講演録ダウンロード

第1回愛着形成支援ミーティング
2009.7.5
比治山大学短期大学部
特別講演
「命 抱きしめて」
渡辺久子先生
比治山大学キッズサポートシステム Kiss
Kiss の愛着形成支援ミーティング
第一回
平成21年7月5日
「
命
抱きしめて」
渡辺久子
慶應義塾大学医学部小児科講師
はじめに
近年虐待の報告件数が急増し、子育ての危機感が増している。また子どもたちのいじ
め、ひきこもり、殺傷事件、学級崩壊、摂食障害、不登校等も増え続けている。虐待も子ど
もの心や行動の問題も、その子が、幼い時から、かけがえのない命として、大切に扱われ
ないことを意味する。その子の本音や願いとしっかり向き合い受けとめることのできない大人
集団や社会であることを意味する。
乳児死亡率の高い一昔の日本では、人々は命のはかなさを謙虚に畏れ,捨て身で互い
に支えあい「お互いさま」とねぎらい合い、地道に連帯した。この地続きの親心の復
活が社会に求められている。ほっとする親子のふれあいは健やかな心の発達の基盤で
ある。人は親になると直観的にわが子を安心させ、ハッピーにするようかかわり、自
然に乳幼児の脳の発達を促進する。これは乳幼児精神保健の研究がすでに 20 世紀後半
に明らかにしていることである。
乳幼児精神保健とは
ここで乳幼児精神保健 infant mental health は、乳幼児期の身近な周囲の人々や環境に
幸せに包まれた実感が、その人の人生のQOLにつながるという視点に立ち、乳幼児の身に
なる育児支援や治療的ケアを実践する予防精神保健の分野である。乳幼児 Infant の語源
は「ものを言わぬ in
fant 」であり、乳幼児が言葉以前の非言語的世界に生きることを指す。
赤ちゃんとお母さんにかかわる保健師、助産師、保育士、産婦人科医、小児科医、小児精神
科医や臨床心理士など、多職種の臨床家や研究者のあつまる世界乳幼児精神保健学会が
ある。そのアジアで初めての大会が 2008 年の 8 月 1 日から 5 日の間横浜で開催された。
「赤ちゃんに乾杯!:家族と文化の中の赤ちゃん」というテーマが第 11 回世界乳幼児精神
保健学会横浜世界大会では掲げられた。どんな赤ちゃんでも、仮に障害があろうとなかろう
と、ひとしく「命」として慈しみ育まれるべきである、という願いのもと、世界 39 か国、そして日
本全土から 2000 人以上の参加者が集い、充実した和やかな交流会が実現した。
こころの響きあい
乳幼児精神保健のパイオニアのウィニコット(Winnicott, D.W.)の次の言葉がある。
「一人の赤ちゃんというものはいない。赤ちゃんはいつもお母さんの一部である。There is
no such thing as a baby. A baby is always a part of someone, the mother. 」どんな赤ちゃん
もお母さんとは切り離せない存在である。赤ちゃんは見知らぬ場で、お母さんが安心している
と安心し、お母さんが緊張していると緊張する。そこで赤ちゃんや幼い子らのために、私たち
はお母さんに笑顔で「大丈夫、それでいいのよ」と温かく包むことが大切である。お母さんが
1
第1回愛着形成支援ミーティング
2009.7.5
特別講演
「命 抱きしめて」
渡辺久子先生
比治山大学キッズサポートシステム Kiss
ほっと和むと、幼い子どもらもほっとして落ち着いていく。
ウイニコットはまた次のように述べている。「赤ちゃんはお母さんを見つめる時、二つのもの
を見ている。お母さんの瞳と、自分を見つめるお母さんとを。When the baby sees its mother,
it sees two things, the mother and the mother’s eyes looking at it. 」。赤ちゃんは母親の瞳
の明暗を敏感に察しながら、愛されている自分、うとまれている自分といった自己像を発達さ
せていく。お母さんの瞳が明るくにっこりしていると、自分もにっこり幸せな気持ちになり、あり
