ステップアップを目指した プラットホーム創り プロジェクト 事例 紹介 エイ・ジー・エス・グループ(三越前) 財務会計、経営コンサルティング等、 日本経済の核となる中小企業の成長を、クライアントと一体となり共に歩みな がら支援業務を行なうエイ・ジー・エス・グループ様。今回、事業拡大を目指すために決断したオフィス移転プロジェ クトを、約6ヶ月間に渡りお手伝いさせて頂きました。(萩原) ■本プロジェクトにおけるテーマ ②ライブラリーの構築 執務フロアの中心に は、「Mo-Pit(モチベー ションピット)」という名称 のライブラリー兼リフレッ シュスペースを設けた。 ここでは気分転換や各 種文献の知識を吸収で きる他、部署をまたいで の情報交換ができる場 として活用されている。 柱面を有効活用し設置 した掲示ボードも、コミ ュニケーション活性化 に大きく寄与している。 2拠点、数フロアに分かれていた各部署及び グループ会社を約300坪の1フロアに集結し、働 く環境を大きく変えることを決断した。 オフィスを自社のブランディングメディアと位 置付け、自社らしさを演出・表現すること、また、 1フロアに集結することの空間的メリットを最大 限に活かし、社内のコミュニケーションの活性 化と業務効率を図ることを大きなテーマとした。 【プロジェクトテーマ】 プロジェクトテーマ】 自社らしさの表現 自社らしさの表現 グループ内コミュニケーションの醸成 グループ内コミュニケーションの醸成 写真1 写真2 写真3 本プロジェクトを進めるにあたっては、プロジ ェクトチームを立ち上げ、サーベイやインタビュ ーによるインプット情報を基に意見交換を行な いながら、テーマに沿って詳細検討を進めた。 ■写真1:Mo-Pitの一角 ■写真2:コルク掲示ボード ■写真3:北欧から4ヶ月かけて取り 寄せたこだわりのチェア ③フロアの一体感を維持した効率的な レイアウトの構築 ■具体的施策 ①オリジナリティある来客エリアの構築 来訪者に対し自社らしさを表現できる最も 効果的な場である来客エリアは、自社の理 念やスタイルに合った開放的で爽快なイメー ジを表現した。会議室は 各々全く異なるインテリ アテイストとし、来訪者 が何度でも足を運びた くなるよう工夫を凝らした。 機密情報を多く取り扱 う管理部門を除き、各部 署間には空間を遮る高 い仕切りは設けず、空間 全体の一体感を維持し た。但し各部署を繋ぐ通 路スペースについては、 執務デスクとの間にロー キャビネットを配置するこ とで、各人業務に集中 できるよう配慮した。 (詳細は次頁「オフィス紹介」参照) ▲受付 ▲執務フロア風景 ■プロジェクトの流れ 2006年6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 プロジェクト プロジェクト 計画 計画 プログラミング(要件定義) プログラミング(要件定義) acilities Associate Network F AN 通信 プロジェクト 進捗 プロセス OUG OUG 納品 納品 デザイン/デザインマネジメント デザイン/デザインマネジメント WMS WMS※1 ※1 CSM CSM※2 ※2 インタビュー インタビュー 注) :LPI担当業務 ※1) WMS = 「ワークプレイスモチベーションサーベイ」の略 ※2) CSM = 「カラースキームメソッド」の略 ※3) OUG = 「オフィスユーザーズガイド」の略 コンストラクションマネジメント コンストラクションマネジメント 構築工事 構築工事 ムービングコーディネーション ムービングコーディネーション スタートアップ スタートアップ サポート サポート 新オフィスオープン 現状調査 現状調査 OUG ※3製作 製作 OUG※3 移転後 移転後 フォロー フォロー リストレーションコーディネーション リストレーションコーディネーション 2 ■オフィス紹介(来客エリア) 自社らしさを表現しオリジナリティを演出することを目的に、家具や素材、小物の細部にまでこだわり 、来客エリアを構築した。 ■エントランス 白を基調としたエントランスには ガラスを多用。グループカラー であるブルーを挿し色に用い、 透明感と爽快感を演出した。床 は大理石調とし、エレベーター ホールから訪れる来訪者の意 識を自然に切り替えるしつらえ となっている。 ■会議室1 大理石のテーブルを配置した会 議室。重厚感が漂う。 ■通路 2 10 0 食器棚 DU ST カップボード 水 80 /4 5/ 12 避難器具 /180 PR (B) 0 80 /4 5/ 21 5/ 21 0) 0 TR +DR (90/4 L P: H1 5 35 棚 2 20 30/ 8 4/ :1 水槽 カウンター(H 1135 ) 180 L P: H1 5 35 8 0/ 45 /210 名用×2台) 社長室 F L+ 50 F L±0 更衣室 欄間O PE N 畳 畳 8.58・ 欄間O PE N 34.5・ A CS 18 0/45 O W) : 棚(L 90 /4 5/ 210 畳 F L±0 A D 倉庫 OP EN 棚: A D 90 /4 5/ 21 スライド書庫 0 コートハンガー FL±0 FL±0 傘立 スタ ッフ用 エント ランス ACS F L+ 50 メインエントランス G 48.6・ スタ ッフ用 エン トラン ス 23.1・ 会議室・1 F L±0 EV HALL 会議室・2 受付 T EL 避難器具 12.7・ FL+ 50 C OP Yボード 8 0/ 45 /1 20 8 0/ 45/7 0 T EL (壁掛) ウィエイティング 8 0/ 45 /1 20 W 21 00 ×D1 10 0×H 72 0 TOILET(MAN) 80/ 45 /1 20 来客エリア G 8 0/ 45 /1 20 F L±0 8 0/ 45/2 10 8 0/ 45/2 10 EV EV 食器棚 G G 欄間O PE N G 造作パネル: H1 53 5 G DIRECT ACCESS 58.0・ 1 50 /7 5/ 70 1 86 U PS 1 86 A CS 用 制御盤 A D 11.5・ A D T EL EPS 5.2・ 天井吊スクリーン 186 Beq -S V 1 86 J DL S .V 1 86 1 50 0 8 0/ 45 /2 10 A TM S 1 70 0 T EL コートハンガー ■会議室2 白と黒のコンストラストで、スタイ リッシュなイメージに。 A D 倉庫 FL+ 50 3L 1 86 3L 7 00 3L F L±0 上がり框 多目的ルーム 8 0/ 45 /2 10 F L+ 50 8 0/ 45 /2 10 3L 21.2・ 会議室・3 コートハンガー T EL 1 700 PS TOILET(WOMAN) CROSED 造作パネル: H1 53 5 3L コートハンガー 会議室・5 10.8・ ACS テンキー錠 3L 8 0/ 45 /110 第3事業部 3L G コートハンガー 会議室・4 C OPYボード P R(9 ) マシ ンコー ナー 1 50 /7 5/70 1 50 /7 5/ 70 8 0/ 30 /1 20 (3 段OPE N) P R(7 ) P R(8 ) 8 0/45 /1 20 L P:H1 53 5 A CC 3L PR(2 ) ガラス上部 欄間OPEN F L+ 50 D US T T EL 3L A GS -S V 1 50 0 1 86 1 86 H 2100 80 /4 5/ 21 0 冷蔵庫 1 27 8 0/45 /7 0 EV PANTRY D OT -P R(B - 5) L P: H1 53 5 1 67 P R(1 ) EV コートハンガー 給茶 コーナ ー 6.7・ P R(B -2 ) W 18 00 ×D 90 0×H 72 0 PR (B- 1) ープ T EL 15.7・ ACS 8 0/ 45 /120 ワードロ 0/45 棚:15 SH C H P S FL±0 70 / 85/ F L+50 欄間O PE N ロッカー(12 A D EPS 95 /3 0/ 22 PR (A) 80 /4 5 コートハンガー 