スライド 1 - NPO法人シニアライフセラピー研究所

気軽に始めてみませんか、ボランティア活動。
ボランティアと聞くと、人の為に無償で働くことをイメージされる方が多いと思いますが、
それだけではありません。新しい出会いや心温まる出来事が待っています。だからこそボラ
ンティア活動をはじめるとヤミツキになってしまうのかもしれませんね。
ボランティアに特別な技能は必要ありません。「人と一緒に楽しい時間を過ごしたい」と思
えたらそれだけで十分です。亀吉でのボランティアは、自分も相手も、皆が楽しく一日を過
ごすことです。亀吉では新しい『仲間』を募集しております♪
etc
「傾聴」の力をご存知ですか。傾聴は私たちが計り知れないほどの力を秘めていると言われてい
ます。聴いてもらう方ももちろん、聴く方にも与える力は大きいのです。ふじさわ傾聴連絡会は
傾聴ボランティアや勉強会、そして傾聴の大切さを広める活動を行っています。
日時 3月19日(土) 14:00~16:30(13:30開場)
場所 藤沢市民会館 集会ホール(藤沢駅より徒歩10分)
講師は日本カウンセラー協会の酒井由美子先生。神戸震災のボランティアなども経
験されており、ご自身のカウンセラーとしての体験を交えた興味深いお話が聞けそ
うです。参加料は一般500円„会員無料‟。お申し込みは電話のほか、FAXやメール
でも受け付けています。
TEL・FAX
0466-65-3661
„電話は月・水・金の午前のみ‟
【今月の人】
亀吉新スタッフ・金子美和さん
【連載記事】
「福祉で癒される日」
鈴木茂
「傾聴ボランティアへの道のり」横川敬久
「選択理論心理学」
佐藤敬
「父に学ぶ」
渡部真理
「想いだすということ 」
竹川和子
ホームページからもお申込み可能
ふじさわ傾聴連絡会
「私の農業日記」
福田加奈子
「いなか通信」
藤枝朋子
「これ普通じゃないがん?」 平智実
「寒い朝には」
松田知之
「雪が降って」
小笠原しげ美
「はじめまして」
中本郁美
検索
【活動報告】
カルチャー
スクール亀吉
ネイチャー
セラピー亀吉
憩いのサロン亀吉
今月は2月から亀吉の仲間になった
金子 美和さんにインタビュー
犬たちと気持ちよく共生できる社会づくりへ
2007年に公設民営でドッグランを作りたいと署名活動をして立ち上がった「湘南ドッグランを
作る会」に参加されている金子さん。集まった5500人分の署名を藤沢市、神奈川県へ提出し、現
在公益的市民活動助成事業として市から助成を受け啓蒙活動を続けています。毎月会員さんが集
まって湘南海岸公園の清掃をし、定期的にわんちゃんの1日しつけ教室開催もあり、地域への貢
献、会員間の交流を図っています。
金子さんは中学生の頃からずっと犬を飼っ
ていて、現在はボーダーコリー„牧羊犬‟と
ジャックラッセルテリア„猟犬‟の2頭と暮ら
しているそうです。
会を立ち上げた動機は、最初は犬を自由に遊
ばせる場所が欲しいと思ったからなのですが、
活動をするうちに、公園内や路上で犬にまつ
わる苦情・トラブルも案外多く、飼い主のモ
ラルの改善も求められていると気づいたそう
です。ドッグランが実現すれば利用者は登録
をして、一定のルールも守らなければなりま
せん。結果的に、犬と気持ちよく暮らすこと
わんちゃん一日しつけ教室の様子。ドッグトレーニング
ができる社会作りに貢献できるのではないか
の訓練士さんをお呼びしデモンストレーションを行って
という考えに至ったのです。
いるところ。毎回100人ほどの参加があるとか。
会員は現在82名で金子さんとお母様で事務局をされていると伺いました。湘南に暮らしたら、
犬を飼って、海で思い切り走らせて・・・なんてイメージが浮かぶのですが、今はさまざまなト
ラブルを避けるため海岸で犬を自由に遊ばせることもなかなか難しいようです。今の活動を通じ
て、犬を飼っている人も飼っていない人も気持ちよく暮らせる地域、社会を実現していけたら素
敵ですね!
取材
竹川
金子さんから「まずは一緒に公園のお掃除からやってみませんか?」との呼びかけがあり、
興味のある方、ご署名いただける方は是非ホームページをご覧になって下さい。
湘南にドッグランを作る会(http://www.shonan-dogrun.net/)
和子
【連載】 福祉で癒される日 vol.51
~ 傾聴が人気~
NPO法人シニアライフセラピー研究所 理事長
鈴木 茂
傾聴の講師を今年度は随分こなしました。どのくらい講師を担当したのか
と数えてみたら、ビックリ。今年度は、68コマも担当していました。どう
りで忙しいなと思いました。あちこちの自治体から依頼を頂きまして、あち
こちで開催させて頂きました。すごい人気が伺えますね。
傾聴というと、「人の話に耳を十分傾けて聴く」という言葉の意味だけを
とらえて理解されている方も多いかもしれませんが、実際には、それ以上の
意味が隠されています。よく夫婦間などで聞く会話かもしれませんが、奥様「ちょっとあなた、私
の話聴いているの?」夫「聴いてる聴いてる」っということがあるかもしれませんが、これは音声
言語が耳を通過しただけで、奥様の気持ちを受け止めたのとは違いますよね。そうなのです。心の
部分で言うと、傾聴は「相手が受けとめられたと感じていること」が重要なのです。
傾聴という言葉はある種の象徴のように使われている言葉ですが、実際には「人と人とがこころ
を通じさせるような関わりをしているか」が問われているのだと思います。今は、人と人とが向き
合って、語り合ったり、主張し合ったり、時には喧嘩してなど、人と人とが目の前の人と、こころ
を通わせる機会が減りましたよね。便利な社会の落とし穴ですね。例えばメール。人と会わなくて
も、相手の都合を考えなくても、いつでも気軽に文章をメールできる。こんなことしてませんか?
