P&G、為替レートの影響を除いた 2015 事業年度の 1 株当たり中核利益

*米国本社リリース参考訳
*公式リリースはP&G米国本社サイトでご覧ください。
2014/2015 事業年度 通年および第 4 四半期(4-6 月期)
P&G、
為替レートの影響を除いた 2015 事業年度の 1 株当たり中核利益でふた桁台の成長。
第 4 四半期の 1 株当たり中核利益は 8%上昇の 1.00 ドル。為替レートの影響を除くと 22%
上昇に相当。
ベネズエラ事業の会計処理方法の変更を発表し、21 億ドルの関連費用を計上。
2015 年 7 月 30 日米国シンシナティ発
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(NYSE:PG)は、2015 事業年度、為替レートの
影響を除いた 1 株当たり中核利益が、前年に対し 11%増加したと発表しました。為替レートの影響も含
めた 1 株当たり中核利益は、前年比 2%減少して 4.02 ドルになりました。希薄化後 1 株当たり純利益は、
2.44 ドルとなりました。これにはベネズエラ事業に関わる会計処理を、連結対象からはずし、原価法に
変更することで一時的に発生する 1 株当たり 0.71 ドル相当の 21 億ドルの費用が含まれています。
(詳し
くは後述)。本源的売上高は、販売数量の減少による 1%の悪影響があったものの、価格改定による好影
響が 2%寄与し、全体では 1%増加しました。純売上高は、不利な為替レートによる 6%の悪影響を受け、
前年に対し 5%減少して 763 億ドルになりました。
2015 年 4-6 月期の 1 株当たり中核利益は、前年同期に対し 8%増加して 1.00 ドルになりました。1 株
当たり中核利益には、主に小規模ブランドの売却益からなる営業外収益の 0.09 ドルが含まれています。
為替レートの影響を除くと、1 株当たり中核利益は 22%増でした。希薄化後 1 株当たり純利益は、1 株当
たり 0.71 ドルにおよぶベネズエラに関する一時費用、ならびに 0.07 ドルの非中核分野での組織再編費
用を反映して、0.18 ドルとなりました。本源的売上高は、価格改定と製品ミックスから 3%の好影響が
ありましたが、販売数量の減少で相殺され、前年同期と同水準でした。純売上高は、不利な為替レート
により 9%の悪影響を被り、前年同期に対し 9%減少して 178 億ドルになりました。
会長、社長兼最高経営責任者(CEO)のA.G.ラフリーは、
「2015 事業年度のP&Gは、本源的な売上
の緩やかな伸長をベースに、為替レートの影響を除いた 1 株当たり中核利益でふた桁台の力強い成長を
達成するとともに、フリーキャッシュフロー生産性も 100%を上回る良好な結果となりました。当社は、
生産性を大きく向上し、事業ポートフォリオを大幅に見直しました。今後、当社の目標は、営業株主総
利回りを生み出す 3 つの主要な要素、つまり売上高の成長、営業利益率の拡大、ならびにフリーキャッ
シュフローの創出について、バランスの取れた業績をあげることです。当社は引き続き、強固なコスト
削減とフリーキャッシュフロー生産性を見込んでおり、売上高の成長を拡大させるべく、現在、製品イ
ノベーションに投資しています」と話しています。
通期について
2015 事業年度の純売上高は、不利な為替レートによる 6%の悪影響を被り、5%減少して 763 億ドルに
なりました。本源的売上高は、1%の増加となりました。事業セグメント 5 つのうち 4 つで、本源的売上
高は前年同期を上回りました。販売数量は、1%減少しました。5 つの事業セグメンすべてにおいて価格
設定を見直したことで、売上高に 2%寄与しました。
2015 事業年度
純売上高増減要因
販売
数量
為替
レート
価格
改定
ミックス
その他*
純売上高
本源的
販売数量
本源的
売上高
-4%
-5%
2%
0%
0%
-7%
-3%
-1%
グルーミング事業
-3%
-8%
4%
0%
0%
-7%
-3%
1%
ヘルスケア事業
-1%
-5%
2%
3%
0%
-1%
-1%
4%
1%
-6%
1%
0%
-1%
-5%
1%
2%
-1%
-6%
2%
2%
0%
-3%
-1%
3%
-1%
-6%
2%
0%
0%
-5%
-1%
1%
ビューティー、ヘア、
&パーソナルケア事
業
ファブリックケア&
ホームケア事業
ベビー、フェミニン&
ファミリーケア事業
P&G全体
*その他には、事業の買収・売却による売上ミックスの影響、および純売上高との差異分析に必要な端数処理が含まれます。

ビューティー、ヘア&パーソナルケア事業セグメントの本源的売上高は、価格設定の見直しによる
上積みがあったものの、販売数量の減少の影響がそれを上回り、前年同期と比べ 1%減少しました。
化粧品およびサロンヘアケア事業においてイノベーション主導により本源的売上高が増加しました
が、スキンケア事業およびパーソナルケア事業における他社との競争、ならびにプレステージ事業
におけるイノベーションが少なく売上が減少したため相殺されました。ヘアケア事業の本源的売上
高は、開発途上市場における価格設定の見直しにより緩やかに増加した一方、競合他社の販売促進
活動により開発途上地域で販売数量が減少し、前年同期と同水準でした。

グルーミング事業セグメントの本源的売上高は、主にカミソリ・替刃事業と電化製品事業での価格
設定の見直しとイノベーションが功を奏した一方、主にひげそりに関する消費者不満に起因する継
