パート社員の人材育成とその活用 明治大学 経営学部 小笠原ゼミ Team オガゼミ A 菅本 佳奈 田中 義樹 齊藤 衣美 儘田 貴紀 皆さんに質問です!! アルバイトを したことがありますか? アルバイト経験の有無 一度もない 5% 現在あるいは過去にある 現在あるいは過去にある 95% 一度もない 《調査概要》 調査主体:TeamオガゼミA 調査手法:インターネットリサーチ 調査対象:満16歳以上の男女(全国) 調査時期:2012年8月1日~11日 回答者数:110名 アルバイトを 「辞めたい」 と思ったことはありますか? アルバイトを辞めた経験の有無 辞めた経験なし 33% 辞めた経験あり 辞めた経験なし 辞めた経験あり 77% 《調査概要》 調査主体:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 調査手法:インターネットリサーチ 調査対象:首都圏在住の15~34歳男女 現在、「高校生、短大・専門学校生、大学生、大学院生、アルバイト・パート、 派遣社員、契約社員、無職の人」且つ「過去1年以内にアルバイト・パート、 派遣社員、契約社員の仕事に就いたことがある人」で、今後 も「アルバイト・ パート、派遣社員、契約社員」での就労を希望している人 調査時期:2007年2月 回答者数:4,323名 引用:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/200710.html 辞めるまでの期間 3% 9% 5% 1日以内 1週間未満 5% 5% 23% 3週間未満 1か月未満 3か月未満 15% 6か月未満 1年未満 3年未満 3年以上 18% 16% 《調査概要》 調査主体:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 調査手法:インターネットリサーチ 調査対象:首都圏在住の15~34歳男女 現在、「高校生、短大・専門学校生、大学生、大学院生、アル バイト・パート、派遣社員、契約社員、無職の人」且つ「過去1年 以内にアルバイト・パート、派遣社員、契約社員の仕事に就いた ことがある人」で、今後 も「アルバイト・パート、派遣社員、契 約社員」での就労を希望している人 調査時期:2007年2月 回答者数:4,323名 引用:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/200710.html 《アルバイトの現状》 辞めた人の約70%が1年未満で離職 アルバイトの定着率は低い! 現状に問題があるのでは? 新たなアルバイトの在り方 を提案する! 目次 アルバイトの定義 パート社員の存在意義 パート社員における問題点・矛盾点 理想のパート社員像 パート社員を重視する企業の共通点 理想のパート社員像を実現するには まとめ アルバイトの定義 パートタイム労働法における“アルバイト”とは 「アルバイト」と「パート」 の違いって何?? パートタイマー アルバイト パート バイト 実は・・・ 全部同じ!!! パートタイム労働法 パートタイム労働法第二条 一週間の所定労働時間が 同一の事業所に雇用される通常の労働者の 一週間の所定労働時間に比べて短い労働者 パートタイム労働者 パート社員 パート社員の存在意義 定着率を向上するには パート社員の現状 パート社員の存在意義 定着率を向上するには 辞めた理由 店長や社員の雰囲気が悪い 19% 給与が低い 19% 17% 周囲に馴染めない 16% 仕事内容が合わない 14% 仕事のやりがいがない 12% 条件の良い仕事を見つけた 11% 仕事内容に興味が持てない 時間の融通が利かない 10% 勤務地が遠い 10% 会社が信頼できない 10% 0% 5% 10% 15% 20% 《調査概要》 調査主体:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 調査手法:インターネットリサーチ 調査対象:首都圏在住の15~34歳男女 現在、「高校生、短大・専門学校生、大学生、大学院生、アルバイト・パート、派遣社員、契約社員、無職の人」 且つ「過去1年以内にアルバイト・パート、派遣社員、契約社員の仕事に就いたことがある人」で、今後も「アルバ イト・パート、派遣社員、契約社員」での就労を希望している人 調査時期:2007年2月 回答者数:4,323名 引用:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/200710.html 定着率を向上するには 辞めた理由 店長や社員の雰囲気が悪い 19% 給与が低い 19% 17% 周囲に馴染めない 16% 仕事内容が合わない 14% 仕事のやりがいがない 12% 条件の良い仕事を見つけた 11% 仕事内容に興味が持てない 時間の融通が利かない 10% 勤務地が遠い 10% 会社が信頼できない 10% 0% 5% 10% 15% 20% 《調査概要》 調査主体:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 調査手法:インターネットリサーチ 調査対象:首都圏在住の15~34歳男女 現在、「高校生、短大・専門学校生、大学生、大学院生、アルバイト・パート、派遣社員、契約社員、無職の人」 且つ「過去1年以内にアルバイト・パート、派遣社員、契約社員の仕事に就いたことがある人」で、今後も「アルバ イト・パート、派遣社員、契約社員」での就労を希望している人 調査時期:2007年2月 回答者数:4,323名 引用:㈱インテリジェンス シゴト情報「an」 http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/200710.html 定着率を向上するには パート社員の定着率を上げるには? 以下の2つに対策を打てばよい 人間関係 リアリティ・ショック パート社員の現状 《パート社員の主な雇用理由》 人件費が安いため 正社員より雇用調整がしやすいため その場しのぎの労働力 パート社員の存在意義 70% 60% 50% 40% 30% H.21 20% H.22 H.23 10% 0% 主な産業別(非農林業)パート社員平均比率 出典:総務省「労働力調査」 パート社員の存在意義 “卸売業・小売業”と “宿泊・飲食サービス業”が高い 最終消費者に直接かかわる産業 パート社員は第一線で業務を行う つまり・・・ パート社員は 企業の顔!!! パート社員の存在意義 その場しのぎの労働力 戦 力 パート社員の問題点・矛盾点 問題点・矛盾点 理想のパート社員像 問題点・矛盾点 コスト削減のはずが高コスト 募集コスト・採用コスト・教育コストが 無駄になることが多い。 参画意識が低くなりがちである。 第一線業務に必要な 柔軟性や積極性が欠如 理想のパート社員像 参画意識・意欲が高く、 できるだけ長く働いてもらえる人材!! 戦 力 そのために・・・・・ 人間関係 リアリティ・ショック に対策を打つべき! では、理想のパート社員像を 実現するにはどうすればいいのか? パート社員を重視する企業の共通点 パート社員を重視する企業の共通点 企業への理解を得る(企業理念の浸透) 情報共有(コミュニケーション)が活発に 行われる人間関係・職場環境の構築 教育、評価、スキルアップなどにおける 自己啓発を促す制度の充実 パート社員の自主性の尊重 リアリティ・ショックの排除 理想のパート社員像を実現するには 噴水モデル 噴水モデル 労働者 ②労働者からの応募 (ⅰ) 低次元欲求が強い ②労働者からの応募 (ⅱ) 高次元欲求が強い ①企業イメージの 波及 ③選考 企業 ③選考 ④企業内での情報共有や制度 (ⅰ) 研修的要素 OFF-JT (ⅱ) 業務的要素 OJT 噴水モデル 労働者 ②労働者からの応募 (ⅰ) 低次元欲求が強い ②労働者からの応募 (ⅱ) 高次元欲求が強い ①企業イメージの 波及 ③選考 企業 ③選考 ④企業内での情報共有や制度 (ⅰ) 研修的要素 OFF-JT (ⅱ) 業務的要素 OJT ①企業イメージの波及 企業が顧客に対してどうサービスを提供するか 企業イメージが広まる 新たな労働者が前もって抱く企業イメージとなる 企業がどのような人材を求めているかが伝わる 噴水モデル 労働者 ②労働者からの応募 (ⅰ) 低次元欲求が強い ②労働者からの応募 (ⅱ) 高次元欲求が強い ①企業イメージの 波及 ③選考 企業 ③選考 ④企業内での情報共有や制度 (ⅰ) 研修的要素 OFF-JT (ⅱ) 業務的要素 OJT ②労働者からの応募 (ⅰ) 低次元欲求が強い[X理論] お金 時間 (ⅱ) 高次元欲求が強い[Y理論] 人間 関係 評価 自己 実現 噴水モデル 労働者 ②労働者からの応募 (ⅰ) 低次元欲求が強い ②労働者からの応募 (ⅱ) 高次元欲求が強い ①企業イメージの 波及 ③選考 企業 ③選考 ④企業内での情報共有や制度 (ⅰ) 研修的要素 OFF-JT (ⅱ) 業務的要素 OJT ③選考 採用後の教育方法は、 個人が元々もつ意欲・能力によって 大きく異なってくる。 