GX Print Server ユーザーズガイド

GX Print Server ユーザーズガイド - クライアント編
GX Print Server
for the Versant 80 Press
ユーザーズガイド - クライアント編
はじめに
このたびは GX Print Server をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
Print Server は、PostScript を使用して、高品質のカラープリントを実現するためのプリントサーバーです。
本書は、Microsoft Windows 7 とご使用の OS 環境の基本的な知識や操作方法、および Print Server の基本
的な操作を習得されていることを前提に、Print Server のクライアントソフトウェアのインストール、および
使用方法などを記載しています。
Print Server の性能を十分に発揮させ、効果的にご利用いただくために、Print Server をご使用になる前に本
書を必ずお読みのうえ、正しくご利用ください。なお、弊社の保証範囲は、本製品の標準構成とそのオプショ
ン商品に限ります。
本書は、読み終わったあとも必ず保管してください。Print Server をご使用中に、操作でわからないことや不
具合が出たときに読み直してご活用いただけます。
プリンター本体の操作用 UI の操作(機械管理者モードへのログイン、認証設定、IP アドレスなどのプリンター情報
の表示)、消耗品の交換、補給などについては、ご使用のプリンターに付属のマニュアル(『Versant 80 Press ユー
ザーズガイド』)をお読みください。
商標については、『ライセンスについて』を参照してください。
ご注意
①本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。
②本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
③本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら弊社までご連絡ください。
Microsoft Corporationの許可を得て画面写真を使用しています。
2
ユーザーズガイド - クライアント編
Contents
はじめに .................................................................................................................. 2
Contents................................................................................................................. 3
本書の表記 ............................................................................................................... 5
1
クライアントで使用できるソフトウェア.................................... 6
1.1
1.2
1.3
1.4
2
プリンタードライバーのインストール..................................... 14
2.1
2.2
2.3
2.4
3
14
16
21
28
Mac OS Classicクライアント ........................................................................
Mac OS X クライアント .................................................................................
Windowsクライアント...................................................................................
プリンタードライバーの機能..........................................................................
35
36
38
40
DropUtility ......................................................................... 43
4.1
4.2
4.3
5
Mac OS Classicクライアント ........................................................................
Mac OS X クライアント .................................................................................
Windowsクライアント(プリンタードライバー)...........................................
Windowsクライアント(PDF プリンタードライバー)....................................
クライアント PCからのジョブの送信...................................... 34
3.1
3.2
3.3
3.4
4
クライアント PC の動作環境 ............................................................................. 6
ソフトウェアのダウンロード............................................................................ 7
ソフトウェアのインストール............................................................................ 9
Print Server への接続..................................................................................... 12
DropUtilityからのプリント(Macintosh クライアント).................................. 44
DropUtilityからのプリント(Windowsクライアント).................................... 47
DropUtility設定画面 ....................................................................................... 50
WebManager ..................................................................... 54
5.1
5.2
5.3
5.4
5.5
5.6
WebManager のメインウィンドウ .................................................................
[ステータス]タブ .........................................................................................
[ジョブと履歴]タブ......................................................................................
[アップロード]タブ......................................................................................
[設定]タブ....................................................................................................
[ダウンロード]タブ......................................................................................
55
57
58
60
61
62
Contents
3
6
Scan Utility ........................................................................ 63
6.1
6.2
6.3
スキャン方法.................................................................................................. 64
スキャンの設定 .............................................................................................. 68
環境設定......................................................................................................... 73
Index ..................................................................................................................... 75
4
ユーザーズガイド - クライアント編
本書の表記
本文中では、説明する内容によって、次のマークを使用しています。
補足 補足事項を記載しています。
参照 参照先を記載しています。
本文中では、次の記号を使用しています。
「 」
フォルダー、ファイル、アプリケーション、機能などの名称や入力文字などです。また、本書内に
ある参照先です。
『 』
参照するマニュアルです。
[ ]
コンピューターのメニュー、コマンド、画面(ウィンドウやダイアログボックス)とそれらに表示
されるタブ、ボタン、メニュー、項目などの名称です。
→
メニュー、フォルダーの選択順序です。[XXX]→[XXX](フォルダーの場合は、「XXX」→
「XXX」)のように記載しています。
>
ジョブプロパティ、およびテンプレートの表示順序です。
[XXX]>[XXX]のように記載しています。
ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』、テンプレートについては、『サーバー設定
編』を参照してください。
〈 〉
キーボードのキーです。
フォルダーを表します。
ファイルを表します。
本文中では、次の文章表現を使用しています。
•「XXX」は任意の文字、「*」は任意の数字です。
• OS がMac OS Classic(9.*)とMac OS X のクライアントコンピューターを「Macintoshクライアント」、OS
が Microsoft Windows のクライアントコンピューターを「Windows クライアント」、クライアントコンピュー
ターを「クライアントPC」と記載しています。
• 特に注釈がない限り、シアンは「C」、マゼンタは「M」、イエローは「Y」、ブラックは「K」、レッドは「R」、グ
リーンは「G」、ブルーは「B」と記載しています。
本書では、Microsoft Windows 7 の画面で説明しています。ご使用の OS によっては、メニューや項目などの名称
が異なることがあります。
本書では、一部を除いてデフォルトの画面で説明しています。説明のために、デフォルトでない画面を使用している
場合は、補足で明記しています。
本書に記載されている画面や Print Server のイラストは一例です。ご使用の機種やソフトウェア、OS のバージョン
によって異なることがあります。
本書の内容は、本書の制作時点のものです。本書に記載されている画面やイラスト、お問い合わせ先の窓口、Web
サイトのアドレスなどは、将来予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
参照 • Print Station の各部の名称、基本的な操作については、
『基本操作編』の「2 Print Server とメインウィンド
ウの操作」を参照してください。
• わからない用語があったときは、『サーバー設定編』の「8 用語集」を参考にしてください。
本書の表記
5
1
クライアントで使用できるソフトウェア
クライアントPCで使用するプリンタードライバーなどの各種ソフトウェアは、WebManager
を利用して、Print Server からダウンロードできます。
1.1
1.2
1.3
1.4
クライアント PC の動作環境............................................................................. 6
ソフトウェアのダウンロード ........................................................................... 7
ソフトウェアのインストール ........................................................................... 9
Print Server への接続 .................................................................................. 12
補足 WebManager を利用できないときは、次のフォルダ ― をクライアント PC に複製し、使用してください。
また、Mac OS Classic クライアントでは、WebManagerからダウンロードできません。次のフォルダーのファ
イルを使用してください。
• Mac OS Classic クライアント
D:¥opt¥PrtSrv¥ClientFiles¥ClientMacOS9¥ClientMacOS9.img.hqx
ダブルクリックすると、「Client」フォルダーを含むフォルダーが展開されます。
• Mac OS X クライアント
D:¥opt¥PrtSrv¥ClientFiles¥ClientMacOSX¥Client
• Windows クライアント
D:¥opt¥PrtSrv¥ClientFiles¥ClientWindows¥Client
1.1 クライアント PC の動作環境
Print Server のソフトウェアを使用するには、次の OS とブラウザーのバージョンがクライアントPCに必要です。
補足 最新の対応 OS については、弊社公式サイトのダウンロードサービスから、ご使用の機種のページをご覧くださ
い。
サポート OS
Mac OS X
Microsoft Windows
6
対応ブラウザー
• v10.5.8 Leopard
• Safari 5.0
• v10.6.8 Snow Leopard
• OS X Lion(10.7.5)
• Safari 5.1
• Firefox 26
• OS X Lion(10.7.5)
• OS X Mountain Lion(10.8.5)
• Safari 6.1
• Firefox 26
• OS X Mavericks(10.9)以降
• Safari 7.0
• Firefox 26
• Windows Server 2003 SP2
• Internet Explorer 8.0
• Firefox 26
• Windows Vista SP2
• Windows Server 2008 SP2
• Windows 7 SP1
• Internet Explorer 9.0
• Safari 5.1
• Firefox 26
• Windows 8
• Internet Explorer 10.0
• Firefox 26
• Windows 8.1
• Internet Explorer 11.0
• Firefox 26
ユーザーズガイド - クライアント編
サポート OS
Microsoft Windows 64 ビット版
対応ブラウザー
• Windows Server 2003 x64 SP2
• Internet Explorer 8.0
• Firefox 26
• Windows
• Windows
• Windows
• Windows
• Internet Explorer 9.0
• Safari 5.1
• Firefox 26
Vista x64 SP2
Server 2008 x64 SP2
Server 2008 R2 x64 SP1
7 x64 SP1
• Windows 8 x64
• Windows Server 2012
• Internet Explorer 10.0
• Firefox 26
• Windows 8.1 x64
• Windows Server 2012 R2
• Internet Explorer 11.0
• Firefox 26
1.2 ソフトウェアのダウンロード
Print Server 内にある各種ソフトウェアを、WebManager を使用してダウンロードできます。
補足 最新のプリンタードライバーについては、弊社公式サイトのダウンロードサービスから、ご使用の機種のペー
ジをご覧ください。
„ ソフトウェアの種類
ダウンロードできるソフトウェアは、次のとおりです。
ソフトウェアの種類
Macintosh(Mac OS X)
Windows
Print Station
―
○
プリンタードライバープラグイン
○
○
PDFプリンタードライバープラグイン
―
○
(Windows 7、Windows 8、Windows 8.1のみ)
DropUtility
○
○
ScanDriver
○
○
(32 bit 版のみ)
ScanUtility
○
○
補足 • Windows クライアントの場合、各種ソフトウェアやプリンタードライバーを使用するには、
Microsoft .NET Framework 4 以上がインストールされている必要があります。
(Windows
8、または Windows 8.1 をご使用の場合は、すでに Microsoft .NET Framework 4.5 がイン
ストールされているため、インストールの必要はありません)
Microsoft .NET Framework 4 は、Print Station をダウンロードし、解凍したフォルダー
「DotNetFX40Client」内にあるアプリケーションファイル(.exe)をダブルクリックして
インストールできます。
または、マイクロソフト社の HP からダウンロードしてください。
• プリンタードライバーや DropUtility のバージョンは、ジョブプロパティが表示されている
画面の[バージョン情報]をクリックすると表示されます。
1. クライアントで使用できるソフトウェア
7
Windows 7 を使用する場合を例に、Print Server からソフトウェアをダウンロードする手順を説明します。
補足 ダウンロードするときは、ブラウザーでプロキシサーバーを経由しないように設定してください。プロキシサー
バーを経由するように設定すると、古いバージョンがダウンロードされることがあります。
Step 1. Internet Explorerを起動します。
2. アドレス欄に、接続する Print Server のIP アドレスを入力し、〈Enter〉キーを押します。
3.[ダウンロード]タブをクリックします。
4.