続的な減少と得意先での流通在庫の圧縮による販売数量の減少のため一部相殺され、1%の増加にと
どまりました。

ヘルスケア事業セグメントの本源的売上高は 4%増加しました。これは、オーラルケア部門とパーソ
ナルヘルスケア部門での有利な製品ミックスと価格設定の見直しが、競合他社の販売促進活動によ
る販売数量の減少を上回ったことによるものです。

ファブリックケア&ホームケア事業セグメントの本源的売上高は、各製品カテゴリーで成長し、2%
増加しました。ファブリックケア事業の売上高は、製品イノベーションによる販売数量の増加と価
格設定の見直しにより伸長し、ホームケア事業では有利な製品ミックスが伸長に寄与しました。ま
た、P&Gプロフェッショナル事業でも、流通販路の拡大に伴う販売数量の増加により売上高が増
加しました。

ベビー、フェミニン&ファミリーケア事業セグメントの本源的売上高は、3%成長しました。これは、
主にベビーケア事業とフェミニンケア事業における価格設定の見直し、ベビーケア事業の高価格帯
製品とフェミニンケア事業の失禁ケア製品の投入による有利な製品ミックス、ならびに、すべての
事業における有利な地域的ミックスによるものです。これらの恩恵は、ラテンアメリカでの流通販
路の縮小と北米における販売単価の減少によるファミリーケア事業の緩やかな減少によって、わず
かに相殺されました。
1 株当たり中核利益は、前年に対し 2%減少の 4.02 ドルになりました。1 株当たり中核利益は、電池事
業に関する現金支出を伴わない減損損失を主とする非継続事業からの損失、ベネズエラに関する一時費
用、非中核分野での組織再編費用、ヨーロッパにおける係争中の事項、ならびに会計処理方法の変更以
前のベネズエラでの通貨切下げによる貸借対照表の評価損を除いたものです。為替レートの影響を除い
た 1 株当たり中核利益は 11%増となりました。継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益は、ベネズエ
ラに関する一時費用による 0.71 ドルを含み、21%減少の 3.06 ドルとなりました。希薄化後 1 株当たり
純利益は、ベネズエラに関する一時費用、ならびに非継続事業からの 1 株当たり 0.62 ドルの損失を含み、
39%減少の 2.44 ドルとなりました。
報告書上の売上総利益率は、30 ベーシス・ポイントに上る非中核分野での組織再編費用の影響を受け、
10 ベーシス・ポイント減少しました。40 ベーシス・ポイントに上る為替レートの悪影響を受けながらも、
中核売上総利益率は 30 ベーシス・ポイント改善しました。為替レートの影響を除くと、中核売上総利益
率は 80 ベーシス・ポイント改善しました。これは 200 ベーシス・ポイントに上る生産性向上によるコス
ト削減、および 90 ベーシス・ポイントの価格設定の見直しによる恩恵が、140 ベーシス・ポイントのミ
ックスによる悪影響、40 ベーシス・ポイントに上るイノベーションと生産能力拡大に対する投資、なら
びに 20 ベーシス・ポイントのコモディティコストの上昇を補って余りあるものだったからです。
報告書上の純売上高に対する販売費及び一般管理費(販売管理費:SG&A)の割合は、前年と比べ 10 ベー
シス・ポイント増加しました。前年に計上した非中核分野にあたるベネズエラの貸借対照表の再評価損
額の減少分 30 ベーシス・ポイントが寄与した一方、非中核分野にあたる組織再編費用により 10 ベーシ
ス・ポイント増加しました。純売上高に対する中核販売管理費の割合は、90 ベーシス・ポイントに上る
為替レートの悪影響もあり、30 ベーシス・ポイント増加しました。為替レートの影響を除くと、純売上
高に対する中核販売管理費の割合は、前年同期比 60 ベーシス・ポイント減少しました。これは、間接経
費とマーケティング費用削減による生産性向上が 130 ベーシス・ポイント寄与し、70 ベーシス・ポイン
トに上る組織強化のための投資やその他事業活動のコストが一部相殺しました。
報告書上の営業利益率は、非中核分野であるベネズエラの一時費用の影響により 280 ベーシス・ポイ
ント減少しました。中核営業利益率は、130 ベーシス・ポイントに上る為替レートの悪影響を含め、前年
同期と同水準でした。為替レートの影響を除くと、中核営業利益率は 330 ベーシス・ポイントの生産性
向上によるコスト削減を含め、中核営業利益率は 130 ベーシス・ポイント改善しました。
当事業年度の営業活動によるキャッシュフローは 146 億ドルでした。調整後フリーキャッシュフロー
生産性は 102%でした。当社は 46 億ドルの自社株式を買戻すとともに、株主の皆様に 73 億ドルの配当金
を還元しました。P&Gは、4 月に 59 年連続となる四半期配当の増配を発表しました。
ベネズエラ事業
P&Gは、米国会計基準に基づく財務諸表に、ベネズエラ現地法人の業績を連結しないと決定したこ
とを発表しました。当社は、今後もベネズエラでの事業拡大を目指して、市場をリードするブランドと
製品イノベーションをベネズエラの消費者に提供していくと述べました。P&Gは、会計処理方針の変
更は、ベネズエラ現地法人の事業に直接影響を及ぼすことはないと述べました。
会計処理方針の変更は、P&Gが、外国為替や配当の支払いができなくなることを反映するものです。
したがって、2015 年 6 月 30 日をもって、当社は、ベネズエラ現地法人を連結対象からはずし、現地法人
