有高帳・伝票
12 回 会計の歴史および現状と課題
13 回 管理会計とは
14 回 監査とは
15 回 まとめ
(再)基本会計学//皆川
芳輝/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に会計学とはどのようなものであるかという基礎的な知識を身に付け
てもらうことにある。
会計の主要な体系には
・会計には、決算書として一般に公表する会計報告は、どのような形式で作成し、その内容はどのよう
なものでなくてはならないかを学習する「財務会計」
・会計報告が決められた手順で作成されているかを評価する手法を学習する「監査」
・経営者が戦略を立てるときや、戦術の効果を測定するなどに役立つ手法を学習する「管理会計」
・日常の業務を体系的に記録するための技法として「簿記」
などがある。
まずは財務会計の基礎事項を学習し、さらに管理会計や監査について基礎知識を学習することにより、
会計学全体の体系が把握できるよう説明する予定である。
【学習到達目標】
会計学について、基本的事項を理解することである。
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
400
基本会計学//小川
文雄/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に会計学とはどのようなものであるかという基礎的な知識を身に付け
てもらうことにある。
会計の主要な体系には
・会計には、決算書として一般に公表する会計報告は、どのような形式で作成し、その内容はどのよう
なものでなくてはならないかを学習する「財務会計」
・会計報告が決められた手順で作成されているかを評価する手法を学習する「監査」
・経営者が戦略を立てるときや、戦術の効果を測定するなどに役立つ手法を学習する「管理会計」
・日常の業務を体系的に記録するための技法として「簿記」
などがある。
まずは財務会計の基礎事項を学習し、さらに管理会計や監査について基礎知識を学習することにより、
会計学全体の体系が把握できるよう説明する予定である。
【学習到達目標】
会計学について、基本的事項を理解することである。
【履修上の注意】
3分の1を超えて授業を欠席する者は失格とします(→次年度再履修)。
正当な事由による欠席と思われるものは「欠席届」を提出すること。
【事前準備学習】
「簿記入門」程度の知識・理解が必要です。テキストと計算器を毎回持参して下さい。
【教科書】
『新検定簿記講義
3級簿記講義』 渡部・片山・北村 中央経済社 平成25 年
【評価方法】
期末試験55%、平常点45%(出席15%、受講態度15%、小テスト・レポート15%)
【講義テーマ】
1 回 春学期の復習
2 回 手形取引(1)約束手形
3 回 手形取引(2)為替手形
4 回 手形取引(3)手形記入帳
5 回 有価証券の取引
6 回 固定資産の取引
7 回 資本金・引出金
8 回 収益・費用の意義・分類
9 回 収益・費用の見越・繰延
10 回 伝票会計
401
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
決算と財務諸表(1)決算手続き、試算表、棚卸表
決算と財務諸表(2)精算表
決算と財務諸表(3)精算表
決算と財務諸表(4)決算振替手続と帳簿締切
決算と財務諸表(5)損益計算書・貸借対照表
基本会計学//上田
幸則/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の目的は、受講生諸君に会計学とはどのようなものであるかという基礎的な知識を身に付け
てもらうことにある。
会計の主要な体系には
・会計には、決算書として一般に公表する会計報告は、どのような形式で作成し、その内容はどのよう
なものでなくてはならないかを学習する「財務会計」
・会計報告が決められた手順で作成されているかを評価する手法を学習する「監査」
・経営者が戦略を立てるときや、戦術の効果を測定するなどに役立つ手法を学習する「管理会計」
・日常の業務を体系的に記録するための技法として「簿記」
などがある。
まずは財務会計の基礎事項を学習し、さらに管理会計や監査について基礎知識を学習することにより、
会計学全体の体系が把握できるよう説明する予定である。
【学習到達目標】
会計学について、基本的事項を理解することである。
【履修上の注意】
下記の講義・テーマについては、予定通りに進行しない場合がある。
【事前準備学習】
春学期履修科目である「簿記入門」の内容にも大きく関わってくるため、「簿記入門」の履修事項につ
いても復習しておくこと。
【教科書】
『会計学の基本
山書店 2009 年
【参考書】
『現代の会計学
―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎 森
第 3 版』 加藤盛弘 森山書店 2002 年
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
402
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
【講義テーマ】
1 回 財務会計とは
2 回 決算整理①売上原価の計算
3 回 決算整理②売上債権と貸倒引当金
4 回 決算整理③有形固定資産と減価償却
5 回 決算整理④費用・収益の見越しと繰り延べ
6 回 決算整理⑤有価証券の評価
7 回 決算整理⑥消耗品の処理
8 回 決算整理⑦誤謬訂正(現金過不足・引出金を含む)
9 回 8 桁精算表のしくみ
10 回 8 桁精算表による当期損益計算
11 回 商品有高帳・伝票
12 回 会計の歴史および現状と課題
13 回 管理会計とは
14 回 監査とは
15 回 まとめ
マーケティング論//清水
良郎/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
新時代のビジネスリーダーにとってマーケティングの本質を理解することはもはや常識となっている。
効率生産のみに力をいれていた企業も消費者ニーズに目を向け始めたが、その先の行動の指針が見えな
いというのがビジネス現場の実態である。さらに、急速な情報化と国際化により、マーケティングも日々
刻々と変化し、ビジネス環境は複雑化している。本講義では、現場感覚を重視し、顧客視点からマーケ
ティングの本質を捕らえることに重きを置く。そして、マーケティング基本戦略および商品、価格、流
通、販促戦略を自ら企画構築できる実践力を養成する。また最新のIT技術、メディア事情、などマー
ケティングに大きな影響を及ぼす現象をとらえ、現在のマーケティングビジネスに即したタイムリーな
講義を行う。さらにマーケティングの新潮流として、サーチエンジンマーケティング、サービスマーケ
ティング、ビジネスの最新情報等も講義にとりいれてゆく。
【学習到達目標】
・顧客視点に立ったマーケティングの本質理解
・マーケティング基本戦略およびマーケティングミックス戦略の理解と応用、実践力養成
・ビジネスの最新情報をベースにしたマーケティングセンスを身につける
・インターネットのマーケティングへの活用
・企業、組織の社会的責任と法令順守経営の理解
【履修上の注意】
受講条件は特に設けない。教員は、受講生が興味を持って積極的に理解できるように講義することを心
がける。ただし、講義中の私語、携帯電話の使用、他の受講者の迷惑となる行為を取る者に対しては、
厳しい態度で臨む。講義中、頻繁に受講生諸君の席をまわり、授業内容についての質問をする対話型講
403
義を行う。
【事前準備学習】
ビジネス現場の状況に即応した講義を行います。新聞、インターネット等でビジネスや経済の基本的動
向を調べて講義にのぞんでください。少しでも企業のことに興味を持って講義を受けてください。
【教科書】
『知識ゼロからのマーケティング入門』 前田信弘 幻冬舎 2009
適宜、プリント等の資料を配布する
【評価方法】
・評価基準
・
【講義テーマ】
1 回 講義概要説明とマーケティングへのイントロダクション
2 回 マーケティングの基本:お客様を研究するということ。マーケティングの定義とその基本理念
3 回 マーケティング基本戦略とマーケティングミックス 基本編→顧客志向の徹底
4 回 マーケティング基本戦略とマーケティングミックス 応用編→戦略作成課題
5 回 商品戦略、その概要と実際
6 回 価格戦略、その概要と実際
7 回 流通戦略その概要と実際① 基本編 流通とは何か?
8 回 流通戦略その概要と実際② 発展編 サプライチェーンマネジメント
9 回 プロモーション戦略:その概要と実際
10 回 ブランドマネジメント:その概要と実際
11 回 マーケティングリサーチ:その概要と実際
12 回 CRM:その概要と実際
13 回 企業の成長戦略、概要と実際
14 回 春学期の総復習
15 回 筆記試験及びまとめ
マーケティング・マネジメント//清水
良郎/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
新時代のビジネスリーダーにとってマーケティングの本質を理解することはもはや常識となっている。
効率生産のみに力をいれていた企業も消費者ニーズに目を向け始めたが、その先の行動の指針が見えな
いというのがビジネス現場の実態である。さらに、急速な情報化と国際化により、マーケティングも日々
刻々と変化し、ビジネス環境は複雑化している。本講義では、現場感覚を重視し、顧客視点からマーケ
ティングの本質を捕らえることに重きを置く。そして、マーケティング基本戦略および商品、価格、流
通、販促戦略を自ら企画構築できる実践力を養成する。また最新のIT技術、メディア事情、などマー
ケティングに大きな影響を及ぼす現象をとらえ、現在のマーケティングビジネスに即したタイムリーな
講義を行う。さらにマーケティングの新潮流として、サーチエンジンマーケティング、サービスマーケ
ティング、ビジネスの最新情報等も講義にとりいれてゆく。
404
【学習到達目標】
・顧客視点に立ったマーケティングの本質理解
・マーケティング基本戦略およびマーケティングミックス戦略の理解と応用、実践力養成
・ビジネスの最新情報をベースにしたマーケティングセンスを身につける
・インターネットのマーケティングへの活用
・企業、組織の社会的責任と法令順守経営の理解
【履修上の注意】
受講条件は特に設けない。教員は、受講生が興味を持って積極的に理解できるように講義することを心
がける。ただし、講義中の私語、携帯電話の使用、他の受講者の迷惑となる行為を取る者に対しては、
厳しい態度で臨む。講義中、頻繁に受講生諸君の席をまわり、授業内容についての質問をする対話型講
義を行う。
【事前準備学習】
ビジネス現場の状況に即応した講義を行います。新聞、インターネット等でビジネスや経済の基本的動
向を調べて講義にのぞんでください。少しでも企業のことに興味を持って講義を受けてください。
【教科書】
『知識ゼロからのマーケティング入門』 前田信弘 幻冬舎 2009
適宜、プリント等の資料を配布する
【評価方法】
・評価基準
・
【講義テーマ】
1 回 春学期末試験の講評と復習
2 回 企業の社会的責任、コンプライアンス、について
3 回 現代マーケティングの課題:最新のビジネス事例をテーマに議論
4 回 競争の戦略:概要と実際、M.ポーターの理論を中心に
5 回 競争の戦略:企業のケーススタディ→ヤマト運輸、スルガ銀行、大同生命、メニコンなど
6 回 企業環境の把握と対策:SWOT 分析を中心として→課題
7 回 ポートフォリオマネジメント、その概要と実際、経験効果
8 回 マーケティング活動における各種メディアの活用:タッチポイントプランニングを中心として
9 回 マーケティング活動における広告の意味
10 回 インターネットマーケティングの概要と実際
11 回 サービスマーケティング:その概要と実際
12 回 関係性マーケティング:その概要と実際
13 回 スポーツマーケティング:その概要と実際
14 回 秋学期の総復習
15 回 筆記試験及びまとめ
405
流通論//濵
満久/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
流通は、私たちの生活にとってきわめて身近な存在です。ほとんどの人たちは小売業と接した経験を有
しているはずです。しかし、それだけ存在が身近だといっても、流通のことを十分に理解できるわけで
はありません。通常、流通とはメーカーが生産した製品が、私たち消費者によって消費されるまでのす
べての過程を指します。したがって私たちが普段接している小売業は流通の一部分にすぎません。つま
り、流通を理解するにはその全体にまで視野を広げることが必要になります。そこで講義ではその理解
のために大きく前半と後半にわけて議論します。前半は社会における流通の役割など基礎的な内容につ
いて議論します。後半はそれを踏まえた事例など、より具体的な議論をします。
なお商学科生は半期開講のため後半 15 回の内容を参照すること。
また経営情報学科生は通年開講のため全 30 回の内容を参照すること。
【学習到達目標】
社会における流通の基本的な役割や性質を理解する。
具体的な事例をとおして、商業だけでなくメーカーとの関係やその変化などより広い視点をもつ。
「まちづくり」など、従来の枠組みでは捉えられない新たな課題についての視点をもつ。
あらためて「当たり前」を問う視点をもつ。
【履修上の注意】
小テストは2~4回実施する予定。実施の時期については、その前週に予告する。したがって欠席した
場合の情報収集は自身の責任において行うこと。
自身の買い物行動や店頭のあり方など日々の流通現場においてどのような変化があるか意識して疑問
を感じること。
【事前準備学習】
テキストを読んでおくこと。
日ごろの買い物などで身近な商品などがどのようにして、流通されているのかということに考えを巡ら
せる習慣をもつことが大事。
【教科書】
『ベーシック流通と商業<新版>』 原田英生・渡辺達朗・向山雅夫 有斐閣 2010
【参考書】
『流通論をつかむ』 渡辺達朗・原頼利・遠藤明子・田村晃二 有斐閣 2008
【評価方法】
試験
50%
レポート
30%
小テスト
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション-流通システムで何を学ぶか
2 回 流通・商業のはたらき
3 回 商業の存立根拠:商業の社会性
406
20%
4 回 商業の存立根拠:流通費用の視点から
5 回 商業の存立根拠:複数存在について
6 回 小売商業の構造:流通費用と商品分類
7 回 日本の小売商業の構造
8 回 小売業態の基礎理論
9 回 日本における小売業態の発展
10 回 日本における小売業態の発展:新業態の展開
11 回 卸売商業の構造
12 回 卸売商業の機能
13 回 情報化の進展と流通システム:情報化の浸透
14 回 情報化の進展と流通システム:流通への影響
15 回 春学期授業の総括
流通政策論//小谷
光正/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
流通政策は今、大きな転換期を迎えている。従来、流通政策の中心的、象徴的な存在であった大店法
は廃止され、新たなまちづくり3法が制定され施行されている。一方で経済のグローバル化の進展に伴
い、いっそうの競争秩序を維持しようとする政策が求められている。この講義では、現代における流通
に対する公共政策の理論と展開を主として実際の流通の姿をもとに展開する。流通を対象とする公共政
策である流通政策には、競争政策,調整政策,振興政策があるが、流通政策の体系的理解をはかるため
基本的政策領域に絞って展開すすめる。流通政策の転換が示すように日米構造協議を契機としてわが国
の流通政策は規制強化から制度の廃止や規制緩和という抜本的改革が進行している。政策転換に至った
時代背景、その流れを概観するとともに、その流れの根本にある思潮を探っていく。まず最初に流通政
策の対象となる流通問題の基本的な潮流をあきらかにし、流通政策の体系や目的の理解をはかり、わが
国の流通政策の展開を具体的法制度の歴史的検討〈成立の背景、法の内容、問題点、方向性)を通して
明らかにする。
【学習到達目標】
流通がどのような活動であるのかを理解し、基本的な現実の流通における問題点を探り、それらの問題
点をどのように解決していくべきか主体的に考え、流通問題に関するテーマの理解を深めてもらうこと
を目標とする。
【履修上の注意】
教室内の基本的マナー(脱帽、携帯の電源切っておく、私語の禁止、ゴミを散らさないこと等)を厳守
すること。守らない者は履修を取り消すので注意。配布資料は当該講義の中でしか配布しない。体系的
理解が求められるので欠席のないように注意してください。
【事前準備学習】
テーマについて、実際どのような現象が起こっているのかについて主体的に情報収集をおこなってお
くこと。
407
【教科書】
教科書は指定しない。教材はすべてプリントして配布する。
【参考書】
授業中、適宜紹介する。
【評価方法】
平常点33%、定期試験67%
その他に質問や発言、積極的受講態度はプラスして評価する。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 戦前の小売商問題 中央卸売市場法
3 回 戦時統制下の商業 小売業の戦後復興
4 回 独占禁止法の成立
5 回 第二次百貨店法 小売商業調整特別措置法
6 回 高度経済成長と流通革命
7 回 流通系列化とマーケティング
8 回 再販売価格維持制度
9 回 日本的取引慣行 不公正な取引方法
10 回 まちづくり3法の成立
11 回 欧米における大規模小売商業施設の開発・出店規制
12 回 まちづくり3法改正
13 回 政策窓モデル
14 回 中小商業政策の転換
15 回 景品表示法 消費者保護行政
経営管理論//林
淳一/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経営管理論は、経営学における中心的テーマである。本講義では、理論と実践の両面をおりまぜて講義
をすすめる。
【学習到達目標】
経営管理論の基礎概念・基礎理論の習得を、毎週提出のレポート(指定レポート用紙は毎週配布する)、
90 分間小テスト、定期試験、講義内でのディスカッションへの積極的参加によって、目指す。
【履修上の注意】
毎週提出のレポート(指定レポート用紙は「毎週」配布する。A4 サイズ指定用紙、手書き)を課題と
する。未提出者は履修失格とする。90 分間小テスト、ノートチェック、講義内での発表(学生一人当た
り 10 分間)も実施する。定期試験、講義内でのディスカッションへの積極的参加も、成績評価対象と
する。なお、半期で 3 回以上の欠席者(3 回以上のレポート未提出者)は定期試験受験不可(すなわち
単位不認定)とする。以上
408
【事前準備学習】
講義ごとに、適宜、指示します。
【教科書】
『現代経営キーワード』 岸田民樹他 有斐閣 2003
『新経営学』 羽路駒次・小嶋博 晃洋書房 2003
【参考書】
『日本経済新聞』 日本経済新聞社
『週刊東洋経済』 東京経済新報社
『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社
『日経ビジネス』 日経 BP 社
【評価方法】
毎週提出のレポートの提出状況(毎週、講義室にて講義開始前に回収する。以後は受け取らない。)
、90
分間小テスト、ノートチェック、講義内での発表(学生一人当たり 10 分間)、
「定期試験(前期・後期)」、
講義内でのディスカッションへの積極的参加を成績評価対象とする。なお、毎週回収するレポートで受
講生の「出欠」管理をする。未提出者は欠席扱いとする。
【講義テーマ】
1 回 経営管理とは何か
2 回 管理者の仕事と組織(大塚製薬)
3 回 事業部制と戦略(ファーストリテイリング)
4 回 非営利組織(スポーツチーム等)
5 回 最新の経営管理(コーチング)
6 回 モチベーションとマズロー(ワタミ)
7 回 日本企業の経営管理(キーエンス)
8 回 テイラーの科学的管理(映画『モダン・タイムス』をもとに)
9 回 日本企業の経営管理(日産)
10 回 バーナードの組織論(組織の定義)
11 回 外資系企業の経営管理(P&G)
12 回 日本的経営とその崩壊(スズキとホンダ)
13 回 外資系企業の経営管理(スターバックス・コーヒー)
14 回 まとめおよび試験
15 回 PPM とその応用(アサヒビールとキリンビール)
経営戦略論//林
淳一/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経営戦略論の基礎知識の習得を本講義の目的とする。講義では、具体的な事例を多く紹介しながら、
「組織・戦略・経営者」を考える。本講義の学習到達目標は、経営戦略論の理論性と実践性の理解、企
業の実態を日経新聞などを用いて理解できる水準に到達することである。学生諸君のニーズに応じて、
409
ビデオ・映画鑑賞(ビジネス映画等)、工業見学(トヨタ自動車、トヨタテクノミュージアムなど)、会
社訪問、企業博物館訪問(フェラーリ美術館、トヨタ美術館)などの実施もありうる。なお、詳細は初
回講義にてガイダンスを行う。
本講義の評価方法は次の通りとする。
①講義内での発表(受講生一人当たり 10 分間、全員必須)
、
②講義内容への発言・ディスカッションへの参加姿勢、
③毎週提出の企業研究レポート(指定用紙、1ページ以上、手書き、毎週提出、未提出者は途中失格も
ありうる)、
④小テスト(講義内容の確認小テスト(30分間)を4回行う)、
⑤清書ノート提出(期末試験後)。これらを総合的に評価する。
【学習到達目標】
上記の①-⑤を必達とする。なお、経営戦略論の入門としてわかりやすくかつ概説風に経営戦略全般に
ついて講義する。基礎概念をしっかり身につけその後の専門科目の学習に生かせるようになること、具
体的な現実の事象(ケーススタディ)を基にしてそこから経営戦略論の基礎理論に整理して理解出来る
ようにすることを学習達成目標とする。
【履修上の注意】
毎週、企業レポート(A4 サイズ指定用紙、手書き)の提出を課す。試験の持込物件は「テキストと手
書きノートのみ」とする。なお、半期で 3 回以上の欠席者(3 回以上のレポート未提出者)は定期試験
が受験できません。以上
【事前準備学習】
講義ごとに、適宜、指示します。
【教科書】
『ステップアップ式 MBA 経営戦略入門』 内田 学 ダイヤモンド社 2005
【参考書】
『日本経済新聞』 日本経済新聞社
『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社
『週刊東洋経済』 東洋経済新報社
『日経ビジネス』 日経 BP 社
【評価方法】
講義内の小テスト・定期試験 50%(論述式)、課題レポート評価 50%(毎週提出、A4 サイズ指定用紙、
手書き)とする。
【講義テーマ】
1 回 経営学における経営戦略論(ガイダンス)
2 回 戦略の定義(理論と実践)
3 回 戦略内容論と戦略プロセス論
4 回 PPM とその応用(ケース・スタディ)
5 回 競争要因分析(ファイブフォース・モデル)
6 回 3 つの基本戦略(インドスズキの事例)
410
7 回 戦略型経営と組織
8 回 戦略に関わる意思決定プロセス
9 回 戦略計画とそれを拒むもの
10 回 戦略形成モデル(経営者の役割)
11 回 戦略変化論(変化の理論)
12 回 ケース・スタディ(アサヒビール)
13 回 ケース・スタディ(アメリカホンダ)
14 回 ケース・スタディ(タカラトミー)
15 回 M&A(日米欧の比較)
ロジスティクス//秋元
浩一/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世界をリードする日本のモノづくりにはムダを排除し高効率の生産流通方式が定着しています。それ
を支える部分最適ではない全体最適の考え方を学びます。顧客の要求に迅速的確に、しかも低コストで
対応することが、これからの重要な経営戦略です。生産技術が成熟し、大量生産方式がモノあまりの世
界を創り出しはしましたが、それでも本当に欲しいモノやサービスは、なかなか手に入りません。この
問題点に対応することこそ、これからの企業経営に不可欠の視点です。すなわち、顧客の絶えず変化す
る要求を感知し、満足を与えるモノとサービスを供給する方法こそが戦略的企業経営になくてはならな
いものなのです。材料調達から生産,物流,販売,リサイクルをひとつのシステムとして全体最適化を
図ることが必須のこととして求められています。調達からエンドユーザーまでの供給の流れは消費起点
でシステム化されるに至ってロジスティクスと呼ばれるようになり、今では企業経営の重要な一環を形
成するようになっています。何故、いまがあるのか、これからどうなるのか、歴史的過程を振り返りな
がら、考察し、そこに存在する理論を考え、これからを展望します。ロジスティクスの概念と現実を理
解させることを基本目標にします。
【学習到達目標】
ロジスティクスの概念と現実を理解させることを基本目標にする。
【履修上の注意】
授業中に私語をする学生は受講してはならない。課題レポートの作成には授業中にノートをとることが
必須ですので留意してください。
【事前準備学習】
指定図書に目を通してください。
【教科書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
授業中の取り組みと定期試験を総合的に評価します。
411
【講義テーマ】
1 回 調達,生産,流通,消費,リサイクルの流れ
2 回 商流・物流・情報流
3 回 ロジスティクスサービス
4 回 eロジスティクス
5 回 サードパーティロジスティクス
6 回 物流コスト
7 回 共同輸送化
8 回 物流センター
9 回 包装
10 回 輸送
11 回 保管・貯蔵
12 回 需要予測
13 回 環境との調和
14 回 ジャストインタイム
15 回 地域における取り組み
金融基礎論//三井
哲/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
モノやサービスが作られ、提供されていくことを経済活動というが、そのモノやサービスが提供され
る方向とは逆方向に、その代金の支払という形をとって、お金の流れが発生している。このお金の流れ
は、金融の一部であるが、金融はこのほかに、モノの流れを伴わないお金の流れ、必ずしもお金の流れ
を伴わない取引まで扱っている。このように、金融は大変大きな広がりを持っているため、
「金融はわ
かりにくい」と感じる人が多いようである。
しかし、金融は我々の生活に密接な関わりがあり、社会に出てからは、いやでも対応しなければなら
なくなる。本講義は、金融に関する基礎的な知識、金融を学ぶ上で最低限理解しておかなければならな
い数学や統計などを解説することによって、そうした社会に出てからの対応ができるようにするととも
に、秋学期の金融システム論への導入部分としての役割も持たせている。
【学習到達目標】
日刊紙の金融欄を、同時に起きている経済事象との関連で読み取ることができるようにする。
【履修上の注意】
毎回、講義終了時に小テストを実施する。この小テストの得点と、受講態度などを平常点として、評
価の際には20%程度反映する。小テストの答は、翌週の授業開始直後に説明するが、期末テストでは、
その応用問題が多数出題されるので、遅刻をしないように心がけることが望まれる。
【事前準備学習】
授業の前日までには、原則、その前の週の小テストの解答がCCSに掲示されているので、目を通して、
自分の理解に誤りがなかったか確認しておくこと。
412
【教科書】
『はじめて学ぶ金融のしくみ[第4版]』 家森信善 中央経済社 2013 年
上記テキストは 2013 年3月に発行予定であるが、授業開始までに発売が間に合わなかった時は、発売
されるまで、必要な資料を配付します。
【参考書】
都度紹介する
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 金融基礎論で何を学ぶか
2 回 お金の運用と調達
3 回 貨幣の定義と役割
4 回 貨幣と物価、新しい貨幣
5 回 金利とは何か
6 回 金利計算のしかた
7 回 利子率と債券価格
8 回 マクロ経済と金融政策
9 回 金融政策の短期的効果、長期的効果
10 回 中央銀行の機能
11 回 マクロ金融政策の政策手段
12 回 マネーストックとの位置づけ
13 回 公定歩合政策
14 回 ゼロ金利政策
15 回 量的緩和政策
証券市場論//姜
喜永/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
証券市場は、公共部門と企業に対しては長期的な安定資金の調達を可能にし、個人または法人投資家
にとっては金融資産を運用できる場を提供している。そのような証券市場の経済的機能と構造などを学
習することが本講義の目的である。
Ⅰ
国民経済と証券市場
国民経済における証券市場の役割を経済学、金融論の観点から位置付け、証券制度を企業と家計の立
場から考察する。また日本の証券市場の特徴について検討してみる。
Ⅱ 証券制度
株式と債券の基本的な特性を考察し、また多種類化されたそれぞれの株式と債券の意義、経済的機能
などを学習する。
Ⅲ 証券の発行市場
413
証券の発行市場の機能、構造などについて概説し、諸目的による株式発行の手続、および各債券の発
行手続について学習する。
Ⅳ 証券の流通市場
流通市場の機能、構造について概説し、取引所市場と店頭市場における証券の売買取引について学習
する。
【学習到達目標】
経済新聞の証券関連の記事が理解できるように、証券の経済的機能、証券市場の構造等に関する知識
を習得させる。
【履修上の注意】
授業終了の直前に毎回小テストを行うので、授業に集中しないと書けなくなる。
(評価方法の項目を参
照)
【事前準備学習】
教科書を用いて予習をすること。
【教科書】
『入門証券論[新版]』 榊原茂樹・城下賢吾・姜喜永・福田司文 有斐閣 2013 年
【評価方法】
授業中の小テスト 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 国民経済と証券市場
2 回 証券制度(株式の特性)
3 回 証券制度(株式の種類)
4 回 証券制度(特殊な株式)
5 回 証券制度(債券の特性と種類)
6 回 証券制度(特殊な社債)
7 回 証券の発行市場(機能と発行形態、構造)
8 回 証券の発行市場(会社設立と株式の発行)
9 回 証券の発行市場(増資による株式発行)
10 回 証券の発行市場(債券の発行)
11 回 証券の流通市場(流通市場の形態と構造)
12 回 証券の流通市場(証券取引所の組織と上場制度)
13 回 証券の流通市場(取引所における取引制度)
14 回 証券の流通市場(店頭市場と市場間競争)
15 回 授業総括及び試験
414
スポーツ経営管理学//永田
靖章/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
学校における体育やスポーツの目標を達成するためには、経営・管理・運営(マネジメント)に関する
基礎理論を理解し、状況に応じて応用できる実践力を修得しておくことが重要である。そこで、本授業
では、体育やスポーツの経営管理に関する概念論、構造論、過程論、領域論について講義し、体育やス
ポーツの経営管理の実践に役立てる基礎を修得できるようにする。
【学習到達目標】
・スポーツ経営管理学の概論を修得し理解すること
・学校における体育・スポーツの経営管理の目標や内容を理解すること
・スポーツ経営管理に対する関心を深め、実践に生かすことのできる基礎を修得すること
【履修上の注意】
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味を理解しておくこと。
【事前準備学習】
シラバスの内容について、図書館等で参考文献を探して予習をしておくこと。
【教科書】
プリントを配布するので、特に指定をしない
【参考書】
『体育経営管理学講義』 宇土正彦他編著 大修館書店 1989
『体育・スポーツ経営学講義』 八代勉他編著 大修館書店 2002
【評価方法】
・試験、出席状況、受講態度、レポート、ノート提出等によって評価
・私の授業内容と授業方法に対する受講者全員による授業評価
【講義テーマ】
1 回 体育・スポーツの指導者と体育・スポーツ経営管理学
2 回 体育スポーツ経営管理の概念と目的
3 回 体育スポーツ経営管理の構造
4 回 体育スポーツ経営管理の領域
5 回 運動者(学習者)と運動者行動
6 回 運動者(学習者)と運動生活
7 回 体育・スポーツ事業論-その 1-(エリア・サービス)
8 回 体育・スポーツ事業論-その 2-(プログラム・サービス)
9 回 体育・スポーツ事業論-その 3-(クラブ・サービス)
10 回 体育・スポーツ事業論-その 4-(関連的体育・スポーツ事業)
11 回 体育・スポーツの経営過程と経営機能
12 回 体育・スポーツの経営計画・統制論
13 回 体育・スポーツの経営組織論と財務・事務
14 回 体育・スポーツの行政・政策
415
15 回 授業総括
スポーツ経営管理学//沖村
多賀典/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代では、学校、企業、クラブ、行政といった様々な組織が多種多様なスポーツ事業を実施し、私た
ちにスポーツサービスを提供しています。スポーツ経営管理とは、このスポーツ事業を合理的・効率的
に営むことをいいます。スポーツ経営管理による支えがあって初めて、私たちはスポーツ実践やスポー
ツ観戦ができるのです。本講義では、このようなスポーツ経営管理に関する基本的事項を解説しつつ、
現在の情勢や表面化している諸問題も紹介することで、今後のあり方を考究していくための素養を養う
ことを目指します。
【学習到達目標】
・スポーツ経営管理に関する基本的事項を理解し修得する。
・スポーツ経営管理の今後のあり方を考究していくための素養を身に付ける。
【履修上の注意】
講義内容をしっかりとノートに取り、かつ理解することが重要となります。欠席、遅刻、私語、居眠
り、内職は慎んでください。
【事前準備学習】
スポーツにおけるラフプレー、暴言、際どい判定、体罰、ドーピング、セクハラ、観客の暴走、性差
別、ナショナリズムなどの社会的・倫理的問題に対し広い関心を持ち、関連する時事ニュースに目を通
しておいて欲しいと思います。その関心が、本講義の理解を促進する原動力となります。
【教科書】
プリントを配布し、授業を行います。
【参考書】
『体育・スポーツ経営学講義』 八代勉、中村平(編) 大修館書店 2002
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%
試験は、期末試験の結果から評価する。
平常点は、授業態度と随時提出を求めるレポートから評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 体育・スポーツの指導者と体育・スポーツ経営管理学
3 回 体育スポーツ経営管理の概念と目的
4 回 体育スポーツ経営管理の構造
5 回 体育スポーツ経営管理の領域
6 回 運動者と運動者行動
416
7 回 運動者と運動生活
8 回 体育・スポーツ事業論(1)-エリア・サービス-
9 回 体育・スポーツ事業論(2)-プログラム・サービス-
10 回 体育・スポーツ事業論(3)-クラブ・サービス-
11 回 体育・スポーツ事業論(4)-関連的体育・スポーツ事業-
12 回 体育・スポーツの経営過程と経営機能
13 回 体育・スポーツの経営計画・統制論
14 回 体育・スポーツの経営組織論
15 回 まとめおよび試験
スポーツ経営論//永田
靖章/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
地域スポーツや商業スポーツなどの各スポーツ経営領域におけるスポーツ経営についての基本的な理
解を深め、学校体育との関係や連携などの今日的な課題や今後の方向性などについて考え、実践の場で
生かすことができる基礎を修得する。
【学習到達目標】
・スポーツ経営論の概論を修得し理解をすること
・スポーツ経営の目標や内容を理解すること
・スポーツ経営への関心を深め、実践に生かすことのできる基礎を修得すること
【履修上の注意】
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味を理解しておくこと。
【事前準備学習】
シラバスの内容に基づいて、図書館等で参考文献を探して予習をしておくこと。
【教科書】
プリントを配布するので、特に指定をしない。
【参考書】
『体育・スポーツ経営学講義』 八代勉他編著 大修館書店
『スポーツ集団のマネジメント』 永田靖章他編著 ぎょうせい
【評価方法】
・試験、受講態度、レポート、ノート提出等によって評価
・私の授業内容と授業方法に対する受講者全員による授業評価
【講義テーマ】
1 回 現代社会とスポーツ
2 回 現代社会とスポーツ経営
3 回 スポーツ組織の運営とその評価
417
4 回 スポーツ事業の運営とその評価
5 回 クラブ活動・学校行事と地域スポーツとの関係及びその運営の違い
6 回 スポーツ集団の組織的・継続的・計画的運営
7 回 地域スポーツの機能と役割
8 回 総合型地域スポーツクラブの考え方とその経営
9 回 広域スポーツセンターの機能と役割
10 回 地域スポーツ指導者の役割と資質・能力・専門性
11 回 地域におけるスポーツ振興方策
12 回 地域におけるスポーツ振興方策と行政のかかわり
13 回 我が国のスポーツ振興施策
14 回 見るスポーツの経営
15 回 授業総括
スポーツ経営論//沖村
多賀典/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代では、学校、企業、クラブ、行政といった様々な組織が多種多様なスポーツ事業を実施し、私た
ちにスポーツサービスを提供しています。スポーツ経営とは、このスポーツ事業を合理的・効率的に営
むことをいいます。本講義では、特に企業やクラブのスポーツ経営に焦点を当て、関連する基本的事項
を解説します。また、現在の情勢や表面化している諸問題も紹介することで、今後のあり方を考究して
いくための素養を養うことも目指します。
【学習到達目標】
・スポーツ経営に関する基本的事項を理解し修得する。
・スポーツ経営の今後のあり方を考究していくための素養を身に付ける。
【履修上の注意】
講義内容をしっかりとノートに取り、かつ理解することが重要となります。欠席、遅刻、私語、居眠
り、内職は慎んでください。
【事前準備学習】
スポーツにおけるラフプレー、暴言、際どい判定、体罰、ドーピング、セクハラ、観客の暴走、性差
別、ナショナリズムなどの社会的・倫理的問題に対し広い関心を持ち、関連する時事ニュースに目を通
しておいて欲しいと思います。その関心が、本講義の理解を促進する原動力となります。
【教科書】
プリントを配布し、授業を行います。
【参考書】
『体育・スポーツ経営学講義』 八代勉、中村平(編) 大修館書店 2002
『図解スポーツマネジメント』 山下秋二、原田宗彦(編) 大修館書店 2005
418
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%
試験は、期末試験の結果から評価する。
平常点は、授業態度と随時提出を求めるレポートから評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 スポーツ経営とは何か
3 回 スポーツの普及と経営の歴史
4 回 スポーツの市場
5 回 スポーツの消費者
6 回 スポーツ組織の競争戦略
7 回 スポーツ組織の経営資源
8 回 スポーツサービス
9 回 スポーツイベントの波及効果
10 回 スポーツのリスクマネジメント
11 回 地域スポーツクラブの経営(1)-地域スポーツのあゆみ-
12 回 地域スポーツクラブの経営(2)-総合型地域スポーツクラブ-
13 回 民間スポーツフィットネスクラブの経営
14 回 みるスポーツの経営
15 回 まとめおよび試験
スポーツマーケティング//永田
靖章/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
生涯にわたるスポーツの実践は、生活内容を充実し、生きがいの一つに位置づけ、健康の維持増進のた
めに必要なことである。その基礎は、学校体育にある。そこで、本授業では、現代社会とスポーツとの
関係、生活の中のスポーツ、生涯学習の中のスポーツ、文化としてのスポーツ、地域のスポーツ集団・
組織、スポーツとリーダーシップ、生涯スポーツ施策等について講義し、生涯スポーツの楽しみ方とそ
の振興に役立てることができる基礎を修得できるようにする。
【学習到達目標】
・生涯スポーツの必要性と振興についての概要を理解し修得すること
・生涯スポーツの振興の在り方について理解すること
・生涯スポーツの実践の仕方を理解し、有効に実践できるための基礎を修得すること
【履修上の注意】
次回の講義内容を予習し、専門用語の意味を理解しておくこと。
【事前準備学習】
シラバスの内容について、図書館等で参考文献を探して予習をしておくこと。
419
【教科書】
・プリントを配布するので、特に指定をしない。
【参考書】
『地域スポーツ指導者共通科目教本(C 級、B 級、A 級)』 財団法人
日本体育協会
【評価方法】
・試験、受講態度、レポート、ノート提出等によって評価
・私の授業内容と授業方法に対する受講者全員による授業評価
【講義テーマ】
1 回 現代社会とスポーツ
2 回 生活の中のスポーツ
3 回 生涯学習の中のスポーツ
4 回 文化としてのスポーツ
5 回 スポーツ行動の社会性
6 回 生涯スポーツの楽しみ方
7 回 生涯スポーツと体力
8 回 地域のスポーツ集団・組織
9 回 生涯スポーツとリーダーシップ
10 回 生涯スポーツと安全管理
11 回 生涯スポーツ環境の整備と活用
12 回 生涯スポーツの場
13 回 総合型地域スポーツクラブ
14 回 生涯スポーツの推進施策と今後の課題
15 回 授業総括
スポーツ原理//吉田
正/秋A(火 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
講義の概要はスポーツ全般に関する基本的な内容である
授業の進行状況により予定を変更することがある。
定期的に小テストを行い学習到達度を評価する。
【学習到達目標】
スポーツ・体育に関わる様々な問題点について理解し、これからのスポーツ指導者としてあるべき姿を
思考する
。
【履修上の注意】
授業はパワーポイントでスクリーンに表示しながら講義を行う。
420
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
定期的に小テストを行い、そのトータルされた点で最終評価を行う。出席の確認は提出された小テスト
で行うが、その内容が伴わない場合は不合格とする。出席するだけでは合格とはならないので注意する
こと。
【講義テーマ】
1 回 スポーツ原理とは
2 回 現代スポーツの問題点
3 回 スポーツの起源と体育の概念
4 回 まとめその 1
5 回 ゲームとフェアプレイ
6 回 スポーツマンシップ
7 回 暴力・ジェンダー
8 回 スポーツとナショナリズム
9 回 ドーピング問題
10 回 まとめその2
11 回 生涯スポーツとその意義
12 回 スポーツにおける個人と組織
13 回 学校体育の変遷と日本の高校生
14 回 スポーツ倫理
15 回 まとめその3
スポーツ原理//吉田
正/秋A(木 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
講義の概要は体育・スポーツ全般に関わる内容を行う。
授業の進行状況により予定を変更することがある。
定期的に小テストを行い学習到達度を評価する。
【学習到達目標】
現在、スポーツシーンで何が問題になっているのか、また、これからスポーツや体育が人の生涯の中で
どのように役立つかを理解する。
【履修上の注意】
授業はパワーポイントでスクリーンに表示しながら講義を行う。
【事前準備学習】
特になし
421
【評価方法】
定期的に小テストを行い、そのトータルされた点で最終評価を行う。出席の確認は提出された小テスト
で行うが、その内容が伴わない場合は不合格とする。出席するだけでは合格とはならないので注意する
こと。
【講義テーマ】
1 回 スポーツ原理とは
2 回 現代スポーツの問題点
3 回 スポーツの起源と体育の概念
4 回 まとめその 1
5 回 ゲームとフェアプレイ
6 回 スポーツマンシップ
7 回 暴力・ジェンダー
8 回 スポーツとナショナリズム
9 回 ドーピング問題
10 回 まとめその2
11 回 生涯スポーツとその意義
12 回 スポーツにおける個人と組織
13 回 学校体育の変遷と日本の高校生
14 回 スポーツ倫理
15 回 まとめその3
スポーツ心理学//鈴木
眞雄/春A(火 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
競技スポーツの心理学では,主にコーチと選手の関係を中心に、メンタル・トレーニングの理論と方法
について学ぶ。これまでの大学準硬式野球の監督・部長の経験、さらには東海地区大学準硬式野球連盟
会長の経験を背景に、心理学からの知見を併せて、特に動機づけと自己意識との関係を解説し、学習者
自身の競技生活に参考とするのみならず、学校での部活動の指導法についても解説する。また、健康の
ためのスポーツ活動において必要な知識について理解を深め,実践場面への介入法・指導法についても
講義する。
【学習到達目標】
スポーツ心理学の主たる研究対象は、「競技スポーツ」と「健康スポーツ」の 2 側面、さらに個人とチ
ームの2側面の4領域に加え、これに競技者と指導者・コーチの関係を重ねてのスポーツ活動全般であ
る。これらの活動に必要とされる心理学的知識及びスキル等の理解を深めるとともに,スポーツ活動の
実践場面での介入法、指導法等を習得することを目的とする。
【履修上の注意】
遅刻は厳禁だよ。
【事前準備学習】
スポーツに関する記事を積極的に目を通すこと。
422
【教科書】
講義の際に受講生と相談の上、決定する
【評価方法】
授業態度・ノートテイク、ショートレポート、小テスト及び定期試験による総合評価。
【講義テーマ】
1 回 スポーツとは、スポーツ心理学とは
2 回 競技とリクリエーション活動に必要な心理的スキル
3 回 「自己効力感とやる気」とは
4 回 「セルフコントロールと集中力」とは
5 回 「集合的効力感とリーダーシップ」
6 回 運動技術獲得に必要な運動学習
7 回 「イメージ」とは
8 回 チームづくりに必要な心理的要因
9 回 競技スポーツへの介入指導
10 回 障害者のスポーツ
11 回 健康スポーツの心理学とは
12 回 こころの健康と運動
13 回 スポーツへの参加と離脱
14 回 スポーツとパーソナリティ
15 回 講義のまとめと試験
スポーツ心理学//鈴木
眞雄/春A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
競技スポーツの心理学では,主にコーチと選手の関係を中心に、メンタル・トレーニングの理論と方法
について学ぶ。これまでの大学準硬式野球の監督・部長の経験、さらには東海地区大学準硬式野球連盟
会長の経験を背景に、心理学からの知見を併せて、特に動機づけと自己意識との関係を解説し、学習者
自身の競技生活に参考とするのみならず、学校での部活動の指導法についても解説する。また、健康の
ためのスポーツ活動において必要な知識について理解を深め,実践場面への介入法・指導法についても
講義する。
【学習到達目標】
スポーツ心理学の主たる研究対象は、「競技スポーツ」と「健康スポーツ」の 2 側面、さらに個人とチ
ームの2側面の4領域に加え、これに競技者と指導者・コーチの関係を重ねてのスポーツ活動全般であ
る。これらの活動に必要とされる心理学的知識及びスキル等の理解を深めるとともに,スポーツ活動の
実践場面での介入法、指導法等を習得することを目的とする。
【履修上の注意】
遅刻は厳禁だよ。野球に喩えればプレイボールが、かかってからは、試合には出られませんよ。
423
【事前準備学習】
スポーツに関しての新聞記事に目を通すこと。
【教科書】
講義の際に受講生と相談の上、決定する
【評価方法】
授業態度・ノートテイク、ショートレポート、小テスト及び定期試験による総合評価。
【講義テーマ】
1 回 スポーツとは、スポーツ心理学とは
2 回 競技とリクリエーション活動に必要な心理的スキル
3 回 「自己効力感とやる気」とは
4 回 「セルフコントロールと集中力」とは
5 回 「集合的効力感とリーダーシップ」
6 回 運動技術獲得に必要な運動学習
7 回 「イメージ」とは
8 回 チームづくりに必要な心理的要因
9 回 競技スポーツへの介入指導
10 回 障害者のスポーツ
11 回 健康スポーツの心理学とは
12 回 こころの健康と運動
13 回 スポーツへの参加と離脱
14 回 スポーツとパーソナリティ
15 回 講義のまとめ及び試験
コーチング学//竹之下
秀樹/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
様々なスポーツ活動の実践場面で活躍し成功をおさめている指導者のコーチング法を紹介しながら,ス
ポーツコーチとしてのあり方・指導法等を講義する。
【学習到達目標】
学校や地域社会での多くの人々がスポーツに参加するようになっている今日,それらの指導法やコーチ
ングを正しく合理的に行う必要性がこれまで以上に体育・スポーツ指導者に求められてきている。そこ
で,コーチングを正しく行うためのコーチの哲学やコーチとしての適性について理解を深め,その理論
を下に合理的なコーチングについて学習する。
【履修上の注意】
講義の態度、平常点が重要となります。
【事前準備学習】
授業以外にも、自学学習が必要です。専門用語の意味等理解しておくこと。
424
【教科書】
講義内容に応じて随時指示する。また,内容によっては資料を配布する。
【評価方法】
平常点,授業内のレポート、最終課題による総合評価。
【講義テーマ】
1 回 コーチングとは
2 回 コーチの指導上の役割その1(指導計画立案・指導方法・指導評価・スキルの導入・説明・師範
技術及び評価)
3 回 コーチの指導上の役割その2(スキル導入時のビデオによる師範や音響の利用・スキル向上と維
持)
4 回 名監督,名コーチから学ぶコーチング(競技者育成方法・トップアスリートの育成・チームマネ
ージメント・指
5 回 海外のコーチングと日本のコーチングの違い(競技者育成プログラム・指導理念・雰囲気作り・
コンディショニ
6 回 チームスポーツと個人スポーツのコーチング方法の違い
7 回 スポーツコーチの心理学
8 回 優れたコーチの資質
9 回 スポーツコーチの哲学
10 回 スポーツ環境の整備およびスポーツ振興の具体的視点
11 回 競技スポーツと IT
12 回 スポーツ活動と安全管理
13 回 発達段階とコーチング
14 回 求められるスポーツコーチ像
15 回 コーチングの諸問題・課題・理想
コーチング学//吉田
正/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
コーチングの意義を理解するためのは、生理学(運動生理学を含む)
、解剖学、発育発達学、バイオメ
カニクス、スポーツ医学、心理学、体力トレーニング論、運動と栄養の関係などの基本的知識が必要と
なる。
本講義は、それらの基本的知識の理解と統合的思考ができることを目指した展開を行う。
【学習到達目標】
毎回のレポートについて、テーマに沿った内容で、必ず自分に意見や考えが明確に答えることができる
ようにすること。
【履修上の注意】
シラバスに沿って授業を実施するが、進行状況により変更することがある。授業の内容はすべてパワー
ポイントのスライドで行う。
425
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
定期的な小テストを授業終了 10分前に行い、それらのトータル点により評価する。なお、小テストの
内容により、合否が決まり、出席しているだけでは評価されないので注意すること。
【講義テーマ】
1 回 コーチングと運動学習
2 回 プロセスとスキル
3 回 チームスポーツのコーチング
4 回 競技力の向上
5 回 まとめその1
6 回 筋力発揮とエネルギー供給機構
7 回 発育発達とトレーニング
8 回 運動と姿勢
9 回 脳と神経系
10 回 まとめその2
11 回 運動科学に基礎
12 回 スポーツスキル習得と二軸運動
13 回 集中力とインナーゲーム
14 回 スポーツ傷害とその予防
15 回 まとめその 3
体育社会学//坪田
暢允/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
オリンピックやワールドカップにしろ WBC にしろ、これまで「国民的関心」が高まるのはなぜであ
ろうか。これまでスポーツは常に「明るく、健康的」に語られてきた。だが、果たしてそれでいいので
あろうか。いずれにしてもスポーツは社会現象として大きなインパクトをもっており、今日の日本にお
ける文化状況を語る上でも欠くことのできない領域を形成していることはまちがいない。
しかしここでよく考えてみなければならないことは、スポーツが「健全な」趣味として、あるいは「一
服の清涼剤」として受け入れられることはあっても、これまでの日本の学問の世界(アカデミズム)で
はまともな学問対象としては長い間扱ってはこなかったし、スポーツマンはもちろんのことスポーツ研
究者へのまなざし」は時に侮蔑的であり差別的ですらある。
多くの知織人・文化人にもいわゆる「熱狂的な」ジャイアンツ・ファンも居れば、4 年に 1 度「ニッ
ポン、ニッポン」の連呼に涙して共鳴する「ナショナリスト」もいる。「スポーツは文化だ」といいつ
つ、これはスポーツへの二重の差別ではないのか、とさえ思われるのだが、学生諸君はどうであろうか。
この「差別の日常」を読み解く中で果たして何が見えてくるだろうか。
この講義では今日のスポーツのあり様を社会科学的に分析・検討を加え、スポーツとは何かを明らか
にしつつ、これからの社会とスポーツとの関わりについて解明していきたい。
426
【学習到達目標】
学生諸君が体育やスポーツの現象を社会科学的な見地から理解できるようになることである。
【履修上の注意】
教科書は指定しないので、毎回資料を配布しそれで進めていく。
なお出席を重視する。原則として 70%以上の出席で評価する。また授業中に毎回「コメント」を記述し
てもらうので素直に書いてもらいたい。
【事前準備学習】
日頃から授業に関係するような新聞記事などをよんでおくこと。
【教科書】
資料配布
【評価方法】
出席点 50 点、期末試験 50 点で評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 現代社会とスポーツ
3 回 現代生活とスポーツ
4 回 現代社会のスポーツの課題と展望
5 回 スポーツと環境問題
6 回 少子・高齢社会とスポーツ
7 回 国際政治機構とオリンピック
8 回 オリンピックと政治
9 回 スポーツの社会病理(1) -フーリガン10 回 スポーツの社会病理(2) -ドロップアウト11 回 スポーツと商業主義
12 回 ドーピングとスポーツ
13 回 スペクテーターとしてのスポーツ
14 回 日本におけるスポーツ・マスコミの現状
15 回 世界のスポーツ・フォア・オール運動
体育社会学//早坂
一成/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代社会におけるスポーツに関する諸問題や副次的に影響を与える事象について、社会学的な観点から
考察を進め、スポーツにおける基本的な社会学用語の習得と見方や考え方を育てる。そのために、スポ
ーツを文化としてとらえ、私たちの日常生活の身近なスポーツ現象やトピックスを取り上げて、これら
の事象から考察できる社会的影響や文化的要素を探求する。さらに、国際化の進む現代社会におけるス
ポーツと政治・経済・宗教との関連をグローバルな観点からも、オリンピック、ワールドカップ、国際
交流・国際貢献といったスポーツの政策や文化
427
価値に関する認識等について考察を進める。
講義の進め方としては、各テーマに沿ってトピックスの提示、スラドドによる説明を行う。並行してキ
ーワードや基本的な用語を記入して知識を習得する。さらにこれまでのスポーツ事象についての映像を
視聴して、これからのスポーツの社会学的事象の可能性について考える。
【学習到達目標】
・体育・スポーツにおける事象について社会学的な観点から考察力を習得して、自己の意見を主張でき
るようにする。
・体育・スポーツにおける基本的な用語について理解できるようにする
【履修上の注意】
積極的な受講態度を望む
提示したトピックスについて、メディア等を利用して一定の知識を習得して講義に臨むこと
【事前準備学習】
TV、インターネットなどのメディアを通して、スポーツと社会の関連を調べておくこと
【教科書】
『スポーツ社会学講義』 森川貞夫
佐伯聰夫 大修館書店
【参考書】
『オリンピック・スタディーズ』 清水諭 せりか書房 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
試験は、期末試験の結果から評価する
平常点は授業の際、提出するタスクシート、授業態度等から判断して評価する
【講義テーマ】
1 回 体育社会学の見方と考え方
2 回 日本体育史における社会的意義
3 回 スポーツの社会文化的意義
4 回 スポーツマンシップとフェアプレイ
5 回 プロフェッショナリズムとアマチュアリズム
6 回 スポーツ地域振興①~地域活性~
7 回 スポーツ地域振興②~スモールビジネス~
8 回 スポーツと政治①~近代オリンピック~
9 回 スポーツと政治②~テロリズム~
10 回 スポーツと経済①~スポンサーシップ~
11 回 スポーツと経済②~コマーシャリズム~
12 回 スポーツと宗教①~古代オリンピック~
13 回 スポーツと宗教②~近代オリンピック~
14 回 スポーツとジェンダー
15 回 授業総括及び試験
428
バイオメカニクス//齋藤
健治/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
人の動きや運動を力学的側面から分析,理解することを通して運動技術の評価を行い,その動きの特
徴の把握や上達方法について学習する.具体的には,動作分析からどのような動きの改善によりパフォ
ーマンスの向上につながるか,どのような特性の道具の使用がその個人の動作や操作に適しているか,
また,運動環境の違いにより運動にどのような配慮や工夫が必要であるかなどについての理解を深める.
