ビデオ/オーディオ・ライン・レシーバー TP−12 取 扱 説 明 書

ビデオ/オーディオ・ライン・レシーバー
TP−12
取 扱 説 明 書
株式会社
エルモ社
目
安全上のご注意
概
・・・・・・・・・・・・・ 1∼4
要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
接続・操作
用
次
5
・・・・・・・・・・・・・・・
5
途 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
適用・ヒント
・・・・・・・・・・・・・・
5
機器仕様(定格)・・・・・・・・・・・・・
6
外観・各部名称
・・・・・・・・・・・・・ 6
KRAMER業務用ビデオ機器をお買い求めいただきまして
ありがとうございました。
正しくお使いいただくため、ご使用の前にこの取扱説明書を
よくお読みいただき、大切に保存しておいて下さい。
■概 要
TP−12は、TP−11ビデオ―オーディオ・ライン送信機とともに作動します。TP−12では、
装置後背部の終端スイッチにより最後の装置を除くすべての装置のトグルスイッチをHi−Zに設定する
ことで、同一ライン上の複数のユニット(送信器1台/受信機複数台)を並列接続させることができます。
ツイストペアーラインは、画質を損なうことなくどこからでも接続できます。TP−12の周波数レ
スポンスは、TP−11送信機の周波数レスポンスに対応しています。TP−12の後部パネルには、
極性スイッチが付いています。
■接続・操作
コンポジットビデオ信号とステレオ―オーディオ受信機を、本機のビデオおよびオーディオ出力に接
続します。
電話線またはツイストペアー線を、6/4電話コネクタを介して、“LINE IN”ソケットに接続
します。
電話線の他端を、TP−11(オーディオが不要のときはTP−1)に接続します。
TPユニットとともにビデオ,オーディオソースならびにアクセプタを作動させます。結線の極性が違っ
ている場合は、本機のポラリティースイッチで調整して下さい。他のTP−12を並列接続 して入力をル
ープする場合、最後を除くすべての装置の終端スイッチをHi−Zに設定してください。最終のユニッ
トは、抵抗75Ωに設定して下さい。
■用 途
・ビデオとオーディオ信号を同軸ケーブルを使用しないで供給する、スタジオでの使用
・1つのビデオ―オーディオソースから複数のアクセプタへ供給する、店舗やショールームでの使用
・セキュリティー監視およびその他のCCTV
・ビデオ―オーディオ信号供給を目的とする、病院,学校およびアパートなど
・オーディオスタジオ
■適用・ヒント
・本機のループ機能により、出力数は増設可能
・本機/TP−11ともに、インターカム用配線を含む既存の配線が使用可能
・本機/TP−11システムは、大きなビルや隣り合う2つのビルでのテレビ会議用に使用可能
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■機器仕様
入 力
150Ω 平衡型 1系統(6/4 電話標準ソケット,終端/極性切換スイッチ付)
出 力
1V(p−p) 75Ω コンポジットビデオ 1系統(BNC)
1V(p−p) 100Ω ステレオ 1系統(RCA)
周波数特性
非リニアー性
6MHz(−3dB,100m),5MHz (−3dB,600m)
100mで1%以下
補 償
±6dB(2.5MHz以上,GAINおよびHF調整)
遅 延
100mで1マイクロ秒 TYP
電 源
AC100V 50/60Hz
消費電力
6W
外形寸法
幅165mm,高さ45mm,奥行120mm
質 量
0.8kg
■外観・各部名称
①電源スイッチ
②終端切換
③ライン入力(平衡)
④極性切換
⑤映像出力(コンポジット)
⑥音声出力(ステレオ)
⑦電源・ヒュース゛(250V T40mA)
※仕様および外観は改良のため、予告無く変更することがあります。
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