職業実践専門課程認定に向けて 情報公開1

平成 26 年 6 月 30 日現在
保護者様もお読み下さい
職業実践専門課程認定に向けて
◆情報公開1◆
公開1 本部に関する情報…財務諸表(2校合算)
以下 パリ総合美容専門学校柏校のみ
公開2 教育課程編成委員会Ⅰの開催記録
公開3 教育課程編成委員会2の開催記録(情報公開2で公開予定)
公開4 学校関係者評価委員会1の開催記録(情報公開2で公開予定)
公開5 学校関係者評価委員会2の開催記録(情報公開2で公開予定)
公開6 平成22年度開始・実践教育「坂巻ゼミ」の詳細
公開7 基礎・基本教育の成果を試す「美容師国家試験」の結果
(平成24年度前期~平成26年度前期・新卒)
公開8 業務独占資格「美容師」の求人情報の詳細
公開9 奨学制度の詳細
1.パリ美独自の学費長期分割納付制度
2.遠距離通学者の支援制度
公開10 自己評価表
◆本校の特長◆
就
基礎・基本
職
学費支払支援
技術と学科の基礎・基本の
本校の総合美容科は、美容
本校独自の学費長期分割
修得度をテストするのが、美
師養成課程でありますが、美
納付制度は、保護者様の経
容師は美容関係唯一の「業務
済的事情が変われば契約の
独占の国家資格」でありま
変更もできるユニークな制
す。
度があります。
美容界の美容師不足を反映
日本学生支援機構のように
してサロンから寄せられる
3ヶ月滞納すると個人情報
求人数は卒業生の数十倍に
機関に登録、所謂ブラック
もなります。毎年就職希望者
リストに掲載されてさまざ
全員が就職しています。
まな不利益を受けることも
容師国家試験であります。本
校及び姉妹校の千葉校は、千
葉県内でトップクラスの成
績をおさめています。
ありません。
学校法人 パリ美容国際学園
パリ総合美容専門学校柏校
-1-
公開1
本部に関する情報公開
財務の公開
本部・ パリ総合美容専門学校千葉校 パリ総合美容専門学校柏校 合算
私立学校振興助成法第 14 条第 3 項の規定による「公認会計士監査報告書
独立監査人の監査報告書
平成 26 年6月
日
学校法人パリ美容国際学園
理事会
御中
東京都荒川区西日暮里1丁目4番7号
公認会計士松本香事務所
公認会計士
松本
香
印
私たちは、私立学校振興助成法第 14 条第 3 項の規定に基づく監査報告を行うため、昭和 51 年 7 月 13 日付
文部省告示第 135 号に基づき、学校法人パリ美容国際学園の平成 25 年度(平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年
3 月 31 日まで)の計算書類、すなわち、資金収支計算書(人件費支出内訳表を含む。)、消費収支計算書、貸借対
表(固定資産明細表、借入金明細表及び基本金明細表を含む。)、重要な会計方針及びその他の注記について監査
を行った。
計算書類に対する理事者の責任
理事者の責任は、学校法人会計基準(昭和 46 年文部省令第 18 号)に準拠して計算書類を作成し適正に表示する
ことにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類を作成し適正に表示するために
理事者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
私たちの責任は、私たちが実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類に対する意見を表明することに
ある。私たちは、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基
準は、私たちに計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策
定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
私たちの判断により、不正又は誤謬による計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、私たちは、リスク評
価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算書類の作成と適正な表示に関連する
内部統制を検討する。また、監査には、理事者が採用した会計方針及びその適用方法並びに理事者によって行
われた見積りの評価も含め全体としての計算書類の表示を検討することが含まれる。
私たちは、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
私たちは、上記の計算書類が、学校法人会計基準(昭和 46 年文部省令第 18 号)に準拠して、学校法人パリ美容
国際学園の平成 26 年 3 月 31 日をもって終了する会計年度の経営の状況及び同日現在の財政状態をすべての