情報を正確に伝え、自社を理解させる。 企業 労働者 応募者の意欲・能力・希望を理解する。 噴水モデル 労働者 ②労働者からの応募 (ⅰ) 低次元欲求が強い ②労働者からの応募 (ⅱ) 高次元欲求が強い ①企業イメージの 波及 ③選考 企業 ③選考 ④企業内での情報共有や制度 (ⅰ) 研修的要素 OFF-JT (ⅱ) 業務的要素 OJT ④企業内での情報共有や制度 (ⅰ) 研修的要素 OFF-JT (ⅱ) 業務的要素 OJT 活発なコミュニケーション・自己啓発 人間関係や職場環境の構築。 企業理念の浸透。 まとめ 人間関係 リアリティ・ショック 対 策 参画意識・意欲が高く、 できるだけ長く働いてもらえる人材 参考資料 桐村晋次(2005)『人材育成の進め方[第3版](日経文庫)』日本経済新聞出版社。 佐藤博樹(2008)『パート・契約・派遣・請負の人材活用[第2版](日経文庫)』日本経済新聞 出版社。 伊丹敬之・加護野忠男(2003)『ゼミナール経営学入門』日本経済新聞出版社。 旭屋出版「近代食堂」編集部編(2007)『接客力~大評判の居酒屋・ダイニングが磨いてい る接客法を解明~』旭屋出版。 近藤昭一(2008)『3000人を即戦力に変えた一流ホテリエが教える 最高のスタッフの育て 方』日本実業出版社。 平田未緒(2009)『パート・アルバイトの活かし方・育て方-「相思相愛」を実現する10ステッ プマネジメント-』PHP研究所。 石川和夫(2009)『スタッフの“やる気”を引き出す法則』商業界。 見舘好隆(2010)『「いっしょに働きたくなる人」の育て方』プレジデント社。 福島文二郎(2010)『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』中経出 版。 石原直(2012)『接客サービスのマネジメント(日経文庫)』日本経済新聞出版社。 モーガン・マッコール(2002)『ハイ・フライヤー 次世代リーダーの育成法』プレジデント社。 参考資料 CubeQuery http://www.cubequery.jp/ (2012年8月14日アクセス)。 厚生労働省ホームページ 「パートタイム労働法とは」 http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/06/tp0605-1e.html(2012年8月14日アクセス)。 総務省 統計局ホームページ 「労働力調査」 http://www.stat.go.jp/data/roudou/index.htm(2012年8月26日アクセス)。 an report 「就業前の“仕事&職場イメージ”と現実とのギャップを埋める」 http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/pro/20110418.html(2012年9月3日 アクセス)。 an report 「新人100人“辞めたい理由”から見えた研修期間に行うべきは“研修内容”以 上に“関係構築”」 http://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/20100615.html(2012年9月3 日アクセス)。 intelligence 「ニュースリリース(2007年10月9日)」 http://www.inte.co.jp/corporate/library/survey/20071009.html(2012年9月3日アク セス)。 ご 清聴 ありがとう ご ざい ました!
© Copyright 2024 Paperzz