「Quantification」(数量拾い)で集計表の作成手順について

Navisworks2015
「Quantification」
(数量拾い)で集計表の作成手順について
<事前準備>
Navisworks の既定環境では、プロパティ値が英語のみ対応となっております。
お手数ですが、事前に以下のオートデスク社 QA-8199 より、
定義ファイルのコピー作業を行ってください。
■Quantification 機能で値が自動取得できない
http://tech.autodesk.jp/faq/faq/adsk_result_dd.asp?QA_ID=8199
以下、実際の操作手順となります。
<手順>
1. リボンメニュー[ホーム]タブ→[ツール]パネル→[Quantification] を実行します。
2.「Quantification ワークブック」が表示されます。
「プロジェクトの設定」ボタンを押します。
3.「Quantification 設定ウィザード」が表示されます。
「一覧にあるカタログを使用」から”なし”を選択し「次へ」を選択します。
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4.「測定単位」で”メートル単位”を選択し「次へ」を選択します
5.「数量拾いプロパティを選択」を「次へ」を選択します
6.「表面仕上げ」ボタンを押し終了します。
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7.「Quantification ワークブック」の上部にあるアイコンより「項目カタログ」を実行します。
「項目カタログ」ウィンドウが表示されます。
8.「項目カタログ」ウィンドウにて「新規項目」を選択します。
任意の名称(集計の対象となる内壁や衛生器具/配管設備など)を付けます。
9. 「Quantification ワークブック」を見ると作成した項目名が表示されます。
この下に、検索条件を利用しオブジェクトをマッピングしていきます。
10. 選択セットより、集計したいオブジェクトの「検索セット」を選択します。
11.「選択ツリー」を表示し選択されたオブジェクト(青く反転表示)の上で右クリックします。
「Quantification」→「数量拾い:新規項目」を実行します。
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12.結果「Quantification ワークブック」の右下のウィンドウにオブジェクトが追加され、
「項目カタログ」で表示されていた「変数」
(体積、重量など)のプロパティが表示されます。
また、その上部にはプロパティの合計値が表示されています。
13.希望のプロパティ値が表示されない場合は、続けてマッピングルールを設定する必要があります。
再度「項目カタログ」を開き「項目のマッピングルール」タブを開きます。
14.「数量拾いプロパティ」に値を抽出したいカテゴリやプロパティを設定します。
例えば、体積を任意のプロパティから抽出する場合は、
「モデルの体積」の個所に、抽出したい値が入っているカテゴリ、プロパティを割り当てます。
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▼例ではカテゴリで“要素”
、プロパティで“Volume”を割り当てています。
15.マッピングルールを変更後に結果に反映させるには「Quantification ワークブック」にて一度数量拾いした
オブジェクトを右クリックし「数量拾いを削除」します。その後再度、数量拾いを実行しなおしてください。
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▼当初は空欄だった「体積」に値が入りました。
16.最後に Excel に書き出します。
「Quantification ワークブック」右上のアイコン→「選択した数量を Excel にエクスポート」で書き出しま
す。
▼「項目ピボットテーブル」シートでは、オブジェクト別に値が表示
▼「グループピボットテーブル」シートでは、合計値が表示
手順は以上です。
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