「嫌なことはメールで」とか「メール送ってありますよね?„伝達証拠‟」など。感謝の言葉を伝
えるのにも、ソファーに寄りかかり、ビール片手に「今日はありがとう御座いました」とメールを
打ちこんでいませんか?そんな姿を相手に見られたら嫌でしょうね。
人が文章だけで相手の気持ちを感じ取るのは限界がありますよね?例えば、私が「チョコが好
き」と言っても、どのくらいチョコが好きかを文章だけで感じ取ることは難しいです。実際に会っ
て会話している時に、「チョコが好き」と言ったときの表情や雰囲気で人は感じとるものがありま
す。メールではそこまではちょっと難しいですよね。ただ便利さが勝ってしまっていると、ついつ
い頭では理解していても、メールに頼ってしまうことがありますよね。例えば、最近、スーパーで
も惣菜売り場が広がってきていますよね。お母さんが食材を買って、手料理を作った方が、料理に
愛情がこもり、家族の輪が温かく感じることがあるのですが、惣菜は便利なので、ついつい買って
しまいます。料理は何のために本来あったのでしょうか・・・。
この食事の例でいうと、食事というものが、「家庭」と位置づけられるのか、「栄養補給」と位
置づけられるのかで、随分、変わってきますよね。傾聴に関しても、「人と人とがつながる」と位
置づけるか、「聴くこと」と位置づけるかで、全然意味が変わってきますよね。聴くだけだったら
メールでのやり取りの方が良いでしょうね。何時何分のメールではこのように書かれていましたと
いう証拠にもなるかもですね。笑 ただ、これでは、人と人とがつき合う上ではナンセンスですね。
昔、携帯電話がないころは、実家に電話していましたよね。夜に友達に連絡する時など、「夜遅
くにすみません。どこどこの誰々ですが、○さんいらっしゃいますか?」と、家族の人に筒抜けで
会話していたことを覚えています。個人情報の保護やプライバシーなどあったものじゃなかったで
すよね。異性の友達と電話で話した時には、家族内で冷やかしの声で嫌なものでしたよね。
そもそも人が言葉を話すのは、相手に気持ちを伝えたり、相手の気持ち
を理解するためのコミュニケーションの方法として使ってきました。大切
なことって、相手を理解しようとお話を聴くことであったり、自分の気持
ちを伝えようと素直に語ることだったり、昔、皆さんが普通にやっていた
ことが、実は、最近良く聞く「傾聴」というものだったのでしょうね。
人と人とが向き合って、人と人との絆をしっかり結んでいく為に、人と
人とが交流すること。これが今、象徴的に位置付けられている「傾聴」と
いう言葉の原点なのでしょうね。
傾聴ボランティアへの道のり 19
NPO法人シニアライフセラピー研究所 副理事長
横川 敬久
春の陽気を感じられる日が増えてきましたね。もうすぐ亀吉
2号店でも種まきの季節が近づいてきました。3〜4月に種まき
をする野菜を調べてみたところ、チンゲンサイ・パセリ・キャベツ
・ニラ・葉ネギ・レタス・しゅんぎく・こまつな・みつば落花生・
ニラ・とうもろこし・かぼちゃ・こまつな・ほうれんそう・パセリ
・枝豆・こかぶ・オカヒジキ等など‥、沢山の野菜があるようです。
これらの中から、亀吉2号店の野菜育成スペースに適した物を、
野菜育成部の顧問でもあるボランティアさんに相談して、収穫時期なども考えながら
種まきをしていきたいと思いますが、今年はぜひ枝豆を育てたいという希望が私には
あります。
と言うのも、ちょっと調べてみたところ、枝豆は害虫や病気の被害も少なく、育て方
も特に難しくないので、初心者でも比較的育てやすい野菜との情報を耳にしたためで
す。
種まき時期も4月中旬〜6月位で、収穫時期は種まきから2ヶ月くらいが最盛期という
事は、暑さが増してきてビールが美味しくなる7月頃に丁度いいおつまみが出来上が
るという事ですよね。そんな甘い考えだけが頭の中で膨らんでいき、種まきすらして
いないのに7月が楽しみになってきちゃいました„笑‟。
そんな野菜作りを調べてみたり話を聞いていると、野菜の育成プランというものが
当然のように存在し、野菜が育ち易い環境や配置、問題点に対しての対策などもきち
んと考えられている事に驚きを覚えました。作り手のニーズにあった目標があり、細
かな点に配慮しながらそれぞれの野菜の特性をきちんと把握し、それに付随する問題
点への対策を考え実施するところなど、言わば野菜のケアプランをそれぞれの創作主
が持っているという事ですよね。
ここまではタイトルと全く異なるテーマで話が進んでいますが、確かにタイトルと
野菜作りは関係ない事かも知れませんが、これは実際に他者の話を傾聴した際に知り
得た情報を記載した物であり、「関心のある話は傾聴し易い」という事を私自身が実
感した事例として皆さんにお伝えしたかった内容でもあります。冒頭にも記載した通
り、亀吉2号店では小さな家庭菜園をいるのですが、最近まで亀吉1号店„ここには
菜園はありません‟で主に仕事をしていた私は、当然の様に家庭菜園に触れる機会は
ほとんど無く、興味•関心もほとんどありませんでしたが、最近になって亀吉2号店に
も定期的に顔を出す様になり、庭にある菜園にも自然と目がいく様になっていました