のままの自分をよい存在と感じることができる。お母さんの瞳が暗く沈んでいると、自分も暗く
沈み、自分の存在を暗いものと感じていく。
「赤ちゃん部屋のお化け」
お母さんの一瞬、一瞬の暗さはまた、お母さん自身にとっても得体の知れぬものであること
が多い。よくよくその由来を探ると、前の流産の時の誰にも理解されなかった悲しみや、幼い
頃の寂しさが、知らぬ間に湧いてきていたりする。赤ちゃんの存在そのものが、お母さんの中
に無意識の身体記憶やトラウマをフラッシュバックさせるのである。この現象を乳幼児精神保
健のパイオニアのフライバーグは(Fraiberg,S)「赤ちゃん部屋のお化け
ghosts in the
nursery 」と呼び、育児困難の背景に存在することを警告した。母親が不安になる時、敏感
な赤ちゃんほど、理屈ぬきに、自分のせいでお母さんが暗いと勘違いし暗い自己像を発達さ
せていくという。
間主観性とこころと脳の発達
このように赤ちゃんは親の気持ちを敏感に察知する能力、つまり間主観性
intersubjectivity を生まれながらに持っている。人はあらゆる動物の中で、最も大きく複雑な
脳を発達させた。その結果赤ちゃんは、脳が未完成のままに産み出されるのである。そのた
め赤ちゃんは養育者と養育環境に依存し、その影響をどの他の動物よりも受けながら発達
するのである。
そこで古来の育児には、未熟な赤ちゃんを、胎内環境から引き継ぎ守り育てるため知恵が
あふれている。日本の育児の産湯、産着、おんぶや抱っこがその代表で、羊水や子宮によく
似た柔らかく暖かいものによりしっかりと赤ちゃんを守ろうとしている。
幼い命を守るには父性と母性の両方が必要である。羊水のような柔らかさや暖かさは、育
児の母性的要素であろう。また子宮のような強さは、育児の父性的要素であろう。しかし現代
の工業化社会の都市生活では、母性的、父性的要素に代わり、テンポの速い機械的、人工
的要素が蔓延している。たとえば、大人同士の声がけや表情や仕草は、かつてなくせかせか
してきつい。敏感な赤ちゃんほど、現代社会はストレスの多い生きにくい環境なのである。
乳幼児が親の心の深層を揺さぶる
この周産期から 3 歳にかけてのものをいわぬ乳幼児期にこそ、人生の複雑な心の発達が、
生理学的、心理学的、社会的レベルで爆発的に生じる。新生児、乳幼児は、誕生する宇宙
のようなエネルギーの塊として親や周囲に大きなインパクトを与える。児に心の深層が揺さぶ
られ、感覚世界の明暗のうつろいを日々激しく体験することになる。
たとえば、わが子が予定日より 2、3ヶ月早く生まれる、あるいは、なんらかの障害が見つ
かると、どの母親も予測しなかった事態に動揺し、まず自分を責める。順調に産むことのでき
なかった自分、健康に産まれてくるはずであったわが子に見捨てられ、奈落の底に突き落と
2
第1回愛着形成支援ミーティング
2009.7.5
特別講演
「命 抱きしめて」
渡辺久子先生
比治山大学キッズサポートシステム Kiss
されたような深い挫折感、喪失感に陥り苦しむ。しかし母親が早い時期から新生児室でカン
ガル-ケアを行い、未熟児や障害児を自分の素肌にこころゆくまで抱くことができると、母親
の育児意欲は蘇り、親密な母子のふれあいが展開する。
関係性の世界
乳幼児は、生まれた直後から親の意図や感情を察知し、声や視線やしぐさを通して刻々と
やりとりをしていることを心のニューロサイエンスの研究は明らかにしている(Tronick, Beebe)。
乳幼児は親の直観的育児行動を触発し(Papousek,H.),親はわが子をハッピーな気持にしな
がら、快適なやりとりの中で、脳の発達を刺激する。この直観的育児は、しかし忙しい工業化
社会では失われやすい。日本の産後うつ病の高い発生率はその反映である。全国で産後約
7 人に1人の母親がうつ状態におちいる。乳幼児は敏感に母親の暗く気持を察知し同調し、
ある子は母親から目をそらし、ある子は母親を活気つけようとして、乱暴なしぐさをする。いず
れの場合にも乳幼児にとり生き生きしない母子関係は、母親が死んだかのようなイメージ、
