建設業退職金共済制度に係る掛金収納確認マニュアル 制 定 平成13年4月1日 施 行 平成13年4月1日 最終改正 平 成 15年 7 月 1 日 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に つ い て は 、現 在 千 葉 県 で は 、入 札 参 加 資 格 申 請 の 際 に 当該組合への加入を条件の一つに加えるとともに設計金額の積算制度の促進掛 金 相 当 額 を 現 場 管 理 費 に 計 上 す る 等 、共 済 制 度 の 促 進 を 図 っ て い る と こ ろ で あ る が、事 業 執行担 当 部局の 長 は、市 長 が発注 す る建設 工 事にお い て、こ の 制度の 履 行確保を図るため契約ごとに共済組合掛金の収納実績の確認を行うものとする。 1.掛金収納確認方法 事 業 執 行 担 当 部 局 の 長 ( 以 下 「 事 業 担 当 」 と い う 。 ) は 、 1 件 500万 円 以 上 の 工 事 請 負 契 約 を 締 結 し た 場 合 に お い て は 、工 事 を 発 注 し た 建 設 業 者( 以 下「 受 注業者」という。)から建設業退職金共済組合の発注官公庁用掛金収納書(起 業 者 用 )を 貼 付 し た 建 設 業 退 職 金 共 済 組 合 証 紙 購 入 状 況 報 告 書 を 工 事 契 約 締 結 後1ヶ月以内に提出させ、確認するものとする。 な お 、証 紙 購 入 状 況 を 把 握 す る た め 必 要 が あ る と 認 め ら れ る と き は 、受 注 業 者に対し関係資料の提出を求めることができる。 2.標識の表示 現場事務所及び工事現場の出入り口等の見やすい場所に「建設業退職金共済制 度適用事業主現場標識」(シール)を掲示するものとする。 3.下請業者への現物支給 事 業 担 当 は 、 受 注 業 者 が 工 事 の 一 部 を 下 請 業 者 に 施 工 さ せ る 場 合 に は 、受 注 業者に対し次の各号を指導するものとする。 ( 1 )下 請 代 金 に 応 じ た 共 済 証 紙 の 現 物 支 給 又 は 掛 金 相 当 額 の 下 請 代 金 へ の 算 入。 ( 2 )下 請 業 者 の 共 済 組 合 へ の 加 入 及 び 証 紙 の 購 入 、貼 付 の 促 進 に 努 め る こ と 。 4.証紙の購入額 工 事 の 請 負 金 額 に つ い て の 退 職 金 共 済 組 合 証 紙 の 購 入 額 は 、工 事 の 種 類 に よ り必要な購入額に増減はあるが、建築工事にあっては契約金額の1,000分の2.5 ( 電 気・電 気 通 信 設 備 工 事 に つ い て は 、工 事 の 内 据 付 工 事 費 の 1 , 0 0 0 分 の 2 . 5 ) 相当額、土木工事にあっては1,000分の3.5相当額を標準とする。 尚 、 工 事 の 一 部 を 下 請 業 者 に 施 工 さ せ る 場 合 に は 、受 注 業 者 と し た 請 け 業 者 の証紙購入額を合算するものとする 5.指導 事 業 担 当 は 、 500万 円 未 満 の 工 事 に つ い て も 、 受 注 業 者 が 証 紙 の 購 入 に 努 め るよう指導するものとする。 6.措置 500万 円 以 上 の 工 事 に つ い て 理 由 な く し て 建 設 業 退 職 金 共 済 組 合 証 紙 購 入 状 況報告書を期限内に提出しないか又は証紙を購入しない受注業者については、 建 設 業 許 可 行 政 庁 に 通 知 し 、指 名 等 競 争 入 札 或 い は 随 意 契 約 等 に 市 長 が 発 注 す る建設工事において、考慮する場合もあるものとする。 7 .通 知 本 制 度 に つ い て 建 設 業 へ の 通 知 は 、現 場 説 明 等 の 際 に「 建 設 業 退 職 金 共 済 制 度 に 係 る 掛 金 収 納 の 確 認 に つ い て 」に よ り 入 札 条 件 提 示 と し て 行 う も の と す る 。 8 .消 費 税 証 紙 購 入 額 の 契 約 金 額 は 、 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 を 込 み の 金額として実 施 す るものとする。 附則 (施行期日) このマニュアルは、平成13年4月1日から施行する。 附則 (施行期日) こ の マ ニ ュ ア ル は 、 平 成 15年 7 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
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