平成 年度 (施設名) 施設管理者による 保全点検シート チェック項目 目次 ●保全点検を始める前に・・・1 ●屋根・屋上・・・2 ●屋根・屋上/その他 ・・・3 ●外壁・・・4 ●開口部(1)・・・5 ●開口部(2)・・・6 ●内部床・・・7 ●内壁・・・8 ●内部天井・・・9 ●敷地・・・10 ●電気設備・・・11 ●給排水衛生設備・・・12 ●空気調和設備・・・13 ●防災設備(1)・・・14 ●防災設備(2)・・・15 ●防災設備(3)・・・16 ●昇降機設備・・・17 ●通信欄(記入例)・・・18 ●通信欄・・・19 天理市 建設部 営繕課 ●「保全点検を始める前に」 ※1「CHECK」 を参考に、保全点検シートを完成さ せてください。 ※1 ※2 「点検内容」に該当する項目があれば、”✓”を 付けてください。 ※3 ※3 ”✓”がついた箇所の状況を出来る限りわかり やすく記入してください。部屋名なども記入してくださ い。 施設の設備に該当しない内容には、”該当なし”と記 入してください。 ・棟が分かれている場合は、棟ごとに点検を行ってく ださい。 ※2 ・維持保全(建築基準法第8条) 「建築物の所有者、管理者または占有者は、その建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努 めなければならない。」 例えば、外壁では、タイルやモルタルの剥離で人身事故がおこり、管理責任を問われるケースもしばしばみられます。 (過去の事故 平成元年11月 北九州市 RC造10階 築17年 搭屋部タイルが31m下に落下 通行人死亡2名 重傷1名) ・建物の点検は、保全の手引きp.16※注意事項を参照し、基本的に目視で、危険のないようできる範囲で、行いましょう。 ・点検項目(電気設備・防災設備・昇降機設備等)には、業務委託されている内容もあります。専門業者でないと点検できな い内容もありますので、委託している専門業者に確認しながら記入を行ってください。 ・通信欄には、 「不良個所の対処内容」や点検者が日頃、施設管理を行う上で、「疑問に思っていること」等を、記入してください。 ・建物の管理分担を明確にするため、以下の内容の記入を行ってください。 建物維持保全責任者→→(例: 所長 保全太郎 ) 防火管理者→→(例:副所長 維持花子 ) ・委託している業務点検は→→( 例:特殊建物等の定期調査 )(例:建築設備の定期調査 ) (例:昇降機等の定期調査 )(例:消防設備の定期調査 ) 上記内容は、保全の手引きp.38~「建築物・建築設備等に係る法的規制に基づく定期的保全業務一覧表 」参照してくださ い。 (参考文献:「建物維持保全ハンドブック」竹中工務店 建物維持管理ワーキンググループ編 「建物はどのように働いているか」エドワード・アレン著) 1 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.16「屋上」 *保全通信第4・8号 * ※印は用語集へ! 点検日 点検者 ●屋根・屋上 点検対象 点検内容 判定 ドレン廻りや排水溝にゴミ詰まりや金物の腐食 がある ※ ルーフドレン排水溝 フタが、付いていない □ ゴミ詰まりや雨漏れがある □ 塗装の剝れ・変形・破損がある □ 塗装の剝れがある □ 樋 鉄部材 (手摺・柵・タラッ 発錆している部分がある(特に足元廻り) プ・丸環・その他) ※ 部材に変形がある ※ パラペット笠木 (金属製) □ □ □ 表面の汚れ・付着物がある □ 変形・破損(傷・凹み・ゆるみ・がたつき)が ある □ 錆・腐食・変退色などの表面劣化がある □ ※ シーリング材に硬化・破断などの劣化がある □ 表面の汚れ・付着物がある・エフロレッセンス ※ ※ パラペット笠木(コン の発生がある クリート製) 変形・破損(欠け・ひび割れ・浮き)がある □ ※屋上防水 シートのはがれ・割れ・浮き・水たまりなどが ある □ 伸縮目地 目地材の硬化・盛上り・消失・水たまり・雑草 の発生がある □ ※ 保護塗装の劣化・はがれなどがある 屋上防水・立上り部 (露出防水層) 防水層のふくれ・ジョイント部のめくれ・表面 砂のはがれがある □ 瓦など屋根材料にズレ・亀裂・破損・割れがあ る □ 金属材に変形・破損・めくれ・塗装の剝れ・発 錆がある □ 葺き材(勾配屋根) □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 2 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.16「屋上」 *保全通信第4号 点検日 ・※印は用語集へ! 