OBC サポート技術情報 OBC 定型文書 セットアップが正常終了しなかった場合の対処方法 この資料は以下の製品について記述したものです。 ・奉行 21 シリーズ スタンドアロン製品 ・奉行 2000 シリーズ スタンドアロン製品 ●WINDOWS のスタートボタンより、[コントロールパネル]−[アプリケーションの追加と削除]を選 択後のリストに「MSDE」が表示されている時は、以下の手順にて削除するのではなく、必ず [アプリケーションの追加と削除]を利用して削除を行って下さい。その場合の削除方法の詳細 はセットアップマニュアルをご参照下さい。 重 要 この資料にはレジストリを編集する情報が含まれています。レジストリエディタの使用方法を誤る と、深刻な問題が発生し、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる事がありま す。レジストリエディタの誤った使用方法により生じた問題が常に解消できるかどうかは、弊社で は保証しかねます。レジストリエディタはご自身の責任下でご使用下さい。 削除方法 (1)MSDE の SQLServer サービスや SQLServer サービスマネージャーが起動している場合は終了 してください。 終了方法①:画面右下の SQLServer サービスマネージャーのアイコンが表示されている場合 アイコンをダブルクリックしてください 表示されたSQLServer サービスマネージャーでサービス( R)ボックスに[MSSQLServer ]が選択 されている事を確認し停止ボタンをクリックしてください。 また、このサービス( R)ボックスの[▼]をクリックすると[MSSQLServer ]のほかに[MSDTC] と [SQLServerAgent]が選択できます。起動(開始)されているものがあれば停止してください。 1/7 右上の×印で終了してください。 次に画面右下の SQLServer サービスマネージャーのアイコンを右クリックしてください。 表示されるメニューから[終了(×)]をクリックしてください。 終了方法②:画面右下の SQLServer サービスマネージャーのアイコンが表示されていない場合 [スタート]-[プログラム]-[MSDE]-[サービスマネージャ]を選択し、上述終了方法①と同様に3 種類のサービスを停止してください。 注 意 以下、ご利用製品のバージョンにより、手順が異なりますのでご注意ください。 (2) [Shift]キーを押しながら、製品の CD-ROM をセットします。 CD-ROM ドライブの作動ランプが消灯しましたら、[Shift]キーから手を離します。もし、 セットアップの画面が開始されてしまいましたら、キャンセルしてセットアップを終了 してください。 [スタート]−[プログラム]−[エクスプローラ]を開き、CD-ROM ドライブを選択します。 「ObcTools」フォルダの中に、「DLSQLRG.exe」が存在しているか確認して下さい。 存在する場合 4頁目以降の 「専用ツールを使用した MSDE のレジストリキーの削除方法」 をご参照ください。 終了後、(5)の手順へお進みください。 存在しない場合 (3)∼(4)の手順へお進みください。 2/7 (3)[スタート]−[ファイル名を指定して実行( R)…]を選択後、「REGEDIT」と入力し、OKボタンを 押します。 (4)レジストリエディタが起動しましたら、下の枠で括られたキーを右クリックして、表示されるメニ ューから削除を選択します。 この処理を繰り返し、3つのキーを削除します。(場合によっては存在しないキーもあります。 存在しているキーのみ削除して下さい。) ¥HKEY_LOCAL_MACHINE ¥SOFTWARE ¥MICROSOFT ¥MSSQLSERVER ¥SYSTEM ¥CURRENTCONTROLSET ¥SERVICES ¥MSSQLSERVER ¥SQLSERVERAGENT (5)[スタート]−[プログラム]−[エクスプローラ]を選択します。 セットアップ時に作成された「MSSQL7」フォルダを削除します。 この処理中に“∼を削除できません。アクセスできません。”というメッセージが表示された場合 は、パソコンの再起動をしてから再度削除して下さい。 (6)ご使用のコンピュータに奉行シリーズ LANPACK のクライアントプログラムがインストールされ ていない場合には、同じくエクスプローラでセットアップ時に作成された「 OBCWIN」フォルダを 削除して下さい。 (7)パソコンの再起動を行って下さい。 (8)以上で、処理は終了になります。 3/7 専用ツールを使用した MSDE のレジストリキーの削除方法 【概要】 セットアップが正常終了しなかった際に行う「データベース(MSDE)の削除」手順の中の1 つ、レジストリキーの削除を行うためのツール「DLSQLRG.exe」に関する手順書です。 