【学習到達目標】
日常的に行われる動作を分析的に視ること(分解すること)に慣れる.分析的に視ることの拠り所とし
ての「力学」に多少なりとも慣れること.学問的視点が現場での視点とつなげられるようになること.
【履修上の注意】
難しいという先入観を捨てること.日常生活でみられる身体運動に関連づける努力が必要である.
【事前準備学習】
中学高校の物理「力学」の復習をしておくこと.日常生活,スポーツの身体運動,あるいはパフォーマ
ンスをよく観察すること.
【教科書】
『スポーツバイオメカニクス 20 講』 阿江・藤井著 朝倉書店
【参考書】
『スポーツバイオメカニクス』 深代他
著 朝倉書店
【評価方法】
平常点と定期試験を総合的に判断して評価する
【講義テーマ】
1 回 バイオメカニクスとは何か
2 回 実際の身体運動例と活動する主働筋の解剖学および筋の生理学
3 回 運動学と力学の初歩~座標系,質点,剛体,運動方程式
4 回 運動学と力学の初歩~並進運動,運動量とエネルギー,力,関節力,パワー
5 回 運動学と力学の初歩~回転運動,モーメント,トルク,関節トルク,関節トルクパワー
6 回 重心,関節の並進・回転運動
7 回 ジャンプ動作のバイオメカニクス~重力,反力,筋活動,力積
8 回 歩く・走る動作のバイオメカニクス
9 回 投げる動作のバイオメカニクス
10 回 打つ動作のバイオメカニクス
11 回 その他,蹴る,泳ぐ等の動作のバイオメカニクス
12 回 運動の巧みさ,運動傷害とバイオメカニクス
13 回 運動連鎖,エネルギーの流れ,運動依存力
429
14 回 バイオメカニクスのコーチングへの適用可能性
15 回 まとめ及び試験
バイオメカニクス//木村
健二/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
スポーツ科学とは、スポーツを医学、力学、生理学、栄養学、心理学等の方面から科学的にアプローチ
する学問である。その中でもバイオメカニクスでは、人間の身体や用具に関する科学的なデータをもと
に、運動の原理や動きのメカニズムを力学的に読み解くことで、より効率的な動きについて理解するこ
とが可能である。本講義は運動のメカニズムを主に力学の観点から解説することで、運動学的視点から
スポーツ技術を観察し、技術の習得や指導に役立てる資質を養うことを目標とする。
【学習到達目標】
バイオメカニクスに関する基礎的な知識を習得し、それを運動の観察及び動作改善のための指導に活用
することができる。
【履修上の注意】
特になし
【教科書】
『バイオメカニクス 身体運動の科学的基礎』 金子公宥・福永哲夫編 杏林書院
『改訂スポーツ・バイオメカニクス入門』 金子公宥 杏林書院
『スポーツバイオメカニクス』 平野裕一・阿江通良・深代千之・桜井伸二 朝倉書店
適宜資料を配布する。
【評価方法】
中間テストと期末テストにより評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 スポーツを運動学的・運動力学的に捉える
3 回 物体の重心-身体重心について学ぶ4 回 身体運動を理解するための力学的基礎知識(1)筋収縮の力学
5 回 身体運動を理解するための力学的基礎知識(2)力と速度から人や物体の動きを探る
6 回 身体運動を理解するための力学的基礎知識(3)運動と力学の法則について学ぶ
7 回 中間テストおよびこれまでのまとめ
8 回 身体運動とエネルギーの基礎知識(1)
9 回 身体運動とエネルギーの基礎知識(2)運動とエネルギー供給過程
10 回 身体運動を理解するための生理学的基礎知識
11 回 歩・走のバイオメカニクス-動きの原点である「歩・走」のメカニズムを検証-
12 回 跳のバイオメカニクス-動きを分解し身体各部の貢献度について垂直跳びを例に検証-
13 回 投のバイオメカニクス-投げる動作についてピッチャーの投球を例に検証-
14 回 打のバイオメカニクス-身体や道具を使って上手く打つためのバイオメカニクス理論について
430
-
15 回 授業総括およびテスト
体力トレーニング論//竹之下
秀樹/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
健康の維持・増進や体力の向上を目的として、トレーニングを行う。その実施には目的に応じたトレ
ーニング方法とその際の強度、頻度、持続時間を適切に判定し、効率良く実施することが肝要である。
本講義では、体力の概念と体力領域の学習に始まり、体力に応じたトレーニング手段を的確に判断でき
るための基礎知識とトレーニングプログラム作成についての基本、さらにはコンディショニング(体調
管理)の基礎理論についても学習する。また、その効果の測定・評価方法についても学習する。
【学習到達目標】
体力の概念を正しく理解すること。
コンディショニング(体調管理)および体力トレーニングの考え方を正しく理解し、実践、指導でき
る
【履修上の注意】
講義態度、平常点が大事になります。
【事前準備学習】
授業以外の自学学習が必要です。専門用語の意味等を理解しておくこと。
【教科書】
講義内容に応じて随時指示する、また内容によっては資料を配布する。
【評価方法】
平常点、授業内のレポート、最終課題による総合評価
【講義テーマ】
1 回 授業全体のオリエンテーションと導入
2 回 体力の概念。行動体力、防衛体力、健康関連体力、生活体力
3 回 形態学的特性からみた体力
4 回 スポーツと寿命
5 回 筋力、筋パワー、筋持久力
6 回 全身持久力
7 回 敏捷性、平衡性、巧緻性(コーディネーション)
8 回 コンディショニングの理論
9 回 HQC 手法とコンディショニング
10 回 ウォーミングアップとクーリングダウン
11 回 ストレッチングと柔軟性のトレーニング
12 回 レジスタンストレーニング
13 回 プライオメトリクストレーニング
431
14 回 バランスボールトレーニング
15 回 トレーニング計画の立て方、トレーニング環境の整え方
体力トレーニング論//齋藤
健治/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
健康の維持・増進や体力の向上を目的として,トレーニングを行う.その実施には目的に応じたトレー
ニング方法とその際の強度,頻度,持続時間を適切に判定し,効率良く実施することが肝要である.本
講義では,体力の概念と体力領域の学習に始まり,体力に応じたトレーニング手段を的確に判断できる
ための基礎知識とトレーニングプログラム作成についての基本,さらにはコンディショニング(体調管
理)の基礎理論についても学習する.また,その効果の測定・評価方法についても学習する.
【学習到達目標】
体力の概念,トレーニングの概念を理解し,種々の体力トレーニングを実践,指導できるようになるこ
と.
【履修上の注意】
教材教具の都合により内容を変更することがあります.
【事前準備学習】
既習科目である「スポーツ生理・生化学」,
「スポーツトレーニング概論」等について復習しておくこと.
【参考書】
『「健康運動実践指導者用テキスト」 健康・体力づくり事業財団』 大澤清二 朝倉書店
『「トレーニング生理学」 芳賀脩光・大野秀樹 杏林書院 2003』 NSCA ジャパン 大修館
『「健康・体力のための運動生理学」 石河利寛 2007』 石河利寛 杏林書院
【評価方法】
授業内の課題,テストおよび平常点により総合的に評価する.
【講義テーマ】
1 回 体力の概念,トレーニングの原理・原則
2 回 筋・筋収縮の特徴とエネルギー供給系
3 回 トレーニングの種類
4 回 パワーの概念~力学的,生理学的パワー
5 回 レジスタンストレーニング~そのエネルギー供給系
6 回 レジスタンストレーニング~高強度トレーニング
7 回 レジスタンストレーニング~パワートレーニング
8 回 エアロビックトレーニング~そのエネルギー供給系と有酸素作業能
9 回 エアロビックトレーニング~ウォーキング,ジョギング
10 回 エアロビックトレーニング~ジョギング
11 回 敏捷性,平衡性,巧緻性のトレーニング
12 回 ウォーミングアップ,クーリングダウン,ストレッチング
432
13 回 コンディショニングと傷害の予防
14 回 トレーニングプログラム~体力,年齢,性別,障害
15 回 まとめ
スポーツ教育行政論//永田
靖章/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
我が国のスポーツの振興や発展のためには、スポーツ行政についての基礎的内容を理解 しておくこと
が必要である。そこで、本授業では、スポーツ行政のしくみ、ねらい、スポ ーツ振興施策の概要と主
要施策、国と地方公共団体の役割、学校におけるスポーツ教育に 関する内容や児童生徒の心身の発達
に関する内容、地域スポーツ行政の基本的施策と課題 などについて講義し、スポーツの振興や発展の
ために役立てることができる基礎を修得で きるようにする。
【学習到達目標】
・我が国の体育・スポーツ行政の概要を理解し修得すること
・学校教育の基礎となる学習指導要領の法的根拠と保健体育の指導内容を理解すること
・体育・スポーツ行政を理解し、各種施策を有効に活用できる基礎を修得すること
【履修上の注意】
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味を調べておくこと。
【事前準備学習】
シラバスに基づいて、図書館等で参考文献を探して予習をしておくこと。
【教科書】
プリントを配布するので、特に指定をしない。
【参考書】
「地域スポーツ指導者共通科目教本」(C 級、B 級、A 級) 財団法人
・「学習指導要領(小学校、中学校、高等学校)」 文部科学省
【評価方法】
・試験、受講態度、レポート、ノート提出等によって評価
・私の授業内容と授業方法に対する受講者全員による授業評価
【講義テーマ】
1 回 我が国の体育・スポーツ行政のしくみ
2 回 我が国の体育・スポーツ行政のねらい
3 回 国における体育・スポーツ行政
4 回 都道府県における体育・スポーツ行政
5 回 地域(市町村)における体育・スポーツ行政
6 回 体育・スポーツ振興の基本的な方向
7 回 体育・スポーツの振興施策
433
日本体育協会
8 回 スポーツ振興法からスポーツ基本法へ法律改正
9 回 学習指導要領の法的根拠と学校体育の充実策
10 回 学習指導要領におけるスポーツに関する内容
11 回 学習指導要領における児童生徒の心身の発達に関する内容
12 回 生涯スポーツの推進
13 回 競技スポーツの振興
14 回 体育・スポーツ行政体と体育協会等の各種スポーツ団体との関係
15 回 授業総括
スポーツ教育行政論//沖村
多賀典/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代に生きる私たちが、体育・スポーツを気軽にしたり観たりすることができるのは、国や自治体と
いった政府による様々な支えがあるからです。本講義はこの点に着目し、特に体育・スポーツを普及・
発展させるために日本の政府が何を行っているのかを中心に解説します。講義は基本的事項の解説が中
心となりますが、これと併せて現在の情勢や表面化している諸問題も紹介し、今後のあり方を考究して
いくための素養を養うことも目指します。
【学習到達目標】
・体育・スポーツ行政に関する基本的事項を理解し修得する。
・体育・スポーツ行政の今後のあり方を考究していくための素養を身に付ける。
【履修上の注意】
講義内容をしっかりとノートに取り、かつ理解することが重要となります。欠席、遅刻、私語、居眠
り、内職は慎んでください。
【事前準備学習】
スポーツにおけるラフプレー、暴言、際どい判定、体罰、ドーピング、セクハラ、観客の暴走、性差
別、ナショナリズムなどの社会的・倫理的問題に対し広い関心を持ち、関連する時事ニュースに目を通
しておいて欲しいと思います。その関心が、本講義の理解を促進する原動力となります。
【教科書】
プリントを配布し、授業を行います。
【参考書】
『スポーツ政策の現代的課題』 諏訪伸夫、井上洋一、齋藤健司、出雲輝彦(編) 日本評論社 2008
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%
試験は、期末試験の結果から評価する。
平常点は、授業態度と随時提出を求めるレポートから評価する。
434
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 政府・行政・政策の捉え方
3 回 スポーツ行政と体育行政
4 回 体育・スポーツ行政組織(1)-国(中央政府)-
5 回 体育・スポーツ行政組織(2)-自治体-
6 回 体育・スポーツに関する法
7 回 体育・スポーツに関する行政計画
8 回 体育・スポーツに関する財政
9 回 体育スポーツ行政と政策評価
10 回 学校体育行政(1)-教育課程、学習指導要領-
11 回 学校体育行政(2)-運動部活動、地域連携-
12 回 体育・スポーツにおける事故・安全と行政
13 回 国民体育大会の意義と課題
14 回 公共スポーツ施設の管理運営
15 回 まとめおよび試験
生涯スポーツ論//永田
靖章/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
我が国のスポーツの振興や発展のためには、スポーツ行政についての基礎的内容を理解 しておくこと
が必要である。そこで、本授業では、スポーツ行政のしくみ、ねらい、スポ ーツ振興施策の概要と主
要施策、国と地方公共団体の役割、学校におけるスポーツ教育に 関する内容や児童生徒の心身の発達
に関する内容、地域スポーツ行政の基本的施策と課題 などについて講義し、スポーツの振興や発展の
ために役立てることができる基礎を修得で きるようにする。
【学習到達目標】
・我が国の体育・スポーツ行政の概要を理解し修得すること
・学校教育の基礎となる学習指導要領の法的根拠と保健体育の指導内容を理解すること
・体育・スポーツ行政を理解し、各種施策を有効に活用できる基礎を修得すること
【履修上の注意】
次回の授業内容を予習し、新しい用語の意味を調べておくこと。
【事前準備学習】
シラバスの内容について、図書館等で参考文献を探して予習をしておくこと。
【教科書】
プリントを配布するので、特に指定をしない。
【参考書】
「地域スポーツ指導者共通科目教本」(C 級、B 級、A 級) 財団法人
・「学習指導要領(小学校、中学校、高等学校)」 文部科学省
435
日本体育協会
【評価方法】
・試験、受講態度、レポート、ノート提出等によって評価
・私の授業内容と授業方法に対する受講者全員による授業評価
【講義テーマ】
1 回 我が国の体育・スポーツ行政のしくみ
2 回 我が国の体育・スポーツ行政のねらい
3 回 国における体育・スポーツ行政
4 回 都道府県における体育・スポーツ行政
5 回 地域(市町村)における体育・スポーツ行政
6 回 体育・スポーツ振興の基本的な方向
7 回 体育・スポーツの振興施策
8 回 スポーツ振興法
9 回 学習指導要領の法的根拠と学校体育の充実策
10 回 学習指導要領におけるスポーツに関する内容
11 回 学習指導要領における児童生徒の心身の発達に関する内容
12 回 生涯スポーツの推進
13 回 競技スポーツの振興
14 回 体育・スポーツ行政体と体育協会等の各種スポーツ団体との関係
15 回 授業総括
生涯スポーツ論//野村
良和/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
我が国のスポーツの振興や発展のためには、スポーツ行政についての基礎的内容を理解 しておくこと
が必要である。
そこで、本授業では、スポーツ行政のしくみ、ねらい、スポ ーツ振興施策の概要と主要施策、国と地
方公共団体の役割、学校におけるスポーツ教育に 関する内容や児童生徒の心身の発達に関する内容、
地域スポーツ行政の基本的施策と課題 などについて講義し、スポーツの振興や発展のために役立てる
ことができる基礎を修得できるようにする。
【学習到達目標】
・我が国の体育・スポーツ行政の概要を理解し修得すること
・学校教育の基礎となる学習指導要領の法的根拠と保健体育の指導内容を理解すること
・体育・スポーツ行政を理解し、各種施策を有効に活用できる基礎を修得すること
【履修上の注意】
体育やスポーツに関する一般社会のトピック(ニュース等)に注目し、新聞、雑誌あるいはネットワ
ークを利用して関係する情報を積極的に入手する
436
これらのことについて、周囲の学生や教員と日常的に論議することを心がける
【事前準備学習】
・最近(1 週間)のスポーツに関する出来事を思い出しておくこと。
【教科書】
プリントを配布するので、特に指定をしない。
【参考書】
『地域スポーツ指導者共通科目教本』 財団法人 日本体育協会 財団法人 日本体育協会 2003
『学習指導要領(小、中、高等学校)』 文部科学省 東洋館出版社 2008
『現代スポーツ論』 丸山 富雄 他 中央出版 2000
『現代スポーツのパースペクティブ』 菊 幸一 他 大修館書店 2006
『現代スポーツを読む』 佐伯 年詩雄 世界思想社 2006
「地域スポーツ指導者共通科目教本」(C 級、B 級、A 級) 財団法人 日本体育協会
・「学習指導要領(小学校、中学校、高等学校)」 文部科学省
【評価方法】
試験 70%、
平常点
30%
試験は、期末テストの結果により評価する。
平常点は、授業中に提示する課題に関するレポートの内容についての評価による。
【講義テーマ】
1 回 我が国の体育・スポーツ行政のしくみ
2 回 我が国の体育・スポーツ行政のねらい
3 回 国における体育・スポーツ行政
4 回 都道府県における体育・スポーツ行政
5 回 地域(市町村)における体育・スポーツ行政
6 回 体育・スポーツ振興の基本的な方向
7 回 体育・スポーツの振興施策
8 回 スポーツ振興法
9 回 学習指導要領の法的根拠と学校体育の充実策
10 回 学習指導要領におけるスポーツに関する内容
11 回 学習指導要領における児童生徒の心身の発達に関する内容
12 回 生涯スポーツの推進
13 回 競技スポーツの振興
14 回 体育・スポーツ行政体と体育協会等の各種スポーツ団体との関係
15 回 授業総括および試験
437
地域スポーツ論//永田
靖章/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
我が国のスポーツの発展や振興のためには、学校体育と連携した地域スポーツの振興が基礎であり重要
である。そこで、本授業では、現代スポーツの考え方、地域スポーツの振興の考え方、スポーツ施設の
整備・拡充及び運営、スポーツクラブの育成・援助、スポーツプログラムの提供、地域スポーツ指導者
の役割、スポーツ振興施策などについて講義し、地域スポーツの発展や振興のために役立てることがで
きる基礎を修得できるようにする。
【学習到達目標】
・地域スポーツの発展と振興の概要を理解し修得すること
・地域スポーツの発展や振興の在り方について理解すること
・地域スポーツの発展や振興の各種施策を理解し、有効に活用できる基礎を修得すること
【履修上の注意】
次回の講義無い世を予習し、専門用語の意味を調べておくこと。
【事前準備学習】
シラバスの内容について、図書館等で参考文献を探して予習をしておくこと。
【教科書】
プリントを配布するので、特に指定をしない。
【参考書】
『地域スポーツ指導者共通科目教本(C 級、B 級、A 級)』 財団法人 日本体育協会
【評価方法】
・試験、受講態度、レポート、ノート提出等によって評価
・私の授業内容と授業方法に対する受講者全員による授業評価
【講義テーマ】
1 回 現代スポーツの考え方
2 回 地域スポーツ振興の考え方
3 回 諸外国との比較でみた日本のスポーツ
4 回 地域スポーツと学校体育との連携
5 回 スポーツ事業の概念と種類
6 回 スポーツ施設の整備・拡充及び開放
7 回 スポーツプログラムの設定提供
8 回 スポーツクラブの育成・援助
9 回 地域のスポーツ振興計画(総合型地域スポーツクラブを中心に)
10 回 地域スポーツ組織
11 回 地域におけるスポーツ指導者の種類・役割と養成
12 回 リーダーバンク制度とその運営及び活用方法
13 回 スポーツ指導計画の立て方
14 回 地域スポーツ行政の基本的施策と課題
438
15 回 授業総括
地域スポーツ論//沖村
多賀典/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
地域におけるスポーツは、基本的には住民のスポーツ要求の高まりを背景にして、自治体、企業、学
校、NPO、クラブ、スポーツ団体といった諸アクターに支えられながら、豊かな人生の享受、コミュニ
ティの醸成、地域振興、健康の増進などに寄与することを期待されつつ、展開されています。本講義で
は、このような地域スポーツに関する基本的事項を解説しつつ、現在の情勢や表面化している諸問題も
紹介することで、今後のあり方を考究していくための素養を養うことを目指します。
【学習到達目標】
・地域スポーツに関する基本的事項を理解し修得する。
・地域スポーツの今後のあり方を考究していくための素養を身に付ける。
【履修上の注意】
講義内容をしっかりとノートに取り、かつ理解することが重要となります。欠席、遅刻、私語、居眠
り、内職は慎んでください。
【事前準備学習】
スポーツにおけるラフプレー、暴言、際どい判定、体罰、ドーピング、セクハラ、観客の暴走、性差
別、ナショナリズムなどの社会的・倫理的問題に対し広い関心を持ち、関連する時事ニュースに目を通
しておいて欲しいと思います。その関心が、本講義の理解を促進する原動力となります。
【教科書】
プリントを配布し、授業を行います。
【参考書】
『テキスト 総合型地域スポーツクラブ 増補版』 日本体育・スポーツ経営学会(編) 大修館書店 200
4
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%
試験は、期末試験の結果から評価する。
平常点は、授業態度と随時提出を求めるレポートから評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 地域社会とスポーツ
3 回 地域の諸問題とスポーツ
4 回 地域におけるスポーツ振興のあゆみ(1)-戦前から高度経済成長期まで-
5 回 地域におけるスポーツ振興のあゆみ(2)-安定成長期から現在まで-
6 回 地域スポーツを支える法
439
7 回 地域スポーツを支える行政と政策
8 回 地域スポーツクラブの歴史と総合型地域スポーツクラブ
9 回 総合型地域スポーツクラブの特質と課題
10 回 地域スポーツの指導者
11 回 スポーツ指導者の法的責任
12 回 地域とトップスポーツクラブ
13 回 地域スポーツとスポーツ施設
14 回 生涯スポーツの理念と特定対象者のスポーツ
15 回 まとめおよび試験
健康管理論//山本
親/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
健康であることの意味と健康管理の大切さを学ぶとともに自己管理により健康の保持・増進ができるよ
うその基礎を学習する。具体的には、自己の体調の良し悪しや体重の変化、風邪を引きやすいとか食欲
が無いなどの兆候を認識し、その原因について考え、改善する能力を身につける。さらに健康を取り巻
く生活環境や生活習慣病に関する知識、そしてその予防・改善やメディカルチェックについて学習する。
【学習到達目標】
健康であることの意味を理解し、その維持・管理ができるような基礎を作る。と同時に、体温、心拍
数、血圧、体脂肪量など基本的な項目について自己で測定し、体調の判定ができる能力を身に付ける。
【履修上の注意】
70%以上の出席が必要です。プリントを配布し、授業を行います。
【事前準備学習】
シラバスを参照し、学習内容について自分自身の生活環境、健康状態や健康管理と比較し、問題点があ
れば整理し、質問できるよう準備しておく。
【参考書】
『健康科学概論』 後閑容子 HIROKAWA 2003
『健康管理士一指導員テキスト』 日本成人病予防協会
【評価方法】
試験70% レポート・小テスト30%
【講義テーマ】
1 回 健康とは?
2 回 環境と健康
3 回 健康と公害
4 回 学校における健康管理
5 回 職場における健康管理
6 回 地域社会における健康管理
440
7 回 地域における健康管理とその活動
8 回 健康診断
9 回 体力と健康
10 回 摂食中枢・満腹中枢
11 回 栄養と疾病
12 回 ストレスと健康
13 回 がん
14 回 セルフチェックの実践
15 回 まとめ
トレーニング科学//竹之下
秀樹/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
トレーニング科学に関する現在までの種々の研究成果を参照としながら,トレーニングの概念,および
運動生理学の基礎理論を背景としたトレーニングについての科学的基礎,また,それらに基づく様々な
スポーツ場面への応用について講義する。
【学習到達目標】
運動・スポーツの専門家として,競技,健康,教育,教養等に関連するあらゆる場面で必須となるスポ
ーツトレーニングについての基礎および応用的知識を習得することを目的とする。
【履修上の注意】
講義の態度、平常点が大事となります。
【事前準備学習】
授業以外の自学学習が必要です。専門用語の意味等理解しておくこと。
【教科書】
随時,資料の配布等を行う。
【参考書】
『運動適応の科学』 竹宮隆,石河利寛
編 杏林書院
【評価方法】
平常点,授業内レポート、最終課題による総合評価。
【講義テーマ】
1 回 トレーニングの基礎的概念とトレーニングの目的
2 回 トレーニングの原理・原則
3 回 トレーニングの構成
4 回 トレーニングの過程と計画
5 回 筋力と筋パワートレーニング
6 回 持久性(全身および局所筋)のトレーニング
441
7 回 動き(滑らかさとスピード)のトレーニング(スキルの獲得)
8 回 体力の構成要素とトレーニング効果の評価・測定
9 回 トレーニングによる生体反応(1)筋,神経,骨,身体組成
10 回 トレーニングによる生体反応(2)呼吸循環系,内分泌
11 回 トレーニング処方に影響を及ぼす生物学的因子(発育・発達,廊下,性)
12 回 特殊環境下におけるトレーニング
13 回 トレーニングと疾患(オーバーユース,オーバートレーニング,運動療法など)
14 回 アスレティックリハビリテーションにおけるトレーニングの理論と実際
15 回 トレーニング計画の作成方法
トレーニング科学//松田
克彦/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現在、トレーニングについて、かなり幅広く多くの情報がある。本講義では、発育発達にあったトレ
ーニング方法を正しく学ぶと共に、筋肉の性質、五感を使った脳トレーニング、負荷の選択などの知識
を理解しながら授業を進める。また、エネルギーの構造を学び栄養摂取との関係も学んでいく。更に、
トレーニングが、身近な生活に及ぼす影響を理解し、実生活の中で応用することにより生活が豊かにな
るように学んでいく。
【学習到達目標】
正しいトレーニングの構造と発育発達にあった方法を理解し、実生活に反映できるようにしていく。偏
ったトレーニングのリスクとエネルギー源の確保を行うための知識を身につけると共に、個人や年代別
のトレーニング計画を立案できるようにする。
【履修上の注意】
内容がリンクしていくので全出席することが望ましい。授業を受ける上で自分自身の競技や実生活と照
らし合わせて受講をすること。
【事前準備学習】
授業中に、得た知識を実生活に反映できるようにしていくため、自分の行っている競技や、自己管理
において通常考えている事柄の疑問や知りたい情報をまとめておくこと。
【教科書】
授業の中で、必要に応じて資料を配布したり、指示を行う。
【参考書】
『これからの健康とスポーツの科学』 阿部孝・流子友男 講談社 2000 年
【評価方法】
定期試験を重要視する。その他、毎回授業で提出する小レポートや、トレーニング計画レポートにて加
点を加える。
442
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス トレーニングの効果
2 回 脳力の開発 スポーツの二極化が進んでいる?
3 回 運動とエネルギーの関係
4 回 筋力発揮の生理学的機序
5 回 筋力トレーニングの効果と種類
6 回 サイズの原理って何?
7 回 筋量を増加させ筋力と筋パワーを高める
8 回 発育発達に応じたトレーニングについて
9 回 年痔別に適したトレーニング実例
10 回 スピードアップと技術の習得
11 回 持久力(スタミナ)を高める
12 回 トレーニング周期と栄養
13 回 壮年期から高齢期のトレーニング
14 回 環境温度とトレーニング強化
15 回 総括とトレーニング立案及び注意点
解剖・生理学//米田
吉孝/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
人体を構成している種々の器官について学習する。また、その働きを理解し、運動との係わりについて
理解を深める。授業は講義形式で行う。
【学習到達目標】
人体を構成している種々の器官について学習する。また、その働きを理解し、運動との係わりについて
理解を深める。種々の筋肉の働きや骨格について学習する。
【履修上の注意】
講義時には必ず出席すること。遅刻や欠席は大きな減点となる。講義中の飲食や私語、帽子やサングラ
スは許可しない。この講義は保健体育の教員免許を取得する上で必修の講義である。ただ、単位のみを
取得することを目的とし、学習意欲のない学生は履修を許さない。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『入門運動生理学』 勝田
茂 杏林書院 2009
【参考書】
『解剖生理学』 竹内修二著 医学芸術社
『運動生理学の基礎と発展』 春日規克・竹倉宏明著 フリースペース
443
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、提出レポート、発表、また、試験などによって総合的に判定す
る。遅刻や欠席は減点対象となる。欠席数が多い場合には単位認定されない。
【講義テーマ】
1 回 解剖・生理学総論
2 回 上肢の骨格について
3 回 下肢の骨格について
4 回 筋肉の種類と働きについって
5 回 関節の動きと筋肉の係わりについて
6 回 筋収縮に必要なエネルギー源について
7 回 筋肉のトレーニングについて
8 回 心臓の働きについて
9 回 血液循環について
10 回 肺の働きとガス交換について
11 回 消化器系について
12 回 内分泌系について
13 回 神経系について
14 回 神経系と運動について
15 回 試験及び総評
解剖・生理学//酒井淳一
・藤森修/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義では生命現象の理解を目的に人体の構造とその機能について学習する。運動やストレスなどの変
化に対し、人体諸器官は協調して生体内の恒常性を維持するように働く。人体の正常機能を理解するた
めに必要と思われる内容を解剖学、生理学の両面から捉え、概説する。
【学習到達目標】
人体の諸器官の構造とその正常機能を説明できる。
【履修上の注意】
解剖学は藤森先生、生理学は酒井が講義します。講義時間には遅刻しないこと。
【事前準備学習】
身体の構造と機能について学ぶ科目です。身体の正常な状態はどのようであるか意識する。また、その
反対の正常でない状況も考えてみましょう。
【教科書】
『ビジュアル 解剖生理学』 藤本 淳 ヌーヴェルヒロカワ 2007
【参考書】
『生理学テキスト第 6 版』 大地陸男 文光堂 2010
444
【評価方法】
試験結果に授業態度を合わせて評価する。
【講義テーマ】
1 回 人体の成り立ちと発生(細胞・組織・器官・器官系)
2 回 組織(上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織)と器官
3 回 呼吸器と循環器の構造
4 回 運動器の構造
5 回 神経系の構造
6 回 総説「生理学とは」
、細胞、膜、受容体
7 回 神経系、骨格筋
8 回 血液、循環器
9 回 呼吸
10 回 消化吸収
11 回 内分泌調節
12 回 感覚
13 回 運動生理
14 回 実験1(筋肉の収縮)
15 回 実験2(血液型決定)、まとめと試験
衛生・公衆衛生学//土山
ふみ/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
公衆衛生学は、公共の福祉(人々という集団の健康の向上)を目指す学問である。
現在、わが国における国民の健康をめぐって様々な問題が発生している。2011 年 3 月の原発事故で注
目を浴びた放射線の人体影響の問題を始め、身近なところでは若い世代に拡がり始めている大麻汚染、
新型インフルエンザ発生、年間 3 万人にも及ぶ自殺者、幼児虐待、化学物質による食品や環境の汚染、
そして地球温暖化に代表されるグローバルな環境問題、生物多様性の危機などがある。これらの問題は
将来健康を専門とする職業に就くか否かを問わず、一人一人が考え、解決に向けて行動することが求め
られる課題である。
一方、本講義の対象学生にはリハビリテーション分野で活躍することを希望する者が含まれている。
本講義では医療人として必要な公衆衛生学の基本的な知識を身につけることも視野に入れ、上記の問題
と共に地域、学校、職場などで行われている公衆衛生の実践活動、行政の対応、制度の特徴などについ
ても解説し、社会人、医療人として必要な公衆衛生学の全体像を提示する。
【学習到達目標】
国民全体に関わる幅広い健康問題とその背景を理解し、これらを解決するための社会制度、行政の
活動、医療の関わりなどを理解し、説明できること。また、人間の健康づくり、健康で安心な社会の実
現などの課題を実現する上で、医療専門家の実践活動が果たす役割を学び、生活、医療の主要な場面で
これらの専門家の活動のあり方が説明できることを目標とする。
445
【履修上の注意】
定期試験の受験には、原則として 2/3 以上の出席を要する
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
配布するプリントによる
【参考書】
『国民衛生の動向:V60(2013/2014)』 厚生労働統計協会・編集 厚生労働統計協会
『イラスト公衆衛生学』 石川哲也ほか 東京教学社
【評価方法】
○ 定期試験
80%、
平常点(小テストを含む)
20%
【講義テーマ】
1 回 公衆衛生学とは?
