第9号

(第 1号 か ら 8号 はホ ー ムペ ー ジをご覧 ください。)
4月 4口 第 9号
発行 日 平 成 49年
発行 多 可町図書館
〒67舛1133 多可郡多可町 中区糀屋 434-11
TEL
0795(32)5170
FAX
0795(32)5171
http!//www`立
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心
報
!移
祝ぱ
題穏
一
畿
﹁
だか ら 図書ヨ
館に 行く ﹂
絵本作家 鈴 木 千 春
。
、
図書 銘 か ら の電 話 はド キ ッ と す る あ っ ま た や っ て し ま った
か ? 返 却 日は 過ぎ てた っけ ?調 査 依 頼 を し てた っけ ? 予約 本 にり
、
ク エスト 本 。と ま あ カ ウ ンタ ー に いら っしゃ る職 員 の方 々 には 、
。
い つも お 世 話 にな っ て い る お ま け に与 口自 作 本 の貸 出 を チ ェ ッ
ク し ても ら う 。 改 にブ ラ ッ ク リ スト に 上が っ て いる の では な いか
と 思 う ほど だ 。 そ れ に し ても 今 回 の電 話 には ま い った。 ド キ ッ と
し て、 エツ と い てウ ー ンと う な っ て し ま った。 紙 面 ト ップ の原
。篇
、
を 考 え る と 即座 に切 る こと も でき ず
稿 ら し い⋮ 日頃 の行 な い、
、
ブ ラ ツ クが グ レー に と い お受 け し た も の の だ らだ ら と も う
。 願
。
百字 を 使 っ て い る 失 礼 ご め ん
、
、
。
、
さ てさ て休 日 のあ る 日 ﹁
さ あ 図言 銘 に行 く よ ﹂ と 子ど も
、
て い る と ﹁お 母 さ
達 を 誘 い本 を バ ッグ に つめ準 備 を バ タバ タ し。
、
。
。
ん そ の本 ちが う よ ﹂ と 娘 か ら注 意 を 受 け る あ らま っ 小学 校
。
のお た よ り で申 し込 みを し て買 った 本 だ った
、
、
あ のう 申 し訳ご ざ いま せ んが
図言 銘 に着 い て返 却 す る と ﹁
、
こ の本 は 図言 銘 の本 では あ りま せ んが ⋮ど と 丁寧 に断 ら れ た。
。
。
よ く 見 る と自 分 で買 った 本 だ った 確 か に 言 い訳 を す る つも り
、
は な いが これ ら の本 は 以前 に 図言 館 で お借 り し た ことが あ る た
。
め間 違 え た
。
、
、
まず は 図言 銘 で本 を リ サ ー チ す る そ こ で こ の本 い いな あ
、
。
も う 一度 読 み た いな あ と 思 った ら 絵 本 でも趣 味 の本 でも 買 う
し か し、 本 は高 い。 だ けど 欲 し い。 だ か ら 図言 銘 に行 く。 探 す 。
。
無 け れば カ ウ ンタ ー で尋 ね る つい で に お薦 め の本 な ど も 聞 い て
。
みる
、
。
子ど も た ち と絵 本 を 楽 し み 自 分 のた め に読 言 す る そ れ か ら
。
買 う か 否 かを 吟 味 す る 子育 て に絵 本が な く ては な ら な い我 が 家
、
。
にと っ て い い本 は い つも そば に置 い てお き た い し か し 本 は高
。
。
。
い だ けど 欲 し い だ か ら 図書 館 に行 く
こん な 時 も あ る。 思 いが け ず 暇が でき た。 あ ても な く 図言 銘 に
、
。
行 っ て み る 言 架 のカ ラ フ ルな 背 表 紙 を 眺 め 取 り致 えず 子育 て
、
雑 誌 な ど を 手 に と っ て ま る でちよ っと し た サ ロ ン のよ う に時 間
。
を つぶ す ど ん な 活 字 本 でも 図書 館 で読 む と な んだ か 賢 くな った
、
。
。
よ う な気 が す る こ の チ ープ な考 えが ま た 図言 銘 へ向 か わ せ る
。
我 なが ら う ま く 図言 館 を 利 用 し て いる では な いか
