XEU

OWL-EDX35/EUシリーズ
取扱説明書
《XEU》
この度は弊社製品をご購入頂き、誠に有難うございます。本製品を正しくお使い頂く為に、ご使用前に必ず本
説明書を御一読下さい。また本取扱説明書の末尾に保証書が付いておりますので、ご購入された年月日が特定で
きるレシートなどと共に、紛失しないよう大切に保管して下さい。
【注意】
★本説明書では、External Serial ATA(外付け用のシリアルATA)を略し、eSATAと表現します。
★eSATAインターフェイスは、現在Windows2000/XP/Vistaのみのサポートとなっています、従いましてその他の環
境下での動作保証はしていません。
(WindowsME,98SE及びその他のOSでもeSATAインターフェイスが動作する環境であればご利用可能です)
★本製品のハードウェア及びソフトウェアは、全てのPC環境への適合を保証するものではありません。又データ
の消失や破損に付きましても保証の対象外となります。大切なデータは必ずバックアップをしてください。
★本製品は改善のため予告無く製品の仕様を変更する場合がありますので予めご了承下さい。
★本説明書は、ハードディスクドライブをHDD、パーソナルコンピュータをPCと表現しています。同様にその他の
名称も略称で表現しています。
★安全規格上、付属のDC電源アダプタは本製品専用となっておりますので、他の製品への流用、又は他製品から
の流用はできません。
1.付属品(生産時期やロットによって付属品が変更になる場合が有ります)
・取扱説明書兼保証書(本書)
・eSATA 接続ケーブル
・SATA to e-SATA変換ケーブル(PCIブラケット付)
・USB 接続ケーブル
・DC電源アダプタ
・インナーカートリッジ(交換用)
・皿ネジ(インチ)
1枚
1本
1本
1本
1台
1個
8本
2.各部の説明
【正面】
Power ON、HDD アクセスランプ
電源 ON(青)点灯
アクセス時(オレンジ)点滅
電源スイッチ(フレーム
ロックレバー)
左へスライドして ON、
右へスライドして OFF
吸気口
フレーム部
ケース
インナーカートリッジ
(インデックス収納)
注意:吸気口(メッシュ部分)、排気口は押さないでください。また吸気口、
排気口の前を塞がないようにしてください。
1
【背面】
フレームロックレバー
(写真はロック解除状態です)
排気口
DC 電源入力ジャック
(DC−IN)
eSATA ポート
USB ポート
(mini-B タイプ)
左方向にフレームロックレバーをスライドさせロック状態、中央のボタンを押しな
がら、右へスライドでロック解除になります。
ケースからインナーカートリッジを取出す方法は、フレームロックレバーのロックを解除して、インナーカートリッ
ジの開閉ボタンを押し、カートリッジ前面を持ちながら、取出します。(手順は 3-1 取外しの項目を確認ください)
【注意】フレームロックレバー解除がされないまま、無理にインナーカートリッジを強く引きますと本製品が破損す
る可能性がございます。
3.ハードウェアの組込み
本製品はSATA 接続 3.5
HDDを1台搭載することが可能です。(本製品にHDDは付属しておりません)
3−1 取外し
①電源スイッチの中央を押しながら右へスライドします。
【スイッチ OFF 状態】
電源スイッチ
②インナ-カートリッジの
カートリッジロックを押します。
③インナ-カートリッジのレバーを引きな
がら本体から引抜きます。
2
3−2 SATA HDDの組込み
①インナーカートリッジに HDD を取付けます。付属の皿ネジ(インチ)4 本で HDD を固定します。
②インナーカートリッジの前面を開いた状態にします。
③フレームロックレバーを解除します。
電源スイッチの中央を押し
ながら右へスライドします。
④インナーカートリッジの前面を開いた状態で
本体に挿入します。
インナーカートリッジとフレームが
接触するまで挿入してください。
悪い例
(挿入が浅い)
⑤カチッと音がしてカートリッジレバーストッパーが
閉まるまで押します。
良い例
⑥カートリッジが収まったら、左方向にフレームロック
レバーをスライドさせロックします。
3
インデックスカバーについて
インナーカートリッジのフロント部分のインデックス
カバーを引き上げて、中にインデックスシートを収納す
ることができます。
※インデックスシートは添付しておりません。
3−3 パソコンへの接続
3−3−1
パソコンへの接続は USB 接続と eSATA(変換ケーブルを使った SATA)接続が可能です。
======= USB 接続 =======
======= eSATA, SATA 接続 =======
●eSATA ポートの場合
USB ケーブル
パソコンの
USB ポートへ
接続します
●SATA ポートの場合
パソコンの
SATA ポートへ
接続します
DC 電源アダプタ
本製品
付属の
SATA
to
e-SATA
変換
ケーブル
パソコンの
eSATA ポートへ
接続します
eSATA ケーブル
SATA to e-SATA
変換ケーブル
