ゴールドコーストマラソン参加報告 - 江本ニーアンドスポーツクリニック

 ゴールドコーストマラソン 2015 期間:2015 年 7 月 2 日〜7 月 7 日 参加者:松尾伊津子 横山絵梨 土井茜 橋浦理香 7 月 2 日(木)【1 日目】 当院→福岡空港→羽田空港→成田空港→シドニー 当院を 10 時に出発し、福岡空港へ。スタッフに車で送っていただき、緊張感を抱いていざ、
出発!日本を出国するとその後は英語ばかりで、戸惑いを隠しきれずきょろきょろしながら
恐る恐るなんとか手続きを進めていきました。 7 月 3 日(金)【2 日目】 シドニー→ブリスベン→ゴールドコースト シドニーに到着すると、ブリスベンに向けて飛行機にて移動。その後ゴールドコーストへ、
バスにて移動しました。ゴールドコーストのホテルに到着すると、ゴールドコーストマラソ
ン参加者に向けた説明会が行われました。そこでは、前回もゴールドコーストマラソンに参
加されたという方にお会いすることができました。その後、asics 主催のエキスポに参加し、
いよいよマラソン!という雰囲気を味わいました。 食事は、空き時間を利用してパンケーキ、OG ビーフ! もちろん英語だらけのメニューであり、解読することにものすごく時間がかかりました。検
討もつかないボリュームを想像しながら、今までの人生で習った単語をふりしぼって、注文
しました。 宿泊先 HOTEL GRAND CHANCELLOR SURFERS PARADISE 7 月 4 日(土)【3 日目】 ゴールドコースト マラソン前日は、早朝 6 時半から 4 人で海岸をランニング。水平線からの太陽を待ちわびて
走り始めてから数分後、水平線の上に広がる雲の上から太陽が顔を出してきました。朝日を
浴びながら、気持ちよく海岸を走ることができました。現地の方の中には、海水を浴びてい
る方も…。もともと現地の方は体温いため、寒さに強いということを、ガイドの方が言って
いました。 9 時からは、コアラのいるカランビン自然動物保護園観光に行きました。コアラは、4 人そ
れぞれが抱かせていただきましたが思っていた以上に大人しかったです。鋭い爪を持ってい
るという印象でしたが、実際は優しくてふわふわした毛で予想以上の可愛さでした。 その後はカンガルーの餌付けへ。ピョンピョン元気にはねるカンガルーを想像していました
が、実際にいたのはこのような感じ… 餌を差し出すと、食べてくれたり、食べてくれなかったりしました。 その後昼食はホテル近くのレストランへ。海岸沿いに立つこのレストランからの眺めはこの
ような感じです。 サーフィンをされている方も多く、気持ちよく食事をさせていただきました。このレストラ
ンは、観光客だけではなく、現地の方もよく利用されるそうです。ここではガイドさんおす
すめの、フィッシュアンドチップスを食べました。ポテトが結構なボリュームで満腹でした。
その後、ホテルにて湯朝先生、平田先生と合流。先生方と出会うと、やはり安心感がありま
した。ゴールドコーストの街を散策した後、イタリアンをいただきにレストランへ行きまし
た。レストランは、前日ガイドさんのおすすめを尋ねながら予約をしたところで、ホテルか
らタクシーで 20 分ほど進むと、キレイな港が現れ…、店の名前を探して歩いていると、そ
こはこのようなレストラン… ロマンチックな雰囲気で、おどおどしながら入っていきました。ここでのメニューももちろ
ん英語ばっかり。自分でなんとか注文を…!!と試みましたが、店員さんとのやりとりのほ
とんどを湯朝先生がしてくださいました。いただいた食事はこのような感じです。 7月 5 日(日)【4 日目】 ゴールドコーストマラソン当日! 集合は 5:50。朝食は、前日に用意していただいていた梅干しおにぎり、おかかおにぎり、た
くあん、バナナでした。現地の日の出は 6:30 でしたので、まだまだまっ暗状態での集合で
した。しかし、当日のマラソンはゴールドコーストの人々にとっても特別な日であることか
ら、街はにぎわっていました。バスでスタート地点に向かい、スタートの時を待ちました。 マラソンに対して、メンバーそれぞれ、いろいろな思いがありました。 そして、このマラソンを走るにあたって、あるひとつの戦いがありました。それは… 江本ニーアンドスポーツクリニック VS ハルスクリニック!! 以前、東京マラソンにて江本ニーアンドスポーツクリニックとハルスクリニックが直接対決
