事業報告書 - 公益財団法人 兵庫県芸術文化協会

平成27年度 事 業 報 告 書
『公益目的事業』
〔芸術文化センター関係〕
〔事業展開の基本コンセプト〕
①
②
③
多彩な舞台芸術の『創造・発信』
芸術性豊かなものから親近感に富むものまで、
『幅広いニーズ』に応える上演
舞台芸術の『普及』
・県民の創造活動の支援
芸術文化センターの運営
開館10周年企画を多彩に展開(主なもの)
期間:平成 26 年 12 月 31 日(佐渡裕芸術監督指揮 ジルヴェスター・コンサート)から
平成 27 年 12 月 31 日ジルヴェスター・コンサートまでの1年間
[佐渡裕芸術監督プロデュースシリーズ]
・1 月 16 日~18 日 第 75 回定期演奏会 佐渡裕指揮 マーラー:交響曲第 2 番「復活」3 公演(26 年度)
・7 月 14 日~26 日 プロデュースオペラ「椿姫」
(新制作 11 作目) 10 公演ロングラン
※7 月 22 日 高円宮妃殿下 ご観劇
・12 月 10 日 開館 10 周年記念演奏会
*第 83 回定期演奏会 佐渡裕指揮 ベートーヴェン「第九」12 月 11 日~13 日 3 公演
[自主企画制作・演劇等]
・5 月 6 日 創作能「KUREHA 呉服」 1 公演
・6 月 26 日~28 日 TABU タブー
-シーラッハ「禁忌」より- 3 公演
・10 月 2 日~3 日 開館 10 周年を寿ぐ 三番叟 2 公演
・10 月 17 日~18 日 美女音楽劇 人魚姫 2 公演
[大型招聘・提携企画等]
・6 月 6 日~7 日 全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」2 公演
・9 月 23 日 英国ロイヤル・オペラ「ドン・ジョヴァンニ」1 公演
・11 月 8 日 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1 公演
・11 月 28 日 シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」
(全 3 幕)1 公演
[県民参加・普及事業]
・9 月 5 日 ひょうごの民俗芸能祭-ぐるっと五国- 1 公演
[オープンデイ]
・10 月 24 日 芸術文化センターをまるごと開放
共催:西北活性化協議会
[記念式典 感謝のつどい]
・12 月 10 日 記念演奏会前に青柳正規文化庁長官ご出席のもと式典開催
・同日、記念公演後、関係者による感謝のつどい開催
1 芸術文化センター事業
(1) 佐渡芸術監督プロデュースオペラ・コンサート公演(KOBELCO 大ホール)
佐渡裕芸術監督ならではの企画による制作・上演。プロデュースオペラは全国的にも珍しい
全 10 回ロングラン公演に挑戦し、幅広いオペラファンの獲得・定着を図った。
演
目
公演年月日
出演者等
27.7.14
~26
(10公演)
指 揮:佐渡裕
演 出:ロッコ・モルテッリーティ(イタリア)
出 演:
(ダブル・キャスト)
ヴィオレッタ:森麻季/
テオナ・ドヴァリ
アルフレード:ルチアーノ・ガンチ/
チャド・シェルトン
ジェルモン:マーク・S・ドス/
髙田智宏
ほか
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
合 唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団
ヴェルディ作曲
オペラ「椿姫」
(新制作 11 作目)
(全3幕/イタリア語上演・
日本語字幕付)
*文化庁「劇場・音楽堂等活性化事業」
(以下*劇場・音楽堂助成と記載)/(公
財)三菱 UFJ 信託芸術文化財団助成/
(公財)花王芸術・科学財団助成
入場者(人)
19,401
*県内4会場「ハイライトコンサート~ええとこどり」
洲本市 4/19、篠山市 4/26、小野市 4/29、豊岡市 5/2
詳細は別に記載
ジルヴェスター・ポップス・ 27.12.30
~31
コンサート
*冠協賛:アサヒビール株式会社
(2公演)
合
計
指 揮:キース・ロックハート
ヴァイオリン:ニック・ケンドール
司 会:西田ひかる
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
2事業
12公演
3,269
22,670
※芸術文化センター管弦楽団演奏会は別記
(2) 独自の企画制作・プロデュースによる演劇公演等(阪急中ホール)
芸文センター独自に企画・制作し上演する良質で多彩な演目により、新たなファンも発掘。
演
目
TABU タブー
公演年月日
出演者等
27.6.26
~28
(3公演)
原 作:フェルディナント・フォン・シーラッハ
原作翻訳:酒寄進一
上演台本:木内宏昌
演 出:深作健太
出 演:真田佑馬、大空祐飛、橋爪功ほか
27.6.5
~7.6
(19 公演)
【東京公演】新国立劇場小劇場 14 公演
主催:(株)パルコ
【刈谷公演】刈谷市総合文化センター大ホール 1 公演
【小松公演】石川県こまつ芸術劇場うらら大ホール1公演
【福岡公演】福岡市民会館 大ホール 1公演
【札幌公演】道新ホール 1公演
【仙台公演】電力ホール 1公演
-シーラッハ「禁忌」より-
演 (世界初演)
劇 共同制作:パルコ
*劇場・音楽堂助成
入場者(人)
2,233
(7,060)
寺山修司生誕 80 周年
美女音楽劇「人魚姫」
共同制作:Project Nyx
演
劇
音楽劇「星の王子さま」共
同制作:水戸芸術館・さいたま
市プラザイースト
*(一財)地域創造助成
創作能
「KUREHA 呉服」
*劇場・音楽堂助成
開館 10 周年を寿ぐ
古 「三番叟」
典
芸
能
講演&トーク&講談
「女紋」~池田蘭子と立
川文庫の時代~
27.10.17
~18
(2公演)
1,255
27.9.18
~27
(13 公演)
【東京公演】新国立劇場小劇場
主催:Project Nyx
28.1.16
~17
(2公演)
原 作:サン=テグジュペリ
脚本・演出 :青木豪
作曲・音楽監督:笠松泰洋
出 演:昆夏美、伊礼彼方、廣川三憲 ほか
1,003
27.12.12
~28.1.11
(8公演)
【水戸公演】水戸芸術館ACM劇場 3公演
【埼玉公演】さいたま市プラザイーストホール 2公演
【福井公演】ハーモニーホールふくい小ホール 1公演
【東京公演】シアター1010 2公演
(3,779)
(2,925)
27.5.6
(1公演)
【第1部】解説、創作能『呉服』
【第2部】トーク、能『石橋』
出演:シテ方 梅若基徳、上田拓司 ほか
ワキ方 福王知登、有松遼一 ほか
アイ
善竹隆司 ほか
解説・トーク・企画:河内厚郎(兵庫県立芸術文化
センター特別参与)
27.10.2
~3
(2公演)
出 演:野村萬斎、石田幸雄、高野和憲、
月崎晴夫、岡聡史、中村修一
28.3.19
(1公演)
【第1部】
講演「池田蘭子と立川文庫」川東丈純ほか
【第2部】
トーク「“女紋”と池田蘭子」
※無声映画『猿飛佐助』上映
出演:河内厚郎(兵庫県立芸術文化センター
特別参与)、旭堂南陵
【第3部】
講談「猿飛佐助」旭堂南陵
175
27.9.5
(1公演)
総合プロデューサー・案内人:田辺眞人(園田学園女子
大学名誉教授)
出演団体:丹波/丹波流酒造り唄(丹波流酒
造り唄保存会)、但馬/大杉ざんざこ踊り(大
杉ざんざこ踊保存会)、播磨/南光子ども歌舞
伎(南光子ども歌舞伎クラブ)、淡路/淡路人
形浄瑠璃(兵庫県立淡路三原高等学校郷土部)、
摂津/長田神社古式追儺式(長田神社追儺式奉
賛会)、ゲスト出演/有馬温泉入初式湯もみ(有
馬温泉観光協会・有馬検番)
企画アドバイザー:山田弘(ひょうごアーティストサ
ロン顧問)
686
(神戸女学院小ホール)
民
俗 ひょうごの民俗芸能祭
芸 ~ぐるっと五国~
能
作 :寺山修司
演 出:藤田俊太郎
美術・衣裳:宇野亞喜良
出 演:青野紗穂、悠未ひろ ほか
513
1,424
日
本
オ
ペ
ラ
作
原
指
出
日本オペラプロジェクト 2015
オペラ「天守物語」
共同プロダクション:日本オペラ振
興会
合
曲:水野修孝
台 本:金窪周作
作:泉鏡花
揮:山下一史
演 出:荒井間佐登
演:
(ダブル・キャスト)
28.3.19
天守夫人 富姫:角野圭奈子/佐藤路子、
~20
姫川図書之助:中鉢聡/迎肇聡
819
(2公演)
猪苗代亀の城 亀姫:沢崎恵美/伊藤晴
朱の盤坊 :泉良平/豊島雄一
合 唱:大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団
児童合唱:宝塚少年少女合唱団
演 奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
計
8事業 14公演
8,108
40公演(外部公演)
(13,764)
(3) 幅広いニーズに応える公演(招聘・提携・共催事業)
① 全国共同制作オペラ(KOBELCO 大ホール)
演
目
公演年月日
全国共同制作オペラプロジェク
ト 2015
モーツァルト作曲
歌劇「フィガロの結婚」
(全4幕/イタリア語〔一部日本語〕
上演・日本語字幕付)
27.6.6
~7
(2公演)
出演者等
入場者(人)
指揮・総監督:井上道義
演 出:野田秀樹
出 演:ナターレ・デ・カロリス、テオドラ・
ゲオルギュー、マルテン・エンゲル
チエズ、大山大輔、小林沙羅、森雅
史、牧川修一、三浦大喜、森山京子、
コロン・えりか
ほか
合 唱:新国立劇場合唱団
演 奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
(チェンバロ:服部容子)
共同制作:全国 10 都市 15 団体
兵庫県立芸術文化センター
(公財)金沢芸術創造財団(金沢歌劇座)
(公財)高松市文化芸術財団(サンポートホール高松)
(公財)川崎市文化財団(ミューザ川崎シンフォニーホール)
東京芸術劇場((公財)東京都歴史文化財団)
(一財)山形市都市振興公社(山形テルサ)
(公財)名取市文化振興財団(名取市文化会館)
(公財)宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)
(公財)熊本県立劇場
(公財)石川県音楽文化振興事業団(オーケストラ・アンサンブル金沢)
(公財)読売日本交響楽団
(公社)山形交響楽協会
(公財)東京交響楽団
(公財)九州交響楽団
*文化庁「劇場・音楽堂等活性化事業」
共同制作支援事業助成
合
計
1事業
2公演
3,654
3,654
② 国内外オーケストラ・オペラ・バレエ・室内楽公演等(KOBELCO 大ホール)
音楽マネジメント事務所等との連携により、世界水準のオーケストラ、オペラ、バレエ公
演をはじめ、様々な国の優れた舞台芸術を上演し、観客の期待に応えるとともに、大規模舞台
芸術専門劇場としての存在感をアピール。
演
目
宮川彬良&
アンサンブル・ベガ
こどもの日スペシャル ♪
公演年月日
出演者等
入場者(人)
27.5.5
(1公演)
出 演:宮川彬良&アンサンブル・ベガ
1,279
チャイコフスキー・シンフ
ォニー・オーケストラ
27.5.30
(1公演)
指 揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
ピアノ:小山実稚恵
管弦楽:チャイコフスキー・シンフォニ
ー・オーケストラ
1,775
神尾真由子(ヴァイオリン)&ジ
ャン・ワン(チェロ)&キム・
ソヌク(ピアノ)
スーパー・トリオ
27.5.31
(1公演)
ヴァイオリン:神尾真由子
チェロ:ジャン・ワン
ピアノ:キム・ソヌク
1,751
27.6.27
(1公演)
指 揮:井上道義
ピアノ:関本昌平
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
1,810
茂木大輔の生で聴く
“のだめカンタービレ”の
音楽会(関西テレビ共催)
27.8.1
~2
(2公演)
企画・指揮・おはなし:茂木大輔
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
3,966
英国ロイヤル・オペラ
「ドン・ジョヴァンニ」
27.9.23
(1公演)
指 揮:アントニオ・パッパーノ
演 出:カスパー・ホルテン
出 演:英国ロイヤル・オペラ
1,765
アレクサンダー・コブリン
ピアノ・リサイタル
27.9.26
(1公演)
ピアノ:アレクサンダー・コブリン
1,222
小山実稚恵
音の幻想(ファンタジー)
第2回
27.10.10
(1公演)
ピアノ:小山実稚恵
弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ
コントラバス:渡邉玲雄
1,711
スウェーデン放送合唱団
27.10.12
(1公演)
指 揮:ペーター・ダイクストラ
合 唱:スウェーデン放送合唱団
1,419
ブルガリア国立歌劇場オ
ペラ「イーゴリ公」
27.10.15
(1公演)
出 演:ブルガリア国立歌劇場
1,455
ポーランド国立ワルシャ
ワ室内歌劇場オペラ
「フィガロの結婚」
27.10.18
(1公演)
出 演:ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場
1,126
キドン・クレーメル&
クレメラータ・バルティカ
27.10.25
(1公演)
ヴァイオリン:キドン・クレーメル
室 内 オ ー ケ ス ト ラ:クレメラータ・バルティカ
1,131
マリア・ジョアン・ピリス
&アントニオ・メネセス
27.11.3
(1公演)
ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス
チェロ:アントニオ・メネセス
1,924
井上道義指揮
大阪フィルハーモニー交
響楽団「大ブルックナー
展」 第2回
(大阪フィルハーモニー協会共催)
オ
ー
ケ
ス
ト
ラ
・
オ
ペ
ラ
等
(朝日放送共催)
グスターボ・ヒメノ指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ
管弦楽団
27.11.8
(1公演)
指 揮:グスターボ・ヒメノ
管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦
楽団
1,989
クリスチャン・ツィメルマン
ピアノ・リサイタル
27.11.21
(1公演)
ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン
1,630
27.12.5
(1公演)
指 揮:井上道義
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
1,346
28.1.3
(1公演)
出 演:宮川彬良&アンサンブル・ベガ
1,548
28.1.4
(1公演)
指 揮:大友直人 プロデュース:三枝成彰
ヴァイオリン:服部百音 チェロ:宮田 大
管弦楽:ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・
シンフォニー・オーケストラ
1,815
28.1.9
(1公演)
指 揮:ピエタリ・インキネン
ヴァイオリン:成田達輝
管弦楽:プラハ交響楽団
1,925
井上道義指揮
大阪フィルハーモニー交響
楽団「大ブルックナー展」
第3回
(大阪フィルハーモニー協会共催)
宮川彬良とアンサンブル・ベガ
ニューイヤー・コンサート 2016
オ
ー
ケ
ス
ト
ラ
・
オ
ペ
ラ
等
ジャパン・ヴィルトゥオーゾ
・シンフォニー・オーケストラ
第 4 回兵庫公演
(メイ・コーポレーション共催)
プラハ交響楽団
28.2.11
(1公演)
出 演:渡辺香津美(ギター)、coba(ア
コーディオン)、鈴木大介(ギター)、
ヤヒロトモヒロ(パーカッション)
ジャニーヌ・ヤンセン
ヴァイオリン・リサイタル
28.2.20
(1公演)
ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン
ピアノ:イタマール・ゴラン
1,470
聖トーマス教会合唱団&
ゲヴァントハウス管弦楽団
「マタイ受難曲」
28.3.13
(1公演)
合 唱:ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮・トーマスカントール:ゴットホルト・シュヴァルツ ほか
1,989
及川浩治トリオ“Bee”
28.3.27
(1公演)
ピアノ:及川浩治
ヴァイオリン:石田泰尚
チェロ:辻本玲
1,832
マリア・パヘス舞踊団
「Yo,Carmen―私が、カル
メン-」
(朝日放送共催)
27.4.28
~29
(2公演)
出 演:マリア・パヘス
マリア・パヘス舞踊団
3,280
英国バーミンガム・ロイヤ
ル・バレエ団
「シンデレラ」
27.5.9
(1公演)
出 演:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
演 奏:大阪交響楽団
1,986
出 演:ラグース
1,279
没後 20 年 武満徹のシネ
マ・ミュージック
(阪急中ホール)
バ
レ
エ
・
ダ
ン
ス
等
ザ・アイリッシュダンス
「ラグース」
(朝日放送共催)
27.9.27
(1公演)
743
シュツットガルト・バレエ団
「オネーギン」
バ
レ
エ
・
ダ
ン
ス
等
シルヴィ・ギエム
ファイナル
(読売テレビ共催)
ワガノワ・バレエ・アカデミー
「くるみ割り人形」
東京バレエ団
「白鳥の湖」
(読売テレビ共催)
合
27.11.28
(1公演)
出 演:シュツットガルト・バレエ団
演 奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
1,669
27.12.22
(1公演)
出 演:シルヴィ・ギエム
東京バレエ団
2,111
28.1.31
(1公演)
出 演:ワガノワ・バレエ・アカデミー
演 奏:京都市交響楽団
合 唱:京都市少年合唱団
1,992
28.2.17
(1公演)
出 演:東京バレエ団
演 奏:大阪交響楽団
1,485
計 30事業 32公演
52,423
※共催事業:①芸文センターのコンセプト※共催事業:①芸文センターのコンセプトに合致、ラインナップとバランス・整
合・補強するもので、②共催者からの提案・事業誘致(営業)によって選定し、③広報券売協力に加え、収支
リスク負担・施設設備使用料負担について条件協議を行う事業
③ 国内外演劇・ミュージカル・古典芸能公演等(阪急中ホール)
劇場・劇団とのネットワークにより、ストレートプレイ、一人芝居などの演劇をはじめ、ミュ
ージカル、ダンス、狂言、落語、コンサートなど、幅広い層が楽しめる良質で多彩な演目を提供
するとともにシアターコンサート等、芸術文化センターならではの企画を展開。
演
目
芸術文化センタープロデュース
はじめての京劇Ⅴ
「三国志」-古城会-
綺譚 桜の森の満開の下
演
劇
・
ミ
ュ
ー
ジ
カ
ル
公演年月日
出演者等
27.4.18
(1公演)
構成・演出:張春祥
出 演:張春祥、侯偉、陸海栄、張小山ほか
696
27.4.25
(1公演)
演出・振付・音楽:藤間勘十郎
出 演:中川晃教、市川ぼたん、
いいむろなおき ほか
784
演 出:小野寺修二
出 演:白石加代子、佐野史郎
783
白石加代子新企画
「笑った分だけ、怖くな
る」vol.1
27.5.2
(1公演)
ミュージカル
「シャーロック・ホーム
ズ2」
27.5.21
~24
(5公演)
演 出:板垣恭一
出 演:橋本さとし、一路真輝、
別所哲也 ほか
私のエディット
27.5.26
(1公演)
演 出:黛りんたろう
出 演:松坂慶子
ピアノ:阿部篤志
27.5.30
~31
(3公演)
演出・振付・作詞:謝珠栄
出 演:柳下大、荒木宏文、
マルシア ほか
*りゅーとぴあ新潟市民芸術文化
会館との連携
D ステ 16th×TS ミュージカ
ルファンデーション
「GARANTIDO」
入場者(人)
2,989
762
2,126
海の夫人
*新国立劇場との連携
27.6.6
(1公演)
作 :ヘンリック・イプセン
演 出:宮田慶子
出 演:麻実れい、村田雄浩 ほか
778
こまつ座
「戯作者銘々伝」
27.6.20
(1公演)
作・演出:東憲司
出 演:北村有起哉、新妻聖子、玉置玲央ほか
785
トム・プロジェクト
「エンドロール」
27.6.21
(1公演)
演 出:中津留章仁
出 演:木村多江
785
27.7.1
~2
(3公演)
演 出:森新太郎
出 演:内野聖陽、秋山菜津子 ほか
1,613
27.7.8
(2公演)
演 出:野村萬斎
出 演:野村万作、野村萬斎 ほか
1,530
この子たちの夏
27.7.12
(1公演)
構成・演出:木村光一
出 演:かとうかず子、島田歌穂、
根岸季衣、原日出子 ほか
529
ミュージカル
「南太平洋」
27.7.18
~20
(4公演)
演出・振付:上島雪夫
出 演:藤原紀香、別所哲也、
太川陽介 ほか
3,096
27.7.25
~26
(3公演)
原 作:ヘンリック・イプセン
構成・演出:白井晃
出 演:内博貴 ほか
2,026
東海道四谷怪談
*新国立劇場との連携
敦-山月記・名人伝-
*世田谷パブリックシアターとの
連携
*文化庁「劇場・音楽堂等間ネットワー
ク構築支援事業」(以下*ネットワ
ーク助成と記載)
演
劇
・
ミ
ュ
ー
ジ
カ
ル
ペール・ギュント
*神奈川芸術劇場との連携
黒い雨
*りゅーとぴあ新潟市民芸術文化
会館との連携
トロイラスとクレシダ
27.8.4
(1公演)
原 作:井伏鱒二「黒い雨」(新潮文庫刊)より
演 出:丹野郁弓
出 演:奈良岡朋子
787
*世田谷パブリックシアターとの
連携
*ネットワーク助成
27.8.15
~16
(3公演)
演 出:鵜山仁
出 演:浦井健治、ソニン ほか
加藤健一事務所
「滝沢家の内乱」
27.8.23
(1公演)
演 出:高瀬久男(加藤健一)
出 演:加藤健一、加藤忍
779
気づかいルーシー
27.9.3
(1公演)
脚本・演出:ノゾエ征爾
出 演:岸井ゆきの、栗原類 ほか
454
*東京芸術劇場との連携
こまつ座「國語元年」
*ネットワーク助成
水夏希 concert 2015
「SHOW with MIZU」
27.9.26
~27
(2公演)
演 出:栗山民也
出 演:八嶋智人、朝海ひかる ほか
27.9.30
(1公演)
出 演:水夏希 ほか
2,019
1,565
670
ミュルミュル ミュール
Murmures des murs
27.10.10
~11
(2公演)
構想・演出:ヴィクトリア・ティエレ=チャップリン
出 演:オーレリア・ティエレ ほか
27.10.31
~11.1
(2公演)
作・演出:石丸さち子
出 演:彩輝なお、美羽あさひ、
サントス・アンナ ほか
580
27.11.8
(1公演)
原 作:有吉佐和子「華岡青洲の妻」より
上演台本・演出:笹部博司
出 演:十朱幸代
音楽・ピアノ演奏:倉本裕基
758
27.11.13
~15
(5公演)
演 出:宮田慶子
出 演:井上芳雄、和音美桜、
シルビア・グラブ、福井貴一 ほか
トム・プロジェクト
「南阿佐ヶ谷の母」
27.11.21
(1公演)
作・演出:水谷龍二
出 演:木の実ナナ、宇梶剛士 ほか
ミュージカル
「HEADS UP!」
27.11.26
~29
(5公演)
原案・作詞・演出:ラサール石井
出 演:哀川翔 ほか
3,748
27.12.12
(1公演)
演 出:田村孝裕
出 演:岡本麗、鶴田真由
774
*世田谷パブリックシアターとの
連携
音楽劇
Sleeping Beauties
~夢をあやつるマブの女王~
華岡青洲の妻
*りゅーとぴあ新潟市民芸術文化
会館との連携
ミュージカル
「パッション」
*新国立劇場との連携
*文化庁「文化芸術による地域活性化・
国際発信推進事業」助成
演
劇
・
ミ
ュ
ー
ジ
カ
ル
*神奈川芸術劇場との連携
*ネットワーク助成
トム・プロジェクト
「東おんなに京おんな」
熱海殺人事件
*ネットワーク助成
そして母はキレイにな
った
二兎社「書く女」
*ネットワーク助成
星屑の町~完結篇~
同じ夢
*世田谷パブリックシアターと
の連携
*ネットワーク助成
古
典
芸
能
古典と遊ぶ 春爛漫
茂山狂言会
はじめての狂言
古典と遊ぶ 春爛漫
茂山狂言会
お豆腐狂言会
28.1.9
~10
(3公演)
演 出:いのうえひでのり
出 演:風間杜夫、平田満 ほか
28.2.9
(1公演)
作・演出:田村孝裕
出 演:高橋惠子 ほか
28.2.12
~13
(2公演)
28.2.27
~28
(2公演)
1,522
3,322
577
2,305
414
作・演出:永井愛
出 演:黒木華、平岳大、木野花 ほか
1,568
作・演出:水谷龍二
出 演:大平サブロー、ラサール石井、
小宮孝泰、新垣里沙、戸田恵子 ほか
1,350
28.3.4
~6
(4公演)
作・演出:赤堀雅秋
出 演:光石研、麻生久美子、大森南朋、
木下あかり、赤堀雅秋、田中哲司
2,497
27.4.4
(1公演)
出 演:茂山正邦、茂山宗彦、茂山茂、
茂山逸平、茂山童司 ほか
689
27.4.4
(1公演)
出 演:茂山千五郎、茂山七五三、茂山
あきら、茂山千三郎、茂山正邦、
茂山宗彦、茂山茂、茂山逸平、
茂山童司 ほか
695
花形狂言 2015
in 夏のひょうごスペシャル
古
典
芸
能
芸術文化センタープロデュース
はじめての日本舞踊
第三弾
六代目三遊亭円楽落語会
出 演:茂山正邦、茂山宗彦、茂山茂、
茂山逸平、茂山童司
1,598
28.3.26
(1公演)
出 演:西川箕乃助、花柳寿楽、花柳基
藤間蘭黄、山村友五郎 ほか
571
出 演:三遊亭円楽
786
27.4.5
(1公演)
三代目林家菊丸
襲名披露公演
27.4.29
(1公演)
出 演:林家菊丸、林家染丸、月亭八方、
林家たい平 ほか
422
上方新鋭落語会 2015
27.5.27
(1公演)
出 演:桂南天、桂米紫 ほか
599
出 演:桂吉弥
798
桂吉弥独演会
27.7.5
(1公演)
笑福亭三喬独演会
27.7.11
(1公演)
出 演:笑福亭三喬 ほか
800
一之輔・文菊二人会
27.8.22
(1公演)
出 演:春風亭一之輔、古今亭文菊
787
桂文珍独演会
27.9.20
~23
(4公演)
出 演:桂文珍
3,065
出 演:桂文枝、桂ざこば、
三遊亭小遊三 ほか
1,593
落
語
27.8.1
(2公演)
特選落語競演会
27.10.25
(2公演)
桂春蝶独演会
27.11.7
(1公演)
出 演:桂春蝶
786
柳家小三治・柳家三三
親子会
27.12.8
(1公演)
出 演:柳家小三治、柳家三三
798
出 演:春風亭昇太、林家彦いち、
松村邦洋 ほか
556
出 演:笑福亭福笑、笑福亭たま
795
昇太・武春・彦いち・松村
忠臣蔵でござる!