重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
学校法人と私たちとの間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
-2-
以
上
学校法人パリ美容国際学園
消 費 収 支 計 算 書 平成25年4月1日から
平成26年3月31日まで
(単位 円)
消費支出の部
消費収入の部
科 目
科 目
決算
人件費
210,612,620
学生生徒等納付金
教育研究経費
186,866,508
手数料
1,960,000
81,961,612
補助金
27,147,442
11,653,288
管理経費
462,252,861
借入金等利息
2,319,441
資産運用収入
徴収不能引当金等繰入額
1,800,349
事業収入
2,152,500
雑収入
3,608,792
資産処分差額
79,000
消費支出合計
483,639,530
5,007,102
△20,128,251
△110,688,512
消費収入の部合計
488,646,632
3,050,000
基本金取崩額
翌年度繰越消費支出超過額
508,774,883
基本金組入額合計
当年度消費収入超過額
前年度繰越消費支出超過額
帰属収入合計
△102,631,410
貸 借 対 照 表 平成26年3月31日
(単位 円)
資産の部
科 目
固定資産
有形固定資産
本年度末
1,237,128,215
1,147,392,363
その他の固定資産
89,735,852
流動資産
現金預金
その他流動資産
314,805,693
291,512,557
23,293,136
資産の部合計
1,551,933,908
負債の部
科 目
固定負債
長期借入金
その他固定負債
110,777,900
90,870,000
19,907,900
流動負債
前受金
その他流動負債
239,396,746
165,131,646
74,265,100
負債の部合計
基本金の部
科 目
基本金
消費収支差額の部
350,174,646
※ 翌年度繰越消費支出超過額の△は、学校法人 ※ 翌年度繰越消費支出超過額
会計独特な会計処理によるもので企業会計の損益を
正味財産
表わすものではありません。基本金合計から△を控
負債の部、基本金の部及び
除した金額が正味財産を現しています。
消費収支差額の部合計
-3-
本年度末
本年度末
1,304,390,672
△102,631,410
1,201,759,262
1,551,933,908
公開2
柏校教育課程編成委員会Ⅰ
1.開催日時
2.場
所
3.委
員
平成26年6月24日 午後6時から8時
パリ総合美容専門学校柏校1階
委 員
所属企業・団体名
役職名
概
要
株式会社エル
代表取締役
首都圏に美容室 13 店舗経営・
SPC JAPAN 中央統括本部
会長
講師でも活躍
佐々木 純
千葉県高等学校PTA連合会
事務局長
高橋 修
学校法人パリ美容国際学園
参与
中田 裕之
パリ総合美容専門学校柏校
校長
赤海 英輝
パリ総合美容専門学校柏校
副校長
横田 剛一
4.議案
①
②
③
④
⑤
⑥
千葉県県立高等学校
千葉県県立高等学校
ど歴任
柏校同窓会事務局長
実践教育の現況を検証する
今後の実践教育に関する提言
美容師国家試験の結果を検証する
就職について検証する
同窓会の結成
奨学制度を検証する
※ 高橋修委員が開催記録を取り纏め
配付資料
① 職業実践専門課程の認定関係
② 学則の別表「教育課程 専門課程総合美容科」
③ 坂巻ゼミ修了証
④ 坂巻ゼミの実習教員の報告書
⑤ 家賃補助
⑥ 奨学制度「学費長期分割納付制度」
⑦ 委員名簿
-4-
校長な
ど歴任
校長な
【開催記録】
本会の議長を高橋修委員とする。
議案1.実践教育の現況を検証する
赤海委員 4 年間実施した坂巻ゼミについては、実習教員はそれなりには評価しているもの
の次年度からは縮小し、他のサロン実践教育を取り入れた方がいいという意見が
多い。
中田委員 サロンに出向く実習も必要なのではないか。
議案2.今後の実践教育に関する提言
赤海委員 保健所の許可を取った附属のパリビューティーサロンがあるのであるから、親兄
弟友人などをモデルとして、指導講師は協力関係を持つサロンの美容師に依頼
し、卒業までに 1 人が少なくとも述べ 30 人は体験できるようにした方がいい。
議案3.美容師国家試験の結果を検証する
赤海委員 本校の合格率、千葉県の合格率、全国の合格率など報告し、本校の成績は千葉県
で 2 位であった。
平成 26 年度前期試験 本校の新卒者受験者数 89 名 合格者数 84 名 合格率 94.4%
本校と姉妹校を除く千葉県他校の平均合格率 84.4%
全国平均合格率 89.9%
高橋議長 卒業見込み証明が出せない学生は、試験センターの決まりで「受験資格なし」に
なっていること、12 月の卒業認定試験に合格しないと国家試験の受験資格がない