を行ったのですが、その結果、江本ニーアンドスポーツクリニックは惨敗。初マラソンなが
らも3時間 47 分 53 秒という好成績を残された平田先生(ハルスクリニック)に負けてしま
いました。そのため、今回のゴールドコーストマラソンは、江本ニーアンドスポーツクリニ
ックの、ハルスクリニックに対するリベンジと遂げるべく行われた、大事な大会だったので
した。 ここで、選手の紹介をします! 江本ニーアンドスポーツクリニックの代表として、まずはマラソン経験が豊富な湯朝先生。
サブ 4(4 時間以内でゴールすること)かつ、打倒平田先生!ということで、臨まれました。 次にマラソン経験が多いのが、松尾看護部主任。松尾主任はこれまで、海外マラソンスも経
験されていましたが、日頃からもくもくと練習をつまれていました。 平田先生と同様に、今回が 2 度目のフルマラソンとなる、リハビリ部橋浦は、平田先生より
も速く走ることを目標に、東京マラソン終了後から、少しずつ走りこんできました。 そして、今回初マラソンがふたり!リハビリ部からは土井!フルマラソンに向けて、2 度の
ハーフマラソンを経験しましたが、どちらのマラソンも傾斜が激しく、足場が悪い…という
ことから、あまり結果が伴いませんでした。そのため今回は本領発揮した姿が期待されまし
た。 初マラソンはもうひとり、看護部より、コーディネーターの横山です。横山は、約 2 ヵ月前
に行われたハーフマラソンにおいて、熱中症になり、14km 地点で倒れ、救急搬送されたと
いう伝説の持ち主です。今回、初の 42.195km。果たして無事ゴールできるのか…そんな不
安を抱えながら、ゴールドコーストマラソンに挑んでいきました。 江本ニーアンドスポーツクリニック VS ハルスクリニックという見物の戦いですが、今回は
ちょっと江本ニーアンドスポーツクリニックが有利かも?という気持ちにさせる点がひと
つ…それは、なんと、平田先生がズボンを忘れてきてしまっていたこと!!なんとか前日に気
付かれ、購入をされ、ジーンズでのマラソン参加は免れたようですが、いつもとは異なるズ
ボンということで江本ニーアンドスポーツクリニックが有利か??と思わせる出来事があ
ったのでした。 いざ、スタートです。 今回も、恒例の‘矢印’を帽子につけ、お揃いで作っていただいた T シャツを身にまとい、
出発です。 この矢印は、毎度のことながら、注目度抜群! 見知らぬ人からも、
「What’s this!?」と声をかけていただきました。最初は返答に迷いました
が、
「(This mean is)I’m here!!」という台詞を考え、そう伝えることとしました。海外の方か
らは、その答えを聞くと、みなさん大笑いしてくれました。また、でかでかと書かれている
八女に着目され、「八女から来てるんだ!!」と話しかけてくださる方々にもお会いすること
ができました。 ゴールドコーストでの 42.195km は、ほぼフラット(平らで坂道がない)で、海岸沿いを走
るコースでした。スタート後は海から昇る太陽に背を向けで走りはじめました。走りはじめ
でみると、やはり気持ちがいい!青々とした海、快晴の空、立ち並ぶゴールドコーストのビ
ルは、自然と人間が共存している姿を一枚に納めたポストカードのようでした。 気になるレース展開ですが、まず、トップに現れたのはリハビリ部土井!!そうです。これ
は作戦だったのです。「打倒平田先生」を掲げた江本ニーアンドスポーツクリニックの秘密
兵器として、名付けて「捨て駒作戦!」。平田先生にとって、あまり戦いの眼中にないと予
想された土井が、まっさきに速く走ることで平田先生に焦りを感じさせる作戦です!作戦ど
おり、土井は軽快に飛び出していきました。しかしこの作戦の結果は…スカ。平田先生は、
全く動じることなく、自分のペースで走られていたのでした。 その後トップにでたのは橋浦!前回東京マラソンにおいて 4 時間 10 分という成績であった
ため、今度は打倒平田先生に加え、自分への挑戦ということで、前回よりも早いペースで走
