トルコ大使館

治安速報 【16-44】
平
成
2
8
年
1
2
月
6
日
在 イ ス タ ン ブ ー ル 日 本 国 総 領 事 館
【ISIL新報道官もトルコへの攻撃を呼びかけ】
1 報道によりますと、12月5日、ISIL関連のアル・フルカーン・メディアは、ISILの
新報道官アブ・アルハサン・アル・ムハジルの就任声明を掲載しました。その中で、
「世界中でISILの敵に対して、彼らが予期していない、彼らの家や、市場や、道やクラブ
への攻撃を実行すること」を求め、ISILの敵として、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、イラン、
トルコ、クルディスタン、シーア派、アラブ国家等を名指ししました。特に、トルコに対しては、
背教者トルコ政府の「関節」を標的にするよう述べ、具体的には、治安部隊、軍隊、経済界、
メディアと、世界中に所在するトルコ大使館及び総領事館を攻撃する、旨警告しています。
2 ISILの前報道官アドナ-ニは、本年8月に米軍の空爆で死亡したとされていますが、同人は
報道官であるとともに、ISILの支配地外でのテロ攻撃作戦を統括していたとの報道がありまし
た。今回新たな報道官の就任により、ISILの支配地外でのテロの傾向に変化が起きるかどうか
注視していく必要があると思われます。
アドナ-ニ前報道官
3 11月3日付及び12日付治安速報でお伝えしましたとおり、同月2日には、ISIL指導者バグダディが初めてトルコ
での攻撃を呼びかける声明を発出したとされ、翌3日には、ISIL関連メディアのナバ紙も、「トルコの治安部隊と外国
人」を攻撃するように呼びかけ、同12日には機関誌ルーミーヤも「トルコへの攻撃、十字軍市民の殺害」を呼びかけ
ており、この1ヶ月間、ISILによるテロは発生していないものの、再三にわたりISILからトルコへの攻撃の呼びかけ
が続いている状況であることに強く留意する必要があると思われます。
4 邦人の皆様におかれては、引き続き、欧米人等の外国人が集まる場所や、人が多く集まる場所、上記に記載さ
れている国や宗派等の関連施設、トルコ政府やメディアの施設等にはできるだけ近づかないよう、お願いいたしま
す。