グリム兄弟の生涯 童話収集家、言語学者

プレスインフォメーション
グリム兄弟の生涯
童話収集家、言語学者
グリム兄弟はドイツ語の先駆者と言われます。グリム兄弟は「子どもと家庭の童話」の収集で
有名になりました。ヤーコプ・グリムは
年ハーナウに生まれ、弟のヴィルヘルムはその
年後に生まれました。子供時代を東ヘッセン地方のシュタイナウで過ごしました。二人はカ
ッセルのギムナジウムに通い、後にマールブルクの大学で法学を学びました。マールブルク
では兄弟にロマン主義文学に目を向けさせたフリードリッヒ・カール・フォン・サヴィニー教授
に影響を受けました。また兄弟はドイツ民謡を研究するハイデルベルク・サークルに加わりま
した。
母の死後ヤーコプは家族を養わなければならず、
年から
年までヴェストファーレ
ン王ジェローム・ボナパルトの図書館員として働きました。この頃グリム兄弟は伝説と童話の
収集し、一部口伝えの民話も収録して
年に「子どもと家庭の童話」と題を付けた民話
収集 巻を出版しました。
その後もヤーコプは図書館員として(
~
~
)、ヴィルヘルムは図書館書記として(
)カッセルの図書館に勤務しました。この頃は二人にとって創造の時期となりました。
言葉を外国語や言語史との関係から明らかにし、従来にない形で「ドイツ文法」を編纂した
のもこの時期で、第 巻は
年に出版されました。
年にグリム兄弟はゲッティンゲン大学に教授として招かれました。二人は政治におい
ても重要な役を果たしました。基本法の文書化や小領邦をひとつの国にまとめることに参加
しました。ハノーバー王のエルンスト・アウグスト一世の憲法違反に対し他の
議運動を起こしたため、教授の職を追われました。
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東京都港区赤坂
人の教授と抗
兄弟は
年間カッセルで亡命生活を送りましたが、新たにプロイセン王となったフリードリッ
ヒ・ヴィルヘルム四世は、兄弟を「ドイツ語辞典」編纂のためベルリンに招聘しました。ヤーコ
プとヴィルヘルムは死ぬまでこの仕事に従事し、ヴィルヘルムは
はその
年に、兄のヤーコプ
年後に亡くなりました。
グリム兄弟のベルリン時代はほぼ
年に及びます。ベルリンでは個人的な関心事、研究、
リベラルな政治考察などについての「小論文集」を上梓し、「ドイツ語史」の初版が出版され
ました。
年は二つの点でグリム兄弟の重要な年となります:
庭の童話」が出版されてからちょうど
年
月
日は「子どもと家
年の誕生日に当たります。初版は
ネスコ世界文献遺産に登録されました。もうひとつは「ドイツ語辞典」の
年にユ
周年です。グリ
ム兄弟の業績によりドイツのロマンチックな顔がくっきりと描かれたということができます。
ドイツ観光局
について
ドイツ観光局
は、フランクフルト・アム・マインに本部を置く国営のドイツ観光振興機関です。 経済技術
省
の委託により観光の国ドイツを代表しており、また、ドイツ連邦議会の決議に基づき経済技術省か
ら助成されています。
は、観光の国ドイツをさらにイメージアップするため、そしてドイツのツーリズムを促
進するために戦略と商品を開発し、その情報を広めています。 そのため、世界各地
ヶ所に代表事務所が
あります。 詳細はオンライン プレスセンター
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