2 回 我が国の健康レベルの現状(統計から見る)
3 回 ノ-マライゼ-ション(障害者福祉など)
4 回 疾病の原因を探る(疫学的方法による健康の理解)
5 回 感染症とその予防
6 回 環境保健①地球環境問題
7 回 環境保健②環境汚染と公害
8 回 環境保健③環境の変化と健康影響
9 回 栄養及び食品衛生
我が国の医療制度と医療政策、医療の倫理
10 回
11 回
母子保健と地域保健
12 回
学校保健と成人保健
13 回
老人保健・介護保険・精神保健
14 回
産業保健
15 回
授業のまとめおよび試験
衛生・公衆衛生学//安林
奈緒美/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
グローバル化が進む現代社会において、衛生学および公衆衛生学は、新たな局面を迎え、世界的は視
点が不可欠となってきた。そこで、本講義では、国内のみならず、国外の衛生学・公衆衛生学的問題に
446
も目を向け、幅広い視野から日本の衛生学・公衆衛生学を考える講義とする。
具体的な講義内容は、以下のとおりである。まず、日本の公衆衛生の歴史を公衆衛生創成記、第一次
世界大戦後の日本の公衆衛生、戦争と国民保健、第二次世界大戦後の公衆衛生、というように衛生学・
公衆衛生学の歴史を概観する。
次に、基本的人権としての「健康」について考え、その権利を実現する手段として衛生学・公衆衛生
学があることを具体的事例を揚げて解説する。そして、衛生学・公衆衛生学の歴史と考え方を身に付け
た後、次のような 3 つの領域について解説する。
「社会・環境領域」は、公害、地球環境、生活環境、
「地
域保健領域」は、学校保健、国際保健、高齢者保健,、「医療、福祉、介護領域」では、医療制度、医療
従事者、医療施設、社会保障、介護保険、高齢者福祉、地域の保健・医療・福祉の連携について解説す
る。
以上のような学習内容のまとめと応用として、現実に起きた災害(東日本大震災、阪神淡路大震災、
インドネシア津波など)
について発生から復興までの人々の保健衛生とこころのケアの 2 側面に着目し、
人々の生活がどのように立て直されていったのかという問いについて、衛生学・公衆衛生学的観点およ
び養護社会学的観点から、受講者に簡単な研究に取り組んでもらう。
【学習到達目標】
衛生学・公衆衛生学の知見から、社会的な健康問題に関して、問題発見能力と問題解決能力が持てるよ
うにする。
自己の健康問題に関心を持ち、公衆衛生学的見地から適切な健康生活実践能力を持てるようにする。
【履修上の注意】
公衆衛生学は、社会現象と関連が深い科目である。日頃からニュース報道に注目し 公衆衛生学的課題
を自ら、みつけるよう心がけることが望ましい。
【事前準備学習】
配付レジメを十分に読んでから受講して欲しい。
【教科書】
講義の中で、随時オリジナルレジメを配付する。
【参考書】
講義中に適時、紹介する。
【評価方法】
試験
50
%
【講義テーマ】
1 回 公衆衛生の歴史
2 回 基本的人権としての「健康」
3 回 公害
4 回 地球環境
5 回 生活環境
6 回 学校保健
7 回 国際保健
8 回 高齢者保健,
平常点
50
と養護社会学
447
%
9 回 医療制度
10 回 医療従事者・医療施設
11 回 社会保障
12 回 介護保険
13 回 高齢者福祉
14 回 地域の保健・医療・福祉の連携
15 回 演習:公衆衛生学的視点から自然災害を考える
予防医学//安林
奈緒美/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本の医療費は増加の一途を辿っている。厚生労働省は、国民の医療費を削減しようと、生活習慣病
やメタボリックシンドロームを重要視し国民に訴えているが、なかなかその成果は目に見えてこない。
このような現状を解説すると共に、本講義では、予防すべき疾病として「生活習慣病」
「がん」
「感染症」
の3つを中心に、その実態と予防の方法に関して解説する。
また、未来の大人である子どもの予防すべき疾病について、学校保健、養護社会学および発育発達の
視点から解説する。これらのことを通じて、自己の健康の維持増進と疾病予防について積極的に実践す
る態度を養うことを本講義の目的とする。特に、食生活の基本について予防医学との関連から重点的に
解説する。
【学習到達目標】
疾病予防が、自己の健康維持のためだけでなく、国の財政負担を減らすことにもなるという視点をもつ
ことができるようになる。
積極的に、疾病の予防的態度を選択して実践できるようになり、他者の健康についても自己と同様に考
えることができるようになる。
【履修上の注意】
自己の生活を振り返り、健康というものをどう考えるのかを常に問う態度で講義に臨むことが望ましい。
【事前準備学習】
配付レジメを十分に読んでから受講して欲しい。
【教科書】
講義の中で、随時オリジナルレジメを配付する。
【参考書】
講義中に適時紹介する。
【評価方法】
試験
50
%
50
平常点
【講義テーマ】
1 回 生活習慣病
448
%
2 回 がん
3 回 感染症
4 回 子どもの疾病と養護社会学
5 回 生活習慣 喫煙飲酒
6 回 循環器疾患の予防
7 回 肥満の予防
8 回 糖尿病の予防
9 回 血清脂質異常の予防
10 回 メタボリックシンドローム
11 回 結核
12 回 食生活の基本
13 回 いのちと食
14 回 食育
15 回 演習:自己の食生活・食習慣を振り返る
予防医学//福春
道太郎/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
わが国は世界でもトップクラスの経済力を持ち、平均寿命、乳児死亡率、健康寿命といった健康指標
も常に上位を占めています。しかしその一方で、糖尿病、高血圧、虚血性心疾患等の生活習慣病の患者
が増加しており、これらの状況に伴い、医療費の増大が深刻な社会問題になっています。その結果、自
身の健康に何らかの問題を抱え、将来に不安を感じる人が多数、存在することも事実です。
予防医学は、疾病に関わるさまざまな要因を研究し、疾病の予防を行うことや、心身を病気になりにく
い状態におき、健康増進を図るための学問です。健康は職場・地域・家庭における日常の営みに大きく
影響される部分を有します。生体の持つ種々の生理機能を理解し、加齢や生活習慣の影響に伴う各種の
機能低下や疾病、現代の医学・医療が抱えている問題等を総合的に学ぶことにより、疾病をどのように
回避するか、また、栄養や運動等が疾病予防や長寿にどのように関わるかについて、ともに考えていき
ましょう。
また、この授業では、テレビや新聞等のメディアでしばしば話題にあがる健康および医学・医療に関
する内容を議論し、その内容について論理的に検証していくことも予定しています。
「医学・医療雑学」
を学ぶ側面を持つことにより、健康および医学・医療をより身近に感じて学んでいただきたいと考えて
います。
【学習到達目標】
生活習慣から起こりうる疾病の予防に対する理解を深め、将来、予防医学に携わる立場となった時に
必要とされる基本的な知識を得ることを目標とします。また、基本的な医学的思考力、論理的思考力を
会得することを目指します。
【履修上の注意】
細かい医学用語等の暗記を求めるようなことはありません。授業で取り扱う内容について、論理的思
考を意識し、自分の頭でよく考えるようにこころがけてみてください。また、この授業を通して得た知
識や論理的思考をふだんの生活の中で、何らかの形で「利用」するようにこころがけてみてください。
第 14 講が終了した時点で 10 回以上の出席があることを、試験の受験資格とします。この基準について
449
は、就職等の活動や病欠など、理由に関してはいっさい考慮いたしませんのでご承知おきください。講
義中の私語はくれぐれも御遠慮願います。
【事前準備学習】
前回の授業内容の概要を把握した上で、受講するようにこころがけてください。
【教科書】
指定の教科書や参考図書はありません。必要に応じてプリントを配布する予定です。
【評価方法】
学期末の筆記試験と、必要に応じて提出いただくレポートで総合的に評価を行います。評価の割合は、
筆記試験 7 割・レポート 3 割です。
【講義テーマ】
1 回 予防医学とは(1 次・2 次・3次予防の違いをふまえて)
2 回 生活習慣と疾病
3 回 生活習慣病の予防①(メタボリックシンドローム)
4 回 生活習慣病の予防②(高血圧・糖尿病・脂質代謝異常)
5 回 生活習慣病の予防③(悪性新生物)
6 回 生活習慣病の予防④(骨粗鬆症・骨折防止)
7 回 疫学研究方法概論
8 回 討論学習(現代の医学・医療が抱える問題点)
9 回 寿命の延長
10 回 予防医学と嗜好品
11 回 身体的・精神的健康の増進
12 回 医療経済における予防医学の役わり
13 回 健康診断結果表の解析
14 回 討論学習(現代における健康とは)
15 回 授業総括及び試験
学校保健//米田
吉孝/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
授業は教科書(学校保健ハンドブック)に沿って講義形式で行う。場合によっては実験・実習の形態で
授業を進めることもある。学習内容は主に、中・高等学校における生徒や教職員の健康や学習環境に関
することが中心であり、教職課程(保健体育教員免許状)のための講義である。
【学習到達目標】
将来、教職を目指す学生を対象に、小児保健、精神保健を含め、児童生徒の健康を促進し、また健康な
環境を維持するための知識や方法を学習する。
【履修上の注意】
遅刻、欠席は大きな減点となる。講義中の私語、飲食は許されない。また、帽子やサングラスをつけて
450
の出席は認められない。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『学校保健ハンドブック(第 5 次改訂)』 教員養成系大学保健協議会 ぎょうせい 1912
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度や意欲、試験などによって総合的に判定する。5回以上の欠席は失格と
なる。
【講義テーマ】
1 回 学校保健の意義と目的
2 回 学校保健の歴史
3 回 学校保健の制度
4 回 学校保健の構造と内容
5 回 学校保健関係職員
6 回 学校保健組織活動
7 回 学校保健安全計画
8 回 中学校の保健学習
9 回 高等学校の保健学習
10 回 小児保健①小児の発育 ②小児医療 ③小児の事故予防 ④小児の栄養
11 回 小児保健⑤予防接種・感染症
12 回 精神保健(中・高等学校の保健の内容から精神保健に焦点を合わせた内容の学習)
13 回 保健管理資料・情報の処理・管理①基本的保健統計の基礎を学習する
14 回 保健管理資料・情報の処理・管理②現在厚生白書等により報告されている諸統計表に基づき、学
校保健に関する
15 回 試験及び総評
学校保健//廣
美里/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
学校において、「保健」の果たす役割は大きい。また、その範囲は多岐にわたる。児童・生徒の発育発
達に合わせて、「健康を守る」、「健康を学習する」という両面からアプローチしていく「学校保健」つ
いての理解を深める。
【学習到達目標】
学校保健の意義や目的を理解し、学校現場で実践されている内容を理解する。また、児童・生徒の身体
的・精神的発育発達や体力についての現状を把握し、学校での組織や指導および支援のあり方について
学ぶ。
451
【履修上の注意】
いつも子どもたちの健康や安全について考える姿勢を持って授業に臨んでください。
【事前準備学習】
新聞等には,学校でのいろいろな話題や健康情報が掲載されます。日頃から新聞等を積極的に読みまし
ょう。
【評価方法】
平常点、レポートおよび試験により総合的に評価する
【講義テーマ】
1 回 学校保健の意義と目的
2 回 学校保健の歴史
3 回 健康の概念
4 回 子どもの発育発達①(形体的発育を中心に)
5 回 子どもの発育発達②(機能面の発達を中心に)
6 回 子どもの体力
7 回 現代的な健康課題の現状と対策
8 回 学校保健安全計画と学校保健活動
9 回 保健管理の実際
10 回 保健教育の基礎とその展開
11 回 こころの健康①(学級担任・体育教師の立場から)
12 回 こころの健康②(保健室と相談室)
13 回 ライフスキルという考え方
14 回 特別支援教育と学校保健
15 回 まとめおよび試験
学校安全//米田
吉孝/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
約半数(8回)の授業は講義形式で行う。残りの授業(7回)は学生が自ら調べた結果についてパワー
ポイントを使用して発表を行う。
小・中・高等学校を取り巻く児童生徒の健康や生活安全について学習する。
【学習到達目標】
最近、児童生徒に対する安全教育の必要性が強調されている。そこで、学校における安全教育(学校安
全)についての必要項目や、その点検体制について学習する。小・中・高等学校それぞれの発育発達の
段階に応じた安全教育が必要であり、そのためには、それぞれの段階の発育発達の特徴を学習する。
【履修上の注意】
この講義は学科選択科目に在るが、学習内容は、保健体育の教員免許状を所得する者に必要な講義とし
て解説された。従って、ただ単に単位取得だけを目的とする者には学校に偏った講義内容であるため履
修を遠慮して欲しい。講義中の私語、飲食、帽子やサングラスは許可しない。遅刻や欠席は大きな減点
452
対象となる。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
必要な資料を配布する。
【参考書】
学校等における児童等の安全の確保のための指針(防犯対策資料)
愛知県教育委員会
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度や意欲、発表などによって総合的に判定する。発表しない者は単位認定
されない。遅刻や欠席は減点となる。
【講義テーマ】
1 回 学校安全の意義と目的
2 回 学校の安全対策について
3 回 地震・火災対策について
4 回 交通安全対策について
5 回 不審者対策について
6 回 安全マップ作成について
7 回 遊具等の点検維持管理と救急法につて
8 回 健康に影響を与える環境について(学校)
・発表
9 回 健康に影響を与える環境について(家庭)
・発表
10 回 学校や家庭生活における傷害防止・発表
11 回 健康な生活と病気の予防・発表
12 回 健康な生活と病気の予防(感染症)・発表
13 回 健康な生活と病気の予防(性感染症)・発表
14 回 救急処置法・発表
15 回 試験及び総評
学校安全//廣
美里/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現在、学校管理下における事故災害、児童生徒の交通事故、地震等の自然災害の増加に加え、学校内外
での児童生徒の犯罪被害等も増えてきており、学校としての危機管理体制の整備が求められている。諸
問題を理解し、安全な学びの場の確保について学ぶ。
【学習到達目標】
学校安全や危機管理の意義や目的を理解し、過去の事例などから今後の課題などを理解する。特にスポ
ーツ場面における安全確保の方法(特に応急手当)について理解する。
453
【履修上の注意】
いつも子どもたちの健康や安全について考える姿勢を持って授業に臨んでください。
【事前準備学習】
自分の母校(小学校から高校まで)の安全上の配慮事項はどのようであったか,振り返ってください。
【評価方法】
平常点、レポートおよび試験により総合的に評価する
【講義テーマ】
1 回 学校安全・危機管理の概要
2 回 子どもの発育発達と事故・傷害の特徴
3 回 学校生活・家庭生活における子どもの事故
4 回 子どもが巻き込まれる事件・事故①(交通事故災害)
5 回 子どもが巻き込まれる事件・事故②(犯罪被害)
6 回 自然災害と学校
7 回 学校安全管理の実際
8 回 安全教育の内容と進め方
9 回 特別活動における安全指導
10 回 体育・スポーツ活動と負傷・障害
11 回 応急手当の実際
12 回 災害と心のケア
13 回 病気にかかわる危機管理
14 回 学校おける事件・事故に対する法的対処
15 回 まとめおよび試験
スポーツ指導論//竹之下
秀樹/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
スポーツ場面において様々な指導スタイルがあることを理解させ,状況に応じて指導スタイルを使い分
けることができるようにする。
【学習到達目標】
運動・スポーツの構造を理解し,効果的に運動・スポーツを学習したり指導したりするために必要な知
識を獲得させる。体育指導者に求められる「運動観察能力」を高めるために必要な知識を体系的に整理
し,発育発達に応じた運動プログラムを処方できる力を身に付ける。
【履修上の注意】
講義態度、平常点が大事となります。
【事前準備学習】
授業以外の自学学習が必要です。専門用語の意味等を理解しておくこと。
454
【教科書】
適宜,授業中に資料を配布する。
【評価方法】
平常点,授業内のレポート、最終課題による総合評価。
【講義テーマ】
1 回 スポーツ指導者の役割
2 回 スポーツの指導過程
3 回 スポーツ指導者について
4 回 運動の観察力
5 回 運動の制御と学習
6 回 トレーニングの方法論
7 回 発育発達と運動指導
8 回 幼児の運動指導
9 回 ゲーム分析
10 回 熟達化
11 回 トレーニング計画
12 回 学校体育での運動指導
13 回 練習環境でのデザイン
14 回 指導スタイル
15 回 まとめ
スポーツ指導論//松田
克彦/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
スポーツを指導する上で大切なことは、発育発達に応じ、適切な運動を指導を行うことである。更に
スポーツの持つ教育的な性質とメンタルとして楽しむ要素を加味して指導する必要がある。指導者は、
ピラミッドの連峰型構図を理解し、状況や対象者に対して、目的、目標を定めていかななくてはならな
い。
また、集団や個人に対する指導に有効なデータなどの情報処理を行い方などを学び、対象者に理解と実
践をスムーズに行わせることを出来るように学習していく。
【学習到達目標】
発育・発達の観点から必要なトレーニング及び指導方法を学び、自分が経験してきたことから分析と応
用が出来るようにする。
【履修上の注意】
講義と小レポートを組み合わせ授業を展開する。得た知識を自分が使うことが出来るようにすることが
重要であるため、各自自分の経験と今後の展開を予測しながら受講すること。
【事前準備学習】
今まで受けてきた指導の良さや疑問などをまとめて受講すること。
455
さらに、自分が理想とする指導法を考え発表できるようにしておくこと。
【教科書】
特に定めないが、必要に応じて授業の中で指示をして行く。
【参考書】
授業の中で資料を配布したり、必要に応じて授業の中で指示をしていく。
【評価方法】
定期試験の結果を重要視するが、毎回提出する小レポートの内容も加味して評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 「指導者とは」
2 回 スポーツの歴史から学ぶ「経験だけではだめ」
3 回 トレーニングの連峰型「二つの要素」
4 回 年齢に応じた指導とは「ゴールデンエイジを中心に」
5 回 一環指導システムの構築
6 回 「脳力」のメカニズム
7 回 クオリティートレーニングの必要性
8 回 コミュニケーション能力の重要性
9 回 コーチングとティーチングの違い
10 回 リーダーシップとミーティングの活用
11 回 メンタルと運動処方
12 回 ピーキングについて
13 回 集団指導と個人指導は何が違う?
14 回 データの活用
15 回 まとめと指導者に必要な資質
健康運動教育論//中野
貴博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
健康教育の目的は疾病予防や健康の維持・増進のための知識を伝えるだけでなく、実際に健康行動が実
施できる、すなわち「行動変容」を定着させることにある。さらに、健康改善を目指す対象者が、その
後、豊かな人生を送っていくための支援をすることも重要な目的である。
本講義では、受講者が以後、様々な対象者に対して健康教育を行うにあたり必要とされる、
「健康のと
らえ方」、
「健康に対する価値観」、
「ヘルスプロモーションのこれまでの動向と今後の展望」
、
「行動変容
のサポート方法」、
「健康教育の計画・評価方法」などについて学ぶ。本講義では、健康行動全般を扱う
が、特に運動による健康改善を多めに扱うこととする。
【学習到達目標】
健康のとらえ方、健康に対する価値観を正しく理解する。その上で、自らが中心となって対象者のヘル
スプロモーションを指導し実践させるための知識および技術を身につける。
456
【履修上の注意】
授業への出席は大前提。講義では板書を多用しますので、しっかりとノートを準備して望むこと。
【事前準備学習】
日々の生活において現代社会における健康問題に関心を持っておいて下さい.
【参考書】
『健康教育―ヘルスプロモーションの展開』 日本健康教育学会 編 保健同人社 2003
『健康教育ナビゲーター―知っておきたいキーワード 210』 大修館書店 渡辺正樹 2002
【評価方法】
授業内の小課題、試験、平常点、授業態度により総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 健康教育の定義
2 回 健康教育が目指すもの
3 回 ヘルスプロモーション概説、健康日本 21
4 回 ヘルスプロモーションのモデル
5 回 健康行動とは、分類・モデル・評価、自己効力感
6 回 健康問題(1 :喫煙・飲酒)
7 回 健康問題(2 :性感染症・エイズ)
8 回 健康問題(3 :食生活・休養)
9 回 健康問題(4 :運動)
10 回 各世代における健康運動の現状と問題点
11 回 健康教育の手順と評価方法
12 回 HQC 理論による健康教育の計画と実践
13 回 健康運動教育の計画立案
14 回 健康を指導する人が目指す資格について
15 回 まとめとテスト
体力測定評価//中野
貴博/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
体力の測定においては、身長、体重に代表される身体等の形態測定、持久力、筋力などの体力測定、血
液成分から機能測定など様々な測定項目を対象とする。トレーニング前のこれらの測定値を初期値とし、
トレーニングメニューを決め、実施する。そしてトレーニング期間終了後においてその効果を計量的に
評価することが求められる。本講義では、①種々の体力測定法の解説および実習、②体育・健康・スポ
ーツ科学に関するテストの作成法の理解、③体育・健康・スポーツ科学に関するデータを計量的に分析
評価するための統計的方法の習得 を行う。
【学習到達目標】
①種々の体力測定法を理解し、簡易なものに関しては実施可能にする。
②体育・健康・スポーツ科学に関するテスト作成のための基本的方法を習得する。
457
③体育・健康・スポーツ科学に関するデータを統計的手法により計量的に分析評価できるようになる。
【履修上の注意】
授業内で体力測定等の実習を行います。
測定をすること、されることに同意した上で履修してください。
また、教材教具の都合により内容を変更することがあります。
【事前準備学習】
様々な測定の実習やデータの処理を実践的に学びます.
レポート課題が出ますので,簡単な PC のタイピングや図表作成は出来るようにしておいて下さい.
【参考書】
『新体力テスト―有意義な活用のために』 文部科学省
『楽しく学ぶ統計学 改訂版』 大澤清二 家政教育社 2007
『項目応答理論入門―言語テスト・データの新しい分析法』 大友賢二 大修館 1996
【評価方法】
授業内の課題、試験、平常点および授業態度により総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 健康指標、体力指標
2 回 形態計測について
3 回 形態測定実習
4 回 新体力テストについて
5 回 新体力テスト実習
6 回 筋力・持久力について
7 回 筋力・持久力測定実習
8 回 データの基本的特性の把握(尺度水準、度数分布)
9 回 基本統計量の理解(代表値、分散、標準偏差、標準得点)
10 回 データの関係性の分析(相関分析)
11 回 仮説の検証、統計的仮説検定
12 回 平均値の差の検定(t検定、分散分析)
13 回 回帰分析
14 回 テストの信頼性と妥当性
15 回 古典的テスト理論と項目反応理論
体力測定評価//木村
健二/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「測る」ことは一つの次元を決めて量的、質的な表現をすることである。本講義では主に運動能力テス
トにみられる様な、ヒトの形態・機能あるいは競技パフォーマンスなどを計測し、計測して得られた「計
測データ」を正しく評価するための概念を学ぶ。また、データを処理するための方法を PC を利用して
学ぶ。
458
【学習到達目標】
「測る」ことを、正しく、明確に表現すること。また、計測データを正しく処理するための概念と技法
を身につける。
【履修上の注意】
講義中に体力測定を行う回があります。同意の上で履修するようにして下さい。
【教科書】
『スポーツ測定評価学』 角田直也・須藤明治編 文化書房博文社
『Reserch Methods in Physical Activity』 Jerry R. Thomas, Jack K. Nelson Human Kinetics
【評価方法】
中間テストと期末テストにより評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 測定というもの フィットネス測定のプロファイル
3 回 測定の理論(直説法と間接法)
4 回 測定対象の定義
5 回 測定の実際 Ⅰ-体格・身体組成・筋力・瞬発力・筋持久力-
6 回 測定の実際 Ⅱ-全身持久力・柔軟性・敏捷性・平衡性・巧緻性-
7 回 統計の基礎
8 回 中間テストおよびこれまでのまとめ
9 回 身体管理の測定と評価
10 回 新体力テストの測定と評価
11 回 健康関連指標の測定と評価
12 回 筋力の測定と評価
13 回 健康づくりのための運動指針 2006(エクササイズガイド 2006)の考え方
14 回 実際の体育測定評価研究を見てみる
15 回 授業総括およびテスト
発育発達論//中野
貴博/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
暦年齢にともなうヒトの形態・機能の変化,すなわち発育・発達について講義する.加齢による身体的
変化についても紹介する.
【学習到達目標】
身体の発育・発達,加齢による変化の知識を身につけるとともに,それらの変化に見合ったスポーツ,
運動の在り方について検討できる能力を身につけることも目標とする.
459
【履修上の注意】
出席は大前提.授業の内容をしっかり理解する努力をして下さい.
【事前準備学習】
特にありません.
【参考書】
『ヒトの成長と発達』 山口規容子,早川 浩 訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル 200
1
『からだの発達』 高石昌弘,樋口 満,小島武次 大修館書店 1981
【評価方法】
平常点の方法
【講義テーマ】
1 回 発育・発達・老化の定義
2 回 発育・発達の概観
3 回 形態発育の経過~長育,量育,幅育,周育
4 回 形態発育の経過~骨格の発育
5 回 形態発育の経過~身体組成,体型の変化
6 回 機能発達の経過~筋力,神経系
7 回 機能発達の経過~身体運動,感覚
8 回 エネルギー代謝の発達
9 回 呼吸循環器系の発達
10 回 パワーの発達
11 回 調整力,持久力の発達
12 回 内分泌系の発達
13 回 発育発達の評価の意義と実際
14 回 加齢による変化
15 回 まとめ及び試験
スポーツ実習2(テーピング)//米田
吉孝/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人体における各種関節のテーピングとそれに係わる基礎知識を学習する。また、スポーツ傷害(関節や
筋肉)に対する応急処置についても学習する。
【学習到達目標】
学習の結果、ある一定以上のテーピング技能の習得と傷害に対する応急処置方法技能、ならびに、それ
らに関する基礎知識の到達が必要である。
【履修上の注意】
授業履修上必要なテープ代金(約 6,000 円)を徴収する。テープについては、一括購入し、受講者に配
460
布する。本授業は実際の実習を目的とすることから、出来る限り欠席しないことが望ましい。
【事前準備学習】
特になし。
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度や意欲、試験などによって総合的に判定する。またこの実習はテーピン
グの技術そのものの上達を目的としているためその技能評価もする。
【講義テーマ】
1 回 テーピングとは
2 回 テーピングの歴史
3 回 解剖学・生理学的知識
人体の各種関節について
4 回 解剖学・生理学的知識
上肢の神経と筋肉について
5 回 解剖学・生理学的知識
下肢の神経と筋肉について
6 回 傷害のメカニズム(足関節捻挫、膝関節周囲)
7 回 応急処置(RICE アイシング)
8 回 テーピング実践①(切り方 ラッピング 突き指 足関節)
9 回 テーピング実践②(足関節 膝関節)
10 回 テーピング実践③(復習)(足関節TP 膝関節DB )
11 回 アライメント調整について
12 回 テーピング実践④(足底の調整)
13 回 テーピング実践⑤(筋肉サポート)
14 回 リハビリテーション(足関節)
15 回 リハビリテーション(膝関節)
試験
スポーツ実技(水泳)
水泳//竹之下
秀樹/集春/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
クロール,平泳ぎ,背泳,バタフライの泳法,飛び込み,ターンの技術の習得、救急法,着衣泳の実習
も行う。
【学習到達目標】
水泳の特性を理解し,クロール,平泳ぎ,背泳,バタフライの泳法,飛び込み,ターンの技術,指導法
を学ぶ。さらに救急法,着衣泳の実習も行い,各泳法による泳力アップと水の安全管理の能力を身につ
ける。
【履修上の注意】
スイムウエア、ゴーグル、スイムキャップ等は各自準備すること。
【事前準備学習】
受講前に事前学習をしておくこと。水慣れ程度で良い。
461
【教科書】
水泳指導の手引き
2 訂版文部科学省
大阪書籍
【参考書】
学校水泳の安全・衛生管理と指導の実際 Q&A 渡邊義行著,学校水泳指導の基礎・基本
渡邊義行著
【評価方法】
全日程に参加することを原則とする(含,参加態度)
泳法・スタート・ターンの事前,事後の実技テスト(クロール・平泳ぎ・背泳ぎの 3 種目)
実習レポート
【講義テーマ】
1 回 水慣れと水遊び(水に慣れない子への対処法)
2 回 泳法テスト1(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ)
3 回 泳力テスト1(記録測定 各種泳法)
4 回 クロールと指導法
5 回 クロールのターンとスタート
6 回 平泳ぎの指導法
7 回 平泳ぎのターンとスタート
8 回 背泳と指導法
9 回 背泳ぎのターンとスタート
10 回 バタフライと指導法
11 回 横泳ぎと立ち泳ぎ
12 回 得意泳法の泳力アップ(得意泳法で距離を伸ばす)
13 回 泳法,泳力テスト
14 回 水の安全と心肺蘇生法
15 回 救助法と着衣泳
スポーツ実技(水泳)
水泳//齋藤
健治/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ストリームライン,クロール,平泳ぎ,ターンの技術の習得。
【学習到達目標】
水泳の特性を理解し,クロール,平泳ぎ,ターンの技術,指導法を学ぶ。さらに各泳法による泳力アッ
プを目指す。
【履修上の注意】
技能習得だけでなく,自分が指導する立場であれば,ということを意識しながら授業を受けること.
【事前準備学習】
中学校,高等学校学習指導要領解説の該当部分を読んでおくこと.
462
【評価方法】
全日程に参加することを原則とする(含,授業態度)
泳法・スタート・ターンの事前,事後の実技テスト(クロール・平泳ぎの2種目)
実習レポート
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス~指導者になるために
2 回 泳力テスト1(クロール・平泳ぎ)
3 回 ストリームライン,けのび練習
4 回 クロール~ビート板有りキック,片手かき
5 回 クロール~手のかき
6 回 クロール~背面けのび,ビート板無しキック,スカーリング
7 回 クロール~タイム計測
8 回 平泳ぎ~けのび一かき,一けり
9 回 平泳ぎ~ビート板有りキック
10 回 平泳ぎ~仰向けキック
11 回 平泳ぎ~けのび一かき一けり,仰向けキック
12 回 平泳ぎ~顔入れとキックの同調
13 回 平泳ぎ~タイム計測
14 回 得意泳法の泳力アップ(得意泳法で距離を伸ばす)
15 回 泳力テスト2
スポーツ実技(体つくり運動)
体づくり//竹之下
秀樹/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
生涯を通して健康で活力に満ちた日々を楽しく送るためにはそれぞれに適した体力が必要とされる。適
度な体力作りの基本理論・知識を実践運動を通して学習を行う。さらに指導現場での指導方法やその工
夫の仕方等を習得する。
【学習到達目標】
運動実践において体づくりの基礎理論と基礎技術から個々人の適する運動負荷と方法を作り出し,表現
できるように進める。また,指導者としての考え方,取り組み方,指導目的に合った指導法を実践から
見つけ出す。
【履修上の注意】
実技のできる服装で参加する。体育館シューズを準備すること。
【事前準備学習】
既往症等がある場合は担当教員と相談すること。
【教科書】
適宜,授業中に資料を配布する
463
【参考書】
学習指導要領
【評価方法】
平常点,関心・意欲,技能の達成度により評価する。実技に関する試験は単元進行時に必要に応じて行
う。
【講義テーマ】
1 回 体つくり運動の目的・意義
2 回 体つくり運動の理論
3 回 体つくり運動の理論(ストレッチ)
4 回 有酸素性運動と生理学的分析の検討
5 回 有酸素性運動の実践と心拍数変異
6 回 体つくり運動に適したニュースポーツの意義・目的
7 回 体つくり運動に適したニュースポーツ の実践(野球型のゲーム)
8 回 体つくり運動に適したニュースポーツ の実践(サッカー、ハンドボール型ゲーム)
9 回 体つくり運動に適したニュースポーツの実践(バスケットボール型のゲーム)
10 回 体つくり運動に適したニュースポーツの実践(バレーボール、テニス型のゲーム)
11 回 ラジオ体操の実践と運動負荷、運動目的
12 回 特定の体力要素を意識した動きつくりの検討
13 回 特定の体力要素を意識した動きつくりの創作、発表
14 回 個々人の目的別体つくり運動の創作
15 回 個々人の目的別体つくり運動の発表
スポーツ実技(体つくり運動)
体づくり//吉田
正/春A(金 4)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、子どもの体力低下が学校教育で大きな問題になっています。
運動実践への意欲や関心を喚起する「体ほぐしの運動」と、正しい知識に基づく「体力を高める運動」
を両輪として、心と体の調和のとれた発達を促すことを目的としています。
「体ほぐしの運動」は運動を通して、体の状態や身のこなしを整えるとともに、ストレスの軽減に役立
つような「調整」の段階から、ともに運動する仲間との協力によって、楽しさと心地よさが増すような
「交流」の段階に進んでいくことがポイントです。
「体力を高める運動」では身体の関節可動域、スムースな動き、力強い動き、運動の持続する力を安全
で合理的に高めることができるよう、体力レベルに応じて適切に行うことができるよう運動を工夫しま
す。
【学習到達目標】
体つくり運動の意義を理解し、各グループ 2 回の模擬授業を行えること。
教師役として、人前で適切に指示して生徒を動かすことできること。
PDCA サイクルを理解し、授業展開がスムースに行くようになること。
464
【履修上の注意】
「講義」と「実技」の二本立てであるが、基本的に運動のできる服装を用意すること。
プリントを配布するので、ファイルを用意すること。
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
授業に取組む意欲、態度
模擬授業での指導案
授業実践の内容
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 体つくり運動の特性とねらい
3 回 体力のとらえ方
4 回 体ほぐしの運動
5 回 調整と交流
6 回 体力を高める運動
7 回 コア、可動域、バランス
8 回 知識、思考、判断の内容
9 回 体ほぐしの運動の模擬授業1
10 回 体ほぐしの運動の模擬授業2
11 回 体ほぐしの運動の模擬授業3
12 回 体力を高める運動の模擬授業1
13 回 体力を高める運動の模擬授業2
14 回 体力を高める運動の模擬授業3
15 回 まとめ
スポーツ実技(体つくり運動)
体づくり//吉田
正/秋A(金 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、子どもの体力低下が学校教育で大きな問題になっています。
運動実践への意欲や関心を喚起する「体ほぐしの運動」と、正しい知識に基づく「体力を高める運動」
を両輪として、心と体の調和のとれた発達を促すことを目的としています。
「体ほぐしの運動」は運動を通して、体の状態や身のこなしを整えるとともに、ストレスの軽減に役立
つような「調整」の段階から、ともに運動する仲間との協力によって、楽しさと心地よさが増すような
「交流」の段階に進んでいくことがポイントです。
「体力を高める運動」では身体の関節可動域、スムースな動き、力強い動き、運動の持続する力を安全
で合理的に高めることができるよう、体力レベルに応じて適切に行うことができるよう運動を工夫しま
す。
465
【学習到達目標】
体つくり運動の意義を理解し、各グループ 2 回の模擬授業を行えること。
教師役として、人前で適切に指示して生徒を動かすことできること。
PDCA サイクルを理解し、授業展開がスムースに行くようになること。
【履修上の注意】
体つくり運動の授業は、教職課程の受講者を対象とします。
体つくり運動は、体を動かす楽しさや心地よさを味わう「体ほぐしの運動」と体の柔らかさ、巧みな動
き、力強い動き、動きを継続する力などを高める「体力を高める運動」から構成されています。
学習内容は、
「運動」と「態度」、「知識、思考、判断」を関連させて理解することが大事です。
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
授業に取組み姿勢、態度
模擬授業での指導案
模擬授業の内容等
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 体つくり運動の特性とねらい
3 回 体力のとらえ方
4 回 体ほぐしの運動
5 回 調整と交流
6 回 体力を高める運動
7 回 コア、可動域、バランス
8 回 知識、思考、判断の内容
9 回 体ほぐしの運動の模擬授業1
10 回 体ほぐしの運動の模擬授業2
11 回 体ほぐしの運動の模擬授業3
12 回 体力を高める運動の模擬授業1
13 回 体力を高める運動の模擬授業2
14 回 体力を高める運動の模擬授業3
15 回 まとめ
スポーツ実技(器械運動)
器械体操//三上
肇/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
学習指導要領(小・中・高)で例示されている器械運動の主な技を評価表にして最初の時間に配布する。
毎時間 1 つの技を取り上げ、系統性、技術、段階練習の仕方、欠点の修正法等を解説し、全員でその技
466
を練習する(全体練習)
。その後、個別練習として各自評価表から任意に選んだ技を練習する。個別練
習の中で随時達成度の判定を行う。
【学習到達目標】
・評価表に示された技の約 8 割以上を荒削りでも「できる」ようにする。
・技の系統性、技術、段階練習の仕方、欠点の修正法を理解できる。
【履修上の注意】
・器械運動は危険を伴うので、指示や注意を厳守できる者のみ履修可。
・意欲的に取り組める者のみ履修可。
・筆記用具を必ず持参すること。
・動きやすいスポーツウェアーで授業に臨むこと。装飾品は一切外すこと。
【事前準備学習】
・小、中、高等学校の学習指導要領で器械運動領域において例示されている技を確認する。
・確認後、できる技とできない技を把握しておく。
【教科書】
特に指定しない。
【参考書】
『中・高校 器械運動の授業づくり』 三木四郎他編著 大修館書店
指定図書 :参考書と同じ。
【評価方法】
技の達成度 60% 平常点 40%
技の達成度は毎時間個別練習の中で随時行う。
平常点は授業全体の取り組む態度、個別練習における意欲的な活動等総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、倒立
2 回 マット:前転 倒立前転
3 回 マット:開脚前転~伸膝前転
4 回 マット:後転~伸膝後転
5 回 マット:倒立回転
6 回 マット:非対称的技(側方倒立回転)
7 回 マット:はねおき
8 回 マット:前方倒立回転とび
9 回 マット:片足平均立ち その他の技
10 回 マット:組み合わせ技
11 回 マット:達成度判定
12 回 とび箱:安全対策の説明 反転とび
13 回 とび箱:回転とび
14 回 自主練習 達成度判定
15 回 達成度最終判定
467
スポーツ実技(器械運動)
器械体操//村山
大輔/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本授業では、中学校学習指導要領に示された 4 種目(マット・とび箱・鉄棒・平均台運動)の内容を
取り上げる。とりわけ本授業では器械運動における各技の技術習得を目指すことと、身に着けた技術を
指導する効果的な方法を学ぶ。前者の技能習得をめざす際には、受講者が自らの身体に気づき、さらな
る技能向上を目指して練習することが主題化される。そこでは、技の体系や基礎―応用といった知識を
はじめ、どのようにしたらコツがつかめるのかといった感覚練習が重要となる。特に体力的要素を鍛え
る方向ではなく、合理的に技が達成できるためのコツをつかむことが目指される。また、技が達成する
ための段階練習を実践することで、より合理的に課題の解決を目指す。
もう一方の学習内容は、器械運動の指導法である。学校体育では器械運動の指導は非常に重要であり、
学習者ができる喜びを味わうよう授業を展開する必要がある。そこではコツをつかませるような運動感
覚的指導が重要となり、効果的な段階練習の構築も必要となる。また、技や動きの良し悪しが判断でき
る能力も一つの重要な課題となる。
以上のことから、本授業では受講者自身が、技ができるということと、それが指導できることを目標
に、運動感覚的な学習に焦点を当てながら進めることになる。
マット運動は 8 時間、鉄棒運動は 2 時間、とび箱運動は 3 時間、平均台運動は 1 時間実施し、それぞ
れの種目の技の達成度を評価する。
【学習到達目標】
マット・とび箱・鉄棒・平均台運動の技能の習熟を図るとともに、指導法についても学習する。
動きの善し悪しを判断できるようにし、きる喜びと可能性を知る。
【履修上の注意】
器械運動の実施に適切な服装で行う(半そでシャツ、半ズボンまたはスパッツなどが望ましい)。
装飾品(ピアスやネックレス等)は外す。
【事前準備学習】
器械運動の実施に適切な服装で行う(半そでシャツ、半ズボンまたはスパッツなどが望ましい)。
装飾品(ピアスやネックレス等)は外す。
【参考書】
『教師のための器械運動指導法シリーズ「マット運動」』 金子明友 大修館書店
『教師のための器械運動指導法シリーズ「とび箱・平均台運動」』 金子明友 大修館書店
『教師のための器械運動指導法シリーズ「鉄棒運動」』 金子明友 大修館書店
【評価方法】
各種目の技能評価点、授業への参加(態度や思考・判断・協力・安全への配慮)などにより、総合的に
評価を行う。
468
【講義テーマ】
1 回 授業説明、マット運動①(マット遊び)
2 回 マット運動②(接転系・倒立系の導入)
3 回 マット運動③(接転系・倒立系の練習)
4 回 マット運動④(接転系・倒立系の完成)
5 回 マット運動⑤(倒立回転系の導入)
6 回 マット運動⑥(倒立回転系の練習)
7 回 マット運動⑦(倒立回転系の完成)
8 回 マット運動のまとめ、達成度チェック
9 回 鉄棒運動①(鉄棒遊び逆上がり・支持回転系の技)
10 回 鉄棒運動②(支持回転系の技、達成度チェック)
11 回 とび箱運動①(開脚とび・閉脚とびの導入)
12 回 とび箱運動②(開脚とび・閉脚とび練習、応用技)
13 回 とび箱運動③(開脚とび・閉脚とび、達成度チェック)
14 回 平均台運動(ポーズ技、接転技、技の達成度チェック)
15 回 まとめ(総合練習と習熟度の引き上げ、指導法について)
スポーツ実技(陸上)//松田他
/集春/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
陸上競技とは、「走・跳・投」とスポーツの基本的な動作が含まれた基本となる種目である。正しい
知識と各種目の原理を理解し、陸上競技を指導する上で必要なトレーニング方法を取得する。また、一
定の標準記録を設定して、教育現場で最低限の実技指導及び見本となる動きが出来るように実技テスト
を行っていく。
【学習到達目標】
教職課程で必要な科目であるため、最低ラインの実技能力と指導する過程を理解し実際に指導できるよ
うに学習する。
また各種目の原理を理解し、練習方法を立案できるように進めていく。
【履修上の注意】
実際に実技の見本を見せられるようになるために、系統づけて授業を進めていくので、全出席が望まし
い。汗を拭くタオルや水分補給するためのボトルは、必ず持参すること。
【事前準備学習】
体調管理をしっかりしておく。
【評価方法】
設定したタイム、記録をクリアすること。指導案を作成するのでその内容も評価する。
【講義テーマ】
1 回 陸上競技の歴史(教室)
2 回 陸上競技に必要な準備運動
「ストレッチング」
469
3 回 「走る」メカニズム
ピッチとストライドの関係
4 回 ハードルと股関節の柔軟運動
5 回 タイム測定(短距離とハードル)
6 回 リレー(バトンパスの方法)
7 回 走幅跳の理論と実技
8 回 走高跳の理論と実技
9 回 跳躍種目の測定(走高跳・走幅跳)
10 回 砲丸投の理論と実技
11 回 砲丸投の測定
12 回 投動作のクオリティーを伸ばそう(様々なものを投げる)
13 回 持久走(ペース配分とインターバル)
14 回 混成競技に挑戦(得点表と種目特性)
15 回 総括と陸上 l 競技に必要なトレーニング
スポーツ実技(陸上)
陸上//松田
克彦/春A・集春/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
陸上競技とは、「走・跳・投」とスポーツの基本的な動作が含まれた基本となる種目である。正しい
知識と各種目の原理を理解し、陸上競技を指導する上で必要なトレーニング方法を取得する。また、一
定の標準記録を設定して、教育現場で最低限の実技指導及び見本となる動きが出来るように実技テスト
を行っていく。
【学習到達目標】
教職課程で必要な科目であるため、最低ラインの実技能力と指導する過程を理解し実際に指導できるよ
うに学習する。
また各種目の原理を理解し、練習方法を立案できるように進めていく。
【履修上の注意】
実際に実技の見本を見せられるようになるために、系統づけて授業を進めていくので、全出席が望まし
い。汗を拭くタオルや水分補給するためのボトルは、必ず持参すること。
【事前準備学習】
体調管理をしっかりしておく。
【教科書】
特に定めないが、必要に応じて授業の中で指示していく。
【参考書】
授業の中で資料を配布したり、必要に応じて授業の中で指示していく。
【評価方法】
設定したタイム、記録をクリアすること。指導案を作成するのでその内容も評価する。
470
【講義テーマ】
1 回 陸上競技の歴史(教室)
2 回 陸上競技に必要な準備運動 「ストレッチング」
3 回 「走る」メカニズム
ピッチとストライドの関係
4 回 ハードルと股関節の柔軟運動
5 回 タイム測定(短距離とハードル)
6 回 リレー(バトンパスの方法)
7 回 走幅跳の理論と実技
8 回 走高跳の理論と実技
9 回 跳躍種目の測定(走高跳・走幅跳)
10 回 砲丸投の理論と実技
11 回 砲丸投の測定
12 回 投動作のクオリティーを伸ばそう(様々なものを投げる)
13 回 持久走(ペース配分とインターバル)
14 回 混成競技に挑戦(得点表と種目特性)
15 回 総括と陸上 l 競技に必要なトレーニング
スポーツ実技(球技)
球技//竹之下
秀樹/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
球技(バスケットボール・バレーボール)の特性やルールを理解するとともに,個人的基礎技能および
集団的応用技能を修得し,学習指導者としての資質や能力を高める。
【学習到達目標】
8回(バスケットボール)まで、15回(バレーボール)までは毎時間レベルに応じたルールでリード
アップゲームを行う。相互に審判ができるようにする。いずれも学生を指導者に見立てて授業を展開す
る。
【履修上の注意】
実技のできる服装で参加する。体育館シューズを準備すること。
【事前準備学習】
バスケットボール、バレーボールの簡単なルールを理解しておくこと。
【評価方法】
平常点,関心・意欲,技能の達成度により評価する。実技に関する試験は単元進行時に必要に応じて行
う。
【講義テーマ】
1 回 バスケットボール・オリエンテーション,技能レベルの確認
2 回 個人技能(体力づくり,ボールハンドリング,パッシング,シューティング,ドリブリング)
3 回 個人技能(体力づくり,ボールハンドリング,パッシング,シューティング,ドリブリング)
4 回 集団技能(ファーストブレーク,ツーメンゲーム「スクリーンプレー」,マンツーマンディフェン
471
ス,ゾーンデ
5 回 集団技能(ファーストブレーク,ツーメンゲーム「スクリーンプレー」,マンツーマンディフェン
ス,ゾーンデ
6 回 ゲームの分析方法を学習と,それに対する作戦を工夫し,ゲームに生かす指導ができるよう実習
する。
7 回 ゲームの分析方法を学習と,それに対する作戦を工夫し,ゲームに生かす指導ができるよう実習
する。
8 回 ゲームの分析方法を学習と,それに対する作戦を工夫し,ゲームに生かす指導ができるよう実習
する。
9 回 バレーボール・オリエンテーション,技能レベルの確認
10 回 個人技能(パス・トス・レシーブ・アッタク・ブロック・サーブ・サーブレシーブ)
11 回 個人技能(パス・トス・レシーブ・アッタク・ブロック・サーブ・サーブレシーブ)
12 回 集団技能(サーブレシーブフォーメイション,アタックレシーブフォーメイション,
13 回 集団技能(サーブレシーブフォーメイション,アタックレシーブフォーメイション,
14 回 ゲームの分析方法を学習し,それに対する作戦を工夫し,ゲームに生かす指導ができるよう実習
する。
15 回 ゲームの分析方法を学習し,それに対する作戦を工夫し,ゲームに生かす指導ができるよう実習
する。
スポーツ実技(球技)
サッカー・バスケ//山本
・中野/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
集団スポーツにおける役割分担の意味、チームワークおよび戦術の大切さを理解することにより、その
楽しさを体験する。個人対面競技における技術、戦術の理解と実践。さらに将来、指導する立場になる
ことを意識し、指導方法の修得にも心がける。
【学習到達目標】
サッカーの基礎技術を修得し、簡単な戦術を理解してゲームを楽しめるレベルを目指す。
バスケットボールの基礎技術を修得し、ゲームを楽しめるようになる。
【履修上の注意】
サッカーおよびバスケットボールの特性を理解するとともに、常に指導する立場を意識した受講態度を
希望する。
【事前準備学習】
天候を確認し、スポーツの授業が快適に受講できるよう、衣服、ドリンクの用意、体調管理に気を配る。
【評価方法】
平常点60% 実技点40%
基礎技術の習得の度合、ゲームへの参加度および勝利への貢献度
472
【講義テーマ】
1 回 ボールに慣れるためのボール遊び
2 回 体のいろいろな部分を使ってのボールコントロール
3 回 簡単なボレーキック、ボレーシュートとゲーム
4 回 簡単なトラッピングとボレーシュートとゲーム
5 回 ワンタッチパス&シュート、ゲーム
6 回 戦術理解とゲーム
7 回 戦術理解とゲーム試験
8 回 バスケットボールの競技特性の理解
9 回 バスケットボールのルールの理解、ドリブルの技術の習得
10 回 フットワークの習得、パス技術の習得
11 回 シュート技術の習得(ドリブルシュート、ランニングシュート)1 対1 シチュエーションの練
習
12 回 シュート技術の習得(セットシュート、ジャンプシュート)、2 対2 シチュエーションの練習
(1 :ハー
13 回 3 対2 シチュエーションの練習
14 回 3 対3 シチュエーションの練習、ゲーム形式の練習
15 回 ゲーム試験
スポーツ実技(武道)
武道//米田
吉孝/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
柔道場(小体育館)において実技として行う。
柔道の基本動作、対人的技能、試合や審判方法について学習する。学習内容は中学校体育領域の柔道で
扱う内容とする。
【学習到達目標】
伝統的な武道である柔道を通じて、柔道の精神と、競技としての柔道の両面について学習する。
中・高等学校において、柔道が指導できることを目標とする。
【履修上の注意】
第1回目の授業から柔道着を持参すること。柔道着は友人から借りたり、又は姉妹、兄弟から借りたも
ので構わない。清潔であることが重要。
小体育館に毎回畳を敷いたり、片付けたりするので、可成りの体力を要する。実技であるので、欠席や
遅刻は大きな減点対象となる。
【事前準備学習】
自分の体のサイズにあった柔道着を用意すること。友人や姉妹、兄弟などから借用した柔道着で構わな
い。
【教科書】
中学校学習指導要領
中学校学習指導要領
文部科学省
解説 ―保健体育編― 文部科学省
473
【参考書】
『新しい柔道の授業づくり』 本村清人 他 大修館書店 2003
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、技能試験などによって総合的に判定する。遅刻や欠席は大きな
減点となる。
【講義テーマ】
1 回 礼儀作法(座礼・立礼)
2 回 姿勢(左右自然体、自然本体) 左右足前回りさばき 前回り受け身
3 回 姿勢(左右自護体、自護本体) 左右足後ろさばき 後ろ受け身
4 回 左右足前さばき 横受け身 崩しとつくり
5 回 固め技 袈裟固 横四方固 縦四方固め
6 回 固め技における約束稽古
7 回 投げ技 体落とし 背負い投げ
8 回 投げ技 大腰 釣り込み腰 払い腰
9 回 投げ技 膝車 支え釣り込み足 大外刈り 大内刈り 小内刈り
10 回 投げ技における自由乱取稽古
11 回 立ち技による試合の仕方と講道館試合審判規定
12 回 寝技による試合の仕方と国際審判規定
13 回 投の形(手技 腰技)
14 回 投の形(足技 真捨て身技)
15 回 試験及び総評
スポーツ実技(武道)
武道//早坂
一成/春A・秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本より発祥して普及し、国際スポーツとしても普及している柔道について実技を通して習得する。柔
道の歴史や伝統を理解したうえで、柔道の持つ作法や精神性を習得する。そして基本動作、対人的技能
の練習方法や方法論、指導法、試合の運営方法や安全管理について学習する。
【学習到達目標】
中学校・高等学校の授業において、適切かつ安全な指導ができることを目標とする。
【履修上の注意】
適切な柔道着を用意して授業にのぞむこと
【事前準備学習】
教職の授業等を通して柔道について調べておくこと
【教科書】
『中学校学習指導要領
解説
保健体育編』 文部科学省 東山書房
474
『高等学校学習指導要領
解説
保健体育・体育編』 文部科学省 東山書房
【参考書】
『新しい柔道の授業づくり』 本村清人
他 大修館書店
2003
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、技能試験などによって総合的に判定する。
【講義テーマ】
1 回 歴史 基本理念 礼儀作法