27.12.13
(1公演)
笑福亭福笑・たま
波乱万丈新春寄席
28.1.3
(1公演)
笑福亭鶴瓶落語会
28.1.23
~24
(3公演)
出 演:笑福亭鶴瓶 ほか
春風亭小朝独演会
28.3.27
(1公演)
出 演:春風亭小朝
2,394
797
サーカス
*新国立劇場との連携
*文化庁「文化芸術による地域活性化・
国際発信推進事業」助成
音
楽
・
バ
レ
エ
・
ダ
ン
ス
等
打打打団天鼓
和太鼓コンサート
(朝日新聞社他共催)
27.7.4
(1公演)
出 演:森山開次 ほか
784
27.8.2
(1公演)
出 演:打打打団天鼓
756
27.12.19
~20
(2公演)
芸術文化センタープロデュース
シアターコンサート
sound theaterⅤ
コンドルズ
「GiGANT」
27.2.14
(1公演)
*ネットワーク助成
合
計
出 演:レ・フレール、REVO TRAP、
稲本渡、石川直
出 演:コンドルズ
54事業
96公演
1,399
573
67,012
④ 国内外室内楽公演等(神戸女学院小ホール)
世界一流の室内楽団をはじめ、地元出身で幅広い活躍を続ける音楽家や、世界の音楽・ダン
スを集めた「世界音楽図鑑」
、
「古楽の愉しみ」によるアーリーミュージック、ジャズなどシリ
ーズ企画により、芸術文化センターならではの良質で親しみやすい幅広いジャンルの公演で音
楽系ファンの裾野を拡大。
演
音
楽
一
般
目
公演年月日
出演者等
入場者(人)
前橋汀子 無伴奏ヴァイ
オリン・リサイタル
27.4.25
(1公演)
ヴァイオリン:前橋汀子
416
戸田弥生&エル=バシャ
デュオ・リサイタル
27.5.10
(1公演)
ヴァイオリン:戸田弥生
ピアノ:アブデル・ラーマン・エル=バシャ
412
モーリス・ブルグ トリオ
27.5.24
(1公演)
オーボエ、コールアングレ:モーリス・ブルグ
フ ァ ゴ ッ ト:セルジオ・アッツォリーニ
ピアノ:今仁喜美子
362
カレファックス・リード
・クインテット・アムス
テルダム
27.6.20
(1公演)
出 演:カレファックス・リード・
クインテット・アムステルダム
414
ピアノ:デジュー・ラーンキ
409
デジュー・ラーンキ
ピアノ・リサイタル
27.7.5
(1公演)
エマニュエル・パユ&
クリスティアン・リヴェ
デュオ
27.9.16
(1公演)
フルート:エマニュエル・パユ
ギター:クリスティアン・リヴェ
414
堀米ゆず子
バッハ&ブラームス
プロジェクト 第5回
27.10.4
(1公演)
ヴァイオリン:堀米ゆず子、山口裕之
ヴィオラ:佐々木亮、大島亮
チェロ:ユリウス・ベルガー
ピアノ:津田裕也
416
グザヴィエ・ドゥ・メストレ
ハープ・リサイタル
27.10.31
(1公演)
ハープ:グザヴィエ・ドゥ・メストレ
411
音
楽
一
般
ミカラ・ペトリ
リコーダー・リサイタル
27.12.20
(1公演)
ラモン・オルテガ・ケロ
オーボエ・リサイタル
アキラ塾
ロータス・カルテット
(弦楽四重奏)
[
]
世
界
音
楽
図
鑑
[
]
*
劇
場
・
音
楽
堂
助
成
オーボエ:ラモン・オルテガ・ケロ
ピアノ:島田彩乃
415
28.2.27
(1公演)
ピアノ:宮川彬良
う た:岡崎裕美
255
弦 楽 四 重 奏:ロータス・カルテット
チェロ:ペーター・ブック
354
28.3.3
(1公演)
出 演:テレマン室内オーケストラ
300
堀米ゆず子
バッハ&ブラームス
プロジェクト 第6回
28.3.20
~21
(2公演)
ヴァイオリン:堀米ゆず子
ホルン:サボルチ・ゼンプレーニ
フルート:工藤重典
ピアノ:リュック・ドゥヴォス
774
ワンコイン・コンサート
NO.1アーティスト 2014 ア
ンコール・リサイタル
28.3.30
(1公演)
ヴァイオリン:藤江扶紀
ピアノ:山中惇史
370
カニサレス フラメン
コ・カルテット
(阪急中ホール)
ラヤトンのクリスマス
~聖なるア・カペラ~
(KOBELCO 大ホール)
ケルティック・クリスマス
(KOBELCO 大ホール)
27.8.1
~2
(3公演)
27.9.19
(1公演)
27.11.23
(1公演)
27.12.3
(1公演)
出 演:オカリナ七重奏団GOB
1,197
フラメンコ・ギター:フアン・マヌエル・カニサレス
ほか
出 演:ラヤトン
780
1,210
(フィンランド・ア・カペラ・コーラス)
出 演:ダーヴィッシュ、We Banjo3
ほか
1,175
28.3.19
(1公演)
ジプシー・ヴァイオリン:ロビー・ラカトシュほか
1,994
(KOBELCO 大ホール)
27.6.14
(1公演)
指 揮:ピーター・フィリップス
合 唱:タリス・スコラーズ
1,566
ジュリアーノ・カルミニョー
ラ&ヴェニス・バロック・オ
ーケストラ
27.10.27
(1公演)
ヴァイオリン:ジュリアーノ・カルミニョーラ
演 奏:ヴェニス・バロック・オーケストラ
1,078
27.12.12
(1公演)
フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト
413
28.2.14
(1公演)
チェンバロ、ポジティフ・オルガン:ロレンツォ・ギエルミ
ヴァイオリン:平崎真弓
413
(KOBELCO 大ホール)
古
楽
の
愉
し
み
28.2.21
(1公演)
28.3.18
(1公演)
ロビー・ラカトシュ&
ラカトシュ・アンサンブル
シ
リ
ー
ズ
企
画
414
延原武春指揮 テレマン
室内オーケストラ
オカリナ七重奏団
GOB-ゴブ-
シ
リ
ー
ズ
企
画
リ コ ー ダ ー:ミカラ・ペトリ
チ ェ ン バ ロ:西山まりえ
タリス・スコラーズ
(KOBELCO 大ホール)
クリスティアン・ベザイ
デンホウト フォルテピ
アノ・リサイタル
ロレンツォ・ギエルミ
チェンバロ&ポジティフ・オ
ルガン・リサイタル
ジ
ャ
ズ
山下洋輔
ピアノ・リサイタル
27.4.8
(1公演)
山下洋輔
ニューヨーク・トリオ
(阪急中ホール)
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
渡辺貞夫
出 演:山下洋輔、フェローン・アクラフ、
セシル・マクビー
569
アルト・サックス:渡辺貞夫 ほか
27.12.9
(1公演)
クラリネット:北村英治 ほか
408
27.12.11
(1公演)
出 演:「薗田憲一とデキシーキングス」
旧在籍メンバーほか 12 名
409
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
アン・サリー“ブランニ
ューオリンズ 2015”
27.12.13
(1公演)
ヴォーカル:アン・サリー ほか
408
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
アトリエ澤野スペシャル
トヌー・ナイソートリオ
27.12.18
(1公演)
ピアノ:トヌー・ナイソー
ベース:ターヴァ・レンメル
ドラムス:アハトゥ・アブネル
406
27.12.19
(1公演)
ギター:渡辺香津美、中牟礼貞則 ほか
408
27.12.23
(1公演)
演 奏:アロージャズオーケストラ
見砂和照と東京キューバンボーイズ
2,117
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
北村英治カルテット
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
薗田憲一とデキシーキング
ス ドリーム・バンド
[
]
ジ
ャ
ズ
410
27.12.6
(1公演)
(KOBELCO 大ホール)
シ
リ
ー
ズ
企
画
27.10.22
(1公演)
ピアノ:山下洋輔
1,805
(阪急中ホール)
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
渡辺香津美 回帰プロジェ
ク ト フィ ーチ ャ リン グ
中牟礼貞則
クリスマス・ジャズ・フェスティバル
アロージャズオーケストラ VS
東京キューバンボーイズ
(KOBELCO 大ホール)
合
計 33事業
36公演
22,902
(4) 舞台芸術の普及・県民の創造活動支援
① プロムナードコンサート・ワンコイン・コンサート等
(ア) プロムナードコンサート(KOBELCO 大ホール)
人気・実力を兼ね備えた国内演奏家や国外アーティストを招き、親しみやすいプログラ
ムによる低額入場料(2,000 円程度)公演を開催し、広範囲な集客(裾野の拡大)
。
演
目
公演年月日
出演者等
入場者(人)
清水和音
ピアノ・リサイタル
27.4.18
(1公演)
ピアノ:清水和音
1,085
鮫島有美子&福島明也
日本の心のうた
27.4.26
(1公演)
ソプラノ:鮫島有美子
バリトン:福島明也 ほか
1,987
仲道郁代
ピアノ・リサイタル
27.6.13
(1公演)
ピアノ:仲道郁代
1,843
合
計
3事業
3公演
4,915
(イ)
ワンコイン・コンサート(入場料 500 円)
(KOBELCO 大ホール)
県内外音楽コンクール受賞者など兵庫・関西ゆかりの新進気鋭の音楽家による60分の
コンサートを平日の昼間に開催し、広範囲な集客(裾野の拡大)。
演
目
公演年月日
カウンターテナー:
村松稔之
~心紡ぐカウンターテナー
27.4.17
(1公演)
斉戸英美子
~きらめく新星ソプラノ
27.6.10
(1公演)
東京藝術大学卒業。同大学大学院修了。第 20
回 ABC 新人コンサート最優秀音楽賞、第 16 回松
方ホール音楽賞奨励賞、第 24 回青山音楽賞新人
賞受賞。)
ソプラノ:
27.8.5
(2公演)
1,990
辻姫子(旧姓:滝田。京都市立芸術大学、同大学大
学院を首席で卒業、修了。PAC[兵庫芸術文化センター
管弦楽団]コアメンバーを経て、東京フィルハーモニ
ー交響楽団副首席奏者。)
バス・トロンボーン:
1,987
斉戸英美子(西宮市出身。大阪音楽大学卒業、
同時に優秀賞受賞。同大学大学院オペラ研究室
修了、給付奨学金を授与される。第 67 回全日本
学生音楽コンクール声楽部門全国大会第 1 位。
)
トロンボーン:
滝田姫子&エドワー
ド・ヒルトン
~響きあうトロンボーン
入場者(人)
出演者等
村松稔之(京都府出身。京都市立音楽高校、
2,633
エドワード・ヒルトン(イギリス出身。バ
ーミンガム音楽院、英国王立音楽院で学位を取
得。2012~15 年 PAC コアメンバー。
)
フルート:
増本竜士
~フルートでア・ラ・カルト!
ュネーブ、ストラスブール、パリ市立の各音楽院を
修了。朝日現代音楽賞、松方ホール音楽賞奨励賞、
武者小路千家賞ほか受賞。関西フィルハーモニー管
弦楽団特別契約首席奏者を経て、オーケストラジャ
パン団員。
)
27.9.2
(1公演)
マリンバ:
間瀬尚美
~心躍るマリンバ
チェロ:
北口大輔
~チェロ、溢れ出る名曲
ヴァイオリン:
吉田 南
~ヴァイオリン、咲き匂う大器
びわ湖ホール四大テノール
~ザ☆エンターテインメント!
清水徹太郎、竹内直紀、
二塚直紀、山本康寛
28.1.6
(1公演)
1,989
北口大輔(東京藝術大学卒業、同大学大学院
修了。アゼリア推薦音楽新人賞、大阪府舞台芸
術新人賞など受賞。東京都交響楽団奏者、九州
交響楽団首席奏者を経て、現在、日本センチュ
リー交響楽団首席奏者。大阪音楽大学講師。西
宮市在住。
)
27.12.16
(2公演)
3,342
西村圭市(兵庫県出身。大阪音楽大学卒業、
同時に最優秀賞受賞。同大学大学院修了。新国
立劇場オペラ研修所 12 期生。平成 24 年度文化
庁新進芸術家海外研修員。第 61 回全日本学生音
楽コンクール全国大会第 2 位。
)
27.11.6
(1公演)
1,989
間瀬尚美(神戸山手女子高校音楽科、同志社
女子大学卒業。同大学特別専修課程修了。松方
ホール音楽賞奨励賞、神戸新人音楽賞優秀賞、
ひょうごアーティストサロン賞、坂井時忠音楽
賞受賞。現在、神戸女学院大学ほか講師。
)
27.10.1
(2公演)
バリトン:
西村圭市
~縦横無尽のバリトン
増本竜士(神戸市出身。東京藝術大学卒業。ジ
3,429
吉田 南(奈良県出身。第 64 回全日本学生音
楽コンクール小学校の部全国大会第 1 位、第 66
回同コンクール中学校の部全国大会第 1 位。第
83 回日本音楽コンクール第 1 位。現在、桐朋女
子高等学校音楽科在学中。
)
1,989
声楽アンサンブル: びわ湖ホール四大テノール(同ホール声
28.2.18
(2公演)
楽アンサンブルで出会ったテノール歌手・清水
徹太郎、竹内直紀、二塚直紀、山本康寛による
ユニット。ハイレベルな歌唱と笑いを交えた楽
しいステージが話題を呼んでいる。
)
3,956
ヴァイオリン:
黒川 侑
~風雅なヴァイオリン
ェンタール国際ヴァイオリンコンクール第 2 位、最
優秀バッハ賞受賞。第 75 回日本音楽コンクール第
1 位。第 32 回音楽クリティック・クラブ賞奨励賞
受賞。現在、桐朋学園大学院大学に特待生として在
籍中。
)
28.3.24
(1公演)
合
計
黒川 侑(京都府出身。第 10 回クロスター・シ
10事業
1,989
14公演
25,293
<音楽事業アドバイザー会議>
センターの主催する音楽事業の中で、兵庫・関西ゆかりの若手アーティスト・人材
を登用する普及事業(ワンコイン・コンサート等)の出演者候補について発掘・審議
するため、音楽事業アドバイザー会議を開催。
(アドバイザー)
中村孝義(大阪音楽大学理事長)、響敏也(音楽評論家)、藤本賢市(神戸新聞社)、
安田奈緒美(産経新聞文化部記者)
(ウ) ドリーム・コンチェルト(KOBELCO 大ホール)
ワンコイン・コンサート出演者と芸術文化センター管弦楽団によるスペシャル・コンサ
ートを開催。
演
目
公演年月日
出演者等
入場者(人)
ドリーム・コンチェルト
*冠協賛:西宮ロータリークラブ
27.5.23
(1公演)
合
計
指 揮:ジョシュア・タン
出 演:林佑子(ソプラノ)、
清水徹太郎(テノール)、
小谷口直子(クラリネット)、
崎谷明弘(ピアノ)
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
1,989
1事業
1,989
1公演
(エ) ワンコイン・プレ・レクチャー(阪急中ホール)
芸術監督プロデュースオペラをより楽しんでいただくため、オペラ歌手によるハイライ
トコンサートを開催。また、専門家、演奏家等のレクチャー・トークを実施し、広範囲な
集客(裾野の拡大)
。
演目
公演年月日
27.4.22
~23
(2公演)
オペラ「椿姫」
ハイライトコンサート
~ええとこどり!
27.4.19
4.26
4.29
5. 2
(4公演)
オペラ「椿姫」
ワンコイン・プレ・レクチャー
27.5.13
(2公演)
合
計
出演者等
出 演:坂口裕子、小林峻、迎肇聡
ピアノ・お話:伊原敏行
演出・ナビゲーター:木村孝夫
【県内公演】
洲本市文化体育館 文化ホール しばえもん座
篠山市立たんば田園交響ホール
小野市うるおい交流館エクラホール
豊岡市民会館大ホール
講 師:岸純信(オペラ研究家)
2事業
4公演
4公演(県内公演)
入場者(人)
1,593
(2,006)
1,593
3,186
(2,006)
② 県民創作公演
(ア)県民創作公演
「ひょうごの民俗芸能祭~ぐるっと五国~」(再掲)
⑰「おさん茂兵衛 丹波歌暦」
(丹波)
、⑱「農村歌舞伎 葛畑座」
(但馬)
、⑲「魔法の靴」
(神戸)
、
「淡路人形
21 「播州歌舞伎」
22 「バラに願いを~親愛なるアンネ・フラ
浄瑠璃」
(淡路)
、⑳「西遊記」
(阪神)
、○
(播磨)
、○
23 「じろはったん」
24 「とどけよう、あなたの心にこの響き~」(神戸)
ンクへ」
(阪神)
、○
(但馬)
、○
27 「ひょうごの民俗芸能祭」(全県))
(関連 ⑰「阪神・淡路大震災 1.17 追悼コンサート」(阪神) ○
(イ)舞台芸術団体フェスティバル(共催)
(県域団体)
公演年月日
主催団体
演
目
K
O
B
E
L
C
O
大
ホ
ー
ル
入場者(人)
2015 年度兵庫県合唱コ
ンクール中学校・高等学
校の部
27.8.23
(1公演)
兵庫県合唱連盟
3,140
ひょうごブラスフェス
ティバル 2015
27.8.30
(1公演)
兵庫県吹奏楽連盟
1,719
≪創立 35 周年・公益財団
法人認定 5 周年記念≫
第 34 回アルカディア定
期演奏会
27.9.19
(1公演)
阪神南文化振興団体連絡協議会/公益財団
法人アルカディア音楽芸術財団
776
兵庫県劇団協議会/劇団自由人会
251
27.9.11
(2公演)
兵庫県劇団協議会/劇団道化座
611
27.9.13
(1公演)
日本民謡民舞兵庫県連合会
639
季(とき)コンサート
Vol.5
27.8.22
(1公演)
兵庫県音楽活動推進会議/神戸クラシック
協会
305
あなたに贈る
世界の名曲
27.8.23
(1公演)
兵庫県音楽団体協議会
365
27.9.13
(1公演)
兵庫県音楽活動推進会議/神戸オペラカンパニー
375
27.9.19
(1公演)
兵庫県音楽団体協議会/ベラ・ルーチェ
193
中西覚 歌曲アルバム
27.9.25
(1公演)
兵庫県音楽活動推進会議/野薔薇の会
383
ミュージック・グランプ
リ・フェスティバル
27.9.27
(1公演)
兵庫県音楽団体協議会
354
戦後 70 年平和企画
「知覧のさくら~未来
阪 の僕たちへ~」
急 須永克彦(渡辺鶴)傑作選
中
ホ 幸福シリーズ
ー 「幸福の条件」
ル
ひょうご日本民謡
フェスティバル
神
戸 男と女のカンツォーネ
女
学
院
小 Bella Luce
ホ 特別コンサート
ー
ル
合
27.9.6
(1公演)
計
12事業
13公演
9,111
③ ピッコロ劇団公演(共催)
(阪急中ホール)
演
目
公演年月日
出演者等
ファミリー劇場
「さらっていってよピー
ターパン」
27.12.25
~26
(3公演)
作 :別役実
演 出:平井久美子(ピッコロ劇団員)
出 演:ピッコロ劇団員
特別出演:オーディションによる子どもたち
1,555
第54回公演
「天空の恋~谷崎と猫と
三人の女~」
28.2.19
~21
(6公演)
作・演出:G2
客 演:島田歌穂、桂春蝶
出 演:ピッコロ劇団員、オーディションに
よる俳優陣
2,657
合
計
2事業
9公演
入場者(人)
4,212
【芸術文化センター事業 評価】
(1) 主催事業の成果
○ 「芸術監督プロデュースオペラ・コンサートによる創造・発信」、「幅広いニーズに応える上演」、「舞台芸術の普及・県民
の創造活動支援」の3つの柱で、10 年間継続して質・量ともに開館記念期間(H17~19 の3年間)の水準を維持した。
○ 主催公演数(外部公演を除く)は H27:236 公演で開館前計画(県基準:58 公演)の 4 倍の規模を実現。芸術文化振興拠
点として、またパブリックシアターとして県民の多様な舞台芸術鑑賞ニーズに応えるとともに、新たなファン層を発掘し「芸
術文化立県ひょうご」の一翼を担っている。
○ 平均公演入場率(H17~H27)は 88.0%(主催公演チケットオフィス受付分)、入場者の公演満足度は平均 96.7%(観客
アンケート「とてもよかった」「よかった」の割合)。
○ 地元企業(ロータリークラブ等)の協賛により、世界一流のアーティストの公演がホールのステイタスを高め、貸館事業の
稼働率の向上に貢献している。
○ 従来、東京のみで成立していた上質な作品、演劇、バレエなどを誘致し、開館時とは異なる新たな集客に寄与してい
る。
(2) 開館 10 周年にふさわしい多彩な主催公演
○ 平成 26 年 12 月 31 日の佐渡芸術監督プロデュース ジルヴェスター・ガラ・コンサートからスタートした、開館 10 周年記
念事業は、多彩な企画を展開し、多くのお客様と喜び・楽しみを分かち合った。
○ 平成 27 年度はオペラ「椿姫」を芸術文化センター10 公演のロングラン(公演入場者1万 9 千人超)に加えて、昨年度の
県内公演に続き、県内4会場(洲本市、篠山市、小野市、豊岡市)で「ハイライトコンサート」を実施したほか、英国ロイヤル
オペラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など数々の世界トップ級公演を実現、国内外への情報発信と舞台芸術専門
劇場としての存在感をアピールした。
(3) 特色あるシリーズ企画・舞台芸術の普及
○ 芸術文化センターならではの特色あるシリーズ企画(「世界音楽図鑑」(ワールドミュージック)、「古楽の愉しみ」(アーリ
ーミュージック)等)を充実。また、プロムナード・コンサート、ワンコイン・コンサートなど低料金の公演を通じて舞台芸術
の普及(ファンの拡大)促進に貢献した。
(4) 県民の創造活動支援
○ ひょうご五国の民族芸能を一堂に集めた「ひょうごの民俗芸能祭-ぐるっと五国-」や舞台芸術団体フェスティバルによ
り、県民の創造活動の檜舞台を提供するとともに地域文化の発信、文化力向上を支援した。
※劇場・企業経営者はじめ専門家で構成した「芸文センター運営委員会」で継続的にデータ分析・評価されているもの。
以下の項目についても同じ。
2 兵庫芸術文化センター管弦楽団事業
兵庫県立芸術文化センター専属のプロオーケストラとして、毎年世界各地でオーディションを
実施し、優秀な若手演奏家を中心に構成する兵庫ならではのユニークな『フレッシュでインター
ナショナル』なオーケストラ。また、兵庫から世界に人材を育て発信する『オーケストラアカデ
ミー』の要素も有する「兵庫芸術文化センター管弦楽団」では、①定期演奏会の開催、プロデュ
ースオペラ公演への出演をはじめ、
②室内楽演奏会や③県内各地でのアウトリーチ活動など、
「パ
ブリックシアター」の顔にふさわしい多彩な活動を展開。
・芸術監督
:佐渡裕
・レジデント・コンダクター:岩村力
・コ ン サ ー ト マ ス タ ー:四方恭子、豊嶋泰嗣
・ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ア ド ヴ ァ イ ザ ー:水島愛子
・基本編成:14 パート 48 人(10型2管編成、35歳以下、3年契約、全国・世界各地でのオーディションで選抜)
2016 シーズンオーディション
・世界の優れた若手演奏家の確保
・毎年概ね 1/3 程度交代ローテーションへの円滑な移行
【募集人員】ヴァイオリン等 10 パート 15 人
【募集期間】2015 年9月~2016 年1月
【実技審査】2~3月 アメリカ・ヨーロッパ・西宮・東京
【総合審査】4月 佐渡裕芸術監督
<コアメンバー 平成 28 年 4 月時点の状況>
1年目:12 人、2年目:21 人、3年目:8 人 13 パート 41 人、国籍:7 カ国、平均年齢:27.0 歳
*新メンバー契約期間:H27.9~H30.8)
① 演奏会活動
21事業41公演(センター事業:6事業19公演(再掲)を除く)
フレッシュでインターナショナルなオーケストラの魅力ある演奏会を実施。
(ア)佐渡芸術監督プロデュースコンサート公演(KOBELCO 大ホール)
演
目
公演年月日
出演者等
27.12.10
指 揮:佐渡裕
ピアノ:アリス=紗良・オット
ソプラノ:並河寿美 メゾ・ソプラノ:林美智子
テノール:西村悟
バ リ ト ン:キュウ・ウォン・ハン
合 唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団
オープニング記念第9合唱団
1,995
1事業
1,995
入場者(人)
開館 10 周年記念演奏会
第1部:記念式典
第 2 部:祝賀コンサート
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ヴェルディ:「椿姫」より「乾杯の歌」
プッチーニ:「蝶々夫人」より「愛の二重奏」
ロッシーニ:「セビリャの理髪師」
より「今の歌声は」
バーリン:「ホワイト・クリスマス」
ベートーヴェン:交響曲第9番第4楽章
合
計
1公演
(イ)定期演奏会(KOBELCO 大ホール)
佐渡裕芸術監督をはじめ、世界一流の客演指揮者やソリストを招聘し、古典から現代曲まで
の魅力あるレパートリーを、大小さまざまな編成で演奏し、質の高い芸術性を追求。
入場者(人)
演
目
公演年月日
出演者等
〔2014-2015 シーズン〕
第 78 回
ウェーバー:舞踏への勧誘
ショパン:ピアノ協奏曲第 2 番
ブラームス:交響曲第 2 番
27.4.10
~12
(3公演)
指 揮:佐渡裕
*全国ツアー
ピアノ:エフゲニ・ボジャノフ
5,956
第 79 回
ハイドン:交響曲第 96 番「奇蹟」
ティペット:2 つの弦楽オーケスト
ラのための協奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第 3 番
*(独法)日本芸術文化振興会助成
第 80 回
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
クラリネット協奏曲第 1 番
シューマン:交響曲第 2 番(マーラー版)
*(独法)日本芸術文化振興会助成
〔2015-2016 シーズン〕
第 81 回
ハ イ ド ン:交響曲第7番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第 4 番
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
第 82 回
ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」組曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
第 83 回
指 揮:サー・ネヴィル・マリナー(イギリス出身)
5,950
27.6.19
~21
(3公演)
指 揮:ユベール・スダーン(オランダ出身)
クラリネット :マイケル・コリンズ
5,831
27.9.11
~13
(3公演)
指 揮:佐渡裕
*県内ツアー
ピアノ:小林愛実(初登場 山口出身、カーティス音楽院在
27.10.30
~11.1
(3公演)
指 揮:ダニエル・ハーディング(初登場 イギリス
第 84 回
ベートーヴェン:交響曲第 2 番
ラフマニノフ:交響曲第 2 番
第 85 回
ブラームス :ピアノ協奏曲第 1 番
交響曲第 1 番
第 86 回
ワーグナー:ジークフリート牧歌
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第 2 番
シューマン:交響曲第 3 番「ライン」
第 87 回
プロコフィエフ:交響曲 第 1 番
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
チャイコフスキー:交響曲第 5 番
第 88 回
ボッケリーニ(ベリオ編):マドリードの夜
の帰営ラッパ
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
J.S.バッハ(齋藤秀雄編):シャコンヌ
第 89 回
ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」序曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第 8 番
計
5,960
学中)
出身、スウェーデン放響音楽監督、ロンドン響首席客演
ほか)
5,963
指 揮:佐渡裕
*関西ツアー
ソプラノ:並河寿美
メゾ・ソプラノ:林美智子
テノール:西村悟
バリトン :キュウ・ウォン・ハン
合 唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団
オープニング記念第9合唱団
5,956
28.1.15
~17
(3公演)
指 揮:佐渡裕
5,884
28.2.12
~14
(3公演)
指 揮:ロッセン・ミラノフ
ピアノ:田村響(初登場 愛知出身、ロン・ティボー優勝)
5,966
27.12.11
~13
(3公演)
ベートーヴェン:交響曲第 9 番
*12/10 センター開館10 周年記念演奏会
*(独法)日本芸術文化振興会助成
合
27.5.15
~17
(3公演)
28.3.4
~6
(3公演)
指 揮:エイドリアン・リーパー(初登場 イギリス
28.4.1
~3
(3公演)
指 揮:ドミトリー・キタエンコ(初登場 ロシア出
28.5.13
~15
(3公演)
指 揮:下野竜也
ヴァイオリン:コリヤ・ブラッハー(初登場 ドイツ出身、
28.6.17
~19
(3公演)
指 揮:ダニエーレ・ルスティオーニ(初登場 イ
9事業
出身、元スペイン国立放響芸術監督)
ホルン:サボルチ・ゼンプレーニ(初登場 ハンガリ
5,817
ー出身、ミュンヘン国際音楽コンクール優勝)
身、モスクワ・フィル、フランクフルト放響などで首席指揮者
を歴任)
―
―
元ベルリン・フィルコンマス)
タリア出身、2017 年よりリヨン国立歌劇場首席指揮者)
―
ヴァイオリン:川久保賜紀
27公演(平成27年度)
*2015-2016 シーズン定期会員数 4,987(金曜 1,664、土曜 1,651、日曜 1,672)
53,283
(ウ)特別演奏会(KOBELCO 大ホール)
名曲コンサート、モーニング・チェンバー、ファミリーコンサートなど親しみやすい公演に
より幅広い観客ニーズに応え、クラシックファン層を拡大。
演
目
公演年月日
出演者等
入場者(人)
特別演奏会
ヴィヴァルディ「四季」
27.5.1
(1公演)
ヴァイオリン:オリヴィエ・シャルリエ
モーニング・チェンバー
27.6.5
(1公演)
PACコアメンバー
413
27.7.3
(1公演)
PACコアメンバー
415
※PAC メンバーの企画構成で取り組む
朝の室内楽コンサート
(神戸女学院小ホール)
名
曲
コ
ン
サ
ー
ト
第 33 回
名曲コンサート
27.10.17
(1公演)
第 34 回
名曲コンサート
28.1.8
(1公演)
特別協力:日本音楽財団
1,658
指 揮:ロベルト・フォレス・ヴェセス
ピアノ:シプリアン・カツァリス
1,987
指 揮:チャールズ・オリヴィエリ・モンロー
ヴァイオリン:有希・マヌエラ・ヤンケ
チェロ:パブロ・フェランデス
1,408
フォルクハルト・シュトイデ
ヴァイオリン・リサイタル
27.11.5
(1公演)
ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
1,265
第 21 回
室内オーケストラ
27.11.6
~7
(2公演)
ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
822
28.3.26
(1公演)
指 揮:岩村力
和太鼓:和太鼓松村組
(神戸女学院小ホール)
春休み子どものための
オーケストラ・コンサート
合
計
8事業
9公演
1,436
9,404
(エ)室内楽シリーズ(神戸女学院小ホール)
バロックから現代曲まで、さまざまなレパートリーを多様な編成で演奏し、室内楽の魅力を
伝える。芸術文化センター管弦楽団コアメンバーと特別契約奏者との組み合わせ。幅広い編成
で高度な公演を実現。
演
目
公演年月日
27.5.8
~9
(2公演)
第 44 回
PAC PERCUSSION!
