2016.10.28 P (校長室だより) NO.31 ― 読書週間(10/27~11/9)はじまる ― 読書の秋,ただいま読書週間の 真っ最中です。 今年の読書週間の標語は, 「いざ,読書。 」です。 第70回読書世論調査から ■読んだことがある本「ベスト10」 ①坊ちゃん(夏目漱石) ②アンネの日記(アンネ・フランク) ③雪国(川端康成) ④窓ぎわのトットちゃん(黒柳徹子) ⑤ハリー・ポッターシリーズ (J・K・ローリング) ⑥点と線(松本清張) ⑦人間の証明(森村誠一) ⑧氷点(三浦綾子) ⑨風と共に去りぬ(マーガレット・ミッチェル) ⑩五体不満足(乙武洋匡) 以下,永遠の0,日本沈没,サラダ記念日,青春の 門,ノルウェイの森,あゝ野麦峠,戦争と平和・・・ と続きます。 秋の夜長を家族で読書に親しむのもいいものだと思 います。 ■読書率の変遷 読書世論調査によると,普段,書籍を読む人の割合 を示す「書籍読書率」の推移をみると,1960年代 から5割前後を維持しています(今年の調査では約4 9%) 。 読書の目的が,戦後は「教養」を得る→高度経済成 長期は「娯楽」→現代は実生活に役立つ「実務」志向 へと変化してきているそうです。読 書には「学び」という面もあります が,人々の関心は身の回りのことに 移っているようです。 ■電子書籍 携帯端末やパソコンなどで本が読める「電子書籍」 を読んだことのある人は27%で,昨年の調査より 8%伸びています。 年代別では,10代後半は64%, 20代57%,30代50%で,読ん だ人の8割は40代以下が占め,使用 端末の7割はスマートフォンです。 ■新聞 新聞を読む人は,63%で,1990年代後半から 下落傾向が強まっています。 読まない人は,10代後半75%,20代73%, 30代65%と若い世代ほど顕著です。 ― 人生や生き方に大きな影響を与える ― 本との出会いが,人生の指針となったり,人生の転 換点となったりすることがあります。そして,本は世 界を広げ,人生をより豊かなものにもします。 ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典さんが, 兄から贈り続けられた自然科学の本に強く影響受け, 自然科学の研究を目ざすようになったのは,有名な話 です。特に,ファラデーの「ロウソクの科学」の影響 を強く受けたそうです。 子どもたちに直接体験が大切なことは言うに及びま せんが,子どもたちの世界を広げ,個性や可能性を伸 ばすためにも,間接体験である読書の世界を広げてい くことも,とても大切です。 私も,本との出会いを楽しみ,これからの人生をよ り豊かなものにしていきたいと思っています。 今日, 1年生と年長さんが2回目の交流をしました。 今回は,それぞれが運動会で踊ったダンスを一緒に踊 りました。1年生は,さすがお兄さん・お姉さんだけ あって,年長さんに優しくダンスを教えていました。 とても楽しい一時を過ごすことができました。 今日,全学年が楽焼 き作りに挑戦しました。 焼き上げは,11月3 0日 (水) の予定です。 今から,楽しみです。 オカリナ作り(6年)
© Copyright 2024 Paperzz