優秀映画鑑賞推進事業 【1963年 大映(京都)】カラー シネマスコープ113分 大スター長谷川一夫の功績を祝するために つくられた「長谷川一夫三百本記念作品」 出 演 者 長谷川一夫/山本富士子/若尾文子/市川雷蔵/勝新太郎 スタッフ 原作:三上於菟吉 脚色:伊藤大輔/衣笠貞之助 脚本:和田夏十 監督:市川 崑 嵐を呼ぶ男 【1957年 日活】カラー シネマスコープ101分 石原裕次郎を 一躍国民的スターにした大ヒット作。 出 演 者 石原裕次郎/北原三枝/金子信雄/芦川いづみ/白木マリ スタッフ 原作・脚本・監督:井上梅次 脚本:西島 大 上映時間 ①雪之丞変化 12:30 ~ 14:23(113分) ②嵐を呼ぶ男 14:45 ~ 16:26(101分) 場 所/八郎潟町農村環境改善センター 八郎潟町字大道81番地1 ●JR八郎潟駅から徒歩10分 ●秋田自動車道五城目八郎潟ICから車で5分 入場料/1本でも 2本でも 500円 全席自由 ※就学前のお子様の同伴入場はご遠慮ください。 入場券販売所 ⃝八郎潟町教育委員会(町役場庁舎3階) TEL 018-875-5812 8:30 ~ 17:00(平日のみ購入可能) ⃝八郎潟町農村環境改善センター(町役場庁舎西隣) TEL 018-875-5777 8:30 ~ 21:30(土日祝日も購入可能) 9月1日㈬午前9時よりチケット販売開始 ⃝TEL・FAX・メールでの購入方法 TEL・FAX・メールのいずれかの方法で郵便番号・住所・氏名・電話番号 及び購入枚数をお知らせください。送料80円をご負担いただきます。 問い合わせ先 昭和の懐かしい名作フィルム上映会 雪之丞変化 平成22年 11月 6日 土 12:10開場 八郎潟町教育委員会 教育課 平日午前8時30分~午後5時 〒018-1692 南秋田郡八郎潟町字大道80番地 TEL:018-875-5812 FAX:018-875-5950 E-mail [email protected] 主催:八郎潟町公民館/(福)八郎潟町社会福祉協議会善意銀行/文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンター 協力:コミュニティシネマ支援センター 優秀映画鑑賞 推 進 事 業 昭和の懐かしい名作フィルム上映会 雪之丞変化 【1963年 大映(京都)】(カラー シネマスコープ113分) [出演者] 中村雪之丞、闇太郎 長谷川一夫 お初 山本富士子 浪路 若尾 文子 昼太郎 市川 雷蔵 島抜け法師 勝 新太郎 門倉平馬 船越 英二 土部三斎 中村鴈治郎 ムクズ 林 成年 広海屋 柳 永二郎 川口屋 伊達 三郎 中村菊之丞 市川 中車 岡っ引き 大辻 伺郎 [スタッフ] 原作 三上於菟吉 脚色 伊藤 大輔 〃 衣笠貞之助 脚本 和田 夏十 監督 市川 崑 製作 永田 雅一 撮影 小林 節雄 照明 岡本 健一 録音 大谷 巖 音楽 芥川也寸志 〃 八木 正生 美術 西岡 善信 解説 徳川 夢声 1927年に『稚児の剣法』で林長二郎としてデビューした大 スター・長谷川一夫の功績を祝するためにつくられた「長谷 川一夫三百本記念作品」である。1935年に衣笠貞之助監督 で空前の大ヒットを記録し、長谷川の代表作ともなった『雪 之丞変化』を、同じ長谷川の主演で再映画化するという野 心的な企画で、30年近い時を経て、妖艶な女形・雪之丞と 無頼の侠盗・闇太郎の一人二役に挑んだ力演が注目される。 脇役には市川雷蔵、山本富士子、若尾文子、勝新太郎といっ た当時の大映の若手スターが顔を揃え、大スターの記念作品 に花を添えている。冤罪で両親を失い、歌舞伎役者に育てら れ人気女形となった雪之丞が、闇太郎らの助けを得て復讐を 遂げる「雪之丞変化」 。原作は三上於菟吉の小説で、1934〜 35年に発表されて以降、たびたび映画化、舞台化されている。 本作で初めて時代劇を手がけた市川崑監督は、光と闇が交錯 する斬新な映像、ジャズを駆使した音楽など、様々な面で、 時代劇の常識を打ち破る演出を試みている。この年の『江戸 無情』が長谷川一夫の最後の映画作品となった。 嵐を呼ぶ男 【1957年 日活】(カラー シネマスコープ101分) [出演者] 国分 正一 石原裕次郎 福島美弥子 北原 三枝 左京徹 金子 信雄 島みどり 芦川いづみ メリー丘 白木 マリ 正一の弟 英次 青山 恭二 母 貞代 小夜 福子 チャーリー梅田 笈田 敏夫 福島慎介 岡田 真澄 持永 市村 俊幸 [スタッフ] 原作・脚本・監督 井上 梅次 脚本 西島 大 製作 児井 英生 撮影 岩佐 一泉 照明 藤林 甲 録音 福島 信雅 音楽 大森盛太郎 美術 中村 公彦 実兄、石原慎太郎の小説を映画化した『太陽の季節』 (1956) でデビューした石原裕次郎は、 中平康の『狂った果実』 (1956) や田坂具隆の『乳母車』 (1956)など新鋭、ベテラン監督の 話題作に出演し、着実にスターの道を歩み始めた。港町を舞 台にした『俺は待ってるぜ』 (1957、 蔵原惟繕監督)では〈こ こではないどこか〉を求める孤独な青年を甘い感傷をまじえ て演じ、自らのイメージをスクリーン上に描き出した。また 同名の主題歌もヒットさせ、歌う映画スターとしての出発と した。本作はその大スター、石原裕次郎のイメージを決定的 にした記念碑的な作品である。1958年の正月映画として公 開され、総配収3億5600万円(当時の平均入場料62円)を 超える大ヒットとなり、1954年に製作を開始した日活のそ の後を決定づけた。監督の井上梅次は新東宝からの移籍組だ が、裕次郎が指を負傷してドラムを叩くことができず、とっ さにマイクを握って歌い始めるというツボを押さえた演出で 観客を楽しませ、この一代の大スターの誕生を導きだした。
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