平成 26 年度第2回 西脇市 障害者地域支援協議会 会議資料 平成 27 年2月 26 日 西脇市 福祉総務課 平成26年度第2回西脇市障害者地域支援協議会資料 協議事項(1) 実施日 障害福祉関係者会議報告について 参加人数 実 施 内 容 障害のある人が利用しやすい社会資源についての情報交換 医療に関すること H26.8.19 15 *医療機関で待つことができない、児童の場合、兄弟も一緒に連れて行くことになるこ と などの問題あり。また、親が高齢になり、本人を病院に連れて行けなくなる不安な どがある。 *歯科では診療台で治療ができないことがあり、歯科医院や病院の診察室に慣れる まで、練習をしてくれる医療機関がある。 日常生活に関すること *散髪ができないため、保護者がしていることが多い。理解のある理髪店が必要。 *動物園や水族園、カラオケボックスなどの施設の利用や、障害児を対象とした教室、 イベントなどへの参加をしている。そんなときに移動支援などヘルパーの利用がした い。できれば男性や若い同世代の人のボランティアがほしい。 相談窓口のあり方について H26.9.30 16 *学校に行くようになってからの相談窓口がわからない。学校に相談しても、次の相 談場所に紹介される。(学校から病院や市役所、相談支援センターなどに紹介され ることが「たらい回し」のように感じている) *市役所でも別の課に振り分けられることが、「たらい回し」と感じている。 *障害の有無に関係なく相談できる場所がほしい *こに相談に行っても、一律に情報提供してもらえる体制 (情報発信や相談をする基幹型相談支援センターの機能) *わかりやすい窓口が一つあるか、複数の窓口でも情報共有できる体制 事業所のあり方について 事業所情報について *市には事業者が少ない。北播磨地域でグループホームがまったくないのは西脇市 だけである。 *みつみ福祉会が運営するグループホームの形態について説明と質疑応答 (ホームの運営形態、補助金、利用者の状況などの意見が出された) 保護者等が事業所を選ぶ視点について H26.10.28 16 *送迎があること、作業が選択できること、事業所の雰囲気が合うかなどを重視してる。 *事業所としては、体験利用をしてもらい、送迎等の相談に応じている。 市内の新しい事業所紹介 *11/1から「ドリームボール」就労継続支援B型事業所、11/17~「そらいろ」就労継続支援 B型がオープンする。 就労支援について *就労継続支援AやB型利用者の中には、一般就労していく人もある。 就労支援について H26.11.25 19 ジョブコーチの役割の説明と、ジョブコーチが支援している事例紹介と意見交換。 作業能力は高いが対人面の問題で就労ができないケースがある。一般就労や就労継続支 援A型などその人に合った就労を検討していくことが大切。 - 1 - 平成26年度第2回西脇市障害者地域支援協議会資料 第4期障害福祉計画(案)について 訪問系サービスについて *ヘルパーの人数が少ない、又は、支給量の制限でヘルパー派遣が受けられないケー スはない。 *同世代や男性のヘルパーの利用ができたらという要望がある。 *親亡き後は、在宅よりも施設を希望されているのが現状。 日中系サービスについて *児童が施設になれるために、普段から短期入所を利用することが大切。 *就労移行支援を利用しても、一般就労できず、就労継続A・B型になることもある。 H26.12.22 10 住居系サービスについて *グループホームを利用したいと思っている人はいるが、施設設置の条件(消防法な ど)などやすぐに利用者があるかなど運営側の課題が大きい。 *市営住宅などの利用ができると良いのではないか。 *通いなれた事業所に通える範囲でグループホームが必要。 *グループホームでは夜間体制が問題、バックアップをしてくれる施設があると心強い。 地域生活支援事業について *計画相談が導入され、福祉と教育のつながりの重要性を感じる。ライフステージにお いて、学校の個別支援計画が、「さぽーとノート」などで引き継がれていないことが 問題。 協議会への報告内容について 総合相談窓口について *障害の有無に関係なく相談できるところが必要 *情報の一律管理が必要 日常生活に関すること H27.1.27 13 *市内に少ないサービス(就労移行支援、共同生活援助)事業所を誘致するための対策を 検討する *就労支援を推進するための対策を検討する。 *利用しやすい移動支援の検討 「さぽーとノート」の定着、推進に向けての取組みについて *「さぽーとノート」の内容の再検討し、教育部門や事業所など連携体制を確立する。 - 2 - 平成26年度第2回西脇市障害者地域支援協議会資料 協議事項(2) ① 第4期西脇市障害福祉計画について 策定経過 ・平成26年3月 計画策定について説明 ・平成26年8月 第3期障害福祉計画の実績について報告 第4期計画策定への助言 ・平成26年11月 計画(素案)に対する意見聴取の実施 ・平成27年1月 パブリックコメント実施 ② 第4期計画の説明 【構成】 Ⅰ 計画の趣旨・位置づけ・期間 Ⅱ 障害者の現状 Ⅲ サービス等の内容 Ⅳ 目標値 Ⅴ 障害福祉サービスの見込量 Ⅵ 地域生活支援事業の見込量 Ⅶ 障害児通所支援の見込量 Ⅷ 計画の推進 【目標値】P17~20に記載 国及び県の指針に即し、目標値を設定 ・地域生活移行者数 3人(削減率△4.2%) ・地域生活支援拠点の整備箇所数 1箇所 ・一般就労への移行者数 4人 ・平成29年度末の就労移行支援利用者数 2人 【見込量】 第3期計画の利用実績を基に、今後のニーズ、計画期間中の高等部卒業生の動向等を勘案し見 込量を算定 ・障害福祉サービス P22~28に記載 ・地域生活支援事業 P29~34に記載 ・障害児通所支援 P35~36に記載 【第4期の特記事項】 ・目標値達成に向けての主な取組を記載 ・サービス見込量確保のための方策を、サービスごとに記載 【パブコメ結果】 ・平成27年1月6日(火)~1月26日(月) ・市広報、ホームページで周知 ・意見なし ③ 計画(案)の調査審議 - 3 - 21日間 平成26年度第2回西脇市障害者地域支援協議会資料 協議事項(3) 障害の「害」の表記について ① これまでの経緯 ・障害の「害」の表記については、さまざまな議論があり、統一された表記となっていない。 ・西脇市では、法令、条例、規則等において漢字表記されていることを受け、漢字表記としてい るが、市議会及び教育委員会が発行する冊子については、ひらがな表記としている。 ・「障がい」というひらがな表記をしている自治体が増えてきている。(下表参照) 「害」表記…県・12市5町 市町名 「害」 兵庫県 ○ 神戸市 「がい」 ○ 「がい」表記…16市7町 市町名 「害」 「がい」 市町名 「害」 「がい」 小野市 ○ 南あわじ市 ○ 加西市 ○ 淡路市 ○ 尼崎市 ○ 加東市 ○ 猪名川町 ○ 西宮市 ○ 姫路市 ○ 稲美町 ○ 芦屋市 ○ 相生市 ○ 播磨町 ○ 伊丹市 ○ たつの市 ○ 多可町 ○ 宝塚市 ○ 赤穂市 ○ 市川町 川西市 ○ 宍粟市 ○ 福崎町 ○ ○ 三田市 ○ 豊岡市 ○ 神河町 ○ 明石市 ○ 養父市 ○ 太子町 ○ ○ 上郡町 加古川市 ○ 朝来市 高砂市 ○ 篠山市 ○ 佐用町 丹波市 ○ 新温泉町 西脇市 ○ 三木市 ○ 洲本市 ○ 香美町 ○ ○ ○ ○ ・平成25年に改正された「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援する法律」においても、 これまでどおりの漢字表記となっている。 ・平成22年11月22日付け、国の障がい者制度改革推進会議に提出された障害の表記に関する作 業チームの検討結果では、「さまざまな主体が、それぞれの考えに基づき、障害についてさま ざまな表記を用いており、法令等における「障害」の表記については、当面、現状の「障害」 を用いることとし、今後、制度改革の集中期間内を目途に一定の結論を得ることを目指すべき である。」としている。 ・また、「障害(者)の表記は、障害のある当事者(家族を含む。)のアイデンティティと密接 な関係があるので、当事者がどのような呼称や表記を望んでいるかに配慮すること。」として いる。 ② 表記についての意見交換 - 4 - 平成26年度第2回西脇市障害者地域支援協議会資料 協議事項(4) 手話言語条例(仮称)の制定について ① 手話言語条例(仮称)とは ・障害者基本法の改正等により、手話が言語として認められたとはいえ、ろう者、手話に対する 理解が十分ではありません。 ・手話言語条例(仮称)は、手話の理解及び普及に関して市の責務と市民の役割を明記し、手話 を必要とする市民が、あらゆる場面で手話による意思疎通を行い、安心して暮らすことができ る地域社会を実現するために制定するものです。 ② 今までの動き 【西脇市】 ・平成26年6月議会 「手話言語条例」の制定について一般質問あり ⇒ 障害者施策の総合的かつ計画的な推進を調査審議する機関として設置している『西脇市 障害者地域支援協議会』において協議し、御意見を頂戴した上で、条例制定の検討をす ると回答 ・平成26年12月議会 西脇市聴覚障害者協会からの請願を受け、「手話言語法(仮称)の制定を求める意見書」が 西脇市議会において採択される。審議の際、請願者である協会から手話言語条例制定に向け ての要望があった。 【他市町の状況】 ・平成25年10月 「鳥取県手話言語条例」(平成25年10月施行) ・平成25年12月 「(北海道)石狩市手話に関する基本条例」(平成26年4月施行) ・平成26年3月 「(北海道)新得町手話基本条例」(平成26年4月施行) ・平成26年3月 「(三重)松阪市手と手でハートをつなぐ手話条例」(平成26年4月施行) ・平成26年9月 「(北海道)鹿追町手話基本条例」(平成26年10月施行) ・平成26年11月 「(兵庫)加東市手話言語条例」(平成27年4月施行) ・平成26年12月 「(兵庫)篠山市みんなの手話言語条例」(平成27年4月施行) ・平成26年12月 「神奈川県手話言語条例」(平成27年4月施行) ・平成26年12月 「(山口)萩市手話言語条例」(平成27年4月施行) ・三木市、明石市、神戸市が条例制定に向けて動かれています。 ③ 条例制定について(市の考え方) ・当事者、関係団体、ボランティア、行政等を構成メンバーとする検討会議を立ち上げ、条例 制定について検討 ・検討結果については、協議会で報告 ・検討会議において十分議論しそれぞれの役割や責務を明確にするとともに、周知期間を設け る必要があるため、早急な条例制定、施行はしない予定 - 5 -
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