12月14日(月曜日) ドバイのイスラム債償還 に絡むニュースに注意 ユーロ/円 ユーロ/ドル 豪ドル/円 11日(金)の主な推移 ユーロ/円 ③ ① ③ ② ② ユーロ/ドル 豪ドル/円 ③ 期間 : 11日(金)朝7時~12日(土)朝7時 ※チャートは30分足 ① 日本時間にて表示 出所:外為どっとコム ① 11 時に発表された中国の一連の経済指標のうち、11 月の鉱工業生産が予想を上回る伸び(19.2%増) を示したことで、オーストラリア経済への好影響が連想され豪ドル/円が上昇すると、ユーロ/円もつれ 高となった。その後、日経平均株価が後場終了間際に一段高となると、積極的にリスクを取る動きから ユーロ/円や豪ドル/円などのクロス円の上昇に弾みが付いた。 ② 欧州株が高く始まったことや、ギリシャ首相の「ギリシャが債務不履行に陥り、ユーロから離脱する可能 性はない」との発言を支えにユーロはドルや円に対して上昇した。 ③ 米 11 月の小売売上高が前月比で+1.3%の伸びを示し予想を大きく上回ると、米長期金利の上昇を背 景にドル買いが強まり、ユーロ/ドルは大きく下落した。この小売売上高の好結果を受けて、NY株式市 場が堅調となったことから、クロス円(ユーロ/円や豪ドル円など)が上昇する場面もあったが、ユーロ/ド ルでのユーロ売りや豪ドル/米ドルでの豪ドル売りに押される形でクロス円も下落した。 巻末の特記事項を必ずお読みください。 Page 1 外為どっとコム総研 外為トゥデイ http://www.gaitamesk.com ユーロ/ドル、ユーロ/円の要因 豪ドル/円の要因 ・リスクを取ることに積極的になる動きから、円売り、 高金利通貨買いの流れ(ユーロ/円上昇要因) ・主要新興国(BRIC s)を中心にドル離れに動くとの 観測(ユーロ上昇要因) ・米低金利政策長期化観測に伴う米長期金利の低 下(ユーロ/ドル上昇要因) ・米景気回復に伴う米長期金利の上昇(ユーロ/ド ル下落要因) ・リスクを取ることに消極的になる動きから、円の買 い戻しの流れ(ユーロ/円下落要因) ・欧州要人によるユーロ高けん制発言 ・リスクを取ることに積極的になる動きから高金利 通貨買いの流れ(豪ドル上昇要因) ・豪利上げ観測に伴う日豪金利差の拡大(豪ドル 上昇要因) ・豪州中銀による大幅利上げ観測の後退(豪ドル 下落要因)・株価、資源価格の下落(豪ドル下落要 因) ・リスクを取ることに消極的になる動きから、 円の買い戻しの流れ(豪ドル下落要因) 本日の見通し 本日の予想レンジ ユーロ/ドル: 1.4500-1.4750 ドル ユーロ/円 : 128.30-130.80 円 本日の予想レンジ 豪ドル/円: 79.30-81.80 円 明日から始まる米FOMC(発表は日本時間 17 日 早朝)で米国の超低金利の「長期化」が引き続き示 されるのか、11月の雇用統計や小売売上高の強 い数字を受けて、一部には早期利上げ期待が台頭 するなか、「長期化」の文言が修正されるのか注目 が集まる。したがって本日はFOMCの結果待ちで 様子見姿勢が強まりそうである。また、本日はドバ イ・ワールド傘下の不動産会社「ナヒール」のイスラ ム債の償還日にあたり、この債券が無事に償還さ れるのかどうか(英国・ユーロ圏の銀行が債務返済 延期に同意するのか)で、ユーロ相場の展開は大き く変化しそうなことも、投資家が様子見気分を強め る要因となりそうである。 本日及び明朝の注目イベント 本日の豪ドル/円相場は、ユーロ同様ドバイの 「ナヒール」社のイスラム債の償還が無事に行わ れるのかどうか(または英国・ユーロ圏の銀行が債 務返済延期要請を受け入れるのか)を見極めるた め、様子見姿勢が強まるであろう。ただ、11月の豪 雇用統計の好結果を受けて2月の理事会での利 上げ期待が台頭していることもあり、明日 15 日に 公開される 12/1 のRBA理事会の議事録で次回 以降の利上げペースへの言及が焦点となってい ることから、豪ドル/円の大幅な下落は考えづらい。 ※注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示 日付 時間 注目 度 12/14(月) 19:00 ○ (ユーロ圏) 10 月鉱工業生産・季調済 [前月比] 12/15(火) 9:30 ◎ (豪) RBA 議事録(12/1 分) 経済指標、イベント等 日本時間での表示 前回発表 数値 市場予想 +0.3% -0.7% — — ※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、※予定一覧は信頼性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、 内容の正確性を保証するものではございませんので事前にご留意くださいますようお願いいたします。 本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測 等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式 会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©2009 Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. www.gaitamesk.com Page 2
© Copyright 2026 Paperzz