平成25年7月10日発行(毎月10日発行)昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕 第743号 表 紙 写 真 「華 厳 の 滝」 第28回山形県医家美術展出展 山形市 中 野 博 昨年7月撮影。前日の大雨で、滝は怒号と水飛沫を周辺に巻き散らし、大暴れして 落下していた。観光客は「初めて見る滝だ。下は、雨だ。」とぼやいていた。幸いに も、写真1枚が滝全体を捕える事ができた。 生涯教育のお知らせ 開催日時及び場所 8月10日(土) 16:30~18:30 山形市 ホテルメトロポリタン山形 8月10日(土) 16:45~18:15 山形市 山形国際ホテル 主な演題及び講師 取得単位 基調講演 国際医療福祉大学 教授 佐々木 淳 日本動脈硬化学会理事/ パネルディスカッション 日本動脈硬化学会広報委員会/ 東京慈恵会医科大学 教授 吉田 博 他 「呼吸器感染症の最近の話題 ~マクロライド系薬を含めて~」 東北大学大学院医学系研究科 寄附講座 抗感染症薬開発研究部門 教授 渡辺 彰 8月23日(金) 「パーキンソン病治療の変遷と新展開 18:40~20:30 −貼付剤によってもたらされるベネフィット−」 山形市 順天堂大学医学部附属順天堂医院 脳神経外科 教授 服部信孝 ホテルメトロポリタン山形 産 開催日時及び場所 8月11日(日) 13:00~ 山形市 山形国際ホテル 8月30日(金) 14:00~ 山形市 山新オフセット叙 業 医 研 修 研修会名及び内容 日医生涯教育 2単位 会の名称及び主催者又は連絡先 脂質異常症治療ガイドセミナー 2013年版普及啓発セミナー 日本動脈硬化学会 事務局 察0358027711(松本) 日医生涯教育 1. 5単位 アボットジャパン株式会社学術講演会 日医生涯教育 1. 5単位 ニュープロパッチ発売記念講演会i n山形 アボットジャパン株式会社 東北支店 山形営業所 察0120964930(秋永) 大塚製薬株式会社 山形出張所 察0236442212(糸数) 会 取得単位 「総論」 山形労働局健康安全課長 東海林 薫 「健康管理」 山形県医師会常任理事 深尾 彰 「産業医の活動の実際」 山形県医師会産業医委員会委員長 菅原 保 「メンタルヘルス対策」 東谷診療内科 東谷慶昭 「作業管理」 労働衛生コンサルタント 齋藤 誠 「作業環境管理」 労働衛生コンサルタント 河合直樹 「健康管理」 山形県医師会理事 神村裕子 基礎研修 前期 7単位 (申請中) 「職場巡視の概要について」 「職場巡視のあり方について」 「職場巡視(班別に実地を行なう)」 「職場巡視の結果について」 山形産業保健推進連絡事務所産業保健相談員 医師 武田由美子 山形産業保健推進連絡事務所産業保健相談員(労働衛生工学) 労働衛生コンサルタント 河合直樹 生涯研修 実地 2単位 (申請中) 申 込 先 山形県医師会 察0236665200 山形産業保健推進 連絡事務所 察0236245188 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 1 目 次 生涯教育のお知らせ 産業医研修会 お知らせ 日本医療安全調査機構 医療安全情報…………………………………………………………………………… 2 子宮がん検診及び乳がん検診の委託契約について……………………………………………………………… 4 YBCラジオ番組「ドクターアドバイスできょうも元気」放送中……………………………………………… 4 山形県医師会会員専用ページのアカウント及び メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて……………………………………… 5 勤務医のページ 山形に来てはや20年………………………………………………………… 山形県立中央病院 福島 紀雅… 6 郡市地区医師会コーナー 聖地からの帰還…………………………………………………………長井市西置賜郡医師会 鈴木 聡… 8 寄 稿 原発テロ対策訓練…………………………………………………………………………山形市 武田 和夫… 10 山形県の偉人煙「志田周子」…………………………………………………………… 山形市 武田 昌孝… 11 郡市地区医師会会報より Cec i l……………………………………………………………………………… 山形市医師会 岸 よし… 12 学 術 特別養護老人ホーム「みはらしの丘」におけるインフルエンザの集団発生について ………………………………………………………………………………………山形市 荒井 冨 他… 14 筆 硯 リスク・リテラシーについて…………………………………………山形県医師会常任理事 深尾 彰… 17 県医師会だより 第2回常任理事会…………………………………………………………………………………………………… 18 第4回全理事会……………………………………………………………………………………………………… 26 学術委員会…………………………………………………………………………………………………………… 32 第8回救急・大規模災害等対策委員会担当理事打合せ会……………………………………………………… 33 県医日誌……………………………………………………………………………………………………………… 34 会員異動……………………………………………………………………………………………………………… 36 医師連盟だより……………………………………………………………………………………………………………… 37 医師国保だより……………………………………………………………………………………………………………… 39 医師信用組合だより………………………………………………………………………………………………………… 41 医師会協同組合だより……………………………………………………………………………………………………… 46 編集後記……………………………………………………………………………………………………………………… 50 〔ホームページ〕ht 〔Eメール〕ke t p: / / www. yamagat a. med. or . j p/ ni s hi @yamagat a. med. or . j p 2 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 日 日本医療安全調査機構 医療安全情 医療 療安 安全 日本 本医 報 安全情 情報 療安 査機構 構 医療 全調 調査 救 去 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 3 4 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 子宮がん検診及び乳がん検診の委託契約につい 子 び乳 乳がん 契約 診の委 委託契 ん検 検診 診及 及び がん ん検 検診 約につ ついて 子宮 宮が て 救 去 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 今般、本会と委託契約により実施している子宮がん検診及び乳がん検診に関して、下記のとおり契約致 しましたのでお知らせします。 1.子宮がん検診 区 分 子宮頸部細胞診のみ 消費税込み料金 7, 010円 子宮頸部及び体部細胞診 9, 876円 備 考 契約団体共通 2.乳がん検診 区 分 消費税込み料金 備 考 2, 968円 契約団体共通 問診、視触診 問診、視触診、マンモグラフィ併用 1方向 4, 725円 市町村職員共済組合 2方向 6, 615円 公立学校共済組合のみ 契約団体名 1.山形県市町村職員共済組合 (期間:平成25年6月1日~平成26年3月20日) 2.山形県医師国民健康保険組合 (期間:平成25年7月1日~平成25年11月30日) 3.公立学校共済組合山形支部 (期間:平成25年7月1日~平成25年11月30日) 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 「 YBC 気」 ょうも も元気 きょ バイス スでき アド ドバ ついて 去 につ クタ ター ーア 」の放 放送に 「ド ドク オ番組「ドクターアドバイスできょうも元気」の放送につい Cラジオ 救 YBCラジオ番 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会では、月曜日から金曜日まで下記の時間、県民向けにYBCラジオで健康情報番組「ドク ターアドバイスできょうも元気」を放送中です。 健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さんに聴取をお勧め下さい。 8月の放送予定は下記のとおりです。 【放送時間:月曜日から金曜日 6時30分~6時45分、16時15分~16時30分】 放送日 テーマ 出演者 所属医療機関名 8月5日~9日 夏の皮膚病 木根淵智子 木 根 8月12日~16日 女性のライフステージと産婦人科 三井 卓弥 三 8月19日~23日 消化器癌の内視鏡治療~化学療法 菅原 真樹 鶴 岡 協 立 病 院 8月26日~30日 生活習慣病とかかりつけ医 ~高血圧症を中心に~ 鈴木 哲治 鈴 木 内 科 医 院 井 淵 医 病 院 院 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 5 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 山形県医師会会員専用ページのアカウント及 山 ウン ジのア アカウ 員専用 用ペ 会会 会員 県医 医師 師会 ント及 及び 山形 形県 び ペー ージ 救 去 メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ メ 救 去 の自動 いて 知文 文書 書の る周 周知 ストに につい リス ルによ よる ーリン ングリ メー ール て メー 動配信 信・メ 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会では、会員専用ページを開設して おります。このページでは会員および医療機関の 情報、県医師会および各地区医師会の行事などを 花笠メーリングリスト 会 員 専 用 の メ ー リ ン グ リ ス ト「花 笠 M L」 (hanagas aml @yamagat a. med. or . j p)を立ち上げ 公開しております。会員の先生方の専用ページと ております。 なっており、アクセスするためにはアカウントが 花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意見交 必要となります。 換を行う場を提供します。また、この趣旨を通じ て地域医療の発展、更には医療全体の向上に寄与 会員専用ページのアカウント することを願うものです。 ◆ユーザ名: 未加入の会員は、これを機会に是非ご参加くだ y+日医会員番号(日医刊行物送付番号) さい。 ◆パスワード: 生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁 (例):1950年1月2日の方:500102 ※準会員の方は、本会までお申し込みください。 周知文書の自動配信 申し込み先 周知文書の自動配信、メーリングリスト「花笠 ML」への参加を希望される先生は、本会宛メール (ke ni s hi @yamagat a. med. or . j p)にてお申し込み ください。 周知文書あるいは県医師会からのお知らせを メールを利用して行っております。希望された会 山形県医師会ホームページ: 員には、県医師会ホームページの会員メニュー「新 ht t p: / / www. yamagat a. med. or . j p/ 着文書」をメールにて配信いたします。ご希望の メールアドレス: 会員は、是非お申し込みください。 ke ni s hi @yamagat a. med. or . j p 会員フォーラム 会員同士での情報交換(災害時等)やディスカッ 花笠MLアドレス: hanagas aml @yamagat a. med. or . j p ションの場としてホームページの会員メニューに 「会員フォーラム」を設置しております。是非ご活 用ください。 ◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇ 斬動機づけ面接法のご案内 斬「今でしょ!」の林修先生によるストップ風しん動画 斬くだらない査定 6 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 山形に来てはや20年 山形県立中央病院 福 島 紀 雅 H4年4月某日朝、いきなり教授から電話がか このような経緯で、H4年7月から山形県立中 かってきた。私はその約1年半前から、秋田県の 央病院外科医長として働く事となりました。赴任 市立秋田総合病院外科に勤務していた。外科医に 初日、池田先生から「1年様子見てダメなら帰っ なって8年目、多くの手術を任され、指導医や医 て貰うから」 療スタッフにも恵まれ、消化器外科医として充実 私:「・・・・」 当時の名物病理医、髙橋克郎先 した日々を送っていた。 生が病理所見の見方を教えてくれるわけはなく、 教授:「先生、山形県立中央病院に行きなさい」。 早々、医局の先輩の菊地 惇先生から病理所見の見 山形県立中央病院は第二外科の関連病院の中で 方を教わりました。菊地先生:「この色の濃い所が もダントツの手術件数を有する病院であったが、 癌だから」私:「・・・・」 当時医局からのローテート研修は無く、どの様な ここから私の胃がん外科医としての人生がス 病院かよく判らない。なんでもスタッフの一人が タートしました。従来人前で話すのが苦手な性格 開業のため辞めるので(鈴木クリニックの鈴木康 で、県中に来るまでは全国学会で発表したことも 紀先生)、出身大学の弘前大学から1人スタッフを (学会すら行かない)なかったのですが、県中の外 貰おうということらしい。ただ県中からの要求が、 科は池田先生の「全国区になるんだ」の号令の下、 陰30台前半、隠胃がんを専門にしている、韻病理 私の赴任する前から胃がんや大腸がんのデータ が見られる、吋土日も休まず働く。どうやらこれ ベース(当時はパンチカード)を作成し、学会発 は当時外科の池田栄一先生が、教授と懇意だった 表を活発に行っていました。手術は、池田先生や ために可能だったようですが、いま考えてみれば 渋間 久先生の職人技の手技をみて学び、胃がん手 むちゃくちゃな要求で、当医局にはこの4条件を 術症例の全ての病理標本を、郭清リンパ節も含め 全て満たす医師はいません。教授が何人かに声を てすべて自分で見て、データーベースを作成し、 かけたのですが、皆辞退し私でダメならお断りし これを元に解析データを学会で報告しました。ま ようという状況だった様です。 (私が満たしていた た当時注目を浴びていた拡大手術(大動脈周囲リ 条件は陰と吋のみ、顕微鏡なんて学生実習以来覘 ンパ節郭清)や縮小手術(幽門温存胃切除術、迷 いたこともない) 走神経温存)なども積極的に取り入れました。ま 私:「いやです、やっと秋田にも慣れてきたので、 たJ COG(JapanCl i ni calOncol ogyGr oup)とうい もう少しここに居たいです」 教授:「いつまでもそこに居られると思ったら大 間違いですよ! 」 ! 臨床試験グループに参加し、多くの臨床試験への 症例登録を行ってきました。J COGに参加したおか げで、全国の著名な先生方と多くの繋がりを築け この瞬間、私の脳裏には下北半島の吹雪が鮮明 ました。 に浮かびました。 県中に赴任してから20年間、当院の胃がんの診 下北よりは、まだ山形の方が良いかな? 療を日本のトップレベルの病院に引けを取らない 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 7 レベルに発展、維持するよう無我夢中でやってき 2.当院は山形県の都道府県がん診療連携拠点 て、何とか8合目辺りまでは来られたと実感して 病院に指定されています。県内の各病院や開 います。 業医の先生と協力し、山形県のがん診療のレ H20年から山形県立がん・生活習慣病センター ベルアップ、均てん化を推進する重責を担っ がん対策部長となり少し臨床以外の業務が増えま ており、がん・生活習慣病センター副所長と した。そして今年度4月からがん・生活習慣病セ して当院がその機能をしっかり果たせるよう ンター副所長、山形県立中央病院副院長を拝命し、 貢献してゆく所存です。 臨床以外の業務の方が多くなりました。 3.でも人生は楽しまなければ! 約3年前か さて、今後自分は何を成すべきなのか?立場が らゴルフを始め、現在はまっています。もと 変われば考え方も変わります。 もと「努力をして進歩する」のが大好きです。 1.手術手技を含めた胃がん診療の伝承(と言 ゴルフは53歳の今でも、練習してラウンドし、 うほど大した物ではないのですが) :やはりこ ミスを分析し対策を考え、また練習すること れは私のライフワークの1丁目1番地です。 により上達する点が魅力的です。 (まるでいま 現在の手術手技は多くの症例を経験し、時に はやりのPDCA c ycl eと同じですね)。 は失敗から学び確立してきたものです。これ 今年からやっと医師会に参加した不届き者です を後世に伝えなければ、術後合併症でつらい が、山形県の1医師として、山形県のがん医療に 思いをした患者や、不幸にも再発して亡くな 貢献してゆきたいと思いますので、今後ともよろ られた患者に申し訳が立ちません。 しくお願い致します。 8 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 聖地からの帰還 長井市西置賜郡医師会 くのもと整形外科クリニック 鈴 木 聡 私は数年前からゴルフ好きなメンバーが集まっ ち上がれないほどの痙攀が波のように押し寄せ、 た秘密結社のようなグループに誘われて入会して それも大腿、下腿の伸筋群と屈筋群が同時に痙攣 おります。 したりでそれこそ身の置き所がない状態でした。 その会では年に数回の遠征があり、主に国内の バスまではタオルを利用した「簡便式担架」で運 有名どころを回ろう、といった趣旨でそれまでも んでもらいました。 何回か貸切りバスを仕立てたツアーに参加しまし 後で聞いたところ、一緒に参加した仲間はその た。 時点で帰国も考えた、とのことでした。 一昨年、あの大震災があった後、しばらくはゴ しかし、ガイドにお願いしていた日本人女性(ス ルフどころか皆で集っての会食も躊躇われました コットランド観光局公認日本語ガイド)のお蔭も が自分たちに出来る支援をしようと考え、やはり あり、病院に連れて行ってもらって簡単な検査を これまで通りに生活するのが一番であろう、とし 受けましたが特に薬の処方はありませんでした。 て震災後1ヶ月でゴルフを再開しました。 途中、経口補水液を飲んだのが効いたのか病院か そんな中で以前からあった「ゴルフの聖地」、ス ら戻る時には自分で歩くことも可能な状態になっ コットランド遠征の話が少しずつ現実となって ていました。 いったのです。ゴルフダイジェスト社のツアーを 夕食に参加した時は皆、驚いた様子でしたが、 利用したもので8月10日から16日まで、6泊7日 「アルコール禁」となったのには閉口しました。 の旅行でした。 翌日が一番の目的であった「セントアンドルー 準備も大変でしたが楽しい日々が流れ、あっと ズ・オールドコース」でのラウンド。自分として 言う間にその日がやってきました。