「「プロジェクト管理計画書での プロジェクト管理計画書での 「1.プロジェクトの概要」とは? 「1.プロジェクトの概要」とは?」」 2008年 2月 TSコミュニケーション株式会社 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? 概 要 ●「プロジェクト管理計画書での「1.プロジェクトの概要」とは?」 ●「プロジェクト管理計画書での「1.プロジェクトの概要」とは?」 次の6項目をまとめれば、 次の6項目をまとめれば、「1.プロジェクトの概要」は完了です。 「1.プロジェクトの概要」は完了です。 ポイントについてまとめていきます。 ポイントについてまとめていきます。 ①プロジェクトの定義と目的 ①プロジェクトの定義と目的 ②システムの概要 ②システムの概要 ③関連システムとの位置付け ③関連システムとの位置付け ④プロジェクトの条件・制限事項 ④プロジェクトの条件・制限事項 ⑤プロジェクトの課題と対応計画 ⑤プロジェクトの課題と対応計画 ⑥マスタスケジュールとマイルストーン ⑥マスタスケジュールとマイルストーン 開発の教科書的内容ですが、これの本質を理解していれば、ポイントを押さえての 開発の教科書的内容ですが、これの本質を理解していれば、ポイントを押さえての 開発推進ができると確信しております。 開発推進ができると確信しております。 皆様のご参考になれば幸いです。 皆様のご参考になれば幸いです。 1 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? プロジェクト管理計画書での「1.プロジェクト概要」、6項目とは何がポイント? プロジェクト管理計画書での「1.プロジェクト概要」、6項目とは何がポイント? 参考内容を次に示します。 参考内容を次に示します。 <<< <<<「プロジェクト管理計画書」 「プロジェクト管理計画書」を作成して「プロジェクトの見える化」を実践しましょう!>>> を作成して「プロジェクトの見える化」を実践しましょう!>>> 1.プロジェクトの概要 1.プロジェクトの概要 ①プロジェクトの定義と目的 ①プロジェクトの定義と目的 ②システムの概要 ②システムの概要 ③関連システムとの位置付け ③関連システムとの位置付け ④プロジェクトの条件・制限事項 ④プロジェクトの条件・制限事項 ⑤プロジェクトの課題と対応計画 ⑤プロジェクトの課題と対応計画 ⑥マスタスケジュールとマイルストーン ⑥マスタスケジュールとマイルストーン プロジェクト全体概要の「見える化」です。 プロジェクト全体概要の「見える化」です。 例えば、プロジェクト推進中に 例えば、プロジェクト推進中に 「あれも・・・、これも~・・・」っ っといった機能が 「あれも・・・、これも~・・・」 「あれも・・・、これも~・・・」っといった機能が てんこ盛りになり、気がついたら、予算も納期も てんこ盛りになり、気がついたら、予算も納期も ダメダメって・・・ことありますか? ダメダメって・・・ことありますか? 皆さんならどうしますか? 皆さんならどうしますか? こうならないために、振りかえる場所を作りましょう。 こうならないために、振りかえる場所を作りましょう。 「プロジェクトの柱」をここで作り、ことあるたびに 「プロジェクトの柱」をここで作り、ことあるたびに 口にだして、宣伝マンになりきりましょう! 口にだして、宣伝マンになりきりましょう! 「この機能さえあれば、目的達成!枝葉は、 「この機能さえあれば、目的達成!枝葉は、 いらない」 いらない」 っとプロジェクトメンバーの口から出たら、大成功。 プロジェクトメンバーの口から出たら、大成功。 っと っとプロジェクトメンバーの口から出たら、大成功。 2 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? ①プロジェクトの定義と目的 ①プロジェクトの定義と目的 ここの中で、そのプロジェクトの「柱」を立てましょう! ここの中で、そのプロジェクトの「柱」を立てましょう! まずは、この「計画書の目的」を記入。 まずは、この「計画書の目的」を記入。 「・・・・・・・・etc・・・・・・・、プロジェクトの成功させることを目的とする。」 「・・・・・・・・etc・・・・・・・、プロジェクトの成功させることを目的とする。」 次のどのような経緯、どのような想い、どうしていくから、これを今やらねばならない。 次のどのような経緯、どのような想い、どうしていくから、これを今やらねばならない。 等々の「背景と目的」をきっちりと記入。 等々の「背景と目的」をきっちりと記入。 (曖昧なままでのプロジェクト発足はあってはいけない。失敗に繋がる。) (曖昧なままでのプロジェクト発足はあってはいけない。失敗に繋がる。) あとは、プロジェクトの「特性」の記入があればベスト。 あとは、プロジェクトの「特性」の記入があればベスト。 既存システム有無、どのような業界等々を明記しましょう。 既存システム有無、どのような業界等々を明記しましょう。 プロジェクトメンバーのモチベーション向上に プロジェクトメンバーのモチベーション向上に 繋げましょう! 繋げましょう! 3 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? ②システムの概要 ②システムの概要 なにをするシステムなのか?を明記します。 なにをするシステムなのか?を明記します。 簡単、容易に概要を描けない、記述できない場合、「注意」です。 簡単、容易に概要を描けない、記述できない場合、「注意」です。 その時点で、整理されていないということです。失敗に繋がります。 その時点で、整理されていないということです。