点検者 ●屋根・屋上/その他 点検対象 点検内容 ※ 庇 バルコニー(出入口建 具を含む) その他 判定 モルタルの亀裂がある □ 下面に漏水の跡シミがある □ 葺き材(瓦・アスファルト葺き材など)にズ レ・めくれ・亀裂・塗装劣化・発錆がある □ 床面に割れ・浮き・剝れ・エフロレッセンスが ある ※ □ 手摺に発錆・変形・破損、脚部の亀裂・エフロ レッセンスがある ※ □ 天井面に漏水の跡がある □ 建具に発錆・シーリング材の劣化がある ※ □ 建具がスムーズに開閉しない □ 建具の鍵がかかりにくい □ 設備機器廻り、土台脚部に損傷がある □ 配管取り出し口の貫通部に汚れ、シーリング材 の劣化がある ※ エキスパンションジョイントに変形・損傷があ ※ る □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 3 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引き p.17「外壁」 *保全通信第4号 * ※印は用語集へ! 点検日 点検者 ●外壁 点検対象 コンクリート打放し 塗装 吹付け 点検内容 判定 ひび割れ・露筋がある ※ □ コンクリート表層の剝れがある □ チョーキング(粉化)が起きている ※ □ ひび割れ・浮き・剝れ・露筋がある ※ □ チョーキング(粉化)が起きている ※ ひび割れ・浮き・剝れがある □ ひび割れがある □ 浮き・はらみ・欠けがある □ せり出し・割れ・欠けがある □ ぬれ色現象(石のシミ)がある □ 表面塗装にチョーキング・退色・ムラがある ※ 金属の点食・錆がある □ パネルにがたつきがある □ 割れ・欠けがある □ 塗装のひび割れ・剝れがある □ 錆・腐食がある □ 変形・ガタツキがある □ □ タイル 石 金属パネル ALCパネル ※ 外部鉄部 □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 4 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート *保全の手引きp.19 「通路・階段・ドア・窓」 * ※印は用語集へ! check! 点検日 点検者 ●開口部(1) 点検対象 金属製建具 点検内容 判定 建具部材に傷・凹み・欠けがある □ 建具部材に錆の発生がある □ 建具部材塗装の剝れがある □ 建具部材塗装面のチョーキング・変退色がある ※ □ 建具部材に汚れ・付着物がある □ 漏水・結露がある □ 枠廻りの気密ゴムに劣化がある □ (特に外部からチェック)枠廻りのシーリング ※ 材に剥離・ひび割れ・破断がある □ 可動部がスムーズに動かない □ 建具金物留付け部のゆるみ・ガタツキがある ※ □ 鍵がかかりにくい □ 建具部材に反り・ねじれがある □ 建具部材に腐食がある □ 建具部材の塗装に剝れ・チョーキング・変退色 がある ※ □ 建具部材に汚れ・付着物がある □ 漏水・結露がある □ 可動部がスムーズに動かない □ 建具金物留付け部にゆるみ・ガタツキがある □ 鍵がかかりにくい □ 木製建具 □ □ 5 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.19 「通路・階段・ドア・窓」 * ※印は用語集へ! 点検日 点検者 ●開口部(2) 点検対象 ガラス 点検内容 判定 ガラス面に傷・ひび割れ・欠けがある □ ガラス面に汚れ・付着物がある □ ガラス廻りシーリング材に剥離・ひび割れ・破 断がある ※ ガラス廻り成型ゴムに変形・ひび割れ・破断が ある □ 網入りガラスに錆の発生がある ※ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 6 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.18,19 「床・壁・天井」 点検日 点検者 ●内部床 点検対象 合成樹脂塗床 ビニルタイル ビニルシート 木製床 カーペット 点検内容 判定 清掃で取れない汚れがある □ ふくれ・剝れ・ひび割れがある □ 表面が全体に摩耗している □ 浮き・剝れがある □ 表面が摩耗して荒れている □ 歩くと軋み音がする □ 板が反って凹凸を生じている □ 浮き・剝れがある □ 著しい汚れがある □ パイル(毛足)の抜け・すり減り・ほつれがあ る □ 歩くとガタつくところがある □ 割れているところがある □ 浮き・剝れがある □ 割れているところがある □ 石 タイル □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること ※部屋により仕上げが違う場合は部屋名を記入 7 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.18,19 「床・壁・天井」 点検日 点検者 ●内壁 点検対象 塗装吹付け 点検内容 判定 拭いても取れない汚れや、白い粉がある □ 著しい変色・色褪せがある □ ひび割れや剝れ・めくれがある □ 清掃で取れない汚れ・しみがある □ □ 布・ビニールクロス 著しい変色・色褪せがある 剝れているところがある □ 割れている所がある □ 浮いている所がある(打音により確認する) □ 板の反りやずれがある □ 割れ・欠けがある □ 石・タイル 化粧合板・ボード □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること ※部屋により仕上げが違う場合は部屋名を記入 8 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.18,19 「床・壁・天井」 点検日 点検者 ●内部天井 点検対象 点検内容 判定 著しい変色・色あせがある □ はがれている所がある □ 著しく汚れている □ 板の反りやジョイント部がずれている □ 割れ・欠けがある □ 布・ビニルクロス 化粧合板ボード □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること ※部屋により仕上げが違う場合は部屋名を記入 9 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.18「敷地」 * ※印は用語集へ! 点検日 点検者 ●敷地 点検対象 門・塀 点検内容 判定 鉄部の錆や塗装の剝れがある □ コンクリートやブロックのひび割れ・傾きがあ る □ 門扉の開閉に支障がある □ 舗装材のひび割れ・目違い・剝れがある □ 地盤が部分的に沈下して水たまりが出来ている □ 排水枡が土砂などで詰まっている ※ □ 排水枡が沈下・傾斜・破損している ※ □ 敷地地盤 地中設備 □ 外灯 ポールが発錆・腐食している □ 草木が枯れている □ 病気・害虫が広がっている □ 植栽 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 10 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! ●電気設備 点検対象 受変電設備 *保全の手引きp.19、20、21 「電気設備」 (1)受変電設備・非常発電設備 (2)動力・電灯設備 * ※印は用語集へ! 点検内容 判定 電気火災用消火器は有効期限内のものが設置さ れていない □ 電気室に漏水・浸水がある、またその形跡があ る 著しいサビがある □ 施錠されていない □ 自家用電気工作物の定期点検報告書が提出され ていない □ 植え込み等が引込ケーブルの障害となっている □ 異常音・異常臭がある □ ※ 計器用変成器の取替時期となっている(15年 目) コンセント設備 照明設備 □ コンセント差し込み口、プレートが発錆してい る □ タコ足配線がある □ スイッチ、コンセントが被水・湿気・粉塵にさ らされている □ スイッチ、コンセントが破損している □ ゴミ等により、照度の低下を招いている □ 蛍光灯、水銀灯用安定器は耐用年数内(7~10 年)を超えている ※ □ 球のちらつき・黒ずみがある □ 安定器のうなり・過熱がある □ 器具反射板の汚れ・変色がある □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 11 点検日 点検者 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.22,23 「給排水衛生設備」 * ※印は用語集へ! 