危うく「帰ら は多少の不安はあるもののすこぶる快調に感じら ぬ人」となってしまいそうな事態が待ち受けてい れました。 るとは思いもせず。 前日と打って変わり、雨も上がって快適なゴル スコットランドでは夏でも10℃ を下回ること フ日和。オールドコースは一人で行けばどの方向 もあれば雨など降れば凍えるほどになる、とのこ に打てば良いのか判らない様な造りで、プレー とで、ゴアテックスのレインウエアも準備してい ヤー一人に各々ついてくれるキャディがいなけれ きました。 ば前にも進めないものと思われました。グラハム 予想した通り、初日のノースべーリックでのラ さんにバッグを担いでもらって「バンカー」にも ウンドではスコットランドらしい強い風雨に見舞 入れ「バーディー」も取ってすばらしいコースを われ、かなり体温も下がったのではないかと思わ 堪能しました。あっと言う間に夢のようなラウン れます。 ドも終了。 ところが当日の朝、一緒のホテルに泊まったY 終わってみればネットで「パープレー」。 先生に勧められて部屋のワインを飲んでからのラ 前日のトラブルを考えれば一生の記念になる一 ウンドであったため、17ホール辺りから両下腿に 日でした。 痙攀が起こるようになったのでした。 翌日の「キングスバーンズ」もやはりすばらし 終了後にはクラブハウスのロッカールームで立 いコースで、天気も次第に快晴となってキャディ 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 9 さんの「ピンから右に〇〇ヤード」の指示に、狙っ ス以外に手はない状態と判明しました。 た方向に打てて「これってプロの感覚?」と思え その後は大学医局の応援を得て、入院の準備を たラウンドでした。 進め、その年の12月に手術を受けました。天皇陛 4ラウンド目は直前に「全英女子オープン」の 下が同じ手術をされた2ヶ月前のことでした。 行われた「カーヌスティ」。 術後も順調で、翌年1月10日から診療を再開し この日も快晴で、スコアはともかく最後まで痙 ました(その間は代診をお願いしておりました) 。 攣が起こらずにプレー出来たことが良かった。最 スコットランド遠征はもう一度行きたい、素晴 後の「世界一難しいフィニッシングホール」では らしい経験でしたが、リンクスの素晴らしさは言 バンカーに入れながらもパーをセーブして有終の 葉には出来ないほどで、写真や映像で見てもらっ 美を飾れました。 た方が良いと思います。そして私にとって人生を 4日間のプレーを堪能出来たのは「アルコール 左右しかねない出来事を決断させた機会であった 禁」のお蔭か? ため尚更思い出深い遠征となりました。 いずれにせよ同行した仲間とガイドのお二人に 術後4ヶ月からゴルフを再開し、相変わらずの 再度、感謝です。 ヘボゴルフですが、危うく「帰らぬ人」とならず スコットランドらしい風雨の中でプレー出来た に済み、今もこうして楽しんでいられるのも、 「愛 こともその後の天気に恵まれたことも「ゴルフの する家族」と素晴らしい(憎たらしくもある)仲 神様」のご加護でしょう。 間と、スコットランドの「ゴルフの神様」による 帰国後は勧められて心臓の検査を受け、冠動脈 ものと感謝しつつ、今日もスイング改造に余念の の3本、4箇所に90%以上の狭窄があり、バイパ ない日々を過ごしております。 10 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 原発テロ対策訓練 山形市 武 田 和 夫 3. 11の地震と津波で原発の弱点が図らずも露呈 海から原発を襲うなら、人間が上陸する必要は してしまった。9. 11以後、原発がテロの標的にさ ない。対戦車用バズーカは射程が500から1, 000 れることは予想され、テロリスト対策の警戒も増 メートルと短いので、競艇用のモーターボートに 強されていたが、弱点は炉心以外にあった。電気 小型のミサイルを1本載せ、複数隻で高速で迫る。 が止まり冷却できなくなれば原発は大事故になる 高速で移動する小型の船は標的としては極めて厄 のだった。阪神淡路大震災の時、神戸市庁舎は最 介である。30年前のフォークランド紛争でも英国 新の耐震設備を施していた。自家発電を備え建物 の戦闘艦が大穴をあけられている。高速のモー も壊れず大丈夫だったが、停電に自家発電装置が ターボートは長距離走れないから、海岸から22キ 動き出したがすぐ止まってしまった。電気がなけ ロの領海外まで大きな船に載せてくる。襲撃後は れば近代設備の市庁舎も脳死状態である。原因は 人間だけ収容してボートは爆破させ、素早く現場 発電装置を動かすエンジンに送る冷却水のパイプ から逃げ去る。 が外れ、給水不能となり発動機が焼きついたとい テロ組織が湘南海岸のヨットの様な船で来るだ うのである。昔のアフリカ原住民が象を倒す時、 ろうか。2001年12月に九州南西海域で銃撃戦の末、 忍び寄り後ろ足に一太刀、アキレス腱を切ること 仕留められた北朝鮮の工作船は、4エンジン4ス により象は動けなくなり殺される。1か所の弱点。 クリューで30ノット、搭載していた小舟は時速 新潟の地震の時も建物は壊れなかったが、壁の亀 93Kmも出る高速艇で、とてもゴムボートで近づ 裂からかガスの臭いがして電気のスイッチが入れ ける相手ではない。 られず、屋外での炊事を強いられたとの報告があ 警視庁が5月11日に行った福島第1原発へのテ る。 ロ対策訓練の新聞報道写真を見ると、訓練が予定 電気は弱点の一つである、配電盤で鼠が感電死 通りに進行し、最後は「好く出来ました」と自分 をして停電騒ぎもあった。高圧送電線など針金を で自分を褒めるためなのかと思われる。地震の訓 吊り下げたラジコン飛行機によるテロの格好の標 練でも震度6や7なら、電柱も倒れコンクリート 的だろう。 の建物も一部崩壊し、水も電気も駄目、通信も駄 原発を襲う様なテロは個人の恨みや思いつきで 目なら、緊急車両も動けず、人も集まれないので、 はないだろう。大きな組織や国家がテロを企むな みんなで整列して点呼を受ける地震対応訓練も成 ら、ミサイルでも複数発同時に発射をする。1942 立しない。訓練が訓練らしくできるのは震度5ま 年のドウリットルの東京空襲も複数機であった。 での地震を想定せざるを得ない。テロの訓練も対 太平洋岸を領空ギリギリに南下する爆撃機の定期 処できる程度に想定して「好く出来ました」との 便的偵察にも、複数機だと航空自衛隊のスクラン 講評を得るためのように思える。 ブルも目の色が変わる。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 れ二没昭の大に決学西 て十後和た井入定校村 い五一三め沢学的訓山 る年年十三診。な導郡 。三の四年療父存を左 月昭年間所の在し沢 参 和 の建勧で、町 、 考 「三東条設 あ後( 資 志十北件のめっに現 料 田八で付たでた大大 周年初でめ東。井江 ・・ 子結め故県京周沢町 本山 の城て郷庁女子小左 の形 生哀保にに子の学沢 郷新 涯草健帰お医学校) 土人 を果文り百専業長生 館 国 銀の化辺度(成、れ 現 記 幕編賞地を 績大。 東 を 松 に者 医踏 は井父 京 受 坂読 甦の 療み 抜沢荘 女 俊売 賞 らも に補 群村次 夫新 。 せと 尽助子で長郎 著 聞 歌 る『 く金医、とは 山 は 会志 す獲大山な山 共形 ) 戦 」 田後。得へ形り形 同支 が周 結に 第、師 出局 発子か局成進一長範 版編 足歌ら、功学高女を 発者 。 し集始こす父等周卒 行 め れ 映』 るは女子業 画が、が。周学のし 結生 制発 城 周子校人、 作行 涯子 (生左 の 哀 のさ のは 現航沢 草仕 帰 準れ 果 無村山路尋 備た 事医 形を常 に に が。 と村 西変高 師な 備 な平 え等 解 事る え高 さ成。。消、)た小 志し 田だ 周ち か 子こ ( 一 九 一 〇 〜 一 九 六 二 ) 医 師 ・ 歌 人 レ ( 尤 韻 仄 起 ) 排 邊 寒 朝 悶 陬 江 嶽 志 新 醫 水 仰 詩 醉 裏 謳 療 一 身 奉 悶もん を 排はい す 新しん 詩 し 辺んし 陬ゅう の 医いり ょ 療 う 醉すい 裏り に 謳うた う へ 一いっ 身しん を 捧ささ ぐ 冷 奈 二 孤 愁 一 寒かん 江こう の 水みず は 冷ひや や か こ し ゅ う 孤 愁 をい 奈かん せ ん 11 山 形 県 の 偉 人 煙 看 田 村 周 落 子 頭 ち 朝ょう が 岳 く 仰あお ぎ 見み る 山 形 市 村そん 落らく のほ 頭とり 武 田 昌 孝 12 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 Ceci l 山形市医師会 岸 よ し 昭和20年8月15日、思えば筆舌に表し難い困窮 じ上げた日本人の英語の先生だったのでよい点数 に耐えて戦って来た戦争に負けて、終戦を迎えた。 を下さったが日本人二世の通訳者からは何時も 要人は自殺、又は戦犯として処刑され、職場の責 の英語は漢文の様だと云って笑われた。さもあ Dr . 任者は凡てpur geとなった。 ろう、私達の習ったのはBr i t i s chEngl i s hであって 直 ち に 米 軍 の 進 駐 が 始 り、各 地 にG. H. Q Amer i canではないのであるから。 (Ge )が配置され、山形もご ner alHeadQuar t er s 67年 前 の 忘 れ か け た 記 憶 を た ど れ ば、 他聞にもれず、七日町の郵便局の向い(現在の建 G. H. Q. of f i ceには征生課の他に労働課、教育課、商 物は異る)に置かれ、大きい店舗は悉く接収され、 工課などがあり、それぞれに優秀な日本人が採用 疊ははがされて床が貼られ、床柱はペンキで塗ら されていた。 れてc l ubとして使われた。巷には剣銃を持った米 表の入口を入ると、大きなhal に二人の美しいお l 兵が巡回している。私達は戦々恐々、出来るだけ 嬢さんのt が並び、如何にも和やかな雰囲気で ypi s t 外出を避け、外出の際は消毒の臭を強くしてはど はあったが、腰に銃を提げた大きな米兵が動き うか等と語り合った。 回っている様は、正に戦争の名残を止めていた。 病院には引揚げ者で、今まで診た事もない様な Publ はc i cHeal t hSect i onの 初 代 のchi ef i vi l i an 栄養失調の患者や、天然痘、発疹チフス等伝染病 の日本人二世であったが、程なくDr . Bur numと云 患者に戸惑い、医薬品もままならず誠に不本意な う若いLi が赴任して来て、早々に彼曰く、私は eut . 日々であった。 未だ若く経験も浅いので諸事をよろしく頼むと、 ややあって、昭和23年9月、当時の済生館々長 ところが当時私は25才、彼は美しい教養のある夫 代 理(館 長 は 応 召 中)の 髙 波 先 生 よ りG. H. Qの 人と二人の子供を持つ父親で帰国後は開業の予定 としての赴任を心 Publ i cHeal t hSect i onのadvi s er とか、どちらが若いのか戸惑うばかり。然し彼は 配そうに打診された。前任者に何か不都合があっ 凡て私を信じて任せてくれたので誠に幸いであっ たとの事で、県の衛生部から私に依頼されたとの た。 事。私には兄弟はなく出征する者がいなかったの 仕事は主に病院の麻薬の管理指導・共産党員の で、ともすれば命がけになるかも知れないが、出 調査等であったが、裁判にまで至った事件もあり、 征のつもりでお引受けしようと思い承諾した。当 彼のおかげで無事終らせる事が出来、誠に有難 時出征した者のいないと云う事は何となく肩身の かった。 せまい雰囲気があったのである。然し、当時は英 或る日彼は(日本のDr は本がなくてお困りで . 語は敵国語と称して、学校の教科書は勿論、一般 しょう。私の持って来た本でよければお役に立て の使用も禁じられており言葉に自信がなかったの たいと思うので、あなたの責任でどうぞ私の部屋 で、早速山形中学校の英語の先生のところへ習い の本を見せて上げて下さい)と云って宿舎の自室 に行き、G. H. Qの試験を受けた。試験官がよく存 を週2回開放してくれた。今は読み尽くせぬ程の 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 13 印刷物が出廻り、更にi 等と云うものの普及 nt er net 示された出来事であるがM. DCapt . Bur numのご好 により本を読むより便利になり、当時の事など想 意を永く止めたく、このCe を山形市医師会の図 ci l 像も出来ないであろうが、凡てが灰塵に帰し食べ 書室に置かせて頂く様に依頼した。 る物にさえ事欠く時代、書籍はおろか紙1枚さえ 戦前の事は勿論、戦中戦後の事も知る人が少な 自由に入手出来ない時代、1 360円、月給75円の くなったので、Ce によせて当時の1コマを記し ci l 時代、誠に有難い申出であった。 てみた。Ce の扉のDr ci l . Nagayaは私の旧姓である。 早速に当時の篠田病院々長篠田甚吉先生、済生 に昇進。 Dr . Bur numは赴任後間もなくCapt . 館の髙波先生等4〜5人が常に来られて勉強して 山形の進駐軍は昭和25年の10月に撤退したが 行かれた。私も同席し至福の一時であった。 日本の占領は実に6年8ヶ月に及び、山形の様に そして私に御礼として希望する本を下さると云 穏やかに撤退したところだけではなかった様だ。 うのでCe を御願いしたところ、彼は心よくs ci l i gn 戦争の悲惨さは天災の比どころではない。長期 を入れて下さった。 に亘りどこからも援助の手はなく、眞面目に生き 内科医にとってCe は髙嶺の花、入手する事な ci l た者は餓死や自殺で何人の命が失われたであろう ど夢にも思われぬ時代であったので、大変嬉しく か。要領の良い者、運の良い者が生残ったのであ 彼のご好意と共に大切に使わせて頂き、今日まで る。 持っていた。 戦争は絶対に避けなければならない。3月10日 昨日まで敵国であった国の一軍医が進駐の際に になると、東京の大空襲を思い出す。 14 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 特別養護老人ホーム「みはらしの丘」における インフルエンザの集団発生について 山形市 荒井 冨 (医務室管理責任者) 看護師 山﨑恵美子 大島まち子 椎名 近子 介護士 安達多恵子 長谷川孝洋 中村 晃枝 平成24年12月〜平成25年3月頃まで、全国的に ケアマネ、その他事務職員などを含め総勢59名で インフルエンザの発生状況が各地で報告されてい ある。また、嘱託医は内科医1名で、夜間は介護 る。山形市でも平成24年12月頃からインフルエン 員が交代で介護にあたっているが、夜間の急変に ザの発生がみられ、平成25年3月になってようや 対しては症状により医師や看護師の呼び出しに く減少してきた。当施設「みはらしの丘」でも、 よって対応している。入所者は日々リハビリ訓練 1月下旬に急にインフルエンザの様な症状(高熱) やレクリエーションを行いながら過ごしており、 を呈する入所者が複数名発生したので、その詳細 また入浴については週2回となっている。 について述べる。 3.インフルエンザ発症とその流れ 1.施設の背景 平成25年1月23日、当入所者に突然発熱がみら みはらしの丘(定員80名)は、山形市南部地区 れ、その後同じような発熱を呈する入所者が複数 に位置し、東に蔵王連峰を望み眼下に山形市内を 名発生した。また、同日に嘔吐後の誤嚥性肺炎で 一望できる高台にある。周辺には小学校があり、 1名(男性入所者)が、医療機関へ搬送され入院 他に530世帯が住む新興住宅地となっている。当施 となった。尚その入所者は施設では発熱はなかっ 設内には施設に従事する職員や、特に施設に用事 たので、インフルエンザ検査は行っていなかった。 のある者以外に出入りする人が少ない。 しかし、医療機関へ到着直後から発熱がみられ、 検査したところインフルエンザA型が検出された 2.施設の現況 と、翌日の1月24日に医療機関より連絡を受けた。 「みはらしの丘」は平成24年4月1日に開設され 発熱者の発生日は図1に示すとおりであり、いず たばかりの特別養護老人ホーム(ユニットタイプ れもインフルエンザA型であった。また、居室と 多床室32、個室48)である。高齢の要介護者(要 感染者との相関関係がみられ、居室別では発生者 介護平均3. 8)80名が生活しており、他にショート 全員が7・8丁目の入所者であった。(図1・図2 ステイ10床が併設されている。入所者全員が日常 参照) 生活全般について介護が必要な方々ばかりであり、 単独での歩行や外出は困難である。入所者の居室 4.症状と経過 には、家族や施設職員などの関係者以外に出入り 初期症状は突然急激な発熱(38. 0℃ 〜39℃ 台) する者がほとんどいない。また、居室は多床室も がみられ、経過とともに咳と痰などの症状を伴う 含めカーテンやドアで仕切られ個室対応が可能と ことが多くみられた。発症者に対してはタミフル なっている。 5日間の内服と、経口摂取困難傾向がみられたた 施設職員は、介護院44名、看護師5名、相談、 め適宜補液を行った。6名中3名は2〜3日で解 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 日付 居室丁目 1/23 1/24 1/25 1/26 1/27 1/28 合 計 1・2丁目 0/20名 3・4丁目 染 5・6丁目 者 7・8丁目 0/20名 ♂♀♀ 及及及 ♀♀ ♀ 合 計 3 2 1 感 15 0/20名 ♀ 0 1 7/20名 0 7/80名 図1 発生状況 図2 居室別感染者の状況 熱し症状が改善した。中でも高齢(90歳代)の2 1月28日以降の発熱者に対してはその都度検査 名は一旦解熱したものの再度発熱傾向がみられ、 を行ったが、14件全てインフルエンザ検出は(−) 抗生剤(ジスロマック)を内服し、その後徐々に であった。1月28日以降新たな感染者はなく、一 回復に向かった。残る1名については発熱の他に 応収束したと考えられる。最終的に今回の入所者 も嘔吐と下痢症状があり、インフルエンザ発症後 のインフルエンザ感染者は、疑いも含め7名(男 7日目で“インフルエンザ後肺炎”の診断で医療 1名、女6名)で、発生率は0. 9%であった。また、 機関へ入院となった。 当施設入所者のインフルエンザ発生は、A型のみ インフルエンザの検査は鼻腔拭い液を使い、イ の発生であった。 ンフルエンザウイルスキット(クイックナビTM- FI U)を使用した。1月24日、7・8丁目入所者に 5.感染源と感染経路 インフルエンザA型陽性者が2名検出された。他 1月21日〜24日までの間24回の面会があり、う にも同丁目に同症状の発熱者が2名いたが、検査 ち6件が7・8丁目の入所者の面会であり、その を行わず臨床症状からインフルエンザと診断され 6件中3件が今回インフルエンザ感染者の家族の た。その後1月25日、27日とそれぞれ同丁目入所 面会であった。さらに3件中2件が1月23日に医 者に1名ずつ同症状の発熱者が出たが、いずれも 療機関に搬送され、インフルエンザA型が検出さ 検査を行わず臨床症状からインフルエンザと診断 れた男性入所者の家族の面会であった。 された。 一方、入所者への感染源として職員も疑われる 16 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 ところであるが、1月23日・24日とそれぞれ1名 を払ってきた。 ずつ、計2名の職員の家族(子供)にインフルエ 当施設は平成24年4月1日に開設したばかりで ンザ発生との報告があった。うち1名は当施設の あり、今回のインフルエンザ発生は初めての経験 近くにある小学校の児童であり、この時期小学校 であった。