失敗に繋がります。 こうなった場合、プロジェクト発足までの不足作業があるはずですので、そこまで戻るべき こうなった場合、プロジェクト発足までの不足作業があるはずですので、そこまで戻るべき です。 です。 プロジェクトメンバーの共有知識にしていき プロジェクトメンバーの共有知識にしていき ましょう! ましょう! 4 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? ③関連システムとの位置付け ③関連システムとの位置付け 関連するシステムとの繋がりと役割を明記します。 関連するシステムとの繋がりと役割を明記します。 また、そのシステムに絡むステークホルダー関連も描けるとベスト。 また、そのシステムに絡むステークホルダー関連も描けるとベスト。 簡単、容易に関連を描けない、記述できない場合、「注意」です。 簡単、容易に関連を描けない、記述できない場合、「注意」です。 その時点で、整理されていないということです。失敗に繋がります。 その時点で、整理されていないということです。失敗に繋がります。 なぜなのか?、他方策等はないのか?、既存システムでは?等々を検討、テスト工程対応等 なぜなのか?、他方策等はないのか?、既存システムでは?等々を検討、テスト工程対応等 の内容に反映する等の問題意識を持ちましょう! の内容に反映する等の問題意識を持ちましょう! プロジェクトメンバーの共有知識にしていき プロジェクトメンバーの共有知識にしていき ましょう! ましょう! このプロジェクトの遂行をキッチリ行っていたと このプロジェクトの遂行をキッチリ行っていたと しても、成功に繋がらない危機意識を持ちましょう! しても、成功に繋がらない危機意識を持ちましょう! 5 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? ④プロジェクトの条件・制限事項 ④プロジェクトの条件・制限事項 例えば、「カットオーバー日は必須」:条件・制限事項は、yyyy/mm/ddの稼動が必須。 例えば、「カットオーバー日は必須」:条件・制限事項は、yyyy/mm/ddの稼動が必須。 (法的制限、他システムとの連携処理稼動等の理由がある) (法的制限、他システムとの連携処理稼動等の理由がある) また、「性能」、「信頼性」等々の条件・制限事項を明記します。 また、「性能」、「信頼性」等々の条件・制限事項を明記します。 プロジェクトメンバーの共有知識にしていき プロジェクトメンバーの共有知識にしていき ましょう! ましょう! 各作業工程開始時にこの内容を読み合せして 各作業工程開始時にこの内容を読み合せして いくと効果ありです。 いくと効果ありです。 6 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? ⑤プロジェクトの課題と対応計画 ⑤プロジェクトの課題と対応計画 例えば、「短納期でかつ期限厳守」が課題の場合、何をいつの時点でどう対応していくかを 例えば、「短納期でかつ期限厳守」が課題の場合、何をいつの時点でどう対応していくかを 明記します。もちろん、この課題はどこのプロジェクトでも同じだと思いますので、 明記します。もちろん、この課題はどこのプロジェクトでも同じだと思いますので、 「そんなのわかってるよ。やっているけど、実現が困難だ~」っと言われそうです。 「そんなのわかってるよ。やっているけど、実現が困難だ~」っと言われそうです。 具体的に「規模拡大防止するには?」、「作業停滞を防止するには?」、「顧客体制不足を 具体的に「規模拡大防止するには?」、「作業停滞を防止するには?」、「顧客体制不足を 強化するには?」等の内容を掘り下げて検討しては如何でしょう。 強化するには?」等の内容を掘り下げて検討しては如何でしょう。 かなり効果があるはずです。 かなり効果があるはずです。 例えば、「顧客体制不足を強化するには?」の場合、顧客作業を事前連絡する、顧客作業 例えば、「顧客体制不足を強化するには?」の場合、顧客作業を事前連絡する、顧客作業 自体を支援するのも方策と思います。 自体を支援するのも方策と思います。 定例会等の会議体で読み合せしていくと問題意識 定例会等の会議体で読み合せしていくと問題意識 が共有化され効果ありです。 が共有化され効果ありです。 課題をプロジェクト要員全員が見えるようにする 課題をプロジェクト要員全員が見えるようにする ことで、次のアクションに繋がっていきます。 ことで、次のアクションに繋がっていきます。 7 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd. プロジェクト管理計画書での「 1.プロジェクトの概要 」とは? ⑥マスタスケジュールとマイルストーン ⑥マスタスケジュールとマイルストーン これは、どんなプロジェクトでも実施していると思います。 これは、どんなプロジェクトでも実施していると思います。 あたりまえなのですが、作業及び工程の開始/終了、クリティカルパスは明記しましょう。 あたりまえなのですが、作業及び工程の開始/終了、クリティカルパスは明記しましょう。 また、予備日等のバッファは、できる限り確保していきましょう。 また、予備日等のバッファは、できる限り確保していきましょう。 プロジェクト要員全員が見えるようにすること プロジェクト要員全員が見えるようにすること が必須です。 が必須です。 8 Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd.
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