左側フレームから、該当する OSをクリックします。
5. 右側フレームの[種類]から、ダウンロードするソフトウェアをクリックします。
6.[ファイルを保存]をクリックします。
8
ユーザーズガイド - クライアント編
7.
保存場所を選択し、
[保存]をクリックします。
ソフトウェアのダウンロードが開始されます。
1.3 ソフトウェアのインストール
Print Server で使える各種ソフトウェアをインストールする手順について説明します。
補足 ソフトウェアをインストールする前に、起動しているアプリケーションをすべて終了してください。
参照 プリンタードライバーのインストールについては、「2 プリンタードライバーのインストール」(P.14)を参照
してください。
Mac OS X クライアント
ソフトウェアのファイル名は、次のとおりです。
• DropUtility_GX.dmg
• ScanDriver.dmg
• ScanUtilitySet.dmg
ここでは、DropUtility をインストールする手順を例に説明します。
Step1. ダウンロードしたソフトウェアのアイコンをダブルクリックします。
ディスクイメージが解凍され、[DropUtility_GX]ダイアログボックスが開きます。
2.「* _ *_DropUtility_GX.pkg」アイコンをダブルクリックします(*は OS のバージョンが入ります)。
インストールを続けることを確認するダイアログボックスが表示された場合は、
[続ける]をクリックしま
す。
[ようこそFX DropUtility for GX インストーラへ]ダイアログボックスが表示されます。
3.[続ける]をクリックします。
[インストール先の選択]ダイアログボックスが表示された場合は、[続ける]をクリックします。
["XXX" に標準インストール](XXXはハードディスクの名称)ダイアログボックスが表示されます。
4.[インストール]をクリックします。
名前とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。
5.[名前]と[パスワード]を入力し、[ソフトウェアをインストール]をクリックします。
インストールが開始されます。
6.[インストールが完了しました]ダイアログボックスが表示されたら、[閉じる]をクリックします。
1. クライアントで使用できるソフトウェア
9
Windows クライアント
ソフトウェアのファイル名は、次のとおりです。
•
•
•
•
•
•
PrintStation.exe(32ビット版)
PrintStation(x64).exe(64ビット版)
DropUtility_GX.msi(32 ビット版)
DropUtility_GX(x64).msi(64ビット版)
ScanDriver.msi
ScanUtilitySet.msi
ここでは、DropUtility(32ビット版)を Windows 7 にインストールする手順を例に説明します。
補足 Windows 8、または Windows 8.1 以外の OS でソフトウェアを使用するには、Microsoft .NET Framework 4
以上がインストールされている必要があります。
Step 1.
ダウンロードした「DropUtility_GX.msi」アイコンをダブルクリックします。
[実行]
補足 [セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示された場合は、表示内容を確認し、
をクリックします。
2.[次へ]をクリックします。
3.[次へ]をクリックします。
[参照]をクリックして
補足 インストール先を変更する場合は、フォルダー名を直接入力するか、
フォルダーを選択します。
10
ユーザーズガイド - クライアント編
4.[次へ]をクリックします。
[は
補足 ソフトウェアのインストールを許可することを確認するメッセージが表示された場合は、
い]をクリックします。
5.
インストールが完了したら、[閉じる]をクリックします。
1. クライアントで使用できるソフトウェア
11
1.4 Print Server への接続
Print StationをクライアントPCにインストールすると、
クライアントPCからPrint Serverに接続し、操作できます。
補足 Windows 8、または Windows 8.1 以外の OS で Print Station を使用するには、Microsoft .NET Framework 4
以上がインストールされている必要があります。
Step 1.
デスクトップの「Print Station」アイコンをダブルクリックします。
補足 Windows の[スタート]→[すべてのプログラム]→[Fuji Xerox]→[GX Print Server]
→[Print Station]を選択しても、Print Station を起動できます。
z 追加
新しい接続先のPrint Server を追加します。
z 編集
選択した接続先のPrint Server を、[追加]の場合と同様に編集します。
z 削除
選択した接続先のPrint Server を削除します。
z 設定
Print Station で表示する言語を切り替えます。
補足 設定の変更を有効にするには、Print Station を再起動する必要があります。
z 接続
選択したPrint Server に接続します。
[ステータス]に「不明」と表示され、接続できません。
補足 Print Serverが起動していない場合は、
2.[追加]をクリックします。
12
ユーザーズガイド - クライアント編
3.
各項目を入力し、[OK]をクリックします。
z 名前
Print Server を識別する名称を入力します。
補足 編集の場合は、入力できません。
z アドレス
接続先のPrint Server の IP アドレス、またはホスト名を入力します。
z ポート番号
Print Server に接続するときのポート番号を入力します。
4.
接続する Print Server を選択し、
[接続]をクリックします。
Print Station が起動され、メインウィンドウが表示されます。
[Print Station 接続先の選択]ダイアログボックスの接続先サーバーの[接続]にチェックマークが
表示されます。
1. クライアントで使用できるソフトウェア
13
2
プリンタードライバーのインストール
クライアント PC にプリンタードライバー、またはプリンター記述ファイル(PPD)をインス
トールする手順について説明します。
2.1
2.2
2.3
2.4
Mac OS Classic クライアント ......................................................................
Mac OS Xクライアント ...............................................................................
Windows クライアント(プリンタードライバー)..........................................
Windows クライアント(PDF プリンタードライバー)...................................
14
16
21
28
Macintosh(Mac OS Classic、Mac OS X)クライアントと Windows クライアントで、インストール方法が異な
ります。
補足 Print Server のコンピューター名、論理プリンター名、AppleTalk ゾーン名などがわからない場合は、ネット
ワーク管理者(Print Serverの設定担当者)に確認してください。
参照 プリンタードライバーで設定できるジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』の「10.1 各ダイア
ログボックスのジョブプロパティ」を参照してください。
2.1 Mac OS Classic クライアント
インストールの前に、あらかじめ、プリンター記述ファイル(PPD)をダウンロードしておきます。
プリンター記述ファイルのインストール
Step 1. ダウンロードした「ClientMacOS9.img.hqx」を展開します。
2.「Client」フォルダーの「PPDs.img」をダブルクリックします。
デスクトップに「PPDs」アイコンが作成されます。
3.「PPDs」アイコンをダブルクリックします。
ファイルが解凍されます。
4.
14
解凍されたプリンター記述ファイル(「FX V80P GX1000 PS J」)を[システムフォルダ]
→[機能拡張]→[プリンター記述ファイル]に移動します。
ユーザーズガイド - クライアント編
プリンターの作成
Step 1. アップルメニューで、[セレクタ]を選択します。
2.[セレクタ]ダイアログボックスの右下にある「AppleTalk」が[不使用]になっている場合
は、[使用]を選択し、
[AdobePS]を選択します。
3.[AppleTalkゾーン]で、Print Serverが存在するゾーンを選択し、[PostScript プリンタの
選択]
に表示されたリストから、Print ServerのAppleTalk用の論理プリンターを選択します。
4.[作成]をクリックします。
5. Print Server の機種に合ったAdobePSドライバー用の PPD ファイルを選択し、[選択]をク
リックします。
6.[セレクタ]ダイアログボックスを閉じます。
2. プリンタードライバーのインストール
15
2.2 Mac OS X クライアント
インストールの前に、あらかじめ、プリンタードライバープラグインをダウンロードしておきます。
OS X 10.8を例に説明します。
プリンター記述ファイルのインストール
Step 1.「X10.5_V80_GX1000_PPD」フォルダー内の「* _ * _FX_V80P_ GX1000.pkg」をダブ
ルクリックします。
「X10.5_V80_GX1000_PPD」フォルダーは、ダウンロードした「X10.5_V80_GX1000_PPD.dmg」
を解凍すると表示されます。
補足 *は OS のバージョンです。インストールする OS のバージョンに応じて、選択してください。
2.[続ける]をクリックします。
3.[続ける]をクリックします。
[インストール先を選択]ダイアログボックスが表示された場合は、インストールするドライブを選
択し、
[続ける]をクリックします。
16
ユーザーズガイド - クライアント編
4.[インストール]をクリックします。
5.
管理者の名前とパスワードを入力し、[ソフトウェアをインストール]をクリックします。
インストールが開始されます。
6.
インストールが完了したら、[閉じる]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
17
プリンターの作成
補足 Bonjour 機能を使用して、プリンターの作成もできます。
Bonjour 機能については、「Bonjour機能」(P.20)を参照してください。
Step 1.[システム環境設定]で[プリントとスキャン]をクリックします。
2.[+]をクリックします。
3.
接続方法に合わせて、タブをクリックします。
„[AppleTalk]を使用する場合(Mac OS X 10.5)
1.[AppleTalk]をクリックします。
2. Print Serverが属しているゾーンを選択し、リストからPrint ServerのAppleTalk用の論理プリン
ターを選択します。
18
ユーザーズガイド - クライアント編
3.[ドライバ]で[使用するドライバを選択]を選択し、プリンターの一覧から[FX Versant 80
Press GX1000 PS J v3020.101]を選択します。
4.[追加]をクリックします。
プリンターが追加されます。
„[IP]を使用する場合
1.[IP]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
19
2.[プロトコル]に[LPD(Line Printer Daemon)]が選択されていることを確認し、[アドレス]
にPrint Server のIP アドレスを、
[キュー]にPrint Server の TCP/IP の論理プリンターの設定名
を入力します。
3. 必要に応じて、[名前]と[場所]を入力します。
4.[ドライバ]で[プリンタソフトウェアを選択]を選択します。
5. プリンタソフトウェアの一覧から[FX Versant 80 Press GX1000 PS J v3020.101]を選択
し、[OK]をクリックします。
6.[追加]をクリックします。
プリンターが追加されます。
4.[プリントとスキャン]を閉じます。
Bonjour 機能
IP ネットワーク内のデバイスやサービスなどを自動的に検出する Bonjour 機能によって、プリンターの追加が簡単に
できます。
補足 • Bonjour 機能を使用するときは、リンクメニューの[設定]→[システム設定]→[プロトコル設定]→
[Bonjour]が[起動]になっていることを確認してください。
Bonjour 機能については、『サーバー設定編』の「4.4 プロトコル設定」を参照してください。
• Bonjour 機能を使用してのプリンターの作成は、プリンタ記述ファイル(PPD)をインストールしたあとに
行ってください。
• Bonjour 機能を使用するには、プリンターを設定するクライアント PC と Print Server が同一のサブネット内
に接続されている必要があります。
Step 1.[システム環境設定]で[プリントとスキャン]アイコンをクリックします。
2.[+]をクリックします。
3.[デフォルト]をクリックします。
Bonjour機能が設定されているプリンターが表示されます。
4.