この発生を教訓とするため総括し考察 でもインフルエンザが流行していた。尚この児童 する。 の親である当職員は感染しなかった。他の1名の 敢 入所者は高齢の要介護者ばかりであり、体 職員はインフルエンザに感染したが、家族(子供) 力・免疫力が低いため易感染状態にある。また、 からの伝播と考えられた。また、7・8丁目入所者 施設のようにやや閉鎖的な所での急性感染症 のインフルエンザ感染者を担当した介護人2名が、 の発生は施設全体に急速に拡大する可能性が 1月27日・28日にそれぞれインフルエンザに感染 あるため、日常的な予防対策に充分注意する したが、いずれも入所者からの伝播と考えられる。 ことが必要である。 以上の事から大胆に推測すれば、家族の接触(面 柑 高齢者は感染により長期化・重症化・合併 会時)による感染ではないかと考えられ、さらに 症を起こしやすい傾向にある。経口摂取困難 入所者から入所者へと伝播されたと考えられる。 時は補液などで水分を補うことが必要となる。 この間施設職員がインフルエンザの「運びや」と なった可能性は否定できない。 桓 高齢者施設入所者は、認知症を伴うことが 多く詳細な症状を伝えることが困難なため、 充分な健康観察を行い異常の早期発見に努め 6.対策 ることが大切である。 1月24日インフルエンザ発生と同時に、直ちに 棺 感染している来訪者を施設内に出入りさせ 嘱託医・施設長・介護係長・相談員・介護支援専 ないこと。感染者が発生した場合は、集会や 門員・看護リーダーによるインフルエンザ対策委 イベントを中止することが大切である。また、 員会を設置した。嘱託内科医師の指導のもと、感 施設職員がウイルスの「運び屋」とならない 染者に対してはタミフルを1日2カプセル、5日 よう充分注意することが必要である。 間服用させることとした。また、予防措置として、 款 冬期間、施設内は暖房を行っているため換 室内の換気、加湿、マスクの着用、うがい、手洗 気することが少ない。従って室内の空気はい いの励行、イベントの中止など、感染者と非感染 ろいろなウイルスに汚染されている可能性が 者との接触を避けるよう配慮し、感染の拡大を阻 高いと思われるため、充分な換気が必要であ 止するとともに、感染者の早期発見に努めた。尚、 る。また空気の乾燥はウイルス感染を助長す 嘔吐・下痢を伴う発生者もおり、次亜塩素酸によ るため、加湿が大切である。 る払拭清掃(ベッド柵・ドアノブ・手すり・便座) を強化し環境調査を実施した。 (感染症対策室を設置し対応した) を 歓 インフルエンザHAワクチン接種(0. 5ml 1回)の効果は定かではないが、接種時期の 検討も考えてみたい。 (今回発生者7名中、6 名の入所者が予防接種を受けている。) 7.考察とまとめ 当施設では、平成24年11月にインフルエンザH 最後に、当施設入所者のインフルエンザ感染者 を1回)を行った。接種 Aワクチンの接種(0. 5ml は、高齢者ゆえに重症化、長期化、合併症の傾向 率は入所者92. 5%、職員88. 3%であった。また、 がみられた。しかし、当施設はユニットタイプで インフルエンザ流行期に備え、入所者・職員とも あり全員個室対応可能なことは、感染症対策にも に毎日うがいや手洗いを行っている。尚、職員は 効果があると考えられた。また、短期間に感染の 出勤時に体温を測定し、また、出入り業者等に対 拡大を阻止できたことは施設長はじめ全職員のご しても手洗いとマスクの着用を徹底することで、 協力に対し感謝申し上げます。 ウイルスの「運び屋」とならない様に細心の注意 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 17 リスク・リテラシーについて 山形県医師会常任理事 深 尾 彰 東日本大震災による福島第一原子力発電所事故から2年がたちましたが、これを機に放射線被ばくの 問題が日本人の健康問題としてクローズアップされてきました。一般に健康問題の大きさは、 「リスク」 という概念で語られることが多いのですが、以前から我々が抱いている「リスク」の概念が、一般の 人々に正しく理解されていないような気がしておりました。そんな中、最近手にした「リスク・リテラ シーが身につく統計的思考」 (ゲルト・ギーゲレンツァー著 吉田利子訳 ハヤカワ文庫ノンフィクショ ン)は、その危惧を一気に吹き飛ばすような名著でした。著者は、 「死と税金のほかには、確実なもの は何もない」というベンジャミン・フランクリンの言葉を引用し(著者はこの言葉にフランクリンの法 則という名前を付けています) 、あらゆる人間の行為には、人間のミスや技術的ミス、知識の限界、予 測不可能性、欺瞞その他の理由で不確実性がつきまとうとし、 「リスク」とは、 「不確実性が実験的観察 をもとに量的に表現されたもの」としています。もうこれだけで、なるほどなるほど、次の講義のネタ にしようとなるわけですが、この本に書かれた例が実に面白いのです。リスクの伝達についての例をご 紹介しましょう。 “うつ病患者にプロザックを処方する際、友人の精神科医は、この薬をのむと30パーセントから50パー セントの確率で性的問題、つまり勃起不全や性的関心の喪失が起こることがあると説明してきたという。 この説明は、副作用の頻度を確率で表すごく普通のやり方だが、患者の話をよく聞くと、患者の多くは 患者自身の性的出会いのうち30パーセントから50パーセントが失敗に終わるだろうと思っていたこと が分かった。この場合、リスクを説明する際には、 「プロザックを処方した患者の10人のうち3人から 5人が性的問題を経験します。」と確率より頻度で説明したほうが誤解を招かない。 ” もう一つ乳がん検診の例です。 “40歳の女性が乳がんにかかる確率は1パーセント。乳がん患者がマンモグラフィ検査で陽性になる 確率は90パーセント。乳がんでないのに検査で陽性になる確率は9パーセント。では、検査結果が陽性 だった女性が乳がんである確率(陽性反応的中度)はどれくらいか?という問題を苦も無く答えられる 医師はそういないだろうが、これを次のように表現したらどうだろう。100人の女性を考える。このう ち1人は乳がんで、たぶん検査は陽性だろう。残りの99人のうち9人はやはり検査が陽性になる。した がって、全部で10人が陽性となる。というわけで、答えは10パーセント。これも確率より頻度にしたほ うがわかりやすい。” どちらも、リスクを表現したり伝達する場合、我々が日常的に平気で使っているパーセント(確率) という代物が、その解釈が難渋だったり時にはとんだ誤解を招くことがあることを知り、目からウロコ といったところでした。リスクの正しい理解と伝達について、ご興味のある会員の皆様にはぜひご一読 いただきたいと思います。 18 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 県医師会だより 第 2 回 常 任 理 事 会 日 時、平成25年6月12日(水) 午後3時30分~ 会 場、県医師会館役員室 出席者 会 長 有海 躬行 副 会 長 栗谷 義樹、中條 明夫、清治 邦夫 常任理事 大内 清則、齋藤 忠明、中目 千之 渡辺 眞史、吉岡 信弥 3.禁煙推進委員会 5月24日(金) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 大内常任理事より報告。 (詳細については、本誌 前月号に掲載済み) 事 務 局 海和事務局長他事務局員 〔Ⅰ〕報告事項 1. 会員訃報 敢 会員氏名 齋藤 敏 先生 【新庄市最上郡医師会】 死亡年月日 5月24日(金) 89歳 告 別 式 5月27日(月) 午後4時 会 場 エヴァホール新庄 喪 主 齋藤 太嘉志 様 三條理事参列 有海会長より、三條理事に参列していただ き、弔意を表した旨報告。 柑 会員氏名 星川 亨 先生 【新庄市最上郡医師会】 死亡年月日 5月23日(木) 96歳 告 別 式 5月25日(土) 午後1時 会 場 新庄玉泉院 喪 主 星川 俊一 様 有海会長より、新庄市最上郡医師会にお願 いし、弔意を表した旨報告。 2.第1回在宅医療担当部理事会 5月22日(水) 県医師会館 清治副会長ほか役員出席 中目常任理事より、本年度、会内委員会として新 たに立ち上げる在宅医療対策委員会の開催に向け て、担当する理事が全理事会後に定期的に協議する ことにし、第1回では、アンケート調査等今年度行 う事業や、今後中長期的に取り組むこと等を協議し た。現在、アンケート調査のやり方や内容等につい てメーリングリストで意見交換をしている旨報告。 4.第129回定例代議員会 5月25日(土) 県土地改良会館 有海会長ほか役員出席 有海会長より報告。 (詳細については、本誌前月 号に掲載済み) 5.健康スポーツ医学委員会 5月27日(月) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 大内常任理事より報告。 (詳細については、本誌 前月号に掲載済み) 6.産業医委員会 5月28日(火) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 齋藤( 忠) 常任理事より報告。 (詳細については、 本誌前月号に掲載済み) 7.保険医療機関の個別指導 敢 5月28日(火) 県高度技術研究開発センター 大内常任理事立会い 柑 6月11日(火) 出羽庄内国際村 中目常任理事立会い 立会い役員より報告。 8.第4回学術推進会議 5月29日(水) 日本医師会館 有海会長出席 有海会長より、今回はノバルティスファーマの 開発部担当の部長から、がん個別化に向けた遺伝 子調査について講義があった旨報告。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 9.都道府県医師会産業保健担当理事連絡協議会 6月3日(月) 日本医師会館 忠) 常任理事、神村理 栗谷副会長、齋藤( 事出席 齋藤( 忠) 常任理事より、厚労省が新たに始めよう とする事業の説明があったが、実効性に乏しい感 があった。また、厚労省から、民主党政権により 産業保健に係る推進センター、地産保、メンタル ヘルス支援センターがばらばらにされて現場で混 乱してきたが、来年度から一本化され、産業保健 支援センターを設置し一括して運営する見込みで あるとの話があった旨報告。 10.学術委員会 6月4日(火) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 中目常任理事より報告。 (詳細については、本誌 別掲) 19 13.東北医師会連合会各県会長会議 6月10日(月) ホテルメトロポリタン仙台 有海会長出席 有海会長より、席上、東北大学から東北地域が 全国の治験ネットワークの空白域になっており、 新たに各大学や病院とネットワークを作り臨床研 究を支援したいとの報告があった。また、日医代 議員会における関連質問の取り扱いについて、事 前通告制度の導入を東北医連の総意として提案す ることになった旨報告。 14.会議・行事等 有) カスミ山形第25期定時株主総会 敢 ( 5月22日(水) 県医師会館 有海会長、清治副会長、大泉監事出席 報告。 柑 北村山地区医師会定時総会・懇親会 5月24日(金) よし田川別館 有海会長出席報告。 11.在宅医療推進モデル事業打合せ会 6月5日(水) 県医師会館 清治副会長、大内常任理事、折居理事 出席 清治副会長より、同事業の共同実施主体である 医学部関係者と、2年度目の持ち方について協議 し、県立中央病院において実際に在宅に移行する 退院カンファレンスに本事業メンバーも関わらせ ていただき、現場の具体的な課題を抽出して検討 していくことになった旨報告。 桓 山形県医師会協同組合第39期通常総代会 5月25日(土) 県土地改良会館 有海会長ほか役員出席報告。 棺 山形県薬剤師会通常総会 5月26日(日) 山形グランドホテル 有海会長出席報告。 款 山形県臓器移植推進機構理事会 5月28日(火) 自治会館 有海会長出席報告。 12.地域医療対策委員会 6月7日(金) 日本医師会館 中目常任理事出席 中目常任理事より、この度日本医師会がHPに 開設したJMAPについて説明があった。市町村 単位の人口予測や医療介護施設数などがあり、今 後の医療介護資源の再配分や機能分化等地域医療 体制を検討していくのに有力なツールになると考 えられ、会員全員が一度はアクセスして地域の状 況を認知してもらうよう周知を図ることになった。 また、在宅医療の推進に関する意見交換では、地 区医師会に強力なリーダーシップを持ったリー ダーの存在が欠かせないためこれを育成していく ことや、地域医療体制の再構築は地区医師会が主 導すべきとの意見が出され、継続して協議・検討 していくことになった旨報告。 歓 子どもの健康づくり連携事業第1回連絡協 議会 5月28日(火) 県庁 吉岡常任理事出席報告。 汗 第1回救急電話相談事業検討会議 5月29日(水) 県庁 大内常任理事出席報告。 漢 第5回山形県合同輸血療法委員会 5月29日(水) 山形市医師会館 大内常任理事出席報告。 澗 平成25年度寒河江市西村山郡医師会定時総 会並びに成人病検査センター協力医会後の合 同懇親会 6月8日(土) 寒河江市西村山郡医師会館 有海会長出席報告。 20 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 潅 第135回東北連合産婦人科学会学術講演会 6月8日(土) ホテルメトロポリタン山形 有海会長出席報告。 環 上山市医師会定時総会 6月11日(火) 月岡ホテル 有海会長出席報告。 甘 平成25年度救急教育連絡会議 6月11日(火) 県庁 大内常任理事出席報告。 I〕通知事項 〔I 1. 「医療基本法(仮称)制定に関するシンポジウ ム」の開催について 7月13日(土) 仙台市医師会館 栗谷副会長より、東北医師会連合会長から、標 記シンポジウムの開催案内がある旨説明があり、 有海会長、大内常任理事、齋藤・神村理事、小林 監事が出席するほか、一部事務局も対応すること と決定。(本会ホームページ・会員メニュー「新着 文書」に掲載。) 5.第129回日本医師会定例代議員会における代表 並びに個人質問について 栗谷副会長より、東北医師会連合会長から、標 記定例代議員会における代表質問1件(宮城県) 並びに個人質問1件(秋田県)を提出するとの通 知がある旨説明があり、了知することと決定。 6.山形県地域医療実習の開催について 栗谷副会長より、県健康福祉部長から、標記に 係る周知依頼がある旨説明があり、了知すること と決定。(本会ホームページ・会員メニュー「新着 文書」に掲載。) 7.ジェネリック医薬品の利用促進について 中條副会長より、県保険者協議会長から、標記 に係る協力依頼がある旨説明があり、了知するこ とと決定。(本会ホームページ・会員メニュー「新 着文書」に掲載。) 8.融雪等に伴う地すべりに係る避難者等の被保 険者証等の提示等及び公費負担医療の取扱いに ついて 2.重症難病患者の入院調整について 栗谷副会長より、県難病医療等連絡協議会長か ら、重症難病患者の一時入院受入れ拡大のため、 県難病医療専門員が入院調整の役割を担っていく との通知がある旨説明があり、了知することと決 定。(本会ホームページ・会員メニュー「新着文 書」に掲載。) 3.山形県バイオクラスター形成推進会議の開催 について 6月7日(金) 県庁 栗谷副会長より、県知事から、標記開催案内が あるが、欠席した旨説明があり了承。 中條副会長より、日本医師会常任理事から、山 形県における融雪等による地すべりに伴い、医療 機関を受診した際に被保険者証等を提示できない 場合の取扱いについて通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会 ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。 ) 9. 「第19回中医協医療経済実態調査」協力につい てのお願い 中條副会長より、日本医師会長から、標記実態 調査への協力依頼がある旨説明があり、各郡市地 区医師会長宛通知することと決定。 (本会ホーム ページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 4. 「平成25年有床診療所実態調査」へのご協力の お願い 10.生活保護の医療扶助における後発医薬品のさ 栗谷副会長より、日本医師会長から、標記実態 調査への協力依頼がある旨説明があり、了知する ことと決定。(本会ホームページ・会員メニュー 「新着文書」に掲載。) 中條副会長より、日本医師会常任理事から、標 記協力依頼がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長宛通知することと決定。(本会ホームページ・ 会員メニュー「新着文書」に掲載。) らなる使用促進について 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 「地域支援事業の実施について」の一部改正に 11. ついて 清治副会長より、日本医師会常任理事から、標 記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長 宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員 メニュー「新着文書」に掲載。) 12.平成25年度地域ケア会議活用推進等事業の実 施について 清治副会長より、日本医師会常任理事から、標 記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長 宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員 メニュー「新着文書」に掲載。) 13.妊産婦健診等における母子感染対策について 清治副会長より、日本医師会常任理事から、日 本周産期・新生児学会及び日本産科婦人科学会が とりまとめた「赤ちゃんとお母さんの感染予防対 策5ケ条」について通知がある旨説明があり、各 郡市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会 ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 14.平成25年度「児童虐待防止推進月間」標語募 集への協力依頼について 清治副会長より、日本医師会常任理事から、標 記依頼がある旨説明があり、了知することと決定。 (本会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に 掲載。) 「学校において予防すべき感染症の解説」の周 15. 知依頼について 清治副会長より、日本医師会常任理事から、平 成11年に発行した「学校において予防すべき伝染 病の解説」に、新たに、教職員や医療関係者を対 象とする感染症対策に係る指導参考資料が公表さ れたとの通知がある旨説明があり、各郡市地区医 師会長宛通知することと決定。 (本会ホームペー ジ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 21 17.在宅医療・在宅看護教育センター、在宅がん 緩和看護コースについて 清治副会長より、山形大学大学院医学系研究科 長から、在宅看護とがんに関する幅広い知識と技 術を習得し、「在宅医療・在宅看護」を支える力と なる看護職を養成するため、平成25年4月に標記 教育センターを設置したとの通知がある旨説明が あり、了知することと決定。(本会ホームページ・ 会員メニュー「新着文書」に掲載。) 18.鳥インフルエンザ(H7N9)を指定感染症 として定める等の政令に伴う学校保健安全法に おける取扱いについて 清治副会長より、日本医師会常任理事から、鳥 インフルエンザ(H7N9)が学校において予防 すべき感染症の第一種の感染症とみなされるとの 通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛 通知することと決定。(本会ホームページ・会員メ ニュー「新着文書」に掲載。) 19.金山町一般不妊治療費助成事業について 清治副会長より、金山町長から、平成25年4月 1日より、一般不妊治療を受けた金山町民に対し、 自己負担額を助成することとなったとの通知があ る旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通知する ことと決定。(本会ホームページ・会員メニュー 「新着文書」に掲載。) 兼) 第49回岩手県学 20.第46回東北学校保健大会( 校健康教育研究大会の開催について 8月6日(火)、7日(水) いわて県民情報交流センターほか 清治副会長より、県スポーツ保健課長から、標 記大会の開催案内がある旨説明があり、了知する ことと決定。(本会ホームページ・会員メニュー 「新着文書」に掲載。) 21.山形県在宅医療推進協議会専門部会の開催に ついて 6月20日(木) 県庁 16.精神障害者地域移行・地域定着支援事業の実 施について 清治副会長より、日本医師会常任理事から、平 成25年4月1日から実施要綱の一部が改正され、 「地域体制整備コーディネーター」が廃止されると の通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長 宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員 メニュー「新着文書」に掲載。) 清治副会長より、県在宅医療推進協議会事務局 から、標記専門部会の開催案内がある旨説明があ り、大内常任理事、折居理事出席することと決定。 22 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 22.鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感 〔Ⅲ〕協議事項 染症に対する院内感染対策の送付について 1.山形市医師会懇親会へのご招待について 6月26日(水) ホテルキャッスル 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記の院内感染対策について通知 がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通知 す る こ と と 決 定。 (本 会 ホ ー ム ペ ー ジ・会 員 メ ニュー「新着文書」に掲載。) 栗谷副会長より、山形市医師会長から、標記懇 親会の開催案内がある旨説明があり、有海会長出 席することと決定。 23.新種のコロナウイルスによる感染症の国内検 2.支部審査会委員の推薦について 査体制及び日本における呼称について 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、本ウイルスの検査結果が陽性と なった場合等に国立感染症研究所において確認検 査を行うこと及び厚労省への情報提供の際の参考 様式を作成、また、厚生労働省においても、感染 症の病原体名を「MERSコロナウイルス」、感染 症名を「中東呼吸器症候群」とするとの通知があ る旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通知する ことと決定。(本会ホームページ・会員メニュー 「新着文書」に掲載。) 栗谷副会長より、地方公務員災害補償基金山形 県支部長から、標記委員の推薦依頼がある旨説明 があり、現委員の板坂勝良先生を再推薦すること と決定。 3.NPO山形県腎友会第11回定期大会並びに記 念特別講演会開催のご案内 6月30日(日) 山形ビッグウイング 栗谷副会長より、県腎友会長から、標記大会等 の開催案内がある旨説明があり、欠席することと し、祝電を打電することと決定。 24.ヒブワクチンの価格について 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、7月1日よりヒブワクチンの希望 小売価格が4, 500円から4, 140円に変更されるとの 通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛 通知することと決定。(本会ホームページ・会員メ ニュー「新着文書」に掲載。) 25.平成25年度山形県救急業務高度化推進協議会 「教育指導ワーキンググループ」の設置について 大内常任理事より、県救急業務高度化推進協議 会長から、標記通知がある旨説明があり、了知す ることと決定。 4.山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお 願いについて 7月12日(金) ホテルメトロポリタン山形 栗谷副会長より、県臨床内科医会長から、標記 学術講演会への後援依頼がある旨説明があり、後 援を了承することと決定。 5.後援名義使用承認申請書 10月26日(土) 天童ホテル 大内常任理事より、東北7県医療連携実務者協 議会から、 「第5回東北7県医療連携実務者協議会 in天童」への後援依頼がある旨説明があり、後 援を了承することと決定。 26.地域医療情報システム(JMAP)について 渡辺常任理事より、日本医師会常任理事から、 日本医師会ホームページ・メンバーズルーム内「地 域医療・診療支援」のページに標記システムを開 設したとの通知がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長宛通知することと決定。 27.平成23年産業連関構造調査(医療業・社会福 祉事業等投入調査)の協力依頼について 吉岡常任理事より、日本医師会長から、標記調 査の協力依頼がある旨説明があり、了知すること と決定。 6.第5回公開高血圧講座 ご後援のお願い 7月6日(土) 新庄市民プラザ 栗谷副会長より、日本高血圧協会山形県支部長 から、標記講座への後援依頼がある旨説明があり、 後援を了承することと決定。 7.日本医師会女性医師支援センター事業北海道・ 東北ブロック会議の開催について 9月21日(土) 北海道医師会館 栗谷副会長より、北海道医師会長から、標記会 議の開催案内がある旨説明があり、参加者は栗谷 副会長に一任することと決定。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 8.2013年度 自賠責保険に関する研修会の実施 について 中條副会長より、日本医師会長から、標記研修 会について通知がある旨説明があり、研修会を企 画することと決定。(本会ホームページ・会員メ ニュー「新着文書」に掲載。) 23 15.平成25年度賛助会費納入について 清治副会長より、県防犯協会連合会長から、平 成25年度賛助会費の納入依頼がある旨説明があり、 会費を納入することと決定。 16.産業保健事業の総合調整のための協議会運営 事業の委託について 9. 「労災診療費算定実務研修会」開催に係る共催 及び広報依頼について 7月11日(木) 庄内地域産業振興センター 7月12日(金) 山形ビッグウイング 齋藤( 忠) 常任理事より、山形労働局長から、標記 事業の委託依頼がある旨説明があり、受託するこ とと決定。 中條副会長より、労災保険情報センターから、 標記について依頼がある旨説明があり、共催を了 承し、周知を図ることと決定。 17.日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の 10.平成25年度第1回山形県在宅医療推進協議会 齋藤( 忠) 常任理事より、山形産業保健推進連絡事 務所から、標記研修会の指定申請がある旨説明が あり、日本医師会へ申請することと決定。 の開催について 6月28日(金) 県庁 清治副会長より、県在宅医療推進協議会事務局 から、標記協議会の開催案内がある旨説明があり、 有海会長、清治副会長、大内常任理事出席するこ とと決定。 11.「第1回 日本医師会 在宅医リーダー研修 会」の開催について 7月28日(日) 日本医師会館 清治副会長より、日本医師会長から、標記研修 会の開催案内がある旨説明があり、各郡市地区医 師会長宛通知することと決定。 (本会ホームペー ジ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 12.ご後援のお願い(やまがたピンクリボンフェ スタ2013) 10月6日(日) 山形テルサ 中目常任理事より、やまがたピンクリボン運動 実行委員会から、標記への後援依頼がある旨説明 があり、後援を了承することと決定。 13.平成25年度山形県北方領土返還促進協議会会 費の納入について 申請書提出について 8月30日(金) 山新オフセット叙 追 加 要 項 〔 I〕報告事項 1. 会員訃報 会員氏名 笠島 武 先生 【山形市医師会】 死亡年月日 6月8日(土) 75歳 告 別 式 6月10日(月) 午後3時30分 会 場 セレモニーホール山形 喪 主 笠島 隆 様 大内常任理事参列。 大内常任理事より、偲ぶ会に参列し弔意を表し てきた旨報告。 I〕通知事項 〔I 1.第5回学術推進会議(Ⅶ)の開催について 8月23日(金) 日本医師会館 栗谷副会長より、日本医師会生涯教育課から、 標記会議の開催案内がある旨説明があり、有海会 長出席することと決定。 清治副会長より、県北方領土返還促進協議会長 から、平成25年度会費の納入依頼がある旨説明が あり、会費を納入することと決定。 2. 大阪府医師会 勤務医部会 設立40周年記念式典、 記念講演・シンポジウムの開催について 7月13日(土) 帝国ホテル大阪 14.国内旅行傷害保険包括契約満期のご案内 栗谷副会長より、大阪府医師会長から、標記の開 催案内がある旨説明があり、了知することと決定。 清治副会長より、カスミ山形から、標記満期案 内がある旨説明があり、継続することと決定。 24 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 3.平成25年度 がん検診推進事業の実施について 中目常任理事より、日本医師会長から、市町村 及び特別区が実施するがん検診において、検診手 帳及び検診無料クーポン券を送付し、がん検診の 受診促進を図るとの通知がある旨説明があり、各 郡市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会 ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 4.平成25年度日本医師会認定産業医制度生涯研 修会の開催について 8月24日(土) 中央労働災害防止協会 齋藤( 忠) 常任理事より、日本医師会長から、標記 研修会の開催案内がある旨説明があり、各郡市地 区医師会長宛通知することと決定。 (本会ホーム ページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) I I〕協議事項 〔I 1.星総合病院グランドオープン記念式典及び記 念講演会 7月20日(土)・21日(日) 新ポラリス保健看護学院 栗谷副会長より、星総合病院理事長から、標記 案内がある旨説明があり、欠席とし、祝電を打電 することと決定。 2.平成25年度独立行政法人国立病院機構山形病 院 重症心身障がい児施設協力会総会の開催に ついて 7月3日(水) 山形市役所 栗谷副会長より、山形病院重症心身障がい児施 設協力会会長から、標記総会の開催案内がある旨 説明があり、欠席することと決定。 5.第25回東北学校保健・学校医大会の参加申込 みについて 7月20日(土)、21日(日) ホテルメトロポリタン盛岡 清治副会長より、岩手県医師会長から、標記大 会の参加案内がある旨説明があり、有海会長、中 條・清治副会長、大内常任理事、神村理事、小林 監事が出席することと決定。 6.第25回東北学校保健・学校医大会における代 表者会の開催について 7月21日(日) ホテルメトロポリタン盛岡 清治副会長より、岩手県医師会長から、標記大会 における代表者会への出席案内がある旨説明があ り、有海会長、清治副会長が出席することと決定。 7.第25回東北学校保健・学校医大会における各 県医師会学校保健担当理事意見交換会の開催に ついて 7月20日(土) ホテルメトロポリタン盛岡 清治副会長より、岩手県医師会長から、標記意 見交換会への出席案内がある旨説明があり、中條・ 清治副会長、大内常任理事出席することと決定。 8.第25回東北学校保健・学校医大会の会長招宴 について 7月20日(土) ホテルメトロポリタン盛岡 清治副会長より、岩手県医師会長から、標記会 長招宴への出席案内がある旨説明があり、有海会 長出席することと決定。 9.平成25年度山形県学校保健研究大会の後援に ついて 10月31日(木) 天童市市民文化会館 3.長期運転資金の貸付に係る意見について 中條副会長より、労災保険情報センター理事長 から、長期運転資金の貸付に係る意見を求められ ている旨説明があり、会員ではあるが経営状況ま では把握しておらず、よく調査されるよう意見す ることと決定。 4.平成25年度 認知症サポート医養成研修の受 講者の推薦について 清治副会長より、県健康福祉部長から、標記依 頼がある旨説明があり、今年度は北村山、新庄市 最上郡及び酒田地区の各医師会に受講者の推薦方 を依頼することと決定。 清治副会長より、県学校保健研究大会実行委員 長から、標記大会への後援依頼がある旨説明があ り、後援を了承することと決定。 10.平成25年度先天性代謝異常等検査技術検討会 の開催について 7月24日(水) 県衛生研究所 清治副会長より、県衛生研究所長から、標記検 討会への出席案内がある旨説明があり、欠席する ことと決定。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 11.新型インフルエンザ特別措置法にかかる指定 地方公共機関の受諾について 中目常任理事より、県健康福祉部から、本会に 対して標記依頼がある旨説明があり、受諾するこ とと決定。 12.東北医師会連合会理事・代表者合同会議並び に東北ブロック選出日医代議員打合せ会の開催 について 6月22日(土) 東京 ホテルグランドパレス 栗谷副会長より、東北医師会連合会長から、標 記への出席案内がある旨説明があり、正副会長が 出席することと決定。 「山形県看護師等確保推進会議」委員への就任 13. 及び第1回会議の開催について 7月11日(木) 山形県自治会館 25 14.看護師等の勤務環境の改善企画委員会委員へ の就任依頼及び平成25年度第1回委員会の開催 について 7月11日(木) 山形県自治会館 吉岡常任理事より、山形労働局労働基準部長から、 標記依頼がある旨説明があり、吉岡常任理事を推薦 することとし、委員会に出席することと決定。 〔 Ⅳ 〕医師連盟関係 3.協議事項 敢 遠藤利明政経セミナー 6月25日(火) ANAインターコンチネンタルホテル東京 鈴木業務課長より、発起人から、標記セミナー の開催案内がある旨説明があり、パーティー券 を購入することと決定。 吉岡常任理事より、県健康福祉部長から、標記 依頼がある旨説明があり、吉岡常任理事の委員就 任の受諾及び出席することと決定。 私たちの事業は、 医療と介護、そして教育の 「 三位一体 」 3つが力を合わせながら、やさしさを強さに、思いをかたちに。 医療関連 事業 医事トータル業務 滅菌・SPDサービス 医事コンサルティング ヘルスケア 事業 訪問介護 教育事業 通所介護 福祉用具レンタル 在宅改修 他 医療事務・ホームヘルパー養成 他 株式会社ニチイ学館 山形支店 〒990-0039 山形市香澄町3丁目1-7 朝日生命山形ビル 5 F TEL0 23−641−3359 26 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 第 4 回 全 理 事 会 日 時、平成25年6月26日(水) 午後3時30分〜 会 場、県医師会館役員室 出席者 会 長 有海 躬行 副 会 長 栗谷 義樹、中條 明夫、清治 邦夫 常任理事 大内 清則、深尾 彰、齋藤 忠明 中目 千之、渡辺 眞史、吉岡 信弥 理 事 折居 和夫、江口 儀太、齋藤 聰 江口 拓也、神村 裕子、三條 典男 監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩 議 長 福原 晶子 副 議 長 島田 耕司 4.医療関係者検討委員会 6月5日(水) 日本医師会館 福原議長出席 福原議長から、今回は日本歯科医師会及び日本 薬剤師会からオブザーバー出席があり、日歯から はチーム医療における認定看護師問題は、歯科技 工士が似たポジションにあること、日薬からは、 在宅医療に積極的に関与していくこと及び処方箋 交付から薬剤交付の流れを改善していきたいとの 発表があった旨報告。 事 務 局 海和事務局長他事務局員 〔Ⅰ〕報告事項 1.第2回常任理事会 6月12日(水) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 栗谷副会長より、既に理事会MLで報告がされ ているところだが、羽生田候補のサポーターが本 会の目標の15. 8%しか集まっておらず、告示まで の間皆さんと頑張らなければならない旨報告があ り、了承。 2.診療に関する相談状況 栗谷副会長より、5月分の診療に関する相談は、 診療に対する苦情・相談が6件であった旨報告。 3 国民生活安全対策検討委員会 5月30日(木) 日本医師会館 神村理事出席 神村理事より、最初に東京女子医大の川島先生 から、統合医療を推進する立場からの講義では、 医療へのアクセスを拒否又は阻害する施者がいる ので問題になる。必ず医師が行うべきとのこと。 厚労省からは、副作用報告は、それを検出するだ けでなく医療現場で情報を活用できるようにする ためにも報告をしてもらいたい。また、自動車運 転に支障が出る薬物については、医師が説明をす べきとのことであった旨報告。 5.第4回日本糖尿病対策推進会議総会 6月7日(金) 日本医師会館 神村理事出席 神村理事より、熊本県から、糖尿病患者が増え 続けている中で軽症患者を見逃さないため、どの 医師も扱える紙ベースのパスを立ち上げたこと、 和歌山からはITCを活用したパスを運用してい る。2人主治医制について患者は肯定的とあった が、受診者へのアンケートであり全体としては疑 問が残る旨報告。 6.第8回救急・大規模災害等対策委員会担当理 事打合せ会 6月12日(水) 県医師会館 大内・吉岡常任理事、齋藤( 聰) ・ 江口( 拓) 理事出席 大内常任理事より報告。 (詳細については、本誌 別掲) 7.第3回定款諸規程検討委員会 6月13日(木) 日本医師会館 中條副会長より、当日所用で欠席したが、日医 から送付された会議報告書では、日本医学会の高 久会長から法人化に係る定款の素案の説明があっ たが、拙速には進められない問題である旨報告。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 8.日医生涯教育協力講座セミナー 6月15日(土) 山形国際ホテル 有海会長、深尾常任理事出席 深尾常任理事より、心房細動と脳梗塞をテーマ に開催し、38名が出席して実のある講座となった 旨報告。 9.保険医療機関の個別指導 敢 6月18日(火) 県高度技術研究開発センター 神村理事立会い 27 款 県在宅医療推進協議会専門部会 6月20日(木) 県庁 大内常任理事、折居理事出席報告。 I〕通知事項 〔I 1.