への出資額を原価法で表示することになりました。
この会計処理変更の結果、連結貸借対照表からベネズエラ現地法人の資産と負債をすべて除くことで、
2015 年 4-6 月期のP&Gは、総額 21 億ドル、1 株当たり 0.71 ドルの非中核一時費用を計上しました。
この措置に伴う税効果はありません。今後、現地法人の業績は、原価法で作成され、ベネズエラへの完
成品の輸出分が売上高として計上されます。したがって、2015 年 7-9 月期の会計報告以降は、連結財務
諸表からベネズエラ現地法人の業績を除きます。ベネズエラ現地法人から当社への今後の配当は、現金
の受領をもって営業利益として計上されます。
2016 事業年度の予想
P&Gは、2016 事業年度の業績見込みは、ビューティーカテゴリーが非継続事業となることを受けた
利益予想の改定を、2015 事業年度の業績にも反映し、それと比較したものであると明確にしました。P
&Gは、2015 年 7 月 9 日にビューティー事業の一部を売却する計画であると発表しています。それを反
映し、今後の報告においては、2015 事業年度通年の継続事業からの 1 株当たり中核利益は、当初の 4.02
ドルから、およそ 3.77 ドルに修正されます。米国会計原則に基づく報告書上の業績には変更がありませ
ん。当社は、2015 年 9 月に 8-Kで、改定による財務指標への影響についてより詳しい情報を掲載する予
定があると述べました。
P&Gは、本源的売上高が 2015 事業年度に対し、同水準かひと桁台前半の増加になると予想されると
述べました。為替レートは、純売上高の増加に対し、4%~5%の悪影響を及ぼすものと予想されます。
その結果、当社は、純売上高が 2015 事業年度に対してひと桁台前半~半ば減少すると予想しています。
当社は、1 株当たり中核利益の見通しが、2015 事業年度の改定後の数値である 3.77 ドルに対し、わず
かな減少から、ひと桁台半ば増加の範囲になると予想しています。力強い営業利益の成長が予想される
ものの、営業外収益の減少と、中核実効税率の上昇が、1株当たり中核利益に 6%~7%の悪影響を与え、
営業利益の成長分を大きく相殺すると見られます。P&Gは、不利な為替レートが 2016 事業年度の前半
を中心として、3%~4%の悪影響を及ぼすと見ています。
P&Gは、非中核分野である組織再編費用と非継続事業からの影響を含めた報告書上の 1 株当たり利
益が 2015 事業年度の 2.44 ドルに比べて 53%~63%上昇するものと予想していると述べました。
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社
(単位:百万ドル、ただし 1 株当たりの数値を除く)
主要な財務情報
米国会計基準
通年
中核業績(会計基準外指標)*
通年
2015 年
2014 年
%増減
2015 年
2014 年
%増減
売上高
76,279
80,510
-5%
76,279
80,510
-5%
売上原価
38,876
41,010
-5%
38,343
40,705
-6%
売上総利益
37,403
39,500
-5%
37,936
39,805
-5%
販売費・一般管理費
23,585
24,760
-5%
23,228
24,227
-4%
ベネズエラ一時費用
2,028
―
―%
―
―
―%
営業利益
11,790
14,740
-20%
14,708
15,528
-5%
継続事業からの希薄化後
1 株当たり純利益**
実効税率
$ 3.06
24.6%
$ 3.86
21.1%
-21%
$ 4.02
20.9%
$ 4.09
20.6%
-2%
ベーシス・
ポイント
増減
純売上高に対する比率
ベーシス・
ポイント
増減
売上総利益率
49.0%
49.1%
-10
49.7%
49.4%
30
販売費・一般管理費率
30.9%
30.8%
10
30.5%
30.2%
30
営業利益率
15.5%
18.3%
-280
19.3%
19.3%
―
キャッシュフロー(2014 年 7 月-2015 年 6 月) *キャッシュの減少要因はマイナス表示しています
2015 年
2014 年
営業キャッシュフロー
14,608
13,958
フリーキャッシュフロー
10,872
10,110
配当金
-7,287
-6,911
株式買戻し
-4,604
-6,005
*中核業績は、追加の組織再編費用、法的係争事項、ベネズエラでの通貨切下げによる影響、ならびにベネズエラの会計処理方法の変更
による影響を除いています。
**希薄化後普通株式 1 株当たり純利益は、プロクター&ギャンブルに帰属する純利益に基づいています。
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社
(単位:百万ドル、ただし 1 株当たりの数値を除く)
主要な財務情報
米国会計基準
第 4 四半期(4-6 月期)
中核業績(会計基準外指標)*
第 4 四半期(4-6 月期)
2015 年
2014 年
%増減
2015 年
2014 年
%増減
17,790
19,596
-9%
17,790
19,596
-9%
売上原価
9,257
10,288
-10%
9,056
10,188
-11%
売上総利益
8,533
9,308
-8%
8,734
9,408
-7%
販売費・一般管理費
5,575
6,146
-9%
