観光業界関係者の皆様への質問と回答 – 20.11.2015 この資料は、観光業に携わる関係者の皆様が、フランス国民および来仏する外国人の安全保 障のためにとられた措置の範囲について、顧客の方々へ回答できるようにするためのもので す。 主な窓口 パリ観光局(Office de tourisme de Paris) : www.parisinfo.com [email protected] - +33 1 49 52 42 68 鉄道 : www.voyages-sncf.com 地下鉄 : www.ratp.fr パリの空港 : www.aeroportsdeparis.fr フランス外務・国際開発省: www.diplomatie.gouv.fr/fr パリ市役所 : www.paris.fr 緊急時の連絡先 救急医療サービス(Samu) : 15 警察 : 17 消防署 : 18 一般 : 112 フランス入国について フランスの国境は閉鎖されていますか? フランス国境は閉鎖されてはいませんが、共和国大統領の発令により、フランス入国のすべ ての地点(道路、鉄道駅、港、空港)でコントロールがおこなわれています。 フランス国境でのコントロール実施によって何が変わりましたか(必要な書類は)? 国境のコントロールで提示する書類は、通常、自国を出国する際に求められている書類と同 じです。でも国際線の駅(タリス、ユーロスターなど)や空港では、待ち時間がかかること が予想されます。 ヨーロッパ人はフランスに入国する際にパスポートが必要ですか? ヨーロッパ人はフランスに入国する際にパスポートが必要ですか? EU加盟国の市民は、身分を証明する有効期限内の書類(身分証明書またはパスポート)が 必要です。一般に、フランス入国時に必要な書類は通常時と同じです。 現在所有しているヴィザはまだ有効ですか? 現在所有しているヴィザはまだ有効ですか? はい。国境コントロール強化措置開始以前に発行されたヴィザは有効で、フランス入国が可 能です。 ヴィザ発行には、以前より時間がかかりますか? フランスの領事部では、これまでと同様の期間でヴィザが発行できるよう全力を尽くしま す。 観光、ショッピングについて 観光、ショッピングについて 観光名所、美術館、 観光名所、美術館、記念建造物は開いてい 、美術館、記念建造物は開いていますか? 記念建造物は開いていますか? パリ、イル=ド=フランスだけでなく、広くフランス全土で、公共の観光施設全体が公開され ています。 中でも以下のような施設が公開されていますが、これは一例に過ぎません: エッフェル塔、ルーヴル美術館、ヴェルサイユ宮殿、パリ・ディズニーランド、グラン・パ レ、ポンピドゥーセンター、ノートルダム寺院、パリのリド、クレージーホース、バトー・ ムーシュ、ムーラン・ルージュなど。 もし状況により必要があれば、一般大衆の安全を守るため、警視総監の指令により例外的に 一部の施設が閉館になることがあります。 コンサートやスペクタクルショーは中止されますか? コンサートやスペクタクルショーは中止されますか? 通常、すでに計画されているコンサートやスペクタクルショーは開催されますが、会場がオ ープンスペースの場合は主催者や県の判断によります。職業組合は安全措置の拡大を発表し ています。イベントの企画と安全の責任は運営者と主催者にあります。 安全対策は、観客、出演者、作品を最大限に守るために、特に入場時のチェックが強化され ます。 店は開いていますか? デパート、モールを始め、店はすべて営業しています。 ホテル、レストランについて ホテル、レストランについて フランスのホテル内では特別な措置がとられていますか? フランス法に従って、ホテルでは、外国人滞在者は所定の用紙に必要事項の記入が義務づけ られています(2015年8月18日付け政令第6条)。 そのほか、各施設は安全上のチェックをおこなう権利を有しています。 レストラン、バー、クラブの営業には制限がありますか? レストラン、バー、クラブの営業には制限がありますか? いいえ、ありません。レストラン、バー、クラブは開いており、通常通り営業しています。 イベント、市、展示会について イベント、市、展示会について 公共のイベントは開催されますか? 公共のイベントは開催されますか? 公共の場で開催される行事は、2015年11月22日(当日を含む)までイル=ド=フランスでのみ 中止または延期されます。 総会や会議、展示会は開催されますか? 総会や会議、展示会は開催されますか? 国連気候変動枠組条約パリ会議(COP21)は予定通り11月30日から12月11日まで開催されま す。今後の見本市や会議なども、安全措置を強化の上、開催される予定です。 治安について 治安について 観光客の安全の強化のためには 観光客の安全の強化のためにはどんな措置がとられていますか。 当局また業界関係者も、安全性をフランス全体での最優先事項のひとつとしています: - フランス共和国大統領により「非常事態宣言」が発令されました。この措置は、国 民および観光客の安全確保のために、文民当局に、より拡大した警備力を付与する もので、当初は12日間の期限が、その後3ヵ月に延長されました。 - 「非常事態宣言」は夜間外出禁止令の発布を意味するものではありません。一般 に、治安強化を目的とする措置で、外国人観光客のフランス滞在の質に影響を及ぼ すものではありません。 - 警察及び憲兵隊が増員され、フランス全土に配置されています。パリおよびその周 辺の市街化地域だけでも約3000名の軍人が加わって、すでに配備されている人員を さらに増強しています。最終的には5000名以上の警官及び憲兵を追加して治安確保 にあたります。 - 公共交通機関と、観光名所など一般大衆を受け入れる施設の周辺では、人員を増員 してコントロールが強化されています(パリの施設では3倍に増員)。 - また観光業界関連の全代表者が、来訪者の安全を守るための追加の警備員の募集を 発表しています。 交通について 交通について フランス国内を移動する際の制限はありますか? 移動や旅行に関して全体的な制限の措置は何もありませんが、県知事の判断で局部的な制限 措置がとられる可能性はあります。 ただし機動隊は、個人および荷物類のコントロールをおこなうことができます。また機動隊 には危険とみなされる私物の輸送を禁止する権利があります。 国内の交通機関は動いていますか? 国内の交通機関は動いていますか? 空路網と鉄道網は通常通り運行しています。同様に、国内列車と国際列車も運行は正常で す。 飛行機便および国際線鉄道網のアクセスについては、搭乗・乗車前のコントロールが強化さ れています。追加の待ち時間を考慮する必要があります。 パリでは、地下鉄、バス、路面電車(トラムウェイ)、郊外路線電車(RER)の運行は正常 で、駅も開いています。監視とコントロールの措置が公共交通機関全体で強化されていま す。 フランス発着の飛行機便は欠航になっていますか? 当方の知る限り11月13日以降の便の欠航はありません。 団体旅行について 団体旅行について 特に団体旅行者に対する指令が出されていますか? 団体旅行者に対する特別な制限措置はありませんが、当局からの全体的な指令は守る必要が あります。ただし修学旅行については11月22日までフランス全土で、国外への旅行も、外国 から来仏する場合も中止されます。 バスは通常通り駐車できますか? バスは通常通り駐車できますか? バスの駐車についての指令は特に発令されていません。稀に一部の観光地では駐車場が近く の明確に識別できるエリアに変更されていることがあります。
© Copyright 2024 Paperzz