株式会社Jストリーム様 導入事例 C A S E S T U D Y 『KDDI インターネットゲートウェイ』 とIXを利用して 多様化するストリーミング配信の基盤となる 高速、広帯域、低遅延のネットワークを構築 ストリーミング配信事業のパイオニアとして多様な顧客ニーズに応え続けているJストリーム様は、 ユーザの増加、配信コンテンツの高画質化などに対応するインターネット環境の拡充を早くから考えていた。 「KDDI インターネットゲートウェイ」 に加えJPIX ※ を経由した スムーズな配信サービスを支える高速、高品質なネットワーク基盤を確立している。 KDDI インターネットゲートウェイ ご導入サービス・ソリューション 課題 ご提案・導入効果 1 トラフィックの大幅な増加に対応するために、 接続が必要と早くから考えていた。 高速・広帯域なネットワーク環境を従量課金のリーズナブルな料金体系で実現。 2 3 よりスムーズな配信を実現するために、 アジア最大級のIX(インターネット相互接続点)である 全国のISP事業者と直接接続できる高速・広帯域で JPIXのIXポートサービスを利用して、低遅延かつ 低遅延なネットワーク基盤が必要だった。 KDDI インターネットゲートウェイとの冗長性を同時に実現。 ネットワーク導入後も、仕様の拡張や移行について インターネットバックボーン運用に精通したKDDIの専任SEと 適切な計画の立案、技術サポートを行ってくれる サポートセンターが一体となって対応。 優れたパートナーを求めていた。 豊富なBGPネットワーク構築・運用経験を生かしてスムーズな移行を支援。 国内、海外で最大級のバックボーンを有する 高速かつ大容量のインターネットバックボーンへの 「KDDI インターネットゲートウェイ」 を採用。 「KDDI インターネットゲートウェイ」 とIXへの接続によるネットワークの概要(2011年1月) Jストリーム様 大手町サイト インターネット KDDI インターネットゲートウェイ 10G回線 ISP-X ISP 他IX 複数事業者と接続 ISP 複数事業者と 接続 ゲートウェイ 01 コアスイッチ 01 ゲートウェイ 02 コアスイッチ 02 1G回線 10G回線 10G回線 … JPIX ISP-Y 10G回線 ポイント1 ポイント2 KDDI インターネットゲートウェイは、 大量の光回線を収容でき、 国内・海外 最大級のバックボーンと高スループットを実現。大容量のストリーミング コンテンツの高速配信を支えます。 KDDI インターネットゲートウェイと併せて、IXで国内主要ISP事業者と 相互接続し、低遅延かつ安定したマルチホーム環境を実現。大規模な お客さまBGPネットワークの運用もKDDIがサポートします。 ※JPIX:日本インターネットエクスチェンジ http://www.jpix.ad.jp/ C A S E S T U D Y 『KDDI インターネットゲートウェイ』 とIXを利用して 多様化するストリーミング配信の基盤となる高速、広帯域、低遅延のネットワークを構築 国内、 海外で最大級のバックボーンを有する 「KDDI インターネットゲートウェイ」 を採用。 高速・広帯域なネットワーク環境をピーク従量課金のリーズナブルな料金体系で実現。 ストリーミング配信事業の第一人者として豊富なノウハウを持ち、 顧客の多様なニーズに応え続けているJストリーム 様は、視聴ユーザの増加や、配信コンテンツの高画質化などによるトラフィックの大幅な増加を踏まえて、 より高速・ 広帯域のインターネットバックボーンへ接続する必要性を早くから感じていた。 同社では、視聴するユーザに応じて最適なネットワークを選択してスムーズな配信を実現するために、広帯域かつ 高品質なネットワークサービスが必要だった。 この要件を満たすインターネット接続サービスとして「KDDI インターネットゲートウェイ」 が選ばれ、2003年から利用を始めている。 「弊社のお客さまは、 ライブ中継やキャンペーンに伴う大規模配信をはじめ、非常に厳しい要件をお持ちのところが 多いので、 ネットワークのスペックも高水準のものが求められます。 また、 さまざまな視聴ユーザに合わせて最適な 環境を提供するには、 そもそもユーザが多いネットワークを確保することはとても大きなポイントです。KDDIは、 最大級のバックボーンに加え、 エンドユーザ、企業ユーザとも多く、品質面でも高い評価を得ており、 コンテンツを 配信に適した使いやすいネットワークをご提供いただけていると思います。