20
プリンターを選択し、[追加]をクリックします。
ユーザーズガイド - クライアント編
2.3 Windows クライアント(プリンタードライバー)
インストールの前に、あらかじめ、プリンタードライバープラグインをダウンロードし、解凍しておきます。
プリンタードライバーをインストールする前に、起動しているアプリケーションをすべて終了してください。
補足 • プリンタードライバーのインストールは、Windows 管理者でログインしてください。
• Windows 8、または Windows 8.1 以外の OS でプリンタードライバーを使用するには、Microsoft .NET
Framework 4 以上がインストールされている必要があります。
プリンターの作成
プリンターの作成は、共有プリンターを使う場合と使わない場合で異なります。
共有プリンターを使う場合........................................................................................................................ 21
共有プリンターを使わない場合 ................................................................................................................. 23
補足 Bonjour 機能を使用して、プリンターの作成もできます。
Bonjour 機能については、「Bonjour機能」(P.28)を参照してください。
Windows 7 を例に説明します。
共有プリンターを使う場合
補足 共有プリントでは、NetBIOS over TCP/IP が開いている必要があります。
NetBIOS over TCP/IP ついては、『セキュリティ対策に関する補足情報』を参照してください。
Step 1. Windows の[スタート]→[デバイスとプリンター]を選択します。
2.[プリンターの追加]をクリックします。
3.[ネットワーク、ワイヤレスまたはBluetooth プリンターを追加します]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
21
4.
共有プリンターの一覧からプリンターを選択し、[次へ]をクリックします。
補足 • Print Server に登録されているユーザー名と同じユーザー名でクライアント PC にログイン
している場合、
[ユーザー認証]ダイアログボックスが表示されます。この場合、ネットワー
ク管理者に確認して、ユーザー名、パスワードを入力してください。
• 共有プリンターの一覧に Print Server が表示されない場合は、[探しているプリンターはこ
の一覧にはありません]をクリックし、Print Serverの情報を入力してください。
5.[次へ]をクリックします。
6.[完了]をクリックします。
22
ユーザーズガイド - クライアント編
共有プリンターを使わない場合
Step 1. Windows の[スタート]→[デバイスとプリンター]を選択します。
2.[プリンターの追加]をクリックします。
3.[ローカルプリンターを追加します]をクリックします。
4.[新しいポートの作成]を選択し、[ポートの種類]で[Standard
TCP/IP Port]を選択し
て、[次へ]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
23
5.
次の設定をして、[次へ]をクリックします。
1.[ホスト名またはIP アドレス]に Print Server のIP アドレスを入力します。
2.[ポート名]にポートの名前を入力します。
3.[プリンターを照会して、使用するプリンタードライバーを自動的に選択する]のチェックを外し
ます。
6.[デバイスの種類]で[カスタム]を選択し、[設定]をクリックします。
7.
次の設定をして、[OK]をクリックします。
1.[プロトコル]で[LPR]を選択します。
2.[LPR 設定]の[キュー名]に Print Server の TCP/IP 論理プリンターの設定名(画面例では
「lpr_print」
)を入力します。
24
ユーザーズガイド - クライアント編
3.[LPR バイトカウントを有効にする]のチェックが外れていることを確認します。
補足 Raw モードはサポートしていません。
8.[プリンターの追加]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックします。
9.[ディスク使用]をクリックします。
10.[フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスで、[参照]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
25
11.「V80CPSPlugin」フォルダーを選択し、[開く]をクリックします。
補足 「V80CPSPlugin」フォルダーは、「V80CPSPlugIn.exe」を解凍して使用してください。
12. 開いたフォルダー内の INF ファイルを選択し、[開く]をクリックします。
[フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスが表示されたら、
[OK]をクリックし
ます。
13.[FX Versant 80 Press GX1000 PS J]を選択し、[次へ]をクリックします。
14.[次へ]をクリックします。
26
ユーザーズガイド - クライアント編
補足 次のダイアログボックスが表示された場合は[インストール]をクリックします。
["Fuji Xerox Co., Ltd." からのソフトウェアを常に信頼する]にチェックを付けると、弊社製
のプリンタードライバーのインストール時には、確認のダイアログボックスが表示されなく
なります。
15. 必要に応じて、次の設定をして、[次へ]をクリックします。
z プリンターを共有する場合
[このプリンターを共有して、ネットワークのほかのコンピューターから検索、および使用できるよ
うにする]を選択し、
[共有名]、
[場所]、および[コメント]を入力します。
z プリンターを共有しない場合
[このプリンターを共有しない]を選択します。
16. Print Server を通常使用するプリンターとして設定する場合は、チェックが付いていることを
確認し、[完了]をクリックします。
[デバイスとプリンター]にPrint Server のプリンターが追加されます。
2. プリンタードライバーのインストール
27
Bonjour 機能
IP ネットワーク内のデバイスやサービスなどを自動的に検出する Bonjour 機能によって、プリンターの追加が簡単に
できます。
「Bonjour for Windows」がインストールされていることを確認します。
補足 • Bonjour 機能を使用するときは、リンクメニューの[設定]→[システム設定]→[プロトコル設定]→
[Bonjour]が[起動]になっていることを確認してください。
Bonjour 機能については、『サーバー設定編』の「4.4 プロトコル設定」を参照してください。
• Bonjour 機能を使用してのプリンターの作成は、プリンタードライバーをインストールしたあとに行ってくだ
さい。
• Bonjour 機能を使用するには、プリンターを設定するクライアント PC と Print Server が同一のサブネット内
に接続されている必要があります。
•「Bonjour for Windows」がインストールされていない場合は、Apple Inc. の Web サイトからダウンロードし
て、インストールしてください。
Windows 7 を例に説明します。
Step 1.
デスクトップの「Bonjour プリンター ウィザード」アイコンをクリックします。
Bonjour機能が設定されているプリンターが表示されます。
補足 Windows の[ス タ ー ト]→[す べ て の プ ロ グ ラ ム]→[ア ク セ サ リ]→[Bonjour]→
[Bonjour プリンター ウィザード]を選択しても、起動できます。
2. プリンターを選択し、[次へ]をクリックします。
3.[完了]をクリックします。
2.4 Windows クライアント(PDF プリンタードライバー)
従来の PostScript形式でデータを送信するプリンタードライバー(PS ドライバー)に加え、PDF形式でデータを送
付する、PDF プリンタードライバーがあります。
オフィスアプリケーションからのプリントで生じていた、PostScript が持つ問題が解消され、オフィス系文書の再
現性が向上します。
ただし、Quark XPress や Adobe InDesign/Illustrator など、PostScript を利用する DTP 系のアプリケーションか
らプリントすると、CMYK 値や特色値が失われたり、プリント自体ができなかったりしますので、DTP 系のアプリ
ケーションからのプリントは推奨しません。
補足 • PDF プリンタードライバーでプリントエラーが発生する場合は、全ページ分のデータをスプールしてくださ
い。
• Windows クライアントの PDF プリンタードライバーで部数指定する場合、[プリント]ダイアログボックス
の[プロパティ]をクリックして表示される[部数指定]を使用してください。[プリント]ダイアログボッ
クスのアプリケーションが表示する部数指定は無効になります。
参照 PDF プリンタードライバーには、制限事項があります。『ジョブプロパティ編』の「11 注意制限事項」を参照
してください。
インストールの前に、あらかじめ、PDF プリンタードライバープラグインをダウンロードし、解凍しておきます。
PDF プリンタードライバーをインストールする前に、起動しているアプリケーションをすべて終了してください。
補足 • PDF プリンタードライバーのインストールは、Windows 管理者でログインしてください。
• PDF プリンタードライバーは、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1 だけに対応しています。
• Windows 7 で PDF プリンタードライバーを使用するには、Microsoft .NET Framework 4 以上がインストー
ルされている必要があります。
プリンターの作成
Windows 7 を例に説明します。
Step 1.
28
Windows の[スタート]→[デバイスとプリンター]を選択します。
ユーザーズガイド - クライアント編
2.[プリンターの追加]をクリックします。
3.[ローカルプリンターを追加します]をクリックします。
4.[新しいポートの作成]を選択し、[ポートの種類]で[Standard
TCP/IP Port]を選択し
て、[次へ]をクリックします。
5.
次の設定をして、[次へ]をクリックします。
1.[ホスト名またはIP アドレス]に Print Server のIP アドレスを入力します。
2.[ポート名]にポートの名前を入力します。
3.[プリンターを照会して、使用するプリンタードライバーを自動的に選択する]のチェックを外し
ます。
2. プリンタードライバーのインストール
29
6.[デバイスの種類]で[カスタム]を選択し、[設定]をクリックします。
7.