医薬品服用中の自動車運転等の禁止等に関す る患者への説明について 立会い役員より報告。 栗谷副会長より、日本医師会長から、添付文書 の使用上の注意に、自動車運転等の禁止等の記載 がある医薬品を処方又は調剤する際は、医師又は 薬剤師から患者に対し、必要な注意喚起を行うよ うとの通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長宛通知することと決定。(本会ホームページ・ 会員メニュー「新着文書」に掲載。) 10.東北医師会連合会理事・代表者会議並びに日 2.今夏の電力需給対策について 柑 6月25日(火) 山形ビッグウイング 吉岡常任理事立会い 医代議員打合せ会 6月22日(土) ホテルグランドパレス 有海会長、中條・清治副会長出席 有海会長より、24年度決算を協議し承認された。 また、東北学校保健・学校医大会(岩手)及び東 北医師会連合会総会学術大会(青森)の案内があっ た旨報告。 11.第129回日本医師会定例代議員会 6月23日(日) 日本医師会館 有海会長、栗谷・中條・清治副会長出席 有海会長より、日本医学会の法人化問題、TP Pへの懸念、診療報酬に地域格差導入問題等多く の質疑が交わされた。また、羽生田副会長を今回 上位当選させなければ、日本医師会の政治的存在 が消えてしまうとの危機意識が表明された旨報告。 12.会議・行事等 敢 健康長寿安心やまがた推進本部設立会議 6月13日(木) ホテルメトロポリタン山形 有海会長出席報告。 柑 山形県学校保健連合会理事会 6月13日(木) あこや会館 有海会長出席報告。 桓 山形県看護協会公益社団法人移行記念式典 6月14日(金) 県看護協会会館 有海会長出席報告。 棺 山形県医師信用組合第40期通常総代会 6月15日(土) 山形国際ホテル 有海会長ほか役員出席報告。 栗谷副会長より、日本医師会常任理事から、現 時点で今夏の計画停電の見通しはないとの説明は 受けているが、節電と日頃からの停電に備えた安 全対策について通知がある旨説明があり、了知す ることと決定。(本会ホームページ・会員メニュー 「新着文書」に掲載。) 3.第130回日本医師会臨時代議員会の開催について 10月13日(日) 日本医師会館 栗谷副会長より、日本医師会庶務課から、標記 臨時代議員会を開催し補欠選挙を行う予定との通 知がある旨説明があり、了知することと決定。 4.代議員会における関連質問通告制導入につい ての提言 有海会長より、東北医師会連合会長から、東北 医連として日医に申し入れをしたもので、議事運 営委員会で扱いを協議したところ、関連質問は執 行部の答弁に対して行われるものであり、事前に は提出しがたいものであるが、議事運営の合理化 については、引き続き検討していくことになった 旨報告があり、了承。 5.厚生労働省「疑義解釈資料の送付について (その14)」の送付について 中條副会長より、日本医師会常任理事から、標 記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長 宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員 メニュー「新着文書」に掲載。) 28 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 6.主治医意見書に関する研修資料の周知について 清治副会長より、日本医師会常任理事から、標 記に係る周知依頼がある旨説明があり、各郡市地 区医師会長宛通知することと決定。 (本会ホーム ページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 7.ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の 対応について 11.第1回山形県受動喫煙防止対策検討委員会の 開催について 7月3日(水) あこや会館 大内常任理事より、県健康福祉部長から、標記 への出席案内がある旨説明があり、大内常任理事 出席することと決定。 12.文部科学省への要望書の提出について(看護師・ 准看護師養成所の実習施設確保等に関する要望) 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理対 策室長から、標記対応について、平成25年4月1日 から定期接種として行われているが、因果関係が否 定できない持続的な疼痛がワクチン接種後にみら れたことから、積極的な勧奨を差し控えるとの通知 があるが、既に日医並びに県より通知済みである旨 説明があり、了知することと決定。 (本会ホームペー ジ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 8.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療 に関する法律第12条第1項及び第53条の11第1 項の規定に基づく届出について 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、届出が実施されていない事例が多 数指摘されていることから、適法に実施されるよ う周知依頼がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長宛通知することと決定。(本会ホームページ・ 会員メニュー「新着文書」に掲載。) 吉岡常任理事より、日本医師会長から、文部科学 省へ標記要望書を提出したとの通知がある旨説明 があり、鶴岡地区医師会長宛通知することと決定。 13.日本医師会年金(医師年金)の個人情報保護 対応について 吉岡常任理事より、日本医師会常任理事から、 法律に則った手順書等を策定し、個人情報保護の 徹底を図っていくとの通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会 ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。 ) 14.日本医師会年金の普及推進活動について 吉岡常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会 長宛通知することと決定。(本会ホームページ・会 員メニュー「新着文書」に掲載。) 9.風しんの任意の予防接種の取扱いについて 15.平成25年度「山形県ナースセンター事業運営 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記予防接種について妊婦の周囲 の方及び妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方 で抗体価が十分であると確認できた方以外の方が 優先して接種を実施できるよう、効果的な接種の 実施について通知がある旨説明があり、各郡市地 区医師会長宛通知することと決定。なお、ワクチ ンが不足する中で抗体検査が必要になり患者負担 が増えることへの対応は、引き続き検討していく こととした。(本会ホームページ・会員メニュー 「新着文書」に掲載。) 10.季節性インフルエンザワクチンの供給について 中目常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記通知がある旨説明があり、各 郡市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会 ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 委員会」委員の推薦について 吉岡常任理事より、県看護協会長から、標記委 員会委員の推薦依頼がある旨説明があり、吉岡常 任理事を推薦することと決定。 〔Ⅲ〕協議事項 1.第45回山形県身体障がい者福祉大会(酒田大 会)の開催について 7月26日(金) 酒田市民会館 希望ホール 栗谷副会長より、県身体障害者福祉協会長から、 標記大会の開催案内がある旨説明があり、欠席す ることと決定。 2.山形県社会福祉審議会委員の委嘱について 栗谷副会長より、県知事から、有海会長へ標記 審議会委員の委嘱依頼がある旨説明があり、受諾 することと決定。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 3.仙台ドクタークラブとの平成25年度(第59回) 親善野球大会開催について 7月28日(日) ベルサンピアみやぎ泉Aグランド、江陽 グランドホテル 栗谷副会長より、山形市医師会長から、標記大 会の開催案内がある旨説明があり、欠席すること と決定。 4.山形県警察協力医会第25回定期総会並びに25 周年記念式典等の開催について 9月15日(日) 山形国際ホテル 栗谷副会長より、県警察協力医会長から、標記 への出席案内がある旨説明があり、有海会長出席 することと決定。 5.平成25年度山形県看護協会「患者と共に取り 組む医療安全」公開フォーラム事業の実施に伴 う後援について 8月24日(土) 山形県看護協会館 29 9.平成25年「母子保健功労者表彰」候補者の推 薦について 清治副会長より、県子育て推進部長から、標記 推薦依頼がある旨説明があり、各郡市地区医師会 長宛通知することと決定。 10.第25回全国医師会共同利用施設総会の開催に ついて 8月31日(土) 〜9月1日(日) パシフィコ横浜会議センターほか 中目常任理事より、日本医師会長から、標記総 会の開催案内がある旨説明があり、大泉監事出席 することと決定。 11.地域連携パス検討事業委託業務の委託について 大内常任理事より、県知事から、標記依頼があ る旨説明があり、委託契約することと決定。 「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名 12. 等について」の一部改正について 栗谷副会長より、県看護協会長から、公開フォー ラムへの後援依頼がある旨説明があり、後援を了 承することと決定。 6.第97回置賜医会の開催について 7月27日(土) 熊野大社 證誠殿 栗谷副会長より、置賜医会会頭から、第97回置 賜医会の開催案内がある旨説明があり、有海会長 出席することと決定。 7.第58回山形県国保地域医療学会の後援について 9月7日(土) ホテルメトロポリタン山形 深尾常任理事より、県国民健康保険団体連合会 理事長から、国保地域医療学会への後援依頼があ る旨説明があり、後援を了承することと決定。 8.平成25年度健やか親子21全国大会実行委員会 委員の推薦及び後援について 10月16日(水) 〜18日(金) 山形テルサ 清治副会長より、県子育て推進部長から、標記 依頼がある旨説明があり、実行委員会委員として 清治副会長を推薦及び後援を了承することと決定。 渡辺常任理事より、日本医師会長から、新たに、 日本精神神経学会からの届出が厚生労働大臣に受 理されたとの標記通知がある旨説明があり、各郡 市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会ホー ムページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。 ) 追 加 要 項 〔 I〕報告事項 1.会員訃報 会員氏名 長井 良彦 先生 【山形市医師会】 死亡年月日 6月22日(土) 77歳 告 別 式 6月25日(火) 午前10時30分 会 場 セレモニーホール霞城 喪 主 長井 良博 様 有海会長より、山形市医師会にお願いし、弔意 を表した旨報告。 2.山形県介護支援専門員協会 平成25年度第2回 通常総会並びに第1回研修会 5月26日(日) ヒルズサンピア山形 折居理事出席報告。 30 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 I〕通知事項 〔I 1.平成25年度の医療法第25条第1項の規定に基 づく立入検査の実施及び同要綱の一部改正につ いて 栗谷副会長より、日本医師会長から、標記要綱 が一部改正され、本年度の立入検査実施にあたっ ての留意事項について通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。 (本会 ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) 2.平成25年度東北医師会連合会事務局長会議の 開催について 8月2日(金) 秋田県医師会館 栗谷副会長より、東北医師会連合会長から、標 記会議の開催案内がある旨説明があり、海和事務 局長出席することと決定。 3.平成25年度(第47回)臨床検査精度管理調査 の実施について 中目常任理事より、日本医師会長から、標記調 査への協力依頼がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長宛通知することと決定。 4.平成25年度東北地区結核予防技術者地区別講 習会及び結核行政担当者会議の開催について 9月5日(木) 〜6日(金) ホテル東日本 中目常任理事より、県健康福祉部長から、標記 開催案内がある旨説明があり、了知することと決 定。(本会ホームページ・会員メニュー「新着文 書」に掲載。) 5.地域医療支援病院の要件見直しについて 大内常任理事より、日本医師会副会長から、厚 生労働省では、地域医療支援病院の承認要件の見 直しに関する検討を行っており、承認要件の改正 案が3つ示されたとの通知がある旨説明があり、 了知することと決定。(本会ホームページ・会員メ ニュー「新着文書」に掲載。) 6.地域産業保健事業に対する監査指導の実施に ついて 7月1日(月) 酒田地域産業保健センター 齋藤( 忠) 常任理事より、山形労働局長から、酒田 地域産業保健センターで監査指導を実施するとの 通知があるが、今後全てのセンターで実施される 旨説明があり、了承することと決定。 7.厚生年金保険法等改正法案の成立について 吉岡常任理事より、県医療機関厚生年金基金理 事長から、標記法案が成立し平成26年4月1日施 行が予定されているが、本県の基金は現在のとこ ろ「代行割れ」ではないが、 「厚生年金としての存 続の要件」を満たしているわけではなく、今後の 方向性や対応等について、可能な選択肢の中から 検討していくとの通知がある旨説明があり、了知 することと決定。 8.環境と健康に係る医師と患者・住民とのコミュ ニケーションに関するアンケート調査の協力依 頼について 栗谷副会長より、日本医師会環境保健担当理事 から、標記アンケート調査への協力依頼がある旨 説明があり、了知することと決定。(本会ホーム ページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。) I I〕協議事項 〔I 1.「 フォーラム認知症新時代」に係る山形県医師 会後援名義の使用承認について 8月24日(土) 山形テルサ 大内常任理事より、NHK厚生文化事業団理事 長から、「 フォーラム認知症新時代」への後援依頼 がある旨説明があり、後援を了承することと決定。 2.日本医師会認定産業医の認定申請(新規・更 新)について 齋藤( 忠) 常任理事より、2名の非会員から新規、27 名の会員並びに2名の非会員から更新申請があるが、 その内更新申請者1名の非会員は郡市地区医師会長 の推薦が得られていない旨説明があり、この1名以 外の30名を日本医師会に申請することと決定。 3.県病院協議会との懇談会の提出議題について 8月1日(木) ホテルメトロポリタン山形 敢 山形県内の医療機関における血液製剤の使 用状況と廃棄率への対応策について(大内常 任理事) 柑 人口動態から見た今後の医療体制の構築— 特に地域一般病床重要性(J −MAPの活用) (中 目常任理事) 桓 病院病床の機能分化について(栗谷副会長) 栗谷副会長より、県病院協議会との懇談会の提 出議題について説明があり、上記議題を提出する ことと決定。 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 4.県知事との懇談会の提出議題について 8月26日(月) ホテルメトロポリタン山形 敢 学校における統一基準による小児肥満対策 について(渡辺常任理事) 柑 北村山地区における一次救急医療体制づく りの促進について(大内常任理事) 桓 国保運営主体を市町村から都道府県へ移管 の動きについて(栗谷副会長) 栗谷副会長より、県知事との懇談会の提出議題 について説明があり、上記議題を提出することと 決定。 31 斬集団的個別指導 8月20日(火) 響ホール 中目常任理事 8月21日(水) 山形ビッグウィング 渡辺常任理事 中條副会長より、保険医療機関の個別指導等につい て説明があり、立会い役員について上記のとおり決定。 9.山形県糖尿病対策推進会議委員の解職及び委 嘱について 解職 濱口 菊枝(山形県看護協会) 委嘱 服部 秀子(山形県看護協会) 5.県理事会の出席者及び懇談会の議題について 栗谷副会長より、北村山地区医師会長から、出 席者及び懇談会の議題が提出された旨説明があり、 議題への答弁は、大内常任理事が担当することと 決定。 中目常任理事より、山形県糖尿病対策推進会議 委員の解職及び委嘱依頼がある旨説明があり、委 嘱・解職することと決定。 10.県医師会館外部シーリング打替え及び玄関庇 防水改修工事請負契約の締結について 6.山形県警察医会25周年記念講演会の後援並び に助成金のお願いについて 9月15日(日) 山形国際ホテル 清治副会長より、実行委員長から、記念講演会 の後援並びに助成依頼がある旨説明があり、後援 を了承し、助成することと決定。 7.平成25年度 勤務医会員数・勤務医部会設立 状況等調査について 栗谷副会長より、日本医師会常任理事から、標 記依頼がある旨説明があり、回答は栗谷副会長に 一任することと決定。 8.保険医療機関の個別指導等について 斬特定共同指導 7月25日(木)・26日(金) 病院 中目常任理事、尾形監事、福原議長 斬個別指導 7月30日(火) 県高度技術研究開発センター 吉岡常任理事 7月31日(水) 山形市市民活動支援センター 神村理事 8月6日(火) わくわく新庄 三條理事 8月27日(火) 山形ビッグウィング 大内常任理事 清治副会長より、受注を山形建設へ依頼したい 旨説明があり、工事を実施することとし、契約を 締結することと決定。 〔 Ⅳ 〕医師連盟関係 1.報告事項 敢 山形県医師連盟執行委員会 6月15日(土) 山形国際ホテル 有海委員長ほか役員出席 有海委員長より、参議院選挙の選挙区につい て、大沼候補を推薦することを決定した旨報告。 柑 日本医師連盟街宣車の運行について 6月19日(水) 米沢−南陽−上山−山形−天童−東根−河北 −寒河江−鶴岡−酒田 有海委員長より、県内を一巡し、先生方にも お会いできた旨報告。 3.協議事項 敢 大沼みずほ候補必勝祈願祭並びに出陣式の ご案内 7月4日(木) 大沼みずほ後援会事務所 有海委員長より、選挙対策本部選対本部長か ら、標記案内がある旨説明があり、了知するこ とと決定。 32 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 学 術 委 員 会 本会学術委員会は、去る6月4日(火)午後3時30 単位を取得できるよう、広報活動を通じ会員の研 分より、県医師会館2階会議において開催された。 修意欲を高めて行くことが大切である旨説明があ 初めに有海会長より「医師会は学術団体である。 り了承された。 日本医師会も学術面において、大変力を入れて活 動している。日本医師会が主催する学会をはじめ、 〇協 議 数多くの勉強会が毎日開催され、多くの先生方が 1.平成25年度生涯教育制度について 生涯教育に日々ご努力され、ご協力をいただいて いると実感している。