室
内
楽
シ
リ
ー
ズ
出演者等
入場者(人)
パーカッション:エドワード・ステファン
出 演:PACパーカッション・メンバー
779
第 45 回
PAC WINDS!
27.6.26
(1公演)
クラリネット:マイケル・コリンズ
出 演:PAC木管セクション
415
第 46 回
PAC STRINGS!
28.2.19
(1公演)
ヴァイオリン:戸田弥生
出 演:PACストリングス・メンバー
306
第 47 回
PAC WINDS!
28.2.20
(1公演)
フルート:工藤重典
出 演:PAC木管セクション
327
合
計
4事業
5公演
1,827
(オ)センター事業への出演
6事業19公演(再掲)
佐渡芸術監督のプロデュースするオペラ・コンサート公演等で演奏。
② 体験教育・普及活動
(ア)青少年芸術体験事業「わくわくオーケストラ教室」の実施 40公演〔KOBELCO 大ホール〕
兵庫県内の中学1年生(約5万人全員)を対象に、本格的な交響楽団の演奏に親しむ機会を
設けることにより、これからの社会を担う生徒の豊かな感性、創造力を育むとともに、音楽教
育(体験教育)の振興を図った。
【企
【指
【内
画】佐渡裕芸術監督
揮】岩村力、太田雅音、シズオ.Z.クワハラ
容】第1部 参加・体験コーナー:ホールの紹介、楽器紹介
第2部 鑑賞コーナー:楽曲の紹介、演奏会
【公演時間】約1時間(70’)
【時
期】平成27年5月26日(火)~平成28年1月29日(金)
【実
績】384校 52,398人(引率教員等含む)
(イ) アウトリーチ活動
芸術文化センターからの遠隔地域や日頃音楽に触れる機会の少ない方々に音楽の魅力・感動
を伝え、音楽の普及と楽団のPRを図るため、アウトリーチ活動を展開し、活動先については
公募制度も導入・実施(医療機関、福祉施設、小中高等学校、参画と協働を実践する地域活動
への参加等)
。
【実
績】32回
・合宿地(篠山市)での佐渡芸術監督指揮、スーパーキッズ・オーケストラ演奏
7月28日、29日
・水害復興激励ミニコンサート(丹波市、福知山市)*佐渡芸術監督指揮、スーパーキッズ・オーケストラ演奏
7月30日
・東日本大震災復興祈念被災地訪問活動(宮城県、岩手県 6会場)
8月7日~9日
*佐渡芸術監督指揮、スーパーキッズ・オーケストラ演奏
・洲本吹奏楽団クリニック(洲本市) *佐渡芸術監督
9月 4日
・PACシーズン・オープニング・フェスティバルアウトリーチ(洲本市 5会場)
9月 4日
洲本市議会議場、高田屋嘉兵衛翁記念館、五色図書館、市民広場、上桑間公会堂
・国際ソロプチミスト淡路 30 周年記念事業 淡路島島内7中学校合同吹奏楽クリニック *佐渡芸術監督 9月 5日
・西宮市北口図書館(西宮市)
10月 9日
・エレガーノ甲南(神戸市)
10月13日
・安倉南団地集会所(宝塚市)
10月18日
・開館 10 周年オープンディ(芸 文 セ ン タ ー 小 ホ ー ル・3回)
10月24日
・甲南幼稚園・小学校鑑賞会(甲南幼稚園・小学校講堂2回)
10月25日
・横尾忠則現代美術館(神戸市)
11月 8日
・県公館開館30周年記念事業(神戸市)
11月23日
・にしきたのクリスマス(芸文センター1階エントランス)
12月20日
・ジルヴェスター・ポップス・コンサート ロビーコンサート(芸文センター大ホールホワイエ)
12 月 30 日、31 日
・横尾忠則現代美術館(神戸市)
1月31日
・安倉第一団地集会所(宝塚市)
3月27日
(ウ) スーパーキッズ・オーケストラ事業
オーディションによって選ばれた子どもたち(小学生から高校生まで)が佐渡芸術監督
指揮のもとに演奏活動を行った。
(a)合宿(篠山市) (再掲)
【日 程】7月27日(月)~29日(水)
【スケジュール】7月27日 リハーサル(新たんば荘)、28日 地元交流イベント(たんば田園交響ホール)、
29日 成果発表ミニコンサート(たんば田園交響ホール)
(b)東日本大震災復興祈念被災地訪問活動(再掲)
・「東北“心のビタミン”プロジェクト」(宮城県、岩手県6会場) *指揮:佐渡芸術監督
*サントリー「東北サンさんプロジェクト」
【日 程】8月7日(金)~9日(日)
【スケジュール】8月7日(金)岩手県民会館(岩手県盛岡市)
8月8日(土)宝来館(岩手県釜石市)、吉祥寺(岩手県大槌町)、こすもす公園(岩手県釜石市)
8月9日(日)七ヶ浜国際村(宮城県七ヶ浜町)、仙台メディアテーク(宮城県仙台市)
・
「大槌町東日本大震災津波追悼式」
(大槌町役場)
【日 程】3月11日(金)
(c)
「東北“心のビタミン”プロジェクト」実施報告 東京特別公演(浜離宮朝日ホール)
*指揮:佐渡芸術監督
※高円宮妃殿下 ご鑑賞
【日 程】8月13日(木) 入場者数 550人
(d)演奏会「佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ」
(KOBELCO 大ホール)
【日 程】8月29日(土) 入場者数 2,105人
(e)その他の活動
・日本医学会総会 *指揮:佐渡芸術監督
【日程・場所】
4月11日 国立京都国際会館
・水害復興激励ミニコンサート *指揮:佐渡芸術監督(再掲)
【日程・場所】
7月30日 大塚病院(丹波市)
、福知山市厚生会館(福知山市)
・NHK「いのちのうた」 *指揮:佐渡芸術監督(生放送)
【日程・場所】
8月 4日 長崎県美術館
・サントリー本社ランチタイムコンサート *指揮:佐渡芸術監督
【日程・場所】
8月10日 サントリー本社ロビー
・東日本大震災チャリティーコンサート *指揮:佐渡芸術監督
【日程・場所】
8月11日 日本武道館
・
「題名のない音楽会」 *指揮:佐渡芸術監督(収録)
【日程・場所】
8月12日 東京オペラシティコンサートホール
・富士山河口湖音楽祭
【日程・場所】
8月14日 河口湖ショッピングモール BELL、フジヤマミュージアム
・神戸シーバス船上ライブ
【日程・場所】 10月10日 ファンタジー号
・元町ミュージックウィーク
【日程・場所】 10月10日、11日 元町商店街(4回)
・甲南幼稚園・小学校鑑賞会 *指揮:佐渡芸術監督(再掲)
【日程・場所】 10月25日 甲南幼稚園・小学校講堂(2回)
・一万人の第九 *指揮:佐渡芸術監督
【日程・場所】 12月 6日 大阪城ホール
・クリスマスコンサート *指揮:岩村レジデント・コンダクター
【日程・場所】 12月23日 養父市立八鹿文化会館
・
「クラシカ」コンサート
【日程・場所】 12月27日 「クラシカ」
(芦屋市)
・富士火災ニューイヤーミニコンサート
【日程・場所】
1月15日 富士火災大阪本社
・スーパーキッズ・オーケストラコンサート
【日程・場所】
2月11日 やまと郡山城ホール
・宝くじプレミアム・クラシック ランチタイムスペシャルコンサート *指揮:佐渡芸術監督
【日程・場所】
3月 7日 宝くじドリーム館
(f) 受賞
・国際ソロプチミスト淡路賞 [ H27.11.12 国際ソロプチミスト淡路]
③ 多彩な演奏活動
10 周年を記念して楽団の魅力を積極的に県内・全国へPR(県内外からの依頼公演等)
(ア) 県内外ホールと連携した演奏活動
県内展開を最重点にしつつ、兵庫文化発信につながる県外展開を展望。
・佐渡裕芸術監督指揮による定期演奏会と同演目によるコンサート
会 場
日 程
[県外ツアー] 富山市(富山市芸術文化センター)
4月 15 日(水)
金沢市(金沢歌劇座)
4月 16 日(木)
新潟市(新潟市民芸術文化会館)
4月 17 日(金)
上田市(上田市交流文化芸術センター)
4月 18 日(土)
足利市(足利市民会館)
4月 19 日(日)
仙台市(宮城県民会館)
4月 21 日(火)
富士市(富士市文化会館)
4月 22 日(水)
名古屋市(愛知県芸術劇場)
4月 23 日(木)
三次市(三次市民ホールきりり)
4月 24 日(金)
米子市(米子コンベンションセンター)
4月 25 日(土)
高知市(高知県立県民文化ホール)
4月 26 日(日)
佐世保市(アルカス SASEBO)
4月 27 日(月)
[県内ツアー] 明石市(明石市民会館)
9月 16 日(水)
神戸市(神戸国際会館)
9月 19 日(土)
姫路市(姫路市文化センター)
9月 20 日(日)
[関西ツアー] 大阪市(フェスティバルホール)
12 月 14 日(月)
岡山市(岡山シンフォニーホール)
12 月 16 日(水)
京都市(京都コンサートホール)
12 月 17 日(木)
大津市(びわ湖ホール)
12 月 19 日(土)
和歌山市(和歌山県民文化会館)
12 月 23 日(水)
神戸市(神戸国際会館)
12 月 25 日(金)
大阪市(オリックス劇場)
12 月 26 日(土)
徳島市(アスティとくしま)
12 月 27 日(日)
(イ) 幅広いニーズに対応した演奏活動
(a)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(東京国際フォーラム) 5 月 3 日(日)~4 日(月)
(b)オペラ「フィガロの結婚」高松公演(サンポートホール高松) 6 月 10 日(水)
(c)N i k o n 収録演奏(KOBELCO 大ホール)
6 月 23 日(火)
(d)billboard classics 八神純子(KOBELCO 大ホール)
10 月 2 日(金)
(e)billboard classics Salyu with 小林武史(KOBELCO 大ホール) 10 月 4 日(日)
(f)武庫川女子大学 武庫川コンチェルト(甲子園会館)
11 月 15 日(日)
(g)東京イギンオーケストラコンサート(KOBELCO 大ホール)
11 月 22 日(日)
(h)関西大学第一中学校音楽鑑賞会(吹田市文化会館メイシアター) 11 月 27 日(金)
(i)一万人の第九(大阪城ホール)
12 月 6 日(日)
(j)billboard classics 玉置浩二(フェスティバルホール)
2 月 24 日(水)~25 日(木)
(k)billboard classics 玉置浩二(KOBELCO 大ホール)
2 月 28 日(日)
(ウ) 県議会議場コンサート
2 月 18 日(木)
④ コアメンバー演奏力の強化
(ア) PACシーズンオープニング・フェスティバル(ミュージックキャンプ)
*劇場・音楽堂等活性化事業(特別支援事業)
若手育成という当楽団の性格から、そのミッションの一つであるアカデミー機能のより一
層の強化、充実を目的に、シーズン・スケジュールの初め(9月)に国内外より著名な指導者
陣(ス ペ シ ャ ル ・ ゲ ス ト ・ プ レ イ ヤ ー)を招き、オーケストラのレベルアップに不可欠なアンサ
ンブル力の強化を図る(ミュージックキャンプ)
。また、芸術文化センターだけでなく、県内
市町の文化施設においても開催(共同主催)することで、地域における音楽文化の発展に寄
与した(フェスティバル)
。
【時 期】9月1日(火)~9月5日(土)5日間
*9月からはじまる楽団の県内ツアーや関西ツアー、定期演奏会、特別演奏会等に
成果を繋げた。
【会 場】洲本市文化体育館
【内 容】 ①室内楽プログラム(スペシャル・ゲスト・プレイヤーのリーダーシップ)
②オーケストラプログラム(指揮:佐渡芸術監督)
③アウトリーチコンサート
④リハーサル公開、マスタークラス等
【ス ケ ジ ュ ー ル】9月1日(火)~2日(水)シーティングオーディション等実施(芸文センター)
9月3日(木)~5日(土)オーケストラ練習、リハーサル、マスタークラス、公開リハーサ
ル、公演、アウトリーチ(洲本市)等
計1事業1公演
【出 演】佐渡裕(指揮・芸術監督)
小林愛実(ピアノ)
兵庫芸術文化センター管弦楽団(コアメンバー)
スペシャル・ゲスト・プレイヤー
・豊嶋泰嗣(Vn PACコンサートマスター)
・水島愛子(Vn PACミュージック・アドヴァイザー・元バイエルン放送響)
・オーレン・シェヴリン(Vc ケルン放響ソロ首席)
・チャールズ・デラムズ(Cb イェーテボリ交響楽団)
・ベンツェ・ボガーニ(Bn 元ミュンヘン・フィル首席)
・イエルーン・ベルワルツ(Tp 元ハンブルク北ドイツ放響首席)
・ミヒャエル・ヴラダー(ティンパニ ウィーン交響楽団)
(開催地)平成 24 年多可町⇒平成 25 年洲本市⇒平成 26 年豊岡市⇒平成 27 年洲本市
(イ) 世界トップ級の奏者を、ソリスト、客演コンマス、パートトップとして招聘し(特別
契約奏者)との共演、指導(マスタークラス)により、コアメンバーが世界一流の演奏
技術などを体感できる機会を設けた。
オリヴィエ・シャルリエ(Vn)
、フォルクハルト・シュトイデ(Vn)
、ステファーノ・ヴァ
ニャレッリ(Vn)
、ペーター・ヴェヒター(Vn)
、有希・マヌエラ・ヤンケ(Vn)
、ユルゲ
ン・ヴェーバー(Va)
、ニムロートゥ・グエツ(Va)
、クレメンス・ヴァイゲル(Vc)
、ブ
ライン・ソーントン(Vc)
、オーレン・シェヴリン(Vc)
、ヨナス・クレイッチ(Vc)
、ヘ
ルムト・ヴェイヘルマン(Vc)
、パブロ・フェランデス(Vc)
、レリア・ルキッチ(Vc)
、
河原泰則(Cb)
、チャールズ・デラムズ(Cb)
、クリストフ・ハルトマン(Ob)
、マイケル・
コリンズ(Cl)
、ベンツェ・ボガーニ(Bn)
、イエルーン・ベルワルツ(Tp)
、ウヴェ・コ
ミシュケ(Tp)、ミヒャエル・ヴラダー(Timp)、エドワード・ステファン(Per)ほか
【兵庫芸術文化センター管弦楽団事業 評価】
(1) 演奏会活動
○ 国内では例のない年 9 回全 3 公演の定期演奏会をはじめ多彩なプログラムで本格的な演奏活動を展開し、オー
ケストラの醍醐味を存分に味わえる多数のレパートリーを提供(42 公演)。平均公演入場率(H18~H27)は 92.5%
で、満足度も 97.1%を超えるなど県民の音楽鑑賞ニーズに応えるとともに、音楽文化の向上に貢献した。
○ H27 年定期演奏会員(2015-16 シーズン通し券購入者)は 4,987 人(過去最高)となるなど、佐渡芸術監督や楽団の
清新な魅力が大きな支持を得、期待を集めた。また、各種媒体で取り上げられるなど情報発信力も高めた。
○ 佐渡裕芸術監督がオープニング公演以来となるベートーヴェン交響曲「第九」を記念演奏会と定期公演(12月)で
演奏し、観客とセンターの 10 周年を盛上げた。
(2) 体験教育・普及活動
○ 県内の中学 1 年生全員を対象とした体験教育「わくわくオーケストラ教室」(40 公演)を実施。日頃演奏会に馴染
みのない子供達に本格的ホールで生のオーケストラ鑑賞・感動体験機会を提供することで音楽への関心や感性を
高め、将来のファン層を形成した(「よかった」評価 90%超)。
○ 県立劇場・楽団のミッションとして、佐渡芸術監督による吹奏楽クリニックや楽団員によるアウトリーチ活動等を積
極的に展開。
○ さらに、震災 5 年を迎える東日本大震災復興祈念として佐渡芸術監督とスーパーキッズ・オーケストラが被災地6会
場で鎮魂演奏を行った。また、3 月 11 日にはスーパーキッズ・オーケストラメンバーが大槌町(岩手県)東日本大震災津
波追悼式で追悼演奏を行った。
(3) 10 周年を記念した多彩な演奏活動
○ 県内外ホールと連携し、定期演奏会と同演目の県外巡回公演や、県内共催公演を実施。佐渡芸術監督指揮によ
る4月(全国ツアー)、9月(県内ツアー)、12 月(関西ツアー)を全て3公演行うなど、兵庫文化発信につながる活動を
展開。また、ビルボード・クラシックなど幅広いニーズの公演にも出演。
(4) コアメンバー演奏力の強化
○ PACシーズン・オープニング・フェスティバルを開催。新メンバーを迎え、シーズン幕開けとなる9月に佐渡芸術
監督指揮で定期演奏会・シーズンを通じた楽団の安定的運営に向け、ミュージックキャンプを実施。「楽団の設置、
運営目的の浸透・徹底」、「団結力の強化」、「演奏・アンサンブル力の強化」、「地域における音楽文化の発展(開催
市町とのネットワーク強化)」を図った。(合宿地:洲本市)
<ホール別の主催事業数・公演数>
芸術文化センター事業
区分
芸術文化センター管弦楽団事業
主催事業 計
舞台芸術団体
フェスティバル等
演奏活動
青少年芸術体験事業
KOBELCO 大ホール
53 事業 70 公演
3 事業 3 公演
16 事業 34 公演
1 事業 40 公演
73 事業 147 公演
阪急中ホール
67 事業 117 公演
5 事業 13 公演
―
―
72 事業 130 公演
神戸女学院小ホール
24 事業 27 公演
6 事業 6 公演
7 事業 9 公演
―
37 事業 42 公演
小計
144 事業 214 公演
14 事業 22 公演
23 事業 43 公演
1 事業 40 公演
182 事業 319 公演
―
1 事業 1 公演
―
1 事業 45 公演
―
36 事業 38 公演
―
36 事業 38 公演
14 事業 22 公演
60 事業 82 公演
1 事業 40 公演
外部公演
楽団外部依頼公演
44 公演
―
144 事業 258 公演
計
219 事業 402 公演
158 事業 280 公演
【基準】
【36 事業 58 公演】
61 事業 122 公演
【48 公演】
【40 公演】
【36 事業 146 公演】
〔注1〕上記のほか普及事業開催:広報普及イベント(公開リハーサル、レクチャー・トーク、ワークショップ、
バックステージツアー、企画展示、西北活性化協議会イベント等)
、楽団アウトリーチ活動等
*イベント総数 867
3 芸術文化センター広報・普及活動
① 広報活動
(ア)多面的な広報宣伝活動
(a) 記者発表等の情報発信
発売記者発表:センター事業の発売・イベントについて、原則毎月記者発表(資料
配布)のほか、主な事業について個別制作発表・出演者記者会見を企画。
広域的なPR、ファンの発掘・裾野拡大、安定的・継続的な有料入場者
の確保をめざして積極的に展開。
(b) 紙面広報
佐渡芸術監督をはじめ芸文センターへの取材要請に、全国紙、ミニコミ紙等への
きめ細かな対応・活用を図るとともに、自主広告との相乗効果を図る。
(c) 交通機関広報-ポスター活用-
京阪神中心に、阪急・JRの鉄道車両・駅にポスターを掲出
(d) 放送局等との共催
TV報道番組等での放送に取り組むとともに、共催型公演事業等による在阪マス
コミ媒体を活用し、PR活動を推進
【主なもの】
放送日
放送局
番組名
形態
内容
27.6. 4
~6. 5
NHK
NHK-WORLD(海外向け)
情報番組
「茂山狂言会」
27.6.24
関西テレビ
ピーコ&兵藤のピーチケ・パーチケ
情報番組
桂文珍兵庫大独演会
27.6.19
NHK
NHK BS ニュース
ニュース
佐渡監督グラフェネッグ城の野外
音楽堂でガラコンサート
27.7. 7
サンテレビ
サンテレビニュース
ニュース
27.7. 7
毎日放送
VOICE
ニュース
27.7.13
NHK
BSプレミアムシアター
音楽番組
佐渡監督グラフェネッグ 夏の夜の
コンサートほか
27.7.16
朝日
(ラジオ)
ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です
情報番組
オペラ椿姫関連の情報
27.7.23
NHK
(大阪放送局)
ニュースほっと関西
ニュース
佐渡監督インタビュー「開館 10 周
年のあゆみと、これから」
27.7.22
毎日放送
ちちんぷいぷい
情報番組
指揮者・佐渡裕が阪神甲子園
球場で始球式(7/21 阪神巨人
戦)
27.7.30
NHK
ニュースKOBE発
ニュース
スーパーキッズ・オーケストラ篠山公演
27.7.30
NHK
兵庫ニュース 845
ニュース
スーパーキッズ・オーケストラ篠山公演
27.8. 3
さくらFM
西宮徹底解剖
情報番組
藤村副館長出演「兵庫県立芸
術文化センター誕生の日」
27.8. 5
NHK
いのちのうた
特別番組
スーパーキッズ・オーケストラ長崎から
27.8.10
さくらFM
西宮徹底解剖
情報番組
藤村副館長出演「芸術文化セン
ターの戦略」
27.8.17
さくらFM
西宮徹底解剖
情報番組
藤村副館長出演「PACとS
KO」
サントリーホールディングス㈱からスーパー
キッズ・オーケストラへの寄附金贈呈
について
サントリーホールディングス㈱からスーパー
キッズ・オーケストラへの寄附金贈呈
について
藤村副館長出演「今後も目が
離せない!2015 公演スケジュール
と芸術文化センターの展望」
佐渡監督卒業収録
スーパーキッズ・オーケストラ出演
佐渡監督卒業収録
スーパーキッズ・オーケストラ出演
27.8.24
さくらFM
西宮徹底解剖
情報番組
27.9. 6
テレビ朝日
「題名のない音楽会」
音楽番組
27.9.13
テレビ朝日
「題名のない音楽会」
音楽番組
27.9.12
NHK
BSプレミアムシアター「さだまさしコン
サート 2015 年夏」
音楽番組
スーパーキッズ・オーケストラ出演
27.9.22
毎日放送
佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ
特別番組
スーパーキッズ・オーケストラ出演
27.10.3
NHK
NHKニュース7
ニュース
佐渡監督トーンキュンストラー管弦楽団
音楽監督就任
27.10.15
NHK BS1
国際報道2015
ニュース
佐渡裕・音楽の都に挑む
27.11.5
ABC朝日
放送
探偵ナイトスクープ
情報番組
佐渡監督出演
27.11.8
毎日放送
情熱大陸
情報番組
佐渡監督、PAC、小林愛美
出演
27.12.10
テレビ朝日
徹子の部屋
情報番組
佐渡監督出演
27.12.10
サンテレビ
ニュースポート
ニュース
開館 10 周年記念演奏会
27.12.16
関西テレビ
よーいドン!