次の設定をして、[OK]をクリックします。
1.[プロトコル]で[LPR]を選択します。
2.[LPR 設定]の[キュー名]に Print Server の TCP/IP 論理プリンターの設定名(画面例では
「lpr_print」
)を入力します。
3.[LPR バイトカウントを有効にする]にチェックを付けます。
補足 Raw モードはサポートしていません。
8.[プリンターの追加]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックします。
30
ユーザーズガイド - クライアント編
9.[ディスク使用]をクリックします。
10.[フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスで、[参照]をクリックします。
11.「V80CPDFPlugIn」フォルダーを選択し、[開く]をクリックします。
補足 「V80CPDFPlugIn」フォルダーは、「V80CPDFPlugIn.exe」を展開して使用してください。
12. 開いたフォルダー内の INF ファイルを選択し、[開く]をクリックします。
[フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスが表示されたら、
[OK]をクリックし
ます。
13.[FX Versant 80 Press GX1000 PDF J]を選択し、[次へ]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
31
14.[次へ]をクリックします。
補足 次のダイアログボックスが表示された場合は[インストール]をクリックします。
["Fuji Xerox Co., Ltd." からのソフトウェアを常に信頼する]にチェックを付けると、弊社製
のプリンタードライバーのインストール時には、確認のダイアログボックスが表示されなく
なります。
15.[このプリンターを共有しない]を選択して、[次へ]をクリックします。
32
ユーザーズガイド - クライアント編
16. Print Server を通常使用するプリンターとして設定する場合は、チェックが付いていることを
確認し、[完了]をクリックします。
2. プリンタードライバーのインストール
33
3
クライアントPCからのジョブの送信
色の調整をはじめ、Print Serverのいろいろな機能を利用するために、ジョブをクライアント
PC から Print Serverに送信し、スプールする手順について説明します。
3.1
3.2
3.3
3.4
Mac OS Classic クライアント ......................................................................
Mac OS Xクライアント ...............................................................................
Windows クライアント.................................................................................
プリンタードライバーの機能 ........................................................................
35
36
38
40
操作の前に、次の項目を確認してください。
• Print Server のセットアップと各種設定が完了していること。
• クライアントPCに、プリンタードライバーなどのソフトウェアがインストールされていること。
補足 Print Server のコンピューター名、論理プリンター名、AppleTalk ゾーン名などがわからない場合は、ネット
ワーク管理者(Print Serverの設定担当者)に確認してください。
参照 Print Serverの設定については、『サーバー設定編』を参照してください。
クライアント PC からのプリントは、次の流れで行われます。
Step1
1. ジョブプロパティの設定
2. ジョブをPrint Serverに送信、保存
プリンタードライバーの
ジョブプロパティ
クライアントPC
ジョブ
Print Stationウィンドウ
Step2
Print Server
プリント
1. ジョブをPrint Serverで編集
2. プリントの指示
補足 • お客様が使用しているクライアント PC やシステム構成によって、前述の流れは異なる場合があります。
• プリンタードライバーの機能だけを使用する場合、クライアント PC から Print Server にジョブを送信する必
要はありません。
• Print Server の操作中にトラブルが発生したときは、『基本操作編』の「6 エラーメッセージ」を参照し、対
処してください。
34
ユーザーズガイド - クライアント編
3.1 Mac OS Classic クライアント
Step 1. アップルメニューで、[セレクタ]を選択します。
2.[AdobePS]を選択します。
3.[AppleTalkゾーン]でPrint Server のゾーンを選択し、[PostScript プリンタの選択]に表
示されたリストから、Print Server の AppleTalk 用の論理プリンターを選択します。
4. プリンターを選択したら、[セレクタ]を閉じます。
5. アプリケーションの[ファイル]メニューで、[プリント]を選択します。
6.[プリンタ]に Print Server のプリンター名が選択されていることを確認します。
補足 アプリケーションによって、ダイアログボックスの表示が異なることがあります。
7.
ジョブプロパティを設定する場合は、設定項目のメニューを選択し、各項目を設定します。
参照 ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』を参照してください。
8.
必要に応じて、各項目を設定し、
[設定を保存]をクリックします。
3. クライアント PC からのジョブの送信
35
9.
プリントダイアログボックスで、
[プリント]をクリックします。
ジョブがPrint Server に送信されます。
参照 Print Station でジョブを編集してプリントするには、『基本操作編』の「3.2 ジョブのプリン
ト」を参照してください。
3.2 Mac OS X クライアント
OS X 10.8を例に説明します。
補足 OS X 10.9 では、Print Server に登録されているカラーリソースやジョブリソースなどは、最初のプリンター
ドライバー起動時に[キャンセル]をクリックしてプリントダイアログボックスを閉じ、再度[ファイル]メ
ニューから[プリント]を選択することで、表示されます。
Step 1.[システム環境設定]で[プリントとスキャン]をクリックします。
2.[デフォルトのプリンタ]で Print Server を選択します。
補足 •[デフォルトのプリンタ]に表示されるプリンター名は、接続方法によって異なります。
AppleTalk を使用する場合は、[FX Versant 80 Press GX1000 PS J v3020.101]と表示
され、IP を使用する場合は、プリンターの作成時に設定した名前が表示されます。
•[デフォルトのプリンタ]に Print Server を選択しない場合は、アプリケーションの[ファ
イル]メニュー→[プリント]の[プリンタ]から選択できます。
3.
4.
36
プリンターを選択し、[プリントとスキャン]を閉じます。
アプリケーションの[ファイル]メニューで、
[プリント]を選択します。
ユーザーズガイド - クライアント編
5.[プリンタ]に Print
Server のプリンター名が選択されていることを確認し、設定項目のメ
ニューで、[GX Print Server]を選択します。
補足 アプリケーションによって、ダイアログボックスの表示が異なることがあります。
6.
ジョブプロパティを設定する場合は、[ジョブプロパティ]をクリックします。
補足 ジョブプロパティの[画質]>[プリンター]で[トナー総量調整]が表示されますが、こ
の機能はオプションの RIP アクセラレーターボードが装着されているときにだけ、設定が有効
になります。
参照 ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』を参照してください。
3. クライアント PC からのジョブの送信
37
7. 必要に応じて、各項目を設定し、[設定]をクリックします。
8.[プリント]ダイアログボックスで、[プリント]をクリックします。
ジョブがPrint Server に送信されます。
9.
必要に応じて、WebManagerを起動してジョブを確認します。
参照 WebManager については、「5 WebManager」(P.54)を参照してください。
3.3 Windows クライアント
Windows 7 のメモ帳を例に説明します。
Step 1. アプリケーションの[ファイル]→[印刷]を選択します。
2.[プリンターの選択]でPrint Serverを選択し、[詳細設定]をクリックします。
3.
ジョブプロパティを設定する場合は、[ジョブプロパティ]をクリックします。
参照 ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』を参照してください。
38
ユーザーズガイド - クライアント編
4.
必要に応じて、各項目を設定し、
[OK]をクリックします。
5.[印刷]ダイアログボックスで、[印刷]をクリックします。
ジョブがPrint Server に送信されます。
6.
必要に応じて、クライアント PC のPrint Station、または WebManagerを起動して、ジョブ
を確認します。
参照 • WebManager については、「5 WebManager」(P.54)を参照してください。
• Print Station でジョブを編集してプリントするには、『基本操作編』の「3.2 ジョブのプリ
ント」を参照してください。
3. クライアント PC からのジョブの送信
39
3.4 プリンタードライバーの機能
„ 基本(Windows クライアント)、GX Print Server(Mac OS X クライアント)
z お気に入り
補足 OS X 10.9 では、使用できません。
[基本]タブに表示されます。
プリントの設定をお気に入りとして保存し、プルダウンメニューから、保存したお気に入りの設定を選択できま
す。
保存
クリックすると、現在のプリントの設定が名前を付けて保存されます。
[お気に入りの名前]を37バイト以内で
入力し、必要に応じて[コメント]を入力します。ファイルの拡張子は、
「.sfj」です。
z ジョブ名
通常は、自動で取得されます。ジョブの名称を指定するときは、クリックしたあと、[ジョブ名を入力する]を
選択し、名称を入力します。
40
ユーザーズガイド - クライアント編
z ジョブプロパティ
Print Station と同様に、ジョブプロパティを設定できます。
参照 • プリンタードライバーで設定できるジョブプロパティについては、
『ジョブプロパティ編』の「10.1 各ダイア
ログボックスのジョブプロパティ」を参照してください。
• ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』の該当する箇所を参照してください。
„ PostScript(Windowsクライアント)
PostScript にかかわる設定ができます。
補足 • PostScriptの機能は、一般のプリンターと同じです。
• PDF プリンタードライバーには表示されません。
3. クライアント PC からのジョブの送信
41
„ 解像度の設定
Print Station に送信する画像の解像度を設定します。
z
Mac OS X クライアント
設定項目のメニューで、
[プリンタの機能]を選択します。
z
Windows クライアント
プリンタードライバーでは[PostScript]タブ、PDFプリンタードライバでは[詳細設定タブ]をタブをクリッ
クします。
z 解像度(Mac OS Xクライアント)、印刷品質(Windows クライアント)
1200 1200dpi
ジョブプロパティの[画質]>[基本]>[プリンターモード]の[連続階調(高品質)
]に対応した解像度です。
600 600dpi
ジョブプロパティの[画質]>[基本]>[プリンターモード]の[連続階調(標準)]、または[スクリーン
(標準)]に対応した解像度です。
42
ユーザーズガイド - クライアント編
4
DropUtility
クライアント PC で使用するソフトウェア、DropUtility の概要と使用方法について説明しま
す。
4.1 DropUtility からのプリント(Macintosh クライアント)................................ 44
4.2 DropUtility からのプリント(Windows クライアント).................................. 47
4.3 DropUtility 設定画面 .................................................................................... 50
ファイルを作成したアプリケーションを開かずにジョブを Print Server に送信してプリントするための、クライアン
ト PCで使うソフトウェアです。
DropUtility を使用すると、ファイルを作成したアプリケーションがなくても、プリントできます。また、ジョブプ
ロパティの設定が同じジョブが複数ある場合は、ジョブごとにプリントの指示をしなくても 1回の指示でプリントで
きるので、作業時間を短縮できます。
DropUtility 設定画面を表示する場合
プリント設定ファイルを使用する場合
Step1
ファイルの選択
Step1
プリント設定ファイルの作成
Step2
ジョブプロパティの設定
Step2
ファイルをドラッグ&ドロップ
クライアントPC
クライアントPC
プリント
Print Server
DropUtility を使用してプリントできるファイルフォーマットは、次のとおりです。
• PostScript
• EPS
• PDF
• JPEG
• PPML(ZIP 形式)
• VPC
• TIFF
4. DropUtility
43
DropUtility を使用するには、接続する Print Server に、
[ゲートウェイ]が[Drop Utility Server]の論理プリン
ターが作成されている必要があります。
参照 論理プリンターについては、『サーバー設定編』の「3 論理プリンターの設定」を参照してください。
Macintoshクライアントと Windows クライアントでは、起動の手順が異なります。
4.1 DropUtility からのプリント(Macintosh クライアント)
補足 Macintosh クライアント用 DropUtility は、Mac OS X 専用です。
OS X 10.8を例に説明します。
送信先の登録
初回起動時は、接続先の Print Server を登録します。
Step 1.[アプリケーション]→[Fuji Xerox]→[GX Print Server]を開きます。
補足 「Fuji Xerox」フォルダーは、インストール時に作成されます。
2.[FX DropUtility for GX Print Server]をダブルクリックします。
DropUtility が起動します。
補足 プリントするファイルを DropUtility のアプリケーションアイコンにドラッグ&ドロップして
も起動できます。
3.[送信設定]をクリックします。
4.[追加]をクリックします。
z 編集
選択した送信先を、追加の場合と同様に編集します。
z 削除
選択した送信先を削除します。
44
ユーザーズガイド - クライアント編
5.[送信先名称]に Print Serverの名称、[サーバーアドレス]にIP アドレスを入力し、[OK]を
クリックします。
補足 接続先の Print Server に、DropUtility 用の論理プリンターが複数ある場合は、論理プリンター
を選択します。
6.