「死んだ母親コンプレックス dead mother complex (A.Green)」というものを生み出す。
産後うつ状態でなくても、誰しも育児に疲れ、身近に相談できる相手がいなければ、気が
滅入りがちである。乳幼児が敏感な性質の場合には、その子は母親から目をそらしたりぐず
り扱いにくくなる。この悪循環をその場ですぐにほぐしてくれる誰かがいないという状況こそ、
現代育児の深刻な問題である。
子育ては思い通りにはならない。ぐずるわが子に親は思わずカーッとなるが、自分自身が
親にぐずれず感情を押し殺した人ほど、わが子を受けとめ難い。その背景にはしばしば戦中
戦後に苦労した祖父母に厳しく育てられた生い立ちなどがある。辛い記憶を心の奥に封じ込
めると、意識下には地雷のような負の情念の塊が作られる。
虐待された子は虐待する大人に成長しやすい。乳幼児精神保健のパイオニアのフライ
バーグは、スラム街を家庭訪問し、泣く子に手をあげる母親に「今何を感じたの?何
を思い出したの?」と声をかけた。母親ははっとし、「そう!いつも叩かれていた。」と涙を流し
辛さをふりかえり、その直後から母親はわが子を抱きとめることができるようになったという。
このような世代間伝達には「加害者への同一化」のメカニズムが作用しているが、親心に
満ちた理解により解決することができる。誰かに辛い本音をうちあけることにより、虐待の連
鎖は防ぐことができる(Fonagy,P)。戦後 60 年経た日本は、親子や夫婦の本音の語りあい
のできる社会の風土作りにより、親子を包みなおす時が来ている。
コミュニケーション的音楽性とコンパニオンシップ
近年この赤ちゃんの生まれた時から認められる間主観性をはじめとする能力は、こころと
脳の発達研究者(Trevarthen,C. Panksepp,J, SchoreA.)らにより、ビデオや音声解析などのミ
クロ分析により細かく解明されている。赤ちゃんは、自らの実感に促され行動する「内因性動
因システム intrinsic motive system」を生まれ持つ。赤ちゃんにはちょっと先のことを予測する
能力がある。赤ちゃんは波うつ躍動感やリズムを内臓感覚的に敏感に感じる。特に反射する
太陽光のように、内からわきおこる自然な躍動感やリズムをもつものを、生き生きとした生気
ある親しみやすいものと感じるという。
また生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんやお父さんとのやりとりには、まるで二人で二重
唱を奏でているような音楽的な要素、つまりリズムにあたる拍動性 pulse と、声の抑揚である
メロディー性 melody と、起承転結の流れである物語性 narrative が認められるという。これは
3
第1回愛着形成支援ミーティング
2009.7.5
特別講演
「命 抱きしめて」
渡辺久子先生
比治山大学キッズサポートシステム Kiss
赤ちゃんに新生児期から備わるコミュニケーション的音楽性 communicative musicality と呼
ばれており、現在は国際的なネットワークにおいて各国で研究されている。
このように音楽的な感性をもつ赤ちゃんの脳は、安心し心地よい時に最もよく発達するとい
う。すでに胎生期から感覚体験は始まり、胎児は羊水に包まれ、子宮に保護されながら、指
しゃぶりや羊水遊泳を楽しみ、母の心音や声を聞いていることも知られている。そして生まれ
時から赤ちゃんは、楽しい仲間とのふれあい companionship が大好きで、生まれながらに相
手の感情に間主観性のアンテナをはっている。
赤ちゃんににっこり笑いかけてみよう。舌で軽やかな音をたて、大きくうなずきながらあやし
てみよう。すると赤ちゃんは目を見開き、眉をつりあげ、えっ!と身を乗り出してきたり、くーく
ーと声を出して反応してくるであろう。私に注目し働きかけてくれるやさしい人がいる、という
喜びが全身にあふれるのである。赤ちゃんはこのように相手の心地よい情動の輪郭、リズム