情報番組
佐渡監督出演
27.12.19
MBS-
TBS
サタデープラス
情報番組
佐渡監督出演
27.12.19
MBS
1 万人の第九~サワコ・又吉のクラシック
なんてこわくない
情報番組
佐渡監督出演
27.12.23
毎日放送
特別番組「一万人の第九」
情報番組
佐渡監督、
PAC、
スーパーキッズ・
オーケストラ出演
27.12.30
NHK
ニュース7
ニュース
東証大納会 佐渡監督出演
28.1. 8
読売テレビ
アナザースカイ
情報番組
佐渡監督出演
28.2. 5
~2. 7
読売テレビ
Cune!キューン
情報番組
東京バレエ団「白鳥の湖」
28.2.20
関西テレビ
さんまのまんま
バラエティ番組
佐渡監督出演
28.3. 6
フジテレビ
さんまのまんま
バラエティ番組
佐渡監督出演
28.3.26
NHK総合
今夜も生でさだまさし
バラエティ番組
佐渡監督出演
(e) 県広報媒体の活用
・県民だよりひょうご、ニューひょうご ごこくなどの紙面媒体
・県民情報番組 ひょうご“ワイワイ”など電波媒体
(イ)自主媒体による展開
(a) 舞台芸術情報誌の発行
舞台芸術をはじめ多彩な芸術文化の情報を発信するため、情報誌を発行
【内容】 ・芸術文化センター事業特集
・舞台芸術をはじめ多彩な芸術文化の情報
【発行】 年2回/各 65,000 部
(b) 会報誌(公演案内リーフレット)の発行 毎月1回/各 55,000 部
(c) ホームページの運営(http://www.gcenter-hyogo.jp)
施設、公演事業、付属管弦楽団をPRするとともに情報交流を推進
スマートフォンの利用や外国人のチケット予約の対応のため、ホームページの機能
及びデザインを一新
【内容】 施設概要・公演案内・入場券購入・楽団情報 等
(d) ホームページ・アクセス件数 742,910 件(平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月)
(e) メールマガジンへの情報発信 毎月1回:公演情報・楽団PR等の情報
(ウ)芸術文化センター会員制度(登録無料・先行予約)
【特 典】 チケット先行予約(割引料金設定なし)
会報誌(公演案内リーフレット)
・チラシの送付
【会員数】 55,630 人
(エ)チケットオフィスの運営
毎月①スタッフ 50 名、電話 35 台という全国で例のない充実したチケット予約受付体
制をとるとともに、②インターネットでも同時受付。
プロデュースオペラ、ワンコイン・コンサートでは③プレイガイド特設電話を設置し
て、①人気演目の公演回数増、②バラエティ豊かなラインナップ、と並び③取りにくい
チケット予約・受取り体制の改善についての要望に対応。
(オ)開館 10 周年記念誌の発行
舞台芸術情報誌の特別号として開館 10 周年記念誌を作成し、先行予約会員や記念演
奏会(12 月)参加者、支援・協力者等に配布
【内 容】 ・館長(知事)と芸術監督の対談
・芸文センターゆかりのアーティスト等からのお祝いメッセージ
・10 年間の事業実績(主な事業・公演、特色ある取組等)
② 主催事業と連動した普及事業等
主催事業の制作過程や事業内容を観客にわかりやすく理解を深め楽しめるものとするため、楽
団の公開リハーサルや芸術監督プロデュースオペラのプレ・レクチャーなどを実施。
また、情報コーナー「ポッケ」においても、主催事業関連の企画展示を実施した。
(ア) 公開リハーサル
内
容
開催日
参加者(人)
27. 7.11
~12
1, 141
(2回)
第78回
27. 4. 9
771
第79回
27. 5.14
600
第80回
27. 6.18
601
第81回
27. 9.10
878
第82回
27.10.29
614
第83回
27.12. 9
926
第84回
28. 1.14
782
第85回
28. 2.10
644
第86回
28. 3. 3
573
オペラ「椿姫」公開リハーサル
楽団・定期演奏会
合
計
10事業
11回
7,530
(イ) ワークショップ等
内容
楽器を触ったり演奏したりする
楽器体験コーナー
指導:西宮交響楽団
(KOBELCO 大ホールホワイエ)
楽器体験コーナー
「音のどうぶつえん」
開催日
参加者(人)
27. 5. 5
1,279
27. 5. 5
10
オペラ創造ワークショッ
翌日に公演初日を控えた劇場で演出家やデザ
プ『椿姫』の制作アトリエ
イナー等プロダクション関係者が制作秘話を 27. 7.13
&バックステージツアー
語る
473
森山開次ダンス公演「サー
森山開次による小学 3 年生から 6 年生(ダン
カス」関連企画 森山開次
ス未経験者含む)を対象としたダンスの楽し 27. 7. 5
ワークショップ
さを教えるワークショップを開催
24
公演の劇中で短歌・俳句を朗読する、高校 1
朗読劇「この子たちの夏」 年生から 25 歳までの女性を募集。かとうかず 27. 6.14
劇中で短歌・俳句を朗読 こ氏による事前稽古や当日の舞台稽古を行っ
7.12
た。
5
※宮川彬良&アンサンブル・ベガ(5/5)入場者
影アナウンス体験
(KOBELCO 大ホール)
舞台上で影アナウンス実体験
※宮川彬良&アンサブル・ベガ(5/5)入場者より募集
(KOBELCO 大ホール)
(リハーサル室)
開演前に演出家による小学生バックステージ
27.10.17
ツアーを開催
(阪急中ホール) ※美女音楽劇「人魚姫」(10/17・18)公演のチケット
10.18
美女音楽劇「人魚姫」
12
購入者より募集
1 月上演の「星の王子さま」に先駆け、笠松
泰洋音楽監督の指導のもと、アンサンブル出
音楽劇「星の王子さま」
演者と共に小学生から 70 代までの参加者が 27.10.24
劇中曲ワークショップ
(リハーサル室) 劇中曲を歌うワークショップを 2 回開催。
120
※開館 10 周年記念事業「オープンデイ」(10/24)のイ
ベント
ミュージカル パッション
舞台設営見学会
(阪急中ホール)
「ミュージカル パッション」
(11/13~15)公
27.11.10
演の舞台設営見学会を開催
開演前に出演者(ジョン・ピラツキ&キャラ・
アイリッシュダンスを踊ろう バトラー)がアイリッシュダンスの基礎を教
(KOBELCO 大ホール) えるダンス体験講座
18
27.12.3
62
28.1.23
61
28.2.11
2.12
26
※ケルティック・クリスマス(12/3)入場者より募集
東京バレエ団「白鳥の湖」
上野水香さんのオデット&オディール レッ
関連企画ワークショップ
スン
(リハーサル室)
GiGANT
オープニングアクト
公演冒頭 15 分のオープニングアクト(2/14)
に参加する小学生(ダンス未経験者含む)を
募集し、コンドルズのメンバーが 2 回のワー
クショップを行った。
(ウ)開館10周年記念事業「オープンデイ」
開館10周年を迎え、これまでの芸術文化センターの実績を支えてくださった地域の
方々や多くのファンの皆様への感謝と、参加した皆様に一層の親近感とこれからの期待
感を感じてもらうため、佐渡裕芸術監督の掲げる「劇場をみんなの広場に」をコンセプ
トに施設を開放し、佐渡芸術監督の特別音楽講座やPAC演奏、これまでの軌跡を振り
返るパネル展や県民参加型イベント等を開催した。
【日 程】平成27年10月24日(土)
【内 容】佐渡裕芸術監督特別企画 (「ゆたかの部屋」、「佐渡裕の白熱音楽教室」)、
コンサート (PACオケアンサンブルによるミニコンサート、オペラ歌手
によるロビーコンサート)、公演関連企画 (音楽劇「星の王子さま」ワー
クショップ)、特別な音楽体験・劇場体験 (指揮者等体験、ミニレクチ
ャー、バックステージツアー)、地域との協力イベント、10 年の歩みを
振り返る展示。
共催:西北活性化協議会
【実 績】入場者数 20,683 人
(エ)バックステージツアー
一般の方を対象に、普段、目にすることのできない劇場の舞台裏や舞台機構、
公演準備作業の様子などを案内する見学会を開催。
内容
開催日
参加者(人)
兵庫県立芸術文化センターのなるほどバックステージツアー2015
第1回
なるほど「PACオーケストラ」編
27.5.27
28
(2回)
第2回
夏休みの「わくわく探検隊ツアー」
27.8.19
(2回)
169
第3回
なるほど「ピアノ」編@神戸女学院小ホール
27.8.30
(1回)
125
第4回
なるほど「ホール比較」編
@KOBELCO 大ホール&阪急中ホール
27.11.19
(2回)
112
合
計
4事業
7回
(オ)企画展示(共通ロビー情報コーナー「ポッケ」)
内容
バレエコレクション
企画展示
薄井憲二バレエ・コレクション常設展
(共通ロビー)
企画展 蘇る白鳥~『瀕死の白鳥』
*薄井憲二氏(企画制作アドバイザー) 舞踊譜をめぐって~
の貴重なバレエコレクション(約 6,500 *企画関連ダンス・パフォーマンス「蘇る白鳥」
点)を活用し、その全貌を紹介するこ (H27 年 4/28~29 1 階エントランス)
69
475
開催日
27.10.20~28.3.11
27.3.24~ 5.10
とでバレエの歴史を概観
企画展 赤い靴
27.10.20~ 11.23
主催事業関連企画展示
オーケストラ特集
オーケストラを楽しもう♪
27. 5.12~ 6. 7
プロデュース演劇公演特集
「TABU」&「人魚姫」
27. 6. 9~ 6.28
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ 2015
『椿姫』
27. 7. 1~ 7.26
スーパーキッズ・オーケストラ 2015
27. 7.28~ 8.30
PAC新シーズン
定期演奏会で振り返る 10 年
27. 9. 1~ 9.27
オープンデイ
秋の公演 pick up
27.10.1~ 10.18
10 年の振り返り
27.11.25~12.27
PAC新メンバー紹介
27.12.29~28.1.24
兵庫県立ピッコロ劇団第 54 回公演
ピッコロシアタープロデュース
『天空の恋』~谷崎と猫と三人の女~企画展
28.1.26~28.2.21
日本オペラプロジェクト「天守物語」
28.2.24~28.3.20
(カ)薄井憲二バレエ・コレクション
(a) コレクションの活用(貸出)
薄井憲二氏(舞踊家、日本バレエ協会前会長)が世界各地から収集した世界有数の規模を誇
るバレエ関連資料(書簡、プログラム、絵画・ポスター、書籍等約 6,500 点)
、同バレエ・コ
レクションの概要、展示情報などをインターネットで配信するとともに、美術館等での展示や
バレエ公演紹介のパンフレットのために貸し出した。
内
容
貸出先
貸出期間(開催日)
NHK・Eテレ「らららクラシック」 日本放送協会
27.5.23 放映
“くるみ割り人形”とお菓子の家
六甲オルゴールミュージアム
27.11.24~ 12.25
ぴあMOOK「バレエワンダーランド」
ぴあ株式会社
28.3.28 発売
(b)
目録の作成
これらのコレクションを活用して、当センターの広報宣伝・普及活動を充実させ
るとともに、バレエの歴史・芸術性の理解を通じてバレエ公演の一層の普及を図るた
め、薄井憲二氏監修のもと、コレクションを体系的に整理した目録(第4巻)を作成した。
*第 1 巻 プログラム・台本(平成 23 年度)、第2巻 書籍・楽譜(平成 24 年度)、第3巻 アンティークプリント・手紙・
サイン・切手他(平成 26 年度)、第4巻 写真・ポストカード・衣裳・陶器・メダル・コイン他(平成 27 年度)
4 東日本大震災復興祈念の継続的な取組
・スーパーキッズ・オーケストラの継続的な東日本大震災被災地訪問演奏活動
・復興のシンボルとしての新ホール創設に向けた支援
「音楽ホール建設基金」創設記念講演(仙台市 H26.7)
・東日本大震災復興祈念等事業資金
センター職員が、外部の委員会(芸術文化関連)の委員として従事したり、大学等で講義・講
演を行う場合の報酬等や大口の寄附金収入等を「東日本大震災復興祈念等事業資金」として管理
し、被災地への支援活動を行い有効活用。
① 財源:寄附金、表彰副賞、委員謝金 等
*平成 23 年度:神戸新聞平和賞副賞(神戸新聞 300 千円)
、福島原発事故賠償金(東京電
力 7,386 千円)
、平成 25・26 年度:大口の寄附金(H25:2,000 千円、H26:4,000 千円)等
*委員謝金:13 件 519 千円、講師謝金:20 件 4,172 千円(H23~H27)
② 充当事業
(ア) スーパーキッズ・オーケストラによる東日本大震災被災地訪問演奏
(イ) PACメンバーによる東日本大震災被災地アウトリーチ活動
(ウ) プロデュースオペラ、楽団定期演奏会等への被災者招待 等
・スーパーキッズ・オーケストラ事業推進資産
サントリーホールディングス㈱がスーパーキッズ・オーケストラの設立趣旨や東日本大震災復
興祈念活動に賛同して寄附(平成 26 年度)いただいた 150,000 千円を原資に東北への訪問、合
宿等の事業活動(平成 27 年度から 10 年間)を展開。
(サントリー「東北サンさんプロジェクト」
の一環)
【芸術文化センター広報・普及活動 評価】
(1) 広報活動
○ 新聞・専門誌、県広報媒体等への積極的な情報提供・取材対応、放送局等との連携を通じた広域かつ多面的
なPR(広報宣伝活動)によりファンを発掘・裾野拡大を行い安定的・継続的な有料入場者確保につなげた。ま
た、中ホールは平成 23 年度より広報宣伝戦略「阪急中ホールはおもしろい大作戦」を展開。H24 は公演を厳選
し入場率を高め、H25 以降、他劇場とのネットワークにより多彩な公演を数多く開催。
その結果、中ホールへの期待・魅力が顕在化し、観客が定着した。
開館 10 周年を記念したロゴ、ポスター、タペストリー等により、各公演の広報活動と連携して 10 周年の広報展
開を行い相乗効果を図った。
○ 開館 10 周年記念誌を作成し、多くのファンと 10 年間の歩みを共有した。
○ より使いやすいホームページをめざし、機能、デザインを一新(スマートフォン対応、英語対応)。
(2) 会員制度
○ 登録無料の会員制度(約 60,000 人、特典:先行予約)を運営、毎月発送の会報誌は単なる公演案内にとどまら
ず舞台芸術情報誌(70,000 部/年2回)とともに、有力な広報宣伝自主媒体の役割を果たす。その結果、観客の
約7割が会員で占められるなど、高い直販率を維持し効率的な券売を実現。また、チケット販売はピーク時50人
体制で運用するチケットオフィスによる電話予約に加え、インターネットによる予約、ローソンでの特設電話が定
着(先行発売期間ネット比率 40%超)し、「電話がつながらない」等のクレームが激減した。平成 26 年 8 月より新
たにセブンイレブンでのチケット引き取りを開始し更に利便性を高めた(利用率 23%)。
(3) 主催事業と連動した普及事業等(重視)
○ パブリックシアターとして、県民が舞台芸術に触れる多様な機会を提供するため、誰でも参加できる公
開リハーサル、ワークショップ、バックステージツアーなどを実施、参加者からも大変好評(バックステー
ジツアーの満足度 99.0%)を得ており、センターのソフト・ハードさらには舞台芸術への関心を深め、セ
ンターファン層を拡げた。
○ 開館月である 10 月(24 日)には、「オープンデイ」として芸文センターを丸ごと開放し、佐渡芸術監督
企画・出演イベントや様々な体験事業を通じて、地域の方々や多くのファンへの感謝と今後の期待へ
つなげた。
(4) 企画展示
○ 情報コーナー「ポッケ」(共通ロビーに設置)では、貴重な薄井バレエ・コレクションの企画展示をはじ
め、公演と連動した様々な展示を常時実施、興味を喚起し、知識を深める場を提供した。
(5) 東日本大震災復興祈念の継続的な取組
○ 東日本大震災復興祈念の取組を継続していくために、センター職員が大学等で講義・講演を行う場
合の報酬等や大口の寄附金収入等を「東日本大震災復興祈念等事業資金」として管理し、被災地へ
の支援活動を行い有効活用した。
○ スーパーキッズ・オーケストラの設立趣旨や東日本大震災復興祈念活動にサントリーホールディング
ス㈱が賛同され、東北への訪問、合宿等の事業活動(今後 10 年)に対する支援として受け入れた
150,000 千円の寄附を原資とする「スーパーキッズ・オーケストラ事業推進資産」を積極活用。
5 施設の管理運営事業(発表・交流の場の提供)
<基本コンセプト>
① 発信する劇場としてセンター・楽団自主企画事業を中心に運営
② 専門性の高い劇場(機能・設備・スタッフ)の特性が生かされる舞台芸術公演の
創造・
利用促進
③ 県民の多様な創造活動の発表の場、劇場空間への親しみ・交流機会を通じて芸術
文化の裾野拡大
④ フレキシブルで使い勝手の良い運営、開放性と賑わいで街づくりの一翼を形成
① 施設の管理運営
* 施設利用(貸館)受付の状況
・ 本格的舞台芸術公演の優先利用受付(18か月前受付)
毎月1日から18か月後の月分を受付
・ 一般(貸館)利用受付
a ホール(12か月前受付)
毎月1日に翌年度の当該月分を受付。受付開始後は4か月前の末日までに随時受付
【ホール利用】平成27年4月~28年3月
開館日数
ホール
基準
KOBELCO
大ホール
2,001 席
阪急
中ホール
800 席
神戸女学院
小ホール
417 席
実績
基準
320
290
308
309
利用日数内訳
利用日数
203
(70%)
実績
316
(155.7%)
[98.8%]
294
(144.8%)
[95.5%]
309
(152.2%)
[100%]
主催事業
貸館事業
実績
257
実績
59
[81.3%]
241
[18.7%]
53
[82.0%]
74
[18.0%]
235
[23.9%]
[76.1%]
※ 基準:県収支枠組における施設維持管理費、スタッフ配置、施設使用料収入の算定基礎としたもの
※ 利用日数の( )内:利用日数(基準)と比較した利用率、[ ]内:開館日数(実績)と比較した利用率
※ 利用日数内訳の[ ]内:利用日数(実績)と比較した利用率
*H27 ホール実質稼働日数 327 日 300 日を超える数値
・ リハーサル室、スタジオ(3か月前受付)
毎月1日に3か月後の月分を受付。受付開始後は、前日まで随時受付
【リハーサル室・スタジオ利用】平成27年4月~28年3月
施設名
リハーサル室
スタジオ
1 331㎡(ピアノ有り)
2
88㎡(ピアノ有り)
1
22㎡
2
22㎡
3
22㎡(ピアノ有り)
4
11㎡(ピアノ有り)
5
82㎡(ピアノ有り)
開館日数
331
306
295
295
294
297
303
利用日数
277[
302[
256[
270[
279[
297[
302[
83.7%]
98.7%]
86.8%]
91.5%]
94.9%]
100% ]
99.7%]
*施設(ホール、リハーサル室・スタジオ)利用登録件数(累計) 3,206
<ホール別の貸館事業数・公演数>(平成27年4月~28年3月)
区分
KOBELCO 大ホール
阪急中ホール
神戸女学院小ホール
計
貸館事業
48 事業 53 公演
38 事業 46 公演
232 事業 236 公演
318 事業 335 公演
(*芸術文化センター各ホール公演総数(主催+貸館
654 公演)
【付属駐車場利用】
(平成27年4月~28年3月)
施設名
付属駐車場
開館日数
305
利用台数(台)
延べ利用台数 25,712
*第2駐車場は平成25年7月31日で廃止
【利用料収入】
施設名
大ホール
区
分
中ホール
小ホール
リハーサル室
スタジオ
金
(単位:円、税込)
額
38,699,660
13,149,400
24,338,160
4,292,450
4,998,400
ホール等計
85,478,070
附属設備
39,108,310
附属駐車場
合
計
15,081,150
139,667,530
* 舞台芸術専門スタッフによる公演サポート(創造支援)
舞台技術(舞台、音響、照明)専門スタッフをはじめ各部門の専門スタッフによ
り、施設利用者の創作・発表を企画段階から様々な角度より支援する。
【実 績】 6件
(ア )
人材育成
舞台芸術界の将来を担う人材育成のための実践的なセミナーなどを幅広く実施。
(a ) 舞台技術関係者等の育成
・ 第10回 舞台技術セミナー「シミュレーションとプレゼンテーション」
【内 容】第1部 シミュレーションソフトの可能性を探る
鈴木聖人(㈱テクニカル・サプライ・ジャパン)
濱田昌俊(㈱ファーストエンジニアリング)
原 彰渡(㈱綜合舞台)
コーディネーター:田中和夫((公社)日本照明家協会 技術委員)
林 之弘((公社)日本照明家協会 舞台企画委員)
藤巻 聰((公社)日本照明家協会 舞台企画委員)
第2部 デザイナー“林 光政”の世界
林 光政
聞き手:服部 基((公社)日本照明家協会 舞台企画委員)
第3部 シンポジウム「舞台人に求められる資質とは」
池田ともゆき(舞台美術家)
伊藤久幸(新国立劇場 技術部長)
服部 基(舞台照明家)
長 将司(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 舞台映像音響チーフ)
鈴木田竜二(兵庫県立ピッコロ劇団 舞台監督)
【時
【場
【実
関谷潔司(兵庫県立芸術文化センター 舞台技術部長)
沢田祐二((公社)日本照明家協会 会長)
期】12月16日
所】芸術文化センター 阪急中ホール
績】232人
・ 音響家技能認定講座 ビギナーズコース 3級音響技術者技能認定対象
【内 容】山台組立/紐の結び方/スポットライトの仕込み/音響機器の仕込み/
スピーチの SR/音楽の再生等
【時 期】1月29日
【場 所】芸術文化センター 阪急中ホール
【実 績】23人
(b )
アートマネジメント講座の開催
文化施設職員等を対象に、アートマネジメントに必要な専門的知識・技術を習得さ
せることを目的として開催。
内容
開催日
参加者(人)
第1回
「最新の文化政策と今後のゆくえ 2016」
講師:田村寿浩(文化庁長官官房付(文化活動振興担当))
28.2.18
33
第2回
「東京オリンピック・パラリンピックに向けた
文化プログラムについて」
講師:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事)
28.3. 9
35
第3回
「劇場法(劇場、音楽堂等の活性化に関する法律)
と自治体文化政策について」
28.3.24
講師:片山泰輔(静岡文化芸術大学 文化政策学部教授)
25
合
(c )
計
3事業
3回
アートマネジメント関係の人材育成ほか
事業名
期間
参加者
アートマネジメン
ト実習
27. 4. 1
~28.3.31
神戸大学・大学院
神戸女学院大学
ストラスブール大学
(フランス)
インターンシップ
27.
~
27.
~
27.
~
27.
~
27.
~
27.
~
27.
~
7.27
8.17
8. 6
8.10
8. 7
8.10
8.10
8.14
9. 2
9. 5
8.16
8.29
8.16
8.31
93
参加者(人)
19
備考
音楽制作、広報
営業、普及業務
1 楽団運営業務
5
2
武庫川女子大学
楽団運営業務
3
2
京都女子大学
2 普及業務
和光大学
1 演劇制作
県庁インターンシップ
27. 8. 5
大阪大学
大学でのアートマ
ネジメント講座
27. 4. 1
~9.30
神戸女学院大学
(15 回)
67
講師派遣
(2 人)
大学での音響効果
実習等
27. 4. 2
~28. 3.22
大阪芸術大学
(30 回)
69
講師派遣
(1 人)
296
講師派遣
(1 人)
兵庫県阪神シニア
カレッジ同窓会「マ
イスター教室」
アーツマネジメン
ト連続講座 2015(沖
縄県)
GRIPS 文化政策プロ
グラム特別セミナ
ー2015
1 普及業務
27. 4.16
兵庫県阪神シニアカレッ
ジ卒業生
27. 6. 8
文化芸術団体、文化施設、
文化行政等の実務者ほか
37
講師派遣
(1 人)
27. 6.26
学生、文化芸術団体、文
化施設、行政関係者ほか
57
講師派遣
(1 人)
アーツアカデミー東京
芸術劇場プロフェッシ
ョナル人材養成研修
27. 6.28
東京芸術劇場アーツアカ
デミー研修生ほか
*当センターで実施
7
講師派遣
(3 人)
第5回全国劇場・音
楽堂等連携フォー
ラム
27. 8.31
~ 9. 1
劇場・音楽堂等、芸術団
体、文化行政等で実演芸
術の制作・舞台技術等に
携わる職員
255
講師派遣
(1 人)
九州ブロックアート
マネジメント研修会
27. 9.15
~ 9.16
劇場・音楽堂等の職員
67
講師派遣
(1 人)
大学のマネジメント
創造学部での講座
27. 9.24
~28. 1.7
甲南大学
(8 回)
49
講師派遣
(1 人)
大学での音楽マネ
ジメント
27.10. 1
~28. 3.31
北海道教育大学(15 回)
6
講師派遣
(1 人)
長崎音楽堂アート
マネジメント講座
27.11. 6
公立文化施設職員、学生
ほか
19
講師派遣
(1 人)
大学での音 楽活用
実習及び演習
27・11.26
12. 3
武庫川女子大学(2 回)
30
講師派遣
(1 人)
劇場に勤務する職員
41
講師派遣
(1 人)
116
講師派遣
(1 人)
16
講師派遣
(3 人)
劇場職員セミナー
舞台芸術人材養成ラボ③
技能習熟プログラム
全国劇場・音楽堂等
アートマネジメン
ト研修会
第4回ステージテク
ニカルアカデミー
28.1.8
28.2.4
28.2.16
~18
劇場・音楽堂等関係者、
アートマネジメント教育
関係者、学生、一般ほか
公立文化施設職員、舞
台技術者、文化芸術活
動に携わる職員ほか
第2回全国アート
マネジメント会議
第2回クラシッ
ク・コンサート制作
基礎講座
(d )
28.2.22
文化施設・実演芸術団
体関係者ほか
7
講師派遣
(1 人)
28.3.13
アートマネジメント専攻
大学生、クラシック音楽
界への就職希望者、芸術
団体、ホール等の制作担
当職員ほか
80
講師派遣
(1 人)
体験学習等
事業名
期間
27. 5.12
~15
トライやる・
ウィーク
(中学2年生)
27. 5.19
~22
27. 5.26
~29
初任者研修に係る
社会体験研修(教員)
(e )
27. 8.18
~19
参加者
参加者(人)
西宮市立甲武中学校
4
西宮市立瓦木中学校
3
西宮市立深津中学校
2
西宮市立平木中学校
3
西宮市立上甲子園小学校
1
西宮市立平木中学校
2
備考
文化庁委託事業『次代の文化を創造する新進芸術家育成事業「実演芸術連携交
流事業」
』平成 27 年度国内専門家フェローシップ制度による研修生の受け入れ
公立文化施設の名称
研修期間
公益財団法人水戸市芸術振興財団
27.12.15
~28.2.15
(f )
受入人員
内容
1人 照明を中心とした舞台技術
劇場・音楽堂等スタッフ交流研修事業(海外研修)への派遣
オリンピック文化プログラムの先進国であるイギリスで、今後の劇場・音楽堂
の社会的役割を学び、海外スタッフとの交流、参加者相互の意見交換等により、
人脈ネットワークを構築するため職員を派遣した。
事業の名称
研修期間
平成 27 年度文化庁委託事業「劇
27.11.29
場・音楽堂等スタッフ交流研修事
~12.7
業(海外研修)
」
派遣人員
派遣先
1人 イギリス
(イ) 地域連携・にぎわいづくり事業
(a )
西北活性化協議会
芸術文化センターの開館を機に、センターを核とした地域全体の振興発展と活性
化を目的に平成18年4月1日に設立(構成:アクタ西宮振興会、にしきた商店街、
芸術文化センター、阪急西宮ガーデンズ)
。センターと地元が一体となって様々なイ
ベントを実施し、地域のにぎわいを創出。
(b )
イベント等
内容
開催日
参加者(人)
オペラ「椿姫」公演記念イベント『にしきたオペラウィーク&前夜祭』
・ミニ・コンサート「歌劇王ヴェルディの名曲集」
27. 7.10
300
27. 7.11
200
27. 7.12
200
27. 7.11
~26
-
27. 7.13
1,500
27. 8.30
27. 9. 6
27. 9.13
670
27.10.20
520
28. 2. 6
285
毎週土曜日
-
27.11.21
500
27.12.20
650
南さゆり(ソプラノ)、松浦綾子(ソプラノ)、谷口耕平(テノ
ール) 、奥村哲(バリトン)、川邊由布子(ピアノ)
(阪急西宮ガーデンズ 1Fウェルカムガーデン)
にしきたオペラ ・「椿大会 椿を歌う 椿を食べる」
福嶋勲(バリトン)、井本英子(ピアノ)
ウィーク
(にしきた駅前公園)
・ミニ・コンサート「椿姫」ハイライト・コンサート
山守美由紀(ソプラノ)、松永玲子(ピアノ)
(アクタ西宮東館 2F中央ひろば)
グルメ・ウィーク
にしきた商店街の飲食店(24 店)がオペラ
期間中、特別メニューを実施
・
「椿姫」前夜祭開幕ファンファーレ
(西宮市:瓦木、平木、深津中学校、篠山市:篠山東中学校 吹奏楽部)
・なりきりオペラ♪のどじまん!
