簡易獣肉解体施設 設置サービス 山 に 溢 れ る 、 野 生 動 物 が 地 域資 源 に 林業や農業に被害を与え、各地で地域のやっかいものとして扱われているシカやイノシシ。本州では、 捕獲されているシカの 90% 以上が、ゴミや産業廃棄物として捨てられています。このサービスでは、そ うした野生動物が地域の資産として生まれ変わるためのお手伝いをします。解体施設の設置に加えて、 加工や販売に取り組む人材育成をサポートし、地域資源利活用の新しいモデルを提案していきます。 サ ービ スを 実 施 する 社 会 的 背 景 シカをはじめとした野生 動物による農業や林 業への被害は全国的に深 刻です。この背 景には、高 齢 化・過 疎化によって中山間地 域の暮らしが 維持できなくなったことが、原因のひとつとして挙げら れます。本サービスでは、食肉処 理 施 設の整 備などのハード面のみならず、獣 肉の捕獲・解 体・販 売に関する研修など、ソフト面のアプローチも実 施し、若い担い手の育成や、地 域のモデルづくりを サポートしていきます。 施設の設置から人材育成までをトータルに提案、 地域で活用される施設をつくります 1 地域にあわせた カスタマイズ 専門の調 査員および 獣 肉販 売のプロフェッショナ ルが 現地に伺い、その地 域で捕獲される獣の個体 や現地 状況について、関係各者のヒアリングを含 めた現地調 査を行います。現地の実 態の状況に応 じた解 体 所の規 模や、施 設 設 置計画、販 路 や営 業に関するアドバイスなどを提案します。 2 小型・低 コ ス ト な 解体施設 設 置 既 存の大 型の食肉処 理 施 設ではなく、集落単位や グループ単位、または個人でも運営可能な施 設を 計画。食肉処 理 業(獣 肉解 体・業者 への卸し)と 食肉販 売業(エンドユーザー・個人への販 売)を兼 ねた施 設について、設 計 から建 築、許 認 可申請お よび 保 健 所の対応まで、低コストで提 供します。 3 研 修 提 供 を は じ め とした 人材育成・採用支援 レストランや商 社、道の駅など で求められている、 食肉処 理・加 工の方法を学ぶことができる、研 修 カリキュラムを提 供します。また、今後 新たに、ジビ エ食 材の加 工から提 供までの六次 産 業化を目指 す方に対して、必 要な資格 や情報 提 供、採用や育 成のサポートも行います。 サービスの流れ ※下記はモデルコースであり、 地 域の状況にあわせたカスタマイズが可能です フル サ ポートコース 予算 こんな方に お勧めします セ ルフビルドコース 9 5 0万∼ 5 0 0万∼ ・鹿 を 年 間 1 0 0 頭 以 上 捕 獲し 、 ・個 人∼ グ ル ープ で 使 用 する の で、 流 通・地 域 産 品 開 発 を 目 指し た い ・許 認 可 取 得 も含 めて、しっかりと 最 低 限 の 設 備 を揃え たい ・金 銭 負 担 を 抑 えて、加 工 や 流 通 を し た サ ポート を 受 け た い 始 めてみ た い 相談 まずは現地見学会/商品説明会へご参加ください 講 習・現 地 事 前 調 査 ・地域での解体所講習会(関係者への説明を行います) ・建設予定地域の現状確認や関係者のヒアリング ・施設設置に関する調査診断書の作成 コン サル ティング ・保 健 所対応 ・許認可関係の書類作成 ・意見交換会の実 施 ・その他リサーチ 建設 資材提供 地域にあわせた解体施設の設計∼ 設置 建設までを、建設 業者が実 施します 資材・設備・図面を提供し、お客さま にセルフビルドを行っていただきます 研 修・人 材 育 成 ・研 修 生受け入れ(1ヵ月間住み込みで、解体や加工技術を習得します) ・地域内での、解体∼販売に対する研 修会の実 施 株式会社野生復帰計画について 野生復帰計画は、京都・美山町の野人(やじん・自然を守り活かしながら暮らす人)たちが中心となって、2014年に設立した株式会社です。 「現代人が失いつつある野生を守り継いでいけたら」という考えのもと、自然の美しさや豊かな恵み、暮らしの文化を大切にしながら、 循環的な地域づくりに取り組んでいます。 主な事業内容 藤原 誉 猟 師として実 践者の目線から、 捕獲・解 体・販 売の品質確認や人材育成を行う 田歌舎代表。1972年生まれ、大阪府枚方市出身。大学卒業後に京都府 ・簡易獣肉解体施設設置事業 美山町へ移住。2002年、資源循環型の農業や、生態系のバランスを保つ ・移住者支援事業 ための狩猟、アウトドアイベントの開催などを行うスローフードとアウトド ・地場産品販売事業 の中で暮らす生活の大切さと楽しさを発信し、永続可能な生活様式のひ 特徴・強み アのお店「田歌舎」を設立。現在スタッフ4名・研修生数名と共に、自然 とつのモデルを示すことを目指している。 青田 真樹 本事業のメイン担当者として、 現 地調査およびコンサルティングを行う 獣の捕獲・解体・加工・流 通の実績 大学卒業後、 (財)京都ユースホステル協会へ入職し、旅を軸にした青少 野生復帰計画ではたらく猟師をはじめ、地域の猟 行政や教育機関、企業、各種団体の架け橋となり、 「野人の調整役」と 師が中心となった美山町知井地区鹿有効活用プロ 「地域の総務」の役割を担う。獣肉の流通革命を起こすために、地域外 年の学びの場づくりを実践。2014年より株式会社野生復帰計画に参画。 