県医師会としても計画的な 中目常任理事より、平成25年度生涯教育制度は、 研修会を開催し実績を上げている。本日は、忌憚 平成24年度と同様の内容で、3年間で単位数とカ のないご意見をいただき、今年度の活動に役立て リキュラムコードの合計が、60以上取得した会員 ていきたい。」との挨拶があり、続いて鈴木委員長 に日医生涯教育認定証が発行される。 の司会で協議が進められた。主な協議内容は次の 日本医師会雑誌を利用した回答、日本医師会e とおりである。 −ラーニング、講習会・講演会・ワークショップ・ 学会等、医師国家試験問題作成、臨床実習・臨床 出席者 研修医制度における指導、体験学習(共同診療、 会 長 有海 躬行 病理解剖見学、手術見学等の病診・診診連携の中 副 会 長 栗谷義樹 での学習)、医学学術論文・医学著書の執筆等いろ 担当理事 中目 千之、神村 裕子 んな方法での単位・カリキュラムの取得が可能で 委 員 長 鈴木 民夫 あり、専門分野だけでなく、より広く多くのカリ 副委員長 内村 文昭 キュラムコードの取得を目標にしていただきたい 委 員 菅原 一彦、安達 善裕、原田 一博 旨説明があり了承された。 小野 和彦、齋藤 潔、多田 久人 笹井 祐之 2.山形県医師会学術大会・日医生涯教育講座の 開催について ○報 告 3.日医生涯教育協力講座セミナーについて 1.平成23年度生涯教育申告集計結果について 1) 『心房細動と脳梗塞』 中目常任理事より、山形県医師会の平成23年度 単位取得者数は1, 229人、単位取得者率は72. 1%で、 平成22年度(72. 9%)とほぼ同じであった。単位 とカリキュラムコードの合計の平均は26. 7(全国 2) 『家庭血圧測定の重要性〜仮面高血圧の診療 の実際〜』 3) 『糖尿病患者さんの食習慣を考慮に入れた薬 物治療』 平均は、29. 5)と全国で4番目であり、また、東 北では岩手県の34. 6に次いで2番目である。県内 中目常任理事より、山形県医師会学術大会は の郡市地区医師会別単位取得者率では、天童市東 4年に1度の開催で、今年度が開催年であること、 村山郡医師会が85. 9%、次いで米沢市医師会の 日医生涯教育協力講座セミナーも3つのテーマで 84. 4%であった。 開催依頼がきており、心房細動と脳梗塞について また、医師が日々努力し新しい知識を習得して は6月15日に予定していること、昨年度の日医生 いることの国民へのアピールや、3年間で全員が 涯教育講座を含め、講演会・研修会等は、出席者 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 33 数がだんだん減少傾向にあることから、山形県医 山形県医師会学術大会・日医生涯教育講座の 師会学術大会、日医生涯教育講座、日医生涯教育 テーマは『家庭血圧測定の重要性〜仮面高血圧の 協力講座セミナーの3つをジョイント開催出来な 診療の実際〜』として、 『糖尿病患者さんの食習慣 いか、併せて、県医師会と糖尿病対策推進会議が を考慮に入れた薬物治療』については、糖尿病研 連携を取りながら進めたいと考えている旨説明が 修会として開催することとし、詳細については執 あり、下記のように予定することと決定。 行部に一任された。 第8回救急・大規模災害等対策委員会担当理事打合せ会 第8回救急・大規模災害等対策委員会担当理事 ネーターで下記の日程で集まり、事前にテーマ 打合せ会は、去る6月12日(水)午後5時より県医師 を決め(例 日本海で地震が起きた場合の対応 会館において開催され、大内常任理事の司会で協 等) 、話合いをする。 議が進められた。 主な協議内容は次のとおりである。 8月23日(金) 午後5時〜 出席者 桓 災害時に備えたマニュアルの検討について 大内 清則、吉岡 信弥、齋藤 聰、 江口 拓也 災害は地震や大雨、洪水、大雪、鳥インフル エンザ等、また県内・県外の対応等多岐に渡る ○要 項 ため、基本的なものを検討する。 (災害が起きた 1.今年度の活動について 場合、とりあえず県医師会に集まる、その連絡 敢 装備等の整備について 方法、備蓄、集合後の最初の行動等) まず、他県の医師会と山形県でマニュアルを 斬キャンプ用品(4人の3〜4日分)の見積 もりをとる。 作成しているか確認し、作成方法について方向 性を考える。 斬水、即席めん、乾パン、アルファ米等の食 糧品をそろえ、県医師会で備蓄する。 2.四師会の活動について 斬薬品は、災害時に医療機関から持ち出す。 斬現在の衛星電話は今後使用できなくなるの で、衛星携帯電話の購入を検討する。 柑 訓練について 図上訓練として担当理事4名、医師会ブロッ クコーディネーター7名、森野県統括コーディ 今年度の活動を計画どおり進めて行くことと決定。 34 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 斬6月 3日 庁で開催され、大内常任理事出席。 都道府県医師会産業保健担当理事 連絡協議会が日本医師会館で開催され、栗谷 斬〃 副会長、齋藤( 忠) 常任理事、神村理事出席。 斬〃 4日 学術委員会を県医師会館で開催。 斬〃 5日 会報編集会議を県医師会館ほかで 斬〃 員会担当理事打合せ会が県医師会館で開催さ 在宅医療推進モデル事業打合せ会 が県医師会館で開催され、清治副会長、大内 理事出席。 斬〃 常任理事、折居理事出席。 斬〃 斬〃 7日 斬〃 斬〃 斬〃 療の取扱いについて、各郡市地区医師会長宛 で開催され、有海会長、栗谷副会長出席。 通知。 平成25年度「日本対がん協会賞」 各郡市地区医師会長宛通知。 8日 協力についてのお願いについて、各郡市地区 医師会長宛通知。 斬〃 平成25年度寒河江市西村山郡医師 館で開催され、有海会長出席。 第135回東北連合産婦人科学会総 斬〃 会・学術講演会がホテルメトロポリタン山形 で開催され、有海会長出席。 斬〃 10日 地区医師会長宛通知。 ウム 記録集」を、各郡市地区医師会長宛送付。 斬〃 平成25年度地域ケア会議活用推進 斬〃 等事業の実施について、各郡市地区医師会長 宛通知。 斬〃 平成25年度救急教育連絡会議が県 精神障害者地域移行・地域定着支 援事業の実施について、各郡市地区医師会長 上山市医師会定時総会が月岡ホテ 宛通知。 ルで開催され、有海会長出席。 斬〃 「地域支援事業の実施について」の 一部改正について、各郡市地区医師会長宛通知。 東北医師会連合会各県会長会議が 会長出席。 11日 「平成24年度 日医総研シンポジ 斬〃 ホテルメトロポリタン仙台で開催され、有海 斬〃 生活保護の医療扶助における後発 医薬品のさらなる使用促進について、各郡市 会定時総会並びに成人病検査センター協力医 会後の合同懇親会が寒河江市西村山郡医師会 「第19回中医協医療経済実態調査」 斬〃 及び「朝日がん大賞」候補者の推薦について、 斬〃 融雪等に伴う地すべりに係る避難 者等の被保険者証等の提示等及び公費負担医 第1回常任理事会を県医師会館で 医師信用組合常務会が県医師会館 斬〃 地域医療情報システム(JMAP) について、各郡市地区医師会長宛通知。 開催。 斬〃 山形県看護協会公益社団法人移行 会長出席。 斬〃 第4回日本糖尿病対策推進会議総 8日 14日 記念式典が県看護協会会館で開催され、有海 地域医療対策委員会が日本医師会 会が日本医師会館で開催され、神村理事出席。 山形県学校保健連合会理事会があ こや会館で開催され、有海会長出席。 を、各郡市地区医師会宛送付。 館で開催され、中目常任理事出席。 健康長寿安心やまがた推進本部設 れ、有海会長出席。 「予防接種ガイドライン2013年度 版」、「予防接種と子どもの健康2013年度版」 13日 立会議がホテルメトロポリタン山形で開催さ 医療関係者検討委員会が日本医師 会館で開催され、福原議長出席。 斬〃 第8回救急・大規模災害等対策委 れ、大内・吉岡常任理事、齋藤( 聰) ・江口( 拓) 斬〃 斬〃 第2回常任理事会を県医師会館で 開催。 開催。 斬〃 12日 斬〃 妊産婦健診等における母子感染対 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 策について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 斬〃 大内常任理事出席。 ついて、各郡市地区医師会長宛通知。 「学校において予防すべき感染症 斬〃 関する資格名等について」の一部改正につい 師会長宛通知。 て、各郡市地区医師会長宛通知。 鳥インフルエンザ(H7N9)を 斬〃 保健安全法における取扱いについて、各郡市 大内常任理事出席。 候補者の推薦について、各郡市地区医師会長 鳥インフルエンザA(H7N9) について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 宛通知。 斬〃 度管理調査の実施について、各郡市地区医師 平成25年度がん検診推進事業の実 施について、各郡市地区医師会長宛通知。 15日 会長宛通知。 斬〃 山形県医師信用組合第40期通常総 地区医師会長宛通知。 斬〃 止等に関する患者への説明について、各郡市 ほか役員出席。 地区医師会長宛通知。 19日 風しんの予防接種に関する問合せ 20日 斬〃 22日 長宛通知。 斬〃 日本医師会年金の普及活動につい て、各郡市地区医師会長宛通知。 東北医師会連合会理事・代表者会 議並びに日医代議員打合せ会がホテルグラン 日本医師会年金(医師年金)の個 人情報保護対応について、各郡市地区医師会 県在宅医療推進協議会専門部会が 県庁で開催され、大内常任理事、折居理事出席。 斬〃 医薬品服用中の自動車運転等の禁 代会が山形国際ホテルで開催され、有海会長 について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 厚生労働省「疑義解釈資料の送付 について(その14)」の送付について、各郡市 日医生涯教育協力講座セミナーを 山形国際ホテルで開催。 斬〃 平成25年度(第47回)臨床検査精 斬〃 いて、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 主治医意見書に関する研修資料の 周知について、各郡市地区医師会長宛通知。 新種のコロナウイルスによる感染 症の国内検査体制及び日本における呼称につ 平成25年「母子保健功労者表彰」 斬〃 ウイルス感染症に対する院内感染対策の送付 斬〃 第1回山形県在宅医療推進協議会 が県庁で開催され、有海会長、清治副会長、 斬〃 斬〃 28日 指定感染症として定める等の政令に伴う学校 地区医師会長宛通知。 斬〃 「広告が可能な医師等の専門性に の解説」の周知依頼について、各郡市地区医 斬〃 斬〃 都道府県医師会救急災害医療担当 理事連絡協議会が日本医師会館で開催され、 金山町一般不妊治療費助成事業に 斬〃 27日 35 平成25年度の医療法第25条第1項 斬〃 ドパレスで開催され、有海会長、栗谷・中條・ の規定に基づく立入検査の実施及び同要綱の 清治副会長出席。 一部改正について、各郡市地区医師会長宛通知。 23日 第129回日本医師会定例代議員会 斬〃 30日 北海道・東北地区リウマチ教育研 が日本医師会館で開催され、有海会長、栗谷・ 修会が山形国際ホテルで開催され、有海会長 中條・清治副会長出席。 出席。 26日 第4回全理事会を県医師会館で開催。 36 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 会 員 異 動 6月30日現在会員数 1, 630名 A会員 702名 B会員 927名 C会員 1名 準会員 111名 ○ 会 員 訃 報 死亡月日 6月8日 6月22日 ○ 入 月 日 6.1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 月 日 5. 31 享 年 77歳 77歳 会員区分 B B B B 準 準 準 準 準 準 準 準 氏 名 宍 戸 哲 郎 佐々木 真太郎 工 藤 光 介 塩 野 洋 介 川 北 雄 太 伊 東 一 志 石 川 幹 朗 大 木 宏 五十嵐 彰 石 川 孝 志 泉 谷 健 神 部 裕 美 備 考 会員区分 準→B B→準 準 A→B B→A B→A B A B 氏 名 鈴 木 克 典 布 施 明 渡 會 圭 子 吾 妻 信 夫 吾 妻 正 章 軽 部 宏 紀 櫻 田 俊 郎 清 治 邦 夫 髙 橋 美奈子 備 考 会員区分変更 医師会異動・会員区分変更 勤務先変更 会員区分変更 〃 新規開業 医師会異動 法人化 勤務先変更 会員区分 B 氏 名 太 田 吉 雄 備 考 動 郡市地区医師会 山 形 市 山 形 市 山 形 市 北 村 山 地 区 北 村 山 地 区 北 村 山 地 区 新 庄 市 最 上 郡 北 村 山 地 区 酒田地区医師会十全堂 ○ 退 市 市 氏 名 笠 島 武 長 井 良 彦 会 郡市地区医師会 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 新 庄 市 最 上 郡 南陽市東置賜郡 南陽市東置賜郡 南陽市東置賜郡 南陽市東置賜郡 南陽市東置賜郡 南陽市東置賜郡 南陽市東置賜郡 ○ 異 月 日 6.1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 6. 13 6. 17 山 山 郡市地区医師会 形 形 会 郡市地区医師会 上 山 市 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 37 医師連盟だより 山形県医師連盟執行委員会 日 時、平成25年6月15日(土) 午後5時~ 会 場、山形市「山形国際ホテル」 出席者 委 員 長 有海 躬行 副委員長 栗谷 義樹、中條 明夫、門馬 孝 工藤 邦夫、後藤 利昭 常任執行委員 和田 潤一、本間 清和、吉岡 信弥 齋藤 聰、鈴木 明朗 執行委員 大内 清則、 齋藤 忠明、折居 和夫 江口 拓也、神村 裕子、神村 匡 佐藤 紀嗣、桑島 一郎、尾形 浩 岡部 健二、三條 忠夫、鞍掛 彰秀 原田 正夫、後藤 重雄、鈴木 伸男 粕川 俊彦、新野 晃敏 会計監督者 小林 正義 会計責任者 清治 邦夫 同職務代行者 江口 儀太 柑 平成25年度山形県医師連盟収支予算案につ いて 1.挨 拶 山形県医師連盟委員長 有海 躬行 棺 第23回参議院比例代表選挙について 陰 羽生田たかし後援会サポーター名簿獲得 について 本日は、お忙しいところお集まり頂きお礼申し 上げる。昨年末に政権交代があり、自民党が政権 に復帰したわけだが、アベノミクスというものが 行われているが先行きはまだ不安定である。そし て、われわれは7月に参議院選挙を迎えるわけで ある。ご承知のとおり、羽生田日本医師会副会長 を組織内候補として推薦している。更なる支援活 動をよろしくお願い申し上げる。山形県の選挙区 についても推薦依頼が来ているので、これについ ても、本日ご協議をお願い申し上げる。 2.協 議 敢 平成24年度山形県医師連盟収支決算案につ いて 清治会計責任者より、別紙のとおり説明があ り、続いて小林会計監督者より監査の結果適正 妥当であった旨報告があり、協議の結果、原案 のとおり可決承認された。 清治会計責任者より、別紙のとおり説明があ り、協議の結果、原案のとおり可決承認された。 これに伴い、平成25年度本連盟会費は、昨年と 500円と決定した。 同額の月額2, 桓 第23回参議院選挙 選挙区候補者への対応 について 協議の結果、第23回参議院選挙 選挙区候補 者において、大沼みずほ氏(自民党)を推薦す ることに決定した。また、推薦料については、 有海委員長に一任された。 有海委員長より、サポーター獲得状況につ いては、まだまだ低いため、最終期限の6月 末まで取り組みを強化し、さらに獲得してい ただきたい旨説明があった。 隠 第23回参議院比例代表選挙における選挙 期間中の羽生田たかし候補選挙活動展開に ついて 事務局より、選挙期間中の羽生田たかし候 補選挙活動展開について説明があり、地区医 師連盟へは日本医師連盟より直接通知がある 旨説明があった。 韻 日本医師連盟街宣車の運行について 事務局より、来る6月19日(水)に日本医師連 盟街宣車を運行する予定である旨、説明が あった。 38 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 平成24年度山形県医師連盟収支決算書 収入の部 単位 円 項 目 会 費 予 算 額 決 算 額 17, 820, 000 17, 762, 500 寄 付 金 4, 728, 000 5, 328, 000 雑 入 過年度収入 繰 越 金 計 100, 000 2, 500 39, 668, 367 62, 318, 867 57, 455 2, 500 39, 668, 367 62, 818, 822 差 額(△) 備 考 57, 500 会員591名 000 △ 600, 日医連より(負担金の40%還付) 日医連より衆議院選挙活動資金交付金 42, 545 銀行預金利子、その他 0 平成23年度会費 0 前年度決算剰余金 955 △ 499, 支出の部 項 目 旅 費 通 信 費 事 務 費 会 議 費 関係団体連絡費 印 刷 費 事 業 費 日医連寄付金 雑 費 予算額 3, 500, 000 1, 000, 000 500, 000 1, 500, 000 7, 000, 000 500, 000 1, 000, 000 11, 820, 000 500, 000 決算額 1, 713, 500 581, 257 305, 000 9, 432 5, 505, 500 30, 450 0 11, 820, 000 457, 626 予 備 費 34, 998, 867 11, 882, 500 計 62, 318, 867 32, 305, 265 差 額(△) 1, 786, 500 418, 743 195, 000 1, 490, 568 1, 494, 500 469, 550 1, 000, 000 0 42, 374 備 考 県医連執行委員会・日医連執行委員会等会議旅費 文書発送料、電話使用料 事務手当 執行委員会会場費等 自民党党費、推薦料、セミナー参加費等 封筒印刷代 日本医師連盟負担金 銀行口座会費引去り手数料、その他雑費 郡市地区医師連盟への衆議院及び参議院選挙 23, 116, 367 活動資金交付金 30, 013, 602 818, 822円 − 支出合計 32, 305, 265円 = 当期剰余金(翌年度に繰越)30, 513, 557円 収入合計 62, 平成24年度山形県医師連盟収支予算書 収入の部 項 目 会 費 寄 付 金 雑 入 過年度収入 繰 越 金 計 支出の部 項 目 旅 費 通 信 費 事 務 費 会 議 費 関係団体連絡費 印 刷 費 事 業 費 日医連寄付金 雑 費 予 備 費 計 単位 円 本年度予算額 17, 730, 000 4, 752, 000 50, 000 1, 000 30, 513, 557 53, 046, 557 本年度予算額 3, 500, 000 1, 000, 000 500, 000 1, 500, 000 7, 000, 000 500, 000 1, 000, 000 11, 880, 000 500, 000 25, 666, 557 53, 046, 557 前年度予算額 17, 820, 000 4, 728, 000 100, 000 2, 500 39, 668, 367 62, 318, 867 前年度予算額 3, 500, 000 1, 000, 000 500, 000 1, 500, 000 7, 000, 000 500, 000 1, 000, 000 11, 820, 000 500, 000 34, 998, 867 62, 318, 867 差 額(△) 備 考 2 , 5 0 0 ×12)×591名 会費(月額 円 000 △ 90, 24, 000 日本医師連盟より(負担金の40%還付) 000 銀行預金利子等 △ 50, 500 △ 1, 154, 810 前年度決算剰余金 △ 9, 272, 310 △ 9, 差 額(△) 0 0 0 0 0 0 0 60, 000 0 332, 310 △ 9, 272, 310 △ 9, 備 考 諸会議旅費 文書発送料、電話使用料 事務消耗品、事務手当 諸会議会場費 自民党党費、関係団体連絡費 諸印刷費 広報活動等諸事業費 日本医師連盟負担金 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 39 医師国保だより お知らせ ◎医師国保の健康診断が7月1日から始まりました 医師国保の被保険者を対象とする健康診断を7月1日から11月30日の期間で実施いたしますので、所属市 郡地区医師会へお申し込みの上、健康診断を受けましょう。 