(藤川晃史、三柴広子、橋本孝公、井田佳世、安田定柄、
廣津逸子、平地史郎)
前夜祭
~いつも心に東北を~
・さきどり!「椿姫」
(朴華蓮、孫勇太、西村圭市、関口康祐)
・うたおう!花から夢へ 夢から歌へ♪
(藤川晃史、西宮公同幼稚園コーラス隊)
・やっぱり最後は“にしきたずっと節”
(佐渡裕芸術監督)
(高松公園)
・えほん読みきかせイベント
(兵庫県立ピッコロ劇団員) (芸文センターエントランス)
芸文センター開館10周年記念 第9回にしきた音楽祭
LALALA ミュージ
シャンコンテス
ト 2015 予選
3会場において予選会を実施(予選通過組数)
・ 西宮公同教会
9 組(2 組)
・ 大学交流センター
10 組(3 組)
・ 阪急西宮ガーデンズ 11 組(3 組)
LALALA ミュージシャ 予選会を勝ち抜いた 8 組のミュージシャ
ンコンテスト 2015
ンによる決戦
(阪急中ホール)
LALALA ミュージシャンコンテスト 2015 の
グランプリ・プレ
グランプリ受賞者等によるコンサート
ミアムコンサート
(プレラホール)
ウィークエンド・
コンサート
アクタ西館1階ほかで実施
来年度の芸術監督プロデュースオペラ
2016「夏の夜の夢」公演にちなみ、イギリ
スをテーマにクリスマスイベントを西宮
北口周辺で実施
イギリスをテーマ ・イルミネーション点灯式
(高松公園、にしきた駅前公園、アクタ西宮円形デッキ、
にしたクリスマス 阪急西宮ガーデンズ)
イベント
・佐渡芸術監督プロデュースオペラ 2016
「夏の夜の夢」プレイベント
にしきた夢のクリスマス
~にしきたにパックがやってきた~
(高松公園、芸文センターエントランス)
(c)地元企業との連携
県内外からのお客様へのホスピタリティの向上の一環として、常日頃から関係の深
い地元企業職員をホールに招き相互研修会を開催(阪急電鉄 12 人、阪急タクシー50
人)
② 公立ホール等との連携
(ア)公立文化施設協議会等
兵庫県公立文化施設協議会(加盟 39 ホール)会長(事務局)、全国公立文化施設協
会近畿支部支部委員、多面・大規模舞台劇場協議会メンバーとして県内外ホール間の
連携を深めた。
*兵庫県公立文化施設協議会(第 1 回幹事会・定例総会 7月 10 日、第2回幹事会 12
月 25 日、管内研修会 3 月 2 日)
(イ)公共劇場舞台技術者連絡会
公共劇場舞台技術者連絡会(公立の劇場やホールで舞台芸術を支える劇場技術者が
連携して設立:加盟 22 ホール)の副会長として、舞台技術専門員が参画し、各劇場
間の諸問題の調査研究、情報交換等を通して、公演の円滑な進行管理と安全確保、技
術的専門性の確立を目指した。
(ウ)主な全国の公立ホール整備への支援
センター職員の委員就任や視察受入、講演等を通じてアドバイス。
[参考] ・仙台市(宮城県)
:
「兵庫・芸術文化センター」をモデルに復興のシンボル
として「新音楽ホール」整備。平成 27 年度予算に「調査費」2,000 万円
を計上。経済界では「音楽ホール建設基金」が始動。音楽関係者が「楽都・
仙台に復興祈念『2,000 席規模の音楽ホール』を!市民会議」を設立。
・堺市(大阪府)
:旧市民会館にかわる「堺市民芸術文化ホール」(仮称)を
新設。平成 28 年度建設工事着手予定。平成 30 年度開館。
・枚方市(大阪府)
:老朽化した市民会館にかわる「総合文化施設」(仮称)
を整備。平成 27 年 2 月に公募型プロポーザル方式により設計事業者選定。
平成 27 年度設計業務着手。
・高槻市(大阪府)
:老朽化した市民会館の建替。平成 27 年度基本計画策定。
平成 28 年度設計業務、平成 31 年度建設工事着手予定。
*その他、全国から視察を受入。
③ 各ホールネーミングライツ・スポンサー
【愛称の使用期間】
平成 26 年4月1日から平成 29 年3月 31 日まで(3年間)*3期目
【ネーミングライツスポンサー及び愛称】
正式名称
ネーミングライツスポンサー
愛 称
金 額
大ホール
株式会社神戸製鋼所
KOBELCO 大ホール
3,000 万円(税抜)
中ホール
阪急電鉄株式会社
阪急中ホール
1,500 万円(税抜)
小ホール
学校法人神戸女学院
神戸女学院小ホール
500 万円(税抜)
(主な表示物)看板、ポスター、チラシ、会報誌、情報誌、広告、ホームページ、チケット
④ 賛助会員制度及び各種助成制度の活用
(ア)賛助会員制度
自主企画事業の充実、センター及び楽団の活動を広く県民に理解してもらうための
広報宣伝などセンターの多彩な活動に賛同し支援をいただける県内主要企業、地元企
業等を対象に賛助会員を募った。
【実 績】 特別賛助会員 ゴールド会員(3,000 千円)
1社
シルバー会員(1,000 千円)
2社
一般賛助会員 18社41口(1口 50 千円)
計 705 万円
(イ)各種助成制度
県補助金をベースに経営効率を高めるとともに、ファンの期待に応えるメニュー充
実、舞台グレードアップ、公演数拡大、広報強化等の資金として、文化庁や民間財団
等の公的助成の積極的な獲得に努めた。
【実 績】 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業 14 事業
文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業 2事業
(一財)地域創造 1事業
(公財)三菱UFJ信託芸術文化財団 1事業
(公財)花王芸術・科学財団 1事業
(独法)日本芸術振興会 3事業
計 11,552 万円
(ウ)民間支援の受入れ(主なもの)
(a)NPO法人イエロー・エンジェル(理事長:宗次德二氏・名古屋市)によるコン
トラバスの無償貸与。
コントラバス名:ヤナリス・ガリアーノ(1776 年・イタリア製)ほか
(b)株式会社松尾楽器商会(西宮北口店)からピアノ「スタインウェイ」1台を無償
貸与。
⑤ 中長期的取り組み
(ア)芸術文化センター運営委員会
センターの運営について、運営委員会を開催し、事業の中長期的企画、事業展
開、施設運営全般に関して経営面など幅広い観点から検討・意見交換を行う。
【 時 期 】 平成28年4月
【 委 員 】学識者、舞台芸術の専門家、マスコミ・経済界のリーダー、センター関
係者等
(イ)次年度以降の事業計画づくり
多彩な舞台芸術を創造・発信していく芸術文化センター及び同管弦楽団の次年度以
降の事業展開に向けて、芸術監督とともに長期的な計画づくりを進め、企画検討、事
前調査、出演者等の交渉・調整、プランの作成、舞台の制作準備など、事業準備を行
った。
【施設の管理・運営事業(交流・発表の場の提供)
評価】
(1) 施設の運営・発表の場の提供
○ 年間イベント数 約 800(平成 27 年度 主催等 402・貸館 335、普及イベント 130 計 867)
平成 27 年度公演入場者数 主催 346,487 人・貸館 153,708 人、普及イベント・ホール出演者・その他
施設利用者等 284,626 人 計 784,821 人
開館 10 年のハイスピードで公演入場者数 500 万人を達成(平成 27 年 9 月 11 日)。
○ 年間ホール実質稼働日数 平成 27 年度 327 日 *大・中・小ホールのいずれかの稼働日数
施設利用率(利用日数/開館日数)は各ホールとも基準利用率 70%を大幅に上回る高い利用率を維
持。県民の鑑賞・創造活動の場としてフルに機能し、安全・安心・快適な劇場として県民に親しまれてい
る。(H27 施設稼働率:KOBELCO 大ホール 98.8%、阪急中ホール 95.5%、神戸女学院小ホール
100.0%)
○ また、施設に対する満足度では、主催事業(観客)では 89.5%が満足しており、貸館(利用者)では
97.0%と満足度は総じて高い。
○ リハーサル室・スタジオ(練習室)の利用も増加傾向にあり、利用者の拡大・定着、創造活動支援効果
が表れつつある。
○ ネーミングライツ支援(年間 5,000 万円)を受け安定的な運営を確保した。
*平成 26 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで(3 年間) 3 期目
(2) 人材育成
○ 大学生、大学院生にアートマネジメント実習(日常業務を通じて学習)の機会提供(H27 19 人)、アート
マネジメント講座をはじめ各種研修会開催(会場提供含む)、さらに職員の大学等講師派遣などを通じ
て、舞台芸術界を支える人材育成(基盤整備)にも取り組んでいる。
(3) 地域連携・にぎわいづくり
○ 西北活性化協議会を中心に、市内の大学生、幼稚園児、周辺自治会等の参加も得て公演関連イベ
ント、開館記念イベント、クリスマスイベントなど趣向を凝らした様々なイベントを実施、地域のにぎわいと
一体感形成に寄与した。
○ 平成 18 年度から兵庫県公立文化施設協議会会長館に就任、県内文化施設(39 館)ネットワークの核
的役割を果たすとともに、全国の主要施設として、広域的なホール連携を実施した。
○ 主な全国の公立ホール整備への支援として、センター職員の委員就任や視察受入、講演等を通じて
アドバイスを行った。(仙台市、堺市、枚方市他)
【今後の展開と中長期的課題】
7つのコンセプト(事業展開と施設管理運営)の維持・展開
ソフト:①多彩な舞台芸術の『創造・発信』、②『幅広いニーズ』に応える上演、③舞台芸術の『普及』・県民の
創造活動の支援
ハード:①自主企画事業を中心に運営、②専門性の高い劇場の特性が生かされる舞台芸術公演の利用促
進、③芸術文化の裾野拡大、④開放性と賑わいで街づくりの一翼を形成
(年間目標:主催公演 300 本、同入場者 30 万人、ホール稼働 300 日)
「新たなステージ」に向け、①長期的な県収支フレーム(予算)をベースに継続的な充実財源の確保、②
安全・安心な施設運営と安定的なソフト展開の土台となる設備・施設維持と改良、③優れた人材の確保・養
成による運営体制の安定継続を図る。
*高稼働率の施設・設備を支えるための大規模修繕・長期改修の着実な計画の実施
熊本地震復興祈念活動への取組
当センターは阪神・淡路大震災からの復興プロジェクトであることから、東日本大震災の復興祈念の取組
を継続していくとともに、今後は熊本地震への復興支援への取組を計画していく。
平成27年度芸術文化センター来館者総数
(1)公演入場者
ホール名
KOBELCO 大ホール
阪急 中ホール
神戸女学院 小ホール
計
公演入場者数(人)
318,794
111,225
70,176
500,195
主催:346,487 貸館:153,708
(2)総来館者数
公演入場者
広報・普及イベント参加者
ホール出演者・スタッフ等
リハーサル室・スタジオ利用者
チケット購入者・レストラン利用者・共通ロビー来館者等
計
500,195 人
77,774 人
59,597 人
53,104 人
94,151 人
784,821 人
(参考)開館以来の来館者総数
項目
公演入場者数(人) 各種来館者数(人)
平成 17 年度
151,809
207,051
平成 18 年度
494,746
295,635
平成 19 年度
537,176
301,662
平成 20 年度
536,202
285,211
平成 21 年度
538,020
280,278
平成 22 年度
536,453
264,830
平成 23 年度
499,039
240,106
平成 24 年度
498,524
244,887
平成 25 年度
509,952
251,643
平成 26 年度
486,525
244,939
平成 27 年度
500,195
284,626
計
5,288,641
2,900,868
計
358,860
790,381
838,838
821,413
818,298
801,283
739,145
743,411
761,595
731,464
784,821
8,189,509
受賞 ~栄誉ある評価~
・関西元気文化圏賞ニューパワー賞「兵庫芸術文化センター管弦楽団」[ H19.1.11 関西元気文化圏推進協議会]
・関西元気文化圏賞特別賞
[ H23.1.20 関西元気文化圏推進協議会]
・地域創造大賞(総務大臣賞) [ H23.1.21 (財)地域創造 ]
・神戸新聞平和賞「佐渡裕と兵庫芸術文化センター管弦楽団」[ H23.5.3 ㈱神戸新聞社 ]
*賞金(30 万円)は東日本大震災被災地へのPACコアメンバーによるアウトリーチ活動等に活用
・関西元気文化圏賞 10 周年記念特別賞「佐渡裕芸術監督」[ H25.1.22 関西元気文化圏推進協議会]
感謝状
・西宮市消防局(芸術文化センターにおける消防用設備の充実と、職員への防災教育の徹底
により、消防行政の推進に貢献している功績に対して)H27.3.6
・宝塚市(1 月 17日宝塚市犠牲者慰霊式でのPACメンバーの追悼演奏に対して)H27.3.14
・(公財)音楽の力による復興センター・東北(復興のシンボルとしての新音楽ホール創設(仙台市)に向け
た支援や、東日本大震災復興祈念の継続的な取組に対して)H28.3.11
〔尼崎青少年創造劇場関係〕
尼崎青少年創造劇場の運営
1
主催公演事業
①
ピッコロシアター鑑賞劇場
県民文化の高揚と地域文化の振興を図るため、演劇、伝統芸能、音楽などの優れた
舞台芸術を紹介する鑑賞劇場を開催した。また、昨年度に引き続き、子どもと大人が
一緒に楽しめる落語会など、明日のひょうごを担う子どもたちに伝統ある舞台芸術に
ふれる機会を提供した。
【時期】 平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月
【場所】 ピッコロシアター
公演年月日
入場者数
事 業 名
出 演 者 等
出演=GEN-NOTE(ゲン・ノート)
ピッコロ室内楽サロン〈154〉
27.5.9(土)
68
ギターデュオ
(小ホール)
(共催)
2015 ピッコロ寄席
出演=桂ざこば、桂米左
27.5.21(木)
319
桂ざこば独演会
桂ひろば、桂優々
シアタースタート
27.5.22(金) 出演=てんたん人形劇場
てんたん人形劇場 「たったか
(2 公演)
(転太・福原直子)
222
たったか たったかた」
ピッコロ室内楽サロン〈155〉
デリシャスミュージックバンド
27.7.11(土)
68
(小ホール)
(共催)
美味しい音楽のフルコース
2015 ピッコロ寄席
出演=桂南光、桂南天、桂紅雀
27.8.15(土)
384
桂枝雀一門会
桂雀五郎、桂團治郎
ピッコロ室内楽サロン〈156〉
ROOMs
27.9.12(土)
57
(小ホール)
(共催)
~Marimba meets world music ~
ピッコロ室内楽サロン〈157〉
27.11.7(土) ゲミュートリッヒ アンサンブル
69
(小ホール)
(共催)
作=モーリス・パニッチ
SENDAI 座☆プロジェクト
27.11.13(金)
演出=渡部ギュウ
14(土)
「洗い屋稼業」
201
出演=戸石みつる、樋渡宏嗣(A)
(4
公演)
(中ホール)
(共催)
渡部ギュウ(B)、飯沼由和、齋藤優輝
作=マキノノゾミ
文学座公演
27.11.26(木)
演出=西川信廣
11.27(金)
「再びこの地を踏まず」
486
出演=今井朋彦、瀬戸口都、佐川和正
(2 公演)
異説・野口英世物語
ほか
劇団風の子関西
「モンゴルの白い馬」
2015 ピッコロ寄席
桂吉朝一門会
海のサーカス
「杏仁豆腐のココロ」
ピッコロ室内楽サロン〈158〉
(小ホール)
(共催)
2016 ピッコロ寄席
桂米團治独演会
ピッコロ室内楽サロン〈159〉
(小ホール)
(共催)
2016 ピッコロ寄席
子どもと楽しむ落語会
※落語鑑賞の前に舞台上でのお囃子体験など
27.12. 6(日)
構成演出=みかみかん
小峰書店刊「モンゴルの白い馬」より
出演=桂あさ吉、桂吉弥
桂よね吉、桂佐ん吉、桂弥太郎
作・演出=鄭義信
27.12.23
(水・祝) 出演=佳梯かこ・久ケ沢徹
27.12.12(土)
28. 1. 9(土) ひまわりくいんてっと
28. 2. 5(金) 出演=桂米團治、桂佐ん吉、桂慶治朗
28. 3.12(土) アンサンブルミント
28. 3.13(日) 出演=桂吉弥、桂しん吉、桂弥太郎
327
382
256
59
367
60
420
②
2015 ピッコロフェスティバル
8月の開館記念日を中心に夏休み期間中の約1か月間を、若者たちの演劇、音楽、バレ
エなどの発表と交流の場として施設を開放、また優れたプロの舞台芸術の鑑賞を通じて、
地域の人々が舞台芸術に親しむ機会を提供した。
(昭和 53 年8月 19 日開館以降、毎年夏季の
開催を継続)
【期間】 平成 27 年7月 26 日~8月 25 日
【場所】 ピッコロシアター(大・中・小ホールなど)
区
分
部
門 等
バレエ・モダンダンス
中学・高校演劇
県民参加
大学演劇・一般演劇
企画
合唱・器楽アンサンブル
展示(洋画、写真、書、パステル画等)
人形劇フェスタ阪神
地 域 団 体 バリアフリーコンサート
連携企画
平成演劇教育委員会 2015
夏期集中講座
協賛企画
「ちゃっと!狂言」発表会
ピッコロ劇団ファミリー劇場
「飛んで 孫悟空」
特別企画
ピッコロシアター鑑賞劇場
「桂枝雀一門会」
計
参加団体数
出演者数等
入場者数
17
14
9
9
3
17
11
289
148
201
197
55
152
125
900
1,050
680
400
540
500
100
24
210
210
1
28
50
2
22
1,723
107
1,427
人数計
6,153
7,580
【主催公演事業 評価】
(1) ピッコロシアター鑑賞劇場
〇 演劇の分野では5作品8ステージを事業展開。文学座「再びこの地を踏まず」や劇団風の子「モンゴルの
白い馬」など国内の著名な劇団、さらには兵庫県出身の鄭義信さんの演劇ユニット・海のサーカス「杏仁豆
腐のココロ」、東日本大震災復興支援としては、23 年度から続く SENDAI 座☆プロジェクト(仙台市)による
「洗い屋稼業」を共催公演した。さらに、25 年度から取り組んできた0~3歳児と保護者対象のシアタースタ
ート事業では、仙台の人形劇団「てんたん人形劇場」を迎えたが、これまでと同様に今回も満席となり、ニー
ズの高さが伺えた。
〇 音楽の分野では、地域(西宮市、宝塚市など阪神間)の若手音楽家グループを支援する「ピッコロ室内
楽サロン」を、例年と同じく奇数月の計6回開催(小ホールでの共催事業)し、好評を博した。
〇 伝統芸能の分野では、昨年3月に逝去された落語家の桂米朝師匠(地元尼崎市在住)の一門(4グルー
プ)によるそれそれの恒例の落語会を開催し安定した集客を得た。加えて、子どもと大人が一緒に楽しめる
体験型落語会を開催し、子どもたちが伝統芸能への興味や理解を深める機会の提供に努めた。
〇 鑑賞劇場入場者のアンケート結果での公演満足度(「とても良かった」「良かった」)は、演劇(97.9%)、音
楽(100%)、伝統芸能(96.8%)であった。
(2) ピッコロフェスティバル
〇 ピッコロシアターが開館した昭和 53 年夏から毎年連続開催、平成 27 年度は第 37 回目。阪神間を中心に
数多くの団体からの参加希望が続き、地元に定着した事業となっている。
期間中の参加団体は 107 団体、参加者は 7,580 人(26 年度は 82 団体 7,647 人)。
〇 地域で活動するアマチュアの芸術団体やグループに、普段では経験できない本格的な舞台空間やプロ
の技術スタッフが支える環境での発表の場を無料で提供し、創作や技術力の向上につながっている。
〇 創作活動の分野によっては、参加を継続されてきた団体・グループ内での世代交代があり、若い後継者
が育成されつつある状況なども伺える。
〇 平成演劇教育委員会は、県高校演劇研究会阪神支部との共催による演劇ワークショップ。27 年度
は「演技・演出技能検定」をテーマに、阪神地域を中心とした多くの高校生などで賑わった。前身
(青少年のための演劇講習会)を含め昭和 54 年以来の継続開催。
2
自主公演事業
2
自主公演事業
① 県立ピッコロ劇団事業
県立尼崎青少年創造劇場が長年培ってきた人材育成事業の集大成として創設した県立
ピッコロ劇団が、優れた舞台芸術の創造と地域文化の振興をめざして、ピッコロシアタ
ーなどでの演劇公演を中心に、演劇指導、外部出演など多彩な活動を展開した。
【設 立】平成6年4月1日
【劇団代表】岩松 了(劇作家・演出家・俳優)
【客 員】鵜山 仁(演出家=文学座)喜志 哲雄(京都大学名誉教授)
杉本 了三(演劇プロデューサー)内藤 裕敬(劇作家・演出家=南河内万歳一座)
別役 実 (劇作家)
【劇団員】35 名(男 19 名、女 16 名) ※28 年 4 月 1 日現在
(ア)劇団公演の実施
大人向け、ファミリー向け、小学生向けなど、幅広く良質の演劇を提供した。
※「アンダーライン」は劇団員
事業名
オフシアターVol.31
短篇集 ×~カケル~
(ピッコロシアター中ホール)
公演年月日
27. 4.16(木)
~19(日)
(5 公演)
第52回公演
「東男迷都路」
27. 6. 5(金)
~14 日(日)
(あずまおとこまようみやこじ)
(ピッコロシアター大ホール)
(6 公演)
ピッコロわくわく・ステージ
「東男迷都路」
(あずまおとこまようみやこじ)
(ピッコロシアター大ホール)
27. 6. 9(火)
~17(水)
27.10.23(金)
~30(金)
(18 公演)
<別役実フェスティバル参加>
ファミリー劇場
「さらっていってよ
ピーターパン」
27.8.8・9
(4 公演)
※うち 1 回貸切
(ピッコロシアター大ホール)
(芸術文化センター阪急中ホール)
出演者等
関西で活躍する気鋭劇作家に
よる短篇集 演出は劇団員
〇 くるみざわしん『魚の声』
演出=中川義文
〇 西史夏『Bird』
演出=原竹志
〇 伊地知克介『いなびかり』
演出=岡田力
〇 横山拓也『帰れない二人』
(『空と私の
あいだ』より)
演出=吉村祐樹
+横山拓也小作品『イイっすね』
『要チェ
ック』
『寒さは足もとから』
演出=原竹志
原作=ウィリアム・シェイクス
ピア『ヴェローナの二人
の紳士』
翻案=喜志哲雄
演出=孫 高宏
出演=ピッコロ劇団員(17 名)
作=別役 実
演出=眞山直則
出演=ピッコロ劇団員(19 名)
27.12.25 26
(3 公演)
(とうせいごくらくかたぎ)
(ピッコロシアター大ホール)
27. 9.30(水)
~10. 4(日)
(6 公演)
548
1,367
5,711
(31 校)
8月公演
1,339
※8/9 視覚障がい者向けの音声ガイド付
1 公演
(視覚障害者 27 名、家族・介助者 29 名)
※12 月公演/子ども出演者 22 名
第53回公演
「当世極楽気質」
入場者数等
作=長田育恵(てがみ座)
演出=上村聡史(文学座)
美術=乘峯雅寛(文学座)
衣裳=伊藤早苗
出演=ピッコロ劇団員(13 名)
12 月公演
1,555
計
2,894
1,372
≪県内≫
27.11.18(水)
11.19(木)
12. 1(火)
おでかけステージ
「学校ウサギをつかまえろ」
原作=岡田淳
台本=眞山直則
演出=吉村祐樹
出演=ピッコロ劇団員(9 名)
11.18 上坂部小学校(尼崎市)
≪ひょうご・
11.19 園田南小学校(尼崎市)
東北交流公演≫ 11.26 汐見小学校 (宮城県七ヶ浜町)
27.11.26(木)
27.11.28(土)
第54回公演/ピッコロ
シアタープロデュース
「天空の恋」
~谷崎と猫と三人の女~
28. 2.19(金)
~21(日)
(6 公演)
(芸術文化センター阪急中ホール)
1,984
11.28 宮城野区中央市民センター
体育館
(宮城県仙台市)
12.1 八幡小学校
(加古川市)
作・演出=G2
客演=島田歌穂、桂 春蝶
出演=ピッコロ劇団員(15 名)
オーディションによる
関西の俳優陣(8 名)
2,657
(イ)演劇の指導
大学や高等学校等に劇団員を指導者として派遣するとともに、演劇を身近なものとし
て感じてもらうためのワークショップ等を県下各地で開催した。なお、ピッコロ演劇学
校においては、本科及び研究科の主任講師、助手をピッコロ劇団員が、通年で担当。
事業等名
兵庫県立宝塚北高等学校
非常勤講師
兵庫県立伊丹北高等学校
非常勤講師
劇団員
眞山直則
今井佐知子
木之下由香
孫 高宏
実施年月日
開催場所
通年
兵庫県立宝塚北高等学校
通年
兵庫県立伊丹北高等学校
通年
プール学院高等学校
通年
甲南女子大学
甲南女子大学
非常勤講師
本田千恵子
山田 裕
樫村千晶
本田千恵子
宝塚大学
非常勤講師
眞山直則
通年
宝塚大学
京都学園大学
非常勤講師
山田 裕
後期
京都学園大学
近畿大学
非常勤講師
島守辰明
通年
近畿大学
講師
風太郎
島守辰明
プール学院高等学校(2.3 年)
非常勤講師
劇団高円養成塾
他
豊岡市新任職員研修
講師
キング醸造㈱ 新入社員研修
講師
クラーク記念国際高等学校
芦屋キャンパス
非常勤講師
本田千恵子
菅原ゆうき
本田千恵子
中川義文
通年
(毎月第 1,3 土曜)
奈良市ならまちセンター
27.4.6
豊岡市健康福祉施設
多目的ホール
27.4.20
キング醸造㈱本社
中川義文
通年
クラーク記念国際高等学校
芦屋キャンパス
神戸市立小部中学校演劇部
中川義文
文化祭演技指導
通年
神戸市立小部中学校
兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校
島守辰明
3 年生
中川義文
文化祭演劇指導 風太郎
27. 4.22
27. 5.29
27. 6. 3
兵庫県立神戸鈴蘭台高等
学校
兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校
島守辰明
2 年生
中川義文
講師
27. 5.28
27. 6. 4
兵庫県立神戸鈴蘭台高等
学校
兵庫県立芦屋国際中等教育学校
平井久美子
文化祭上演劇演技指導
27. 5.27
27. 6. 4
27. 6.10
兵庫県立芦屋国際中等
教育学校
兵庫県立教育研修所
県立高等学校新任者研修
講師
本田千恵子
山田 裕
神戸クラシック協会
「季(とき)コンサート vol.5」 中川義文
照明・台詞指導
27. 7. 2
県立教育研修所
~3
27.
27.
27.
27.
27.
27.
27.
