Jules 氏、PC/Mac 双方で利用可能な C++ ライブラリ「JUCE」発表! 遅ればせながら、8/6 に K-V-R の公式フォーラムにて Jules 氏が Windows/Mac 双方で実行可能なプ ログラムを作るための C++ 用クラスライブラリ「JUCE」を発表しました(以前から、そのような 活動をしているという発言はありましたが)。 •EK-V-R の書き込みはこちら http://www.kvr-vst.com/forum/viewtopic.php?t=51854&sid=676e92a0e8155da9a3cdc23576a17202 •E「JUCE」の公式ページはこちら http://www.rawmaterialsoftware.com/juce/ プログラミングをされない方のために噛み砕いて説明します。 まず、 「C++」というのはプログラムを作成する時に利用するプログラム言語の一つです。その際 に利用する命令が、Windows 用と Mac 用で異なるため、Windows 用と Mac 用どちらかのプログラ ムが必要になるわけです。 これを、双方で同じ命令を使えるようにすることで、同じプログラムが Windows/Mac 双方で利用 可能になるというわけです。 なお、 「JUCE」は GPL(要するに誰でも使える)ですので、これが普及すれば、Windows で作成 したものから簡単に Mac 用のプログラムを作成することが可能になります(勿論、逆も可)。実際 に、Tracktion 作成にも使われているようです。 「JUCE」そのものは Tracktion ユーザーには一見関係ないようですが、これが普及すると特に Windows に比べてフリーソフト等が少ないといわれる Mac にも、今後様々なフリーソフトが開発 される可能性がありますので、もしかすると凄いことになっちゃったりするかも・・。 オーディオインターフェースも「DirectSound, ASIO and CoreAudio 対応」とかなってますし、開発 者にとっては画期的と言えるでしょう。それに「将来的には VST/DX/AU/ その他にも対応したい」 というようなことも書いていますし・・!! 1
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