HP-50g電卓おぼえがき

HP-50g電卓おぼえがき
RPNモードでの使い方
2014-03-29作成 いよかん
2014-05-18版
もくじ
1.特長
2.キー
3.モード
4.操作
5.式
6.連立方程式
7.プログラム
8.その他
9.ショートカットキー
10.
2009-11-01 - 2010-05-13 にテキストで作成し
たものを元に書き直し追加したものです。
2
1.特長
機能
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
RPN ・・・ 統一された操作方法
大きなスタック領域と表示画面
モード切替なしにスタックと変数にいろいろ入力できる。(ベクトル、行列、複素数、n
進数、リスト、プログラム)
ベクトル
[1 2]
行列
[[1 2][3 4]]
複素数
(1., 1.)
n進数
# 10h
リスト
{1 2 3 4 5}
プログラム
<< 1000 + >>
CAS
SOLVER
UNDO
リストが便利 ・・・ 関数がリストに対応している
入力補助 ・・・ マトリクスエディタ、数式エディタ
テキストブック形式表示
グラフ
3
2.キー
キーの表記
「←」
右やじるし
「↑」
上やじるし
「→」
右やじるし
「√」
ルート
「↓」
下やじるし
「YX」
X乗
「⇐ 」
後退
「左シフト」
左シフト
「右シフト」
右シフト
4
2.キー
キーの位置
5
2.キー
キーの位置
6
2.キー
キーの関連付けについて
キー操作
ALP
HA
機能
「左シフト」「TOOL」
I
i
複素数のiはアルファベットのIのところ
「右シフト」「TOOL」
I
|
縦棒|はアルファベットのIに似ている
「√」
R
√
rootの先頭文字はrだから
「SIN」
S
SIN
SINの先頭文字がSだから
「X」
X
X
Xそのまま
「ALPHA」「右シフト」「6」
△
角度の△表示が数字の6(斜め)に似ている
「ALPHA」「右シフト」+「6」
°
角度△が度と関連するから
「ALPHA」「右シフト」「3」
?
3というより2に似ているが....
「ALPHA」「右シフト」「2」
!
2というより1に似ているが....
「-」
_
アンダーバーはマイナスに似ている
7
3.モード
画面でのモード表示
DEG
RAD
GRAD
FILES で作成
や指定や移動
ができる。
「左シフト」+「APPS」
XYZ
R△Z
R..
HEX
DEC
OCT
BIN
=
~
EXACTモード
APPROXモード
「右シフト」+「ENTER」でトグル
R
C
ALG
RPN
「左シフト」+「TOOL」でトグル
非表示
8
3.モード
RPNモードにするには?
• 「MODE」キーでモード設定画面を表示し、RPN
モード
RPNモードを設定する。
Algebraic
モード
9
3.モード
分数表示と実数表示を指定して計算する方法(EXACTモード時)
•
•
•
•
•
1 3 「÷」
1. 3 「÷」
1 3.. 「÷」
3 「1/X」
3. 「1/X」
→
→
→
→
→
‘1/3’
.333333333333
.333333333333
‘1/3’
.333333333333
• ‘1/3’ 「右シフト」「ENTER」 →
EXACTモード(=表示)
APPROXモード(~表示)
小数点を
つける
と・・・
.333333333333
「右シフト」+「ENTER」
でEXACTモードと
APPROXモードをトグル
する。
EXACTc
モード
「右シフト」「ENTER」で
→NUM となる。
10
3.モード
ポップアップメニュー/ソフトメニュー (フラグ 117)
例: S.SLV
CHOOSE Boxes
「左シフト」「7」
Soft MENU
Soft MENU
モード
「MODE」
MODE
F1
F2
F3
F4
F5
F6
フラグ 117 で切替
CHOOSE Boxes
Soft MENU
FLAGS
CHOOS
CAS