。そんな折、野菜作りをされている方々と出会う機会があり、野菜作りに何となく興
味を持ち出していた私は、皆さんの話に自然と耳を傾け、時に質問したりと、意識す
る事無く傾聴が出来ていた様に思えたのですが、ちょっと自分の傾聴について振り返
った時に、以前にも同様の話„野菜作り‟を聴く機会があった事
を思い出し、その時も今回の様に相手の話に耳を傾け、関心を寄
せながら聴けていたかと考えると、あの時は今回ほど関心を示す
事が出来ず、話し手が「話してよかった」と思ってもらうに至ら
なかった事を反省しつつも、今後の自分自身の成長につなげられ
ればと前を向くB型の私でした。
【連載】 選択理論心理学 vol.43
選択理論心理士 佐藤 敬
少し遅くなりましたが、私から皆さんにバレンタインデーの
プレゼントを差し上げたいと思います。
とっておきバレンタインデー・ストーリーをどうぞ(*^_^*)
ラリーとジョアンはどこにでもいるごくありふれた
夫婦でした。 住んでいる通りも家もごく普通。他の
平凡な夫婦と同様、家計をやりくりし、子供をちゃん
と育てようと頑張っていました。
ごくありふれたと言えば、時々口論するということで
も二人はごくありふれた夫婦でした。結婚生活での不
平、不満をあげ、悪いのは誰かと言い争うのです。
Nところがある日、とてもあり得ないようなことが起
きて、様子が変わり始めました。
「ねえ、ジョアン、僕のタンスは魔法のタンスだね。
開けるといつでも靴下や下着が一杯入っているからね。
何年も何年もいつもそうしてくれてありがとうね。」
とラリーが言ったのです。
ジョアンは眼鏡越しに夫をじっと見つめて言いまし
た。「何が言いたいの?」
「何も。魔法のタンスに感謝しているってことを知っ
てほしかっただけだよ。」
ラリーはたまに変なことを言ったりしたりするので、
ジョアンはこの時も別に気に留めませんでした。とこ
ろが数日後のことです。
ラリーが言いました。「ジョアン、元帳のチェックの
番号を正確に記入してくれてありがとうね。今月は16
のうち15個も合っていたよ。新記録だね。」
ジョアンは自分の耳を疑って、繕い物の手を休めま
した。「あなたはいつもチェックの番号が違ってい
るって文句言うじゃない。どうして今日に限って文句
言わないの?」
「理由なんかないよ。ただ僕は、君が一生懸命努力し
てくれていることに感謝したかっただけだよ。」
「何考えているのしら。」ジョアンは頭を振りながら
繕い物に戻りました。
ところが翌日、八百屋でチェックを書いた時、ジョ
アンはちゃんと間違わないで番号を書いたかどうか確
認しようとチェック帳をよおく見ている自分に気が付
きました。はっとして、「えぇっ、どうして急にこの
バカげた番号が気になるのかしら。」と思いました。
ジョアンはこのことも気に留めないようにしましたが、
ラリーのおかしな言動はますますエスカレートします。
「ジョアン、ごはん美味しかったよ。」ある夜、ラ
リーが言いました。「本当に良くやってくれるね。
ねっ、考えてもごらんよ。この15年間で君は僕と子供
のために14000回以上ご飯を作ってくれているんだ
よ。」
そして、「いやぁ、家がきれいだ。こんなにきれい
にするのは大変だっただろう。」まだ続きます。
「ジョアン、君が君でいてくれてありがとう。君と一
緒で本当に嬉しいよ。」
ジョアンはだんだん不安になってきました。「皮肉
や批判はどこへいってしまったのかしら?」
夫に何か異変が起きていると
いう恐れは、ある日16歳の娘
シェリーの言ったことで現実となりました。「お母
さん、お父さん頭が変になったみたい。私に、
『おっ、素敵だね』って言ったのよ。こんなにメー
クしてデレ~ンとした服着ているのによ。信じられ
ない。お父さんらしくないよ。どうしたのかし
ら。」
どうかしたのかしないのか、ラリーは止まるとこ
ろを知らず、来る日も来る日も良いことしか口にし
ません。
数週間が過ぎて、ジョアンはそのような夫にも少
しずつ慣れてきました。そしてたまにはそのつもり
もあまりないままに、「どうもありがとう。」と言
うようになりました。彼女はこの事態を落ち着いて
受け止めていることで自分を偉いと誇りに思ってい
ました。ところがある日、本当に変なことが起きて、
彼女は全く当惑してしまったのです。
「ちょっと休むといい。お皿は僕が洗うから。ほら、
フライパンを置いて、台所から出て行って。」とラ
リーが言いました。
(長い長い沈黙があって)「ありがとう、ラリー。
ありがとう。」
ジョアンの足取りは軽やかに、少し自信もついて
きました。彼女は時々、知らず知らずのうちにハミ
ングさえするようになりました。もはや落ち込むこ
とも余りありません。「ラリーの新しい態度も悪く
ないわ。」彼女は思いました。
これで話は終わり?いえいえ、ある日、またとて
も不思議なことが起きたのです。ただ今度はラリー
ではなくジョアンだったのです。
「ラリー、長い間ここまで仕事に行って、家族を
養ってくれて本当にありがとう。今までお礼を言わ
なかったけれど。」
ラリーがどうしてそんなにも劇的に態度を変える