点検日 点検者 ●給排水衛生設備 点検対象 給水設備 給湯設備 排水設備 点検内容 判定 水槽の定期清掃と水質検査を実施していない □ 水槽の点検蓋が施錠できていない □ 各系統の止水バルブの場所を把握していない、 操作できる状態ではない □ 赤水の発生がある □ ポンプの異常音・発熱・振動がある □ 使用水量に異常な変化がある □ 給湯量に大きな変化がある(漏水の可能性) □ 給湯温度の低下がある □ 赤水の発生がある □ 貯湯式給湯器の安全弁が正常に動作しない □ ガス給湯器の連動換気扇が動作しない □ 床排水口から異臭がある □ 排水が詰まる時がある □ グリーストラップを定期的に清掃していない ※ □ ウォータークーラーが間接排水になっていない □ 汚水ます、雑排水ますの定期清掃を実施してい ない ※ □ □ 器具に破損・傾き・ガタツキがある □ 衛生器具(トイレ・洗 各器具給排水管からの水漏れがある 面器具等) □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 12 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp.23,24 「空調設備」 点検日 点検者 ●空気調和設備 点検対象 空気調和設備 換気設備 点検内容 判定 吹出口・吸込口に汚れ・障害物がある □ 間仕切り等により室内気流が阻害されている部 屋がある □ 空調機に異常音がある □ フィルタの清掃が定期的に行われていない(月2 ~3回程度) □ 室外機の周囲に樹木等の障害がある □ ガス器具連動が正常に動作しない □ 煙・臭気がスムーズに排気されていない □ 外気取り入れ口・排気口に障害物がある □ 厨房排気ダクトは定期的に清掃されていない □ 給排気ファンに異常音がある □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 13 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! ●防災設備(1) 点検対象 自動火災報知設備 ※ *保全の手引きp.25~33 「災害時の備えと対応」 *保全通信第1号 *保全通信第6号 * ※印は用語集へ! 点検内容 判定 電源が入っていない □ 総合盤の表示灯が点灯していない □ 発信機の周囲に物が置いてある ※ □ 感知器の塗装剝れ・変形・損傷・脱落がある □ 間仕切りなどにより未警戒区域が発生している □ □ 非常放送設備 ※ 非常電話設備 消火器 屋内消火栓設備 電源が入っていない □ 一斉放送・階選択などの操作機能が正常でない □ スピーカの変形・損傷・脱落がある □ 音が十分にきこえない □ 正常に通話できない □ 所定の位置に配置されていない □ 消火器の使用期限(10年)が切れている □ 「消火器」の標識がない箇所がある □ ポンプの電源が入っていない □ 表示ランプが点灯していない □ 全面に物が置かれている □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 14 点検日 点検者 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート *保全の手引きp.25~33 check! 「災害時の備えと対応」 *保全通信第1号 *保全通信第6号 * ※印は用語集へ! ●防災設備(2) 点検対象 スプリンクラ設備 非常照明 点検内容 判定 ポンプの電源が入っていない □ アラーム弁の位置表示が見えにくい、制御弁が 開いていない □ スプリンクラヘッドの周囲に、家具や吊り物な どの障害物がある □ スプリンクラヘッドの塗装・変形・腐食・水漏 れがある □ 非常灯バッテリーが充電されていない(モニ ターランプが緑点灯していない、または赤ラン プが点灯している) □ 避難口・通路誘導灯が常時点灯していない □ 誘導灯が避難場所から障害物などで見通せない □ 排煙口がテープ貼りや棚などで開放不能状態に なっている □ 操作ボックスに容易に近寄れない □ 二方向避難ができない □ 避難経路に障害となる物品や可燃物が置かれて いる □ 避難口扉・非常口扉を開くことができない □ 防火戸・防火シャッターの開閉に障害となる物 品が置かれている □ 避難口の屋外に障害物がある □ 階段の踊り場に避難の障害となる物品が置いて ある □ 避難器具の着地点止め金具が取り出しにくい □ 避難器具の周囲と着地点に障害物がある □ 避難器具は、有効期限を過ぎている □ 避難器具が、腐食している □ 誘導灯 排煙設備 ※ 避難通路 避難階段 避難器具 ※施設により必要項目があれば、追加すること 15 点検日 点検者 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! ●防災設備(3) 点検対象 防火戸 *保全の手引きp.25~33 「災害時の備えと対応」 *保全通信第1号 *保全通信第6号 * ※印は用語集へ! 