平成26年度第3回個人情報保護審議会次第 と き 平 成 27 年 1 月 19 日 ( 月 ) 午後1時から ところ 1 あいさつ 2 報告事項 市役所3階 特別会議室 個人情報業務届出報告について 3 審議事項 ( 1) 個 人 情 報 目 的 外 利 用 ( 外 部 提 供 ) 等 に 関 す る 諮 問 越前市徘徊高齢者等SOSネットワーク事業の目的外利用(外部提供) について ( 2) 電 子 計 算 機 の 結 合 に 関 す る 諮 問 自治体クラウド推進事業に係る住基等の基幹系業務 の電子計算機の結合 について 4 その他 越前市徘徊高齢者等SOSネットワーク事業について 1. 趣旨 本事業は徘徊の恐れのある認知症高齢者等(以下「徘徊高齢者等」という。) を、地域の支援を得て早期に発見できるよう関係機関の支援体制を構築し、 高齢者の安全と家族等への支援を図ることを目的とするものである。 2. 内容 事前にSOSネットワークに徘徊の恐れのある認知症高齢者等を家族等 の申請により登録し、登録情報を越前警察署、南越消防組合、地域包括支援 センター、地域包括サブセンター、担当地区民生委員・児童委員で共有する。 SOSネットワークに登録されている対象者の徘徊等が発生し、家族等 から捜索の要請があった場合、市長寿福祉課が登録事業者及び福井県長寿 福祉課に徘徊者情報を配信。あわせて丹南CATVライフラインメールで 情報を配信。登録事業者は業務の範囲内において対象者を捜索する。対象 者と思われる人物を発見した場合は越前警察署(24−0110)もしく は市長寿福祉課(22−3000)に連絡する。 3. 登録事業者 食料品等配達事業者、乳酸菌飲料販売事業者、新聞販売店、牛乳販売店、 電気事業者、ガス事業者、農協、郵便局、宅配事業者、介護関係全事業所、 その他の事業者等で本事業の趣旨に賛同するものとする。 4. 事業者登録の流れ この事業に賛同し、協力体制のとれる団体は越前市徘徊高齢者等SOS ネットワーク事業協力機関登録申請書(案)により登録する。 登録事業者は従業員に対し、丹南CATVライフラインメール登録を勧 める。 5. 本事業の流れ 別紙フロー図の通り 情報配信の流れ(案) 家族等から市長寿福祉課に捜索の要請 登録事業者のメール等に情報を配信 (PDF形式) 同時に警察にも捜索 願を出してもらう 丹南CATVライフラインメールに 情報を配信 登録事業者の担当者は従業員に情報を配信 業務の範囲内において対象者を捜索 発見後の対応の流れ 対象者と思われる人物を発見 又は 事業者の担当者に連絡 越前警察署もしくは市長寿福祉課に連絡 警察による保護 市長寿福祉課より関係機関のメール等に発見・捜索終了の情報を配信 ○越前市個人情報保護条例(抜粋) 平成17年10月1日 条例第27号 改正 平成21年3月24日条例第6号 平成25年3月29日条例第4号 (電子計算機の結合の制限) 第12条 実施機関は、届出業務に係る個人情報を電子計算機処理する場合において、実施 機関以外のものと通信回線その他の方法により電子計算機の結合をしてはならない。 ただ し、実施機関が審議会の意見を聴いて公益上の必要があると認めたときは、この限りでな い。 1 住民情報 税情報 料金情報 福祉情報 その他情報 住民基本台帳 宛名・住登外 公営住宅使用料 児童手当 公金連携 印鑑登録 個人住民税 上下水道使用料 児童扶養手当 交通災害共済 国民年金(資格) 法人住民税 下水道受益者負担 福祉年金 借地管理 国民健康保険(資格) 固定資産税 医療費助成 被災者支援 選挙(農業委員選挙含む) 軽自動車税 健康管理・健康増進 教育 国民健康保険税 予防接種・母子健診 自動交付機 税収納 介護保険 口座振替 後期高齢者医療 農家台帳連携 障がい者管理連携 MICJET MISALIO e-CLEAR 総合行政システム MICJET MISALIO (ミックジェット ミサリ オ) 自治体行政システ ム e-CLEAR(イークリ ア) TIARA 住民健康管理システム TIARA(ティアラ) 新規作成 MCWEL 介護福祉ソリューション MCWEL(エムシーウェ ル) 標準パッケージ 2 3 自治体クラウドについて • 自治体クラウドとは 地方公共団体が情報システムを庁舎内ではなく、外部のデータセン ターにおいて保有・管理し、通信回線を経由して利用できるようにする仕 組み。