造替の文化と世界遺産 - 公益財団法人 ユネスコ・アジア文化センター

ACCU奈良 文化遺産国際セミナー
造替の文化と世界遺産
春日大社 第59次式年造替時の回廊修理
平成28年1月9日
(土)
13:00 開演 16:00 終演
春日万燈籠(撮影:矢野建彦氏)
会場:ならまちセンター・市民ホール
定員 300 名 参加費無料 手話通訳付
講演1
13:10 ~ 13:55
岡本 彰夫氏 (前春日大社権宮司)
【春日大社 式年造替の文化を考える】
講演2
13:55 ~ 14:40
千種 清美氏 (文筆家/皇學館大学非常勤講師)
【伊勢神宮 式年遷宮の文化を考える】
座談会
15:00 ~ 16:00
【造替の文化と世界遺産】
稲葉 信子氏 (コーディネーター/筑波大学芸術系教授)
岡本 彰夫氏
千種 清美氏
主催:公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所 後援:奈良県、奈良市
ACCU奈良 文化遺産国際セミナー
「造替の文化と世界遺産」
奈良では今、春日大社の第60次式年造替が行われています。そこで今回のセミナーは、今が好機と考え、「造替の文化」を話題
に取り上げてみました。20年に1度の造替は、社殿はじめ御神宝や装束などの一切を新調し、常に若々しい大社の姿を伝えてきま
した。人々の信仰を背景に、長年にわたって継承されてきた造替の文化こそ、春日大社の文化遺産を今日に伝えてきた源でした。
忘れてはならない知恵や技術などの継承も、ともに行われてきたのです。
ところで、そうした造替を文化遺産として見る眼は一様ではありません。建造物を例にとると、創建当初のオリジナルの建物に
価値を求めようとするユネスコの世界遺産の考え方などは、随分と異なるものです。私たち祖先が1300年余にわたって継承して
きた造替の文化に、果たして、顕著な普遍的価値を認めることはできないのでしょうか。
本セミナーでは、春日大社と伊勢神宮を長年にわたって研究されてきた先生方のお話と、世界遺産の専門家を交えた座談会を予
定しています。造替の文化と世界遺産を切り口に、私たち将来の文化遺産保護のあり方について考える機会にしたいと思います。
平成21年に架け替えられた内宮宇治橋(撮影:千種清美氏)
平成25年10月の式年遷宮で新しくなった内宮板垣(撮影:千種清美氏)
【申込方法】
3名様までお申し込みできます
(申込者1名につき、他に2名様までお申込可)
郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を明記の上、
①はがき ②ファックス ③Eメール
④ホームページ(お問い合わせフォームをご利用ください)
にてお申し込み下さい
【締切日】
平成27年12月15日(火) 必着
申込締切後、受講票をお送りいたします
【定員】
300名(申込み多数の場合、抽選とさせていただきます)
【問い合わせ先】
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所
〒630-8113 奈良市法蓮町757 奈良県奈良総合庁舎1階
TEL:0742-20-5001 FAX:0742-20-5701 Email: [email protected]
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