学習シラバス 公民科

学習シラバス 公民科
科
目 名
単位数
現代社会
学
2
科・学 年・類 型
普通科・第1学年
1 学習の到達目標等
1
人間の尊重と科学的な探究の精神に基づき、広い視野に立
って現代の社会と人間について理解を深めます。
2 現代社会の基本的な問題について主体的に考え、公正に判断
学習の到達目標
できる能力を育成します。
3 人間としての在り方生き方について考える力の基礎を養い、
良識ある公民として必要な能力と態度を育てます。
高等学校 改訂版 現代社会 (第一学習社)
使用教科書・副教材等
新 現代社会要点ノート(啓隆社)
最新図説 現社 (浜島書店)
2 学習計画及び評価方法等
(1)学習計画等
学
学
習 内 容
月
学
習 の ね ら い
期
考
査
範
囲
大衆社会の特徴について理解を深めます。
○現代社会の特質と
社会生活の変化
・大衆社会
・少子高齢社会
・高度情報化社会
・国際化
4
少子高齢社会について理解し、その進展による
問題点を考察します。
高度情報化社会について理解し、情報化の進展が
社会に及ぼす影響について考察します。
国際化とは何かを理解し、異文化理解・異文化との
共生について考えます。
中
間
○現代に生きる青年
・青年期の意義と
1
自己形成
・現代社会における
青年の生き方
5
学 ○現代に生きる
○現代の経済社会と
私たちの生活
・経済社会と経済体制
・現代の企業
・市場経済のしくみ
・経済成長と景気変動
考
査
各自で興味・関心のあるテーマについて研究レポー
トを作成し、現代社会の諸問題に対する理解を深めま
す。
私たちの課題
期
青年期の心理について理解し、自立とは何かを考え
ます。
青年期という時期を歴史的な視点で理解します。
発達課題と自己実現を成し遂げることの意義につい
て理解し、欲求や自己実現について深く理解します。
6
「経済主体」や「資本主義」といった用語の把握を
通じ、経済のしくみについて理解を深めます。
株式会社を中心とする企業のしくみを理解するとと
もに、企業の社会的責任についても考察します。
市場原理、インフレとデフレ、通貨供給量について
理解します。
価格機構の働きを理解し、寡占成立とそれによって
もたらされる諸現象や弊害について考察します。
期
末
考
査
・政府の経済的役割と
租税の意義
・金融機関のはたらき
7
通貨制度、金融機関の役割、日銀の金融政策などに
期
ついて理解を深めます。
財政政策について理解を深め、日本の財政の課題に 末
ついても考察します。
考
査
1 【課題・提出物等】
整理ノート・ワークブック・復習課題 など
学
【1学期の評価】
考査成績(中間考査・期末考査)・ノート・ワークブック・各種の課題・日常の
期
学習活動を総合的に評価します。
戦後の経済民主化、高度経済成長について理解します。
8
中
・戦後の日本経済の動き
中小企業の諸問題と今後のあり方について考察します。
9
・産業構造の変化
労使関係、労働者保護などについて理解を深めます。
間
日本の公害問題、公害防止について考えを深めます。
・雇用と労働問題
消費者主権について理解し、企業の社会的責任と国の
・公害の防止と環境保全
消費者保護政策について考察します。
考
・消費者保護と契約
現在の社会保障制度のしくみを理解するとともに今後の
・社会保障と国民福祉
社会保障制度の在り方について考察します。
査
2
○現代の民主政治と
10
私たちの生活
市民革命やその中で生まれた思想である社会契約説
・民主政治における
また、民主主義の基本原理の意味を考察し、合わせ
個人と国家
て基本的人権の確立と拡大の経緯を理解します。
・基本的人権と法の支配
学 ・世界のおもな政治体制
期
・日本国憲法の基本原理
日本国憲法の成立過程、憲法の三つの基本原理が目
11 指すものについて理解を深めます。
末
・平和主義と安全保障
日本国憲法の平和主義の特色について理解し、憲法
と自衛隊をめぐる諸問題を考察します。
・基本的人権の保障と
新しい人権
平等権・自由権・社会権が私たちの生活とどのよう
に関わるか考えるとともに、新しい人権の意味とその
背景について考察します。
期
考
査