りはじめました。しかし、約 10km 地点から失速…。 次にトップにでたのは湯朝先生。実は橋浦の後ろにぴったりとついて 10km 地点まで、湯朝
先生にとってはいつもよりもやや遅めのペースですが、安定したペースで走りはじめており、
余裕の表情でした。ハーフを過ぎた時点では、湯朝先生、平田先生、橋浦、土井、横山、松
尾主任の順番で走っていました。このまま湯朝先生が逃げ切るか!?と思われましたが、さす
がはいつも冷静なレース展開の平田先生。30km 付近で湯朝先生を振りはらい、そのままゴ
ール。今回もハルスクリニックの勝利となりました。リベンジを遂げられなかったことに対
する悔しい思いはやはりありましたが、ゴール後、清々しい気持ちになりました。というの
も、今回のマラソンでは、初マラソンにしてサブ 5 が 2 人(横山、土井)も誕生したこと、
松尾主任、橋浦は自己ベストを更新することができ、達成感も同時に味わうことができたの
でした。 完走後は記念撮影を撮影し、完走メダル、完走 T シャツをいただいて休憩場所へ。休憩スペ
ースでいただいたカレー、豚汁、果物が身にしみるようにおいしく感じました。 その後ホテルに帰ると、湯朝先生、平田先生は、帰国に向けて出発されてしまいました。 夜は、ゴールドコーストマラソンの打ち上げということで、同じツアーで参加されていた
方々との慰労会です。美味しいバイキングの料理をいただきながら交流しました。出席者の
中には、今回最高齢で出場され、今回自己ベストを更新された方、今まで人生の中で 100
回以上マラソンを経験されている方、海外のマラソンをひとりで参加して楽しむ方、友人や
兄弟と参加している方など様々でした。この食事会のように同じスポーツを通して、同じよ
うに汗を流し、同じ達成感を味わうことができる仲間がいる、仲間になれることは、スポー
ツの良さであり、それに国境はないのだと感じました。 7月 6 日(月)【6 日目】 ゴールドコースト→シドニー マラソン翌日は、ゴールドコーストを去り、シドニーに向かいます。 全身の筋肉痛と戦いながら、バスへ乗り込み、空港、飛行機へ。ホテルに到着後、シドニー
タワーを目的に、シドニーの街を散策しました。シドニーの街は、ゴールドコーストよりも
人口が多く、行きゆく人をかわしながら歩くことは、筋肉痛の足にはかなりきついものでし
た。また、ただただ 1 歩 1 歩足を踏み出すだけでも大変な動作であるのにも関わらず、時折
容赦なく出現する段差は、1 段 1 段が試練であり、「よいしょっ」の声が飛び交いました。
その動きは自分たちで見てもおかしいもので、 笑いが止まりません。その笑いによって筋肉痛 の腹筋を刺激するのでした。この 1 日で「イタ タ…」と何度言ったことでしょうか…。そのよう な状態の中でも、松尾主任はスタスタと歩かれて いました。 シドニータワーに到着すると、まずは昼食。 その日は朝食をとる時間もなかったので、空 腹状態でした。そこで食べることにしたのが、 シドニータワーと同じ建物内のフードコート にある、ケバブ!店員さんとのやりとりにあた ふたしながらも、ひとりひとり目的のケバブ を注文することができました。そのボリューム といったらすごいものでした。 その後、いよいよシドニータワー展望台へ! シドニーの景色を 360°眺めることができました。 その後、ホテルに戻った後は、夕食へ。夕食は ウオータープロントという、かの有名なオペラハ ウスを横目に見た状態で食事がとれる場所にあり、 おしゃれな雰囲気の中、食事をさせていただきました。 7 月 7 日(火)【7 日目】 シドニー→東京(成田)→福岡 とうとう帰国です。オーストラリアの出国を名残惜しむ余裕のないまま、朝 4 時 45 分にホ
テルロビーに集合し、ホテルを後にしました。シドニー空港につくと搭乗手続きと出国手続
きを無事済ませました。行きの出入国と比較し、全員落ち着いて行動ができるようになって
いたように感じ、ちょっと成長したような気がしました。 飛行機からの眺めは、とてもきれいでした。 <感想> 松尾 ランニングを始めたのは、体重と運動不足が気になり始め、ジムに通い始めたのがきっかけ
でした。そのうち、クリニックでのランニングをするようになり、遂にはマラソン参加に選