2 回 姿勢①(自然体)受け身①(後・横受け身)
3 回 姿勢②(自護体)受け身②(前・前回り受け身)
4 回 崩しとつくり
5 回 投げ技 膝車 支え釣り込み足
6 回 投げ技 大腰 払い腰
7 回 投げ技 大外刈り 大内刈り 小内刈り
8 回 投げ技 背負い投げ 体落とし
9 回 固め技 袈裟固め 横四方固め 縦四方固め
10 回 固め技による乱取り稽古
11 回 投げ技による乱取り稽古
12 回 立ち技による試合の仕方と講道館試合審判規定
13 回 寝技による試合の仕方と国際館試合審判規定
14 回 投げの方
15 回 授業総括及び試験
スポーツ実技(ダンス)
ダンス//小笠原
サチ子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
創作ダンス・リズムダンスにかかわる基本的科目を理解し、実践を通してその意義やあり方について学
ぶ。
グループの課題や自己の能力に適した課題の解決を目指し、練習や発表の仕方を工夫する。
【学習到達目標】
舞踊をつくりだすという全過程における人間の心身のかかわりを視点にして、舞踊的能力の所在を
確かめ、それを「運動を創造する」という具体的な姿にとらえていくことを目標とする。
中・高体育の運動領域「ダンス」についての関心を深め、学習内容や目標を理解する。
【履修上の注意】
実技・実践に参加できることを重要視する。
実技のできる服装で参加する。
【事前準備学習】
健康に留意して、運動実践のできるよう身体調整をしておく。
475
【教科書】
特に無し
【参考書】
『舞踊創作と舞踊演出』 邦正美 論創社 1998 年
【評価方法】
学習態度・意欲・技能・課題発表などにより総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 舞踊身体育成法 :表現的身体をつくりだす (重心の移動・跳躍・回転 )
2 回 舞踊身体育成法 :表現的身体をつくりだす (腕・全身の継起的運動
)
3 回 即興教育法
:独創的で美しい運動を即興的につくりだす(即興と模倣)
4 回 即興教育法
:独創的で美しい運動を即興的につくりだす(二人組みによる即興)
5 回 空間形成法
:運動によって空間を形成する方法を取得する(個運動と空間運動)
6 回 空間形成法
:運動によって空間を形成する方法を取得する(直線と曲線)
7 回 動きのリズム
:動きのリズムを理解する(動きのリズム・単一リズム)
8 回 動きのリズムを理解する(リズムのパターン)
9 回 動きのスケッチ :事物の本質を把握して、これを運動でスケッチする(具象的なもののスケッ
チ)
10 回 動きのスケッチ :事物の本質を把握して、これを運動でスケッチする(抽象的なもののスケッ
チ)
11 回 舞踊形式論
:舞踊構成上の形式についての方法を習得する(運動句フレーズ)
12 回 舞踊形式論
:舞踊構成上の形式についての方法を習得する(フレーズの発展と展開)
13 回 作品づくりなど (二単位方式の作品)
14 回 作品づくりなど (四単位方式の作品)
15 回 発表
スポーツ実技(ダンス)
ダンス//廣
美里/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この科目は教員免許取得のためのスポーツ実技である。
創作ダンスやリズムダンスにかかわる基本的技術とイメージやリズムから創造できる自由な動きを
まとめる楽しさを習得する。また、自らの技能習得のみならず、他者への伝授方法や創作過程への導入
方法(授業展開方法)などを身につける。
【学習到達目標】
自らが積極的にダンスに取り組み、イメージやリズムの世界に没入し、他者と共感・交流しあう楽し
さを味わうとともに、師範を積極的に示す態度と能力を身につける。
【履修上の注意】
実技の授業にふさわしい服装で参加すること。
476
【事前準備学習】
ダンスにはいろいろな種類があります。あらかじめ下調べをしてみましょう。
恥ずかしがらずに積極的に表現する姿勢を身につけてください。
【評価方法】
意欲・態度・技能習得状況・思考判断力(レポートや創作過程での状況)などを総合的に評価する
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション ダンスの特性とその指導法
2 回 小学校・中学校・高等学校の「学習指導要領」でのダンスの取り扱いについて
3 回 リズムからからだを動かす表現方法
4 回 イメージからからだを動かす表現方法
5 回 即興ダンスつくり(リズムから、イメージから)
6 回 動きの師範と伝授方法
7 回 体育授業における導入方法1(簡単な動きからダンスへ)
8 回 体育授業における導入方法2(ウォーミングアップダンスつくり)
9 回 作品つくりについての指導法1(動きの組み合わせ)
10 回 作品つくりについての指導法2(集団としての動きの作り方)
11 回 作品つくりについての指導法3(空間の使い方、ステージの位置取り、作品の構成のしかた等)
12
13
14
15
回
回
回
回
作品つくり1(題材選び、動きつくり、作品の構成方法)
作品つくり2(動きの構成、群および空間の構成、作品のまとまり等)
まとめ1 作品発表会
まとめ2 優秀作品・模範作品等鑑賞会
専門演習(3年)//岸田
賢次/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
研究課題はコンピュータを利用した会計関連領域およびシステム設計に関連する事項について、グル
ープ単位で研究し、グループ単位で卒論としてまとめ提出する。研究テーマは、皆の希望を考慮しなが
ら、私から指示する。現4年次生の卒論テーマは管理会計をテーマにした E ラーニングシステム設計、
セグメント情報に関連する研究である。現 3 年次生は、XBRL などをテーマにしている。
【指導方針概要】
当ゼミは、3年次生4年次生合同で実施する。論文指導や、プログラミング指導、会計関連試験指導
の関係からゼミは白鳥、土曜日1時限から4時限ないし予定終了時まで実施する。
また夏期合宿(来年は9月 1 日から 4 日まで)および春期合宿(スキー合宿:ゼミ自主決定のため日
時未定、実施しないこともある)を行っている。
ゼミ内定者には、2年次においてコンピュータプログラミングの基礎知識を習得するためのサブゼミ
を実施するので必ず参加すること。
477
【テキスト】
未定
【学生に対する希望事項】
ゼミでは講義は行わない。各メンバーが卒論テーマに向けて自主的に、ゼミ内でグループ研究すること
を前提としている。なお、職業会計人を望む諸君には、関連する質疑にも応じる。
専門演習(3年)//中村
義寿/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
経営と人間(経営や組織への人間の様々な関わりを検討することによって、人間にとってもつ経営・
組織の意味を考える。テーマが広いため、日本の企業経営の諸相といったところから入りたいとも思っ
ている。)
【指導方針概要】
3年次は、テーマに沿った本あるいは論文を決め、これを輪読・討議するというかたちでゼミを進め
る。3年次でのこの学習を踏まえて4年次では、各自、自らの研究テーマを定め、その研究報告を聴き、
討議する。
【テキスト】
未定
【学生に対する希望事項】
バイタリティーがあり、ゼミのコンパ、ボウリング大会、合宿などにも積極的に参加できる者である
こと。
専門演習(3年)//竹之下
秀樹/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
健康・体力に関する諸問題とスポーツ(特に球技)に関する諸問題を取り扱う。
【指導方針概要】
ディスカッションや各種資料を調査することによって、現在の状況把握と将来に対する展望を予測する。
【テキスト】
特に定めない。図書館に所蔵されている資料を利用する。
【学生に対する希望事項】
学習意欲のある学生及び MS コースの学生が対象であり、積極的な研究心や実行力が必要となる。単位
取得のみが目的の学生は履修を許さない。
478
専門演習(3年)//米田
吉孝/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
バイオメカニックス(身体運動学)について学習する。また、健康・体力に関する諸問題と保健体育科
教育に関する諸問題も取り扱う。中でも「からだ」に関する事柄が中心課題となる。
【指導方針概要】
ディスカッションや各種資料を調査することによって、現在の状況把握と将来に対する展望を予測する。
【テキスト】
特に定めない。図書館に所蔵されている資料を利用する。
【学生に対する希望事項】
学習意欲のある学生が対象であり、積極的な研究心や実行力が必要となる。単位取得のみが目的の学生
は履修を許さない。
専門演習(3年)//皆川
芳輝/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
管理会計研究
【指導方針概要】
1年目は(3年生)、文献レビューによって、管理会計の諸問題の理解を深める。2年目は、各自研究
テーマを設定し、授業において研究報告を重ねて、卒業論文を完成させる。したがって、本ゼミでは、
多くの書籍・論文を読んでいただく。
【テキスト】
『テキスト管理会計』 竹森一正 創成社 2009
【学生に対する希望事項】
管理会計の本を読むことに関心のない人はゼミ加入しないほうがよいと思います。
専門演習(3年)//近藤
和夫/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
中国ビジネスを考える。
【指導方針概要】
2008 年 1 月の毒入り餃子事件を発端に、中国からの野菜や冷凍食品等に対する信用は大きく損なわ
479
れ、その結果、中国貿易はブレーキがかかってしまった。だが、日本経済の落ち込みが家庭に深刻な影
響を及ぼし、現在では、安い中国産野菜の輸入がまた少しずつ増加している。過去、日本は中国を「近
くて遠い国」と捉えていた。しかし、現在の日中貿易の伸び率を見る限りその言葉は全くあたらない。
事実、中国各地には多くの日本企業が進出し日本人ビジネスマンも現地中国企業および中国人と密接な
関係を保っていることは言うまでもない。私のゼミ生も現地中国でいまも頑張っている。彼ら日本企業
および日本人が、中国各地でビジネスを進める上において昔も今も大切なことは、いかにお互い誤解を
招かないコミュニケーションをとるかである。しかし、今の学生は過去の日中関係を知らず、中国の伝
統文化・習慣も知らずに中国とビジネスを進めようとする。ゆえに、中国人を理解し、日本人としてど
のようにビジネスを進めていくのが最良か、クラスでお互い意見を交わし理解を深めたいと考えている。
最後に、このゼミは、日本人学生が卒業後社会人となり、仕事で対中ビジネスをする上で少しでも役
に立つようにと開くゼミである。よって、留学生には申し訳ないが参加を遠慮していただきたい。
【テキスト】
随時最新の資料を配布する。
【学生に対する希望事項】
無断欠席はもちろん、遅刻および授業中の私語は許さない。
専門演習(3年)//宝島
格/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
数学と現象へのその適用
【指導方針概要】
「ゲーム理論」と呼ばれる数学理論を中心として、主に社会的現象に関係する数学的解析を学ぶ。当
面は下に示した教科書を輪講する形でゼミを進めることとしておくが、別のテーマを希望する場合には
相談に応じる。
【テキスト】
教科書:はじめてのゲーム理論(川越敏司著、講談社ブルーバックス)
参考書:社会的ジレンマ(山岸俊男著、PHP新書)
決め方の論理(佐伯胖著、東京大学出版会)
つきあい方の科学(R.アクセルロッド著、ミネルヴァ書房)
【学生に対する希望事項】
○選考条件
面接までに教科書にあらかじめ目を通し、大まかな内容を把握すること。質問等は面接より前に直接
連絡のこと。なおゼミ所属が決定したら、各自教科書を独習し、2年次の終わりまでに内容のレジュメ
を提出すること。
480
専門演習(3年)//程
鵬/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
ICT による実社会問題の解決手法に関する研究
【指導方針概要】
4年生演習では、これまで習得した情報処理技術を活かし、各自で設定した研究テーマについての研
究成果を上げるために研究指導を行う。そしてその研究成果をまとめて卒業論文を完成させることにつ
いても指導する。なお、本演習の主な研究テーマは次のものが挙げられる。
◆インターネット資源の利用とその開発(Web ページの開発など)
◆インターネットを活用したビジネス手法に関する研究
◆表計算ソフト Excel(特に VBA マクロ)を用いたアプリケーションソフトの開発
◆情報システム(例えば、コンピュータ・ネットワーク等々)構築法に関する研究
◆その他(オペレーションズ・リサーチ、Office ソフトの利用法、プログラミング技法、情報処理関資
格試験に関する学習法)
※本演習では上記の研究テーマに限らず、学生自身も自分の興味あることを研究テーマにするも可能で
ある。
【テキスト】
『HTML&CSS&JavaScript 辞典』 大藤 幹、半場方人 秀和システム 2003年
『かんたんプログラミング Excel2002VBA』 大村 あつし 技術評論社 平成14年
『ネットワークはなぜつながるのか』 戸根 勤 日経 BP 社 2002年
『問題解決力:有効なプランの提案』 加藤 忠宏 ソフトバンクパブリッシング 2003年
『コンサルタントになる人のはじめての業務分析』 窪田 寛之 ソフトバンクパブリッシング 200
4年
上記のものは参考書として挙げられている。
【学生に対する希望事項】
離散数学、情報処理に興味を持ち、それを勉強する意欲がある学生には大歓迎。
専門演習(3年)//増田
あゆみ/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
国際社会を政治、経済、文化等などの面から分析し、考察する。
国際社会でのあらゆる活動が対象となります。自己の興味あるテーマを通して、ものの見方・考え方を
学ぶ。
【指導方針概要】
各自が、興味のあるテーマを選び、それを研究につなげる指導を行います。よって、自分のやりたいこ
とをしっかりと見つけ出す責任および積極性が学生の皆さんに求められます。
以下の順に、卒論のテーマを決め、かつ、論証していくことを、ゼミのメンバー全員で、行います。
(1)オリジナリティのある(独自の視点による)研究テーマの探求
(2)選んだテーマの論証のための資料、データの調査と分析
481
(3)「学ぶこと」=「頭を使って考えること」を、常習化する
【学生に対する希望事項】
自主性と積極性、および責任感のあること
研究すること・勉学することに対する真摯さ
以上をふまえた自己管理能力
専門演習(3年)//須川
精致/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
国際的感覚の養成と異文化理解
【指導方針概要】
このゼミの目的は、国際的な視野を持った人材を養成することです。特に英語圏の国々で今どのような
ことが起こっているのか、また諸外国から見て日本はどのような国なのか等、広い視野で物事を考えら
れる人になることを目標とします。また、受講生の関心に応じて国際的な視野を養うのに欠かせない英
語力の向上も活動に入れたいと思います。
対象学生:外国の文化事情(特に英語圏)や国際的な話題に関心のある人、英語の学習を続けたい人、
TOEIC 等で成績を残し就職活動に役立てたい人。
【テキスト】
『未定』
受講者の関心に応じて、開講時に決定します。
【学生に対する希望事項】
ゼミの活動(勉強、卒論執筆、コンパ)等に熱意を持って参加できる人を希望します。
専門演習(3年)//小谷
光正/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
流通・マーケティングについての実証事例研究
【指導方針概要】
流通やマーケティングは、謎に満ちています。日本のブランド信仰はとどまることを知りません。な
ぜ、消費者はブランド商品が高くても買ってしまうのか、なぜ不況でも独自商品がよく売れるのか、等
私たちの毎日の暮らしは理解しにくい流通やマーケティング現象や納得しがたい仕組みでいっぱい
です。不思議に思っても見過ごしてしまう、あいまいのままにしておくことも多いです。流通やマーケ
ティングに関する謎・不思議・疑問の数々をゼミのメンバー一人一人が主体的に追究し、解明していく
ことが求められています。謎は千差万別です。コンビ二エンスストアでは、商品・サービスだけでなく
ビジネスを動かす仕組みとはどのようなものであり、情報技術をどのように活用しているかを考えるこ
482
とは非常に重要なことになってきています。アパレル製品ひとつをとってみてもデザイン決定から商品
が店頭に並ぶまでかつては半年以上もかかっていましたが、現在ではその期間は1ヶ月にも短縮される
という画期的な企業もあらわれています。このように現実の流通やマーケティングは刻々と常に最適な
解決を求めて変化してやみません。ゼミでは、ゼミ員自らいわば探偵となり流通やマーケティング問題
の数々を積極的に学ぶことにより解明し、アイデアを出し合い知の集結となる場となるのです。心得と
して1.常に現場を踏むー現実の問題から矛盾をあばく2.少し距離をおいて物事を多面的にみる 3.
消費者の立場から考える 4.チームワークを大切に参加意識を常にもって臨む ことが挙げられます。
いくつかの企業の実際の事例をもとに製造,物流,販売などの仕組みを検討していきます。専門知識の
獲得だけでなく、それらを使って問題を発見し解決する力を養うことを主眼におきます。同時に考えを
まとめる力、話を聴く力、話す力を養うことも目指します。流通・マーケティングに興味があり、主体
的・積極的に学んでみようという人、販売士の資格それと関連することも是非学んでみようという人積
極的にトライしてください。
【テキスト】
テキストは、開講時指示します。参考文献はその都度提示します。
【学生に対する希望事項】
入ゼミ希望の学生は、事前に 7F719 の研究室を訪ね事前の申し込み用紙を記入し、面接の際に持参し、
面接にのぞむこと。ゼミでは、チームの和をそこなう行動を慎み、常に学習活動のみならずコンパ,レ
クレーション,旅行にも参加する姿勢で臨むことが重視されます。
専門演習(3年)//三井
哲/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
わが国の金融を取り巻く環境変化に関する研究
【指導方針概要】
4年次には、3年次で学んだ金融に関する様々なトピックスから、各自が関心をもったテーマについて
調べ、報告する。さらに、これを卒論テーマとして取り上げるかどうかを検討した上で、テーマを定め
て、執筆作業に入る。その後の演習は、作業の進捗状況のチェックが中心になる。
【テキスト】
必要があればCCSにより開講時にまでに指示するので、開講時には必ず持参すること。
【学生に対する希望事項】
金融を学ぶ者は、単に金融だけでなく、経済の様々な事象に関する情報を常にインプットしていない
と、取り残されてしまう。その意味で、本演習を受講する者は、経済・金融に関する新聞報道などは、
常に関心をもって目を通す習慣を身につけてほしい。
483
専門演習(3年)//秋元
浩一/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
ヒト・モノ・情報が楽しさやお金を生み出す力となることを学び、地域を元気にする取り組みを考えま
す。
【指導方針概要】
ゼミ行事は原則として全員参加です。就職活動は早めにスタートして貰います。商学部のどの学科、ど
のコースからでも希望があれば受け入れます。卒論は関心のあるテーマについてまず、先行論文を読む
ことから始め、研究の進捗内容を全員の前で発表して議論しつつ進めて貰います。ゼミは卒業論文を仕
上げることが大事ですが、リンクの写真等を参考に楽しいゼミ活動にもご協力ください。
ゼミ写真集
http://www2.ngu.ac.jp/~akimoto/zemi/
【テキスト】
必要に応じて紹介します。
【学生に対する希望事項】
名古屋学院大学は素敵だ。商学部には夢がある。NGU マインドを実践しよう。NEVER GIVE UP.
専門演習(3年)//林
淳一/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
最新の経営戦略論・経営組織論(とくに組織の盛衰、企業の戦略。課題図書の輪読等を毎週実施する)
【指導方針概要】
【1】当演習では以下がメインとなる。輪読、レポート、合宿・コンパ、企業工場訪問、単位認定論文、
3 年 9 月卒論中間報告(五千字)、4 年 12 月卒業論文提出(2万字)、就職指導、経営者講演会参加など。
【2】本演習では 3 年次までに「インターンシップまたは短期留学(台湾・韓国など)」の経験を必須
とする。【3】当演習では、最新の経営戦略論、競争戦略論などの学術書を選出・輪読する。月曜 3-4
限に形式的には演習を実施する予定であるが、実際には夜 21:00 頃まで演習は続く場合が多い。【4】
ゼミ生全員が各自で事前に輪読し、レジュメを作成し、全員の前で発表する。
以上
【テキスト】
『ストーリーとしての競争戦略』
『経営は十年にして成らず』
『なぜ新しい戦略はいつも行き詰るのか?』
『本田宗一郎 夢を力に(私の履歴書)』
『経営戦略を問いなおす』
年間に 8 冊のゼミ指定テキストを貴君らのゼミ費で購入・輪読する。最新の経営戦略論、競争戦略論な
どの学術を選出する予定。他に、
『日本経済新聞』
『日経マーケティング・ジャーナル』
『日経ビジネス』
『週刊東洋経済』
『週刊エコノミスト』
『週刊ダイヤモンド』を随時閲覧する。特に、なぜ・どのように
484
企業が成長・衰退するのか、経営者は何を考え、実行するのか・・・などを追究する。
【学生に対する希望事項】
①明確なゼミ志望理由、②ゼミ行事に積極的参加、③全面的な後輩の指導などを望む。本演習ではゼミ
輪読テキストを年間 8 冊購入するため、入ゼミ時に「ゼミ費(ひとり 2 万円)」を徴収する。 以上
専門演習(3年)//伊藤
昭浩/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
ICT がもたらすインパクトとその実際
【指導方針概要】
情報通信技術(ICT)は,経済・社会システムを根本から変化させている。我々は今,その大きなシス
テムチェンジの入り口に立っているのである。
こうしたコンピュータと通信の大技術革新は,企業や産業,社会のあり方を変えているが,では企業経
営,企業組織,企業システムの実際は,どのように変化しているのであろうか。本演習では特にその部
分に主眼を置き,レジュメ発表を中心に理解を深め,卒業論文へ導く。
【テキスト】
後ほど指定する
【学生に対する希望事項】
本演習指導では,性格上,出席を重視する。
遅刻・欠席は一切認めない。
専門演習(3年)//大宮
有博/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
ボランティアいっちょやってみるか!
【指導方針概要】
時間の都合のつく入ゼミ希望の方は、10 月 10 日(月)3 限のゼミ(研究室 716)に来て下さい。
<<本ゼミの基本概要>>
(1) ボランティア活動に実際に参加してもらいます。(月 10 時間以上)
例: 在日外国人の学習支援、ホームレスの医療支援、子どもの野外活動支援
お年寄りの施設での傾聴ボランティア、災害ボランティア、
(2) 月末のゼミは、実際に参加したボランティアの総括をします。
(3) 毎週のゼミではボランティアを継続していくために必要な知識を学びます。
例: ボランティア論、ファシリテーション、NPO/NGO 論、企業の CSR 論、人権論など
485
※2012 年度のボランティア例※
・YMCA 野外活動ボランティア・発達しょう害のあるこどものグループ活動支援
・まなびや@Kyuban / 外国にルーツを持つこどもの学習支援
・NPO バンク・momo ちゃんネット / NPO を支える NPO 活動
・もりやまリス研究会 / 野生リスの保護と里山保存
<<取得をめざす資格>>
ボランティアコーディネーション力検定 3 級
<<その他の計画>>
本ゼミナールでは、次のことも計画している。
●ゼミコンパなど(ゼミ生の歓迎会)
●ゼミ合宿
●工場・企業現場見学・博物館見学
●他ゼミとの交流(学外・学内)
中京大学や南山短大のゼミと交流があります。
※ 希望者には、南インド、東南アジア・フィリピンなどの現場へのスタディー・ツアーを紹介する。
※ゼミの見学※
なるべく 3 回生ゼミを見学に来てください。3 年生ゼミは大宮研究室(716)で月 2 限です。
※入ゼミ面接についての注意※
1. ゼミの面接は 10 月 10 日と 11 日、11 月 8 日です。訪問時間を事前に CCS で教えて下さい。事前連
絡のない方とは面接しません。
2. ゼミの面接までに、島田恒『NPO という生き方』(PHP 新書 335)PHP 書房を読んできて下さい。そ
こからクイズ+ディスカッションをします。
3. ゼミの面接までにどんなボランティアに参加したいか考えてきて下さい。
4. ボランティアによっては、参加動機・頭髪・ピアス・服装・敬語・集合時間に厳格なところがありま
す。また、入ゼミした 3 月に企業見学があります。その時に頭髪・ピアス・服装の指導をします。
★これまでの内定実績の例★
ヤマハ発動機販売株式会社
(株)トーエネック
チカタインターナショナルフーズ (パステルなどを経営する会社)
株式会社ビッグ (愛知県内のオートバックスを経営)
ワタミ株式会社
株式会社 点天
ゆうちょ銀行
★進学先★
神戸大学大学院国際文化研究科
【テキスト】
『よくわかる NPO ボランティア』 川口清史 ミネルヴァ 2005
486
『大学生のためのボランティア活動ハンドブック』 藤田久美 ふくろう 2008
『市民社会の創造のボランティアコーディネート』 日本ボランティアコーディネーター協会 筒井書房
2008
『人やまちが元気になるファシリテーター入門講座』 ちょんせいこ 解放出版社 2007
『NPO という生き方』 島田恒 PHP 新書 335 2005
★ このゼミはテキスト代がかかります!! 本は将来への投資です。覚悟してください。
【学生に対する希望事項】
★ 週 10 時間以上のボランティア活動に主体的に責任を持って参加して下さい。ゼミが決まったらすぐ
に活動を紹介します。
★ ゼミは欠席できません。1 回の無断欠席で失格にします。1 月からゼミがはじまります。
★ 「なんでだろう」という疑問を持って、自分で考える訓練をして下さい。
⇒こういう厳しい訓練が就職活動のエネルギーになります。
専門演習(3年)//濵
満久/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
流通・商業・マーケティングについての研究-「当たり前」だと思っていることをあらためてを問う姿
勢・視点の育成-
【指導方針概要】
≪≪演習では、基本的に次の 2 点を主な内容とする≫≫
1、流通・商業・マーケティングにかかわる問題について研究する。
2、主題にもあるように、上記の分野をとおして普段「当たり前」だと思っているようなことを、あら
ためて問う姿勢や視点の育成を目指す。
≪常識を疑う視点≫
例えば商業は私たちの生活に、ごく当たり前に存在している。皆さんは「なぜ商業が存在しているの
か?」といったような疑問を持ったことがあるだろうか?その理由をあらためて問われると、答えるこ
とは意外に難しいのではないだろうか。
つまり、単にその存在を知っていることと、それが「なぜ存在しているのか」という本当の意味での
「理解」とは、まったく別だということだ。私たちの周りには、実はこのようなことが多い。「理解す
る・わかる」ということは、このような視点をもって考えることから始まる。
したがって重要なことは、あらためて「なぜ」という姿勢や視点をもつことである。別の言い方をす
ると「常識を疑う」視点の育成ということもできる。こういったことが演習のネライでもある。
≪流通・商業における現在の概況≫
日本の流通は大きなうねりの中にある。それは情報システムの発展、流通外資の参入、大店法の廃止
487
とまちづくり 3 法の成立といった流通政策の転換など、流通を取り巻く環境が大きく変化しているから
である。このことからもわかるように、「流通・商業を研究する」といったとき、それには非常に多く
の領域がある。
そこで、演習ではこれらの問題をなるべく広く扱っていきたいと思う。前半は基礎文献を読み、そこ
から関心領域を広げていく。そして参考教材として経済雑誌の『日経ビジネス』を活用する。最終的に
は 4 年次に行なう各自の卒業論文へとつなげていきたい。
≪昨年度実施内容≫
●「名古屋マーケティング・インカレ」の開催・参加
※他大学(愛知大・愛学大・愛工大・淑徳大・名城大)の流通・マーケティング専攻ゼミとの交流、討
論会
●「西日本インカレ」の参加
※日経 BP 社主催の東海以西の大学による研究発表大会
●中部マーケティング協会主催「学生のためのマーケティング研究」の参加
※実際の企業と共同で戦略立案しその内容を各大学で競い合う大会
●「ゼミ対抗研究発表大会」の開催
※学内他ゼミとの討論会・交流会の開催
●ゼミ合宿を実施
●ゼミコンパを実施(新歓・前期打ち上げ・忘年会・合宿打ち上げ etc.)
≪その他の計画≫
演習では次のようなことも計画中である。参考として列挙しておく。
●ゼミコンパ(歓迎会などゼミ生同士の交流)
●ゼミ合宿(夏期休暇中)
●企業見学など現場の視察
●他ゼミとの交流(学内・学外を問わず)
≪1 次募集の面接について≫
●濱ゼミについての説明会を【10 月 10 日(水)12:30~13:00】に行うので、ゼミ希望者は【必ず
参加】すること。場所は後日 CCS から連絡するので各自で確認すること。説明会では面接などの詳細
について伝える。
≪2 次募集について≫
●1 次募集の状況を見て決定する。
【テキスト】
ゼミ生の関心をみて決める。
【学生に対する希望事項】
≪積極的な姿勢-「ゼミこそ大学」
「よく遊び、よく学べ」-≫
ゼミは講義形式と違い、学生の参加が必須となっている。したがって、この演習を希望する学生には
積極的な取り組みが求められる。また、この演習では読書量も多くなることが予想される。学生時代の
書籍代は将来への投資と捉えてほしい。
488
しかし、ゼミは単に勉強するだけではない。ゼミコンパや合宿、企業見学など行事への積極的な参加
が求められる。勉強するときはとことん頑張り、遊ぶときはとことん楽しむ。そのようなゼミを目指し
ている。
このゼミを希望する学生は、以上のことをしっかりとふまえておくことが必要である。やる気のある、
活気あるゼミを目指したい。
特にこのゼミでは 3,4 年生の協働が重要になる。同学年のつながりだけでなく、先輩・後輩のつな
がりも学んで欲しい。このことは将来に必ず役立つ。
専門演習(3年)//上田
幸則/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
財務会計
【指導方針概要】
《演習の主な内容》
○演習では、企業会計を中心とした研究に取り組みます。
たとえば、次のような内容に取り組みます。
Ⅰ. 財務会計における一定のルールの習得。
Ⅱ.財務諸表情報から会社の現状・将来性を読み取る。
Ⅲ.現代の変化する情勢に対応する能力の研鑽。
Ⅳ.国際的な会計のルールの理解。
より具体的には、財務会計領域のテーマを扱います。 伝統的な会計の枠組みに対し一定の理解がで
きれば、新しい会計の諸問題について取り上げたいと考えています。そこでその特徴を理解した上で、
学生諸君がそれぞれの視点で様々な領域で個々の問題意識に取り組んでもらいたいと考えています。
≪演習における行事≫
演習では次のような行事も予定しております。特別な事情がない限り、全員参加していただきます。
●ゼミ懇親会
●ゼミ合宿
●企業見学など現場の視察
●他ゼミとの合同ゼミ発表会への参加
より詳しくは、ゼミ説明会(連絡では集団面接)のさいに説明いたします。設定されている面接方法や
日時は個別面接としていますが、説明会の日時です。説明会でいったんこちらから説明をした後、日時
をあらためて個別面接を行う予定です(希望者少数の場合には設定日に個別面接を行います)。
489
説明会欠席者は申込辞退者とみなします。
【テキスト】
受講生と相談の上、決定する。
【学生に対する希望事項】
・基本的に演習は、受講生が中心に運営するものと考えております。
・積極的に演習に取り組めることが条件です。
・他の受講生とも協調性をもって取り組めることも必要です。
・しかし、単に勉強するだけの場ではないことも理解していただきたい。
・ゼミ懇親会や合宿、企業見学などの行事へも積極的に参加すること。
専門演習(3年)//清水
良郎/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
「マーケティング研究」
【指導方針概要】
・「仕事に役立つマーケティング」を基本とし、徹底した顧客志向の視点から現代マーケティングの本
質を探求します。
・P.コトラーの「マーケティングマネジメント」の基本理論を学習し、マーケティングプランニング力
を養成します。
・皆さんのまわりで実際に起こっているビジネス実例を読み解きながら、現場に即した研究を指導しま
す。
・マーケティングの重要な分野として「広告ビジネス」を実践的に学習します。
・マーケティングの新潮流である「スポーツマーケティング」
「営業研究」また「広告業界の最新動向」
等についても適宜、研究素材として取り上げます。
・上記の実践をとおしてビジネス界に有用な人材育成をはかり、就職活動をバックアップします。
【テキスト】
『知識ゼロからのマーケティング入門』 前田信弘 幻冬舎 2009
実践力の養成と最新ビジネスの理解のため、ビジネス雑誌、日経新聞などタイムリーな教材を用意しま
す。
【学生に対する希望事項】
・積極的な議論への参加
・自発的な課題研究の実践
・最新のマーケティング情報収集とその発表
490
・ビジネス現場への積極的参加(インターンシップ、アルバイトなど)とそれをベースにした学習
専門演習(3年)//三輪
冠奈/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
シミュレーションモデルの構築と分析
【指導方針概要】
演習では、コンピュータを用いて、様々なシステムを対象としたシミュレーションモデルを構築・分析
を行い、対象システムへの問題意識や問題解決の能力を向上させることを目的とします。対象とするシ
ステムは、生産工場・物流センター・道路交通・レストラン・病院など、情報やモノの動きがあるもの
すべてです。まずは、問題意識のあるシステムについて調査および現状分析を行い、解決策・代替案を
検討し、シミュレーションモデルの構築と分析を行います。
(シミュレーションモデルの構築には、
「Si
mio」というシミュレーションソフトウエアを使用します。
)始めに、シミュレーションモデルの構築方
法について学び、その後は、チームまたは個人のテーマによる分析および発表を行います。演習を通し
て、意思決定能力・データ分析能力・コミュニケーション能力の向上を目指します。
【テキスト】
『シミュレーション―Arena を活用した総合的アプローチ』 W.D.ケルトン他 コロナ社 2004
【学生に対する希望事項】
(1)演習の欠席や遅刻は認めません。
(2)講義時間以外での調査や準備などにも、しっかり取り組んでください。
(3)ゼミコンパや合宿、企業見学には必ず参加するようにしてください。(費用は別途かかります。)
(4)パソコンでのシミュレーションモデル構築に興味がある人、そして、シミュレーションモデル構
築には時間がかかるので、演習時間外での勉強もしっかりできる人を募集します。
専門演習(3年)//佐伯
靖雄/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
イノベーション・マネジメント(新結合の経営管理)の研究
【指導方針概要】
1.基本理念
■「生存力」を身につける
ゼミ活動全体のコンセプトは,社会で独りでも「生き抜く」力を身につけることにある。学生時代に,
なにかひとつやり切った!と実感できるゼミ活動にする。
■「ハードに学び,上品に遊ぶ」
当ゼミは研究中心のゼミであり,3 回生と 4 回生のゼミ活動,卒業論文執筆はもとより,就職活動ま
491
で強力にサポートしていく。したがって,やる気のある者だけが所属できる(単位取得できる)ゼミで
ある。そのかわり,遊ぶときはめいっぱい遊んで気分転換する。
資料の集め方,文献の読み方,プレゼンスキル,論文の書き方といった研究の方法論も丁寧に指導し
ていく。これらの基礎的な能力は,社会に出てからも形を変えて役に立つものばかりである。
2. 具体的な研究テーマ(どのようなイノベーションの分野を扱うのか)
次の 3 つの分野から興味のあるテーマを選択し,2 年間かけて基礎的な文献の読み込み,実証的な研
究,卒業論文執筆へと繋げていく。
①テクノロジー・マネジメント
(新製品開発,生産システム)
②ビジネスモデル・マネジメント
(儲かるビジネスの仕組み)
③デザイン・マネジメント
(デザイン重視経営による差別化)
※3 回生の間には,基礎文献の読み込みと大量のケース・スタディによって企業分析の手法を学ぶ。
4 回生に入ってから上記①~③の専門領域を各自選択し,専門書の通読と卒業論文の執筆を行う。
3. 行事・交流
■フィールドワーク
工場見学,企業訪問,企業博物館訪問(e.g.産業技術記念館)などを予定
■ゼミ交流
<学内>
<学外>
ゼミ対抗研究発表大会への参加
九州での合同ゼミ(ゼミ旅行を兼ねる)
→2013 年度参加予定大学(慶應義塾大学,熊本学園大学,九州産業大学)
他にも随時ゼミコンパを開催する。教室の中で閉じこもるゼミではなく,積極的にあちこちの現場に
足を運べるような,フットワークの軽いゼミを目指す。
標準の授業時間帯を大幅に過ぎる場合があるので,ゼミの後の時間帯にはできるだけ講義を入れない
ようにしてほしい。
4. ゼミ内定後の予定
・できるだけ早く顔合わせをして,ゼミ長など役員の選出,グループ編成を行う。
・ゼミ長企画による第 1 回ゼミコンパを行う。
492
・4 月からのゼミ開講までに下記文献①を読了し,グループごとにプレゼンの準備をしておく。
【テキスト】
『① 日本のものづくり哲学』 藤本隆宏 日本経済新聞出版社 2004
『② 戦略ケースブック Vol.1, Vol.2』 沼上幹・一橋 MBA 戦略ワークショップ 東洋経済新報社 2011,
2012
①基礎的な知識と課題を共有するための文献(全員で輪読)
→毎回報告者を決め,1 章か 2 章分を発表し,全体で議論する。
②ケース・スタディの教材
→毎回 1 つないし 2 つのケースをグループで徹底的に分析し,発表,討論する。
【学生に対する希望事項】
■必ず求める要件「前向きであること」
今現在の知識や能力は問わないが,努力し続ける意志があるかどうかを重視する。
■求めるゼミ生像
当ゼミでは 2 年間という限られた時間で社会に通用する即戦力の人材を育てることを目的としている
ため,学習・研究はかなりハードであると認識されたい。
しっかり学び,就職もきちんと決められるゼミにしていくため,あいさつ,マナーから徹底的に指導
するので,その点は理解しておいてほしい。
ゼミの仲間と一緒になって,たくさん本を読み,たくさん研究プレゼンをし,たくさん議論する意欲
が必要である。
補足として,3 回生の夏休みにインターンシップに参加することを強く推奨する。社会を先取りして
見ておくことは,ゼミでの学びに必ず役立つためである。
■あわせて履修しておくことが望ましい科目
・経営戦略論
・経営組織論(佐伯担当,受講を強く推奨する)
・生産管理論(佐伯担当)
・地場産業論(佐伯担当)
■想定する就職先(必ずしもこれである必要はない)
製造(自動車系,家電系)
IT
商社
流通(自動車系)
コンサルティング
起業
家業承継
★★ゼミ選考面接時の注意点★★
①当ゼミを志望する動機
②興味・関心のあるテーマ(3 つのうちのいずれか)
③希望する進路
493
以上の 3 点を説明できるように事前に準備しておくこと。
専門演習(3年)//松永
公廣/通年/6 単位/3 年次配当
【主題】
社会は急激にその形を変えています。しかし社会の動きをいち早く感じ取り、知識として理解し、知
恵を生み出す力を蓄え、社会で活動するときに何ごとに出くわしても気後れしない態度を養成すること
を演習の目標とします。
【指導方針概要】
具体的には 3 つの課題を総合的に実践していきます。1)情報技術の社会への影響を理解します。実際
にWebニュース、新聞、雑誌、書籍から現代のビジネスの特徴を調査・整理する。最初はグループで
進め、慣れれば個人で調査・研究を深めていきます。個人で読み込める領域は限られているので演習グ
ループ内または演習ゼミを超えてコミュニケーションをとり異なる経験を増やしていきます。2)情報
技術への理解を深めます。情報技術の進歩は速くいくら準備をしても自分で実用となるシステム設計・
開発できる時代は過ぎました。しかし情報システムの機能向上は企業では不可避の問題である。それら
の仕事(プロジェクト)にも抵抗なく取り組んでいけるように、情報技術の基礎を学習・演習します。
この課題については個人の興味と関心が重要となるため、個人ごとに状況を見て相談しながら進めます。
3)社会から学ぶ経験をします。それぞれの個人は社会の中で生き、影響をうけ個人のパーソナリティ
を育てていきます。学生のときにそれに気づくことは少なく、その機会があってもどのように対処して
いいかわからないことが多いのが普通です。そこで、できれば社会との接点を持つ機会を作りたいと考
えています。学生個人の興味・関心・意欲が満ちてこそできることですから、じっくり状況を見ながら
個別・グループで相談して計画をたてます。
【学生に対する希望事項】
演習の期間は 2 年間しかありません。その少ない期間で社会人として活躍できる態度を身につけるため、
演習においてもその場面で目標を設定し、目標を達成するために、ゼミのメンバーや教員とともに考え
て着実に積み上げることが必要です。そのような活動を続けたいと思う学生がふさわしいと思います。
教員や演習ゼミ生と状況を考えて、報告・連絡・相談が自然にできるようになってほしいと思います。
専門演習(4年)//岸田
賢次/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
研究課題はコンピュータを利用した会計関連領域およびシステム設計に関連する事項について、グル
ープ単位で研究し、グループ単位で卒論としてまとめ提出する。研究テーマは、皆の希望を考慮しなが
ら、私から指示する。現4年次生の卒論テーマは管理会計をテーマにした E ラーニングシステム設計、
セグメント情報に関連する研究である。現 3 年次生は、XBRL などをテーマにしている。
【指導方針概要】
当ゼミは、3年次生4年次生合同で実施する。論文指導や、プログラミング指導、会計関連試験指導
494
の関係からゼミは白鳥、土曜日1時限から4時限ないし予定終了時まで実施する。
また夏期合宿(来年は9月 1 日から 4 日まで)および春期合宿(スキー合宿:ゼミ自主決定のため日
時未定、実施しないこともある)を行っている。
ゼミ内定者には、2年次においてコンピュータプログラミングの基礎知識を習得するためのサブゼミ
を実施するので必ず参加すること。
【テキスト】
未定
【学生に対する希望事項】
ゼミでは講義は行わない。各メンバーが卒論テーマに向けて自主的に、ゼミ内でグループ研究すること
を前提としている。なお、職業会計人を望む諸君には、関連する質疑にも応じる。
専門演習(4年)//中村
義寿/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
専門演習(4年)//竹之下
秀樹/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
健康・体力に関する諸問題とスポーツ(特に球技)に関する諸問題を取り扱う。
【指導方針概要】
ディスカッションや各種資料を調査することによって、現在の状況把握と将来に対する展望を予測する。
【テキスト】
特に定めない。図書館に所蔵されている資料を利用する。
【学生に対する希望事項】
学習意欲のある学生が対象であり、積極的な研究心や実行力が必要となる。単位取得のみが目的の学生
は履修を許さない。
専門演習(4年)//米田
吉孝/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
健康・体力に関する諸問題と保健体育科教育に関する諸問題、バイオメカニックス(身体運動学)につ
いて取り扱う。中でも「からだ」にかんする事柄が中心課題となる
495
【指導方針概要】
ディスカッションや各種資料を調査することによって、現在の状況把握と将来に対する展望を予測する。
【テキスト】
特に定めない。図書館に所蔵されている資料を利用する。
【学生に対する希望事項】
学習意欲のある学生が対象であり、積極的な研究心や実行力が必要となる。単位取得のみが目的の学生
は履修を許さない。
専門演習(4年)//岡田
千尋/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
専門演習(4年)//小川
文雄/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
専門演習(4年)//姜
喜永/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
専門演習(4年)//近藤
和夫/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
中国ビジネスを考える。
【指導方針概要】
2008 年 1 月の毒入り餃子事件を発端に、中国からの野菜や冷凍食品等に対する信用は大きく損なわ
れ、その結果、中国貿易はブレーキがかかってしまった。だが、日本経済の落ち込みが家庭に深刻な影
響を及ぼし、現在では、安い中国産野菜の輸入がまた少しずつ増加している。過去、日本は中国を「近
くて遠い国」と捉えていた。しかし、現在の日中貿易の伸び率を見る限りその言葉は全くあたらない。
事実、中国各地には多くの日本企業が進出し日本人ビジネスマンも現地中国企業および中国人と密接な
関係を保っていることは言うまでもない。私のゼミ生も現地中国でいまも頑張っている。彼ら日本企業
496
および日本人が、中国各地でビジネスを進める上において昔も今も大切なことは、いかにお互い誤解を
招かないコミュニケーションをとるかである。しかし、今の学生は過去の日中関係を知らず、中国の伝
統文化・習慣も知らずに中国とビジネスを進めようとする。ゆえに、中国人を理解し、日本人としてど
のようにビジネスを進めていくのが最良か、クラスでお互い意見を交わし理解を深めたいと考えている。
最後に、このゼミは、日本人学生が卒業後社会人となり、仕事で対中ビジネスをする上で少しでも役
に立つようにと開くゼミである。よって、留学生には申し訳ないが参加を遠慮していただきたい。
【テキスト】
随時最新の資料を配布する。
【学生に対する希望事項】
無断欠席はもちろん、遅刻および授業中の私語は許さない。
専門演習(4年)//宝島
格/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
数学と現象へのその適用
【指導方針概要】
「ゲーム理論」と呼ばれる数学理論を中心として、主に社会的現象に関係する数学的解析を学ぶ。当
面は下に示した教科書を輪講する形でゼミを進めることとしておくが、別のテーマを希望する場合には
相談に応じる。
【テキスト】
教科書:社会的ジレンマ(山岸俊男著、PHP新書)
参考書:勝つためのゲームの理論(西山賢一著、講談社ブルーバックス)
決め方の論理(佐伯胖著、東京大学出版会)
つきあい方の科学(R.アクセルロッド著、ミネルヴァ書房)
【学生に対する希望事項】
卒業論文のテーマを考えること。
専門演習(4年)//程
鵬/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
IT による問題解決手法の学習研究
【指導方針概要】
インターネット社会という言葉に象徴されるようにこの高度情報化社会において、ICT による問題の
解決能力を有する人材が企業のみならず社会全体に強く求められている。そこで、情報化社会のニーズ
に応え、このような能力を有する人材を育成することを本演習の目的とする。
497
本演習では、これまでの専門科目で身に付けた知識と技能を生かし、設定した研究テーマ(経営情報
関連のことであれば何でもよろしい。例えば、下記の主な研究テーマ)に沿って、①資料を収集・整理
する、②研究に必要な知識・技能を習得する、③研究テーマにおいて解決すべき問題を明確にし、その
解決方法を研究する、④研究の成果をまとめて発表する、⑤最後に卒業論文を作成・提出するというプ
ロセスを通し、現実問題を解決するために必要な知識と技能を習得する。なお、下記の主な研究テーマ
に限らず自分の興味あることを学習・研究テーマとすることも可能である。
また、実習形式で演習を行うから、パソコンなどの操作法についての習得も可能である。
【主な研究テーマ】
◆インターネット資源の利用とその開発(Web ページの開発など)
◆インターネットを活用したビジネス手法に関する研究
◆表計算ソフト Excel(特に VBA マクロ)による様々な実社会問題解決用のアプリケーション開発
◆コンピュータ・ネットワーク構築法に関する研究
◆その他(組合せ理論、グラフ・ネットワーク理論、オペレーションズ・リサーチ(OR 手法)、プログ
ラミング技法(アルゴリズム理論)
、Office アプリケーションの活用法、情報処理関連の資格検定試験
に関する学習法等々)
【テキスト】
『図解最新ネットワークの仕組みがわかる本』 Giggs 技術評論社 平成17(1680E)
『サーバサイドプログラミング[基礎]』 羽生 章洋、可世木 恭子 技術評論社 平成14(1780E)
『データを分析して売り上げを上げる!』 工藤 雅俊 エクスメディア 2005(1660E)
『ネットワークはなぜつながるのか』 戸根 勤 日経 BP 社 2002(2400E)
補足:参考書として取り上げている。
【学生に対する希望事項】
情報処理(特に ICT を用いた問題解決手法)に興味を持ち、強い勉強意欲を有する学生には大歓迎。
専門演習(4年)//増田
あゆみ/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
国際社会を政治、経済、文化等などの面から分析し、考察する。
国際社会でのあらゆる活動が対象となります。自己の興味あるテーマを通して、ものの見方・考え方を
学ぶ。
【指導方針概要】
各自が、興味のあるテーマを選び、それを研究につなげる指導を行います。よって、自分のやりたいこ
とをしっかりと見つけ出す責任および積極性が学生の皆さんに求められます。
以下の順に、卒論のテーマを決め、かつ、論証していくことを、ゼミのメンバー全員で、行います。
(1)オリジナリティのある(独自の視点による)研究テーマの探求
(2)選んだテーマの論証のための資料、データの調査と分析
(3)「学ぶこと」=「頭を使って考えること」を、常習化する
【学生に対する希望事項】
自主性と積極性、および責任感のあること
498
研究すること・勉学することに対する真摯さ
以上をふまえた自己管理能力
専門演習(4年)//達本
美香/通年/6 単位/4 年次配当
【講義概要】
卒論の作成を通して、文章を論理的に構成し、分かりやすく簡潔に書く訓練をしていきます。社会に出
ると、文章を書く機会が思ったよりも多いものです。そういった場面で、文章を書く時にも役立ちます。
【学習到達目標】
論理的に筋を通し、分かりやすく簡潔に文章を書く基礎力を養うことを目標とします。
【履修上の注意】
与えられた課題は、困難があっても諦めずに取り組む姿勢がないと論文は作成できません。この点を十
分に理解して履修して下さい。また、卒論の内容・構成等が基準に満たない場合は失格となりますので、
注意して下さい。
【事前準備学習】
序論で提示した内容通りに本論が書けるかどうか、事前にリサーチし確認しておくこと。これが出来て
いないと、また最初からやり直しになり、最終的に卒論が間に合わず失格になるケースも考えられます
ので十分注意して下さい。
【評価方法】
卒論の論理構成、文章の適正、分かりやすさ、内容及び授業態度から評価。
【講義テーマ】
1 回 概要及び復習
2 回 序論の確認及び修正
3 回 本論の構成について
4 回 第1章の構成と書き方
5 回 第1章のアウトライン下書き
6 回 第1章のアウトラインの確認及び修正
7 回 第1章の作成
8 回 第1章の作成:質問受付及び修正
9 回 第1章の作成:修正及び確認
10 回 第2章の構成と書き方
11 回 第2章のアウトライン下書き
12 回 第2章のアウトラインの確認及び修正
13 回 第2章の作成
14 回 第2章の作成:質問受付及び修正
15 回 第2章の作成:修正及び確認
16 回 第3章の構成と書き方
17 回 第3章のアウトライン下書き
499
18
19
20
21
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25
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回
回
回
回
回
回
回
回
回
回
回
回
回
第3章のアウトラインの確認及び修正
第4章の構成と書き方
第4章のアウトライン下書き
第4章のアウトラインの確認及び修正
第4章の作成
第4章の作成:質問受付及び修正
第4章の作成:修正及び確認
結論の構成と書き方
結論のアウトライン下書き
結論作成及び確認
参考文献の書き方
全体の確認及び修正
まとめ及び卒論の提出
専門演習(4年)//小谷
光正/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
流通・マーケティングについての実証事例研究
【指導方針概要】
4年ゼミでは、個別のテーマを深く掘り下げることを主眼に置く。原則として個人発表をもとに現実
の流通・マーケティングの問題点を探りだし、研究されている文献や資料を精密に調査をし、よく文献・
資料を読み込んで、研究の限界をもとに自分のプラスアルファのアイデアを付け加えるという作業をお
こなう。卒業論文はいかに商学部で研究をおこなってきたのかその結晶となる大事なものである。個人
テーマの設定からはじまり、参考文献をどう使うのか、どのように
章、節編成を行うのか、どう文章化するのかといった作業を根気よく行うことが求められます。就職活
動は優先されますが、活動を行う際、必ず所定の欠席届の用紙をその都度提出すること。
【テキスト】
テキストについては、開講時に指示します。
【学生に対する希望事項】
ゼミには常に参加する心構えで臨むこと。ゼミでは無断欠席,遅刻は認めない。個別にレジュメを作
成し、報告を行う。欠席は、就職活動の際、欠席届をそのつど提出すること。コンパ,レクレーション
にも積極的に参加できること。
専門演習(4年)//三井
哲/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
わが国の金融を取り巻く環境変化に関する研究
500
【指導方針概要】
4年次には、3年次で学んだ金融に関する様々なトピックスから、各自が関心をもったテーマについて
調べ、報告する。さらに、これを卒論テーマとして取り上げるかどうかを検討した上で、テーマを定め
て、執筆作業に入る。その後の演習は、作業の進捗状況のチェックが中心になる。
【テキスト】
必要があればCCSにより開講時にまでに指示するので、開講時には必ず持参すること。
【学生に対する希望事項】
金融を学ぶ者は、単に金融だけでなく、経済の様々な事象に関する情報を常にインプットしていない
と、取り残されてしまう。その意味で、本演習を受講する者は、経済・金融に関する新聞報道などは、
常に関心をもって目を通す習慣を身につけてほしい。
専門演習(4年)//秋元
浩一/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
ヒト・モノ・情報が楽しさやお金を生み出す力となることを学び、地域を元気にする取り組みを考えま
す。
【指導方針概要】
ゼミ行事は原則として全員参加です。就職活動は早めにスタートして貰います。商学部のどの学科、ど
のコースからでも希望があれば受け入れます。卒論は関心のあるテーマについてまず、先行論文を読む
ことから始め、研究の進捗内容を全員の前で発表して議論しつつ進めて貰います。ゼミは卒業論文を仕
上げることが大事ですが、リンクの写真等を参考に楽しいゼミ活動にもご協力ください。
【テキスト】
必要に応じて紹介します。
【学生に対する希望事項】
名古屋学院大学は素敵だ。商学部には夢がある。NGU マインドを実践しよう。NEVER GIVE UP.