7.21
8. 3
8.10
8.12
8.14
8.17
8.22
芸術文化センター
小ホール
兵庫県高等学校演劇研究会
丹有支部
本田千恵子
27. 8. 3
本田千恵子
樫村千晶
浜崎大介
27. 8. 4
兵庫県自治研修所
~5
本田千恵子
27. 8. 7
和歌山県高等学校演劇連盟
紀北支部
演劇部員を対象とした演劇ワーク
ショップ
講師
島守辰明
木全晶子
浜崎大介
27. 8. 7
和歌山県立紀北青少年の家
~8
龍谷大学附属平安高等学校
文化祭上演指導
講師
森 好文
亀井妙子
27. 8.26
27. 8.29
27. 8.31
龍谷大学附属平安高等学校
兵庫県立神出学園
ワークショップ
本田千恵子
山田 裕
中川義文
27. 9. 7
兵庫県立神出学園
吉江麻樹
27. 9. 8
27.11.11
ピッコロシアター
中ホール、小ホール
演劇部員を対象とした演劇ワーク
ショップ
三田松聖高等学校
講師
兵庫県自治研修所
行政特別研修
講師
平成 27 年度【教職員対象】
大人のための劇的体験プログラム
<壁新聞を演じてみる> 講師
講師
トライやる・ウィーク研修生
演劇ワークショップ
講師
亀井妙子
眞山直則
今井佐知子
風太郎
亀井妙子
吉江麻樹
眞山直則
風太郎
小安展子
吉江麻樹
樫村千晶
山田 裕
27. 9.15
尼崎市立南武庫之荘中学校
演劇ワークショップ
講師
新国立劇場演劇研修所
あつまれ!ピッコロひろば
講師
講師
ピッコロシアター
小ホール
27. 5.16 尼崎市立立花西小学校
~17 (第 12 回尼崎青空学校講師)
尼崎市立すこやかプラザ
(エコチル調査兵庫ユニットセンター)※
事務局:兵庫医科大学
27.11. 2
養父市立建屋小学校
27.11.16
赤穂市立城西小学校
本田千恵子
27. 9.28
南武庫之荘中学校
島守辰明
27.10. 3
~12.19
新国立劇場演劇研修所
養父市立建屋小学校
「ふるさと建屋物語」上演指導
小安展子
吉江麻樹
27.10. 6
養父市立建屋小学校
兵庫県立山の学校
ワークショップ
山田 裕
小安展子
中川義文
27.10. 8
27.12. 1
27.12.10
兵庫県立山の学校
講師
平成 27年度鳥取県高等学校
総合文化祭・第 43 回演劇発表会
審査員
風太郎
大阪府高等学校演劇研究大会
地区予選
審査員
眞山直則
27.11. 1
金蘭会高等学校
児童厚生員等研修会
亀井妙子、
風太郎
27.10.21
神戸市総合児童センター
兵庫県高等学校演劇研究会
西播支部地区予選
審査員
孫
姫路市文化センター
27.11.1
~3
小ホール
兵庫県立阪神昆陽特別支援学校
講師
島守辰明
山田 裕
木全晶子
27.11.12
~13 阪神昆陽特別支援学校
11.26
剣道場
~27
赤穂市立城西小学校
「子ども義士物語」 上演指導
講師
山田 裕
浜崎大介
27.11. 6
赤穂市立城西小学校
関西保育福祉専門学校特別講座
「演劇の基本及びコミュニケーションの基 島守辰明
本について学ぶ」
講師
27.11.13
関西保育福祉専門学校
㈱教育と探究社
「クエストカップ 2016 全国大会」
MC指導
小安展子
27.11.26
麹町区民館(東京都内)
加古川シティオペラ・ジュニア
「チェルキオ」 演技指導・演出
中川義文
27.12
~28.3
アラベスクホール
神戸松蔭女子学院大学4年生
ワークショップ
講師
本田千恵子
28.1.13
神戸松蔭女子学院大学
兵庫県立西宮北高等学校1年生
ワークショップ
講師
本田千恵子
山田 裕
28. 3. 9
兵庫県立西宮北高等学校
講師
高宏
27.10.10
鳥取市文化ホール
~11
(ウ)外部出演等
他劇団、地域団体等の依頼を受け、演劇公演、放送等での出演や演出、県民向け行事の司会
等に派遣。
実施年月日
事 業 等 名
劇団員
開催場所
CIEL公演「春夢奇譚 ~桜舞い
三坂賢二郎
散る鎮魂歌~」
出演
知的障害者向け写真絵本(LL ブック)
風太郎
「わたしのかぞく」
小安展子
制作協力・演技指導・出演
大阪すみよし少年少女合唱団
第 41 回定期演奏会
振付指導
小安展子
27. 4.10
~12
27.3 月
撮影
27.5.10
HEP HALL
27.5 月出版
メルパルクホール
(大阪)
個人ユニット『「』ikiwonomu
第 1 回マイム公演
菅原ゆうき
「かつての風景」
出演
27. 6.19
アートコミュニティスペース
~22 KAIKA
劇団☆新感線「五右衛門 vs 轟天」
政香里沙
演出部スタッフ
27. 4. 7
~ 9. 4
大阪公演、福岡公演
東京公演
劇団自由人会 学校巡回公演
「知覧のさくら」
出演
27. 4.29
~12.18
全国の高等学校等
(21 箇所 23 公演)
さくらFM番組
「LALALA にしきた 90 分ぐらい」 本田千恵子
出演
27. 5.21
西宮の地域FM局
日経エデュケーションチャレンジ
小安展子
MC指導
27. 7. 2
㈱教育と探究社事務所
27. 7.13
芸術文化センター
1F ロビー
27.8.17
スタジオアーム(東京都)
浜崎大介
西北活性化協議会主催
オペラ「椿姫」前夜祭イベント
亀井妙子
出演(絵本読み聞かせ)
大和ハウス工業㈱
「クエスト」事業広報動画
小安展子
ナレーション
上田市文化交流芸術センター
(サントミューゼ)
こけら落とし公演「真田風雲録」
孫 高宏
27. 8.22
サントミューゼ大ホール
~23
(長野県)
出演
サンテレビ兵庫県広報番組
「ひょうごワイワイ」
ふるさと新発見リポーター
出演
岡田 力
上海太郎カンパニー公演
「プリンセスよ、永遠に」 小安展子
出演
第9回にしきた音楽祭
「LALALAミュージシャンコン 本田千恵子
テスト」公開予選
司会
兵庫県立芸術文化センター
公演入場者 500 万人達成
本田千恵子
記念セレモニー
司会
大人のためのドラマリーディング公演
「アンディーとメリッサ」
原 竹志
構成・演出・出演
兵庫県立芸術文
化センター開館 10
周年 オープンデ
ー
イベント司会
27. 8.24
(近松門左衛門ゆかりの地)
27. 8.28
AI・HALL
~30 (伊丹市立演劇ホール)
27. 8.30
27. 9. 6
27. 9.13
西宮公同教会
大学交流センター
阪急西宮ガーデンズ
27. 9.11
芸術文化センター
大ホール ホワイエ
27. 9.18
27. 9.23
Pocopocopepe
(三田市)
LALALA ミュージシ
ャン スペシャルラ 平井久美子
イブ
佐渡裕の白熱
音楽
教室
尼崎市内
芸術文化センター
中ホール
27.10.24
芸術文化センター
大ホール
木全晶子
(一社)兵庫県タクシー協会主催 風太郎
「第 9 回兵庫県タクシー乗務員
岡田 力
接客コンテスト」 出演(乗客役)木之下由香
27.11.18
西北活性化協議会主催
「イルミネーション合同点灯式」 木全晶子
司会
27.11.21
生田神社会館
高松公園
(芸術文化センター前)
北摂SATOYAMA国際ワーク
本田千恵子
ショップ
司会
サンテレビ兵庫県広報番組
「ひょうごワイワイ」
ふるさと新発見リポーター
27.11.28
木全晶子
27.12. 6
鈴木田竜二
27.12.16
本田千恵子
27.12.20
伊丹市立産業・情報センタ
ー
宍粟市千種町内
(和紙すき体験、木工体験等)
出演
全国舞台照明技術者会議第三部
シンポジウム
「舞台人に求められる資質とは」
パネリスト
西北活性化協議会主催
「クリスマスイベント」
司会
すみよし少年少女合唱団
新年チャリティコンサート
小安展子
振付指導
「対ゲキだヨ!全員集合」
コトリ会議上演作品
「あたたかな北上」
神戸新聞社
「入学おめでとう大会」
原 竹志
風太郎
小安展子
出演 吉江麻樹
10 月
~12 月
(9 回)
芸術文化センター
中ホール
芸術文化センター
エントランスホール
大阪国際交流センター
28. 1.15
~ 1.17 (大阪)アトリエS-pace
28. 4. 1
(東京)こまばアゴラ劇場
~ 4. 3
28. 3.12
神戸新聞松方ホール
工藤俊作プロデュース
プロジェクト KUTO-10
保
第 15 回公演「骨から星へ」 出演
28. 3.17
~ 3.20 (大阪)ウィングフィールド
28. 3.24
(東京)こまばアゴラ劇場
~ 3.27
風太郎
岡田力
近松に因んだ
浜崎大介
アニメ―ション「鬼塊が島」
三坂賢二郎
映像紙芝居「壱心弐河白道」
木全晶子
映画「世継曽我」
木之下由香
製作・出演 嶺岸加奈
28.3.19
(公財)尼崎市総合文化センター
「近松ナウ」事業
「全国移住ナビ」エントリー用
泉佐野市プロモーション動画
三坂賢二郎
ナチュラルカフェ
+b
28.3.23、28、
泉佐野市内各所
30
(エ)ピッコロサポートクラブへの支援
尼崎商工会議所等が中心となって、平成8年に設立されたピッコロ劇団の後援会組織
である「ピッコロサポートクラブ」の活動支援として、情報誌『into』の発行などの、
会員向けサービス事業を共同で行った。
【会員数】平成 28 年3月末 406(法人会員 39 個人会員 367)
【情報誌の発行】年4回発行(A5 版、24 ページ)
、16,000 部発行
【会員向け事業】ピッコロ劇団公演チケット優待、稽古場見学会、茶話会
総会・交流会など
≪平成 27 年度 ピッコロ劇団員の受賞≫
○ 森 好文 「尼崎市民芸術奨励賞」(27.10.26)
長年にわたる演劇を通じた尼崎市の芸術文化の振興への貢献が評価された。
○ 本田 千恵子 「兵庫県芸術奨励賞」(27.12.16)
学生から社会人まで幅広い層を対象とした演劇指導や、コミュニケーション力向上の
ための演劇手法を活用したワークショップ指導等での功績が評価された。
【自主公演事業 評価】
(1) 公演の実施
〇 演劇界の東京一極集中がさらに進む中、ピッコロ劇団は演劇公演の質の高さを維持しつつ、地域、兵
庫に根ざした作品づくりなどにより、今後とも県民に愛される優れた舞台芸術の提供に努めていく。年間3
本の本公演(6月期、10 月期、翌年2月期。6月期の演目を「ピッコロわくわくステージ」にも活用)やファミ
リー向け公演(夏休みとクリスマス期)を中心に、実験的なオフシアター公演、小学校公演などを実施して
きた。本拠地ピッコロシアターに加え、芸術文化センター(阪急中ホール)が第2の拠点となっている。
〇 27 年度の 6 月本公演では、シェイクスピア翻案喜劇の第二弾として名作「ヴェローナの二人の紳士」に挑
戦。江戸と京都を舞台に武家の若者の恋と友情を描いた。10 月本公演は、演劇界注目の新進気鋭の劇
作家・長田育恵氏(第 19 回鶴屋南北戯曲賞受賞)と演出家・上村聡史氏(第 69 回文化庁芸術祭演劇部
門大賞、第 22 回読売演劇大賞最優秀演出家賞)、ピッコロ劇団員の初顔合わせで、日本初のシェイクスピ
ア完訳の巨人・坪内逍遥博士の波乱の一代記を上演。さらに 2 月本公演では、客演に島田歌穂氏、桂春
蝶氏を迎え、兵庫県ゆかりの文豪・谷崎潤一郎と彼をめぐる女たちの物語を芦屋市谷崎潤一郎記念館な
どの後援のもとに創作初舞台化。なお、10 月公演は早稲田大学坪内博士記念演劇博物館の後援を得
て、また2月公演は7回目となるピッコロシアタープロデュースとして関西演劇人の参加を得て、関西演劇
界の発信力や活性化にも貢献できていると考えている。
○ 大人も子どもも楽しめるファミリー劇場では、例年と同じく 8 月にピッコロシアター、12 月に芸術文化セン
ターでの計7ステージ、演目はピッコロ劇団の財産演目である別役実前劇団代表の名作「さらっていって
よ ピーターパン」で、会場は子供たちの笑顔と歓声にあふれた。特に、ピッコロシアター公演では、新た
に視覚障がい者向け公演にも初めて取組み評価を得た。(関係者の 90%が満足)
○ 平成 23 年度からの東北との交流も 5 年目。昨年度のファミリー劇場「飛んで孫悟空」に続き、小学校の
体育館等での「おでかけステージ」を、≪ひょうご・東北交流公演≫として宮城県内 2 カ所で上演し、子ど
もたちに演劇の素晴らしさを伝えることができた(県内小学校 3 校でも上演)。
〇 ピッコロシアター・大ホールでの生の舞台を県内中学生が鑑賞体験する「ピッコロわくわくステージ」も本
格実施5年目を迎え、参加学校数、生徒数なども年々拡大してきた(26 年度比での鑑賞者数 9%増)。鑑
賞後のアンケート結果も極めて好評(生徒、引率教員とも内容に 92%が満足し、教員による教育成果満
足度 97.6%)。
〇 公演事業入場者のアンケート結果での公演満足度(「とても良かった」「良かった」)は、本公演等が
97.6%、ファミリー向け公演が 100%であった。
(2) 演劇の指導、外部出演など
〇 ピッコロ演劇学校本科、研究科の主任講師、指導助手を通年で劇団員が務めている。学校教育の現
場支援についても、演劇指導や演劇ワークショップの依頼が増加傾向にある(新たに県立神出学園、山
の学校など)。また、行政職員や教員向けの演劇の手法を使った表現力やコミュニケーション力の向上を
目的としたワークショップなどでも劇団員活動の場の広がりが見られる。
〇 他劇団公演などへの出演や協力、県内文化イベントなどでの司会や協力などでも、派遣依頼の増加傾
向があり、劇団員活動の広がりが見られる。
3 人材育成・体験活動事業
① ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校の運営
演劇創造について幅広く学ぶ演劇学校(本科 1983 年開設、研究科 1984 年開設)、音響・照明・
美術などの基礎技術を学ぶ舞台技術学校(1992 年開設)を運営している。
関西はもとより日本を代表する演劇人、舞台技術者を講師陣に迎え、プロ、アマチュアを
問わない演劇関係者や地域の文化活動のリーダー、文化施設スタッフなどの幅広い人材養成に
努めた。
区 分
ピッコロ演劇学校
ピッコロ舞台技術学校
概 要
舞台づくりの楽しさや面白さを味わ
いながら、表現力や創造力を身につ
けるなど、将来の演劇創造者、地域
に根差した文化活動リーダーを養成
クリエイティブな地域文化のステージ
づくりと文化施設運営の活性化を図る
ため、舞台芸術を支える美術、照明、
音響の舞台技術者を養成
期 間
平成27年4月24日~平成28年3月6日
場 所
ピッコロシアター
授 業
原則、毎週2回(火・木の夜間)
年間数回の特別講義及び約 100 講義
原則、毎週2回(水・金の夜間)
年間数回の特別講義及び約 110 講義
講 師
■本科
▶ 主任講師 本田千恵子(ピッコロ劇団員)
助手 山田 裕 (同)ほか
■研究科
▶ 主任講師 島守辰明(ピッコロ劇団員)
助手 樫村千晶(同)ほか
▶ 主任講師
加藤登美子(美術)、水野雅彦(照明)
林哲郎(音響)ほか
別役実、岩松了、平田オリザほか
島次郎、山北史郎、服部基ほか
特別講師
入 学
卒 業
本科
54 名
(定員40名)
本科 45 名
〔33 期生〕
研究科 24 名
(同
24 名
20名)
(定員 30 名)
20 名
研究科 21 名
〔32 期生〕
(美術3名、照明 11 名、音響6名)
〔24 期生〕
【特別講義】
区
分
期
日
特 別 講
師
講義テーマ
演劇学校
27.5.9~10
岩松 了(劇作家・演出家)
演劇的なことばについて
演劇学校
27.6.13~14
伊藤 惣一(俳優)
朗読
舞台技術学校
27.7.4~5
山北 史郎(音響プランナー)
音の話/音響効果の基礎
舞台技術学校
27.10.3~4
島 次郎(舞台美術家)
舞台美術の世界
演劇学校
27.11.28~29
平田 オリザ(劇作家・演出家)
演劇を学ぶとは…
舞台技術学校
27.12.12~13
服部 基(舞台照明家)
舞台照明を考える
■ 上演実習等
【合同発表会 2015 Piccolo Passo】
区
分
期
日
公 演 概 要
「Showcase~手紙をめぐる
演劇学校・本科
6 つの物語~」
27.10.24/25
〔中ホール〕
33 期生
台本・演出・出演
=演劇学校本科 33 期生
「マイ・スイート・マネー~モリエール
演劇学校・研究科
27.10.31/11.1 作『守銭奴』より~」
32 期生、舞台技術
台本・演出=島守辰明(ピッコロ劇団員)
〔中ホール〕
学校 24 期生
出演=研究科 32 期生
【オープンキャンパス】
期
日
期 日
28.1.11
演劇学校
〔大ホール〕
27.12.11
舞台技術学校
〔大ホール〕
観客数
297
251
参加者数
概
要
学校説明、現役学校生と一緒に身体訓練
37
等の授業体験
学校説明、ライブリハーサル・本番見学、
37
バックステージツアー
【卒業公演】
区
分
期
日
公 演 概 要
「バーレスク・1931
~赤い風車のあった街~」
作=斎藤憐
構成・演出=本田千恵子(ピッコロ劇団員)
出演等=演劇学校本科生 45 名
美術プラン・製作・操作
=舞台技術学校・美術コース生 3 名
観客数
(美術プラン指導=加藤登美子)
照明プラン・操作
=舞台技術学校照明コース生 11 名
演劇学校本科 33
期生・舞台技術学
校 24 期生合同
(照明プラン・操作指導=水野雅彦ほか)
音響プラン・編集・操作
=舞台技術学校音響コース生 6 名
28.3.5/6
〔大ホール〕
演劇学校研究科
32 期生
(音響プラン・操作指導=林哲郎)
歌唱指導=真鍋みよ子、舞踊指導=伊賀裕子、 3.5/395
ムーヴメント指導=いいむろなおき
3.6/444
舞台監督=永易健介
計 839
演出助手=山田裕(ピッコロ劇団員)
、田中
よし子(演劇学校OG、元ピッコロ劇団員)
、
田中ゆり(演劇学校OG)
「そこに、悪魔が
~アーサー・ミラー作「るつぼ」より」
作=アーサー・ミラー
潤色・演出=島守辰明(ピッコロ劇団員)
出演等=演劇学校研究科生 21 名
美術=渡辺舞、照明=大川貴啓
音響=増田郁子、歌唱指導=真鍋みよ子
舞踊=伊賀裕子、照明操作主任=竹内哲郎、
照明操作=岩花さとみ、舞台監督=久保克司
演出助手=樫村千晶(ピッコロ劇団員)
太田あゆみ(演劇学校OG)
②
ピッコロ・山根演劇賞の贈呈
ピッコロ演劇学校生及び舞台技術学校生のうち、成績優秀で他の模範となる者、県立ピッコロ
劇団員のうち優れた演劇活動を行った者に贈呈。
期 日
対 象 者
備
考
演劇学校本科(33 期生)
27.3.6
演劇学校研究科(32 期生)
サントリー地域文化賞の副賞をもとに平成元
舞台技術学校(24 期生)から各1名
年3月に創設。その後、神戸新聞奨励賞、久
計3名 留島武彦文化賞、紀伊國屋演劇賞の賞金、
28.4.7
ピッコロ劇団員 2 名
山根淑子氏の寄付等により、基金額を増額。
(今仲ひろし、本田千恵子)
③ ピッコロシアター文化セミナーの開催
事
業
期 日
別役実フェスティバル
交流プロジェクト vol.1
ピッコロフェスティバル特別企画
ピッコロシアター文化セミナー<86>
「別役実を読む、聞く、語る」
別役実フェスティバル
前ピッコロ劇団代表・別役実に敬意
を表す全国の演劇団体(文学座や新
国立劇場等 19 団体)が連携し、平成
27 年 3 月から平成 28 年 7 月にかけ
て、別役作品のリレー形式での連続上
演、演劇界の活性化と人材交流を図
る交流プロジェクトなどを実施。関西か
らはピッコロシアター・ピッコロ劇団が
唯一の参加。
27. 7.26
ピッコロシアター文化セミナー<87>
いのうえひでのりさんに聞く
27.10.9
「演劇はオモシロイッ!
劇団✩新感線 35 年の軌跡」
ピッコロシアター文化セミナー<88>
島田歌穂さんに聞く
28. 1.28
「舞台に恋して」
聞き手
<伝説(レジェンド)たちによる
リーディング>
「淋しいおさかな」
鈴木瑞穂(オフィス ODA)
三谷 昇(フリー)
金内喜久夫(文学座)
久松夕子(青年座)
川口敦子(俳優座)
入場者数
390
<シンポジウム>
「別役実を語るお茶会」
金内喜久夫(文学座)
鵜山 仁(文学座)
喜志哲雄(演劇評論家)
平井久美子(ピッコロ劇団員)
本田千恵子(ピッコロ劇団員)
出演:いのうえひでのり
聞き手:亀岡典子さん
354
(産経新聞社文化部編集委員)
出演=島田歌穂
聞き手=畑律江
265
(毎日新聞社学芸部専門編集委員)
④ 研修生等の受け入れ
トライやる・ウィーク、インターンシップなどの研修生を、年間を通して受け入れた。
研
修
トライやる・ウィーク
等
インターンシップ
新任教職員研修
学 校 等
参加者
尼崎市/小園中、小田北中、成良中、園田中、園田東中 大成中、
立花中、塚口中、南武庫之荘中、武庫中 日新中
31
伊丹市/東中
(15 校)
宝塚市/南ひばりガ丘中
神戸市/魚崎中、本山中
高 校/西宮今津高、武庫荘総合高、百合学院高、県尼崎高、
京田辺シュタイナー学校
12
大 学/大手前大、園田女子短大
(7 校)
10
尼崎市/上坂部小、成徳小、園田南小、大成小、難波小、明和小
(6校)
53
計
(28 校)
⑤
ピッコロ実技教室の開催
伝統芸能、演劇等の体験的学習やそれらの解説を交えた鑑賞会を開催し、地域の舞台芸術
への関心を高め、将来の鑑賞者の育成を図った。
事
業
期 日
出 演 者 等
参加者
27.7.30
(木)
講師=大蔵流狂言方
ちゃっと! 狂言
28
(発表会 50)
(中ホール)
~8.2(日)
善竹隆司
善竹隆平
阪神間等の高校演劇部員
尼崎市/県尼崎高、尼崎小田高
尼崎北高、武庫之荘総合高
西宮市/県西宮高、神戸女学院高、夙川
【県高校演劇研究会阪神支部共催】
平成演劇教育委員会
学院高、西宮今津高、西宮南高
27.8.22
210
(土) 伊丹市/県伊丹高、市伊丹高、伊丹北高、
2015 夏期集中講座
(大ホール)
伊丹西高
宝塚市/宝塚北高、宝塚高
川西市/川西明峰高
三田市/北摂三田高
【関西二期会共催】
ピッコロオペラ教室
オペラの楽しみ方 (小ホール)
関西二期会オペラ研修所
第 51 期生修了オペラ
「皇帝ティートの慈悲」
(大ホール)
28.3.25
(金)
28.3.26
(土)
(2 公演)
講師=米田哲二
(関西二期会理事長)
100
出演
関西二期会オペラ研修所 第 51 期生ほか
379
【人材育成事業・体験活動事業 評価】
(1) ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校の運営
〇 公立劇場では全国初の取り組み。演劇学校本科、研究科のそれぞれの主任講師、助手を通年でピッコロ劇団
員やピッコロ演劇学校OBが務めている。また、舞台技術学校の主任講師(舞台美術、音響、照明)は関西を代
表する専門技術者が務めている。
演劇学校本科の平成 27 年度末までの卒業生は 1,094 名、研究科は 640 名、舞台技術学校は 697 名となっ
た。関西エリアを中心に若い世代の学びのニーズに応えつつ、専門的な人材の育成だけでなく、地域での文化
振興に指導力のある人材の育成に着実に貢献できていると考える。
〇 阪神・淡路大震災以後、入学者の定員割れが続いたため、潜在的なニーズの掘り起こしやPR活動の強化に
努めてきた。23 年度から応募者が増勢に転じ、27 年度の両校の入学者は、102 名(本科 54、研究科 24、舞台技
術学校 24)となり、入学定員(90)を上回った。
〇 両校指導者の連携協力のもと、27 年度生による合同卒業公演は、多くの観客を前に新鮮な熱気あふれる舞台
となり、好評を博した。
(2) ピッコロ・山根演劇賞の贈呈
演劇学校(本科・研究科)、舞台技術学校の優れた学校生3名、ピッコロ劇団員2名に贈呈、顕彰することができ
た。
(3) ピッコロシアター文化セミナーの開催
様々な舞台芸術への関心を多くの方々に深めてもらえるよう、出演者と聞き手の人選に工夫しながら進めてき
た。特に 27 年度は、全国の演劇団体と連携しつつ、「別役実フェスティバル」に参加し(関西ではピッコロシアター・
ピッコロ劇団のみ)、文化セミナーとして、リーディング「別役実を読む、聞く、語る」、シンポジウム「別役実を語るお
茶会」を開催することができた。さらに、ピッコロシアターで旗揚げし、今や全国区となった「劇団☆新感線」主宰の
いのうえひでのり氏、ピッコロ劇団第 54 回公演「天空の恋」に客演いただいた島田歌穂さんをお招きするなど、今
年度も多彩な人材で開催することができいずれもが賑わい、好評を博した。(入場者満足度は 96.5%)
(4) 研修生等の受け入れ
中学生から大学生まで、教員など要望のあった研修生を受け入れており、今後とも希望に応じていく。
(5) ピッコロ実技教室の開催
〇 「ちゃっと! 狂言」は、昭和 57 年以来、善竹一門の協力を得て実施しており、好評を博した。
(参加者満足度は 100%)
〇 「オペラ教室」は、平成 2 年以来、関西二期会との共催事業として実施しており、好評を博した。
(入場者満足度は 100%)
4
施設の管理運営事業
①
劇場施設の利用状況
青少年の演劇、音楽、舞踊等の創造活動を促進するとともに、県民文化の高揚を図る
ために設置された「県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)
」の指定管理者とし
て、鑑賞劇場、文化セミナー等の自主事業を実施するほか、施設の適切な管理と運営、
演劇、音楽、舞踊等の舞台芸術を創造しようとする県民の発表・練習の場として、ホー
ルや練習室などを広く提供している。
【所在地】 尼崎市南塚口町 3 丁目 17 番 8 号
【施 設】 大ホール(客席 396 席)、中ホール(収容 200 人)
小ホール(収容 100 人)、楽屋 6 室、練習室 3 室、展示室、資料室等
【利用者数】27 年 130,843 人(26 年度 131,374 人)
【利用状況】
利用者数(人)
区 分
利用率(%)
26 年度
27 年度
26 年度
27 年度
大ホール
62,746
58,587
95.3
89.8
中ホール
21,076
20,616
93.1
90.5
小ホール
24,074
26,703
95.4
91.5
練習室
12,732
13,960
88.0
91.5
展示室
6,303
6,762
―
―
資料室
4,443
4,215
―
―
計
131,374
130,843
91.2
91.0
【利用料収入】
(単位:円、税込)
区
ホ
ー
ル
等
分
26 年度
27 年度
大ホール
7,031,136
6,382,620
中ホール
1,774,400
2,033,150
小ホール
2,548,150
2,627,300
896,910
848,140
練習室
2,038,150
2,192,250
展示室
64,100
68,800
14,352,846
14,152,260
7,428,630
7,449,070
21,781,476
21,601,330
楽屋
ホール等計
付属設備
合計
利 用 料 収 入
② 情報の提供
(ア) ホームページの利用状況
施設概要、利用案内、事業内容、劇団情報などを掲載し、広く情報発信した。
【アクセス件数】 115,715 件(平成 26 年度 110,500 件)
【地域別件数】 ※カッコ内は比率(%)
大 阪
神 戸 尼 崎
西 宮
京 都
東京
その他
39,037 12,514
4,518
3,446
5,351
16,733
34,116
(33.7) (10.8) (3.9) (3.0) (4.6) (14.5) (29.5)
(イ) 資料室の利用状況
演劇を中心に音楽、舞踊などの舞台芸術関係資料を収集整理して所蔵(書籍・上演
パンフレット等約 17,000 点、上演台本約 1,000 点、舞台写真・出演者色紙等約 3,900
点など、合計約 26,000 点を所蔵)しており、貸し出し、閲覧などにより情報提供し
た。
【利用実績】4,215 人(平成 26 年度 4,443 人)
主な利用者:中学・高校演劇部員、演劇関係者、ピッコロ演劇学校生など
【施設の管理運営事業 評価】
(1) 利用状況
〇 来場者は、26年度比557人の減(▲0.4%)。全体の利用率は91.0%となり、26年度比0.2ポイント減。
全体としてほぼ例年同様の安定した高い稼働率を維持した。
〇 利用料収入は、26年度比180,146円の減(▲0.8%)となった。
○ 貸館利用者を対象にした抽出調査では、「大変満足」「満足」の合計は、開館時間について76.9%。
施設・サービスについて81.5%、清潔さについて80.6%、スタッフについて92.6%、全体に対しては89.