ファイルを送信する Print Serverを選択した状態で、[OK]をクリックします。
ファイルのプリント
Step 1.[アプリケーション]→[Fuji Xerox]→[GX Print Server]を開き、[FX DropUtility for
GX Print Server]をダブルクリックします。
補足 • プリントするファイルを DropUtility のアプリケーションアイコンにドラッグ&ドロップし
ても起動できます。
• 送信先を変更する場合は、[送信設定]をクリックし、送信先を変更します。
2.[次へ]をクリックします。
4. DropUtility
45
3.[ファイル選択]をクリックします。
4.
プリントするファイルを選択し、
[OK]をクリックします。
参照 ファイル選択の方法については、「ファイル選択」(P.51)を参照してください。
5.
必要に応じて、ジョブプロパティを設定します。
参照 DropUtility 設定画面については、「4.3 DropUtility 設定画面」(P.50)」を参照してください。
6.[プリント]をクリックします。
設定した内容で、ファイルがPrint Server に送信されます。
DropUtility を終了するときは、[DropUtility-GX Print Server]ダイアログボックスで[終了]を
クリックします。
〈command〉キーを押しながら〈Q〉キーを押しても終了できます。
46
ユーザーズガイド - クライアント編
4.2 DropUtility からのプリント(Windows クライアント)
補足 Windows 8、または Windows 8.1以外の OS で DropUtility を使用するには、Microsoft .NET Framework 4 以
上がインストールされている必要があります。
送信先の登録
初回起動時は、送信先の Print Server を登録します。
Step 1.
デスクトップの「FX DropUtility for GX Print Server」アイコンをダブルクリックします。
補足 • Windows の[スタート]→[すべてのプログラム]→[Fuji Xerox]→[GX Print Server]
→[FX DropUtility for GX Print Server]を選択しても、DropUtility を起動できます。
• プリントするファイルをデスクトップ上の DropUtility のアイコンにドラッグ&ドロップし
ても起動できます。
2.[送信設定]をクリックします。
3.[追加]をクリックします。
z 編集
選択した送信先を、追加の場合と同様に編集します。
z 削除
選択した送信先を削除します。
4. DropUtility
47
4.[送信先名称]に Print Server の名称、[サーバーアドレス]に IP アドレスを入力し、[設定]
をクリックします。
補足 接続先の Print Server に、DropUtility 用の論理プリンターが複数ある場合は、論理プリンター
を選択します。
5.
ファイルを送信する Print Serverを選択した状態で、[閉じる]をクリックします。
ファイルのプリント
Step 1. デスクトップの「FX
DropUtility for GX Print Server」アイコンをダブルクリックして
[DropUtility-GX Print Server]ダイアログボックスを表示します。
補足 • Windows の[スタート]→[すべてのプログラム]→[Fuji Xerox]→[GX Print Server]
→[FX DropUtility for GX Print Server]を選択しても、DropUtility を起動できます。
• プリントするファイルをデスクトップの DropUtility のアイコンにドラッグ&ドロップして
も起動できます。
• 送信先を変更する場合は、[送信設定]をクリックし、送信先を変更します。
2.[次へ]をクリックします。
48
ユーザーズガイド - クライアント編
3.[ファイル選択]をクリックします。
4.
プリントするファイルを指定し、
[OK]をクリックします。
参照 ファイル選択については、「ファイル選択」(P.51)を参照してください。
5.
必要に応じて、ジョブプロパティを設定します。
参照 DropUtility 設定画面については、「4.3 DropUtility 設定画面」(P.50)」を参照してください。
6.[プリント]をクリックします。
設定した内容で、ファイルがPrint Server に送信されます。
DropUtility を終了するときは、[DropUtility-GX Print Server]ダイアログボックスで[終了]を
クリックします。
4. DropUtility
49
4.3 DropUtility 設定画面
参照 • DropUtility で設定できるジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』の「10.1 各ダイアログボッ
クスのジョブプロパティ」を参照してください。
• ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』の該当する箇所を参照してください。
Macintosh クライアント
ジョブプロパティ
エリア
Windows クライアント
ジョブプロパティ
エリア
50
ユーザーズガイド - クライアント編
表示 / 設定項目
z ジョブ名
通常は、自動で取得されます。ジョブの名称を指定するときは、クリックしたあと、[ジョブ名を入力する]を
選択し、名称を入力します。
z バージョン情報
クリックすると、DropUtility のバージョンが表示されます。
z ファイル選択
クリックすると、
[ファイル選択]ダイアログボックスが表示されます。プリントするファイルとプリント順を
指定します。
追加
プリントするファイルを選択し、
[開く]をクリックします。
複数のファイルをまとめてプリントする場合は、
〈Ctrl〉キー(Macintosh クライアントは〈command〉キー)
を押しながらファイルを選択します。
補足 •[ファイル選択]ダイアログボックスにファイルを直接ドラッグ&ドロップしても、ファイ
ルを追加できます。(複数選択できます)
• DropUtilityへのドロップ操作や選択された複数のファイルのプリントは、1ファイル1ジョ
ブで、指定した順序で送信されます。ただし、受信中に、次のジョブが間に入ることがあり
ます。
- ほかの論理プリンタからのジョブ
- ほかのクライアント PC からのジョブ
- 別に起動された DropUtility、またはドロップ操作されたジョブ
削除
選択したファイルをリストから削除します。
上へ
選択したファイルのプリント順を 1つ上へ移動します。
下へ
選択したファイルのプリント順を 1つ下へ移動します。
z ファイル中の設定またはサーバーの設定を使う
チェックを付けると、送信先(使用する論理プリンター)のジョブテンプレートの設定の値でプリントされま
す。DropUtility の設定画面でジョブプロパティを設定する必要がない場合に、チェックを付けます。
z 設定の保存
クリックすると、設定した内容がDropUtility 設定画面のデフォルト値として保存されます。
[設定の保存]プルダウンメニューで[設定の保存]を選択(Macintosh クライアント)、または[設定の保存]
をクリック(Windowsクライアント)したあとは、
[キャンセル]をクリックしても、設定の内容をもとに戻す
ことはできません。
4. DropUtility
51
ドロップレットの作成(Macintoshクライアント)
プルダウンメニューで[ドロップレットの作成]を選択すると、ジョブプロパティを登録したドロップレットを
デスクトップに作成できます。
z
ドロップレット
作成されたドロップレットにファイルをドラッグ&ドロップすると、登録されているジョブプロパティなどのプ
リント設定で、ファイルを直接プリントできます。DropUtility は Print Server にジョブを送信後、自動的に終
了します。
表示される画面で、ファイル名を入力し、
[保存]をクリックします。
補足 ドロップレットの設定内容を変更する場合は、DropUtility 設定画面で項目を変更し、ドロッ
プレットを再度作成してください。
z
設定ウィンドウを出さずに直接印刷
チェックを付けると、ファイルをドロップレットにドラッグ&ドロップしたときに、DropUtility 設定画面を表
示させずにプリントできます。
z
ファイル選択ウィンドウを出さずに印刷
チェックを付けると、ファイルをドロップレットにドラッグ&ドロップしたときに、[ファイル選択]ダイアロ
グボックスを表示させずにプリントできます。
z 設定ファイルの作成(Windows クライアント)
ジョブプロパティを登録したドロップレットを作成できます。
表示されたダイアログボックスで、ファイル名を入力し、
[保存]をクリックします。
補足 • ファイル名の拡張子は、「.pu2」です。
• ドロップレットの設定内容を変更する場合は、DropUtility 設定画面で項目を変更し、ドロッ
プレットを再度作成してください。
ドロップレット
作成されたドロップレットにファイルをドラッグ&ドロップすると、登録されているジョブプロパティなどのプ
リント設定で、ファイルを直接プリントできます。DropUtility は Print Server にジョブを送信後、自動的に終
了します。
52
ユーザーズガイド - クライアント編
[設定ファイルの作成]の右側にある
をクリックすると、次の項目が表示されます。
設定ウィンドウを出さずに印刷
チェックを付けてドロップレットを作成すると、ファイルをドロップレットにドラッグ&ドロップしたときに、
DropUtility 設定画面を表示させずにプリントできます。
ファイル選択ウィンドウを出さずに印刷
チェックを付けてドロップレットを作成すると、ファイルをドロップレットにドラッグ&ドロップしたときに、
[ファイル選択]ダイアログボックスを表示させずにプリントできます。
z ファイルへ出力
ファイルをプリントする代わりに、ジョブとして保存できます。チェックを付けると、[プリント]が[保存]
に変わります。
[保存]をクリックして表示されるダイアログボックスで、保存する場所とファイル名を設定します。保存され
るファイルの拡張子は、
「.jbf」です。
z 以降のファイルを同じ設定でプリント(Windows クライアント)
プリントするファイルを複数選択している場合に表示されます。
チェックを付けると、先頭のファイルに設定した内容で、選択したすべてのファイルが Print Server に送信さ
れます。ファイル数に相当する分のダイアログボックスは表示されません。
チェックを外すと、送信するファイルの数だけ、繰り返しダイアログボックスが表示されます。それぞれのファ
イルタイプに応じて、設定できる項目が異なります。
補足 [ファイル]、[タイプ]には、設定中のファイル名、ファイルタイプが表示されます。
z プリント
ジョブがPrint Server に送信され、プリント処理が行われます。
4. DropUtility
53
5
WebManager
クライアント PC の Web ブラウザーを利用して、プリンターや Print Server の状態を確認し
たり、ジョブの設定を変更したりすることができる、WebManagerについて説明します。
5.1 WebManagerのメインウィンドウ................................................................
5.2 [ステータス]タブ .......................................................................................