点検内容 判定 手動による閉鎖が出来ない □ 煙感知器で自動閉鎖しない □ 電気配線・カーペットなどで完全閉鎖の障害に なっている □ くさび・物品などで閉鎖を妨げている □ □ 避雷突針やポールなどの支持金物の破損・脱 落・腐食がある □ □ 避雷設備 □ 台風対応策 敷地内の排水ますが詰まっている ※ □ ルーフドレン、雨どいの詰まりがある ※ 屋上、バルコニー、屋外などに飛散するものが ある □ 転倒のおそれのある看板類その他のものが置い てある □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 16 点検日 点検者 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート check! *保全の手引きp24 点検日 点検者 ●昇降機設備 点検対象 エレベーター 点検内容 判定 操作用キーが厳重に管理されていない □ 異常音・異常振動・異臭・発煙がある □ かご敷居にゴミや小石が詰まっている □ 機械室への関係者以外の立ち入り禁止と鍵の管 理が厳守されていない □ 機械室換気口の周辺に障害物を置いてある □ 機械室・シャフト内に漏水がある □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ※施設により必要項目があれば、追加すること 17 状況 年 月 日 施設管理者による 保全点検シート ●通信欄(記入例) 点検日 通信欄には、点検者が日頃、施設管理を行う上で心配なこと、疑問に思っているこ と、点検の不良個所のまとめなどを記入してください。 年 月 日 点検者 (例) ・(平成25年度の点検業務委託の不良個所まとめ) 消防設備点検・・・感知器の未警戒箇所、感知器不良(事務室の火災が感知できない状態と記載有り) 昇降機定期検査・・・リミットスイッチの作動不良 受水槽点検・・・満水検出用電極棒 不良 ・受水槽のオーバーフローから水が時々溢れても、警報が鳴らない 電極棒を業者さんに頼んで 交換してもらえば良いのか・・・所管課に何度か連絡したがそのままでよいのか ・消防設備点検の委託業者からの報告書に、「自動火災報知設備 受信機のバッテリー切れ」とあり、所管課に連絡。 18 施設管理者による 保全点検シート ●通信欄 点検日 通信欄には、点検者が日頃、施設管理を行う上で心配なこと、疑問に思っているこ と、点検の不良個所のまとめなどを記入してください。 19 点検者 年 月 日 用語集** ** ルーフドレン・・・屋上やバルコニーの雨水を 集めて縦樋に流す雨水排水金具。 タラップ・・・清掃や点検時などに昇降するた め、壁に取り付けられる金属製のはしご状の ものをいう。 パラペット・・・屋上やベランダの外周部の先 端に設けられた低い立上りの壁。建造物の 上面・先端を保護する。屋根防水の納まり 上、重要な役割を持っている。 丸環・・・鉄筋コンクリート造の建物の屋上パ ラペットにとりつける金属製の輪で、かんた んな外壁の修理などの時の吊り足場の固定 に使う。 シーリング材・・・水密・気密を目的として目 地や隙間(すきま)などに充填(じゅうてん)す る、合成樹脂または合成ゴム製のペースト状 (のり状)の材料で、コーキング材ともいわれ る。外装材のジョイント部やサッシ廻り・ガラ スのはめ込み部などに用いられる。 エキスパンションジョイント・・・エキスパン ションとは「膨張」「拡大」の意味。床や壁に2 0~50ミリのすき間(クリアランス)を人工的 に作り、金属のカバーを取付け、建物の床や 壁にひび割れが生じることを防ぐ目的で使用 される。 用語集1 用語集** ** 屋上防水・・・建物や構造物を雨、雪、水、紫 外線等から守り長期的に保護すること。大き く分けて、シート防水(「貼る」工法)、塗膜防 水(「塗る」工法)、アスファルト防水(「塗る」 +「貼る」の複合工法)、がある。 