8%であり、ほぼ例年並みであった。
○ 利用者からの要望としては、「開館時間の延長」や「予約がとりにくい」などがある。開館時間は9時~2
1時としているが、予約手続き時間も21時までとしている。また、予約については1年前からの受け付け、
希望多数の場合は公平を期しての抽選とすることで理解を得ている。
〇 今後とも施設・設備の安全点検や適切な維持管理に努め、快適で利用者サービスの充実した劇場施
設として地域に提供していく。
(2) 情報の提供
〇 ホームページのアクセス件数は、26年度比で5,215件の増(+4.7%)となった。前回リニューアル以降
の増加傾向が継続している。
〇 資料室は、演劇関係の資料を中心に舞台芸術専門書、上演台本等を広く揃え、一般に閲覧・貸出し
を行なう等、関西では稀有な存在。中学生から演劇研究者まで幅広く利用されている。
〔本部関係〕
芸術文化普及啓発事業
1 主催事業
(1) 芸術文化活動の表彰事業
① 第34回ふるさと文化賞の贈呈
地域社会にあって、永年にわたりひたむきな努力を続け、伝統文化の継承に貢献
するなど、その活動と功績が著しい方々に「ふるさと文化賞」を贈呈した。
【贈呈式】 平成28年2月24日
【会 場】 兵庫県民会館
【受賞者】 松本 章延(文化振興)
前田 幸作(鞘師)
羽渕獅子舞保存会(郷土芸能)
② 亀高文子記念-赤艸社賞の贈呈
絵画の創作活動を通じて、県民文化の高揚に功績があった女流洋画家に、
「亀高文
子記念―赤艸社賞」を贈呈した。
【贈呈式】 平成28年3月16日
【会 場】 兵庫県民会館
【受賞者】 鈴木邦江(神戸市)
③ 坂井時忠音楽賞の贈呈
県内において音楽活動に優れた業績をあげ、将来の活躍が期待される音楽家を奨励
するため、
「坂井時忠音楽賞」を贈呈した。
【贈呈式】 平成28年3月16日
【会 場】 兵庫県民会館
【受賞者】 池内 響(バリトン・姫路市出身)
藤原功次郎(トロンボーン・川西市出身)
④ ひょうごアーティストサロン賞の贈呈
ひょうごアーティストサロンの事業に積極的に参加し、将来一層の活躍が期待され
る新進・若手芸術家及びサロンの企画・運営に協力的な指導者の方に「ひょうごアー
ティストサロン賞」を贈呈した。
【贈呈式】 平成28年3月23日
【会 場】 兵庫県民会館
【受賞者】 〈アーティスト部門〉鬼一 薫(声楽・ソプラノ)
佐野まり子(ピアノ)
〈協力者部門〉
烏頭尾寧朗(洋画)
(2) コンクール、展示事業
① 第27回全国手工芸コンクール in ひょうご
ふだんの生活から創りだされた、ぬくもりのある作品を募集する全国でも珍しい女
性対象のコンクールを実施した。
【時 期】 平成27年10月8日~11日
【会 場】 兵庫県民アートギャラリー
【出品数】 233点
【参加者】 1,765人
② 第21回兵庫ふれあい美術展
県内から日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真を公募し、優秀な作品を表彰した。
【時 期】 平成27年11月12日~15日
【会 場】 原田の森ギャラリー
【出品数】 402点
【参加者】 2,469人
③ 第30回鈴懸の径絵画展
「兵庫の風物を描く」をテーマに、自ら絵画の創作活動に親しむアマチュアの発表・
交流の場となる野外公募展を開催した。
【時 期】 平成27年6月17日~20日
【会 場】 兵庫県民会館前プロムナード
【出品数】 92点
【鑑賞者】 約2,000人
④ 兵庫県民会館文化教室総合展
兵庫県民会館で開講されている、美術・書道等さまざまなジャンルの文化教室の作
品を一堂に展示し、受講生間の交流や発表の場を提供した。
【時 期】 平成28年1月29日~1月31日
【会 場】 兵庫県民アートギャラリー
【出品数】
175点
【入場者】
731人
⑤ 第28回ひょうご子どもの作文と詩コンクール
県下の小学生を対象として、学校や遊び、友だちづきあい、町、家庭での身近な
できごとなどを書いた未発表の作文と詩を公募し、優秀作品の表彰を行った。
【表彰式】 平成27年12月12日
【会 場】 兵庫県民会館
【応募数】 1,733点(作文1,263点、詩470点)
【共 催】 朝日新聞社
【協 力】 日本児童文芸家協会所属サークル「けやきの会」
(3) 主催公演事業
① 県民芸術劇場
県内各地において、小学生・高校生、一般を対象に、優れた舞台芸術を身近に鑑
賞する機会を提供するとともに、県内芸術団体等の出演機会の提供、市・町文化施設
の活性化を図った。
身近に鑑賞する機会をできるだけ均等に提供するため、特に学校公演において、
神戸・阪神地域より劇場やホールの数が限られる但馬・丹波・淡路地域の希望校を
優先して採択した。
種
別
開催場所
公演数
一般公演
市町文化
会館等
15
学校公演
小学校
高等学校
(計)
73
23
(96)
計
111
合
入場者(人)
公
演 内
容
7,079 オーケストラ、室内楽、舞踊 等
32,938 オーケストラ、室内楽、声楽、
19,478 バレエ、演劇、舞踊、ミュージカ
(52,416) ル、狂言、落語、和太鼓 等
59,495
② のじぎくサロンコンサート
兵庫県公館で、県民が気軽に楽しめるサロン風コンサートを開催した。
事
業 名
開催年月日
和太鼓松村組
27.7.11
崎谷明弘ピアノリサイタル
合
28.2.6
計
2事業
出演者等
入場者(人)
和太鼓松村組
578
崎谷明弘
325
2公演
903
(4)講座・体験等事業
① 兵庫県生活文化大学
日々の暮らしに夢とうるおいのある生活文化を創り育てるため、兵庫県生活文化大学
を開催した。県立美術館、歴史博物館、考古博物館に講師を依頼するなど、最新の研究
成果が学べる講座として、県や芸術文化団体との連携により独自性の高い学習機会を提
供した。
受講者
講 座 名
開催地
会
場
期間(回数)
(人)
文化財
4~2月 (10)
38
考古学
4~2月 (10)
36
日本美術
4~2月 (10)
40
4~2月 (10)
74
6~2月 (8)
58
4~2月 (8)
32
4~3月 (10)
39
4~1月 (8)
33
ふるさとの歴史
神戸市
兵庫県民会館
音楽鑑賞
神
戸 王朝文学に親しむ
校
西洋美術(新)
神戸市
尼崎市
大阪市
伝統芸能
西宮市
兵庫県民会館
〈現地研修〉
〈鑑賞講座〉
大阪松竹座
芸術文化センター
明
石
校
ふるさとの歴史
明石市
明石市生涯学習
4~2月 (10)
センター
64
姫
路
校
ふるさとの歴史
姫路市
県立歴史博物館
55
合計
10講座
4~2月 (10)
94回
469
② ふるさと兵庫の地域学(新)
摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の五つの国からなる兵庫県のすばらしい地域文化
を学ぶ機会を提供し、ふるさと意識を高める短期講座を開催した。
【開催日】平成27年9月3日(木)、10月2日(金)、11月5日(木)
【会 場】兵庫県民会館 9階 けんみんホール
【講 師】田辺 眞人氏(園田学園女子大学名誉教授)
【参加者数】208人
③ 伝統文化体験フェスティバル事業
伝統文化の新たな担い手を発掘するため、県域文化団体等の協力を得て、初心者向
けの伝統文化の実演や体験講座を実施し、伝統文化の魅力を多面的に紹介した。
【開催日】
【会 場】
【参加者数】
【実施分野】
平成28年3月5日~6日
兵庫県公館
2,572人(来場者2,152人、参加団体373人、スタッフ47人)
いけばな(兵庫県いけばな協会)ほか23分野
分野
団体等
分野
団体等
民謡
日本民謡・民舞兵庫県連合会
邦楽
兵庫県箏絃連盟
和太鼓
兵庫県太鼓連盟
日本舞踊
兵庫県舞踊文化協会
民俗芸能
兵庫県伝承民俗芸能文化協会
能・狂言
公益社団法人能楽協会神戸支部
工芸
兵庫県工芸美術作家協会
書
兵庫県書作家協会
俳句
兵庫県俳句協会
短歌
兵庫県歌人クラブ
いけばな
兵庫県いけばな協会
川柳
兵庫県川柳協会
ちぎり絵
兵庫県婦人手工芸協会
茶道
兵庫県茶道協会
水墨画
兵庫県水墨画連盟
尺八(新) 神戸三曲部会
歌舞伎お化粧体験 神戸すずらん歌舞伎
水墨画
「國際現代」水墨画協会
むかしあそび
折り紙
折り紙研究会
革細工(新) 龍北工房(龍野北高等学校)
鎧・甲冑の
着付け体験
武魂盛隆士隊
落語(新) 林家染左
囲碁(新) 兵庫県伝承民俗芸能文化協会
むかしあそび研究会
ぶ
こ ん せ い りゅ うもののふ たい
④ 兵庫県公館伝統文化体験教室事業
関係文化団体との共催のもと、兵庫県公館和風会議室を活用し、体験教室を開催す
ることにより、県民が伝統文化に触れる機会を提供した。
【時 期】 平成27年6月~平成28年3月
【回 数】 10回
【会 場】 兵庫県公館和風会議室
【参加者数】240人
【内 容】 伝統文化(茶道、能楽、琴など)
【参加団体】能楽協会神戸支部ほか5団体
団体名
内容(回数)
参加者(人)
公益社団法人能楽協会神戸支部
能楽体験教室(3)
97
兵庫県箏絃連盟
お琴体験教室(3)
54
一絃須磨琴保存会
須磨琴体験教室(1)
兵庫県舞踊文化協会
日本舞踊体験教室(1)
19
兵庫県婦人手工芸協会
和紙のちぎり絵体験教室(1)
21
兵庫県茶道協会
お茶席体験教室(1)
42
合計
6教室(10回)
7
240
【主催事業 評価】
(1)表彰事業
ふるさと文化賞は、謡曲「高砂」の伝承や刀剣の鞘づくりなど数少ない分野の文化伝承に地道な努力
を重ねられている個人に光をあてることができた。また、子どもたち次の世代に伝統文化を継承する活動
を評価した。
また、坂井時忠音楽賞ほかの表彰では、将来が期待される若手芸術家の顕彰により、更なる活躍の
一助となるよう支援した。
(2)コンクール、展示事業
県民の創作活動の発表の場として活用され、鑑賞者にも親しまれる機会として定着し、来場者の満
足度は 88.7%と高く、82.8%の方から継続開催を希望する意見を得た。
「兵庫ふれあい美術展」は出品作品の全てを展示する美術展として定評があり、例年の作品数が出品
されたが、出品料が必要な「鈴懸の径絵画展」は出品数が減少した。
(3)鑑賞機会の提供
各地の学校や地域の文化ホールなど、身近な場所で優れた舞台芸術を鑑賞する機会の提供に努め
ることにより、さらなる県民文化の高揚に取り組むとともに、出演する芸術文化団体の活動を支援した。
○県民芸術劇場
県民芸術劇場の開催を希望する市町・学校の申請数が減少したため、採択率は 92%とかなり高い
確率で要望に応えることができた。(昨年の採択率は 80%)
27 年度は出演希望が集中する団体の公演数の偏りを調整し、公演団体数を増やす採択方法を採
ることにより、団体の支援にも配慮した決定を行った。(公演団体数㉖
38 団体→㉖
41 団体)
○のじぎくサロンコンサート
兵庫県芸術奨励賞を受賞した和太鼓松村組と崎谷明弘氏にコンサート開催の機会を提供し、活動
の支援につなげた。松村組の公演は過去 10 年間で最高の 578 人の鑑賞者を記録し、好評な公演と
なった。
(4)学習機会の提供
○生活文化大学
受講者のニーズに応え、新たに「西洋美術講座」を開講した。1 講座を増設したが、全体の受講者
数は昨年度から 26 人減の 469 人に留まった。
県立施設(県立美術館、歴史博物館、考古博物館)の専門性を活かし、また文化団体との連携によ
り当協会だからこその独自性の高い講座を工夫し、受講生の獲得に努めていく。
○ふるさと兵庫の地域学
田辺眞人氏(兵庫県文化賞受賞者)による3回シリーズの短期講座を新たに開設し、ふるさと意識を
深める学習機会を拡げた。目標受講数(200 人)を獲得、また講座の満足度は 100%で楽しい学習の機
会を提供できた。
(5)伝統文化体験機会の提供
県域芸術文化団体等の協力のもと伝統文化を体験する機会を提供し、次代の子供たちが伝統文化
に接し、理解や興味を抱くことに努めた。
○「伝統文化体験フェスティバル」は、兵庫県芸術奨励賞を受賞した若手落語家の林家染左氏の協
力で、ミニ小咄の発表会など新企画にも挑戦し、参加者の好評を得た。親子連れを中心に両日とも
1000 名を超える参加があり、外国籍の来場者も増えている。
2
芸術文化団体等との連携事業
地域文化団体等との情報交換、共同事業、シンポジウムなどの実施を通して連携・
交流を深め、地域文化の高揚を図った。
① 兵庫県地域文化団体協議会への支援
地域文化の向上と振興に貢献することを目的とする兵庫県地域文化団体協議会の
事務局を担当し、県内7地域で活動する地域文化団体との連携を深めた。
【構成団体】
阪神南文化振興団体連絡協議会
阪神北文化振興団体連絡協議会
東播磨文化団体連合会
西播磨文化協会連絡協議会
但馬文化協会
丹波文化団体協議会
淡路文化団体連絡協議会
公益財団法人兵庫県芸術文化協会
② 平成27年度地域文化を考えるシンポジウム
【開催日】 平成27年10月20日
【会 場】 ホテルサンシャイン青山(姫路市)
【主 催】 西播磨文化協会連絡協議会、兵庫県地域文化団体協議会、
(公財)兵庫県芸術文化協会
【参加者】 288人
【テーマ】 「地域文化とふるさとづくり」
③ 芸術文化団体等の事業への支援
芸術文化団体等が主催する文化振興事業に対し、後援、協賛するとともに、優秀作品
に「兵庫県芸術文化協会賞」を贈った。
【後援事業件数】 235件
【協会賞交付件数】 71件
④ 兵庫県文化賞受賞者懇話会への支援
兵庫県文化賞受賞者で構成する兵庫県文化賞受賞者懇話会の事務局として、芸術文化
の振興を図った。
(ア) 第37回総会 (平成27年5月12日 ウェスティンホテル淡路)
(イ) 会報「五瓣のたより」 (平成27年8月発行)
(ウ) 兵庫県文化賞受賞者小品展 (5会場、会期21日間、入場者1,197人)
⑤ がんばろう東日本!アート支援助成事業
県内の芸術文化団体・グループが行う被災地での芸術文化活動を支援することにより、
被災者に、より多くの芸術文化に触れる機会を提供し、被災者のこころの復興と被災地
の芸術文化団体等の復興を支援した。
【実施時期】 平成27年8月~28年3月
【団 体 数】 6団体
【参加者数】 981人
平成27年度「がんばろう東日本!アート支援助成事業」一覧
№
団体名
私の好きなこの
1 街復興支援プロ
ジェクト
神戸フィル
2
ハーモニック
分野
内
容
期間
場 所
参加者
(人)
実施
形態
音楽
ミニコンサート・歌う会を開催。
28 年開催のコーラスミュージ
カルに出演の震災遺児を指
導訓練
27.8.3
~9
宮城県気仙
沼市・南三陸
町・岩手県陸
前高田市
145
①
音楽
弦楽器、木管楽器、金管楽器
のアンサンブルコンサート
地元中学校吹奏楽部へのレ
ッスン
27.9.18
~22
宮城県南三
陸町・福島県
南相馬市
111
①
3 「國際現代」
水墨画協会
4
和太鼓美鼓音
(ミコト)
美術
水墨画作品の展示、ワークシ
ョップ(迎春用色紙・箸入れ等
制作)の開催、作品の寄贈
27.12.
12~14
宮城県名取市
30
①
音楽
和太鼓の演奏会、現地の太
鼓チームと共演
28.2.6
~8
宮城県石巻市
300
②
音楽
女声アンサンブルによる演奏
会
民話を語るグループとの共演
28.2.11
~14
宮城県石巻
市・東松島市
285
②
音楽
コントラバスカルテットによるサ
ロンコンサート
地元アーティスト等との合同
演奏
28.3.11
~13
宮城県石巻市
110
②
松井智恵と
5 La萌Mie
(ラ・モミエ)
KANON-
6 MUSIK
(カノン・ムジーク)
合計(6団体)
981
《事業の実施形態》
① 被災者のこころを癒し、再び生きる力と希望をもたらすことが期待できる事業内容
② 上記①の事業活動に合わせて、現地の芸術文化団体等との交流を実施する事業内容
③ 上記①・②に加え、兵庫県内で現地の芸術文化団体等と交流する事業内容
【芸術文化団体との連携事業 評価】
○「地域文化を考えるシンポジウム」は、「地域文化とふるさとづくり」をテーマに、芸術文化で地域
づくりに取り組む地域団体が活動発表し、アートがつなぐまちの活性化について議論を深めること
ができた。
27 年度から従来の 2 日間の開催日程を 1 日に短縮し、会員が参加しやすい運営への改善を
図った。
○兵庫県文化賞受賞者懇話会
兵庫県文化賞受賞者の作品を県内各地で展覧する小品展は、優れた芸術を鑑賞できる機会と
して、地域の人々の来場を促すため、統一チラシを各会場毎のチラシに改め、会期・会場を大きく
表示する改善を行った。
27 年度の入場者数は、増加した昨年を上回る集客を得ることができた。
(入場者の推移:㉖
887 人、㉖
1,186 人、㉖
1,197 人)
○アート支援助成事業
27 年度の事業申請件数及び採択件数はともに6件で 26 年度と同数であるが、震災直後に比べ
申請件数や事業規模は漸次縮小傾向にある。
[採択件数(申請件数)の推移]
㉖
24 件(26 件)、㉖
16 件(19 件)、㉖
7 件(8 件)、㉖
6 件(6 件)、㉖
6 件(6 件)
被災者の心を癒し勇気づけるこれまでの5か年の支援活動は一定の成果を挙げてきたが、継
続を求める現地被災者や文化団体の声は依然根強く、次年度も継続実施する。
3
県内アーティストへの相談・助言等支援事業
県民会館1階のアーティストサロンに、芸術文化コーディネーター2名と顧問2名を
配置し、新進・若手芸術家に対する相談・助言や発表機会の提供など人材育成支援を
図った。
(1)新進・若手アーティスト等の育成・支援事業
① 芸術文化関係者の交流・連携の促進
様々な分野の芸術文化関係者がアーティストサロンに集い、出会い、語らいの場とし
て利用され、交流の拠点としてサロン機能を発揮した。
② 相談・助言の実施
芸術文化情報の収集・発信を通して蓄積した人材情報等に基づき、初心者から若手、
中堅を問わず芸術文化活動に関する様々な相談に応じた。また「さわやかステージ」を
開催するための各種相談・情報提供を行った。
【相談件数】 607件
【さわやかステージ斡旋件数】 31件
③ 親しみやすい芸術文化の普及
兵庫県民会館のロビーを活用した若手音楽家のコンサートを開催し、活動発表の場を提
供した。
兵庫県民会館ロビーコンサート
【開催日】 平成27年4月から平成28年3月まで22回
【会 場】 兵庫県民会館ロビー
【鑑賞者】 延べ1,996人
④ 若手アーティストの育成・支援
兵庫県民会館を活用して、新進・若手芸術家の作品展、演奏会を開催した。
(ア)新進美術家作品展の開催
県内各美術団体の協力を得て、芸術文化コーディネーターのもと、新進作家を中
心とした作品展を開催した。
・ひょうごアーティストサロン内
部門
開催年月日
出展人数(人)
入場者(人)
神戸二紀会選抜2人展
27.4.2~5.30
2
1,248
兵庫県写真作家協会7人展
27.6.1~7.31
7
1,322
兵庫県美術家同盟新進作家展
27.8.1~9.29
7
1,167
兵庫の工芸 壁面を飾る
27.10.1~11.30
4
1,145
兵庫県書作家協会選抜展
27.12.1~28.1.30
6
1,042
兵庫県日本画家連盟新進作家展
28.2.1~3.29
7
1,084
33
7,008
合 計
251日
・兵庫県民アートギャラリー特別展示室
部門
開催年月日
国画会工芸兵庫の9人展
27.9.23~27
-染織・陶芸・木工-
兵庫県彫刻家連盟特別展
28.2.3~7
出展人数(人)
入場者(人)
9
1,076
18
833
・兵庫県民アートギャラリー大・中展示室
部門
開催年月日
兵庫県美術作家交流展
新進・選抜・プラス
27.12.16~20
出展人数(人)
99
入場者(人)
1,018
(イ)新進音楽家演奏会の開催
クラシックの演奏家を目指す17歳から45歳未満の方々を公募し、若手音楽家
に発表の機会を提供するとともに、県民に、よりクラシック音楽に親しんでもらう
ため開催した。
【開催日】 平成27年11月29日
【会 場】 兵庫県民会館けんみんホール
【出演者】 10組
【入場者】 218人
(ウ)パフォーマー・フェスティバルの開催
日本舞踊や長唄を行っている若者に発表の機会を提供するため開催した。
【開催日】 平成28年2月21日
【会 場】 兵庫県民会館けんみんホール
【出演者】 5団体
【入場者】 218人
【県内アーティストへの相談・助言等支援事業 評価】
○ 芸術文化関係者の交流・連携の促進(サロン機能)
芸術文化コーディネーターと顧問が豊富な知識・経験とネットワークを活かし、多様な分野、幅広
い年齢層の芸術文化関係者が気軽に集い、交流・連携を生み育てるサロン機能が発揮できた。
○ 相談・助言の実施(情報の発信機能)
26 年度は、コーディネーター1名と事務補助1名体制であったが、27 年度はコーディネーターを1
名から2名に増員し、顧問2名と併せて4名となり、若手アーティスト等への充実した助言・支援機能
が発揮された。相談件数は、メールによる情報発信、相談活動を開始したことにより、昨年の 119 件
から 607 件と 5 倍を超える件数となり、多様な分野、幅広い相談に応じた。
○ 親しみやすい芸術文化の普及(普及機能)
兵庫県民会館が文化の拠点として一層親しまれるよう「ロビーコンサート」を 26 年度から月1回から
2 回とし、年間 22 回開催することにより、リピーター鑑賞者が定着し、1回の鑑賞者数の平均が 90 人
と安定している。
○ 若手アーティストの育成・支援(発表の場の提供機能)
「パフォーマー・フェスティバル」は、コーディネーターの紹介により、三宮、宝塚等で活動する南イ
ンド古典舞踊グループが初出演した。昨年の若者ダンスグループに続き参加者の分野が広がった。
「新進美術家作品展」の特別展示室を利用してのグループ展を、年 2 回開催し、新進美術作家の
励みにつなげた。
〔県立美術館王子分館関係〕
県立美術館王子分館の管理・運営
兵庫県立美術館王子分館の指定管理者として、横尾忠則現代美術館において展覧会、公
開制作やコンサートなど各種催しを開催し、芸術文化に関する情報発信や情報収集を行う
とともに、原田の森ギャラリーでは、地域のプロ・アマチュア芸術家の発表の場としての
役割を果たすよう管理・運営に努めた。
【所在地】 神戸市灘区原田通3丁目8番30号
【施 設】 〈原田の森ギャラリー〉 本館(1・2階展示室)、東館(1・2階展示室)、
会議室(2室)、講義室等(3室)
〈横尾忠則現代美術館〉 アーカイブルーム、展示室(2・3階)、
オープンスタジオ、ミュージアムショップ、
インフォメーション
〈喫茶棟〉
〈附属駐車場〉 31台
1
原田の森ギャラリーの管理・運営
①
貸しギャラリー等の実施
公立美術館としては全国最大規模の貸しギャラリーや実技教室を有し、洋画・日本画・
書道・彫塑等の作品発表、並びに絵画教室等への提供施設として活用いただくとともに、
造形芸術の活動・交流・情報発信拠点づくり及び創作活動の発表の場づくりに努めた。
・利用状況など
【来館者数】 164,174人
【利用状況】
区
本館
展示室
東館
会議室
別館
講義室等
別館
附属駐車場
【利用料収入状況】
区
分
展示室
会議室
講義室等
収蔵庫
②
※平成 27 年 12 月末実績(耐震・補強工事のため平成
28 年 1 月より休館)
分
1階(600 ㎡)
2階(1,296 ㎡)
1階(231.4 ㎡)
2階(243.6 ㎡)
2室
3室
31台
開館日数(日)
233
233
233
233
466
699
233
金 額
区 分
18,245,300 附属設備
1,080,900 附属駐車場
3,105,800 利便施設
1,711,625
合
計
利用日数(日)
利用率(%)
225
96.6
224
96.1
228
97.9
230
98.7
273
58.6
468
67.0
延べ利用台数 10,102台
(単位:円、税込)
金 額
41,000
5,271,000
486,561
29,942,186
ギャラリー運営会議の実施
広く公平・適正な利用を推進するとともに、効率的・計画的なギャラリー運営の円滑
化を図るため、利用団体代表者を含む運営委員からの助言・提言を得るギャラリー運営
会議を実施した。
③ 情報の提供・広報
(ア)ホームページの運営(http://hyogo-arts.or.jp/harada)
【内 容】・施設概要、利用案内、空室情報、展覧会案内 等
(イ)催し物案内の配布
【内 容】・灘区各所、県民会館、他関係施設・公共施設等への配布
④ 耐震補強・改修工事の実施
本館・別館について、平成28年1月から耐震補強工事並びに電気、空調、内装等の
改修・更新工事を開始した(~29年3月)。
⑤ リニューアルオープン展開催の検討
平成29年4月の原田の森ギャラリーのリニューアルオープンにあわせ、当協会の設立
50周年記念事業として、ひょうごゆかりの現存作家を中心とし、県域文化団体のほか、
優れた新進、若手の芸術家等の作品も紹介する展覧会の開催について検討を行った。
【原田の森ギャラリーの管理・運営
評価】
(1) 来館者数は、プレス関係への情報提供に加え、公共施設・地域の店舗、施設への広報活動を強化
した。耐震補強等工事により、平成27年12月末までの開館ではあるが、ギャラリー利用の増加に伴い、
昨年度12月末比101.2%(1,934人)の増加となっている。
(2) 県域造形芸術団体等の作品展示や創作活動の発表の場となっており、耐震補強等工事により12月
末までの稼働ではあるが、稼働率は、本館1階展示室96.6%・本館2階大展示室96.1%・東館1階展示室
97.9%・東館2階展示室98.7%・別館(講義室・会議室、合計5室)63.6%、全体で78.6%と、これまでの最
高値(平成26年度78.2%) を上回った。施設利用料収入についても、耐震補強等工事により12月末ま
での状況ではあるが、対前年比(平成26年12月末)91.7%となっている。
(3)
2
マスコミや情報誌等に展覧会案内を送り、知名度アップを図るほか、空き室などの情報を更新・提供
を行っている。利用者からは、展示室が広い、使いやすいなどのご意見もいただいている。一方、施設
の老朽化に伴い、特に本館2階大展示室の照明が暗い、床・壁が汚れている等のご意見をいただい
ており、これらに対応するため、平成28年1月から耐震補強とともに、照明、内装等の大規模改修を開
始した(~平成29年3月)。
横尾忠則現代美術館の管理・運営
横尾忠則氏の優れた作品等について広く県民に鑑賞する機会を提供するため、横尾作品
を中心とする展覧会の実施、公開制作や著名人との対談など、様々な事業を展開する美術
館として運営を行った。
【来館者数】59,136 人
【入場者数】27,035 人
① 横尾作品を中心とした展覧会の開催 (平成28年3月31日現在)
展覧会名
開催期間 (日数)
入場者数(人)
うち有料入場者数
・有料入場率
内
容
横尾忠則展 カット&ペースト 切った貼ったの大立ち回り
平成27年4月18日(土)~平成27年7月20日(月・祝)(81日)
6,293 人
4,777 人・ 75.9%
横尾忠則の作品では、イメージを本来の場所から引き剥がし、新たな
文脈へと投げ込む、いわゆる「コラージュ」的な手法が多用されてい
る。本展では、そうした造形的な実験性が先鋭化し、その絵画の展開
のうえで最もドラマティックな時期のひとつである 1980 年代末〜
1990 年代初めに着目することで、横尾芸術の本質に肉薄することを試
みた。
【出品点数:67 点、特別出品 1 点】
展覧会名
開催期間 (日数)
入場者数(人)
うち有料入場者数
・有料入場率
内
容
展覧会名
開催期間 (日数)
入場者数(人)
うち有料入場者数
・有料入場率
内
容
開館3周年記念展「横尾忠則 続・Y 字路」
平成27年8月8日(土)~平成27年11月23日(月・祝)(93 日)
13,884 人
10,483 人・ 75.5%
2000 年から描き続けられ、横尾のライフワークともなった「Y 字路」
シリーズの新近作を中心に、公開制作、「黒い Y 字路」など実験的な手
法が光る意欲作を紹介した。【出品点数:約 70 点】
開館3周年記念展 横尾忠則 幻花幻想幻画譚
平成27年12月12日(土)~平成28年3月27日(日)(78 日)
6,858 人
3,925 人・57.2%
1974~75 年に新聞連載された瀬戸内晴美(寂聴)の時代小説「幻花」
のために、横尾忠則が手掛けた挿絵を紹介。横尾のグラフィック・ワ
ークの最高傑作の一つである貴重な原画全 371 点を一堂に展示した。
【出品点数:371 点】
② 貴重なアーカイブ資料の整理と公開
イラストやポスターの原画、掲載誌をはじめ、横尾氏の手許に保管されていた大量の
資料を順次整理、公開している。資料整理をより円滑に行うため、博学連携を活用し、
平成25年7月より神戸芸術工科大学のインターン及び甲南大学、武蔵野美術大学の博
物館実習生を受け入れている。また、武蔵野美術大学美術館・図書館と共同での掲載誌
の整理・調査研究も実施している。
(ア)整理
(a)整理済み資料に関する情報は、4階閲覧コーナーの端末で検索可能。
(b)検索システムに登録済の資料:2,492点
(イ)公開
(a)整理済み資料については閲覧可能(無料、要予約、個人への貸出不可)
(b)これまでの利用実績:48件
(ウ)展示
実績:109件
③ オープンスタジオを活用した多彩なイベントの実施
(ア)企画展関連事業
企画展ごとに、その内容と密接に関連したイベントを開催した。
〔横尾忠則展 カット&ペースト 切った貼ったの大立ち回り〕
キュレーターズ・トーク
27.4.25
講師:当館学芸員
参加者数
(人)
31
くじ引きコラージュで遊ぼう!