開 銘 三 周 年 の こ の場 所 は 鈴 木 家 に と っ て今 や 生 活 に欠 か せ な い
。
も のと な っ て い る こ のま ま 近 く に末 永 く末 永 くあ っ て欲 し いも
。
。
の 願 わ く は白 作 の コー サ ーが でき るま で
。
よ し ︱ 頼 張 っちゃ お っかな
。
3
◆ かるた会1/ 1
ま した
毎 年 恒 例 のか る た
。
会が 行 われま した
3 つのグ ループ に
、
わ か れ 真 剣 に読 み
、
手 の声 に 耳を 傾 け
札 の数 を 競 いあ い
◆ 読み 聞かせ 入門講座
図言 館 で は 5 月 よ り読 み 聞
かせ 入 関講 座 ︵
全 4 回 ︶を 開 講
。
いた し ま す
講 師 小乗 梅 真 弓 さ ん
0
日 程 5/ 1
木︶
︵
6/ 7 ︵
木︶
7/ 5 ︵
本︶
8 2
木
︵
︶
/
o時∼ 2時
時 間 午 前 l
1
5
定 員 約 2名
ロ
参 カ費 無 料
。
※ 児 も あ りま す
託
8 口
申 込 み期 限 4/ 2
︵ ︶
人数 が 集 ま り次 第 締 切 りま す
・ホ に な 本
絵 本 や 読 み 聞 か せ に興 味 の
、
、
。
ロ
あ る方 ぜ ひ デ﹂
参 カ くだ さ い
詳 し く は 図書 館 ま で お 問 い
。
合 わ せ くだ さ い
2 月 1 7 日 ( 土)貸出総数が 40万
冊 を超 えま した。
7
◆ 糸車体験1/ 2
。
ロ
︽参 カ さ れ た 方 の声 です ︾
・難 し か っ た け ど 面
。
白 か った です
小 学 生 。女 ︶
︵
・こ う い う 経 験 は な
か な か でき な い の
、
で すご くよ か っ
。
た で す あ りが と
。
う ご ざ いま し た
α 般 ・女 ︶
◆ 平成 48年 度利用状況
(3/10現
在)
禾J 用 者 数 : 2 7 , 8 8 1 人
貸 出 冊 数: 4 5 0 , 0 8 6 冊
登録者総数 : 5, 290名
、
﹁
た ぬ き の糸 草 ﹂ のお は な し の後 実
際 に糸 車 を 回 し て体 験 し て いただ き ま し
。
た 実 際 に綿 か ら 糸 が 紛 が れ る瞬 間 は感
、
動 す る と 共 に ど う いう 仕 組 み に な っ て
。
いる のか 不 思議 な感 じが しま し た
)
十☆ ★☆ ★☆ 十☆ ★☆ 十☆ 十☆ ★☆ ★☆ ★
『ベル リン 1945』
理 論社
クラウス ・コルドン/著 (K943ヨ )
12歳 の少女 エンネを
主人公に、第二次世 界
大戦終戦前後のベル リ
ンが指 かれています。
大 きな時代の波の中に
生 きる様 々な人たち。
普通 の人々に とって戦
争 はどんな ものだつたのか。強制収容所、
瓦傑の町、 いつ どんな状況であっても希
望を持 つ ことの大切さが語 られて い ます。
作者は二十世紀前半の ドイツを 『ベル
リン 1 9 1 9 』
、『ベル リン 1933』との二部作
で、 その時 々に もっ とも苦 しい思 いを し
なければな らなかった人々の祝点から指
いています。 (み)
『みつけたものとさわつたもの』童託館出版
ウィ ル とニ ヨラス/ 作
(Eモ )
犬のサップとウィンクルは庭をほり、 と
うとう一本の立派な骨をみつけます。 とこ
ろが、二匹ともこの骨は自分のものだと言
つてゆず りません。 そこで、 とお りかかっ
た農夫や床屋の見習いに どうすればいいか
梅談 しますが、みんな自分の言いたい こと
だけ言って二匹の問いには答 えて くれず、
なかなかどちらのものか決められません。
あげ くのはて に、大 きな
犬 に決 めて もらお うとし
ますが ・…。二 匹と農夫や
見習 い とのや りとりに、
同情 しなが らも思 わず笑
って しまい そうにな る楽
しい絵本 です。 (さ)
十 ☆ 十 ☆ ★ ☆ ★ ☆ 十 ☆ 十 ☆ 十 ☆ ☆ 十 ☆ 十 ☆ ★ ☆ 十 ☆ 十 ☆ 十 ☆
耳
‐
ミ
れ
督
ゃ
存 十品
く
恐
朝の連続テ レビ小説 「
芋 たこなん さん」は、
口辺さんのエッセイを絡めながら口辺 さん白
身の半生を持 いた ドラマです。 大阪弁で庶民
