産前産後持ち物チェックリストはこちら(PDF)

日頃、産婦人科様に※1出産セットを販売させて頂いていると言う職業柄、
産婦人科の先生や助産師さんなど、お産のプロフェッショナルが患者さんにお知らせしている
産前産後の必需品、及び有ると便利なグッズの情報を簡単にまとめてみました。
※1
出産セット・・・出産で入院されている方が分娩直前~直後に使用する衛生材料のセットです。
持ち物チェックリスト
ちなみに、母乳育児の場合をメインにして書いています。
一応ミルクの場合もちらりと書いていますが、この限りではないかもしれないのでその辺はご了承ください。
入院準備関係
産じょくショーツ
産後は悪露(おろ)が沢山出て大きな産じょくパッドを使うし
毎日診察もあるのでフロント部分がマジックテープで開閉できるタイプが良いとおもいます。
入院期間をカバーできる枚数(2~3枚)があれば良いかと思います。
マタニティブラ
タ
ブ
母乳育児を考えているなら、すぐに授乳できるクロスオープンのものがおすすめ。
産前はサイズの変動が激しいようですので体調に問題なければ割とギリギリ目の
9ヶ月くらいに揃えた方が良いと思います。
母乳パッド
使い捨てタイプと洗い替えタイプがあります。
パジャマ
特にマタニティとか、授乳用とかのものを揃える必要はないと思います。
でも、母乳育児を考えているなら前開きができるもののほうが便利です(特に冬場)。
ウエストニッパー等補正下着
補正下着的なものは子宮の収縮が収まるまではNGだそうです(産後3か月くらいまで)
ウエストニッパーは幅広の物が多く、本来締め付けていけない所も締め付けてしまう事が多いので
できれば使用は控えましょう。妊娠中に腰痛等の症状が出てきましたら、
腰痛体操等の骨盤ケアをきちんと行い、ピンポイントで骨盤固定ができる幅の狭いベルトを
補助的に使用するのが(トコちゃんベルト等)おすすめです。
授乳関係
哺乳瓶
完全ミルクの場合は洗い替えも含めていくつか必要になると思います。
母乳育児を考えてる方へ・・。新生児期は吸う力が弱くてうまくおっぱいを吸ってくれない場合があるんですが
母乳相談室と言うものがおすすめです。この哺乳瓶は吸う力をトレーニングしてくれるので
スムーズに母乳育児に移行できます。
哺乳瓶洗浄用ブラシ
スポンジだと哺乳瓶の乳首のところがうまく洗えないので、専用のがひとつあると良いとおもいます。
○ / ×
哺乳瓶等消毒用品
完全ミルクの人はおそらく必須。母乳の人も哺乳瓶使う人なら必要
電子レンジで消毒するやつもあるみたいなので好きなタイプを。
次亜塩素酸の液体タイプ、水に溶かして使うタブレットタイプ、顆粒タイプもあります。
搾乳器
母乳の人はあると便利なもののひとつ。でも産後すぐには母乳量が安定しないこともあるので、
産後落ち着いてから買うのがいいと思います。
いくつかのメーカーで出ていますが、合う合わないがあるみたいです(合わないと使用時痛みが伴います。)
メデラのハーモニーという手動の搾乳器が、短時間で効率よく搾乳でき、
価格は少々お高いですが痛みもなく快適に使えます。 消耗部品はすべて個別に購入可能です。
授乳用クッション
授乳スタイルによって要・不要か分かれると思います。
(授乳以外でも子供を寝かせておいたり、お座りの補助になるのであっても困らないものですが)
病院に置いてあるものがあれば、それを使ってから自分にフィットしたものを買うのが良いと思います。
売っているものでもサイズや大きさで微妙に使用感が違うし、
洗濯に適すカバーが外せる物があったりと様々です。
新生児衣料
短肌着/長肌着/コンビ肌着
全部で3~4枚あるとローテーションで何とかなり、その後成長に合わせて揃えていけばOK。
激しく動かないときは足無しでスカートみたいに着せるとおむつ替えが楽だと思います。
足をよく動かすようになったらズボンみたいにできるので長い間着せる事ができて便利。
おくるみ
寒い時にかけてあげたり、1ヶ月検診の時などにくるんで連れて行けたりできるのでひとつあると便利です。
あと
あと、下に敷いて寝かせてあげたりもできます。
敷
寝か
あげたりも きます
スタイ
新生児期よりも3ヶ月以降によく使用します。
何枚あっても困らないです。
おむつ関係
おしりふき
メーカーによっては赤ちゃんの肌に合わなかったりするので、まずは1パック買って様子をみるのがよいです。
おむつ替えシート
おむつ替え中に噴射!とかされても困らないように、裏面が防水シート状のがひとつあると便利です。
おしりふきウォーマー
あれば便利という程度です。
お風呂関係
ベビーバス
あっという間に大人と同じお風呂に入れるので,あえて用意する必要はないかもしれません。
ベビー石けん
固形石鹸は泡立てるのが面倒だし雑菌が繁殖しやすいようです。
ポンプ式の泡タイプは多くの産婦人科でも使われていて、赤ちゃん相手に焦ることなく沐浴ができるので
そういうところは便利かもしれません。
湯温計
自分の二の腕を湯船に浸して温度を確かめれば良いのでそれほど必要性はないと思います。
爪切りばさみ
すぐ伸びるのでひとつは必ず必要、はさみタイプが使いやすいと思います。
体温計
短時間で計測が可能な予測式で脇の下計測用がおすすめです。
耳で測るタイプは信頼性に欠けるかもしれません。
洗浄綿
最近では、おっぱいを洗浄綿で拭くと被れを起こす可能性が高くなるようで
産婦人科様でも使わないケースが増えてきてます。
ガーゼハンカチ
よだれを拭いたり顔を拭いたりするので、沢山あると便利。
沐浴布
沐浴時、赤ちゃんを湯船につける時に1枚布をかけてあげると赤ちゃんは安心するのだそうです。
ガーゼ状のある程度からだを覆うことができる布であれば代用ができるのであえて
専用の物を用意することはないと思います。
沐浴剤
石けんで体を洗っていたので、全く使いませんでした。
沐浴剤ではスキナベープが有名ですが、会社のサイトでサンプルが請求できるので、
使うかどうかはサンプル使ってから決めるのも良いかも。
ベビースケール
赤ちゃん専用の体重計ですが試用期間が短い為、あえて買う必要は無いと思います。
どうしても必要な人は、レンタルをやっている会社もあるようです。
鼻吸い器
スポイト状のものと、チューブ状のものがあります。
吸う力を微調整 きるの なかなかの優れもの す
吸う力を微調整できるのでなかなかの優れものです。