5,511
6,047
-9%
ベネズエラ一時費用
2,028
―
―%
―
―
―%
930
3,162
-71%
3,223
3,361
-4%
$ 0.22
49.6%
$ 0.87
18.8%
-75%
$ 1.00
19.1%
$ 0.93
18.7%
8%
売上高
営業利益
継続事業からの希薄化後
1 株当たり純利益**
実効税率
ベーシス・
ポイント
増減
純売上高に対する比率
ベーシス・
ポイント
増減
売上総利益率
48.0%
47.5%
50
49.1%
48.0%
110
販売費・一般管理費率
31.3%
31.4%
-10
31.0%
30.9%
10
5.2%
16.1%
-1,090
18.1%
17.2%
90
営業利益率
キャッシュフロー(2014 年 7 月-2015 年 6 月) *キャッシュの減少要因はマイナス表示しています
2015 年
2014 年
営業キャッシュフロー
14,608
13,958
フリーキャッシュフロー
10,872
10,110
配当金
-7,287
-6,911
株式買戻し
-4,604
-6,005
*中核業績は、追加の組織再編費用、法的係争事項、ベネズエラでの通貨切下げによる影響、ならびにベネズエラの会計処理方法変更に
よる影響を除いています。
*希薄化後普通株式 1 株当たり純利益は、プロクター&ギャンブルに帰属する純利益に基づいています。
将来展望に関する記述
このニュース・リリースや図表に含まれる過去の事実を除く記載について、見通し、予定、事業計画
に関する記述、目標、業績予想ならびに、これらの記述の元となっている仮定を含むすべての記載内容
は、米国証券民事責任訴訟改革法(1995 年)、米国証券法(1933 年)第 27 条A、米国証券取引法(1934 年)
第 21 条Eに規定されている"将来展望に関する記述"に従っています。将来展望に関する記述は、一般に、
「信じている」、
「予定」
、
「予期している」、
「予想」、
「見込みである」、
「意図している」、
「戦略」、
「将来」
、
「機会」、「計画」、「可能性がある」、「はずである」、「予定である」、「意思がある」、「~となる」、「今後
も継続する」、「おそらく~結果となる」その他同様の表現により、特定されています。将来展望に関す
る記述で述べているまたは示唆している内容は、現在の予想と仮定に基づいており、将来展望に関する
記述とは大きく異なる結果を起こしうるリスクと不確実性の影響下にあります。新しい情報、将来の出
来事、またはその他の要因が発生しても、当社は、将来展望に関する記述を公に更新や改定するいかな
る義務も有していません。
当社の将来展望に関する記述を左右するリスクと不確実性には次のものが含まれます。たとえ
ば:(1)(a)大きな混乱や市場成長率減少の可能性があるなど不安定要素が増す経済環境、(b)為替レート
の変動、(c)重要な信用と流動性の問題、(d)ベネズエラ、アルゼンチン、中国、インド、エジプトなど
外国為替規制、輸入承認、価格統制のある国々における債務、外為エクスポージャー、資金規制に関す
る問題、(e)単独供給元、単独の製造設備体制を含む、主要な製造・供給元の維持、(f)自然災害や戦争・
テロリズム行為など当社が制御不能な要素による事業の中断への対処をはじめとする世界規模の財務、
事業運営、ならびに製造リスクを首尾よく管理できる能力;(2)コモディティ費、原材料、人件費、エネ
ルギー費、年金ならびに健康保険費などのコスト変動と上昇圧力を首尾よく管理し、当社が発表した生
産性向上計画で述べられたコスト削減を達成できる能力;(3)革新の最先端を歩み続け、必要とあらば知
的財産の保護を受け、特許を受け、他社に対して技術上の優位を巧みに達成する能力;(4)価格、販売促
進のインセンティブ、製品の取引条件などを含む競争上の要因を巧みに対処し、地域限定または世界規
模で他社と競合できる能力;(5)主要な顧客との関係を管理・維持できる能力;(6)安全性、品質、効率性
または発生の可能性のある同様の事項に関する懸念を含む、現実または起きているかのように認識され
る問題を適切に管理することで当社への評価とブランドエクイティを守れる能力;(7)供給先、契約相手
方、および外部のビジネスパートナーなど第三者との間で生じる財務リスク、法務リスク、風評リスク、
ならびに事業運営リスクを成功裡に管理できる能力;(8)主要な情報技術システムとネットワーク(自社
開発だけでなく第三者システムとネットワークも含む)を信頼・管理し、当システム・ネットワークとそ
の中にあるデータの機能とセキュリティを確保できる能力;(9)規制、税務、および法律上の要求や問題
(製造物責任関連、知的財産権、価格統制、輸入規制、会計基準、環境ならびに税法などを含む)を成功
裡に管理でき、現在の予測の範囲内で係争事項を解決できる能力;(10)従来事業の目標達成に悪影響を及
ぼすことなく、事業ポートフォリオ最適化戦略、現在進行中の事業買収、売却および合弁を成功裡に実
行し、会社全体のビジネス戦略を達成できる能力;(11)主にスキルが高く経験豊な従業員の存在が限られ
る主要な成長市場地域において、特に重要な人材を成功裡に見出し、育成し、維持しつつ、経常的に行
う組織変更を首尾よく管理し、生産性向上を達成できる能力;そして(12)期待される自己株式の買戻しと
配当の支払いが可能なほどの十分な収益とキャッシュフローを生み出す能力。実際の業績がこのニュー