複合機(D ) TR 0 コート ハンガー 複合機(B -4 ) マシ ンコー ナー 8 0/ 45 /1 20 80 /4 5/ 12 ) 80 /4 5/ 210 P R(B -6 ) 8 0/ 45 /7 0 0 ーナー 複合機(3 0 29.8・ CO PY ボード 第2事業部 ) H2 10 0 80 /4 5/ 12 マシンコ 複合機(4 160/ 80 /7 役員室 TR 0 コートハ ンガー H 12 00 収納兼作業台 80 /4 5/ 12 MG L P: H1 53 5 ワードロープ 棚:90 /4 5 58 0×D7 6 0) 管理部 PR (1 0 ,1 1 ) PR (1 6 ) 0 スライドキャ ビネット(W4 ) 09 7 PR (1 2,13 ) PR ( 14 ,15 80 /4 5/ 120 14 00 程度 (W900 ×4段)H 80/4 5 12 84 スライド書架(W 90 0×4段)H 1 40 0 程度 MG G 80 /45/ 21 スライド書架 金庫 H1 200 第1事業部 スライド書架 書架(W9 00 ×4段 )H 14 0 0 程度 カウンター:18 0/ 50 喫煙 室 6.58・ 80 /4 5/ 70 0 ライ ブラリ ー T 1 20 /3 0/ 21 0 110 0 段)H 14 0 0 程度 0 (W9 00 ×4 00 ×3 段)H 書架(W9 T ミラー 書架(W8 80 /4 5/70 80 /4 5/ 12 傘立 00 ×6 段)H 冷 ベンダーコーナー 造作ベンダーカ 下部:水タンク ウンター ストック T 交換機用 端子盤 T EL S.V.R C OP Yボード C OP Yボード 11.24・ T EL 2 00 P BX ■会議室4 アジアンテイストの会議 室。唯一喫煙可能な会 議室で、モードチェンジ の場としても活用されて いる。 ■会議室5 アットホームで落ち着いた雰囲気を 演出。初めてのお客様ともリラックス した空気をつくることが出来る。 ■会議室3 木の葉の形をしたテーブルは、 座った時にメンバー同士が対面 しないため、ブレスト会議にも適 している。 ご担当者の 声 http://www.agsc.co.jp/ acilities Associate Network F AN 通信 ・本社所在地 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-7-1 スルガビル7F ・エイ・ジー・エス・グループ 株式会社エイ・ジー・エス・コンサルティング 虷澤公認会計士事務所 廣渡公認会計士事務所 山﨑公認会計士事務所 古田公認会計士事務所 和田税理士事務所 長生税理士事務所 小林税理士事務所 鈴木税理士事務所 中村税理士事務所 株式会社ベックワンソリューション ・事業内容 財務会計、経営コンサルティング、IPO 支援、M&A 他 エイ・ジー・エス・コンサルティング 第二事業部 事業部長 古田 十 様 弊社の移転プロジェクトは、HAM-P(ハッピームービングプロジ ェクト:通称ハムプロ)と称し、比較的若いメンバー5名で行ないま した。明るく開放感のあるオフィスにしたいという大きなイメージは ありましたが、それを自分達だけで段取りよく具体的に進めていく のは戸惑ったと思います。 LPIの佐藤代表をはじめ、皆さんに当初から関与していただい たおかげで、デザインやカラーリングのようなソフト面から、原状 回復や備品発注、工事完了までのハード面までまとめて引き受 けていただいたことが、プロジェクト全体をスムーズに進めること ができた要因だと思います。 移転して4ヶ月が経ちますが、お越しいただくお客様からはお褒 めの言葉をいただいていますし、社員は以前とは違う心持ちで業 務にあたっているようです。 事務所の移転がこれほどの効果をもたらすとは想像以上でした が、弊社の新たな第一歩を踏み出すに相応しい職場を用意して 頂くことが出来ました。 3
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