ようになったのか、ジョアンがいくら聞いても答え
てはもらえませんでした。人生のミステリーのまま
になりそうです。けれども私はそのミステリーと共
に生きることを感謝しています。
そう、私がジョアンなのです。
父に学ぶ ~がん患者の家族として ⑧~
渡部 真理
下咽頭・喉頭・右頚部リンパ節の全摘手術から28日経った平成16年8月25日、縫合した首
の傷口の3回目の抜糸をします。残り約40針、抜糸終了です。大きく十字に120針以上縫
合した首の傷口は皮膚が引きつっている部分もあり、元々細かった父の首が更に細く見え
ました。実際この頃の父は、身長約180センチで体重50キロ台後半まで落ちていましたの
で、首回りだけでなく体全体が痩せていました。
手術で見えるがんは全て摘出したものの、まだ見えないがんを叩く『後治療』が必要だった父は、主治医の説明
を受け抗がん剤治療を選択。経口型の抗がん剤を朝・夕一日2回4週間服薬する事になりました。手術前にも出来
るだけがんを小さくする為に、2週間同じ抗がん剤を服薬しましたが、体のだるさや食欲低下等の副作用はあった
ものの服薬中止するほどの激しい副作用はそれほどなかった„感じなかった‟ようです。
平成16年8月30日、声を失い音声によるコミュニケーションが全く出来ない状態の父は、言語聴覚士による言
語リハビリを開始します。機械を使って発声する方法と食道を利用して声を出す方法がありますが、2種類共挑
戦してみる事になりました。
機械を使った発声とは、長さ10センチ弱の円筒形をした『電気喉頭器』を使い、喉頭器の先端を喉の周りの皮
膚に押し当て、機械の電磁作用によって音を出す方法です。ただ押し当てればいいという事ではなく、喉頭器の
スイッチを押しながら的確な場所を押し当てないと、ほんの少しずれただけでもブーブーと雑音ばかりで何を
言っているのかさっぱり分かりません。音程に変化はなく一本調子な声はまるでロボットのようですが、メー
カーによって喉頭器の声質も多少違うようで、3種類の喉頭器を試してその中で気に入ったものを借り、病室でも
喉頭器を使う練習をしていきます。初日はさすがに難しいと言っていた父ですが、翌日には要領をつかみ始め、
どうにか聴き取れるくらいまで使えるようになります。
一方、食道を利用して声を出す方法とは『食道発声』といって、空気を食道に取り入れその入れた空気で食道
の壁を振動させて発声する方法です。簡単に言えば『ゲップ』の原理です。と言われても、これを自分のものに
するのは並大抵の事ではないという事も、父の状況を見てわかりました。年齢や手術の状態が個々に違い、発声
の仕方が違い当然リハビリの仕方も違ってきます。3回目の言語リハビリに私も同席してみましたが、何度かトラ
イした父は一つだけ音が出ました。体力と持久力を要し、終わった後はかなり疲れた様子の父。中にはリハビリ
を続けていても全く出来ない方もいるそうです。
この後の言語リハビリでは、後からリハビリを始めた他の患者さんに、父が喉頭器の扱い方を教えるくらいに
までなっていました。ただ、食道発声については地元の病院には食道発声を指導出来る言語聴覚士がいなかった
り、喉摘者の会„患者の会‟が存在しなかったりする為„東京等都市部には存在し、患者さんが指導者となって
教えて下さるそうです‟退院後は継続出来ない環境におかれてしまい、最初で最後のリハビリになってしまいま
した。環境だけでなくたびたび入院を繰り返すような体調でしたので、食道発声は諦めざるをえない状況でした
が、喉頭器の使用に関しては多少騒がしい場所や電話口からでもスムーズに聴き取れるまで使いこなしていまし
た。
退院が間近となってきた頃、これから父が生きていく上で色々と準備しなければならないものがあります。
まずは喉頭器と吸引器の購入ですが、喉頭全摘出者は音声機能の喪失と認められ、身体障害者手帳„3級‟が下り、
二つの購入に関して補助金も下ります。神奈川県は自己負担なく購入出来るのですが、父の場合„山形県‟は喉
頭器のみ一部自己負担が発生します。
それから繰り返しの説明になりますが、喉頭を全摘した父は鼻も口も気管や肺にはつながっていません。手術
で喉に100円玉サイズくらいの穴を開け„→永久気管孔‟そこで呼吸をしていますが、気管孔は直に肺につな
がっている為、孔をふさがないよう„窒息しないよう‟にしながらもほこりや水が入らないようにガードする必
要があります。そこで喉をガードするエプロン„ウィンプロン‟を何枚もまとめて購入します。
ウィンプロンは赤ちゃんのよだれかけのような作りですが、着けた時の実際の見た目はTシャツの襟首のような
感じに見えるので、一見重ね着しているようにしか見えず不自然さは全くありません。
平成16年9月7日、約1ケ月半の入院を経て退院。父の入院中、母は私の自宅から毎日病院へ通い、本当によく
頑張って父を支えていました。今後の通院先として、父は地元„山形県‟の病院は選ばず、今後もこのまま大学
病院„神奈川県‟での受診を続けていく事を選びます。次回の診察予約を4週間後に取り、羽田から飛行機で山形
県へ帰っていく両親を私は見送りました。