料金プランをピーク従量課金にすること で、弊社はコスト面で安定した状態を保てますし、 お客さまに対してもリーズナブルな価格でサービスをご提供でき ます。 この点でも非常に助かっています。」 と久保氏は語る。 株式会社Jストリーム 技術部 次長 兼 インフラサポート課長 久保 智尋 氏 アジア最大級のIX (インターネット相互接続点)であるJPIXのIXポートサービスを利用して、 低遅延かつKDDIインターネットゲートウェイとの冗長性を同時に実現するネットワークを構築。 スムーズな配信のために、 各ISP側にサーバを設けてコンテンツを置くケースは珍しくないが、 すべてのユーザに対して 行うのは現実的ではない。 同社は2004年にJPIXへ加入し、 ここを介して主要なISPと相互接続を行うことで、 直接的 にトラフィックを流せる低遅延なネットワーク環境を整備し、品質の高い配信を実現している。 その当時JPIXにコンテンツ事業者が加入することは珍しく、先見性の表れともいえる。 KDDI株式会社 サービス運用本部 ソリューション運用センター 木幡 祐亮 氏 「ユーザに近いところから高品質な配信を行いたいという弊社の狙いから、IXの利用を始めました。 お客さまもIX への接続があるということで非常に安心されるケースは多いですね。」 と久保氏は語る。 インターネットバックボーン運用に精通したKDDIの専任SEとサポートセンターが一体となって対応。 豊富なBGPネットワーク構築・運用経験を生かしてスムーズな移行を支援。 同 社 は2009年10月にKDDI インター ネットゲ ートウェイのBGP(Border Gateway Protocol)接 続を 1Gbpsから10Gbpsへアップグレードし、 ネットワーク環境のさらなる拡充を図っている。KDDIの適切な対応 によって作業は計画どおり進み、 スムーズな移行ができたと久保氏は語る。 「移行の際には、回線のご提供から技術的な相談、切替手順のアドバイスなど、いろいろな面で熱心にサポート いただきました。 日々の対応もしっかりしており、非常に安心して利用させていただいています。今後も通信事業者 としての強みを生かしていただき、 さまざまな課題を一緒に解決していくことができればと思っています。」 「今回の移行にあたっては、 エンドユーザへの影響を最小限にすべくJストリーム様と一緒になって移行計画を作り 上げ、無事完了することができました。国内最大級のストリーミングバックボーンがさらに拡充され、非常に嬉しく 思います。」 と木幡氏は語った。 次の戦略 IPv6やNGNへの対応を検討中 スマートフォン向け配信への取り組みも 多様なニーズに応えられる環境整備を進める IPv6への対応は積極的に取り組んでいく必要があると考えており、 ネットワーク接続の検証もすでに行っています。NGN(次世代ネット ワーク)への対応も検討すべき課題ですね。 お客さまからリクエストが あったときに、 すぐ応えられるように準備を進めておくことが大切です。 最近は海外への配信や、海外から日本へのライブ中継といったものが 増えています。 また、 スマートフォン向けの配信も問い合わせが多いです。 PCや一般的な携帯電話向けの配信とは異なるので、設備を別枠で用意 するなど、 こちらもきちんと対応していきたいと考えています。 KDDIには、 これからも新たなネットワークのニーズに対応した技術 サポートや新サービスの提案を期待しています。 株式会社Jストリーム CORPORATE PROFILE 本社所在地 東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル6F 設 立 1997年(平成9年)5月 資 本 金 21億8,237万円 (平成22年3月末現在) 社 員 数 連結367人 (平成22年3月末現在) U R L http://www.stream.co.jp/ 1997年、 日本初の動画配信専門事業者として設立。 国 内 最 大 級の動 画 配 信 向けCDNを有する。各 種 ネット端末向けの動画やリッチコンテンツ配信を 企画、制作段階からトータルでサポート。年間取引 実績700社を超える。 http://www.kddi.com/business/ [商品に関するお問い合わせ] [email protected] 1102 B0191
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