27.5.9
講師:当館学芸員
21
事業名
実施年月日
出演者・講師
デヴィッド・チュードア「レイ
ンフォレストⅠ」コンサート
27.5.23
27.5.24
138
小杉武久、和泉希洋志、
GUILTY C.
165
講演会「横尾忠則-カット&ペ
ーストが織り成すコラージュの
万華鏡」
27.6.20
講師:河本真理(日本女子大学
教授)
76
イブニング・ギャラリーツアー
27.7.3
講師:当館学芸員
10
キュレーターズ・トーク
27.7.11
講師:当館学芸員
69
〔横尾忠則
続・Y 字路〕
実施年月日
イブニング・ギャラリーツアー
27.8.15
講師:当館学芸員
33
YY(わいわい)ワークショップ
27.8.27
講師:当館学芸員
35
イブニング・ギャラリーツアー
27.9.5
講師:当館学芸員
16
出張レクチャー(岩屋地域福祉
センター)
27.11.5
講師:当館学芸員
20
27.11.15
出演:あがた森魚、窪田晴男、
駒沢裕城、イトケン、大田譲ほ
か (ミュージシャン)
実施年月日
出演者・講師
鼎談|瀬戸内寂聴×浅田彰×横
尾忠則
28.12.12
講師:瀬戸内寂聴(作家)、浅
田彰(批評家)、横尾忠則(美
術家)
280
イブニング・キュレーターズ・
トーク
28.1.23
講師:当館学芸員
16
ワークショップ「幻花 de 連歌」
28.2.13
講師:当館学芸員
17
イブニング・キュレーターズ・
トーク
28.3.5
講師:当館学芸員
18
あがた森魚 浦島 2015 at KOBE
(ライブ)
出演者・講師
参加者数
(人)
事業名
173
〔横尾忠則 幻花幻想幻画譚〕
事業名
参加者数
(人)
(イ)オープンスタジオコンサート
協会本部のアーティストサロン及び芸術文化センター楽団部の協力を得て、県内を
中心に活動する優れた音楽家等によるコンサートをオープンスタジオを活用して開催
し、美術館のにぎわい作りと新たなファン層の拡大をめざす。
参加者数
タ イ ト ル
実施年月日
出 演 者
(人)
全力フルーティスト大塚裕紀子の
大塚裕紀子(FL)
、
27.4.26
98
「一期一会コンサート」
並木真由子(Pf)
過ぎ去りし日をもとめて ~ベルギ
ー&フランスの調べ~
27.5.31
高橋真珠(Vl)
、
姫野真紀(Pf)
107
寺脇優子ソプラノコンサート
27.6.21
寺脇優子(声楽・ソプラ
ノ)、南山あい(Pf)
113
小山亜希バイオリンコンサート
with 神田麻帆
27.8.22
蔭山晶子クラリネットコンサート
27.9.13
味娘(Ajims)Afternoon jazz live
27.9.27
開館3周年記念 NAKED VOICE LIVE
27.10.31
PAC 弦楽アンサンブル ミニコンサ
ート
27.11.8
田中良太ソロパーカッション
27.12.18
田中良太(Perc)
28.1.31
相川真里奈(Vl)、豊永歩
(Vl)、丸山緑(Vla)、ア
ラン・ホン(Vc)、サミュ
エル・エリクソン(Vc)
PAC 弦楽アンサンブル~シューベル
トの調べ~
亜細亜幻奏×横尾忠則 幻花幻想幻
画譚
茨木社中箏曲演奏 筝の音×横尾忠
則 幻花幻想幻画譚
28.2.28
28.3.20
小山亜希(Vl)
、
神田麻帆(Pf)
蔭山晶子(Cl)
、
河内仁志(Pf)
Gutch(Vln)、小野田享子
(P)、日下部孝太郎(B)
、
冨士正太朗(Per)
、
Gulliver(Ds)
高木記明(Ba)、森下周央
彌(Gt)、石川智久(Pf)
、
森本啓太郎(A.Sax)、北村
信 二 ( B.Sax)、 宮本 誠一
(Dr)
、田中宏昭(Dr)
、木
村和人(Perc)、田中良太
(Perc)、島田莉沙(ダンス)
、
TATSURO ( DJ )、 姫 嶋 耐 治
(Vo)
、早川一平(T.Sax)
森岡ゆりあ(Vl)、石川千
尋(Vl)
、青野亜紀乃(Vla)
、
矢島千愛(Vla)、フィリッ
プ・バーグマン(Vc)、有
梨瑳理(Vc)
鳴尾牧子(二胡)、古後公
隆(金魚オルガン)、新井
洋平(CB)
茨木春重(筝)、茨木春寛
(筝・十七弦)、茨木春海
(筝)
96
98
142
234
81
63
129
155
85
④ 地域や他館との連携によるにぎわいづくり
(ア)地域との連携
(a)地域住民等との連携
・チラシ配布、地元イベントへの参画、開会式への招待、招待券の配布。
(b)周辺施設との連携(神戸文学館、灘区民ホール、王子動物園、BBプラザ美術館等)
・相互のポスター、チラシの掲示、設置、県立美術館とは、半券提示で相互に割
引制度を実施、開会式への招待。
・六甲ミーツアート(半券提示による相互割引実施)
(c)周辺地域との連携
・
「横尾忠則 続・Y字路」では、岩屋地域福祉センターの同地域ふれあい喫茶で
当館学芸員が出張レクチャーを行い、参加者に招待券を配布。
(イ)他館との連携
(a)国内
【ミュージアムロードを構成する主要文化施設】
県立美術館本館はもとより、近接する神戸文学館や神戸市立王子動物園、ミュージ
アムロードの中間点に位置するBBプラザ美術館等と連携し、ポスター掲示、チラシ
の設置について相互に協力している。
【国内の美術館等】
豊島横尾館、西脇市岡之山美術館等、横尾氏と縁の深い美術館については、広報連携
をはじめ密接に情報交換と相互協力を行っている。また、平成26〜28年度にかけて東京
国立近代美術館で開催された「大阪万博デザインプロジェクト1970」展、西脇市岡之山
美術館で開催された「映画とともに:山田洋次×横尾忠則」展、箱根彫刻の森美術館で8
月28日(日)まで開催中の「横尾忠則 迷画感応術」展にそれぞれ作品を貸し出すとと
もに、展覧会開催に全面的に協力した。今後は平成28年度から東京ステーションギャラ
リーで開催される追悼特別展「高倉健」
(横尾氏がアート・ディレクションを担当)への
貸し出し、協力のほか、平成29年度には町田市立国際版画美術館との横尾忠則現代美術
館とで巡回展「横尾忠則版画展(仮称)」の開催を予定している。
(b)海外
平成27年4月よりウォーカーアートセンター(ミネアポリス・アメリカ)を皮切りに全米
を巡回した「インターナショナル・ポップ」展、同年9月よりテート・モダン(ロンドン
・イギリス)で開催された「ワールド・ゴーズ・ポップ」展といった大規模な国際展の
開催にあたり、調査のため学芸員が相次いで来館し、情報提供および協力を行ったほか、
平成28年9月よりメゾン・ダイユール(スイスの公立美術館)で開催されるテーマ展「ポッ
プアート・私の恋人」展、10月よりロシア国立東洋美術館で開催される「横尾忠則:意
味の芸術」展には作品貸し出しのほか全面的な協力を行っている。また平成29年度には
モスマン・アートギャラリー(シドニー、オーストラリアの公立美術館)で開催予定の
横尾氏の個展にも全面協力の予定である。
⑤ 情報の提供・広報(ホームページ等の運営)
(ア) 各展覧会
(a) 記者説明会
(b) チラシ(横尾氏デザイン)、ポスター配布
(c) 割引券設置(ジュンク堂書店、喜久屋書店ほか美術館、ギャラリー等)
(d)交通広告等
JR、阪急、神戸市営地下鉄及び山陽電鉄とのタイアップ広告
(イ) 横尾忠則 続・Y字路
能勢電鉄主要5駅ポスター付ラック 1,500 枚
(ウ) 館としての取り組み状況
(a)マスメディアの活用
[テレビ・ラジオ]
・NHK日曜美術館アートシーン
・関西テレビ(フジテレビ)
・NHK・サンテレビでニュース放送
・ラジオ関西、KISS-FM KOBE 等ローカルFM局での告知
[新聞・雑誌]
・神戸新聞、朝日新聞、読売新聞ほか各紙
・掲載雑誌(ぴあ、サヴィ、関西ウォーカー、るるぶ、エルマガジン、日経おとなの
OFF、GINZA、numeroTOKYO 等)
[県広報媒体]
・ネット:ひょうごチャンネル
・紙面:県民だよりひょうご「文化の風」、ニューひょうご「ごこく」
、ひょうご自治
・県政掲示板、イオン店内ラック等の活用
・知事定例会見、横尾氏出演番組等での PR
(b)広報誌等の発行
・美術館ニュース(10~12 号)
・年報
(c)インターネットによる情報発信
・館ホームページ
・ツィッター(昨年度投稿数 140、フォロワー数 2,351(5/14 現在))
・フェイスブック(昨年度アクセス件数:1,582,568 件・フェイスブックの記事を
見た人の累計(5/1 現在)
・メールマガジン(登録者配信数 261 通(5/4 現在))
【横尾忠則現代美術館の管理運営 評価】
(1) 横尾作品を中心とした展覧会の開催
平年度の入館者数の目標を7万人、入場者数の目標を3.5万人と設定し、魅力的な展覧会の開催
やオープンスタジオを活用したイベントの開催等により、観客動員を図っているところである。平成27
年度の実績は、入館者数5.9万人、入場者数2.7万人と、それぞれ目標値を下回る結果となった。今
後とも、ポスター、チラシの制作を早めて事前広報を十分に展開するほか、横尾作品が海外におい
て高い評価を受けているため、今後、海外の美術館での横尾作品の展覧会が開かれる機会も増加
することから、さらなる魅力を発信し、観客動員につなげていく。
(2) 貴重なアーカイブ資料の整理と公開
アーカイブ資料については、神戸芸術工科大学や甲南大学の大学生インターンシップの受入れや
武蔵野美術大学との共同調査により、整理と公開で軌道に乗ってきた。今後も、これらの大学との連
携を保ち、大学生の受入れを増やすなどにより、アーカイブ資料の整理と公開を進めていく。
(3) オープンスタジオを活用した多彩なイベントの実施
これまでも、企画展関連事業やオープンスタジオコンサートを精力的に開催し、観客の動員と美術
館の賑わいづくりに貢献してきたところである。今後も、著名なゲストと横尾氏のトークショー、親子向け
ワークショップの開催やオープンスタジオコンサートのジャンルを拡大するほか、水道筋商店街等との
連携によるイベントの開催など、魅力的なイベントを開催に努める。
(4) 地域や他館との連携によるにぎわいづくり
県立美術館や BB プラザ美術館などミュージアムロードを構成する文化施設や豊島横尾館、西脇
市岡之山美術館など相互のポスターの掲示、チラシ配布、作品の貸し出し、巡回展などで、近隣施設
及び国内の美術館とは、順調に連携を進めている。なお、ハウス・オブ・エルスウェアー(スイスの公立
美術館)、ロシアやオーストラリアなど海外の美術館から、出品依頼、展覧会への協力依頼が寄せられ
ており、今後は、さらに海外に向けての横尾美術の発信拠点としての役割を果たしていく。
(5) 情報の提供・広報
横尾氏の代表作を展示した「横尾忠則 続・Y 字路」開催中の平成 27 年 9 月に横尾氏の「第
27 回高松宮殿下記念世界文化賞」受賞が、大きくマスコミにも取り上げられ、当館でも、こ
れに併せて HP、フェイスブック、ツィッター、美術館ニュース等あらゆる媒体を駆使して広
報に努め、この期間中、おおいに集客を図ることができた。
今後とも、横尾氏制作によるポスター、チラシによる広報展開に加え、ホームページ、ツィッター、フ
ェイスブックなどの電子媒体による情報提供を積極的に展開し、リアルタイムの広報を展開していく。
『収益事業』
公益目的以外の施設提供事業
1 施設の管理運営事業
①
兵庫県民会館
県民の芸術文化活動の振興を図るため、兵庫県民会館の指定管理者として、広く県民に
ホール・会議室等の施設の提供を行った。
また、附属駐車場の機械化によって24時間営業が可能となり、利用者の利便性を図った。
【所在地】 神戸市中央区下山手通4丁目16番3号
【施 設】 11階ホール(収容180人)、9階ホール(客席数360席)、会議室(19室)、集
会室(3室)、宴会室(3室)、附属駐車場(42台)、専用車庫(43台)、
団体事務室(23団体)、営業店舗(2業者)、アーティストサロン、兵庫県
民アートギャラリー(4室)
・利用状況など
【来館者数】521,555人
【利用状況】
施設名
室数等
開館日数(日)
利用日数(日)
利用率(%)
特別会議室
1室
356
254
71.3
ホール
1室
356
245
68.8
会議室
19室
6,764
4,950
73.2
集会室
3室
1,068
747
69.9
宴会室
3室
1,068
744
69.7
アートギャラリー
4室
1,424
757
53.2
附属駐車場
42台
366
366
延べ42,378台
専用車庫
43台
366
366
延べ448台
【利用料収入状況】
施 設 名
金
額
施 設 名
(単位:円、税込)
金
額
特別会議室
22,511,800 アートギャラリー
15,063,800
ホール
12,204,970 事務室及び倉庫
30,685,380
会議室
42,349,870 利便施設
集会室
宴会室
附属設備
2,525,947
2,585,900 附属駐車場
33,783,400
13,515,680 専用車庫
193,410
合
16,128,000
計
191,548,157
(ア) 文化情報の提供
兵庫県民会館の1階及び2階に、文化情報誌、催物案内チラシ、図書などを閲覧で
きる情報コーナーを設けて、情報交流の場として多彩な文化情報を提供するともに、
来館者数の増加を促進した。
(イ) ギャラリーの利用相談
兵庫県民アートギャラリーの利用促進を図るため、グループ展、個展を初めて開催
する利用者等に対して支援を行った。
(ウ) ホームページの運営(本部) (http://hyogo-arts.or.jp)
財団概要や本部事業のみならず各施設の公演、展覧会事業等を幅広く紹介した。
(a)
(公財)兵庫県芸術文化協会
【内 容】
・財団概要
・事業案内(協会主催事業等)
・管理施設案内
(b)兵庫県民会館、兵庫県民アートギャラリー
【内 容】
・施設概要、利用案内、空室情報
・催し物案内(イベント情報、文化教室)
・リンク(県下の美術館、博物館、ホール、芸術文化団体等、県立施
設等、官公庁等)
【アクセス数】 71,255件(平成27年4月~28年3月)
2
図書頒布・駐車場等
①
兵庫県芸術文化協会本部
兵庫県史や兵庫県の歴史などの図書頒布販売事業、文化関係図書や芸術文化関係入場
券の受託商品販売事業、兵庫県民会館及び兵庫県立美術館王子分館の来館者の利便性を
勘案し、清涼飲料水を中心とした自動販売機を設置する事業を実施し、その事業収入か
らの収益を、公益目的事業の財源に充てた。
図書等の作成・頒布
(ア) 図書の作成
(イ) 図書の頒布
なし
兵庫県史など11種類 8冊
②
県立美術館王子分館
来館者の利便性の観点から、コイン方式附属駐車場(31台分)を設置・運営し、そ
の事業収入からの収益を、公益目的事業の財源に充てた。(~27 年 12 月)
③
芸術文化センター
・駐車場運営
指定管理業務として来館者向け駐車場を設置・運営し、公益目的事業の財源に充てた。
収容台数 約100台
④ その他
(ア)喫茶、レストランの運営
施設利用者の便に供するため、芸術文化センターでは、喫茶・レストランのスペース
を貸し出し、収益は公益目的事業の財源に充てた。
(イ)ショップの運営
芸術文化センターでは、オリジナルグッズや、音楽・バレエなど様々な舞台芸術に関
するグッズを販売し、収益は公益目的事業の財源に充てた。
また、横尾忠則現代美術館では、ミュージアムショップを運営し、横尾グッズ等の販
売を行った。
【施設の管理運営事業等 評価】
(1) 利用状況
○ 利用率はホール 71%、会議室 73%、ギャラリー53%で、ほぼ例年通りの利用率となっているが、稼働
日数が圧倒的に多い会議室は、周辺他施設の会議室に比べ高い利用率を維持し、収入確保につなげ
ることができた。パンフレットの配布や常連利用者への呼びかけなど日常的な広報に取り組み、ギャラリー
等の利用促進に努める。
○ 利用料収入は対前年度比 103.4%と若干増収した。この要因は 26 年度の利用料金を 8%値上げした
ことで 26 年度は例年より減収したこと、また、附属駐車場の機械化で 24 時間営業が可能となり、専用車
庫は近隣の不動産業者へPRしたことで利用者が増加した。
(2) 県民会館の指定管理
平成 26 年 10 月に当協会が 27 年度から 3 年間の指定管理者となり、指定管理者制度となって7年連続、
県民会館の運営を行っている。
また、独立採算で収支を確保し、27 年度の県民会館指定管理受託に伴う県への還付金は1億 3 百万
円となり、指定管理者制度が始まった平成 21 年度からの合計では 6 億 46 百円還付している。
その他目的を達成するために必要な事業
1
県民文化普及事業
平成27年度-ふれあいの祭典-県民文化普及事業
平成27年度-ふれあいの祭典-県民文化普及事業(23)の企画・調整事務を実施した。
№
事
業
名
開催年月 日
会
場
参加者(人)
1
兵庫県いけばな展(地域展)
27.5.15
~18
淡路市
2,154
2
ひょうごブラスフェスティバル
27.8.30
西宮市
2,735
3
ひょうご日本民謡フェスティバル
27.9.13
西宮市
720
4
アンサンブル・フェスティバル
27.9.21
加東市
507
5
ミュージック・グランプリ・フェスティバル in 兵庫 27.9.27
西宮市
377
6
ひょうご吟剣詩舞道祭
27.9.27
姫路市
1,436
7
兵庫県いけばな展(神戸展)
27.10.1
~6
神戸市
8,445
8
ひょうご名流舞踊の会
27.10.4
神戸市
1,476
9
詩のフェスタひょうご
27.10.4
神戸市
69
10
ひょうご邦楽の祭典
27.10.4
三田市
918
11
兵庫県交響楽祭
27.10.4
朝来市
1,262
12
全国手工芸コンクール in ひょうご
27.10.8
~11
神戸市
1,765
13
ひょうご大茶会
27.10.11
神戸市
2,015
14
音楽とダンスの祭典 in Hyogo
27.10.12
神戸市
1,365
15
ひょうご洋舞フェスティバル
27.11.7
西宮市
1,500
16
和太鼓フェスティバル in 兵庫
27.11.8
たつの市
1,001
17
兵庫ふれあい美術展
27.11.12
~15
神戸市
2,469
18
兵庫短歌祭
27.11.14
姫路市
1,196
19
ひょうご演劇祭
27.11.22
養父市
332
20
ひょうご俳句フェスティバル
27.11.23
神戸市
2,754
21
兵庫県川柳祭
27.12.6
神戸市
3,086
22
ひょうご合唱の祭典
27.12.13
豊岡市
897
23
ひょうご民俗芸能祭
28.2.28
丹波市
458
合
計
38,937
2
地域文化団体との共同事業
文化団体名
事
業 名
開催年月日等
〔予選〕27.8.30、9.6、9.13
(場所:西宮市大学交流センター他)
阪神南文化振 「第9回にしきた音楽祭
〔決選〕27.10.20
興団体連絡協 LALALA ミュージシャンコンテスト
(場所:芸術文化センター)
議会
2015」
〔グランプリ・プレミアム・コンサート〕28.2.6
(場所:西宮市プレラホール)
阪神北文化振
興団体連絡協 HANKITA こども文化フェスタ
議会
27.11.7~8
(場所:三田市総合福祉保健センター他)
東播磨文化団 東播磨文芸誌「東はりま文化子午
28.3.4発行
体連合会
線第39号」発行
西播磨文化協
西播磨地域ふれあい文化交流会
会連絡協議会
但馬文化協会
27.11.6
(場所:市川町文化センター他)
平成27年度「たじま作品集=短詩
28.3.15発行
型文学第40集」発行
27.12.12~13
(場所:丹波の森公苑ホール他)
淡路文化の祭り
第34回全淡短歌祭
淡路文化団体
連絡協議会
第39回淡路島俳句大会
第37回淡路文学作品展
27.7.12
27.11.8
27.11.27~12.10
3
丹波文化団体 平成27年度
協議会
丹波文化活動交流会
2015ひょうご文化交流のつどい事業
県域文化団体等の協賛のもと、様々な分野の文化関係者が一堂に集い、交流・親睦を深め
る場を作りだすことにより、芸術文化活動の一層の発展を図った。また、この場を提供して
兵庫県芸術奨励賞の表彰式を行い、将来の活躍が期待される受賞者を紹介した。
【開催日】 平成27年12月16日
【会 場】 ホテルオークラ神戸
【参加者】 549人
4
兵庫県芸術文化協会友の会事業
友の会への芸術文化に関する多彩な情報提供、各種事業の実施などを通じ、芸術文化
のすそ野の拡大を図った。
① 芸術文化協会友の会の運営
多彩な芸術文化に親しみ、こころ豊かな生活文化を育むため、学習及び芸術文化活動
への参加の促進を図った。
平成27年3月31日現在
一般会員
ファミリー会員
団体会員
10,000円
年
会 費
3,000円
5,000円
会
員 数
959人
134人(67組)
69団体
【特 典】
・文化情報紙「すずかけ」の送付
・友の会事業への参加・生活文化大学等の受講料等の割引
・指定美術館・博物館等の入館料割引
・兵庫県民会館内食堂、喫茶等の利用料金割引
② 友の会事業の実施
国内外の人文・自然資源、文化史跡等を訪ね、先人が育んできた歴史・芸術文化にふ
れ、そのすばらしさを学ぶとともに、会員相互の交流と親睦を図った。
【ふるさと文化紀行】
催
物
名
開催年月日
場
所
参加者(人)
山陰随一の白井大町藤公園と立雲峡
から竹田城を望む
27.5.7
朝来市和田山町
生野町
36
東海道と中山道が出会う宿場町・草津
と、国宝 彦根城を歩く
27.7.3
滋賀県草津市
28
島まるごと美術館!直島ベネッセハウス
(ミュージアム)を訪ねる
27.9.29
香川県香川郡
直島町
29
奈良のパワースポット 春日大社と大神
神社
27.11.25
奈良県奈良市
桜井市・天理市
41
計
4事業(4回)
134
【ふるさとウォーク】
催
物
名
開催年月日
埴岡真弓先生と歩く
城と俳句と酒のまち・伊丹
27.10.22
計
1事業
場
所
伊丹市内(伊丹
~宮ノ前付近)
(1回)
参加者(人)
20
20
【至宝の文化財を訪ねて】
催
物
名
開催年月日
京の非公開寺院 ~禅寺の美・日本
文化の美~真如寺・南禅寺を訪ねる
計
28.1.20
場
所
京都府京都市
1事業(1回)
参加者(人)
48
48
【ふれあいの旅】
区分
海外
催
物
名
開催年月日
芸術・文化・歴史あふれるイタリ 27.7.16
アの世界遺産とミラノ国際博覧会
~23
場
イタリア
所
参加者(人)
14
国内
恵みの島・佐渡の自然と文化を 27.10.
訪ねて~新潟・佐渡島~
27~29
計
総
計
2事業(2回)
8事業 (8回)
新潟県佐渡島
31
45
247
③ 友の会ニュース「すずかけ」の発行
友の会事業、芸術文化協会主催事業、芸術文化団体主催事業など、芸術文化に関
する情報を提供し、芸術文化活動への参加を促すとともに、関心を高めた。
【仕 様】 タブロイド版、6ページ、2色刷り
【発 行】 毎月1回
各5,000部
【内 容】 ・友の会事業、県内の芸術文化事業
・芸術文化センター事業、ピッコロシアター事業
・文化人紹介(素顔拝見)
・季節の花の名所や味どころ、歴史的・文化的な名所の紹介
(花さんぽ味めぐり)
・各種文化情報
【配布先】 友の会会員、県内各市町、報道機関ほか
④ 芸術文化ボランティアの育成
友の会会員を対象に、協会が実施する事業への参画、受付・観客対応補助等をする
ボランティアを募り、文化ボランティアとして組織、育成した。
【活動実績】 兵庫ふれあい美術展 35名
全国手工芸コンクール40名
鈴懸の径絵画展
12名
【その他目的を達成するために必要な事業
評価】
(1) 「ふれあいの祭典」県民文化普及事業
開催地の地域バランスを考慮する一方で、ホール等の会場規模や都市と郊外で芸術文化に対する
意識の違いから、事業によって参加者数の増減はあるものの、総数では微増(800 人余)の結果となっ
た。個別事業では県域芸術文化団体及び関係市の協力を得て実施することで、地域の文化振興と県
民の交流の輪を広げた。参加者の満足度は、平均 90.3%(前年度 92.2%)と高い。
(2) 地域文化団体との共同事業
兵庫県地域文化団体協議会が、地域の核となる文化団体協議会等と共同で文化活動事業を実施
し、特色ある地域の文化振興に寄与した。地域で定着してきた音楽祭や文化交流会の開催のほか、
文芸誌の刊行や作品展による文芸作品の普及と発表機会の継続提供など、地域文化の発信に貢献
した。
(3) 「ひょうご文化交流のつどい」
県内の芸術文化関係者が一堂に集う「つどい」の開催は、分野や流派を超えた交流・連携の実現に
つながっており、本県の芸術文化活動の一層の充実・発展とレベルアップに寄与した。
(4) 芸術文化協会友の会事業
24 1,481 人、○
25 1,331 人、○
26 1,242 人、○
27 1,162 人と減少傾向に歯止めがかかって
友の会会員数は、○
いないため、会報誌「すずかけ」送付先施設での周知強化とともに、県職員互助会、県友会など関係団
体への広報に努めた。
会報誌「すずかけ」は、兵庫の芸術文化に関するきめ細かな情報が得られるとして会員からは好評を
得ている。