御宿台保育園在園児保護者様からのご意見に対する回答です。このたびは、御宿台保育園の指定管理について貴重なご意見をありがとうございました。ご意見に対する回答は以下のとおりです。Ｑ１：なぜ経営的に御宿台なのか。他の保育園の経営の見直しが先ではないか。また、なぜ現場の教員にまったく話さなかったのか。Ａ：市では公立保育園の事業費は一括して運営管理しています。御宿台保育園は施設が比較的新しく、敷地も市有地であり、一時保育や子育て支援センター事業も対象とすることから優良な事業者の参入が期待でき、最適と考えます。また市職員に対しては、事業の具体化に備え、意向調査や研修を実施してまいります。Ｑ２：西保育園民営化の失敗理由は何か。また、精査の結果は？Ａ：西幼稚園、西保育園は継続して検討してまいります。こども園化、施設統合、民営化のそれぞれを段階的にすすめていくことも検討します。Ｑ３：Ｑ２にも関わらず御宿台に手をつけようとした理由は？Ａ：全国的に待機児童の増加が指摘されておりますが裾野市でもその傾向はすすんでいます。年々保育ニーズが高まり、新たな方策を打ち出さなくてはならない状況にあるため、指定管理制度の導入をすすめることとしました。Ｑ４：民間ともなれば逆に保育士が給料減で減るのでは？「量と質の向上」の根拠を「具体的に」示せ。Ａ：事業者の示す人件費が適正に計画されているかを評価し、指導してまいります。保育体制は拡充すると考えています。Ｑ５：上記Ｑ１～４にも関わらず民営化を強行する理由は？白紙撤回も含めて考えるべきでは？Ａ：このたびの御宿台保育園は、完全に民営化をするのではなく、指定管理者制度をとります。指定管理者制度は民間事業者に運営を委託するものですので、現在の御宿台保育園と同じ保育事業を行うことは保障されますし、保育の質の維持にむけては市が責任もって指導してまいります。また、市では御宿台保育園での効果のほか、市全体での受け入れ体制の安定につながることを期待しています。Ｑ６：計画も含めてすべて委託先に丸投げ状態だが反論はあるか。Ａ：事業に関しては反対の視点でのご意見もありますが、市が責任を持って事業者を選定し評価指導していきます。 1 Ｑ７：プロセスが不透明。保護者も含め第三者委員会等で検討すべきと考えるがいかがなものか？Ａ：「裾野市総合計画」に民間活力導入が示されています。保育園の指定管理事業は、幼稚園・保育園の保護者代表を含む子ども子育て会議にてご提案いただき市で実施を決定しました。また、市議会でも承認をいただいております。これからも保護者の皆様の不安が少なくなるよう取り組んでまいりますのでご理解いただきますようお願い致します。 2