こうして父は4年7ケ月もの間、4~5週間に一度の頻度で一人飛行機で上京しては検査、異常„転移・再発‟があ
ればそのまま入院して治療し、終わればまた飛行機で帰るという生活を送ってきたのです。入院や主治医との面
談の度に私も病院へ足を運び、父に寄り添ってきました。
最後の入院の時は恐らくがんは全身に転移した状態。やっとの思いで父は飛行機に搭乗してどうにか病院に辿
りつきましたが、壮絶な入院生活を終えた約3ケ月後、平成21年1月16日深夜1時37分に旅立ちました。そしてそ
の日のうちに棺に眠る父を羽田から飛行機に乗せ、帰りたくても帰る事が出来なかった自宅へ連れて帰りました。
想い出すということ ⑨
竹川 和子
「忘却とは忘れさることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」
1952年に放送されたNHKのラジオドラマ「君の名は」の番組の冒頭で流れたナレーシ
ョンで、愛する人を忘れ去らなければならない悲しいドラマでした。
「忘却」という言葉をインターネットで検索した結果「忘却=思い出せないこと、忘れる
こと、心理学的には記銘段階での失敗」等その意味やまつわるエピソードがたくさん見つ
かりました。
年齢を重ねると確かに思い出せないことが増えてきますが、脳の病である認知症とは全く
異なるようです。昨日の食事内容を思い出せないのは物忘れで、よくありますよね。でも食事をしたという体験
そのものを忘れたり、食べ終わった直後に、食事の内容を思い出せないとなると、ちょっと心配になります。あ
る利用者さんは「私、なんでもすぐ忘れちゃうのよ~ハハハ」と笑って言います。不安になることもあるはずな
のに、いつも明るくてすごいなと思うのです。認知症になってしまった方のこころのうちはどんななのでしょう。
最近物忘れをするように成った 物忘れは悪いことです なさけない事です
物忘れは人にめいはくかける事はない だけど いやです
思うように言われないから 思うことが言われぬのが悪い事です
早く死にたいです それほど物忘れはつらいです
物忘れするのはもうどうしようもないがどうする事も出来ない
どうする事も出来ない自分は早く死にたいと思います
思ふことが出来ないから
物忘れする以前は思ふことが出来た 畑仕事その他なんでも出来た
(中略)
何がしたくてもやる気があっても 何をして良いかわからない
する事を言ってもらったらまだやれる
何もする事がないから死んでも良いと思ふ
することが有ればまだまだ長いきしても良い
私の農業日記 ⑫
「私は誰になっていく
の?」~アルツハイマー病
者からみた世界~„クリス
ティーン・ボーデン著‟に
掲載されている詩です。吾
郷源市さんという方の手記
からでタイトルは「長生き
しても良い」で物忘れをす
るようになってしまった苦
しみが書かれています。
福田 加奈子
だんだんと暖かい日が増えてきましたね。今年のスギ花粉は例年の倍の量
とか・・・花粉症の方にはつらい季節となってきましたが。バイク通勤の私にと
っては嬉しい季節となってきました。今後も事故には気をつけながら訪問の
お仕事をしていきたいと思います。
話はぜんぜん違いますが、先日農業をしている友人から“しいたけの菌床”
というものをいただきました。友人が言うには、きのこやさんから肥料作り
のために貰ったのだけど、まだ2,3回はしいたけが取れるからやってみて。
とのこと。20cm四方の茶色い塊を一晩水につけておき、水から上げたら
適当な大きさの箱に入れておく。直射日光は避けて、湿気が適度にあるようにすると勝手にどんどん
出てくるというのです。早速実行してみましたが、恐るべししいたけの生命力。
水につけてから3日後、菌床の周りにわんさかしいたけが出てきている。ちょっと異様な様子に戸惑
いながらも、良く観察していると、朝2〃3cmだったものが、夕方仕事から帰ると4〃5cmにな
っている。
きのこも生きているのだな。と感じ、採ってしまうことに躊躇
していましたが、おもいきって自宅できのこ狩り。
天ぷらにして美味しくいただきました。
まだまだ出てきているのでしばらくは楽しめそうです。
そういえば、地震が多いときのこが良く採れる。というのをテ
レビで聞いたことがあったのですが、水につけた菌床に振動を
与えると良く出てくるようになるそうです。マツタケも同じよ
うに栽培できればいいのになぁ。と思いながらしいたけ料理を
ほおばる今日この頃です。
いなか通信
Vol.3
一過性脳虚血発作„いっかせいのうきょけつほっさ‟
という名前を聞いたことがあるでしょうか。
漢字を見ると何となくは想像がつくと思いますが、一過性脳虚血発作について
調べるとこう書いてあります。
「脳に行く血液の流れが一時的に悪くなり、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れ、
24時間以内、多くは数分以内にその症状が完全に消失するものをいいます。脳梗塞(のうこうそく)
の前触れとして重要です。」簡単に言うと、脳梗塞のような症状が数分くらいで消える状態というこ
とですね。そして後半に大事なことが書いてあります。