ことを、入学時に学生・保護者に明確に伝えておく必要がある。(受験したいの
に受験させてもらえなかったという誤った認識をもたれないようにしなければ
ならない。)
議案4.就職について検証する
赤海委員から次のような報告がなされた。
① 述べ求人数 約 3,000 人
(求人先のサロンは複数校に求人票を送っているので、実数は分からない)
② 就職希望者全員の就職が決定した。
議案5.同窓会の結成の報告
同窓会事務局長の赤海委員から次のような報告がなされた。
① 会員数 創立以来 9 回の卒業生を輩出し、総会員数は千何名であった。
② 事務局長 赤海英輝 各卒業年度から 1 名の幹事が選ばれた。
本年 4 月 22 日の総会は、マリベール柏で総会が行われ、多くのサロンも出席した。
議案6.奨学制度を検証する
① 家賃補助
今年度募集の生徒から定額で月額 1 万 5 千円の家賃補助を行うことにした。
対象 片道乗車時間 1 時間 30 分以上とする。
(ヤフー路線で柏駅 9 時頃着で検索した時間により判定する)
※ 事務局からの配布資料「家賃補助」による
② 学費長期分割納付制度
本校独自の配布資料のとおり前年度から実施している学費長期分割納付制度は他
-5-
に類を見ない保護者・学生の立場に立った制度である。銀行・信販会社等のローン
の利息は年4%台であるが、本校の制度を利用した場合の事務手数料は利息に換算
すると年率約3%である。これは高く評価できるものである。
具体的には学生支援機構や銀行・信販の提携ローンは、3 ヶ月滞納するとブラック
リストに載せられ、本人・家族共に多くの経済的不利益を受ける。
それに比べて、本校の分割制度は事情によっては契約の変更にも応じ、3 ヶ月滞納
しても個人情報信用機関に登録されることはない。学生支援機構の場合でも約 10%が
ブラックリストに載せられ、多くの経済的制裁を受け社会問題化している。
※ 事務局からの配布資料「奨学制度」による
今後の取り組み等
1.横田委員の協力の下で、坂巻ゼミを補完する新たな実践教育を策定する。
具体的には、
① 附属サロンでの実践教育をカリキュラムに組み込む
② サロンオーナーの学生への講話を積極的に取り入れる
③ 高校校長経験者による教員研修や学生への講話を依頼する
2.防災訓練の実施や災害時の危機管理体制を整える
次回の開催予定日を 平成26年9月9日(火)18:00 とし、閉会した。
-6-
公開4
第1回
1.開催日時
2.場
所
3.委
員
委 員
学校関係者評価委員会
平成26年7月30日 午後6時から8時 開催予定
パリ総合美容専門学校柏校1階
所属企業・団体名
役職名
山場 研二
株式会社レッシュブ
代表取締役
佐々木 純
千葉県高等学校PTA連合会
事務局長
高橋 修
学校法人パリ美容国際学園
参与
中田 裕之
パリ総合美容専門学校柏校
校長
赤海 英輝
パリ総合美容専門学校柏校
副校長
概
首都圏に美容室 20 店舗
経営・講師でも活躍
千葉県県立高等学校
校長など歴任
千葉県県立高等学校
校長など歴任
柏校同窓会事務局長
公開5
第2回
1.開催日時
2.場
所
学校関係者評価委員会
平成26年9月 開催予定
パリ総合美容専門学校柏校1階
-7-
要
公開6
平成22年度から実施の実践教育「坂巻ゼミ」を評価する。
1.講師契約したサロン
apish
代表 坂巻 哲也
1998 年 apish 設立、2001 年移転拡張、その後 apishRita、apishjeno、apishginZa、apishcherie をオープン。
サロンワークの他、独自の技術理論を用いて、全国各地でのセミナー、ヘアショーなどに出演。
薬剤、美容機器の研究、開発にも携わり、スタイリング剤、メイクアップブラシなどの商品のプロデュース
でも数々のヒット商品を生み出している。TV、ビューティーコロシアムなどに出演。
近年、コンサルティングでもその発想が好評を得ている。
2.学生 1 人当たりの授業時間数
1年生
2年生
シャンプー
14時間
シャンプー
22時間
カット
16時間
カット
14時間
ブロー
10時間
ブロー
8時間
パーマ
10時間
パーマ
8時間
カラー
10時間
カラー
8時間
計
60時間
計
60時間
3.カリキュラム
(1)Cut プログラム
1 年生
①
ワンレングス ボブ
ボブベースで作るフリースタイル
旬なタレントのスタイルなどをカットすることで学生にカットする楽しさを伝えます
② グラデーション
グラデーションで作るフリースタイル
2年生
① レイヤースタイル
-8-
レイヤーベースで作るフリースタイル
似合う前髪理論(チークゾーン)
モデルでのフリースタイル
(特進クラス)
Apish オリジナルのステップカット、カービングカットなど。
1 人1人にあった最強の似合わせ理論&技術
卒業と同時にスタイリストとして働ける実力に
(2)ブロープログラム
内容としては、ハンドブロー、デンマン、ロール、パーマスタイルに対してのブロー(自