DC 電源ケーブルを本体の
DC-IN に挿入します。
eSATA
ケーブルへ
パソコンの SATA
ポートへ
3−3−2 パソコンでの外付け HDD の認識
すでにフォーマット済みの HDD を組込んだ場合は、パソコンに接続するとマイコンピュータ上に、新しいドライ
ブ名が表示されます。新品や未フォーマットの HDD ですと、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コン
ピュータの管理」→「ディスクの管理」にて、ディスクの初期化を行い、パーティションの作成→フォーマット
を実行してください。
【注意】
★本製品を「SATA to e-SATA 変換ケーブル」を使用して、パソコンの SATA インターフェイスに接続する場合には、以下の3つ
の条件をすべて満たすことでホットプラグ機能に対応しております。お客様の環境が以下の条件に当てはまらない場合、組込み
や取外しは必ず PC の電源を OFF にしてから実施してくだい。PC が起動している状態での組込みや取外しは、HDD や PC を破損す
る恐れがあります。
○ホットプラグ対応条件
・SATAⅡ対応HDDを使用していること。
・SATAⅡ対応マザーボード(SATAホストインターフェース)を使用していること。
・SATAⅡ対応デバイスドライバを使用していること。
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4.ソフトウェアの組込み
4−1 eSATA接続の場合
本製品のeSATAインターフェイスは各OS共ソフトウェアの組込みは必要ありません。ただし、ご使用され全
てのOSにおいて、マザーボードのeSATA(SATA)ポートや、ご使用のeSATA(SATA)カードが正しく認識されてい
て、問題なく動作している必要があります。
※マザーボードのeSATAポートや、eSATAカードに関しましては、各メーカーに問合せ願います。
4−2 USB接続の場合
本製品のUSBインターフェイスは、Windows Vista/XP/2000/MEではWindows OS標準のデバイスドライバを使
用しますので、接続するだけで自動認識します。Windows98SEの場合はデバイスドライバのインストールが必
要になりますので、以下の方法でインストールしてください。
※Windows98DriverはWindows98SE以外では使用しないでください。他のOSで使用しますとOSに悪影響を与え
る場合があります。
1、弊社サポートページより、ドライバをダウンロードします。詳細につきましては弊社サポートページ
をご確認ください。
【注意】
★本製品のeSATAポート及びUSBポートには、どちらか片方を接続してご使用ください。双方同時に接続いたしま
すと、故障などを引起こす恐れがあります。
★本製品をパソコンから取外す場合、USB接続での使用後は、Windowsの取外し処理を実行し 安全に取外す事が
出来ます のメッセージが出てから取外してください。それ以前に取外しますと、HDD・本製品・データなど
の破損を招く恐れがあります。eSATA(SATA)接続で取外しアイコンがない場合は、データアクセスが無い事を
アクセスランプやPC側の画面・ランプなどで確認の上、取外してください。
★本製品のインナーカートリッジを取出す際は本製品の電源がOFFであることを確認の上、HDDの回転が止まった
のを確認してから取出しを行ってください。HDDは本製品の電源終了後も回転している場合があります。
★新品(未フォーマット)のHDDを使用する場合は、必ずディスクの初期化およびフォーマットを実行する必要が
あります。Windows XPの場合には、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」→「デ
ィスクの管理」にて、HDD内にパーティションを作成し、フォーマットをしてください。また、WindowsME,98SE
はNTFS形式に非対応のため、NTFS形式のパーティションは認識しません。
※詳細はご使用中の各メーカーのマニュアルをご確認いただくか、各メーカーにお問合せ下さい。
★本製品は5V+12V系HDD対応となっております、3.3V系が必要なHDDでの動作は未確認です。
★吸気口、排気口を塞がないよう注意してください。
★本製品はPCのUSBまたはeSATA(SATAポート)に接続した状態で、HDDに電源供給、内部FANの回転が開始されます。
★使用中の発煙・異臭・異音・突然の電源OFF(シャットダウン)が発生した場合は、直ちに使用を中止して、本
製品の電源を切ってください。そのまま使用されると火災・けが・感電などの事故や組込み部品破壊の原因に
なりますので、弊社サポートセンターに点検・修理を依頼してください。お客様独自判断で確認、点検された
ことによる二次的損害(マザーボード・CPU・メモリー・HDD等の部品破壊・データ消失等)費用等の保証につ
いては、弊社は一切その責任を負いません。
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