「脳梗塞の前触れとして重要です。」そうです。ですからこの一過性脳虚血発作を見逃さずにしかる
べき処置をすれば、脳梗塞を防ぐことも可能だということです。
今思えば、うちの主人にも一過性脳虚血発作が何度か起こっていました。
そして、残念ながら私は何度も見逃してしまっています。
今回はその時の出来事をお話ししようと思います。
先月号で、初売りのスーパーの真ん中で主人が立ちくらみを起こして座りこんでしまったことをお
話ししました。その後、数分して主人は自力で立ち上がり、ふらふらしながらも自分で車まで戻れた
ので、助手席に座らせた後、私は安全運転で家に戻ることにしました。
それから何も起こらない状態が20分くらい続いて、主人が「何か飲みたい」と言ったと思います。
私は運転中だったので後ろに乗っている子供にペットボトルのふたを開けてもらい主人に渡すように
言いました。子供はお茶のペットボトルを主人に「はい。」と差し出しました。
ですが・・・反応なし。お茶を受け取らない。
子供がさっきより手を伸ばし、「はいー。」と差し出します。
・・・それでも反応なし。自分から飲みたいと言ったのに。
何が起きたの?
運転中ながらも気になった私は主人のほうをちらっと見ました。
起きています。意識もあります。ペットボトルのほうもちゃんと見ているのですが
それを受取らず、ボーっと見ている主人。表情は硬く、にらんでいるようにも見えました。
ふざけているのかと思いました。「飲まないならいいよ。」と子供はペットボトルを引っ込めました。
„ほかの人ならば不審に思ったかもしれませんが、主人は時々そういうふざけ方をする人でした。そ
れが余計にわからなくさせる原因だったと思います‟
それから主人はトイレに行きたいと言い、パーキングエリアを見つけて車を停めると、
なぜか地雷をよけて歩く人のようにおそるおそる歩き出し、手をぶらぶらふったり、足を上げたりし
ています。そして大きく伸びを一回した後、普通に歩きだし、トイレに入って行きました。
そしてトイレから戻った主人は「もう大丈夫」と安心したような顔。
何が起きたかお分かりでしょうか。
そばにいたのに、私にはわかりませんでした。あとから主人に聞くと、この時「ペットボトルに手を
伸ばそうとしたが、どんなに頑張っても手が動かなかった」と言っています。しかも手が動かないの
にも関わらず何も言わずボーっと一点を見つめていました。そしてトイレに入る前は、さっきは動か
なかった手足がちゃんと動いているか確かめていたのでした。今考えればこれは一過性の脳虚血発作
以外の何者でもないのですが、自分の家族の普段の出来事となると、こんな風に何でもない出来事と
して片づけられてしまいがちだという雰囲気がなんとなく伝わったでしょうか。
この出来事が1月3日ですから、私はこの重要なサインを見逃し、入院するまで実に20日間もそ
のままにしてしまったことになります。あの時に気付いていたら、なんて思っては見るものの、
今考えてもこれを見逃さずに気がつけた自信がありません・・・。
次号に続きます。
これ普通じゃないがん?
~福岡編~
平 智実
ついにこの季節がやってきました。昔は大好きだった春がある時を境に私を苦しめる
季節になりました。ひどい時は苦しくて夜も眠れないくらい…くしゃみ、鼻水、鼻づま
り…そうです!花粉症です。噂によると今年の花粉は去年の10倍になるとか…想像でき
ません。花粉症の皆さん!頑張ってこの季節を乗り越えましょう。
今回は福岡編です。
ちなみに福岡は私の行ってみたい県ベスト3に入っています。笑
まずは福岡県のプチ情報から紹介します。福岡県には玄界灘、周防灘、有明海の豊富な
漁場があり、水揚げ高は全国第1位。スーパーでは様々な新鮮な海の幸が安く手に入り
ます。その中でもサバやイワシなどの青魚の購入金額が日本トップレベルなのです。また、福岡名物明太子は
形が立派なものは高額なため、県民も贈答品として使用していて、切子と呼ばれる形の悪いものが日常購入さ
れているそうです。魚介類だけではなく、福岡はうどん・そば発祥の地とも言われています。また、とんこつ
ラーメンは久留米の南京千両というお店が元祖だそうです。
次に福岡県民のちょっと変わった言葉を紹介します。普通、注射の針が刺さった時の擬音語といえば「チクッ
とする」言いますが、福岡県民はそういう時に「チカッとする」と言うそうです。「チカッ」といえば光を表
現するときに使うイメージですが…福岡でこのような表現をする理由としては、「よい」が「よか」、「楽し
い」が「楽しか」となるように「カ」という音がよく用いられるところからきているのです。
最後に漁業が盛んな福岡ならではの珍味を紹介します。柳川市に住む福岡県民
は夏にクラゲを生で食べるそうです。クラゲと言えば中華料理の前菜や和食の酢
の物として使用されていますが、それはスーパーの乾物コーナーにある塩クラゲ
というものです。しかし柳川市では生のクラゲの笠の部分のみならず足の部分も
食べるのだとか…一般的に生で食べられているのは赤クラゲ„ビゼンクラゲ‟と
呼ばれる主に有明海や瀬戸内海に生息する食用クラゲなのです。生姜醤油で食べ
るそうですが、味は無いんだとか!食感を楽しむものなんですかね??
