新製品 WAREM(ワレム) 3D グラフィック技術を利用した高度な地図描画

◆新製品 WAREM(ワレム)
WAREM
3D グラフィック技術を利用した高度な地図描画を実現するために、デジタル地図を利用したサービス向け
に開発した 3D レンダリングミドルウェア※1 です。地図が持つ利用特性を活かし、近傍から遠方までを 1 画面
に表示させることで、より利用用途の高い地図描画を実現します。また、3 次元表示をすると煩雑になりがち
な地図情報(文字、記号の表現)は、独自の表示方法を用意する等、3 次元に特化した地図描画機能を用
意しました。さらに、多様なプラットフォームへ対応したミドルウェアを用意することで、より手軽に実装するこ
とが可能となります。また、様々な形式の地図情報との連動も手軽に行え、ワールドワイドな展開も視野に
入れた対応が可能な商品です。カーナビ、モバイルナビのメーカーを中心に、地図を利用したサービスに幅
広く展開していく予定です。
※1. 3D レンダリングミドルウェア
3D グラフィック技術を利用した描画処理(画像または映像化すること)を行う機能を有し、OS とアプリケー
ションソフトの中間的な位置に存在することで、アプリケーションの汎用性を向上させることを目的に用意
されたソフトウェアのこと。
「WAREM(ワレム)」による地図描画の例
◆立体視コンテンツ
立体視コンテンツ
当社製品の Pegasus eye Map※2 をベースに、立体視用の地図コンテンツとして開発したものです。3 次元
地図と立体視可能なハードウェアとの組み合わせにより、新感覚の地図表現を実現しております。
※図はイメージです。実際の見え方は個人差があります。
※2. Pegasus eye Map
「デバイスを選ばない広域 3D マップ」をコンセプトに、ロースペックな機器でも手軽に導入でき、従来の
地図では表現できない街の雰囲気や色、形、地形の起伏を表現した 3 次元デジタル地図。
◆AR
AR コンテンツ
ゼンリンの持つ地図情報を、当社の 3 次元デジタル地図を利用して最適化を行い、現実と情報をより特
定し易くした AR コンテンツです。従来の位置情報を利用した AR 技術では、実世界の中に配置された情報
が何を指し示しているのか認識し難いという課題があります。そこで、当社 3 次元デジタル地図を利用した
技術で現実と情報をより特定し易くした AR コンテンツをご紹介いたします。