2012 年 10 ⽉ 2 ⽇ 株式会社リスキーブランド [⽣活者分析] 『歩く』ことはトレンド!? 健康・美容のために、「できるだけ歩く」⼈がこの 2 年で増加。 「できるだけ歩く」⼈は、⾃然 志向・地球市⺠意識・シンプル志向が強いオピニオンリーダー。『歩く』ことを切り⼝にした新 しい商品・サービスの市場機会が期待できます。 Date: 2012, Oct. 02 Source: MindVoice 2010, 2012(株式会社リスキーブランド) PDF: http://www.riskybrand.com/topics/report_121002.pdf サマリー ブランド戦略コンサルティング会社の株式会社リスキーブランド(東京都)は、当社が毎年実施している⽣活意識調査 MindVoice 調査データ(約 4000 サンプル/年)から、2010 年と 2012 年のデータを⽤いて「美容・健康・⾝だしなみの ために、⽇ごろ⾏っていること」についての分析を⾏いました。 「美容・健康・⾝だしなみのために、⽇ごろ⾏ 美容・健康・⾝だしなみのために、 ⽇ごろ⾏っていること(複数回答) 0 10 20 30 40 規則正しい⾷⽣活 34.9 23.3 できるだけ歩く っていること(複数回答) 」という質問に対して、 38.6 32.0 28.3 27.9 ⼗分な睡眠をとる 栄養バランスの良い⾷⽣活 27.7 脂っぽいものを控える 17.6 カロリーを考えた⾷⽣活 17.6 20.5 糖分・塩分を控える 13.8 ビタミン剤やサプリメントを利⽤する 13.6 17.2 し 3 割を超えました。 「できるだけ歩く」と答えた⼈は、2010 年で この 2 年で 8.7 ポイント増加しました。⾷⽣ 21.8 15.1 15.9 ⽇常を愉快に楽しく過ごす 「でるだけ歩く」と答えた⼈がこの 2 年で急増 は 23.3%でしたが 2012 年では 32.0%となり、 31.3 活・睡眠・ビタミン剤など、他の健康・美容法 17.0 16.6 ストレスをためない・イライラしない (%) 2010年 2012年 16.8 をあげた⼈は総じて微減傾向であった中、 「でき るだけ歩く」と答えた⼈だけが増加したことが 注⽬に値します。 「できるだけ歩く」⼈は、絶対値としては年配 Source: MindVoice 2010(N=4,048), 2012(N=4,181) 層に多い傾向にありますが、増減ポイントをみ るとどの年代層でも 10 ポイント近く増加しています。 (下チャート参照) 『歩く』ことへの関⼼は、年配層だけではな く、幅広い年代で⾼まっていると理解できます。 ■年代別にみた「でるだけ歩く」⼈の割合 2010 年 (%) 2012 年 増減 (%) (pt.) 10~20 代 17.5 25.5 +8.0 30~40 代 22.3 30.3 +8.0 50~60 代 30.5 40.7 +10.2 -1- 世の中には健康・美容に関連する商品・サービスは数え切れないほどあります。成分の効能を訴求し「これを服⽤すれ ば健康・美容に良い」などといったプッシュ型のマーケティング⼿法も少なくありませんが、なかなか効果が実感でき ない場合や継続が難しい場合もあるでしょうし、商品・サービスの差別化が難しい場合も少なくないでしょう。 『歩く』ことは、少し意識を変えるだけで誰でもできて継続できる健康・美容法だといえるでしょう。 『歩く』ことを切 り⼝にした新しい商品・サービスの市場機会が期待できます。 「できるだけ歩く」⼈は、⾃然志向・地球市⺠意識・シンプル志向が強いオピニオンリーダー。 上記のデータを使⽤し「でるだけ歩く」と答えた 1,338 名と、それ以外の 2,843 名を⽐較すると、 「でるだけ歩く」と 答えた⼈の価値観は、そうではない⼈に⽐べて「⾃然に触れたい」 「地球市⺠意識」 「シンプル志向」 「視野を広げる」 「容 貌への関⼼」「体験したい」 「こだわる」といった要素が特徴的ないわばオピニオンリーダーとして位置づけられます。 「でるだけ歩く」⼈は、必ずしも健康・美容といった⾝体的なメリットのためだけではなく、 『歩く』ことから派⽣する 精神的なメリットを感じていると理解することができます。 ■「でるだけ歩く」⼈の価値観の特徴(上位 7 項⽬) (pt.) ⾃然に触れたい +15.9 地球市⺠意識 +11.7 シンプル志向 +11.4 視野を広げる +11.3 容貌への関⼼ +10.6 体験したい +10.3 こだわる +10.3 *上記のポイントは、リスキーブランドが測定している 48 の価値観要素について「でるだけ歩く」⼈(N=1,338)のポイントから、そうではない⼈(N=1,338) のポイントを差し引いた値。プラスの値が⼤きいほど、「でるだけ歩く」⼈に特徴的な価値観要素であることを意味します。 『歩く』というライフスタイルは、⾝体的なメリットに加えて、精神的なメリットを併せ持つと考えられます。⾷品/ 飲料のマーケティングも、 『歩く』ことを切り⼝とすることで新しい魅⼒を提案できるかもしれません。 