ス・リリースで予想した業績と大きく異なる結果をもたらす可能性のある要因に関する追加情報につい
ては、直近の 10-K、10-Q、8-Kのレポートをご参照ください。
P&Gについて
P&Gは、高い信頼と優れた品質で市場をリードする数々の製品ブランドを、世界中の人々にお届けし
ています。それらのブランドには、オールウェイズ®、アンビピュア®、アリエール®、バウンティ®、
シャーミン®、クレスト®、ドーン®、ダウニー®、フェアリー®、ファブリーズ®、ゲイン®、ジレット®、
ヘッド&ショルダーズ®、レノア®、オレイ®、オーラルB®、パンパース®、パンテーン®、SK-II®、タ
イド®、ヴイックス®、ウィスパー®などが含まれます。P&Gは約 70 カ国に現地事業拠点を置き、グロ
ーバルに事業を展開しています。P&Gとその製品ブランドに関する最新ニュースと詳細な情報につい
ては、ホームページ http://www.pg.com/en_US/(米国本社サイト、英語)をご覧ください。
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー
添付書類 1:米国会計原則で規定されていない財務指標
米国証券取引委員会(SEC)のレギュレーションGに従い、このニュース・リリースで使用している
米国会計原則で規定されていない財務指標について、以下、その定義を示し、最も密接に関連がある米
国会計原則上の数値との差異説明をします。
本源的売上高成長率(Organic Sales Growth)
本源的売上高成長率は、売上高成長率に関する米国会計原則で規定していない財務指標であり、前年同
期との比較において事業の買収・売却の影響と為替レートの影響を除いたものをいいます。当社は、一
貫した基準で売上高の成長性を示すことにより、基礎的な売上高の傾向について、投資家の皆様にいっ
そう理解を深めていただけるものと考えています。また、本源的売上高は、上席経営者の評価に使用さ
れる財務指標の一つであり、リスク報酬を決定する際の一要素でもあります。
純売上高成長率と本源的売上高成長率との差異説明:
売上高全体の
成長率
為替レートの
影響
事業の
買収・売却の影
響*
本源的
売上高
成長率
-7%
5%
0%
-1%
グルーミング事業
-7%
8%
0%
1%
ヘルスケア事業
ファブリックケア&
ホームケア事業
ベビーケア、フェミニン
&ファミリーケア事業
-1%
5%
0%
4%
-5%
6%
1%
2%
-3%
6%
-1%
3%
P&G全体
-5%
6%
0%
1%
為替レートの
影響
事業
買収・売却
の影響*
2015 事業年度
ビューティー、ヘア&パ
ーソナルケア事業
P&G全体
売上高成長率
ひと桁台
2016 事業年度通期(見通し)
前半~半ば
本源的
売上高
成長率
同水準~
約 5%
減少
―%
ひと桁台
前半の増加
*"事業の買収・売却の影響"は、事業の買収・売却による売上数量とミックスの影響、および純売上高か
ら本源的売上高への差異分析に必要な端数処理を含みます。
中核業績指標には、対応する米国会計原則に基づく財務指標から以下の差異を調整したものです。

2015 事業年度のベネズエラの現地法人に対する会計処理方法変更に関する影響

生産性とコスト削減をさらに推進するための追加組織再編費用に関わる前年と当年の費用

前年と当年のベネズエラにおける通貨の切下げに起因する貸借対照表上の影響

ヨーロッパにおける法的係争事項に関する前年と当年の費用
当社は、これらの項目が当社の持続的な業績の一部とは考えていません。当社は、この中核業績指標に
より基盤的な事業の傾向と業績を見ることが容易になり、1 株当たり利益が前年と比べどれだけ増加して
いるか比較することが可能になると考えています。また、1 株当たり中核利益は、上席経営者の評価に使
用される財務指標の一つであり、リスク報酬を決定する際の一要素でもあります。
1 株当たり中核利益(Core EPS)および、
為替レートの影響を除いた 1 株当たり中核利益(Currency-neutral Core EPS)
1 株当たり中核利益とは、当社の継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益から、下記の差異を調整した
指標です。
為替レートの影響を除いた 1 株当たり中核利益とは、1 株当たり中核利益から為替レートの当年の追加の
影響を除いたものです。当社は、為替レートの影響を除いた 1 株当たり中核利益により、1 株当たり利益
が前年と比べどれだけ増加しているか比較することが可能になると考えています。希薄化後 1 株当たり
純利益と 1 株当たり中核利益との差異を以下に説明します。
2015 年 4-6 月期
2014 年 4-6 月期
2015 事業年度
2014 事業年度
希薄化後 1 株当たり純利益
0.18 ドル
0.89 ドル
2.44 ドル
4.01 ドル
非継続事業からの利益
0.04 ドル
-0.02 ドル
0.62 ドル
-0.16 ドル
―
―
―
0.01 ドル
継続事業からの利益
0.22 ドル
0.87 ドル
3.06 ドル
3.86 ドル
追加組織再編費用
0.07 ドル
0.04 ドル
0.20 ドル
0.12 ドル
―
―
0.04 ドル
0.09 ドル
ヨーロッパでの係争事項
-0.01 ドル
0.02 ドル
0.01 ドル
0.02 ドル
ベネズエラ一時費用
0.71 ドル
―
0.71 ドル
―
端数処理
0.01 ドル
―
―
―
1.00 ドル