専門演習(4年)//有賀
敏之/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
グローバル化の下での国際経営/国際経済
――君自身の「テーマ」を追求しよう!
【指導方針概要】
※こちらは 4 年生向けのシラバスですので、あっさりしています。
2 年生の入ゼミ希望者は、3 年生のところを見てください。
501
◆ゼミ概要
4 年次前期は、就職活動最優先とする。ときどき就活の現況について連絡をとる程度でよい(見学・
コンパには必ず参加のこと)。
内定の取れた者から、ゼミに復帰してゼミ論の研究発表を再開する。
◆単位認定の要件
年度末にゼミ論を提出する。必要枚数等の条件は学部の定めるところによる。
【テキスト】
①テキスト:
②参考書等:
岩谷・徳田編『ケースブック 戦略的マネジメント』(白桃書房,2007 年)
有賀 著『グローバリゼーションの政治経済学』(同文舘,2005 年)
吉原 編『テキストブック 国際経営』(有斐閣,2004 年)
【学生に対する希望事項】
◎大学生活の記念碑として、ゼミ論(卒業論文)を書き上げる意欲のある学生の参加を望みます。
◎参加するからには、基本的に休まず出席する気概が必要です。
専門演習(4年)//林
淳一/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
最新の経営戦略論・経営組織論(とくに組織の盛衰、企業の戦略。課題図書の輪読等を毎週実施する)
【指導方針概要】
【1】当演習では以下がメインとなる。輪読、レポート、合宿・コンパ、企業工場訪問、単位認定論文、
3 年 9 月卒論中間報告(五千字)、4 年 12 月卒業論文提出(2万字)、就職指導、経営者講演会参加など。
【2】本演習では 3 年次までに「インターンシップまたは短期留学(台湾・韓国など)」の経験を必須
とする。【3】当演習では、最新の経営戦略論、競争戦略論などの学術書を選出・輪読する。月曜 3-4
限に形式的には演習を実施する予定であるが、実際には夜 21:00 頃まで演習は続く場合が多い。【4】
ゼミ生全員が各自で事前に輪読し、レジュメを作成し、全員の前で発表する。
以上
【テキスト】
『ストーリーとしての競争戦略』
『経営は十年にして成らず』
『なぜ新しい戦略はいつも行き詰るのか?』
『本田宗一郎 夢を力に(私の履歴書)』
『経営戦略を問いなおす』
年間に 8 冊のゼミ指定テキストを貴君らのゼミ費で購入・輪読する。最新の経営戦略論、競争戦略論な
どの学術を選出する予定。他に、
『日本経済新聞』
『日経マーケティング・ジャーナル』
『日経ビジネス』
『週刊東洋経済』
『週刊エコノミスト』
『週刊ダイヤモンド』を随時閲覧する。特に、なぜ・どのように
企業が成長・衰退するのか、経営者は何を考え、実行するのか・・・などを追究する。
502
【学生に対する希望事項】
①明確なゼミ志望理由、②ゼミ行事に積極的参加、③全面的な後輩の指導などを望む。本演習ではゼミ
輪読テキストを年間 8 冊購入するため、入ゼミ時に「ゼミ費(ひとり 2 万円)」を徴収する。 以上
専門演習(4年)//伊藤
昭浩/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
ICT がもたらすインパクトとその実際
【指導方針概要】
情報通信技術(ICT)は,経済・社会システムを根本から変化させている。我々は今,その大きなシス
テムチェンジの入り口に立っているのである。
こうしたコンピュータと通信の大技術革新は,企業や産業,社会のあり方を変えているが,では企業経
営,企業組織,企業システムの実際は,どのように変化しているのであろうか。本演習では特にその部
分に主眼を置き,レジュメ発表を中心に理解を深め,卒業論文へ導く。
【テキスト】
後ほど指定する
【学生に対する希望事項】
本演習指導では,性格上,出席を重視する。
遅刻・欠席は一切認めない。
専門演習(4年)//大宮
有博/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
ボランティアいっちょやってみるか!
【指導方針概要】
<<本ゼミの基本概要>>
(1) ボランティア活動に実際に参加してもらいます。(月 10 時間以上)
例: 在日外国人の学習支援、ホームレスの医療支援、子どもの野外活動支援
お年寄りの施設での傾聴ボランティア、災害ボランティア、
(2) 月末のゼミは、実際に参加したボランティアの総括をします。
(3) 毎週のゼミではボランティアを継続していくために必要な知識を学びます。
例: ボランティア論、ファシリテーション、NPO/NGO 論、企業の CSR 論、人権論など
<<取得をめざす資格>>
ボランティアコーディネーション力検定 3 級(できたら 3 級)
503
<<その他の計画>>
本ゼミナールでは、次のことも計画している。
●ゼミコンパなど(ゼミ生の歓迎会)
●ゼミ合宿
●工場・企業現場見学・博物館見学
●他ゼミとの交流(学外・学内)
中京大学や南山短大のゼミと合同の討論会をやります。
※<<希望者には、東南アジア・フィリピンなどの現場へのスタディー・ツアーを検討している。>>
※入ゼミ面接についての注意※
1. ゼミの面接は 10 月 13 日と 18 日、11 月 8 日の午後です。訪問時間を事前に教えて下さい。
2. 入ゼミの面接までに、島田恒『NPO という生き方』(PHP 新書 335)PHP 書房を読んできて下さい。
そこからクイズを出します。
3. 入ゼミの面接までにどんなボランティアに参加したいか考えてきて下さい。
【テキスト】
『よくわかる NPO ボランティア』 川口清史 ミネルヴァ 2005
『大学生のためのボランティア活動ハンドブック』 藤田久美 ふくろう 2008
『市民社会の創造のボランティアコーディネート』 日本ボランティアコーディネーター協会 筒井書房
2008
『人やまちが元気になるファシリテーター入門講座』 ちょんせいこ 解放出版社 2007
『NPO という生き方』 島田恒 PHP 新書 335 2005
★ このゼミはテキスト代がかかります!! 本は将来への投資です。覚悟してください。
【学生に対する希望事項】
★ 週 10 時間以上のボランティア活動に主体的に責任を持って参加して下さい。ゼミが決まったらすぐ
に活動を紹介します。
★ ゼミは欠席できません。1 回の無断欠席で失格にします。1 月からゼミがはじまります。
★ 「なんでだろう」という疑問を持って、自分で考える訓練をして下さい。
⇒こういう厳しい訓練が就職活動のエネルギーになります。
専門演習(4年)//濵
満久/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
流通・商業・マーケティングについての研究-「当たり前」だと思っていることをあらためてを問う姿
勢・視点の育成-
【指導方針概要】
≪≪演習では、基本的に次の 2 点を主な内容とする≫≫
1、流通・商業・マーケティングにかかわる問題について研究する。
504
2、主題にもあるように、上記の分野をとおして普段「当たり前」だと思っているようなことを、あら
ためて問う姿勢や視点の育成を目指す。
≪常識を疑う視点≫
例えば商業は私たちの生活に、ごく当たり前に存在している。皆さんは「なぜ商業が存在しているの
か?」といったような疑問を持ったことがあるだろうか?その理由をあらためて問われると、答えるこ
とは意外に難しいのではないだろうか。
つまり、単にその存在を知っていることと、それが「なぜ存在しているのか」という本当の意味での
「理解」とは、まったく別だということだ。私たちの周りには、実はこのようなことが多い。「理解す
る・わかる」ということは、このような視点をもって考えることから始まる。
したがって重要なことは、あらためて「なぜ」という姿勢や視点をもつことである。別の言い方をす
ると「常識を疑う」視点の育成ということもできる。こういったことが演習のネライでもある。
≪流通・商業における現在の概況≫
日本の流通は大きなうねりの中にある。それは情報システムの発展、流通外資の参入、大店法の廃止
とまちづくり 3 法の成立といった流通政策の転換など、流通を取り巻く環境が大きく変化しているから
である。このことからもわかるように、「流通・商業を研究する」といったとき、それには非常に多く
の領域がある。
そこで、演習ではこれらの問題をなるべく広く扱っていきたいと思う。前半は流通・マーケティング
に関する基礎文献を読み、そこから関心領域を広げていく。そして参考教材としてビジネス雑誌でもっ
とも多く読まれている『日経ビジネス』を活用しながら理論がビジネスの現実においてどのよう展開さ
れているのかを捉えていく。そして、最終的には 4 年次に行なう各自の卒業論文へとつなげていきたい。
≪昨年度実施内容≫
●「名古屋マーケティング・インカレ」の開催
※他大学(愛知大・愛学大・名城大・愛知淑徳大)の流通・マーケティング専攻ゼミとの交流、研究発
表大会(日経 BP マーケティング社協力)
●「ゼミ対抗研究発表大会」の開催
※学内他ゼミとの研究発表大会の開催(日経 BP マーケティング社協力)
●ゼミ合宿を実施
●ゼミコンパを実施(新歓・花見・春学期打ち上げ・合宿打ち上げ・忘年会 etc.)
≪その他の計画≫
今回の演習でも以下を計画中である。参考として列挙しておく。
●ゼミコンパ(歓迎会などゼミ生同士の交流)
●ゼミ合宿(夏期休暇中)
●企業見学など現場の視察
●他ゼミとの交流(学内・学外を問わず)
【テキスト】
ゼミ生の関心をみて決める。
505
【学生に対する希望事項】
≪積極的な姿勢-「ゼミこそ大学」
「よく遊び、よく学べ」-≫
基本的に「楽」ではないと理解してほしい。つまりゼミへの取り組みに対してかなりの積極性と努力
が求められる。ただ単位を取りたいだけなのであれば、このゼミに不向きと思われる。
ゼミは講義形式と違い、学生の参加が必須となっている。したがって、この演習を希望する学生には
積極的な取り組みが求められる。また、この演習では読書量も多くなることが予想される。学生時代の
書籍代は将来への投資と捉えてほしい。
しかし、ゼミは単に勉強するだけではない。ゼミコンパや合宿、企業見学など行事への積極的な参加
が求められる。勉強するときはとことん頑張り、遊ぶときはとことん楽しむ。そのようなゼミを目指し
ている。
このゼミを希望する学生は、以上のことをしっかりとふまえておくことが必要である。やる気のある、
活気あるゼミを目指したい。
特にこのゼミでは 3,4 年生の協働が重要になる。同学年のつながりだけでなく、先輩・後輩のつな
がりも学んで欲しい。このことは将来に必ず役立つ。
専門演習(4年)//上田
幸則/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
財務会計
【指導方針概要】
《演習の主な内容》
○演習では、企業会計を中心とした研究に取り組みます。
たとえば、次のような内容に取り組みます。
Ⅰ. 会計における一定のルールの習得。
Ⅱ.財務諸表情報から会社の現状・将来性を読み取る。
Ⅲ.現代の変化する情勢に対応する能力の研鑽。
Ⅳ.国際的な会計のルールの理解
より具体的には、財務会計領域のテーマを扱います。伝統的な会計の枠組みに対し一定の理解ができ
れば、新しい会計の諸問題について取り上げたいと考えています。そこでその特徴を理解した上で、学
生諸君がそれぞれの視点で様々な領域で個々の問題意識に取り組んでもらいたいと考えています。
≪演習における行事≫
506
演習では次のような行事も予定しております。特別な事情がない限り、全員参加していただきます。
●ゼミ懇親会
●ゼミ合宿
●企業見学など現場の視察
●他ゼミとの合同ゼミ発表会への参加
より詳しくは、ゼミ説明会(連絡では集団面接)のさいに説明いたします。説明会でいったんこちらか
ら説明をした後、日時をあらためて個別面接を行う予定です(希望者少数の場合には設定日に個別面接を
行います)。
説明会欠席者は申込辞退者とみなします。
【テキスト】
『会計学の基本』 加藤盛弘他 森山書店 2009 年
その他のものも使用することがある。
【学生に対する希望事項】
・基本的に演習は、受講生が中心に運営するものと考えております。
・積極的に演習に取り組めることが条件です。
・他の受講生とも協調性をもって取り組めることも必要です。
・しかし、単に勉強するだけの場ではないことも理解していただきたい。
・ゼミ懇親会や合宿、企業見学などの行事へも積極的に参加すること。
専門演習(4年)//清水
良郎/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
「マーケティング研究」
【指導方針概要】
・「仕事に役立つマーケティング」を基本とし、徹底した顧客志向の視点から現代マーケティングの本
質を探求します。
・P.コトラーの「マーケティングマネジメント」の基本理論を学習し、マーケティングプランニング力
を養成します。
・皆さんのまわりで実際に起こっているビジネス実例を読み解きながら、現場に即した研究を指導しま
す。
・マーケティングの重要な分野として「広告ビジネス」を実践的に学習します。
・マーケティングの新潮流である「スポーツマーケティング」
「営業研究」また「広告業界の最新動向」
等についても適宜、研究素材として取り上げます。
507
・上記の実践をとおしてビジネス界に有用な人材育成をはかり、就職活動をバックアップします。
【テキスト】
『知識ゼロからのマーケティング入門』 前田信弘 幻冬舎 2009
実践力の養成と最新ビジネスの理解のため、ビジネス雑誌、日経新聞などタイムリーな教材を用意しま
す。
【学生に対する希望事項】
・積極的な議論への参加
・自発的な課題研究の実践
・最新のマーケティング情報収集とその発表
・ビジネス現場への積極的参加(インターンシップ、アルバイトなど)とそれをベースにした学習
専門演習(4年)//三輪
冠奈/通年/6 単位/4 年次配当
【主題】
シミュレーションモデルの構築と分析
【指導方針概要】
演習では、コンピュータを用いて、様々なシステムを対象としたシミュレーションモデルを構築・分析
を行い、対象システムへの問題意識や問題解決の能力を向上させることを目的とします。対象とするシ
ステムは、生産工場・物流センター・道路交通・レストラン・病院など、情報やモノの動きがあるもの
すべてです。まずは、問題意識のあるシステムについて調査および現状分析を行い、解決策・代替案を
検討し、シミュレーションモデルの構築と分析を行います。
(シミュレーションモデルの構築には、
「Si
mio」というシミュレーションソフトウエアを使用します。
)始めに、シミュレーションモデルの構築方
法について学び、その後は、チームまたは個人のテーマによる分析および発表を行います。演習を通し
て、意思決定能力・データ分析能力・コミュニケーション能力の向上を目指します。
【テキスト】
『シミュレーション―Arena を活用した総合的アプローチ』 W.D.ケルトン他 コロナ社 2004
【学生に対する希望事項】
(1)演習の欠席や遅刻は認めません。
(2)講義時間以外での調査や準備などにも、しっかり取り組んでください。
(3)ゼミコンパや合宿、企業見学には必ず参加するようにしてください。(費用は別途かかります。)
(4)パソコンでのシミュレーションモデル構築に興味がある人、そして、シミュレーションモデル構
築には時間がかかるので、演習時間外での勉強もしっかりできる人を募集します。
508
マーケティング戦略論//清水
良郎/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義は、実際の企業のビジネス現場で起こったマーケティング事例を取り上げ、実践的戦略立案力を
養成するものです。受講生諸君には、マーケティング戦略の成功例と失敗例から多くのことを学んで欲
しいと思います。戦略立案のセオリーと実践両面からビジネス現場で真に役立つ講義を行います。事例
として取り上げる企業(予定)は、コカコーラ、ペプシコーラ、キリンビール、アサヒビール、富士フ
ィルム、マクドナルド、ヤマト運輸、スルガ銀行、小林製薬など
【学習到達目標】
・マーケティング基本戦略とマーケティングミックスの理解
・マーケティング戦略のセオリー理解
・過去の事例をベースにマーケティング戦略の本質を理解すること
・社会に出た際の戦略立案力と実践力養成
【履修上の注意】
教員は、受講生が興味を持って積極的に理解できるように講義することを心がける。ただし、講義中の
私語、携帯電話の使用、他の受講者の迷惑となる行為に対しては、厳罰をもって臨む。またタイムリー
なマーケティングの話題があった場合は、適宜、講義に取り入れてゆく。講義中、頻繁に受講生諸君の
席をまわり、授業内容についての質問をする対話型講義を行います。
【事前準備学習】
ビジネス現場の状況に即応した講義を行います。新聞、インターネット等でビジネスや経済の基本的動
向を調べて講義にのぞんでください。少しでも企業のことに興味を持って講義を受けてください。
【教科書】
プリントを用意します。
【評価方法】
・筆記試験60%
・マーケティングプランニング課題20%
・平常点20%
・講義の活性化に貢献した受講生には別途加点し、評価する
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:マーケティング戦略とは何か
2 回 業界リーダーの戦略:防衛戦のセオリー
3 回 業界チャレンジャーの:積極攻撃のセオリー
4 回 業界中位企業の戦略:側面攻撃のセオリー
5 回 業界ニッチャーの戦略:ゲリラ戦のセオリー
6 回 コーラ業界における戦略:コカコーラの躍進
7 回 コーラ業界における戦略:ペプシの反撃など
8 回 ハンバーガー業界の戦略:マクドナルド躍進の歴史
9 回 ハンバーガー業界における戦略:キングバーガーの盛衰
10 回 自動車業界における戦略:フォード、GMの盛衰、日本企業との比較
509
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
日本企業のマーケティング戦略:キリンビール、アサヒビール、白鶴酒造、ほか
日本企業のマーケティング戦略:ヤマト運輸、メニコン、スルガ銀行、小林製薬ほか
日本企業のマーケティング戦略:ユニクロ、H&M、ZARAなどアパレルSPA
総復習
筆記試験及びまとめ
消費者行動論//岡田
千尋/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
消費者行動をみることは企業のマーケティングにとってはきわめて重要なことである。というのも企業
にとっては消費者の価格選択、ブランド選択が自社の業績に敏感に反映するからである。そこで、企業
の業績に大きな影響を与える消費者行動とはいかなるものか、いかに捉えたらよいかなど、理論、事例
をもとに講義する。
【学習到達目標】
どの様な状況が消費者行動に変化をもたらすのかを捉えられるようになること。
【履修上の注意】
常に問題意識をもって講義にのぞむこと。
【事前準備学習】
新聞、テレビなどで消費者の消費や購買に関する傾向を理解しておくこと。
【教科書】
講義開始時に指示する。
【参考書】
必要に応じて指示する。
【評価方法】
試験および履修態度を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 消費者行動を学ぶ意味
2 回 市場の把握と消費者理解
3 回 消費者行動研究の歴史
4 回 消費者行動の分析視角
5 回 消費者行動モデル~ハワード=シェスモデル
6 回 消費者行動モデル~エンゲル=コラットモデル
7 回 消費行動と購買行動
8 回 消費行動の規定因
510
9 回 購買行動と意思決定
10 回 購買意思決定プロセスの諸段階
11 回 店舗選択行動
12 回 価格選択行動
13 回 ブランド選択行動
14 回 成熟化社会における消費者行動
15 回 まとめおよび試験
プロダクトプランニング//小谷
光正/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
製品政策は、企業のマーケティング政策の中でも中核を占める重要な政策である。製品のコンセプト
をどう新しい商品の導入に結びつけていくのかのプロセスは、大変重要なプロセスである。製品政策は、
主として大規模なメーカーが中心となっておこなう政策であり、流通業者である卸売業や小売業がおこ
なうマーチャンダイジング(商品政策)とは明確に区別をされなければならない。この講義では、実際
の製品開発の事例をもとに、新製品の開発のプロセス,市場導入とライフサイクル・マネジメント,製
品差別化政策,市場細分化政策,計画的陳腐化政策,製品多様化政策など基本となる政策を解説してい
く。この講義では、製品を有形財のみならず無形財(サービス)にも拡張して扱う。
【学習到達目標】
メーカーの製品政策について、講義を通じて基本的な知識を摂取するとともに、自ら興味、関心をも
って主体的に参考文献を精読したり、テレビ、新聞、雑誌などから積極的な情報収集に努め、講義内容
の深い理解を得てもらうことが目標である。
【履修上の注意】
講義では、参考となるプリントは毎回の講義の中でしか配布をしない。教室内での脱帽、遅刻をしな
い、私語をしない、携帯電話での通話をしない、メールをしない、居眠りをしないなど基本的なマナー
は厳守すること。
【事前準備学習】
テーマについて実際どのような現象が起こっているのかについて主体的に情報収集しておく。
【教科書】
毎回補足のプリント(授業の中でしか配布しない)を配布して、講義を進める。
【参考書】
参考となる文献は、その都度指示する。図書館にコーナー設置もしてあるので利用できる。
【評価方法】
出席のたびに小テストおよび出席点(14%)で評価を行い、1 回の大レポート(20%)
、最終の定
期試験(66%)を総合して評価をおこなう。
511
【講義テーマ】
1 回 製品計画の意義 イントロダクション
2 回 製品の概念 コンセプト
3 回 製品開発 開発のプロセス
4 回 消費者ニーズの捕捉
5 回 リードユーザー法
6 回 製品のテストと改良
7 回 市場導入とライフサイクル・マネジメント
8 回 製品開発 関与する組織と他の部門との関係
9 回 製品開発 新たな商品をどう効果的に市場に導入するか
10 回 新製品の普及と予測
11 回 革新の普及モデル
12 回 製品差別化政策と市場細分化政策
13 回 計画的陳腐化政策
14 回 製品概念の拡張 サービス
15 回 定期試験
商品政策論//小谷
光正/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
今日、日本の流通産業においてはセブンイレブンなどのコンビ二エンスストアの成長、ユニクロに代
表されるSPAなど新業態の登場、ウォルマートなど外資系流通企業の参入、e-リテールの普及、さ
らにこれまで日本の代表的流通企業であったダイエーの不振といった非常に大きな重大な変化の波に
さらされている。流通企業は環境変化に対応して自分のポジションを明確にし、時には変革もせねばな
らないなど厳しい現実をみすえた対応が要求されている。
この講義は大きく分けて3つの内容から構成されている。まず、検討されるのは商業活動の概要とそ
れを取り巻く流通経済の動向、次に具体的なマーチャンダイジングの技法そして最後にマーチャンダイ
ジングと法律及び諸活動との関わりである。いずれも商品政策に密接に関連した内容である。
本講義では、流通企業のマーケティングなかでも商品政策を分析するための理論的フレームワークを
提示するとともに、メーカーのマーケティング政策との同質性、異質性を視野にいれ、できるだけ実際
の流通企業の事例をもとに検討していきたい。講義では、発言を求めたりするが、積極的な発言、質問
など
大いに歓迎する。定期試験とは別に学期ごとにレポートが最低1回課せられる。また、視覚をとおして
実際の流通企業の事例を知ってもらうために DVD 教材も使用する予定である。
【学習到達目標】
主として小売業が行う商品政策における理論と実践に関して基本的知識の体得と、主体的に情報収集・
情報活用を行い、テーマの理解を深めてもらうことが目標である。
【履修上の注意】
初回の授業でも伝達するが、教室内の基本的マナー(脱帽,携帯の電源切る,飲食禁止,私語の禁止,
ゴミを散らさない等)は厳守すること。守らないものは履修取り消しとなるので注意。資料の配布は当
該の講義でしかおこなわない。体系的理解のためには欠席をしないこと。
512
【事前準備学習】
テーマについてどのような現象が実際起こっているのかについて情報収集を行っておくこと。
【教科書】
教科書は指定しない。補足のためのプリントは配布するが、その都度の講義でしか配布しない。
【参考書】
その都度指示する。
【評価方法】
平常点33%、定期試験67%、その他プラスアルファとして発言、授業態度
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 商品政策論への招待
2 回 流通業のマーケティングにおける商品政策の役割
3 回 商品政策の定義 流通業の経営における商品政策
4 回 商品政策 商品ラインとアイテム
5 回 商品ラインごとのマーチャンダイジング・サイクルと商品計画
6 回 販売管理の基本
7 回 需要予測の基本とその手法
8 回 商品在庫管理の基本と在庫回転率
9 回 仕入予算計画と管理
10 回 仕入先の選定、流通業における商品開発
11 回 価格の設定と運用管理
12 回 商品政策の事例研究 アパレル関連
13 回 商品政策の事例研究 雑貨関連
14 回 商品政策の事例研究 食品関連
15 回 総括及び試験
流通システム//濵
満久/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
流通は、私たちの生活にとってきわめて身近な存在です。ほとんどの人たちは小売業と接した経験を有
しているはずです。しかし、それだけ存在が身近だといっても、流通のことを十分に理解できるわけで
はありません。通常、流通とはメーカーが生産した製品が、私たち消費者によって消費されるまでのす
べての過程を指します。したがって私たちが普段接している小売業は流通の一部分にすぎません。つま
り、流通を理解するにはその全体にまで視野を広げることが必要になります。そこで講義ではその理解
のために大きく前半と後半にわけて議論します。前半は社会における流通の役割など基礎的な内容につ
いて議論します。後半はそれを踏まえた事例など、より具体的な議論をします。
なお商学科生は半期開講のため後半 15 回の内容を参照すること。
また経営情報学科生は通年開講のため全 30 回の内容を参照すること。
513
【学習到達目標】
社会における流通の基本的な役割や性質を理解する。
具体的な事例をとおして、商業だけでなくメーカーとの関係やその変化などより広い視点をもつ。
「まちづくり」など、従来の枠組みでは捉えられない新たな課題についての視点をもつ。
あらためて「当たり前」を問う視点をもつ。
【履修上の注意】
小テストは2~4回実施する予定。実施の時期については、その前週に予告する。したがって欠席した
場合の情報収集は自身の責任において行うこと。
自身の買い物行動や店頭のあり方など日々の流通現場においてどのような変化があるか意識して疑問
を感じること。
【事前準備学習】
春学期の「流通論」の内容を復習しておくこと。
【教科書】
『ベーシック流通と商業<新版>』 原田英生・渡辺達朗・向山雅夫 有斐閣 2010
【参考書】
『流通論をつかむ』 渡辺達朗・原頼利・遠藤明子・田村晃二 有斐閣 2008
【評価方法】
試験
50%
レポート
30%
小テスト
20%
【講義テーマ】
1 回 春学期講義の復習と秋学期講義のガイダンス
2 回 メーカーのマーケティングチャネル:マーケティングチャネルとは
3 回 メーカーのマーケティングチャネル:商業との関係
4 回 メーカーのマーケティングチャネル:メーカー主導型チャネル
5 回 メーカーのマーケティングチャネル:小売業主導型チャネル
6 回 メーカーのマーケティングチャネル:関係の変化
7 回 e リテイルと流通:e リテイル市場の成長
8 回 e リテイルと流通:ネットとリアルの相違
9 回 新問屋無用論と卸売業
10 回 ロジスティクス
11 回 営業の性質と変化
12 回 流通の国際化
13 回 流通政策の基礎
14 回 流通とまちづくり
15 回 授業総括及び試験
514
商業史//岡田
千尋/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
商業は貨幣の誕生により商品売買がおこなわれるようになることによって生成する。しかしその形態や
状況はその時々の経済システムに規定されるため、例えば古代商業、中世の商業、近代の商業などでそ
の特徴が大きく異なってあらわれる。しかも、現代の商業といっても、資本主義経済システムにおける
商業と非資本主義経済システム下の商業とでは違いがある。そこで、古代からの商業の変遷をみながら、
現代商業はどう捉えたらよいのかについて、理論、事例をもとに講義する。
【学習到達目標】
どの様な状況が商業構造、流通システムに変化をもたらすのかを捉えられるようになること。
【履修上の注意】
常に問題意識をもって講義にのぞむこと。
【事前準備学習】
新聞、テレビなどで現在の小売商業企業や店舗の状況を把握しておくこと。
【教科書】
講義開始時に指示する。
【参考書】
必要に応じて指示する。
【評価方法】
試験および履修態度を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 商業史の対象領域
2 回 貨幣の誕生と商業の発生
3 回 古代商業~古代ローマ商業、シルクロードと隊商
4 回 中世の商業
5 回 近代の商業
6 回 資本主義経済システムの商業
7 回 社会主義経済システムの商業
8 回 現代の商業~卸売商業と小売商業
9 回 小売業態の変化
10 回 百貨店の生成と発展
11 回 スーパーの生成と発展
12 回 チェーンストアの理論
13 回 コンビニエンスストア
14 回 小売の新たな形態~SPAの誕生
15 回 まとめおよび試験
515
商業史//濵
満久/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
私たちの身のまわりを観察すると、食料品や衣服など非常に多くの財(商品)を消費していることがわ
かります。これら財は私たちにとって不可欠なものですが、そのほとんどは商業(小売業)から購入し
たものだと思います。つまり、商業は私たちにとってそれだけ身近であり重要な存在だということをあ
らわしています。しかし、その商業は最初から今の姿であったわけではありません。では、その身近で
あり重要である商業は、どのようにして今の姿に至ったのでしょうか。講義では単に過去を知るためで
はなく、そのような「現在」をより深く理解することを目的として商業の歴史について議論していきま
す。
【学習到達目標】
商業がいま直面している課題を把握するために、それを規定する条件となった歴史を理解する。
単に「商業」だけで歴史を捉えるのではなく、
「メーカー」との関係からも捉えるという「流通」全体
への視点をもつ。
あらためて「当たり前」を問う視点をもつ。
【履修上の注意】
小テストは 1~2 回実施する予定。実施の時期については、その前週に予告する。したがって欠席した
場合の情報収集は自身の責任において行うこと。
【事前準備学習】
日ごろの生活で接している商業が、なぜ今のような形になっているのか、ということを考える習慣をも
つことが大事。
【教科書】
『日本の流通 100 年』 石原 武政、矢作 敏行 編 有斐閣 2004
【参考書】
『流通現代史』 日経流通新聞 日本経済新聞社 1993
【評価方法】
試験
60%
小テスト 20%
発言など貢献度
20%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション-商業史で何を学ぶか
2 回 流通・商業とは何か、その基礎:商業の存立根拠
3 回 流通・商業とは何か、その基礎:マーケティングと商業
4 回 商業の成り立ち:古代・中世・近世の商業
5 回 近代商業の成り立ち:近代商業の成立基盤
6 回 近代商業の成り立ち:戦前の百貨店
516
7 回 近代商業の成り立ち:戦後の百貨店
8 回 近代商業の成り立ち:戦前のチェーンストア
9 回 近代商業の成り立ち:高度成長期のチェーンストア
10 回 近代商業の成り立ち:安定成長期のチェーンストア
11 回 近代商業の成り立ち:戦前の中小小売業
12 回 近代商業の成り立ち:戦後の中小小売業
13 回 メーカー視点の商業史
14 回 流通政策の歴史
15 回 授業総括及び試験
国際物流論//秋元
浩一/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
WTO 体制のもとで国境を超えたグローバルなサプライチェーンシステムとしての最適化が進められ
ています。世界的な大競争、いわゆるメガコンペティションの中で、競争優位に立つために全体を統合
的に管理する必要が出てきたのですが、グローバル化がひとびとの営みを阻害することもあり地域主義
も重要です。グローバルとローカルを視野に入れて国際物流を考えます。何故、いまの繁栄があるのか、
これからをどう展望するのか、過去から未来に向けて考察し、そこに存在する理論を考えます。国際物
流の果たす役割と今後を見通す力を養うことを基本目標にします。
【学習到達目標】
国際物流の果たす役割と今後を見通す力を養うことを基本目標にする。
【履修上の注意】
授業中に私語をする学生は受講してはならない。課題レポートを作成する上で、毎回、授業でノートを
とることが必須ですので留意してください。
【事前準備学習】
指定図書に目をとおしてください。
【教科書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
授業中の取り組みと定期試験を総合的に評価します。
【講義テーマ】
1 回 WTO/FTA 体制と物流の拡大
2 回 TPP
3 回 グローバルサプライチェーン
4 回 国境措置
517
5 回 開発輸入
6 回 海上輸送と航空輸送
7 回 複合一貫輸送
8 回 品質管理
9 回 鉄スクラップ貿易の事例
10 回 生産・物流最適化の阻害事例
11 回 世界規模のジャストインタイム
12 回 災害やテロによるSCM問題
13 回 国を超えた静脈物流の拡がり
14 回 情報システム
15 回 ネットワークの効果
アグリビジネス論//秋元
浩一/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
食と環境とエネルギーの諸問題をふまえて、グローバル時代におけるアグリビジネスの在り方を考え
ます。食は無くなると最も切実なモノのひとつです。地球環境が生み出す資源を使って、食の豊かさは
どのように達成されてきたのか、この先どうなるのか、どうすると良いのか、理解し議論できるように
し、更に、企業経営に必要な視点とビジネスチャンスのシーズを与えることが講義のネライです。世界
的規模で逼迫基調にある食料需給の緩和には、人口問題とともに食料生産の増加を環境と共生しつつ図
ることが必須です。我が国の食生活は 1,700 万 ha 分の耕地で産出される食料に支えられているのです
が、現在、国内耕地はすでに 500 万 ha を下回り減少を続けているのに対し、我が国で消費している食
料を支えている海外の農地面積は国内の 2 倍を超え 3 倍に迫る勢いで増えています。世界の食料偏在を
助長し続ける我が国に求められることは、環境と共生する食料の生産を進めつつ、偏在解消への需給方
策を講ずることでしょう。国内にあっては、スケールメリットのある生産規模の実現とともに、創意工
夫の生かされる仕組みづくりが重要性を増しています。食料産業は 23 兆円規模を持っており、リサイ
クル型産業構造を強化することは、すべての産業構造に与える影響が大きく、地域環境と共生する社会
への転換が促進されるべきでしょう。国土のほとんどを占める農山村は水と空気を涵養し国土保全の公
益機能を有しているという極めて重大な地域であるという理解も深まってきました。また、バイオエネ
ルギーや自然エネルギーを活用する場としても重要度を高めています。我が国においては認識が深まり
つつあるこうした視点も、人口爆発地域でしかも食料が不足しがちな途上国では、これまで我が国の知
恵を共有できていません。持続可能な生物生産に必要なことは、単に遺伝子組み換えなどニューバイオ
だけでなく、フィールドサイエンスを重視しつつ、原点に立ち返って、総合的に環境と共生するアグリ
ビジネスとして考える必要があるのです。
前世紀は、地球資源の開発によって、豊かな食はもとより潤沢な便利さを手に入れることが出来まし
た。ところが、モノごとの始まりには知恵を絞っても、モノの終わりには無関心でいたつけが、環境問
題となって重くのしかかってきています。地球と共生するエコ意識が高まり、このことが特に海外では
企業の差別化に直結しています。本講義では、これから構築を迫られる資源循環型社会における企業経
営の方向を考える上でも必要な知識を与えます。
【学習到達目標】
食をめぐるビジネスの実態を知り、ボーダレス時代で環境共生型経営の考え方を理解させる。
518
【履修上の注意】
授業中、私語をする学生は受講してはならない。課題レポートの作成には毎回の授業のノートが必須で
すので注意してください。
【事前準備学習】
指定図書に目を通してください。
【教科書】
『平成25年版食料・農業・農村白書』 農林水産省編 農林統計協会 2013.5
農林水産省のホームページからダウンロード(無料)するか、書店で購入してください。
【評価方法】
授業中の取り組みと定期試験を総合的に評価します。
【講義テーマ】
1 回 食料危機の背景と食料ビジネス
2 回 日本の食料・農業・農村の現状
3 回 若者が参入する条件
4 回 生産と消費をつなぐ
5 回 農産物直売所は元気の源
6 回 グリーンツーリズム
7 回 稲作経営
8 回 露地経営
9 回 畜産経営
10 回 野菜工場
11 回 法人経営
12 回 農・商・工連携と6次産業化
13 回 GAP
14 回 生協と農協
15 回 これからのアグリビジネス
貿易基礎論//南出
行信/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
国際貿易の理論に触れつつ、国際貿易、自由貿易協定、対外直接投資、国際物流など「グローバリゼー
ション」の視点から貿易の基本的事項について説明する。
講義前半は簡単な数式を用いた貿易理論を紹介し、講義後半は貿易摩擦や非関税障壁、国際条約、関係
法令についての説明も行う。
【学習到達目標】
貿易関係記事や国際貿易用語の習得を図る。
519
【履修上の注意】
講義前半の簡単な数式を用いた貿易理論では、数式の意義を理解するようにしてください。どちらかと
言えば、講義後半が本講義の中心になります。
【事前準備学習】
講義前半では、予習よりも復習を確実に行ってほしい。講義後半では、新聞の貿易動向、国際経済動向
などの経済関係記事を読んだうえ講義に臨んでほしい。いずれにしても、講義の最後に次回の講義内容
を説明するので、これをもとに関心事項をまとめ、授業で質問してほしい。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験50% 平常点50%
平常点は、講義の区切りごとに行う確認テストの成績を重視します。また、授業における質問や問いか
けへの返答状況を平常点の得点に加点します。
【講義テーマ】
1 回 はじめに わが国の貿易動向
2 回 国際収支の構造
3 回 国際貿易の理論 その1
4 回 国際貿易の理論 その2
5 回 国際貿易の理論 その3
6 回 関税とダンピング
7 回 対外直接投資モデル
8 回 自由貿易協定
9 回 原産地規則
10 回 国際航空貨物物流動向
11 回 コンテナ輸送と港湾物流、海上交通安全等
12 回 サプライチェーン・マネジメント
13 回 貿易におけるセキュリティ確保
14 回 コンプライアンス・プログラム
15 回 まとめ及び定期テスト
貿易政策論//蔡
大鵬/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、世界貿易体制の理論や現状を概説することによって経済の「グローバリゼーション」を把握
する能力を養います。通商政策や直接投資等の国際貿易における諸政策の内容とそのインパクトについ
て解説します。また、FTA(Free Trade Agreement, 自由貿易協定)や TPP(Trans-Pacific Strateg
ic Economic Partnership Agreement, 環太平洋戦略的経済連携協定)等、日本が直面している課題を
説明し、「グローバリゼーション」の進行下におかれている現時点の日本経済についての理解を深めま
520
す。
【学習到達目標】
1.FTA や TPP 等の貿易政策の基本知識を習得すること。
2.貿易政策への関心を一層深め、グローバリゼーションの実態を、より客観的に理解すること。
【履修上の注意】
講義は、講師と履修者の協力によってより良いものとなっていきます。「講義は欠席しない」という意
思のある人のみ履修してください。
【事前準備学習】
1.教科書を入手すること。
2.学習内容に応じて、適宜、予習・復習を行なうこと。
3.新聞等の貿易政策に関連する時事問題に注目すること。
【教科書】
『国際経済学を学ぶ』 石黒馨 ミネルヴァ書房 2012
【参考書】
『日本の TPP 戦略: 課題と展望』 馬田 啓一、木村 福成、 浦田 秀次郎 文眞堂 2012
『日本通商政策論―自由貿易体制と日本の通商課題』 馬田 啓一、木村 福成、 浦田 秀次郎 文眞堂 2
011
『クルーグマンの国際経済学 上 貿易編』 ポール クルーグマン、モーリス オブズフェルド ピアソ
ン桐原 2010
【評価方法】
平常点(30%)、小テスト(30%)、課題・レポート(40%)
。
【講義テーマ】
1 回 輸入制限の経済分析
2 回 輸出税・輸出補助金の経済分析
3 回 戦略的貿易政策
4 回 通商摩擦
5 回 直接投資の経済分析
6 回 輸出・ライセンシング・海外生産
7 回 拡大する直接投資と企業活動のグローバル化
8 回 日本の対外直接投資
9 回 技術移転と国際貿易
10 回 産業空洞化の経済分析
11 回 国際貿易システム
12 回 地域経済統合
13 回 中国経済の台頭
14 回 国際交渉と貿易政策
15 回 総括および試験
521
経営組織論//佐伯
靖雄/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経営学を構成する基幹的な理論体系のうち,最も重要度の高い経営組織にまつわる分野を学ぶ。内容は
ミクロ組織論とマクロ組織論の双方を扱う。理論中心の講義であるため,可能な限り身近な事例を取り
上げることで理解促進に役立てる。
【学習到達目標】
経営組織にまつわる諸理論を知る。
インセンティブの概念を習得する。
基本的な組織の構造と機能を説明できるようになる。
【履修上の注意】
毎回講義の最後の 15 分程度を使って小テストを実施し,履修内容の定着を図る。
組織理論の解説が中心であるため,やや難解な講義であると認識されたい。
分からない用語・概念は積極的に質問すること。
【事前準備学習】
理解を促進するため,事前に教科書の該当箇所を熟読してから講義に臨むこと。
【教科書】
『よくわかる組織論』 田尾雅夫編著 ミネルヴァ書房 2010
【参考書】
『新訳 経営者の役割』 C.I.バーナード ダイヤモンド 1968
『新版 経営行動』 H.A.サイモン ダイヤモンド 2009
『オーガニゼーションズ』 J.G.マーチ=H.A.サイモン ダイヤモンド 1977
『組織戦略の考え方』 沼上幹 筑摩書房 2003
『オーガニゼーションズ』は絶版のため,図書館等利用のこと。
『組織戦略の考え方』は新書であり,内容も日本企業への応用を念頭に置いているため読みやすい。
【評価方法】
定期試験:70%
小テスト :30% (毎講義の最後の時間帯に実施する
【講義テーマ】
1 回 組織とは
2 回 組織のダイナミックス
3 回 モチベーション
4 回 キャリア
5 回 ストレス
6 回 グループ・ダイナミックス
522
2 点*15 回)
7 回 リーダーシップ
8 回 意思決定
9 回 組織デザイン
10 回 組織文化
11 回 組織戦略
12 回 危機管理
13 回 人的資源管理
14 回 変革の理論と実際
15 回 総括および試験
経営史//髙木
直人/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
経営史では、
「失敗事例」と「成功事例」を学ぶことができる。
「失敗事例」を中心に学ぶだけでは正
しい経営者としての判断ができない。また、「成功事例」を中心に学んでも同じことが言える。
経営者は、今後起こる状況に対応するために、過去の経験から知ることができた、「失敗事例」と「成
功事例」を経営活動に活かしている。
特に、日本経営史を学ぶことは、経営活動を「客観的」に評価するための一つの判断資料となる。
また、経営史を学ぶということは、単に過去の事実を学ぶだけではない。過去を知りながら、現在を理
解・考察することが大切であると考える。
すなわち、経営史では、日本の経済・経営の歴史を学習し、これから起こりうる経営に関する問題など
を、各自が乗り越えることができる能力を少しでも身に着けることを目標とする。
【学習到達目標】
一冊の教科書を秋期の 15 回の講義でしっかりと読み込むことが大切である。この講義では、教科書
をしっかりと読みこなし、受講生が少しでも経営史に関心を持ってくれることに期待する。
ただし、経営史は楽しい学問でもありつまらない学問でもある。楽しい学問にするのか、また、つまら
ない学問にするのかは、受講生によって決まる。
経営史を学ぶことによって、自分なりに企業を分析する力を身に付けること。
【履修上の注意】
第 1 回目の講義には必ず出席すること。第 1 回目の講義において、以下の7点について詳しく説明する。
1 経営史ではプリントを配布する関係、各自でA4版用紙をはさめるファイル(バインダー)を必ず
用意すること。
2 講義始まりには、課題レポート提出(指定用紙を配布)をしてもらい、講義終了後にも講義まとめ
を提出してもらう。この課題レポートと講義まとめで受講生の「出欠」を管理する。なお、未提出者は
欠席扱いとする。
3 11 回以上出席することが単位を出す最低条件とする。また、まとめを欠席した学生に関しては特別
な理由がない限り単位認定しない。
4 まとめでは、この講義で学んだことを各自でまとめた資料を利用し講義を行い、講義終了後に各自
でまとめた資料を提出してもらう。提出がない場合は単位認定しない。
5 授業開始 30 分が経過した時点で欠席とする。ただし、欠席扱いであっても講義を受講したい学生
は、他の学生の迷惑にならないのであれば受講しても構わない。
523
6 経営史は、座席指定とする。指定された座席で必ず受講すること。
7 最近の学生は、講義を受講する態度がなっていないとよく言われている。そこで、授業中の携帯電
話の操作や私語など、他の受講生に迷惑を変える学生には退出してもらう。退出させられた学生は欠席
扱いとする。
履修に関する注意事項を述べたが、受講生は常識のある学生ばかりであると信じている。
【事前準備学習】
第 2 回目から 14 回目は、指定した教科書(企業家に学ぶ日本経営史 テーマとケースでとらえよう)
を事前に読んでから講義に参加すること。その場合、各自で、重要と考える部分や質問がある部分など
にはチャックをしておくことが大切である。また、感動したことや新しい発見などがあった場合は、メ
モなどに残しておくことも大切である。本来、講義科目は 1 回の講義に、90 分の予習と 90 分の復習を
行うものである。
【教科書】
『企業家に学ぶ日本経営史 テーマとケースでとらえよう』 宇田川勝・生島淳 編 有斐閣ブックス 2
011
教科書は少し高いかもしれませんが、必ず購入すること。学生が教科書を購入しない場合は、講義の履
修を取りやめるか履修放棄して下さい。
【参考書】
『日本経営史の基礎知識』 経営史学会編 有斐閣ブックス 2004
『外国経営史の基礎知識』 経営史学会編 有斐閣ブックス 2005
『ものづくり日本経営史』 粕谷 誠 名古屋大学出版部 2012
参考書は、今後、経営史を本格的に学びたいと考えている人にすすめる本である。図書館で実際に参考
書を確認すること。
【評価方法】
平常点 30%(毎回講義終了後に講義まとめを提出)、課題レポート 42%(毎回講義初めに提出)、ま
とめ 28%の合計 100%で評価する。
平常点とは、15 回の講義終了後に講義まとめ(毎回プリントを配布)を提出する。1 回の提出で最高
2 点とする。当然であるが 0 点もある。
課題レポートとは、指定したテーマ(予習の成果)で 14 回提出する。提出は、講義の始まりとする。
1 回の提出で最高 3 点とする。当然であるが 0 点もある。
まとめとは、第 15 回目の講義で、第 1 回目から 14 回目までの講義内容を各自がさらに詳しくまとめ
た資料(復習の成果)を提出してもらう。最高点は 28 点とする。当然であるが 0 点もある。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 経営史学の発達
3 回 江戸期大商家の新時代への対応
4 回 財閥の形成
5 回 会社企業の成立
6 回 大企業時代の到来
7 回 「都市型」産業の誕生
8 回 先駆的マーケティング活動
524
9 回 地方企業からの発展
10 回 財閥解体から戦後型企業集団形成へ
11 回 大衆消費社会の出現
12 回 町工場から国際企業へ
13 回 流通革命の進展
14 回 大企業経営の失敗
15 回 経営史まとめ
人的資源管理論//中村
義寿/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
経営における技術や設備などの進歩には目を見張るものがある。が、これら物的諸要素を駆使するのは、
究極的には「人間」以外の何ものでもない。したがって、円滑な経営活動を行うためには、まずもって
人間・従業員に対する管理、すなわち「人的資源管理」
(HRM)が適切に行われなければならない。本
講義では、このような意義をもつ人的資源管理について、学説史的考察をふまえたうえで、そのいくつ
かの主要領域を検討していきたい。
【学習到達目標】
大学生として、また就職後の社会人として最低限必要な知識と教養を身につけることを目標とする。
【履修上の注意】
この科目の続きとして秋学期の労使関係論を履修することが望ましい。
【事前準備学習】
日本企業における人事労務についての、新聞やテレビでの報道に日ごろから関心を持っておくこと。
【教科書】
追って指示する。
【参考書】
『新経営学』 羽路駒次,小嶋博編著 晃洋書房 2003.4
【評価方法】
定期試験に平常点を加えて評価する。
【講義テーマ】
1 回 経営学と人的資源管理
2 回 人的資源管理学説の展開:概説
3 回 モチベーション論の発展
4 回 リーダーシップ論の発展
5 回 評価システム:人事考課
6 回 雇用管理:採用・退職
7 回 〃
:配置・異動
525
8 回 賃金管理:総論
9 回 〃
:年功給・能力給・成果給
10 回 福利厚生
11 回 作業管理:労働の人間化
12 回 労働時間管理
13 回 安全衛生管理
14 回 教育訓練/能力開発
15 回 まとめ及び試験
人的資源管理論//髙木
直人/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
人的資源管理論とは、いかにして企業で働く社員を管理するかである。
日本も終身雇用制度が崩壊した今、優秀な人材を確保することが出来るかが、企業の存続にかかってい
る。
日本的経営が崩壊したとされる現在の社会においては、
「人的資源(労働資源)」は意外に固定されてい
る資源というよりも、流動的な資源である。昔と違い、現在では、労働条件が良い仕事が現れると移る
ことが一つの事例である。労働条件には、賃金やその他の条件も含まれているが、働く社員にとっての
労働意欲が高くなる企業にさっさと移ることである。このことからも理解できるが、そもそも企業で働
く社員によっての労働意欲は何によって影響されているかは異なる。そのために、社員が企業で働く労
働意欲を維持するための施策をいろいろと考える必要である。それは、企業にとって重要な「人的資源
(労働資源)
」を確保することで重要であるからだ。いかに、「人的資源(労働資源)」が、企業にとっ
て大変重要な問題であることを受講生が理解し、企業内で社員が高い労働意欲を持って働くことが出来
る環境を作ることが重要であるかを考えて欲しい。
この講義を受講した学生は、企業にとって重要な「人的資源(労働資源)」をうまく活用する方法を考
え、将来、自分が働く企業で、「社員を管理する」ことの重要性も理解して欲しい。
【学習到達目標】
一冊の教科書を秋期の 15 回の講義でしっかりと読み込むことが大切である。この講義では、教科書
をしっかりと読みこなし、受講生が少しでも人的資源管理論に関心を持ってくれることに期待する。
ただし、人的資源管理論は楽しい学問でもありつまらない学問でもある。楽しい学問にするのか、また、
つまらない学問にするのかは、受講生によって決まる。
人的資源間理論を学ぶことによって、企業における人的資源の重要性を各自で考えることが出来る人
間になってほしい。
【履修上の注意】
第 1 回目の講義には必ず出席すること。第 1 回目の講義において、以下の7点について詳しく説明する。
1 人的資源間理論ではプリントを配布する関係、各自でA4版用紙をはさめるファイル(バインダー)
を必ず用意すること。
2 講義始まりには、課題レポート提出(指定用紙を配布)をしてもらい、講義終了後にも講義まとめ
を提出してもらう。この課題レポートと講義まとめで受講生の「出欠」を管理する。なお、未提出者は
欠席扱いとする。
3 11 回以上出席することが単位を出す最低条件とする。また、まとめを欠席した学生に関しては特別
526
な理由がない限り単位認定しない。
4 まとめでは、この講義で学んだことを各自でまとめた資料を利用し講義を行い、講義終了後に各自
でまとめた資料を提出してもらう。提出がない場合は単位認定しない。
5 授業開始 30 分が経過した時点で欠席とする。ただし、欠席扱いであっても講義を受講したい学生
は、他の学生の迷惑にならないのであれば受講しても構わない。
6 人的資源間理論は、座席指定とする。指定された座席で必ず受講すること。
7 最近の学生は、講義を受講する態度がなっていないとよく言われている。そこで、授業中の携帯電