やメロディーなどをダイナミックにとらえ、共感し情動調律affect attunementをする。これは
まだ言葉にはなっていないが、明らかに相手とこころを通わせる交流であり、非言語的な一
種の対話であり対話の原型 protoconversation と呼ばれものである。幸せな赤ちゃんほど、
にぎやかに豊かに声をだしてくる。
シンリズミア
心と脳の発達は、その子自身の資質と、それ以上に周囲の日々の環境要因の交流からく
る総合的な影響が大きい。脳は近年、環境依存性の内分泌臓器と考えられている。赤ちゃ
んにとり、環境が安心で心地よいと感じられる時、脳も健やかに安定した脳構造を発達させ
やすい。またどの子にとっても、幸せとはありのままの自分の気持ちや感じ方を、真に理解し
認めてもらえること。おいしい食べ物や楽しいおもちゃを与えられることもうれしいが、それ以
上に、子どもには自分と遊んでもらえること、自分にしっかりむきあい、自分の甘えをうけいれ
てもられること、苛立ちを根気よくなだめてもられることが大切なのである。
しあわせとは、共に楽しく生きてくれるほっとする相手のいること。二度と戻ることのない今
という時を共にたのしく生きること。そのことが健やかな心を育むことの本質につながる。乳幼
児発達発達者のトレバルセン(Trevarthen、C)はこれを「シンリズミア(synrhythmia)」と呼ぶ。
ギリシア語で syn とは「共に」を意味する。また rhythmia とは打ち寄せては引く海の潮や波の
リズムではなく、戻ることなき川のせせらぎのもつリズムを意味するという。
このシンリズミアの対極にあるのが、否定され無視され傷つけられること、つまりネグレクト
や虐待であろう。居心地の悪い不快な刺激にみちた生活は、その子の脳の発達を歪め、機
能の悪い行動系を発達させ、葛藤を抱えながら生きる苦しい人生を生みだしていく。
愛着とこころの発達
シンリズミアは親子のアタッチメント(愛着 attachment)の土台である。愛着とは生れながら
に‘未熟な脳’しかもたない未熟な命を、胎内と同じ安心感の中ではぐくみ、その生き生きとし
た成長発達を守りぬいていくためのシステムである。乳幼児が親を泣き求め、必要な保護や
理 解 を親 から得 て生 き延 びるサバイバルシステムである。愛 着 はボールビー(Bowlby,J
1950)が 44 名の非行少年の早期の親との分離体験を研究したのが発端で、そこから人の心
の発達には授乳や食物より安心感や信頼が一義的であることが明らかにされた。愛着によ
る人のサバイバル機序はニューロサイエンスにおいても実証的に研究されている。
ボールビー(Bowlby,J)の愛着理論では、乳児が困った時に親がケアをする、そのケアの
4
第1回愛着形成支援ミーティング
2009.7.5
特別講演
「命 抱きしめて」
渡辺久子先生
比治山大学キッズサポートシステム Kiss
質により、生後約1年頃に乳児の心に愛着の内的作業モデルinternal working modelが
作られるという。愛着の内的作業モデルには安定型 secure と不安定型 insecure がある。安
定型の子どもは、ありのままの自分の本音をだしながら生きているので、周囲にも何を考え
ているかわかりやすく、幼稚園や小学校での集団適応や社会性の発達の予後がよいことが
知られている。不安定型の子には、過剰に不安や怒りをだす抵抗型 resistant と、感情を押し
殺す回避型 avoidant とがあるが、両者とも周囲に理解されにくい効率のわるい生き方である。
さらに混乱型 disorganized といい、内的作業モデルに、養育者に依存すると虐げられ、接近
していいのか逃げねばいけないのかわからない混乱がおこっておるモデルがある。親自身に
精神障害があったり、虐待された乳児にみられ、将来の精神障害のリスクといわれる。
子どもとお母さんへのメンタルケア
幼い子どもとそのお母さんを支えることは、その子の未来と人生にわたる幸せの土台を耕