0.93 ドル
4.02 ドル
4.09 ドル
非継続事業のP&Gに帰属
しない利益
ベネズエラでの貸借対照表
評価損
1 株当たり中核利益
前期との比較
為替レートの影響
為替レートの影響を除いた 1
8%
-2%
0.13 ドル
0.53 ドル
1.13 ドル
4.55 ドル
22%
11%
株当たり中核利益
前期との比較
注-すべての差異項目は税引後の金額で表示されています。税効果は本来の取引の性質に沿って計算されています。
P&G全体
希薄化後
1 株当たり純利益
成長率
追加の非中核
分野の事項の
影響*
1 株当たり
中核利益
成長率
わずかな減少~
2016 事業年度通期(見通し)
53%~63%
-48%~-64%
ひと桁台半ば
の増加
*重要な一時費用(例えば、ベネズエラの会計処理方法変更、バッテリー事業の減損損失)を含んでいません。
中核営業利益率(Core Operating Profit Margin)
中核営業利益率とは、当社の営業利益率から、上述の差異を調整した指標です。
2015 年 4-6 月期
2014 年 4-6 月期
2015 事業年度
2014 事業年度
5.2%
16.1%
15.5%
18.3%
追加組織再編費用
1.5%
0.7%
0.9%
0.5%
ベネズエラ一時費用
11.4%
―%
2.7%
―%
―%
―%
0.2%
0.4%
ヨーロッパでの係争事項
-0.1%
0.3%
―%
0.1%
端数処理
0.1%
0.1%
―%
―%
18.1%
17.2%
19.3%
19.3%
営業利益率
ベネズエラでの貸借対照表
評価損
中核営業利益率
ベーシス・ポイント増減
90
―
中核売上総利益率(Core Gross Margin)
中核売上総利益率とは、当社の売上総利益率から、下記の差異を調整した指標です。
2015 年 4-6 月期
2014 年 4-6 月期
2015 事業年度
2014 事業年度
48.0%
47.5%
49.0%
49.1%
追加組織再編費用
1.1%
0.5%
0.7%
0.4%
端数処理
―%
―%
―%
-0.1%
49.1%
48.0%
49.7%
49.4%
売上総利益率
中核売上総利益率
ベーシス・ポイント増減
110
30
純売上高に対する中核販売管理費(Core SG&A)
これは、純売上高に対する販売管理費の割合から、下記の差異を調整した指標です。
2015 年 4-6 月期
2014 年 4-6 月期
2015 事業年度
2014 事業年度
31.3%
31.4%
30.9%
30.8%
-0.4%
-0.2%
-0.3%
-0.2%
―%
―%
-0.2%
-0.4%
ヨーロッパでの係争事項
0.1%
-0.3%
―%
-0.1%
端数処理
―%
―%
0.1%
0.1%
31.0%
30.9%
30.5%
30.2%
純売上高に対する販売管理費
追加組織再編費用
ベネズエラでの貸借対照表
評価損
純売上高に対する中核販売管
理費
ベーシス・ポイント増減
10
30
中核実効税率(Core Tax Rate)
中核実効税率とは、継続事業に対する当社の実効税率から、下記の差異を調整した指標です。
2015 年 4-6 月期
2014 年 4-6 月期
2015 事業年度
2014 事業年度
49.6%
18.8%
24.6%
21.1%
追加組織再編費用
0.5%
0.2%
0.1%
-0.1%
ヨーロッパでの係争事項
0.1%
-0.3%
―%
-0.1%
ベネズエラでの貸借対照表
―%
―%
0.1%
-0.3%
-31.2%
―%
-3.8%
―%
端数処理
0.1%
―%
-0.1%
―%
中核実効税率
19.1%
18.7%
20.9%
20.6%
実効税率
評価損
ベネズエラでの一時費用
ベーシス・ポイント増減
40
30
調整後フリーキャッシュフロー(Adjusted Free Cash Flow)
調整後フリーキャッシュフローとは、営業活動によるキャッシュフローからペットケア事業売却に関す
る納税額分を除外した設備投資支出を差し引いたものをいいます。当社は、調整後フリーキャッシュフ
ローが重要な財務指標であると考えています。なぜなら、調整後フリーキャッシュフローは、配当およ
び任意の投資に利用できる資金の金額を決定する際の一要素となるからです。営業活動によるキャッシ
ュフローと調整後フリーキャッシュフローとの関連を以下に説明します。
(単位:
百万ドル)
2014 年 7 月~
2015 年 6 月
営業
キャッシュ
フロー
設備投資支出
フリーキャッ
シュフロー
ペット事業売
却に関する納
税額
調整後フリー
キャッシュ
フロー生産性
14,608
-3,736
10,872
729
11,601
調整後フリーキャッシュフロー生産性(Adjusted Free Cash Flow Productivity)
調整後フリーキャッシュフロー生産性とは、電池事業に関連する減損損失とベネズエラに関する影響を
除外した純利益に対する調整後フリーキャッシュフローの割合です。当社の長期目標は、純利益に対し、
90%以上のフリーキャッシュフローを生み出すことです。また、調整後フリーキャッシュフロー生産性
は、上席経営者の評価に使用される財務指標の一つであり、リスク報酬を決定する際の一要素でもあり
ます。フリーキャッシュフローと調整後フリーキャッシュフロー生産性との関連を以下に説明します。
(単位:
百万ドル)
2014 年 7 月~
2015 年 6 月
調整後フリー
キャッシュ