の生活を軽快 に演 じる藤山直実さ んは、日辺
さんの作風 そのもの。昭禾口3年 生まれの 口辺
さんは、樟蔭女学生時代 に友人 と雑誌 「
少女
草」を発行す るな ど学生の頃から文学への才
台ヒを発揮 していま した。28歳 となった昭本口31
虹」で大阪市民文芸賞を受賞 し、本格
年に 「
的 に文学活動を開始 します。小説、評伝、 エ
ッセイ、古典、テ レビ ・ラジオ ドラマのシサ
リオな ど幅広 い分野の作 品があ り、昭禾口39
年 に大阪弁の恋愛小説 「
感傷旅行」で第 50
回芥川賞を受賞 して以来数 々の文字賞 を手 に
しています。 また、直木賞の選考委員 として
口62年 よ り平成 46年 までの 18年間連続 し
昭本
“
"と
て務 めました。昨年 永遠の夢見 る乙女
称され る口辺 さんも、作家活動 50年 を迎 え、
“
"
近年の色紙 には 年をかさねて夢 うしなわず
と言かれています。
まいに ち著薇 い ろ 浪花のサガン
ロ辺 聖子 編
クf ス に千 ャレンジしてみてわ ′
答えけ次のベージに … ・
(1)医者であった夫を 「
カモカのおつ
ぶのは
“
"が 口
① ∼かもね
ぐせだった
②鴨料理が大好物 だった
ロ
③京都のカ
茂町出身だった
“
"が 口
∼
④
ぐせだった
噛もか
(2)現代口語訳にとり組んだ古典文学作品は
①伊勢物語
② 源氏物語
③土佐日記
④ 平家物語
(3)大好きなぬいぐるみのキヤラクターは
① ミッキーマウス ② キティちゃん
③ スヌー ピー ④ テディベ7
(4)大阪の福島にあった生家の仕事は
①写真銘
②映曰館
③洋装店
④洋食屋
( 5 ) こ よな く愛 してや まな い舞台 は
①上方落語
③宝塚歌濠J
②歌舞伎
④吉本新喜濠」
十☆ ★☆ ヤ☆ 十☆ 十☆ 十☆ ★☆ 十☆ ☆ 十☆ 十☆ ☆ 十
さ 後 首 を
じ 。 ヽヨ
お た り 汗
F
い た 父
晩
に
ろ
後
の
つじ ん に じ
お
な お さ 誰 F
に た じ ヽ ヽ
代 つお が に
0
5
ヽ節 ﹄ 舞 げ
り て 習 た ね
た め の つ兼
い初 ん な 気
か てさ に も
政府 と農業試験場の研究員、松井功介 が
共同開発 した遺伝子組み換え米 「
かぐやひ
め」
。収権曇 は従来の米の 2倍 以上、味 ・
か ぐやひ
栄養価 ともに優れ た 「
め」は生産者、消費者 にも受入
れられ、やがて 5 0 %以 上のシエ
アを占めるようにな ります。そ
んな中、原因不明の突然死が 日
本中で次 々 と起 こります。死因
はいつたい何 なのか ・…。
私 たちは毎 日何 か しら食 べ て生 きて い
ます。《食》 へ の不安を感 じながらも売 ら
れているものは安全だと信 じて い。
。
い ろんな人間模様 を通 して 《食》や 《農
業》の問題をあらためて考 えて しまいま し
た。 (た)
『お じさん通信簿』 角 川書店
秋元 康 /著
(3617)
極 ダれ
いな 話
づ に昔
,
気 上 に
ん 輩
『かぐやひめの遺伝子』 新 風舎
海野真凛/著 (Fウ ミ)
こ にな 本
さん生活」を満 喫す る極意を伝 える愉快
な本です。本の中に出てくる 20の 設間
中半分 に YESと 答 えた人は間違 いな く、
「
お じさん」 です。 「
お じさん」 は 「
お
じさん」で、なかなかいいものであ りま
すよ。 (か)
★☆ ★☆ 十☆ ★☆ ヤ☆ 十 ☆ 十☆ 十☆ ☆ ★☆ 十☆ ☆ 十☆ ★☆ 十☆
、
杏 こA 出会 いがい っげ い ””
リサイクルのおかげであ
る。
(一 般 ・男)
回 書 館 孝 つ 叫
私 は、本の リサイ クルの記
事 が 目にっ く と是 非 行 っ
てみた くな る。 も しかす る
と 自分 が読 み た い 本 が あ
るか も しれない。何冊 かの
本 を読 み終 わっ た ら その
うちの適 当な も の を実 姉
( 8 3 才) に層け ることに して
いる。姉 は高齢 で あるに も
拘 らず裸 眼 で 小 さ な 文 字
が読 め る と い うか ら篤 き
である。本 を届けて一 か 月
が経 たな い うち に 次 の本
の催促 の電話 がある。様 子