5.3 [ジョブと履歴]タブ ....................................................................................
5.4 [アップロード]タブ ....................................................................................
5.5 [設定]タブ .................................................................................................
5.6 [ダウンロード]タブ ....................................................................................
55
57
58
60
61
62
補足 • WebManager を使用するには、クライアント PC と Print Serverが TCP/IP で接続されている必要があります。
• プリンターの操作パネルからも、WebManagerと同じように操作できます。
プリンターからの操作については、『セットアップ編』の「プリンターからの操作」を参照してください。
WebManager の主な機能
WebManager では、主に、次のようなことができます。ただし、ログインレベルによって、使用できる機能とでき
ない機能があります。
z Print Serverやプリンターの状態を確認する(P.57)
Print Server のハードディスク使用量と、接続されているプリンターの状態(セットされている用紙、トナー残
量など)を確認できます。
z ジョブを確認、操作する(P.58)
Print Station のジョブ管理画面と同じ項目が表示され、Print Server に送信したジョブの設定の確認、Print
Server に保存されているジョブの削除、プリント、ジョブプロパティの変更などができます。
また、ジョブ履歴の表示とプリント、およびスタートアップページやフォントリストのプリントができます。
z ファイルをアップロードする(P.60)
クライアントPC にあるファイル(PostScript、EPS、TIFF、PDF、JPEG、PPML)にジョブプロパティを設
定して、Print Server に送信してプリントできます。
z システムの設定を確認、変更する(P.61)
ストックの確認、論理プリンター、および各種システムに関する設定ができます。
z プリンタードライバーなどをダウンロードする(P.62)
クライアントPC で使用するプリンタードライバー、各種ソフトウェアやマニュアルを入手できます。
対応ブラウザー
Print Server との接続には、Webブラウザーを利用します。新しくソフトウェアをインストールしたり、ネットワー
クを設置したりする必要はありません。
OS と対応ブラウザーについては、
「1.1 クライアントPCの動作環境」
(P.6)を参照してください。
補足 • Mac OS Classic には対応していません。
• ブラウザーが互換モードで動作していると、正しく表示されないことがありますので、標準モードに切り替え
てご使用ください。
(特に、Internet Explorer でイントラネット内のサイトを開く場合は互換モードで動作す
ることがあります)
Windows 7 の Internet Explorer 9 の場合は、[ツール]メニューの[互換表示設定]で、[イントラネットサ
イトを互換表示で表示する]のチェックを外します。
• Windows Server の Internet Explorer では、セキュリティの制限によって正しく表示できないことがありま
す。セキュリティレベルを下げて WebManager の操作を行う場合は、Windows 管理者でログインし、次の手
順で IE ESC の無効化を行ってください。
1.Windows の[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サーバーマ
ネージャー]を選択します。
2.
[サーバの概要]の[セキュリティ情報]で、右側にある[IE ESC の構成]をクリックします。
3.
[管理者]、[ユーザー]のそれぞれに対して[オフ]を選択し、[OK]をクリックします。
54
ユーザーズガイド - クライアント編
WebManager の起動方法
Windows 7 でInternet Explorer 9.0を使用する場合を例に説明します。
Step 1.
2.
Internet Explorerを起動します。
アドレス欄にPrint Serverの IP アドレスを入力し、〈Enter〉キーを押します。
補足 • ブラウザーの[戻る]をクリックして、前のページに戻ったとき、前のページで設定していた項目が設定され
ていない状態に戻ることがあります。
• 複数のクライアント PC で同時に接続すると、接続数の制約によって、一部のフレームが正しく表示されない
ことがあります。この場合、少し待ってから再度接続してください。
5.1 WebManager のメインウィンドウ
補足 [ステータス]や[ジョブと履歴]などで画面表示を更新するときは、ブラウザーの更新ボタンではなく、
WebManager のメインウィンドウ内の[表示更新]をクリックしてください。
メニュー
タブ
メニュー
z ログイン /ログアウト
[アカウント](Print Station に登録されているユーザー名)、および[パスワード]を入力し、
[ログイン]を
クリックします。
『サーバー設定編』の「2.1 Print Station
補足 • デフォルトのユーザー名とパスワードについては、
へのログイン / ログアウト」を参照してください。
• ログインしているときは、
「ユーザー名(ログインレベル)」がメニューの左側に表示されま
す。
z バージョン情報
接続しているPrint Server のバージョンが表示されます。
5. WebManager
55
タブ
WebManager には、次のタブがあり、クリックすることで機能画面が切り替わります。
補足 ログインユーザーによって、表示されるタブやタブ内の機能が異なります。
[ステータス]タブ ................................................................................................................................... 57
[ジョブと履歴]タブ ................................................................................................................................ 58
[アップロード]タブ ................................................................................................................................ 60
[設定]タブ ............................................................................................................................................. 61
[ダウンロード]タブ ................................................................................................................................ 62
[表示更新]
クリックすると、表示されている画面の内容が最新の情報に更新されます。
UI 連携サービス
WebManager の項目は、プリンターの操作パネルに表示できます。
参照 プリンターの操作パネルでの表示方法は、『セットアップ編』を参照してください。
WebManager の項目のうち、次の項目は表示されません。
•[ステータス]タブの[一般]、
[装置]、
[トレイ]、
[トナー]
•[アップロード]タブ
•[ダウンロード]タブ
z[キャリブレーション]タブ
プリンターの操作パネルにだけ表示されます。
補足 プリンターの操作パネルで、キャリブレーション、またはスキャナー調整をする場合の注意
事項は、次のとおりです。
- 作業を途中で中止する場合は、表示されている画面の[キャンセル]を押してください。
- プリンターの自動リセットにより途中で終了すると、Print Server の状態が「キャリブ
レーション中」のままになります。作業を終了する場合は、[キャリブレーション]タブ
→[キャリブレーション解除機能]→[解除]を押して、「キャリブレーション中」を解
除してください。
56
ユーザーズガイド - クライアント編
5.2 [ステータス]タブ
Print Server のハードディスク使用量と、接続されているプリンターの状態(セットされている用紙、トナー残量な
ど)を確認できます。
参照 表示される項目は、『基本操作編』の「2.3 メインウィンドウ」の該当する箇所を参照してください。
z 一般
Print Server の名称、IP アドレス、状態が表示されます。
z サーバー
Print Server の状態と、ハードディスクのリソースエリアと入/出力スプールエリアの使用率が表示されます。
z 装置
接続しているプリンターの名称と状態が表示されます。
z トレイ
各トレイの用紙残量、用紙情報が表示されます。
z トナー
各トナーの残量が表示されます。
z エラー情報
接続しているプリンターのエラー情報が表示されます。
参照 エラー情報の詳細と対処方法については、『基本操作編』の「6.エラーメッセージ」を参照し
てください。
5. WebManager
57
5.3 [ジョブと履歴]タブ
Print Stationのジョブ管理画面と同じ項目が表示され、Print Server に送信したジョブの設定の確認、Print Server
に保存されているジョブの削除、プリント、ジョブプロパティの変更などができます。
また、ジョブ履歴の表示とプリント、およびスタートアップページやフォントリストのプリントができます。
左側のフレームにある、
[処理中]、
[保留]
、
[完了]
、
[エラー]をクリックすると、各ジョブリストが表示されます。
補足 • ユーザーでログインしているときは、ジョブの所有者がログインユーザーと同じジョブだけ、操作できます。
(プリンターの操作パネルでは、プリンターで認証した User ID が設定されている認証ジョブも、操作できま
す)
• セキュリティジョブは、操作できません。
• 右側フレームに表示されるジョブリストの表示項目の内容は、Print Station と同じです。
詳細は、『基本操作編』の「2.7 ジョブ管理」の該当する箇所を参照してください。
操作ボタン(処理中 /保留 / 完了 /エラー)
右側フレームのジョブリストの上部に表示されます。
ジョブの状態に応じて、使用できる操作ボタンは、次のとおりです。
ジョブリスト
使用できる操作ボタン
処理中
プロパティ(表示のみ)、プレビュー、取り消し、削除、最優先でプリント、処理順序を上げる、処理順序を下げる
保留
プロパティ、プレビュー、RIPデータの削除、削除、プリント開始、続きからプリント
完了
プロパティ、プレビュー、RIPデータの削除、削除、プリント開始
エラー
プロパティ、プレビュー、RIPデータの削除、削除、プリント開始、続きからプリント
ジョブ左側のチェックボックスにチェックを付けてジョブを選択し、操作ボタンをクリックすることで、操作できま
す。
[プロパティ]、および[プレビュー]以外の操作ボタンの機能は、Print Station でジョブを右クリックして表示さ
れるメニューの機能と同じです。
参照 Print Station の右クリックメニューについては、『基本操作編』の「3.1 右クリックメニュー」を参照してくだ
さい。
58
ユーザーズガイド - クライアント編
次の操作ボタンの機能は、Print Stationの右クリックメニューの機能と異なります。
z プロパティ
ジョブプロパティを編集できます。
補足 • ジョブリストのジョブ名をクリックしても、プロパティ画面を表示できます。
• ビルドジョブは表示 /編集できません。
戻る
変更内容はキャンセルされ、ジョブリストの画面に戻ります。
変更
変更内容が保存され、ジョブリストの画面に戻ります。
『ジョブプロパティ
参照 •[プロパティ]をクリックして設定できるジョブプロパティについては、
編』の「10.1 各ダイアログボックスのジョブプロパティ」を参照してください。
• ジョブプロパティについては、
『ジョブプロパティ編』の該当する箇所を参照してください。
z プレビュー
選択したジョブのプレビューを、1 ページだけ表示できます。
[戻る]をクリックすると、ジョブリストの画面