フロー
純利益
減損損失/
ベネズエラ
関連損失
減損損失
を除外した
純利益
調整後フリー
キャッシュ
フロー生産性
11,601
7,144
4,187
11,331
102%
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社
(単位:百万ドルまたは百万株、ただし1株当たりの数値を除く)
連結損益計算書情報
4-6月期
2015年
4-6月期
純売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
ベネズエラ一時費用
営業利益
支払利息
受取利息
その他の営業外収益、純額
継続事業からの税引前利益
継続事業からの法人所得税
継続事業からの純利益
非継続事業からの純利益
純利益
減損非支配株主持分
純利益P&G相当分
実効税率
6月30日をもって終了した12カ月
2014年
4-6月期
%増減
2014年7月~
2015年6月期
2013年7月~
2014年6月期
80,510
41,010
39,500
24,760
14,740
710
101
206
14,337
3,019
-20%
-12%
50%
158%
-17%
-3%
%増減
17,790
9,257
8,533
5,575
2,028
930
147
48
438
1,269
629
19,596
10,288
9,308
6,146
3,162
179
28
138
3,149
593
-9%
-10%
-8%
-9%
-71%
-18%
71%
217%
-60%
6%
76,279
38,876
37,403
23,585
2,028
11,790
626
151
531
11,846
2,916
640
2,556
-75%
8,930
11,318
-21%
-102
64
-259%
-1,786
467
-482%
538
17
521
2,620
41
2,579
-79%
-59%
-80%
7,144
108
7,036
11,785
142
11,643
-39%
-24%
-40%
49.6 %
18.8 %
24.6 %
-5%
-5%
-5%
-5%
21.1 %
普通株式1株当たり純利益:
継続事業からの基本的純利益
非継続事業からの基本的純利益
基本的純利益
$
$
$
0.21
-0.04
0.17
$
$
$
0.90
0.02
0.92
-77%
-300%
-82%
$
$
$
3.16
-0.66
2.50
$
$
$
4.03
0.16
4.19
-22%
-513%
-40%
$
$
$
0.22
-0.04
0.18
$
$
$
0.87
0.02
0.89
-75%
-300%
-80%
$
$
$
3.06
-0.62
2.44
$
$
$
3.86
0.15
4.01
-21%
-513%
-39%
$
0.663
2,878.5
$
0.643
2,891.9
3%
$
2.590
2,883.6
$
2.450
2,904.7
希薄化後1株当たり純利益:
継続事業からの希薄化後純利益
非継続事業からの希薄化後純利益
希薄化後純利益
配当金
希薄化後株式社外流通数平均
ベーシス・
ポイント
増減
純売上高に対する比率
売上総利益
販売費及び一般管理費
ベネズエラ一時費用
営業利益
継続事業からの税引前利益
継続事業からの純利益
純利益P&G相当分
48.0
31.3
11.4
5.2
7.1
3.6
2.9
%
%
%
%
%
%
%
47.5
31.4
16.1
16.1
13.0
13.2
%
%
%
%
%
%
50
-10
1,140
-1,090
-900
-940
-1,030
6%
ベーシス・
ポイント
増減
49.0
30.9
2.7
15.5
15.5
11.7
9.2
*希薄化後普通株式1株当たり純利益は、プロクター&ギャンブルに帰属する純利益に基づいています。
%
%
%
%
%
%
%
49.1
30.8
18.3
17.8
14.1
14.5
%
%
%
%
%
%
-10
10
270
-280
-230
-240
-530
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社
(単位:百万ドル)
連結損益計算書情報
2015年6月30日をもって終了した3カ月
純売上高
ビューティー、ヘア&パーソナルケア事業
グルーミング事業
ヘルスケア事業
ファブリックケア&ホームケア事業
ベビー、フェミニン&ファミリーケア事業
全社共通
全社合計
4,144
1,692
1,705
5,321
4,818
110
17,790
対前年同期比
増減(%)
継続事業から
の税引前利益
-10%
-18%
-6%
-7%
-7%
-38%
-9%
670
437
265
960
987
-2,050
1,269
対前年同期比
増減(%)
継続事業
からの純利益
1%
-32%
-9%
-1%
-7%
325%
-60%
495
321
173
616
662
-1,627
640
対前年同期比
増減(%)
-1%
-34%
-1%
-9%
-3005%
-75%
純売上高前年比増減要因(2015年6月30日をもって終了した3ヶ月)
(対前年同期比増減%)*
ビューティー、ヘア&パーソナルケア事業
グルーミング事業
ヘルスケア事業
ファブリックケア&ホームケア事業
ベビー、フェミニン&ファミリーケア事業
全社合計
事業の買収・
売却を含む
販売数量
事業の買収・
売却を除く
