ごとう姫だるま工房の 「 姫 だ る ま 」 著 作 権 に つ い て ・本件著作物の原著作物が創作された年及びその著作者 ごとう つねと 昭和 28 年（1953 年）後藤 恒人（後藤姫だるま製作所：創業者／昭和 47 年（1972 年）没 ■著作権者 住 所：大分県竹田市吉田 889 番地 1 名 称：ごとう姫だるま工房 代表者：後藤 久美子 ■著作権の対象たる著作物（以下「本件著作物」という）の表示 《参考：後藤恒人による原著作物の制作風景》 ・「ごとう姫だるま工房」の屋号の変遷 初 代（1953 年∼）：後藤姫だるま製作所 二代目（1956 年∼）：後藤姫だるま製作所 後藤明子 （1982 年∼）：後藤姫だるま工房 後藤久美子（共同著作者／後継者） ※ 2015 年より、後藤を平仮名にした「ごとう姫だるま工房」に統一 ・本件著作物は、「ごとう姫だるま工房」が伝承してきた独自の方法により「ごとう姫だるま工房」が 一品ずつ手づくりで制作している美術工芸品です。また、その制作技術は大分県竹田市の無形民俗 文化財に指定（昭和 47 年４月 1 日）されています。 ・名称「姫だるま」 旧岡藩（現大分県竹田市）に由来する、起き上がり細工が施された張り子製の置物 ・表情、顔と胴体との比率に、上記の特徴があります。 ・一品ごとの手づくり制作のため、表情には微差があります。 ・頭部の金色菱形は太陽、頸部の模様は十二単衣、その下には竹の葉、側面には松と梅が、それぞれ 表されています。 ・本件著作物である「姫だるま」は、「ごとう姫だるま工房」独自の創作物であり、誰もが利用できる 「女だるま」の一般的形状や公共財ではありません。 ・本件著作物に係る著作者人格権及び著作権（以下「本件著作権」といいます）は現在も有効に存続 中で、すべて著作権者に帰属しています。よって本件著作物を利用する場合（本件著作物と同一又 は類似の姫だるまを複製・翻案するなどして各種製品・印刷物・ウェブサイトのデザインに転用す ■本件著作物が創作された年及びその著作者 るすべての行為を含みます）には、頭書の著作権者から許諾を得ることが必要です。 ごとう めいこ 昭和 31 年（1956 年） 後藤 明子（ごとう姫だるま工房：二代目） ∼上記の趣旨により、本件著作物である「姫だるま」の利用にあたっては、著作権者との間で、「著作 物利用許諾契約」を締結して下さるようお願いをして参りました。 本件に該当し、未許可の案件につ ■本件著作物の起源及び特徴 ・本件著作物は、江戸時代中期（今から約 370 年前）から家運隆盛の象徴として語り継がれてきた 旧岡藩の下級武士の妻「綾女」（あやじょ）をモチーフに、昭和 28 年頃に初代後藤恒人により創 作された「女だるま」を原著作物とする二次的著作物であり、本件著作物と原著作物とは、その 表情に若干の相違がございます。 きましては、ご連絡を頂戴したくお願い申し上げます。 《本件著作権管理者》 〒878-0013 大分県竹田市竹田 1259 番地 1 合同会社ｇｏｒｏｎ 代表社員 工藤 千津子 電話：090-4480-8092 E-mail：[email protected] 著 作 物 （ ご と う 姫 だ る ま 工 房 「 姫 だ る ま 」） 利 用 規 約 4 条（対価） （1）乙は、本件姫だるまの利用が商業的利用である場合には、本件姫だるまの利用の対価を ごとう姫だるま 工 房 （ 以 下 「 甲 」 と い う ） と 、 甲に支払うものとします。ただし、甲がその支払を免除する場合はこの限りでありません。 利用を申し入れ し た 者 （ 以 下 「 乙 」 と い う ） と に お い て 、 甲が著作者人格 権 及 び 著 作 権 を 有 す る 著 作 物 の 利 用 に 関 し 合 意 し た 際 に 契 約 書 に 定 め る 規約 （2）前項本文に規定する対価の額、支払い期日及び支払方法は、甲乙間において別途協議に より定めます。前項ただし書の場合、甲は乙に対し、その旨を書面で通知するものとします。 