話の操作や私語など、他の受講生に迷惑を変える学生には退出してもらう。退出させられた学生は欠席
扱いとする。
履修に関する注意事項を述べたが、受講生は常識のある学生ばかりであると信じている。
【事前準備学習】
第 2 回目から 14 回目は、指定した教科書(ハーバード流 人的資源管理「入門」)を事前に読んでか
ら講義に参加すること。その場合、各自で、重要と考える部分や質問がある部分などにはチャックをし
ておくことが大切である。また、感動したことや新しい発見などがあった場合は、メモなどに残してお
くことも大切である。本来、講義科目は 1 回の講義に、90 分の予習と 90 分の復習を行うものである。
【教科書】
『ハーバード流 人的資源管理「入門」』 D・クイン・ミルズ 著
ストブレイク 2007
教科書を必ず購入すること。購入しない学生は履修をしないこと。
スコフィールド素子
訳 ファー
【参考書】
『経営学史事典』 経営学史学会 編 文眞堂 2002
『事例で学ぶ経営学』 伊部康弘、今光俊介 編著 五絃舎 2012
参考図書は、必要に応じて紹介する。
【評価方法】
平常点 30%(毎回講義終了後に講義まとめを提出)、課題レポート 42%(毎回講義初めに提出)、ま
とめ 28%の合計 100%で評価する。
平常点とは、15 回の講義終了後に講義まとめ(毎回プリントを配布)を提出する。1 回の提出で最高
2 点とする。当然であるが 0 点もある。
課題レポートとは、指定したテーマ(予習の成果)で 14 回提出する。提出は、講義の始まりとする。
1 回の提出で最高 3 点とする。当然であるが 0 点もある。
まとめとは、第 15 回目の講義で、第 1 回目から 14 回目までの講義内容を各自がさらに詳しくまとめ
た資料(復習の成果)を提出してもらう。最高点は 28 点とする。当然であるが 0 点もある。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション 人的資源管理を受講するにあたり
2 回 人的資源管理とは何か
3 回 マネジャーの役割
4 回 人的資源計画
5 回 採用
6 回 人的資本の形成
527
7 回 コミュニケーション
8 回 中間まとめ
9 回 パフォーマンス・マネジメント
10 回 報酬
11 回 福利厚生
12 回 均等な雇用機会
13 回 従業員の権利
14 回 会社、キャリア、家庭
15 回 全体まとめ
労使関係論//中村
義寿/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
人的資源としての従業員と経営者の関係は、「労使関係」として捉えることもできる。ここでは、この
労使関係についてその原則と類型、労使関係の一方の当事者としてみた労働組合、そして労使関係の健
全化のための最も重要な方策の1つである、労働者・従業員の「経営参加」をとりあげる。また、わが
国従来型の労使関係や労務管理の特質およびその長所・問題点などを整理したうえ、新しい人事・労務
環境下で、今後挑戦していくべき労務管理(人的資源管理)の課題とその基本原理を考える。
【学習到達目標】
大学生として、また就職後の社会人として最低限必要な知識と教養を身につけることを目標とする。
【履修上の注意】
日本企業の労使関係についての、新聞やテレビでの報道に日ごろから関心を持っておくこと。
【事前準備学習】
人的資源管理(授業では春学期に開講)についての基礎知識を得ておくこと。
【教科書】
追って指示する。
【参考書】
『新経営学』 羽路駒次,小嶋博編著 晃洋書房 2003.4
【評価方法】
定期試験に平常点を加えて評価する。
【講義テーマ】
1 回 労使関係の類型:史的考察
2 回 労使関係の基本原則
3 回 労働組合論:総論
4 回 〃
:企業別組合と産業別組合
5 回 労働者・従業員の経営参加:総論
528
6 回 ドイツ共同決定制
7 回 労使協議制と職場参加
8 回 日本における経営参加
9 回 日本的労使関係と人事労務管理:集団主義の行方
10 回 〃
:《 三種の神器》をめぐって
11 回 新しい人事労務管理とその原理
12 回 労働関連法規:総論
13 回 〃
:各論
14 回 労働契約と就業規則
15 回 まとめ及び試験
生産管理論//佐伯
靖雄/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義では,日本が世界に誇るものづくりの競争力の源泉とは何か,そしてそれはどのようにして形成
されてきたかを学ぶ。主に取り上げるのは自動車産業であり,生産システムと開発システムの双方から
アプローチする。
【学習到達目標】
日本のものづくりの競争優位性を議論するための基本的視野を養う。
生産の競争優位性を表す 4 つの指標(QCDF)が説明できるようになる。
開発の競争優位性を表す 3 つの指標(開発生産性,リードタイム,総合商品力)が説明できるようにな
る。
【履修上の注意】
分からない専門用語や概念については事前に調べ,それでも分からないものは積極的に質問すること。
なお本講義では,他の受講生に迷惑をかけるような騒音・私語に対して厳しく対処する。
レポート未提出者には定期試験受験資格を与えない。
【事前準備学習】
毎回,教科書の該当箇所を熟読してから講義に臨むこと。
「トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館」訪問。http://www.tcmit.org/
「地場産業論」も併せて受講することが望ましい。
【教科書】
『生産マネジメント入門 1:生産システム編』 藤本隆宏 日本経済新聞出版社 2001
『生産マネジメント入門 2:生産資源・技術管理編』 藤本隆宏 日本経済新聞出版社 2001
【参考書】
『MOT[技術経営]入門』 延岡健太郎 日本経済新聞出版社 2006
『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』 近能善範・髙井文子 新世社 2010
『自動車工場のすべて』 青木幹晴 ダイヤモンド 2012
529
【評価方法】
定期試験:60%
レポート:30%(ゲストスピーカーの特別講演時に出題する感想文をレポート扱いとする)
平常点:10% (講義への積極的な参加態度,質問等)
【講義テーマ】
1 回 大量生産体制における競争力とシステムの視点
2 回 開発と生産のプロセス分析:M
3 回 競争力とその構成要素
4 回 コスト・生産性の管理と改善
5 回 納期と工程管理
6 回 品質とその管理・改善
7 回 フレキシビリティ
8 回 生産戦略
9 回 特別講演(日本ものづくりの現状と課題)
10 回 製品開発とその短縮
11 回 開発コスト・開発生産性とその向上
12 回 総合商品力と開発の組織・プロセス
13 回 研究開発戦略
14 回 日本ものづくりの展望
15 回 授業総括および試験
地場産業論//佐伯
靖雄/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
愛知県の主要産業である自動車産業と航空・宇宙産業を取り上げ,産業集積のメリットと地域経済への
影響を学ぶ。産業構造と経済波及効果をより正確に分析するために,この講義ではセットメーカーと多
数のサプライヤーとの企業間関係に注目したアプローチを採る。またこれらの産業は,世界市場で相対
的に地位を下げつつある日本ものづくりの中でも,高い競争力を維持することに成功している。その要
因も併せて解明していく。
【学習到達目標】
愛知県の主要産業と地域経済への影響を知る。
愛知県の自動車,航空・宇宙産業をグローバル視点から位置づける。
【履修上の注意】
授業中の私語及び他の受講生に対する迷惑行為には厳しく対処する。
【事前準備学習】
自動車産業の解説時には教科書を予め熟読し,キーワードを抜き出しておくこと。
「生産管理論」も併せて受講することが望ましい。
530
【教科書】
『自動車の電動化・電子化とサプライヤー・システム』 佐伯靖雄 晃洋書房 2012
教科書のみ定期試験持ち込み可とする。必ず購入し,予習・復習に役立てること。
【参考書】
『地域振興における自動車・同部品産業の役割』 小林英夫・丸川知雄編著 社会評論社 2007
『日本自動車産業の地域集積』 藤原貞雄 東洋経済新報社 2007
『産業集積の本質』 伊丹敬之・松島茂・橘川武郎編著 有斐閣 1998
『空洞化のウソ』 松島大輔 講談社 2012
【評価方法】
定期試験:70%
小レポート:30%(教科書の指定した章の要約とそれに対する意見・感想等を予定)
【講義テーマ】
1 回 地場産業と産業集積
2 回 愛知県の主要産業
3 回 愛知県の自動車産業史:M
4 回 自動車産業における熾烈なグローバル競争
5 回 自動車の電動化・電子化とその課題
6 回 製品アーキテクチャ論からみた自動車開発
7 回 自動車開発の事例研究
8 回 下請制とサプライヤー・システム:M
9 回 要素技術の複合化とサプライヤー・システム
10 回 企業間取引関係の事例研究
11 回 大規模災害とサプライ・チェーン
12 回 グローバリゼーションと産業空洞化:M
13 回 愛知県の航空・宇宙産業史:M
14 回 航空・宇宙産業の発展と課題
15 回 総括および試験
金融システム論//三井
哲/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、春学期に開講した「金融基礎論」とセットで金融を学ぶ上で必要な基礎的な知識を解説す
るものである。
また、本講義は、金融システムという講義名が示すように、わが国の金融構造の状況や、抱えている
問題を中心に解説するもので、ペイオフや自己資本比率規制、デリバティブなど、最近取り上げられる
ことの多いテーマを中心に扱う。
【学習到達目標】
日刊紙の金融欄を、同時に起きている経済事象との関連で読み取ることができるようにする。
531
【履修上の注意】
毎回講義終了時に小テストを実施し、その結果を平常点として、20点程度配分する。また、期末テ
ストは80点満点で出題し、両者の合計で評価する。欠席の多い人は期末試験の正解率が高くないと合
格にならないので注意のこと。
また、春学期の金融基礎論を受講せずに、単独で本講義を受講する場合は、十分に予習・復習をしな
いとついて行けないので、春学期から受講することを奨める。
【事前準備学習】
講義終了時に実施した小テストの解答をCCSに掲載するので、必ず目を通して、正解を確認しておく
こと。
【教科書】
『はじめて学ぶ金融のしくみ[第4版]』 家森信善 中央経済社 2013 年
【参考書】
都度紹介する
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 日本の金融システムの特徴
2 回 間接金融と直接金融
3 回 銀行の種類と業務
4 回 銀行と類似した金融機関の概要
5 回 直接金融の担い手としての金融機関
6 回 保険会社等
7 回 ノンバンク、公的金融機関
8 回 日本の金融機関の課題
9 回 プルーデンス政策
10 回 事後的政策手段
11 回 公的資金の資本注入
12 回 伝統的な金融商品の概要
13 回 市場性の金融商品の概要
14 回 代表的な金融市場
15 回 デリバティブ、証券化など最近の動向
証券投資論//姜
喜永/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義は、証券投資における投資価値評価の基本原理、および伝統的な個別証券分析の方法について
学習する。
532
Ⅰ
証券と投資
証券と証券市場、証券投資、および証券分析について概観する。
Ⅱ 評価の基本原理
投資評価の基本となる貨幣の時間価値の概念とその計算方法、また投資評価において考慮せねばなら
ない収益率とリスクに関して学習する。
Ⅲ 債券分析
債券投資においてその価格とその利回りはどのように推定されるか、また利子率の期間構造に関する
理論と債券の投資戦略等について紹介する。
Ⅳ 株価指標と投資尺度
株価はどのような要因によって変動されているかを検討し、市場の株価変動を表わす株価指標、投資
家の投資選択に用いられる個別銘柄の投資尺度等について学習する。
Ⅴ ファンダメンタル・アナリシス
伝統的な証券分析の一つの方法であるファンダメンタル・アナリシスの分析体系、その考え方に基づ
いた株式の評価モデル、および財務比率の分析等について学習する。
Ⅵ テクニカル・アナリシス
実務界でよく使われてきた伝統的な証券分析のもう一つの方法であるテクニカル・アナリシスにおい
て、その分析方法としてのトレンド分析とパターン分析におけるチャート・リーディングの方法とその
限界、およびケイ線の表現方法等を学習する。
【学習到達目標】
証券投資に関する基本的な考え方や理論を徹底的に習得させる。
【履修上の注意】
MS-EXCEL 等を用いて投資決定に関する問題を解かなければならないので、指示に従ってノート・
パソコンを授業に持参すること。
【事前準備学習】
教科書を用いて予習をすること。
【教科書】
『入門証券論
改訂新版』 榊原茂樹・城下賢吾・姜喜永・福田司文 有斐閣 2013 年
【参考書】
講義中に紹介する。
【評価方法】
授業中の小テスト(50%)、期末試験(50%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、Ⅰ 証券と投資
2 回 Ⅱ 評価の基本原理: 将来価値と現在価値
3 回 Ⅱ 評価の基本原理: 評価の原理
4 回 Ⅲ 債券分析: 債券の価格と利回り
5 回 Ⅲ 債券分析: 利子率の期間構造等
6 回 Ⅳ 株価指標と投資尺度: 株価変動要因と指標
533
7 回 Ⅳ 株価指標と投資尺度: 株式の評価尺度
8 回 Ⅴ ファンダメンタル・アナリシス: 分析の方法と体系
9 回 Ⅴ ファンダメンタル・アナリシス: 株式評価モデル
10 回 Ⅴ ファンダメンタル・アナリシス: 企業分析
11 回 Ⅴ ファンダメンタル・アナリシス: 財務比率分析
12 回 Ⅵ テクニカル・アナリシス: トレンド分析
13 回 Ⅵ テクニカル・アナリシス: パターン分析等
14 回 Ⅵ テクニカル・アナリシス: ケイ罫線分析等
15 回 授業総括と試験
国際金融論//三井
哲/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
わが国経済の国際化の進展に伴って、金融の分野においても国際化が進展してきている。この金融の
国際化は金融機関にとどまらず、一般の企業も、海外の市場で直接資金を調達したり、運用するなど、
国際金融市場と関りをもつ機会が増えている。したがって、これからの企業財務担当者は、国内金融市
場のみならず、国際金融市場の動向も踏まえたポートフォリオ戦略を求められることになろう。本講義
はそうした時に必須となる国際金融に関する基礎的な概念の解説を中心に行う予定である。
【学習到達目標】
本講義によって、将来、企業の資金・経理セクションに配属された時などに戸惑わなくてもよいよう
な最低限の知識を身につけることを目標とする。
【履修上の注意】
この講義は、春学期の「外国為替論」の履修者を主な受講者と想定している。このため、外国為替論
を受講していないと、用語の意味がわからず、説明が理解できないということも起こりうるので、外国
為替論を事前に受講しておくことを強く勧める。また、携帯を使った出席確認も春学期に続き実施する
ので、その方法を知らない場合は事前に友人などから確認しておくこと。
【事前準備学習】
春学期の外国為替論がよく理解できなかった場合は、もう一度復習しておくこと。
講義後半の金融危機は、金融の証券化が密接に関連している。証券化について事前に勉強しておくと理
解がはかどる。
【教科書】
『外国為替・国際金融入門』 川本明人 中央経済社 2012
【参考書】
『通貨経済学入門』 宿輪純一 日本経済新聞出版社 2010
『ユーロ -危機の中の統一通貨-』 田中素香 岩波書店 2010
【評価方法】
試験 80%、平常点 20%。
534
【講義テーマ】
1 回 国際金本位制
2 回 再建金本位制とブロック経済
3 回 ブレトンウッズ体制の成立
4 回 ドル不安とブレトンウッズ体制の崩壊
5 回 変動相場制の定着
6 回 欧州通貨統合の歩み
7 回 ユーロ導入後の金融政策と為替・資本市場
8 回 国際通貨の機能
9 回 国際通貨ドルとユーロ
10 回 円の国際化
11 回 累積債務問題と国際金融危機
12 回 アジア通貨危機
13 回 サブプライム問題と世界金融危機
14 回 欧州債務危機
15 回 国際金融の展望
外国為替論//三井
哲/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
経済の国際化の進展は、企業活動の一段の国際化をもたらした。そして、企業は、海外との取引のウエ
イトが高くなればなるほど為替相場の変動が企業収益にもたらす影響はますます大きくなる。また、こ
うした企業収益の動向は、わが国の景気全体にも大きな影響を及ぼすことになる。本講義では、こうし
た景気や企業収益と大きな関係をもつ外国為替相場の背後にある現在の変動為替制度が採用されるに
至るまでの外国為替制度の歴史と為替相場の決定メカニズムなどについて解説をする。こうした講義を
通じて、諸君が企業人になったとき、その時々の為替動向を客観的に判断して、的確に行動することの
できる知識を身につけることを期待している。
【学習到達目標】
外国為替相場の変動を伝える新聞記事と、その背景に関するコメントを理解して読むことのできる力を
つける。
【履修上の注意】
学生証の他、携帯を使って随時出席状況をチェックします。携帯を忘れたり、電池切れを起こさないよ
うに注意して下さい。
【事前準備学習】
新聞の為替相場欄をいつもチェックし、日々の相場の動きをチェックするようにして下さい。
【教科書】
『外国為替・国際金融入門』 川本明人 中央経済社 2012
535
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 外国為替とは何か
2 回 外国為替取引の仕組み
3 回 世界のお金と外国為替
4 回 外国為替相場の種類
5 回 外国為替相場の変動要因
6 回 為替相場理論の古典と現代
7 回 為替相場水準の考え方
8 回 円相場の変動と為替リスク
9 回 為替リスクと回避策
10 回 資金取引のグローバル化
11 回 機関投資家とヘッジファンド
12 回 国際収支の構造
13 回 主要国の国際収支
14 回 国際収支と為替相場
15 回 総復習
会計基礎論//小川
文雄/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代において、企業の経営成績や財務状態を適正に把握し、その利害関係者に報告することは、企業
ひいては経済社会の合理的で民主的な運営のために、不可欠な社会的行為であります。
本講義では、社会的行為としての企業会計を規制する各種の会計諸法令や会計諸基準が指示する、会
計諸概念の定義、会計処理方法および報告基準を理論的に分析した上で、現行の財務諸表がどのように
作成され、またどのような意味を持つのかを解説するつもりであります。
また、会計の社会化を典型的に示す企業会計制度や企業会計基準の成立や変遷を歴史的に見ていきた
い。
さらに、「会計ビッグバン」後の今日の状況についても、時間に余裕があるかぎり言及したい。
【学習到達目標】
簡単な財務諸表の読解・作成ができること。
【履修上の注意】
3分の2以上出席した者を対象とし、出席率・受講態度・レポート・小テスト・期末試験により総合
評価する。
*下記の【講義・テーマ】は予定であり、必ずしも実行できないことがあります。
536
【事前準備学習】
1 年次の「簿記入門」・
「会計学入門」の復習をしておくこと。
【教科書】
『会計学入門〈三訂版〉
』 桜井久勝 日経文庫
【評価方法】
試験 55% 平常点 45% (出席状況 15%、授業態度 15%、レポート・課題 15%)
*正当な理由なく出席率 3 分の 2 未満の者は、失格とします。
【講義テーマ】
1 回 会計の意義と目的
2 回 財務会計の構造(1)
3 回 〃
(2)
4 回 会計基準
5 回 会計基準と会計公準
6 回 企業会計原則の成立と意義
7 回 企業会計原則の「一般原則」(1)
8 回 〃
(2)
9 回 資産の意義と分類
10 回 負債の意義と分類
11 回 資本の意義と分類
12 回 収益・費用の意義・分類
13 回 収益・費用の認識・測定
14 回 春学期末試験
15 回 春学期末試験
財務会計論//小川
文雄/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代において、企業の経営成績や財務状態を適正に把握し、その利害関係者に報告することは、企業
ひいては経済社会の合理的で民主的な運営のために、不可欠な社会的行為である。本講義では、社会的
行為としての企業会計を規制する各種の会計諸法令や会計諸基準が指示する、会計諸概念の定義、会計
処理方法および報告基準を理論的に分析した上で、現行の財務諸表がどのように作成され、またどのよ
うな意味を持つのかを解説するつもりである。同時に、会計の社会化を典型的に示す企業会計制度や企
業会計基準の成立や変遷を歴史的に見ていきたい。さらに、「会計ビッグバン」といわれる現在の状況
についても、時間に余裕があるかぎり言及したい。
【学習到達目標】
簡単な財務諸表の読解・作成ができること。
537
【履修上の注意】
3分の2以上出席した者を対象とし、出席率・受講態度・レポート・小テスト・期末試験により総合
評価する。
*下記の【講義・テーマ】は予定であり、必ずしも実行できないことがあります。
【事前準備学習】
1 年次の簿記入門・基本会計学程度の基本的知識・理解が必要です。また、計算器を用いる場合もあり
ます。
【教科書】
『会計学入門〈三訂版〉
』 桜井久勝 日経文庫
【評価方法】
試験 55% 平常点 45% (出席状況 15%、授業態度 15%、レポート・課題 15%)
*正当な理由なく出席率 3 分の 2 未満の者は、失格とします。
【講義テーマ】
1 回 財務諸表の意義
2 回 流動資産(当座資産とその他の流動資産)
3 回
〃
(棚卸資産)
4 回 固定資産(有形固定資産・減価償却)
5 回
〃 (無形固定資産・投資その他の資産)
6 回 繰延資産と研究開発費
7 回 負債と引当金
8 回 株式会社の純資産 (1)株主資本
9 回
〃
(2)その他の純資産
10 回 収益の認識と測定
11 回 費用の認識と測定
12 回 財務諸表(1)我が国の企業会計制度
13 回
〃 (2)損益計算書・貸借対照表
14 回
〃 (3)株主資本等変動計算書
15 回 連結財務諸表
簿記1//豊岡
博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
簿記とは、資金を集めて企業を作る、商品の売り買い、代金の受け払い、金銭の貸し借りといった企
業活動を貨幣という単位で帳簿に記録し、それを書類にまとめて、企業の各関係者に知らせるための技
術である。
本講義は、その簿記を初めて学ぶ人のための入門科目である。そのため本講義の目的は、複式簿記と
いう技術の基本的な流れを修得することにある。
具体的には、日本商工会議所主催の簿記検定 3 級(日商簿記 3 級)の範囲を学習することとする。
538
また本講義の目的を果たすための具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく
予定である。
【学習到達目標】
①取引の仕訳・転記の仕組みを習得し、複式簿記の特徴である「貸借平均の原理」を理解すること
②試算表、精算表を作成できること
③日商簿記 3 級の試算表の問題が解けるようになること
【履修上の注意】
①しっかり復習すること(簿記の技術を修得するためには、自分で問題を解き、反復練習することが
重要なため)
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
電卓を揃えること(新しく購入する場合は、12 ケタのものが望ましい)
【教科書】
『検定簿記講義〈平成25年度版〉[3 級商業簿記]』 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編著 中央経済社 20
13 年
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間テスト、期末テスト
60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 簿記の基礎概念
3 回 取引
4 回 勘定と仕訳(勘定の意義、勘定記入法則)
5 回 勘定と仕訳(仕訳と勘定記入)
6 回 決算と財務諸表(その 1)(決算の方法)
7 回 決算と財務諸表(その 1)(試算表と財務諸表)
8 回 現金預金取引(現金勘定、現金過不足勘定)
9 回 現金預金取引(当座預金勘定、当座借越勘定)
10 回 商品売買(商品勘定)
11 回 商品売買(3 分法)
12 回 売掛金と買掛金
13 回 その他の債権と債務(貸付金・借入金、未収金・未払金、前払金・前受金)
14 回 その他の債権と債務(立替金・預り金、仮払金・仮受金、商品券・他店商品券)
15 回 まとめ
539
簿記2//豊岡
博/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
簿記とは、資金を集めて企業を作る、商品の売り買い、代金の受け払い、金銭の貸し借りといった企
業活動を貨幣という単位で帳簿に記録し、それを書類にまとめて、企業の各関係者に知らせるための技
術である。
本講義は、その簿記を初めて学ぶ人のための入門科目である。そのため本講義の目的は、複式簿記と
いう技術の基本的な流れを修得することにある。
具体的には、日本商工会議所主催の簿記検定 3 級(日商簿記 3 級)の範囲を学習することとする。
また本講義の目的を果たすための具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく
予定である。
【学習到達目標】
①取引の仕訳・転記の仕組みを習得し、複式簿記の特徴である「貸借平均の原理」を理解すること
②試算表、精算表を作成できること
③日商簿記 3 級の合格レベルに達すること
【履修上の注意】
①しっかり復習すること(簿記の技術を修得するためには、自分で問題を解き、反復練習することが
重要なため)
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
簿記1の範囲を復習しておくこと
【教科書】
『検定簿記講義〈平成25年度版〉[3 級商業簿記]』 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編著 中央経済社 20
13 年
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間テスト、期末テスト
60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 手形(手形の振出し・受入れ・引受け、手形代金の取立て・支払)
2 回 手形(手形の裏書譲渡と割引)
3 回 有価証券
4 回 固定資産(固定資産の取得と売却)
5 回 固定資産(減価償却)
6 回 資本金と引出金
7 回 収益と費用(収益と費用の種類)
540
8 回 収益と費用(見越し・繰延べ)
9 回 税金
10 回 決算と財務諸表(その 2)(決算と決算手続)
11 回 決算と財務諸表(その 2)(決算整理事項)
12 回 決算と財務諸表(その 2)(精算表)
13 回 決算と財務諸表(その 2)(決算振替手続と元帳の締め切り)
14 回 決算と財務諸表(その 2)(財務諸表の作成)
15 回 まとめ
簿記3//豊岡
博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
簿記とは、資金を集めて企業を作る、商品の売り買い、代金の受け払い、金銭の貸し借りといった企
業活動を貨幣という単位で帳簿に記録し、それを財務諸表にまとめて、企業の各関係者に知らせるまで
の一連の行為に用いられる技術である。
本講義では、そういう簿記一巡の手続きにおける中級レベルの商業簿記を修得することを目的とする。
具体的には、日本商工会議所主催の簿記検定 2 級(日商簿記 2 級)商業簿記の範囲(とりわけ精算表
を中心)を学習することとする。そのため、
「簿記 1 及び 2」の範囲を理解していることを前提に講義を
進めていく。
また本講義の目的を果たすための具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく
予定である。
【学習到達目標】
中級レベルの商業簿記を修得すること、具体的には日商簿記 2 級における商業簿記の精算表を解ける
ようになること
【履修上の注意】
①しっかり復習すること
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
日商 3 級の試算表を理解していること
【教科書】
『段階式 日商簿記ワークブック
11 年
2 級商業簿記
[7 訂版]』 渡部裕亘・片山覚監修 税務経理協会 20
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間テスト、期末テスト
60%
平常点(受講態度、小テスト等)
541
40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 簿記一巡の手続と財務諸表
3 回 現金預金取引
4 回 有価証券取引
5 回 債権・債務取引
6 回 手形取引(為替手形の振出し、手形の裏書・割引)
7 回 手形取引(手形の更改、手形の不渡り)
8 回 引当金取引
9 回 商品売買取引
10 回 特殊商品売買取引(未着品取引、委託販売・受託販売)
11 回 特殊商品売買取引(割賦販売、試用販売・予約販売)
12 回 固定資産取引(有形固定資産の取得、減価償却)
13 回 固定資産取引(有形固定資産の売却・除却、無形固定資産)
14 回 固定資産取引(投資その他の資産)、損益取引
15 回 春学期のまとめ
簿記4//豊岡
博/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
簿記とは、資金を集めて企業を作る、商品の売り買い、代金の受け払い、金銭の貸し借りといった企
業活動を貨幣という単位で帳簿に記録し、それを財務諸表にまとめて、企業の各関係者に知らせるまで
の一連の行為に用いられる技術である。
本講義では、そういう簿記一巡の手続きにおける中級レベルの商業簿記を修得することを目的とする。
具体的には、日本商工会議所主催の簿記検定 2 級(日商簿記 2 級)商業簿記の範囲(とりわけ精算表
を中心)を学習することとする。そのため、
「簿記 1、2 及び 3」の範囲は理解していることを前提に講
義を進めていく。
また本講義の目的を果たすための具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく
予定である。
【学習到達目標】
中級レベルの商業簿記を修得すること、具体的には日商簿記 2 級における商業簿記の合格レベルに達
すること
【履修上の注意】
①しっかり復習すること
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
日商 3 級の精算表の問題が解けること
542
【教科書】
『段階式 日商簿記ワークブック
年
2 級商業簿記[7 訂版]』 渡部裕亘・片山覚監修 税務経理協会 2011
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間テスト、期末テスト
60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 株式会社会計(純資産)
2 回 株式会社会計(剰余金)
3 回 株式会社会計(合併)
4 回 税金
5 回 決算(決算整理、精算表)
6 回 決算(決算集合勘定)
7 回 決算(損益計算書と貸借対照表)
8 回 本支店会計(本支店間の取引の処理)
9 回 本支店会計(未達事項の整理、内部利益の除去)
10 回 本支店会計(合併財務諸表)
11 回 帳簿組織(仕訳帳の分割)
12 回 帳簿組織(特殊仕訳帳)
13 回 帳簿組織(伝票式会計)
14 回 秋学期のまとめ
15 回 1 年間のまとめ
簿記5//豊岡
博/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
簿記とは、資金を集めて企業を作る、商品の売り買い、代金の受け払い、金銭の貸し借りといった企
業活動を貨幣という単位で帳簿に記録し、それを財務諸表にまとめて、企業の各関係者に知らせるまで
の一連の行為に用いられる技術である。
本講義では、そういう簿記一巡の手続きにおける上級レベルの商業簿記を修得することを目的とする。
具体的には、日本商工会議所主催の簿記検定 1 級(日商簿記 1 級)商業簿記の範囲(とりわけ本支店
会計)を学習することとする。
また本講義の目的を果たすための具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく
予定である。
【学習到達目標】
上級レベルの商業簿記を修得すること
本支店会計を理解すること
543
【履修上の注意】
①しっかり復習すること
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
「簿記 1・2」及び「簿記 3・4」を復習すること
【教科書】
『合格テキスト 日商簿記 1 級
AC 出版 2012 年
商業簿記・会計学Ⅲ
ver10.0』 TAC 株式会社(簿記検定講座)編著 T
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 精算表
3 回 本支店会計とは
4 回 本支店会計における簿記一巡の手続き
5 回 本支店取引
6 回 本支店間取引
7 回 内部取引
8 回 未達取引
9 回 内部利益
10 回 決算手続き:売上原価・貸倒引当金
11 回 決算手続き:減価償却
12 回 本支店合併財務諸表の作成:貸借対照表
13 回 本支店合併財務諸表の作成:損益計算書
14 回 演習問題
15 回 まとめ
簿記6//豊岡
博/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
簿記とは、資金を集めて企業を作る、商品の売り買い、代金の受け払い、金銭の貸し借りといった企
業活動を貨幣という単位で帳簿に記録し、それを財務諸表にまとめて、企業の各関係者に知らせるまで
の一連の行為に用いられる技術である。
本講義では、そういう簿記一巡の手続きにおける上級レベルの商業簿記を修得することを目的とする。
544
具体的には、日本商工会議所主催の簿記検定 1 級(日商簿記 1 級)商業簿記の範囲を学習することと
する。そのため、「簿記 1」および「簿記 2」の範囲は理解していることを前提に講義を進めていく。
また本講義の目的を果たすための具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく
予定である。
【学習到達目標】
上級レベルの商業簿記を修得すること
連結会計を理解すること
【履修上の注意】
①しっかり復習すること
②学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
「簿記5」の範囲を復習すること
【教科書】
『合格テキスト 日商簿記 1 級
AC 出版 2011 年
商業簿記・会計学Ⅰ
ver9.0』 TAC 株式会社(簿記検定講座)編著 T
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 連結財務諸表とは
3 回 連結財務諸表の作成方法
4 回 資本連結:支配獲得日の連結
5 回 資本連結:支配獲得日後の連結
6 回 資本連結:子会社配当金の修正
7 回 資本連結:子会社株式の追加取得
8 回 成果連結:内部取引高と債権・債務の相殺消去
9 回 成果連結:未実現利益の消去
10 回 成果連結:評価替資産の売却
11 回 持分法
12 回 持分法の会計処理
13 回 連結包括利益計算書
14 回 連結キャッシュ・フロー計算書
15 回 まとめ
545
管理会計基礎論//岸田
賢次/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
【講義内容】
管理とは、ある業務の実績が一定の評価基準を達成しているか否かを判断基準とし、次に何をなすべ
きかを決定する行為です。管理の手順は一般にPDCAと略称されています。これは、計画(PLAN)
し、実行し(DO)、実績評価し(CHECK)
、次の行動を起こす(ACTION)ことを意味してい
ます。
管理会計は、企業経営者や管理部門で企業戦略を立案する人々のために役立つ情報を提供するために
開発された手法のうち、基本的に会計数値を利用するものの総称です。具体的には、会計情報を利用し
て、企業などの組織が、経営戦略を遂行するために行う意思決定、マネジメント・コントロール、財務
情報分析、利益計画、予算管理、資金管理などの業績管理手法、生産・在庫管理、原価管理、品質管理、
管理組織などが含まれます。
この研究領域は絶えず新しい理論や手法を生み出していますが、学部の講義としてはある程度一般化
した手法について基礎知識を習得することを目的とします。ただし今後重要な手法となる可能性のある
事項については講義のなかで紹介します。
この講義では、学習すべき大きな柱として20項目を想定し、講義を進めますが、実績評価では評価
のための計算作業が含まれます。このため、講義は理論学習、ケースによる計算作業実施をセットに行
ないます。具体的に
・企業の活動を会計的にモデル化する手法について説明。
・実際の評価計算などを行うために表計算ソフトを利用する方法について説明。
・実際に計算を行い、学習内容を確認する。
またインターネットを利用して企業の財務情報を入手し、学習内容の応用方法についても説明します。
なお、この講義内容はTIESに登録しますので、後日インターネットを利用して確認することが可能
です。
【前提知識】
管理会計では、会計情報を利用するため、それらを作成する原理原則を学習する財務会計は、事前に
学習しているか、並列して学習する必要があります。最低限、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフ
ロー計算書の概要を理解していることを前提とし、講義を行ないます。また原価計算の知識を前提とす
る学習項目もあるので、財務会計と同様に、事前に学習しているか、並列して学習する必要があります。
【学習到達目標】
考え方の理解と用語の理解
管理会計で使用する技法の理解と利用活用能力
データの判断力
【履修上の注意】
講義は、講義時間90分を使用して、その日の講義目標を伝えるように計画している。常習的な遅刻者、
欠席者を前提に講義をしているのではないことに留意すること。
【事前準備学習】
特になし
546
【評価方法】
受講態度 30%、毎回提出する講義のまとめレポート 30%、期末試験 40%。受講態度は、講義への参加
意欲、講義に集中する態度などで評価する。当然のことであるが、講義中に携帯・音楽プレーヤを使用
することは受講態度の評価減要因である。講義のまとめレポートは講義に参加していなければ作成でき
ないことに留意すること。
【講義テーマ】
1 回 管理会計とは何か
2 回 バランスト・スコアカード
3 回 バランスト・スコアカードによるコントロール
4 回 財務情報分析(1)ROA 系列
5 回 財務情報分析(2)安全性系列
6 回 財務情報分析(3)収益性系列
7 回 長期経営計画・短期利益計画
8 回 CVP分析
9 回 原価予測
10 回 予算管理
11 回 責任会計
12 回 資金管理の基礎
13 回 資金管理手法
14 回 キャッシュフロー管理
15 回 質疑応答
管理会計システム論//岸田
賢次/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では次の項目についての理解を深めることを目標とする。
1.会計業務におけるデータ処理とデータベース設計について理解する。
2.講義用に準備したデータを利用して、実際にデータベースの操作手法を習得する。
3.必要とされる報告書を作成するために行うデータ処理の手法を理解し、実際に報告書を作成する。
4.システムの信頼性を確保する手法について理解する。
5.その他関連する事項を理解する。
【学習到達目標】
コンピュータ会計システムの基本構造を理解し、その動作を確認する
【履修上の注意】
この講義は ACCESS2007 を使用する。受講者はコンピュータ操作能力、表計算ソフトの操作経験を
基本スキルとして保有していることを前提としている。また、財務情報を利活用することに興味を持つ
とともに、企業活動をデータに反映させることの重要性を理解しているか、積極的に調査するスキルを
持つことを前提としている。
また、データベース操作には「集合概念」を用いるので、事前に知識の整理をしておくことが必要で
ある。たとえば AND、OR、NAND、NOR はどのような概念かを再確認しておくこと。
547
この講義は、毎回の講義内容を理解し、サンプルシステムを生成・操作し確認するという手順で行わ
れる。確認作業を何ら行わず「わかったつもり」でいると行き詰まることになる。理解できないときは
各自情報収集し理解を深めること。講義内容に情報技術系内容が含まれており、本人が納得しなければ、
講義の進行に対応できなくなるリスクがある。どうしても問題解決ができないときは質問し、疑問点を
解消すること。また講義の遅刻・欠席は、あなたの講義理解に致命的なダメージを与える可能性がある。
毎回の出席に心がけること。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
コンピュータ会計実習の CCS に掲示する。また講義用簡易システムは指示に従い学内サーバより各自
パソコンにインストールすること。質問等は同 CCS を利用しておこなうこと。
【参考書】
データベース、ネットワーク、システム設計、会計手続に関する文献
【評価方法】
受講態度 50%
随時提出するレポート 10%
課題プログラム 40%
【講義テーマ】
1 回 講義目標、対象とする業務の業務フロー
2 回 基幹業務で提供される情報
3 回 データベース概念の理解と正規化
4 回 正規化したデータベースの操作:SQL の基礎
5 回 基幹業務におけるデータベース設計
6 回 基幹業務におけるデータ処理の理解
7 回 データのグルーピング
8 回 データの抽出および操作
9 回 集計単位別レポート
10 回 集計単位別・期間別レポート
11 回 報告書作成
12 回 自動処理
13 回 システム監査
14 回 データ入力における人的ミスを排除する手法の理解
15 回 データ保存手順と磁気記録法制
原価計算基礎論//皆川
芳輝/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
原価計算の主たる目的は、財務諸表作成、経営管理における計画および統制にとって有用な原価情報を
経営管理者に提供することにある。本講義では、「原価とな何か」について理解を深めたうえで、製造
業における製品製造原価の算定方法を学習する。具体的には、個別原価計算に焦点をあてて、計算技術
548
の習得だけではなく、その基礎にある理論を学習する。
【学習到達目標】
個別原価計算の計算方法を理解する。
【履修上の注意】
期末定期テストのみならず、開講期間中に何回かテスト行う。
【事前準備学習】
テキストの事前学習が望ましい。
【教科書】
『原価計算論』 皆川芳輝 創成社 2002
【評価方法】
期末定期試験および小テストの合計
【講義テーマ】
1 回 原価の定義
2 回 個別原価計算の流れ
3 回 材料費の計算の流れ
4 回 材料消費価格、材料消費量の計算
5 回 労務費の計算の流れ
6 回 消費賃率、作業時間の計算
7 回 経費の計算
8 回 部門別計算の流れ
9 回 部門別計算の種類
10 回 製品別計算の流れ
11 回 費目別計算の復習
12 回 部門別計算の復習
13 回 製品別計算の復習
14 回 個別原価計算の特長
15 回 まとめおよび試験
原価計算システム論//皆川
芳輝/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
原価計算の主たる目的は、財務諸表作成、経営管理における計画および統制にとって有用な原価情報を
経営管理者に提供することにある。本講義では、まず製造業における製品製造原価の算定方法のうち総
合原価計算を学習する。次に、直接原価計算、活動基準原価計算に焦点をあてて、計算技術の習得だけ
ではなく、その基礎にある理論を学習する。
549
【学習到達目標】
総合原価計算の方法を完全に理解する。
【履修上の注意】
開講期間中に数回(小)テストを行う。
【事前準備学習】
テキストの予習が望ましい。
【教科書】
『原価計算論』 皆川芳輝 創成社 2002
【評価方法】
期末定期試験および授業中のテストの合計
【講義テーマ】
1 回 総合原価計算の流れ
2 回 投入総原価の完成品と期末仕掛品への配分
3 回 先入先出法による期末仕掛品原価の計算
4 回 平均法による期末仕掛品原価の計算
5 回 後入先出法による期末仕掛品原価の計算
6 回 仕損費の計算と処理の総論
7 回 正常仕損費の計算と処理
8 回 正常仕損費の計算と処理の学習
9 回 総合原価計算の特徴
10 回 総合原価計算の学習
11 回 標準原価計算
12 回 直接原価計算
13 回 活動基準原価計算の特徴
14 回 活動基準原価計算の学習
15 回 まとめおよび試験
コンピュータ会計//岸田
賢次/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は次の項目についての理解を深めることを目標とする。
1.基幹業務におけるデータ処理とデータベース設計について理解する。
2.講義用に準備したデータを利用して、実際にデータベースの操作手法を習得する。
3.必要とされる報告書を作成するために行うデータ処理の手法を理解し、実際に報告書を作成する。
4.システムの信頼性を確保する手法について理解する。
5.その他関連する事項を理解する。
550
【学習到達目標】
コンピュータ会計システム、特に販売管理系システムの基本構造を理解し、その動作を確認するととも
に、どのような利活用能力が必要かを理解する。
【履修上の注意】
この講義は ACCESS2007 を使用する。受講者はコンピュータ操作能力、表計算ソフトの操作経験を
基本スキルとして保有していることを前提としている。また、販売情報を利活用することに興味を持つ
とともに、企業活動をデータに反映させることの重要性を理解しているか、積極的に調査するスキルを
持つことを前提としている。
また、データベース操作には「集合概念」を用いるので、事前に知識の整理をしておくことが必要で
ある。たとえば AND、OR、NAND、NOR はどのような概念かを再確認しておくこと。
この講義は、毎回の講義内容を理解し、サンプルシステムを生成・操作し確認するという手順で行わ
れる。確認作業を何ら行わず「わかったつもり」でいると行き詰まることになる。理解できないときは
各自情報収集し理解を深めること。この講義内容は TIES で再確認できるので、自助努力をすること。
講義内容に情報技術系内容が含まれており、本人が納得しなければ、講義の進行に対応できなくなるリ
スクがある。どうしても問題解決ができないときは質問し、疑問点を解消すること。また講義の遅刻・
欠席は、あなたの講義理解に致命的なダメージを与える可能性がある。毎回の出席に心がけるとともに
受講できなかったときは必ず TIES で理解を深めること。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
コンピュータ会計実習の CCS に掲示する。また講義用簡易システムは指示に従い学内サーバより各自
パソコンにインストールすること。質問等は同 CCS を利用しておこなうこと。
【参考書】
データベース、ネットワーク、システム設計、会計手続に関する文献
【評価方法】
受講態度 50%
随時提出するレポート 10%
課題プログラム 40%
【講義テーマ】
1 回 講義目標、対象とする業務の業務フロー
2 回 データ化時点と情報の質の検討
3 回 データベース概念の理解
4 回 販売管理とデータベース設計
5 回 レポート設計とレポートの有用性検証
6 回 取引先別集計:データのグルーピング操作
7 回 売上高などの算出:データの演算操作
8 回 期間集計:データの条件付き操作
9 回 集計されたデータの特性の検討
10 回 販売管理に関連するレポート処理
11 回 請求書などのレポート処理
12 回 自動処理の考え方
551
13 回 販売管理処理
14 回 データ入力における人的ミスを排除する手法の理解
15 回 データ保存手順と磁気記録法制
コンピュータ会計実習//岸田
賢次/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では次の項目についての理解を深めることを目標とする。
1.会計業務におけるデータ処理とデータベース設計について理解する。
2.講義用に準備したデータを利用して、実際にデータベースの操作手法を習得する。
3.必要とされる報告書を作成するために行うデータ処理の手法を理解し、実際に報告書を作成する。
4.システムの信頼性を確保する手法について理解する。
5.その他関連する事項を理解する。
【学習到達目標】
コンピュータ会計システムの基本構造を理解し、その動作を確認する
【履修上の注意】
この講義は ACCESS2007 を使用する。受講者はコンピュータ操作能力、表計算ソフトの操作経験を
基本スキルとして保有していることを前提としている。また、財務情報を利活用することに興味を持つ
とともに、企業活動をデータに反映させることの重要性を理解しているか、積極的に調査するスキルを
持つことを前提としている。
また、データベース操作には「集合概念」を用いるので、事前に知識の整理をしておくことが必要で
ある。たとえば AND、OR、NAND、NOR はどのような概念かを再確認しておくこと。
この講義は、毎回の講義内容を理解し、サンプルシステムを生成・操作し確認するという手順で行わ
れる。確認作業を何ら行わず「わかったつもり」でいると行き詰まることになる。理解できないときは
各自情報収集し理解を深めること。講義内容に情報技術系内容が含まれており、本人が納得しなければ、
講義の進行に対応できなくなるリスクがある。どうしても問題解決ができないときは質問し、疑問点を
解消すること。また講義の遅刻・欠席は、あなたの講義理解に致命的なダメージを与える可能性がある。
毎回の出席に心がけること。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
コンピュータ会計実習の CCS に掲示する。また講義用簡易システムは指示に従い学内サーバより各自
パソコンにインストールすること。質問等は同 CCS を利用しておこなうこと。
【参考書】
データベース、ネットワーク、システム設計、会計手続に関する文献
【評価方法】
受講態度 50%
随時提出するレポート 10%
課題プログラム 40%
552
【講義テーマ】
1 回 講義目標、対象とする業務の業務フロー
2 回 基幹業務で提供される情報
3 回 データベース概念の理解と正規化
4 回 正規化したデータベースの操作:SQL の基礎
5 回 基幹業務におけるデータベース設計
6 回 基幹業務におけるデータ処理の理解
7 回 データのグルーピング
8 回 データの抽出および操作
9 回 集計単位別レポート
10 回 集計単位別・期間別レポート
11 回 報告書作成
12 回 自動処理
13 回 システム監査
14 回 データ入力における人的ミスを排除する手法の理解
15 回 データ保存手順と磁気記録法制
会計情報システム//岸田
賢次/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
現在の企業経営においてコンピュータの利用は一般的になっています。これは会計の領域でも同じで
す。このことは、一般的な経済活動がおこなわれているならば、特に簿記や会計の知識がなくても、基
礎データが適時に正確に入力されれば、必要に応じて会計帳簿や決算情報などの会計情報を入手できる
ようになっていることを意味します。
会計情報は、企業活動の現時点のレントゲン写真のようなものです。医師がレントゲン写真を見て患
者の適切な治療計画を立案するように、皆さんは会計情報を見て、自ら経営するないし働いている会社
の次の一手を打つ能力が必要とされるのです。会計は経理部の仕事などと勘違いしないでいただきたい。
経営戦略を実行管理するためには、経営者であれ営業部員であれ、優れた会計的素養(簿記知識ではあ
りません)が必要なのです。
この講義では、会計情報から得られる企業の現状の意味と、それに対する次の一手との関係を理解す
ることを目的とします。
【学習到達目標】
この講義は、会計情報システムから得られる情報の利用能力の涵養を目的とする。
【履修上の注意】
学習の原点は、興味を持ち、講義を聴き、内容を再確認し、自分なりに理解することです。講義に耳
を傾けることで、何が話されているかを知るきっかけになるのです。すぐにあきらめない、投げないこ
とが履修のポイントです。特にこの講義は、皆さんが企業に関係した時点で留意すべきことに重点を置
いています。理解できないことがあれば、その場で質問をするなど、積極的に講義に参加していただき
たい。
553
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
平常点 20% 受講態度 20%
毎回提出するレポート
20%
試験 40%
【講義テーマ】
1 回 会計情報システムの概要
2 回 会計情報システムの信頼性
3 回 補助簿、元帳の見方
4 回 得意先別販売情報から何が読み取れるか
5 回 売上高の大きい得意先は当社に利益をもたらすか
6 回 損益計算書の理想的な姿はあるのか
7 回 経営戦略が企業の財政状態に与える影響
8 回 運転資本による企業の健康状態の診断の基本
9 回 実例を用いた企業の運転資本の評価
10 回 なぜ、この社の資金繰りは綱渡りなのか
11 回 利益が出ているのに、なぜ倒産するのか
12 回 貸借対照表の基本構造
13 回 貸借対照表はどのような情報を提供するのか
14 回 この決算書で銀行は金を貸してくれるか?
