やじきた道中てれすこ (Three for the Road)

日本映画祭2015
上映作品紹介
上映作品は、日本語(音声)+英語字幕です。
かぐや姫の物語(The tale of Princess Kaguya)
原作は、日本最古の物語として有名な「竹取物語」
。
昔むかし、竹取りの翁(おきな)が、光り輝くタケノコから小さな女の子を見つけます。
翁と媼(おうな)に「姫」と名づけられ、近所の捨丸(すてまる)らには「たけのこ」と呼ばれ、
日々を楽しく過ごしていた姫。
美しく成長した姫のため、翁と媼は都への移住を決意します。
そして「なよたけのかぐや姫」と命名された姫は、5 人の公達から求婚されますが、
姫は想像もつかない結婚の条件を突きつけます。
そして、映画のキャッチコピーだった「姫のおかした罪と罰」とは一体?
監督:高畑勲(代表作:火垂るの墓)
出演:
朝倉あき:かぐや姫(声)
地井武男・三宅裕司:竹取の翁(声)
宮本信子:媼(声)/語り
高良健吾:捨丸(声)
制作:スタジオ・ジブリほか
制作年:2013年
上映時間:137分
「かぐや姫の物語」/(c) 2013 畑事務所・GNDHDDTK
幸福の黄色いハンカチ
(The Yellow Handkerchief)
新車を買って、あこがれの北海道をドライブする欽也(武田鉄矢)は、一人旅の朱美(桃井かおり)をナンパし
て二人で旅を続ける。途中、網走刑務所を出所したばかりの中年男・勇作(高倉健)と知り合い、3 人は旅を共
にすることに。やがて勇作は、
「自分を待っていてくれるなら、家の前に黄色いハンカチを掲げておいてくれ」
と妻に手紙を書いたことを打ち明ける・・・。
刑務所帰りの中年男が、偶然出会った若い男女とともに妻の元へ向かうまでを描いた山田洋次監督によるロード
ムービー。過去を持つ主人公の物語と若いカップルのラブストーリーが北海道の四季とともにつづられ、1977
年に公開されるや大ヒットを記録し、その年の映画賞を独占した。主演は名優・高倉健、その妻役に倍賞千恵子、
製作当時映画初出演の武田鉄矢、桃井かおりらが共演。
監督:山田洋二
出演:高倉健 倍賞千恵子 桃井かおり 武田鉄矢
制作:松竹ほか 制作年:1977年 上映時間:108分
やじきた道中てれすこ
(Three for the Road)
古典落語の「てれすこ」などを下敷きに、弥次・喜多が珍道中を繰り広げる人情喜劇。歌舞伎の中村勘三郎が弥
次、柄本明が喜多に扮し、小泉今日子演じる花魁と東海道を旅する。他にラサール石井、間寛平、國村隼、吉川晃
司、藤山直美なども共演。
時は太平、大阪で"てれすこ"と呼ばれる不思議な生物が捕獲され、人々の話題を集めていた頃。江戸の遊郭では、花
魁・お喜乃(小泉今日子)が、自分に思いを寄せる弥次郎兵衛(中村勘三郎)に言い寄り、足抜けの画策をしていた。そ
んな中、弥次郎兵衛は幼馴染みの喜多八(柄本明)と思わぬ形で再会。江戸を脱出した弥次さん喜多さん、お喜乃の
珍道中が始まるが・・・。
監督:平山秀幸
出演:中村勘三郎 柄本明 小泉今日子
制作:松竹ほか 制作年:2007年 上映時間:107分
(以上)