なお、医師国保の健康診断には、特定健康診査(メタボ健診)の項目も含まれています。 ※健康診断対象被保険者 第1種組合員、第1種・第3種組合員の配偶者、第2種組合員(従業員)、30歳以上の世帯員(家族被保険者) 山形県医師国民健康保険組合公告第544号 記 米沢市区 当選者 杉 木 浩 任期 平成25年6月3日〜平成26年4月20日 (島田耕司前組合会議員の残任期間) (組合会議員補欠選挙の当選者) 組合会議員中、下記地区において役員補欠選挙 のための辞任により、組合会議員に欠員が生じた ため補欠選挙を行った結果、下記のとおり当選し ましたので公告します。 平成25年6月3日 山形県医師国民健康保険組合 理事長 徳永 正靱 平成25年3月分の保険給付費の状況 本組合被保険者にかかる3月分の療養諸費及びその他の諸給付については、次のとおりです。 1.療養諸費 3月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院8, 118千円、入院外9, 055千円、歯科2, 954千円、診療費合計 で20, 126千円となりました。平成24年度組合負担額の前年度同期比では入院15. 72%減、入院外2. 49%減、歯 科2. 9%減、診療費計で8. 55%減となり、やや低めとなりました。 一方、調剤は11. 57%増と高くなっています。 療養諸費 区 分 件数 第1種 入 院 医 組合員 入院外 第 2 種 入 院 組 合 員 科 及 び 世 帯 員 入院外 計 歯 科 第1種組合員 第2種組合員 及 び 世 帯 員 計 調 剤 入院時食事療養費 訪 問 看 護 療 養 費 移 送 費 療 養 諸 費 合 計 本 年 度 累 計 前 年 度 同 期 比 日数 費 用 額 円 11 180 216 324 16 221 795 1, 071 1, 038 1, 796 105 168 310 506 415 674 555 (641) 28(回数)1027 0 0 35 0 2, 043 22, 015 100. 3 - 一 部 負 担 金 他 薬剤一部負担金 負 組合負担額 5, 261, 080 5, 109, 770 6, 287, 200 7, 718, 120 24, 376, 170 929, 070 3, 263, 690 4, 192, 760 7, 290, 380 673, 436 0 316, 591 0 36, 849, 337 418, 137, 677 95. 4 円 円 3, 716, 485 1, 499, 308 3, 601, 761 1, 453, 326 4, 401, 040 1, 810, 584 5, 453, 045 2, 071, 222 17, 172, 331 6, 834, 440 650, 349 278, 721 2, 303, 804 903, 486 2, 954, 153 1, 182, 207 5, 155, 035 1, 732, 140 406, 416 267, 020 0 0 227, 419 83, 363 0 0 25, 915, 354 10, 099, 170 294, 513, 565 110, 850, 871 95. 3 92. 7 円 担 法 1 件 当 り 1 人 当 り 額 費 用 額 費 用 額 円 45, 287 0 54, 683 75, 576 0 193, 853 0 369, 399 0 0 0 56, 400 0 56, 400 0 403, 205 0 0 5, 809 0 0 834, 813 0 12, 773, 241 134. 5 円 478, 280 23, 656 392, 950 9, 708 23, 484 8, 848 10, 528 10, 103 13, 136 24, 051 0 9, 045 0 18, 037 18, 993 95. 2 円 8, 611 8, 363 3, 503 4, 300 10, 131 1, 521 1, 818 1, 743 3, 030 280 0 132 0 15, 316 174, 079 96. 6 40 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 2.その他組合の諸給付 3月分のその他の諸給付は、高額療養費21件 2, 453, 758円、出産育児一時金2件840, 000円、葬 祭費1件50, 000円、傷病手当金3件160, 000円を 給付しました。 その他組合の諸給付 種 別 件 数 高 額 療 養 費 21 2, 453, 758 出産育児一時金 2 840, 000 葬 1 合 平成24年度 保険給付費支払額の状況 平成23年度 平成24年度 23年度実績月平均 24年度当初予算月平均 備 考 円 祭 費 傷 病 手 当 金 3.保険給付費支払額の状況 3月分の保険給付費は29, 419千円で、前年に比 べ755千円の減少となっています。 金 額 計 3 27 第1種組合員1人 第2種組合員1人 50, 000 第1種世帯員1人 160, 000 第1種組合員2人 3, 503, 758 4.共済会の諸給付金の状況 3月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金8件 585, 000円、死亡弔慰金1件350, 000円、高齢者褒 賞 給 付 金1件100, 000円、生 存 退 会 給 付 金1件 300, 000円を給付しました。 共済会の諸給付金の状況 種 別 30,669 30,972 30,498 25,502 27,177 24,990 29,825 25,873 24,857 27,702 29,665 件数 金額 備 考 円 29,775 29,457 29.457 29,419 傷 病 見 舞 金 8 585, 000 会員3人 傷 病 給 付 金 - 死 亡 弔 慰 金 1 出 産 給 付 金 - - 介 護 手 当 金 - - 高齢者褒賞給付金 1 100, 000 会員1人 生存退会給付金 1 300, 000 会員1人 合 計 11 350, 000 会員1人 1, 335, 000 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 41 <公 告> 第 40 期 通 常 総 代 会 日 時 平成25年6月15日 (土) 午後4時 場 所 山形国際ホテル 提案された全議案についてそれぞれ原案通り承 認されましたので、お知らせ致します。 事業成績の推移 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 区 分 預 金 積 金 特に、今年度の出資金に対する配当は、創 組 立40周年の記念配当(4%)を含み8%にな 合 員 組 合 員 外 貸 出 金 りましたので、お知らせ致します。 組 合 員 組 合 員 外 有 価 証 券 議 事 国 債 兼 券 自 平成24年4月 1 日 第1号議案 第40期献 献 至 平成25年3月31日 そ 験 鹸 事業報告書、貸借対照表、損益計 算書、剰余金処分案並びに附属 明細書承認の件 第2号議案 平成25年度事業計画・収支予算 の 他 総 資 産 内国為替取扱高 外国為替取扱高 7, 031百万円 3, 902 3, 129 1, 540 1, 540 4, 601 99 4, 502 7, 800 -千ドル 7, 404百万円 4, 164 3, 239 1, 470 1, 470 5, 011 487 4, 524 8, 151 -千ドル 7, 625百万円 4, 284 3, 341 2, 014 2, 014 4, 871 315 4, 555 8, 450 -千ドル 8, 379百万円 4, 890 3, 489 2, 387 2, 365 22 5, 014 645 4, 368 9, 400 -千ドル 経 常 利 益 034千 円 24, 968千 円 38. 951千 円 51, 668千 円 (又は経常損失) 11, 当期純利益 (又は当期純損失) 11, 811 14, 097 38, 455 44, 483 (案)承認の件 〔第1号議案内容〕 第40期貸借対照表 (平成25年3月31日現在) 資 産 現 預 け 買 入 手 コ ー ル ロ ー 買 現 先 勘 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 買 入 金 銭 債 金 銭 の 信 商 品 有 価 証 商 品 国 商 品 地 方 商 品 政 府 保 証 そ の 他 の 商 品 有 価 証 有 価 証 国 地 方 短 期 社 金 額 金 金 形 ン 定 金 権 託 券 債 債 債 券 券 債 債 債 814 1, 993, 787 預 当 普 貯 通 定 定 そ 譲 借 借 当 再 5, 014, 038 645, 900 951, 747 売 コ 売 債 券 負債及び純資産 金 積 座 預 通 預 蓄 預 知 預 期 預 期 積 の 他 の 預 渡 性 預 用 入 座 借 割 引 手 渡 手 ー ル マ ネ 現 先 勘 貸 借 取 引 受 入 担 保 (単位:千円) 金 額 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 金 越 形 形 ー 定 金 8, 379, 965 226, 973 7, 585, 163 567, 800 28 42 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 社 株 そ 債 式 の 他 の 証 券 貸 出 金 割 引 手 形 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 外 国 為 替 外 国 他 店 預 け 外 国 他 店 貸 買 入 外 国 為 替 取 立 外 国 為 替 そ の 他 資 産 未 決 済 為 替 貸 全 信 組 連 出 資 金 前 払 費 用 未 収 収 益 先 物 取 引 差 入 証 拠 金 先 物 取 引 差 金 勘 定 保 管 有 価 証 券 等 金 融 派 生 商 品 金 融 商 品 等 差 入 担 保 金 リ ー ス 投 資 資 産 そ の 他 の 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 土 地 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 そ の 他 の 有 形 固 定 資 産 無 形 固 定 資 産 ソ フ ト ウ ェ ア の れ ん リ ー ス 資 産 そ の 他 の 無 形 固 定 資 産 繰 延 税 金 資 産 再評価に係る繰延税金資産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 ( う ち 一 般 貸 倒 引 当 金 ) ( う ち 個 別 貸 倒 引 当 金 ) 資産の部合計 2, 514, 152 2, 238 900, 000 2, 387, 229 51, 000 2, 336, 229 36, 252 10, 000 23, 531 2, 721 2, 825 506 2, 319 272 137 134 △ 35, 108 △7, ( 696) △27, ( 412) 9, 400, 112 コ マ ー シ ャ ル ・ ペ ー パ ー 外 国 為 替 外 国 他 店 預 り 外 国 他 店 借 売 渡 外 国 為 替 未 払 外 国 為 替 そ の 他 負 債 未 決 済 為 替 借 未 払 費 用 給 付 補 填 備 金 未 払 法 人 税 等 前 受 収 益 払 戻 未 済 金 職 員 預 り 金 先 物 取 引 受 入 証 拠 金 先 物 取 引 差 金 勘 定 借 入 商 品 債 券 借 入 有 価 証 券 売 付 商 品 債 券 売 付 債 券 金 融 派 生 商 品 金 融 商 品 等 受 入 担 保 金 リ ー ス 債 務 資 産 除 去 債 務 そ の 他 の 負 債 賞 与 引 当 金 役 員 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 特 別 法 上 の 引 当 金 金融商品取引責任準備金 繰 延 税 金 負 債 再評価に係る繰延税金負債 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 (純資産の部) 出 資 金 普 通 出 資 金 優 先 出 資 金 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 そ の 他 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 そ の 他 利 益 剰 余 金 特 別 積 立 金 ( う ち 目 的 積 立 金 ) 当期未処分剰余金(又は当期未処理損失金) 自 己 優 先 出 資 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 組 合 員 勘 定 合 計 その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 土 地 再 評 価 差 額 金 評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 21, 481 12, 423 1, 272 4, 000 1, 717 1, 060 1, 008 791 3, 140 4, 380 52, 786 8, 462, 546 77, 570 77, 570 707, 140 75, 000 632, 140 577, 159 ( 13, 710) 54, 981 784, 710 152, 854 152, 854 937, 565 9, 400, 112 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 43 第40期損益計算書 (平成24年4月1日から平成25年3月31日まで) 科 目 経 常 収 益 資 金 運 用 収 益 貸 出 金 利 息 預 け 金 利 息 買 入 手 形 利 息 コ ー ル ロ ー ン 利 息 買 現 先 利 息 債券貸借取引受入利息 有 価 証 券 利 息 配 当 金 金利スワップ受入利息 そ の 他 の 受 入 利 息 役 務 取 引 等 収 益 受 入 為 替 手 数 料 そ の 他 の 役 務 収 益 そ の 他 業 務 収 益 外 国 為 替 売 買 益 商 品 有 価 証 券 売 買 益 国 債 等 債 券 売 却 益 国 債 等 債 券 償 還 益 金 融 派 生 商 品 収 益 そ の 他 の 業 務 収 益 そ の 他 経 常 収 益 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 償 却 債 権 取 立 益 株 式 等 売 却 益 金 銭 の 信 託 運 用 益 そ の 他 の 経 常 収 益 経 常 費 用 資 金 調 達 費 用 預 金 利 息 給 付 補 填 備 金 繰 入 額 譲 渡 性 預 金 利 息 借 用 金 利 息 売 渡 手 形 利 息 コ ー ル マ ネ ー 利 息 売 現 先 利 息 債券貸借取引支払利息 コマーシャル・ペーパー利息 金利スワップ支払利息 そ の 他 の 支 払 利 息 役 務 取 引 等 費 用 支 払 為 替 手 数 料 そ の 他 の 役 務 費 用 金 額 129, 813 104, 635 34, 775 8, 229 61, 230 400 43 43 25, 114 23, 770 1, 344 20 20 78, 145 16, 822 15, 545 1, 277 3, 557 406 3, 150 734円57銭です。 ※出資金1口当たりの当期純利益は、5, 科 目 そ の 他 業 務 費 用 外 国 為 替 売 買 損 商 品 有 価 証 券 売 買 損 国 債 等 債 券 売 却 損 国 債 等 債 券 償 還 損 国 債 等 債 券 償 却 金 融 派 生 商 品 費 用 そ の 他 の 業 務 費 用 一般貸倒引当金繰入額 経 費 人 件 費 物 件 費 税 金 そ の 他 経 常 費 用 貸 出 金 償 却 個別貸倒引当金繰入額 株 式 等 売 却 損 株 式 等 償 却 金 銭 の 信 託 運 用 損 そ の 他 資 産 償 却 そ の 他 の 経 常 費 用 経 常 利 益 特 別 利 益 固 定 資 産 処 分 益 賞 与 引 当 金 取 崩 益 負 の の れ ん 発 生 益 金融商品取引責任準備金取崩額 そ の 他 の 特 別 利 益 特 別 損 失 固 定 資 産 処 分 損 賞 与 引 当 金 繰 入 額 減 損 損 失 金融商品取引責任準備金繰入額 そ の 他 の 特 別 損 失 税 引 前 当 期 純 利 益 法人税、住民税及び事業税 法 人 税 等 調 整 額 法 人 税 等 合 計 当 期 純 利 益 繰 越 金 ( 当 期 首 残 高 ) ・・・・・・ 積 立 金 取 崩 額 当 期 未 処 分 剰 余 金 (単位:千円) 金 額 1, 227 159 1, 068 52, 313 23, 985 28, 198 130 4, 223 △900 5, 123 51, 668 51, 668 7, 792 △606 7, 186 44, 483 10, 498 54, 981 44 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 剰 余 金 処 分 繰越金(当期首残高) 10, 498, 631円 山 形 県 医 師 信 用 組 合 理 事 長 有 海 躬 行 専 務 理 事 栗 谷 義 樹 常 務 理 事 菅 原 正 俊 理 事 中 條 明 夫 同 清 治 邦 夫 同 大 内 清 則 同 齋 藤 忠 明 同 中 目 千 之 同 吉 岡 信 弥 同 齋 藤 聰 同 海 和 邦 博 44, 483, 061円 5, 000, 000円 59, 981, 692円 当 期 純 利 益 特別積立金取崩 当期未処分剰余金(計) これを次のとおり処分します。 2, 570, 000円 特 別 積 立 金 40, 000, 000円 出資に対する配当金(年8%の割合) 6, 107, 268円 計 48, 677, 268円 繰越金(当期末残高) 11, 304, 424円 利 益 準 備 金 以上精査の結果、正確なことを認めます。 監 事 小 林 正 義 以上の通りであります。 同 大 泉 晴 史 同 尾 形 浩 平成25年6月15日 以上により、 1.