主に酢の物やクラゲ素麺にして食べるみたいです。
クラゲも良いですが、ラーメン大好きの私としては福岡に行ったら
やっぱり本場のとんこつラーメンを食べてみたいです!
寒い朝には
松田 知之
三寒四温のこの頃でございます。日々、日が長くなり、鳥達の歌声にも春の足
音を微妙に感じとっているかのような響きが感じられる今日この頃ではあります
が、朝方などはまだまだ寒いですね。そんな時、かつて埼玉県の営業所に勤務し
ていた折に暮らしていたA市のボロアパートでの日々を思い出します。木枠の窓
ですから、風がちょこっと吹いただけで、どんなにしっかり締めていても、カー
テンが波打ちます。屋内に置いておいた植木鉢に霜が降りていました。そんな家
では、寝る時布団から肌を露出させてはいけません。もちろん顔も例外ではあり
ません。うっかり顔を出して寝ようものなら、目玉が冷えすぎて目が覚めてしま
います。そんな時には息苦しいのを我慢して布団内に避難し、両の手で目を押さえて目の玉を温めま
す。悲しい事に、そのころの私にはアイマスクを付けるといった知識が有りませんでした。電話が
鳴っても、なぜか受話器が結露で凍りついて持ち上がりません。トイレはもちろん汲み取り式で、換
気扇装置が不調の為、なんとなく部屋全体に不自然な香りが強制的に漂っていたのがなつかしく思い
出されます。そして、ゴキブリやネズミとの食料の争奪戦は凄惨を極め、しかもいつも私の完敗であ
りました。金もなくて近所のスーパーで買う“しか肉のメンチカツ”„ここでしか売ってないし、安
かった‟がごちそうでありました。あー、そういえば、雨漏りもひどかったなー。なんというノスタ
ルジーでしょう。そんなほぼ野宿に近い生活は、私にとってエキサイティングな毎日を提供してくれ
ました。そして、この家は夏を迎えると、冬とは間逆の環境をもたらしてくださいます。ビバ埼玉!
つづく・・・?
戦争の過酷な体験をされた方々には、鼻で笑われそうな話ではありますが、緑がまぶしい田園都市、
世田谷でのんびり成長してきた「おぼっちゃま」の私が体験したプチサバイバルのお話でした。楽し
んでいただけたでしょうか。
雪が降って
小笠原しげ美
みなさま、お元気にお過ごしでしょうか。もう3月、三寒四温を繰り返しな
がら春になって行くんですね。2月は雪が降りましたね。雪景色を見られるの
は、ちょっと嬉しかったのですが、降った後が大変ですものね。すぐに止んで
くれホットしていました。東北の方々の今年の豪雪は本当に大変なことでした
ね。最近の藤沢では、雪がぱらつくことはあっても、積もるようなことは殆ど
なくなりました。昔は一冬に2、3回は15センチ位雪が積もっていたと思い
ます。やはり地球温暖化によるものなのでしょうか。
うちの子どもたちが小さい頃、帽子と手袋とマフラーをして雪の中に飛び出し、一緒に雪合戦をし
たり小さな鎌倉や雪だるまを作って遊んだのを思い出します。楽しかったなぁ。しばらく遊ぶと家に
帰って、濡れた服を着替え一休みして温まり、また支度して雪遊びに出かけて行きましたっけ。子ど
もは風の子ですね。(私も若かった。)
今の子どもたちはお家でゲーム遊びをすることが多くなってしまいましたが、やはり外に出てたくさ
ん遊んで欲しいですね。そして大勢のお友達と遊んで欲しいです。たくさんの人と関わることは大事
なことですよね。兄弟げんかや友達とのけんかも大事な経験ですね。
経験してみて、こんなことされると相手はイヤな思いをするんだなぁ、
と学んで行くんですね。そして相手を思いやる気持ちを学んだり・・・。
それから今、核家族の家が増え、おじいちゃん、おばあちゃんとふれ
あうことが少なくなってしまったので、子どもたちとお年寄りが自然に
ふれあい、子どもたちがお年寄りの話相手になったり、お年寄りが子ど
もの面倒をみたり、自然な形で関わっていけるといいなぁ、と思います。
お年寄りも子どもたちもみんなで生き生きと暮らせる世の中にして行き
たいです。
それではまた来月お会いしましょう。
はじめまして
中本 郁美
はじめまして。
2月よりネイチャーセラピー亀吉に入りました中本郁美です。
まだ入ったばかりであやしくウロウロする事が多い私ですが
利用者の皆さま、スタッフの皆様のおかげで毎日楽しくやら
せて頂いてます。
自宅は自転車で10分。湘南モールの近く
です。家族は・・・主人・娘2人・・・
猫6匹です。
猫はこんなに多く飼うつもりはありませんでしたが拾ったりもらったりして
気付いたら・・・といった感じです。
