2015 年度〜2017 年度(6 セメスター実施) アート生成現場での実習体験を重視するパリ芸術高等学院(IESA)との 学部間国際交流プログラム ―留学生受入可能なカリキュラムの構築をめざして 教育インキュベートプログラム 応 募 用 紙 申込日 2015 年度/種別 2015 年度 所属ゼミ (コース名) (期間) パリ IESA セメスター 三週間(2015/9/7~) 年 4 月 30 日 後藤新治ゼミ 担当教員署名 在学番号 氏 名 17AR026 生 田中 恵 年 ローマ字 (姓) (名) パスポート表記 TANAKA MEGUMI 大学院研究科 (西暦年月日) 国際文化研究科 専攻 課程 表象文化コース 年次 学部学科 国際文化学部 国際文化学科 3 年次 研究テーマ (卒論/修論) パリ・ノートルダム大聖堂における総合芸術としてのゴシック教会 ―空間芸術と時間芸術の中の聖母マリア表象を中心に 外国語 (語学力スコア等) 現住所 電話番号 (携帯) EMAIL アドレス (パソコン) EMAIL アドレス (携帯) 滞欧中の連絡先 (帰省先住所) *書式の枠がこの頁を超えないように記入する。 教育インキュベートプログラム IESA における研究&交流計画書 研究&交流 テーマ パ リ・ノ ー ト ル ダ ム 大 聖 堂 に お け る 聖 母 マ リ ア を 表 象 す る 空 間 芸 術 と 時 間 芸 術 に 関 する作品調査と資料収集 研究&交流計画 (研究&交流の目的・意義)今回の IESA でのセメスターコースでの学習はフランス語とフランス文化をフランス語で、また 歴史、芸術、建築、アートビジネスなどについて英語で学ぶことができる。それは研究テーマである「パリ・ノートルダム大聖 堂における総合芸術としてのゴシック教会―時間芸術と空間芸術の中の聖母マリアの表象を中心に」を研究するうえで、自らの 知識をさらに深める好機である。特に建築について学ぶことはゴシック建築の芸術を研究するにあたって建築上の知識を新たに 得られるだろう。そして、この研究テーマを研究する上でパリ・ノートルダム大聖堂を訪問することは必須であり、また一定期 間通い詰めることで一つ一つの作品と丁寧に向き合うことができる。そうすることで聖母マリアの空間芸術(ステンドグラスや 建築、絵画や彫刻等)に関する作品を実際に目にし、その隅々まで考察をするために写真を自ら撮ることや聖母マリアに関する 時間芸術(オルガンの響きや聖歌隊の歌等)を体感し、その様子をデータに子細に残すことができるだろう。それは IESA がパ リにあるからこそ実現しうることだ。ゆえに IESA でフランスの芸術、文化と学びたいことを学びながら、一次資料、二次資料 にたくさん触れられるまたとない機会である。かさねてパリ・ノートルダム大聖堂に関してのまとまった研究書や資料探しにあ たって IESA で学ぶことは、パリ・ノートルダム大聖堂を研究している方やそういった資料に関して詳しい人物と交流し、情報 を集めるためにも大変重要な意義がある。 (研究&交流の具体的方法)IESA で事前にパリ・ノートルダム大聖堂に関して詳しい人物がいるようであればその人物と接 触し、様々な情報を得る。特に教会関係者の方がおられれば積極的に話す。そのためにはたくさんの人に自身の研究について語 り、それを知る人物にあたる必要性がある。それから自身の足でパリ・ノートルダム大聖堂を訪問し、通い詰めることでその建 築様式やミサの様子、装飾、絵画、彫刻などについてレポートを作成し、できれば現地の教会関係者の方々にその教会の成り立 ち、伝説、ステンドグラスや絵画、彫刻の意味について聞き取り調査を行う。外観、内観ともに写真を撮影し、撮影不可な内容 に関しては、絵画などの画像媒体の入手や教会の建築、ミサ、装飾、音楽、絵画、彫刻に関する資料を収集する。聖歌やパイプ オルガンなどの時間芸術についても考察するため、レコーダーによる録音も行う。予定としては第一週は、授業に積極的に参加 し、IESA の学生や教会関係者の人々と交流をし、パリ・ノートルダム大聖堂に関する情報を入手し、日曜日礼拝やその他の礼 拝に参加する。二週目ではパリのノートルダム大聖堂に関するフランス語または英語の二次資料を図書館や博物館、書店などで 資料収集を行う。三週目はパリ・ノートルダム大聖堂の空間芸術、時間芸術に関する一次資料の収集と教会に詳しい人物に聞き 取り調査を行う。帰国後に IESA での調査を元にパリ・ノートルダム大聖堂について、集めた資料を整理し、卒論に活用する。 期待される成果 上記の研究&交流の目的・意義でも述べたように、パリの IESA で学ぶことは、自身の研究を進めるうえで、パリ・ノートルダ ム大聖堂で実際に行われるミサを体験することにより、教会と音楽との関係性を体感し、教会に飾られている絵画、彫刻、ステ ンドグラスといった美術作品の意味について現地の教会関係者から直々に教えていただける機会を得られるだろう。パリで学ぶ というのは、そうした一次資料に十分にあたることが期待できる。また、日本では入手できないフランス語や英語の文献資料と いった二次資料を手に入れることも可能であろう。IESA での学習を通して今まで日本の視点で学んだ美術史や建築史、文化を 覆すようなフランス視点での建築史や美術史、文化について知ることも期待できよう。西洋からみた西洋というものを知るため にはやはり、現地で学ぶかもしくは国際交流でしか学べないことである。IESA の学生と交流することによって、日本以外の多 くの視点を持つことができると確信している。特にパリ・ノートルダム大聖堂を研究する中でフランスにおけるパリ・ノートル ダム大聖堂の立ち位置やその存在意義、社会背景を現地だからこそ、その実情を知ることが可能であろう。そのためにはパリ・ ノートルダム大聖堂の歴史や独自性についても考察する必要がある。パリ・ノートルダム大聖堂の歴史や独自性とは具体的にい えばその空間でしかなし得ないオルガンや聖歌隊による音の響きだ。これらを検証するためにパリ・ノートルダム大聖堂を訪れ ることは必須であり、またパリのそのほかの教会を訪れることも IESA がパリにあることからこそできることだといえる。 *書式の枠がこの頁を超えないように記入する。文字のポイントや行数は自由に変換可能。
© Copyright 2024 Paperzz