当期末における自己資本比率は、21. 44%と なりました。 2.資産の部貸出金の内、金融再生法に基づき 開示すべき不良債権の額は、危険債権27百万 円です。 〔第2号議案内容〕 平成25年度事業計画・収支予算 事業計画 1.重点方針 2.今年度計画 当組合は昨年度第1次中期経営計画を終了しま 敢 融資基盤の拡大 平成25年度末 26億円 した。 柑 預金量の増強 平成25年度末 88億円 引き続き第2次中期経営計画を策定し強固な収 桓 組合員増強 平成25年度末 750名 益基盤確保と健全な財務基盤構築の為、3年後の 棺 市中金融機関との協調融資による新規開業支援 27年度末には預金量100億円、貸出量30億円の達 款 後継者育成、子弟教育ローンの周知、営業展 成を目標に掲げ内外に示しました。 開の充実 所期の目的を達成する為、今まで以上に「業域 歓 県内税理士、会計事務所との連携による経営 密着」 「山形県医師会会員の負託に応える活動」を 改善支援 展開してまいります。 汗 ホームページを活用した経営情報の開示 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 45 3.資金ならびに運用計画 敢 資金の構成 科 目 預 金 積 要 求 払 性 預 定 期 預 定 期 積 借 用 そ の 他 負 退 職 給 付 引 当 金 純 資 産 計 期 首 金 金 金 金 金 債 等 等 期 末 8, 379, 966 227, 002 7, 585, 164 567, 800 21, 482 8, 311 784, 711 9, 194, 470 平均残高 8, 800, 000 300, 000 7, 820, 000 680, 000 21, 000 9, 000 820, 000 9, 650, 000 平均利回 8, 650, 000 270, 000 7, 750, 000 630, 000 15, 000 8, 500 810, 000 9, 483, 500 (単位:千円、%) 支 払 額 0. 180 0. 020 0. 183 0. 210 - 15, 570 55 14, 192 1, 323 - 15, 570 柑 資金の運用 現 短 貸 有 そ 貸 科 目 金 ・ 預 け 期 資 出 価 証 の 他 ・固 定 資 産 倒 引 当 金 計 期 首 金 金 金 券 等 等 期 末 1, 994, 602 2, 387, 229 4, 798, 750 48, 997 △ 35, 108 9, 194, 470 平均残高 2, 057, 696 2, 600, 000 4, 950, 000 50, 000 △ 7, 696 9, 650, 000 平均利回 1, 761, 500 2, 500, 000 5, 200, 000 47, 000 △ 25, 000 9, 483, 500 (単位:千円、%) 収 入 額 0. 490 1. 500 1. 350 8, 631 37, 500 70, 200 400 116, 731 収 支 予 算 預 借 人 物 そ 税 費 用 金 積 金 利 用 金 利 件 件 の 他 費 息 息 費 費 用 金 経 常 費 用 経 常 利 益 特 別 損 失 法人税・住民税及び 事業税 法 人 税 等 調 整 額 当 期 純 利 益 合 計 金 額 15, 570 24, 000 28, 000 6, 700 300 74, 570 58, 816 預 短 貸 有 そ そ 経 特 12, 000 3, 000 43, 816 133, 386 収 益 け 金 利 期 資 金 利 出 金 利 価 証 券 利 の 他 受 入 利 の 他 収 常 収 別 利 合 計 (単位:千円) 金 額 息 息 息 息 息 益 益 8, 631 37, 500 70, 200 400 16, 655 133, 386 益 133, 386 46 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 医師会協同組合だより 第 39期 通 常 総 代 会 標記総代会は去る5月25日山形県土地改良会館 1.議長選出 において午後3時から開催され、全議案について 後藤利昭総代を議長に選出 それぞれ原案通り可決承認されましたので次の通 1.議 事 りお知らせします。 第1号議案 第39期 自 平成2 4年4月 1 日 ( 至 平成 25年3月31日 ) 事業報告、財産目録、貸借対照表、 と き 平成25年5月25日(土) 午後3時 損益計算書及び剰余金処分案の承認 ところ 山形県土地改良会館 を求むる件 第2号議案 平成25年度事業計画、収支予算案の 承認を求むる件 1.開会 第3号議案 借入金残高の最高限度額の承認を求 市村係長より開会宣言 むる件 1.理事長の挨拶 第4号議案 役員選挙規約の一部改定の承認を求 有海躬行理事長より挨拶 むる件 貸 借 対 照 表 平成25年3月31日 (単位:円) (一 資 産 の 部) 質 流 動 資 産 現 金 預 金 売 掛 金 商 品 仮 払 金 貸 倒 引 当 金 流 動 資 産 計 実 固 定 資 産 射 有形固定資産 車両運搬具 器具備品 有 形 固 定 資 産 計 捨 無形固定資産 電話加入権 無 形 固 定 資 産 計 赦 外部出資その他の資産 外部出資金 有 価 証 券 保 証 金 外部出資その他の資産計 固 定 資 産 計 資 産 合 計 103, 432 95, 625, 703 7, 343, 251 314, 212 95, 320 243 △ 82, 103, 399, 675 (二 負 債 の 部) 質.流 動 負 債 買 掛 金 未 払 金 前 受 金 預 り 金 未 払 消 費 税 等 未 払 法 人 税 等 流 動 負 債 計 12, 697, 908 410, 970 39, 501 8, 272, 332 619, 500 1, 657, 200 23, 697, 411 実.固 定 負 債 366, 310 退 職 給 与 引 当 金 21, 21, 366, 310 固 定 負 債 計 859, 105 負 45, 063, 721 債 合 計 032 155, 1, 014, 137 (三 純 資 産 の 部) 質.組合員資本 4, 700, 000 0 射 出 資 金 0 捨 利益剰余金 4, 710, 000 1 法定準備金 5, 650, 000 2 その他利益剰余金 1, 600, 000 4, 826, 313 敢教育情報費用繰越金 8, 140 柑組合積立金 258, 140 34, 657, 646 7, 陰特別積立金 8, 272, 277 1, 401, 355 隠車両等購入準備金 360, 000 韻役員退職給与積立金 2, 38, 419, 001 組 合 積 立 金 計 桓当期未処分剰余金 5, 148, 608 当期純利益金額 804, 309 前期繰越剰余金 8, 61, 908, 231 利 益 剰 余 金 計 66, 608, 231 純 資 産 合 計 111, 671, 952 負 債 及 び 純 資 産 合 計 111, 671, 952 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 剰余金処分 47 2.監査結果の意見 敢 財産目録、貸借対照表、損益計算書は、組 質 当期未処分剰余金 148, 608 1 当期純利益金額 5, 合の財産及び損益の全ての重要な点において 804, 309 13, 952, 917 2 前期繰越剰余金 8, 適正に表示している。 柑 剰余金処分案は、法令及び定款に適合して 実 剰余金処分額 500, 000 1 特 別 積 立 金 1, いる。 000 2 教育情報事業費用繰越金 700, 000 3 車両等購入準備金 500, 平成25年4月24日 000, 000 4 経営合理化積立金 3, 監 事 小 林 正 義 240 6, 165, 240 5 出 資 金 配 当 金 465, 〃 大 泉 晴 史 7, 787, 677 蔀 次期繰越剰余金 験験験験験験験験験験 験 〃 尾 形 浩 平成25年度事業計画 以上の通りであります。 平成25年5月25日 自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日 山 形 県 医 師 会 協 同 組 合 1.事業方針 理 事 長 有 海 躬 行 本年度は、購買事業として、カタログ通信販 専 務 理 事 清 治 邦 夫 売及び書籍のWEB販売利用の普及拡大及び 常 務 理 事 海 和 邦 博 日医ORCAプロジェクトの普及推進を図る。 理 事 栗 谷 義 樹 福祉保険事業として、全医協連と提携し新 商品 同 中 條 明 夫 の開発、有限会社カスミ山形(保険募集代理店) 同 大 内 清 則 と連携して各種保険制度の拡充を図る。 また、 同 齋 藤 忠 明 関連業界の情報収集や職員の資質の向上を図り、 同 中 目 千 之 組合の創立の主旨である組合員の経済的地位及 同 吉 岡 信 弥 び福祉の向上を目指して事業を推進する。 同 折 居 和 夫 2.事業計画 同 齋 藤 聰 敢 組合組織の強化拡充 同 三 條 典 男 斬未加入の医師会員の組合への加入及び利用 の推進。 監査報告書 中小企業等協同組合法第40条第5項により、特 斬勤務医会員については、賛助会員の加入及 び利用の推進。 定理事から受領した平成24年度財産目録、貸借対 斬県医師会・地区医師会・関係団体と連携を 照表、損益計算書及び剰余金処分案を監査した。 密にしての組合事業のPR活動の推進。 なお、当組合の監事は定款第30条(監事の職務) 柑 購買事業 に定めるところにより、監査の範囲が会計に関す 斬カタログ通信販売利用の普及拡大の推進。 るものに限定されているため、事業報告書を監査 斬書籍のWEB販売利用の普及拡大の推進。 する権限を有していない。 斬日医ORCAプロジェクトの普及推進。 斬組合員の利益になる優良商品の開発推進。 1.監査の方法の概要 斬全医協連のCOOP商品の普及推進。 決算関係書類の監査のため、会計に関する帳 斬各種キャンペーンを行い、利用拡大推進。 簿、書類を閲覧し、計算書類について検討を加 斬医療関連優良図書の斡旋推進。 え、必要な実査、立会、照合及び報告の聴取そ の他通常とるべき必要な方法を用いて調査した。 桓 福祉保険事業 斬全医協連と提携し、会員の多様化するニー 48 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 ズに対応して、新商品の開発を検討すると 斬医療産業廃棄物回収斡旋事業の推進。 共に、加入促進の推進。 斬県医師会よりの委託事務業務。 款 教育・情報事業 斬有限会社カスミ山形(保険募集代理店)と 斬医療経営向上の研修会・講習会の開催。 連携しての福祉保険事業の拡大推進。 斬組合ホームページ運用・充実の推進。 斬生命保険・損害保険販売促進キャンペーン 歓 福利厚生事業 による普及推進。 斬県医師会事業および関係団体の福利厚生事 棺 集金事務代行業務 業への協賛。 斬灯油、重油、ガソリン等燃料斡旋事業利用 斬物故組合員への弔慰。 の拡大普及の推進。 平成25年度収支予算案 自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日 事 業 収 益 の 部 質.共同購買事業収益 商 品 売 上 高 小 計 実.福利厚生事業収益 1.受 取 保 険 手 数 料 2.受 取 斡 旋 手 数 料 3.受取集金事務手数料 4.受取事務代行手数料 小 計 蔀.事業外収益 1.広 告 協 賛 金 収 入 2.雑 収 入 小 計 篠.特別収益 1.貸 倒 引 当 金 戻 入 2.教育情報費用繰越金戻入 3.役員退職給与積立金戻入 4.車両購入準備金戻入 5.経営合理化準備金戻入 小 計 合 計 事 業 費 用 の 部 質.共同購買事業費 1.商 品 売 上 原 価 2.購 買 事 業 費 小 計 実.その他の事業費 1.教 育 情 報 事 業 費 2.福 利 厚 生 事 業 費 小 計 蔀.一般管理費 職 員 給 料 手 賞 給 料 手 当 負 担 法 定 福 利 前年度決算額 予 算 額 (単位:円) 摘 要 107, 713, 674 100, 000, 000 共同購買売上 713, 674 100, 000, 000 107, 18, 304, 161 18, 484, 200 148, 956 145, 000 589, 612 397, 000 360, 000 360, 000 402, 729 19, 386, 200 19, 生・損保保険等取扱手数料 インフルエンザキット斡旋手数料等 集金代行5社取扱手数料 県医師会より委託事務手数料 451, 732 494, 000 営業案内文書広報協賛金 14, 360, 496 16, 280, 000 女カスミ山形より給料等分担金等 812, 228 16, 774, 000 14, 62, 015 82, 243 0 300, 000 440, 000 0 1, 598, 645 0 0 2, 500, 000 PC・システム購入資金へ充当 100, 660 2, 882, 243 2, 029, 291 139, 042, 443 144, 前年度決算額 予 算 額 摘 要 96, 428, 344 90, 000, 000 共同購買売上の仕入原価等 463, 599 300, 000 購入物資運送費 891, 943 90, 300, 000 96, 0 45, 000 000 45, 当 与 金 費 15, 891, 056 4, 608, 487 971, 436 3, 551, 207 300, 000 25年度教育情報事業執行予定 50, 000 25年度福利厚生事業見込 350, 000 17, 540, 000 5, 200, 000 971, 436 3, 640, 000 職員5人分給与、諸手当 職員5人分 県医師会給与負担金 社会保険料等事業主負担分 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 福 利 厚 生 費 退職給与引当金繰入額 教 育 研 究 費 広 告 宣 伝 費 旅 費 交 通 費 交 際 費 会 議 費 総 代 会 費 理 事 会 費 諸 会 議 費 関 係 団 体 負 担 金 通 信 費 水 道 光 熱 費 賃 借 料 支 払 保 険 料 消 耗 品 費 印 刷 費 修 繕 費 事 務 用 品 費 租 税 公 課 新 聞 図 書 費 支 払 手 数 料 車 輛 費 リ ー ス 料 減 価 償 却 費 雑 費 小 計 篠.事業外費用 1.貸 倒 引 当 金 繰 入 2.雑 損 失 小 計 偲.特別損失 固 定 資 産 除 却 損 役 員 退 職 給 与 金 小 計 柴.税 等 法 人 税 等 小 計 芝.予備費 予 備 費 小 計 合 計 195, 459 2, 498, 110 23, 493 768, 744 1, 247, 299 164, 901 353, 000 2, 612, 020 30, 000 783, 250 1, 934, 880 182, 000 988, 702 1, 050, 000 881, 042 900, 000 165, 149 215, 000 273, 000 273, 000 1, 967, 662 1, 968, 400 319, 661 319, 661 960, 809 960, 809 90, 640 90, 410 344, 520 350, 000 619, 795 623, 000 0 80, 000 3, 200 25, 000 249, 948 210, 000 40, 788 42, 000 652, 811 686, 000 331, 377 386, 000 681, 580 930, 400 552, 163 550, 000 376, 147 390, 000 419, 186 43, 296, 266 39, 49 職員傷害保険料等 25年度見込繰入額 職員研修費 県医師会広告料等 役・職員諸会議出席旅費 得意先お祝い等 1回分旅費諸費 3回分旅費諸費 東北北海道ブロック会議等負担金等 全医協連等関係団体負担分 電話料・文書郵送料等 県医師会館費用分担分等 県医師会家賃他 自動車保険料 コピー用紙等 議案書等 パソコン等修理等 事務用備品 印紙税等 支払保険手数料等 車輛燃料代、車検代等 コンピューターリース料、コピー機リース料 25年度見込繰入額 諸雑費 82, 243 100, 000 25年度見込繰入額 308, 357 0 600 100, 000 390, 36, 754 440, 000 754 476, 1, 657, 200 0 廃棄予定なし 0 役員改選による退職金給付予定なし 0 1, 900, 000 657, 200 1, 900, 000 1, 5, 148, 608 3, 096, 177 25年剰余見込み(税引後) 148, 608 3, 096, 177 5, 029, 291 139, 042, 443 144, 借入金残高の最高限度額の承認を求むる件 原 案 最 高 限 度 額 1 千 万 円 役員選挙規約の一部改定の承認を求むる件 原 案 山形県医師会協同組合役員選挙規約の一 部を次のとおり改正する。 「第3条 役員の選挙は、総代会において 選挙の年の6月末日までに行わなければ 坑坑坑坑坑坑坑坑坑坑坑坑坑 ならない。」 50 山形県医師会会報 平成25年7月 第743号 編 集 後 記 アイスビール 用の氷が、試したところでは良いようだ。あまり このところ、庄内は梅雨空が続いて、時々激し 体に良さそうではないが、一気に喉を駆け抜ける い雷雨も見られる。それでも気温は高く、夜は結 爽快感は何とも言えない。 構蒸し暑くて寝苦しい。何もない日は早々と帰宅 東南アジアでは珍しくない飲み方らしいし、日 してTシャツ、短パンに着替え、そろそろ出始め 本でも氷を入れるビールも販売しているようだが、 た枝豆でビールを呑むのが、ここ数日の無上の楽 一般的ではないので普段酒場でそうした飲み方は しみである♪。 殆ど見かけない。 天の邪鬼にも、私は氷を入れたグラスにビール このビール、数杯飲干すと憑物が落ちたように を注ぎこんで飲むのが好きだが、これは氷が解け 正気に戻り、そのあとはいつもの酒になってしま てビールが薄くなるからという理由で嫌う人が多 う。 いらしい。 今日は職場の健診があり、血圧も腹回りも去年 美味しく呑むにはグラスをジョッキではなく少 より〜と注意され、小さくなって聞いてきた。 し大ぶりの口の広いものを選んで氷も多めに入れ、 今夜は外科の初物会という呑み会があり、これ ビールを注いでキッカリ1秒くらい置いてから直 が終わってから今度こそ鋭意精進(^^;ゞ…と心 後、氷が解ける前に一気に飲干すのがミソである。 に決めているところである。 氷も家庭の冷蔵庫のではなく、融けにくいロック 平成25年7月5日 印刷 平成25年7月10日 発行 山 形 県 医 師 会 会 報 第743号 ¥ 525 本会会誌の誌代525円は、 山形県医師 (栗谷 義樹) 発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 〃 〃 〃 中 條 明 夫 清 治 邦 夫 渡 辺 眞 史 山形県医師会 会会費賦課微収規程第2条別表に定め 発 行 所 一般社団法人 2473 山形市松栄一丁目6番73号 〒990TEL023-666-5200 FAX023-647-7757 る会費の中に含まれる。 印 刷 所 ㈱ 誠 文 堂 印 山形市本町一丁目7番50号 刷
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