複数の地方公共団体の情報システムの集約と共同利用を進める ことにより、経費の削減及び住民サービスの向上等を図るもの。 • 丹南広域組合も一種の自治体クラウド • 今回はさらなるクラウド化の推進(再構築) • ハードウエア等(サーバ)は、自庁舎には置かず、民間データセン ターに配置 (組合事務所⇒データセンター) • 業務システム(ソフトウエア)は、原則、民間業者が用意するパッケー ジを使用する。(ホストコンピュータを利用して独自システム開発⇒標 準パッケージを使用) • システム運用は、原則、民間業者で行う。 • 費用は「サービス利用費」して支払う。 4 自治体クラウドの導入効果 1 情報システムに係るコスト削減 2 情報システムの管理・運用業務軽減 3 業務プロセス標準化による業務効率化 4 情報セキュリティの確保 5 住民サービスの向上 6 災害への対応強化 5 1-2. 地震対策・耐震性能 液状化が発生しない強固な地盤に地震力を吸収する免震ピットを有した基礎免震構造です。震度7クラスの地震発生時でもデータセンター を維持できる耐震性を有しており、地震があってもほとんど揺れを感知することがないような堅牢な設計をしております。 サーバ室 免震装置(オイルダンパ) 積層ゴム 地震発生時に地震エネルギーを吸収することで、 建物と地面との層間変位を制限し、建物の揺れを素 早く抑えます。 上下(鉛直)方向には建物を支え、地震時には水平 方向に変形して、建物に入る地震力を大幅に低減しま す。 6 1-3. データセンターセキュリティ対策 ■入館・入室管理 データセンター内は監視カメラによる24時間365日の監視を行っており、事前入館申請が無い場合は社員であっても入館することができま せん。また、データセンター内は部屋ごとに6段階のセキュリティレベルを設定しており、レベル4以上の専用部屋は無人になると提携する警 備会社のセキュリティシステムが作動する仕組みになっており、データセンターに常勤する社員であっても限定された者しか入室できないよ うになっております。 サーバ室及びCS室への入室はICカードの他に生体認証による入室管理がされており、共連れ防止機能を備えた前室を設けております。 Lv.5及びLv.6におい ては、手の甲による 静脈認証を行っています 7 2-1. 冗長化構成(ノンストップ対策) 電源供給に関しては電力会社から2系統高圧受電に加えて、48時間連続運転可能な非常用自家発電を備えております。 また、データセンター内の2系統の受電設備、冗長構成のUPSおよび空調機により安定稼働を確保します。 ネットワーク回線設備の2重化と回線の複数キャリア化により安全性を確保しております。 ラック 空調機 A変電所 ネットワーク 2重化 (複数 キャリア) B変電所 非常用発電機 受電設備 UPS 8 サーバ 室 2-2. 遠隔地バックアップ(事業継続対策) 災害対策の為に、弊社データセンターから直線距離で300Km離れた提携データセンターにデータをバックアップします。 福井県や近隣の県での大災害が発生したとしても影響を受けなくデータの安全性が確保できます。 また、データは当日に夜間にデータ転送する仕組みの為、少なくとも前日までのデータは担保されます。 300Km圏外 Google mapより 9 3. セキュリティ対策(各種認証取得内容) ■情報セキュリティマネジメントシステム 登録番号:JQA−IM0165 ・1985年に通産省認定「情報処理サービス業電子計算機システム安全対策実施事業所」を得て、継続して推進しています。 ・2004年4月に情報セキュリティマネジメントの国際規格である「ISO27001」の認証を得て、更にシビアに継続推進中です。 ・2014年2月インフォアクシスデータセンターを関連事業所として登録し情報資産を取り巻く脅威から保護する対策を講じ、 情報セキュリティマネジメントの活動に積極的に取り組んでいます。 ■プライバシーマーク 登録番号:第19000288(07)号 2001年2月に財団法人 日本情報処理開発協会のプライバシーマーク付与の認定取得。 推進体制による委員会を通して、個人情報保護活動を確実に実施しています。 以下、データセンター運用を実施する弊社のその他の認証取得情報です。 ■品質マネジメントシステム 登録番号:JQA-QMA13309 ■環境マネジメントシステム 登録番号:KES2−0263 10
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