然乾燥)の理論からテクニックを教えていく。
アイロンテクニックで輪郭に合わせたスタイル作り。
流れとしてはカットチーム、パーマチームの進みについて行く感じ。
1 年生
① ハンドブロー、デンマンブロー理論、サロンベースでのブローの考え
実際、カットチームで作ったウィッグを使ってやってみよう
② モデルに対してハンドブロー、デンマンブローを使っての組み合わせ
2年生
① ロールブラシのブロー理論、テクニック。カットチームのレイヤーウィッグを使って
ブローしましょう
② パーマチームのパーマデザインウィッグを使って、基礎的な自然乾燥理論&テクニッ
ク
③ アイロンアレンジでスタイルを作り、撮影会、コンテストなど
(3)カラープログラム〈サロンベースで考えるカラーテクニック〉
簡単でわかりやすいカラー理論からお客様のお肌の色、生活スタイルに合ったカラー提
案。
【酸化と還元の関係】
①
リタッチ 全頭カラー 理論とタイムコントロール
②
相モデルでカラー実習
③
ウィービングとスライシング
④
ブリーチ大会「カラーコンテスト」
⑤
チップでとるホイルワーク
セクションカラー(陰影をつけたデザインワーク)
Point 制にして1日と年間の順位を競います。
個性や感性を伸ばすカラー講習
感性を伸ばすカラー講習
-9-
(特進クラス)
カウンセリングからお客様の希望色を見つける
オーバーカラー理論と技術
(4)シャンプープログラム
アピッシュオリジナルのマッサージシャンプーからすぐに現場で使えるサイドシャンプ
ーまで講習します。
お客様に満足していただく接客マナーなど入社後、即戦力になるスタッフ育成をしていき
ます。
スパの要素を取り入れながらツボの効果や呼吸に合わせたマッサージなども・・
- 10 -
公開7
美容師国家試験の結果
美容師試験は、基礎基本が修得されているかを試す重要な試験です。
平成26年前期美容師試験の合格率(新卒・50名以上の受験校)
年度
本校
千葉校
千葉県の他校の平均
全国の平均
昨年前期
96.8
93.1
81.5
80.4
今年前期
94.4
98.8
83.8
80.5
公開8
就職状況の公開
1.平成25年度の求人情報
美容師
エステティシャン
ネイリスト
アイリスト他
求人数
7344
1368
542
925
※ 求人先のサロンは複数校に「求人票」を送っているので、実数はわかりません。
※ 美容師は「業務独占国家資格」だけあって求人数は際だって多い。
2.就職者数
科
卒業者数
就職希望者数
就職者数
総合美容科・美容師
83
79
79
トータルエステ科
13
12
12
トータルネイル科
18
16
10
3.就職ガイダンスの実施状況
学校主催 平成25年5月28日
平成25年5月29日、2日間実施 サロン参加数54社
美容師紹介事業の企業主催の校内ガイダンス 1回実施
4.本年4月、本校の創立10周年を記念して柏校同窓会を結成した。姉妹校の千葉校は認
可以来卒業生は1万人に達している。千葉校・柏校の同窓会は就職でも協力関係を持ちま
す。
- 11 -
公開9
奨学制度の詳細
1.パリ美独自の学費長期分割納付制度
・ 通常納付が困難な学生に対し、本校独自の「長期分割納付制度」により、支援してい
ます。支払期間は最長 5 年間。
・ 事務手数料は利息に換算して実質年3%の低利なものとなっています。
パリ美奨学金制度開設以来の利用者数
平成 20 年度
10 名
平成 21 年度
20 名
平成 22 年度
24 名
平成 23 年度
19 名
平成 24 年度
21 名
平成 25 年度
18 名
平成 26 年度
31 名
2.遠距離通学者の支援制度
・ 本校では通学の際、交通機関の乗車時間が片道 1 時間 30 分以上かかる学生で通学が
困難でアパート等に入居した場合に家賃の一部(1 ヶ月 15,000 円の定額)を補助する制
度を制定し、支援しています。
・ 補助額は 2 年間最大で 36 万円
家賃補助制度利用者数
平成 23 年度
7名
平成 24 年度
9名
平成 25 年度
9名
平成 26 年度
8名
- 12 -
自己評価表
【教育理念】
本学園の校是「若き日に基礎・基本を鍛えよ、若き
日に知識・技術を鍛えよ、若き日に精神力を鍛えよ」
を開校以来の基本的教育理念とする。
この基本の上に即戦力となるための応用技術・知識を
修得し加えて心身を鍛え美容界に貢献できる人材の育
成を目的とする
【教育方針】
1.美容師養成課程における授業がまさに教育理念の
「基礎・基本」である。この基礎・基本を試すのが
美容師国家試験であり、本校の合格率はその成果を
表している。
2.応用技術・知識の修得で本校独自のものとして誇
れるのは、都心の有名美容室のトップスタイリスト
たちが最新の美容技術を教えるゼミナール(職業実
践教育)である。
- 13 -
公開10
パリ総合美容専門学校柏校
自己評価表
1.教育理念・目的・育成人材像