「でるだけ歩く」⼈は、商品を選ぶ際には、素材・原料への着⽬度が⾼い(+14.9 ポイント)、シンプルなイメージが 好き(+11.4 ポイント)という特徴もあります。彼らのニーズを踏まえたマーケティングの⼯夫が求められます。 「でるだけ歩く」⼈のタイプ分類 「でるだけ歩く」⼈の中にも意識の違いがあります。そのライフスタイルの違いによって商品・サービスの魅⼒の作り ⽅は異なってくるはずです。そこで、「できるだけ歩く」と答えた 1,338 名のライフスタイルを統計的に分類すると、 -2- 下記の4つのタイプが存在することが分かりました。 タイプ A: 堅実派 〜経済的な余裕が少ない⼈に多い。〜 タイプ B: 健康ガンバリ派 〜男性の中⾼年に多い〜 タイプ C: アクティブ派 〜⼥性の中⾼年に多い〜 タイプ D: スタイリッシュ派 〜経済的に余裕のある⼈に多い〜 タイプ A: 堅実派 ・ 「できるだけ歩く」⼈の25%の構成⽐。経済的な余裕が少ない⼈に多い。 ・⾃分のことは、平凡・⼈並みだと思っている。 ・好きな⾷品は、納⾖・ハム/ソーセージ、スナック菓⼦。 ・よく読む雑誌は「MORE」 。 ・次に⾞を買うとしたら、軽⾃動⾞。 タイプ B: 健康ガンバリ派 ・ 「できるだけ歩く」⼈の23%の構成⽐。男性・中⾼年に多い。 ・⾃分のことは、物静か・誠実だと思っている。 ・好きな⾷品は、⽇本茶、和⾷・味噌汁。 ・よく読む雑誌は「パソコン情報誌」。 ・次に⾞を買うとしたら、安全技術・環境技術に優れた⾞。 タイプ C: アクティブ派 ・ 「できるだけ歩く」⼈の32%の構成⽐。⼥性・中⾼年に多い。 ・⾃分のことは、明るい・元気があると感じている。 ・好きな⾷品は、チーズ、イタリア料理、和⾷。 ・よく読む雑誌は「レタスクラブ」 。 ・次に⾞を買うとしたら、概観/スタイリング、安全技術に優れた⾞。 タイプ D: スタイリッシュ派 ・ 「できるだけ歩く」⼈の20%の構成⽐。経済的に余裕のある⼈に多い。 ・⾃分のことは、知的・明るいと感じている。 ・好きな⾷品は、ビール、ミネラルウォーター、野菜ジュース。 ・よく読む雑誌は「経済誌」。 ・次に⾞を買うとしたら、安全技術・⾜回りの良い⾞ 「タイプ A:堅実派」、 「タイプ B:健康ガンバリ派」は、従来的な健康・美容関連の商品・サービスの範囲内の市場か もしれませんが、「タイプ C:アクティブ派」、 「タイプ D:スタイリッシュ派」は、 『歩く』ことを切り⼝にした新しい 付加価値を形成できる市場として期待できるでしょう。 -3- MindVoice とは MindVoice は、ブランド戦略コンサルティングを⾏う株式会社リスキーブランドと、ネットリサーチの⼤⼿マイボイス コム株式会社との共同調査です。毎年 4000 サンプルの定量調査から得たデータベースを基に、商品企画やコミュニケ ーションなど企業のマーケティング戦略を⽀援するプログラムです。 調査地域:全国 調査対象:15~64 歳の⽇本⼈男⼥(世帯年収 300 万円以上) 調査⼿法:インターネット調査 調査時期:毎年 5 ⽉ 有効回答:約 4,000 サンプル/年 株式会社リスキーブランドについて 株式会社リスキーブランドは、企業のブランド戦略を⽀援するコンサルティング会社です。企業イメージや企業レベル での営業効率の向上、マーケティングレベルでの商品企画やコミュニケーションなどに関わるブランド戦略及びデザイ ンを提供しています。 ホームページ : http://www.riskybrand.com Facebook : http://www.facebook.com/riskybrand マイボイスコム株式会社について マイボイスコム株式会社は、ネットリサーチ、⾏動付随型リサーチ、従来型リサーチ等で、調査設計から、集計・分析、 レポート作成と報告までトータルに提供している『ネットリサーチ会社』です。また、こちらの調査以外にも約 1,600 件の⾃主調査結果を「アンケートデータベース」で広く公表しています。 ホームページ : http://www.myvoice.co.jp アンケートデータベース : http://myel.myvoice.jp/ 【本リリース調査結果に関するお問い合わせ】 株式会社リスキーブランド TEL 広報担当 03-5720-5280 FAX 03-5721-6651 Email: [email protected] お願い 本リリース内容の引⽤・転載の際には、必ずクレジットを明記(例1参照)していただけますようお願い申し上げます。 また、調査結果のグラフ・表をご利⽤の場合には、データ部分に当社のクレジットの掲載(例2参照)をお願いします。 例1:「ブランド戦略コンサルティングを⾏う(株)リスキーブランドの調査によると・・・」 例2:出典:「 (株)リスキーブランド/マインドボイス調査」 -4-
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