本ツールは MSDE を使用している奉行シリーズのインストールトラブルの際に使用します。 奉行シリーズをインストールする際に、MSDE が正しくインストールされない場合など、 MSDE のインストールを再度行う前に本ツールを実行することで、不正なレジストリ(コ ンピュータの設定が書かれているファイル)を削除し、クリーンな状態に戻すことがで きます。 本ツールを実行すると MSDE が使用する以下のレジストリを削除します。 ・Software¥Microsoft¥MSDE ・Software¥Microsoft¥MSSQLServer ・Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥App Paths¥sqlserver.exe ・Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall¥MSDE ・System¥CurrentControlSet¥Services¥EventLog¥Application¥MSSQLServer ・System¥CurrentControlSet¥Services¥EventLog¥Application¥SQLServerAgent ・System¥CurrentControlSet¥Services¥MSSQLServer ・System¥CurrentControlSet¥Services¥SQLServerAgent 本ツールを実行するには以下の動作環境が必要です。 ・Windows95/98/Me/2000/Xp 及び WindowsNT4.0 が動作している環境 ・InternetExplorer Ver.4.01 以上が動作している環境 ・Windows2000/XP 及び WindowsNT4.0 の場合は、Administrator 権限が必要です。 4/7 【重要】 本ツールは MSDE が使用するレジストリを削除する機能です。 MSDE が正しく動作している環境で本ツールを実行すると、それらが動作しなくなります。 本ツールを誤って実行したことにより生じた問題が常に解消できるかどうかは、弊社で は保証しかねますのでご了承ください。 【実行方法】 1. OBC 専用レジストリ削除ツール(MSDE 用)を起動します。 [スタート]ボタンを押し、[プログラム]の中の[エクスプローラ]を選択します。 Shift キーを押しながら、製品の CD-ROM をセットします。 CD-ROM ドライブの作動ランプが消灯しましたら、 Shift キーから手を離し、[エクス プローラ]から CD-ROM ドライブを選択します。 CD-ROM ドライブの中の「ObcTools」フォルダの中にある「DLSQLRG.exe」をダブルクリ ックします。 OBC 専用レジストリ削除ツール(MSDE 用)が起動します。 2. 実行します。 「はい」をクリックすると、MSDE が使用するレジストリキーの削除を実行します。 5/7 3. 削除したレジストリキーの確認をします。 ※ご使用のコンピュータ上に存在しているレジストリキー(MSDE が使用するレジストリキー) だけが削除され、削除したレジストリキーを上記画面に表示します。 ※すでに MSDE が使用するレジストリキーが削除されていた場合には、上記の画面は表示され ずに以下のメッセージを表示します。 4. コンピュータの再起動を行います。 レジストリキーの情報を更新するため、「はい」をクリックし必ずコンピュータの再起 動を行います。 6/7 【対応バージョン】 奉行 21 シリーズ スタンドアロン製品 勘定奉行 21 勘定奉行 21 個別原価管理編 建設奉行 21 償却奉行 21 商奉行 21 蔵奉行 21 顧客奉行 21 給与奉行 21 就業奉行 21 申告奉行 21 内訳書・概況書編 奉行 2000 シリーズ Ver1.02∼ Ver1.01∼ Ver1.02∼ Ver1.00∼ Ver1.21∼ Ver1.21∼ Ver1.20∼ Ver1.12∼ Ver1.12∼ Ver1.00∼ スタンドアロン製品 勘定奉行 2000 勘定奉行 2000 個別原価管理編 建設奉行 2000 償却奉行 2000 商奉行 2000 蔵奉行 2000 顧客奉行 2000 給与奉行 2000 就業奉行 2000 申告奉行 2000 内訳書・概況書編 法定調書奉行 2000 Ver1.07∼ 未対応 未対応 未対応 Ver1.07∼ Ver1.07∼ 未対応 未対応 未対応 未対応 未対応 7/7
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