・国民主権と
議会制民主主義
12
議会制民主主義・議院内閣制の原則や国会・内閣の
権限について理解を深めます。
期
・内閣と行政の民主化
行政の民主化の問題について考察します。
司法権の独立の必要性について考え、裁判所の役割
について理解します。
・裁判所と人権保障
末
考
査
【課題・提出物等】
整理ノート・ワークブック・復習課題・夏休み課題など
【2学期の評価】
考査成績(中間考査・期末考査)・ノート・ワークブック・各種の課題・日常の学
習活動を総合的に評価します。
・地方自治と住民の福祉 1
地方自治の意義、組織と運営、課題について理解し
・世論形成と政治参加
ます。現代政治における世論と民主政治との関係、行
政の果たす役割について考え、現代民主政治の課題に 学
ついて考えを深めます。
2
○国際経済の動向と
日本の役割
東西両陣営の対立、非同盟諸国の動向や冷戦終結な 年
ど戦後国際政治の過程について理解します。
日本の安全保障政策について理解し、国際社会の一
員として何をすべきか、今後の日本の役割について考 末
えます。
学 ○国際政治の動向と
戦後の世界経済の流れを学習し、日本と世界の経済 考
のしくみについて理解します。先進国・発展途上国間
3
での経済協力の意義や役割について理解を深め、その
なかでの日本の役割について考察します。
3
日本の役割
査
期
○現代に生きる倫理
「よく生きる」とはいかに生きることか、西洋・東洋
の先人たちの考え方を理解します。
【課題・提出物等】
ノート・ワークブック・復習課題・冬休み課題など
【3学期の評価】
学年末考査の成績・ノート・ワークブック・各種の課題・日常の学習活動を総合的
に評価します。
【学年末の評価】
1学期成績・2学期成績・3学期成績の算術平均で評価します。
確かな学力を身につけるた
めのアドバイス
・「現代社会」を学ぶことは、君たちの生活の場を理解する
ということです。常に「なぜ」という疑問を持ち、自らの
知識で探求的に思索してください。
・複雑な現代社会を正しく認識するために、新聞・TVな
どのニュースに関心を持ちましょう。その際、単に現象
面だけにとらわれることなく、ものごとを広い視野で捉
えることが大切です。
授業を受けるにあたって守
ってほしい事項
・毎時間、教科書やノートを使って予習し、出された課題
は仕上げておいてください。
・授業開始のチャイムが鳴るまでに、教科書・授業ノート
・筆記用具などをきちんと準備して着席し、授業がすぐに
始められるようにしてください。
・授業後には、教科書・ノート等を用いて復習しておいて
ください。特に、授業を欠席をした場合は、友人の助力
を得て必ず授業内容を把握しておいてください。
(2)評価の観点、内容及び評価方法
君たちの学習状況は、「関心・意欲・態度」、「思考・判断」、「資料活用の技能・
表現」及び「知識・理解」の4つの観点で評価します。
評 価 の 観 点 及 び 内 容
関心・意欲・態度
思考・判 断
資料活用の
技能・表現
知識・理 解
・現代社会の基本的な問題と人間にか
かわる事柄に対する関心を高め、意欲
的に課題を追求しているか。
・平和で民主的な社会の実現に向けて
参加・協力する態度を身に付け、その
自覚を深めようとしているか。
・現代社会の基本的な諸問題に関わる
事柄から自らの課題を見い出し、広い
視野に立って多面的・多角的に考察し
ているか。
・社会の変化や様々な立場を踏まえ、
主体的に考え公正に判断しているか。
・現代社会の基本的な諸問題に関連す
る資料を様々なメディアを利用して収
集し、その中から有用な情報を主体的
に選択して活用しているか。
・問題解決のために調査・検討・考察
した過程やその結果などを、適切な方
法で表現しているか。
・現代社会の基本的な諸問題について
人間尊重と科学的探求の精神に基づい
て理解するとともに、その知識を身に
付けているか。
評
価 方 法
・定期考査
・授業参加の姿勢
・ノートの内容
・課題等の内容と提出状況
・定期考査
・質問に対する発表内容
・課題等の内容
・定期考査
・質問に対する発表内容
・課題等の内容
・定期考査
・質問に対する発表内容
・ノートの内容
・課題等の内容