に戻ります。
プレビュー
ログインしているとき、保存されているイメージファイルのダウンロード、削除ができます。
補足 保存されているファイルはほかのユーザーも閲覧可能なため、ファイルのダウンロード後はすぐに削除してく
ださい。
参照 イメージファイルの保存については、『基本操作編』の「3.1 右クリックメニュー」を参照してください。
ジョブ履歴
管理者でログインしているときだけ、表示されます。
ジョブ履歴を表示、保存、プリントできます。
補足 ジョブ履歴を記録するためには、Print Station での設定が必要です。
ジョブ履歴については、『基本操作編』の「3.5 ジョブ履歴」を参照してください。
設定プリント
管理者でログインしているときだけ、表示されます。
スタートアップページとフォントリストをプリントできます。
5. WebManager
59
5.4 [アップロード]タブ
クライアント PCにあるファイル(PostScript、EPS、TIFF、PDF、JPEG、PPML)にジョブプロパティを設定し
て、Print Server に送信してプリントできます。
補足 JDF ジョブは、クライアント PC から Print Server に送信(アップロード)できません。
参照 •[アップロード]タブで設定できるジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』の「10.1 各ダイア
ログボックスのジョブプロパティ」を参照してください。
• ジョブプロパティについては、『ジョブプロパティ編』の該当する箇所を参照してください。
Step 1.[アップロード]タブをクリックします。
2. 必要に応じて、ジョブプロパティを設定します。
3.[アップロード]タブの、右側フレームの左上にある[次へ]をクリックします。
4.[Browse]をクリックして、プリントするファイルを選択し、[開始]をクリックします。
Print Server にファイルが送信され、処理中リストに表示されます。
補足 • アップロード終了のメッセージが表示されるまで、ほかのページに移動しないでください。
アップロードが中断され、ファイルが正常に送信されません。
•「Content-Type が正しくありません。このブラウザーではアップロードできません」とい
うメッセージが表示され、ウィンドウが正しく表示されないことがあります。この場合、ブ
ラウザーを再起動してください。
60
ユーザーズガイド - クライアント編
5.5 [設定]タブ
ストックの確認、論理プリンター、および各種システムに関する設定ができます。
z ストック
ストックの新規作成、編集、または削除ができます。
z サーバー設定
コンピューター名とサーバー名を変更できます。
[保存]をクリックすると、設定が保存されます。
参照 詳細については、『サーバー設定編』の「4.1 サーバー設定」を参照してください。
z プリンター設定
プリンターのネットワーク設定の項目を変更できます。
[保存]をクリックすると、設定が保存されます。
参照 詳細については、『サーバー設定編』の「4.3 ネットワーク設定」を参照してください。
z サーバー再起動 /シャットダウン
[実行]をクリックすると、Print Server を再起動、またはシャットダウンできます。
サーバーの再起動後は、Print Server に自動接続されません。ブラウザーを再起動、または再読み込みをします。
z バックアップ / リストア
Print Server の設定情報を、バックアップ、およびリストアできます。
保存先を指定して、
[実行]をクリックします。
バックアップファイルの保存先/読み込み先には、Print Server のリムーバブルドライブが選択できます。
『サーバー設定編』の「2.4 バックアップとリストア」を参照してください。
参照 詳細については、
z サーバーログの保存
Print Server で不具合が起きたときの情報収集用に、各種ログを保存できます。
保存先を指定して、
[実行]をクリックします。
サーバーログの保存先には、Print Server のリムーバブルドライブが選択できます。
補足 プリンターの操作パネルからの操作では、ネットワークドライブに保存できません。
z 論理プリンター
論理プリンターの設定ができます。
参照 詳細については、『サーバー設定編』の「3 論理プリンターの設定」を参照してください。
5. WebManager
61
z サービス登録 / 削除
UI連携サービス(プリンターの操作パネルで Print Server を操作するための機能)を設定します。
各項目を入力し、
[実行]をクリックします。
補足 プリンターの操作パネルを操作している、していないにかかわらず、プリンターが動作して
いるときは、登録 /削除できないことがあります。
登録 /削除できないときは、プリンター本体の〈節電〉ボタンを押して、節電モードに移行し
てから、登録 / 削除してください。
登録/ 削除
UI 連携サービスを有効にするときは[登録]、無効にするときは[削除]を選択します。
プリンター IP アドレス
プリンターのIP アドレスを入力します。
サーバー IP アドレス
Print Server のIP アドレスを入力します。
機械管理者ID
プリンターの機械管理者ID を入力します。
補足 • デフォルトは、「11111」です。
• プリンター本体では、機械管理者モードにログインし、〈システム設定〉ボタンを押して、
[仕様設定 /登録]>[認証 / セキュリティ設定]>[機械管理者情報の設定]>[機械管理
者 ID]で設定します。
パスワード
プリンターの機械管理者ID のパスワードを入力します。
補足 • デフォルトは、「x-admin」です。
• プリンター本体では、機械管理者モードにログインし、〈システム設定〉ボタンを押して、
[仕様設定 /登録]>[認証 / セキュリティ設定]>[機械管理者情報の設定]>[機械管理
者パスワード]で設定します。
5.6 [ダウンロード]タブ
クライアント PCで使用するプリンタードライバー、各種ソフトウェアやマニュアルを入手できます。
参照 ソフトウェアのダウンロードについては、「1.2 ソフトウェアのダウンロード」(P.7)を参照してください。マ
ニュアルについても、ソフトウェアと同じ方法でダウンロードできます。
62
ユーザーズガイド - クライアント編
6
Scan Utility
クライアント PC で使用するソフトウェア、Scan Utility の概要と使用方法について説明しま
す。
6.1 スキャン方法................................................................................................ 64
6.2 スキャンの設定 ............................................................................................ 68
6.3 環境設定 ...................................................................................................... 73
Scan Utility は、ファイルフォーマットを指定しながらイメージを取り込めるので、大量のイメージをスキャンする
ときに適しています。
Print Server
スキャン
ファイル
クライアントコンピューター
ファイル
クライアントコンピューター
スキャンできないときは
スキャンできないときは、次のことを確認してください。
• LAN ケーブルを経由してスキャンデータを受信しますので、LAN ケーブルが接続されていないと、スキャンでき
ません。プリンター(スキャナー)
、Print Server ともに、LAN ケーブルが正しく接続されていることを確認して
ください。
• プリンター(スキャナー)の IP アドレスは、取得方法が「DHCP から取得」になっていると、まれに IP アドレス
が変わり、Print Server で設定されているIP アドレスの設定が無効になるため、スキャンできません。
この場合、リンクメニューの[設定]→[システム設定]→[ネットワーク設定]→[プリンター]で、現在のプ
リンター(スキャナー)のIP アドレスを再設定してください。
• プリンター(スキャナー)のFTP の通信モードが[Active モード]になっていることを確認してください。
FTP の通信モードは、CentreWare Internet Servicesの[プロパティ]→[ネットワーク設定]→[プロトコル
設定]→[FTP]→[通信モード]で切り替えます。
参照 CentreWare Internet Services の操作については、『Versant 80 Press ユーザーズガイド』、
および CentreWare Internet Servicesのヘルプを参照してください。
6. Scan Utility
63
TWAIN 対応アプリケーション
• Scan Utility をインストールすると、TWAIN 対応アプリケーションの[ファイル]メニューでもScan Utility を起
動できます。
(ScanDriverだけをインストールした場合は、TWAIN 対応アプリケーションからだけ起動できます)
• TWAIN対応アプリケーションは、1 枚ずつイメージを確認しながらスキャンする場合に適しています。
• TWAIN対応アプリケーションとして、次の市販のソフトウェアがあります。
z Macintoshクライアント
• Adobe Photoshop
• Adobe Acrobat
z Windows クライアント
• Adobe Photoshop
• Adobe Acrobat
• Fuji Xerox DocuWorks
補足 • ファイルメニューの項目は、アプリケーションによって異なる場合があります。
• Adobe Photoshop CS4 以降では、プラグインのインストールが必要です。
プラグインについては、Photoshop のヘルプサイトを参照してください。
スキャン仕様
項目
仕様
形式
カラースキャナー
原稿読み取りサイズ
コピー機能に準ずる
読み取り解像度
600
読み取り諧調
カラー:RGB 各色 10ビット入力、8 ビット出力
原稿読み取り速度 *
スキャン方法
600 dpi、400
400 dpi、300
300 dpi、200
200 dpi
モノクロ:100枚 / 分、カラー:100 枚 / 分
(1パス両面読み取り時 モノクロ:200 ページ / 分、カラー:200 ページ / 分)
PC 保存(TWAIN インターフェイス対応)
* : A4 ヨコ、200dpi、親展ボックスまでです。原稿によって読み取り速度は異なります。
6.1 スキャン方法
起動方法
„ Macintosh クライアント
Step 1.[アプリケーション]フォルダー内の[Fuji Xerox]→[GX Print Server]を開きます。
[Fuji Xerox]フォルダーは、インストール時に作成されます。
64
ユーザーズガイド - クライアント編
2.[FX ScanUtility]をダブルクリックします。
Scan Utility が起動し、
[ScanUtility]ウィンドウと[Print Server スキャン]ダイアログボックス
が表示されます。
„ Windows クライアント
デスクトップの「FX ScanUtility」アイコンをダブルクリックします。
補足 Windows の[スタート]→[すべてのプログラム]→[Fuji Xerox]→[GX Print Server]
→[FX ScanUtility]を選択しても、Scan Utility を起動できます。
Scan Utility が起動し、
[ScanUtility]ウィンドウと[Print Server スキャン]ダイアログボックスが表示されます。
(
[Print Server スキャン]ダイアログボックスを閉じないと、
[ScanUtility]ウィンドウは操作できません)
6. Scan Utility
65
スキャン方法
Step 1. Scan Utility を起動します。
2. 接続先を設定する場合は、[接続先:]をクリックします。
3.[サーバーアドレス]に Print Server のコンピューター名(または IP アドレス)を入力し、
[OK]
をクリックします。
z プロキシを使う
補足 プロキシサーバーは、HTTP1.0以降をサポートしている必要があります。
プロキシ
プロキシサーバーのアドレスを入力します。
ポート番号
プロキシサーバーのポート番号を入力します。
ユーザー認証
プロキシサーバーに認証が必要なときは、チェックを付けます。
ログイン名
ログイン名を32 バイト以内で入力します。
パスワード
パスワードを設定する場合は、半角英数字32バイト以内で入力します。
z 認証管理する
プリンターに認証が設定されている場合は、チェックを付けます。
UserID
認証登録されているUser IDを、半角英数字32 バイト以内で入力します。
66
ユーザーズガイド - クライアント編
4.