DISP
CANCL
OK
F1 RESET
F2
F3
F4
F5 CANCL
F6 OK
11
4.操作
1+2
RPNモードでの操作
3:
2:
1:
「ENTER」
3:
2:
1:
「1」
方法1:「1」
方法2:「1」
方法3:「1」
方法4:「1」
1
UNDO
「2」
2:
1:
1
2:
1:
2
3:
2:
1:
2:
1:
1
1
「+」
3:
2:
1:
3
3:
2:
1:
3
3:
2:
1:
3
「ENTER」
「SPC」
「2」
UNDO
「ENTER」 「2」 「ENTER」 「+」
「ENTER」 「2」 「+」
「SPC」 「2」 「+」
「SPC」 「2」 「ENTER」 「+」
2:
1:
1 2
「+」
1
2
UNDO
「ENTER」
「+」
12
4.操作
1+2+3
RPNモードでの操作の考え方
「1」 「ENTER」 「2」 「ENTER」 「+」 「3」 「ENTER」 「+」
または
または
または
「SPC」
「SPC」
「SPC」
省略可能
「1」「2」と入力すると12にな
る。1と2を区別して入力する
には、「1」「ENTER」「2」として、
「ENTER」で区切りをする。
(「ENTER」の代わりに「SPC」
でもOK)
省略可能
一旦スタックに入ったものは
区切りがつくのでその後は直
接数字を入力できる。1と2を
たし算したあとjは「ENTER」を
入れずに直接「3」を入力でき
る。
13
4.操作
画面が広いので前後関係
を確認しながら計算できる
80*(1+2/5)
2:
1:
「8」「0」
「ENTER」
2:
1:
80
「1」
3:
2:
1:
「÷」
3:
2:
1:
80
1
80
1
2
3:
2:
1:
「5」
3:
2:
1:
5
80
「ENTER」
3:
2:
1:
80
1
「ENTER」
2:
1:
80
2:
1:
1
「2」 2:
1:
2
80
1
2
80
1
2/5
「+」
80
1+2/5
「×」
2:
1:80*(1+2/5)
「右シフト」
「EVAL」
「ENTER」
「ENTER」
4:
3:
2:
1:
80
1
2
5
2:
1: 112
2:
1: 112.
14
4.操作
スタック
SWAP
DUP
3:
2:
1
1: 100
3:
2: 100
1:
1
「→」
3:
2:
1
1: 100
DROP
「→」
3:
1
2: 100
1: 100
「ENTER」
3:
1
2: 100
1: 100
「↑」
「⇐ 」
3:
2:
1
1: 100
「⇐ 」
とりあえず、今
の値をスタック
へ保存するとき
3:
2:
1:
スタック画面
F1
F2
F3
F4
F5
F6
ECHO
VIEW
EDIT
PICK
ROLL
ROLLD
F1
F2
F3
F4
F5
F6
→LIST
DUPN
DROPN
KEEP
GOTO
INFO
F1 LEVEL
1
スタック画
面でのソフ
トメニュー
15
4.操作
アルファベットの入力
大文字 ZZ の入力
「ALPHA」 「÷」
Z
コマンドをソフトメ
ニューで入力するより
直接入力したほうが早
い場合がある。
「ALPHA」 「÷」
Z
小文字 zz の入力
「ALPHA」 「左シフト」 「÷」
z
「ALPHA」 「左シフト」 「÷」
z
大文字の連続入力と途中での小文字入力
「ALPHA」
「ALPHA」
「÷」 「÷」 「÷」 ・・・ 「左シフト」 「÷」
Z
Z
Z
z
大文字連続入力開始
「÷」 ・・・ 「ALPHA」
Z
大文字/小文字切替
連続入力終了
小文字の連続入力と途中での大文字入力
「ALPHA」
「ALPHA」 「左シフト」 「ALPHA」 「÷」 「÷」 「÷」 ・・・
z
z
z
大文字連続入力開始
「左シフト」 「÷」 「÷」 ・・・「ALPHA」
Z
z
大文字/小文字切替
連続入力終了
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