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
4
学校の理念・目的・育成人材像は定められているか
(専門分野の特性が明確になっているか)
②
学校における職業教育の特色は何か
4
③
社会のニーズ等を踏まえた学校の将来構想を抱いているか
3
④
学校の理念・目的・育成人材像・特色・将来構想などが学生・保護者等
3
に周知されているか
⑤
各学科の教育目標・育成人材像は、学科などに対応する業界のニーズに
4
向けて方向付けられているか
●
現状
・②については、平成22年から坂巻ゼミを行っている。
・即、美容技術が行える基礎と応用技術・知識、ニーズ(心)をつかむセンスを持った人
材とトータルビューティーに精通できる知識・技術を持った人材の輩出に努めている。
●
課題と今後の改善策
・④について、保護者等に対して周知等を目指す。
2.学校運営
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
目的等に沿った運営方針が策定されているか
3
②
運営方針に沿った事業計画が策定されているか
3
③
運営組織や意思決定機能は、規則等において明確化されているか、有効
3
に機能しているか
④
人事、給与に関する規程等は整備されているか
4
⑤
教務・財務等の組織整備など意思決定システムは整備されているか
4
⑥
業界や地域社会等に対するコンプライアンス体制が整備されているか
3
⑦
教育活動等に関する情報公開が適切になされているか
2
⑧
情報システム化等による業務の効率化が図られているか
4
●
現状
・①、②、③については、学則および諸規定によって明確化されており、有効に機能し
ている。また、教職員による運営組織については組織図、校務分掌を毎年作成すること
で明確化している。
・⑤について、法人全体の重要事項は、理事会・評議員会が組織され、定期的な運営状況
の報告を行っており、理事会・評議員会を開催し意思決定がなされている。
・④については就業規則並びに諸規定よって規定されている。
- 14 -
●
課題と今後の改善策
・⑦については、近日HP等で公開する。
3.教育活動
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
教育理念等に沿った教育課程の編成・実施方針等が策定されているか
4
②
教育理念、育成人材像や業界のニーズを踏まえた学科の修業年限に対応
4
した教育到達レベルや学習時間の確保は明確にされているか
③
学科等のカリキュラムは体系的に編成されているか
4
④
キャリア教育・実践的な職業教育の視点に立ったカリキュラムや教育方
4
法の工夫・開発などが実施されているか
⑤
関連分野の企業・関係施設等や業界団体等との連携により、カリキュラ
3
ムの作成・見直し等が行われているか
⑥
関連分野における実践的な職業教育(連携による実習)が体系的に位置
4
づけられているか
⑦
授業評価の実施・評価体制はあるか
4
⑧
職業教育に対する外部関係者からの評価を取り入れているか
2
⑨
成績評価・単位認定、進級・卒業判定の基準は明確になっているか
4
⑩
資格取得等に関する指導体制、カリキュラムの中での体系的な位置づけ
4
はあるか
⑪
人材育成目標の達成に向け授業を行うことができる要件を備えた教員を
2
確保しているか
⑫
関連分野における業界等との連携において優れた教員(本務・兼務含む) 4
を確保するなどマネジメントが行われているか
⑬
資質向上のための取組が行われているか
3
⑭
職員の能力開発のための研修等が行われているか
2
●
現状
・④について、平成 22 年度から開始の「坂巻ゼミ」では、一流美容師による「実践美容
技術」と「坂巻哲也 ism」で最新の技術を学ぶプログラムを実施している。
・⑧について、美容所経営者を招き、学生に対し講話を開催している。
・⑨については明確に定められている。
●
課題と今後の改善策
・⑤について、関連業界と連携を深め、カリキュラムに反映させる。
- 15 -
4.学修成果
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
就職率の向上が図られているか
4
②
資格取得率の向上が図られているか
4
③
退学率の低減が図られているか
4
④
卒業生・在校生の社会的な活躍及び評価を把握しているか
2
⑤
卒業後のキャリア形成への効果を把握し学校の教育活動の改善に活用さ
2
れているか
●
現状
・①については、述べ求人数約3,000人(求人先のサロンは複数校に求人票を送っている
ので、実数は分からない。)、毎年就職希望者全員就職が決定している。
・②については、美容師資格以外でも「ネイル」「メイク」「まつ毛エクステンション」
「エステ」など、各種検定試験の取得を奨励している。
●
課題と今後の改善策