シート防水・・・合成高分子ルーフィングを合 成ゴムまたは合成樹脂の接着剤で下地に張 り付けた防水層を用いた防水工法をいう。 シート防水 シートが下地からはがれた状態 塗膜防水・・・液体状の合成樹脂系の防水材 料を塗布し、被膜を形成して防水する工法。 アスファルト防水・・・アスファルト及びアス ファルトフェルトなどを数層重ね、防水層(防 水効果を有する層)を構成する工法。 塗膜防水 アスファルト防水 庇・・・窓、出入口部に設ける屋根上のものを いう。 樋がつまり、屋上で水が溜まり、 雨漏りしていると考えられるシミ 露筋(ろきん)・・・鉄筋コンクリート造の鉄筋 が露出してしまった重度の劣化状態。クラッ ク(ひび割れ)等から雨水や炭酸ガスが躯体 内に浸入し、コンクリート中性化が促進され る。 躯体内の鉄筋に錆が発生すると鉄筋の体積 が膨張し、鉄筋周辺のコンクリート片が押し 出される。 用語集2 用語集** ** エフロレッセンス・・・コンクリートやモルタル の表面に白い生成物(白華)が現れる現象 のこと。この現象は、コンクリート内に入った 水分が可溶性物質と一緒に表面に出て蒸発 することで白く見えること(一次白華)、もしく は、空気中の二酸化炭素と反応して白く固ま ること(二次白華)によって起こる。 チョーキング・・・表面の光沢がなくなり、色が あせて手で触れると粉が手につく塗装の劣 化の現象。 ALCパネル・・・発泡剤で多孔質化した軽量 気泡コンクリート。板状にしたものは「ALC 板」 若しくは 「ALCパネル」と言う。工場でパ ネル状に作られ、現場で設置される。吸水性 があるため、ひび割れを放っておくと、中の 鉄筋が錆びる恐れがある。 建具金物・・・開き戸、開き窓などの開閉の 軸となる金物のことをいう。 蝶番 フロアヒンジ 排水・汚水ます・・・排水管(下水管)にゴミや 汚泥が流れ込み詰まると掘り起こして工事を するなど手間が掛かる。それを防ぐ目的で配 水管の曲点や合流部などの詰まり易い部位 に蓋付の枡を埋設し、ゴミや汚泥などは枡に 溜まって水だけが配水管を流れるようにした 構造物。定期的な掃除が必要。 土砂が詰まってしまった排水ま 網入りガラス・・・網入りガラスは本来、消防 法や建築基準法により、防火地域や準防火 地域に取り付けの義務が定められているも の。 網入りガラスが、火災で割れてもガラスの破 片が飛散しないということから、怪我の被害 を少なくしたり、隣家などへの燃え広がりを 防ぐことが目的。網入りガラスに防犯の機能 はない。 用語集3 排水ますの構造 用語集** ** 計器用変成器・・・主回路の大きな電流を計 器に適した小電流に変性するもの。通常は 電力会社から支給される。 有効期限 安定器・・・蛍光ランプやHIDランプなどの放 電ランプを使った照明器具には必ず安定器 が使われています。照明器具を設置して10 年経つと外観に異常が無くても内部の部品 (安定器・ソケット・配線など)劣化は進行して いる。安定器へのPCB含有コンデンサの使 用は1972年(昭和47年)8月をもって中止 している。交換後のPCB入り廃安定器(また は、PCB入り廃コンデンサ)は施設管理者が 責任を持って保管する。 安定器 グリストラップ・・・厨房・その他の調理場、工 場などから排出される排水中に含まれる油 脂を分離・捕集するためにの装置。排水の中 に含まれる油脂分やごみくずなどを分離、収 集し、直接下水道に流さない役割を果たして いる。なお、業務用厨房等は、グリース阻集 器(グリストラップ)の設置が義務付けられて いる。(建設省告示第1597号) 自動火災報知設備・・・発信機や火災により 発生する熱や煙を自動的に検知する感知器 を用いて、受信機、音響装置(ベル)を鳴動さ せて建物内に報知することにより、避難と初 期消火活動を促す設備。 発信機 自動火災報知設備 非常放送設備・・・自動火災報知設備の作動 に連動、または放送設備の操作部を人が操 作することで、建物内に設置されたスピーカ を通じて災害の発生およびその状況等を 人々に知らせるものであり、多数の者がいる 防火対象物等に設置が義務づけられてい る。 排煙設備・・・建物の火災により発生した煙を 排気する装置の総称。排煙口、排煙ダクト、 防煙壁等が建築基準法、消防法によって規 定されている。 排煙窓 用語集4 オペレーター
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