社長の気ままなコラム FUJIMOTO-KOUMUTEN え∼、コレはくの・・・? この歳(57 歳)にもなると、これといった趣味もなく無気力に過ごす時間もあるが、唯一の趣味と言うか楽しみなの が温泉に入る事。先日も福井市からの帰り、あえて高速を使わず国道 8 号線から今庄方面に走る。お目当ては 365 スキー 場の温泉である。山頂にある為、露天風呂から眺める山々の景色は雄大である。その山々に向かいフル○ン(失礼)で 仁王立ちになるのが、365 温泉での私の決めポーズなのだ。そんな訳でいそいそと更衣室に向かったその時、重大な事 に気が付いた・・・! 話は二カ月前にさかのぼる。私の寝室に入ると小さな包み紙があるので、何かと思い開けてみると中から真っ赤なト ランクス! お尻にはスパイダーマンの顔がデカデカと書かれている。どうやら娘が大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャ パンに行ったお土産である。 私:「こんな真っ赤なパンツはくんか?」 娘:「なんや!せっかく買って来たのに要らんのか。」 いえいえ娘からのお土産など 10 年に一度有るか無し。有りがたくはかせて頂きます・・・。 温泉に行ったその日、たまたまそのパンツをはいていたのである。57 歳にして真っ赤なパンツにスパイダーマンの顔は さすがに恥ずかしく、人目に付かぬように苦労する事となった。 だが、一度お湯に浸かれば、パンツの事も忘れ、気持ちいい~(^-^) 身も心もリラックスしている所へガヤガヤと 人が入って来た。 背中に奇麗な絵が描かれた、そのスジの人達である。入り口に、『”入れ○○”の入った方のご入場はお断りいたしま す。』と書いてあるが、ここは山間の小さな温泉。仕方のない事かもしれないが、何とも微妙な雰囲気となった。早々と 上がる人もあるが、私はその人達と最後までご一緒させて頂き、更衣室ではスパイダーマンでウロウロとした。心の中 では「パンツだけは勝った!」とガッツポーズである。 秋もいよいよ深まり、何故か心寂しい季節となった。今年も残りわずかと思えば焦る気持ちにもなる。「一日生涯」の 気持ちで全力で生きようと朝には思い勇むのであるが、決して夕べの心は同じではない・・・。情けないな~といつも思う のであるが、今年はまだ3カ月ある! スポーツの秋にちなみ、残りわずか全力で走ってみようと思います。
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