ばれ、今回が 3 回目のフルマラソンとなりました。 誰もがよく言う様に、まさかフルマラソンに 3 回も参加するとは思いませんでした。 ゴールドコーストマラソンに参加させて頂くことになったのは、4月の終わりでした。それ
から、少しずつ走り始めましたが、練習を始めて初のロードランニングでは 10km 過ぎから
脚が痛くなり、スタッフに迎えに来てもらうぐらいの走りでした。その後、えびのハーフマ
ラソンに参加し、日々の練習を重ねて、フルマラソンに。 スタート地点に立った時は、いつもと違い不思議と緊張しませんでした。走り出すと後ろか
らどんどん追い越されていきましたが、自分のペースで走らなければと、追い越していくラ
ンナーとチームメンバーの背中をちょっと寂しい思いで見送りました。走り始めは海沿いを
走るため「海きれいだなぁ」とのほほんとした感じで、「自分のペースで」と思っていたの
ですが、レース後の split time をみると、周りの勢いに思い追い立てられていたのでしょ
う、最初の 5km は時速 10km だったようです。走るなか他のランナーの笑い声に横を見ると、
私よりも背の高いランナーの目線は、私の頭上。どうもキャップにつけた『↓』に釘付けの
様子。「This?」と声をかけたり、かけられたり。かぶるのが恥ずかしくもあった『↓』の
おかげで、コミュニケーションを取ることができ、思い出に残るものとなりました。なかで
も「I love your mark!」といってくれた時には、すごく嬉しくなり、元気になれました。
18km をすぎたころに脚がいたくなってからは、歩き出しましたが、「脚痛い」「もう無理」
と言いつつ、「絶対やめない」という気持ち(負けん気?だとおもいますが)で、ゴールを
目指しました。途中、チームメンバーとすれ違うと不思議と脚が軽くなり、元気をとりもど
しました。ゴールでメンバーが待っていてくれたときは,時間がたった今でもウルウルして
しまうほどの思い出になりました。支えてくれたメンバーやスタッフのおかげだと思いま
す。 横山 私は今回のゴールドコーストマラソンが初めてのフルマラソン、そして初めての海外進出で
した。長距離自体とても苦手で、マラソン大会などの学校行事なども本当に憂鬱でした。そ
んな私が、本当に 42.195 キロを走れるのか、当日まで凄く不安でした。フルマラソンに向
けての練習が始まり、その中で宮崎のえびので行われたハーフマラソンに参加させて頂きま
した。しかし、14キロ地点で熱中症になり、倒れ、救急搬送されリタイアしてしましまし
た。初海外・初フルマラソン・ハーフマラソンリタイア・熱中症とたくさんの不安を抱えゴ
ールドコーストマラソンを迎えました。当日は、たくさんの人や慣れない環境で更に緊張し
ました。マラソン中はたくさんの現地に住んである方や観光で来てある方が沿道にたくさん
いて、エールを頂きながら走りました。私の目標は、‘無事完走’ただそれだけでした。し
かし、25キロあたりを通過したあたりから、ただゴールを目指して走るだけではなく 5
時間を切りたい!という気持ちが出てきて、目標変更。それまでは意識していなかったタイ
ムを気にして走るようになりました。結果は 4 時間 57 分!目標としていたサブ5を達成す
ることができました。ゴールした瞬間は、今までに味わったことのない達成感と、ゴール地
点で待っていてくれたマラソン部の方々からのサブ5!よかったね!おつかれ!などの言
葉に安心感で涙が出そうになりました。ゴールドコーストやシドニーでの観光では、英会話
に苦戦。ジェスチャーや英単語だけでは限界があり、上司や仲間にたくさん助けてもらいま
した。ゴールドコーストでの海・シドニーでのシドニータワーからの景色・夜のオペラハウ
スなど、想像を絶する美しさにとても感動しました。コアラを初めて生で見て、抱っこした
り、カンガルーに餌をあげたりと何もかも初めてで、とても貴重な体験をさせて頂きました。 このような貴重な体験をさせて頂きました、院長はじめ不在中ご迷惑をおかけしたクリニッ
クの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 土井 今から約3ヶ月前に決まったこのゴールドコーストマラソン。
初めはハーフマラソン大会か
らはじまりました。
ハウステンボスで行われたリレーマラソン大会。
フルマラソンを二人で
