助成金交付要綱

○助成金交付要綱
(制定 平成27年9月1日 要綱第1号)
改正
平成28年4月1日
要綱第1号
(趣旨)
第1条 この要綱は、東日本大震災の早期復興支援並びに安全安心で楽しい自
転車利用促進のシンボルとして、「CYCLE AID JAPAN」を各地のサイクリング大
会を通して、一人でも多くの自転車愛好家の方々に応援して頂くことを目的
に、一般社団法人自転車協会(以下「自協会」という)サイクリング大会開催
助成金(以下「助成金」という)を交付することに関して、必要な事項を定め
るものとする。
(交付の対象)
第2条 助成金交付の対象となるサイクリング大会は、次に掲げるすべての要
件に該当するものとする。
(1)大会名に「CYCLE AID JAPAN」の冠を付けること。
(2)大会は原則一般参加型のサイクリング大会とし、大会主催者は、地方自治
体等非営利な団体であること。
(3)参加費の中から、走行距離1Km=10 円で換算した金額を東日本大震災の
復興の募金に充てること。
*募金額(走行距離×参加者数)は大会終了後自協会に開催実績報告書並
びに助成金交付願い(様式第4号)にて報告すること。募金先・募金方法
については、自協会と別途協議のうえ決定する。
(4)「CYCLE AID JAPAN」の活動を理解した上で、大会会場等での自協会の広
報物の配布や当該大会 HP に自協会のリンクバナーを掲出する等の協力を
行うこと。
(5)申請年度内に事業が終了すること。
(6)事業に相応の継続性が認められること。
2 前項の規定にかかわらず、助成を受けようとする大会が、次の各号のいず
れかに該当する場合は、助成金を交付しない。
(1)政治的、宗教的な活動を主たる目的とするもの
(2)特定企業の営利活動を主たる目的とするもの
(3)暴力団等反社会的勢力の利益となる恐れのあるもの。
(4)前各号に掲げるもののほか、自協会が不適当と認めるもの
(交付対象経費)
第3条 当該サイクリング大会開催にかかる諸費用(機材・機器購入費、人件費
など)の一部とする。
(助成金の額)
第4条 助成金は自協会の予算の範囲内において交付するものとし、当該サイク
リング大会総事業費用の1/3または 3百万円の何れか低い額を上限とする。助
成金の額に千円未満の端数が生じた場合、これを切り捨てるものとする。
(交付の申請)
第5条 助成金の交付を受けようとする団体の代表者(以下「申請人」とい
う。)は、助成金交付申請書(様式第1号)に次に挙げる書類を添付して
自協会理事長(以下「理事長」という)に、事業実施予定日の原則6カ月前
までに提出しなければならない。
(1)定款、寄附行為、会則又は規約等
(2)事業計画書(別紙1)
(3)資金計画書(別紙2)
(4)前号に掲げるもののほか、理事長が必要と認める資料
(審査会の設置)
第6条 助成金の交付の適正を期するため、自協会は審査会を設置する。
2 審査会は、理事長の諮問に応じ、助成金の申請内容について審査し、その
結果を答申するものとする。
3 審査会は、自協会の常任理事会とする。
(交付の決定)
第7条 理事長は、審査会の答申を受け、当該申請が助成金を交付すべきもの
と認めたときは、助成金交付通知書(様式第2号)により、また交付しないと
認めたものについては、助成金不交付通知書(様式第3号)により、申請人に
その旨を通知する。
2 理事長は、前項の規定により助成金の交付を決定した場合において、必要
な条件を付すことができる。
(申請内容の変更)
第8条 前条第1項の規定により助成金の交付の決定を受けた申請人は、事業
計画、予算及び事業内容等を変更(軽微な変更を除く)し、又は、サイクリン
グ大会の開催が困難になった場合は、速やかに自協会に連絡しなければなら
ない。
(実績報告)
第9条 助成金の交付決定を受けた申請人は、事業終了後速やかにその開催
状況について、開催実績報告書並びに助成金交付願い(様式第4号)に決算報告
書(別紙3)を添付して理事長に報告するものとする。
なお、助成金申請額は当初「助成金交付申請書」(様式第1号)で申請した助成
金交付希望額を上限とすること。
2 理事長は、必要と認めるときは、助成金の使用状況等について調査を行う
ことができる。
(交付額の確定)
第10条 理事長は、前条第1項の報告について、その内容を精査し、適当と
認めたときは、助成金の交付額を確定し、助成金交付額確定通知書(様式第5
号)により、申請人に通知するものとする。
(交付の請求)
第11条 申請人は、前条の規定による通知を受けた場合、速やかに助成金交
付請求書(様式第6号)を理事長に提出するものとする。
(助成金の交付)
第12条 助成金の交付は、前条の規定による請求に基づき、申請人名義の口
座に直接振り込むことにより、これを行うものとする。
(助成金の返還)
第13条 理事長は、助成金の交付を受けた申請人が次の各号のいずれかに該
当する場合と認めたときは、助成金の全部又は一部の返還を求めることができ
る。
(1)申請事項に虚偽又は事実と相違する記載があった場合
(2)助成金を他の用途に使用した場合
(3)前2号に掲げるもののほか、理事長が不適当と認める事由が生じた場合
(その他)
第14条 この要綱に定めるもののほか、助成金の交付に関し必要な事項は、
理事長が別に定める。
附 則(平成27年9月1日要綱第1号)
1 この要綱は、平成27年9月1日から施行する。
2 この要綱は、平成27年9月1日以降にスポーツイベント開催助成金交付
申請を行う大会に適用する。
附則(平成28年4月1日要綱第1号)
1 この要綱は、平成28年4月1日から施行する。
2 この要綱は、平成28年4月1日以降にスポーツイベント開催助成金交付
申請を行う大会に適用する。