15 回 講義まとめおよび試験
会計監査論//上田
幸則/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
現代企業、とくに株式会社にはなぜ監査が必要か。監査の種類と体系をまず、広く整理する。監査の中
心は会計監査であるため、財務諸表についても基礎的な部分を学習する。また、昨今、監査に関連する、
企業の重大な事件が発生している。講義ではそのような事件を通じて監査のもつ影響力の大きさや現代
的な監査の必要性について学び、さらには受講生諸君が将来、社会人としての規範意識をどのように持
つべきかということを意識するきっかけとしていただきたいとも考えている。
【学習到達目標】
監査についての基礎事項を理解することである。
【履修上の注意】
財務諸表についての知識があることが望ましい。
【事前準備学習】
新聞やニュースなどで関連するトピックが頻繁に掲載されることがありますので、気にとめておくよう
に心がけてください。
554
【教科書】
『まなびの入門監査論』 盛田良久・百合野正博・朴大栄 中央経済社
【参考書】
『監査論テキスト』 山浦久司 中央経済社
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
【講義テーマ】
1 回 監査について
2 回 社会を揺るがす経済事件
3 回 経済事件とコーポレート・ガバナンス
4 回 経済社会を支える財務情報
5 回 財務情報と監査の必要性
6 回 監査を取り巻く法律
7 回 監査を担当する人
8 回 監査を取り巻く組織
9 回 監査のルール
10 回 監査のアプローチ
11 回 監査の実施プロセス
12 回 監査結果の報告
13 回 監査における新たな課題
14 回 健全な社会と監査
15 回 まとめ
監査システム論//上田
幸則/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
企業は理論的には法人として設立された限りは永続するものと仮定されるが、現実にはむしろその経営
活動を維持し続けることのほうが困難である。維持し続けるため、企業は不正経理という手段を講じる
こともあり、昨今の社会状況においてそれが経済事件としてしばしば報道されている。本講義ではそう
いった具体的な事件をとりあげることによって、個別のケースへの監査人の対応や事件の判例から、監
査論における要点を整理し、監査の必要性や課題について学習する。
なお、本講義履修に際し、会計監査論をすでに履修していることがのぞましい。監査について基礎的な
知識はすでに習得済みであることを前提とした内容を扱うためである。
【学習到達目標】
近年の企業の経済的事件を主としてとり上げることにより、監査の果たすべき役割や課題を整理するこ
とを目標とする。
555
【履修上の注意】
会計監査論を履修済みであることを前提とした内容を扱う。
【事前準備学習】
会計監査論で扱ったような基礎的な監査の機能や手続について復習しておくこと。
【教科書】
『ケースブック監査論』 吉見宏 新世社 2001 年
【参考書】
『まなびの入門監査論』 盛田良久・百合野正博・朴大栄 中央経済社
『監査論テキスト』 山浦久司 中央経済社
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
【講義テーマ】
1 回 会計監査について
2 回 会計監査の必要性
3 回 公認会計士・監査法人
4 回 期待ギャップ問題
5 回 会社法・金融商品取引法
6 回 監査役監査・会計参与
7 回 会計監査人による監査
8 回 監査基準・監査手続
9 回 コーポレートガバナンスと監査
10 回 内部統制
11 回 継続企業を前提とした監査
12 回 公的部門の監査
13 回 環境監査
14 回 監査の将来
15 回 まとめ
時事問題//南出
行信/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
わが国を巡る時事問題について、新聞、ニュース等で話題になっている事項を解説する。講義中盤ま
では、わが国の財政事情、消費税率引き上げ、貿易収支動向、年金財政などについて解説する。また、
関心事項についてアンケートを行い、講義終盤にはその内容についても解説する。
講義のテーマが終わる都度、確認テストを実施し、高い習得状況になることを重視した授業進行とし
たい。
556
【学習到達目標】
最近話題となっている新聞、ニュース等の報道の背後にある基本的な事情や根拠となる法律、条約を習
得する。
自身の意見、考えを持てるようにすることが目標故に、期末テストは記述式の問題となります。
【履修上の注意】
講義内容をノートにまとめることは理想的であるが、少なくとも配布プリントに、講義での説明事項を
書き込み、自身のプリントに仕上げることが重要。
日頃の新聞記事、ニュース等に目を通しておく。できれば、講義内容に絡んだ新聞記事のスクラップを
してほしい。
【事前準備学習】
毎回講義の終了時に、次回の講義内容を説明するので、これらに絡む新聞、ニュース等を見聞きしてお
く。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験50% 平常点50%
平常点は、確認テストや授業時の質問等を中心に総合的に評価します。それゆえ、出席したことをもっ
て平常点はつきません。
【講義テーマ】
1 回 わが国の財政と税収 その1
2 回 わが国の財政と税収 その2
3 回 消費税について
4 回 年金と保険(保険数理とは)
5 回 公的年金制度 その1
6 回 公的年金制度 その2
7 回 企業年金制度
8 回 電力事情
9 回 原子力発電
10 回 わが国の貿易赤字
11 回 米国の貿易赤字
12 回 為替相場変動(アベノミクス)
13 回 時事問題に係るアンケートへの解答
14 回 領土問題
15 回 まとめ及び試験
557
社会事情//濵
満久/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ知識とは、特に社会科学系においては大きく分けて 2 つが考えられます。一つがいわゆる
専門用語などの一般的な知識です。しかし、この種の知識はあくまでその領域で「皆が知っているから」
という前提があって初めて意味があります。例えば、「習慣」もその知識の一つということができます
が、日本の習慣が常識として通用するのは日本においてであり、それが海外で通じないことは日常によ
く見られることです。またこの常識自体も長期的には変化していきます。代表的な例は流行の変化がそ
れにあたります。したがって、このような知識だけであれば、たとえ在学中に学んだとしても、卒業時
にはすでに古い知識となっているということもありえます。このことは、現代のような情報の移り変わ
りの激しい時代には、特にいえることです。
そして、もう一つの知識、これが重要となります。それは、流行にせよ習慣にせよ、それらが成立し、
維持されているときの背後にある理由やメカニズムを問うことです。つまり、「なぜ・どのように」し
てそれらが成り立ち、また維持されているのか、ということに思考をめぐらすことです。大学は「社会」
をみる眼を養う場でありますが、そこで学ぶ知識として重要なことは、単に専門知識を知ることだけで
なく、それを手段としていかに思考するか、ということです。こうすることで自らの視点で思考し、解
釈することができます。
そこで本講義では、
「社会事情」そのものを知るという知識よりも、
「社会事情」を見るための知識に
重きをおいて議論します。つまり、
「考え方」を学びます。このことからもわかるように、本講義では
単に授業へ出席するだけではなく、学生の積極的な参加が必要となります。本講義を選択する学生はそ
のことを念頭において履修してください。
【学習到達目標】
世の中の事象について、なぜ・どのようにして、このような現状にあるのか、ということに対しての思
考力を養う。
あらためて「当たり前」を問う視点をもつ。
新聞や雑誌などさまざまな情報に対して「なぜ?」という視点をもつように意識すること。
【履修上の注意】
講義概要にもあるように、発言などの積極的な参加が求められます。したがって、成績評価は授業への
参加度・貢献度が重視されることになります。また、授業運営の妨げとなる私語・携帯電話などには厳
しく対処していきます。
【事前準備学習】
日ごろのニュースや、二 t 上の自分が当たり前だと思うことに、あえて「これはなぜなのか」という問
いをもつ習慣を身につけてほしい。
【教科書】
特に使用しません。
【参考書】
随時、紹介します。
【評価方法】
試験 40% 小テスト
20%
558
発言・貢献度
40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:「社会事情」で何を学ぶか
2 回 「社会事情」をみるための知識
3 回 「常識」をあらためて「考える」
4 回 「知る」こと、「考える」こと
5 回 「思考力」を養うための読書:著者と「対等」で読む
6 回 「思考力」を養うための読書:批判的読書の実践
7 回 「思考力」を養うための読書:読書を深める「読解力」
8 回 「思考力」を養うための作文:「書く」ことの準備的段階
9 回 「思考力」を養うための作文:批判的に書く
10 回 問いの立て方とその展開:「どうなっているか」と「なぜ」
11 回 問いの立て方とその展開:「因果関係」を問う
12 回 複眼的捉え方:関係性
13 回 複眼的捉え方:パラドクス
14 回 複眼的捉え方:行為の意図せざる結果
15 回 授業総括及び試験
民法1//細川
壯平/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
民法2//細川
壯平/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
会社法1//岡田
直樹/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
会社法は、商法〔第 2 編会社〕、有限会社法、商法特例法、商法施行法など、バラバラになっていた会
社関係の法律が一つにまとまり、新法として誕生したものです。平成17年 6 月 29 日に国会で成立し、
同年 7 月 26 日に公布された。
会社法が施行されたのは、平成 18 年 5 月 1 日です。会社法は、新たに会社法という名の法律を創設し
て、平成 2 年以降毎年のように行われた商法改正の内容を集約するとともに、内容も企業価値の向上、
規制緩和、グローバル化といった視点を取り入れて現代化させたものです。ビジネスに携わる人にとっ
て会社法は非常に重要な法律です。会社法の条文は、全部で 979 条、その条文すべてを読み通すことは
559
大変困難です。しかし、大事なポイント、専門用語をしっかり頭に入れておかなければなりません。
【学習到達目標】
会社法を理解する上で基礎となる基本的事項について修得することを目標する。
【履修上の注意】
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。
【事前準備学習】
特に、なし
【教科書】
『コンパクト
会社法』 吉田正之 発行
新世社
発売
サイエンス社
【評価方法】
試験 50%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 50%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 会社法概要の説明と評価方法
2 回 「株式会社の意義と種類」
3 回 「会社法総則」
4 回 「株式会社の機関」
5 回 「株主総会」①(決議、招集、行使)
6 回 「株主総会」②(運営、決議、種類株主総会)
7 回 「株式会社の経営機構」「補足」
8 回 「会社の業務執行」
「取締役の義務と責」」①
9 回 「取締役の義務と責任」②
10 回 「会計参与」 小テスト①
11 回 「監査役・監査役会」
12 回 「会計監査人」、
「委員会設置会社」
13 回 「株式会社の設立」①(発起人、定款、設立)
14 回 「株式会社の設立」②「補足」
15 回 まとめおよび試験
会社法2//岡田
直樹/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
会社法は、商法〔第 2 編会社〕、有限会社法、商法特例法、商法施行法など、バラバラになっていた会
社関係の法律が一つにまとまり、新法として誕生したものです。平成17年 6 月 29 日に国会で成立し、
同年 7 月 26 日に公布された。
会社法が施行されたのは、平成 18 年 5 月 1 日です。会社法は、新たに会社法という名の法律を創設し
て、平成 2 年以降毎年のように行われた商法改正の内容を集約するとともに、内容も企業価値の向上、
560
規制緩和、グローバル化といった視点を取り入れて現代化させたものです。ビジネスに携わる人にとっ
て会社法は非常に重要な法律です。会社法の条文は、全部で 979 条、その条文すべてを読み通すことは
大変困難です。しかし、大事なポイント、専門用語をしっかり頭に入れておかなければなりません。
【学習到達目標】
会社法を理解する上で基礎となる基本的事項について修得することを目標する。
【履修上の注意】
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。
【事前準備学習】
特に、なし
【教科書】
『コンパクト
会社法』 吉田正之 発行
新世社
発売
サイエンス社
【評価方法】
試験 50%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 50%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 「株式」「株式の権利」「株式の分割」
2 回 「特殊な内容の株式」「単元株式制度」
3 回 「株式の譲渡」「株式譲渡の制限」
4 回 「自己株式の取得」
5 回 「資金調達」(募集株式)(新株予約権)
6 回 「新株予約権」
7 回 「株式会社の計算」
「補足」
8 回 「持分会社」①(合名・合資・合同会社、設立、社員、管理)
9 回 「持分会社」②(計算等、解散)小テスト②
10 回 「社債」①(概念、発行)
11 回 「社債」②(社債管理者、社債権者集会、担保付社債)
12 回 「組織の再編」(組織変更、合併)
13 回 「組織の再編」(会社分割、株式交換・株式移転)
14 回 「外国会社」「補足」
15 回 まとめおよび試験
所得税法//岡田
直樹/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
私達が安心して生活していくためには、国や地方公共団体による社会保障の充実,住宅や道路の設備,
教育や科学技術の振興など幅広い活動が必要になります。このように国や地方公共団体の活動のために
たくさんの資金が必要です。その主要な財源が私達の税金です。私達は単に義務で税金を納めるだけで
561
はなく,税金の仕組みを十分に知る必要がでてきます。税金にはたくさんの種類のものがありますが、
その税金のうち税額の大半が所得税や法人税で占めています。所得税は、事業を営む者、給与を受けて
いる者、利子や配当金を受けている者などが納付する税金で、わたくしたちの生活にきわめて関係の深
い税金である。所得税法の仕組みを理解するとともに具体的な計算と簿記会計との関連を理解する必要
があります。
【学習到達目標】
税務会計能力検定試験(所得税法)3、2.級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味を理解しておくこと。
【事前準備学習】
特に、なし
【教科書】
『説明・設例・練習問題で理解できる
所得税法テキスト』 岩崎
功
著/奥田よし子
監修 英光社
【評価方法】
試験 50%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 50%(授業への積極的参加・実践的問題演習・ レポート課題など)
【講義テーマ】
1 回 所得税法 概要の説明
税務会計能力検定試験(所得税法)の説明
2 回 所得税の意義と計算期間、納税義務者の範囲、非課税所得と免税所得、所得の帰属に関する通則、
納税地
3 回 所得の種類と所得税計算の仕組み、源泉徴収制度、青色申告制度、利子所得
4 回 配当所得、不動産所得、 実践的問題演習
5 回 事業所得、給与所得、実践的問題演習
6 回 退職所得、山林所得、 実践的問題演習
7 回 譲渡所得、一時所得、雑所得、 実践的問題演習
8 回 課税標準① 実践的問題演習
9 回 課税標準② 実践的問題演習
10 回 所得控除と課税総所得金額① 実践的問題演習
11 回 所得控除と課税総所得金額② 実践的問題演習
12 回 所得控除と課税総所得金額③ 実践的問題演習
13 回 所得税額の計算 実践的問題演習
14 回 所得税の申告・納付等の手続
15 回 まとめおよび試験
562
法人税法//上田
幸則/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義は法人税制度の基礎的な仕組みや考え方の理解を目的とする。そのためまず税制度全体を概観し、
そこから法人税の適用対象となる法人について学習する。講義内容は会計が税とどのように関連してい
るのかを中心として講義を進める。したがって、会計学の基礎的な知識は要求されるが、講義において
も財務会計領域の概説も必要な部分は適宜含めて進行する。また、税と会計のそれぞれの目的や機能の
相違について理解できるよう、具体的な計算方法や理論的背景なども扱う。
【学習到達目標】
法人税について、基礎概念を理解することである。
【履修上の注意】
授業内容は資格試験勉強には考え方のベースとして役立つことはあると考えているが、直接試験問題は
扱わない。資格対応の問題演習を中心とした授業ではない。
【事前準備学習】
商学部における学習内容(とりわけ会計学)との関連事項を中心とした内容を扱う。そのため会計学入
門の内容もある程度把握しておくこと。
【教科書】
『会計利益と課税所得』 永田守男 森山書店 2008 年
【評価方法】
試験および授業への取り組みの姿勢(授業中の態度等)を総合的に評価する。
出席が規定に満たない者は失格とする。また、私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良
者とみなした場合は、出席の如何にかかわらず失格とすることもある。
【講義テーマ】
1 回 税法の概要
2 回 税の基本的概念
3 回 会社法と法人税法
4 回 法人について
5 回 財務諸表
6 回 会計上の利益
7 回 益金
8 回 損金
9 回 会計利益と課税所得の連携
10 回 税務会計と財務会計
11 回 減価償却・引当金
12 回 法人税額の計算
13 回 法人税の申告・納付
14 回 税理士制度・連結納税制度
15 回 まとめ
563
中国貿易論1//近藤
和夫/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
中国は改革開放以後、国際貿易において輸出を急速に伸ばしている。特に90年代以降、輸出が輸入
を上回り,貿易黒字は今日まで続いている。しかし、2008 年 1 月の中国製毒入りギョーザ事件を発端
に、日本では中国からの輸入野菜、冷凍食品、中国産米、メラミン混入粉ミルク等、中国食料品のイメ
ージがかなり大きく損なわれてきた。この結果、中国との貿易はブレーキがかかり、日本の輸入商社は
大変頭を悩ましていた。だが、ジェトロは 2008 年 8 月、「2008 年上半期の日中貿易は過去最高を更新
するが、シェアは縮小する」と発表した。ジェトロはまた「日中貿易の総額は 1308 億ドル(前年同期
比 17.2%増)となり、日本から中国への輸出は 623 億 6445 万ドル(23%増)で、中国からの輸入は 684
億 4299 万ドル(11.7%増)と輸出の伸びを下回った。」と発表している。ちなみに、2011 年通年の日中
貿易が総額 3,449 億 5,476 万ドル(前年比 14.3%増)と、過去最高を記録した。この数字が示すように、
中国との貿易は、尖閣諸島問題があろうとも、多くの日本企業が生産拠点を東南アジア諸国に分散しよ
うが移転しようが止めることはできないと言う事も認識すべきである。ならば、危機管理意識を忘れず
積極的に言語・伝統・文化を学び、中国ビジネスにチャレンジすべきではないだろうか。
【学習到達目標】
日本企業の対中国貿易の現状と、日中貿易の事務の流れと問題点を認識すること。
【履修上の注意】
無断欠席や遅刻はしないように。
【事前準備学習】
講義開始の前に配布するプリントをよく読むこと。また、このプリントは定期試験の時、持ち込み「可」
としますので失わないようにファイルしておくように。
【教科書】
随時プリントを配布する。
【参考書】
未定
【評価方法】
平常点および試験成績による。
【講義テーマ】
1 回 講義概要の説明をする。
2 回 WTO について詳しく説明する。
3 回 中国の WTO 加盟を考える。
4 回 日中貿易の過去と現在を考える。
5 回 日中貿易摩擦を考える。
564
6 回 中国に対する外国投資の現状を考える。
7 回 日本企業の中国投資を考える。
8 回 中国における外国投資の受け入れ方式について考える。
9 回 中国における仲裁制度を考える。
10 回 日中間の仲裁制度の問題点を考える。
11 回 中国からの輸入の流れを説明する。
12 回 中国への輸出の流れを説明する。
13 回 中国貿易における信用状(L/C)を説明する。
14 回 中国貿易における海上保険について考える。
15 回 1 回~14 回までの講義のまとめと定期試験の実施。
中国貿易論2//近藤
和夫/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
今日まで、日本も含め世界の多くの企業が中国に投資している。だが、日本企業を含めた世界の企業
は、中国企業とのトラブルを多く抱えている。その多くがコピー商品(模倣品)問題である。中国にお
ける”ニセモノ”は衣料品から音楽・映像ソフト、機械、食品まで多くの分野で見られる。コピー商品
は商標の不正使用が一番大きな問題であろう。これら中国のコピー商品は、知的所有権の侵害で犯罪な
んだということをよく理解させることが必要である。さらに、特許申請で申請書の翻訳の誤訳も人材不
足が影響して、日本語から中国語への翻訳に多く問題が発生していることを考え解決策をとる。他に中
国との貿易のリスクをいかに回避するか具体的に考える。
【学習到達目標】
対中国貿易のみに発生しうるトラブルを考え、これらトラブルの問題解決方法を見つける。
【履修上の注意】
無断欠席や遅刻はしないように。
【事前準備学習】
講義が始まる前に配布したプリントは必ずよく読むこと。また、プリントは定期試験の時には持ち込み
「可」としますので失わないようにファイルしておくこと。
【教科書】
随時プリントを配布する。
【参考書】
未定
【評価方法】
平常点および試験成績による。
【講義テーマ】
1 回 講義概要の説明をする。
565
2 回 知的財産保護とは何かを考える。
3 回 知的財産保護の重要性を説明する。
4 回 中国における知的財産保護の現状と問題を考える。
5 回 中国における日本企業の知的財産保護の重要性を説明する。
6 回 今後、中国でおこる知的財産保護問題の処理方法を考える。
7 回 中国における知的財産保護と特許翻訳の関係を考える。
8 回 中国における特許翻訳の語訳問題等を考える。
9 回 中国における深刻な環境問題とは何かを考える。
10 回 中国の経済成長がもたらした環境問題とは何かを考える。
11 回 現在、中国が抱える経済成長と環境問題の関係を考える。
12 回 今後、期待される対中国環境ビジネスの問題点を考える。
13 回 中国における知的財産保護と対中技術移転を考える。
14 回 今後発生するであろう対中技術移転と環境ビジネスの問題点を考える
15 回 1 回~14 回までの講義のまとめと定期試験の実施。
アカウンティング特講1//岡田
直樹/春A(火 3)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
企業の経営活動が複雑化、多様化する中で、自社や取引先あるいは投資先などの経営実態を正しく把握
するための手段として、代表的な企業情報である会計情報(貸借対照表や損益計算書などの財務諸表(決
算書))を理解する能力(会計リテラシー)がますます重要になっています。会社は、毎年決算書を作成する。
そして、決算書によって会社は評価される。決算書の数字をもとにした各種経営指標を使って経営分析
を行えば、自社の業績の変化や、ライバル企業と比較した自社の強みや弱みを明確にとらえることがで
きる。これにより会社が、そして自分自身が進むべき方向性がみえてくる。本講義では、皆さんがよく
知っている会社の事例を紹介しながら、進めていくことにしたい。
ビジネス会計検定試験 3 級では、会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析等、財務諸表を理解する
ための基礎的な力を身につけることを目的とする。
【学習到達目標】
ビジネス会計検定試験 3 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
簿記 2 級程度の知識が必要です。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
簿記の基礎は、理解しておくこと。
【教科書】
『改訂版
ビジネス会計検定試験 3 級
重要ポイント&問題集』 西川哲也 日本能率協会マネジメン
566
トセンター
『専門基礎ライブラリー
入門会計学』
実教出版
【評価方法】
試験 50%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 50%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 アカウンティング特講の概要の説明と評価方法
2 回 会計の意義、会計の役立ち
3 回 会計情報の内容、財務諸表の役割と種類
4 回 会計情報の開示、貸借対照表のしくみ
5 回 資産とは
6 回 負債とは
7 回 純資産とは
8 回 損益計算書のしくみ
9 回 損益計算のルール
10 回 会計情報の作り方、売上総利益とは
11 回 営業利益とは
12 回 経常利益とは
13 回 税引前当期純利益とは
14 回 当期純利益とは
15 回 まとめおよび試験
アカウンティング特講1//岡田
直樹/春A(木 3)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
企業の経営活動が複雑化、多様化する中で、自社や取引先あるいは投資先などの経営実態を正しく把握
するための手段として、代表的な企業情報である会計情報(貸借対照表や損益計算書などの財務諸表(決
算書))を理解する能力(会計リテラシー)がますます重要になっています。会社は、毎年決算書を作成する。
そして、決算書によって会社は評価される。決算書の数字をもとにした各種経営指標を使って経営分析
を行えば、自社の業績の変化や、ライバル企業と比較した自社の強みや弱みを明確にとらえることがで
きる。これにより会社が、そして自分自身が進むべき方向性がみえてくる。本講義では、皆さんがよく
知っている会社の事例を紹介しながら、進めていくことにしたい。
ビジネス会計検定試験 3 級では、会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析等、財務諸表を理解する
ための基礎的な力を身につけることを目的とする。
【学習到達目標】
ビジネス会計検定試験 3 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
簿記 2 級程度の知識が必要です。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
567
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
簿記の基礎は、理解しておくこと。
【教科書】
『改訂版
ビジネス会計検定試験 3 級 重要ポイント&問題集』 西川哲也 日本能率協会マネジメン
トセンター
『専門基礎ライブラリー 入門会計学』 実教出版
【評価方法】
試験 50%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 50%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 アカウンティング特講の概要の説明と評価方法
2 回 会計の意義、会計の役立ち
3 回 会計情報の内容、財務諸表の役割と種類
4 回 会計情報の開示、貸借対照表のしくみ
5 回 資産とは
6 回 負債とは
7 回 純資産とは
8 回 損益計算書のしくみ
9 回 損益計算のルール
10 回 会計情報の作り方、売上総利益とは
11 回 営業利益とは
12 回 経常利益とは
13 回 税引前当期純利益とは
14 回 当期純利益とは
15 回 まとめおよび試験
アカウンティング特講2//岡田
直樹/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
企業の経営活動が複雑化、多様化する中で、自社や取引先あるいは投資先などの経営実態を正しく把握
するための手段として、代表的な企業情報である会計情報(貸借対照表や損益計算書などの財務諸表(決
算書))を理解する能力(会計リテラシー)がますます重要になっています。会社は、毎年決算書を作成する。
そして、決算書によって会社は評価される。決算書の数字をもとにした各種経営指標を使って経営分析
を行えば、自社の業績の変化や、ライバル企業と比較した自社の強みや弱みを明確にとらえることがで
きる。これにより会社が、そして自分自身が進むべき方向性がみえてくる。本講義では、皆さんがよく
知っている会社の事例を紹介しながら、進めていくことにしたい。
ビジネス会計検定試験 3 級では、会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析等、財務諸表を理解する
ための基礎的な力を身につけることを目的とする。
568
【学習到達目標】
ビジネス会計検定試験 3 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
簿記 2 級程度の知識が必要です。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
簿記の基礎は、理解しておくこと。
【教科書】
『改訂版
ビジネス会計検定試験 3 級 重要ポイント&問題集』 西川哲也 日本能率協会マネジメン
トセンター
『専門基礎ライブラリー 入門会計学』 実教出版
【評価方法】
試験 50%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 50%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 キャッシュ・フロー計算書とは
2 回 キャッシュ・フロー計算書のしくみ
3 回 キャッシュ・フロー計算書を作ってみよう
4 回 会計情報の読み方、財務諸表を読んでみよう
5 回 会計の基本的プロセスと財務諸表分析
6 回 財務諸表分析の関係者と対象情報
7 回 財務諸表分析の基本体系
8 回 分析結果の判断のための基準
9 回 基本分析:百分比財務諸表分析
10 回 成長性および伸び率の分析
11 回 安全性の分析
12 回 収益性の分析
13 回 1株当たり分析・1 人当たり分析
14 回 会計と資格
15 回 まとめおよび試験
情報基礎実習//程
鵬/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
実社会では、インターネット技術に象徴されるするように IT の著しい進歩によって情報化が進んで
いる。いまやどの分野においても、情報というものを処理することにより問題を解決したり、状況を判
569
断したりすることが行なわれている。このような高度情報化社会において第一線に活躍しようとする社
会人にとっては情報の活用力を有することが必須である。
本講義では、主にワープロソフト Microsoft Word による文書処理、および、表計算ソフト Microsof
t Excel によるデータ処理における知識、技能を修得することを目的とする。このような能力はこれか
らの4年間の大学授業を円滑に修得できるために必要とする最小限なもののみならず、将来(卒業後)
役に立つようなものだと考えられる。講義の進め方は、講義内容を十分に理解できるようにするために
は実際にパソコンを操作しながら例題を演習する。
講義内容が「情報処理入門」の単位を修得したことを前提として設定されたため、「情報処理入門」
の単位を修得したことはこの科目の履修の必須条件としている。なお、この科目は情報 BC 学科の必修
科目である。
【学習到達目標】
次のことを習得できるようにすること
◇ MS-Word による文書作成技法
◇ MS-Excel によるデータ処理(管理・分析など)方法
◇ その他(文書作成とデータ処理に関する一般知識)
【履修上の注意】
パソコンを使う実習形式で Word、Excel などの使い方を習う授業であるため、パソコンと教科書を必
ず持参すること。また、教務規定により、受講生の欠席回数は1/3以上になると、自動的にこの単位
の取得資格を失うこと。何らかの事情で欠席した場合、欠席した内容を各自で補習して次の授業に臨む
こと。
【事前準備学習】
パソコンの基本操作をマスタしておくこと
【教科書】
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版社 2010
【評価方法】
平常点、授業態度、課題(小テストを含む)によって総合評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 Word 文書作成Ⅰ:「情報処理入門」内容の復習
2 回 Word 文書作成Ⅱ:文書の編集(段組み、段落、拡張書式、ヘッダー/フッター、脚注など)
3 回 オブジェクト利用Ⅰ:図形(ワードアート、クリップアート)の基本編集
4 回 オブジェクト利用Ⅱ:図形描画ツールの活用法
5 回 長い Word 文書(レポート、論文、本など)の作成法
6 回 Excel の基礎:「情報処理入門」内容の復習
7 回 Excel の基礎:データの表現法(セル編集、作表など)
8 回 Excel の基礎:グラフ(縦棒グラフ、折れ線グラフなど)の基本作成
9 回 Excel の基礎:高度なグラフ作成(2軸上のグラフなど)
10 回 Excel の応用 A:絶対(相対)参照の活用によるデータ処理
11 回 Excel の応用 B:IF 関数など様々な関数によるデータ処理
12 回 Excel の応用 C:データベース機能によるデータ処理
570
13 回 Excel の応用 D:複数シートの利用によるデータ処理
14 回 シートのページ設定と印刷、Excel の図表を Word 文書に貼り付け方など
15 回 まとめ(総合課題の実施も含む)
情報倫理//伊藤
昭浩/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
ICT 社会における情報倫理について講義する。基本的には,情報化が人間社会に与える光と影の様々な
側面において具体的な事例を多く取り上げ,今日の情報社会におけるマナーや防衛策の体得と,新たな
文化の創造に貢献できる実践力の養成を目指す。
【学習到達目標】
情報通信技術の基礎を理解し,セキュリティ対策等に係る基本的な知識を修得するとともに,情報社会
を安全かつ創造的に生き抜く術と考え方を身に付けることを目的とする。
【履修上の注意】
講義の性格上、各テーマごとに実際の事例について討議し最善策を導き出すケースメソッド型教育が中
心となる。そのため、高い出席率とともに積極的な授業参加を求める。
【事前準備学習】
各講義ごとに告知される次回テーマについて、文献およびインターネットを用いて基礎的知識および理
解を高めておくよう、各人が事前準備しておくこと。
【教科書】
『情報化社会と人間
【参考書】
『倫理と法
ーデジタル社会のインポータントファクター』 澁澤健太郎他 時潮社 2013
-情報社会のリテラシー』 矢野直明・林紘一郎 産業図書 2008
【評価方法】
レポート40%,期末テスト40%,平常点20%
【講義テーマ】
1 回 情報化社会の到来
2 回 応用倫理としての情報倫理
3 回 情報倫理とネチケット
4 回 情報技術者の倫理と技術使用者の倫理
5 回 学校教育と情報倫理
6 回 表現の自由と責任
7 回 知的所有権とプライバシー
8 回 プライバシーの尊重
9 回 知的財産権の保護
10 回 情報セキュリティ技術および法制度
571
11
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13
14
15
回
回
回
回
回
運用規約と管理組織
不正アクセスとセキュリティ
コンピュータ犯罪
健全な情報社会へ
期末テスト及びまとめ
情報社会//伊藤
昭浩/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
IT 革命とか情報革命、あるいは高度情報社会といった言葉が盛んに使われるようになって久しい。
「情報」という言葉は極めて曖昧であるが、
「情報技術(Information Technology)」の高度な応用、象
徴的にはデジタル化とネットワーク化をその基盤とする「情報社会」は着実に進展しつつある。
その変化の早さ、激しさは「革命」と言うに相応しく、「農業革命」そして「産業革命」に次ぐ「第三
の波」と称される。それは、生活、経済、産業、教育、行政、文化等々、あらゆる面での変化を促しつ
つある。
しかし、この「革命」は未だ端緒についたばかりであり、今後も大きなうねりをもって進行することは
明らかである。
一方、
「産業革命」が種々の問題を引き起こしたように「IT 革命(情報革命)」にも「影」の部分が多く
存在している。情報社会特有の「犯罪」や「社会不安」も次第に増加し、更には、「IT を使える者」と
「使えない者」つまり「デジタルディバイド」の問題も深刻化しようとしている。
本講義においては、こういった情勢を理解し、
「光」と「影」を正しく認識した上で、情報社会に生き、
かつ、その健全な発展に寄与できる「常識人としての知恵」の基盤を醸成することを期する。
【学習到達目標】
急速に進展する「IT 革命」の「光」と「影」を理解し、健全な「情報社会」の担い手として行動する為
の、基礎的な「気づき」と「理解」を深める。
【履修上の注意】
テーマごとに実際の事例を紹介しながら講義していくため、高い出席率とともに積極的な授業参加を求
める。
【事前準備学習】
講義ごとに告知される次回テーマについて、文献およびインターネットを用いて基礎的知識および理解
を高めておくよう、各人が事前準備しておくこと。
【教科書】
『後日指定』
【評価方法】
レポート30%,学期末テスト50%,平常点20%
572
【講義テーマ】
1 回 授業の概要と進め方、 情報システム概論
2 回 情報化の現状と動向Ⅰ パソコンとインターネット、携帯電話の普及と発展
3 回 情報化の現状と動向Ⅱ 企業での情報活用の形態、企業間ネットワークの発展
4 回 情報化の現状と動向Ⅲ インターネットのインパクト
5 回 IT 革命とその影響Ⅰ 情報化社会と IT 革命 IT 革命と経済
6 回 IT 革命とその影響Ⅱ IT 革命への国の政策 情報教育の推進
7 回 IT 革命とその影響Ⅲ デジタル・デバイド、 【世界における日本の情報化レベル】
8 回 情報化社会の危険性Ⅰ プライバシー漏洩の危険
9 回 情報化社会の危険性Ⅱ ウィルス対策 パスワードの管理
10 回 情報化社会の危険性Ⅲ 暗号・電子署名・認証 不正アクセス対策
11 回 情報化社会の危険性Ⅳ 企業でのセキュリティ対策 【情報セキュリティの概念と特徴】
12 回 情報倫理とネチケットⅠ 電子メールでの注意 Web ページ公開での注意
13 回 情報倫理とネチケットⅡ 著作権への注意
14 回 まとめ
15 回 期末テスト及びまとめ
情報と職業//三輪
冠奈/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、企業における IT の活用について理解し、現在の企業活動における IT 技術者育成の重
要性を認識する。
IT の発展や国の政策が進む中、企業では IT 技術者としてどのような人材が求められているか、またど
のような課題があるのかを考える。
また、「情報と職業」は教職課程の科目であり、将来高校情報教科を担当するための講義でもある。
よって、高校や大学における IT 教育の目的や課題などを理解することも目的としている。
【学習到達目標】
・企業での IT 利用の現状について理解する。
・IT 技術者育成の重要性を理解する。
・情報教育の必要性と課題を理解する。
【履修上の注意】
・講義ではレポート課題もあるので、提出期限内で必ず提出すること。
【事前準備学習】
・前回の内容について復習してから受講すること。
【参考書】
『情報と職業』 近藤勲 編著 丸善株式会社 2002
『情報と職業』 木暮仁 日科技連出版社 2008
573
【評価方法】
授業態度・課題提出(50%)と期末試験(50%)で評価します。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス;情報社会における職業について
2 回 情報化社会の特質
3 回 インターネットの発展と EC
4 回 職業の歴史と職業分類
5 回 日本の労働情勢
6 回 情報化による雇用の変化
7 回 企業の IT 化の現状(IT 投資)
8 回 情報サービス産業の状況
9 回 IT 技術者の状況
10 回 情報化への国の政策
11 回 情報教育の必要性
12 回 初等・中等教育での情報教育
13 回 高等教育での情報教育と産学協力
14 回 情報社会の危険性
15 回 総括および試験
情報ビジネス論//山口
翔/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
私達は日常生活のなかで何気なしに「情報」と言葉を使うことが多い。情報が日本や世界の経済や社会
をどのように変えてきたのか。そしてこれからの社会をどのように変えていくのかということを各自が
でえられるようになることは重要である。そのためには現在の情報ビジネスの状況をつぶさに見つめる
ことは極めて大事となる。
本講義では情報ビジネスの範囲を情報が経済活動(企業活動)の対象になる場合であると考えている。
ここで言う情報は、日頃の会話で用いる情報という言葉の意味を絞りこんで、コンピュータや変換装置
でデジタル化(離散値化)され、インターネットのようなネットワークで通信される場合である。その
ような「情報」が商品となる場合について考えることにする。パソコンのソフトウエアを作ったり販売
したり、インターネット上でポータルサイトを展開するような業務を行う企業であったり、デジタル化
されたテレビや新聞や書籍やゲームやネット通販や電子マネーも情報を商品としている産業である。
このような情報化は、コンピュータとネットワークの下で全く新しく開発され商品化したものや多くの
システム、従来あった商品を情報化(デジタル化)してリニューアルして有用性や利便性を増すコンピ
ュータの開発に始まる。
コンピュータのデジタル技術によって全ての情報が扱われるようになったことによって、我々がそれま
で利用していたメディアを統合して、コンピュータで統一して処理できるようになった。文字だけでは
なく音声や静止画や動画も全て同じシステムで扱えるようになった。
現在の情報技術を支えるもう一つの技術は、インターネットに代表されるネットワークである。コンピ
ュータとコンピュータが結び合わされ、いつでもどこでも利用できる利便性が増えた結果、情報が経済
活動の基盤となった。インターネット以外にも、衛星放送、衛星通信、あるいはスマートフォンなど、
574
多様なネットワーク技術が活用されるようになっている。それらのネットワークをデジタル情報が飛び
まわっている。
情報ビジネス論では、このようにデジタル技術とネットワーク技術を活用した情報のうち身近な事象や
システムの概要を講義で展開する。さらに講義内容を理解するために必要なデジタル技術やコンピュー
タネットワーク技術やビジネスモデルやネットワークのセキュリティについても、基礎的知識を講義内
容の理解を助ける範囲で講義する。
【学習到達目標】
情報社会となり「情報」自体が「コンテンツ」としてビジネスの対象となっている。1)その実態を理
解すること、2)ネットビジネスの仕組みを理解すること、3)そのビジネスモデルを明らかにするこ
と、以上の 3 点の基礎的な事項を理解することを学習到達目標とする。
【履修上の注意】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【評価方法】
平常点と提出されたレポート評価および試験(授業内容確認テストの成績も含む)
【講義テーマ】
1 回 ネット社会の概況
2 回 ネットビジネスの概況
3 回 ポータルビジネス
4 回 音楽のネット配信
5 回 ゲーム・携帯ゲーム
6 回 映像・テレビ番組のネット配信
7 回 インターネットの概要
8 回 最近のインターネット技術(・クラウド技術)
9 回 トレーサビリティ
10 回 電子書籍
11 回 広告とマーケティング
12 回 ネット通販
13 回 情報漏洩・保護
14 回 情報ビジネスのモデルの特徴
15 回 講義内容の総括と期末試験
財務諸表論1//豊岡
博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
財務諸表は、企業の経営成績や財政状態を貨幣という単位で数値化した情報である。この財務諸表は、
重要な企業情報として現在、資本市場や経済取引に広く利用されている。
575
本講義では、この財務諸表の基本構造および財務諸表作成の基本となる会計基準の仕組みを理解する
ことを目的とする。そのため本講義を受講するに際して、財務諸表が作成されるまでの基本的な流れを
理解していることを前提に講義を進めていく。
【学習到達目標】
財務諸表の構造を修得すること
【履修上の注意】
学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
電卓を準備すること(新しく購入する場合は、12ケタのものが望ましい)
【教科書】
『ど素人が読める決算書の本』 ジョン太郎著 翔泳社 2008 年
【参考書】
『会計のルールはこの 3 つしかない』 石川淳一・松本武洋著 洋泉社新書 洋泉社 2008年
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009年
【評価方法】
試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 財務諸表の基本構造
3 回 損益計算書とは(損益の仕組み、利益の種類)
4 回 損益計算書とは(営業利益、経常利益)
5 回 損益計算書とは(当期純利益、法人税等)
6 回 貸借対照表とは(貸借対照表の構造)
7 回 貸借対照表とは(資産)
8 回 貸借対照表とは(負債)
9 回 貸借対照表とは(純資産)
10 回 キャッシュ・フロー計算書とは(キャッシュ・フロー計算書の目的、意義、構造)
11 回 キャッシュ・フロー計算書とは(区分)
12 回 キャッシュ・フロー計算書とは(営業キャッシュ・フローの内容)
13 回 会計処理の基本的考え、金融資産(時価評価の範囲)
14 回 金融資産の時価会計(有価証券の評価方法、債権の評価方法)
15 回 まとめ
576
財務諸表論2//豊岡
博/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
財務諸表は、企業の経営成績や財政状態を貨幣という単位で数値化した情報である。この財務諸表は、
重要な企業情報として現在、資本市場や経済取引に広く利用されている。
本講義では、この財務諸表の基本構造および財務諸表作成の基本となる会計基準の仕組みを理解する
ことを目的とする。そのため本講義を受講するに際して、財務諸表が作成されるまでの基本的な流れを
理解していることを前提に講義を進めていく。
【学習到達目標】
財務諸表の構造を修得すること
【履修上の注意】
学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
財務諸表論1の範囲を復習すること
【教科書】
