学習計画書

かわうち興学塾学習計画書
1. 事業の目的
子どもたちの学習意欲の高揚と家庭学習の習慣を確立しながら
学 力 の 向 上 を 図 る た め 、川 内 村 営 の か わ う ち 興 学 塾 (以 下「 興 学 塾 」
と い う 。 )を 設 置 し て 、 地 域 の 復 興 や 社 会 に 貢 献 で き る 人 材 育 成 の
ための川内村学習支援事業を実施する。
2. 事業の効果
被災体験を乗り越えてきた子供たちが、自信を持って地域社会に大きく
羽ばたけることができ、次世代と地域を担う人材の育成及び国際的リーダ
ーを養成していく。
3. 事業主体
川内村
4. 計画期間
平成 24 年度から平成 28 年度までの 5 ヵ年間を、第2次計画期間として
事業を推進する。
5. 実施方法
民間の学習塾等に業務を委託して、公共施設の川内村コミュニティセンタ
ーの 3 つの教室を使用して実施する。
6. 事業内容
(1) 対象児童生徒
川内小学校に就学している 3 年生以上の児童及び川内中学校
に就学している生徒を対象とする。
(2) 学習科目
小学 3、4 年生
国語、算数、理科、社会
小学 5、6 年生
国語、算数、理科、社会、英語
中学 1~3 年生
国語、数学、理科、社会、英語
個別(苦手分野・弱点分野を個別カリキュラムで実施)
(3) 学習時間
○通年学習日・時間
毎 週 火 曜 日 及 び 木 曜 日 (学 校 行 事 等 で 変 更 す る 必 要 が あ れ
ば毎月調整する。)
小 学 3~ 6 年 生
週 2 時間の 2 日
年 間 150 時 間 を 標 準 と す る 。
(16:00~ 18:00)
中 学 1~ 3 年 生
週 2 時間の 2 日
年 間 150 時 間 を 標 準 と す る 。
(18:00~ 20:00)
(別添予定表のとおり)
○夏・冬・春休業を利用した特別学習
休業期間中の特別学習は15日間
60 時 間 以 内
小学校・中学校行事等の他、教育委員会との調整を図りなが
ら実施する。(別表のとおり)
○模擬テスト等の実施
必要に応じて学力の確認のため学力テスト等を実施
(全国・全県での評価ができるもの)
(4) 学習指導内容
○小学の部
将来の学力の向上をより確実にするため基礎力
の構築・集中力・学習習慣と自立学習力の定着を目指す。本
人の学力レベルからスタートすることを基本とする。
○中学の部
1~ 2 年 生 と 3 年 生 の 学 習 指 導 を 区 別 し な が ら 、レ
ベル到達指導と演習の実施、メディアを有効利用した基礎力
の構築と合わせて学習習慣と自立学習力の定着を目指す。
○その他、地域の復興や社会に貢献できる「川内っ子」の育成
のため学校、地域、保護者との連携の取組支援やコーディネ
ートを行う。
(5)学 習 指 導 の 特 色 と 方 法
講師による指導、テキスト、インターネット及び衛星通信等を
取り入れた指導方法並びに都市部との地域間格差も是正する学
習支援事業を進める。村所有のパソコン数は限られているため
不足分は受託者が準備する。
7 事業の経費
(1) 業務委託予算額は川内村一般会計に計上する予算額以内とする。
(2) 経費内訳は講師を派遣する経費、学習システム費、事務費及び会場準備
費等とする。
(3) 財源内訳は、国・県等の特定財源や、児童生徒の学塾利用料及び村費を
もって充てる。
8 興学塾の利用使用料
興 学 塾 を 利 用 す る 使 用 料 は 、 3段 階 に 区 分 し 、 かわうち興学塾の利
用に係る使用料条例(平成19年川内村条例第 号)に定 め る と ろ に よ る 。
9 テキスト代金
学習に使用するテキストは、受講する児童生徒の負担とする。
10 興 学 塾 へ 通 学 方 法
スクールバス運行計画で対応できる範囲においては、バスを利用すること
することとするが、対応できない時間帯や休日等においては、保護者の協力
をお願いする。
11 募集方法及び選考
民間の学習塾等へ仕様書を送付して、事業実施計画書を提出してもらい、
かわうち興 学 塾 実 施 要 綱 (平 成 19 年 川 内 村 訓 令 第 6 号 )(以 下「 要 綱 」
と い う 。 )に 基 づ い て 受 託 業者を選考する。
12 業務委託契約
要 綱 及 び 川内村財務規則(昭和 57 年川内村規則第 12 号)の規定に基づいて、
1 年間の業務委託契約を締結し事業を推進する。
平成 19 年 3 月 1 日策定
平成 27 年 3 月 1 日改訂