販売数量
為替レート
価格
製品ミックス
**
その他
純売上高
成長率
-6%
-7%
-3%
1%
-4%
-3%
-5%
-7%
-3%
1%
-4%
-3%
-8%
-11%
-10%
-9%
-8%
-9%
5%
4%
4%
2%
3%
3%
-1%
-4%
3%
-%
2%
-%
-%
-%
-%
-1%
-%
-%
-10%
-18%
-6%
-7%
-7%
-9%
純売上高
対前年同期比
増減(%)
継続事業
からの純利益
対前年同期比
増減(%)
2015年6月30日をもって終了した12カ月
ビューティー、ヘア&パーソナルケア事業
グルーミング事業
ヘルスケア事業
ファブリックケア&ホームケア事業
ベビー、フェミニン&ファミリーケア事業
全社共通
全社合計
18,135
7,441
7,713
22,277
20,247
466
76,279
-7%
-7%
-1%
-5%
-3%
-37%
-5%
継続事業から
の税引前利益
3,379
2,374
1,700
4,061
4,317
-3,985
11,846
対前年同期比
増減(%)
-4%
-8%
6%
-5%
-%
104%
-17%
2,584
1,787
1,167
2,635
2,938
-2,181
8,930
-6%
-9%
8%
-5%
-%
1191%
-21%
純売上高前年比増減要因(2015年6月30日をもって終了した12カ月)
(対前年同期比増減%)*
ビューティー、ヘア&パーソナルケア事業
グルーミング事業
ヘルスケア事業
ファブリックケア&ホームケア事業
ベビー、フェミニン&ファミリーケア事業
全社合計
事業の買収・
売却を含む
販売数量
事業の買収・
売却を除く
販売数量
為替レート
価格
製品ミックス
**
その他
純売上高
成長率
-4%
-3%
-1%
1%
-1%
-1%
-3%
-3%
-1%
1%
-1%
-1%
-5%
-8%
-5%
-6%
-6%
-6%
2%
4%
2%
1%
2%
2%
-%
-%
3%
-%
2%
-%
-%
-%
-%
-1%
-%
-%
-7%
-7%
-1%
-5%
-3%
-5%
*これらの純売上高に係る増減割合は、継続的に適用されている計算方法に基づく概算値です。
**その他には事業の買収・売却による売上ミックスの影響および純売上高との差異分析に欠かせない端数処理が含まれています。
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社
(単位:百万ドル)
連結キャッシュフロー情報
6月30日をもって終了した12カ月(累計)
2015年
2014年
期首残高
営業活動
純利益
減価償却費および償却費
株式報酬費用
繰延法人所得税
事業売却損益
ベネズエラ一時費用
営業権および無形資産の減損損失
以下の勘定における残高増減:
受取債権
棚卸資産
買掛金、未払費用およびその他の負債
その他の営業資産および営業負債
その他
営業活動合計
投資活動
設備投資支出
資産の売却収入
ベネズエラ事業に関する資金
事業買収、取得現金控除後
売却可能投資有価証券の購入
売却可能投資有価証券の売却収入
その他投資の増減
投資活動合計
財務活動
株主配当金
短期債務増減
長期債務増加
長期債務減少
自己株式購入
ストックオプション行使による収入及びその他
財務活動合計
現金及び現金同等物に対する為替レート変動の影響
現金及び現金同等物の増減
期末残高
8,558
5,947
7,144
3,134
337
-803
-766
2,028
2,174
11,785
3,141
360
-44
-154
-
349
313
928
-976
746
87
8
1
-1,557
331
14,608
13,958
-3,736
4,497
-908
-137
-3,647
1,203
-163
-3,848
570
-24
-568
24
-261
-2,891
-4,107
-7,287
-2,580
2,138
-3,512
-4,604
2,826
-6,911
3,304
4,334
-4,095
-6,005
2,094
-13,019
-7,279
-411
39
-1,713
2,611
6,845
8,558
ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社
(単位:百万ドル)
連結貸借対照表情報
2015年6月30日
2014年6月30日
現金及び現金同等物
売却可能投資有価証券の購入
受取債権
棚卸資産合計
売却予定資産
その他
流動資産合計
6,845
4,767
4,861
5,454
3,510
4,209
29,646
8,558
2,128
6,386
6,759
2,849
4,937
31,617
有形固定資産、純額
営業権及びその他無形固定資産、純額
その他の固定資産
20,268
74,145
5,436
22,304
84,547
5,798
129,495
144,266
買掛金
未払費用及びその他流動負債
売却予定負債
1年以内に返済予定の債務
流動負債合計
8,257
8,325
1,187
12,021
29,790
8,461
8,999
660
15,606
33,726
長期債務
その他
負債合計
18,329
18,326
66,445
19,811
20,753
74,290
資産の部合計
株主資本合計
負債及び株主資本の部合計
63,050
69,976
129,495
144,266