・④、⑤については本年同窓会を結成し、各学年より1名の幹事を配置し名簿の作成や卒
業生の動向の把握を図っていく。
5.学生支援
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
進路・就職に関する支援体制は整備されているか
4
②
学生相談に関する体制は整備されているか
4
③
学生に対する経済的な支援体制は整備されているか
4
④
学生の健康管理を担う組織体制はあるか
3
⑤
課外活動に対する支援体制は整備されているか
2
⑥
学生の生活環境への支援は行われているか
2
⑦
保護者と適切に連携しているか
3
⑧
卒業生への支援体制はあるか
3
⑨
高校・高等専修学校等との連携によるキャリア教育・職業教育の取組が
3
行われているか
●
現状
・①、②について、クラス担任制を実施しており、進路・就職相談のみならず、学生の生
活上の諸問題等について、必要に応じて個別面談等を実施している。
・多数の美容室が参加し学生とディスカッションできる就職ガイダンスを毎年校内で実施
している。
・③については、本校独自の「学費長期分割納付制度」や遠距離からの入学者に対して「家
賃補助制度」を整備している。また、事務局に担当窓口を設け、学費納付の相談を受け
付けている
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●
課題と今後の改善策
・⑤については、支援体制を整備する。
6.教育環境
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
施設・設備は、教育上の必要性に十分対応できるよう整備されているか
4
②
学内外の実習施設、インターンシップ、海外研修の場等について十分な
4
教育体制を整備しているか
③
防災に対する体制は整備されているか
●
現状
3
・②について、毎年2年次に希望者が参加するパリを中心にヨーロッパ研修旅行を実施し
ており、提携するフランス国立フロリアン高等技術学校との技術交流を行っている。
・③については、毎年防災計画に基づき、避難訓練を実施している。
●
課題と今後の改善策
・災害等の停電時に地下水を汲み上げる自家発電装置を整備する。
7.学生の受入募集
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
学生募集活動は、適正に行われているか
4
②
学生募集活動において、資格取得・就職状況等の情報は正確に伝えられ
4
ているか
③
学生納付金は妥当なものとなっているか
●
現状
4
・①、②については、パンフレット・募集要項を毎年作成し、入学希望者に配布している。
また、3月から10月まではオープンキャンパスを開催し、オープンキャンパスでは授業
体験を実施する等して当校に対する理解を深めてもらっている。その他、県内及び隣接
県に学生募集活動も実施している。
・③については、理事会・評議員会において、千葉県の他の美容学校の学費の平均額を上
回らない額で、決定している。
●
課題と今後の改善策
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8.財務
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
中長期的に学校の財務基盤は安定しているといえるか
4
②
予算・収支計画は有効かつ妥当なものとなっているか
4
③
財務について会計監査が適正に行われているか
4
④
財務情報公開の体制整備はできているか
2
●
現状
・監事の監査並びに独立監査人による法定監査が行われている。
●
課題と今後の改善策
・財務の情報公開については、早急にHP上で公開する。
9.法令等の遵守
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
①
法令、専修学校設置基準等の遵守と適正な運営がなされているか
4
②
個人情報に関し、その保護のための対策がとられているか
4
③
自己評価の実施と問題点の改善を行っているか
2
④
自己評価結果を公開しているか
2
●
現状
・美容師法及び関連法令、専修学校設置基準に基づいて適正に運営している。
●
課題と今後の改善策
・③、④については、現在準備中である。
<以下は任意>
10.社会貢献・地域貢献
適切・・4 ほぼ適切・・3 やや不適切・・2 不適切・・1
評価項目
評価
学校の教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っているか
4
学生のボランティア活動を奨励、支援しているか
2
地域に対する公開講座・教育訓練(公共職業訓練等を含む)の受託等を積極
2
的に実施しているか
①
現状
②
課題と今後の改善策
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