は、以下の通り で す 。 （3）甲は、如何なる理由が生じた場合でも、第 1 項及び前項第 1 文により支払われた対価を 乙に返還する義務を負いません。 第 5 条（本件著作物の創作性の保証） 甲は、本件姫だるまが甲自らの思想・感情を創作的に表現したものであって、「ごとう姫だる ま工房」と無関係な他人の著作物・意匠・商標に依拠したものではない旨を保証します。 第 1 条（用語の 定 義 ） 本契約書中に特別の規定がある場合のほか、用語の取り扱いは、著作権法、意匠法又は商 第 6 条（同種創作を行わない旨の特約） 標法の定義と 解 釈 に 拠 り ま す 。 乙は、本件姫だるまの本質的部分を共通にする著作物若しくはこれに類似する著作物を創作 し又は本件姫だるまが利用された製品を製造し、使用し、譲渡し、貸し渡し、輸出若しくは 第 2 条（利用許 諾 す る 著 作 物 及 び 許 諾 の 内 容 ） 輸入し、又はその譲渡若しくは貸し渡しの申し出（譲渡又は貸し渡しのための展示を含む） 甲は、本契約 書 に 定 め る 条 件 に 従 っ て 、 甲 が 著 作 権 を 有 す る 「 姫 だ る ま 」（ 本 契 約 書 末に掲 をしない旨、甲に約束します。 げる著作物。 以 下 「 本 件 姫 だ る ま 」 と い う ） の 利 用 を 、 乙 に 許 諾 し ま す 。 第 7 条（協議） 第 3 条（利用許 諾 の 申 し 入 れ ） 本契約書に定めなき事項または解釈に疑義が生じた事項については、甲乙協議の上、誠実に （1）乙は、 甲 に 対 し 、 本 項 第 一 号 に 掲 げ る 物 品 ・ 商 品 ・ 役 務 ご と に 、 以 下 の 各 号 に 掲げる 解決にあたるものとします。 事項を通知 し 、 利 用 許 諾 の 申 し 入 れ を す る も の と し ま す 。 第 8 条（裁判管轄） 一 本件姫 だ る ま を 利 用 す る 物 品 ・ 商 品 ・ 役 務 （ サ ー ビ ス ） の 内 容 この著作物利用許諾契約又は本契約書に関連して訴訟が提起されることとなった場合は、大 二 本件姫 だ る ま を 利 用 す る 目 的 分地方裁判所を以て第一審の専属的合意管轄裁判所とします。 三 本件姫 だ る ま を 利 用 す る 方 法 や 利 用 の 態 様 四 本件姫 だ る ま を 利 用 す る 場 所 や 地 域 五 本件姫 だ る ま を 利 用 す る 期 間 六 本件姫 だ る ま を 利 用 す る 者 の 連 絡 先 （2）乙は、 本 件 姫 だ る ま の 利 用 を 開 始 す る 前 に 、 甲 に 対 し 、 本 件 姫 だ る ま を 利 用 す る際の 実際の態様 を 示 し 、 そ の 態 様 に つ い て 、 個 別 に 甲 の 承 諾 を 得 る も の と し ま す 。 契約締結にあたって： （3）乙は、 甲 が 承 諾 し た 前 項 の 態 様 に よ る 場 合 に 限 り 、 本 件 姫 だ る ま を 利 用 す る こ とがで きるものと し ま す 。 （4）前項の 場 合 に お い て 、 乙 は 、 本 件 姫 だ る ま の 表 情 を 変 更 す る こ と が で き ま せ ん 。ただ し、表情の 変 更 に つ い て 著 作 権 者 の 承 諾 を 得 た 場 合 を 除 き ま す 。 合 意 内 容 を 記 す た め の 「 著 作 物 利 用 許 諾 契 約 書 」（ 以 下 「 本 契約書」という）は正本 二通副本一通を作成し、署名・捺印の上、そ れ ぞ れ が 正 本 各 一 通 を 保 管 す る と 共 に 、 本 件 著 作 権 等 の 管 理 を 受 託 す る 合 同 会 社 ｇ ｏ ｒ ｏ ｎ（本店所在地：大分県竹田市竹田 1259 番地 1）が 副本一通を所持します。
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