いちばん大きい子は今年で12歳の女の子。名前は「みゅう」です。
大雨の日にとぼとぼ歩いてる所にでくわして手に取りました。
家に来た時は猫風邪にかかっていたみゅうですが頑張った
結果完治!今では体重8キロ、後ろ姿はパンダみたいなかわいい
娘に育ちました。
毎年冬はストーブの前にどっかり座りストーブが
付いてないと「にゃおん!」
と鳴きストーブを催促!ぬくぬく過ごしています。
うちの毛むくじゃらの長女
とってもやさしく美人さんです。
猫のことで頭いっぱいの私ですがよろしくおねがいします。
食欲と芸術の
カルチャーセンター亀吉の2月は、「食欲と芸術の冬」だった
と言っても過言ではありますまい。まず、なんとなくフワっと
した思い付きでやってみたパフェパーティーだったのに、各自
が思い思いにデコレートした魅惑のパフェは、いつのまにかデ
イキャスト以外の野次馬も巻き込みながら、みんなのお腹に消
えていったのでした。
続いて、亀吉工忚がいよいよスタートいたしました。ご利用者
様の豊かな感性が、色・模様・構成になって見事に反映された
作品には、どれも余計な迷いがなく、出来栄えはシュールレア
リズムの巨匠ポール・ラッシュだってきっとビックリです
„誰?‟。この調子で素晴らしい作品が続々と生み出されるの
では、とハラハラどきどきの今日この頃です。それでは、実物
は3号店の店頭に並ぶ日まで、もうしばらくお待ちください。
ひな祭り
節分が終わったかと思えば、もう桃の節句がやってきま
した。今回はキレイな千代紙を使ってお内裏様とお雛様
を作りました。まずはそれぞれ好きな柄の千代紙を選ん
でもらいました。これは着物の柄になるので皆さんとて
も真剣にコーディネートを考えていました。コーディネ
ートが決まったところで着物を折り、頭をつけて顔を書
いてあげればあっという間に出来上がり!自分の好きな
柄の着物を着たお内裏様とお雛様が完成しました。
お菓子作り
最近よく作っているのが、「たこ焼き器で作るベビーカス
テラ」です。ホットケーキミックスにココアや抹茶の粉を
交ぜたり、中にあんこを入れてみたりといろんな味に挑戦
中です。メンバーさんたちも職人になったように慣れた手
つきでコロコロとベビーカステラをひっくり返します。と
っても簡単でおいしいのでオススメのお菓子です!
亀吉新年会 と誕生会
新年会の2月19日、当日は20名の方にお集ま
りいただきました。お料理やお酒を持ってきてくだ
さった方もいて、とても賑やかな会となりました。
当日誕生日の方がいらっしゃり、乾杯の前にみん
なでバースデイソングを歌い、花束を渡した後、
ご本人に乾杯の音頭を
とっていただきました。
後日、ご本人から素敵な
お手紙をいただきました。
特別なことではなく、
いつもみんなで集まって、
楽しくわらって過ごす。
これからも、亀吉は
そういう場所でありたい。
そう思っています。
日時 4月2日(土)11:00~14:00
定員
対象
会費
場所
内容
先着25名程度
どなたでもOK
男性1500円 女性1000円
亀吉2号店(鵠沼海岸6-2-23)
バーベキュー(食べ放題・飲み放題)
飲んで・食べて・しゃべって・・・
※雨天時 屋内でローストビーフ
施設内外禁煙です
花より団子パーティのお知らせです。
桜はございませんが、2号店のたくさん
の緑に囲まれながら、バーベキューはい
かがですか。どなたでも参加できます。
皆さんで楽しいひと時を過ごしましょう。
ご予約・お問い合わせは
憩いのサロン亀吉まで
0466-65-3881
花より団子の会
【傾聴連絡会】
3月19日(土) 14:00-16:30 第三回傾聴セミナー
「藤沢市民会館 第一集会ホール」
4月21日(木) 17:30-18:30”よりそい”メンバー交流会
18:30-20:45 定例勉強会
「藤沢市市民活動推進センター」
【傾聴かなコミ21】
3月15日(火) 9:30-11:30 定例勉強会
「神奈川県民活動サポートセンター」
4月12日(火) 9:30-11:30 定例勉強会
「神奈川県民活動サポートセンター」
※非会員の方でも事前に連絡を頂ければ傍聴できます。
【発行元】
NPO法人シニアライフセラピー研究所
神奈川県藤沢市辻堂太平台2-6-13
E-mail [email protected]
「亀吉」編集部
TEL 0466(34)8550 FAX 0466(34)8552
HP http://www.senior-therapy.org