Press Information 独自の低コストヘッドフォンアンプが DCブロッキングコンデンサ及びゲイン設定抵抗を排除 DCブロッキングコンデンサ及びゲイン設定抵抗を排除 MAX4411は、DirectDriveが可能な最新のオーディオICです。このヘッドフォンアンプはマキシムが特 MAX4411 許を保有するステレオDirectDrive技術、及び固定ゲイン構成を組み合わせており、かさばるDCブロッキングコンデンサや外部ゲイン設定用抵抗が不要です。その結果、外付け部品の少ない低コスト、超小型のヘッドフォンアンプが構成され、音声再生付きの小型携帯機器に最適です。 DirectDriveは1.8∼3.6Vの単一電源からグランド基準出力を生成し、競合のソリューションとは異なり、ミッドレールDCバイアス電圧をヘッドフォンジャックのグラウンドピンに印加する必要はありません。これにより出力スイングのダイナミックレンジが2倍になり、最終製品の設計及び信頼性がシンプルになります。 MAX4411は-5V/Vの固定ゲインを備え、16オーム負荷にチャネル当り80mWを出力し、THD+Nはわずか0.003%です。PSRRは80dBと高く、MAX4411はノイズの多い電源からでも直接動作させることができます。左右独立の、低電力シャットダウン制御により、モノラル/ステレオのミックストモードアプリケーションの省電力を最適化することが可能です。サイズを最小化にするほかにDCブロッキングコンデンサを排除することにより、アンプの低周波数応答を高め、音楽やビデオの再生に特に重要となるフルレンジの音声再生が可能になります。クリック及びポップ音を低減する回路により、可聴グリッチを伴わず高速ターンオン/ターンオフ時間が確保されます。出力には±8kV ESD保護が施されています。 MAX4411は小型16バンプ2mm x 2mm x 0.6mmのチップスケールパッケージ(UCSPTM)及び20ピン QFN(4mm x 4mm x 0.8mm)パッケージで提供されます。これらのパッケージはセルラ電話、スマートフォン、MP3プレーヤー、PDA、ノートブックコンピュータ、DVDプレーヤー、及び一般のポータブルオーディオアプリケーションに最適です。すべての仕様は-40℃∼+85℃の温度範囲で保証されています。 UCSPはMaxim Integrated Products, Inc.の商標です。