すことになる。以下の4A、つまりApprove(よさを認める),Accept(ありのままを受け入れ
る), Attach(親子の愛着を作る),Assist(お手伝いをする) を、実践したい。
① Approve (よさを認める):
まずまごころのこもった、尊重の念で母子に接する。これは乳幼児精神保健のパイオニ
アのコール博士(Call, J)の強調する「まず害をすることなかれ primum non nocere」でも
ある。これは育児だけでなくすべての人間ケアの基本原則でもあり、デリケートな母子には、
侵入的なかかわりは、仮に善意であっても有害な場合が多い。
② Accept (ありのままを受け入れる),
乳幼児のその場その時々の感情をありのまま受け入れ理解したい。 乳幼児は、私たち
の不機嫌や苛立ちに影響され、緊張しおびえる。この敏感さを気遣い暖かく丁寧に接する。
③ Attach (親子の愛着を作る)
親子の愛着形成を守るには、母親が自然に、わが子をかわいい、いとおしいと思える気持
を守ろう。障害や育ちにくさをもつ子の育児をする母親は、どうしても自信を失い、育児不安
に陥りやすい。乳幼児はそれを敏感に感じ、不安定になる。そこで周囲がお母さんににっこり
笑いかけ、さりげなく励ましの言葉をかけよう。「大丈夫、すてきな子だね、よくやっているね」
とこちらが母子にほれ込み、心から応援してあげる。そのような身近なさりげないまごころが
どれほど母子の心の世界を支えるかわからない。
④ Assist (お手伝いをする)
普通の育児にも、困難はつきものである。育児の山や谷を歩む中時に、身近に誰かお手
伝いをする人がいる親子は、その存在だけで助けられる。どの子も脳が飛躍的に発達する
直前に、一時むずかり扱いにくくなる。シャープで個性的な子ほど、その感情の起伏は激しい。
母親が苛立つ時に、身近な誰かがぐちを聞き手をかしてくれると、母親は乗り越えていける。
人は支えあう生き物
「人」の文字が示すように、人は他者と支え交流しあいながら生きる特性を生まれもつ。今
子どもたちの不登校、ひきこもり、摂食障害など深刻な問題が増えている背景には、戦後の
高度経済成長の生み出した、テンポの速すぎるストレスの大きい情報過多の競争社会があ
る。身近に家庭の機能を支える地域社会の暖かい人間的親心の世界が必要とされる。
5
第1回愛着形成支援ミーティング
2009.7.5
特別講演
「命 抱きしめて」
渡辺久子先生
比治山大学キッズサポートシステム Kiss
図1:母子相互交流(C.Trevarthen)による
参考文献
Bowlby,J. Maternal care and mental health. Geneva:World Helath Organization 1951
黒田実朗訳「乳幼児精神衛生」岩崎書店 1962
Fraiberg,S
Clinical Studies in Infant Mental Health
Basic Books, New York 1980
Stern,D.N The interpersonal world of infant: a view from psychoanalysis and development
psychology New York Basic Books 1985 丸田俊彦訳「乳幼児の対人世界」岩崎学術出版
1990
Trevarthen,C,Aitken,K.J Infan intersubjectivity:research, theory and clinical applications.
Journal of Child Psychology and Psychiatry 2001;42:3-48 2001
渡辺久子 子育て支援と世代間伝達 金剛出版 2008
渡辺久子 母子臨床の世代間伝達 金剛出版 2000
渡辺久子 母子臨床 こころの科学 66 1986
Winnicott,D.W
6
The Child and the Family, and the Outside World Penguin Books, 1964