を伺 い に 行 く と前 曰 に 届
口か
け た 本 の 内 容 を こ と旅
く楽 し そ うに話 して くれ
る。側 で私 た ちの会発 を聞
いていた姉の主人は 「
いっ
も は 小 さ な声 で しか話 さ
な い の に本 の話 に な る と
急 に元気 な 声 に な る。」 と
言って笑 う程 である。 これ
も ひ と えに 図 書 館 の本 の
。
たくこれのご慕館 あ叫がこうごぜいきした ︱︱
大 月 ル リ 子先 生 と の つど い
3/ 9 ︵
金︶
、
午 前 中 は講 演 会 午 後 か ら は大 人 の
、
た め のお はな じ会 を 開 催 し 遠 方 か ら
ロさ れま した。
も多 数 の方が 参 カ
レは した ことが
召ヽ
さ いパズサ
あったけ ど、 こんなに大 き
いパズルは した ことカミ
なか
つたので、見た ときはびっ
くり しま した。 みんなで完
パ ズ ル作 りで は絵 (カ バ 成で きたので うれ しかった
ー)を好 きなのを選べて 白
です。
(小学生 ・女)
分で も作 れて よかっ たで
す。でも、とっても組み立 グラデー ションの末J繍糸が
てるのが難 しかったです。 きれ いで、すて きな ブッ ク
しお りづ く りは最初失敗 カバーが出来 そうです。
したけ ど女 か らは うまく
(一般 。女)
できました。図書館で こん
繍 が出来、
な ことができて、とっても きれ いな糸で末」
い
っ
うPB3に
と
時間があ
過ぎ
楽 しかったです。
て
しまいま
した
・
上
。仕
げて
(小学生 女)
マイブッ クカバー を 自慢 し
パ ズル作 りに参カロさせて たいです。 (一 般 ・女)
いただ きました。いつ も見
ている絵本で 自分 だ けの 普段 は手芸 に遠 の いていま
パ ズルがで きて子 どもも したので 目がなれるまで大
変 そうにあ りま したが、 少
楽 しかったみたいです。
しなれて くると見 れ るよ う
・
(一般 女)
になっ て楽 しくなってきま
将棋、負けたけ ど楽 しかっ した。途 中で終 わ りにな り
ま したが板張って最後 まで
仕上げたい と思 います。
(一般 ・女)
︱
。
3周 年 を 迎 え た多 可 町 図書 館 。
ロ美 3
3/ 3▼ カ
今 年 は 八千 代 ︵
︵
/ 4︶公 民 館 図言 室 で も お は な
し会 や 絵 本 のカバ ーを 使 ったパ
、
ズ ルづ く り そ のほ かあ ま ん じ
ゃ こ のジ ャ ンボ パ ズ ル に挑 戦 し
てん こも リ フ エ ス テイ バ ル
1
3/ ︲
︵日︶
、
、
本 のリ ザイ ク ル 囲碁 ・将 棋 戸
塚 刺 繍 によ る マイブ ッ ク カバ ーづ
、
、
く り 捲 州織 しお りづ く り 多 可 町
婦 大 会 のみ な さ ん に よ る喫 茶 コー
絵本 の カバ ー でパ ズルを
つ くるのはむずか しかっ
たけ ど楽 しかった。
(小学生 ・男)
ま した
こ の ほ かあ き た ま り
こさ ん の原 臼、小鳴 明さ
、
ん のイ ラ スト 松 井 っ子
ク ラブ の作 品 を 展 示 し
。
ま した
5
4
2 / 2 ∼ 3/ 2
︶
―①③③◎③
、
サ ー など そ の名 のと お り ︽てん こ
も り︾ な 内 容 で大 勢 の方 に楽 し ん で
。
いただ き ま し た
わ た し の ﹁お す
す め 本 ﹂を テ ー
マに みん な で
リ レー ト ー ク
。
しま した
一一 ファ イ ナ ル フ エ ス テイ バ ル
4
3/ 2
土︶
︵
町肉 3中学 の生徒 に図書 館
一日館 長を 体 験 し ても ら いま
した。 図言 銘だ ∼ いす き フォ
ーラ
ム
は
さ ん のお
で
木
春
千
鈴
ロさ れ た によ る
はな しや参 カ
方
111
畿
転1
表紙 のひ と
鈴木千春 さん
1969年
生、中
区東安 口在住。
7 才 、2 才 の 2 児
の母。ス クー ル ラ
ブ支援 事 業補 助
員 と して 中町 中
学校 に勤務。著言
に『いたいのいた
いのとんでいけ』
『めだかさが し』
があ り、現在、童
話を倉t作中。
1-④
3-③
2-②
4-①