「平成26年度 荒神山自然の家 家族でいっしょに仲良しキャンプ」を開催

「平成26年度
荒神山自然の家
家族でいっしょに仲良しキャンプ」を開催しました。
荒神山周辺に虫の音が響き渡り、夏の暑さも和らいで、すっかりしのぎ易くなってきた9月6日(土)
から7日(日)にかけて、今年度も荒神山自然の家では「家族でいっしょに仲良しキャンプ」を実施し
ました。
今年の夏は、局地的に激しい大雨が降ったり、台風が通過したりして、例年以上に天候を心配してい
ましたところ、初日6日の朝は、時折陽射しの照りつける蒸し暑い天気になりました。午前中、スタッ
フで夜の竹灯篭点灯式の準備をしながら、ファミリーキャンプの始まりを楽しみに心待ちしました。
そして、午後1時に3家族11名が集合しました。今回は、大人が4名、小学生3名、幼児4名です。
幼年齢の子ども達が多く集まって、ファミリー感満載のキャンプになりました。みなさん、子どもが小
さくて家族だけで野外キャンプが出来ないから、この機会を楽しみにされていました。
はじまりのつどいで自己紹介をした後、テントを設営しました。今夜の天気は、雨が降るのか微妙な
予報でしたが、みなさん、外でのテント泊を希望されました。キャンプの参加目的にテント泊もあり、
お父さん、お母さんが頑張ってテントを組立て、子ども達が手助けをします。家族で一緒にテントの中
で寝るのを、わくわくしながらテントを張りました。
続いては、創作クラフトです。『楽しく作ろう~竹灯篭とやまの工作を楽しく作ろう!~』大人は、
竹灯篭を作ります。電動ドリルを使って、思い思いの絵や花柄模様、その他にお気に入りの文字などを
彫って、自分だけのオンリーワンの竹灯篭を作りました。今夜、この灯篭に火が灯されるのを楽しみに
しました。子ども達は、やまの工作をしました。自然にある枝、木の葉、木切れや木の実などを使って、
かわいらしい動物を作りました。
しばらくすると、急に雲行きが怪しくなり始め、今宵の予報は芳しくありません。予定を急きょ変更
して、今夜は集会室にテントを張って寝ることにしました。雨が降る前に、みんなでテントを移動させ
ました。丁度、みんなのテントを運びきってから、雨が降り出しました。きっと通り雨だから、雨が止
むのを待ちながら、そろそろお腹も空いてきたことでもあり、夕飯のアウトドアクッキングの準備に掛
かりました。
今晩のメニューは、家族で仲良しピザとコーンスープを作ります。半ドラに火を起こして、ピザ生地
に具を載せて焼き上げます。そして、コーンスープを一緒に温めます。スタッフからは、ダッチオーブ
ンを使ってチキンレッグを作ります。それぞれ親子が協力して、ピザの具材を切り分けたり、スープの
鍋をかき混ぜたり、小さな子ども達も大奮闘です。スタッフもローストチキンと野菜を丸ごと入れて炊
き込み、ほっかほっかの食事が出来ました。家族で作った料理は、普段と違って格別です。「いただき
ます。」の合図で、一家団らんの楽しい夕飯を美味しく食べました。
この後、後片付けをして、竹灯篭に蝋燭の火を灯し、ほんのりした灯りの中で幻想的な荒神山の夜を
送るはずでしたが、雨が一向に止まないから、予定を変更してクラフト棟でスタッフが作った自然の家
ネーム入り竹灯篭に点火して、夜の活動のスタートです。今宵は、夏の終わりを惜しむかのようにロー
ソクの火を楽しみました。竹の中のローソクは、一瞬にして綺麗な灯りとなり、子ども達は夢中になり
ました。みんなで〝わいわい″と盛り上がり、楽しい夜の時間が過ぎていきました。
夜の興奮も冷めないまま、館内のお風呂に入り、いよいよ集会室に立てたテントで就寝です。子ども
達は、しばらくは興奮が冷めやらず、なかなか寝付けずに起きていましたが、その内に一日の活動で疲
れたのであろうか、いつの間にかすやすやと眠りに就き、朝までゆっくり過ごされました。
2日目の朝は、ゆっくりと7時に起床しました。昨晩降った雨もすっかり上がり、晴れ晴れとした天
気になりました。本日も子ども達は、元気です。クラフト棟でみんな揃ってラジオ体操をして、朝食を
作りました。飯ごうで、ご飯を炊き、おかずはハムエッグです。お味噌汁は、スタッフが作り、お膳が
揃いました。おこげのついたご飯も、滅多に味わえないものだから、みんなでおいしく頂きました。
朝食の後、テントを片付けて、お昼に食べる流しそうめんの準備に取り掛かりました。今回は、大掛
かりな流し台を、みんなで力を合わせて作ります。作業の手順は、あらかじめ準備した長太い竹を、鉈
で半分に割き、竹の節を取って、やすりで水平になるまで削ります。切ったばかりの竹筒は、白くて綺
麗です。それぞれの家族が、力を合わせて作業に取り組みます。ファミリーキャンプならでは、親子が
ひとつになって、同じ目標に向かいあえる貴重な時間であり、より家族の絆が深められる貴重な時間だ
なとつくづく思います。こうして、3家族がお互いに協力し合いながら、滑り台になるよう竹を組み合
わせて流し台の完成です。
お昼に近づく程に気温も暑くなり、喉越しの良いそうめんは最高です。上流から湯がいたそうめんを
流すと、子ども達はお椀にすくって、おいしそうに食べます。食べるよりも流しそうめんに夢中になっ
て、みんなお椀の中がいっぱいです。普段、家で食べるそうめんと違って、自分たちで作った手作り流
しそうめんは、いつも以上に美味しく思えたことでしょう。
こうして予定していたプログラムをすべて終了し、アンケートを記入していただき、終わりのつどい
をして解散しました。
この2日間、変わりやすい天候で予定していたプログラムの変更がありましたが、参加されたご家族
の協力があって、無事盛況に終えることができました。今回もファミリーキャンプならでは、家族がこ
の2日間を充分に心を満たし、満足して帰られました。そして、子ども達も、家族の枠を超えて仲良く
なり、最後に別れを惜しむ姿に接すると、次も続けて来てねと声を掛けてしまいます。
ただ唯一の心残りは、折角多くの時間を費やして準備した竹灯篭のアーチを見られなかったことです。
これは、次回の自主事業でたくさんの支援スタッフと一緒に、楽しめる日を楽しみに取っておきましょ
う。