リレーしました。
成績は橋浦・土井でペアを組み全体で最下位から2番目。
圧倒的に私が足
を引っ張っていました。
私が走っている間も、一緒に行ったメンバーが隣で走ってくれまし
た。
一緒に働いている仲間ですが改めて支えられていることを感じました。
次の挑戦は5月
に行われた海老野ハーフマラソン大会に挑戦しました。
この大会は今回のフルマラソンメン
バーが参加し、
ゴールドコーストマラソンに向けた調整として行いました。
この日は炎天下
の中のマラソンで参加者の中には
倒れている方・救急搬送される方など体調不良が続出して
いましたが
今回のマラソンメンバーの中でも熱中症が1名出ました。
他人事ではないことを
改めて感じ、ゴールドコーストマラソンまで
一緒にがんばろうと強く思いました。ハーフマ
ラソン大会が終わってからの練習は梅雨に入ったこともあり、室内での練習を中心に行って
いきました。室内での練習も熱中症を油断できないためそれぞれメンバーに気遣いながら練
習を重ねてきました。私自身も2回のハーフマラソンで2時間半と十分な結果が残せていなか
ったので、早く走れるよう練習を重ねました。出発当日、成田空港へ着いたときに7月7日が
近いことから七夕が飾られていました。そこでそれぞれのメンバー思い思いの目標を記入し
ました。一番の目標は全員での完走でした。今回のゴールドコーストマラソンは見事全員完
走することができました。
それぞれ自己ベスト更新・完走という目標を達成することが出来
ました。
今回初めてフルマラソンに参加させていただいたのですが、
最初は正直42kmも
走れるのか疑問でした。
ただ練習を重ねるうちに徐々に走れるようになってきて
自信へと変
わっていきました。
ハーフマラソン大会やランニングの経過を患者さんに心配をされ
また、
励ましの言葉をいただきました。
フルマラソンは自分の身体能力だけで乗り越えることは
出
来なかったと思います。
院長を始め、そのほかスタッフの皆さん、患者さんの支え・励まし
があったからこその結果だと思います。
本当にありがとうございました。
最後にこのような
機会をいただきありがとうございました。
また、これまで以上しますに仕事に専念させてい
ただきます。
橋浦 ゴールドコーストマラソンに行かせていただくことが決まったのは、私の初マラソンである、
東京マラソン完走後でした。もちろんオーストラリアは人生初めてで、以前からあこがれの
気持ちを抱いていた地だからこそ、嘘のような気がして、なかなか実感がわきませんでした。
実感がわかないながらも、定期的に練習を行いました。走ることそのものは好きであったた
め、あまり苦に感じませんでしたが、マラソンの日が近づくにつれて、海外マラソンに対す
る不安な気持ち、疲労感が少しずつ大きくなっていきました。そのような中でも、いつも応
援してくださるスタッフの方々がいたことを、すごく思い出します。トレッドミル(室内で
走るランニングマシン)で走っていると、何気なくスピードを上げる先輩やスタッフ、頑張
ってねと声をかけてくださるスタッフ、痛みを訴えるとその痛みの原因を見つけてストレッ
チングをしてくださったスタッフ、休みの日でも一緒にランニングをしてくださるスタッフ
…いろいろな形で応援してくださっていたなと、思います。また、患者さんにも、頑張って
ね!!と、何度も声をかけていただきました。私自身のことですが、私は福岡生まれで宮城
県育ちで、昨年、福岡に来て、当院に入職させていただきました。祖父母が福岡におり、と
きどき会いにいくのですが、やはり、行きたいときに行けるわけでもありません。地元にい
る家族や友達に会いたいなあと思うこともよくあり、ときどき孤独感を感じます。ですが、
この 1 年、当院で働かせていただいたことで、身近に、自分をこんなにも気にかけて、応援
してくださる方がいるのだということに嬉しさを感じました。当院での経験年数は、たった
の 1 年ですが、こんなにも貴重な経験をさせていただいたこと、心から感謝しております。
この 6 日間で見てきた景色、達成感は、自分だけのものではなく、協力をしてくださった、
応援してくださったみなさんが作ってくださったものであると思います。院長をはじめ、ス
タッフのみなさん、ありがとうございました。