スキャンする面を下に向けて、原稿ガラスに原稿をセットします。
自動両面原稿送り装置を使用してスキャンするときは、原稿を原稿送り装置にセットします。
5.
各項目を設定し、[スキャン]をクリックします。
補足 プリンター(スキャナー)でコピー、またはスキャンが行われているときは、Scan Utility で
のスキャンはできません。
参照 詳細は「スキャンの設定」の各項目を参照してください。
6.
保存する場所、[ファイル名]、[ファイルの種類](Windows クライアント)【[名前]、
[タイ
プ](Macintoshクライアント)】を指定して、[保存]をクリックします。
•[ファイルの種類]
(または[タイプ])で[TIFF]
、
[TIFF(マルチページ)
]、
[JPEG]
、
[PDF(マ
ルチページ)]、[高圧縮 PDF](Windows クライアント)を選択して、
[保存オプションを指定す
る]にチェックを付けた場合は、フォーマットを選択するダイアログボックスが表示されます。
•[保存オプションを指定する]のチェックを外した場合は、
[環境設定]で設定したファイルフォー
マットで保存されます。
7.
チェックを付けた場合は、項目を設定して、[OK]をクリックします。
ファイルフォーマットについては、「6.3 環境設定」(P.73)を参照してください。
6. Scan Utility
67
6.2 スキャンの設定
原稿をセットする場所(原稿ガラス /原稿送り装置)を選択します。
選択した場所によって、設定する項目が異なります。
„ 原稿ガラス
補足 • 原稿ガラスを選択してスキャンする場合は、自動両面原稿送り装置から用紙を取り除いてく
ださい。原稿送り装置に用紙がセットされているとスキャンに失敗します。
• 原稿ガラスを選択してスキャンする場合は、1 枚しかスキャンできません。(スキャナーの
「次原稿」機能は使用できません)
„ 原稿送り装置
補足 複数枚の原稿をスキャン中、途中でキャンセル操作、またはエラーによってスキャンが中止
されると、中止されるまでに読み込んだスキャンデータも破棄されます。
各タブ共通
„ ツールボタン
z ポインタツール
取り込む範囲を指定できます。ドラッグしながら、取り込む範囲を指定します。
十字カーソル
選択範囲を指定できます。
68
ユーザーズガイド - クライアント編
矢印カーソル
選択範囲がある場合、その角にマウスを持っていくと矢印カーソルになります。
選択範囲の拡大/縮小ができます。
補足 • 全体を選択する場合は、マウスでの選択範囲なしの状態([範囲]で、すべての値を[0]を
入力した状態)にします。
• イメージの取り込みには、[範囲]に数値を入力しても指定できます。
z 虫めがねツール
プレビューエリア内のイメージに対して、クリックした位置がプレビューウインドウの中心になるように移動し
て、拡大表示されます。また、ドラッグした範囲を表示領域いっぱいに拡大表示させることもできます。
z 手のひらツール
プレビューエリア内のイメージを、マウスで移動させます。
プレビュー画像が表示領域にすべて表示されていない場合などに、マウスをクリックしてイメージをつかみ、マ
ウスをドラッグした分だけその方向にプレビュー画像の表示部分を移動できます。
„ お気に入り
スキャンの設定をお気に入りとして保存し、プルダウンメニューから、保存したお気に入りの設定を選択できま
す。
補足 お気に入りは、クライアント PC へのログインユーザーごとに保存されます。
z 保存
クリックすると、現在のスキャンの設定が名前を付けて保存されます。
名前を32バイト以内で入力します。ファイルの拡張子は、「.sfj」です。
z 一覧
クリックすると、保存されているスキャン設定が表示されます。
補足 • スキャン設定を読み込むときは、[ファイル読み込み]をクリックし、読み込むスキャン設
定を選択します。
• スキャン設定を削除するときは、スキャン設定を選択し、[削除]をクリックします。ただ
し、「標準」は削除できません。
„ 標準に戻す
デフォルトの設定に戻ります。
„ プレスキャン
[原稿ガラス]を選択した場合に表示されます。
プレビューイメージが表示されますので、スキャンする範囲を指定します。
補足 プレスキャンを行ったあと、原稿ガラスから自動両面原稿送り装置に切り替えることはでき
ません。
6. Scan Utility
69
[基本スキャン]タブ
„ カラーモード
カラーモードを選択します。
„ 読み取り解像度
読み取り解像度を選択します。
„ 読み取りサイズ
読み取りサイズを選択します。
z 自動検知
自動でサイズが判断されます。
補足 プリンターの原稿カバーを開けたあと、約 3 秒以内に閉じた場合には、自動検知されません。
z 任意サイズ
たて方向 / よこ方向の読み取りサイズを入力します。
„ 範囲(上端 / 左端 / 幅 /高さ)
[原稿ガラス]を選択した場合に表示されます。
最終的に取り込むイメージの範囲の値を入力します。ここで入力した値は、プレビューイメージにも反映されま
す。
• カーソルで範囲を指定すると、連動して値が変化します。
• 矢印ツールも使用できます。
• すべての値が[0]の場合は、プレスキャンをした全体をスキャンして保存します。
„ 両面原稿送り
[原稿送り装置]を選択した場合に表示されます。
両面原稿の向きを選択します。
„ ミックスサイズ原稿送り
[原稿送り装置]を選択した場合に表示されます。
[読み取りサイズ]が[自動検知]の場合にチェックを付けると、異なるサイズの原稿が混在していてもスキャ
ンできます。
70
ユーザーズガイド - クライアント編
[画質調整]タブ
„ 読み込み濃度
読み込み濃度を選択します。
„ コントラスト
コントラストを選択します。
[カラーモード]が[白黒(2 階調)
]の場合は、設定できません。
„ 彩度調整
彩度を選択します。
[カラーモード]が[グレースケール]、または[白黒(2階調)]の場合は、設定できません。
„ シャープネス調整
シャープネス調整の強度を選択します。
„ 原稿の画質
原稿タイプを選択します。
[カラーモード]が[フルカラー]、または[グレースケール]の場合は、設定できません。
„ 地色除去
チェックを付けると、地色除去機能が有効になります。
„ 裏写り防止
チェックを付けると、裏写り防止機能が有効になります。
[カラーモード]が[白黒(2 階調)
]の場合は、設定できません。
6. Scan Utility
71
[読み取り方法]タブ
„ 読み取り倍率
読み取り倍率を選択します。
•[定型変倍]を選択した場合は、倍率を選択します。
•[ズーム]を選択した場合は、倍率を入力します。
•[自動]を選択した場合は、スキャン後の画像サイズを選択します。
„ わく消し(上下左右)
わく消し量を入力します。
72
ユーザーズガイド - クライアント編
6.3 環境設定
[Print Server スキャン]ダイアログボックスを閉じると、
[ScanUtility]ウィンドウを操作できます。
[ファイル]→[環境設定]を選択すると、Scan Utility の設定ができます。
[全般]タブ
z 長さの単位系
長さの単位を選択します。
z TwainDriver を自動起動する
チェックを付けると、Scan Utility を起動すると、TwainDriver が同時に起動します。
z ファイル保存時に指定する
チェックを付けると、ファイルの保存時に、ファイルタイプごとの圧縮方法が選択できます。チェックを外す
と、設定したファイルフォーマットで保存されます。
[JPEG]タブ
JPEGフォーマットで保存する場合の圧縮率を指定します。
z JPEG 品質
JPEG品質を選択します。
6. Scan Utility
73
[PDF]タブ
PDF(マルチページ)フォーマットで保存する場合の設定をします。
z 二値画像の圧縮
二値画像の圧縮を選択します。
z 階調画像の圧縮
階調画像を選択します。
z JPEG 画質
[階調画像の圧縮]で[JPEG]を選択した場合、圧縮率を選択します。
z エンコード
選択したエンコードでファイルを保存できます。
[高圧縮 PDF]タブ(Windows クライアント)
高圧縮 PDFの補正方法を設定します。
z 自動レベル補正
チェックを付けると、前回のスキャン時の設定をもとに、自動で補正されます。
74
ユーザーズガイド - クライアント編
Index
記号・英数
Bonjour 機能................................................... 20, 28
DropUtility ............................................................43
PDF プリンタードライバー.....................................28
PPD(プリンター記述ファイル)
Mac OS X クライアント .....................................16
Mac OS Classicクライアント ............................14
Print Station .........................................................12
Scan Utility ...........................................................63
WebManager........................................................54
そ
ソフトウェアのインストール ....................................9
ソフトウェアのダウンロード ............................. 7, 62
と
動作環境 ..................................................................6
ドロップレット ......................................................52
ふ
プリンタードライバー ............................................14
プリンターの作成
Mac OS Classicクライアント ............................15
Mac OS X クライアント .....................................18
Windows クライアント
(PDFプリンタードライバー)............................28
Windows クライアント
(プリンタードライバー)...................................21
Index
75
保守・操作・修理のお問い合わせは
この商品の保守・操作・修理(内容・期間・費用など)のお問い合わせは、カストマーコンタクト
センター、または販売店にご連絡ください。
● カストマーコンタクトセンターの電話番号は、プリンター本体に貼付のカードやシールに書かれています。
● ご連絡の際は、カードやシールに書かれている「機種名」
、および「機械番号」をお知らせください。
● 本機を廃却する場合は、弊社販売店、またはカストマーエンジニアにご連絡ください。
ご意見やご相談の受付窓口:お客様相談センター
フリーダイヤル 0120-27-4100
フリーダイヤル受付時間:土、日、祝日、および弊社指定休業日を除く 9 時∼ 12 時、13 時∼ 17 時
フリーダイヤルは、携帯電話・PHS および海外からはご利用いただけません。また、一部の IP 電話からは
つながらない場合があります。
お話の内容を正確に把握するため、また後に対応状況を確認するため、通話を録音させていただくことがあ
ります。
公式サイトアドレス:http://www.fujixerox.co.jp
●商品全般に関する情報、最新ソフトウェアなどを提供しています。
GX Print Server ユーザーズガイド - クライアント編
著作者
― 富士ゼロックス株式会社
発行者
― 富士ゼロックス株式会社
発行年月 ―2014 年 12 月 第 3 版
ME7244J1-1