の食品流通に関する大手商社や、コンサルタントらとともに、新たな獣肉 ジェクトは、年間200頭以上のニホンジカの捕獲・流 加工の仕組みづくりに取り組み、講演や情報発信なども実施。 通(年間約600万円)の実績を上げました。本州で は有数の事例として、講演・メディア等での発表の 機会も多くいただき、各地から視察が訪れていま 田上 知明 す。 大 工と狩猟の経 験を活かして、 解体 施設の設 計・監修を行う 東京都出身。1984年生まれ。2008年立命館大学政策科学部卒。卒業 後、3年間東京にてIT企業の経営企画室に勤務。2011年より里山での暮 地域内外での連携・ネットワーク らしと、自給自邸を志して滋賀の木造大工の親方を訪ね、4年間設計・施 当社は、地域住民が立ち上げたNPO芦生自然学 る。2015年より株式会社西粟倉・森の学校にて、人が里山で生きていく 工を学ぶ。並行して集落の猟師の下で、猪と鹿の解体の手伝いを始め ために必要な建築物の企画・開発を行う。罠猟免許所有。 校、江和ランド、田歌舎を中心とした連携組織とし て設立し、地域住民や保健所、行政とも強い連携・ 協力関係にあります。簡易獣肉解体施設設置事業 については、2014年11月に発表された野生鳥獣肉 の衛生管理に関する指針(厚生労働省)を参考に、 牧 大介 地 域プロデューサーとして 本事業の監修を行う 1974年生まれ。京都府宇治市出身。京都大学大学院農学研究科卒業 後、民間のシンクタンクを経て2005年に株式会社アミタ持続可能経済研 食品流通に関する大手商社メンバー、地域コンサル 究所の設立に参画。森林・林業、山村に関わる新規事業の企画・プロ タントらとともに調査・実施しています。 デュースなどを各地で手掛けてきた。06年から地域再生マネージャーと して西粟倉村に赴任。09年より株式会社西粟倉・森の学校を設立と同 時に代表取締役就任。現在取締役校長。 保健所の許可がちゃんととれる 簡易獣肉解体施設 現地見学会のご案内 鹿をはじめとした野生 動物による農業や林 業への被害が深 刻になっている中、こうした野生 動物を 獣肉として地 域資源に変えていく取り組みが、いま必 要とされています。 獣 肉販売や地 域保 全に取り組んできた当社の実 績と強みを活かして、2 015 年 秋から、野生 動物に 関する食肉処 理 施 設 (ハード )の整 備と、獣肉の営 業販売、人材育成のノウハウを組み合わせた、 プログラムを実 施していきます。 概要 全体オリエン テーション 施設見学 (10 分) 野生復帰計画の活動や、 私たちの目指している ことについて紹介します。 (20分) 田歌舎内にある 簡易獣肉解体施設の 見学を行います。 解体実演 (60分) スタッフによる鹿の解体 を見学し、施設の活用 イメージをつかみます。 概要説明/ Q& A 個別相談 (60分) 設置にかかるコストや、 全体の流れについて ご説明します。 (30分) 実際に設置を検討されて いる方の、個別相談の 時間を設けます。 当日の流れ 日 程: 1 0 月 2 6 日( 月 )1 4 1 6 時( 解 体 実 演 は 実 施しません )※ 11月 7 日( 土 )1 3 1 6 時 11月 2 1日( 土 )1 3 1 6 時 定 員: 2 0 名 参 加 費: 2 , 0 0 0 円( 資 料 代 )※10月までは、無料キャンペーンを行います 注 意 事 項: 希 望 者 多 数 の 場 合 は 、 翌 日に 商 談 会 の 開 催 を 検 討しております。 商 談 会 へ の 参 加 も 検 討 され る 場 合 は 、そ の旨 を お 伝 えください (ご 宿 泊 の 場 合 は 、田 歌 舎 で の 宿 泊 を お す す めしております ) 場 所: 田 歌 舎( 京 都 府 南 丹 市 美 山 町 田 歌 上 五 波11)→ 裏面の地図をご覧ください 主 催: 株 式 会 社 野 生 復 帰 計 画 連 絡 先: i n f o @ y a s e i f u k k i . j p 説 明会担当者 : 青田真樹( 株式会社野生復帰計画) 簡易獣肉解体施設事業の、現地調査およびコンサルティングを担当。大学卒業後、(財)京都ユースホステル協会へ入職し、 旅を軸にした青少年の学びの場づくりを実践。2014年より株式会社野生復帰計画に参画。行政や教育機関、企業、各種 団体の架け橋になり、猟師をはじめとした地域で活躍する野人のスキルの社会化や、地域で暮らす人達が豊かに暮らす ための活動を行う。特に、捕獲後の獣肉について新しい流通革命を起こすために、保健所、行政、食品流通に関する大手 商社や、コンサルタントらとともに、新たな仕組みづくりに取り組んでおり、講演や情報発信なども実施している。 簡易獣肉解体施設設置サービス 現地見学会・参加申込票 交差点、道沿いの 看板が目印 京都府南丹市美山町田歌上五波11 田歌舎 ※京都市内より自動車で 1 時間 30 分 田歌舎 南丹市 かやぶきの里 美山町自然文化村 河鹿荘 38 38 静原 安掛 162 南丹市役所 美山支所 〒 道の駅 美山ふれあい広場 平屋局 至 園部 I.C. 至 京都市 希望日程 ご芳名 ご所属 参加人数 ご連絡先 聞いてみたい事項や気になる点があればお書きください 必要事項をご記入の上、 開催予定日の 1 週間前までにご連絡くださいますようお願い申し上げます。 FAX 送信先 0771−77−0584 メール送信先 [email protected]
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