冬の山荘ライフの注意点 スノーシューハイキングの服装について

●冬の山荘ライフの注意点
冬季の山荘利用にあたっては、多岐にわたりたくさんの注意点がありますが、その一部しか記載しき
れていません。ご利用については自己責任でお願いします。
1.滞在予定を、管理センターへ事前に必ず連絡のこと。
2.車を利用する場合は冬用タイヤを装着し、山荘には日中に着くように計画する。
3.冬の道路を走る自信がない方は、JR 中央本線を利用しましょう。
木曽福島駅前の幹線開田高原線(運賃 200 円)のおんたけ交通のバスに乗り、木曽町開田支所
で定期便タクシー開田高原御嶽明神温泉線(運賃 100 円)に乗り換え管理センターまでまいり
ます。
【バスの時刻表】
木曽福島駅前発 開田支所着発 管理センター着 明神温泉着
9:04 9:46 9:55 10:08 10:09 10:40 11:22 11:25 11:38 11:39
11:50 12:32 12:35 12:48 12:49
4.山荘は冷え切っており、暖まるまでには 1∼2 日必要となるので余裕をもって計画のこと。
5.凍結防止のため落としてある水を開栓させるのには注意が必要。閉栓も同様。
管理センターと水管理契約している場合は管理センターに連絡相談のこと。
6.山荘入口までの雪かき、暖房、水道の開栓など大変なことが多いため、冬季の利用を躊躇される
方は休養地近辺にあるペンション・民宿を利用することをお勧めします。
●スノーシューハイキングの服装について
■スノーシュー・カンジキ・ストックなど
■防寒着
防水性の良いもので、脱ぎやすいもの。というのは、スノーシューは、けっこう汗をかく散歩なの
で、体温調節できるようなものがいい。
■スパッツ
雪の侵入を防ぐために必要なアイテムです。これは絶対に必要なものです。できれば、汗による足
下の濡れを防げますから、ゴアテックスのロングスパッツがよい。
■帽子・耳当て
■サングラス、ゴーグル
厳冬期の山ではまだ太陽光線はそれほど強くありませんが、目に有害な紫外線を遮断するためには
必携品です。まして、3 月の早春期ともなりますと光線はぐんと強くなってきます。質の良いサン
グラスやゴーグルを選びましょう。
■手袋
絶対に必要です。場合によっては、ダブルで使用します。軍手よりも、毛糸の手袋が通気性も良く
手先の保温を保ちます。スキー用のグローブや、ネオプレーンのものも良いかもしれません。なお、
厳しい寒気の中で素手を外気にさらすのは厳禁です。凍傷の危険が極めて高くなります。特に直接
金属に触れたりすると、それが濡れていた場合など肌が金属にピタッと貼り付いてしまったりして、
無理に離そうとしたために、ひどい場合には肌が剥げてしまったという詰も聞きます。
■ザック
スノーシューでは、両手にストックを持ちますので、鞄を手に持つことはできません。ですからザッ
クが必要になります。コンパクトで行動的なザックを用意しておいてください。
■魔法瓶
寒い時は温かいものが飲めると本当に嬉しいです。
■行動食
そもそも行動食は、歩きながら食べられるもの、たとえば飴やチョコレートが望ましいとされ、変わっ
たところではカリカリ小梅や酢コンブを持ち込む人もいますが、早くエネルギーにしたいためチョコ
を第一におすすめしたいと思います。
■非常食
非常の場合のみに用いる食糧ですが、乾パン、クラッカー、ビスケット、チョコレート、チーズ、甘
納豆、貝柱、サラミソーセージ、乾燥果物類、氷砂糖などが挙げられます。今回は昼食としてもよい
でしょう。
■雨具・ヤッケ・オーバーズボン