『ど素人が読める決算書の本』 ジョン太郎著 翔泳社 2008 年
【参考書】
『会計のルールはこの 3 つしかない』 石川淳一・松本武洋著 洋泉社新書 洋泉社 2008年
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009年
【評価方法】
試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
1 回 連結財務諸表(子会社の範囲)
2 回 連結財務諸表(関連会社の範囲)
3 回 税効果会計
4 回 退職給付会計
5 回 研究開発費とソフトウエアの会計
6 回 減損会計
7 回 企業結合と事業分離の会計
8 回 ストック・オプション
9 回 自己株式
10 回 国際会計基準(変遷)
11 回 国際会計基準(コンバージェンスからアドプションへ)
12 回 企業統治と財務諸表の保証(企業統治と開示制度)
13 回 企業統治と財務諸表の保証(会計基準の法的根拠と設定母体)
14 回 企業統治と財務諸表の保証(開示制度の保証)
15 回 まとめ
577
財務諸表論3//豊岡
博/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
財務諸表を作成する際に準拠するのが、会計基準である。
会計ビッグバンと呼ばれる会計制度改革が行われ、わが国の会計基準は国際的に調和してきている。
その最たるものの 1 つとして、公表される主要財務諸表が個別重視から連結重視への変更があげられる。
その変更によって、会計情報の質が変化し、その結果、企業も従来の個別経営の考え方から企業集団と
しての連結経営を重視する方向へと発展しているのである。
本講義の目的は、連結財務諸表に関する基本概念および基本構造を理解することにある。そのための
具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく予定である。
なお会計制度の理解を容易にする意味でも、本講義を受講するに際して、財務諸表の基本構造を理解
していることを前提とする。
【学習到達目標】
わが国の現行会計制度の動向について理解すること
財務諸表の分析ができるようになること
【履修上の注意】
学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
財務諸表の概要を復習すること
【教科書】
『財務 3 表実践活用法』 國貞克則著 朝日新書 2012 年
【参考書】
『会計学の基本』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著 森山書店 2009 年
【評価方法】
試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 財務諸表の基本構造
3 回 連結財務諸表の意義
4 回 連結財務諸表のプロセスと考え方
5 回 連結財務諸表の沿革
6 回 連結財務諸表の基礎概念 (1)連結主体論
7 回 連結財務諸表の基礎概念 (2)制度 ①一般原則
8 回 連結財務諸表の基礎概念 (2)制度 ②連結貸借対照表の作成基準
9 回 連結財務諸表の基礎概念 (2)制度 ③連結損益計算書の作成基準
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11
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回
回
回
回
回
回
連結財務諸表の基礎概念 (3)範囲
資本連結 (1)投資勘定と資本勘定の相殺消去
資本連結 (2)支配獲得日の連結財務諸表の作成
資本連結 (3)支配獲得後の連結財務諸表の作成
連結財務諸表の作成
まとめ
財務諸表論4//豊岡
博/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
財務諸表を作成する際に準拠するのが、会計基準である。
会計ビッグバンと呼ばれる会計制度改革が行われ、わが国の会計基準は国際的に調和してきている。
その最たるものの 1 つとして、公表される主要財務諸表が個別重視から連結重視への変更があげられる。
その変更によって、会計情報の質が変化し、その結果、企業も従来の個別経営の考え方から企業集団と
しての連結経営を重視する方向へと発展しているのである。
本講義の目的は、連結財務諸表に関する基本概念および基本構造を理解することにある。そのための
具体策として、本講義では出来るだけ多くの演習問題を解いていく予定である。
なお会計制度の理解を容易にする意味でも、本講義を受講するに際して、財務諸表の基本構造を理解
していることを前提とする。
【学習到達目標】
わが国の現行会計制度の動向について理解すること
財務諸表の分析ができるようになること
【履修上の注意】
学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
財務諸表論3の範囲を復習すること
【教科書】
『財務 3 表実践活用法』 國貞克則著 朝日新書 2012 年
【参考書】
『会計学の基本』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著 森山書店 2009 年
【評価方法】
試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)
40%
【講義テーマ】
1 回 資本連結 (4)支配獲得前後の子会社株式の取得
2 回 資本連結 (5)支配獲得後の子会社株式の一部売却
3 回 資本連結 (6)子会社配当金の修正
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4 回 成果連結 (1)内部取引高の相殺消去
5 回 成果連結 (2)債権債務の相殺消去
6 回 成果連結 (3)未実現利益の消去
7 回 持分法 (1)持分法とは
8 回 持分法 (2)会計処理
9 回 連結財務諸表における税効果会計 (1)税効果会計とは
10 回 連結財務諸表における税効果会計 (2)会計処理
11 回 在外子会社等の換算
12 回 連結キャッシュ・フロー計算書 (1)営業活動
13 回 連結キャッシュ・フロー計算書 (2)投資活動
14 回 連結キャッシュ・フロー計算書 (3)財務活動
15 回 まとめ
簿記論1//豊岡
博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義の目的は、現代社会における複式簿記の実践的技術を修得することにある。具体的には、日商
簿記検定2級商業簿記における「簿記一巡の流れ」に焦点をあてて学習することとする。
なお本講義の目的を果たすための具体策として、出来るだけ多くの演習問題を解いていく予定である。
【学習到達目標】
複式簿記の標準レベルを修得すること。具体的には日商簿記検定2級商業簿記における「簿記一巡の流
れ」の問題を解けるレベルに達すること。
【履修上の注意】
1.しっかり復習すること
2.学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある。
【事前準備学習】
「基本会計学」及び「簿記1・2」で学習した仕訳→勘定→試算表→精算表の流れを復習すること
【教科書】
『検定 簿記講義〈平成25年度版〉[2 級商業簿記]』 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編 中央経済社 20
13 年
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間試験、期末試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
580
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 簿記一巡の手続き
3 回 現金預金①(現金、現金過不足、当座)
4 回 現金預金②(銀行勘定調整表、小口現金)
5 回 金銭債権①(営業債権と営業外債権)
6 回 金銭債権②(貸倒引当金)
7 回 棚卸資産①(取得原価、費用配分、評価)
8 回 棚卸資産②(売価還元法)
9 回 金融商品会計①(有価証券の購入と売却)
10 回 金融商品会計②(有価証券の期末評価、減損)
11 回 ヘッジ会計①(デリバティブ)
12 回 ヘッジ会計②(繰延ヘッジ、時価ヘッジ)
13 回 有形固定資産①(取得原価、減価償却)
14 回 有形固定資産②(売却・買替・除却・滅失)
15 回 まとめ
簿記論2//豊岡
博/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義の目的は、現代社会における複式簿記の実践的技術を修得することにある。具体的には、日商
簿記2級商業簿記の簿記一巡の流れ(とりわけ帳簿組織)に焦点をあてて学習することとする。
なお本講義の目的を果たすための具体策として、出来るだけ多くの演習問題を解いていく予定である。
【学習到達目標】
複式簿記の標準レベルを修得すること。具体的には、日商簿記検定2級商業簿記の帳簿組織の問題を解
けるレベルに達すること。
【履修上の注意】
1.しっかり復習すること
2.学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある。
【事前準備学習】
簿記論1の復習をすること
【教科書】
『検定 簿記講義〈平成25年度版〉[2 級商業簿記]』 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編 中央経済社 20
13 年
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
581
【評価方法】
中間試験、期末試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
1 回 リース会計①(ファイナンス・リース)
2 回 リース会計②(オペレーティング・リース)
3 回 無形固定資産
4 回 減損会計
5 回 繰延資産
6 回 負債会計①(社債)
7 回 負債会計②(引当金)
8 回 退職給付会計①(退職給付債務)
9 回 退職給付会計②(数理計算上の差異)
10 回 純資産会計①(増資、剰余金の処分)
11 回 純資産会計②(自己株式、新株予約権、株主資本等変動計算書)
12 回 税効果会計①(税効果会計の意義、仕組み)
13 回 税効果会計②(将来減算一時差異、将来加算一時差異)
14 回 税金
15 回 まとめ
簿記論3//豊岡
博/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義の目的は、現代社会における複式簿記の実践的技術を修得することにある。具体的には日商簿
記2級工業簿記に焦点をあてて学習することとする。
なお本講義の目的を果たすための具体策として、出来るだけ多くの演習問題を解いていく予定である。
【学習到達目標】
複式簿記の応用レベルを修得すること。具体的には、日商簿記2級工業簿記の検定試験問題を解けるレ
ベルに達すること。
【履修上の注意】
1.しっかり復習すること
2.学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
仕訳→勘定→試算表の流れを復習すること
【教科書】
『段階式 日商簿記ワークブック
13 年
2級工業簿記
[5 訂版]』 岡本清・廣本敏郎監修 税務経理協会 20
582
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間試験、期末試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 工業簿記の基礎
3 回 原価
4 回 個別原価計算と総合原価計算
5 回 工業簿記の勘定連絡
6 回 材料費とは
7 回 材料の消費
8 回 労務費とは
9 回 賃金の消費
10 回 経費とは
11 回 経費の消費
12 回 個別原価計算とは
13 回 製造間接費の配賦
14 回 原価差異
15 回 まとめ
簿記論4//豊岡
博/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義の目的は、現代社会における複式簿記の実践的技術を修得することにある。具体的には日商簿
記2級および 1 級工業簿記に焦点をあてて学習することとする。
なお本講義の目的を果たすための具体策として、出来るだけ多くの演習問題を解いていく予定である。
【学習到達目標】
複式簿記の応用レベルを修得すること。具体的には、日商簿記2級工業簿記の検定試験問題を解けるレ
ベルに達すること。
【履修上の注意】
1.しっかり復習すること
2.学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある
【事前準備学習】
簿記論3の範囲を復習すること
583
【教科書】
『段階式 日商簿記ワークブック
13 年
[5 訂版]』 岡本清・廣本敏郎監修 税務経理協会 20
2級工業簿記
【参考書】
『会計学の基本 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎著
森山書店 2009 年
【評価方法】
中間試験、期末試験 60%
平常点(受講態度、小テスト等)40%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 部門別個別原価計算とは
3 回 製造間接費の各製品への配賦
4 回 総合原価計算とは
5 回 直接材料の投入方法
6 回 減損とは
7 回 単純総合原価計算
8 回 工程別総合原価計算
9 回 製造原価報告書
10 回 標準原価計算とは
11 回 パーシャル・プラン
12 回 原価差異
13 回 直接原価計算とは
14 回 CVP 分析
15 回 まとめ
経営学講座基礎1//中村
義寿/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、経営学および経営実践に関する基礎的知識の修得を目的とする。具体的には、経営の重要な
分野およびテーマ(経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について
基本的な理論を学習する。
【学習到達目標】
経営学検定試験初級に合格できる知識を修得する。
【履修上の注意】
経営学講座基礎1・2を通して、原則として「経営学検定試験」(初級、受験料 4,500 円程度)の受験
を必須とする。
584
【事前準備学習】
一年次に学んだ経営学(総論)について復習しておくこと。
【教科書】
『経営学検定試験公式テキスト1:経営学の基本』 経営学検定試験協議会【監修】経営能力開発セン
ター【編】 中央経済社
【評価方法】
検定試験結果、平常点および小テストを総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 企業システム 論:企業概念と企業形態
2 回 〃
:所有・経営・労働
3 回 〃
:経営目的
4 回 〃
:企業の社会的責任
5 回 日本の企業と経営:日本の企業システム
6 回 〃
:日本の企業行動
7 回 経営学理論:総論
8 回 〃
:古典派管理論
9 回 〃
:新古典派理論
10 回 〃
:近代組織論
11 回 経営管理:総論
12 回 〃
:計画
13 回 〃
:動機づけとリーダーシップ
:統制
14 回 〃
15 回 前期まとめ及び試験
経営学講座基礎2//中村
義寿/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、経営学および経営実践に関する基礎的知識の修得を目的とする。具体的には、経営の重要な
分野およびテーマ(経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について
基本的な理論を学習する。
【学習到達目標】
経営学検定試験初級に合格できる知識を修得する。
【履修上の注意】
経営学講座基礎 1・2を通して、原則として「経営学検定試験」
(初級、受験料 4,500 円程度)の受験を
必須とする。
【事前準備学習】
春学期の経営学講座基礎1を復習しておくこと。
585
【教科書】
『経営学検定試験公式テキスト1:経営学の基本』 経営学検定試験協議会【監修】経営能力開発セン
ター【編】 中央経済社
【評価方法】
検定試験結果、平常点および小テストを総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 経営戦略論:総論
2 回 〃
:事業構造戦略
3 回 〃
:競争優位戦略
4 回 〃
:組織間関係戦略
5 回 経営組織論:基本形態
6 回 〃
:応用形態
7 回 〃
:組織文化
8 回 経営職能論:財務管理
9 回 〃
:人的資源管理
10 回 〃
:生産管理
11 回 〃
:マーケティング
12 回 企業経営の国際化
13 回 企業と環境(経済環境・技術環境)
14 回 〃
(社会環境・自然環境)
15 回 まとめ及び試験
経営学講座上級1//佐伯
靖雄/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義では,経営学および経営実践に関する基礎的知識と一部応用知識の習得を目的とする。具体的に
は,企業の経営管理(マネジメント)について P.F.ドラッカーの議論をもとに学習していく。
【学習到達目標】
企業の経営管理(マネジメント)を知る。
マネジメントに必須の要素が説明できるようになる。
【履修上の注意】
予習は特に求めないが,教科書と配布したレジュメを熟読し,復習に注力すること。
なお本講義では,他の受講生に迷惑をかけるような騒音・私語に対して厳しく対処する。
【事前準備学習】
「経営管理論」を受講しておくことが望ましい。
586
【教科書】
『エッセンシャル版マネジメント:基本と原則』 P.F.ドラッカー著,上田惇生編訳 ダイヤモンド 200
1
【参考書】
『ドラッカーの警鐘を超えて』 坂本和一 東信堂 2011
【評価方法】
定期試験:90%
平常点 10% (講義への積極的な参加態度,質問等)
【講義テーマ】
1 回 なぜマネジメントは必要なのか
2 回 もしドラを見よう:M
3 回 大企業にみるマネジメント:事例研究
4 回 企業の成果
5 回 公的機関の成果
6 回 仕事と人間
7 回 社会的責任
8 回 マネジャー
9 回 マネジメントの技能
10 回 マネジメントの組織
11 回 トップマネジメント
12 回 マネジメントの戦略
13 回 マネジメントのパラダイムが変わった
14 回 マネジメントの発見~P.F.ドラッカーの生涯と提言:M
15 回 授業総括および試験
経営学講座上級2//佐伯
靖雄/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義では,経営学の応用・発展分野における知識習得を目的とする。具体的には,企業組織とは何の
ために存在するのか,なぜ取引が内部化されるのかというテーマを「組織の経済学」の視点から学んで
いく。
【学習到達目標】
企業理論の基本を取引コスト理論から説明できるようになる。
企業の質的相違を取引コスト理論から説明できるようになる。
【履修上の注意】
本講義の内容は理論的な内容が中心であり難解であるため,事前・事後の予習と復習は必須である。
毎回講義の最後に次回の教科書該当箇所を指定するので,熟読してから講義に臨むこと。
なお本講義では,他の受講生に迷惑をかけるような騒音・私語に対して厳しく対処する。
587
【事前準備学習】
「経営管理論」「経営組織論」も併せて受講することが望ましい。
【教科書】
『企業システムの経済学』 宮本光晴 新世社 2004
【参考書】
『Markets and Hierarchies: Analysis and Antitrust Implications』 Williamson, O.E. The Free
Press. 1975
『The Nature of the Firm』 Williamson, O.E. and Winter, S.G. ed. Oxford University Press.
1993
【評価方法】
定期試験:80%
中間試験:10%(第 5 回講義日に実施する)
平常点 10% (講義への積極的な参加態度,質問等)
【講義テーマ】
1 回 内部組織-1:組織としての企業
2 回 内部組織-2:企業の本質
3 回 内部組織-3:取引コストの経済学
4 回 内部組織-4:取引の組織化
5 回 内部組織-5:組織化コストと組織パフォーマンス及び中間試験
6 回 雇用システム-1:雇用ルール
7 回 雇用システム-2:技能形成
8 回 雇用システム-3:雇用システムの多様性
9 回 日本企業-1:日本的経営
10 回 日本企業-2:日本の雇用システムの課題
11 回 企業間関係システム-1:企業間取引
12 回 企業間関係システム-2:企業間システムの変革
13 回 金融システム
14 回 組織の経済学をふりかえる
15 回 授業総括および試験
ビジネス講座1//清水
良郎/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、実際の企業のビジネス現場で起こった興味深い事例を取り上げ、講義にてその要点の解説を
行う。同時にその事例に関する受講生の活発な議論も期待する。つまり実際の事例を深く考えることに
よって、ビジネスやマーケティングの基本の理解をすすめるものである。また、実社会に出てからの人
間形成に役立つ講話も担当教員の実務経験を踏まえて行う。
588
【学習到達目標】
・現代ビジネスにおける基本事項の理解
・過去の事例をベースに「働くこと」とはどういうことか、その本質を理解すること
・社会に出た際の戦略立案力と実践力養成
【履修上の注意】
教員は、受講生が興味を持って積極的に理解できるように講義することを心がける。ただし、講義中の
私語、スマホ、携帯電話の使用、他の受講者の迷惑となる行為に対しては、厳罰をもって臨む。またタ
イムリーなビジネス事例があった場合は、適宜、講義に取り入れてゆく。講義中、頻繁に受講生諸君の
席をまわり、授業内容についての質問をする対話型講義も行います。
【事前準備学習】
ビジネス現場の状況に即応した講義を行います。新聞、インターネット等でビジネスや経済の基本的動
向を調べて講義にのぞんでください。少しでも企業やビジネス現場のことに興味を持って講義を受けて
ください。
【教科書】
教材、プリント資料は教員の方で用意します。
【評価方法】
・筆記試験とレポート(適宜)70%
・平常点30%
・講義の活性化に貢献した受講生には別途加点し、評価する
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:わが国におけるビジネスの概況と影響を及ぼす環境
2 回 現代ビジネスを読み解く経済の基本事項:円高、円安、デフレ、インフレ、輸出、投資など
3 回 自動車業界におけるビジネス状況:フォード、GMの盛衰、日本企業との比較
4 回 自動車業界におけるビジネス状況:トヨタ、日産、ホンダ、スバルのケース
5 回 製薬業界におけるビジネス状況:OTC、DTCと後発医薬のケース
6 回 日本におけるネクタイ業界の衰退を考える:受講者によるグループ討議
7 回 シャープの不振と新型液晶の動向:オンリーワンは本当に強みか?
8 回 技術指向と顧客指向の違い:GEと東芝のケース
9 回 原子力発電の現状と今後:先進国と新興国のエネルギー事情を考える
10 回 成長戦略の成功例:富士フイルム、ヤマト運輸のケース
11 回 イオンとヨーカドーの価格戦争:NBとPBとの力関係。PB躍進の要因
12 回 外食業界の苦戦と今後の動向:サイゼリア等のケース
13 回 アジア市場への進出と顧客指向:ユニチャーム等のケース
14 回 総復習
15 回 筆記試験及びまとめ
589
ビジネス講座2//清水
良郎/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、実際の企業のビジネス現場で起こった興味深い事例を取り上げ、講義にてその要点の解説を
行う。同時にその事例に関する受講生の活発な議論も期待する。つまり実際の事例を深く考えることに
よって、ビジネスやマーケティングの基本の理解をすすめるものである。また、実社会に出てからの人
間形成に役立つ講話も担当教員の実務経験を踏まえて行う。
【学習到達目標】
・現代ビジネスにおける基本事項の理解
・過去の事例をベースに「働くこと」とはどういうことか、その本質を理解すること
・社会に出た際の戦略立案力と実践力養成
【履修上の注意】
教員は、受講生が興味を持って積極的に理解できるように講義することを心がける。ただし、講義中の
私語、スマホ、携帯電話の使用、他の受講者の迷惑となる行為に対しては、厳罰をもって臨む。またタ
イムリーなビジネス事例があった場合は、適宜、講義に取り入れてゆく。講義中、頻繁に受講生諸君の
席をまわり、授業内容についての質問をする対話型講義も行います。
【事前準備学習】
ビジネス現場の状況に即応した講義を行います。新聞、インターネット等でビジネスや経済の基本的動
向を調べて講義にのぞんでください。少しでも企業やビジネス現場のことに興味を持って講義を受けて
ください。
【教科書】
教材、プリント資料は教員の方で用意します。
【評価方法】
・筆記試験とレポート(適宜)70%
・平常点30%
・講義の活性化に貢献した受講生には別途加点し、評価する
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:わが国におけるビジネスの概況と影響を及ぼす環境
2 回 現代ビジネスを読み解く経済の基本事項:円高、円安、デフレ、インフレ、輸出、投資
3 回 ファーストファッション業界の戦略と現状、動向:ユニクロ、ZARA、H&M、しまむらのケ
ース
4 回 ネット通販業界の現状と動向:スマホの影響力について
5 回 流通とは何か①:その概要とチャネル戦略
6 回 流通とは何か②:第三者物流の発展。ヤマト運輸、佐川HD、トヨタM&Fのケース
7 回 新商品開発におけるSNSの重要性:電通、オレンジページのケース
8 回 広告業界のメディアビジネスモデルの概要と動向
9 回 インターネット広告の現状と動向
590
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
スポーツビジネスの現状と今後:博報堂のケース
ビジネス実戦英会話①ホテル、レストラン
ビジネス実戦英会話②ビジネス上の基本会話
ビジネス実戦英会話③TOEIC頻出基本単語
総復習
筆記試験及びまとめ
商業経営講座基礎1//岡田
直樹/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
今日の小売・流通業界では、消費動向や変化の流れを読み取る能力が必要です。販売士検定は、こうし
た即戦力として必要なビジネスに直結した知識・能力が身に付く小売・流通業界唯一の公的資格です。
試験範囲には、小売従事に必要なさまざまな要素が含まれており、資格取得の学習から得られた知識は、
百貨店・専門店・コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業に応用できます。また、「取引先であ
る小売業について理解を深め、業務に反映したい」という製造・卸売業界の意見もあり、各業界から高
い評価を受けています。販売士は、消費者に直結した販売のプロなのですから消費者のニーズを満足さ
せることができなければなりません。現代は、変化の時代です。変化を予知し、対応できるのもプロで
す。消費者の欲求ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの変化にプロの販
売士は、常に対応しなくてはなりません。
【学習到達目標】
小売商販売士検定 3 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
小試験が多いので遅刻しないように。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
流通機構における小売商の役割と機能について、事前に学習しておくこと。
【教科書】
『2013 年度版
【参考書】
『3 級販売士
日商販売士検定試験練習問題集 3 級』
実教出版
最短合格問題集』 山口正浩 かんき出版
【評価方法】
試験 60%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 40%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 販売士検定3級
概要の説明と評価方法
591
2 回 「小売業の類型」1(小売業の役割)
3 回 「小売業の類型」2(チェーンストアその他)
4 回 「小売業の類型」3(商業集積)
5 回 「マーチャンダイジング」1(商品知識)
6 回 「マーチャンダイジング」2(商品計画その他)
7 回 「マーチャンダイジング」3(価格)「補足」「小テスト」①
8 回 「ストアオペレーション」1(ディスプレイ)
9 回 「ストアオペレーション」2(人的販売その他)
10 回 「マーケティング」1(顧客管理)
11 回 「マーケティング」2(販売促進その他)
12 回 「マーケティング」3(売り場づくり)
、「補足」「小テスト」②
13 回 「販売・経営管理」1(接客マナーその他)
14 回 「販売・経営管理」2「補足」「小テスト」③
15 回 まとめおよび試験
商業経営講座基礎2//岡田
直樹/秋A(月 2)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
今日の小売・流通業界では、消費動向や変化の流れを読み取る能力が必要です。販売士検定は、こうし
た即戦力として必要なビジネスに直結した知識・能力が身に付く小売・流通業界唯一の公的資格です。
試験範囲には、小売従事に必要なさまざまな要素が含まれており、資格取得の学習から得られた知識は、
百貨店・専門店・コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業に応用できます。また、「取引先であ
る小売業について理解を深め、業務に反映したい」という製造・卸売業界の意見もあり、各業界から高
い評価を受けています。販売士は、消費者に直結した販売のプロなのですから消費者のニーズを満足さ
せることができなければなりません。現代は、変化の時代です。変化を予知し、対応できるのもプロで
す。消費者の欲求ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの変化にプロの販
売士は、常に対応しなくてはなりません。
【学習到達目標】
小売商販売士検定 3 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
小試験が多いので遅刻しないように。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
特に、なし
【教科書】
『2013 年度版
日商販売士検定試験練習問題集 3 級』
592
実教出版
【参考書】
『3 級販売士
最短合格問題集』 山口正浩 かんき出版
【評価方法】
試験 60%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 40%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 「小売業の類型」1問題演習(テキスト練習問題)
2 回 「小売業の類型」2問題演習
3 回 「小売業の類型と補足」3、問題演習
4 回 「マーチャンダイジング」1、問題演習
5 回 「マーチャンダイジング」2、問題演習
6 回 「マーチャンダイジングと補足」3、問題演習
7 回 「ストアオペレーション」1、問題演習
8 回 「ストアオペレーションと補足」2、問題演習
9 回 「マーケティング」1、問題演習
10 回 「マーケティング」2、問題演習
11 回 「マーケティングと補足」3、問題演習
12 回 「販売・経営管理」1、問題演習
13 回 「販売・経営管理」2、問題演習
14 回 「販売・経営管理と補足」3、問題演習
15 回 まとめおよび試験
商業経営講座基礎2//岡田
直樹/秋A(木 1)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
今日の小売・流通業界では、消費動向や変化の流れを読み取る能力が必要です。販売士検定は、こうし
た即戦力として必要なビジネスに直結した知識・能力が身に付く小売・流通業界唯一の公的資格です。
試験範囲には、小売従事に必要なさまざまな要素が含まれており、資格取得の学習から得られた知識は、
百貨店・専門店・コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業に応用できます。また、「取引先であ
る小売業について理解を深め、業務に反映したい」という製造・卸売業界の意見もあり、各業界から高
い評価を受けています。販売士は、消費者に直結した販売のプロなのですから消費者のニーズを満足さ
せることができなければなりません。現代は、変化の時代です。変化を予知し、対応できるのもプロで
す。消費者の欲求ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの変化にプロの販
売士は、常に対応しなくてはなりません。
【学習到達目標】
小売商販売士検定 3 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
小試験が多いので遅刻しないように。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
593
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
時に、なし
【教科書】
『2013 年度版
【参考書】
『3 級販売士
日商販売士検定試験練習問題集 3 級』
実教出版
最短合格問題集』 山口正浩 かんき出版
【評価方法】
試験 60%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 40%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 「小売業の類型」1問題演習(テキスト練習問題)
2 回 「小売業の類型」2問題演習
3 回 「小売業の類型と補足」3、問題演習
4 回 「マーチャンダイジング」1、問題演習
5 回 「マーチャンダイジング」2、問題演習
6 回 「マーチャンダイジングと補足」3、問題演習
7 回 「ストアオペレーション」1、問題演習
8 回 「ストアオペレーションと補足」2、問題演習
9 回 「マーケティング」1、問題演習
10 回 「マーケティング」2、問題演習
11 回 「マーケティングと補足」3、問題演習
12 回 「販売・経営管理」1、問題演習
13 回 「販売・経営管理」2、問題演習
14 回 「販売・経営管理と補足」3、問題演習
15 回 まとめおよび試験
商業経営講座上級1//岡田
直樹/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
今日の小売・流通業界では、消費動向や変化の流れを読み取る能力が必要です。販売士検定は、こうし
た即戦力として必要なビジネスに直結した知識・能力が身に付く小売・流通業界唯一の公的資格です。
試験範囲には、小売従事に必要なさまざまな要素が含まれており、資格取得の学習から得られた知識は、
百貨店・専門店・コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業に応用できます。また、「取引先であ
る小売業について理解を深め、業務に反映したい」という製造・卸売業界の意見もあり、各業界から高
い評価を受けています。販売士は、消費者に直結した販売のプロなのですから消費者のニーズを満足さ
せることができなければなりません。現代は、変化の時代です。変化を予知し、対応できるのもプロで
す。消費者の欲求ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの変化にプロの販
594
売士は、常に対応しなくてはなりません。本講義では、販売士検定 2 級の試験に必要な小売店舗経営の
しくみを理解し、販売技術について専門的知識を身に付け、管理業務を遂行し、部下を指導できること
を目標とする。
【学習到達目標】
小売商販売士検定 2 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
小試験が多いので遅刻しないように。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
小売商販売士検定 3 級程度の知識が必要です。
【教科書】
『2013 年度版
日商販売士検定試験練習問題集 2 級』
【参考書】
『販売士検定 2 級
実教出版
最短合格問題集』 山口正浩監修 同文舘出版
【評価方法】
試験 60%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 40%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 販売士検定2級 概要の説明と評価方法
2 回 「小売業の類型」1(小売業の役割その他)
3 回 「小売業の類型」2(流通経路、小売業の運営)
4 回 「小売業の類型」3(中小小売業その他)
5 回 「マーチャンダイジング」1(商品知識の活用その他)
6 回 「マーチャンダイジング」2(仕入計画、販売計画その他)
7 回 「マーケティング」3(小売業の物流システムその他)
8 回 「ストアオペレーション」1(店舗運営サイクルその他)
9 回 「ストアオペレーション」2(購買促進)
(人的販売その他)
10 回 「マーケティング」1(マーケティング・ミックスその他)
11 回 「マーケティング」2(マーケティング戦略その他)
12 回 「マーケティング」3(業態開発その他)
13 回 「販売・経営管理」1(販売管理者、法令知識その他)
14 回 「販売・経営管理」2(店舗組織体制その他)
15 回 まとめおよび試験
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商業経営講座上級2//岡田
直樹/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
今日の小売・流通業界では、消費動向や変化の流れを読み取る能力が必要です。販売士検定は、こうし
た即戦力として必要なビジネスに直結した知識・能力が身に付く小売・流通業界唯一の公的資格です。
試験範囲には、小売従事に必要なさまざまな要素が含まれており、資格取得の学習から得られた知識は、
百貨店・専門店・コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業に応用できます。また、「取引先であ
る小売業について理解を深め、業務に反映したい」という製造・卸売業界の意見もあり、各業界から高
い評価を受けています。販売士は、消費者に直結した販売のプロなのですから消費者のニーズを満足さ
せることができなければなりません。現代は、変化の時代です。変化を予知し、対応できるのもプロで
す。消費者の欲求ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの変化にプロの販
売士は、常に対応しなくてはなりません。本講義では、販売士検定 2 級の試験に必要な小売店舗経営の
しくみを理解し、販売技術について専門的知識を身に付け、管理業務を遂行し、部下を指導できること
を目標とする。
【学習到達目標】
小売商販売士検定 2 級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
小試験が多いので遅刻しないように。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるの
で毎時間出席すること。
【事前準備学習】
特に、なし
【教科書】
『2013 年度版
日商販売士検定試験練習問題集 2 級』
【参考書】
『販売士検定 2 級
実教出版
最短合格問題集』 山口正浩監修 同文舘出版
【評価方法】
試験 60%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度 40%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
1 回 「小売業の類型」1問題演習(テキスト練習問題)
2 回 「小売業の類型」2問題演習
3 回 「小売業の類型と補足」3問題演習
4 回 「マーチャンダイジング」1問題演習
5 回 「マーチャンダイジング」2問題演習
6 回 「マーチャンダイジングと補足」3問題演習
7 回 「ストアオペレーションと補足」1問題演習
8 回 「ストアオペレーションと補足」問題演習
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9 回 「マーケティング」1、問題演習
10 回 「マーケティング」2、問題演習
11 回 「マーケティング」3、問題演習
12 回 「マーケティングと補足」問題演習
13 回 「販売・経営管理」1問題演習
14 回 「販売・経営管理と補足」問題演習
15 回 まとめおよび試験
外書講読基礎//大宮
他/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
■この講義を受講しようとお考えになっている学生は、必ず履修登録をする前に講義担当者に相談して
下さい。
■ 毎週、2-3 ページの英文の抄訳を宿題に課せられます。高校卒業程度の英語力を前提に授業を進め
ます。
この講義の目的は、大学院進学を考えている学生の英語の力を練成することにある。毎回の講義で、
大学入試でもおなじみの『英語の構文 150』を用いて、英語を解釈するのに必須の構文を復習する。加
えて、コトラーの名著 The Principle of Marketing などの抄訳を検討する。
【学習到達目標】
・大学院入試に必要な英語力を身につける。
・経営学などの専門書の原著を読み、それの抄録を作成できるようにする。
・英語解釈に必要な文法を身につける(目安として、英検 2 級レベル)
【履修上の注意】
この講義を履修しようと考えている学生は、履修登録をする前に担当する先生(上田・大宮・濱)に相談
をして下さい。
【事前準備学習】
毎回、指定したプリント(1 ページ分)の翻訳を準備してきて下さい。
【教科書】
授業中に説明します。
【評価方法】
毎回出す宿題を 10 点で評価し、積算していきます。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 構文「受動態」
Daily Yomiuri の最新の記事を読みます。
3 回 構文「比較級・最上級」 Daily Yomiuri の最新の記事を読みます。
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4 回 構文「比較構文」
Japan Times の最新の経済ニュースを読みます。
5 回 構文「分詞構文」 Japan Times の最新の経済ニュースを読みます。
6 回 コトラーの『マーケティングの原理』より「マーケティングの定義」
7 回 コトラーの『マーケティングの原理』より「ブランド」
8 回 コトラーの『マーケティングの原理』よりコラム欄
9 回 TOEFL の最近の問題からアメリカ史の記事(19 世紀)
10 回 TOEFL の最近の問題からアメリカ史の記事(現代史)
11 回 英語論文によく使われる表現
12 回 経営学・マーケティングの専門用語を英語で確認します。
13 回 『ハーバード・ビジネス・レビュー』の最新記事 専門用語の復習
14 回 『ハーバードビジネス・レビュー』の最新記事 内容把握の演習
15 回 総括試験
外書講読上級//増田
あゆみ/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本講義は、外国人から見た日本についてを、外書(英語での書物)によって探索しようとするものであ
る。
英語圏から見る「外から見た日本」をとおして、日本の姿および、日本のあり方を考えることを目的と
する。
【学習到達目標】
英語圏の英語表現の方法に慣れることを目的とする。
【履修上の注意】
外書(英語)講読、および英語の科目を受けたことのあること。
【事前準備学習】
講義毎の進度に合わせた予習を必ずすること。
【教科書】
教材になる書物のコピーを配布する。
【評価方法】
平常点および授業態度による評価。
【講義テーマ】
1 回 導入:教材について
2 回 Japan: First Impressions
3 回 Tha Land and its People
4 回 The Japanese (1)
5 回 The Japanese (2)
6 回 The Japanese (3)
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7 回 Socialising with the Japanese(1)
8 回 Socialising with the Japanese(2)
9 回 Setting In
10 回 Eating in Japan
11 回 Culture and Travel (1)
12 回 Culture and Travel (2)
13 回 Communicating with the Japanese(1)
14 回 Communicating with the Japanese(1)
15 回 Doing Business in Japan
ベンチャー演習//岡田千
・髙木/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は、専門演習に所属していない4年生に対する就職相談と支援を主な目的としておこなわれる
ものである。したがって、個々の学生の就職活動に対する様々な面での相談と助言をおこなうものであ
る。
【学習到達目標】
就職活動に知識・能力・技術が得られるようになること。
【履修上の注意】
自分がどのような活動をしているのかを的確に理解してのぞむこと。
【事前準備学習】
自分の就職したい業種、企業、職種を把握しておくこと。
【教科書】
必要に応じて指示する。
【参考書】
必要に応じて指示する。
【評価方法】
平常点(毎回の感想および報告書の提出等)で評価する。
【講義テーマ】
1 回 就職活動の意味を考える
2 回 現在の採用状況
3 回 各人の現状の確認
4 回 一般常識
5 回 時事問題
6 回 情報の整理
7 回 現状報告
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8 回 今後の予定
9 回 現状確認と報告
10 回 現在の内定状況の把握
11 回 内定者の確認
12 回 未内定者への対応
13 回 未内定者の行動予定
14 回 夏休み期間中の活動について
15 回 各人の具体的活動について
経営実践演習//岡田千
・髙木/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
この講義は、専門演習に所属していない4年生に対する就職相談と支援を主な目的としておこなわれる
ものである。したがって、個々の学生の就職活動に対する様々な面での相談と助言をおこなうものであ
る。
【学習到達目標】
就職活動に知識・能力・技術が得られるようになること。
【履修上の注意】
自分がどのような活動をしているのかを的確に理解してのぞむこと。
【事前準備学習】
自分の就職したい業種、企業、職種を把握しておくこと。
【教科書】
必要に応じて指示する。
【参考書】
必要に応じて指示する。
【評価方法】
平常点(毎回の感想および報告書の提出等)で評価する。
【講義テーマ】
1 回 現在の採用状況について
2 回 春学期までの活動状況
3 回 各人の現状の確認
4 回 一般常識
5 回 時事問題
6 回 情報の整理
7 回 現状報告
8 回 今後の予定
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9 回 現状確認と報告
10 回 現在の内定状況の把握
11 回 内定者の確認
12 回 未内定者への対応
13 回 未内定者の行動予定
14 回 今後の活動について
15 回 今後の各人の具体的活動について
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